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戦場スレpart1

1 ◆vzVlxBPoGo:2011/09/26(月) 01:42:40 ID:lt3Zpmxg
ロボットの戦闘シチュや、イベントの際にお使い下さい。

イベント告知テンプレ↓

【イベント名】
【予定日時】
【予定人数】
【内容】
【備考】

2 ◆vzVlxBPoGo:2011/09/29(木) 16:06:22 ID:ichkeiFI
//テンプレ改良版


【イベント名】第話『』

【予定日時】月日(曜日)時〜

【舞台】

【参加予定キャラ】
《味方》
・シュタール

《敵》
・月面帝国

【概要】

【備考】

3ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 20:01:32 ID:LjfubXig
――人が生物を支配し、地球を支配し
  その頂点に立ち、文明の絶頂を迎えた時
  ソレは来た……。
  やがて、ソレとソレがもたらした戦役は、人々の心に多くの傷と
  そして疑心を生んだ。
  やがてそれは新たなる戦いの、もう一つの戦いの幕開けとなった……。



「こちらシュタール、地球圏での人員、機体の収容は予定通り、間も無く第二の合流地点コロニーへと向かう」

「艦長、ソロモン級旗艦バアル並びにミスリル級旗艦ヒヒイロカネより、続々と祝福の入電が……」

「ふむ、よい幸先じゃ、クルーも大分落ち着いた頃かえ?」

「はっ!次の合流地点を後は待つばかりとなります」


スペースノア級シュタール、間も無くコロニーへと着艦する。

4ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 20:03:11 ID:LjfubXig

――コロニー、シュタール

「ふむ、長い航路をご苦労であったの」

そのシュタール艦長ハドウが収容、召集した部隊員、クルーの前に顔を出し
挨拶を始めた。
地球からは大分距離の離れた連邦コロニーに、予定通り到着。
ここで他の部隊員と合流予定だ。

「諸君らにはこれより、月面帝国との戦いのその先鋒たる役目を荷う事になり……」

「か、艦長ッ!!」

「何事だ!?」

その挨拶の演説を遮ったのは
突如飛び込んできた副官の声だった

「本艦上空から、所属不明の機体が!!落下してきますッ!!」

「な、なんじゃと!?落下後こちらで回収、激突する場合は各員ショックに備えよ!!」

こうして、周囲を騒然とさせた
コロニー上空からの落下機体は、そのパイロットと共にシュタールへと回収されていった。


――コロニー、基盤部分

「へえ〜、チョロイチョロイね〜」

いかにも楽しげな遊びをしているかのように
その漆黒の機体を駆るまだ幼い少女は言った
いや、そこに居るのはその機体だけではない。
それを初めとした幾体かの機体は
コロニーの隔壁から、内部基盤部分へと侵入を試みていた。
当然の事ながら犯罪行為であり、下手をしたらテロ行為である。

それは当人達とて百も承知。
なぜなら月面帝国の、その尖兵だからである。

「作戦は、ここからコロニーの『床部』をぶち抜いて、で、シュタールを奪取だよね〜♪楽しみ〜速くしちゃおうよ〜!!」

とても楽しげな、そう言う声で
少女は周囲の仲間に通信でそう言った。
仲間の機体は、火炎放射の設置、位置の調整を行っている。


――コロニー、中学校

「ヒカルー!相変らずしけた面してんのね〜」

「ユウジ、君は相変らず楽しそうだね」

「おうよ!だってお前、『月刊男のPT』読者プレゼント、ゲシュペンスト限定モデルの抽選に当たったんだぜ!これが喜ばずに居られるかっての!!」

平和な中学の休み時間
他愛の無い友人達との会話。
少年はそれで満足していた、満足していたはずだった。

「今日も、何も変わらない、一日か……」

窓の外の平和で
のどかな青空を眺め、少年はため息をついた。
このため息と、この時の台詞に後悔する事になるとも知らずに……。

5 ◆TtasBXElB2:2011/10/01(土) 20:15:09 ID:wg1YQA6A
>>4
「功を焦るな…焦っては完全な作戦にはならんぞ?」
少女に対し男が通信を入れる。
「我々に失敗は許されないのだよ」
そう言っている間にも準備は進んでいく。
「そして、この作戦が成功した暁には我らは永遠の栄光を手にすることになるのだ!」

「フフフ…ハハハハハハ!!」

6ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 20:29:20 ID:LjfubXig
>>5

「エドワール大尉!」

その通信に少女は嬉しそうな笑みを浮かべ

「解ってるけど大尉〜、エリス疼いちゃって〜、大尉が先鋒でエリスとゼクスが脱出の時の為の待機要員なんて」

「納得できなーいッ!」

エリスと言う少女、階級事体は特務任官の曹長なので、本来ならば
大尉であるエドワールに、こう言う口の聞き方は許されないのだが。
何故か彼女に限って黙認されている現状がある。

「素敵ーッ!でも出来ればエリスにも出番を取っておいてくれると、もっと素敵ーッ!」

「はぁー、早く殺して壊して、目茶目茶にしたいな〜……」

少女は何処かの少年と真逆の
残酷性に満ちたため息を吐いた。

7ゼクス ◆NcltM1gQ/Q:2011/10/01(土) 20:30:48 ID:Ojrnz.n6
――コロニー、基盤部分

コロニーの隔壁で作業をする機動兵器群からやや距離を置きながら
紅い機影を中心に散開し周囲を警戒する三機の濃紺の機影

>>4いかにも楽しげな遊びをしているかのような機体にズームする

「スマートじゃあ、ないねぇ…」

>>5溜め息混じりにそう漏らしていると『ノイズ』が舞い込む

「……(この騎士は酔ってらっしゃるのか)
サー、エドワール。云っておくことがある
手間をかけずにコロニーに穴を空けたかったのなら仕方ないが
この作業にはすでに気づくだろう
敵さんも穴が空くまでにはお持て成しの準備が出来ているとおもうが?」

8 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/01(土) 20:30:48 ID:wZaVyGrg
>>4
回収された白い物体―――それは見た事も無い技術で作られた機動兵器であった。
何らかの戦闘に巻き込まれたのであろう、白い装甲は黒く煤け傷ついていたのだ。
だがその機体に散りばめられたクリスタルは汚れの一つすら付いていなかった

白い機動兵器、まるで甲冑騎士のようなそれはピクリとも動く様子は無い。
パイロットからの反応も無く―――――

外部からコックピットを空けてみればそこには一人の男の姿があった。
パイロットスーツではなく私服、傍らに置かれた剣、そして、頭部からたらりと落ちた赤い雫
「…………」
濃い青紫の髪の毛は赤黒く固まり、機体の生命維持装置によって辛うじて生きているようだった。

登録されたパイロット・データは「アスト・ゼイビア」――――それ以外は何もなかった

9ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 20:41:23 ID:LjfubXig
>>7

「む〜、ゼクスー、年若い乙女に対して、その言い草は酷いな〜」

聞こえていたようだった。

「まあ、面白くないけどこの作戦では待機同士、仲良くしようよー、ねえゼクスはエリスの事好き?」

このいかにも破壊と戦闘を楽しい事の様に言う少女
エリスは、そんな唐突な事をゼクスに聞いた。

>>8

「艦長、これは一体……」

「アスト・ゼイビア……医務班を早くここへ!」

見たことも無い機体
そして損傷の酷い機体とパイロット
直にパイロットの治療と、機体の復旧に医務班とメンテナンス人員がやって来て
作業に取り掛かる

「しかし、この機体は連邦の物ではない、前大戦時の特機に似ているが」

「やはり、連邦軍内部に該当機体はありませんね……まさか月面帝国の?」

ハドウ艦長と、副官はそのパイロットと機体を見てそう静かに話した。

10 ◆TtasBXElB2:2011/10/01(土) 20:57:27 ID:wg1YQA6A
>>6
「フッ…私が行くのだ。残念ながらないな」
エドワールと呼ばれた男はそう返答した。

>>7
「その心配はない。私のプランは完璧だ…」
自信満々でエドワールが返答する。
「大尉、準備が完了しました!」
部下が配置についたことを知らせる。
「うむ!では参るぞ!」

「ゼクス・レーベン!そのじゃじゃ馬は任せたぞ!」

配置についていた機体から炎が放たれ天井を焼いていく。
そして、天井は溶け大きな穴が各所に空いた。
「チャフの散布を開始せよ!」
号令とともに複数の機体から何かが放たれる。
何かは空中のある地点にまで到達すると破裂し、
コロニー内部の広範囲にわたって金属のようなものが舞った。

11ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 21:22:48 ID:LjfubXig
【全員対象】

――コロニー基盤部分〜街

「大穴開いたーッ!じゃあ大尉行ってらっしゃーい!!」

楽しげに送り出すエリス
だが、火炎放射によって大穴を明けられ
チャフを散布され、そして月面帝国軍の出撃した街は

「な、何だあれッ!?」

「げ、月面帝国……う、うわあああああああッ!!」

人々が逃げ惑い
建物、道路は破壊される、散々な有様だった。

やがて

「止まれ!月面帝国軍!!」

「これ以上の破壊行為は許さん!!」

マシンガンを牽制に放ちながら
連邦軍コロニーのPTゲシュペンストが立ちはだかった。


――シュタール

「艦長ッ!月面帝国軍市街地に出現!!」

「何だと!?数は……」

「チャフが散布されており、数は不明!!現在連邦軍PT部隊及び戦車部隊が交戦中です!」

ええい、止む終えん
とばかりに、搭乗している部隊員、クルーを振り返り

「各員出撃してくれ!目標月面帝国軍の撃退じゃ!」

怒号にも似た指示を下した

振動、轟音、爆音、悲鳴はここまで聞こえてくるほどだ……。

12 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/01(土) 21:25:59 ID:wZaVyGrg
>>9
かけられたシーツ右の手で払いのけ、ゆっくりと目を開ける。
だがその視界に強く入り込んだ光によってもう一度視界を暗闇に預けた
そして反射的に頭を捻ろうとした時、ずきりと神経を貫く衝撃が走った。

