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戦場スレpart1
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ロボットの戦闘シチュや、イベントの際にお使い下さい。
イベント告知テンプレ↓
【イベント名】
【予定日時】
【予定人数】
【内容】
【備考】
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>>699
【「わ、私はた、武田姫といいます
階級は中佐です。試験艦 甲斐の艦長です!み、みなさんとはこれからいろいろとご縁があるとおもいます!よろしくお願いします!」】
「へぇ。あなたが艦長なのね?」
どことなくというか、かなりガチガチで弱気な武田中佐。それはもう先に紹介があったアカリ伍長よりも場馴れしていない様に見えた。
信じられない。と言いたげな風に、真逆の存在。自信に溢れた強気っ娘の最先端の様な赤ツインテールの少女は声を掛けた。
ちなみに、黒のドレス姿。剣道具の着用は当然に断ってやった。
「あなた。もっと威厳を持った方が良いわ。そんな気持ちじゃシモジモの士気が上がらないものよ?」
ビシッと武田中佐を指差した。
気の弱そうな彼女ならそれだけで悲鳴を上げてしまうのでは無いかと少々心配になってくる。
初対面のしかも女性相手にすら、相変わらずズケズケと言いたい事をはっきり言うレイナであった。
>>701
【「我々は、そこに居る民間人であるレイナ・カーマイン嬢と提携し、相談役にも成って貰っている訳だが…」
「ただの気紛れよ。それにイサム。あなたと言う人間は信用に値するからね」
大変偉そうに腕を組んでいる。
しかも先程、ユウセイ元少佐殿を場外に吹き飛ばしたとんでも体術をやってのけた恐怖の極東司令官を当然の様に呼び捨て。
不遜ここに極めり。といった感じであろうか。
【「恥ずかしながら申し上げる。DC調査部隊編成に置ける中核として協力を願い出たい。
本来なら君も彼女達と…そこの河嶋大佐には正式な書類を送った上しかる後に同意を得るべきであるが…
口もはばかる理由があり、直前での依頼になった事をお詫びする。
どうか、この儀、賛同して貰えないだろうか?」】
「……あなたがそう言って来るのは私には解っていたわ。あの残党共は私も個人的に気に入らなくてね。……うん、良いわよ。レイナ・カーマインとその雄大な闇の眷属はしばらくの間、イサム。あくまでも盟友であるあなたの頼みという事で協力を誓うわ」
それを聞いたレイナはほぼノータイムで答えを決めていた。すぐに、イサム司令の願いを聞き入れた。
だが、あくまで軍に完全に隷属する訳では無い。これだけは絶対に譲らないつもりでは有るし、そうはさせない。
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>>701
「へ〜そんな部隊の話は聞いたことあるけどな〜
そんなのの隊員になれるなんてまた1歩出世の道が開けたぜ!」
元春は嬉しそうな表情を浮かべた
彼が嬉しそうなのはもちろん……
>>697
「ふふふ、ユウセイ曹長く〜ん
これからも仲良くしようぜ
曹長く〜ん」
ことさら曹長を強調している
>>696
「俺は小早川元春っていうんだ
階級は少尉だけど、細かいことは気にすんな
仲良く楽しくいこうぜ!」
アカリににこやかに挨拶
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>>703
「その真摯さにはいつも頭が下がるな、恩に着る。そして私からも約束しよう
決着が着き次第、軍には指一本触れさせんと。この剣にかけてな」
腰に差してある日本刀を取り出して鞘の部分を持ち水平を保ちレイナに見せる
>>702
「すまない。急な話なのは承知している故、今すぐに、とは言えない
断ったとして、この研究所に配属される事については決まっている事だ。安心して欲しい」
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>>700
「は、はい!
曹長さんなんですね。
これからよろしくお願いしますね」
ユウセイにはにこりと挨拶を返す
>>703
「い、威厳ですかっ!」
いきなりの指摘に驚いている
「これから徐々にできるだけ見つけれるように頑張ります!」
彼女はレイナに対して敬礼を返した
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>>705
【「その真摯さにはいつも頭が下がるな、恩に着る。そして私からも約束しよう
決着が着き次第、軍には指一本触れさせんと。この剣にかけてな」】
「くくく。この剣にかけてか。その歳で騎士道……んいや、武士道…?を語るなんて。あまり無理をしない様にね」
と、周りの者が思わずヒヤヒヤする様な無礼な話を繰り広げるレイナとイサム司令。
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>>699,703
対象的な二人の女性を見比べる。
ここにいるメンバーで実働部隊を編成するなら、艦長である武田中佐がリーダーでなければならないのが建て前。
ただし、実質的にはレイナ嬢が圧倒的なカリスマと押しの強さで実権を握るのは明白。
河嶋個人としてはそれはそれで面白いのだが、参謀官としては民間人に勝手されても困る。
>>701
名前があがったところで壁から離れる。
「連邦軍極東支部参謀官、河嶋籐十郎大佐だ。
諸君等は私の管轄下に入る、という事になるだろう。
正式な辞令が発布されるのは後日になるが、諸君等はこれから一つのチームとして戦って行く事になる」
ここで言葉を切り、
「まあ、私が艦に乗り込んで直接命令を下す事はまず無いがな。
それと、もう一名」
指を鳴らすと入ってきたのはエレミーラ・タイデグリー中尉。
「何人かは既に知っているはずだが、彼女が他の部隊との折衝や事務レベルの補佐をしてくれる」
「エレミーラ・タイデグリーです。皆さん、よろしく」
紹介されたレミーが皆に敬礼する。
ちなみに、レイナの後ろでメグは目を丸くしっぱなし。
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>>704
楽しそうにしている元春を見る
「君は…吉川元春…少尉だったかな?前に出たまえ」
今度は自身も木刀を持ち蜻蛉に構える
「好きに打ち込んで構わん。それとも、こちらから参ろうか?」
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>>705
「へっ? あっ、えっと」
いきなりのイサム大将の言葉に、アカリは完全に虚を突かれる。
彼の言葉は、断っても良い、というふうに聞こえた。
おかしな話だ。軍のお偉方ならば、頼む様な真似はしないで、辞令を出せば済むことではないか。
そうすれば、一介の下士官である自分は否応なくその部隊へと配属される。
しかし、彼はそれをしなかった。不可思議きわまりないが、そうすることが出来ない事情がある、とも考えられる。
そういえば、彼は先ほど欧州支部に不穏な動きがあるようなことをほのめかしていた。その関係とすれば、一応の辻褄は合う。
大将というとんでもなく上の人物に、そうまでさせる「何か」……問題は根深いのかもしれない。
「……わかり、ました。部隊への配属、微力ながら引き受けさせていただきます」
自分の考えに自信はないが……これも何かの縁だろう。
バッと敬礼しながら、アカリはそんなことを考えていた。
>>704
「はっ、小早川少尉殿! これからお世話になります!」
大将に了承の意を伝えた後、アカリは元春に対してそんな返礼をしていた。
やってから、向こうがフレンドリーにしてきたのに……やってしまったか? という不安が押し寄せてきていた。
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(なんで俺までここにいるんだ・・・)
ヒツギは正規軍人ではない、立場もレイナのように高いわけでもない、あくまでも民間企業受けのテストパイロットどまりの立場だ。
つまりヒツギは超場違い、大将直々の御前で立っているというこの状況に異常性を感じても仕方が無いだろう
先ほどイサム局長がユウセイに対して放ったのは剛拳だったが、拳の突きの威力だけで吹き飛ばしたのではない。
あれはユウセイが一撃を入れるために行った「体を前に出す踏み込み」によって起こる重心のズレに重ねたのだ
そのタイミングで間合いの深いところへと半歩踏み入れ、浮いた体の中心へと腕に捻りを加えず叩き付けた
捻りを加えたら拳に貫通力が生まれてしまいユウセイの体に致命的なダメージを与えてしまう、そこで捻りを加えないシンプルな叩くという動作で吹き飛ばしたのだろう。
パワーも去ることながら間合いの中に入り込む瞬発力と木刀の太刀筋を見切った慧眼
恐らくは達人、ヒツギの中にある最強の人物・・・祖父の拳とも十分に渡り合える技術だった
(滅茶苦茶なくらい強い・・・!!)
そしてそれと同じくらいレイナの言動にも驚いていた。
お嬢様とは言ったがこれは勝気で済むような領域ではない、交渉術の一つと見るべき口回しだ
こういったものは舐められることそのものが負けに近い、そこである程度高圧的な言動を取ったのだろう。
局長もそういった物になれているのか対応が涼しい、なんともいえない大人の世界(?)だった
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>>711
そんな少年に声を掛ける。
「ヒツギ・ハヤセ君だね。
どうだい、一つ君も打ち込んできたまえ」
ハヤセと言う拳士に聞き覚えがあった。
彼に縁のある若者なら、叩けば伸びるように叩いてやらねばならない。
それに、ユウセイには秘剣を今一度見せ、今後弥生が彼に振るうであろうこれを破って貰わねばならない。
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>>711
やはり怪訝そうな表情のヒツギ、まあ当然か
「ヒツギ、レイナがああ言う以上は無関係じゃなくなってるぜ?」
どうも反応が鈍い。その視線はイサム局長を見て固唾を飲んでいる
「お前も手合わせしたらどうだ?獲物は好きにしても良いだろうし」
そう言ってヒツギの背中をはたく
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>>710
「しっかり頼むぜ。伍長
ここにはやっかいな少佐もとい曹長がいるからな
貧乏くじはもう勘弁だ」
>>709
「ほんっとその間違いにはあきあきだぜ…………いえ、あきあきです。大将」
さすがに大将相手には言い直す
「自分がですか……?自分はあまり剣術の心得というものはありませんよ?せいぜい訓練でかじった程度ですよ?」
疑問を口にしながらも構える構えは大上段
素人にしては様になっている
「自分は小早川元春です
けっして吉川元春でも小早川隆景でもありません」
やれやれといった様子で踏み込み、上段から竹刀を降る
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>>714
少佐もとい曹長とは、さきほど殴り飛ばされた男のことだろう。
アン○ニオ猪木のやる闘魂注入のようなものに見えたが……一体何のヘマをやらかしたのやら。
それはともかく、この小早川という少尉もこの部隊の一員なのであれば、当然平凡以上の何かを持つ士官だということになる。
機体か、経歴か、技術か……今はまだ、それを読み取れる何かはない。
「自分も自分を貧乏くじだとは思いたくありません。
少尉殿のお助けになれるよう、努力を欠かさぬ様にします」
一般兵の自分と量産型ゲシュペンストで一体何ができると言うのだ……という本音は伏せて、
アカリはそんな、どこか事務的な返答をした。
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>>714
その訓練で見せた剣筋こそ、実はこの研究所に呼ばれた理由なのだが
元春の踏み込みに合わせて半歩下がり紙一重でイサムの額を通り過ぎると
いつの間にか元春の首元には既に木刀が添えられていた。
(…ふむぅ筋は確かに悪くない…しかし『あの時』の一撃には随分と…)
「小早川少尉。私とは流儀は異なるが近々、剣匠を君に付ける事になる
ある機体のテストを行って貰いたい」
>>710
元春の会話の直ぐ後
「決断が早いな。戦場に置いては大事な事だ。その決断に礼を言わせて貰う有り難う
疑問に思うかも知れないが…その件はアスト博士にお願いしようか」
小学生と見間違えるような白衣に着られている少女がアカリを見上げる
アスト「はーい。貴方はインパルス…神経伝達の認識速度の高さ、つまり確認から反応の時間が物凄く短く済むのね。
そこで将来的に腕利きのPT乗りに…と言うか別にPTに限らず、運動や操縦に関わる物への適性が高いの
本当は平和維持法に乗っ取って相応とされる機体で武装したテロリストなどに対応するんだけど、火力以外で他に出来ることはより早い火気管制が必要なのね」
つらつらとしゃべりアカリの目をのぞき込む
「そこで、貴女の操縦データを解析させて貰う事で優秀なOSを作りたかったの」
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>>716
つまりは自分の反射速度が異常に速く、そのデータはOSの開発に有用だから、データ採取のための被研体になれ、ということらしい。
確かに時折、ひどく機体の挙動が重く感じることがあったが……それはパイロットならば誰にでもなる現象だったのではないのか?
少なくとも今までアカリはそう思っていたが、この幼女に片足突っ込んでいるような博士の言動からすると、それは違うらしい。
「えっと、博士? それって本気で言っているんですか?
確かに機体がすごく重く感じるときがあったりしますけど、それってパイロットなら誰にだってある経験だとばっかり……。
い、いやでも、私の機体、量産型ゲシュペンストですよ? もう旧式も良いところの機体なんですよ?
重く感じて当然なんじゃないですか?」
嘘か真か、いまだ判別の付かないアカリは、半ば詰め寄るようにアスト博士に質問攻めを仕掛ける。
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>>716
当てるつもりで振り抜いた
この人からは雲の上の上官だろうとも手を抜いてはいけないという雰囲気が感じられた
「嘘……だろ」
木刀がイサム大将をすり抜けた
いや、正しくはすり抜けたように感じらた
紙一重でよけたことで打ち込んだ本人にだけの錯覚だ
反撃がくる、そう思ったときには元春は負けていた
首に感じる嫌な木刀の気配がいやがおうにもそれを感じさせていた
「了解であります……
いまとは別の機体、その適正をみるための審査というわけですか」
なんとなく納得がいったという顔をみせる
「俺に目をつけるとはいい審美眼ですね。大将」
大将への言い方が完全に飲み屋の大将と同列になっている
すぐに調子に乗る
>>715
「言い方が硬いぜ、アカリはよぉ
これからは仲間なんだしさぁ
もっとフランクにいこうぜ、な!」
元春は初対面なのに慣れなれしすぎる
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一方、姫は……
ユウセイがぶっ飛ばされていたあたりから隅で固くなり震えていた
元春は大爆笑していたが……
(え、え、なんであの人
殴られたうえに少佐から曹長に落ちちゃったのぉ)
心の中で悲鳴をあげる
(ああ、ジュネーブのオフィスが懐かしい
どうして、私がこんなところに……いいえ、こんなことで怯えちゃダメ!私も艦長さんなんだからしっかりしないとダメ!)
