- 1 : ◆tb48vtZPvI :2016/05/07(土) 11:08:38 ID:MYeZc9GQ
- ということで心機一転立てました
- 196 : ◆h9Hr5c.eFE :2019/04/01(月) 20:29:52 ID:H2L3TqcI
- モニターに送り付けられてきたのは、コクピット内で破裂した「ホーリークロス」の粘液にまみれ、豊満な肉体をくねらせて悶える、金髪ツインテールの美少女――1ヶ月前に別の基地への襲撃を図った際の、他ならぬ彼女自身の姿を記録した映像だった。
『 ぇぃい゛ィィィィンッ!! あンッ!! あ゛ンッ!! ゃあ゛ンッ!? そん、らぁぁぁ゛ッ!? だめッ、だうぇッ!! やッ、にゅるにゅる、しないれッ…ひ、ぁ、ぁ゛あ゛あぁああぁぁあ゛あぁ~~ッッ!!!』 「…~~っ!!? な、なっ!? なんで、なんでこんなもん記録してんのッ!!?」 少女の顔が、尖った耳の先までかぁっと赤く染まった。 『オラッ! どうしたァ!? 余裕で耐えてみせてくれんじゃなかったのかよォ!? ガバノイドハンターのマヤ・ランベリーちゃんよォォ!!』 『こんらッ、むッむりッ、無理ィィィィッ!! たえ゛られるわげない゛ィィィィィィィィッ!? やめぇぇ゛…!!』 『アホが! まだ始まったばかりなんだよォ!! 一本ずつ追加してってやるぜェ!! オラ! オラッ!!』 『やらッ!! やぁらッ!! んあひィ゛ィィィッ!? ゆるひッ、ゆるッ、ゆるひひぇェェェェェ~ッ!!』 「…けっ…消せっ!!消せ!! すぐに消せ!! この腐れブタ野郎ッ!!」 足元のサイクロプスの頭部をサッカーボールの如く蹴り飛ばす。 ゴンッ、と鈍い音を立ててガバニウム鋼に弾かれ、地面に転がったそれを、ベヘモットは生卵のように容易く踏み砕きながら前進した。 「もう遅ェよォ。グドンの野郎がコピーしてあちこちにバラ撒いちまってんだ」 「バラ撒いた!? なっ、何のために…!」 「いわゆるプレゼンテーションって奴よ。お前を『商品』として売り込むためのなァ」 その言葉を受けて、赤らんでいた少女の顔にカッと怒りの相が浮かんだ。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 197 : ◆h9Hr5c.eFE :2019/04/01(月) 20:30:44 ID:H2L3TqcI
- 超高速の踏み込みによる真っ正面からの袈裟斬り。しかしそれは、ジードが挑発によって狙い、誘った通りの行動だった。
「甘ェんだよォ!! セレニアンのメスガキ風情がッ!!」 ギガントは上体を傾けるや、巨大な左手で剣の根元、それを支える両腕を掌握し、ガッチリと動きを止める。共に神経接続コントロールによって操られる機体ゆえに、錬度の違いが明暗を分かった。 「っ!?」 そして次の瞬間、フックパンチの軌道で、右腕の巨大質量が容赦なくヴェスタの脇腹に叩き込まれていた。 「ぁはあ゛ぁぁぁぁぁッ!?」 ヴェスタは錐揉み回転しながら吹き飛び、無惨にも基地の内壁に叩き付けられた。安価なカーボナイト装甲の大半はその衝撃でひび割れ、関節部が火花を散らす。 次の瞬間、ベヘモットは背部のスラスターで機体を転換させつつ、巨体に見合わぬ突進力で、更なる追撃のショルダータックルを見舞っていた。 「オォラァァッ!!」 「うあ゛あぁあ゛ンッ!!?」 基地の内壁がけたたましい金属音を上げて陥没し、ヴェスタは猛烈な衝撃に襲われると共に機体の背面を壁へと押し付けられる。