「……ッ!」
体をのたうち、すぐさまその頭を抱えた。
手に感じる人の肌ではない人工的な布の感触―――
これは包帯であろうか、ようやく目を開けると白い部屋……いや、全体的に白い部屋だというべきか。

「どこだ……ここ」

13 ◆uTkuQH8JvI:2011/10/01(土) 21:27:54 ID:moY0MaVo
「やあやあ、艦長。珍客が来客中ということですが、どうやら少々きな臭い匂いがいたします。」
回収された機体のそばにやって来た。アナトリア
その体はすでにパイロットスーツに身を包まれてすでに準備は万端と言ったところか
そのシルエットは非常に女性らしく、遠巻きに見守るだけの兵士から熱い視線が多量に注がれていた

『まったく女性らしくというが、これではただのセックスシンボルだ』
アナトリアが持つ情報端末から声。彼女はセレンと呼んでいる人工知能だ
「頑張ってる兵の励みになるのは悪い気はしない」
アナトリアはそういうと手を耳に当て、周囲の音に耳を傾ける

>>10
「ほら、どうやら敵襲のようです。さっそくお仕事をさせてもらいます」
『今は連邦の兵士だ。命令がなければなにもできないぞ」

>>11
「各員出撃してくれ!目標月面帝国軍の撃退じゃ!」

「ご命令、承りました。アナトリア・ラインアーク。出撃とあいなりましょう」
芝居がかった動作で艦長に礼をしたあと、愛機に登場した

「ファンタズマ・グローリア、行きます」

コロニー内に一条の閃光のごときスピードで向かう

14ゼクス ◆NcltM1gQ/Q:2011/10/01(土) 21:34:26 ID:Ojrnz.n6
>>9「まあ、面白くないけどこの作戦では待機同士、仲良くしようよー、ねえゼクスはエリスの事好き?」

(スクールの話は聞いていたが…随分と脈絡がない、いや幼さかな?)

「そうだなぁ、君みたいのは嫌いじゃない
せめてあと十年…いや!何でもない!」

部下の冷たい視線が突き刺さるのを感じたような気がした

>>10「ゼクス・レーベン!そのじゃじゃ馬は任せたぞ!」
エドワールは部下への指示も早々にそう言い放つと

「ま、任されましょう。幸運を」

無数の金属片からなる反射光は雪を彷彿とさせる
その中をエドワール達が優雅に舞い降りる様子を眺める…訳はなく

「サー。間違えても当たりにくるなよ?」

コロニー側緊急発進用のハッチからゲシュペンストと思わしき頭部が
エドワール隊に確認されるや否や次々と爆散しコロニーに振動が走る

ゼクス機の長身のライフルからの砲撃である

15 ◆TtasBXElB2:2011/10/01(土) 21:44:49 ID:wg1YQA6A
>>11
「フッ…」
エドワールの機体が持つアサルトライフルから弾が放たれ、
ゲシュペンストに吸い込まれてゆくとゲシュペンストが爆発した。
「なっ…はや」
驚愕の声を上げようとしたパイロットのゲシュペンストも撃破される。
撃破したのもまたゲシュペンストであった。
ほかの部隊も火炎放射や斉射によって破壊されていき、コロニーの駐留部隊はほぼ全滅した。

『連邦軍に告ぐ!これ以上の戦闘は無意味だ!降伏することを薦める!』
エドワールは得意げに降伏勧告をする。
『素直に降伏すれば君たちの安全は保証する!このエドワール・ベルリオールの言うことに偽りはない!』

16ミカ ◆ZcWWqEU16Q:2011/10/01(土) 21:47:17 ID:xnfgxX8Y
>>11
シュタールの格納庫で、ある白いPTが出撃準備に取り掛かっていた。そのPTのパイロットはカタパルトデッキまで機体が移動させ、発進の体制をとらせた。

「……………………コロニー内部に敵がっ…………!?
守らなきゃ…………みんなを…………」

彼女の初めての実戦はいきなりのコロニー内部での戦闘。下手に動けば風穴が開き、コロニーが壊滅してしまう恐れさえある危険な闘いであった。
パイロットスーツにヘルメットを着用した彼女は、緊張で操縦桿を握る手が震えた。が、

「…………私がやらなくちゃ…………。そのために、連邦宇宙軍に入ったんだから。」

……………………彼女に迷っている暇はない。その間にも無防備なコロニー市民が危険に晒されているのだから。

そして白いPTの発射シーケンスが整い、カタパルトデッキの出撃を示す信号が点灯する。

「……………………ミカ・フランクリン、アルヴァロー…………いきまぁす!!」

シュタールから勢いよくG・アルヴァローは出撃した。

17ツバサ・センリ ◆XBXunO3VT6:2011/10/01(土) 21:54:36 ID:/lmGhzK2
>>11
「来たのね……月面帝国?」

各員に出撃のアナウンスが下る。
黙りを決め込んでいたツーサイドアップに赤い瞳を宿した黒服の少女は、何かに取り付かれた様にむくっと立ち上がり、格納庫へと向かう。

「早くハッチを空けて。リヴェンジャー、出撃する。馴れ合うつもりは無いわ。……勝手にやらせてもらうから」

そうぼそっといい放つと、周りを気にする事無く、突出して黒い機動兵器リヴェンジャーが月面帝国の機体群へと突撃していく。

18ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 21:58:54 ID:LjfubXig
>>14>>15

「援護するよ!援護ならいいでしょ!ねえもう我慢できない!欲求不満!!」

ゼクスが援護に出たのを見て、エリスも援護の射撃を行う
やがてエドワールも次々と、そのゲシュペンストや戦車を破壊して行く

「ひ、ひいいいいいいいいいいいいッ!!」

「無理だ!!バケモノだ!!」

残った連邦軍の兵士も
その強靭な攻撃、機体の前に恐れをなし

エドワールの言葉に、あっさりと戦場を捨て
背中を見せて逃亡してゆくPTも戦車も……。

こうして前線の部隊を失った連邦駐留軍は、大いに混乱に陥れられた

「エドワール大尉何か来たよ!!」

そこに

>>13

「頼むぞ!」

艦長の指示と共に
ドッグが開き
機体が飛び出して行く。

アナトリアの機体だ

目の前、直に戦場となっている市街地が迫る
やがて……。

「うわあああああああああああッ!!」

「ダメだ!!ダメだ!!」

敵軍を前に逃亡して行く連邦軍
破壊されるPTの姿が映る


敵の機体が眼前に居た。

>>12

「目が覚めたかね?」

目の前に居たのは白髪に白い髭の老人

「ここは連邦軍スペースノア級シュタールの艦内じゃ、機体と共に落ちてくる君を収容したんじゃよ」

「ワシは艦長のハドウ、君の名前は?」

外では轟音と爆音が響いている
聞こえている。


――コロニー内某所

「嘘だ、こんなの嘘だ!!」

「嘘だああああああああああッ!!」

少年は中学校で授業を受けていた
しかし、それは唐突に、轟音と共に終わりを告げた

学校の付近の地面が突如溶け出し、破壊された

戦闘に巻き込まれ学び舎も灰塵と帰した

先ほどまであんなに楽しそうに会話をしていた友も
瓦礫に押し潰され、断裂した

吐き気が込み上げてくる。

だが少年の胸に怒りも、涙も
何も無かった。

あるのは、恐れ、恐怖の心だった。
唯一とも言っていいかもしれない、奇跡的に無事だった少年は。

安全そうなその研究施設に、身を隠す事にした

侵入し、階段を降りそこで見た物は

「ぱ、パトカー何これ!?入れるの……いいやこの中なら……」

19ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 22:05:15 ID:LjfubXig
>>16>>17

カタパルトデッキが展開
出撃する二機

やがて眼前に広がるのは破壊される街
そして残骸となったゲシュペンストとパイロット
そこから逃亡するPTや戦車という光景だった。

連邦軍は既に機能していないと思われる状況。

その目の前には指揮官と思しき、一際違った姿の月面帝国の機体(エドワール機)と
ソレを取り囲むように布陣した、月面帝国のPT数機だった。

20 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/01(土) 22:05:27 ID:wZaVyGrg
>>18
目の前に居る老人の語りかけてきた声はほとんど頭の中に入っていなかった。
現状を整理しようと脳細胞をフル活動させていても、大切なものがすっぽりと抜けているような気がしたからだ。
ただそんな泡のような言葉の中で、唯一ある単語だけは彼に言葉を紡がせた。

そうだ、まず大切なものを忘れていた――――自分の名前、固有名称がまず思い出せない。
これによって青年はハッと重要なことに気づいたようで、はねるように上半身を起こした
「俺は、何でここにいるんだ……!?」
揺れる部屋をぐるりと見回した後、その視線は白いシーツを見下ろす形になった。

「……そもそも名前、は……いったい」

21ツバサ・センリ ◆XBXunO3VT6:2011/10/01(土) 22:12:00 ID:/lmGhzK2
>>18
「降伏?……どこまで人を馬鹿にしたら気が済むのよ…」

隊長機らしい機体から降伏勧告が寄せられる。リヴェンジャーのパイロット。ツバサ・センリはそんな要求を飲むつもりはさらさら無かった。
ただ敵を全滅させればいいだけだ。

「……お前達は!」

怒りを灯した瞳がゲシュペンストを壊滅させ、無邪気にはしゃいでいる少女の機体を捉え、憎悪のこもる指先でビーム・ショットガンの引き金を引く。

22ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 22:14:08 ID:LjfubXig
>>20

