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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

1072荷主研究者:2011/03/13(日) 15:57:29

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110313_43.htm
2011年03月13日日曜日 河北新報
仙台市、被災者向けに仮設住宅整備を検討

 仙台市は12日、東日本大震災の被災者向けに、仮設住宅を整備する検討に入った。沿岸部を襲った大津波で倒壊した住宅が相当数に達するとみられることから必要と判断した。入居条件や利用期間など、具体的な制度設計は今後、詰める。

 宮城野区の榴岡公園といった大規模用地への建設に向け関係部局で協議している。太白区あすと長町などに土地を所有する鉄道建設・運輸施設整備支援機構に建設地の提供を依頼したほか、独立行政法人都市再生機構(UR)にも賃貸住宅の提供を打診している。

1073小説吉田学校読者:2011/03/14(月) 21:08:42
写真と共に罹災者数の記事を噛みしめる。
災害報道は、数字で語られがちで、当然、数字は重要でありますが、その中身は、一個人の生命や生活の集合体であるのを忘れてはならない。

「死者は万人単位」宮城県知事が見通し
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103140011.html

 東日本大震災による死者数が約1700人にのぼることが朝日新聞の調べでわかった。安否確認のできない人の数は1万2千人以上となった。宮城県の村井嘉浩知事は13日、県内の死者数について、万人単位になるとの見通しを示した。
 朝日新聞が、警察庁や各警察本部、自衛隊、自治体などの情報を集計した。結果、死者数は14日午前0時現在、岩手、宮城、福島など12都道県で1697人以上、安否確認のできない人は1万2412人以上となった。
 うち宮城県での死者は643人。警察庁や県警によると、仙台市若林区の荒浜地区で約200人、東松島市の野蒜(のびる)地区で200人以上の遺体が見つかった。県内では遺体安置所に次々と運び込まれており、竹内直人県警本部長は13日の県災害対策本部会議で「遺体の数が万人単位に及ぶことは必至だ。それを想定して対応して欲しい」と発言。村井知事も「私も万人単位になるだろうと思う」と話した。
 同県南三陸町の対策本部によると、町民約1万8千人のうち、町内にある複数の避難所に計約7500人がいるが、約1万500人の安否確認ができていないという。
 警察庁によると、岩手県内では14日午前0時現在、死者は502人で、行方不明者は315人。これとは別に防衛省によると、同県陸前高田市で300〜400人の遺体が見つかったという情報がある。
 同庁や福島県によると、県内では死者401人、行方不明者1189人となっている。
 死者や安否不明者の数はさらに増えるとみられる。岩手県災害対策本部に寄せられた被害情報によると、釜石市が約3万1千人、大槌町が約1万2千人、山田町が約1万人の住民と連絡が取れない状態だという。ただ、市町外に避難している可能性もあるという。
 また観光庁によると、同庁が日本旅行業協会を通じて、被災地域(青森、岩手、宮城、福島、茨城)への旅行客の安否状況を調べたところ、この地域を訪れていたとみられる約4100人のうち、約2500人の安否が確認できていないことが分かった。

写真 大津波で壊滅的な被害を受けた宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区で、女性が道路に座り込んで涙を流していた=13日午前10時57分、恒成利幸撮影

1074荷主研究者:2011/03/17(木) 23:27:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110314t13002.htm
2011年03月14日月曜日 河北新報
生活情報/交通/JRは運転見合わせ/地下鉄きょう一部再開

◇JR
 東北新幹線と宮城県内のJR在来線は14日も終日運転を見合わせる。

 JR東日本仙台支社によると、県内では新幹線車内に取り残されている乗客はいないが、仙台駅をはじめ運転施設に被害が出ている。

 在来線では東北、常磐、仙石線各でレールなど運転施設に損傷があるという。安全確認作業を続けており、現時点で運転再開の見通しは立っていない。

◇地下鉄・バス
 仙台市交通局は14日、東日本大震災の影響で全線運休していた市地下鉄南北線の運行を一部再開する。市バスは主要幹線路線を不定期ダイヤで運行する。

 地下鉄運行区間は富沢―台原駅間。運行ダイヤは、台原発が午前5時42分〜午後11時50分、富沢発が午前5時35分〜午後11時47分。4両編成で、約8分間隔の運行となる。

 台原駅以北の黒松―泉中央駅間のコンクリート製高架橋に、多数のひびやレールのゆがみが発生。八乙女駅の屋根部分の鉄骨アンカーも破断している。市交通局は台原―泉中央間の運転を見合わせ、直通の無料バスを運行する。

 市バスの運行路線は以下の通り。

 北方面
 八乙女駅―虹の丘入口経由仙台駅、泉ビレジ―北仙台経由仙台駅、住吉台―泉中央駅、旭ケ丘―宮町経由仙台駅、桜ケ丘―北仙台経由仙台駅、西中山―山手町経由仙台駅

 南方面
 八木山南―愛宕大橋経由仙台駅―交通局、長町営業所―長町駅経由南仙台駅西口、長町営業所―長町南駅経由恵和町

 東方面
 東仙台営業所―原町経由仙台駅、東仙台営業所―中江経由仙台駅、鶴ケ谷―原町経由仙台駅、霞の目営業所―志波町経由仙台駅―交通局大学病院前、霞の目営業所―大和町経由仙台駅―交通局大学病院前、霞の目営業所―遠見塚経由仙台駅―交通局大学病院前、霞の目営業所―若林経由仙台駅―交通局大学病院前、陸前高砂駅―原町・仙台駅経由交通局

 西方面
 川内営業所―広瀬通経由仙台駅、川内営業所―青葉通経由仙台駅、国見ケ丘3丁目―貝ケ森経由仙台駅、国見ケ丘1丁目―南吉成経由仙台駅、白沢―R48経由仙台駅、茂庭台―西花苑・折立経由(西道路直通)仙台駅、大国神社―みやぎ台・八幡町経由仙台駅、畑前北―赤坂・八幡町経由仙台駅

 岩手県交通(盛岡市)は14日、盛岡地区で路線バスの運行を開始する。対象は11路線。連絡先は019(654)2141。

◇道路
 仙台市災害対策本部によると、13日午後2時現在、通行止めとなっている主な道路や場所は次の通り。

 青葉区高野原2〜3丁目、太白区八木山橋、向山鹿落坂、秋保温泉線、仙台南部道路、中山幹線1号線、仙台城址線、県道塩釜亘理線の仙台港付近、片平丁線、折立団地7号線の折立4丁目付近、荒巻青葉4号線
   ◇
 宮城県警は13日、救援活動の優先道路としている高速道などを走行する場合、事前の届け出を義務化することを決めた。各署に通行を届け出て、認められれば通行車両確認標章を得る。標章がないと通行できない。

 対象となる道路は東北、常磐、三陸の各自動車道と仙台北部、仙台東部、仙台南部の各道路と、気仙沼市内の国道284号、三陸道米谷インターチェンジから南三陸までの国道346号。

 引き続き、仙台市内全域などで車の使用を控えるように要請している。仙台市以外の区間は塩釜市から南三陸町までの国道45号、登米市迫町から気仙沼市に至る国道346号、塩釜市から亘理町までの県道塩釜・亘理線。
   ◇
 宮城県警は13日、被災者の救助や支援物資輸送車の通行を優先する「緊急交通路」を3区間で追加指定した。一般車の通行を禁止する。3区間は次の通り。

 東北自動車道仙台南インターチェンジ(IC)―仙台東部道路若林ジャンクション(JCT)―常磐道山元IC▽東北道富谷JCT―三陸道利府JCT―国道398号(登米市東和町米谷越路、国道45号との交差点まで)▽国道284号(気仙沼市名木沢の岩手県境―同市古町4丁目の国道45号との交差点まで)

 既に県内全区間で指定している東北道に加える措置。期間は4月12日まで。
   ◇
 国道6号の宮城県山元町坂元―福島県境間の通行止めが13日、解除された。

1075荷主研究者:2011/03/17(木) 23:28:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110314t13056.htm
2011年03月14日月曜日 河北新報
仙台−山形、新潟行き 長距離バス運行を再開

 仙台市内では14日朝、長距離バスの乗り場でも列ができた。仙台―山形間は13日、仙台―新潟間は14日に運行を始めた。宮城から県外に向かう唯一の公共交通機関で、出張や旅行中に地震で足止めされた人や、実家などに一時身を寄せる人たちの利用とみられる。

 仙台―山形間は、JR仙台駅前から午前8時すぎに始発が出発した。駅前の青葉通沿いにある乗り場では午前9時ごろ、300人以上の列ができた。宮城県庁前の乗り場でも同じ頃、600人以上が並んだ。

 仙台への出張中に被災した八戸市の会社員鈴木克弥さん(46)は「避難所や同僚宅で3日間過ごした。秋田、弘前を通って帰る。家族と連絡は取れているが、心配なので早く戻りたい」と話した。

 仙台―山形間は、宮城交通と山交バスの共同運行で、14日は夜まで計17便を運行する予定。バスの調整がつけば、複数台を同時に出発させる。

 仙台―新潟間は新潟交通とJRバス東北の共同運行で、通常1台のバスを5台に増やした。仙台駅東口から2〜3時間おきに8便を運行する計画。東口の窓口や電話、ホームページからの事前予約が必要という。

1076荷主研究者:2011/03/17(木) 23:29:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110314t73014.htm
2011年03月14日月曜日 河北新報
山形行きバスに長い列 定期運行一部再開

震災で帰宅できなかった人たちが山形行きのバスを待つ長蛇の列をつくった=仙台市青葉区の県庁前

 仙台―山形間の路線バスが13日、定期運行を一部再開した。震災後、宮城から県外へ向かう唯一の公共交通機関となり、足止めされていた首都圏などの帰宅困難者が長蛇の列をつくった。

 山形市からは、震災被害を免れた山形空港へのアクセスが容易。新潟行きの高速バスもあり、JR上越新幹線で首都圏に乗り継ぐこともできる。

 始発停留所の県庁市役所前には正午ごろ、300メートル以上の列ができた。

 出張中に被災し、避難所に滞在した横浜市の平田哲治さん(25)は「避難所は寒く、疲れた」と話した。妻と5カ月の男の子を連れて兵庫県に帰る大学教員成沢健さん(28)は「山形から大阪(伊丹)への臨時便があると聞いた。予約はしていないが、ミルク用のお湯が出るだけ山形の方がいい」と話した。

 山形交通は同日、宮城交通と共同で臨時便として13便を運行。東北自動車道、山形道は通行できないため、国道286号を経由。運行時間は通常の1.5倍の1時間半ほどかかる。

 山形交通は「14日も燃料の手配と運転手の人繰りがつく限り、なるべく運行したい」と話す。

1077荷主研究者:2011/03/17(木) 23:31:55
これは深刻だ…
>支社の社員全約6800人中、約3割の安否が不明

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110315t12032.htm
2011年03月15日火曜日 河北新報
JR、復旧めど立たず 仙台駅ホーム天井数十メートル落下

東北新幹線ホームでは天井の板がはがれ、ホームに落下。壁が崩落し、漏水も生じている=14日正午ごろ、JR仙台駅

 11日の東日本大震災で運転施設が甚大な被害を受けたJR東日本。東北新幹線では車両が脱輪し、東北の在来線も、三陸沿岸部で列車ごと津波にのまれた区間も出た。安否不明の社員も多数いて、運転再開のめどは全く立たない。

 東北新幹線は、地震時から白石蔵王―古川間に上下4本が止まったまま。乗客にけがはなく、既に救出された。仙台駅から北に4.5キロの地点で、試験走行中だったE2系が脱輪した。白石蔵王―福島間で、レールの継ぎ目のずれなどが目立っている。

 仙台駅の被害も激しい。新幹線ホームの天井の板が、数十メートルにわたってはがれ落ちた。柱の中を通る水道管が破損し、ホームに水が流出。駅構内は今も立ち入り禁止になっている。

 東北新幹線は東京―那須塩原間に限り、15日からの運転再開を目指すものの、福島以北の見通しは立っていない。

 在来線では、特に沿岸部の被害が大きい。仙石線東名―野蒜間(東松島市)、常磐線山下―浜吉田間(宮城県山元、亘理両町)などでは列車が津波にさらわれ、駅が冠水した。石巻、気仙沼両線のほとんどの区間は、津波注意報が解除になるまで調査に入ることさえできなかった。東北線梅ケ沢―新田間(登米市)でも線路が陥没している。

 JR東日本仙台支社によると、支社の社員全約6800人中、約3割の安否が不明。多くの鉄道設備が破壊された上、資材と人材の不足も深刻。東北では羽越線や奥羽線で一部運転を再開しているが、被害路線の復旧の見通しは立っていない。

1078荷主研究者:2011/03/17(木) 23:33:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110315t15044.htm
2011年03月15日火曜日 河北新報
生活情報/交通 地下鉄全線開通に数ヵ月

◇地下鉄・バス
 仙台市は14日の災害対策本部会議で、震災の被害で台原―泉中央駅間が運休している市地下鉄南北線について、全線開通まで数カ月かかるとの見通しを明らかにした。

 鉄骨部分が破損した八乙女駅の上屋を詳細に調べた結果、大きな余震があった場合、崩落の恐れがあることが判明。周辺の高架橋などにも破損が見つかり、復旧工事に当初の想定より時間がかかるという。

 仙台―山形間の高速バスは15日、17往復運行する予定。バスを運行している山交バスによると、燃料の軽油が残り2〜3日分となっており、16日以降は減便も想定されるという。

 岩手県北バスは15日、盛岡市、岩手町、八幡平市、一戸町、九戸村で路線バスの通常運行を再開する。ただし安比高原線は運休、盛岡大学線は休校日ダイヤで運行する。

◇道路
 地震による影響で通行止めになっている宮城県内の県道と、その区間や地域は14日現在、次の通り。

 白石柴田線・白石市白川内親―下小倉、蔵王川崎線・川崎町北川橋、古川松山線・大崎市古川志田橋、鳴子池月線・大崎市岩出山沢月木、築館登米線・栗原市築館照越、鹿島台鳴瀬線・二子屋橋、丸森柴田線・角田市坂津田、白石上山線・蔵王町遠刈田温泉大鳥居―山形県境、牡鹿半島公園線・石巻市鮎川浜―鬼形、利府松山線・大郷町粕川―新掘橋、升沢吉岡線・大和町吉田―志田川橋、名取村田線・村田町菅生サーキット東側、仙台三本木線・大崎市三本木市道多高田線付近、栗駒岩出山線・大崎市岩出山上野目天王寺、閖上港線・名取市閖上宮下橋、河北桃生線・石巻市辻堂―雄勝町釜谷、涌谷三本木線・美里町小牛田化粧坂、名取村田線・村田町内田、大和幡谷線・大郷町不来内、杉ケ袋増田線・仙台東部道路―塩釜、南蔵王七ケ宿線・七ケ宿町横川―長老湖、古川一迫線・栗原市高清水小山田、栗駒岩出山線・大崎市岩出山下真山
  ◇
 仙台市内の通行止めになっている市道と区域は次の通り。

 市道新川ハイランド線・青葉区新川左手山、市道仙台城路線・青葉区川内、市道向山1号・太白区向山1丁目、市道大平線・泉区福岡岳山、市道八木山二沢線・太白区八木山弥生町、市道今市福田線・宮城野区岩切今市東、市道仙台城線・太白区長町越路、市道高野原27号線・青葉区高野原2〜3丁目、市道中山幹線1号線・青葉区中山6丁目、市道片平丁線・青葉区土樋1丁目、市道折立団地7号線・青葉区折立4丁目、市道荒巻青葉4号線・青葉区荒巻青葉、市道みやぎ台支線14号・青葉区みやぎ台2丁目、市道栗生1丁目1号線・青葉区栗生1丁目、市道横町沢口線・太白区秋保馬場、市道鹿野人来田線・太白区羽黒台

【写真】運行を再開した地下鉄南北線の仙台駅では通勤客の姿が多く見られた=14日午前7時35分ごろ、仙台駅

1079荷主研究者:2011/03/17(木) 23:34:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110315t75043.htm
2011年03月15日火曜日 河北新報
仙台−新潟間バス運行開始 山形便は増便検討

 仙台市内では14日朝、長距離バスの乗り場で列ができた。仙台―山形間は13日、仙台―新潟間は14日に運行を始めた。宮城から県外に向かう唯一の公共交通機関で、出張や旅行中に地震で足止めされた人や、実家などに一時身を寄せる人たちの利用とみられる。

 仙台―山形〓(6BE1)は、JR仙台駅前から午前8時すぎに始発が出発。駅前の青葉通沿いにある乗り場では午前9時ごろ、300人以上の列ができた。宮城県庁前の乗り場でも同じころ、600人以上が並んだ。仙台―山形間は、宮城交通と山交バスの共同運行。バスの調整がつけば、複数台を同時に出発させる。

 仙台―新潟〓(6BE1)は新潟交通とJRバスの共同運行で、通常1台のバスを5台に増やした。仙台駅東口から2〜3時間おきに8便を運行する計画。東口の窓口や電話、ホームページからの事前予約が必要という。

1080荷主研究者:2011/03/17(木) 23:35:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/2011031501000808.htm
2011年03月15日火曜日 河北新報
被災者対応で高速バス運行 秋北バスと山交バス

 秋北バス(秋田県大館市)は16日、東日本大震災で避難する被災者らに対応するため、高速バスの大館(秋田県)―盛岡線と能代(秋田県)―秋田線をそれぞれ2往復、大館―仙台線と二ツ井(秋田県)・能代―仙台線を各1往復させる。

 山交バス(山形市)も16日、高速バスの山形―仙台線を17往復させるほか、新庄(山形県)―仙台線を4往復、米沢(山形県)―仙台線を2往復させる。特に山形―仙台線は仙台市からの被災者の避難に使われており、山交バスは「仙台市で利用者の行列もできている」と説明している。

1081荷主研究者:2011/03/17(木) 23:41:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110316t13058.htm
2011年03月16日水曜日 河北新報
仙台市ガス局、1カ月で復旧困難 製造工場に想定以上の被害

激しく損傷した仙台市ガス局の港工場=仙台市宮城野区港4丁目

 東日本大震災の影響で都市ガスの製造、供給を全面停止している仙台市ガス局は15日夜、ガス製造を担う港工場(宮城野区)が想定以上の甚大な被害を受けたため、1カ月程度で復旧するのは困難との見通しを明らかにした。

 現地調査を14日に始めた結果、10メートル前後の津波が押し寄せ、液化天然ガス(LNG)タンクやガスホルダーを除く主要設備が軒並み破損したことが分かった。

 これまでの全国の震災では最大規模の被害という。地震発生時、職員29人は事務所棟の屋上に避難して全員無事だった。

 ガス局の都市ガスの原料はLNGの気化ガスと、新潟―仙台間のパイプラインからの天然ガスの2種類。比較的被害が小さかったパイプラインを活用した方が復旧が早いとみている。パイプラインとガス局との接続装置の点検は16日にも終わるという。

 港工場の復旧作業と併せ、全国の関係者の応援を得てガスの導管の点検、修理にも着手。(1)病院など生命に関わる施設(2)一般家庭(3)大口事業者―の順に復旧を目指す。

 ガス局はガス漏れなどの二次災害を防止するため、器具栓とガス栓、メーターガス栓を全て閉めるよう呼び掛けている。職員が現在、利用者宅を訪問し、メーターガス栓の確認を行っている。

 大嶋英世ガス事業管理者は「導管はそれほど大きな被害がないと期待している。安全を確保しながら一日でも早くガスを供給したい」と話した。

 問い合わせガス局総務課フリーダイヤル(0800)8008977=午前8時半〜午後7時=。フリーダイヤル以外の時間帯は022(256)2111。

1082荷主研究者:2011/03/20(日) 14:00:22
>>853
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110301t12027.htm
2011年03月01日火曜日 河北新報
エム・セテック仙台工場閉鎖へ 社員は配置転換 宮城・山元

 太陽光発電素材メーカー大手のエム・セテック(東京)が、宮城県山元町にある仙台工場を3月末で閉鎖する方針を固めたことが28日、分かった。正社員約110人については、相馬市などの他工場へ配置転換することで最終調整しているとみられる。

 関係者によると、仙台工場に勤務する正社員は山元町や隣接する宮城県亘理町、福島県新地町などに居住する。閉鎖に伴って、相馬市や高知県などの工場へ転勤させる方針が有力だが、条件が合わない場合は希望退職も募る見込み。

 会社側は仙台工場の労働組合幹部に工場閉鎖の方針を伝えた。従業員の処遇などについては協議中という。エム・セテック幹部は28日、山元町役場を訪れ、町側に工場閉鎖の方針を伝えた。

 同社は河北新報社の取材に対し「組合と協議中なので、はっきりしたことは現段階では一切申し上げられない」(総務部)としている。

 仙台工場は1984年、太陽光発電用素材の単結晶シリコンウエハーを製造する工場として操業を開始。敷地面積4万1000平方メートルで一時は従業員が300人を超え、年間220億円以上の売り上げがあった。

