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第25回参議院議員選挙(2019年)

1510とはずがたり:2019/07/09(火) 22:02:17

地方での内閣支持率結構ひくいような。
地方は一人区中心に見てるしさっきまで見てたの関西だからそう感じるのかも知れないけど

参院選2019
毎日新聞総合調査 自民・舞立氏が優勢 追う野党統一・中林氏 /鳥取・島根
https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k31/010/426000c
https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k32/010/294000c
毎日新聞2019年7月6日 地方版

民現職の舞立昇治氏(43)=公明推薦=が自民支持層の7割を固め、優位
序盤情勢では、地盤の鳥取で自民・公明支持層のほとんどを固め、男女、年代別でも幅広く浸透する。ただ島根では自民支持層を固め切れていない。

中林佳子氏(73)=共産推薦=は地盤の島根で舞立氏と競り合い、両県の共産支持層も固めた。
ただ両県ともに立憲支持層への浸透はあまり進んでいない。

ただ、回答者の3割が投票先を決めておらず、

「自民」が30%
 政党支持率は自民が30%で他党を大きく離した。支持する政党がないと答えたのは24%だったが、鳥取に比べ島根で多い傾向にある。以下は立憲11%、公明10%。自民以外で2割以上の支持を得た政党はなかった。

「支持しない」55%
 安倍内閣を支持するかどうかを尋ねた質問では55%が「支持しない」と答え、「支持する」の37%を上回った。

県別でも鳥取、島根ともに「支持しない」が上回り、島根は6割強、鳥取は5割だった。

1511とはずがたり:2019/07/09(火) 23:08:28
山梨情勢
毎日>>1481 産経>>1486

最初から後藤で取りに行くと思ってたけど,もうごたごたした時点で後藤差し替えやろと確信したのに,何故か立憲が連れてきた市来で決まってしまった山梨。

山教組?保守の一部?一部の組織に後藤への不満があったとかいう噂を小耳に挟んだ。真偽は不明だが,不満あっても現職支えるのが当然で自民に取られたら元も子もないし,嘘かなと思う一方で,後藤に不満で自民でいいやと思ってたなら重大な裏切りだからそれでがっくりきて選挙どころではないのかも知れない。

少なくとも輿石とは決裂した訳ではないけど,中央からの支援を拒否して野党内には不満は多少は知事選後出たってのが俺の認識だけどどうだろう。市来さんは菅辺りが独断専行で引っ張ってきたイメージなんだけど,もう一寸トップダウンじゃなくやっても良かった気もするが,割と立憲トップダウンだよな。宮崎・兵庫・新潟とか。

1512とはずがたり:2019/07/09(火) 23:16:04
「徳川宗家19代目」徳川家広氏、駿府城跡で第一声…令和初の参院選公示
2019年7月5日 6時14分
https://news.livedoor.com/article/detail/16725525/
スポーツ報知
 第25回参院選は4日公示され、改選124議席(選挙区74、比例代表50)に選挙区215人、比例155人の計370人が立候補を届け出た。前回2016年に続き全32の1人区で野党統一候補が実現した一方、改選数2の静岡選挙区では旧民主系勢力内で調整が進まず、立憲が「徳川宗家19代目」を名乗る新人の徳川家広氏(54)、国民が現職の榛葉(しんば)賀津也参院幹事長(52)を擁立した。徳川家康の子孫が「ゆかりの地」を制するのか、それとも現職が地元密着を武器に“外様”を退けるのか、注目が集まる。

 徳川氏が初陣第一声に選んだ地は、家康が築城した静岡市内の駿府城跡だった。午前9時30分から始まった出陣式では、ご先祖様の銅像を前に同党の蓮舫参院幹事長とともに「えい、えい、おー」の勝ちどき。「経済をどうにかしてと言っているときに、安倍さんは改憲が争点だと言ってる。だから私は受けて立ちます」。かつて倒幕の中心となった長州(山口県)ゆかりの安倍晋三首相に真っ向からケンカを売った。

 江戸幕府が続いていれば19代将軍になっていたかもしれない“令和のお殿様”はスポーツ報知の取材に「首相になるつもりはないですよ」と天下統一の野望を否定した。目指すのは、約250年間戦乱のなかった江戸幕府の平和政策の復活。「江戸は平和主義で、民の世話を焼く福祉国家的発想がありました。そして何より立憲主義を非常に大切にしていたのです」。禁中並公家諸法度を幕府の憲法とみなす徳川氏は「(太平洋戦争)敗戦後に憲法ができて江戸のような平和が実現できたわけですが、現政権でおかしくなった。築いたものが崩れつつある幕末のようなこの時代、元号が令和に変わったのは極めて示唆的なのです」と話す。

 静岡選挙区では、榛葉氏が出馬するため、全国的に野党候補の一本化を図っていた立憲が徳川氏に打診したのは比例区だった。自身は東京出身だが、それでも静岡での出馬にこだわった。「理由は浜岡原発。全国のなかでも特に切実ですから」。これに国民は反発したが、立憲は徳川氏の要望を聞き入れ調整は頓挫。2人区唯一の野党ガチ対決となった。周囲の思惑を吹っ飛ばす徳川パワー。陣営幹部も「国民は言っていることが自民と同じで失望した。お殿様の初陣にふさわしい、負けられない戦いになる」と息巻く。

 この日の出陣式には天保の改革で有名な老中水野忠邦の子孫ら“元幕府関係者”も多数参加。対抗する国民陣営は「テストで誰でも一度は『徳川』の名前を書いたことがありますからねぇ。うーん」と県民に脈々と受け継がれる脳内刷り込みを警戒した。(樋口 智城)

1513チバQ:2019/07/10(水) 00:32:25
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190709/pol1907090002-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】全国屈指の激戦区・滋賀 元知事と現職が事実上の一騎打ち 風次第、数百票差か (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.9
 自民党が「警戒区」から「激戦区」に引き上げるなど、全国屈指の激戦選挙区となった滋賀選挙区(改選定数1)。自民党現職で2期目を目指す二之湯武史氏と、元知事で左派野党の統一候補となった無所属新人の嘉田由紀子氏の事実上の一騎打ちだ。

 地元の県議関係者が解説する。

 「嘉田氏はご承知のように2014年までの2期8年、滋賀県知事を務めた実績で知名度は抜群だ。それに対し、二之湯氏は1期6年の国政での実績をひっさげて、支援の公明と二人三脚で選挙を繰り広げている。ともに京都大学卒で、『京大対決』などと話題になっている」

 嘉田氏は、統一候補になるまでが難産だった。

 野党関係者は「嘉田氏は前回衆院選に、川端達夫・元民主党副代表の地盤を受け継いで立候補した。当初は『当選確実』といわれたが、約5000票差で惜敗した。大きな理由は、小池百合子都知事が立ち上げた希望の党との関係だ。嘉田氏は無所属だったが、『比例は希望が望ましい』と発言し、社民党が離反した。立憲民主党は自党からの出馬を要請したが、嘉田氏は断り、敗れた」という。

 今回、統一候補をめぐる左派野党の話し合いでも「嘉田氏擁立」には異論が続出した。だが、「自民党に勝てる候補」というと他にはおらず、最終的には足並みがそろった。

 嘉田氏の出馬に、自民党は慌てた。

 「2年前の衆院選で勝てたのも、嘉田陣営の足並みが乱れが大きい。社民党が独自候補を立て、約1万3500票を獲得した。立憲民主党の票も流れた。今度は社民票が嘉田氏に行く。前回衆院選の票数で計算すると、嘉田氏が上回る。二之湯氏には厳しい戦いだ」(自民党関係者)

 しかし、選挙アナリストはいう。

 「自民党が相当テコ入れしており、数百票差まで力は拮抗(きっこう)している。どちらが勝つかは、選挙中の風次第ではないか」(ジャーナリスト・田村建雄)

1514チバQ:2019/07/10(水) 00:38:37
https://this.kiji.is/520052776648049761?c=174761113988793844
参院選序盤情勢 古賀氏先行 追う白川氏 長崎選挙区
2019/7/6 10:35 (JST)7/6 10:53 (JST)updated
©株式会社長崎新聞社