「君は、あの機体に乗って空から落ちてきたんじゃ、恐らくは宇宙からの」

カーテンを開き、その窓から見えるドッグの中を見せる
そこには青年の白い騎士のような、そのロボットが改修、修繕の措置を施されていた

「アスト・ゼイビア、とあのコックピットの中にパイロットデータがあったよ、解ったのはそれ位じゃが……それとこれも」

と名前らしきそれを告げ、青年に剣を渡す
コックピットの中にあったそれだ。

「落ち着くんだ……君は、記憶を失っているのかね?」

23ミカ ◆ZcWWqEU16Q:2011/10/01(土) 22:19:09 ID:xnfgxX8Y
>>19
「……………酷い、こんなこって……………」

惨状を目の当たりにしながら、コロニーの大地へと着陸する。辺りを見渡せば、まともな友軍は自分の部隊だけであると分かる。

「……………こういう時は、隊列を組んで慎重にいかなきゃ……………!!」


>>21
ふと、状態を確認すれば近くに味方機がいた。まだ碌に挨拶もしていないが、同じ船から出てきたので間違いはない。

「……………ミカ・フランクリン准尉、援護します!!」

リヴェンジャーの攻撃に続くように、アルヴァローは右手のビームスマートガンで援護射撃を行う。

24 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/01(土) 22:23:05 ID:wZaVyGrg
>>22
「俺がロボットに……?」
指差されたドッグを見れば、そこに並んだゲシュペンストと……明らかに異質な白い騎士
おそらく目の前に居る男性が言っているのはあの白い機体のことなのだろう。

「ドッグの開きの数が多くないですか?」
ふと浮かんだ疑問を呟きながら、自らの名前と差し出されたそれを受け取る。
【アスト・ゼイビア】……聞き覚えがあるようでない、ふわふわと宙に浮いたような感覚
だが、そんな体に対して手にはずっしりと鉄の重さが宿っていた。

「アスト・ゼイビア、それが俺の名前……すみません、記憶喪失なのかどうかも分かりません」
渡された剣を膝に乗せながらハドウを見つけ言葉を返した。
それと同時に、地鳴りのように響く音と振動

「さっきからこの揺れは……」

25 ◆uTkuQH8JvI:2011/10/01(土) 22:26:56 ID:moY0MaVo
>>18
「まったく、連邦軍とはいえコロニー駐留はなさけないですな」
『プロの実力を見せつけてやればいい』
「観客は避難民と腰抜け連邦兵、あとは敵さんと味方の皆様」
『初出演に相応しい豪華観客だな』
軽口を叩く、今の彼女は鼻歌を歌いながら戦闘をしそうなほど余裕がある
サイドブーストを噴かしながら、ジグザグな機動で侵入者に近づく
迫る敵PTをすれ違い様にアサルトマシンガンを撃ち込む
爆散

『鎧袖一触とはこのことだな』

26 ◆XBXunO3VT6:2011/10/01(土) 22:29:03 ID:/lmGhzK2
>>23
「ああ……ブラック・ワークスから派遣のツバサ・センリよ。援護がしたいなら自由にしてちょうだい」

そっけ無く挨拶を返すツバサ。見た所、同年代と思われる相手の少女『ミカ・フランクリン』
ハイスクールの学生だったならば友達にでもなりそうだが……
ここで馴れ合おう等とは思わない

「私の方は射線内にいれば多分、敵ごと焼き尽くすことになるから」

27 ◆TtasBXElB2:2011/10/01(土) 22:30:45 ID:wg1YQA6A
>>16-19,>>21
「降伏の意志はないとみえる…」
エドワールはそう判断した。
「ならば、君たちにも我らの力を知ってもらおう!」
エドワール機とその周りの8機が迫り来る機体たちに対して一斉射撃を開始した。

28アオイ ◆vGTe9D4z5Y:2011/10/01(土) 22:33:32 ID:VG9YlcHQ
>>11
「ひどい・・・こんなのってあんまりだよ」
自分が初めてオンスロートに乗った時──その状況にそっくりであった
街は焼かれ、人々は逃げ惑う。連邦軍が応戦するものの、力及ばず。
その結果として、人は死ぬ。なんの罪もない人々が、力がないだけで死んでいく。
アオイは念動力者であるため、人よりも感受性が豊かだ。
──だからこそ、この状況を誰よりも嫌う。
「アオイ・キリシマ・・・オンスロート行きます」
格納庫から蒼き巨人が飛び立つ。
寄り添うようにあるのは4つの自動小機
フィールド・リアクターと呼ばれるそれは逃げ惑う人々を破壊から守る
アオイはそれを見つつも、月面帝国の機体を鋭い視線で睨みつけていた

29 ◆l8gmZOktKg:2011/10/01(土) 22:40:57 ID:wyCvIS.U
>>21>>23>>28
音速を越えた速度で飛翔する白い影、二つの翼と爆音を吐き出すエンジン……戦闘機だ。

交戦を開始した三人に、連邦軍チャンネルで無線が入る。
「こちらコロニー連邦軍第二部隊、2号機のヴィルヘイムです。」
ノイズ混じりのスピーカーから、淡々とした口調が響く。
「まず、シュタールのみなさんには、援護を感謝いたします。」

「現在、我ら連邦軍は月面軍強行部隊と見られる部隊と交戦しています。」
「コロニー部隊は壊滅的打撃を受け、第二小隊も私を残して壊滅しました。状況を立て直せるのはシュタールの戦力のみと考えられます。」
「また、民間人の避難についての情報がありません。以上、オーバー。」

30ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 22:43:09 ID:LjfubXig
>>22>>23>>25>>28

「いきなり〜!?」

機敏な反応で、ツバサの放ったショットガンを
穿たれた穴に潜る事で回避する

一方アナトリアの機体の放ったマシンガンは性格に
敵の機体リカーナザンスの一体を

「う、うわああああああああああッ」

破壊した。

そして直後に
その居合わせた機体、そして部隊メンバー全員に向かい

「了解です!!」

「月面帝国の為!!」

一斉にマシンガンの掃射が行われる
メンバーの機体に数多いマシンガンの弾丸が迫る

>>27

「大尉〜!!」

穴の中
待機させていたエリスが通信で話しかける

「ねえ!変な敵も増えたし!エリスそろそろ行っていいかな?欲求不満だよ!」

>>24

「ああ、そうだ、君があのロボットに乗っていた……」

肩に手を乗せ
優しげに、アストと思われる青年にそう言った

やがて青年の疑問

「外では月面帝国と言う敵が襲撃してきての、そやつらと交戦しているのじゃ」

厳しい表情を浮かべながら
ハドウはアストにそう告げた。
揺れと轟音は、この為だろう

31 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/01(土) 22:51:39 ID:wZaVyGrg
>>30
ただ何も語らずにハドウの言葉を聞いていたが、轟音を合図にそっと口を開いた
「……待ってください、俺があれに乗って落ちてきたって」

窓の向こうに存在する傷ついたその機体、赤い瞳はこちらをじっと見つめていた
それはまるで冷たい石造のように、主の言葉を待つ騎士のように―――――

「ダメージを受けているところを見ると、あれは一度交戦したみたいですよね」
「……この攻撃は、俺が原因なんてこともあるんですか?」
信念の込められたその強い瞳が目の前に居る男を見つめる。
彼の中の何かが、じっと待っていることを拒んだのだ

32ミカ ◆ZcWWqEU16Q:2011/10/01(土) 22:59:11 ID:xnfgxX8Y
>>26
「・・・・・・・・・・・・あっ、りょ・・・・・・・了解っ!」

自分と同年代の少女が通信に応答したので、ミカは内心驚きを隠せずにいた。
ひとまず、リヴェンジャーの後方から支援攻撃をすればいいと判断する。


>>30
「下手に避ければ、コロニーに被害が・・・・・・!?
 それなら・・・・・・ここは守るしかない!」

敵機から放たれるマシンガンを左腕のシールドを使用して防御する。
そうすれば機体への損傷は抑えられるのである。

【アルヴァロー残りHP85%】

「・・・・・・・・・・・・防御行動をとったら、咄嗟の反撃は間に合わない・・・・・・・!?」

アルヴァロー盾を前面に構えて防御姿勢をとったので、動きが僅かではあるが止まっていた。

33 ◆XBXunO3VT6:2011/10/01(土) 23:01:55 ID:/lmGhzK2
>>30
「うるさいわね……。お前達も焼きつくしてあげるわ」

最小限の敵機体の射撃を回避しながら、胸部の荷電粒子砲ブラック・ブラスターのエネルギーをチャージし始める。
【残りHP90%】

「エネルギー、チャージ終了。私の前から消え失せなさい月面帝国、ブラック・ブラスター発射」

リヴェンジャーの胸部から放たれた赤黒い極太の光が地上を這う月面帝国機体群に襲い掛かる
射線内の友軍機の有無を確認せず、ただ敵を殲滅させることを優先させる

34ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 23:02:38 ID:LjfubXig
>>29

眼下には月面帝国軍量産機リカーナザンスの
一斉銃撃を受ける仲間の姿がある

中心には指揮官機と思しき、一際変わったデザインのそれが存在している

空中の彼女に
今の所攻撃は及んでは居ないようだが……。

>>31

「うむ、そのようだな……」

交戦した機体を見て、そう呟くように言う

「それは解らん……まだ何とも言えんがの……」

自分が原因?とそう疑問を投げかけられ
ハドウが視線遠く、それだけ答え

「兎に角、君の身柄はこの艦で預かっている、あまり気負いせず無茶もするな」

とそれだけ言って
医務室からハドウは出て行った。

35ゼクス ◆NcltM1gQ/Q:2011/10/01(土) 23:06:25 ID:Ojrnz.n6
>>18
「チッ…ノリが良すぎるのも考えモノだろ…
逃げてる奴は撃つんじゃない!聞こえてないのか…!」

>>27
「サー!聞こえるか!動きの良いのが(ファンタズマ)そっちに向かった!」


>>21.23「ッ!新手か…!」
通信をよそにエリス機に向かう波状攻撃

「やむを得ん。こういうのは柄じゃないんだがな…
お前たちは場の確保に努めろ」

スラスターを噴かして姿勢を正すと
>>23G・アルヴァローとリヴェンジャーに対して無線を解放すると

「おい!お前等!侵略者がこんな事言うのは何だが…
守ってるって自覚があんのか!?ああ!?」

ライフルはBモードで構えたまま続ける

「コロニーでビームショットにスマートガンだと?
ちっとは手段を選びやがれ!」

銃を持たない手で指さすと、大袈裟に横に払ってみせる

36アオイ ◆vGTe9D4z5Y:2011/10/01(土) 23:07:41 ID:VG9YlcHQ
>>30
「フィールド・リアクター!」
アオイの声に反応し、4つの自動小機がバリアを形作る
それは放たれたマシンガンをすべて遮断し、オンスロートは全くの無傷であった
「あなた達はこんなところで」
レーザーガンを構えると、敵機体群に対し、トリガーを引いた
まっすぐと向かっていく光速の熱源、正確とは言わないアオイの射撃センスは念動力が補助している

37ゼクス ◆NcltM1gQ/Q:2011/10/01(土) 23:14:51 ID:Ojrnz.n6
>>33
(ええい!何なんだよコイツ等!いやコイツは!!)