怖がったり、落ち込んだり、奮起したりと心の中の葛藤が全部顔に出ている
元春「この人が艦長で大丈夫かホント」
わざと聞こえるようにいう
その声を聞いた姫がより縮こまってしまったのは言うまでもない
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>>713
>「ヒツギ、レイナがああ言う以上は無関係じゃなくなってるぜ?」
「DCや海賊と戦う為に協力するっていうのには俺も賛成だぜ。
それをレイナが決めたっていうのなら勿論手を貸す、そーいう契約済みだしな」
確かにヒツギがテストパイロットをやっていくことに対しカーマインからの言葉が後押ししたのは事実だ。
しかしヒツギは感づいているかもしれないがその事実を知っているとは思えない
つまりこの言葉はそれらの事情を抜きにしたものとみて間違いないだろう
>「お前も手合わせしたらどうだ?獲物は好きにしても良いだろうし」
「稽古を付けていただく・・・か、是非お願いしたいかも」
流れる血か性格か、強者との組み手と聞いて何か疼くものがあったらしい。
「獲物?拳士の武器は四肢五体だぜ」
ぐっと右の手を握ってこぶしを作る、幼少から鍛えられた拳は程よく殴打ための形に変形していた。
だが筆頭すべきはそこではなく、力を込めた際に見えた指1本1本の力強さだろうか
>>712
>「ヒツギ・ハヤセ君だね。どうだい、一つ君も打ち込んできたまえ」
「え、俺ですか?」
突如横から語りかけてきたのは局長と同じく背広姿の男。
確か今は予備役で政治家をしており、階級は大佐だというお話だが・・・
拳を学んだことがあるヒツギにはその立ち姿からすぐに実力が分かった。
まず直立の状態でぶれないという点、そして脇が締まっていながらも肩に力がかかっていない
脇を締めるという動作を一般人がやると肩があがりやすい、文字通り肩と脇で締めてしまうからだ。
修練を積んだものは脇を締める場合もっと下で締める
つまりこの人もかなりの実力者ということになる・・・が、注意深くみていたからこそヒツギにはすぐに分かった
「稽古のお誘いありがとうございます。ですが・・・俺なんなよりもふさわしい相手が居ると思います」
心ここにあらず、その目も心もユウセイへと向かっている、最初から相手が決まっているような物だ
深く礼をしてから自らが感じたことを素直に伝えた
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>>706
【「これから徐々にできるだけ見つけれるように頑張ります!」】
「それなら、なるべく早く頼むわよ。なんたって艦長というものは皆の命を預かるのだからね」
レイナも決して嫌がらせ目的で武田中佐をイビりに来た訳では無いのだ。
真剣にこういう事を言うとレイナらしく無いので恥ずかしくて言わないが、ヒツギやレオンハルト、いや皆に無事で生き抜いて欲しいだけなのだ。
「この私、レイナ・カーマインもしばらくはあなた達の艦に厄介になるわ。実戦であなたの真の指揮能力をしっかり見させて貰うわ、ヒメ?」
まぁ全ては武田中佐の仕事ぶりを見てからだ。全くそう見えないが、実は士官学校を主席で出た凄い女性なのかもしれない。ひそかにレイナは期待していた。
そして、艦長だろうともやはり名前を呼び捨てにする様だ。一応、名字では無く下の名前を呼ぶのはレイナなりの友愛の証という事で受け取って貰いたい。
>>716
【アスト「はーい。貴方はインパルス…神経伝達の認識速度の高さ、つまり確認から反応の時間が物凄く短く済むのね。】
「……!?」
アスト博士と新人パイロットのアカリが会話している内容に、何か気になったところが有ったのだろうかあのレイナが珍しく驚いて目をぱちくりさせている。
「ねぇアスト叔母様、ソレは本当?あの娘がそうなの?」
なんか……顔馴染みらしい。
どうやらレイナお嬢様はアカリの持つと言う所謂、超反射に興味を惹かれたらしい。
理由としては、彼女の予知能力との相性だった。
レイナは戦闘中でも未来を読み回避や攻撃にも利用するのだが、いかんせん超極近未来の危険を回避するには感知から動くまでがスムーズに行かない事が有る。
見えているのだが、反応出来ない状態。
もしアカリの超速度の反射能力を持ち合わせたなら……と、考えてしまった様だ。
>>717
【「えっと、博士? それって本気で言っているんですか?
確かに機体がすごく重く感じるときがあったりしますけど、それってパイロットなら誰にだってある経験だとばっかり……。
い、いやでも、私の機体、量産型ゲシュペンストですよ? もう旧式も良いところの機体なんですよ?
重く感じて当然なんじゃないですか?」】
「…くっくっく。あなたが4444年前に神の怒りにより二つに裂かれてしまった私の愛しき半身だったのね?……さぁダークフュージョンしましょう、アカリ!」
当然、お互いに全くの初対面。であるはずなのに何が愛しいか。
突然、この場違いな赤いツインテールのお嬢様が乱入して来てそれまた容姿に相応しく無い不気味な事を言い出すのだ。警戒心を持たれても仕方がない。
しかしいつもこうなんですアカリさん。彼女はいたって平常運転です。
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>>705「イサム大将、俺もやります。借りを返したいんです。」
DC残党に借りはいくつもある
>>719
「その点については、もう触れないでくれ。武田中佐。」
自分は、いきなり、少佐に持ってこられて、よく分からず、戦い。
挙げ句の果てには
投げ飛ばされて、デッド エンド
「俺の人生は。どうなんだよ。」
ユウセイの心は、揺らいでいた。
「そして、元春少尉。あんまり、勘弁してください。男には触れられたくない事があるのです。」
元春は、おちょくる事があるが、何とかやるしかないな。
「あの女、ゲシュちゃんは、ポンコツだとな?正しいが。」
実際、ユウセイは、ゲシュちゃんに何も改造しなければ、ポンコツだと思っている、しかし、
ジェットアバカーだけは、惚れ惚れしていた。
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【ある小さな孤島の浜辺】
周りには目立つものは何もなく、人の気配はなかった。
いや、一応一人いた。
砂浜の岩に腰掛けて空を見上げる目の濁った男が一人。
「…、これが地球の空かぁ〜。
空と言う物は、始めてみるなぁ〜。」
そう呟くと、立ち上がり、すぐ近くの洞窟に入る。
コッコッコッと、足音が響く。
しばらく歩くと、大きな宇宙船が泊まっていた。
「お〜い、まだか〜い?」
コックピットを開き、誰もいない筈の場所に声を掛ける。
「…、まだ修理し終わってないか。
速く終わんねぇかねぇ〜、一人じゃ心細いんすよぉ〜、シュートさんは案外
小心者ですからねぇ〜。」
そう言うと、コックピットから降りる。
「ハァ〜あ、いくら俺の生い立ち聞かれたくなかったからって
やっぱりあの時に一緒に行くべきだったかな〜。」
後悔したように呟く。
「ま、いっか、何れあの道化師の同類が俺を追ってくればまた会えるだろうし。(あくまで勘です)
それに次に会ったらぶっ殺すし。」
バシッと腕を叩く。
「ま、その内またあの道化師と同類が追ってくるだろ。
もうあんな奴らと同じ所に戻りたくねぇけどな。」
そう言って、洞窟から出る。
「ん〜、風が気持ちいいねぇ。」
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>>717>>721
アカリへの説明に混ざったのはレイナだった
「あれ?レイナちゃん?大きくなったね〜…積もる話もあるけど
説明をしちゃうね」
二人に挟まれながら続ける
「こほん…確かにアナタに支給されているゲシュペンストは既に一線を退きつつあるけど、それでも機体の方のレスポンスが遅れる程になるには、それこそトップエースと呼ばれる程の極一部にしか見られないわね。
ハガネ・ヒリュウ隊でもブランシュタインのあの二人と、あとはラトちゃんくらいじゃないかしら?」
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>>720
普通に見れば何の変哲もない中段の構えだが、少しでも心得のある者が相対すればその隙の無さや威圧感などから彼の手並みが分かるというものである。
「彼は一度受けているからね。
岡目八目とも言うし、第三者の目で見る事でも破り方を編み出して貰いたいんだ。
だいたいだね、これ以上彼を死にそうな目に遭わせるのはさすがに遣りすぎだろう」
つまり、殺す気でかかるのかい。
「それに、ハヤセの血族なら相手にとって不足はない。
我が八島神道流は鹿島神宮から剣訣を授かり「カシマってタケミカヅチのっ!?」って何だね君はっ!?」
不意をメグに詰め寄られ、達人と言えどもビックリ。
見かねたレミーが引き剥がすまでエラい勢いでまくしたてられた。
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道場に他の方々と共に集まった元鳳は周囲の人間達を軽く観察していた。
中でもひときわ眼を引いたのはやはりレイナ・カーマインだった。
「安芸の民を照らす光」を目指す毛利と異なり「闇」を好んでいると聞いてはいたが、どうもそれだけで推し量れるような裁量ではない。
むしろ何かこちらにも通ずるものを持っている、と感じた。
他の方々も文字通り即戦力になるような猛者揃い・・・己を鍛えるのにこれ程、好都合な場所もない。
そう思っていると、男性がゆっくり姿を現したる
>>689
入って来た男性に対して抱いた印象は強い・・・と言う事であった。
鋼・・・とでも言うべきだろうか、強い信念を感じられる佇まいは、剣士たる元鳳には好印象だった。
「今回の件、思うところは多々あると思われるが・・・まずは礼を言わせて貰いたい。
よくやってくれた」
(剣士としての礼も忘れない・・・成程、武人だ)
元鳳は元より剣に精通している身の上である。眼の前の男が恐らく、今の自分より格上である事は容易に見て取れた。
「さて、腹ごなしの稽古の後は祝勝会なのだが・・・まずはやらなければならない事がある・・・。」
呼び出されたのは、ユウセイ・・・先の戦いで敵将に一撃を与える為の活路を開いてくれた1人だ。
結果は・・・イサムの勝利に終わった。
(やはり、強い・・・それも技術的な面のみでなく、精神面も)
見事な後の先・・・と言うべきか。その技量は素直に称賛してもおかしくないものだった。
その当の本人は佇まいを直すと向き直った。
「とんだ前座となったな・・・実は紹介しておきたい人物がいる、来なさい。」
>>696
「皆さん、初めまして。アカリ・クレマチ伍長です。所属は東北方面軍・PTパイロットです。」
その名乗りに対し、元鳳は佇まいを直す。
「毛利元鳳・・・初対面ではあるがこれから背を預け合うのだから元鳳で良い。以後よろしくお頼み申す、クレマチ殿。」
そう言って元鳳は右手を前に出した。
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>>705
「是非もないな。よろしく頼み申す。」
端的に、だが手早く答える。
事実、あんな連中を野放しにしていたら安芸の民の悲鳴がまた別の場所で数多く繰り返される事になるだろう。
「あのような悲鳴を繰り返してなるものか・・・。」
何の咎もなく、罪もなく・・・ただ理不尽に奪われる。
元鳳は聞いたのだ。安芸の民のすすり泣く声を、その涙を。
だから思う。繰り返させてなるものか、と・・・!!
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>>727
「直接挨拶はまだだったな
さっきは手伝ってくれてありがとう
改めて自己紹介だ
俺は小早川元春。よろしくな!毛利元鳳!」
元春は元鳳に何気なくあいさつする
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>>725
>「彼は一度受けているからね。
> 岡目八目とも言うし、第三者の目で見る事でも破り方を編み出して貰いたいんだ。
> だいたいだね、これ以上彼を死にそうな目に遭わせるのはさすがに遣りすぎだろう」
>「それに、ハヤセの血族なら相手にとって不足はない。
> 我が八島神道流は鹿島神宮から剣訣を授かり「カシマってタケミカヅチのっ!?」って何だね君はっ!?」
「・・・分かりました、そこまで仰って頂いた手前無碍には出来ません、宜しくお願いします」
顔には出してこそ居ないがヒツギは不機嫌になった。
淡々と礼をこなすと道場の真ん中に向かい、間合いをあけて立つ
リスペクトの概念は当然持つが、纏う気の主成分は威だ
・・・河嶋大佐はヒツギ・ハヤセの"何か"に火をつけてしまったのだ
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>>726-727
そんな元鳳の決意を余所に、話しかける少女が一人。
「あ、あのっ、毛利元鳳さんですね?“火流羅”って超機人のパイロットの……
わたし、マーガレット・ウィリアム=ウィルマースと言います。京都大学で超機人を研究してるんで、是非お話を聞かせて下さい!」
それはもうキラキラとした瞳で、身長差の分若干上目使いで。
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>>729
(少し、遣りすぎたか)
何か知っているようだが表には出さず、一礼してから改めて中段に構える。
切っ先が多少揺れるが、そんな誘いには乗らぬと見たか、ピタと止まり、
その切っ先が視界から消えた。
種を明かせば河嶋がその場で時計回りに回転し、一瞬背中を見せる、それだけの事である。
だが、背中と言う絶対の隙を見せられた側もまた反射的に攻めに移行しようとし、やはり隙を生じる、そしてその隙を突くと言う、武芸の本道から外れた邪剣である。
そして、その一瞬に視界から消えた木刀は、再びヒツギの視界に現れた時、彼の目線と同じかやや上の高さにあった。
手加減無く、愛娘が彼らに向けるであろう殺意を込めた渾身の一撃。
今すぐは破れずとも、何時かは破られねばならない、邪道とは言え悲しき秘剣であった……
-
>>724
ブランシュタインの二人とはライディース・F・ブランシュタインとエルザム・V・ブランシュタイン、
ラトちゃんというのは、「スクール」のラトゥーニ・スゥボータのことか。どれもDC戦争及びL5戦役で活躍したエースパイロットではないか。
正直、話を盛りすぎではないかとも思ったが、大将から信を得ている研究機関の博士が、デタラメを言うとも思えない。
では本当に……?
「そ、そうなんですか……」
大きな驚きと不安と、ほんのちょっとの誇らしさが、アカリの胸に宿った。
>>718 >>726
アスト博士の話を聞き終えたアカリは、元鳳と元春の二人に向き直り、
「はい。新米ゆえ、至らぬ所が多々あるとは思いますが、これからよろしくお願いします。
元鳳さん、元春さん」
バッと敬礼をし、元鳳からさしのべられた右手をしっかりと握る。
元鳳は物静かで深い知性を感じる人物、対し、元春はムードメーカー的な明るさを持っている。
前の職場には居なかったタイプの人たちだ。他の人たちもそうなんだろうか?
そう考えると、何か、学校などで新しいクラスに配属された時の様な、期待感に満ちあふれた気分になった。
>>721
と、新しいタイプの人に会うのに期待感を持ったアカリであったが、いきなり話しかけてきたレイナの容姿と言動に、
その期待感は石を投げつけられたガラスのように粉砕されてしまった。
「え、ええ……? 4444年前……?」
4444年前とはいつのことだ? 紀元前2400年あたりのことか? 何があった時代だっただろうか……?
……いや、少し待とう。このお嬢様の服装や言動を見るに、おそらく彼女は、いわゆるところの「厨二病患者」というやつではないのか?