 同社は2007年、相馬市で新しい材料製造工場を稼働させ、仙台工場などで太陽光発電パネルの素材に加工し製品化していた。

 09年に台湾の液晶パネルメーカー友達光電(AUオプトロニクス)の資本を受け入れ子会社となった。10年春からは台湾資本主導の経営体制となり、謝勝傑社長が就任。創業者の松宮律夫前社長が進めてきた亘理町への新工場建設の方針を白紙撤回するなど、生産体制の見直しを進めていた。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110302t12005.htm
2011年03月02日水曜日 河北新報
エム・セテックが仙台工場閉鎖を発表 従業員115人配転

記者会見で仙台工場の閉鎖を正式発表する斎藤取締役仙台工場長(右)ら

 太陽光発電素材メーカー大手のエム・セテック(東京)は1日、仙台市内で記者会見し、宮城県山元町の仙台工場を3月末で閉鎖すると正式発表した。同工場の正規従業員115人(2月16日現在)については、相馬工場(福島県相馬市)など他工場に配置転換する方針。

 台湾の親会社、液晶パネルメーカー友達光電(AUオプトロニクス)が世界的に進めるグループの再編の一環。世界の他メーカーと対抗するため、資源を集約してアジアに新たなシリコンウエハー生産拠点を設ける方針で、仙台工場が閉鎖対象になったという。

 エム・セテックによると、仙台工場は太陽光発電用素材の単結晶シリコンウエハーを製造し、ピーク時の2004年ごろには年間500万枚を生産。設備投資の遅れによる競争力低下に、08年秋のリーマン・ショック後の受注減少も加わり、10年には100万枚にまで落ち込んだ。

 正規従業員115人は相馬工場か高知工場(高知県)に配置転換。全員を近くの相馬工場で受け入れるのは難しいといい、退職を余儀なくされるケースもあるとみられる。

 パート従業員約40人については1月中旬で契約を更新しなかった。派遣従業員も2月末と3月末に約20人ずつ、契約満了に伴って退社する。

 斎藤博之取締役仙台工場長は「大変つらい判断で、断腸の思いだ。グループ内で新たな生産体制を築く一環として、仙台工場の閉鎖を決めた。技術開発が遅れ、中国などアジア勢に蹴落とされる形となった」と述べた。

 仙台工場の跡地は今後、売却などを含めて対応を検討する。白紙撤回した宮城県亘理町の新工場建設計画に関しては「再開の可能性はゼロではないが、当面はない」(斎藤取締役)と説明した。

1083荷主研究者:2011/03/20(日) 14:01:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110302t12010.htm
2011年03月02日水曜日 河北新報
アイシン高丘が鋳造工場を17日着工 来年3月量産 大衡

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘東北(宮城県大衡村)が17日、建設を延期していた鋳造工場を着工することが1日、分かった。建屋は秋に完成し、来年3月をめどに量産に入る見通し。独自に開発した最新の溶解炉を導入し、鋳造から部品加工までの一貫生産体制を整える。

 鋳造工場は、ブレーキ部品の切削加工などを行っている現工場の隣接地に建設する。延べ床面積は1万平方メートル程度の見通しで、建屋完成後に生産設備を設置。来年初めに試作に着手し、量産に備える。投資額は明らかになっていないが、40億〜50億円とみられる。

 導入する最新の溶解炉は現在、中部地方の関連工場で保管している。コークスを熱して鉄を溶かす一般的な鋳造手法と異なり、コークスを使わない新技術を採用したのが特徴。製造コストの引き下げと環境対応の両立を実現させた。

 鋳造工場の稼働に伴い、現在約30人の従業員を最終的に約100人増員する。地元の経験者を中心にことしから採用活動を本格化させる。

 17日には宮城県と地元の大衡村の関係者を招き、現地で地鎮祭を行う。

 アイシン高丘東北は昨年12月、ブレーキ関連の部品加工部門のみで稼働した。鋳造工場は当初、2009年夏に着工し、10年10月の稼働予定だったが、08年秋のリーマン・ショック後の世界市場の低迷を受けて建設計画を延期していた。

1084荷主研究者:2011/03/20(日) 14:12:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110303t13039.htm
2011年03月03日木曜日 河北新報
廃止後35年、仙台市電の枕木撤去へ あすから緊急工事

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110303014jd.jpg
路面を沈下させる枕木の撤去が行われる国道45号=宮城野区原町3丁目付近

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110303013jd.jpg
現場近くを走行していた1976年当時の仙台市電(庄子さん提供)

 1976年に廃止された仙台市電の枕木が地下に埋まったままになっている宮城野区の国道45号で、路面沈下の恐れが出ている。東北地方整備局仙台東国道維持出張所は、改修の優先度が高い危険箇所を特定し、4日から緊急に工事を行う。関係者は「市電の敷設物の影響に伴う工事は、最近では珍しい」と驚いている。

 改修するのは、JR仙石線陸前原ノ町駅(宮城野区)近くの156メートル。掘り起こして地中にある枕木を撤去する。工期は25日ごろまでを予定している。

 出張所によると、昨年6月ごろ、深さ約5センチの小規模な陥没が2カ所で見つかった。7月に舗装の一部をはがして調べたところ、地下の枕木が腐敗して路面を沈下させたことが判明した。

 枕木の腐食が進み、一部で「表面が波打っている状態」(担当者)という。「放置すれば路面沈下が起きて、重大な事故を起こしかねない」として費用約800万円をかけ、大規模な改修工事に着手することを決めた。

 工事は上下4車線すべてを改修する。時間は午後9時から翌日の午前6時まで。期間中、車線の減少などの交通規制を行う。

 市電を運行した市交通局などによると、76年の市電廃止後、市はレールと枕木を撤去せず、アスファルトで埋め固めた。その後、路面の亀裂などで露出したレールは撤去したが、枕木はそのまま残っている。

 2007年4月には市道の拡幅工事をしていた青葉区花京院付近で約500本の枕木を発見。08年2月にもJR仙台駅近くの地下鉄工事現場から5、6本の枕木が見つかっているが、「枕木が原因で道路の改修が行われるのは初めてではないか」(市交通局)という。

 現場近くで印章店を営む市電ファンの庄子喜隆さん(53)は「廃止後35年という節目の年に枕木の存在がクローズアップされることに驚いた。ガーデニングなどで活用されるケースが多いので、希望者に配ってはどうか」と提案する。

 出張所は「撤去した枕木は、腐敗の状態を見た上で廃棄するかどうかを判断したい」と話している。

1085荷主研究者:2011/03/20(日) 14:14:36
>>705
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110303t12036.htm
2011年03月03日木曜日 河北新報
仙台駅前複合商業施設「EDEN」 オープン4月27日

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110303007jd.jpg
「EDEN」の完成イメージ。テナントが回廊状に並び、シンボルツリー(左)としてケヤキも植えられる

 オリックス不動産(東京)がJR仙台駅前の仙台ホテル跡地で建設中の複合商業施設「EDEN(エデン)」を4月27日にオープンさせることが2日、分かった。飲食店を中心にテナント16店が入居し、今月15日に予定する建物の完成後、各店が開業準備に入る。

 同社によると、テナントのうち12店が飲食店で、モスバーガーを展開するモスフードサービス(東京)が新業態のカフェを出店。都内を中心に居酒屋などを運営するリン・クルー(同)は、東北初出店のスペイン料理などの「Tapas Blanco(タパス ブランコ)」を出す。

 他は「具体名は公表段階にはない」としているが、飲食店ではダイニングバーやとんかつ店などが入る。飲食以外の4店はアパレル物販が3店、保険サービス業が1店で、アパレル物販店は青葉通に面したスペースに入居予定という。

 EDENは昨年11月半ばに着工した。平屋で延べ床面積約1400平方メートル、敷地約2700平方メートル。青葉通と愛宕上杉通とで通り抜けができる開放的な空間になる。

 オリックス不動産は「他にも東北初出店のテナントがあるほか、東北の企業による店舗も入る予定だ」と説明している。

1086荷主研究者:2011/03/20(日) 14:15:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110303t13009.htm
2011年03月03日木曜日 河北新報
セントラル自動車 来月11日にも宮城全面移管

 セントラル自動車は宮城県大衡村の新本社工場について、拠点だった相模原市の現工場からの生産機能の全面移管を4月11日にも行う方針を決めた。相模原工場での生産は3月29日で終え、生産設備の移設などを進める。新本社工場は4月中旬から下旬にかけ、フル稼働状態に入る見通しだ。

 生産移管するのは国内向けの小型車カローラアクシオ。1月6日から新本社工場で生産開始した輸出用小型車ヤリスセダン(日本名ベルタ)と合わせた生産台数は、1日当たり約150台増の約420台になる。

 全面移管に伴い新本社工場の勤務体制は現在の昼間のみから、昼、夜の2交代に移る。相模原工場に勤務する600人も順次、新本社工場に異動する。

 セントラルは相模原工場での生産終了翌日の3月30日、従業員OBや地元の関係者らを招いて現地で閉所式を行う。最後の生産車両1台は相模原市社会福祉協議会に寄贈する。

 同社は当初、ことし5月に新本社工場への生産車種の集約を進める計画だった。相模原工場との2拠点での並行生産は、輸送コストがかさむことなどから昨年秋以降、計画の前倒しを模索していた。

 相模原工場は1960年に稼働。建屋、設備の老朽化に伴い、2007年10月に大衡村への移転を発表した。本社移転登記は株主総会後の6月以降になる。

1087荷主研究者:2011/03/20(日) 14:19:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110304t11026.htm
2011年03月04日金曜日 河北新報
仙台市地下鉄東西線 最後の工区、安全を祈願

安全を祈願する工事関係者ら=青葉区川内の東西線建設工事現場

 2015年度の開業を目指す仙台市地下鉄東西線(動物公園―荒井駅、14.4キロ)で、未着工だった国際センター駅(仮称)工区の安全祈願祭が3日、青葉区川内の工事現場で行われた。

 式典は工事の受注業者が主催し、工事関係者や市職員ら約40人が出席。神事を行い、工事の安全を祈った。今回の工区は約170メートルで、国際センター駅のホーム部分などを整備する。近く、開削工事のためのくい打ちを行う。

 東西線21工区のうち、最後の起工となった同工区は、近くであった埋蔵文化財調査のため、整備が遅れていた。土木工事の事業費は約9億5500万円で、13年3月の完了を目指す。

 市交通局東西線建設本部の森研一郎建設課長は「最後の駅工事の着手ということもあり、感慨深いものがある。周辺には美術館や博物館などがあるので、行き方の案内を分かりやすく工夫したい」と述べた。

 東西線の事業費(2735億円)ベースの進渉(しんちょく)率は、本年度末で約30%。

1088荷主研究者:2011/03/20(日) 14:21:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110304t12011.htm
2011年03月04日金曜日 河北新報
働く女性ターゲット ダイエー仙台店が改装オープン

新装開店し、大勢の来店客でにぎわったダイエー仙台店

 改装を進めていたダイエー仙台店(仙台市青葉区中央)は3日、リニューアルオープンした。13年ぶりの全館改装。市中心部に住む比較的若い世代の働く女性層をターゲットに据え、化粧品や婦人服、総菜の各売り場を拡充した。

 午前9時の開店を前に、入り口には約1200人が行列をつくった。店頭で紅白まんじゅうを配るとともに、和太鼓の演奏などで新装開店ムードを盛り上げた。

 改装は働く女性向けに1階の化粧品売り場のスペースを2割拡大。靴下やタイツ類のコーナーも従来の2.5倍に広げた。地下2階の食品売り場は地場商品の品ぞろえを増やし、単身者向けに小分け商品の取り扱いを強化した。

 最上階の8階には昨年末で撤退したベスト電器の後継テナントとしてダイエー子会社の書店「アシーネ」が入った。館内のほとんどの照明を発光ダイオード(LED)などの省エネ型に切り替え、使用電力量の削減も図った。仙台店は「化粧品やおしゃれ雑貨の強化で、20代、30代女性の利用をより増やしたい」と話す。

1089荷主研究者:2011/03/20(日) 14:42:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110305t12013.htm
2011年03月05日土曜日 河北新報
「現場環境に万全期す」東京エレクトロン宮城

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は4日、宮城県大和町で建設を進めている新工場の生産開始時期を、当初予定の4月初めから延期すると発表した。2月に建設現場で資材が焼ける小規模のトラブルがあったのが原因。工場を運営する子会社東京エレクトロン宮城の北山博文社長は仙台市内で河北新報社の取材に応じ、「延期期間は数カ月になる」との見通しを示した。

 北山社長によると、トラブルがあったのは2月15日早朝。工事中の生産棟内に置いてあった床面用の塗料缶から煙が出ているのを、建設会社の作業員が発見した。建屋自体に損害はなかったものの、「空調ダクトなどにすすが入っている恐れがあるため、今月いっぱいかけて影響を調査する」という。

 具体的な生産開始時期について北山社長は「装置製造はクリーンな環境が必要。品質を最優先させたい」として明言を避けた。

 4月から新工場で見込んでいた生産分に関しては、関連会社の東京エレクトロンAT(宮城県松島町)の宮城事業所(同)と山梨事業所(山梨県韮崎市)で対応する方針。「全体の生産計画への影響はない」と説明した。

 4月5日に予定していた竣工(しゅんこう)式は延期する。ただ生産棟とは別に新工場に建設中の事務、研究開発の2棟については、4月1日から業務を開始するとして、北山社長は「工場の稼働は4月のままで、稼働延期とは考えてない」とも話した。

 新工場は昨年7月着工。半導体製造工程で使われるエッチング装置などを製造する予定で、東京エレクトロンは当初の年間売上高を1500億円と見込んでいる。

 ―稼働まで数カ月かかる理由は。めどはいつか。
 「(資材が焼けたトラブルの)規模は小さかった。万全を期して生産を始めるため、慎重に対処すべきだと判断した。現在、生産棟の設備の調査を行っている」
 「半導体製造という作業の特性から、ちりやほこりなどを完全に排除しなければいけない。空調ダクトにすすが入っていれば交換する必要がある。品質を最優先するため、何をどこまでやるべきか慎重に見極める」

 ―生産計画などへの影響は。
 「製品の納期や受注には一切影響させない。関連会社の山梨県内の事業所の生産を拡大し、(閉鎖するかどうか検討していた)宮城県松島町の松島事業所の生産体制も維持して対応する」

 ―従業員の異動や規模はどうなる。
 「予定通り、山梨事業所の従業員1500人のうち600人をことし中に異動させる。6月末には8割ほど移っている予定だ。松島事業所からことし中に約200人全員を移すことも変わらない」
 「4月1日入社の新卒者も三十数名いる。ほかに非正規の従業員を約200人雇用し、予定した約1000人の従業員体制とする」

 ―業況は。
 「多機能携帯電話など向けの半導体需要が旺盛で、装置の受注もほぼ計画通り推移している。5年後に従業員数と売上高規模を初年度の倍にするという目標も変更していない」

1090荷主研究者:2011/03/20(日) 14:42:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110305t12016.htm
2011年03月05日土曜日 河北新報
東京エレクトロンの新工場、来月の生産開始延期

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は4日、宮城県大和町で建設を進めている新工場の生産開始時期を、当初予定の4月初めから延期すると発表した。2月に建設現場で資材が焼ける小規模のトラブルがあったのが原因。工場を運営する子会社東京エレクトロン宮城の北山博文社長は仙台市内で河北新報社の取材に応じ、「延期期間は数カ月になる」との見通しを示した。

 北山社長によると、トラブルがあったのは2月15日早朝。工事中の生産棟内に置いてあった床面用の塗料缶から煙が出ているのを、建設会社の作業員が発見した。建屋自体に損害はなかったものの、「空調ダクトなどにすすが入っている恐れがあるため、今月いっぱいかけて影響を調査する」という。

 具体的な生産開始時期について北山社長は「装置製造はクリーンな環境が必要。品質を最優先させたい」として明言を避けた。

 4月から新工場で見込んでいた生産分に関しては、関連会社の東京エレクトロンAT(宮城県松島町)の宮城事業所(同)と山梨事業所(山梨県韮崎市)で対応する方針。「全体の生産計画への影響はない」と説明した。

 4月5日に予定していた竣工(しゅんこう)式は延期する。ただ生産棟とは別に新工場に建設中の事務、研究開発の2棟については、4月1日から業務を開始するとして、北山社長は「工場の稼働は4月のままで、稼働延期とは考えてない」とも話した。

 新工場は昨年7月着工。半導体製造工程で使われるエッチング装置などを製造する予定で、東京エレクトロンは当初の年間売上高を1500億円と見込んでいる。

1091荷主研究者:2011/03/20(日) 14:43:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110305t12012.htm
2011年03月05日土曜日 河北新報
やまや、仙台に3店出店 自動車集積 需要狙う

26日オープン予定の泉野村店の完成イメージ図

 酒販チェーンのやまや(仙台市)は仙台圏での販売強化に乗りだす。3月と4月に仙台市内に計3店を新規出店し、うち泉区には旗艦店を含む2店を設ける。関西で力を注ぐ既存店の改装と併せて進める方針で、自動車や半導体関連産業の集積などに伴い、人口と購買力が伸びている仙台北部地域などの需要取り込みを狙う。

 旗艦店は泉野村店で、宮城野区の福室店とともに3月26日オープンする。4月後半には泉区に市名坂店を開業させる予定だ。

 このうち泉野村店はショッピンセンター(SC)「ヨークタウン泉野村」に新築中。鉄骨平屋で売り場面積は約980平方メートルと、1000平方メートルを超える仙台市若林区の沖野店、岩手県奥州市の水沢店に次ぎ、同社では東北3番目の規模になる。

 市名坂店は売り場約660平方メートルで、宮城県運転免許センター向かいにあるホームセンターのケーヨーデイツーと同じ敷地内に建てる。

 泉野村店には常設のギフトコーナーを設けるほか、高級ワイングラスなど酒類関連グッズも充実させる。同じSC内には酒類、清涼飲料も扱うヨークベニマル、ドラッグストアのカワチもあるものの、専門店の特徴を生かした品ぞろえと価格で顧客獲得を図るという。

 やまやはこれまで、2008年に事業継承した関西圏の酒販店「楽市」やディスカウント店「スピード」などの既存店改装に努めてきた。山内英靖社長は「ことしは北関東から仙台までの間で新規出店を進める。仙台再強化の年と位置付ける」と話す。

1092荷主研究者:2011/03/20(日) 15:07:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110316t75007.htm
2011年03月16日水曜日 河北新報
生活情報/交通 東北地方整備局

 東北地方整備局は15日、救援・輸送ルートの選定に関するリンク集を同整備局のホームページ(HP)内に作成した。国、東日本高速道路、岩手、宮城、福島各県のルートの確保状況を掲載する。HPトップページのバナーから閲覧できる。

◇バス
 東日本急行は16日から当分の間、仙台―一関線(1日4往復)、築館経由の仙台―金成線(2往復)、佐沼経由の仙台―とよま線(2往復)、築館経由の仙台―一迫線(1往復)の臨時運行をする。高速道路の通行規制に伴い、運休していた。

 岩手県交通は盛岡市、雫石町、滝沢村、矢巾町、紫波町の路線バスを、大幅に本数を減らした特別ダイヤで運行している。燃料確保の見通しが立たないとして、19〜21日は運休。このほかの地域の路線バスと高速バスは全面運休。花巻空港―盛岡市中心部の路線は16日から特別ダイヤで運行開始。17日以降は通常ダイヤ。

 岩手県北自動車は16日、宮古駅前発の西ケ丘団地、和井内、花輪、宮園団地、小山田・八木沢方面行きの路線バスの運行を再開する。通常ダイヤの半分程度となる1日3〜5本の運行。宮古駅前とショッピングセンター「マリンコープDORA」を結ぶシャトルバスも同日午前10時30分から30分間隔で運行を再開する。

◇第三セクター鉄道

 三陸鉄道(盛岡市)は16日から北リアス線の久慈―陸中野田間で臨時の部分運行を始める。1日3往復で、当面無料。

 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)は16日昼すぎから、いわて銀河鉄道線の盛岡―いわて沼宮内間の運転を再開する予定。当面は本数を減らした特別ダイヤで運行する。

1093荷主研究者:2011/03/20(日) 15:10:18

http://yamagata-np.jp/news/201103/16/kj_2011031600417.php
2011年03月16日09:40 山形新聞
移動ルート問い合わせ殺到 本県経由で東京、大阪へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/img_2011031600175.gif
山形市経由の主なルート

 東日本大震災に伴い、東北新幹線や東北自動車道など太平洋側の交通網が甚大な被害を受け、救援や避難目的で本県を経由して宮城県と東京、大阪方面を行き来する人が急増している。公共交通機関を使った移動ルートの問い合わせが県に殺到、県地域・交通政策課は山形と新潟を結ぶバスや山形、庄内両空港を乗り継いだルートを勧めている。