砕けた装甲の破片がマントの下からボロボロとこぼれ落ち、大剣が床に転がる。 「ッく、ぅぅッ、あ゛うッ、こ、のっ…」 「ヒャッハハッ、!! オラ、オラ、オラオラオラオラオラァッ!!」 怒濤のごとき拳打のラッシュが開始された。壁に縫い止められたまま、ヴェスタはその全身の装甲を余すところなく砕かれていく。 「うああはぁあ゛ぁあッ!? んあ゛ぁはあ゛ッ!? あ゛ぅあ゛ぅあ゛ぅあ゛はぅあ゛ぅあ゛ぅあ゛ぅンあ゛ぅンッ!? あ゛ンあ゛んあ゛ンあ゛ンあ゛ンあ゛ンあ゛ンッ!! 」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 198 : ◆h9Hr5c.eFE :2019/04/01(月) 20:31:23 ID:H2L3TqcI
- ガバノイドハンターを名乗る少女は、一瞬で標的のはずのガバノイドに返り討ちにされてしまった。何かの間違いのような光景だが、彼女が無謀な戦いを始めて以来これが常なのだ。
「ひゅゥー…まだ失神しちゃいねぇよな? ここからが本番なんだ。お寝んねしてもらっちゃ困るぜェ?」 ヴェスタの頭部をつまみ上げるようにして、機体を顔の前へと運ぶギガント。触手がみちみちと音を立ててうねっている。 「っ…本…番…?」 「『オークション』だよォ」 「!?」 驚愕に眼を見張るマヤをよそに、ベヘモットはヴェスタを掌で軽々と弄び、羽交い締めの体勢を取った。 「おい! バイヤーへの配信始めるぞ! 準備できてんだろうな!?」 「へぇ! 頭! 入札希望者数も5000超えてますぜ!」 「ぐへへ…こりゃあいい競りになるだなぁ」 これから彼らの行おうとしていることを漠然と察し、マヤは一瞬頭が真っ白になった。 彼女自身も純血のセレニアンである。敗北し、捕らわれればどんな末路を辿るかは火を見るより明らかである。常に覚悟は持っていたつもりだが、しかし、よもやこんなにも唐突に『商品』として扱われるなどとは思っても見なかった。 『やめでッ!! やめでェェェェ~ッ!! おかひぐなるゥッ!! ひゃひィィひひィィ゛ィィィィ!?』 モニターの中の惨劇もまた、一層苛烈な展開を迎えていた。心身へのダメージで朦朧とする視界で、マヤはモニターに映る、涙と涎と粘液にまみれ、恍惚と絶望、相反する狂乱に侵された自らの無様な顔を見た。 「言っとくが俺様の『ベヘモット』はAクラスだ。グドンなんぞのカスギガントとは『素体』からして比べ物にならねぇからなァ…」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 199 : ◆h9Hr5c.eFE :2019/04/01(月) 20:32:18 ID:H2L3TqcI
- 3分後、アーマーとスカート型のクロス・ユニットをむしり取られたヴェスタは、全身に無数の触手を這わされ、さらに背・腰双方のターミナルへとその先端を突き込まれながら、猛烈な電流を流し込まれていた。