だとすると、この突飛な言動にも説明がつく。
しかも、4444年前とは、また特徴的な数字の並びだ。見た目は外国人のようでも、中身は日本人的な厨二病患者らしい。
「ざ、残念ですけど、それはできません。私は最後まで、私という〝個〟で居たいのです」
彼女の「病気」に合わせて、アドリブでこんなことを言ったが、これで大丈夫なのだろうか……?
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「河嶋大佐、相変わらず、大人げ、いや全力だな。」
この人も、イサム大将と、同じく、武道派である。
「見ているだけで、怖い。可哀想、ヒツギさん」
まぁ、ヒツギさんも武道派だから、大丈夫か。
「完全に、毛利家にもってかれたな。話すタイミング。」
だが、あの二人、どっちが、ぶっ飛ぶかな?
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>>731
一報のヒツギは腰を低く落として親指を内側に他四指を真っ直ぐに伸ばした中段の手刀受けに近い形。
左側に背を向けて右側を前面とする横向きの立ち姿だが、少し違うところといえば足を肩幅よりも少し大きく開いて居るということか
足を大きく開くという行為は機動力を重視した足捌き、相手が刀だと分かっている以上懐に入り込む速さを取るのは至極当然の形だった
この時点でヒツギの実力と勝負にかける真剣さが受け取れるはずだ。
だが彼は何も語らない、河嶋がその瞳に必殺の気を出しているのと同様にヒツギもまた必殺の意志を見せている。
河嶋の回転するという異形の剣技。
その目論見どおりヒツギは前に出した左の足で、大きく河嶋の右側に踏み込む。
刀の間合いと拳の間合いはほぼ同じと言われ、徒手空拳が刀に勝ることそれは腕を振る必要が無いという一点に尽きた
必殺の間合いが異なるのだ、腕から先に生える刃がそうであるか手足そのものかの違いだけ・・・しかしそれこそが決定的な差である
大きく右にずれられると相手の右側を打つ、つまりは左側から刃を伸ばす純の形では自身の右腕そのものが邪魔になるのだ
時計回りに回るという攻撃は即ちヒツギからしてみたら右から刀が飛んで来る、通常の胴もしくは横なぎと同じだ。
大きく右側に踏み込んだヒツギは刀ベストポイントである中心からずれる
ヒツギ自身も河嶋の基点となる右腕をふさぐように前腕を置いた、刀への対処を完全に学んでいるものの動きだ、そこに淀みは一切無い
「――― セイッ!!」
そして相手の動きと踏み込み足とは逆の腕で突く逆突き、カウンター攻撃によく使用される拳の出し方
握りは正拳でも逆拳でもなく、人差し指だけを真っ直ぐに伸ばした『一本貫手』
喉や目、脇腹や脇の下などの脆い部位に突き刺すことを前提としたものであり、自分にも相手にも危険性が高く今では教える場所は殆ど存在しない。
何よりも驚くべきはその突き出しの切れ味
ヒツギの祖父『コウゼン・ハヤセ』の貫手は突き出しと引き戻しの速度から驚異的な切れ味を生み出していた。
体のこなし、踏み込みの速さ、拳の出し
その全ては祖父そっくりであったが・・・絶対的な『実力』こそが欠けていた。
河嶋の喉を下から狙った右の『一本貫手』は思いもよらない方法で外した
回転によって河嶋の位置が少しずれたのだ、これによりヒツギの右側への踏み込みも効果を無くす。
押さえに回っていたはずの左腕が間に合わず寸前のところで頭部に直撃を食らってしまったのだ
体を頭から吹き飛ばされそうになる一撃に対し、ギリギリ踏みとどまるヒツギだったがこの勝負は誰が見ても負け。
素人目では分からないこの電光石火の攻防は、文字通り一瞬で決着がついた
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>>728
不運にも、“それ”に気付いてしまった女がここに一人。
表には出さないが一瞬吹き出しそうになっていた。
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>>734
「無手で剣と戦う為の、必死の踏み込みか」
この展開は八割がた予想出来ていた。
元来この秘剣は、刀同士を想定したものである。
相手が刀で切りかかる、つまり自分を刀の間合いに捉えると言う事はこちらの刀の間合いに相手がいるという事に他ならない。無手の間合いは刀より短く、懐に入れば無手が有利となる。
今回の結果としては河嶋の勝ちだが、ヒツギに対して二度目は無いだろう、そう思わせるだけの踏み込みである。
なにしろ、ヒツギの踏み込みは十分に速かった。木刀の“芯”より手元で打つ事になり、耐えられる程度のダメージで済んだのだから。
「その踏み込みこそ、我々剣客が畏れる物の一つだ」
河嶋としては最大級の賛辞であった。
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>>736
>「その踏み込みこそ、我々剣客が畏れる物の一つだ」
「・・・俺は今、貴方に負けて死ぬほど悔しいと感じています」
悲鳴を出さぬようにと歯を食いしばって居るのか声は重く、囁くように小さい
達人という領域であろうとも人間だ、武に対して達観したものばかりとは限らない。
ヒツギもそれを聞かされていた、ある種の憧れを持っていたからこそ・・・信じたくは無かったのだろう
そっと身を引き、伸ばしていた人差し指をそっと畳んだ。
今の一撃は点に集中した一本貫手ではなく線で穿つ通常の貫手
もしくは胴打ちと顎打ちの二択を狙える手の甲を下に向けて握る逆拳か、軸になっている脚を払うか・・・
怒りによって選択を誤った、相手が必殺を狙っていると分かっていたのだからこそこちらが優位だったはずだ
ヒツギでも分かる、これは未熟からなる敗北だった
「ありがとうございました・・・!」
すっと背筋を伸ばしてから深く礼をする
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>>737
「……その悔しさをバネにしろ」
変形の邪剣を使うからこそ、当たり前の言葉を使った。
邪道に負けたからと邪道に走られては元も子も無いが、少なくとも彼は正道を歩んでくれる、そう思えた。
「あ、あの、今のがタケミ「忘れたまえ」……えっ!?」
「この技は、学者の玩具にして良いものではない。
君は忘れたまえ」
食いついてきたメグを、改めて切り捨てた。
-
「さて…そろそろ休憩にするが…レオンハルト、お前はやらんのか?」
レオン「局長と手合わせ出来る機会も多くはないか…お願いします」
道場の中央に移動し、互いに礼と同時に構える。二人とも獲物は無い
レオンは右半身で腰を落とし両腕を上げ、イサムは左真半身に左腕を上げ右手は腰の近くで拳を作っている
先に動いたのはレオン。短く息を吐きながら踏み込みつつ右ジャブを刻む
イサム「ふん!」
対するイサムは左腕で僅かにこれを払い軌道をズラして対処する
そして正拳で腹部を狙い打つ
轟音と共に『空』を叩いていた
突き出された左腕の上にはレオンの左手が在る
レオン「貰った!」
イサムの腕上から体ごと右足を突き出しイサムの顔面を捉えるが…
「些か、軽いんじゃないか?」
左手でレオンの右足を掴んで空中で一度振り回して、そのまま手を離す
レオンは試合う直前の位置に無事着地していた
レオン「む…参りました」
イサム「フェイントは良かったが、勝負を急ぎ過ぎたな」
レオン「より一層努力する。有難うございました」
互いに礼をして皆の元へ歩み寄り
「さ、お茶にでもしようかね?急を要した為に洒落た物はないが」
用意してあるのはポットと湯呑みとお茶受けの最中である
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>>724
【「あれ?レイナちゃん?大きくなったね〜…積もる話もあるけど
説明をしちゃうね」】
「ほんと?……少しはお母様に似てきたかしらね。でもでも、そういうアスト叔母様は昔から全く変わらないわ。もしかして不死の霊薬で新陳代謝が起きないとか?」
何となくいつもの何処までも偉そうな態度は無く、様子の違うレイナ。
この見かけ完全な子供であるアスト博士にまさか安心感を持っているのだろうか?
それは確かに親しい大人と話す様なそういう喋り方である。
>>730
【「あ、あのっ、毛利元鳳さんですね?“火流羅”って超機人のパイロットの……
わたし、マーガレット・ウィリアム=ウィルマースと言います。京都大学で超機人を研究してるんで、是非お話を聞かせて下さい!」】
「……おや、あれはメグと毛利の?……ふふふっ。流石は我が親友という訳か」
メグと毛利元鳳が交流している所を遠巻きに見てニヤリと意味深な笑みを浮かべているレイナ。
イクリプスがとあるルートから調べて来た情報によるとウィルマース家のご令嬢と毛利の後継ぎは……。
(……ふぅん。お互いに初々しいけれど、なかなかお似合いの二人じゃない)
レイナの眼にはそう見えたらしいが、元鳳にもメグにもその様な自覚は無いだろう。
メグは多分、超機人の操者としての毛利元鳳から色々と詳しく聞きたい故に、こんなにもハイテンションなのは明らか。
しかし、この二人の姿を見ていてレイナは重大な事に気が付いてしまった。
それは……。
「ふたりともちっさいな」
思わず感想を口に出してしまった。聞こえてしまったかもしれない。
何の事は無い。彼女が気になったのはそんな小さい事である。
見れば毛利元鳳の身長。あれは女性のレイナよりも少し低く、それは男性としてはかなり小柄な部類に入る。155cmぐらいでは無いだろうか?
更にその元鳳を上目遣いで見つめてしまうメグはそれよりも小さい小動物。
――ああ、なんか可愛いな。と和むレイナであった。動物に例えるならそうだ。ハムスター?リス?ウサギ?……ウサギ。そう言えば先程、ヒツギにウサギ呼ばわりされた様な。
>>732
【「ざ、残念ですけど、それはできません。私は最後まで、私という〝個〟で居たいのです」】
「個……か。アカリ、あなたってなかなか、深い事を言うわね。そう言うの好きよ?」
アカリのアドリブでの返答はレイナに充分にウケた様だ。
断られはしたがレイナなりに納得したと言う様に頷いている。
もっとも「フュージョン?オッケー!アッカリーン!」とノリノリで返されていた場合、具体的にどうしようも無かったのだが。
「……ククク。気に入ったよ我が半身。もし軍が嫌になったら、その時はメイドとして良い条件で雇ってあげるわ♪」
何となくアカリが軍に馴染めていなさそうな気がして、レイナはそう言う茶化し方をした様だ。……まぁ、半分は悪ふざけであるのには間違い無いのだが。
>>737>>739
ヒツギとレオンハルト。レイナの勇猛な闇の眷属達二人を持ってしても、あの化け物達を追い詰める事は出来なかった様だ。
レイナも武道の事はあまり良く解らないながらも、余興として二人の打ち込みをちゃんと見ていた。
「ご苦労様ね、我が眷属。まぁ、壁を突き抜けてった曹長君よりは大分、勝負になっていたじゃない。
私の狂気の瞳(ルナティック・レッドアイズ)を持っていたなら勝てたかもね。……いいや、絶対勝った」
健闘を称えて、直々にスポーツタオルを持って二人を出迎えたのはレイナ。
眷属の負けは主も共有するのだろう。
完全に口には出さないが、割と悔しかった様だった。まるで自分が負けた様にぶつぶつ負け惜しみを言っている。
-
>>738
「はい!!」
激突した頭部を痛そうにしてはいるが大きく揺さぶられたにしては割と意識もはっきりとしている。
G耐性といい先天的にそういった事に対して体が丈夫なのだろう
ド直球な感情の見せ方といい、叩けば伸びる逸材という目測は外れではなさそうだ
>>739
「レオンの動きはステップが軽い・・・アウトレンジか」
リズムと間合いを計る為に細かいステップで動きジャブで牽制する。
この動きはボクサーにもよく見られるモノで中でもある種の人間に多い動きだ
所謂『カウンターパンチャー』と呼ばれる部類の動き、確かにイサム局長の殴打は当たればほぼ一撃で落とされるのだからこれ以外の手は無い。
ヒツギの見立てどおりレオンは一撃をかわし、イサムにカウンターを狙うが・・・レオンの蹴りは掴まれてしまった。
レオン側の脚の引き込みが遅くスナップの効きが悪かったわけではない、あれはイサムの腕の引き戻しが早すぎただけだろう
>「さ、お茶にでもしようかね?急を要した為に洒落た物はないが」
「すみません、お気遣いありがとうございます」
>>740
>「ご苦労様ね、我が眷属。まぁ、壁を突き抜けてった曹長君よりは大分、勝負になっていたじゃない。
>私の狂気の瞳(ルナティック・レッドアイズ)を持っていたなら勝てたかもね。……いいや、絶対勝った」
「お、サンキュー」
レイナからタオルを受け取ると顔を拭いてから剣を受けた頭を抑えた、やはり少しだけ出血している
木刀とは言え速さと重さを乗せ、それを達人が殺すつもりで振るえば威力としては十分・・・しかし逆に出血していて良かった。
頭部をぶつけた場合下手に血が出ないよりは血が出るほうが安全だ、内出血のほうが大事に陥りやすい
「いや、どうかな・・・もしレイナのウサギ眼を持っていたとしても、
あの時の俺じゃきっとそこまで頭が回らなかったと思うぜ、何せ頭に血が上ってたし・・・」
そんな主と違って眷属は謙虚
「・・・だけど、次は負けない」
なんてことは無い様子だ、本人があの場で呟いていた通り負けたことが中々に悔しいのだろう。
負けという事実こそ受け入れるがこちらもこちらで負けず嫌い、へんなところだけ共感していた
ちなみにウサギ眼とはレイナの言う狂気の瞳(ルナティック・レッドアイズ)のことを指しているらしいぞ
>>732>>719
「挨拶が遅れたけれど、俺はヒツギ・ハヤセ
バルクレイスのパイロットをやらせて貰ってるんだ、宜しく!」