 同課によると、多数の被災者がいる仙台市と山形市を結ぶ公共交通機関は現在、バスのみ。15日正午現在、仙台−山形間の高速バスは山交バスだけで計17便が出ている。所要時間は約1時間15分。山形自動車道は本県側しか利用できないため、従来より約30分遅れて到着している。

 山形市経由の主なルートは4パターンあり、それぞれ東京、大阪を出発した場合をシミュレートした。新潟を通るケースでは、東京から新潟は上越新幹線を利用し、その後は本県直通バスに乗り継ぐ。また、新潟からJR羽越本線で鶴岡、酒田まで行った後、山形行き高速バスに乗る手もある。

 空路を使う場合、山形空港は羽田、伊丹の両便が運航しており、山形空港から山形市までは乗り合いタクシーがある。庄内空港は羽田便のみ。空港からバスか乗り合いタクシーで酒田、鶴岡を目指し、山形行きのバスに乗る。

 同課は「燃料の調達が困難になっており、公共交通機関も例外ではない。今後、バスの本数が減ることも考えられる」と話している。

1094荷主研究者:2011/03/20(日) 15:11:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t75047.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
生活情報/地下鉄・バス・列車

 仙台市交通局は、市地下鉄南北線の運行を再開している。運行区間は富沢―台原駅間で、運行ダイヤは台原発が午前5時42分〜午後11時50分、富沢発が午前5時35分〜午後11時47分。上下線とも4両編成で、約8分間隔。運転を見合わせている台原―泉中央駅間は午前6時半〜午後8時半、直通の無料バスを走らせている。

 市バスは午前6時半〜午後8時半、主要幹線路線を30分〜1時間の間隔で運行している。彼岸に合わせ、18〜24日に運行を予定していた仙台駅―葛岡墓園(青葉区)、泉中央駅―いずみ墓園(泉区)のバスは運休する。

 ◇

 宮城交通は、一部を除き、路線バスを休日ダイヤの5〜6割で運行中。新たに仙台―福島間を1日10往復する。仙台―鳴子、古川、加美の高速バスについては17日、休日ダイヤから平日ダイヤに戻す。仙台―栗駒、大衡、蔵王、佐沼は便数を通常より減らす。連絡先は同社022(771)5310。

 福島交通バスは仙台―福島間を4往復。

 JRバス東北は仙台―新宿間、仙台―新潟間を予約制運行。仙台―古川間を1日2便で運行。

 東北急行バスは18日から仙台―東京(八重洲)間を4往復で運行予定。

 JRバス東北(仙台市)など5社は17日、仙台―盛岡間を1日4往復で運行再開する。出発時刻は仙台駅前(宮交仙台高速バスセンター)が午前8時半、午後3時半、4時半、5時半。盛岡駅西口が午前8、9、10時、午後3時半。運賃(片道)は大人2850円、小学生以下1430円。連絡先はJRバス東北盛岡支店019(604)2211。

 弘南バス(弘前市)は、17日から盛岡―青森間、18日から仙台―弘前間の高速バスを1日1往復、臨時運行する。期間は未定。出発時刻はJR青森駅前午前7時20分、JR盛岡駅西口午後5時45分と、弘前バスターミナル午前6時40分、JR仙台駅前午後9時45分。運賃(片道)は盛岡―青森間が大人3160円、子ども(小学生以下)1580円、仙台―弘前間が大人5090円、子ども2550円。予約は受け付けない。連絡先は弘前バスターミナル0172(36)5061。

 ◇

 東北、秋田、山形新幹線は運転再開見通し立たず。東北線は17日から盛岡―北上間で運転を再開。ただし、釜石行き列車は運休する。北上―一ノ関間は20日から再開する予定。田沢湖線は、17日から盛岡―雫石・赤渕間で一部を除き運転を再開。赤渕―大曲間は18日から運行する予定。

 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)と青い森鉄道(八戸市)は17日中に盛岡―八戸間の運行を再開する。盛岡―二戸間と、盛岡―八戸間をそれぞれ1往復する。当面は、本数を減らした特別ダイヤでの運行となる。

1095荷主研究者:2011/03/20(日) 15:13:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t15071.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
代替バス待つ人、人、人 通勤に行列1時間半 仙台

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110317008jd.jpg
バスを待つ人たちで何重にも波打つ行列ができた泉中央駅バスターミナル=17日午前8時30分ごろ、仙台市泉区

 震災のため仙台市地下鉄南北線の台原―泉中央駅間が不通になっている影響で、仙台市泉区の地下鉄泉中央駅では17日朝、市交通局が同区間で運行する代替輸送の無料バスに、利用者の長い列ができた。業務を再開する事業所が増えたためか、行列の中では、携帯電話で職場に連絡する会社員の姿も目立った。

 午前8時半ごろの泉中央駅バスプールには、500人以上が並んだ。並び始めてから乗り込むまで、長い人で約1時間半。市交通局は70人前後が乗れるバス20台を投入してピストン輸送を続けたが、列はなかなか短くならなかった。

 青葉区本町の職場に出勤する泉区の会社員男性(42)は「1時間以上待っている。台原までなら自転車の方が早かったかもしれないが、もう仕方がない」と疲れた表情を見せた。

 青葉区二日町のアルバイト先に向かう宮城県富谷町の女性(58)は「今日が地震後の初出勤。並んで待つのはつらいが、街が少しずつ活気を取り戻しているのだと捉えたい」と話した。

 市交通局は、市地下鉄の運行を再開した14日から代替バスを運行。利用者は日増しに増えているという。職場復帰する人が増える一方、ガソリン不足からマイカー出勤が困難になっていることが、混雑の背景にありそうだ。

 混雑は激しさを増しているが、市交通局は当面、現行の輸送体制を続ける考え。「他のバス路線も維持しなければならず、燃料の軽油も不足気味。代替バスをこれ以上増やすのは難しい」と理解を求めている。

1096荷主研究者:2011/03/20(日) 15:16:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t13039.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
仙台インフラ復旧 水道見通し一両日中 ガス1ヵ月は困難

 東日本大震災の影響で都市ガスの製造、供給を全面停止している仙台市ガス局は16日、港工場(宮城野区)の設備を中心に被害状況を調査し、復旧計画の策定に入った。甚大な被害を受けたため、1カ月程度で復旧するのは困難との見通しを示している。

 都市ガスの原料の天然ガスを取り込むパイプライン(新潟―仙台)とガス局との接続装置の点検を継続。ボイラーや計装設備、液化天然ガス(LNG)船監視棟などが全損・全壊した港工場では配管類を撤去するため、管内の圧力を下げる作業や電気系統の点検などを実施した。

 職員が利用者宅を訪問し、メーターガス栓の閉栓を確認する作業は15日現在、対象の35万8781戸のうち7万7474戸(約21.6%)を終えた。

 水道については、仙台市災害対策本部が16日、全面的な復旧の見通しについて、一両日中にも明らかにできると発表した。

 ガスに関する問い合わせはガス局総務課フリーダイヤル(0800)8008977=午前8時半〜午後7時=。フリーダイヤル以外の時間帯は022(256)2111。

1097荷主研究者:2011/03/20(日) 15:17:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t13038.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
JRバス東北 仙台―新宿間22日まで運行 既に予約で満席

 JRバス東北(仙台市)は16日、東日本大震災の影響で休止していた新宿―仙台間の高速バスの運行を再開した。仙台発は22日まで1日2便を運行するが、既に予約で満席。燃料確保が難しく、23日以降の運行は決まっていない。

 2便はJR仙台駅発着で、仙台発が午前8時と同9時20分。16日は両便とも満席で東北自動車道を経由し東京に向かった。路面状況が悪いため、通常の倍近い約8時間かかったという。

 同社によると、緊急車両としての許可が得られ、東北道利用が可能になったため再開した。夜間は路面状況が確認しにくいとして運行を見送った。

 予約は電話とインターネットなどで受け付け、同日午前中で満席になったという。仙台駅東口のバス案内所には同日、完売を知らなかった市民が殺到。午後2時半ごろには40メートル近い行列ができ、職員らが「完売しました」と説明して回った。

 案内所を訪れた仙台市青葉区の無職阿部和子さん(68)は「東京方面の娘が心配し、仙台を離れるように勧めてくれた。ネットも電話もつながらずに予約できず、窓口に駆け付けた」と話した。

 JRバス東北は「燃料の軽油が入手しにくい。23日以降も運行したいが、現段階では何とも言えない」と説明する。

1098荷主研究者:2011/03/20(日) 15:18:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t13028.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
仙台市、物資調達仲介強化 周辺の沿岸自治体対象

 東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市は、市内の復旧作業に急ピッチで取り組む一方、県庁所在地の政令指定都市として、津波でより甚大な被害が出ている仙台圏の沿岸自治体を対象に、避難所で必要な物資調達の仲介支援に力を入れ始めた。

 県市長会の会長を務める奥山恵美子市長は14日、村井嘉浩知事と会談。物資の調達について、市と県が機能的に連携して全県的な復旧レベルの底上げを図ることで一致した。県は気仙沼市や南三陸町、石巻市など三陸沿岸の支援に重点を置いている。

 震災で自治機能をも失った小規模自治体が、他県に救済を求めにくい環境にあるほか、最大で10万人を超えていた仙台市内の避難者数が16日午後5時現在、4万人まで減少した。

 これを受け、市は仙台都市圏広域行政推進協議会の沿岸自治体(松島町〜山元町の4市5町)と東松島市に食料や水、暖房や薬など必要な物資の照会を始めたほか、全国各地からの応援部隊の派遣先を調整している。

 被災地は通信状態が悪く、中には防災用電話さえ通じない自治体もあり、市にとってもどかしい状況が続いている。

 各自治体の要望を把握できれば、市が可能な範囲で調達したり、全国市長会などを通して全国に支援を呼び掛けたりして必要な物資を調達。自衛隊の協力を得て搬送する計画だ。

1099荷主研究者:2011/03/20(日) 15:18:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t12061.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
仙台港、使用再開へ 仙台空港に救援物資ヘリ

 東日本大震災の発生から7日目となった17日、被災地支援の大規模な活動が相次いだ。津波で冠水した仙台空港は、一部滑走路でがれきの撤去作業が完了し同日、米国の救援物資などを運ぶヘリコプターが同空港に飛来。仙台港も被害が比較的少なかった高松埠頭(ふとう)の一部で使用再開に向けた最終安全確認が進められ、軽油などを積んだ水産庁の船が沖合に姿を現した。

 仙台空港は3000メートル滑走路のうち約1500メートルで撤去作業が終わり、利用は救援物資輸送の航空機に限られる。旅客便の運航再開はめどが立っていない。

 宮城県は「ヘリコプターで孤立地域を確認する活動はほぼ終了」としており、17日からはヘリで物資を降ろす作業に専念すると説明している。

 海上自衛隊は同日、石巻市の渡波漁港で、缶詰やおにぎりなどの救援物資の陸揚げ作業を行った。輸送艦「くにさき」が漁港の被災で接岸できないため、搭載してきたホーバークラフトによる物資輸送。

 宮城県災害対策本部によると、自衛隊ヘリなど約100機が17日、沿岸部の被災地に向け、救援物資の大規模搬送を行う。

 東北地方の被災地は17日朝、冬型の気圧配置の影響で真冬のような寒さになった。最低気温は盛岡氷点下5.9度、久慈同3.6度、仙台同2.7度、塩釜同4.2度、宮城県亘理同2.6度で平年を2〜5度下回り、雪が各地で断続的に降った。仙台管区気象台は18日朝まで冷え込みが続くとして、避難者の健康管理に注意を呼び掛けている。

1100荷主研究者:2011/03/20(日) 15:29:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110318t15001.htm
2011年03月18日金曜日 河北新報
生活情報/地下鉄・バス・列車

 仙台市は17日、地下鉄南北線の不通区間(台原―泉中央駅間)で運行している無料バスの臨時バス停を、八乙女駅に設置した。臨時バスは午前6時半〜午後8時半、約30分間隔(朝夕の通勤時間帯は増便)で運行している。地下鉄が全線開通するまで走らせる。
     ◇
 宮城交通は一部を除き、路線バスを休日ダイヤの5〜6割で運行中。高速バスについては18日、新たに気仙沼線(臨時便)の運行を開始する。混乱防止のため、県庁市役所と気仙沼市総合体育館の2地点だけを結ぶ。連絡先は同社022(771)5310。
     ◇
 震災で運行が止まっていた秋田新幹線は18日、秋田―盛岡間で運転を再開する。JR東日本秋田支社によると、全席自由で一日4往復となる。

 上りは秋田発午前8時56分、盛岡着同10時39分、秋田発同10時56分、盛岡着午後12時37分、秋田発同12時58分、盛岡着同2時37分、秋田発同4時29分、盛岡着同6時4分。

 下りは盛岡発午前11時1分、秋田着午後12時37分、盛岡発同2時24分、秋田着同3時56分、盛岡発同5時24分、秋田着同7時2分、盛岡発同7時24分、秋田着同8時56分。

1101荷主研究者:2011/03/20(日) 15:32:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110318t13020.htm
2011年03月18日金曜日 河北新報
高速バス次々再開 県庁所在地の路線網復活 東北

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110317021jd.jpg
運行を再開した高速バスに乗り込む利用客=仙台市青葉区の高速バスセンター

 東日本大震災で運休していた仙台―盛岡と盛岡―青森の高速バス2路線が17日、運行を再開した。仙台発着のバスは既に山形、福島線などが再開されており、乗り継ぎを含め仙台と東北各県の県庁所在地を結ぶ路線がすべて復活した。宮城県内では18日以降、津波被害が甚大だった気仙沼、石巻と仙台をつなぐ高速バス臨時便の運行も始まる予定。

 仙台―盛岡は1日4往復で宮城交通、JRバス東北など5社の共同運行。盛岡―青森は弘南バスが1日1往復。

 盛岡行き第1便は午前8時半発だったが、乗車券を求めて前日夜からJR仙台駅西口近くの高速バスセンターに並んだ人もいた。午後3時半発の第2便も希望者が殺到。運行会社は急きょ臨時便計8台を出した。

 盛岡行きに乗った女子大学生(21)は、津波で石巻市の自宅が倒壊し両親らが避難する岩手県矢巾町の弟宅へ向かうという。「必死に調べ、運行再開を知った。早く会いたい」と話した。

 仙台―気仙沼、石巻の両臨時便はミヤコーバスと宮城交通がそれぞれ、18日と19日に運行を始める。1日1往復の気仙沼は、避難所の同市体育館が発着場。石巻は石巻消防署近くが発着場で1日4往復。両便とも乗車は先着順となる。

 仙台発着は大曲行きもありJR田沢湖線経由で秋田へ行ける。18日は仙台―弘前の1日1往復も再開。東京方面は既に新宿行きが運行。18日に東京行きも再開する。東京方面は予約制。

1102荷主研究者:2011/03/22(火) 22:03:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110318t13045.htm
2011年03月18日金曜日 河北新報
ロビーに土砂と流木 仙台空港ビルの復旧見通し立たず

1階の手荷物受け取り場は土砂や流木に覆われ、椅子など備品も散乱していた=17日、仙台空港ターミナルビル

 東日本大震災で津波の直撃を受けた仙台空港ターミナルビル(名取市)が17日、報道関係者に公開された。

 長さ220メートルのターミナルビルの1階到着ロビーは、全てが土砂に覆われ、無数の流木が床に散乱している。横転した数台の乗用車がビル内に残る。旅行会社の案内カウンターも流された。

 ビル関係者によると、11日の震災直後、利用客を3階に誘導すると高さ約3メートルの津波が押し寄せた。周辺住民を含め約1600人がビル内に孤立。救出される16日まで、ペットボトルの飲料水や土産品を食べて空腹をしのいだ。

 隣接する空港管制塔も1階レーダー室は土砂と流木が押し寄せ、復旧の見通しは立たない。

 仙台空港ビル総務部の佐藤達也次長は「被害が大きい1階と地下に重要設備が集中しており、再開のめどは立たない。一日も早くお客さまに利用してもらえるよう全力を挙げたい」と語った。

1103荷主研究者:2011/03/22(火) 22:06:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110318t13052.htm
2011年03月18日金曜日 河北新報
生鮮食品 徐々に流通 仙台

久々の野菜を求めて多くの人が買い物に訪れた=17日午前10時30分ごろ、仙台市青葉区小田原の山形八百屋小田原店

 東日本大震災の影響でストップしていた生鮮食料品の流通が17日、被災地の仙台市で少しずつ回復し始めた。野菜は徐々に入荷が再開。精肉も運搬のための燃料確保など条件が整えば、間もなく店頭に並ぶという。関係者は「買いだめは必要ない」と呼び掛ける。動きが戻りつつある流通網の中で、鮮魚だけは沿岸漁業基地への津波の爪痕が深く、入荷のめどが立っていない。

◎買いだめ必要なし/野菜

 仙台市青葉区小田原の「山形八百屋小田原店」は17日、野菜を仙台中央卸売市場から仕入れ、販売した。近くの住民ら約100人が、午前の開店前に列を作った。
 白菜、ネギ、卵などを買い込んだ近所の主婦星京子さん(69)は「震災後、青物不足で体調が悪かった。ガスが使えず、石油ストーブの上に鍋を置いて煮るつもり」と話した。
 同店によると、わずかだが北海道、愛知産などの野菜が仙台に入り始めた。安達剛史店長は「焦って買いだめする必要はない」と強調する。仕入れ値は、震災前と比べ5〜6割高いという。
 仙台中央卸売市場の鈴木善弘企画調査係長によると、野菜の入荷量は普段の数%まで減っている。運搬車両の燃料不足が響いているとみられる。
 スーパー各社は、地震で被害を受けた店舗などの改修を進めている。売り場の安全確認が済めば販売を再開したい考えだが、燃料不足で大量に運搬できないため、再開時期は不透明だ。
 宮城、山形両県で店舗を展開するヤマザワによると、「従業員が被災し、人員確保もままならない」という事情もネックになっている。

◎店頭販売燃料頼み/精肉

 家畜を運搬する車両の燃料や、枝肉に加工する機械を動かす重油が不足していて、本格的な仕入れは進んでいない。
 みやぎ生協(仙台市)は「在庫精肉の販売は近く、一部の店舗でできるようになる。ただ販売には肉を加工する機械用の電気と清潔さを保つ水が欠かせない。建物被害の大きい店舗は当面難しい」と話す。
 津波で飼料製造施設も被害を受けた。八戸港や石巻港の工場で製造、出荷がストップした北日本くみあい飼料(仙台市)は「倉庫が水をかぶるなどしたが、近く操業を再開したい」としている。

◎入荷震災前の1割/鮮魚

 津波で漁業関係者、魚市場が壊滅的な被害を受けた三陸産は、仕入れの見通しが全く立っていない。魚は鮮度が落ちやすく、震災で道路が寸断されたことも流通の妨げになっている。
 宮城などで鮮魚販売を見合わせているイオンリテールの東北カンパニー(仙台市)は「日本海側から仕入れるにしても、車の燃料がない。高速道路は使えず鮮度も落ちる。停電地域では冷蔵、冷凍もできない」とあきらめ顔だ。
 仙台中央卸売市場には北海道産、青森産などが入ってきているが、量は震災前の1割程度にとどまるという。
 仙台市の別のスーパー関係者は「三陸沿岸漁業の復活には相当な時間を要するだろう。これまで地場産を中心に扱ってきたが、商品構成を再考しなければならない」と話した。

1104荷主研究者:2011/03/22(火) 22:16:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110319t13054.htm
2011年03月19日土曜日 河北新報
ガス出荷設備が全壊 津波直撃、港工場内部を公開

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110319023jd.jpg
液化天然ガスを送るパイプ(手前)が断裂し、供給が停止している仙台市ガス局の港工場=19日午前10時33分、仙台市宮城野区港4丁目 ※奥にある緑色の建物は液化天然ガスのタンク

 都市ガスの供給を全面停止している仙台市ガス局は19日、東日本大震災による津波の直撃を受けた港工場(宮城野区)の内部を報道関係者に公開した。

 液化天然ガス(LNG)を貯蔵するタンクやガスホルダーは被害が少ないものの、ガスを気仙沼、石巻両市に送り出す出荷設備は全壊。2階建ての事務所は1階の窓ガラスが割れ、浸水で壊滅的な状態になっている。

 市ガス局によると、報道陣の立ち入りが認められなかったLNGを気化するためのコンプレッサーなどの設備の被害が大きく、復旧時期の見通しは立っていない。

 港工場の牧野実製造課長は「被害は甚大で、1カ月以内の復旧は難しい。1日でも早く36万戸に供給できるように全力で取り組んでいる」と述べた。

 市ガス局には現在、日本ガス協会などから復旧隊が派遣され、設備の被害状況の調査や復旧計画の策定を急いでいる。

 並行してガス局と復旧隊の要員約520人がガス導管の点検、メーターガス栓の閉栓を進めておいる。都市ガスを利用する約36万戸のうち、17日現在で約38%の閉栓作業を終え、25日の終了を目指している。

1105荷主研究者:2011/03/22(火) 22:19:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110319t13055.htm
2011年03月19日土曜日 河北新報
仙台城跡、石垣など一部崩落 市道通行止め

