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仙台・宮城・陸奥

1140荷主研究者:2011/04/01(金) 00:30:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110329t13031.htm
2011年03月29日火曜日 河北新報
都市型建物被害深刻 849棟「倒壊の恐れ」

倒壊の危険があると判定された市営住宅。作業員が落下したがれきの撤去に当たっていた=仙台市宮城野区

 東日本大震災の余震による二次被害を防ぐため、宮城県内で建築物の応急危険度判定が行われている。津波による甚大な被害にかき消されがちだが、内陸部の住宅・建築物も大きな地震被害を受け、仙台市ではマンションを中心とする都市型の建物被害が深刻だ。

 仙台市中心部のビルやマンション、住宅にも大きな被害が出ている。市は22日までに、被害の大きい地域を中心に6231棟の応急危険度判定を終え、849棟を倒壊の危険性が高い「危険」と判定した。全体の被害総数ははっきりせず、全容はつかめないままだ。生活再建や二次災害防止に向け、独自の対策に乗り出した住民もいる。

 宮城野区幸町の市営住宅高層棟(11階、約230世帯入居)は応急危険度判定で「危険」とされた。入り口に立ち入りを制限する赤い紙が貼られている。

 入居者の千田昌伸さん(54)は「今は友達の家でお世話になっているが、今後どこに住んだらいいのか」と話す。

 青葉区荒巻本沢のマンション・ハイネス荒巻(14階、119世帯入居)は、地震でビルの至る所でひび割れが発生し、コンクリートが落下した。市の応急判定の対象からは漏れた。住民や管理会社の社員らが自主的に立ち入りを制限、日中の荷物の持ち出しに限り立ち入りを許可している。

 このマンションは、ビルの所有者が震災前に行方をくらまし、裁判所の管理下にある。修繕や建て替えの見通しは全く立っていない。住民らは15日に急きょ自治会をつくり、行政の救済策に期待を寄せる。

 自治会長の青野佳智さん(46)は「7〜8人がまだ避難せずに残っている。避難所で暮らす人も多い。全員が今後に不安を抱えている」と話す。

 2009年1月に建築された宮城野区の賃貸マンション(14階、208世帯)は、1階エントランス内に「退去勧告」の張り紙を出している。

 管理人によると、梁(はり)や外壁のひび割れ、タイルのはく落、玄関ドア枠の変形によるドアの開閉不能などを確認。民間会社による建物診断の結果、「地震により建物全体が重大な損傷を受け、使用不能と判明した」として、入居者に安全な場所への避難を勧告しているという。

 損傷があるが立ち入りは可能とされた「要注意」は1453棟あった。

 市建築指導課は「建物に不安がある場合は、市や県建築士事務所協会に相談してほしい」と話している。(勅使河原奨治)


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