先ほどまで河嶋大佐と仕合を行っていた少年が声をかけてくる。
あの取った取られたの緊張感を生み出していた張本人とは思えないほどの明るさであった
そしてこの名前に聞き覚えがあるはずだ
虎の子の新型機がアスト研による一部改修を受ける為に日本に運び込まれ、極東支部に置かれているとき
その時はまだパイロットが決まっていないことを耳にしたものも多い、特にそのパイロットをやっているアカリにとっては聞き覚えのある話だろう
そしてその機体のパイロットが企業側からの推薦で民間から選ばれたという不満に近い話も耳にしたはずだ。
目の前にいるこの少年が噂の新型機のパイロット・・・
軍人というには軍という環境で順ずるオーラが無い、民間から引っこ抜かれたという話は嘘ではなさそうだ
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>>741
「よろしくお願いします。ヒツギさん
確か……資料では民間人なのにばるくれいすのパイロットに選ばれたんですよね
すごいですね。頼りにしてますね」
その声は震え、表情はひきつっていた
先ほどの立会いをみて怯えているのだ
彼女は本質的に戦いを好まない
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>>741
【「いや、どうかな・・・もしレイナのウサギ眼を持っていたとしても、
あの時の俺じゃきっとそこまで頭が回らなかったと思うぜ、何せ頭に血が上ってたし・・・」】
「まんまと乗せられたのよ、あのカシマとかいう男にね。相当にズル賢い嫌な奴よ。何なの、あの妙な剣術?」
等と、少々ご立腹である。
もしレイナだったら敵が不意に背を向けてもそのまま勢いで突撃していただろう。とか野蛮な事を考えていた。
【「・・・だけど、次は負けない」】
「勢いがあるのも結構だが、頭から血が出ているわ。興奮すると余計に。……イクリプス、彼の手当てを」
ここはレイナの手で直々に手当てをしてやるのが王道と言った所だが、効率を重視した結果、やはり使用人を呼んだ。
「ではヒツギ様。消毒、失礼します」
主の声を聞き、治療キットを持って疾風のごとく颯爽と参上した燕尾服。
彼の側に屈んで、ヒツギの額の傷の手当てを鮮やかに執り行う。そんなに傷は大した事は無いようだ。
消毒後に傷口を塞ぐと、また一礼してすぐ様その場から消えていた。今度は何やら盛大に潰された壁の補修を実行している。
一体、彼女は何者なのだろうか?そんな事はレイナにも解らない。
「はい。もう良いわよヒツギ。あまりヒヤヒヤさせないでよね」
自分は腕を組んで治療する様子を見ていただけなのだが、偉そうに注意している。
流石である。ちなみにレイナに治療を任せた場合、厨二の方々をリスペクトし、無駄に包帯を巻きまくっていた。関係ない右手とかまで巻いていたかも知れない。
-
>>739
『大佐いくらなんでも、やりすぎです。頭から血をだすなんて、』
しあいを見ていたユウセイは竜尾返しを知っていた。
『あの技は、殺すためのやつじゃないですか。ヒツギ君大丈夫?』
-
>>740
どうやらアドリブは成功したようだ。そのことに内心、アカリはほっとする。
民間協力者、レイナ・カーマイン……大富豪カーマイン家の名は風の便りに聞いたことがある。
その大富豪家の人間が、軍の特殊戦隊のオブザーバーとして着任するというのは、中々に好奇心をくすぐられる経緯だ。
あまり陰謀論の様な胡散臭いものは振り回したくないが、何か裏があると考えてしまうのもまた自然だと、アカリは思う。
まあ、事情のよく知らない自分がどうこう言えることでもないし、考えられることでもない。
ただ単に、それに足るだけの実績があったのかもしれないし。
「はい。転職先の候補として考えておきます」
軍が嫌になったら……どこか見透かされているような言葉だった。
>>741
「ええ、よろしく、ハヤセさん。お噂はかねがね」
アストとレイナの両人と話し込んでいたアカリは、彼と河嶋大佐とのやりとりを見ていなかったので、
このヒツギ・ハヤセという青年に対しては何も気負うことなく接することができた。
試作機バルクレイス……鋼龍戦隊で運用されたアーマリオンをもっと近接戦闘寄りにしたようなコンセプトの機体だという噂だ。
その異常とも言える加速性能のおかげで、もはや並の人間には扱えない機体だという話も聞く。
新型の試作機、そのテストパイロットが民間から選ばれたということで、腕に覚えのあるパイロットたちは不満をこぼした様だったが、
徐々に明らかになるそのピーキーな仕様に口を閉ざす者も多かったという。
そのテストパイロットが、こんなどこにでもいそうな青年だったことは、意外と言えば意外であった。
だが、鋼龍戦隊で活躍したリュウセイ・ダテも、もとはバーニングPTの上手いただの青年だったことを考えると、
この選抜もそういう意味を持つものなのか、とも考えられた。
-
>>740
レイナからタオルを受け取るレオン
「お見苦しい所を…いや、本当に姫と戦えたならアレはないな…」
>>741
タオルを首に掛け、ヒツギの方へ目を光らせると、どこからともなく取り出したのはバナナ
「ところでヒツギく〜ん。レイナとはどこまで進んでるのかなぁ〜?」
既に剥かれたバナナを目の前でぶらぶらさせながら問い詰める
そんな様子は余所に説明はひとしきり終わり紅茶のセットを用意するアスト
手慣れた手つきの一方でレイナの目を見ながらカップに注ぐ
アスト「ふふ…アンブロシアを口にせしものは皆、私のように…なんてね」
レイナを見る表情は幼女と云うような雰囲気はなく、とても和やかなものだ
レイナとレオンと自身のを淹れ、それぞれの手近の所へ移す
アスト「そんな薬も憧れるけど、私はレイナちゃんみたいなスタイルに憧れちゃうな〜…ひょっとして、好きなコでも出来た?
レオンちゃんは駄目よ?だって私のお姉ちゃんの子供だから」
>>744
ブフーーーッ!!!
レオンの方から何かを吹いた音がする。二人がその方向を見ると紅茶まみれのユウセイの姿もあった
レオン「いや!アストちゃん!それはまだ!」
慌てて立ち上がり同様するレオンをよそに続ける
「元々、お姉ちゃんも身分の高い家へ嫁ぐ筈だったのだけど、
当時の執事さんのウォルフガング・シュナイダーさんに泣いて頼んで駆け落ちしたのよ。
ここまでは良かった「ストップ」
話は続きそうだったが不意にレオンから制止が入るアスト博士の口にはバナナがねじ込まれていた
「…まぁ、レイナは俺の姪でもあるって訳だ。ただそれだけの話さ」
-
>>742
>その声は震え、表情はひきつっていた、先ほどの立会いをみて怯えているのだ
すっと軽くだが腕を動かす振りをしてみる、姫はびくりと反応した。
何よりも視線がヒツギの顔から見て下に落ちている、これは・・・
「・・・俺のこと怖い?まぁ頭から血流してるもんな」
頭から血を垂らしている人間を見て怖がるなというほうが中々難しい、こういうことの免疫あるなしは慣れもあるが元々備わったものも必要だ
「確か武田中佐は艦長だったよな?中佐が戦闘中怖い思いをしないように俺頑張るから、よろしく」
しかしヒツギとしてもファーストコンタクトで怖いイメージを持たれるのは好ましくない、気の利いた一言でも出ないかと考えた上で出た言葉がこれだった
>>743
>「まんまと乗せられたのよ、あのカシマとかいう男にね。相当にズル賢い嫌な奴よ。何なの、あの妙な剣術?」
「背面を見せることによって相手を誘い不意打ちを食らわせる
確かに邪剣だけど分かってて飛び込んだからいいんだ、どの方向から剣が飛んでくるかも大体分かってたし」
あの剣が後ろ回し蹴りと違うのは、自身の脚を引き込んでから放つ『スナップ』の動作が無いこと
真っ直ぐな刀ではそもそもそんな芸当が出来ない、だからどの方向からどうやって切ってくるのかはヒツギも読んでいた。
それを分かって突っ込んだ以上河嶋大佐を責めるのは違うということか
>「勢いがあるのも結構だが、頭から血が出ているわ。興奮すると余計に。……イクリプス、彼の手当てを」
>「ではヒツギ様。消毒、失礼します」
「すみません」
イクリプスに礼を言うと処置がしやすいようにと何故か正座で座り込んだ
傷というほどのものではない、偶然血が出てしまっただけですぐに治るだろう。
当のヒツギといえば女性に頭を弄られているのが少し恥ずかしいらしく、顔を俯けていた
>「はい。もう良いわよヒツギ。あまりヒヤヒヤさせないでよね」
「心配かけてごめんよ、いやーまさかやる前には血が出る様なことになると思ってなかったし」
とは言えイクリプスもレイナの要望に答えたのか結構壮大に包帯が巻いてあった、記憶喪失者かって位頭に包帯が巻いてあるのだ
そしてヒツギは自分の頭だから気づいていない
>>744
>『あの技は、殺すためのやつじゃないですか。ヒツギ君大丈夫?』
「おう大丈夫だぜ」
肩をまわしてピンピンしていると言うことをアピールしているようだ
「ユウセイ、殺すつもりの剣じゃなければ意味が無いだろ?
実戦の相手は手加減をしてくれるわけが無い、稽古だからこそ本物の太刀筋が必要になるんだ
それだけ気をかけてくれてるってことに繋がるんだよ」
稽古だからといって温いことをしても実践では役に立たない、新体操鉄棒の選手がわざわざ低い鉄棒で練習を行うか?
答えはNOだ、常に実際の場と同じ雰囲気を作り出して練習する。
武の訓練も同じだ、攻撃をかわす防ぐの技術を磨くなら実際に攻撃をされる必要があるのだ
-
>>745
>「ええ、よろしく、ハヤセさん。お噂はかねがね」
「噂ね・・・絶対良い内容じゃねーよなぁ・・・」
当たり前だがヒツギは裏でなにを言われているのかなんてものは一切知らない。
しかし今まで基地内を歩いていて、どこと無く気負いの様なものを感じたことがあった
その雰囲気からなんとなく察していたのだろう
「そういえばゲシュペンストに乗ってるんだってね、レリエルとかあるのに・・・なんで?」
素朴な疑問だ、彼女はゲシュペンストを旧式旧式と呼んでいたがわざわざ乗っている。
そこには何か意味があるのではないだろうかと考えた
>>746
>「ところでヒツギく〜ん。レイナとはどこまで進んでるのかなぁ〜?」
「はぁ!?突然なんの話だよ!」
ぶらぶらさせながら近づいてくるバナナに対して、体を後ろにそらした上にまるで羽虫が飛んでくるかのようにシッシ!と手で払っている
>アスト「そんな薬も憧れるけど、私はレイナちゃんみたいなスタイルに憧れちゃうな〜…ひょっとして、好きなコでも出来た?
アストの『好きなコでも出来た?』という言葉に対してほんのちょっとだけ反応した。
やはりヒツギはレオンの振ってきた話題の意味を理解した上でごまかしていたらしい、しかしその次の言葉に対し疑問符をあげることしかできなかった
>レオンちゃんは駄目よ?だって私のお姉ちゃんの子供だから」
「・・・はい?」
驚きを通り越して思わずもう一度聞きなおしてしまう、ぺらぺらと喋りだすアスト・・・なるほど頭の悪そうなヒツギでも経緯を理解できてしまった。
そんなアストに対しレオンは思わずヒツギの前にぶら下げていたバナナを使ってしまう
>「…まぁ、レイナは俺の姪でもあるって訳だ。ただそれだけの話さ」
「レイナの親戚だったわけか・・・凄いビックリして思わず何も言えなかったわ
でもとりあえず汚ねぇから口の周りタオルで拭けよ・・・」
-
>>739
レミー「こんな事もあろうかと、岩国から来る途中で買い求めておきました」
と、広島名物紅葉饅頭の入った紙袋を取り出した。
>>740
しーっ!
レミー「ぷぷぷ……駄目ですよそれ、岩国からずっと我慢してたのに…………ぷぷぷ」
>>741
そんな彼を頭のてっぺんから爪先までもう一度見て、うむ、と頷く。
内心では(後はほっといても伸びるな)とかひどい事を考えながら。
>>742
一方の彼女。こちらはさすがに不安が残る人事であり、レイナとレミーで引っ張ったり支えたりを期待するしかない。
>>744
「いや、彼は“そう言う”人種だからな。
その気になれば気合いで血を止めたりするだろう」
それは、ユウセイがまだ持っていない領域であり、
「そして、“殺すか殺されるか”を彼にも味あわせてみたかった」
そこは、ユウセイも見たはずの世界だ。
「……後は毛利の若僧だが……どうしたものかな?」
今日はもう何かしようとは思わないが。
-
『やめてくださいよ、いきなり、顔に紅茶をぶっかけられるなんて。』
いきなり、紅茶をかけられビックリしたが、タオルを持っていたので、すぐにふいた。
>>748
『まぁね、血ぐらいは予想してたけど、本当になるなんて、まぁ、大佐の、むす、いや、この話は、また今度。』
大佐の娘は、河嶋弥生。レディマーチである。
今はなすとなると、大佐の威信にかかると思ったので、止めた。
-
『あっ、紹介遅れたね。俺はハヤミユウセイです。よろしくお願いします。毛利元凰殿』
この男、いかにも侍、明らかに、イサム大将と同じ、気を持っているな。
さすがは、毛利家だな。
さて、武田姫中佐、あの艦長はどっちかな?
ミズマル、ユリカのような、おとぼけでも、なんだかんだで何とかなるのか?
それともグ0ヴ00ンのと0がみたいな、性格が豹変するのか。
興味があるな、つーかゾクゾクするね。
-
>>745
【「はい。転職先の候補として考えておきます」】
「良い返事ね半身。そうだ、生のゲシュペンストに満足出来なくなったらすぐに言いなさい。私があなたの機体ぐらい見繕ってあげるから」
流石に半身と呼ぶだけあってアカリに対して羽振りが良い。
もし超反射能力が戦闘中に存分に発揮されるのなら、すぐにゲシュペンストも限界を迎えるだろう。
どうせ何らかの形で強化は必要なのは必然的である。
>>746
【アスト「そんな薬も憧れるけど、私はレイナちゃんみたいなスタイルに憧れちゃうな〜…ひょっとして、好きなコでも出来た?
