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仙台・宮城・陸奥
1518
:
荷主研究者
:2012/04/30(月) 11:35:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120414t11023.htm
2012年04月14日土曜日 河北新報
仙台市復興計画・エコモデルタウン実現へ 補助金8億円交付
仙台市が震災復興計画に盛り込んだ災害に強い省エネ型の「エコモデルタウン」について、市は13日、総務省の2012年度補助金として約8億円の交付が決まったと発表した。宮城野区の田子西土地区画整理事業地で、情報通信技術(ICT)を駆使して電気と都市ガス、太陽光発電を最も効率のいい割合で提供できるエネルギーシステムを構築する。
復興公営住宅の集合住宅4棟(計180世帯)、一般向け一戸建て住宅16棟の屋上や敷地に、太陽光パネル(出力計約40キロワット)を設置。公営住宅そばに(1)一括受電装置(2)大型のガスコージェネレーション(熱電併給)(3)太陽光発電用の蓄電池(約25キロワット)−などを備える「エネルギーセンター」を建設する。
大規模災害時には集会所などにエネルギーを継続的に供給する。スマートメーター(次世代電力計)をはじめ電力の需給状況を可視化する機器も導入し、需給が逼迫(ひっぱく)した際の節電協力に対する優遇制度の実現可能性を探る。
総事業費は約24億円。補助金以外の財源は震災復興特別交付税で賄い、市の一般財源からの持ち出しはない。エネルギーシステムは12年度中に完成予定で、市は7月をめどにシステムを管理運営する事業主体を募集、選定する。
市産業プロジェクト推進課は「エコモデルタウンの実現を一歩進められる意義は大きい。ICTを活用した災害に強い街づくりを発信していきたい」と話している。
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