 共同通信社の参院選序盤情勢調査によると、長崎選挙区(改選数1)は自民現職の古賀友一郎候補(51)=公明推薦=が堅調な内閣支持率にも支えられて先行し、国民民主新人の白川鮎美候補(39)が追う展開となっている。出馬表明が遅れた政治団体「NHKから国民を守る党」新人の神谷幸太郎候補(43)は伸び悩んでいる。
 ただ、調査時点で回答者の3割以上が投票態度を決めておらず、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。
 古賀候補は自民支持層の8割、公明支持層の7割近くを固める。年代別では40代以上の中高年層で優勢の半面、10代への浸透が課題だ。白川候補は国民支持層の6割、社民支持層の7割超を取り込み、「支持政党なし」層でも他候補に差をつけている。共闘する立憲民主、共産の各支持層は固め切れていない。神谷候補は共産支持層に食い込むほか、20代で支持率が高い。

古賀友一郎51 政務官  自民現=公明推薦=
白川鮎美39 会社役員 国民新
神谷幸太郎43 元会社員 N国新
※敬称略。年齢は投票日の7月21日現在。届け出順。

1515チバQ:2019/07/10(水) 00:40:44
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/396806
佐賀選挙区 山下氏優位に展開 犬塚氏 出遅れ響き追走
参院選・佐賀選挙区
7/6 9:00

 与野党一騎打ちとなった参院選佐賀選挙区(改選数1)は、組織力と知名度で勝る自民党現職の山下雄平候補(39)が序盤戦を優位に進め、国民民主党の元職犬塚直史(ただし)候補(64)は出遅れと知名度不足が響き、懸命に追いかける展開になっている。ただ、約4割が投票先を決めておらず、全体の約3割を占める無党派層の動向が今後の情勢に影響を与えそうだ。

 山下候補は、自民党支持層の約8割を固めたが、推薦を受ける公明党の支持層には食い込めていない。年代別では20〜50代から約5〜9割の支持を集めるなど満遍なく浸透している。

 犬塚候補は、国民民主党の支持層の約4割しか固め切れていないが、推薦を受ける社民党支持層からは9割の支持を受ける。候補を取り下げて支持を打ち出した共産党や、県内に地方組織のない立憲民主党の支持層には浸透していない。

 比例代表の投票先は、自民が約4割で、国民は1割未満にとどまっている。社民、公明、立民、共産が続いている。

 選挙区情勢は共同通信社の世論調査結果に加え、これまでの佐賀新聞社の取材を加味して分析した。

1516チバQ:2019/07/10(水) 00:44:35
愛知
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/aic/CK2019070602000240.html
旧民進勢、連携緩やかに 「別の党」労組、両立支援に懸念
2019年7月6日


写真
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 二十一日投開票の参院選で、愛知選挙区(改選数四)は十二人が立つ乱戦だ。かつては「民主王国」と呼ばれた地域で、旧民主党や後の旧民進党が同選挙区で二議席を得るのは珍しくなかった。旧民進分裂でたもとを分かった立憲民主、国民民主両党は今回、それぞれ候補を擁立。いずれも労働組合の連合愛知の支援を受けるが、連携は限定的だ。自民、公明、共産、維新などを相手に厳しい戦いを繰り広げる。

 公示日の四日午後、名古屋・栄。立民新人田島麻衣子さん(42)の演説中、国民現職大塚耕平さん(59)の選挙カーが通り掛かると、互いに「ご健闘をお祈りします。頑張りましょう」とエールを送った。両陣営は今回、県内全域で一万二千カ所を超える掲示場のポスター張りで協力。地域によっては、一方の陣営が二人のポスターを張った。連合愛知幹部は「そろって議席確保が目標」と語るが、別の党だけに突っ込んだ連携は難しい。

 二〇〇四年以降五回の参院選で旧民主、旧民進は一三年を除く四回、愛知選挙区(当時の改選数は三または四)で二議席を確保した。

 選挙戦では、連合愛知傘下の各労組が候補二人の支援を分担した。選挙終盤の票読みで、どちらかの候補が厳しい情勢だと、もう一方に付いていた一部労組が支援に回り、二議席確保を図ってきた。

 労組関係者は「同じ党の二人だからできたこと。今回は難しいだろう」と明かす。各労組が比例で投じる先は、国民または立民に分かれる。例えば、選挙区も比例も国民を支援する労組に、終盤になって「選挙区は立民に」と求め、徹底させるのは困難との見立てだ。

 一方、自民、公明の与党勢は蜜月ぶりを強調する。

 四日、公明新人安江伸夫さん(32)の出陣式には、自民現職酒井庸行さん(67)の応援を終えた藤川政人自民党愛知県連会長が駆け付け「安倍総裁、二階幹事長からも『自公で二議席死守』と厳命を受けた。ともに頑張りましょう」と気勢を上げた。会場には自民党の衆院議員らも顔をそろえた。公示前の一日に名古屋市であった安江さんを激励する会には、菅義偉官房長官が訪れている。

 自民の多くの衆院議員にとって、衆院選での公明の支援は不可欠。公明側も自民と一体となった選挙戦を演出することで、連立政権に加わる意義を支援者に浸透させられる。

 共産党は、全国三十二の改選一人区で野党の候補一本化に協力したが、愛知では新人須山初美さん(40)を立てた。陣営は「安倍政権とそれを支える財界とも正面から立ち向かえるのは共産党だけ」と独自色を強調する。維新の新人岬麻紀さん(50)は、共同で擁立した減税日本の代表、河村たかし名古屋市長の全面支援を受ける。

 (中崎裕、立石智保、安藤孝憲)

1517チバQ:2019/07/10(水) 00:45:14
滋賀
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/sig/CK2019070702100032.html
自民と前知事が因縁対決 野党一本化、実績めぐり真っ向
2019年7月7日


二之湯武史さん(左)の応援に駆けつけた安倍首相=6日、滋賀県長浜市で

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国民民主党の泉健太政調会長(左)、立憲民主党の辻元清美国対委員長(右)とともに支持を訴える嘉田由紀子さん=6日、大津市で

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 二十一日投開票の参院選の滋賀選挙区(改選数一)は、野党四党の統一候補となった無所属新人の前知事嘉田由紀子さん(69)と、自民現職の二之湯武史さん(42)=公明推薦=による事実上の一騎打ちだ。嘉田さんは知事時代から自民と対立。知事選などでも相まみえてきた因縁がある。両陣営の批判合戦は熱を帯びる。

 六日、二之湯さんの応援のため、安倍晋三首相が滋賀入りした。彦根市などでの街頭演説で「相手候補は強く、厳しい戦いを強いられている。野党は全部一緒になって推している。どうか皆さん、力を与えてください」と訴えた。

 二〇〇六年、「もったいない」を合言葉に自民などが推す現職を破って知事になった嘉田さん。二期八年の在任中、むだなものはいらないと、新幹線栗東新駅(栗東市)の建設中止やダム建設凍結などを進め、自民と対立してきた。

 二之湯さんは四日の演説で、切り捨てた。「『もったいない、もったいない』と言って、新幹線の駅をつぶし、昨今の豪雨にもかかわらずダムを撤回し、けちけち財政で滋賀の経済を停滞させた人だ」

 知事が代わった後の一七年秋、衆院選滋賀1区で自民候補が嘉田さんを退けたが、他にも野党系候補がおり、非自民票は二つに割れた。今回は立憲民主、国民民主、共産、社民が協調しており、二之湯さん陣営は警戒。今後も大物弁士の応援を要請する。

 一方の嘉田さん。

 スローガンは「『もったいない!』のその先へ」で、知事時代のキャッチフレーズをいかした。

 六日は、立憲民主党の辻元清美国会対策委員長らが応援に駆けつけた。嘉田さんは大津市での演説で、森友学園問題をめぐる財務省決裁文書の改ざんや、「老後に年金以外に二千万円必要」とした金融庁審議会の報告書の受け取り拒否などを念頭に政権を批判した。

 「文書を改ざんする、報告書をなかったことにするなど民主主義の原点が失われている。実質賃金が下がっているのに統計データを改ざんして上がっているように見せかけている。国民をばかにしないでほしい」

 公示前、地元放送局であったテレビ討論会では、新幹線新駅の建設中止など知事時代の施策を批判され、反論した。

 経済効果を再分析して新駅は不要と判断したことや、ダムだけに頼らない「流域治水」の意義を説明。在任中に県内の出生率が上がったことなどをあげ、「知事時代の政策が失敗だとは思っていない」と語った。

 (成田嵩憲、浅井弘美、森田真奈子)

1518チバQ:2019/07/10(水) 00:45:39
福井
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/fuk/CK2019070902000321.html
野党共闘、そろわぬ足並み 一人区で唯一、共産が統一候補に
2019年7月9日


