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仙台・宮城・陸奥

1133荷主研究者:2011/03/31(木) 23:43:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110327t12038.htm
2011年03月27日日曜日 河北新報
操業一時停止相次ぐ 国道4号仙台バイパス周辺

深刻な被害は少ないとされる卸商団地でも、1階が完全につぶれた事業所も=25日、仙台市若林区卸町2丁目

 仙台港周辺の事業所や商業施設は、大津波で大きな被害を受けた。海岸から約5キロ以上離れ、流通や製造業の団地が集中する仙台市若林区の国道4号パイパス周辺では比較的、軽微な被害にとどまった企業もある。

 仙台港に近い仙台市宮城野区港の東洋水産東北支店仙台営業所は、インスタントラーメンなど加工食品販売の東北の営業拠点となっている事務所が津波で使用不能となった。28日にはJR仙台駅東口に仮事務所を設けることにした。

 商業施設「三井アウトレットパーク仙台港」は2階建て店舗の1階部分が浸水。現在は営業を停止している。運営する三井不動産は「目視の点検では大きな構造的被害はないが、営業再開までには当分時間がかかりそうだ」と説明している。

 4号バイパス西側の卸商団地は、食料品や機械・金属、繊維など多様な卸売会社を中心に、約270社が集積する東北の流通拠点。地震を受けて若林区が19〜21日に実施した応急危険度判定によると、立ち入ったり使用したりするのが「危険」と判定された建物は約18%となった。

 調査総数は団地の隣接地区も含め573。外壁が落ちそうになっている被害が多いという。同区は「構造にまでダメージが認められた深刻な被害は、危険判定の10%に満たない」とみる。

 4号バイパス東側の仙台印刷工業団地でも、建物や設備に被害が出た。食品向け包装材製造の常盤化工は変電設備が故障したため、2工場のうち1工場の操業を停止している。

 庄子幸夫工場長は「包装材がなければ、取引先の食品メーカーが被災地に物資を送れない。他社の協力を得て生産を続けているが、4月上旬には復旧させたい」と話す。

 鐘崎は仙台東部工場団地の本社工場の生産設備が、地震で一部損壊した。「被害は軽微。すり身など原料調達もある程度めどが立った」と3月中の操業再開を目指す。

 中小メーカー20社が立地する仙台工業団地でも、操業を一時停止する企業が相次いだ。ただ建物の壁やガラスが破損したり、機械がずれるなどした被害が多く、深刻なものは確認されていない。

 団地の協同組合の梶原功専務理事は「1978年の宮城県沖地震を受けて、耐震補強をした企業が多い。津波被害が届かなかったのが大きい」と話す。

(山形泰史、鈴木美智代、酒井原雄平)


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