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110319029jd.jpg
地震で崩落した仙台城跡の石垣=18日

 東日本大震災で、仙台市青葉区の仙台城跡の石垣や復元した隅櫓(すみやぐら)の一部が崩落していたことが分かった。断続的に発生する余震でさらに崩れる可能性があるため、市は石垣沿いの市道を通行止めにしている。

 市によると、崩落箇所は、市バスの停留所「仙台城跡」の西側の2カ所。いずれも石垣の高さは5メートルほどで、幅は十数メートルと6、7メートル程度。崩れた石が市道の半分程度を埋めた。

 このため大手門から八木山橋を抜け、八木山ベニーランドに向かう区間が通行止めになっている。

 隅櫓も南側の軒先部分が地震で崩れた。市道を挟んだ土塀の一部もはがれ落ち、灯籠なども崩れたという。

 石垣の崩落部分は史跡ではなく、護国神社が管理している。同神社は「11日の地震後、見回ったときに気づいた。生活道路でもあるので、余震が収まり次第、修復の方法を考えたい」と話している。

1106荷主研究者:2011/03/22(火) 22:20:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110319t15053.htm
2011年03月19日土曜日 河北新報
「掲示板」大活躍 商店街などで張り出し 仙台市中心部

炊き出しや営業中の飲食店の情報を知らせるチラシなどが張られた掲示板=17日、仙台市青葉区一番町4丁目

 東日本大震災後の停電や通信規制で多くの市民が「情報過疎」に陥る中、仙台市中心部では、市民が手書きで情報を寄せる「掲示板」が役立っている。テレビを見ることができず、携帯電話がつながりにくい状況で、ITとは違うアナログな情報伝達手段が存在感を発揮している。

 青葉区の一番町4丁目商店街では、閉店中の飲食店前のコルクボードなどを活用。安否情報や炊き出しの場所、営業中の飲食店を知らせるチラシなどが張られた。

 震災翌日の12日、商店街有志が、通行人に被災者の安否情報を書いてもらい、張り出したのが始まり。飲食店の情報などを通行人が張っていくようになったという。情報を集めた青葉区の会社員斎藤悠さん(30)は「シャワーを浴びられるサウナ店など、情報が具体的でありがたい。手書きのチラシには人の温かみも感じる」と話した。

 青葉区本町のブックカフェ「火星の庭」のウインドーには、新聞と一緒に、被災生活に役立つ情報も掲示された。簡易トイレの作り方や重曹で髪を洗う方法などが紹介され、通行人らが立ち止まって読んでいた。

 発案者は、震災後、同店に一時避難している東北大大学院工学研究科の北野央さん(30)=青葉区=。「震災直後は停電などで情報を得にくかったが、翌朝の新聞を見るとさまざまな生の声や写真が載っていた。役立つと思った」と言う。

 通信状況が改善された後も、インターネットで入手した防災の心得などを印刷し、パソコンを使わない高齢者向けにも掲示した。

 「今回は、情報を得るのにツイッターも威力を発揮した」と北野さん。「それでも、ネット環境だけに頼らず、歩ける人は歩き、近くの人と情報を交換することも必要ではないか」と話す。

1107荷主研究者:2011/03/22(火) 22:21:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110319t15046.htm
2011年03月19日土曜日 河北新報
生活情報/バス

気仙沼発仙台行のバスに乗り込む乗客=18日午前9時ごろ

◎仙台―気仙沼間が再開/ミヤコー、石巻便はきょうから

 仙台―気仙沼を結ぶミヤコーバス(仙台市)の高速バスが18日、運行を始めた。離れて暮らす家族の安否の確認や自宅を目指す被災者らが乗り込んだ。当面、気仙沼市総合体育館と宮城県庁を1日1往復する。

 午前9時30分に市総合体育館前を出発した第1便の乗客は53人。

 「仙台で働く長男の安否を確認しに行く」と、バスに乗ったのは気仙沼高に避難していた小山江吏子さん(38)。早朝に避難所を歩いて出発。見知らぬ人の車に乗せてもらいながら、待望のバスに何とか滑り込んだ。

 市内に帰省していた大学生村上宗真さん(20)は、奨学金などの手続きのため20日まで岐阜県に戻らなければならないという。「とりあえず仙台まで行ってルートを確かめたい」と宗真さん。見送りに来た漁船員の父康浩さん(49)は「本当は行ってほしくないが、無事にたどり着いてほしい」と送り出した。
   ◇
 ●宮城交通とミヤコーバスは19日から、仙台―石巻間で高速バスの臨時便を4往復運行する。乗り場は「仙台駅前」(青葉通りさくら野前33番乗り場)、「大橋臨時発着場」(石巻消防署隣接地)の2カ所。発車予定時刻は仙台発便が午前8時52分、午後12時7分、午後3時7分、午後5時37分。石巻発便が午前7時40分、午前11時半、午後2時40分、午後5時40分。

 ●東日本急行(仙台市)は18日、高速バス「仙台駅前―一迫総合支所前線」の運行を中止した。燃料の確保が難しいため。「仙台駅前―栗原市金成庁舎前線」は燃料在庫が続く限り運行する。連絡先は022(218)3131。

 ●岩手県北バスは18日から、山田町(船越)―宮古を5往復、盛岡経由の宮古―東京を1往復運行するほか、19日からは盛岡―八戸を1往復運行する。

 ●岩手県交通は18日から、仙台―花巻・北上線を再開して1往復運行。盛岡―釜石は18日、盛岡発のみ運行し、19日からは2往復運行する。

 ●弘南バス(弘前市)は仙台―弘前間の高速バスを20日運行分から予約制に変える。問い合わせが殺到したためで、片道券のみ販売する。また、20日に上野―弘前・青森間、横浜・品川・浜松町―弘前・五所川原間、盛岡―弘前間の高速バスをいずれも再開する。盛岡―弘前間は1日1往復。ほかは1日3〜4往復で予約制。連絡先は同社予約センター0172(37)0022(午前9時〜午後6時半)。

1108荷主研究者:2011/03/22(火) 23:24:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110320t15028.htm
2011年03月20日日曜日 河北新報
小型タンカー接岸が可能に 塩釜港

 宮城県災害対策本部によると、塩釜港は22日、津波被害で港内に沈んだ漁網などの撤去作業を終え、小型タンカーが接岸できる見通しになった。東北の燃料油の供給拠点が本格的に動きだす。

 県と東北地方整備局、海上自衛隊、海上保安部などが作業船2隻で漁網や養殖いかだなどの撤去を18日に開始。支障物の有無の調査を行い、22日にも使用を再開する。

 同港には原油を精製した後のガソリン、灯油、重軽油を貯蔵するカメイや出光興産などの油槽所がある。国は同港を東北各県への燃料油の重要供給拠点と位置付けており、最優先で復旧作業を進めてきた。

1109荷主研究者:2011/03/22(火) 23:26:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110320t75018.htm
2011年03月20日日曜日 河北新報
生活情報/バス 仙台―白石、岩沼に臨時便

 ミヤコーバス(仙台市)は20日、仙台と白石、岩沼両市を結ぶ臨時バス2路線の運行を始める。白石方面は長町駅―城下広場間で2往復。片道1500円。岩沼方面は長町駅―岩沼駅間で5往復。片道600円。

 宮城交通は20日、仙台―秋田間の高速バスの運行を再開する。当面は1往復で、秋田行きは午前8時仙台駅前発、仙台行きは午後3時40分秋田バスターミナル発。片道4000円。

 さくら観光(白河市)は仙台駅―東京駅間で高速バスの臨時便を運行している。20、21の両日は1往復。22日は仙台行きのみ。片道4000円。
  ◇
 岩手県交通(盛岡市)は20日から、花巻―池袋(東京)、盛岡―横浜を1往復ずつ運行する。

 岩手県北バス(盛岡市)は20日から、被災地の山田町―大槌町で無料バスを3往復運行する。

1110荷主研究者:2011/03/25(金) 00:13:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110321t75055.htm
2011年03月21日月曜日 河北新報
生活情報/バス・列車

◎仙台―亘理間運行/ミヤコーバスはきょうから

 ミヤコーバス(仙台市)は21日に仙台市と宮城県亘理町、22日に仙台市と利府町を結ぶ臨時バスの運行を始める。亘理方面は長町駅―亘理駅間で4往復。片道1000円。利府方面は仙台駅―利府駅間で3往復。500円。

 弘南バス(弘前市)は仙台―弘前間の高速バスについて、26日運行分から、仙台発便の発車時刻を午後9時45分から午後2時半に変更する。乗り場は「宮交仙台高速バスセンター前」。予約制。連絡先は0172(37)0022(午前9時〜午後6時半)。

 秋田中央交通(秋田市)は21日、仙台―秋田間の高速バス「仙秋号」を3往復運行する。22日以降は未定。電話予約のみ。連絡先は同社高速バス予約センター018(823)4890。

 岩手県交通は20日、一関―気仙沼間の急行バスの運行を2往復で再開した。

 JR東日本は20日、震災で運行が止まっていた仙石線について、あおば通―小鶴新田間の運転を3月中に再開すると発表した。仙台支社によると、再開日、運転本数などは後日決定。暫定ダイヤで一部列車の運転となる見通し。

1111荷主研究者:2011/03/25(金) 00:28:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110322t15075.htm
2011年03月22日火曜日 河北新報
地下鉄・バス大混雑 通勤客、1時間待ちも 仙台

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110322016jd.jpg
地下鉄台原駅では代替バスからの乗り継ぎ客らが長蛇の列をつくった=22日午前9時50分ごろ、仙台市青葉区

 東日本大震災の発生から初の3連休明けとなった22日朝、仙台市内の交通機関は通勤客らで大混雑した。富沢―台原間のみで運行している市地下鉄のうち、青葉区の台原駅は乗車待ちの市民らでごった返し、トラブルも。乗客からは「交通の混乱はいつまで続くのか」といった声が相次いだ。

 台原―泉中央間が運休している市地下鉄。台原駅は泉中央駅発の無料代替バスからの乗り継ぎ客も加わり、市交通局によると待ち時間は最大約1時間に上った。震災から一定期間が経過し、通勤客が増えた影響とみられる。

 順番待ちをめぐる客同士のトラブルも起きたため、市交通局は出入り口を1カ所に制限。その結果、出入り口までの行列は午前9時前には500メートル近くに達した。

 泉中央駅発のシャトルバスで台原駅から地下鉄に乗り込んだ泉区の会社員庄司直子さん(43)は「泉中央駅でも並び、1時間半かかった」とうんざりとした表情。

 宮城県富谷町のアルバイト数馬千鶴子さん(58)は「勤務先がきょうから業務再開なのに」、泉区の男性会社員(60)は「交通の混乱はいつまで続くのか」と困り果てた様子で語った。地下鉄では、長町、長町南の両駅でも入場制限を行った。

 運行路線が増えた市バスも、不通となっているJR線各駅の停留所と市中心部などを結ぶ路線が混雑した。市交通局によると、仙石線陸前高砂駅ではバスの乗車待ちの客が駅前広場から国道45号まであふれたという。

1112荷主研究者:2011/03/25(金) 00:30:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110322t15051.htm
2011年03月22日火曜日 河北新報
ガス復旧1ヵ月半めど 仙台市、あすから順次

 東日本大震災で供給がストップしている仙台市ガス局の都市ガスについて、奥山恵美子市長は21日の記者会見で、23日から順次、供給を再開できるとの見通しを示した。津波の被害が大きい地区を除き、1カ月〜1カ月半程度で全面復旧させる。今後のスケジュールは22日に公表する。

 都市ガスの原料には、比較的損傷が少なかった新潟―仙台間のパイプライン(総延長261キロ)から供給される天然ガスを利用。設備の点検、修繕を終えた後、気化された天然ガスを市ガス局の港工場(宮城野区)で付臭し、供給する。

 23日は仙台オープン病院(宮城野区)と市立病院(若林区)の災害拠点病院2カ所へ供給を再開。一般家庭への供給は24日に始める。

 供給地区の仙台、多賀城、名取の3市と利府、富谷、大和の3町、大衡村を155ブロックに分け、メーターガス栓の閉栓を終えた地区で導管のガス漏れの有無を確認。ガス局職員らが再度、利用者宅を訪問し、開栓作業を行う。

 閉栓は20日現在、対象の35万8781戸のうち20万5082戸(57.2%)で終えており、25日までに完了する見込み。今後の作業は日本ガス協会などの応援を得て、約3000人態勢で進め、1日1万〜1万5000戸の供給再開を目指す。

 供給量のうち、約7割を占めていた液化天然ガス(LNG)を使ったガス製造は、港工場の設備が甚大な被害を受け、復旧のめどは依然、立っていないという。

 奥山市長は「市民には不便を掛けて申し訳なかった。一日も早い復旧に向けて全力で取り組む」と話した。

1113荷主研究者:2011/03/25(金) 00:30:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110322t15015.htm
2011年03月22日火曜日 河北新報
生活情報/バス

 仙台市交通局は22日、南、東、西方面で計5路線のバスの運行を再開する。これまで走らせてきた特別路線3線も同日、通常路線に戻す。運行路線数は計30。時間は午前6時半〜午後8時半で、30分〜1時間間隔。

 運行再開路線は次の通り。

 長町営業所―長町駅経由南仙台駅東口―四郎丸、岩切駅前―利府街道―東仙台営業所―原町経由仙台駅―交通局大学病院前、東高校入口―若林経由仙台駅―交通局大学病院前、青葉台―宮教大・工学部―青葉通経由仙台駅、作並温泉―白沢車庫―国道48号・八幡町経由仙台駅

 十和田観光電鉄(十和田市)などは22日、仙台―青森間の高速バスの運行を再開する。1日3往復で予約制。運賃は中学生以上片道5700円で、小学生以下は半額。連絡先は同社青森営業所高速バス予約センター017(787)1558(午前9時〜午後6時)。

 宮城交通は22日、仙台―弘前間の高速バスの運行を再開する。1日1往復で予約制。運賃は中学生以上片道5090円で、小学生以下は半額。同路線は既に運行を再開している弘南バスと合わせて1日2往復となる。連絡先は弘南バス予約センター0172(37)0022(午前9時〜午後6時半)。

 岩手県交通は22日、仙台―江刺間、盛岡―水沢・千厩間の急行バスの運行をそれぞれ2往復で再開する。

 JRバス東北は22日、盛岡―久慈間を3往復で全線運行する。これまで盛岡―葛巻の部分運行だった。

 県北バスは22日、盛岡―軽米・大野間を1往復で運行再開する。

1114荷主研究者:2011/03/25(金) 00:31:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110323t15016.htm
2011年03月23日水曜日 河北新報
月内から順次在来線を再開 JR・仙台圏

 JR東日本は22日、運転を見合わせている仙台圏の東北線について、月内に仙台―岩切間の運行を再開すると発表した。仙石線青葉通―小鶴新田も既に月内の再開方針を示しており、4月上旬には仙山線も一部再開する予定。仙台駅を中心に在来線の復旧が進みつつある。

 JR東日本仙台支社によると、東北線は4月上旬までに岩沼―利府間まで運行区間を拡大。仙山線も仙台―愛子間と山寺―山形間で折り返し運転を始める。仙台駅構内は配水管などの施設に被害が出ているが、各線の運転再開までに応急措置を施す。

 東北線郡山―本宮間、奥羽線福島―米沢間、陸羽西線新庄―余目間なども、それぞれ4月上旬には再開する見通し。いずれも暫定ダイヤで一部の列車の運行になる。

1115荷主研究者:2011/03/25(金) 00:32:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110323t13044.htm
2011年03月23日水曜日 河北新報
放置車両の撤去開始 多賀城

フォークリフトを使って放置された乗用車を撤去した=22日、多賀城市八幡

 宮城県多賀城市は22日、津波で流され、市内に放置された車両の撤去作業を始めた。

 一車線が放置車両でふさがっていた八幡地区の市道などで作業を実施。市の委託業者がフォークリフトで持ち上げて大型トラックに載せ、計42台を同市町前の一時保管場所に移した。

 保管場所に置かれた車両は、所有者との連絡が半年以上取れない場合、処分するという。

 市道路公園課の鈴木弘章課長は「作業した場所は国道45号から市役所につながる道路で、救援物資などを運ぶ重要な路線だった」と説明した。

 市によると、市内に放置された車両は市道上だけで少なくとも3000台、市全体では7000〜8000台に上る。市は1カ月以内に道路上の車両を移動させた後、私有地に放置された車両の撤去にも取り掛かる方針。

1116荷主研究者:2011/03/25(金) 00:33:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110323t11051.htm
2011年03月23日水曜日 河北新報
あすと長町に仮設用地確保 仙台市

 奥山恵美子仙台市長は22日の災害対策本部会議で、仮設住宅の建設用地として、大規模再開発が進むあすと長町地区(太白区)に約10ヘクタールを確保したことを明らかにした。

 市によると、同地区に大規模な更地を所有する都市再生機構から4.7ヘクタール、鉄道建設・運輸施設整備支援機構から5.5ヘクタールの提供をそれぞれ受ける。県と市は市内で必要な仮設住宅を3000戸と想定し、うち1000戸は県が建設する予定。

 奥山市長は「被災した他の自治体の分も含め、市内での仮設住宅の建設用地の確保に一定のめどがついた」と述べた。

 残りの2000戸については、既存の公営住宅や民間賃貸住宅を借り上げる形で用意する。

1117とはずがたり:2011/03/26(土) 01:11:46

磐城ネタも勿論東北スレの此処へ貼り付け。

[東日本大震災]福島県いわき市 「五重苦」に直面
http://news.livedoor.com/article/detail/5439664/
毎日新聞
2011年03月25日13時44分
提供:毎日新聞

 東日本大震災で地震と津波の被害に加え、福島第1原発事故に直撃された福島県沿岸部。最も南にあるいわき市は、中心部が原発から約40キロ離れており、原発周辺地区からの避難者を多数受け入れた。だが、人口1%強の最も北の地域が半径30キロの屋内退避区域にかかっただけにもかかわらず、いわき市は「危険」という根拠のない風評が首都圏などで広がり、物流が滞るなど市民生活に深刻な影響が出ている。23日には新たに農産物の出荷停止が加わり、「五重苦」に直面した街を歩いた。【森禎行、町田徳丈、松本惇】

 市役所から10キロ以上南の港町・小名浜地区。津波で流されひっくり返った乗用車が木造家屋に突っ込んだままの光景が、現在も多く見られる。

 3月は旬のメヒカリやカレイが出回る時期だが、停電で魚市場は閉じたまま。原発近くの海水から放射性物質が見つかり、漁師(68)は「魚取っても誰も買わねえっぺ」と、いら立つ。地元漁協は「昨年取ったサンマの加工品もキャンセルされた」と嘆く。

 22日朝には、ガソリンスタンドを起点に150台に及ぶ車列が延び、多くの市民がエンジンを切った車内で息を潜めていた。先頭にいた医療機関に勤める女性(42)は前日午後3時から車を止めて一夜を明かした。

 「勤務先では断水が続き衛生面が心配。おむつなども届かない。車がないと生死にかかわる」と訴えた。スタンドの店長(36)は「20日から、ようやく1日置きに油が届くようになった」と話し、殺到する客の対応に戻った。

 数少ない営業中の地元スーパーでは、100人以上が開店を待つ。「シミズストア」リスポ店の佐藤誠店長(33)によると、震災直後の顧客1人当たりの買い物額は5000円を超え、棚はすぐに空に。

 通常は商品全体の6〜7割を市内で仕入れていたが、現在は7〜8割を約130キロ離れた福島市で調達しなければならない。23日に営業再開したコンビニエンスストアは約2時間で品切れになった。

 常磐自動車道は東京からいわき市まで一般車も通行できたのに、物流は滞った。市内に24店舗をもつ地元スーパー、マルトの安島誠専務(50)は「米国政府が原発から半径80キロ圏内の米国人に避難勧告した影響がある。首都圏からの物資が茨城県内で止まっている」と話す。ガソリンも、約80キロ離れた郡山市へタンクローリー車を迎えに行く始末だった。

 鈴木英司副市長(59)は「地震、津波、原発、風評被害の四重苦。原発事故が終わらないと、地震と津波の対策に取り組めない」と訴えた。市と業者が先週末から「原発から遠く、安全です」と訴えて回った効果からか、物流は回復しつつある。22日まで5店舗しか開いていなかったマルトも24日には、11店舗が営業した。

 明るさが見え始めたようだが、福島県産農産物で出荷停止の品目が広がる。青果卸「平果」の岡部守利常務(63)は「政府が対策をとってくれないと、福島とつくだけで消費者から避けられてしまう」と、ため息をついた。

 いわき市は県内最多の人口34万人。そのうち、屋内退避区域の人口は約5000人。県が測定する放射線量も、県庁所在地である福島市の約3分の1前後にとどまっている。

1118とはずがたり:2011/03/26(土) 22:07:26
三陸海岸の僅かな平地に街を作ってきたけどそれを諦めるとなると土地あるのかな??