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 参院選の福井選挙区は全国三十二の改選一人区で唯一、共産候補が野党四党の統一候補になった。原発立地県の福井。立憲民主、国民民主、共産、社民各党の県組織には原発などへの考え方に違いがあり、共闘は限定的だ。共産候補は公示後、街頭で反原発の訴えを繰り返し、独自色を強めている。

 共産新人の山田和雄さん(52)の応援のため、共産の志位和夫委員長が五日に福井入り。街頭演説で「原発ゼロ」を訴えた。

 ただ、他の野党の県幹部の姿はなく、メッセージが読み上げられるにとどまった。

 山田さんは昨年三月に共産公認での出馬を表明。福井では立民、国民もそれぞれ候補擁立を模索したが難航した。今年五月、中央での野党間調整で山田さんが統一候補に決定。

 国民や立民側は山田さんの無所属での出馬を求めたが、共産側が公認にこだわった。

 全国の改選一人区では、「鳥取・島根」と「徳島・高知」の二選挙区で共産系候補の無所属への切り替えが決まっており、「一カ所は共産公認で戦いたい」と望んだという。最終的に、他の三党は山田さんへの推薦や支持を出さなかった。

 共産とは考え方に隔たりがある労働組合の連合福井は、早々に「参院選には関与しない」と表明。連合福井には電力会社の労組も加わっている。国民福井県連幹部も野党共闘に距離を置いており、共産について「エネルギー政策などの違いがある」と語る。

 野党共闘をまとめる市民団体「ピースふくい」は山田さんと政策協定を結んだ。「消費増税中止」などを盛りこんだものの、各党県組織の事情を考慮し、原発に触れなかった。

 山田さんは公示前、「ピースふくい」が主導して開いた演説会では「反原発」の訴えを封印。公示後は共産独自で設定した演説会が続き、「原発ゼロを目指し、世界一の原発密集地の福井から声をあげたい」と訴えている。

 一方、自民現職の滝波宏文さん(47)は経済産業政務官。原発などエネルギー政策を所管する経産省で政策決定に関わる立場だ。公示後の第一声で「原子力、再生エネルギー、火力をバランスよく組み合わせて、現実的で責任あるエネルギー政策を進める」と訴えた。

 六日には、上司に当たる世耕弘成経産相が応援で福井入り。滝波さんは、自民党支持層が分裂した四月の知事選で、自民推薦候補の応援に動かなかったとして、党県連内部から批判を受けている。

 世耕経産相は「経産省はエネルギー政策を所管する。(立地自治体との関係に影響する恐れがあるため)私が業務命令として、知事選に関与することまかりならん、と言わせていただいた」とかばい、結束を呼び掛けた。

(今井智文)

1519チバQ:2019/07/10(水) 01:00:13
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019070965069
森陣営、準備遅れ巻き返し 水野陣営、関心高め票上積み ふくしま2019参院選 現地ルポ(下)中通り
2019/07/09 09:30

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 いわき市出身の自民党の現職森雅子(54)、会津若松市出身の無所属の新人水野さち子(57)は、地元候補がいない中通りでの選挙戦が当落を左右すると見て支持獲得にしのぎを削っている。

 福島市蝦貫(えぞぬき)の森の選挙事務所では八日朝、週末に市内で開かれる個人演説会に向け、県議らがチラシを手に車に乗り込んだ。選対幹部は「票の取り込みはこれからが本番。気を引き締める」と厳しい表情を見せる。

 福島市の有権者数は約二十三万六千人。森は六年前の前回、約六万一千票を獲得し、野党候補を引き離した。一方、三年前には自民党の現職閣僚だった岩城光英が、野党統一候補として臨んだ旧民進党の増子輝彦に約一万三千票の差をつけられた。今回は投票率を50%と見込み、約七万票を目標に掲げる。

 六年前の実績を上回るには集票活動の強化が不可欠だが、陣営からは「準備の遅れが選挙結果に影響しかねない」との声が出ている。実働部隊となる市議は六月三十日に市議選を終えたばかり。市議を交えた選対会議を開いたのは公示前日だった。

 陣営は中・終盤戦に向け、県北地方を地盤とする衆院議員の亀岡偉民の後援会を軸に、党所属の県議三人、森を支援する市議十八人の後援会をフル稼働させる。県内に約百四十ある支援・友好団体の本部組織が市内に集中している強みを生かし、組織の隅々まで浸透を図る方針だ。

 福島市選対本部長の県議西山尚利は「政権与党の参院議員として活躍できる候補者であることを有権者に訴える。支持の広がりに努めたい」と語る。

 一方、有権者約二十七万人の大票田・郡山市では、厚生労働相の根本匠の後援会を中心に、県議や市議の後援会が連動して支持拡大に力を注いでいる。市内に県本部を置く公明党と連携し、森と同党の比例候補をセットで売り込む。

 県南地方では衆院議員の上杉謙太郎の後援会などが支持を呼び掛けている。



 福島市本内にある水野の選挙事務所では八日朝、スタッフが遊説や個人演説会の日程調整に追われていた。陣営関係者は「勝機を見い出したい。着実に支持を広げていく」と意気込んだ。

 六年前、県北地方を地盤とする旧民主党の候補者は市内で森に約二万三千票引き離された。三年前は、野党統一候補の増子が約七万一千票を獲得し岩城を上回った。陣営は今回の投票率を48%と想定し、三年前と同数の得票を目指す。

 ただ、世論調査では高い関心を示す結果が出ているが、陣営関係者からは「選挙ムードが盛り上がらない」との声が漏れる。水野は会津若松市選出の県議を二期務めたが、参院選は初挑戦だ。勝利には野党共闘で支援する国民民主、立憲民主、社民、共産の四党と連合福島の組織票に加え政権に批判的な浮動票の獲得が不可欠だが、選挙戦が低調に進めば取り込みは難しい。

 中・後半戦を見据え、陣営は四党合同の街頭演説を中心市街地などで積極的に展開する方針だ。県北地方が地盤の衆院議員金子恵美と野党の県議四人、市議選を終えたばかりの市議十三人がそれぞれの後援会を動かし、集票活動に全力を注ぐ。

 福島市選対本部長の県議高橋秀樹は「閣僚経験を持つ現職に勝つためには、いかに政策と人柄を売り込むかが鍵となる。露出する機会も増やして盛り上げる」と語った。

 郡山市は増子の党派を超えた支持層を足掛かりに得票を伸ばす狙いだ。増子の後援会が集票活動を活性化させるとともに、水野と増子が一緒に演説会に臨むなどして知名度を高める戦略を練る。四党と連合福島も支持拡大に努める。

 県南地方は衆院議員の玄葉光一郎の後援会を中心に支持を訴える。



 政治団体「NHKから国民を守る党」の田山雅仁(35)はインターネットのホームページなどで主張を展開している。(文中敬称略)

1520チバQ:2019/07/10(水) 01:05:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/323323
れいわ新選組、奇策次々 寄付額で候補者数決定 障害者2人「特定枠」に
07/09 05:00
 21日投開票の参院選で、自由党を離党した現職山本太郎氏が設立した政治団体「れいわ新選組」が奇策を次々と打ち出している。寄付金額によって候補者数を決め、社会問題の当事者を国会に送り出そうと筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者ら10人を擁立。与野党には「パフォーマンス」との批判と警戒感が広がるが、どこまで支持を集められるかは見通せない。

 「国の経済政策の失敗でみんな貧乏になった。そろそろ怒る時だ」。山本氏は7日、東京都内の街頭演説で約200人を前に訴えた。消費税廃止や原発即時廃止など急進的な政策を掲げている。

 山本氏は4月に同団体を設立し、寄付額で候補者数を決めると表明。今月5日までに約1万8千人から計2億5千万円を集めた。

 候補は比例代表9人、東京選挙区1人の計10人。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する創価学会所属の男性や、雇い止めにあった元派遣社員らを擁立し、東京選挙区選出の山本氏は比例代表に回った。

 目標は政党要件を満たす「5議席以上の当選と2%以上の得票」。比例ではALS患者と重度障害者の2人を優先的に当選させる「特定枠」に選び、山本氏の当選には少なくとも3議席獲得が必要になる。

 自民党中堅議員は「世論受けを狙ったパフォーマンス」と批判的だが、東京工業大の中島岳志教授(政治学)は「近年には見られなかったリベラル陣営のポピュリズム(大衆迎合主義)で、立憲民主党がうまく支持を得られていない貧困層や若者に主張が届いている」とみている。(鈴木誠)