>「エネルギー、チャージ終了。私の前から消え失せなさい月面帝国、ブラック・ブラスター発射」
リヴェンジャーの胸部に光る赤黒い球は火花とともに不意に消失した
リヴェンジャーの胸部装甲表面目掛け狙撃したのだ

「防衛戦も判らん素人が…貴様に決闘を申し込む!」

紅い機体が槍の如き小銃を中空に向けリヴェンジャーを指さす

38 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/01(土) 23:18:26 ID:wZaVyGrg
>>34
ハドウの言葉を受け、ただ沈黙しその背中を見送る。
だが止まっていたのは言葉だけ、彼の中でなすべきことは全て決まっていた

ベッドから出ると几帳面にもシーツをたたみ、渡された剣を握り締める。
医務室の出入り口に手を伸ばそうとするが、電子ロックの存在を思い出したらしい。
(……駄目だったら叩き切ってでも、出る)
伸ばした手がセンサーに触れる、勢いの付いた音を立ててそれは大きく口を開いた。

「ありがとうございます、ハドウさん」
おそらくこれは先ほどの男性の配慮、もしかしたらこれから自分がやろうとしていることを全て見越していたのかもしれない。
自らを待つ白い騎士の元へと勢い良く駆け出す。

記憶があっても俺はこうしていただろうと、なんとなくアストは感じていた。
だから記憶が無かろうと、こうすることは間違いではないという確信に変わったのだ―――――



―――――操縦桿の様なものは無い、ただあるのは座席と手を置くであろう場所だけ。
テネキス・コントロールの様な脳波操作なのだろう、一度大きく深呼吸をすると手にしていた剣を挿し操縦席へと腰掛けた
甲高い音を立てながらそれは息を吹き返す、全方位に移りこんだ周囲の映像はまるでロボットの中を感じさせない。
見渡していた視線をまっすぐに向けると、そこには文字列が浮かんでいた。
「……モレトス、お前の名前か?」
直感的にそう口にすると、それは雪解けの水のように驚くほどしっくりと馴染んだ。

「行こう相棒、俺のせいで誰かが傷つくのなんてこと……そんな自分が許せない!」

―――――――青い炎を撒き散らし、銃声の響く戦場へ手負いの騎士が飛び立った

【モレトス出撃 HP40%】

39 ◆l8gmZOktKg:2011/10/01(土) 23:19:45 ID:wyCvIS.U
>>34
「……上空から援護する。」
右方向に機体を一回転させると、速度を上げながら、高度は下げ始めた。
垂直に近い角度で高度を落とす。

「ヴィルヘイム、状況開始。 ミサイルロック……」
モニター全体に広がるロックオンカーソル。四体の敵機をマルチロックした。

「視界良好、異常なし……fox2!!」
マップ兵器。誘導性を持つミサイルが四発、空を飛翔する。

40ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 23:24:27 ID:LjfubXig
>>35>>32>>33>>36>>37

「ぎゃあああああああッ!!」

「何だ!?この威力!?」

ツバサとアオイの放った攻撃は確実に
そう、確実に敵と市街地を穿ち
敵の機体を行動不能に陥らせていく

だが、そこに

「了解〜、流石ゼクス!!」

と飛び出した増援、そう思える漆黒の機体と
何処か場違いな幼い少女の声

「私も楽しむよ〜!皆も楽しんでる??」

バッと飛び出して
その機体は初めてその場に姿を晒した、赤いモノアイが光る
これ見よがしにスピーカーで周囲に声を掛ける、パイロットの少女

やがて周囲を見渡し

「(ゼクスはあのハチャメチャなのとやり合うんだ〜)」

じゃあ、私は、と機体を
まるで服を物色するように見て

「貴女にきーめたッ!!」

言うや否やブースターを吹かせ
電磁ランチャーを放ちながら、アオイの機体に接近を図る


――コロニー内研究所

「まだ?戦闘は終わらないの?」

いまだ聞こえる轟音、爆音
少年はその『パトカー』の中で震えていた。だが

「これ、動くの!?え何この表示……認証??」

「え、う、嘘!?何だよ、何だよこれ!!」

少年の前、そのパトカーにはパイロット認証の表示
普通のパトカーでは在り合えない表示

ギュルルルルッ

タイヤが瞬間
急激な回転、そして直後に加速
勝手な走行

「う、うわあああああッ!!」

少年は研究所から、意図せず
望まず飛び出していた。

41アナトリア ◆uTkuQH8JvI:2011/10/01(土) 23:31:03 ID:moY0MaVo
>>27
「私は別にあなたに恨みもなければ、個人的に含むところもないけれど、私の所属がそうさせるのです
お互い、遺恨のないように行きましょう」

『殺せば後腐れもないさ』

「それはそうだ」

ファンタズマはマシンガンの弾をサイドブースタで強引に回避すると肩に装備されたグレネードキャノンを
エドワールに向けて放つ

「コロニーで大火力武器は使えない?腕の問題です」

グレネードキャノンは空中で他の機体のマシンガンに当たり他の機体を巻き込むように爆風を広げた

42 ◆XBXunO3VT6:2011/10/01(土) 23:31:18 ID:/lmGhzK2
>>37
「決闘?……フン。そんな馬鹿な事する訳が無いでしょ?……どこまでもふざけてるんじゃ無いわよ!」

ゼクスの決闘の申し入れがあまりにも可笑しくて思わず鼻で笑う。
彼女には誇りや信念なんて者は無い。ただ、月面帝国へ復讐する。その為ならばどんな手だろうと使う。

「……勝手に攻撃を仕掛けて来て何を言うの!?みんなして私をこけにするのね!

肩で息をする。少々、気が立っているようだ。
彼女が凪ぎ払った空間は既に民間人は避難している。これでも人的被害が出ない様に少しは出力にも気を使っているのだ

43 ◆m2PIvNkAhw:2011/10/01(土) 23:35:04 ID:9034wkQs
「おいおい…こりゃ何の冗談だよ」
戦場となった市街地を視界に捉え、思わず声を漏らす
軍人である彼にとってもこの光景は見慣れるものではなかった

「どうやら。月のウサギちゃん共はオイタが過ぎてるようだぜ」

真紅のマントがはためいて、紫のボディが輝いた
大きな顎で敵を威嚇しながら、彼の機体、アギトランザーは空を駆ける

44ミカ ◆ZcWWqEU16Q:2011/10/01(土) 23:38:01 ID:xnfgxX8Y
>>42
「落ち着いて、ツバサ……………さん。敵に振り回されてるよっ……………!?」

気が立っているツバサを宥める。少しでも集中力が削がれれば、コロニーに余計な損害がでるからだ。

「……………私が援護に付いてるから、二人でアレ抑えるよっ!!」

そう言ってミカは、>>37の敵に頭部バルカン砲を撃ち、機動性を下げようと試みる。

45ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 23:42:16 ID:LjfubXig
>>38

「艦長、よかったのですか?」

「若い者の思いや行動、大事にしてやらねばなるまいよ……」

その白い機体とアストを見送り
ハドウと副官はそう短く会話した

「……ッこの反応!?まさか……」

見れば目の前には
月面帝国軍と見慣れない機体達が交戦する状況が広がっている
混戦、そう呼べる戦いだ。

その内戦闘中の漆黒の機体が、その白い騎士の機体を捉え

「お兄ちゃん!!アストお兄ちゃん!?」

幼い少女が通信でそう声を掛けてくる
戦闘中の、目の前の漆黒の機体のパイロットだろう。

>>39

「ぐッ!?広範囲兵器!?」

「戦闘機如きが、させるかああああああッ!!」

放たれるミサイル
それに合わせる様に、マシンガンを放ちながら
突っ込んでくる月面帝国兵、リカーナザンスが一体。

46 ◆TtasBXElB2:2011/10/01(土) 23:47:23 ID:wg1YQA6A
>>43
「よくも部下をやってくれたな!」
C・スプランディードがアギドランザーに向けスプリットミサイルを放つ。
「部下の仇はとらせてもらう!」

47アオイ ◆vGTe9D4z5Y:2011/10/01(土) 23:47:37 ID:VG9YlcHQ
>>40
「速い・・・!」
鈍重なオンスロートではエリスの駆るサイクラノーシュにはついていけない
電磁ランチャーから放たれた攻撃を敵意に反応し、フィールド・リアクターが自動で発動。
勢いは殺したもののオンスロートの装甲に傷が入る
「どうして、このコロニーを攻撃したの?罪もない人を傷つけて!」
高出力レーザーブレードを構えると、そのまま振り下ろした

【オンスロート残り耐久85%】

48 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/01(土) 23:52:01 ID:wZaVyGrg
>>45
戦場は悲惨なものだ、普通の人間ならば間違いなく嘔吐を誘われるだろう。
だがアストはそれを感じなかった……それはつまり
「戦場に慣れてるのか……俺は」
本当の意味で自分の中の自分を知るというこの感覚はまるで夢うつつだった。
後ろから自己を眺めているかのような他人感が全身を支配し、今この戦場に立っていてよいのかすら疑問に感じさせる