レオンちゃんは駄目よ?だって私のお姉ちゃんの子供だから」】
「好きな子ね……ふっ。取り敢えずただのニンゲンには興味無いわ」
興味対象とすればここにいる面子は皆、おもしろい。言わば皆大好きである。威厳に欠けるのでそのような言葉は口には絶対に出さないが。
【「元々、お姉ちゃんも身分の高い家へ嫁ぐ筈だったのだけど、
当時の執事さんのウォルフガング・シュナイダーさんに泣いて頼んで駆け落ちしたのよ。
ここまでは良かった「ストップ」
「…まぁ、レイナは俺の姪でもあるって訳だ。ただそれだけの話さ」 】
「ふふふっ。それは気付かなかったわ。でもそれは…無理。レオンハルトとはもう契約を交わしているわ。誰が何を言おうが彼は私の闇の軍団を率いる地獄将軍(ヘル・ジェネラル)なのに変わりは無いの?」
なにやらアスト博士の口から衝撃の事実が明らかになったがレイナは特に驚いたりはしなかった。
落ち着き払ってアスト博士が淹れてくれた紅茶を優美に味わっている。
もちろんあのレイナが“お兄ちゃん、起きて〜”等とレオンハルトの事を呼んで甲斐甲斐しく慕う様な事は今後とも無いし、接し方を変えるつもりは無い。
レイナはお姉ちゃん属性なのだ。今更、妹になどなり下がらない。
-
>>748
良い内容ではない噂が流れているのは、彼も承知の上のようだった。
「まあ、気にすることは無いと思いますよ? 出る杭が打たれるのは、一定以上の規模を持つコミュニティなら自然な話ですし。
それに、悪い噂ばかりでもないんです。一部では、「リュウセイ・ダテの再来」だと言われてますからね。
ハヤセさんが彼にどういう感情を抱いているかはわかりませんが、彼のように民間出でありながら鋼龍戦隊で活躍し、
エアロゲイターの中枢を叩いて地球を救ったヒーローになり得る人がまた来たのかも知れない、という期待感も兵達の間にはあるんです。
別に、おべんちゃらの類ではありませんよ?」
ヒツギの経歴はパイロットとしては異質の部類であり、「伝承的」でもある。
すなわち、危機的状況において、偶然にも軍の最新鋭兵器に乗り込み、敵を撃滅せしめたという事実。
敵の質こそ違えど、これはまるであの「機動戦士ガンダム」の主人公ではないか。
運命に愛された者、英雄の黎明に相応しい幕開け……要素は揃いすぎるほどに揃っている。
兵達の嫉妬もわからなくもないかな……そう思ったところで、ヒツギが話題を変えてきた。
「ゲシュペンストに乗っている理由ですか? ……あー、あんまり盛り上がる話じゃないんですけどもね。
確かに旧式なんですけど、やっぱり楽なんですよ、操縦関連が。
古い機体だからこそ、TC−OSのバージョンも一番進んでますし、旧教導隊の皆さんも製作に携わったシステムですから、
PTパイロットとして学ぶべき部分が多いんです。
…………なーんて、言ってますけど、実のところ、これしか置いてなかったっていうのが一番大きいでしょうね。
うちの基地の指令、ゲシュペンスト大好き人間なんですよ。私たちはそのとばっちりをくった形です」
困ったもんですよね、とアカリは肩をすくめてみせた。
>>752
アカリの聞き間違いでなければ、このお嬢様、なんと、今のゲシュペンストでやっていけなくなったら、新しい機体をくれると豪語なすった。
あんパンヒーローの顔ではあるまいし、とは思うが、カーマインの家の名がそれに現実味をプラスしている。なんという羽振りの良さであろうか。
これを受ければ、あの重いゲシュペンストともおさらばだが……。
「ありがとうございます、レイナさん。でもしばらくは、今のゲシュペンストでやっていくことにします。
超速度反射能力があるにせよ、私は操縦技術に関してはまだおむつの取れたばかりの新米ですし。
分不相応な機体に乗ってももてあますだけでしょう。そのお心遣いだけで、今は十分です」
そう言って、アカリは今すぐの権利行使をやめた。
確かに自分には超速度反射能力がある。とはいえ、その認識、反応速度に、技術が追いつかなければ意味がない。
例えば、先ほど、ハヤミ「少佐」が「曹長」になった一件での、大将の一連の動作。
よくわからない場に連れてこられた緊張により、目の前の出来事に集中せざるを得なかったあのときだからこそだろうが、
かの大将の動きが、スロー・モーション映像のように見えていた。あれが、超速度反射能力の力なのだろう。
しかし、今の自分にはあの拳に対応する術がない。技がない。力がない。せいぜいが逃げ回る程度。
レイナの求めている、超速度反射能力保持者、「半身」としての自分は、そんなちんけなものではないはずだ。
彼女の求めに応じるにせよ、NOと言うにせよ、この戦隊でやっていくからには、せめて操縦技術くらいは磨いておかねばならないのだ。
-
>>752
>「好きな子ね……ふっ。取り敢えずただのニンゲンには興味無いわ」
レイナがいつもの様に口にした言葉だったが、それが誰よりも深く突き刺さる人間がここに居た
超常的な能力も無く家柄も無い、そして天才というわけでもない・・・どこまで一般人であるこの男が。
当然顔には出さないが心の中でこの言葉を強く噛み締めた
>「ふふふっ。それは気付かなかったわ。でもそれは…無理。レオンハルトとはもう契約を交わしているわ。
>誰が何を言おうが彼は私の闇の軍団を率いる地獄将軍(ヘル・ジェネラル)なのに変わりは無いの?」
「へぇレイナも知らなかったのか、でも確かに伯父だって知ってたら対応がちょっと違うよな」
こんな時にポーカーフェイスというものが効いてくる
幸か不幸かヒツギはこういったことを隠すのが無駄に上手だった、なんとも青臭い話である
「あ、俺にも紅茶もらえる?」
気を紛らわせるためにもヒツギも紅茶を頂くことにしたようだ
>>753
> それに、悪い噂ばかりでもないんです。一部では、「リュウセイ・ダテの再来」だと言われてますからね。
「いやいやそんなことは無いって、俺はダテ少尉の様な念動力を持っているわけじゃないから
あんまり期待されても困るって言うか何ていうか・・・」
煽てられて若干照れているらしく頭につけた包帯を恥ずかしそうに動かしている。
> 確かに旧式なんですけど、やっぱり楽なんですよ、操縦関連が。
> 古い機体だからこそ、TC−OSのバージョンも一番進んでますし、旧教導隊の皆さんも製作に携わったシステムですから
「確かにゲシュペンストは初代PTと呼ばれてもおかしくない機体だからな
最新鋭の武器や装備も最適化すれば搭載できる拡張性もあるし、それにあわせてモーションも最適化されているし・・・」
この男中々語れる、PTオタクや軍事オタクほどではないが男の子だけにロボが好きと言う事か
ヒツギの乗っているバルクレイスも一応はゲシュペンストの系譜、その恩恵を受けている立場でもあった。
> …………なーんて、言ってますけど、実のところ、これしか置いてなかったっていうのが一番大きいでしょうね。
> うちの基地の指令、ゲシュペンスト大好き人間なんですよ。私たちはそのとばっちりをくった形です」
「俺も好きだぜゲシュペンスト、王道って感じがしてさ
実機演習は全部レリエルだったけれどゲシュペンスト乗りたかったんだよなぁ」
そしてここにも亡霊が好きな人間が一人いた
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>>753
【「ありがとうございます、レイナさん。でもしばらくは、今のゲシュペンストでやっていくことにします。
超速度反射能力があるにせよ、私は操縦技術に関してはまだおむつの取れたばかりの新米ですし。
分不相応な機体に乗ってももてあますだけでしょう。そのお心遣いだけで、今は十分です」】
「ふ。良く言ったわね、我が半身。確かにそのぐらい強気で無いと面白くも無い。ならば腕のプラズマ・ステークが焼き切れるぐらい、その亡霊を使い倒してやりなさい」
やはりアカリの返答はレイナの思っていた通りのものだった。予知を抜きにしても半身と呼ぶだけあってか、非常に解り易い。
強気に意気込むアカリに対してならば、やってみろとレイナは白く輝く八重歯を見せ、不敵に笑っていた。
残念。アカリのゲシュペンストはこれからも性能以上にこき使われる運命であった。しばらく休む事は許されないだろう。
>>754
【「へぇレイナも知らなかったのか、でも確かに伯父だって知ってたら対応がちょっと違うよな」】
「それが彼の運命。どの様な関係だろうとレオンハルトが我が闇の眷属となる事は既に決定していたの。
だから、あなたもジェネラルとは今まで通りで良い。対等で良いのよ」
今更アレ(紅茶吐くバナナマン)を“お兄ちゃん(はぁと)”なんて呼べるか?……いや、レイナには呼べない。呼ばない。
彼の姪っ娘がこんなに可愛い訳が無いのだ。
ならば“おじさん?”流石に失礼だ。彼は顔は普通に格好良かったりする。
ヒツギ達もこの件には触れずくれぐれも今まで通りで行ってくれると助かるのだが。
【「あ、俺にも紅茶もらえる?」】
「あなたは日本茶党かと思ったけれど?……ふふ。悪魔の坊やヒツギには砂糖を特に多めにいれてあげよう♪ふはははは」
大サービスである。とヒツギのカップには強制的に角砂糖を三個は入れてやった。
完成したそれは、とても甘い甘い紅茶。
しかし、当のヒツギ少年はそれをどう感じるのだろうか?むしろ強い苦味を感じているかも知れない。
先程の何気無い一言がヒツギを傷付けた事など全く知りもしないレイナは、当然彼のポーカーフェイスになんか気付けない。いつも通りの振る舞いしかしない。
許して欲しい。一度説明が有ったかも知れないが予知も全知全能の力では無い。
傷付いた一少年の真相心理など余程のキマグレでも無いと教えてはくれない。
故にレイナには見えない。
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>>755
ヒツギの指摘により口元を拭いながら
(なるほど、いつも通りだな。良くも悪くも、だが…)
アストちゃんもこの様になると見越して明かしたようだ
流石にあのレイナにしてお兄ちゃんはない
問題はこっちだ
ヒツギは平静を装ってはいるが、その目の光は元気と覇気を、ごっそりと失っている
>>754
「余計な事を聞いたな…」
ヒツギの前に皮付きのバナナをそっと置いてアカリに話し掛ける
>>753
「よう。話は聞かせて貰ったよ。俺はレオンハルト・シュナイダー。
そこのお姫様の暗黒大将軍(*地獄将軍)を務めさせて貰っている…と、それはさて置いて、こっちに座ったらどうだ?」
時計周りに座っているアスト、レイナ、ヒツギ、レオン自身その隣の席を引いて促す
「アストちゃんからも聞いたけど、かなり出来るかも知れないって?
俺も速い方だと自負してる…がつまらないのを良くもらっちゃうんだよなぁ」
-
>>「直接的な挨拶はまだだったな。
さっきは手伝ってくれてありがとう
改めて自己紹介だ
俺は小早川元春。よろしくな、毛利元鳳!」
「ああ、こちらこそ御願いする。」
ムードメーカー、と言うべき彼のまとう空気を見て元鳳は内心で苦笑した。
何せ厳粛かつ荘厳、威厳の類たっぷりな環境で育った元鳳は、彼のような空気をまとう人間を知らなかったのだ。
だが一方で、だからこそ手を取り合えるのだろうと言う納得もした。
>>「あ、あのっ、毛利元鳳さんですね?火流羅って超機人のパイロットの・・・
わたし、マーガレット・ウィリアム=ウィルマースと言います。京都大学で超機人の研究をしてるんで、是非お話を聞かせて下さい!」
今度は己よりやや小柄な女性が何だか物凄い勢いで詰め寄って来た。
(何と言うか・・・近所のチワワに鶏肉を分けてあげた時のリアクションに通ずるものがある)
かなり失礼な発言を頭の中で思ったが表情は変えてないので分かりはしない。
「・・・火流羅から聞いた話で良ければ、私から伝えられるがそれでよろしいか?」
火流羅の意志と自由に疎通出来るのは己のみなので、それしか方法がないのだが。
-
>>「はい。新米ゆえ、至らぬところが多々あるとは思いますが、これからよろしくお願いします。
元鳳さん、元春さん。」
軽くだがしっかりと握り帰してきたアカリの眼を軽く見つめる。
(良い眼だ・・・しっかりした師匠の下につけば、強くなるな)
しっかりと己を持っている眼を見て、元鳳もまた強くなろうと決意を新たにした。
>>ふと、こちらを見つめる眼を確認した。先程のイサムと呼ばれた男と同じく、歴戦の剛の者の空気をまとうそれを見据える。
・・・考えてみれば自分だけ手合わせしてないのだから、その実力を確認したいと思う事は不自然でもあるまい。
「・・・どうしたものかな・・・。」
歴戦の剛の者とし合いたい気持ちはあれど、さすがにこの空気でおっ始める訳にもいくまい。
とは言え、焦る事もない。何故なら同じ場所に立ってる以上、早いか遅いかはあれど必ずその機は訪れるからだ。
>>「あっ、自己紹介遅れたね。俺はハヤミユウセイです。よろしく御願いします、毛利元鳳殿。」
「・・・別の方に先にも申したが、皆も呼び名は元鳳で良い。背中を預けあう仲で殿を付けるなど聞いた事がない。」
これは事実である。普通の時ならまだしも、戦場で命を預けあう人間に「殿」付けされるのは逆に違和感しか生まれない。
まして自分が一方的に預かるのではなく、「預けあう」対等の関係なのだから。
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>>755
>「それが彼の運命。どの様な関係だろうとレオンハルトが我が闇の眷属となる事は既に決定していたの。
>だから、あなたもジェネラルとは今まで通りで良い。対等で良いのよ」
「まぁ俺もいまさら変える気もねぇけど・・・」
いまさらレオンに対しての対応を変えることなどヒツギもさらさらない
レイナが取ってくれた紅茶を受け取ろうと手を伸ばすが・・・
>「あなたは日本茶党かと思ったけれど?……ふふ。悪魔の坊やヒツギには砂糖を特に多めにいれてあげよう♪ふはははは」
「確かにじいちゃんとばあちゃんは緑茶が好きだったけど
家は朝は紅茶を飲む習慣があって・・・っておいおい!あんま入れすぎんなよ!」
レイナから渡された紅茶は最終的に角砂糖が3つも落とされていた
忌々しげに見つめてこそいるがそこまで拒否反応を見せている様子は無い。
一応ティースプーンを使って混ぜてから口に運び・・・
「俺の家の紅茶も甘いと思ってたけれど、ここまで行くとな・・・」
やっぱりダメでした
とは言え甘さと紅茶独特の香り、優しい暖かさがどこと無くヒツギの気を安らげてくれる
しかし、溶けきらなかった砂糖が口の中でざらざらしていた
>>756
ヒツギはバナナをそっとレオンの前に戻した
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>>758
『あっ、そうか。じゃあ、今度から元凰っていうわ。』
この人、武家の人だからお堅いのかと思ったがそうでもないな。安心した。
『所で、博士。アカリさんのゲシュちゃん改造しないの?』
『そうねー、一様データとかとってから、の話なんだけど。』
『じゃあ、こういうのはどうでしょう。』
ユウセイは、頭で考えていた。改造プランを話す。
『無理、いろんな意味で、』
『そうですか』
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>>757
「あ、ありがとうございます!