1521チバQ:2019/07/10(水) 01:06:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/323005?rct=n_councilors
<インサイド 2019参院選>旧民進系 競争から協調、実るか
07/08 09:16
 公示日の4日朝、道選挙区(改選数3)での立憲民主党、国民民主党、労組の関係を象徴する光景が広がった。道内各地で立憲民主党関係者や、同党を支持する官公労中心の旧総評系の組合員OBらが、立憲民主党新人の勝部賢志ばかりか、国民民主党新人の原谷那美のポスターも手際よく掲示板に張って回った。

 旧民進党の分裂で、連合北海道は初めて2人を推薦し、旧総評系が勝部、民間労組中心の旧同盟系が原谷を支援。ポスター張りは、人手不足の原谷陣営から要請を受けた立憲民主が各総支部や連合に依頼した。

 対照的だったのが、改選数が3に増えた2016年参院選だ。旧民進党は現職の徳永エリと新人の鉢呂吉雄の2人を擁立。連合北海道は徳永を全面支援し、鉢呂は組織の後ろ盾なく戦った。元衆院議員の鉢呂は自民党支援者にも飛び込みで支持を訴える選挙巧者。徳永は元テレビリポーターで無党派層にも食い込んだ。

 「同じ党でも競争相手。鉢呂は徳永から奪い、徳永は奪われまいと争った」(当時の陣営担当者)結果、関係者が「奇跡の票割り」と呼ぶ2人当選を果たす。

 立憲民主は当初、勝部に続く2人目の候補擁立を模索。「改選数2以上の選挙区には複数候補を擁立」が持論の鉢呂は「立憲から2人立たなければ、2議席取れない」と自ら候補者を探した。一方、国民民主党道連代表の徳永は、立憲と国民の双方が1人ずつ擁立することにこだわり、立憲の2人目擁立に反対した。

 3年前は同じ党内で競い合い、2議席を得た徳永と鉢呂。今回は分かれた2党がそれぞれ勝利を目指すことになったが、立憲民主道連幹部はポスター張りのように「集票に直接つながらないことなら、原谷に協力してもいい」とさえ話す。

 労組関係者も「旧総評と旧同盟に分けたら、互いの領域を侵すようなことはしない」とみる。競争と協調。どちらが正解かは21日の投開票日に明らかになる。=敬称略=(中村征太郎)

1522チバQ:2019/07/10(水) 01:08:02
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/322772?rct=n_councilors
<攻防 2019参院選>複数区、野党つぶし合い 静岡、国民現職に立憲が「刺客」 8選挙区競合、再編にらみ主導権争い
07/07 05:00
<攻防 2019参院選>複数区、野党つぶし合い 静岡、国民現職に立憲が「刺客」 8選挙区競合、再編にらみ主導権争い
 参院選の改選数2以上の「改選複数区」で、主要野党の候補が乱立している。1人区での共闘とは対照的に、旧民進党系の立憲民主、国民民主の両党は、全13の複数区のうち道選挙区(改選数3)を含む8選挙区で競合。通常国会での参院野党第1会派争いや今後の野党再編をにらんだ主導権争いが背景にあり、静岡選挙区(同2)では国民民主の現職幹部に立憲民主が新人をぶつけた。共産党なども加わり、複数区は政権批判票を奪い合う構図になっている。

 参院選が公示された4日の静岡市中心部。「野党第1党(立憲民主)は(政権の)批判ばかりして、将来の年金の不安をあおり、票をもらおうとしている」。国民民主現職の榛葉賀津也(しんばかづや)氏(52)は演説で、与党よりも立憲民主への対抗心をむき出しにした。

 その理由は、これまで自身の「指定席」だった静岡に「立憲民主があえて『刺客』を送り込んだ」(国民民主県議)ためだ。静岡では自民党現職の牧野京夫(たかお)氏(60)が安定。事実上、2議席目を榛葉氏、立憲民主新人の徳川家広氏(54)、共産新人の鈴木千佳氏(48)が争う構図だ。

 立憲民主の徳川氏は、江戸幕府を開いた徳川家康の宗家19代目という異色の出自。先の道知事選出馬にも一時意欲を示した。「天下泰平」と書かれた葵(あおい)の紋入りののぼりを作るなどキャラクターを生かす戦いぶりで、榛葉氏陣営は警戒感を強める。

 国民民主は参院選に向けて、2人区では共倒れを避けるため現職を優先するよう立憲民主に要請していた。茨城、広島、京都は一本化が実現したが、静岡では応じなかった。背景には国民民主で参院幹事長を務める榛葉氏が、国会対応を巡る対立や野党第1会派争いの中心にいたことがある。

 立憲民主が5月下旬に徳川氏擁立を発表すると、国民民主は立憲民主が議席を持つ福岡選挙区(改選数3)に新人を擁立。共産党も全複数区で候補を立て、競合が激しくなっている。

 立憲民主、国民民主両党は静岡を「最重点」選挙区と位置付ける。国民民主は玉木雄一郎代表の第一声に静岡を選ぶなど幹部を続々と投入。旧民進系の最大の支持団体である連合静岡は榛葉氏を推薦し、立憲民主支持の産別労組にも「榛葉氏に」と指示するが、「どこまで一枚岩になれるか」(中西清文会長)との不安は膨らむ。幹部の榛葉氏が議席を失えば両党の亀裂が深まるのは必至で、「多弱」野党の混迷がさらに続く可能性も高まる。

 報道各社の全国情勢調査で、野党は伸び悩みが明らかになった。静岡の労組関係者はこうため息をつく。「つぶし合いをしていたら、与党を利するだけじゃないか」(玉邑哲也)



 「攻防 2019参院選」は、選挙戦の最前線を歩く。(随時掲載します)

1523チバQ:2019/07/10(水) 01:08:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/322774?rct=n_councilors
<インサイド 2019参院選>「ポスト安倍」、石破と岸田悩み深し
07/07 11:16 更新
 激戦となった東京選挙区(改選数6)で5日に開かれた自民党候補の集会。「自民党は2議席どうしても頂きたい」。元党幹事長の石破茂は支持を訴えた。

 候補は首相安倍晋三の盟友である副総理兼財務相、麻生太郎が率いる麻生派の所属。石破は党内的には「敵陣営」と見なされる候補の集会をはしごし、普段は見せる安倍への批判は最後まで抑制気味だった。

 「派閥や立場にかかわらず自民党候補の当選に邁進(まいしん)する」。こう強調し、応援に飛び回る石破の念頭にあるのは次期党総裁選だ。昨年の総裁選では党員票45%を獲得したが、「安倍1強」が続く中で国会議員の支持は広がらず、人事でも石破派は不遇をかこつ。

 石破の心境は複雑だ。参院選で党の勝利に貢献しても、結果的にライバルの安倍の求心力を高めるだけ。安倍批判を抑える作戦も「党内野党」的な役割を担ってきた自身の存在感を低下させかねないからだ。

 「総裁選で党員票が50%を超えていれば、政局(が動く状況)になっていたのだが」。石破が周囲に嘆いても、安倍の総裁任期は2021年秋まで続く。派内には「安倍の後継者になら勝てる」との声もあり、幹部は「今は波風を立てずに党に貢献し、足場固めに徹するしかない」。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の日々が続く。

 もう1人、一時は安倍後継の筆頭格と目された党政調会長の岸田文雄にも埋没感が漂う。昨年の総裁選への不出馬で求心力が急落する一方、安倍後継には新元号「令和」を発表した官房長官菅義偉が急浮上した。

 岸田派は今回9人の候補を抱え「派内を固めるのに精いっぱい」(周辺)の状況。禅譲狙いとされる岸田について安倍周辺は「このまま煮え切らない男なのか、それとも旗幟(きし)を鮮明にするのか。安倍は参院選で後継にふさわしいか見極めるだろう」と余裕を見せる。

 もがく石破と岸田。「ポスト安倍」を巡る自民党内の構図は、まだ見えない。=敬称略=(金子俊介)

1524チバQ:2019/07/10(水) 01:11:18
https://www.asahi.com/articles/ASM766JMXM76UTFK00J.html
自民重鎮に「身を引かれては」 知事選分裂が残す禍根
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菅原普、明楽麻子 市野塊、大久保貴裕 2019年7月9日08時00分
 大型国政選挙で連勝し、「1強」を謳歌(おうか)する自民党だが、今回の参院選では福岡、島根両県の党組織が分裂状態となっている。4月にあった県知事選の自民分裂のしこりを引きずる両県。自民党を脅かす強い野党の不在が、分裂の根底にあるとも指摘される。