「……!!誰だ!」
びくりと体がはね、突然の通信に対して吼えるように返事をした。
接近してくる黒い機体から投げかけられたもの――――――おそらく、あれはハドウが言っていた月面帝国の機体だろう。

「女の子の声……、だと」
注意深く左の手の盾を構え、その通信を待った

49 ◆XBXunO3VT6:2011/10/01(土) 23:52:35 ID:/lmGhzK2
>>44
「……っ!!?」

熱くなった頭に冷水が掛かったかの様にひと、我に返る。

「……これじゃあ、あいつらと同じか。……誰だか知らないけど忠告してくれてありがとう。気を付ける」

素直に自分の間違いを認める。いたずらに破壊してはまた自分の様な存在が生まれると思ったから。
彼女が感謝の意を示すのはめずらしい。

50ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 23:54:29 ID:LjfubXig
>>47

「堅いね〜、特機??」

あどけない声
だが、この戦闘を心底楽しんでいるような

おぞましい声

一気に迫るサイクラノーシュがオンスロートに近接し

「何でって?」

「楽しいじゃん戦いも殺し合いも、楽しいじゃんエリス疼いちゃうよ!」

キャハハハハハハッ
と高い笑い声を上げながら

サイクラノーシュがそれを振り上げる
人間で言えばマチェットサイズのソレ。
超高周波による物体切断理論を応用した、近接武器

ステラ・ブレードを一気に振り下ろした

51ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/01(土) 23:57:11 ID:LjfubXig
>>48

「お兄ちゃん!やっぱりアストお兄ちゃんだ!」

「ねえねえどうしたの!?援護!?助けに来てくれたの!?」

戦闘を展開する月面帝国の内の一体
漆黒の赤いモノアイの機体が、アストに通信を入れる
一方的に語っているだけの様にも見えるが

「え??誰って??お兄ちゃんエリスの事忘れちゃったの??」

52ゼクス ◆NcltM1gQ/Q:2011/10/01(土) 23:57:38 ID:Ojrnz.n6
(思ったよりも丈夫なコロニーだな…)
>>42,44
「だが、ムリにでも付き合ってもらうぜ?」

G・アルヴァローからの機銃掃射を螺旋を描き弄ぶ
一機にテスラ・ドライブを解放すると空が弾けたような音と共に
リヴェンジャーに接近アルヴァローからは遮られる形となる

いつの間にかライフルはマウントされ両手にはプラスマ刃のマチェットを
一振りづつ持ち、右手の刃をリヴェンジャーに向ける

「その立派な奴は飾りじゃないだろ?抜きな」

53 ◆l8gmZOktKg:2011/10/02(日) 00:02:00 ID:0DGC8YEM
>>45
無線マイクの電源を切る。独り言を聞かせる必要はない。
「戦闘機も、優れた兵器だというのに?」
突っ込んでくる敵兵に、独りそう呟いた。
彼女はそう言うが、コロニーという作られた空とは相性が悪いのも事実である。
「高速で動く機体に、機銃があたるとでも?
 戦闘機を馬鹿にするのは、スコアを稼いでからのほうがよろしいのでは。」
戦闘機は高速で動くため、通常の射撃兵器には強い。逆に回頭が弱いためミサイルなどの誘導兵器に弱いのだ。
そのまま機体を加速させ、マシンガンを回避する。
そのまま、ものすごい速度で高度が落ちる。いまから機体を立て直しても、このままでは落下は回避できない速度だ。

「一つ一つ、確実に落とす……」
【強制分離】
まるで戦闘機の中からロボットが出てきたような錯覚を覚えるだろう。
「……丸見えです。」
機体を回頭させ、地面スレスレまで高度を落とし、ガトリングガンで反撃する。

54 ◆XBXunO3VT6:2011/10/02(日) 00:06:59 ID:WH7gi0pM
>>50
「っ!?!?遊び心だけで戦ってるの?……いいかげんにして!」

エリスの戦いに対する姿勢が許せなくなり、ツバサは思わず割って入る。
オンスロートに組み付いているサイクラノーシュをターゲットにビーム・ショットガンで連続射撃。

「許せないわ……あなた」

55ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 00:07:51 ID:E0qYKg9U
>>53

「ッ!!??」

攻撃は全て回避された
戦闘機の機動力を侮っていたのが原因だろう

「なッ!?PT!!??」

だが、兵士の驚愕はそれだけで留まらなかった
変形、いや分離したのだ

「ぎゃあああああああああああッ!!」

ガトリングガンが機体を蜂の巣にする
とても対応の出来る物ではなかった。
断末魔の悲鳴を上げ、爆発そのまま散っていく機体

だが下方から

「同士を!!??」

「貴様あああああああああああッ!!」

火炎放射を噴出、展開しながら
もう一体別の方向からリカーザンスが飛来してくる

56ミカ ◆ZcWWqEU16Q:2011/10/02(日) 00:08:26 ID:SsgCv22g
>>49
「うん………それでいいよ!
あと、私の名前はさっきも言ったけど………………ミカ・フランクリン。覚えてよねっ………!!」

敵機に捕捉されないようアルヴァローをステップ移動させながら、ミカはツバサへ通信を返す。

「危ない………!?敵がそっちに向かってるよ!!」

対空機銃を掻い潜り、リヴェンジャーに急速積極する敵機のことをツバサに告げる。


>>52
「味方をやらせる訳には………いかないよっ!!」

アルヴァローも左手に抜刀したビームセイバーを握り、いつでも格闘戦に対応できる体制を取る。

57 ◆m2PIvNkAhw:2011/10/02(日) 00:09:48 ID:MxbFHGNc
>>46
「攻めて来るものに――容赦などできないな!」
黒と黄金の敵機を確認する
宣戦布告でもするかのようにC・スプランディードに左腕を突き出すとそのままぐん、と加速した
スプリットミサイルを避けようともせず、寧ろ自らぶつかりに行くような格好で

「楔を打ち込んでやる……!」
着弾間際。突進中も終始突き出された左前腕部分から、先端の尖った釘のような金属が連続して放たれる

そして、ミサイルが着弾とともに爆風を撒き散らす
「ぐッ、なかなか……!」

58 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/02(日) 00:10:40 ID:SzFMQzKA
>>51
少女の伝えてくれた言葉によって、アストは自分のことをほんの少しだけ理解した
「援護に来てくれた」という言葉、それはつまり自身がこの月面帝国に所属していたことを指すのだ。

重い口を開いて少女への返事を紡いだ
「そうだ、今俺は君の事だけじゃなくて自分のことすら分からない」

「だがもし、こんな俺の言葉を聴いてくれるのなら、こんなことはやめるんだ!」
「民間人を巻き込んで……コロニーが使い物にならなくなる、彼らの家を奪ってるんだぞ!!」

少女の黒い機体へと時機を接近させようと歩みを進ませてゆく

59 ◆XBXunO3VT6:2011/10/02(日) 00:20:46 ID:WH7gi0pM
>>56
「悪かったわね。了解よ、え〜とフランクリンさん……」

限りなく淡白な態度だが一応応答している

>>52
「そう……なら、いいわよ。お前にもみんなの味わった恐怖を与えてあげるわ」

銃と一体になった右手の大型のエネルギーソードで鍔迫り合いに持ち込む。

「私から離れろ……触るな!」

敵機体を弾き飛ばし、身体中に有する10箇所の機銃類を一斉に稼働させる。
雨霰の様な激しい弾幕が敵機を近寄らせまいと火花をあげる

60 ◆l8gmZOktKg:2011/10/02(日) 00:22:20 ID:0DGC8YEM
>>55
機体は、そのまま地面に両足をつけた。

「二機目…!!」
最新機に乗っているとはいえ、戦略上複数機を相手に圧倒することなど出来ない。
そのうえ、機体は適正の悪い地上に足をついている。機動性で圧倒するのも難しいか。

「久々の実戦とはいえ……腕は落ちてますね。」
敵を早期発見できたのが幸運だった。シールド防御によるダメージ軽減に成功。
【残りHP60%】
「ダメージは外装のみ……メカニックへの損傷は無し。」

「反撃行動に移ります……」
防御を展開したまま、機体を空中へと移動させる。
「ロックオン了解。ミサイル発射!!」
反撃のミサイル。左右へと広がりながら敵へと飛んでいく。

61 ◆TtasBXElB2:2011/10/02(日) 00:32:47 ID:30zqKnyc
>>57
「自ら突っ込んでくるだと!?」
ミサイルに当たりながらも突っ込んでくるアギトランザーにエドワールは思わず動揺する。
アギドランザーはそのまま左腕から釘のような物を撃ち込んでくる。
「ぬ、ぬぅ!」
ライフルを捨て、ロシュセイバーを抜くと釘をなんとか切り払う。
「なかなかのセンスだ…だが」

C・スプランディードが左手のシールドを前に突き出すとシールドが展開する。
「こちらにとっても好都合!」
シールドの中には大量のミサイルが搭載されていた。
「覚悟っ!」
大量のミサイルがアギドランザーに襲いかかる

62ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 00:33:13 ID:E0qYKg9U
>>54