東日本大震災:被災跡地の買い取り検討 岩手・大船渡
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110327k0000m040084000c.html

 岩手県大船渡市の戸田公明市長は26日の会見で、低地の木造住宅を高台や内陸などに移転させ、跡地を市が買い上げる案を検討する意向を示した。戸田市長は「これから議論が必要だが、子や孫が同じ思いをしないように今回の教訓を生かしたい」と述べた。

 住宅を建てられるエリアを制限するには、市の都市計画審議会に諮り用途地域を変更する必要がある。市民の反応や買い上げにかかる費用など、現時点では不透明な点は多いが、戸田市長は「安全なまちづくりには避けられない。市民の皆さんも同感だろう」との見解を示した。大船渡市では、民家など約3600戸が津波で全半壊した。【銭場裕司】

毎日新聞 2011年3月26日 20時47分

1119荷主研究者:2011/03/27(日) 20:59:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110307t12015.htm
2011年03月07日月曜日 河北新報
ホテル仙台プラザ25日閉館 賃貸契約協議こじれる

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110307001jd.jpg
25日に閉館することが決まったホテル仙台プラザ=仙台市青葉区本町2丁目

 仙台市青葉区の老舗シティーホテル、ホテル仙台プラザを運営するホテル仙台プラザ(同市、青木昌敏社長)は今月25日で同ホテルの営業を終了し、閉館することを決めた。不況などで経営環境が悪化したのに加え、土地と建物を所有する東京海上ホールディングス(HD)のグループ会社との間で、賃貸借契約をめぐる協議がこじれ、営業継続が困難になった。近く法的整理に入るとみられる。

 同市中心部では、JR仙台駅前の仙台ホテルが2009年末で営業を終了。昨年11月末には仙台エクセルホテル東急も閉館しており、仙台の観光や経済を支えてきたシティーホテルがまた一つ、姿を消すことになる。

 プラザによると、青木社長が6日、従業員に対して閉館の方針などを伝えた。アルバイトを含む約230人は全員解雇する方向。会議や宴会の予約は2年先分も含め約400件あるといい、宿泊の予約者とともに早急に連絡を取るという。

 プラザは売上高の減少などから07年2月、東京海上HDの関連会社による特別目的会社(SPC)に対し、土地と建物を売却。プラザが借り受ける形で営業してきた。

 この賃貸借契約に関し、賃料設定などをめぐる訴訟に発展。その後、プラザ側の支払い延滞が続くなどし、SPC側の申し立てを受けた仙台地裁の決定に基づき、今月に入って債権が差し押さえられた。

 青木社長は取材に対し「運転資金が続かないと判断し、閉館を決めた。一時あった建て替え計画も不況などで実現できず、最悪の結果になってしまった。お客さまにおわびしたい」と説明。従業員については「再就職に向けた他ホテルへの働き掛けなど、できる限り対応したい」と話している。

[ホテル仙台プラザ] 1888年開業の陸奥別館青木ホテルが起源。戦災による焼失と再建、仙台セントラルホテルへの改称などを経て1975年に現在の場所と名称で開業。客室177室、収容人員は271人。仙台のシティーホテルの中でも有数の大宴会場を備え、地元政財界の大規模な会合にも使われてきた。運営会社のホテル仙台プラザは72年の設立で、資本金は1億円。

1120荷主研究者:2011/03/27(日) 21:01:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110308t13012.htm
2011年03月08日火曜日 河北新報
従業員180人全員解雇 閉館を正式発表 仙台プラザ

 仙台市青葉区の老舗シティーホテル、ホテル仙台プラザを運営するホテル仙台プラザ(同市、青木昌敏社長)は7日、今月25日での閉館を正式発表した。青木社長はホテル内で記者会見し、現在の従業員約180人について「4月6日付で全員を解雇する」と説明した。今後の法的整理の方向性では、破産以外の手法も含めて検討する考えを示した。

 青木社長は従業員への対応で「再就職に向けてできる限りのことをする。(今月分の)賃金は、取引業者への支払い分とともに、確保する道を模索したい」と述べた。

 プラザによると、年間売上高はピーク時の1993年に約33億円に上った。その後は約25億円(2005年)前後で推移したが、近年は経営環境が急速に悪化。09年には約15億円に落ち込み、赤字に転落したという。

 07年2月に土地と建物を売却した東京海上ホールディングス(HD)の関連会社との賃貸借契約をめぐる協議もこじれ、今月1、2日には仙台地裁に債権や動産を差し押さえられた。

 青木社長は「現金でしか仕入れができなくなった。血を止められてしまった」と語り、差し押さえによる運転資金の不足で閉館を最終決断したと説明した。

 プラザは7日、ホテル内で取引業者への説明会を開き、集まった77社の約110人に閉館の経緯などを報告した。従業員には同日までに解雇の方針を伝えた。

 土地と建物を今後どうするかについて、東京海上HDは取材に対し「今の段階では何も決まっていない」と話している。

1121荷主研究者:2011/03/27(日) 21:01:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110309t15015.htm
2011年03月09日水曜日 河北新報
宮城県美術館のレストランなど年度内営業継続へ 仙台プラザ

 今月25日で閉館するホテル仙台プラザ(仙台市青葉区)は8日、県美術館と市博物館=ともに同区=で運営するレストランと喫茶店の計3店について、本年度末まで営業する意向を県、市に示した。

 プラザの担当者が、両館を訪れて説明した。新年度も営業を継続するかどうかは今後、協議していく。

 県美術館のレストラン「サリックス」(約50席)と喫茶店「ゼルコバ」(10席)は1981年の開館当初から、市博物館のレストラン「三の丸」(約50席)は2007年2月からプラザが運営している。プラザは年度ごとに施設の使用許可を受け、使用料を毎月支払っている。

 県美術館の担当者は「レストランは来館者に好評だが、プラザが新年度に営業できない場合、速やかに後継を探さなければならない」と話している。

1122荷主研究者:2011/03/27(日) 21:04:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110309t11014.htm
2011年03月09日水曜日 河北新報
定禅寺・晩翠通、交差点歩車分離信号に 接触事故防止

 宮城県警は10日、仙台市青葉区の定禅寺通と晩翠通の交差点で、歩行者信号が青の間は車の信号を全て赤にする「歩車分離式信号」を導入する。従来の信号方式を午前10時に切り替える。歩行者が安全に横断歩道を渡れるようにするための措置で、県警は見切り発車などによる事故に注意するよう呼び掛けている。

 繁華街にある同交差点は歩行者、車両ともに通行量が多い。道路幅は定禅寺通が約30メートル、晩翠通が約20メートル。通常の信号では、横断する歩行者と車が接触する危険があったという。

 新しい方式では、定禅寺通の車両用、晩翠通の車両用、歩行者用の順で信号が青を表示する。歩行者が横断中、車両用信号は全て赤となるが、交差点を斜めに渡ることは禁止となる。

 従来の方式は、交差点で左折する車が歩行者の横断を待つため、朝夕は左折待ちの車で渋滞するケースが多かった。

 周辺では、毎年9月の定禅寺ストリートジャズフェスティバルや12月のSENDAI光のページェントなどイベントが多い。多くの観光客が詰め掛けると、渋滞に拍車が掛かっていた。

 県警交通規制課は「歩行者と車が交差点に進入するタイミングを別にすることで、事故の危険が減る。導入直後は戸惑うドライバーがいるかもしれない。信号をよく見て運転してほしい」と話している。

1123荷主研究者:2011/03/27(日) 21:51:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110323t75042.htm
2011年03月23日水曜日 河北新報
生活情報/バス・鉄道

 宮城交通(仙台市)は23日、JR仙台駅前―郡山駅前間の高速バスの運行を再開する。当面は1日2往復。仙台駅からは午前8時20分、午後2時10分発、郡山駅からは午前11時20分、午後5時50分発。片道2100円。回数券も利用できる。

 ミヤコーバス(仙台市)は23日、仙台駅前―本塩釜駅間で臨時バスの運行を始める。1日3往復で片道700円。仙台駅からは午前10時、午後2時半、午後5時半発。本塩釜駅からは午前8時、午前11時半、午後4時発。
 旅行会社タビックスジャパン(東京)は23日から、JR福島駅を経由し、仙台駅と郡山駅を結ぶ高速バスツアーを始める。福島市のバス会社、トランスパックが運行する。23日は2往復を設定。24日以降の便数は未定。料金はいずれも片道で仙台―郡山間2000円、仙台―福島間と福島―郡山間1000円。

 多賀城市と宮城交通は23日、JR仙石線多賀城駅前発仙台駅前行きの臨時バスを運行する。市の便は仙台直行便(片道500円)で、午前7時の始発から一日10便。宮城交通の便(同490円)は午前8時41分始発で一日18便。連絡先は市長公室022(368)1141。

 ミヤコーバスは22日、同バス塩釜営業所と利府町しらかし台を結ぶ「利府線」を再開した。当面の間、土日祝日ダイヤで運行する。
 仙南交通(仙台市)は22日、JR名取駅(名取市)と仙台市地下鉄長町南駅(太白区)を結ぶ臨時路線バスの運行を始めた。運休しているJR東北線が復旧するまで、平日のみ走らせる。長町方面は朝を中心に21便、名取方面は朝と夕方を中心に23便。

 はらまち旅行(南相馬市)は23日から、仙台市と角田市を結ぶ臨時バスを運行する。午前6時半の阿武隈急行角田駅発、午後6時半のJR仙台駅東口発の1日1往復。片道1000円。連絡先は角田市政策企画課0224(63)2112。

 会津乗合自動車(会津若松市)とJRバス東北(仙台市)は24日、会津若松市と仙台市を結ぶ高速バスの運行を再開する。臨時便として運行させ、乗降地は若松駅前バスターミナルと仙台駅東口のみ。片道2800円で予約不要。24日は若松駅からが午前7時40分発の1便、仙台駅からが午後1時発と同7時発の2便。25日以降は若松駅からが午前8時40分発を加えた2便となる。連絡先は会津乗合自動車0242(22)5560。

 ◇

 JR東日本は22日、東北線仙台―岩切間、郡山―本宮間について、今月中に運転を再開させる見通しを示した。東北線仙台―岩切間は、4月上旬に岩沼―利府間にまで運行区間を拡大する予定。また、4月上旬までに、仙山線仙台―愛子間と山寺―山形間、奥羽線福島―米沢間、陸羽西線新庄―余目間で、それぞれ運転を再開する。いずれも暫定ダイヤによる一部列車の運転になる。

1124荷主研究者:2011/03/27(日) 21:56:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110324t15031.htm
2011年03月24日木曜日 河北新報
生活関連/バス・鉄道
◎仙石線・あおば通―小鶴新田間/28日から運行再開

 ミヤコーバス(仙台市)は25日、宮城県山元町役場とJR仙台駅東口を結ぶ予約制臨時バスの運行を始める。1日3往復で途中の乗降はできない。山元発は午前9時、午後2時、同6時。仙台発は午前7時半、午後0時半、同4時半。片道1200円(子ども半額)。予約は利用日の前々日と前日の午前9時〜午後5時に山元町役場で受け付ける。連絡先は090(4755)0030。

 仙台―盛岡の高速バスは月〜木曜日は10往復、金〜日曜日は13往復で運行。盛岡―東京の高速バスは2往復で運行する。

 JRバス東北は23日、盛岡―二戸、盛岡―浄法寺をそれぞれ1往復で運行を再開した。24日には、運行している高速バスのうち、仙台―八戸間をこれまでの1往復から3往復に、仙台―福島間を10往復から19往復に、仙台―新宿間を3往復から4往復にそれぞれ増便する。新宿以外は他社との共同運行。同社は「詳細なダイヤはホームページで確認してほしい」と話している。



 JR東日本は23日、仙石線あおば通―小鶴新田間について28日から運転を再開すると発表した。ほかに運転再開日が決まった主な在来線区間は、磐越西線郡山―津川間(26日)、奥羽線新庄―院内間(27日)、左沢線北山形―左沢間(28日)。

1125荷主研究者:2011/03/27(日) 21:57:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110324t13011.htm
2011年03月24日木曜日 河北新報
石巻工業港、9岸壁復旧 救援物資船が陸揚げ

船から自衛隊のトラックに物資を積み込む乗組員ら=23日正午ごろ、石巻工業港

 東日本大震災で被災した石巻工業港は23日、31岸壁(バース)のうち9岸壁の利用が可能になり、救援物資を積んだ最初の船が寄港した。国土交通省東北地方整備局によると、東北の太平洋側の主要港湾全11港で緊急輸送物資の対応が可能になった。

 石巻工業港で使用を再開したのは中島埠頭(ふとう)の3岸壁、大手埠頭の4岸壁、日和埠頭の2岸壁。20日以降、クレーン付き台船が津波被害で沈んだがれきなどの撤去を続けてきた。

 23日は救援物資を積んだ巻き網漁船「第112福一丸」(静岡県焼津市)が入港、焼津市の企業などが寄付した食料や生活用品約25トンを陸揚げした。物資は自衛隊が各避難所に搬送する。伊藤幸造漁労長は「乗組員には宮城、岩手の出身者が多く、震災は人ごとではなかった」と話した。

 東北地方整備局は「これで海からの緊急輸送路は確保できた」(川嶋直樹企画部長)と強調、今後は物流機能の再興に向け、本格的な復旧作業を進める方針。

 宮城県内では気仙沼港が25日、石巻漁港、女川、志津川両港が26日の再開を目指し、物資受け入れの応急工事が進む。

 気仙沼港は23日、航路や岸壁近くに沈んだ漁具などを撤去する作業が終了。石巻漁港と女川、志津川両港も24日に終了する予定。塩釜漁港は作業を続けている。

1126荷主研究者:2011/03/27(日) 22:06:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110326t13026.htm
2011年03月26日土曜日 河北新報
ホームにひび、橋脚損傷 仙台地下鉄・八乙女駅周辺

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110325031jd.jpg
中央部のコンクリートが崩落し、ゆがんだ鉄筋が露出した七北田川の橋脚=25日、仙台市泉区

 仙台市交通局は25日、東日本大震災後初めて、地下鉄八乙女駅(泉区)周辺を公開した。橋脚は鉄筋の一部が露出、ホームのタイルは砕けるように割れていた。交通局は5月末の全面復旧を目指している。

 八乙女駅で観測された加速度は1149.9ガルで、「阪神大震災を上回る想定外の揺れの強さ」(市幹部)。駅周辺は地下区間よりもダメージを受けやすい高架区間で、駅の南端から泉中央駅近くまでの約1キロにある橋脚の2割程度、約50本が損傷した。

 八乙女駅の上屋を支える鉄柱46本全てで、基礎に固定するボルト(長さ50センチ、太さ2.4センチ)が折れたり、曲がったりするなどの被害を確認。ボルトが破断した17本は補強用の鉄骨を溶接し、応急処置を施した。

 ホームでは、駅出口への進路を表示する掲示板が落下。揺れのひずみに耐えきれなかったのか、ホームの継ぎ目に沿うようにタイルが砕け散っていた。

 ユアテックスタジアム仙台のそば、七北田川に架かる鉄橋の橋脚はコンクリートがはがれ落ち、鉄筋の一部がむき出しになった。市交通局の森研一郎建設課長は「橋脚は取り壊して造り直すしかない。地盤が軟弱で、このままでは重機が入れない」と説明した。

 地下鉄は現在、台原―泉中央駅間で運休し、代替の無料バスを運行中。交通局は5月末に富沢―泉中央駅間の全面復旧を目指し、作業を進めている。

1127荷主研究者:2011/03/27(日) 22:07:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110326t13024.htm
2011年03月26日土曜日 河北新報
仙台港にフェリー到着 震災後初、物流回復へ一歩

 仙台港(仙台市宮城野区)のフェリー埠頭(ふとう)が利用可能になり、太平洋フェリー(名古屋市)の大型フェリー「きたかみ」(1万3937トン)が25日、入港した。

 民間フェリーの仙台港入港は、東日本大震災の発生後初めて。海運による物流機能の回復に向けた大きな一歩となった。

 北海道の苫小牧港を出港した「きたかみ」は午前10時ごろ、仙台港に着岸。積載してきた10トントラック53台とトレーラーのシャシー(荷台)44台分の物資が次々と運び出された。積み荷には食料や医薬品などの支援物資もあった。

 旅客輸送や仙台―名古屋航路再開のめどは立っていないが、27日にも苫小牧港から仙台港に入る予定。太平洋フェリーの牧野敏明東北支店長は「2週間ぶりに海上交通路がつながり、物資の大量輸送が可能になった。必要物資を被災地に届けたい」と話した。

1128荷主研究者:2011/03/27(日) 22:08:25

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110326t15010.htm
2011年03月26日土曜日 河北新報
生活情報/バス・鉄道

 JR東日本は25日、28日に運転を再開する仙石線あおば通―小鶴新田間の運転計画を発表した。上下とも始発は午前5時台で、終発は午後11時台。通常の62%の運行で、1時間に2〜7本運転する。

 仙台空港鉄道は4月上旬、復旧見通しの立たない仙台空港アクセス線の代替輸送のため、バス代行を実施する。区間はJR名取駅と美田園駅間。杜せきのした駅を経由する。運行開始日、運行本数は決まり次第公表する。所要時間は美田園駅―名取駅間が20分(210円、小児110円)、杜せきのした駅―名取駅間は15分(170円、小児90円)。

 ◇

 JRバス東北(仙台市)は26日、仙台―会津若松間の高速バスを通常の8往復に戻す。28日には仙台―いわき間の運行を3往復で再開するほか、仙台―弘前、仙台―八戸間を3往復から4往復に、仙台―秋田を7往復から9往復に、仙台―福島を19往復から20往復にそれぞれ増便する。各便とも他社との共同運行。仙台―会津若松、福島以外は予約制。連絡先は仙台駅東口バス案内所022(256)6646。

 ミヤコーバス(仙台市)は26日、仙台駅と東松島市の矢本バス停を結ぶ臨時バスの運行を始める。1日2往復で片道700円(子ども半額)。途中の乗降はできない。仙台駅からは午後0時37分発と午後5時7分発、矢本からは午前9時発と午後2時40分発。

 東日本観光バス(岩沼市)と東洋交通(宮城県富谷町)は28日から当面の間、JR東北線の大河原駅前―仙台駅東口間で臨時バスを運行する。運賃は片道1000円。平日は大河原駅前午前7時発、仙台駅東口(ホテル仙台ガーデンパレス前)午後6時、6時15分、6時半、7時発。土日と祝日は大河原駅前午前7時発、仙台駅前は午後6、7時発。

 JR仙台駅と山形空港間の直行バスが27日から運行される。山形空港発着便のダイヤに合わせ、同空港発は1日12本、仙台駅前発は11本の運行。所要時間は1時間10分。料金は大人2000円、子ども1000円。被災証明書を提示すると、それぞれ半額。連絡先は近畿日本ツーリスト山形支店023(632)3210。

 仙台―鶴岡、酒田、本荘間の高速路線バスは28日、運行を再開する。仙台発、本荘発(一部酒田発)とも1日10本運行。予約制。連絡先は庄内交通高速バス予約センター0235(24)7600。

 京成バス(東京)は、JR仙台駅(宮交仙台高速バスセンター)―東京(上野)・千葉方面間の「緊急支援高速バス」を1日3往復運行している。仙台駅からは午前8、10時と午後10時発。東京・千葉方面からは千葉駅午前7時50分、新浦安駅同10時、成田空港午後9時15分発。いずれも京成上野駅(めぐりんバス乗り場)経由。片道・昼行4000円、夜行5000円(大人)。予約制。連絡先は03(3621)2430。

1129とはずがたり:2011/03/28(月) 12:58:35

仙石線、きょう一部再開 あおば通―小鶴新田間
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110328t13043.htm

 東日本大震災で運転を見合わせていたJR仙石線は28日、あおば通―小鶴新田間で運転が再開される。立ち入り禁止だった仙台駅も利用可能となり、駅構内の店舗も一部で営業を始める。仙台駅を通る在来線の運転再開は震災後初めて。
 仙石線は暫定ダイヤで運行され、始発は午前5時台、終発は午後11時台。JR東日本仙台支社によると、1時間に2〜7本で、本数は通常の6割程度になる。
 仙台駅は崩落した壁の補修や新幹線ホームの工事などが続くため、利用が制限される。
 東口の地下通路からの改札は従来通り利用できるが、西口の中央改札口の利用は2階の東西自由通路からと、1階の南側と中央の出入り口からの3カ所に限られる。駅2階につながるペデストリアンデッキは、31日の東北線仙台―岩切間の運転再開に合わせて利用できるようになる見込み。
 仙台駅では中央改札口付近に震災の影響で使えなくなった切符の払戻窓口を設けるほか、一部店舗が営業を再開する。
 JR東日本は27日、仙台駅の復旧状況を報道陣に公開した。渡辺英明駅長は「仙石線の場合、地下部分の被害はほとんどなかった。駅の利用制限で迷惑をお掛けするが、一日も早い全面復旧を目指す」と話した。