 公示後初の日曜日だった7日。福岡県豊前市の市民会館で開かれた公明党公認候補者の下野六太氏の集会に、自民党の武田良太衆院議員(福岡11区)の姿があった。400人以上が詰めかけた会場で壇上に登った武田氏は「力強い支援でどうか下野さんをお願いいたします」と呼びかけた。

 福岡選挙区(改選数3)では、自民は4選をめざす松山政司氏を公認している。武田氏のように自民議員が友党・公明の候補者支援をするのは珍しくないが、武田氏のあからさまな言動は県内で波紋を広げる。

 根にあるのは自民分裂選挙となった4月の福岡知事選だ。武田氏らが支援した現職と、麻生太郎副総理(福岡8区)らが推した党推薦新顔が激突し、現職の勝利に終わった。

 その知事選で松山氏は敗れた新顔の陣営にいた。武田氏は周囲にこう言ってはばからない。「知事選で動かなかった人を参院選で応援して何のメリットがあるんだ」

有力な野党候補いないと…
 武田氏は6月中旬、同じく自民…

1525チバQ:2019/07/10(水) 01:12:27
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201907/CK2019070702000153.html
<参院選>特定枠候補「私の名前は忘れて」 選挙運動原則禁止で異例訴え

2019年7月7日 朝刊


 参院選比例代表の「特定枠」候補者は、公選法の規定で個人としての選挙運動が禁じられている。合区の徳島・高知選挙区では、特定枠候補の自民党現職が「私の名前は忘れて」と支持者に呼び掛ける異例の選挙戦を展開。「政治家なので自分の政策を訴えて当選したい」と本音も漏れる。

 徳島市で開かれた自民現職高野光二郎氏(44)の出陣式。特定枠に回った現職三木亨氏(52)=徳島選挙区=は「私は縁の下で戦う。高野の名前を広めて」と訴えた。傍らには代理出席した高野氏の妻。高野氏本人は地元・高知市の出陣式で気勢を上げた。

 総務省によると、特定枠候補者は得票数で名簿順位が決まるわけではないため、自身の選挙運動は原則的に認められず、たすきを掛けることや選挙カーの利用、演説会も禁止だ。出陣式後、三木氏は関係者の車で党支援団体に簡単なあいさつ回りをするにとどめた。

 参院選の比例代表は候補者名か政党名で投票でき、特定枠以外は候補者名の得票数が多い順に当選する。特定枠の候補者名で投票すると政党への有効投票と見なされるが、三木氏陣営は「得票が多いと他の比例代表候補から『優先的に当選するのに』と批判を受けかねない」と気をもむ。

 昨年十二月に候補の立場を高野氏に譲った三木氏の陣営は「なるべく名前を隠す」方針を確認。街頭ポスターも「ふたをするように」(陣営幹部)高野氏に張り替えた。

 「寝ていても当選する」とやゆする声もあるが、二〇一三年に初当選した三木氏には六年後の二五年まで選挙の機会がない。「自分の名前を覚えてもらえないという不安はある」と三木氏は話す。

 もう一つの合区、鳥取・島根選挙区では、特定枠の自民島田三郎氏=島根選挙区=が今年五月に死去。元衆院議員の三浦靖氏(46)が枠に収まった。「特定枠はあくまで緊急避難。合区を解消しないと」と話している。

◆分かりづらい特定枠
<鳥取大の塩沢健一准教授(地域政治学)の話> 参院選比例代表の特定枠は仕組みが分かりづらく、長く続けるべきではない。政党の裁量で特定枠を広げたり、候補者の当選順位を決めたりでき、得票順に当選が決まる非拘束名簿式という比例代表の原則を形骸化させかねない。合区の是非についても抜本的な議論が必要だ。選挙区が二つの県にまたがることで、政治家と有権者の結び付きの希薄化が進む。選挙に対する有権者の関心はさらに離れ、投票率は前回より下がるのではないか。

1526チバQ:2019/07/10(水) 01:15:59
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2019/sanin/news/201907/0012489557.shtml
2019/7/6 06:02
兵庫選挙区、自民が先行 維新、公明、立民が追う 参院選
 共同通信社の電話世論調査(4、5日)によると、6人が争う兵庫選挙区(改選数3)では、自民新人の加田裕之氏(49)が先行し、続いて維新現職の清水貴之氏(45)、公明新人の高橋光男氏(42)、立民新人の安田真理氏(41)の3人が追う展開となっている。投票する候補者を決めていない有権者が半数以上を占め、情勢は流動的だ。

 兵庫県内の約千世帯を対象に調査し、約800人が回答した。投票する候補者を決めた人と、「決めていないが、もし投票するとしたら」という前提で答えた人の数を集計した。

 加田氏は幅広い世代の支持を集め、清水氏は6候補中、10代と20代の支持が最も高く、若年層を中心に浸透。高橋氏は自らの政党の支持層を着実に固めている。安田氏は立民と国民支持層をまとめつつある。

 政党支持率は自民がトップの30・1%。次いで、維新15・9%▽公明11・4%▽立民7・9%▽共産4・7%▽国民1・7%-などと続いた。支持政党がない、とした人は27・5%に上った。(井関 徹)

1527チバQ:2019/07/10(水) 10:20:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190710-00010001-nishinpc-soci
「崖っぷちの戦い」社民、政党存続の危機 比例得票2%未満で政党要件喪失
7/10(水) 9:12配信 西日本新聞
「崖っぷちの戦い」社民、政党存続の危機 比例得票2%未満で政党要件喪失
社民党の比例得票数の推移
 社民党が「政党存続」を懸けた選挙戦に挑んでいる。参院選の結果次第で公選法上の政党要件を失う可能性があるためだ。長らく党勢は低迷し、野党共闘でも埋没気味だが、前身の社会党から掲げる「護憲」を前面に掲げ、危機脱出を目指す。

 「崖っぷちの戦い。国政政党としてこれからも働かせてほしい」。公示日の4日、東京・新宿駅前での第一声で吉川元・幹事長が訴えたのは「国政政党」存続の危機感だった。

 公選法上の政党要件は「所属国会議員5人以上」もしくは「直近の衆院選か参院選のどちらかで全国得票率2%以上」。この要件を満たせないと、衆院選で政見放送ができなくなるなど不利になる。ただし政党助成法は政党要件が異なるため、少なくとも2022年まで維持される。

 党所属の国会議員は現在、衆参2人ずつの計4人だけ。00年衆院選では19人が当選したが、10年以降の国政選挙は2人以下にとどまる。今回は選挙区3人、比例代表4人の計7人を擁立。不出馬の現職がいるため、人数要件でクリアするには2人以上の当選が必要だが、議席増のハードルは高い。

 焦点は得票率でクリアできるかどうかだ。17年衆院選の比例得票率は1・69%。衆院選に続き、今回の参院選でも2%を割れば、「国政政党」返上となる。党幹部は「何としても得票率2%をクリアする」と悲壮感を漂わせる。

 ただ、戦略は野党共闘で制約を余儀なくされた。野党4党は改選1人区で候補を一本化。社民も鹿児島選挙区で擁立を目指したが、共闘を優先して国民民主党に譲った。選挙区擁立による比例票上積みの目算が狂い、党幹部は「共闘か、埋没か。まさにパラドックスだ」と頭を抱える。

 期待するのは護憲への支持だ。17年衆院選でリベラル色の強い立憲民主党に「支持層を奪われた」(党関係者)ことを踏まえ、参院選公約は「護憲政党の老舗」とPR。憲法の理念を絡めた政策を列挙し、解散権の制限など内容次第で改憲論議を容認する立民との違いを意識する。

 党本部には「社民がなくなったら、憲法はどうなるんですか」とのメッセージを添えた寄付も届く。比例代表で立候補した吉田忠智・前党首は「一貫して訴えてきた憲法9条を守る姿勢を訴え、他党との違いを出す」。党関係者は「暴走する安倍政権で社民が消えれば、憲法は守れるか。危機感を有権者に伝えたい」と意気込む。

西日本新聞社

1528チバQ:2019/07/10(水) 10:20:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190709-00000005-san-l41
参院選、自民と農協が再接近 「野党に期待もしたが…」佐賀は久々の推薦 1人区で優位に
7/10(水) 7:55配信 産経新聞
参院選、自民と農協が再接近 「野党に期待もしたが…」佐賀は久々の推薦 1人区で優位に
決起集会で自民候補と握手する佐賀県農政協議会の金原寿秀会長
 21日投開票の参院選で、自民党と農協が再接近している。与野党一騎打ちの佐賀選挙区(改選1)では、農協系の政治団体が、3年前の「自主投票」を転換し、自民候補の推薦を決めた。野党への失望や、自民側からの懐柔による両者の関係改善は、全国の1人区で自民候補が優位に立つ要因ともなっている。(九州総局 中村雅和)