「ええ〜!?それって何がいけないの??何故悪いの??当然の事じゃないの??」

「弱い機体や街や人をサイクラノーシュで壊すのって興奮しちゃう、大好き!!」

そこまで一気にキャハハハ、と満面の
おぞましい笑顔で言って
やがてそこに打ち込まれるビーム・ショットガン

「きゃあッ!!」

何とか後に打ち込まれた物は回避するが
何発か腹部に受けてしまった

【サイクラノーシュ残りHP70%】

鈍くなる動き

アオイから一気に離れ

「いったーい、突然ヒスって意味解んない!」

そう言って少女も、サイクラノーシュもツバサに応戦し
電磁ランチャーを数発放つ

レールガンのロボット携行使用、ライフルのような形状だが
それが数発、ツバサに向かって放たれる

>>58

「お兄ちゃん、何言ってるの??」

心底アストの言っている事が解らない
そういった様子で、通信に答える

「意味解んない、意味解んない……」

「意味解んない、意味解んない、意味解んない、意味解んない、意味解んない、意味解んない、意味解んない、意味解んない」

徐々に通信の声が暗い物になり

「そうだ、アストお兄ちゃん、きっとダメージ負って、頭おかしくなっちゃったんだね?そうだよね?」

クスクスと笑う声

「大丈夫、またダメージ受ければきっと思い出すよ」

ツバサの攻撃で
一気に距離を放したが、会話の声は途切れず

「お兄ちゃん!!」

電磁ランチャー(ライフルの形状のレールカノン)をアストに向かって
数発放った。

>>60

「当たった!よし!!」

兵士はそのまま近接戦闘に持ち込もうとしたのだろう
しかし

「ミサイル!くそ迎撃!!」

マシンガンを乱暴にばら撒きながら
迎撃を試みる、しかし、複数方向から迫るミサイルを全て打ち落とす等
出来よう筈もなく……。

「ぎゃあああああああああッ!!」

そのまま炎を上げ
落ちて行く。

残るのは方々で交戦する味方の機体
そしてその味方に食らい付く、敵の機体だ。

63ゼクス ◆NcltM1gQ/Q:2011/10/02(日) 00:43:59 ID:oteSlO5A
>>59「私から離れろ……触るな!」

凄まじい勢いで振り払われる巨大な剣に対して身を翻し空中へ舞うが
今度は近距離からの弾雨がイーゲルを襲いかかる

「おおう!?コイツは!!厳しいか!?」

左右のマチェットで銃撃を捌こうと機体ごと素早く回転させて
防御を試みるが全弾回避は困難として数割を装甲表面でもって受け流す【HP95%】

待ち構える>>56を見て
「律儀だな1対1とは言ってないぜ?」

接地と同時に一気にアルヴァローの正面に踏み込むと
イーゲルがそのままアルヴァローをすり抜ける錯覚と残像を与え
不意にアルヴァローの後方空中からプラズマの牙が襲いかかる

64 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/02(日) 00:47:14 ID:SzFMQzKA
>>62
「クソッ、話が通じないのか……!!」
機体を振り回すように攻撃を避けようとするが―――初弾は確かに避けた、だが2発目からはどうだろうか……
一撃を避けるために無茶な回避をしたためか、続けざまの攻撃に対してほとんど反応できていないではないか。

「思ってたより機体が重い、いや……俺が弱いのか!」
かつてのアストの動きを知っているのであれば、その動きがどれだけ温いかが一瞬で分かるであろう
ダメージによる機体のブレを何とか制御しながら、右手に握る長刀の先端をエリスへと向ける。
既に落ちてきた際のダメージと、それ以前のダメージで機体は限界に近かった。

そして自分はまだきちんとした操縦方法も分かっていない―――――落とされる可能性は、高い

「だけどっ……力ずくで、止める!!」
苦虫を噛みつぶしたような表情をしながらも、ガンランサーの先端へと光は集まってゆく。
少女を撃つ、それも自分を「お兄ちゃん」と慕ってくれている子を、だ……
だがこうなった原因が自分にあるかもしれない以上、その引き金を引かないという選択肢はアストには無かった。


しかしその光弾もまた「前のアスト」に比べれば予測も、銃身の反動も、ブレの制御も何もあったものではなかったが

【残りHP33%】

65アナトリア ◆uTkuQH8JvI:2011/10/02(日) 00:50:42 ID:tKTb5TxI
>>61
「忘れていけないのが私と言う人間です」
放ったグレネードキャノンの爆風を避け、アギドランザーに襲いかかる
ミサイルの大群を全てさばききることは難しい
そう判断したアナトリアはアサルトマシンガンでミサイルの迎撃を手伝う

「そうこうしてる間に照準セット」
アナトリアはブーステッドライフルCをCスプランディードに放つ
『当たれば痛いぞ』

66ミカ ◆ZcWWqEU16Q:2011/10/02(日) 00:53:33 ID:SsgCv22g
>>59
「無茶はしないで………。強そうな機体を一気に引き受けるのは危険だよっ!?」

新たにもう一つの敵機へと攻撃するリヴェンジャーを見て、ミカは不安を感じていた。

(私だけじゃ………フォローしきれない………!!)


>>63
「やあぁぁっ………!!?」

分身機構を利用しての近接戦闘に実戦経験のなかったパイロットが対応出来る筈もなく、アルヴァローは痛手負うことになる。
背後から斬られ、転倒してしまった。

【アルヴァロー残りHP35%】

「ぐぐっ………………ど、どうしよう………!?」

なんとか機体を立ち上がらせ、思考をまとめようとする。

67 ◆XBXunO3VT6:2011/10/02(日) 00:54:32 ID:WH7gi0pM
>>62
「ぅ。……そんな快楽主義が許されると思わないで!……こんな奴らなんかにみんなはぁぁ!」
相手の無邪気な少々には決して弱者の痛みなどわからないだろう。怒りの込もった叫びをあげる。
こちらもビーム弾で応戦するが、怒り心頭の所にふと放たれたサイクラノーシュから撃たれたレールガンが機体を焦がす。

【リヴェンジャー残りHP75%】

68ヒカル/エリス ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 00:59:24 ID:E0qYKg9U
>>67

「はッ!だから何が悪いの?エリス何も悪い事してないよ?」

無邪気、圧倒的な無邪気
それでもって、ツバサの怒り
リヴェンジャーに対峙する、もう一撃加えてやろう
この目障りな機体を黙らせてやろう

そう一撃加えようとした所で
サイクラノーシュに邪魔が入る

>>64アストからの攻撃が加えられたのだ。


>>64

「何お兄ちゃん?操縦のやり方まで忘れちゃったの!?」

酷く驚いた様子だった。
無論、以前のアストを知っての事だったが
今の現状を知らないのなら、止む終えないと言える

「お兄ちゃ……ってきゃあッ!!」

とっさに回避した
そのガンランサーの光の攻撃
ビームにも似たそれ。

だがアストの以前の腕で放たれた物ではなかった事が、幸いだったのだろう
半身を掠める程度には命中したが、深いダメージを負わせる事は出来なかった

「お兄ちゃん、本気で……」

【サイクラノーシュ:残りHP50%】

次は反撃が来る

しかしその反撃は思わぬ物に阻まれた。
それは……。



【全員対象】

戦場に轟音とは似ても似つかない
そう、急加速して迫るタイヤの音が響く

何だ?

その方向に目をやれば見えるだろう
全体を青と白のカラーリングに、特徴的なパトランプ
パトカーだ。

警察の車両か?
だとしたら、この戦場に向かってくるのは危険極まりない

「何なの?あれ??」

手近なエリスもソレの存在に気がついた。
残っている兵士もだった。

「止まれ!!この!!」

マシンガンを乱射するゲシュペンスト改
だが。
次の瞬間、パトカーは居なかった、否

「な、何これ!?何なの!?どうなってるの!!??」

コックピットの中の
中学校の制服を着た少年が悲鳴を上げる

パトカーは着弾の瞬間に変形
跳躍し弾を回避
崩れたビルの上に君臨する、幾分か小型ではあるが
間違いなく、一体の青いロボットとなっていた。

「また機体、それも未確認の……おかしい!やってられない!!」

「エリス撤退しまーっす!!散々だよもう!!」

その姿を認めるや否や
エリスのサイクラノーシュが一気に速度を上げ
あらかじめ用意していたと見られる、そこから撤退して行く。

69ヒカル ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 01:00:46 ID:E0qYKg9U
//書き忘れ【エリス機サイクラノーシュ撤退】
 
     【パイロット、機体名????戦場に出現】

70 ◆m2PIvNkAhw:2011/10/02(日) 01:01:47 ID:MxbFHGNc
>>61

「なるほど、弾幕……」
これを突破するのは至難の業か。そう思われた

「だがこれを突破しなけりゃ勝利はない、そして――」
だが、ミサイルの壁を前にしても機体の方向は変えることなく
照準はC・スプランディードに向いたまま

「オレと、オレの相棒を甘く見られちゃ困るってもんだ。ブースターを起動する!」
背面。マントの下に隠されたブースターに火がともされる
加速を付けて弾幕中に突っ込むと

「ワイヤーッ、フィストォォォ!!!」
ぐん、と右の拳が放たれた。そう、文字通り「放たれた」のである

ワイヤーにより制御されたアギトランザーの右拳が、C・スプランディードに襲いかかろうとしている

71 ◆l8gmZOktKg:2011/10/02(日) 01:02:25 ID:0DGC8YEM
いったん周囲の敵がいなくなったことを確認すると、タッチパネルを操作し、遠隔操作でバックウェポンシステムを呼ぶ。
ちなみに、先ほど空中で投げ捨てたが、中に生き物が入っているとトマトジュースができるほど強力な重力装置でしっかりと着陸していた。

装備と【合体】し、戦闘機体で再び空を移動する。

>>66
無線のスイッチを入れ、連邦兵に言葉を向ける
【援護射撃】
「状況了解。こちらヴィルヘイム。援護をいたします。」

>>63
「いきます……」
機体前部にとりつけられた貴銃で、視界に入った敵の一機を狙い打つ。

72 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/02(日) 01:17:53 ID:SzFMQzKA
>>68
「当てた、ラッキーショットが当たったのか・・・…!?」
舞うようにかわされた銃弾は、とても当たるとは思っていなかったのだろう。
だが所詮偶然の当たり、それは軽傷しか与えることはできなかった。

むしろその中途半端な攻撃は彼女との決別の一撃となってしまったのかもしれない
次は間違いなく本気で落としにくる、そうなればこの機体で持つかどうか分からない。
ぐっと盾を構え、防御の形をとったが――――

「車が変形したって……おいおい!」
突如先頭に現れたアンノウン、普通に考えれば敵の機体とするべきだが……
だがエリスの反応によってそれが違うことは証明された。
無線が繋ぎっぱなしになっていたのが幸いとなった、彼女の疑問譜が聞こえたのだ。