「あう゛ぁ゛ぅあ゛ゅ゛ぅあう゛ひゃふぁあああああ゛ぁぁああ゛~ッ!! ふゃ゛ああ゛あああ゛ぁ~ッ!?」 両腕を頭上に触手で縛り上げられた上、ベヘモットの両掌を膝裏に回されて拘束され、放尿を促される子供のような体勢で、ヴェスタは損傷だらけの上体を激しく波打たせていた。 (こッ!? こんらッ!? こんらの、ありえにゃ゛ッ!? ひィィィッ!!?) 「ヒヒッ! どうしたァ!絶対負けねえんだろォ!? そら頑張れ頑張れ!! ヒャハハハッ!!」 「ひあぅぅぐ、ぐんぅくッ、くんんんんッ…!!」 愛機と同じ姿勢で全身を強張らせ、必死で激感に耐えんとするマヤ。その努力の程は、全身からにじみ出ている汗の量を見れば明らかだった。 「くぅンッ、まっ、まけなッ…ま゛けなひッ…こんら、ものぉぉぉ゛~…ッ…!」 言葉とは裏腹に、今にも白眼を剥きそうな両目からは止めどなく涙が流れ落ち、震える唇からはだらしなく唾液が滴っている。 「こんなモノ…? こんなものだァ?」 「そッ、ッ、そぉよッ…ぁんッ…! こ、こんらのッ、ぜんぜん、大したことなぃんらからぁぁあ゛…ぁ゛ぁンッ…!」 「ほォ?」 「…え、Aランクだか何だかいうくせに、ンッ!! み、み、惨めッたら、なぃわね…ッ! しょせんガバなんて、ンんッ! ぶ、ブタ、以下の…」 「ったく贅沢な小娘だぜ…ならもう1段階上にシフトアップだなァ」 「はぇ…ッ!?」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 200 : ◆h9Hr5c.eFE :2019/04/01(月) 20:33:27 ID:H2L3TqcI
- 「おっ!? おいおい、すげェことになってんぞマヤァ…ほれ見ろォ!」
「…!!?」 ヴェスタのモニターに二つのウィンドウが投影される『7,598』。『93,659,850,000』。何かのカウンターと思われる数値。特に後者の異様な桁数の値が、尋常でない勢いで跳ね上がるように更新されていく様を―― 「っぁ…あ゛…!?」 そしてその横に並ぶ文字が『通貨記号』であることを、マヤは認識してしまった。 「これだけ出してでもお前が欲しいとさァ! 喜べ! 今お前が見せてんのはメスセレニアンの中でも上の上の媚態ってことだからなァ!」 ゴズン! と電撃触手が思いきりヴェスタの深奥を衝いた。その衝撃と共に、マヤの胸中で何かがポッキリと折れてしまった。 「あ゛ひいィイやぁぁあ゛あぁぁぁッ!!? だああ゛めぇ゛えええ゛ぇぇ~~ッ!!!!??」 「あァ!? この額でもまだダメだってぇのか? ええ?」 「ちがぁうッ!! らめえ゛ぇえぇぇ゛ッ!? も゛ッ、もぉ゛らめなのッ!! らえ゛ッ!? やめてえええ゛ぇぇぇッ!!?」 「こォんないいとこで止められっかよォ!! オラ負けんな! 絶対負けんな!! 吊り上げんだよォォ!!」 「まけぢゃっ、負けぢゃう゛からッ!! まけちゃ゛ゅのぉッ!! もぉ、これッ! やめでぇぇええッ! ゃあ゛あぁああああッ!?」 緩急をつけて送り込まれる刺激が、マヤの体の芯に食い込んだ紐状フレームを帯電させ、スーツを沸騰させては破裂させる。 パヂヂヂヂヂヂ!! びゅぐるぶびゅぶぢゅっ!! 「あ゛ーッ!! あィ゛ッ!! あィ゛ッ!! あィ゛ッ!! あィ゛ッ!!あィ゛ィィィィ゛ィィィィ~ッ!! 」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 201 : ◆h9Hr5c.eFE :2019/04/01(月) 20:34:01 ID:H2L3TqcI
- 天井知らずに高まっていく激感。心をへし折られたマヤの眼前で、目まぐるしい勢いで上昇していく見たこともない桁の金額。混濁する意識の中でそれら二つが熱烈にリンクし、セレニアンの少女に破滅的な倒錯を叩きつける。