 「野党に期待したこともあったが、勝負にならない。いろいろあったが、(自民候補を)推薦した。JAグループ総力を挙げてしっかり支える!」

 6日午後、佐賀県白石町にあるJAさがの施設で、JAグループの政治団体、佐賀県農政協議会(農政協)の金原寿秀会長は、きっぱりと語った。自民現職、山下雄平氏(39)の公示後最初の決起大会だった。

 会場には農政協幹部や地元農家も大勢駆けつけた。来賓として出席した自民党農林部会長の野村哲郎参院議員は「3年前は推薦をいただけなかった。ご苦労もあったと思うが、推薦は本当にありがたい」と謝辞を述べた。

 山下氏も「農業を次世代につなげる」と訴えた。陣営関係者は「最初の決起大会を、JAと一緒にやれたことに大きな意味がある」と語った。

 同じ日、国民民主党の元職、犬塚直史氏(64)の応援に入った同党の玉木雄一郎代表は、佐賀特産のアスパラガス農園を視察し、農家と意見交換をした。

 ■場外乱闘ばかり

 佐賀県では、平成27年の知事選をきっかけに、自民党と、同県最大の政治団体、農政協の関係が悪化した。

 党本部と官邸が擁立した候補者に、農政協や同党の県議、首長の一部が反発し、対抗馬として山口祥義氏を立てた。結果は、山口氏が勝利した。

 続く28年の参院選、29年の衆院選とも、佐賀の農政協は「自民党農政に対する農家の批判が根強い」として、自民候補の推薦を見送り、自主投票とした。知事選に加え、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や農協改革への反発だった。29年の衆院選では、旧民進党系の候補が、佐賀の全2選挙区で勝利した。

 ただ、自民との距離が開くにつれ、農政協内部では、発言力低下への懸念や、野党への不満が高まった。金原氏は周囲に「農政関連の国会質問を頼んでも、関係ないことばかりに時間を使って、場外乱闘ばかりやる。『政権奪取』と繰り返すが、裏を返せば、政権を持ってないと何もできないと自白しているようなもんだ」と漏らしていた。

 29年8月、潮目が大きく変わった。

 全国農業協同組合中央会(JA全中)の会長に、JA和歌山中央会の中家徹氏が就任した。自民党農林部会長も、小泉進次郎氏から野村氏に替わった。

 和歌山が地元の二階俊博幹事長、農林族が多い竹下派の竹下亘会長を加えた4者が中心となり、関係修復に取り組んだ。

 「互いに馬が合い、あうんの呼吸で、事を進められる」(竹下派議員)。自民と農協は、かつての蜜月関係を取り戻しつつある。

 佐賀県農政協は30年12月、参院選での山下氏推薦を、全会一致で決めた。

 変化は九州に限らない。例えば東北6県の農協系団体は、28年参院選では、福島を除く5県で自主投票だった。今回は全6県で自民候補を推薦した。

 農協からの支援を取り戻した自民は、農村部が多い1人区で強さを見せる。

 ■全面広告効果は?

 ただ、団体の推薦が農家一人一人の投票につながるかは、予断を許さない。

 今後加速する日米貿易交渉で、日本政府がトランプ米大統領の要求を、どこまではねつけられるか-。農業関係者は危惧する。

 農家の不安を払拭しようと、自民党は公示翌日の今月5日、日本農業新聞に「生産現場の声を反映します」と題した全面広告を打った。

 6日の決起集会に参加した佐賀県の若手農家は「安定した安倍政権以上に、対外交渉がうまくいく政権はないと、頭では理解はできている。それでも、農家に対して厳しい姿勢をとり続けてきたことへの違和感はぬぐえない。投票先は最後まで考えます」と語った。

1529チバQ:2019/07/10(水) 10:21:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190710-00000017-jij-pol
自民独占へ「仁義なき戦い」=官邸が新人てこ入れ-広島【注目区を行く】
7/10(水) 7:14配信 時事通信
自民独占へ「仁義なき戦い」=官邸が新人てこ入れ-広島【注目区を行く】
市中心部の商店街を練り歩き、有権者に支持を訴える候補者(中央左)=6日、広島市中区(一部画像処理をしています)
 改選数2の「2人区」では従来、自民と野党第1党が議席を分け合ってきた。

 だが、広島で自民が公認2人を擁立したことで、対決構図は一変。映画「仁義なき戦い」の舞台では、近年なかった激戦が繰り広げられている。(敬称略)
 「自民党は、地方から湧き上がっている声を十分にくみ上げて対応することができる唯一の政党だ。それを忘れたようなことをする対抗馬とは断固戦わなくちゃいかん」。自民現職の溝手顕正は6月30日、広島市内の街頭からこう訴えた。

 広島では過去2回、自民候補が野党にダブルスコアで勝利を収めてきた。議席上積みの余地があるとにらんだ執行部は、2議席独占を目指す方針を決定。新人河井案里が「頭越し」(県連関係者)に党本部と調整して公認を得たため、溝手ら県連執行部は猛反発した。

 溝手は県内の各種団体の推薦をかき集め、徹底した組織戦を展開。公示前には「県内の主な首長は『現職2人を当選させる』と言っている」(与党幹部)こともあり、圧勝を確信していた。

 ところが、序盤の情勢として河井の善戦が報じられ、溝手陣営には衝撃が走った。関係者は「向こうに勢いがあるのは認めざるを得ない」と声を絞り出す。別の関係者は「1位と2位がひっくり返れば大変なことになる」と危機感をあらわにし、引き締めに躍起となっている。

 陣営内で「あまり悪口を言わない方が良い」といった意見が出たことから、溝手の発言には変化が生じている。7日の府中町での街頭演説では「大変大きな問題を抱え、苦戦が続いている。ぜひ助けていただきたい」と20人程度の聴衆に懇願。「票の取り合いになると推察できるが、どちらかが良くてどちらかが悪いという問題ではない」と付け加えた。

 一方の河井陣営。組織もなく徒手空拳の選挙戦を迫られる中、頼りとするのが首相官邸の手厚い支援だ。公示前には首相安倍晋三の秘書数人が広島に入り、企業や団体を訪ね歩いた。6月22日には官房長官菅義偉が広島市内でマイクを握り、「安定政権の象徴の県として、案里さんを国会に送ってほしい」と呼び掛けると、聴衆は「案里」コールで応えた。

 菅はこの後、公明やその支持母体・創価学会の幹部と面会して協力を要請。公明は接戦を強いられている兵庫選挙区では菅の応援を受けており、広島との「バーター」が成立した。

 官邸が河井支援に注力する背景には、安倍と溝手の不仲がある。安倍は自民の野党時代に溝手から「もう過去の人だ」と言われたことを忘れていない。政府・与党の会合で、安倍は公明幹部の肩をたたいて「広島をよろしく」と伝え、「2人を当選させるように頑張る」と言質を取った。

 「ポスト安倍」を狙う政調会長岸田文雄は難しい立場に置かれている。県連執行部を溝手ら岸田派で固める以上、「俺は溝手の選挙をやる」と公言するほかない。ただ、河井を落とせば安倍の不興を買う恐れは否めない。当の河井は「『岸田首相』実現には、2人当選は最低条件だ」とあおっている。

1530チバQ:2019/07/10(水) 10:21:52
 ◇「指定席」死守へ正念場
 野党側は「指定席」を奪われかねない状況に焦燥感を募らせる。国民民主は広島を「最重点区」と位置付け、現職森本真治の議席死守に懸命となっている。応援に駆け付けた幹事長平野博文は「広島で与党が独占すると、年金をもらっている方々の声が国会に届かなくなる」と声を張り上げた。

 立憲民主は当初、2人区について「各党で切磋琢磨(せっさたくま)していい」(代表枝野幸男)と野党競合を辞さない立場だったが、自民の2人擁立を踏まえ、国民と一本化で合意。立憲が支援に回ると決めたのを受け、国民は森本を公認から推薦に切り替えた。

 ただ、野党相乗りの政治団体「結集ひろしま」の結成は6月下旬までずれ込んだ。立憲も県連を発足させたばかりで、森本への支援態勢が十分に整っているとは言い難い。陣営関係者は「野党統一候補であることがまだ浸透していないのではないか」と肩を落とした。