圧倒される状況に動くこともできず、去ってゆく黒い機体を追うことも、手を伸ばすこともできなかった。
いざ銃口を向けられる状況から開放されてみれば、自らの選択が正しかったのかを考えずには居られない。
これが本当に決別になっていたら自らの選択を呪うだろう、そして、いつか自分を取り戻したとき今以上に後悔するのではないかと頭によぎった。

「……本当に、すまない」
既に居ない少女へと銃を向けたこと、そして己の記憶を無くしてしまった事に対する謝罪の言葉を呟いていた

73ゼクス ◆NcltM1gQ/Q:2011/10/02(日) 01:19:20 ID:oteSlO5A
>>62
(なるほどな伊達にスクールは生き抜いていないか
それにしても機体構成に隙がないのに67とエリスとは相性が随分悪いか)

>>67
気を取り直してリヴェンジャーに向き直り今一度マチェットを
向ける

「そうやって泣き言叫ぶ暇があるなら、考えた方がマシだぜ?」

>>71
連邦軍戦闘機からの火線を横に飛びのいて交わす
思わず鼻で笑うと

「…人の事は言えないな。さっさと仕掛けるべきだった」

特別に狙いを定める訳ではないが頭部バルカンを>>71に掃射しつつ
リヴェンジャーから距離を置く

74アオイ ◆vGTe9D4z5Y:2011/10/02(日) 01:26:36 ID:GxhlbEI.
>>50
「そんな・・・そんなことで!あなたは人の命をなんだと思ってるの?」
フィールド・リアクターが凄まじい光を放ち始める
近接戦闘のダメージをそぎ切ることはできないが、オンスロートの強固な装甲が斬撃を受け止めた
・・・そして、その隙をつき、マイクロミサイルランチャーがうたれる
爆風は自分にも降り注ぐが、フィールド・リアクターがオンスロートへのダメージを遮断する


【オンスロート残り耐久60%】

75ヒカル ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 01:31:11 ID:E0qYKg9U
>>72

「……」

少女は最後に通信では何も言わなかった
ただ無言で通信を切った

それが何を意味するか?
それは後の話となるだろう

そして

「やったようやく通信が……」

「あ、あの?連邦軍の兵士さんですか?」

突然の通信
随分と若い、いや幼いと言うのが正しいのか
通信がアストに入る

「パトカーに乗ったら、突然自動でここまで走ってきて、突然変形して、なんかもう訳解んない事になっちゃって」

「あ、あの、ぼ、僕はどうしたらいいですか?」

あの先ほどのパトカーからの通信だろう
随分と弱弱しい声でそう話している。

>>73

「ゼクス、エリスもう撤退する!」

「なんなのこんな訳の解らない機体ばっか、次から次に聞いてない!エリスは撤退!もう撤退!!」

と、サイクラノーシュからの通信が入る。

76 ◆l8gmZOktKg:2011/10/02(日) 01:35:00 ID:0DGC8YEM
>>73
「牽制弾です……か。」
かなり接近していたこともあり、機体表面にわずかに銃弾を受けた。
【ウェポンシステム 残りHP70%】
ウェポンシステム自体は脆く、わずかな直撃でも被害は大きい。

「ここで落ちてくれ……そうにないですね。」
敵機に見える余裕。こちらも無理をしてでも落とそうと思える状況ではない。
様子見に、距離をとりながらもミサイルを撃つ。

77ゼクス ◆NcltM1gQ/Q:2011/10/02(日) 01:38:05 ID:oteSlO5A
>>75「ゼクス、エリスもう撤退する!」
「なんなのこんな訳の解らない機体ばっか、次から次に聞いてない!エリスは撤退!もう撤退!!」

「ああ了解だ、あとは任せろ」

(さて…退路は俺の部下に任せてあるが…
彼女の言うとおりアンノウンが多すぎる『傭兵』としてもここいらで退いておきたいところだな)

78ヒカル ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 01:38:07 ID:E0qYKg9U
>>74

攻撃を交わしたサイクラノーシュだったが
同時にツバサの援護攻撃を受け

一気に距離を離し
アストの攻撃を受け

その直後謎の機体(>>68の事態)の出現により
状況不利と判断したのか、勝手に撤退して行った様だ

「ようやく通信が、そのあなたも連邦の兵士さんですよね?」

「あの、なんだか訳の解らない内にロボットに乗り込んじゃってて、こんな所に連れて来られて、あのぼ、僕どうしたら!?」

先ほど現れたパトカーのロボットからだろう
通信が送られてくる。
酷く幼い(中学の制服を着た)少年がその中には乗っていた。
少年は通信でアオイに、弱弱しくだがそう言った。

79 ◆l8gmZOktKg:2011/10/02(日) 01:45:17 ID:0DGC8YEM
>>78
「なんでこんなところに?
 まあいい……テメェも敵なんだろ!!!」

量産機の一機が飛び出し、新たに出現したロボットめがけて走り出す。
「落ちろ、落ちろぉ!!!」
そして射程に入ったことを確認すると、マシンガンを構え、撃ち出す。

80アオイ ◆vGTe9D4z5Y:2011/10/02(日) 01:46:18 ID:GxhlbEI.
>>68
「えっ・・・なにこれ・・・念動力が反応している・・・?」
パトカーからロボットへと変形したことにも驚くが、自分の体がピリピリとする奇妙な感覚にさらに驚く
動きは完全に止まり、アオイは魅入られるように青いロボットに瞳が向いていた

>>78
「あなたは・・・」
まるでデジャブだ。わけも分からずにオンスロートに乗った半年前の自分に瓜二つ
ただの高校生だったアオイが連邦軍に関わっていくことになったあの時と・・・
「私はアオイ・キリシマだよ。とりあえず、落ち着いて。後で事情を聞くことになると思うけど・・・大丈夫、とってくったりはしないから」
アオイはにこりと笑顔を浮かべる
経験談だ。アオイも最初はひどく慌てていた。きっと彼もそうだろう
だから、笑いかけ安心させる。幸い敵はもう去った後だ。
彼は自分とは違う。このまま日常世界に変えれるだろう。アオイはその程度に考えていた

81 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/02(日) 01:46:36 ID:SzFMQzKA
>>75
「すまない、俺は連邦の兵士じゃないんだ」

力強い少女の声ではなく、今にも泣き出しそうな少年の声がコックピット内に響く。
感傷に浸ろうかと考えていたアストであったが、不安定な状態を見せまいとしっかりとした口調で答えた

「俺にもわからない、動いていなければ今から送るポイントに連邦の母艦があるはずだ……下がるならそこにいくといい」
機体を起動させた座標、つまりは母艦であるシュタールを存在する座標をパトカーの……運転手であろう少年へと送る。

82ヒカル ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 02:01:13 ID:E0qYKg9U
>>80

それは特殊な念動力同士の反応だった。
恐らく少年のパトカーも少女のオンスロートも同質の

「あ、は、はい……すいません、ありがとうございます」

「僕は……ヒカル・アマデラです……大変な事に巻き込まれちゃって、本当すいません」

アオイの笑顔に安心したのか
ヒカルは落ち着きを取り戻し、自分の名前を名乗った

>>81

「え??ち、違うんですか??」

予想外の答え
月面帝国と戦っているなら連邦軍ではないのか、そう考えていたが
違ったようだった。
事情を知らない少年には、理解しがたい事だったのだろう
だが。

「あ!座標が、ありがとうございます!これで何とか……」

そうアストに礼を言って
その座標の位置まで移動しようとした時だった

>>79

「!!??て、敵が!!??」

どうしよう、どうすれば!?
そう考えている間に

「うわああああああッ!!」

何発かの銃弾を受けてしまう

【ウィン残りHP80%】

「応戦しなきゃ、やられる、やられちゃう!!」

ただ必死に、自分が被害を受けないことだけを考え。
武器を検索、すると呼び声に答えるかのように

「あった!これで……ウィンカノン!!」

ガチャンッ、と軽量化され折りたたまれたビームライフルを取り出し。

「いけッ!!」

必死にあらん限り、何発も何発も
狙いは大分甘いがビームを打ち込んでいく。

83 ◆l8gmZOktKg:2011/10/02(日) 02:06:00 ID:0DGC8YEM
>>82
「……くっ、なんて火力だ!!」
狙いの甘いビームは、量産機をかすっただけだ。
だが、たったそれだけで右腕部を吹き飛ばすだけの威力を見せた。
【残りHP 20%】

「分が悪すぎだ、撤退する!!」
背を見せて逃げ出す量産機。

84ヒカル ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 02:13:47 ID:E0qYKg9U
>>83

「はあはあはあ……」

幸い自分の命や安全を脅かされる事はなかった
しかし、とっさにやってしまった
出来てしまった。

「何なんだよ、一体……」

動かせてしまったのだ。
去ってゆくその量産機体を眺めながら
ただ息荒く、状況の整理をしていくので一杯一杯だった。

85アナトリア ◆uTkuQH8JvI:2011/10/02(日) 02:28:59 ID:tKTb5TxI
さて、どうしようか?
明日までまとうか

86ヒカル ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 02:39:11 ID:E0qYKg9U
//>>85はい、このまま置きレス再集合の流れみたいですね
   すいません、ここ戦場スレです……