先ほどの二上山のタケミカヅチさんにも色々聞きたい事は沢山あったんですが聞けなくて……
あ!という事は火流羅さんも自我を持っているんですね!?」
パブロフの犬ならぬパブロフのメグ、と思った誰かさんが若干名。
「じゃあまず、火流羅さんの作られた場所と時期をお願いします。それと、誰に作られたかも。
超機人は“百邪”と呼ばれる侵略者と戦うために作られたそうですが、彼らについて。
あ、さっきのタケミカヅチさんは“超機人”ではなく“巨神”だと言ってましたが……」
思い付くままつらつらと。
-
>>747
「正直いうと少し怖いです
男の人の本気を見たことはあまり無いですから」
血が流れるヒツギの顔を見ることが出来ず、その視線はヒツギの胸をぼんやりと捉えているだけだ
「でも、私のほうがしっかりして皆さんを守らないといけないのに……」
はあ、と深いため息をひとつ
今後の自分への不安が高まっていくのだ
しかし、ヒツギの明るい口調はいくぶんかは気持ちを楽にしてくれる
「は、はじめてで新鋭機を動かすのはすごいことですよね
なんだかお話の主人公みたい!」
思い出したかのようにヒツギへと話題を紡ぐ
もっと自分の艦に乗る人を知りたいという一心だった
>>ALL
「ここにいる人たちは個性的な人達が多いですね
吸血鬼さんやあんこくだいしょうぐん?さんもいらっしゃいますし
若くして少佐になっていたかたもいらっしゃいますし、超速度反射能力を持っているかた
毛利家の跡取りの方
いろいろな方がいてと、とても面白いと思います」
このバラエティ豊か面々を前にもはや面白いとしか感想がでない
元春「おい!俺のことわすれてるぞ!
」
-
>>758
「よろしくな!元鳳
いや、殿あるいは親父殿とでも言えばいいか?」
意地の悪い笑顔を浮かべる
どう考えてもお互いの名字をネタにしている
-
>>762
>「でも、私のほうがしっかりして皆さんを守らないといけないのに……」
「気にすんなって、こういうのって慣れてけばいいもんだと思うぜ
戦艦って言うのは帰る場所みたいなもんだし、そこにあるだけでもありがたいんじゃないかな」
ヒツギからすれば年上に当たるのだが雰囲気がどこと無く年下のように感じていた。
だからこそ敬語を通り越してタメ口になっていた。
>「は、はじめてで新鋭機を動かすのはすごいことですよね、なんだかお話の主人公みたい!」
「でも俺が動かせたのは単純化されていたコントロールのお陰だぜ?
教導隊の皆さんの力だし、それにあれに乗れたのはきっとレイナの力もある様な気がするしな・・・」
最初、バルクレイスはヒツギの操作を一切受け付けていなかった。
後から聞いた話だがSCIを使用したままの起動に成功したのはヒツギただ一人、今までもSCIを切った状態で既存のコントロールシステムで動かしていたらしい
そこで共に乗っていたレイナの力添えもあると考えてもおかしくは無いだろう
-
【???】
赤色の装飾がされた巨大な陸上艦ライノセラスがDC残党・・・ひいてはリガシン一派のアジトへとたどり着く。
これこそリガシン・サイドーラ張本人が駆る旗艦であった
ハッチから出てきたのはバリオンでもゲシュペンストでもない、ワイヤーにまかれたその姿は巨大な人間そのもの
捕獲された超機人だ、少なくとも計画通りにことは進んだらしい
リガシンの横にいる男、恐らくは副官であろう数名に指示を出す
「超機人は大型機搬送用のB特設ラボに持っていきなさい、担当研究者にも2時間後に集合と伝えておくように」
「ユズカとレディは私と来なさい、指示の無かった者はマニュアル通りに」
そうとだけ言うとレディ・マーチのほうに振り向く、ことを察したのか副官たちはもう何も言わなかった
『調整』と呼ばれる作業、人為的に操作された人格や精神は脆く下手をすると発狂・崩壊する危険性がある。
そこで心的ストレスを排除する為にまた人為的且つ外部から刺激与えるのだ
回りの人間が直視はしたくないと見てみぬ振りをするのも頷ける、それはとても正しいとはいえない行為だからだ。
リガシンもまたそれを重々承知していた、少なくともここにいる誰よりも・・・
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>>765
「先生お帰りなさい……
……ディバインアームまた潰したんだ……盾はまだ換えが八枚からあるけど、剣は残り二本だよ……」
ライノセラスから事前に送信されたデータを元に、いきなり文句をつける瓶底眼鏡の少女。
リガシン一派で一番腕利きの整備兵であるユズカ・バレンティノである。
「おまけにゲシュちゃんは“また”右腕無くしたし……これを先生に言っても仕方無いけどさぁ……ガーリオンの余剰パーツが届いたんでガーペンストにする用意にかかってたのにィ」
リガシンにやたらなれなれしい気もするが、所詮彼女もマッド系なので諦めて下さい。
「……で、姉様は……?え?昔のバディと?
そりゃ、大変だ……」
超機人と同じ方に運ばれるゲシュペンスト(ガーペンスト改造用ブースの隣が超機人用ブースなので)とストレッチャーの彼女を交互に見て。
そして、後は黙って付いていった。
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>>766
>……ディバインアームまた潰したんだ……盾はまだ換えが八枚からあるけど、剣は残り二本だよ……」
「武器はまだしも、今回の戦闘でバレリオンが2機落とされました。
お役御免を食らって大量に余っている機体ではありますが、そちらの帳尻にも手がかかりそうですね」
今回の作戦で出撃したのはバリオン・ゲシュペンストそして爆撃用のバレリオンが2機。
「・・・簡易ですが葬儀の手配もしなければいけない」
データからも分かるとおりバレリオンは2機とも戦闘中に完全に破壊、パイロットは死亡・・・
>「おまけにゲシュちゃんは“また”右腕無くしたし……これを先生に言っても仕方無いけどさぁ……ガーリオンの余剰パーツが届いたんでガーペンストにする用意にかかってたのにィ」
「まぁまぁ今回は超機人さんを(厄介なことに)手に入れちゃったのでちゃらにして下さいな」
先ほどとは打って変わってお茶らけた砕けた口調になる。
もしかしたら程度でしか超機人を持ち帰れると考えていなかったが、まさかこの「もしかして」が結果として役立つとは誰も考えていなかっただろう
当初のプランではサンプルの確保だけでも成功だったからだ
>「……で、姉様は……?え?昔のバディと?
「今回は事態が事態だけに少し内容を変更します、時間が無いので手短に行きましょう」
そういって靴を鳴らして歩き出した、こういった事態になると口数が少なくなるのが昔からのリガシンの特徴であった。
彼がレディ・マーチを『調整依存』から立ち直る為に少しずつ周期を長く、そして影響力を小さくするという露に等しい努力を続けて幾年かたつ
ここ数年は非常に安定してこういった事になるほうが珍しかったが・・・ユウセイ・ハヤミとの邂逅が深層まで影響を及ぼしたと見て間違いない。
リガシンは考える、これは確かに忌々しき事態ではあるが・・・
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>>767
「バレリオンと言えば、ロンリコさんがパーツ状態で四機分確保してくれたって。
とりあえず二機は到着次第組み立てに掛かれるけど……」
馴染みの横流し屋からの情報を伝える。
「……二人とも、覚悟は出来てるって言ってたね……」
そっと目を閉じ、冥福を祈った。
「しかし、超機人かぁ……随分ひしゃげたけどその分ひっぺがし易いか。
キョウト大学のカリガリ博士が悔しがるだろうなぁ……」
そして話がマーチに及ぶと、ユズの口数が目に見えて減る。
敬愛する“姉様”の心理に踏み込み改変を“処置”しなければならないのだから……
一方、ブースに押し込まれた超機人は様々な測定機器に囲まれ、ゲシュペンストはバックパックから各部装甲から剥がされていた。
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>>765-768
リガシンとユズカの二人が行く先、通路の壁に背を預けながら、物憂げな表情で天井を見上げている少女が一人。
金髪を赤いリボンでサイドテールにまとめ、赤いDCの制服に身を包んだ彼女は、二人の姿を認めると、
パッと表情を明るいものに変え、壁から身を離した。
「やっほー、ドクター。お疲れ。
何かでっかいおみやげ持ってきたみたいじゃん?」
片手を上げながら二カッと笑う彼女の名は、ミリア・F・シュヴァルツァー。
小柄な少女であるが、これでも60m級の大型AMのパイロットである。
-
>>768
>「しかし、超機人かぁ……随分ひしゃげたけどその分ひっぺがし易いか。
> キョウト大学のカリガリ博士が悔しがるだろうなぁ……」
搬送されるレディ・マーチと共に歩きながらの会話を続ける。
「モノがモノですしねぇ、あんまり滅茶苦茶はしないで下さいよ?」
リガシンから見てもあれは重要な遺産だ、あまり滅茶苦茶にされても困りものということか
ユズはまだしもキョウト大学のあの女だったらやりかねないと釘を刺したのだろう
「平行して摘出した部位を用いたマシンセルの培養も行うつもりです
事が終わり必要ならばそれで補修したいところですから、さすがに腕が無いというのは不恰好ですし」
>>769
>「やっほー、ドクター。お疲れ。
> 何かでっかいおみやげ持ってきたみたいじゃん?」
壁に背をかけていた少女がこちらに気づき、笑顔を見せて近づいてくる。
独特の髪型に他のものよりも一層鮮やかなブロンド・・・遠目でも分かる、ミリアの姿だ
「手に入れた分亡くすものもありましたがね・・・まぁこの話はおいおい全員に通達します。
そんなことよりもヴァルシオールの調整は問題ありませんか?あれの修復に私の外式のパーツを回したのですから期待していますよん?」
グルンガスト外式といえばリガシンが嘗て乗っていた機動兵器だ、あれも大戦中に破壊され修復を待っている状態にあった
その修復用に調達してきた特機用パーツを後から現れたミリアに回し自分は後回しにした以上、リガシンがこういって求めてくるのも仕方が無いだろう。
「あぁそれと貴方が持ってきてくれたグラビティ・ガイダンスのデータもバリオンの実戦から実用範囲内だと分かりました
最適化が済めば宇喜多くんのスナイパーライフルにでも搭載したいところですねぇ」
グラビティ・ガイダンスといえばバレリオン等が使用するテスラドライブ・ドットアレイを使用した不可視砲身の生成から発生したものだ。
重力によって外部に不可視砲身を展開し、それによって標的との物理的距離を短縮する
さらに重力によって形成されるため、発射後も重力砲身内ならば弾道をある程度屈曲させることが出来る・・・と精度・距離を飛躍的に高める技術だった。
これはミリアがこの一派に参加する際に、機体の補修を優先する代わりとして渡してくれたデータから実用化に漕ぎ着けたものだ。
元々はテスラ研にあったものだろうしどうやって入手したかはリガシンは聞かなかった
-
>>770
「調整? うん、今んとこばっちし。
スペック通りならフツーに戦っても並の機体じゃ相手になんないね。期待してて大丈夫だと思うよ?」
ヴァルシオール……前大戦においてDCが運用したヴァルシオンの量産試作型、ヴァルシオン改を改修した機体である。
元のヴァルシオン改はテスラ研に研究用として運ばれたものであったのだが、リガシン一派への手土産として丁度良いと考えたミリアによって強奪され、
追撃に当たった量産型ヒュッケバインの小隊に究極ロボとしての性能を見せつけた後、悠々とミリア共々一派へと参加したのであった。
しかし、いかなヴァルシオンと言えど、これから出てくるであろう連邦の次世代機に対応しきれるかどうかは不鮮明である。
そこでミリアが求めたのがヴァルシオン改のスペックアップであり、その結果がヴァルシオールであった。
「へえ、あのデータディスク役に立ったんだね。ヴァルシオンかっぱらってくるときに、ついでに貰ってきたもんだったけど……思わぬ収穫だったじゃん。
あのデータを使うはずだったプロジェクトTD? とかいうプロジェクトの人たちには気の毒な話だけど、さ」
気の毒、と言ってはいるが、ミリアの表情は笑みから崩れていなかった。
「ま、おみやげがヴァルシオンだけってのもなんか、ね。
あと2,3枚くらいあった気がするんだけど、そっちは何も収穫無かったの?」
-
>>771
>「ま、おみやげがヴァルシオンだけってのもなんか、ね。
> あと2,3枚くらいあった気がするんだけど、そっちは何も収穫無かったの?」
「一応解析を進めてはいますがプロテクトがまた解けないものが1つですね
何とか中身が分かったものはバリオン向けじゃあありませんでした、あれは他の機体に搭載する以外ないでしょう」
肩をすくめて残念さを表す、しかしグラビティ・ガイダンスが解析できれば残りは分からなくてもさほど困っていないようだ。
「それはそうと結局宇宙海賊の方々の探し物は見つからなかったようですね」
リガシンは独自に海賊達が何を求めているのかを調べていた。地球のエネルギー資源というわけでもなくリガシンが持っているものでもなかった
今回の共同作戦はそのうち1つを探す為のものだったらしい、それは意志を持つ兵器である超機人の様な超常的な存在。
確かにそれならば超機人の眠る地にいてもおかしくは無い
ではもう一つは何なのか?
これについてリガシンはまだ誰にも話していなかった、目的を見極めることを優先したのだ。
なぜならばその探し物が・・・『大量破壊兵器のデータ』だったのだから
-
>>770
「まったくそんな得体のしれないものを私のガーリオンに載せないでもらいたいな」
リガシンとミリアの会話に顔色の悪い長身の男が割り込んだ
ゆらりとどこからか現れる
「いや、リガシン。俺はそのようなことを言いに来たわけではない
次の戦いでは俺も出ようというのだ
今回は手ひどい目にあったようだしな、弟と共に力を貸そう」
特に顔色を変えるわけでなく淡々と言葉を吐き出す
「それと弟が八丈島へ奇襲を成功させた
次の作戦には直接向かうそうだ」
-
>>769
「やっほー、大きすぎてボクのポケットには入らないや」
入れるな。
>>770
「まあとりあえず、片腕がウィルマース博士の手に落ちたなら、そこからオザワ博士にもサンプルは渡るよね?」
京大で材料物性工学を専攻するトウコ・オザワ博士はリガシン一派の協力者だが、例によってどこに出しても恥ずかしくない狂的科学者でもある。
彼女の手にサンプルが渡らない場合、直接ここまで取りに来そうで面倒臭い……まあ、彼女は今アスト研に乗り込んでいるのだが。
「……マシンセル……あれとゾル・オリハルコニウムを組み合わせて……(ぶつぶつ)」
>>771-772
「……ん、ああ、ヴァルシオール?
やっぱりビアン博士は天才だよね……」
なんかもうそれだけでうっとりし始めた。
>>773
「得体のしれないうちはボクも使いたくないなァ。
壊れた時直し方が分からないとねぇ」
-
>>772
残りのディスクの中身が芳しくないことに残念そうなリガシンとは違い、ミリアはその話を聞いてもどこか他人事な顔をしている。
「ふ〜ん。あたしは畑が違うからさ、そのあたりの扱いはドクターとかに任せるけど。
何にせよ無駄にはならなかったってだけで、あたし的には及第点かな」
話が宇宙海賊の事に移っても、彼女の態度はあまり変わらなかった。
「海賊さんねえ……あたしが来たときはもうここと手結んでた後だったし、あんまり事情は知らないけどさ。
抜け目ないドクターのことだから、あんまり肩入れしすぎないようにはしてるんでしょ?