 ◇立候補者名簿
 【広 島】
河井案里 45 元広島県議  自新
              推(公)
泉安政 66 労働者党役員 諸新
玉田憲勲 61 医師     無新
高見篤己 67 党県常任委員 共新
加陽輝実 69 N国党員   諸新
森本真治 46 元広島市議  無現(1)
          推(立・国・社)
溝手顕正 76 元防災担当相 自現(5)
              推(公)
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は自=自民、公=公明、立=立憲民主、国=国民民主、共=共産、社=社民、諸=諸派、無=無所属。丸数字は当選回数。丸かっこは推薦政党。

1531チバQ:2019/07/10(水) 10:22:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190710-00000086-spnannex-soci
“優先当選権”あるが…「鳥取・島根」「徳島・高知」合区選挙区「特定枠」のジレンマ 
7/10(水) 5:30配信 スポニチアネックス
 連日、各陣営の候補者が声を張り上げる中、すでに実質「当確」の候補者がいる。今回の参院選から導入された比例代表の「特定枠」の候補者だ。党内で“優先当選権”が与えられるもので、自民からは2人がこの枠で出馬。比例で2議席以上獲得することは確実であることから“公示即当選”の状態だ。ただ自身を売り込む選挙活動ができないなど制限もある。先のことを考えれば自身の名前を売れないジレンマもある。

 「鳥取・島根」合区選挙区に立候補した自民党の舞立昇治氏は5日、島根県内での第一声を上げた。その横に「特定枠」の三浦靖氏の姿があった。

 「今日は舞立候補の応援に駆けつけていただいてありがとうございます。自分は個人の選挙活動ができず、唯一できるのが舞立候補の応援で、私に課せられた唯一の使命です」

 出てくるのは舞立氏の名前ばかり。自身の政策を訴えたり、自身への投票を呼び掛けることなく演説を終えた。

 特定枠の候補者は公職選挙法の規定で、自身の選挙運動は原則的に認められていない。たすきを掛けることや選挙カーの利用、演説会も禁止。事務所を構えたり、ポスターを貼ることもできない。

 この特定枠の導入は、合区選挙区に関連している。2016年参院選から隣接県を統合した「鳥取・島根」「徳島・高知」合区選挙区が誕生。候補者を擁立できない県が出ることから、救済を目的として自民党案を基に制度ができた。自民は今回、両合区のそれぞれ1名を特定枠として立候補させた。

 三浦氏が地盤とする島根の自民党関係者は「本人の選挙運動はできませんが、合区の選挙区からの候補の応援は全力でやらないといけない」と話す。島根県内での合区候補者への票などが、今後の自身の党内での評価に直結するためだ。永田町関係者は「選挙を一生懸命手伝わないと次は支援しないという、党からの見えないプレッシャーのようなものもある」と話した。

 特定枠に慣れない三浦氏陣営も手探り状態。応援の演説でも自身の名前は名乗らず、ウグイス嬢が肩書を紹介するという。

 「なるべく名前を隠している」というのは「徳島・高知」合区の特定枠候補、三木亨氏。徳島県が地盤だ。特定枠の候補者名で投票すると政党への有効投票と見なされる。陣営は「(三木の名前を書いた)得票が多いと他の比例代表候補から“優先的に当選するのに”と批判を受けかねない」と気をもんでいる。「寝ていても当選する」とやゆする声もあるが、2013年に初当選した三木氏には6年後の25年まで選挙の機会がない。「自分の名前を覚えてもらえないという不安はある」。“優先権”と引き替えのジレンマを明かした。

 ▽合区 議員1人当たりの有権者数が選挙区ごとに異なるため生じる「1票の格差」が最高裁で違憲と判断されたことの是正を狙い、2016年参院選から隣接県を統合した「鳥取・島根」「徳島・高知」の2つの合区選挙区が誕生した。それぞれ改選数は1。

1532チバQ:2019/07/10(水) 10:22:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190709-07091389-nksports-soci
徳川家康末裔の家広氏VS佐山サトル氏応援の榛葉氏
7/9(火) 23:37配信 日刊スポーツ
静岡選挙区は、全国に4つある2人区で唯一、野党の“同士打ち”の構図となった。

立憲民主党は、徳川宗家19代目で政治経済評論家の徳川家広氏(54)を擁立。東京出身の徳川氏は、静岡と徳川家の5世紀の縁を強調し中部電力浜岡原発の廃炉を訴える。国民民主党は、4期目を目指す党参院幹事長の榛葉賀津也氏(52)が、徳川氏の知名度への警戒を強め、最も厳しい選挙と位置付け、全面対決の姿勢をあらわにした。

   ◇   ◇   ◇

自民党と旧民進党系の野党が1議席ずつ分け合ってきた静岡選挙区だったが、5月28日、徳川家康の末裔(まつえい)という抜群の知名度を持つ徳川氏が立候補を表明し激震が走った。静岡と徳川家の縁は深い。7歳で現在の静岡市に人質にとられた家康は、47歳で同市に駿府城を建て75歳で人生を全うした。他にも築城した浜松城、祭った久能山東照宮など、県内にはゆかりの地が多数ある。東京出身の徳川氏は「徳川と静岡の縁は5世紀に及ぶ。私の魂は全県に深く広く根を張る」と拳を握り訴える。

公約の最優先は浜岡原発の廃炉だ。「動いていないが核燃料が100トンほどあると聞いている。何か起きたら風評被害で漁業、農業は壊滅し生活も崩壊。静岡における生活防衛は経済より先に浜岡撤去。それが使命」。さらに「アベノミクスで大企業を優遇し格差が広がった」と安倍政権を批判した。一方で自らの立候補で野党同士打ちとなったことについては「同士打ちという気持ちは全くない。榛葉さんと一緒に自民党の票を減らして、県の不満を伝えられたら」と榛葉氏への対抗心は見せなかった。

対する榛葉氏は、6日に静岡市内で行った街頭演説で「赤コーナーに巨大与党の実力者と、ものすごい家柄で有名な2人のチャンピオンがいる」と徳川氏を強くけん制。「全国32の1人区で巨大与党にブレーキをかけようとしている中、静岡で野党が共闘していれば…おわびしたい。絶対に負けない」と宣言。「静岡で生まれ、育ち、学び、茶を飲み、知り抜いた人間じゃないとダメ」と徳川氏との全面対決を鮮明にした。

安倍政権に対する姿勢も違いがある。金融庁に端を発した「老後年金2000万円問題」を批判しつつ「党派を超えて事実を認め、安心して暮らせる年金制度を考えるのが正直な政治。自民党にもいい部分はある」と対話の必要性も強調。「反対のための反対はパフォーマンス。庶民の暮らしは良くならない。野党が正論を言い、提案する政治文化に変えたい」と訴える。

自民党現職の牧野京夫氏(60)が優勢の中、連合の支援は取り付けるが、徳川氏の高い知名度を警戒する陣営は「最も厳しい選挙戦」と表情を引き締める。その中、榛葉氏が12年コミッショナーを務めるリアルジャパンプロレスを率いる、初代タイガーマスクの佐山サトル氏が全面支援を約束。佐山氏は「米国で4年、イスラエルで3年学んだ本物の政治家。安倍政権よりいい外交ができる」と太鼓判を押した。殿様との“ガチンコ対決”に、強力な援軍が現れた。

静岡選挙区には共産党新人の鈴木千佳氏(48)、NHKから国民を守る党の新人の畑山浩一氏(49)も出馬している。【村上幸将】

1533チバQ:2019/07/10(水) 10:23:29
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190710-00570580-shincho-pol
「#KuToo」運動に便乗? 立民「女弁護士」候補の履き違え
7/10(水) 5:58配信 デイリー新潮
「#KuToo」運動に便乗? 立民「女弁護士」候補の履き違え
亀石倫子氏(Rockidrave/Wikimedia Commons)
 そもそも、立憲民主党はこの「美人弁護士」を看板候補と考えていた。だが、リベラル陣営の期待の星である亀石倫子氏(45)は、目下、ナニワの選挙戦に悪戦苦闘中。流行りの「#KuToo」運動に擦り寄ってはみたものの、どうにも履き違えた感が否めない。

 立憲民主党の地元議員が嘆息するには、

「亀石さんはべっぴんさんやから駅頭に立ったら通行人が振り向くし、弁護士だけあって演説もきちんとしてる。でも、大阪選挙区の4議席の枠に入れるかいうたら、正味の話、かなり厳しいかも分からんね」

 大阪・梅田に法律事務所を構える亀石氏は、東京女子大卒業後、一般企業での勤務を経て34歳で司法試験に合格。令状なしのGPS捜査を違法とする最高裁判決を勝ち取った、若手の人権派弁護士である。