2011年03月28日月曜日

東北線、岩沼―仙台間4月2日再開
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110328t13042.htm

 JR東日本は27日、東日本大震災で見合わせていたJR東北線岩沼―仙台間の運転を4月2日に再開すると発表した。
 東北線は31日に仙台―岩切間で運転が始まり、運行区間は4月2日以降岩沼―岩切間に拡大される。

2011年03月28日月曜日

1130とはずがたり:2011/03/28(月) 13:01:24

2次避難 宮城沿岸10市町が関心
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110328t11039.htm

 宮城県が沿岸14市町に被災者の2次避難について意向調査した結果、10市町が避難の必要があるとの認識を示し、受け入れ先の情報提供を求めたことが27日、分かった。

 関心を示したのは仙台、石巻、気仙沼、東松島、名取、岩沼の6市と女川、南三陸、亘理、山元の4町。多賀城、塩釜両市と松島、七ケ浜両町は仮設住宅などで対応できるとして不要と答えた。
 さらに村井嘉浩知事が個別に各市町長の考えを聞き取りした結果、気仙沼市と石巻市、岩沼市が2次避難に前向きな姿勢を示したという。県は壊滅的な被害を受けた南三陸町を含む4市町を重点地区と決め、被災者への説明などに乗り出す。
 県災害対策本部によると、県内の避難者は27日現在、601カ所に8万1592人。県はこのうち「数千から1万世帯は2次避難が必要になる」と見込んでいる。


2011年03月28日月曜日

1131とはずがたり:2011/03/29(火) 21:33:55

632 名前:R774[sage] 投稿日:2011/03/25(金) 20:34:24.44 ID:B0sg7gRU
http://www.gsi.go.jp/kikaku/kikaku60003.html
東部道路は完全にダメだな。

1132とはずがたり:2011/03/30(水) 13:18:32
原町(南相馬市)も中村(相馬市)も内陸に位置してるんですねぇ。
http://www.gsi.go.jp/common/000059847.pdf
古くからの市街は津波だけとは限らないけど海からの災害を避けて成立してきたと云えるのかも。

岩沼・名取・中田(南仙台)・長町・仙台・多賀城なんかもそんな傾向が読み取れなくもない。
http://www.gsi.go.jp/common/000059845.pdf

1133荷主研究者:2011/03/31(木) 23:43:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110327t12038.htm
2011年03月27日日曜日 河北新報
操業一時停止相次ぐ 国道4号仙台バイパス周辺

深刻な被害は少ないとされる卸商団地でも、1階が完全につぶれた事業所も=25日、仙台市若林区卸町2丁目

 仙台港周辺の事業所や商業施設は、大津波で大きな被害を受けた。海岸から約5キロ以上離れ、流通や製造業の団地が集中する仙台市若林区の国道4号パイパス周辺では比較的、軽微な被害にとどまった企業もある。

 仙台港に近い仙台市宮城野区港の東洋水産東北支店仙台営業所は、インスタントラーメンなど加工食品販売の東北の営業拠点となっている事務所が津波で使用不能となった。28日にはJR仙台駅東口に仮事務所を設けることにした。

 商業施設「三井アウトレットパーク仙台港」は2階建て店舗の1階部分が浸水。現在は営業を停止している。運営する三井不動産は「目視の点検では大きな構造的被害はないが、営業再開までには当分時間がかかりそうだ」と説明している。

 4号バイパス西側の卸商団地は、食料品や機械・金属、繊維など多様な卸売会社を中心に、約270社が集積する東北の流通拠点。地震を受けて若林区が19〜21日に実施した応急危険度判定によると、立ち入ったり使用したりするのが「危険」と判定された建物は約18%となった。

 調査総数は団地の隣接地区も含め573。外壁が落ちそうになっている被害が多いという。同区は「構造にまでダメージが認められた深刻な被害は、危険判定の10%に満たない」とみる。

 4号バイパス東側の仙台印刷工業団地でも、建物や設備に被害が出た。食品向け包装材製造の常盤化工は変電設備が故障したため、2工場のうち1工場の操業を停止している。

 庄子幸夫工場長は「包装材がなければ、取引先の食品メーカーが被災地に物資を送れない。他社の協力を得て生産を続けているが、4月上旬には復旧させたい」と話す。

 鐘崎は仙台東部工場団地の本社工場の生産設備が、地震で一部損壊した。「被害は軽微。すり身など原料調達もある程度めどが立った」と3月中の操業再開を目指す。

 中小メーカー20社が立地する仙台工業団地でも、操業を一時停止する企業が相次いだ。ただ建物の壁やガラスが破損したり、機械がずれるなどした被害が多く、深刻なものは確認されていない。

 団地の協同組合の梶原功専務理事は「1978年の宮城県沖地震を受けて、耐震補強をした企業が多い。津波被害が届かなかったのが大きい」と話す。

(山形泰史、鈴木美智代、酒井原雄平)

1134荷主研究者:2011/03/31(木) 23:48:08

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110327t12039.htm
2011年03月27日日曜日 河北新報
生産再開見通せず 設備破損、燃料不足…、企業直撃

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110327003jd.jpg
工場が集積する仙台港周辺。大津波は事業所の業務機能も押し流した。仙台港の南側の工場集積地を西方向に望む=18日午後3時ごろ、仙台市宮城野区

 自転車で駆け付けた10人以上の従業員が、がれきと格闘する。仙台港(仙台市宮城野区)の工業団地にある工業用刃物製造の東洋刃物(仙台市)の本社と隣接の工場。津波で甚大な被害を受け、今も工場内にがれきがうずたかく積もる。

 敷地内にある工場は7棟。外壁には津波とともに押し寄せた大型トラック、コンテナが食い込み、どの棟の内部にも無数のがれきや乗用車が流れ込んでいる。

 浸水は2階建て本社の1階天井部分まで達した。敷地内にいた従業員は全員避難して無事だったものの、業務で外出中の女性1人が亡くなった。

 「2008年秋のリーマン・ショックの影響から、ようやく立ち直ったところだった」と肩を落とす庄子公侑社長。被害の大きさに「あまりにも痛い」と漏らす。

 ●「必ず復興を」
 7棟の生産額は全社の3分の1を占める。宮城県富谷町の工場に本社機能も移して増産するなどしているが、7棟が担うはずの受注量の半分を補うのがやっとという。

 いつ復旧と生産開始にこぎ着けられるのか。全て新調すれば数十億円かかる生産設備を、どう整えたらいいのか。庄子社長は「生産開始は見通せない」と途方に暮れる。

 ただ大阪府など各地の工場も含め、400人近くに上る従業員は再建を信じているという。「もう失うものはない」。庄子社長は懸命に働く従業員の姿に「みんなで一丸となり、必ず復興させてみせる」と誓う。

 ●製造ストップ
 仙台港近くのキリンビール仙台工場の津波被害も深刻だ。熟成用の貯蔵タンク15基のうち4基が倒壊。東北6県と新潟県に供給するビールの製造は完全にストップしている。

 約32万平方メートル。日本製紙クリネックススタジアム宮城にして約10個に相当する広大な敷地の中は安全性が確保できず、数人の従業員しか立ち入りが認められていない。

 「被害状況の確認を続けている。復旧のめどを検討できる状況にすらない」と同社東北統括本部は説明する。

 仙台工場は1983年、仙台市青葉区小田原の旧工場から移転する形で操業を始めた。その旧工場ができたのは23年7月。同9月には関東大震災で横浜工場が全壊し、仙台がビール製造を担う拠点になったという。

 「わが社にとって今回の震災は、関東大震災に匹敵する未曽有の危機。だが復興に向けて一歩一歩前進するしかない」

 旧工場の誕生から88年。人でいえば米寿の節目で直面した災害に、東北統括本部の従業員たちは立ち向かう覚悟でいる。(山形泰史、鈴木美智代)

1135荷主研究者:2011/03/31(木) 23:50:28

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110327t15022.htm
2011年03月27日日曜日 河北新報
生活情報/バス・鉄道

 宮城交通(仙台市)は28日、運行する仙台近郊の一般路線バスを休日ダイヤから土曜ダイヤに切り替える。午前7時〜午後8時半としていた運行時間の制限も取りやめる。高速バスでは仙台と上山、八戸、酒田、本荘を結ぶ各路線を再開。仙台―福島、郡山、盛岡間の各路線は通常運行に戻し、仙台―山形線は午後9時台の3本を除き通常運行する。

 ミヤコーバス(仙台市)は28日、仙台―石巻間の臨時バスを4往復から8往復に増便する。運賃は片道800円。仙台―大衡線は通常ダイヤで運行する。

 ◇

 JR東日本は26日、東北線仙台―岩切間を31日に再開すると発表した。仙台駅を通る在来線の再開は、28日再開予定の仙石線あおば通―小鶴新田に続き、2路線目。東北線では、29日に再開する郡山―本宮間は、4月上旬には安積永盛―福島間にまで運転区域が拡大される。また、陸羽東線小牛田―新庄間も4月上旬に運転を始める。

1136荷主研究者:2011/04/01(金) 00:17:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110328t13050.htm
2011年03月28日月曜日 河北新報
JR仙石線、一部再開 あおば通―小鶴新田間

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110328021jd.jpg
JR仙石線はあおば通―小鶴新田間で運転を再開した=28日午前8時すぎ、仙台駅

 東日本大震災の発生から18日目の28日、運転を見合わせていたJR仙石線あおば通―小鶴新田間(5.6キロ)が午前5時すぎ、運転を始めた。宮城県内の在来線としては震災後初めての再開。立ち入り禁止だったJR仙台駅も部分的に利用できるようになり、仙台圏の日常生活を支える主要な交通インフラがまた一つ動きだした。

 午前5時9分、上り始発が小鶴新田を出発した。通勤時間帯の午前7時から8時台に上下線で各4〜7本が運行され、通勤客らが利用した。石巻市で震度5弱を記録した同7時24分の地震によるダイヤへの大きな影響はなかった。JR東日本は当面、再開区間の運行本数を通常の6割程度とする。

 仙石線の一部再開に合わせて、仙台駅構内の店舗も部分的に営業を再開した。崩落した壁の補修などが続くため、構内の利用は制限されている。

 仙台市内などでは、避難所で暮らす被災者を受け入れる仮設住宅の建設も始まった。

 名取市では市内の小中学校16校のうち、被災した閖上小、閖上中、避難所となっている下増田小、館腰小を除く12校で授業が再開された。

 警察庁の28日午前10時現在のまとめによると、震災の死者は1万872人、家族が警察に届けた行方不明者は1万6244人で計2万7116人に上った。被害が大きい東北3県の死者は宮城6627人、岩手3213人、福島974人。

1137荷主研究者:2011/04/01(金) 00:18:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110328t13057.htm
2011年03月28日月曜日 河北新報
朝の日常、一歩前進 ホームに通勤の足音 仙石線一部再開

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110328026jd.jpg
再開を待ちわびた通勤客らで混雑したJR仙石線の小鶴新田駅=28日午前7時40分ごろ

 東日本大震災の影響で運転を見合わせていたJR仙石線が運転を再開した28日、ホームには久しぶりに通勤客らの足音が戻ってきた。仙台駅では駅構内の売店なども一部で営業を再開。少しだけ戻ってきた朝の日常風景に、利用客の安堵(あんど)の表情が広がった。

 上りの始発駅となる小鶴新田駅(宮城野区)には、午前7時ごろから利用客が増え始めた。同駅から東の未通区間の利用客らも押し寄せ、午前8時前後にはホームを埋め尽くすほど混み合った。

 被災後、太白区長町の職場にバスで2時間かけて通っていた宮城野区の会社員阿部美歩さん(33)は「これで通勤時間が半分になる」と喜んだ。

 震災によるガソリン不足で、初めて利用する人もいた。仕事の移動に車を使っていた会社員大賀雅博さん(32)=泉区=は「ガソリンが気がかりで、公共交通に切り替えた」と話した。

 午前7時24分には、仙台で震度3の地震があり、利用客にも一時、緊張が走った。仙石線は上下線に3本の列車が出ていたが、ほぼ暫定ダイヤ通り運行を続けた。

 仙台駅では、パンの売店なども営業を始めた。補修工事などで駅構内の利用制限は続くものの、商業施設としての顔も一部で取り戻した。

1138荷主研究者:2011/04/01(金) 00:28:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110329t13028.htm
2011年03月29日火曜日 河北新報
通勤客沿線から殺到 仙石線一部再開

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110329006jd.jpg
一部区間で運転を再開したJR仙石線。通勤客らで混雑したが、未開通区間が約9割残る=28日午前8時、JR仙台駅

 東日本大震災で運転を見合わせていたJR仙石線は28日、あおば通―小鶴新田間で運転を再開した。31日には東北線も仙台―岩切間で運転を始める予定で、仙台駅を中心に鉄路の復旧が進む。しかし、各路線の全面復旧には時間がかかりそうで、沿線住民は不便を強いられている。

 部分再開した仙石線は朝の通勤時間帯、久しぶりに通勤客らが各駅のホームに並んだ。小鶴新田駅には、さらに東側の未通区間の沿線住民らも押し寄せ、一時混雑した。

 被災後、仙台駅前の職場に自転車で通っていた仙台市宮城野区の会社員山口弘さん(22)は「震災で道路もでこぼこ。自転車で50分もかかっていた通勤時間が、15分で済む」と喜んだ。当面は暫定ダイヤで、通常の6割程度の本数で運行する。

 今回再開した区間は5.6キロで、仙石線全体の約1割。それ以外の再開日程は未定だ。小鶴新田から東に4駅目の多賀城駅には、同日も臨時バスを待つ通勤客ら200人以上が並んだ。

 多賀城市と宮城交通が運行する臨時バスの本数は1日上下計58本。それでも通勤時は混み合い、長い列は解消されない。同市の女性会社員(35)は「先週の何倍も乗客がいてびっくり。明日はもう少し早く家を出ないと」と驚いた様子だった。

 臨時バスは、仙台駅発の最終便が午後7時15分と早い。残業などで帰りに利用できない人もおり、仙石線の運行区域拡大を望んでいる。

 臨時バスに乗るため、宮城県七ケ浜町の自宅から多賀城駅に自転車で通う男性会社員(43)は、津波で車を流された。「仕事が遅い日は、タクシーで帰らなければならない。自転車で仙台方面まで通おうか迷っている」と打ち明ける。

 多賀城市は「多賀城駅の乗客数の多さは仙石線の中でも有数。臨時バスでは電車の10分の1程度の輸送能力しかない」と、進まない鉄路の復旧に頭を悩ませている。

1139荷主研究者:2011/04/01(金) 00:29:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110329t13027.htm
2011年03月29日火曜日 河北新報
石巻線女川など5路線16駅流失 JR東・在来線

 JR東日本は28日、東日本大震災による在来線の被害が、東北線など36線区で約4400カ所に上ると発表した。これまでに気仙沼線志津川、石巻線女川、常磐線坂元など、5路線の16駅の流失も確認された。

 被害の内訳は、レールのゆがみや損傷が約2200カ所、架線を支える電化柱の壊れが約1150カ所など。現在、原発事故の影響で常磐線いわき―亘理間の点検作業を見合わせていることから、被害箇所はさらに増えるとみられる。

1140荷主研究者:2011/04/01(金) 00:30:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110329t13031.htm
2011年03月29日火曜日 河北新報
都市型建物被害深刻 849棟「倒壊の恐れ」

倒壊の危険があると判定された市営住宅。作業員が落下したがれきの撤去に当たっていた=仙台市宮城野区

 東日本大震災の余震による二次被害を防ぐため、宮城県内で建築物の応急危険度判定が行われている。津波による甚大な被害にかき消されがちだが、内陸部の住宅・建築物も大きな地震被害を受け、仙台市ではマンションを中心とする都市型の建物被害が深刻だ。

 仙台市中心部のビルやマンション、住宅にも大きな被害が出ている。市は22日までに、被害の大きい地域を中心に6231棟の応急危険度判定を終え、849棟を倒壊の危険性が高い「危険」と判定した。全体の被害総数ははっきりせず、全容はつかめないままだ。生活再建や二次災害防止に向け、独自の対策に乗り出した住民もいる。

 宮城野区幸町の市営住宅高層棟(11階、約230世帯入居)は応急危険度判定で「危険」とされた。入り口に立ち入りを制限する赤い紙が貼られている。

 入居者の千田昌伸さん(54)は「今は友達の家でお世話になっているが、今後どこに住んだらいいのか」と話す。

 青葉区荒巻本沢のマンション・ハイネス荒巻(14階、119世帯入居)は、地震でビルの至る所でひび割れが発生し、コンクリートが落下した。市の応急判定の対象からは漏れた。住民や管理会社の社員らが自主的に立ち入りを制限、日中の荷物の持ち出しに限り立ち入りを許可している。

 このマンションは、ビルの所有者が震災前に行方をくらまし、裁判所の管理下にある。修繕や建て替えの見通しは全く立っていない。住民らは15日に急きょ自治会をつくり、行政の救済策に期待を寄せる。

 自治会長の青野佳智さん(46)は「7〜8人がまだ避難せずに残っている。避難所で暮らす人も多い。全員が今後に不安を抱えている」と話す。

 2009年1月に建築された宮城野区の賃貸マンション(14階、208世帯)は、1階エントランス内に「退去勧告」の張り紙を出している。

 管理人によると、梁(はり)や外壁のひび割れ、タイルのはく落、玄関ドア枠の変形によるドアの開閉不能などを確認。民間会社による建物診断の結果、「地震により建物全体が重大な損傷を受け、使用不能と判明した」として、入居者に安全な場所への避難を勧告しているという。

 損傷があるが立ち入りは可能とされた「要注意」は1453棟あった。

 市建築指導課は「建物に不安がある場合は、市や県建築士事務所協会に相談してほしい」と話している。(勅使河原奨治)

1141荷主研究者:2011/04/01(金) 00:32:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110330t72019.htm
2011年03月30日水曜日 河北新報
東北線 福島―岩沼 来月上旬再開

 JR東日本は29日、東日本大震災で運転を見合わせていたJR東北線の福島―岩沼間を4月上旬、常磐線の亘理―岩沼間を4月下旬に再開すると発表した。

 東北線は、主要駅の郡山と仙台が結ばれる。沿岸部を走る常磐線は「被災地復興のため早期の復旧が重要」(仙台支社)となる路線で、折り返し運行の起点となる亘理駅の修復工事を急いでいる。

 原発事故で調査を見合わせているいわき―亘理間については、復旧見通しが立っていない。

 仙山線の仙台―愛子間は4月4日に運行を始める。

1142荷主研究者:2011/04/03(日) 15:14:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110331t15009.htm
2011年03月31日木曜日 河北新報
生活情報/鉄道・バス
◎仙山線東北線来月中旬全面再開

 JR東日本は30日、JR仙山線と東北線を4月中旬に全面再開すると発表した。東北線は3月31日に運転を始める仙台―岩切間に続き、岩沼―仙台間を4月2日、岩切―松島間と岩切―利府間を4月5日、松島―小牛田間を4月上旬、小牛田―一ノ関間と黒磯―安積永盛間を4月中旬にそれぞれ再開する予定。常磐線岩沼―亘理間については運転再開を4月中旬に早める。仙石線小鶴新田―東塩釜間と石巻線小牛田―前谷地間も4月中旬に運転を始める。

 石巻、仙石両線の不通に伴い、4月5日から石巻―松島間、石巻―小牛田間で代行バスを走らせる。それぞれ1日4往復運行する予定。

 仙台空港鉄道は4月2日から、JR名取駅―美田園駅間でバスによる代替輸送を始める。杜せきのした駅を経由する。午前6時半〜午後10時半に30分間隔で32往復を運行。所要時間はJR名取駅―美田園駅間で20分。午前と午後に、JR名取駅―仙台空港駅間でも2往復運行する。連絡先は仙台空港鉄道総務部総務課022(707)2235。

 ◇

 仙台市交通局は4月1日から、地下鉄南北線運休区間の台原―黒松駅間で、新たに無料バスを走らせる。運行期間は地下鉄が全面復旧するまで(5月末を予定)。旭ケ丘駅を経由し、おおむね20分間隔で運行する。台原駅始発は午前6時50分、黒松駅始発は午前6時半で、最終はともに午後8時半。

 台原―泉中央駅間の無料バス(八乙女駅経由)は、台原駅乗り場を地下鉄南1出口付近に移し、交通渋滞を避けるために経路を変更した上で、これまで通り運行する。

 宮城交通(仙台市)は4月1日から、JR仙台駅前―大橋臨時発着場(石巻市)間で運行している臨時バスを、1日8往復から22往復に増やす。片道800円。

 ミヤコーバス(仙台市)は4月1日から、JR本塩釜駅―小鶴新田駅間で臨時バスを運行する。1日6往復。片道500円。仙台駅―本塩釜駅間の臨時バス運行は31日で終了する。

