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仙台・宮城・陸奥
1156
:
荷主研究者
:2011/04/09(土) 17:32:49
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110402t13054.htm
2011年04月02日土曜日 河北新報
コンテナ回収本格化 仙台港高砂埠頭の復旧急ぐ
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20110402001jd.jpg
コンテナの回収が進められている仙台港高砂コンテナターミナル=3月31日、仙台市宮城野区
東日本大震災で使用が停止されている仙台市宮城野区の仙台港高砂埠頭(ふとう)の復旧作業が本格化している。津波の直撃で打ち上げられたり、海底に沈んだりしたコンテナの回収が急ピッチで進む。埠頭は自動車部品などのコンテナ輸送拠点で、東北の企業活動の復興を左右する。宮城県は「2、3カ月で暫定利用の開始にこぎ着けたい」としている。
長さ12メートル、高さ3メートルほどのコンテナが無秩序に転がる。広さ約21万6000平方メートルの高砂コンテナターミナルでは、重機によるコンテナ回収作業が行われている。
港湾輸送大手の三陸運輸(塩釜市)の担当者は「自社扱い分だけで5000〜6000個が津波に見舞われた。他社も含めると、1万個以上が影響を受けた」と言う。
作業は比較的順調だ。海中に沈んだ200個以上のコンテナの引き揚げは今月上旬には終わるとみられる。
埠頭は1、2号の二つがあり、県によると積載能力5万トン級の大型船が入港できる2号は一部で陥没するなど激しく損傷したが、3万トン級までの1号埠頭は比較的軽微な被害で済んだ。
県は荷物の陸揚げ用大型クレーンの一部が稼働すれば、1号埠頭での港湾機能を確保できるとみて、クレーンの電源設備の復活を急ぐ考えだ。
東北の企業は震災で生産を停止したものの、再開の動きが目立ち始めている。高砂埠頭は部品輸送などの拠点で、早期復旧への期待は大きい。
県港湾課は「本格的な物流回復に向けて整備に力を入れたい」と話す。
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