「はぁ゛ッ!? はあ゛ッ!! はーッ、はッ!!? はひぇ゛!!? はひぃぃぃぃぃィィィィンッッ!!?」 「そォらフィニッシュだァ!! バッチリプレゼンしてやる! お前を宇宙一の人気者にしてやるからなァ! 盛大に果てろよなァァァ!! マヤぁぁぁぁぁ!!」 激しく螺旋回転しながら機体内を容赦なく蹂躙し続ける触手の束に、最大電圧の電撃が注ぎ込まれた。 ギュルルルルルルルッ!! バリバリバリィィィィッ!! 「いあ゛ぁあ゛ぁぁぁあッ!! あ゛ぇえ゛イぇぇえッ!!? じぃどひゃまッ、じぃどひゃまッ!!! え゛ぉッ!? ぉ゛お゛ゆるひぐだひゃ゛イ゛ッ、おゆるひ、おゆるひぐだひゃぁぁあ゛、えひゃ゛あ゛ァァァッ!? あひィィィィィィィィィ゛ぎゅゥゥウウウウウーーーーーッッ!!!!」 バヂヂヂヂィ゛ッ!!ぶぢゅるぶぢゅる……ぼっっ!! どぶッぢゃあああああああッ!!!!! マヤの体を包んでいたホーリークロスが、たちまち沸騰する粘液のカタマリとなり、然るのち無残に爆裂した。 「あ゛ひゃああぁあぁあ゛ッ!!? きゃぃ゛イィ゛ィィィィィィィいい゛ンッッッ!!????」 背骨を仰け反らせたヴェスタの関節という関節から、噴水のように火花が吹き上がる。カメラシールドが砕け散り、光が消え失せる。両の脚を爪先までピンと張り詰めさせ、その全身はガクン! ガクン! と悪霊にでも取り憑かれたかのようにのたうち回り、数十秒を経た後、ようやくぐったりと弛緩し、M字に脚を開いたままギガントにもたれて崩れ落ちた。
- 202 : ◆h9Hr5c.eFE :2019/04/01(月) 20:34:31 ID:H2L3TqcI
- 「……ぁッ……ぁッ、ぁ゛ッ、ぁッ、ぁ゛ッ……」
ジードの見るモニターには、粘液風呂に漬け込まれたかのような姿のマヤが、機体と同様の体勢で痙攣を繰り返す様が写し出されていた。その瞳にはもはや意思の光はなく、倒錯と被虐によって焦点の定まらなくなった瞳孔が虚ろに虚空を見据えている。 「ゅる、ひでッ…おゆるひくだひゃぃ…ッひィィ…ィッ、ぃじめ…なぃれぇぇぇ゛…」 「グヒャヒャ……いい画だぜェ、マヤァ…ここから先もアジワイてぇところだが……」 突如として、ヴェスタの機体が青白い光を放ち始めた。前回の際と同じく、パイロットが意識を失ったことで、空間転位脱出システムが作動し始めたのだ。 「これなんだよなァ…ったく、本当に面倒くせぇ機体だぜ…でもなァ!」 M字開脚したまま震え続けているヴェスタの尻たぶを、ベヘモットの巨大な掌がバチン! と打ち据えた。 「あ゛ッひィ゛ィ゛ンッ!?」 ヴェスタは背筋を弓なりに反り返らせた。 「ッ…ッッ!! …きゃひィ゛ィィ~ンッ!! あぅ゛ッ!? あぅ゛ンッ! ぁ゛ンッ!? ィッ、ィぎィィィ……!!」 衝撃だけでダメージ電流の責め苦が再開されてしまったようだが、その絶叫を最後に、ヴェスタは閃光に包まれてジードの視界から消えた。 『ソドム』の各拠点においてすでに幾度か繰り返されている光景。いつもと違うのは、その尻にワープ先を特定するための「トレーサーデバイス」が貼り付けられているということだった。 「ひひひ…こういう遊びも愉しいもんだが、隠れ家を何度も何度も荒らされるのはいい加減シャクなんでな…」 ジードはデバイスからの情報が正常に受信できていることを確認し、一際邪悪な笑みを浮かべた。 「今回の画でコマーシャルは充分だろう。いい加減『売り物』になってもらうぜ。ガバノイドハンターちゃんよォ……」
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