 また同社は4月2日から、JR岩沼駅と、城下広場(白石市)、山元町役場、大河原駅前をそれぞれ結ぶ臨時バス3路線の運行を始める。岩沼―白石間は1日4往復、片道800円。岩沼―山元間は5往復、700円。岩沼―大河原間は6往復、500円。仙台市と白石、岩沼の両市、亘理、山元の両町を結ぶ臨時4路線は4月1日で運行を終える。

1143荷主研究者:2011/04/03(日) 15:17:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110331t13054.htm
2011年03月31日木曜日 河北新報
仙台―岩切間、朝の通勤風景戻る JR東北線も部分開通

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JR仙石線に続いて東北線も一部で運転を再開。仙台駅は通勤客らで混雑した=31日午前7時40分ごろ

 東日本大震災の発生から21日目の31日午前、JR東北線は仙台―岩切間(8.1キロ)で運転を再開した。宮城県内では28日の仙石線あおば通―小鶴新田間に続く、在来線の区間復旧。雨の年度末となった朝の仙台駅は、通勤客らで混雑した。再開された路線や区間が限られているため震災前より利用者は少ないものの、ターミナル駅は少しずつ日常風景を取り戻し始めた。

 学校の修了式と先生の離任式に出席するため、岩切駅から仙台駅まで乗った仙台二華高2年高橋紗知さん(17)=多賀城市=は「車でガソリンを使うのはもったいないので、電車が動かなければ出席は諦めようと思っていた。友達に会えるのが楽しみ」と話した。

 仙台市若林区の会社員小座間善彦さん(25)は「仙台駅から宮城県利府町の職場まで会社の送迎バスで通っていたが、渋滞で1時間もかかっていた。きょうからは時間短縮ができる」と先を急いだ。

 午前10時現在の警察庁のまとめで震災の死者は宮城、岩手など12都道県の1万1417人となった。家族が警察に届けた行方不明者は宮城、岩手、福島など6県の1万6273人で、計2万7690人。

 宮城県警によると、県内の死者は6959人。宮城県災害対策本部によると、県内の避難者は約7万3300人。

1144荷主研究者:2011/04/03(日) 15:19:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110331t12029.htm
2011年03月31日木曜日 河北新報
仙石線 増える「通勤難民」小鶴新田―東塩釜間 運行は来月中旬

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仙台行きの臨時バスに乗るため、長蛇の列をつくる通勤客ら=29日午前8時ごろ、塩釜市の本塩釜駅前

 東日本大震災で停滞した経済活動が徐々に回復する中、宮城県塩釜市方面から仙台市中心部へ通勤する人の交通手段が十分に確保されていない。大動脈のJR仙石線は28日、あおば通―小鶴新田間で運転を再開したが、小鶴新田―東塩釜間の再開は4月中旬になる見通し。「通勤難民」からは、代替バスの大幅増便を求める声が上がっている。

 通常、1日約7000人が利用する本塩釜駅。29日朝、仙台駅行き臨時バスの乗り場には午前8時の始発に乗るため、大勢の会社員らが並んだ。

 先頭にいた塩釜市の団体職員柏静子さん(60)は「午前6時に来て並んだ」と言う。バスに乗れても到着まで約1時間半かかる。多賀城市の国道45号で被災車両と給油待ちの車が車線の半分をふさぎ、渋滞が慢性化しているためだ。

 「始業時間には間に合わない。帰りの最終便も仙台発午後5時半は早い。代替バスをもっと出してほしい」と求めた。

 臨時バスはミヤコーバスが23日、1日3往復の運行を始めた。始発便の乗客は日ごとに増え、30日は約340人が列を作った。4台を運行したが、20人ほどが乗れず、仕方なくタクシーに乗り込む人もいた。

 同社は4月1日から、臨時バスの行き先を仙台駅から小鶴新田駅に変更する。所要時間は45分を予定し仙石線に接続。1日6往復に増やして始発も午前6時55分に早めるが、通勤客は当面不便を強いられそうだ。

 JR東日本は「東塩釜駅―仙台駅間は利用者が多く、バスではカバーしきれない」として代替バスは運行しないという。

 多賀城駅から仙台までは、多賀城市と宮城交通が1日二十数往復の臨時バスを運行中。これだけ走らせても多賀城駅の通常の1日の利用者約1万4000人に照らすと、需要に追い付いていない。市は「これ以上の増便は難しい」としている。(阿部信男、加藤伸一)

1145荷主研究者:2011/04/03(日) 15:21:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110331t12030.htm
2011年03月31日木曜日 河北新報
仙台空港アクセス線、運転再開めど立たず「復旧には半年以上」

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倒壊した防護フェンスや流木などにふさがれたままの線路=30日、名取市下増田南原

 東日本大震災の津波で鉄道設備が浸水した仙台空港アクセス線(JR仙台駅―仙台空港)の被害状況の一部が30日、明らかになった。制御システムが全壊したほか、空港近くのトンネルは冠水したままで、被害の全容把握には相当な時間がかかるという。運行する仙台空港鉄道(名取市)は、全面復旧まで半年以上かかるとみている。

 高架駅の仙台空港駅はホームの浸水は免れたが、1階の運輸管理所と施設管理所が冠水し、運行を制御するシステムの機器類が破壊された。

 空港東側にあり、滑走路の下をくぐる570メートルの「空港トンネル」も全てが冠水。トンネル内は海水と土砂、流木などで埋まり、ポンプ車による排水作業が続いている。

 11日の震災発生時は、列車3本が運行中だったが、仙台、仙台空港の両駅に停車中だったため乗客にけがはなかった。

 空港の使用は現在、自衛隊や米軍による緊急物資輸送に限られる。空港側は国内線の一般旅客便の運行再開を見据え、応急的に1階を発着ロビーとして代用する方向で復旧作業を進めている。

 仙台空港鉄道は4月2日、代行バスの運行を始める。JR名取駅と美田園駅間で32往復、名取駅と仙台空港駅間で2往復を走らせる。

 仙台空港鉄道の斎藤進社長は「空港トンネル内の排水が完了しない限り、全体の被害状況が分からない。全線復旧まで半年以上はかかりそうだ」と話した。

 同日、アクセス線を視察した国土交通省東北運輸局の清谷伸吾局長は「被害の甚大さをあらためて認識した。一日も早い復旧のため、工事車両の燃料確保などを支援したい」と語った。

(橋本智子)

1146荷主研究者:2011/04/03(日) 15:23:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110331t12028.htm
2011年03月31日木曜日 河北新報
気仙沼―大島 航路再開

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 東日本大震災の影響で運航を見合わせていた気仙沼港と大島を結ぶ定期航路が30日、再開された。一部通行止めが続いていた宮城県内の高速道は規制が解除され、全ての車両が全線通行可能となった。大震災から20日目で、被災地と結ぶアクセスが大幅に改善、物資の輸送が加速する。

 大島航路は安全航行を確保するための航路調査や漂流物除去が済み、第1便が午前6時に大島を出港した。この日は8往復が運航され、島民らが荷物を抱えて乗り降りし、買い出しや親族らの安否確認に利用した。

 三陸自動車道の鳴瀬奥松島インターチェンジ(IC)―登米東和IC間(45.3キロ)は午前6時、一般車両の規制が解除された。補修工事のため通行止めとなっていた三陸道と仙台東部道路にまたがる利府ジャンクション(JCT)―仙台若林JCT間の上り線も、午後2時から全車両の通行が可能になった。

 JR東日本は30日、常磐線岩沼―亘理間の再開を、当初の4月下旬から4月中旬に早めると発表した。「復旧工事の資材調達のめどが立ったため」(仙台支社)という。

 東北のJR各線の復旧、復旧見込みは表の通り。東北新幹線は一ノ関―盛岡間が4月8日に、仙山線山寺―山形間が4月1日に再開される。

1147とはずがたり:2011/04/04(月) 19:08:37

福島県、校庭1428か所で放射線量測定
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110404-OYT1T00726.htm

 東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故を受け、福島県は4日、避難指示が出ている同原発の半径20キロ・メートル圏内を除く県内すべての小中学校などの校庭1428か所で放射線量の測定を実施すると発表した。

 新学期を控え、保護者や学校関係者から「子供を屋外で遊ばせても大丈夫か」などの問い合わせが相次いでいるのを受けた措置。

 測定は5〜7日、各校庭で高さ1メートル前後と地表近くの空間放射線量を測定する。高い放射線量が測定された場合は、土壌を採取して詳細な調査を行う予定。

 県は測定結果を基に、体育の授業など屋外活動の可否を判断する。子供の屋外活動について安全とされる放射線量の規定がないため、県は国に基準を示すよう求めている。
(2011年4月4日17時13分 読売新聞)

1148とはずがたり:2011/04/04(月) 21:15:19

飯館村に屋内退避を提言 京大助教ら、現地で放射線量調査
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011040490161402.html
2011年4月4日 16時14分

 福島第1原発事故で、屋内退避地域外にありながら高レベルの放射性物質が検出されている福島県飯館村で、支援にあたる糸長浩司日本大教授らが、子どもや妊婦を汚染の低い地域のコンクリート家屋に避難させることや、道路や建物を除染することなどを村に提言した。

 京都大の今中哲二助教や広島大の遠藤暁准教授ら研究チームが3月28、29の両日、現地で放射線量を調べたところ、大気中で1時間当たり30マイクロシーベルトの高い値を示す地点があった。村は原発から30〜50キロ離れている。

 調査では村南部の比曽川沿いで毎時10マイクロシーベルトを超える放射線量が観測され、最も高い地点では道路上で毎時24マイクロシーベルト、隣接する牧草地で毎時30マイクロシーベルト。この地点で1カ月間屋外にいた村民は、避難すべきだとされる計50ミリシーベルトの外部被ばくを受ける計算になる。

 周辺で採取した土壌からは、放射性のヨウ素やセシウムを検出。セシウム137は1平方メートルあたり218万8000ベクレルという高濃度だった。放射線量は、木造家屋の中では40%、車内で80%、コンクリートの建物の中では10%にまで遮蔽(しゃへい)されることも分かった。

 今中助教は「毎時10マイクロシーベルト以上の地点で生活している人もおり、驚いた。被災者への対策に役立ててもらいたい」と話した。

 飯館村では、国際原子力機関(IAEA)が1日、日本側が土壌から検出した放射性物質の数値を独自に分析し、政府に「平均値は避難基準を下回ったが、状況を注視してほしい」と伝えていた。

(中日新聞)

1149とはずがたり:2011/04/06(水) 14:59:56

ボランティア団体「相馬救援隊」立ち上げ 旧藩主子孫の兄弟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000022-khk-l07
河北新報 4月6日(水)14時31分配信

 東日本大震災に伴う津波で沿岸部が壊滅的な被害を受けた福島県相馬市で、旧相馬藩主の子孫が地元のためにボランティア団体「相馬救援隊」を立ち上げ、食料や衣類を被災住民に届けている。

 救援隊は、北海道大樹町で牧場を経営する相馬行胤(みちたね)さん(36)と、陽胤(きよたね)さん(35)の兄弟が東京都内の友人らと結成した。インターネットなどで物資の提供や運搬協力を呼び掛け、トラック数台で東京都内の倉庫から相馬市まで運んだ。
 福岡市で会社を経営する陽胤さんは「震災報道を見て居ても立ってもいられず、相馬に戻った。何かできることはないかと救援隊を結成した」と話す。
 兄、行胤さんは34代目に当たる。毎年7月に開かれる国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」の総大将を務める家柄で、兄弟ともに地元で「若殿」と呼ばれ、親しまれている。
 北海道と相馬を行き来しながら、これまでに東京から4度、支援物資を集めた。事務所代わりの相馬中村神社に運び込んだ物資は、市内の避難所や隣の新地町や南相馬市にも配られた。
 物資不足はある程度解消されたものの、現在も相馬市内では、約1900人が避難生活を送る。救援隊は今後、沿岸部の復興など長期的な支援を視野に入れる。
 今年は相馬藩の居城、相馬中村城開城から400年。相馬野馬追は週末開催に変更されるなど、転機の年だ。「野馬追は飢饉(ききん)や太平洋戦争の時も中止しなかった。災害になんか負けない」と、陽胤さんは力強く前を見る。(加藤敦)

最終更新:4月6日(水)14時31分

麻生元首相が相馬市慰問 相馬家の縁で
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/7466

東日本大震災:麻生元首相、相馬市で地元産野菜を味わう /福島
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/1191-1195

1150とはずがたり:2011/04/06(水) 20:40:18
>>1147-1148

福島県の校庭放射線、浪江町と飯舘村で高測定値
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110406-OYT1T00904.htm

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、県内の小中学校などの校庭で放射線量を測定している福島県は6日、調査済みの結果を発表した。

 5日に測定した31市町村計537か所の速報値をまとめた。

 それによると、測定値が高かったのは浪江町と飯舘村。地面から高さ1メートルの地点では、浪江町で毎時23・0マイクロ・シーベルト、飯舘村で同14・0マイクロ・シーベルトが最高値だった。一般の人が自然界以外で浴びてもよいとされる年間許容量は1000マイクロ・シーベルト。

 測定は7日まで、県内55市町村1652か所で実施。県は、結果を基に子供たちの屋外活動の可否を判断する方針だが、現状では基準がないため、国に基準を示すよう求めている。
(2011年4月6日19時22分 読売新聞)

1151荷主研究者:2011/04/09(土) 17:16:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110401t75046.htm
2011年04月01日金曜日 河北新報
山形新幹線の運転再開 奥羽線、東北線一部区間も

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福島―新庄間で運転を再開した山形新幹線つばさ。鉄路の復旧が進んでいる=31日、JR福島駅

 東日本大震災で運転を見合わせていた山形新幹線が31日、20日ぶりに福島―新庄間で運転を再開した。同区間の奥羽線も復旧した。4月中旬に全面再開を予定する東北線も同日、仙台―岩切間で運転を始めるなど、鉄路の復旧が進んでいる。

 山形新幹線の一番列車となった山形発のつばさ332号は午前10時16分、約20人を乗せて福島駅に到着。新幹線ホームがタイルなどが落下して使えないため、奥羽線のホームに滑り込んだ。

 暫定ダイヤだが、新幹線と奥羽線の復旧で福島から山形経由で青森までつながった。自宅のある山形市から、震災後初めて福島市に入った福島学院大短期大学部教授の沢井昭男さん(75)は「交通手段が復旧し安心した。学校の復興に頑張る職員や学生をねぎらいたい」と話した。

 宮城県内では、東北線の仙台―岩切間が、仙石線あおば通―小鶴新田間に続いて運転を再開。年度末とあって仙台駅は、久しぶりに改札を通る通勤客らで混雑した。

 普段は一駅先の陸前山王駅を利用するが、未通のため岩切駅から乗り込んだという多賀城市の会社員加藤ゆりさん(32)は「自宅から仙台市内の会社まで自転車で1時間かけていたので、くたくただった。部分的な開通でも助かる」と喜んだ。

 JR東日本によると、8日に一ノ関―盛岡間で運転を再開する東北新幹線は、4月下旬までに全面再開の予定で、仙山線も4月中旬に全線で運行を始める。常磐線岩沼―亘理間は4月中旬の再開を見込んでいる。

1152荷主研究者:2011/04/09(土) 17:17:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110402t75039.htm
2011年04月02日土曜日 河北新報
生活情報/鉄道・バス

 JR東日本は1日、東北線福島―岩沼間を7日に再開すると発表した。岩沼―仙台間が2日に再開し、いずれも暫定ダイヤでの運行になる。また、3日に全線復旧する陸羽東線はほぼ通常ダイヤでの運行。4日に再開する仙山線仙台―愛子間の運行本数は通常の7割程度になる。
   ◇
 宮城交通(仙台市)は4日、仙台―気仙沼間の臨時バスを1往復から6往復に増便する。運賃は片道1800円。仙台―釜石線も同日、岩手県交通との共同運行で再開する。2往復の通常運行で片道3200円。JR利府駅―岩切駅間の臨時バスはJR線の運転再開に伴って4日いっぱいで運行を終える。

 仙南交通(仙台市)とタケヤ交通(宮城県川崎町)は4日、JRの亘理駅西口(同県亘理町)と岩沼駅東口(岩沼市)間を結ぶ臨時バスの運行を始める。JR常磐線の運休が続いているのに伴う対応。岩沼方面行きは13便(土日・祝日6便)、亘理方面行きは16便(同6便)。JR東北線の復旧に伴い、名取駅(名取市)―仙台市地下鉄長町南駅(太白区)間で運行していたバスは1日で終了した。
   ◇
 三陸鉄道(盛岡市)は1日、臨時で3往復運行していた北リアス線の久慈―陸中野田間を5往復に増便した。無料運行は3月31日で終了し、当面は1〜2割引きの料金で運行する。

1153荷主研究者:2011/04/09(土) 17:18:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110402t72037.htm
2011年04月02日土曜日 河北新報
東北、製造業再興へ一歩 パナ仙台・旭化成石巻・関自工岩手

 東北の製造現場で、震災で停止していた生産を再開する動きが加速してきた。パナソニックは1日、宮城、福島両県の工場で生産を一部開始。東芝も同日、半導体製造子会社の岩手東芝エレクトロニクス(北上市)で、11日から生産を始める方針を発表した。

 パナソニックが再開したのは、デジタルカメラを組み立てる福島工場(福島市)と、ブルーレイディスクレコーダーの部品を製造する仙台工場(名取市)。

 震災で一部設備が壊れ、点検などをしていた。全面再開の見通しについて同社は「節電への協力もあり、まだめどは立っていない」と説明する。

 岩手東芝はシステムLSIの生産を開始する。建屋が震災で一部損壊、修復や製造設備の点検などを進めてきた。3月28日にはラインを動かし、最終チェックに入った。

 旭化成も4月5日から、携帯電話など搭載の集積回路の組み立てを担う子会社、旭化成パワーデバイス石巻事業所(石巻市)を部分的に稼働させる。

 停電、断水が一定程度解消され、破断した生産設備の配管の修理が終わったため。一部製品から手掛け「インフラの回復状況などを見ながら稼働範囲を広げていく」としている。

 トヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)も1日までに、交換用バンパーなどの製造を再開した。セントラル自動車も宮城県大衡村の本社工場で既にプレス部品の生産を始めている。

 いずれの企業も全面再開には取引先の被災による部品不足解消などが不可欠で「調達に向けて東北各地を回っている」(あるメーカー)などとしている。

1154荷主研究者:2011/04/09(土) 17:20:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110402t12053.htm
2011年04月02日土曜日 河北新報
仙台・塩釜・石巻の3港 一般船舶入港可能に

 宮城県は1日、東日本大震災で被災した仙台、塩釜、石巻3港で一般船舶の利用を再開したと発表した。震災後、3港の岸壁利用は緊急物資輸送船に限定されていた。仙台港では8日、自動車運搬船が入港する予定で、復興に向けた物流の活性化が期待される。

 県港湾課によると、仙台港は全12岸壁のうち高松、中野、雷神の各埠頭(ふとう)の計8岸壁で接岸可能になった。海上保安庁が1日、航路と停泊地の水深を確認した。

 同港の復旧作業で、県は海底に沈んだコンテナ154個を回収した。依然として330個が残っているとみられ、今月中旬までに撤去し、さらに深い水深を確保する。

 震災後第1号の一般船舶は、名古屋から入港する自動車運搬船となる見込み。メーカー各社の完成自動車を積み、8日午後2時に中野埠頭3号岸壁に接岸する。

 石巻港は、全17岸壁のうち13岸壁の利用を再開した。港内の海底では一部に隆起した場所があり、今後しゅんせつして水深を確保する。塩釜港は全21岸壁で一般船舶が入港可能になった。

 県港湾課は「海上物流網の再開は復興を後押しし、地元の経済を元気づけるはず。今後は一日も早いコンテナ船の再開が大きな課題になる」と指摘した。

1156荷主研究者:2011/04/09(土) 17:32:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110402t13054.htm
2011年04月02日土曜日 河北新報
コンテナ回収本格化 仙台港高砂埠頭の復旧急ぐ

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コンテナの回収が進められている仙台港高砂コンテナターミナル=3月31日、仙台市宮城野区

 東日本大震災で使用が停止されている仙台市宮城野区の仙台港高砂埠頭(ふとう)の復旧作業が本格化している。津波の直撃で打ち上げられたり、海底に沈んだりしたコンテナの回収が急ピッチで進む。埠頭は自動車部品などのコンテナ輸送拠点で、東北の企業活動の復興を左右する。宮城県は「2、3カ月で暫定利用の開始にこぎ着けたい」としている。

 長さ12メートル、高さ3メートルほどのコンテナが無秩序に転がる。広さ約21万6000平方メートルの高砂コンテナターミナルでは、重機によるコンテナ回収作業が行われている。

 港湾輸送大手の三陸運輸(塩釜市)の担当者は「自社扱い分だけで5000〜6000個が津波に見舞われた。他社も含めると、1万個以上が影響を受けた」と言う。

 作業は比較的順調だ。海中に沈んだ200個以上のコンテナの引き揚げは今月上旬には終わるとみられる。

 埠頭は1、2号の二つがあり、県によると積載能力5万トン級の大型船が入港できる2号は一部で陥没するなど激しく損傷したが、3万トン級までの1号埠頭は比較的軽微な被害で済んだ。