87ツバサ・センリ ◆XBXunO3VT6:2011/10/02(日) 02:47:32 ID:WH7gi0pM
>>66
「……!!」

リヴェンジャーのビーム・ショットガンがイーゲル・アインの攻撃を妨害する。
接近戦で倒れてしまったアルヴァローをフォローする。

「えっとフランクリンさん?……早く起きて。サポート類は苦手なんだから。……あんたの決闘の相手は仮にでも私でしょ」

先程の借りをミカに返さないままでは納得がいかない。
2機の間に割って入る

>>73
「……黙れ。……黙れ。お前達なんかに何がわかるって言うの」

唇を噛み締め、怒りに震える少女。
僚機が撤退を始めた中、未だ交戦の意志が見られる。
こちらもビーム・ガンの銃口を向けると同時にエネルギーのチャージを始める。

88ミカ ◆ZcWWqEU16Q:2011/10/02(日) 09:29:55 ID:MdGLTIAU
>>71
「………支援、感謝いたします。」

ここは彼女の好意に甘えておくしかない。そう、ミカは思った。


>>87
「………………ありがとう、センリ………さん。
お願い………動いて、アルヴァロー………!!」

彼女は2機の友軍機に助けられている立場に置かれている。このままでは、パイロットスクールを飛び級卒業した甲斐がなくなってしまうだろう………

「………コロニー内部は重量が働いているから、軌道変更はできない………………なら、ギリギリまで引きつけるしか!!」

何か策を閃いたミカは、アルヴァローをジャンプさせて空中にいる>>73の敵機へとヘッドバルカンを放ちながら迫る。

「………一か八か、やってみせる!!!」

ミカは勝負をしかけるために、精神を集中させた。

【精神コマンド:集中】

89 ◆TtasBXElB2:2011/10/02(日) 10:18:16 ID:30zqKnyc
>>65
「む?」
エドワールが何かを感じ、機体を少し動かした瞬間…

「ぬぉ!?」
機体の右手に持っていたロシュセイバーが弾き飛ばされた。

【C・スプランディード 残りHP88%】

>>70
「なんと!?」
アギトランザーは大量のミサイルを前に回避行動をとることなく、
その上、さらに加速して突っ込んでくる。
そして、ワイヤーフィストをC・スプランディードに向け放ってきた。
即座にエドワールはシールドで防ごうとする。
が、ワイヤーフィストの威力は凄さまじく、シールドが粉々に砕け散る。
「うおおおおおおおおおお!?」
バランスを崩したC・スプランディードは反動で押され、
後少しでコロニーの壁にぶつかりそうなところでようやく体制を立て直した。

【C・スプランディード 残りHP53%】

90 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/02(日) 13:32:06 ID:SzFMQzKA
>>89
「あの機体だけほかの物と違う……指揮官機か!」
軋む機体の四肢を動かし、背負うスラスターが音を立てて開くと、
白い騎士は盾を前に出したまま青い光を吐き出し、エドワールの元へと走り出す

「お前っ!コロニーに配慮ができるなら何でこんな作戦をやろうとしたんだ!!」
コロニーの外壁に当たるまいと立て直したその様を見て、アストは右手に握られたガンランサーを突き出しながら叫ぶ。
エドワールはこの声に聞き覚えがあるかもしれない。
左足を軸にする踏み込みではなく、
両足共にずらすことで機体を外へと逃がしながら行う独特の突き――――この癖にも、もしかしたら

91アナトリア ◆uTkuQH8JvI:2011/10/02(日) 14:19:57 ID:tKTb5TxI
>>89
「敵であるはずの住民を守ろうとするなんて、なかなかあっぱれな人」
肩に装備してあるリニアミサイルランチャーがCスプランディードを狙う
本当にコロニー住民に配慮した戦闘をしているなら、このミサイルを避けようとはしないだろう
『まったく酷い奴だ』

>>90
「君は件のけが人か、死なない程度に頑張って」
アストを心配する声を向ける
『無理はするな。私たちにまかせればいいさ』

92ヒカル ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 14:34:17 ID:tmCOppJ6
>>89

戦闘、闘争と言うのは相手が動きを止め
こちらの出方を待ってくれるような、そんな生易しいものではない。

「は、早くここから逃げないと……」

敵をなんとか退けた
その青い元パトカーのロボット。
そのパイロットになってしまっている少年、ヒカルはなんとか逃げ出そうと
操縦系の把握を躍起になってやっていたが

だが、そこに

「ま、また、また敵兵!?」

その姿を目の前に確認する事ができた。
エドガールの回避、移動した先に居たのは
ぎこちない事この上ない動きの

青いロボットだった

「来るな!!来るなよッ!!!!」

「頼むから!!来ないでよ!!」

このままなら、やられるのを待つだけ
そう判断したヒカルは、手に持っていた電磁ランチャー(ライフル状のレールガン)を
数発、エドガールに向け放った。

93 ◆TtasBXElB2:2011/10/02(日) 15:43:16 ID:30zqKnyc
>>90-92
「なっ!?」
しかし、体制を立て直した直後、複数の相手からC・スプランディードは狙われた。
その内の数発は避ければコロニーの住民に被害を及ぼすものだ。
「おのれ連邦!卑怯なーー」
その時である。

『ズドオォォォォォン!!!』
「うおおお!?」
C・スプランディードの背後の壁が吹き飛び、C・スプランディードが宇宙空間へと放り出されたのは。
宇宙空間に放り出されたC・スプランディードをやけに大きい肩の機体たちが受け止める。
月面帝国軍の火力支援機AF-002 ローランドだ。
数機のローランドがコロニーの外壁をミサイルで破壊したのである。
「大尉!ご無事ですか!」
一人の帝国兵がエドワールに通信を入れる。

「お、お前たち一体どういうつもりだ!あれほど、コロニーには余計な損害を出すなと…」
「我々はコロニーよりも大尉の命が大事であります!」
「大尉!ここは退いて次の時に奴等に今回の借りを返しましょう!」
「大尉が死なれては我らの居場所はありません!」

「お、お前たち…」
エドワールは部下たちの忠誠に思わず感動した。

【次レスに続く】

94アオイ ◆vGTe9D4z5Y:2011/10/02(日) 15:47:51 ID:GxhlbEI.
>>82
「そう、ヒカル君だね。大丈夫、私はそういうのに慣れてるから」
少し落ち着いたヒカルの姿を見て、安心したのだろうか。アオイはほっと一息つく

>>91
「まずい、錯乱してる!」
攻撃する必要のない相手への攻撃。自分も人のことを言えた義理ではないが、完全に周りが見えていない
動きを見るかぎり、相手は熟練したパイロットだ。ヒカルはおろか自分ですら勝てるか危うい・・・というか無理だろう
すると、判断は早かった
アオイはフィールド・リアクターをウィルの元へと飛ばす
アオイの念動力に応じ、バリアを形成するオンスロート最大の盾をヒカルに分け与えたのだ
「・・・これでひとまずは保つはず」
ある程度の攻撃ならフィールド・リアクターが防いでくれる。周りの援護もある中、そうそうやられるようなことはないはず
アオイはエドワールを牽制するため、レーザーガンを連射する

95 ◆TtasBXElB2:2011/10/02(日) 15:50:22 ID:30zqKnyc
>>93の続き】
「私はいい部下たちをもった…」
C・スプランディードから信号弾がコロニーに空いた穴からコロニー内部へと放たれる。
撤退のサインを示す信号がコロニーの中で光輝くと、戦闘を続けていた帝国軍が空いた穴から脱出する。
「連邦!貴様等の蛮行は許さん!次に会うときまで首を洗っておけ!」
帝国軍は撤退を開始した。

【月面帝国 撤退】

96ヒカル ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 16:00:27 ID:tmCOppJ6
>>93>>94>>95

「え??防壁??」

見れば目の前に、障壁が展開されている

「あ、アオイさんあなたがしてくれたんですか??」

目の前の展開された防壁に
身を守られながら、ヒカルはそうアオイに礼を述べた

やがて撤退していく月面帝国軍

「や、やった……たすかった……助かった」

「アオイさんやりました……もう、敵は……」

その場に呆然と、ヘナヘナと崩れ落ちた
シュタールの回収、救急班が来るのも直だろう。

97 ◆zwG.6Bg2jY:2011/10/02(日) 16:09:35 ID:SzFMQzKA
>>91
「そう簡単には死なない、根拠はないけどさ」
かけられた声に答えるも、アナトリアの攻撃に対して眉をしかめた。

「いくらなんでもギャンブル過ぎる、もし避けたら……!!」

>>93>>94
だが、アストの心配を斜め上に上回る事が起こる。
ミサイルが命中する以前に、C・スプランディードの背面から爆炎が上がったのだ

「……退いたのか」
次々と穴から抜け出してゆく敵機の姿を、ただ立ち尽くして見届ける。
自分のことを……いや、アスト・ゼイビアという人物を知っていた月面帝国のパイロット
彼の予感と罪悪感は膨れ上がるばかりであった

98ヒカル ◆vzVlxBPoGo:2011/10/02(日) 16:21:08 ID:tmCOppJ6
【全員対象】

「月面帝国の撤退を確認した」

「本艦所属のPT、特機、及び所属不明機は本艦シュタールへ帰艦することを命じる!」

以上、と言うように
ハドウ艦長の通信は終った

辺りには無残に焼け出された街
そして撤退した敵軍
もはやここに留まる理由は無い、そう言うことだろう

残った味方機体に撤収が促される

99 ◆vGTe9D4z5Y:2011/10/02(日) 16:56:43 ID:yH7IgLzE
>>96
「……良かった」
ほっと一息をついて、フィールド・リアクターを回収する
その姿を見れば、誰がやったのかは明らかだ。あえて、答える必要もない
「敵は撤退したみたい。ごめんね、怖い思いさせてしまって」
アオイはぺこりと謝った

>>98
「とりあえず……艦に戻るわ。ヒカル君も」
笑みを浮かべ、手を伸ばす
座り込んでいるウィルに立てないなら手を貸すといった意だ
そのまま、彼を回収すると、艦に戻るのだった

100ツバサ・センリ ◆XBXunO3VT6:2011/10/02(日) 17:07:24 ID:WH7gi0pM
>>98
「その必要は無い……逃がさないわよ」

敵はまだ全滅していない。1人たりとも逃すものかと、チャージしたエネルギーで追撃を掛けようとする。ツバサの月面帝国に対する敵意はまだ消えていなかった

(……く…ぅっ?)

そんな時に防衛に出撃して結局、無惨にも焼けてしまった街が少女の視界に入る。
この焼け跡の何割かはリヴェンジャーの範囲攻撃の余波でついたものだと考えたら、酷く後ろめたい気持ちになってしまう。

「……っ。了解」

先程までの怒りと憎悪の念が消え失せ、完全に戦意を失ってしまった今、足早にシュタールへと帰還した。




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