吸収したわけじゃないし、いつコレになるかわかったもんじゃないしね」
言いながら、ミリアは左の手首に、右の手刀を落とした。「手を切る」という表現らしい。
>>773
そんな風に話していると、横から「ヌッ」という効果音が出そうな感じで、長身の男が身と話とを割り込ませてきた。
「あっ、直さんじゃん。こんちー。
相変わらず顔色悪いねー。ちゃんとご飯食べてるの?
面倒だからって、栄養剤か何かで済ましてない?」
見た目のインパクトはリガシンとどっこいな直家に対しても、ミリアは物怖じしない。
パイロット気質という奴だった。
>>774
「あれっ、なあんだ、ユズっちも居たんじゃん。やっほー。
ドクターの影んなっててわかんなかったなー」
リガシンの体格の良さと、自分より一歳年上なのに1㎝身長が低いユズカを同時にイジったミリアは、
にししし、と悪戯っぽい笑い声をあげた。
-
>>「あっ、そうか。んじゃ今度から元鳳って言うわ。」
「ああ、そうしてくれると助かる。」
やはり簡潔に答える。元鳳にすればユウセイもまた、充分伸びる素養を秘めている戦士だ。
彼だけに限らず、特色は異なれど腕利きの戦士達を集めた少数精鋭部隊。
その1人に自分が入ってる事も、元鳳には何とも面白い気分だった。
(やはり、退屈とは無縁になりそうだな・・・己の腕を高める他にも学べそうだ)
内心で微笑みつつも基本が武家思考である元鳳は、より多くを学べる機会に恵まれた事に感謝していた。
>>「あ、ありがとうございます!先程の二上山のタケミカヅチさんにも色々と聞きたい事は沢山あったんですが聞けなくて・・・。
あっ!と言う事は火流羅さんも自我を持ってるんですね!?」
こっちは何だか火が点いたようである。元鳳は専門的な事は分からないが、大の女性が興奮しているのを見てするべき事は知っている。
矢継ぎ早に言葉を繰り出す彼女の頭に手を乗せ、軽く撫でながら諭すように口を開く。
「頼むから、もう少し落ち着いてくれ。質問の答えは火流羅から聞き次第、そっちに返すから。」
何はともあれ、彼女に抱いた印象はと言うと・・・。
(ふむ・・・年頃の妹とはこんな感じなのか)
かなりズレた答えに行き着いた元鳳であった。
>>「よろしくな!元鳳
いや、殿あるいは親父殿と呼んだ方が良いか?」
「・・・逆に想像してみてくれ。きっと頭を凄まじく横に振りたくなる」
それが答えだった
-
>>776
「で、でも、研究者としては落ち着いてる場合じゃないんですよっ!
ああそうだ、既に何か聞いてる事とかありませんか?でなければ火流羅さんについて毛利家で伝承されてるとか古文書が残ってたとか!
ほら、いきなり動かすのは大変だからここに取説が、みたいな?」
頭の上に置かれた元鳳の手をとって握りしめ、言葉が止まらない。
一方レミーは……
「……京大の小沢透子博士が……!?
今すぐ彼女を拘束してそこら中のサンプルを持ってかれないようにしなさいっ!!」
インターフォンに指示を出していた。
-
>>773
>「まったくそんな得体のしれないものを私のガーリオンに載せないでもらいたいな」
「理論はバレリオンのビッグヘッドレールガンと同じですから得たいが知れないものって訳じゃあないんですよ?
重力コントロールさえ狙撃用に組み立てれば現状の飛距離と発射精度、銃身自体の負荷が軒並み軽減されるんですが・・・うぬぅ」
くるりと振り返ってどこから出てきたか分からない宇喜多へと声をかける
リガシンといえど科学者だ、新技術の転用に対して非常に敏感なようで非常に残念そうな顔をしている。
とは言え無理でも後で積み込ませそうな雰囲気だ、飄々としている割に無意味に頑固症で無駄に意欲的なのは何とかならないものか
>「いや、リガシン。俺はそのようなことを言いに来たわけではない、次の戦いでは俺も出ようというのだ
>今回は手ひどい目にあったようだしな、弟と共に力を貸そう」
「それはありがたいですね、ですが秀家さんはまだ帰還していらっしゃらないようで・・・」
>「それと弟が八丈島へ奇襲を成功させた、次の作戦には直接向かうそうだ」
「直接ですか分かりました。
丁度連邦側の新造艦が配備されたみたいですし、海上での強襲も十分視野に入ってきましたからね・・・
まぁあの方がそこまで我慢できるかといわれるとそっちのが問題なんですけどねー」
>>774
>「まあとりあえず、片腕がウィルマース博士の手に落ちたなら、そこからオザワ博士にもサンプルは渡るよね?」
「確かにどうせテスラ研にもサンプルは送られるはずですから、その経由で手に入れられそうですしおすしね
とはいっても一応こちらからも送ります、恩を売っておくのはいいですし・・・あちらに勘の良い人も居そうですし」
リガシンが前に出てきた時点でイサムがこの件に絡んでくることは目に見えていた。
あのマッドサイエンティが動かずに居ればサンプルはすぐに手に入れられるだろうが・・・
とてもじゃないが本人を知っているリガシンは動かずに待つなんて出来ないことを知っていた、一応の準備は済ませておくということか
>「……マシンセル……あれとゾル・オリハルコニウムを組み合わせて……(ぶつぶつ)」
リガシンは語らずとも舌を巻いていた、なるほどそこにたどり着くかと。
とはいってもゾルオリハルコニウムは非常に難しい金属、ナノマシンとの複合は極めて不安定だ
が・・・それが不可能ではないことをリガシンは知っていた、既に前例が存在しているからだ。
「・・・それについては一応サンプルがあります、とはいえ戦闘用の剛性金属ではないので調整が必要ですよ」
重そうだった口から出てきたのはユズからしてみたら予想だにしない言葉だろう。
高価なゾルオリハルコニウムを持っていたこともそうだが、マシンセルとの混合物そのものを持っていたことが驚愕だ
今までそんなことを語るのはユズとリガシンが出会って幾年もたって1度も無かった。
リガシンが何故再起したか今まで謎であったが・・・どうやらユズにも語っていないものを幾つも抱えていそうだ
>>775
>「ふ〜ん。あたしは畑が違うからさ、そのあたりの扱いはドクターとかに任せるけど。
> 何にせよ無駄にはならなかったってだけで、あたし的には及第点かな」
「今のところはというだけですよん、解析さえ進めばどちらも使用可能になるでしょう
大幅な戦力アップ・・・とは言いませんが持久力を向上してくれそうなものもありましたし」
>「海賊さんねえ……あたしが来たときはもうここと手結んでた後だったし、あんまり事情は知らないけどさ。
> 抜け目ないドクターのことだから、あんまり肩入れしすぎないようにはしてるんでしょ?
> 吸収したわけじゃないし、いつコレになるかわかったもんじゃないしね」
「んっふっふ・・・何事も成り行き次第ですよ」
含み笑いをしながら語る、今のところ海賊たちとの関係は良好だ。
だが大量破壊兵器を手に入れようというのならば・・・・・・
-
>>775
「や、ボクが前(線)に立つようじゃ色々終わってるし」
一応自分用のリオンはあるが、修理装置と補給装置を積んだ作業機械である。
「あ、メンテナンス周りのレポートは後で更新しとくね。チェックリストの事もあるから読むように」
>>778
「まあ、超機人のサンプルならテスラの方も動くよね……
しばらくこのあたりがやかましくならないかな?本家のATXチームが押し掛けたり……さすがにミリアの事まで掴んでは無いだろうけど。
ま、いろんな部位のサンプルがあれば喜んでくれるか」
まさにこの時、オザワ博士がトラブルを起こしているなど、この場の誰一人知る由もない。
「……さんぷる?
……えっー!?先生どっからそんな物を……自分で作ったの!?」
みんなの期待通りびっくりするユズ。
「いや、ボクは複合装甲とかのつもりだったのに……
あ、でも使えるようにしようとしたらそれこそ……(ぶるるっ)」
何故だろう、オザワ博士の勝ち誇った顔が浮かんで寒気がした。
-
【地球某所】
けたたましい轟音が孤島の木々を揺らすや、眠りについていた鳥たちが、夜空に向けて散り散りに飛び立っていく。
「……うっ…!」
つい先刻まで深い静寂に包まれていた森の中から、月明かりを浴びながら、15mサイズの人型がゆっくりとその身を起こした。
きわめて人間的な仕草で立ち上がったそれは、真珠のような光沢を放つ純白の装甲を纏い、
頭部から垂らした繊細なリードの束を夜風に揺らしている。
簡素で機械的なフェイスの意匠を覗けば、その姿は人間の女性と見間違うほどに可憐なものだった。
「…ここは…大気圏内…? そんな、アステロイド帯に転移したはずじゃ…!?」
その腹部――コックピットの中では、一人の女性が、機体と全く同じ仕草で島の景観を見回していた。
栗色の髪をたなびかせる利発そうな美女は、レオタードのようなタイトなコスチュームに身を包み、腰部をアームに支持された状態で、コックピット内に直立している。
彼女の周囲には、医療設備を思わせるような白色の機器を備えた空間が広がっているが、それらに目を配っているわけではない。
網膜に直接投影される、機体のカメラが捉えた映像と、数値化された各種の情報を確認しているのだ。
白い機体は、ものの数秒前に、突如として雲間に穿たれた渦のような力場から、重力に任せて落下してきたのだった。
「やっぱり、どこかの有人惑星の孤島のようだけど…転移座標の指定に誤りはなかったはず。
どういうことなの? まさか、奴らに転移装置を掌握されて…」
そのとき、彼女の視界にアラートの表示が現れた。
幾つかの熱源が、海上から高速で接近してくる。
「海賊…!?
くっ、ここが何処の星かは知らないけれど、追ってくるっていうなら…!」
栗色の髪の女性――マリアは、焦りを押し殺し、いつものように、起死回生の一手のための分析作業を始めた。
この孤島こそが、海賊達によって周到に用意された『狩場』だということを、彼女はまだ知らなかった…。
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>>780
――孤島周辺海中――
海賊?A「…ジャミング及び誘導成功を確認」
モニターには遠目から孤島に佇む白い女性の姿の、恐らくは機動兵器であろうソレを捉えていた
ジャッカル「…海賊サマサマだなァ…わざわざコッチにお姫様を追い込んでくれるんだからヨォ…シシ」
海賊B「準備は万全だ。指示を頼む」
ジャッカル「ハッ!βチームは包囲を続けろ!エラく大事なモンらしいからなァ…αチームは俺と来い!間違っても…殺すなよォ…もっとも…」
水中を月光が駆ける…孤島との距離は間もなく狭まり
「それ以外なら好きにしちまってもしょうがねぇがなァッ!!」
孤島を囲むように三つの巨大な水しぶきを上げたかと思うのも束の間
水が落ちるよりも早く三つのゴーグル状の複眼がマリアのパンドラを取り囲み
それぞれの月光はハープーンと呼ばれるモリをパンドラの四肢めがけて放つ
-
>>781
(来た!)
敵機の迅速な動作と、その異様な外観に驚きながらも、
マリアは片脚に力を込め、『跳んだ』。
攻撃をかわしつつ、空中へと舞い上がる白い機体。
40m程の高さにまで上昇しながらも、推進装置の点火らしきものは見られない。
代わりに観測されるのは、美しい虹色の光輪が、機体の制動に合わせるように断続的に広がる様だ。
モーション・フィードバックによる高い追従性。
斥力を操り、機体の軌道を自在にコントロールするフィールド・マニューバー・システム。
本機、パンドラのデータを保持しているものが目の当たりにすれば、そうした諸々の特殊機能に思い当たることだろう。
(チャージ完了と、敵機の構造解析完了まであと…180秒!
それだけ凌げば、なんとかなる!)
上空を滑るように舞いながら、マリアは両腕を眼下の敵機群に向け、攻撃指令を念じる。
直後、パンドラの掌に存在するターミナルから、左右一発ずつの光の弾丸が放たれた。
兵器としては満足と言いがたいレベルの熱エネルギーを込められた90mmサイズのナノカプセル弾だ。
「…相変わらずこの機体にご執心なんですね、海賊さん達?
でも、何度追ってきたところで、結果は変わらないわ! 諦めなさい!」
解析を進めつつ、気丈な態度で投げ掛ける声。
無論、時間稼ぎを意図してのことだ。
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>>782
上空から2つの光弾が降り懸かるも何れの機体にも当たらず着弾点から大きな噴煙を上げる
牽制にしては仕込みがない。単に装備が脆弱なだけか?
>「…相変わらずこの機体にご執心なんですね、海賊さん達?
でも、何度追ってきたところで、結果は変わらないわ! 諦めなさい!」
(あれだけの規模の海賊から逃げて来たァ?)
偵察出来た分だけでも規模は相当、とは言え下っ端の数だけなら、と言うこともあり得なくはない
「逃げ足にゃ自信があるのか?俺はしつこいぜぇ?」
部下の月光二機と同時にパンドラ周囲の低空を滑りながら周囲を囲み胸部のミサイルハッチを開く
海賊?A「対空戦用意…開始」
左右からパンドラを追い縋るミサイル群…数は12機
「さぁ〜て…楽しい狩りのはじまりだ!」
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>>783
「くぅっ!」
上空をジグザグの機動で駆け、距離を保ちながら、ナノショットでミサイルを破壊していくが、
回避・迎撃が間に合わず、左手から2発に肉薄されてしまう。
「…シールド、展開!」
パンドラの左手付近に、ハニカム状の構造を持った、半透明の防盾が形成される。
斥力場とナノマシンを組み合わせた防御システム、ナノシールドだ。
しかし――
「く…うああぁッ!!」
その防御性能は、高いとは言えない。
2発のミサイルを受けると、たちどころにシールドはガラスのように砕け散り、パンドラは左前腕を吹き飛ばされてしまった。
コックピット内のマリアが苦悶の声を上げると共に、その左腕を覆っていた長手袋が、ぱちん! と音を立てて弾ぜる。
彼女の纏うダイブスーツには、機体の深刻なダメージ情報が即時に反映されるのだ。
爆炎に煽られて落下したパンドラは、地表すれすれで辛うじて体勢を建て直し、滑空する。
「くっ…修復しなきゃ…!」
むき出しになった左手首を、右手でなぞるマリア。
接触箇所から温かなオレンジの光が漏れ出ると、伝線するように破れていた白いグラブが、元通りに修復されていた。
そして驚くべきことに、同様の動作を取ったパンドラの左腕もまた、元の形に修復されていくのだった。
「あと…90秒!」
向かい来る機体達に相対し、ナノショットを連射しながら、パンドラは後方へと滑空を続ける。
【HP90%】
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>>783>>784
「んだ爆発ぅ!?