 県は荷物の陸揚げ用大型クレーンの一部が稼働すれば、1号埠頭での港湾機能を確保できるとみて、クレーンの電源設備の復活を急ぐ考えだ。

 東北の企業は震災で生産を停止したものの、再開の動きが目立ち始めている。高砂埠頭は部品輸送などの拠点で、早期復旧への期待は大きい。

 県港湾課は「本格的な物流回復に向けて整備に力を入れたい」と話す。

1157荷主研究者:2011/04/09(土) 17:39:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110402t11050.htm
2011年04月02日土曜日 河北新報
新次元の防災都市構築 仙台市が復興方針

 仙台市は1日、「震災復興基本方針」を策定した。「絆」と「協働」を基礎に日常生活の「安心」、経済と地域、仙台と東北の「再生」を目指し、暮らしや仕事の在り方を含めた新しい次元の防災・環境都市を再構築するとしている。

 避難所生活を送る被災者の支援策として今月上旬に避難所を集約し、プライバシーの確保など住環境を改善。職員や医療関係者が巡回して総合的な支援に当たり、5月上旬に始まる応急仮設住宅の入居につなげる。失業した被災者の緊急的な雇用確保にも努める。

 ライフラインや公共交通の早期回復を図り、都市ガスは4月中、地下鉄と市バスは5月中の全面復旧を目指す。

 津波の被害を受けた東部沿岸地域では、がれきの撤去や農業支援、防災面を重視した農地や集落の再生に力を注ぐ。住宅や地盤の損壊が目立つ丘陵住宅地域は地質調査を行い、安全性の確保策を検討する。

 復興を加速させるため、市長を本部長とする「震災復興推進本部」を設け、実務を担う専門組織を5月に新設。仙台と東北の再生に向け、各分野の具体策を網羅した「復興計画」を速やかにつくり、骨組みとなる「復興ビジョン」を5月中に、本計画を年度内に策定する。

 財政面では事業の延期や中止を念頭に、本年度予算を再編成する。東北一丸となって財政措置を伴う強力な支援制度の創設を国に求める。

1158荷主研究者:2011/04/09(土) 18:00:41

http://www.minyu-net.com/news/news/0401/news7.html
2011年4月1日 福島民友ニュース
山形新幹線が再開 東北線は中旬までに全線開通

在来線ホームから出発する山形新幹線=31日午前10時40分ごろ、JR福島駅

 山形新幹線は31日、震災から約3週間ぶりに運転を再開した。震災の影響で新幹線ホームの施設の一部が壊れ復旧作業が進められていることから、在来線ホームが使われた。作業は4月中旬に終わる見込み。

 JR東日本は31日、東日本大震災の影響で止まっていた東北線が4月中旬までに全線で再開すると発表した。全線開通により、支援物資や燃料など輸送網が大幅に改善されることになる。

 県内の東北線は郡山―本宮間が運転を始めている。本宮―福島間は4月5日再開の予定。郡山以南は安積永盛―郡山間が同2日、黒磯(栃木)―安積永盛間が同中旬までに復旧する。

阿武急、上旬から一部再開

 東日本大震災の影響で全線運休中の阿武隈急行(伊達市)は31日、4月上旬から被害の少なかった駅間での運転を再開することを発表した。福島―瀬上駅間など再開の見通しが立っていない区間もあり、バスなどの公共交通機関に乗り継ぎやすい臨時ダイヤで対応する予定。

 同社によると、4月上旬に保原―梁川駅間、中旬に瀬上―保原駅間、角田―槻木駅間が再開する見通し。

1159荷主研究者:2011/04/09(土) 18:22:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110403t13016.htm
2011年04月03日日曜日 河北新報
仙台―岩沼、再開見合わせ JR東北線 沿線ビルに危険箇所

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110402022jd.jpg
JR東北線岩沼―仙台間の運転見合わせを受け、南仙台駅に向かう代替バスに列をつくる乗客=2日午前7時25分ごろ、岩沼市の岩沼駅

 JR東日本は2日、暫定ダイヤで運行再開を予定したJR東北線岩沼―仙台間の運転を始発から見合わせ、一部区間をバスの代替輸送に切り替えた。線路脇の建物に危険箇所が見つかったのが原因。JR東日本仙台支社は撤去工事を始めたが、3日も同区間の運転再開の見通しは立っていない。

 同区間は午前5時30分仙台発の始発列車から運行を再開する予定だった。名取市の館腰駅の南約200メートルの線路脇にあるビルの一部が、線路側に落ち掛かっているのを社員が発見。午前6時すぎに南仙台―仙台間の折り返し運転に切り替え、岩沼―南仙台間はバス輸送で代行した。午後には折り返し区間が名取―仙台になった。

 仙台支社は「1日の点検では安全と判断したが、崩落が進み、運転を取りやめた」としている。

 館腰駅から仙台市の勤務先に向かう途中だった名取市の派遣社員女性(52)は「3月はほとんど仕事に行けなかった。やっと職場に行けるようになると思ったのに」と語り、代替バスを待った。

 亘理町の避難所で暮らす両親に会うため、深夜バスで訪れた横浜市の細田明さん(49)は「仙台駅で電車に乗ったが、南仙台駅で降ろされ、タクシーで岩沼まで来た。こんなに混乱しているとは思わなかった」と話した。

1160荷主研究者:2011/04/09(土) 18:26:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110404t12072.htm
2011年04月04日月曜日 河北新報
仙山線、仙台―愛子間再開 JR通勤網が徐々に回復

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一部で運転が再開されたJR仙山線。愛子駅のホームには久しぶりに乗客の姿が戻った=4日午前8時ごろ、仙台市青葉区愛子

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 JR仙山線が4日、仙台―愛子間(15.2キロ)で運転を再開した。仙台駅を通る在来線は既に東北線が岩沼―岩切間で、仙石線があおば通―小鶴新田間で、それぞれ部分再開している。仙台圏の通勤通学網となっている在来線3線は、いずれも一部区間ながら機能が復活しつつある。

 久しぶりに乗客を迎え入れた仙山線愛子駅。いつもの平日より乗客は少なかったものの、窓口には運転休止期間中の定期券の払い戻しを受ける人の列ができ、駅員4人が対応に追われた。

 仙台三桜高3年の柴田純伶さん(17)=仙台市太白区秋保=は1日から、新入生歓迎式典の準備のために登校している。「ガソリン不足で家の車で送ってもらえず、バス停まで30分歩き、バスに1時間乗って登校していた。授業が始まる前に運転が再開されてよかった」と喜んだ。

 北仙台駅まで利用する会社員の岩渕孝司さん(39)=青葉区錦ケ丘=は「震災後は臨時バスを使っていたが、混雑で2時間かかることもあった。時間が読めるので電車は助かる」と話した。

 愛子駅では、臨時バスに分散したこともあってか、まだ乗客は平常時の半分以下。愛子駅の矢口康夫駅長は「学校が始まれば以前の状態に近づくのではないか」と話している。

 仙山線の運転再開で、仙台駅を通る在来線3線は、それぞれ一部区間ながらもネットワーク機能を回復しつつある。台原駅(青葉区)以北が不通で混雑が続く市地下鉄南北線も「(路線が重なる)在来線の復旧の影響で一部に若干の混雑緩和がみられる」(市交通局)という。

1161荷主研究者:2011/04/09(土) 18:30:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110405t75015.htm
2011年04月05日火曜日 河北新報
生活情報/鉄道・バス

 JR東日本は4日、常磐線岩沼―亘理間の運転を12日に再開すると発表した。合わせて亘理―相馬間で代行バスを走らせる。また、仙山線の全面再開予定を今月中旬から同下旬に変更した。盛り土流失に伴う復旧工事が難航しているため。東北線は福島―岩沼間が7日、松島―小牛田間が9日に再開する。

 ◇

 宮城交通(仙台市)は5〜8日、JR松島駅―大崎市鹿島台(鎌田記念ホール)、松山駅間に臨時バスを運行する。JR東北線松島―小牛田間の運転が再開されるまでの対応。鹿島台間は1日7往復で片道500円、松山間は4往復で片道600円。ダイヤなど詳細は同社のホームページに掲載する。連絡先は022(771)5310。 仙台市交通局は5日、折り返し運行していた市バス根白石線を、始発便から全区間で走らせる。根白石線は道路状況が悪く、金森橋―泉岳少年自然の家間の運行を見合わせていた。詳しい運行ダイヤは市交通局のホームページや各バス停の時刻表に掲示している。連絡先は交通局案内センター022(222)2256。

1164荷主研究者:2011/04/20(水) 00:18:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110407t13029.htm
2011年04月07日木曜日 河北新報
勝山ボウル10日閉鎖 施設、大きな被害

 飲食・不動産業の勝山企業(仙台市)が仙台市青葉区の勝山ボウリングクラブを10日付で閉鎖することが6日、分かった。東日本大震災で天井や壁など、施設が大きな被害を受けて営業継続を断念した。

 ボウリング場については、隣接するスケート場跡地を含む土地とともに住友不動産への売却が決まっていた。勝山企業によると、営業は2012年3月まで継続予定だったが、復旧に多額の費用と時間を要することから、閉鎖時期を早めたという。

 勝山ボウリングクラブは1972年6月、東北最大規模のボウリング場としてオープン。当初は1、2階合わせて88レーンあった。

 2002年からは1階にスーパーの西友がテナントとして入り、2階の60レーンで営業。震災後は営業を休止している。

1165荷主研究者:2011/04/20(水) 00:19:03

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110407t73037.htm
2011年04月07日木曜日 河北新報
JR東北線・福島―岩沼間再開 新幹線、12日福島に

 JR東北線は7日、東日本大震災で運転を見合わせていた福島―岩沼間が再開した。既に仙台―岩沼間は運行しており、仙台と福島を結ぶ在来線が復旧した。12日にも東北新幹線の那須塩原―福島間が再開する見通しで、仙台と東京が在来線と新幹線による鉄路で結ばれる。

 JR東日本仙台支社によると、東北線福島―岩沼間は快速も復活。福島―白石間は通常ダイヤで、白石―岩沼間は通常の95%の運行本数を確保する。仙台―岩沼間は通常運行。

 9日には仙台―岩沼間が他在来線の運休に伴う旅客増に対応し、一部列車を増便する。同日、松島―小牛田間も再開。4月中旬に黒磯―安積永盛間と小牛田―花泉間がそれぞれ運転を再開し、全線が復旧する見込み。

 東北新幹線も7日午後、運休区間のうち一ノ関―盛岡間で運転を再開。4月下旬の福島―一ノ関間の復旧で、全線再開となる見通しだ。
   ◇
 警察庁の7日午前10時のまとめで、震災の死者は宮城、岩手など12都道県で1万2596人、行方不明者は宮城、岩手、福島など6県で1万4747人となった。死者・不明者は計2万7343人。宮城県警によると、県内の死者は7680人。

 被害が大きい東北3県のうち宮城以外の死者は岩手3687人、福島1168人。

1166荷主研究者:2011/04/20(水) 00:22:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110407t11027.htm
2011年04月07日木曜日 河北新報
仙台地下鉄、29日全面再開 台原―泉中央 工事1ヵ月短縮

 仙台市交通局は6日、東日本大震災の影響で運休している地下鉄南北線台原―泉中央駅間の復旧工事を約1カ月間短縮できるめどが立ったとして、29日の始発から全線で運転を再開すると発表した。

 運行ダイヤはラッシュ時を除き、おおむね通常に戻る見通し。市郊外の泉区と都心を結ぶ交通の動脈がようやく正常化。泉中央駅が最寄り駅となるユアテックスタジアム仙台で、29日に行われるサッカーJ1仙台のホーム開幕戦(浦和戦)にも間に合う形となる。

 市交通局によると、地下鉄の被害は泉区の八乙女駅周辺から泉中央駅にかけての高架区間約1キロに集中。七北田川の橋脚と八乙女駅上屋の損壊が特に激しいため、当初は5月末の全線開通を見込んでいた。

 早期復旧を模索する市交通局は、東北運輸局とJR東日本に協力を打診。新幹線高架橋の震災復旧工事でノウハウを持つJR東日本から技術的な助言と業者の仲介も受け、短期間で十分な強度が得られる工法に変更したという。復旧事業費は概算で約11億円。

 全線運転再開に伴い、台原―泉中央駅間と台原―黒松駅間で代替運行する無料バスは28日で終了する。午後8時半発となっている最終バスの運行時間の延長は、乗務員が確保できないため不可能という。

1167荷主研究者:2011/04/20(水) 00:23:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110407t12021.htm
2011年04月07日木曜日 河北新報
車運搬船きょう仙台へ 販売店向け まずホンダ

 東日本大震災で被災し、民間の物流機能が停止していた仙台港(仙台市宮城野区)に7日、震災後初めて一般貨物船が入港する。

 入港するのは、ホンダ車約440台を積載した自動車運搬船「さやま2」(2926トン)。四日市港(三重県)から横浜港を経由して、7日正午ごろに仙台港に入る。

 8日にはトヨタ自動車、ダイハツ工業、スズキの完成車など約430台を積んだ自動車運搬船「清和丸」(1万5781トン)が午後2時に入港する予定。

 両船とも中野埠頭(ふとう)3号岸壁に接岸し、販売店向けの完成車を降ろす。

 宮城県港湾課によると、震災発生後、緊急支援物資以外の荷物を積んだ一般船舶が仙台港に入るのは「さやま2」が初めて。3月31日までは支援物資運搬船のみが入港可能だった。

 これまで、仙台港内の航路では、流出したコンテナや自動車などが海中の334カ所で確認された。5日までに322カ所で引き上げなどの作業が完了。14岸壁のうち、中野3号を含む9岸壁で接岸が可能になった。

 県港湾課は「定期航路の自動車運搬船が運航を再開することで、本格的な物流機能、企業活動の回復が期待できる」と見ている。

 松島港(宮城県松島町)では5日、海中に沈んだ養殖いかだや船の撤去作業が始まった。

 県は、航路や停泊水域の水深を早急に確保し、観光客受け入れに向けて、地元観光協会が求める20日までの作業終了を目指す。

1168荷主研究者:2011/04/20(水) 00:24:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110407t12020.htm
2011年04月07日木曜日 河北新報
県営工業用水道、月内全通 仙台港は中旬にも

 東日本大震災で被害を受けた宮城県営工業用水道が6日、今月中に企業への送水を全面再開できる見通しになった。操業が再開できない企業も多いが、県は「県経済の復興に向け、企業活動の再開を支援したい」と強調している。

 県は、復旧が遅れている仙台港以北の送水管約10キロの状態確認を急いでいる。広域上水道に比べ破損は少なく、完全復旧は仙台港地区が4月中旬、多賀城・七ケ浜・塩釜港地区で4月下旬となる見込み。県企業局によると、6日現在、契約企業73社中57社(78%)への送水が可能になった。使用を始めたのは態勢が整った43社(59%)。一部では当面、清掃用に使われているとみられる。

 大津波で被災した企業が多い多賀城・七ケ浜・塩釜港地区では契約15社のうち、送水できるのは2社。仙台港地区では、契約企業の8割に当たる14社への送水が可能になったが、既に使用しているのは5社にとどまっている。

 仙台卸商団地・名取地区では、漏水箇所の修復が5日に終わり、全面復旧した。これら以外の地区は既に送水可能になっていた。

 契約企業は、自動車や電子精密機器、飲料など業種が幅広い。伊藤直司公営企業管理者は「工業用水は、電気などと並ぶライフライン。企業活動のいち早い再開は、県経済の復興にもつながる」と全面支援する方針だ。

1169とはずがたり:2011/04/20(水) 17:22:45
被害を受けた野蒜と東名から駅が無くなるので無理とは思うけど野蒜のこの迂回を止めて山側に短絡して貰いたい。出来れば高架+複線で。やれば出来るヽ(`Д´)ノ
http://yj.pn/DiVb91

序でに,仙塩港に次ぎ仙石の中間点に重化学工業地帯を狙って大久保(利通)の野蒜築港を今一度復活させて東名・野蒜はその支線として存続させてもよいぉ(*´ー`*)

JR仙石線・小鶴新田―東塩釜再開 多賀城駅の通勤風景戻る
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110419t13035.htm

 東日本大震災で運転を見合わせていたJR仙石線の小鶴新田―東塩釜間が19日再開し、あおば通―東塩釜間での運行を始めた。沿線の多賀城駅や本塩釜駅も利用できるようになった。
 仙台市内を除いて沿線で最も利用者が多い多賀城駅。早朝から、定期券を払い戻したり、新たに購入したりする客が窓口に列をつくった。
 運行本数は暫定ダイヤで通常の85%程度だが、多賀城市の会社員佐藤真志さん(29)は「昨日までは30〜40分並んで仙台駅までの臨時バスに乗っていたので、やっと楽になった。余震で再び運休にならないことを願う」と話す。同市から通学する仙台白百合学園高2年の山王智世さん(16)と板宮千尋さん(16)も「きのうから学校が始まり、これまで通り一緒に通えるので良かった」と改札口をくぐった。
 仙石線全線50.2キロのうち、運転を再開したのは17.2キロ。残る東塩釜―石巻間33キロについてはレールなどの損傷が激しく「再開のめどは立っていない」(JR東日本仙台支社)という。


2011年04月19日火曜日

1170小説吉田学校読者:2011/04/23(土) 09:59:29
時事通信は「善意もありがたいが、ちょっと多すぎ」という趣旨で報じ、そういう側面もあると思うが、「ランドセルはやや余る程度きてしまったが、ランドセルが結果として必要なくなってしまったので、余りが増えた」という側面もあるのではないかと思いました。辛い記事です。

ランドセル大量に余る=全国から続々、行き場失う−「送る前に連絡を」・東北自治体
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011042300024

 東日本大震災の被災地で、全国から贈られたランドセルが大量に余っている。食料や衣服と違い、通常1個を使い続けるランドセルは必要な数に限りがあり、自治体の担当者は「気持ちはありがたいが、善意を無駄にしたくないので、送る前に確認の連絡をしてほしい」と呼び掛けている。
 岩手県釜石市には、全国のNGOや小学校を卒業したばかりの個人から、2500個以上が届いた。津波でランドセルを失った児童ら約500人に配り終えたが、受け取りをやめた4月以降も車や宅配便での寄贈が後を絶たず、約2000個が行き場を失っている。
 譲渡を持ち掛けた他の市町村も間に合っており、反対に「譲りたい」と言われたことも。事前の連絡なしに届けられるランドセルもあり、市教育委員会学事総務課長補佐の菊池拓也さん(50)は、「どうしたらいいか」と頭を抱える。
 宮城県にも全国から約5000個が届き、県内市町村の求めに応じて計約4000個を分配。約1000個が余ったため、無償提供を受ける予定だった大手小売店に辞退を伝えた。
 県教育庁スポーツ健康課長補佐の千葉章さん(50)は「せっかく贈ってくれたのに非常に心苦しい」と繰り返し、「1個でも2個でも渡したい。不足している学校などがあれば連絡をほしい」と話している。

1171荷主研究者:2011/04/23(土) 13:56:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110409t12034.htm
2011年04月09日土曜日 河北新報
仙台空港34日ぶり再開 羽田と伊丹臨時便

 東日本大震災で被災した仙台空港が、13日に一部国内線で運航を再開することが8日決まった。就航するのは羽田、大阪(伊丹)の臨時便。東北の空の玄関口は、大津波から34日ぶりに民間航空機を迎え入れる。

 市村浩一郎国土交通政務官が8日、宮城県庁内で明らかにした。

 臨時便は羽田4往復、伊丹2往復。日本航空が羽田便1往復、伊丹便2往復、全日空は羽田便3往復を運航する。所要時間は羽田便が1時間、伊丹便が1時間20分。ともにボーイング737―800型機で約170席。

 仙台の出発時刻は羽田便が午前9時半、午後0時半、3時半、5時。伊丹便は午前11時と午後2時。1番機は日航4721便で、羽田を午前6時55分に離陸、仙台には同8時に到着する。

 両社は20日までの臨時便としてダイヤを設定した。21日以降の運航予定は別途発表する。

 空港の運用は日の出から日没まで。大量のがれきが流れ込んだターミナルビルは停電中のため、照明やエックス線検査の電源には小型発電機を使う。従来の1階到着ロビーで乗降手続きをする。断水のため仮設トイレを設置する。

 県バス協会の加盟各社は、仙台駅発のシャトルバスを運行する。仙台空港鉄道は運休中の仙台空港アクセス線の代行バスを名取駅との間で運行している。

 村井嘉浩知事は8日、「東北の拠点空港である仙台空港の再開は、本県復興の象徴として県民を勇気づける。迅速な復興を促す基盤になることを期待したい」と述べた。

 津波にのまれ、広範囲で浸水した滑走路は、米軍と自衛隊が共同でがれきを撤去し、国と県はターミナルビル内のシステム修復などを急いだ。

 仙台―羽田線は休止した1985年以来、26年ぶりの復活となる。


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