ってうぉわっ!」
突然森の中から響く爆音に驚いて腰掛けてた岩から転げ落ちる。
「イチチチ、なんだよ、なにがあったんだ?
レオルドもエンジン吹かしておいた方が良いんか?
シュートさん困っちゃったよぉ〜!!」
そう言いながらも洞窟に走りながら入っていく。
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>>777
「古文書・・・か。それならあるぞ。」
至極あっさりと元鳳は肯定した。
過去に母が口伝してくれたのとは別に、そう言った資料は当然あったのだ。
「ただ取り寄せるに時間が掛かる。今は安芸の復興が宗家の優先事項ゆえな。」
こちらから取りにいこうにも、既に組織に所属する自分が勝手に行く訳にもいくまい。
それは目の前の彼女にしても同じ事だと判断した。
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>>786
「あ、ありますか……でもご実家ですか。
確か、宇宙海賊が攻めてきたとか?」
さすがに近くにいた人が訂正してくれた。
「……つまり、正体不明の敵ですか。
そもそも超機人は“百邪”と呼ばれる敵と戦うために作られたと聞きます。
この“百”が具体的な数を指すのではなく、とにかく多くの敵が地球を狙っているのはお分かりですよね。
そんなわけででしょうか、目の前の敵と志ある操者が揃った今、蘇ったんでしょう……」
言わんとする事はともかく、言い回しが相変わらず面倒くさいメグであった。
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>>784
凄まじい速さで再構築していくパンドラの左腕
「成る程、そうでなきゃあな!」
高速でさがりながら光弾を放つが構わず攻撃を受けながら更に加速
残りの二機は引き続きミサイルを撃ち追いすがる
「そらよ!」
パンドラの正面からハーケンを突く…と見せかけ不意に急上昇
死角から迫るミサイルに対応すると踏みパンドラの左側面へ体当たりを仕掛ける
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>>788
パンドラは華麗な挙動でミサイルをかいくぐり、撃ち落としながら後退を続ける。
何発かの光弾が敵機に命中したが、やはりまともな損傷は与えられていない。
(やっぱり、ここは防戦に徹するしかない!)
そう考えたせいもあるだろう。
マリアの意識は、完全にミサイルへの回避に向けられていた。
死角から回り込んできたミサイルを、スケーターのごとくに回転して避ける――が、そのとき、
目前の一機が、モリのような武器を振りかざした。
「!?」
身構えるマリアだが、その動きすらも読んでいたらしい敵機は跳躍。
側面からのタックルがパンドラを吹き飛ばした。
「きゃああっ!」
浜辺に転がされたパンドラは、結果的に、追い縋る敵機に一気に距離を詰められてしまう。
「あと30秒…! 持ちこたえなきゃ…!」
片膝を立てた体勢でナノショットを連射するが、
威力、連射速度ともに牽制の意味さえ成していない。
攻撃を受けることを覚悟で、マリアは30秒後の必殺武器の発動に全てを掛けた。
【HP90% 次のレスでディスチャージャーを発動します】
-
「えっと、よし。」
レオルド(飛行形態)の操縦席に座るとすぐハッチを閉める。
「面白い騒動が起きそうだねぇ。
死合いは勘弁してほしい所だが。」
そう言うと右側のレバーを引く。
「うんうん、あんな作業用のロボットよりもこういうった簡略された
戦闘機体の方が体になじむねぇ、殺し合いしてたからかな?」
すると段々とエンジンが熱くなってくる。
「よし、後30秒位もすれば出せるか。」
-
>>789
片膝で支える事で射撃の精度は増し的確に各機の機動を捉えている…が
海賊?A「各種プロテクト異常無し」
海賊?B「目標の熱量の急上昇を確認…」
いよいよ距離を詰めた各機はそれぞれ等間隔を保ちパンドラの周囲を回ったまま
それ以上、詰めようとしない
「…言われるまでもねーな?アレを用意しとけ」
先程からの光弾で装甲には傷さえも付いていないのには訳があった
この光弾ナノマシンを撃ちだし飛来させる際のエネルギーで発光しぶつけた対象にエネルギーを加える事でダメージとするのだが
それでも月光の塗装さえ無事なのは対ナノマシン用の防護策である
ナノシールドの存在。とりわけ、このプロテクトは範囲内のナノマシンに対し、その機能を抑制、停止させる事ができる一種のジャマーである
(この技術を応用して作成されたのがナノ・ディスアセンブルシステム…
一種のコンピューターウィルスを付与する事でナノマシン依存の機能を一時的に阻害することさえも可能にしている
こちらはSKのシンボルウェポンにも多く見られる)
海賊?達「シールド展開」
月光達は特に変わり映えはなく、左腕に内蔵されたショットアンカーをパンドラに向けて発射体勢を整える
-
>>791
手応えのない射撃を続けながら、マリアは網膜上で減少していくカウントの数値に意識をこらす。
幸いにして、敵機は接近することなく、一定のレンジを保ったままだ。
(4…3…2…!)
そして、ついにカウントは0となり解析・チャージ完了の表示が点灯した。
マリアの顔に、かすかに安堵と喜びの色が差す。
「お生憎様。時間切れです!」
言うや、パンドラを上空へと飛翔させるマリア。
周囲の環境や、敵機のパイロットの肉体に影響の無いよう、諸々の数値をコントロールしたうえで、
パンドラが持つ、最大最強の武器を解き放った。
「ナノディスチャージャー…作動!」
両腕を広げたパンドラの腰部左右から、ナノマシンを広域散布するためのディスチャージャーユニットが展開し、虹色の燐光を勢い良く噴出する。
舞うように水平に回転するパンドラを中心に、幾重にも折り重なったオーロラのような光が伸び、周囲一帯を幻惑敵な虹色の空間に包んでいく。
このナノディスチャージャーこそがパンドラの切り札。
激しいジャミング効果を持つ力場と、敵機の構造材に合わせた浸食ナノマシンの散布によって
範囲内のあらゆる機動兵器を無力化させる、強力無比な防御システムであった。
散布用の斥力場に軋みを上げる敵機を尻目に、マリアは彼らに背を向け、高空へと離脱を図る。
「…もう会うこともないと思いたいものですね。さようなら」
全機体が、ナノディスチャージャーの虹色の力場に包まれていた。
救援が訪れるまで、彼らが自分を追う術は無い。
そう、無いはずだった――。
-
>>791>>792
「よーし、レッツゴ、おわっ!?」
突如、洞窟から出ようとした瞬間に虹色の光が洞窟の前に現れる。
「す、す、ストップ!」
ブレーキを引いてなんとか手前で止める。
「あっぶねぇ、なんだこりゃ。」
しばらくしてその光が治まったのを見ると今度こそハッキリ言う。
「よーし、レッツゴー!」
そう宣言すると、洞窟から出る。(まだ空の方まで上がってないので見えません。)
-
オーロラを従え、バレエの如く宙を舞うパンドラ…
「風雅だねェ…」
ジャッカルが心にもない事を言いながら全ての機体は動きを止めた
「なんてな!」
しかし彼らは彼女の願う大人しい観衆とは成らなかった
ジャッカルの合図と共に左腕を向け掌をスライドさせ蛇の頭部を思わせる
ワイヤー付のアンカーがパンドラに伸びる
-
>>794
「え…? …っあぅっ!!」
完全に、想定外の事態だった。
不穏を察知して振り向いたパンドラの胴に、動かないはずの敵機からの攻撃が着弾したのだ。
「そ、そんな…!? どうして、ナノディスチャージャーの有効範囲内で動いて…」
立て続けに、2発目、3発目のアンカーがパンドラを捉える。
胴に2発、右腕を封じるように1発。
マリアの体の当該箇所に、ビシビシと衝撃が走る。
「うっ、くっ!?」
混乱するマリアは、半ば反射的に左手からブレードを発生させ、
アンカーと敵機をつなぐワイヤーへと叩きつける。
脆弱な刃が、この得たいの知れない敵に通用するかは分からない。
-
>>795
叩きつけられた刃は切り裂かれる気配は微塵もない
恐らく他の武装と理屈が同じ、つまりナノマシンが働けない相手ではダメージにならないと考えられる
「色々狙われてんのに、ヌルい装備ばっかだな?俺らならその技術で問答無用で分解するぜぇ?
よしスネーク2先ずはお前からだ…殺すなよォ?ヘッヘ」
指示にしたがい、捕縛していた一機から電流が流される
「出来るだけ、足掻けよォ?へへへ」
舌なめずりが聞こえてくるかのようだった
-
……その無人島の近くの海域。
通常の航路から逸脱した原油タンカーが一隻、航行していた。
ブリッジにいたのはこの場に似つかわしくない一人の少女。
そして、かつてはこの船の乗組員だった、灰の山が幾つか。
「うひひ、奴等がどんぱちしているのはこの先かぁ。
こんな不燃液体の真ン中でなきゃまとめて焼き捨てるのになぁ」
甲板に、幾つか火の玉が揺らめいた……
-
>>796
ケーブルに叩きつけられた刃は、たちまちのうちにオモチャのように折れてしまった。
「こ…の…!」
それならばと、無理矢理アンカーの先端を機体から引き離すべく、ケーブルの一本を掴むパンドラ。
しかし、そのとき、パリッ、と刺すような刺激が、マリアの身体に走った。
「あ――」
そして次の瞬間、ケーブルを伝う大電流が、パンドラを直撃した。
「ぁあああああぁぁぁッ!?」
パンドラの全身が、ビクンッと跳ねるように反り返る。
コックピットで同様の仕種で身悶えるマリアは、焦燥に目を見開いていた。
(これっ…こ、高圧電流…!!)
「うぁぅ、うううぅぅッ!!」
ガクガクと震えながら、必死の様相で、両手でアンカーを掴んで引き抜こうとするパンドラ。
その機動兵器と思えない所作は、痛々しく、あるいは滑稽にさえ見える。
-
>>796>>798
「獲物の前で舌なめずりと同じような事をする奴は三流だねぇ。
俺の暗殺教訓。」
突如、空中からスピーカー越しに声が聞こえてくる。
上を見上げると太陽と同じ位置に黒いシャトルが…
「変・形!」
するとシャトルが太陽の前で形を変えて行き、人型形態になる。
「シュワッチ!」
そう叫ぶ声が聞こえてくると、そのロボットが落ちてくる。
ズボォっと音が響き渡り、砂煙でそのロボットの姿が見えなくなり
しばらくたつと
「あいで、いででで。」
転んで腹這いになっている黒いロボットの姿が。
「ちくしょ、調子に乗って正義の味方みたいな登場するんじゃなかった。」
後悔したような声がスピーカーから聞こえてくる。
「あ、なんか気まずい空気。」
何処となく間が開いた気がしてレオルドを起き上がらせる。
「…、アイビーム!」
突如ロボットの目からビームが飛び出しケーブルに向けて発射される。
-
>>798
>「ぁあああああぁぁぁッ!?」
無線から響く悲痛な悲鳴に恍惚な表情を浮かべ、だらしなく垂れた舌から涎が垂れている
「シケタもんだと思ったが…面白ェ仕事じゃねぇか…」
元々サディスティックな性分だと自覚しているが
体を反らしてのたうつパンドラを見て何やら違ったモノが目覚めつつあった
通常の機動兵器では、こうはならないのだから
>「うぁぅ、うううぅぅッ!!」
抵抗を続けようとするパンドラに更なる電流を流させた…そのとき
>>799
「………」
こちらの裕に倍の大きさであろうか黒い特機が冴えない掛け声と共に
…すっころんだのである
>「ちくしょ、調子に乗って正義の味方みたいな登場するんじゃなかった。」
(なんだ。唯のアホか)
そう思った矢先
「…、アイビーム!」
薙ぎ払われる熱線により全てケーブルが切断されパンドラを放してしまう
「てめえ連邦か?どっちにしても食い殺すがな!」
包囲中の僚機は海中にてパンドラをマークしている…
「先ずはテメエだ!残念野郎!」
先ず、自らハーケンで狙い撃ち
僚機二機はミサイルをでレオルドの左右から仕掛け
レオルドとの距離を一気に詰めハーケンを突き出して突撃する
-
>>799
>>800
必死で身をよじりながらアンカーを引き剥がそうとするパンドラだが、
先端の特殊な形状が、それを許さない。
そして、更なる電撃が機体へと送り込まれる。
「か、は…んあああぁッ!! あうぅぅッ!!」
マリアのスーツのうち、アンカーを接合されている部位、すなわち腹部のスーツが弾ける。
先程攻撃を受けた左腕とは異なり、スーツの破損箇所はなぜか粘液状になって、ぴちゃりとコックピットの床に落ちた。
同様の現象は、パンドラの腹部にも見られた。
破損部に充填されるはずのナノマシンが、電撃によって形質を維持できなくなり、だらだらと垂れ落ちていた。
パンドラ美麗な姿が、無惨に崩れ始めたそのとき、
突如として横合いから放たれた一条の光が、パンドラを捉えたワイヤーを焼き切った。
(あ、あれ…は…?)
真っ逆さまに落下する、その視界の片隅に、マリアは巨大な黒いロボットを垣間見た。
しかしそれも束の間、パンドラは眼下の海へと、大きな飛沫を上げて没した。
【HP65% 海中へ落下】
-
>>800
「連邦!?、あんなクズそし…、いや、これは作りかえられた記憶だった。
そんなはずないじゃん、良い人達ばかりに決まってる。」
と、スピーカー越しに呟く声が小さく聞こえる。
「残念言うなアホ!」
左右からミサイル、そして目の前からハーケン。
その時、彼の行動は…
「伏せる!」
レオルドを倒れさせて、避ける事だった。
確かに大きいが伏せればかなり小さくなる。
ミサイルはそのまま通り過ぎ、ハーケンは目の前に
そして彼は
「アイビーム!」
目からビームを発射し、ハーケンを持つ手を少し焦がそうとするが
>>801
「ハッ!」
海中に落ちて行くパンドラを見てビームを出すのを止める。
「やべぇ、こういうのフラグだ!」
そうメタな事言うとレオルドのジェットを噴射させて相手の乗る機体の真横を通り過ぎる。
「なんかあるまえに間に合ってくれよ…!」
そしてパンドラが落ちた辺りに向かう。
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