 最近では「報道ステーション」や「サンデーモーニング」でもコメンテーターを務め、全国区の知名度を獲得したところで、満を持しての政界進出――。と考えたのだろうが、そうは大阪の問屋が卸さなかった。

「自民、公明、共産の現職に加えて、大阪では圧倒的な人気を誇る維新が候補者を2人も立てた。しかも、2人目は元女子アナで、子育て支援を中心に訴えてるから、女性票や浮動票を奪われかねない。亀石さんも悪いタマやないけど、街頭演説で“GPS裁判”について語られても、ピンとくる人は限られる。『報ステ』よりも上沼恵美子の『快傑えみちゃんねる』とか『そこまで言って委員会』を好む土地柄やからね」(同)

 さらに不運も重なる。事務所開き当日に「拳銃強奪事件」が起きて、枝野代表の十三での演説が流れてしまったのだ。

東京の発想
 そんな踏んだり蹴ったりの美人弁護士がここに来て傾倒しているのは、あの「#KuToo」運動だという。

「靴」と「苦痛」をかけた「#KuToo」は、ツイッター上の書き込みをきっかけに始まった運動。職場でのハイヒールやパンプスの強制に異を唱え、国会の質疑で取り上げられるまでに盛り上がっている。亀石氏も便乗する格好で、

〈弁護士になってからずっとコンバース。(中略)法廷にもそのまま行く〉

 とツイッターで賛同の声を上げてみせた。

「最近では周りのスタッフにもコンバースを履かせとるみたいやね。まぁ、ドブ板で駆け回るにはもってこいやし、弁護士出身にしては面白いノリやな、と。でも、これで女性票が伸びるかといえば疑問が残る。働く女性を解放する運動なんやろうけど、結局、どこまでいってもお上品な東京の発想。大阪らしさが感じられん」(同)

 看板候補の思わぬ苦戦に、

「党内からはすでに、亀石さんを大阪選挙区に擁立したのは“枝野代表の戦略ミス”という批判まで聞こえてくる」(政治部記者)

「#KuToo」運動を利用しながら、「苦痛」ならぬ「苦闘」中なのである。

「週刊新潮」2019年7月11日号 掲載

新潮社

1534チバQ:2019/07/10(水) 10:36:00
https://www.sankei.com/politics/news/190710/plt1907100009-n1.html
【参院選2019】候補者悩ます票ハラ 有権者が「加害者」に…
2019.7.10 07:09
 学校や職場でのパワハラ、セクハラ…ありとあらゆる場面の「ハラスメント」が社会問題化している昨今。選挙運動の現場も例外ではないようで、候補者や選挙スタッフが、“票”の力をかさに着たハラスメントを受ける「票ハラ」が問題になっている。私たち有権者の側も“加害者”になるというから、注意したいところだ。目下、参院選の真っ最中だが、政治の現場のハラスメントとは果たして、どんなものか。(大渡美咲)



 《政治信条を千字以内に今日中に書いて送ってこい》《ラインの返事が遅い。もう応援しない》

 4月の統一地方選挙前、有権者からこんな連絡を受け取った候補者たちは、悩んでいた。どうしたらいいのか…。悩みを聞いた元衆院議員の井戸正枝さん(53)は話す。

 「有権者の少ない地方選挙では1票でも失うことが大きいから、候補者たちはハラスメントを受けても、『ぞんざいに扱いづらい』と思ってしまう」

 さまざまな人が訪れてくる選挙事務所では、候補者たちが支援者から“上から目線”で“説教”されたり、長時間にわたり持論を聞かされたりするケースもあるという。もちろん、支援者や有権者からすれば、良かれと思ってやっていることだが、井戸さんは「まじめな候補者であればあるほど、意見を聞こうとするから、『票ハラ』に遭いやすい」と話す。

 井戸さん自身も、現職時代や県議会議員時代は、同じような経験に悩んだ日々だった。5人の子育てと議員活動は両立しているつもりだったが、地方議員から「子供はどうしているんだ」と4時間くらい説教されたことも。党本部に相談しても、何もしてくれない。それでも、いわゆる「地盤・看板・カバン」のない“普通の女性”からスタートした政治家として、支持者を大切にしたが、いまでは、こう考える。

 「ハラスメントに遭った場合、『もう支援はしない』と言われることを恐れず対応すべき。そのことで失う1票より、違う1票を掘り起こす覚悟も必要」



 ■女性候補はセクハラも

 「票ハラ」の中でも、とくに新人の若い女性候補は、セクハラの格好のターゲットになりやすいという。卑猥(ひわい)な言葉をかけられたり、体を触られたり…。

 内閣府が平成29年に女性の地方議員約4千人に行った調査によると、3割が「女性として差別されたり、ハラスメントを受けたことがある」と答えた。世界的にも女性議員へのハラスメントや暴力は問題となっており、国会議員が参加する国際組織「列国議会同盟(IPU)」が、欧州各国やロシアなど計45カ国の女性議員81人に聞いたところ、4人に1人が被害に遭ったことがあると回答。約7割が容姿や性差について話題にされたことがあると答えた。40歳未満の女性議員は被害に遭う率が高かった。

 セクハラ対策も含めて、超党派で議員活動のノウハウを共有する地方議員グループ「WOMAN SHIFT」代表の本目(ほんめ)さよ台東区議(37)は「若い女性ということで政策実現のために乗り越えないといけないハードルが高い。女性議員が相談できる場を作っていきたい」と話す。

 過去には、支援者に対する政治家のハラスメントの方が大きな問題になってきた。大阪府知事を務めた故・横山ノック氏は、選挙運動員の女子大生の下着に手を入れるなどしたとして強制わいせつ罪で起訴され、有罪判決が確定している。

 選挙ではないが前衆院議員の豊田真由子氏が秘書を「このハゲーっ」と怒鳴りつけるなどした録音が広まった騒動は記憶に新しい。ある元国会議員秘書は「議員の秘書へのパワハラは珍しくない。マスコミで問題にされていないだけ」と話す。

 政治権力をかさに着る政治家。「一票の力」をかさに着る有権者。ハラスメントの根本的な原因は何なのか。参院選を機会に、改めて考えてみたいところだ。

1535 チバQ:2019/07/10(水) 13:38:06
>>1506
 東京ではこの1年半で、党公認だった若手区議2人が党を離れた。1人は立憲の公認で、もう1人は無所属で参院選に立った。


山梨とあと誰だっけ?

1536名無しさん:2019/07/10(水) 14:10:19
>>1535
ゲイの石川かな

1537 チバQ:2019/07/10(水) 16:33:29
>>1536
納得です
どうもです

1538 チバQ:2019/07/11(木) 22:01:09
https://www.jiji.com/sp/article?k=2019071100647&g=pol
連合、「股裂き」選挙に苦悩=立・国確執、そがれる組織力【19参院選】

2019年07月11日14時35分


 参院選で、労働組合の全国組織である連合が苦しい立場に置かれている。傘下の各産業別労組が立憲民主、国民民主両党の陣営に分かれた「股裂き」状態となっているためで、現場の組合員からは戸惑う声が漏れている。<下へ続く>

 立憲、国民両党を含む4野党は、改選数1の1人区で候補者を一本化したものの、改選数2以上の一部選挙区では候補者が競合。連合は「踏み絵」を迫られた格好だ。
 立憲2人、国民1人が争う東京(改選数6)で、連合は3人とも推薦を見送った。連合東京は「誰か1人をやるわけにいかない。等しく静観だ」(幹部)と距離を置いた。
 静岡(改選数2)では、4選を目指す国民現職に立憲が新人をぶつけ、現職支援を決めていた連合が猛反発。神津里季生会長はツイッターで「心底がっくりきた」と立憲執行部を批判した。
 各候補への支援は事実上、構成組織の判断に委ねられたため、都道府県単位で統一行動が取りにくくなっている。ある地方幹部は「どっちつかずになり、組織力を100%発揮できていない」と頭を抱える。
 比例代表でも、組織内候補が立憲に官公労系など5人、国民に民間労組出身5人と真っ二つに分かれた。神津氏は統一名簿の作成を呼び掛けたが、党勢拡大を優先する立憲に拒否された。
 「民進党分裂から2年、神津執行部は何をしていたのか」。思うに任せぬ選挙戦に、連合内では執行部へのいら立ちが募る。立憲内には「国民寄り」とされる首脳陣の刷新を期待する声がある。参院選公示前日に神津氏の3期目続投が発表されたが、選挙戦の行方次第では責任論が浮上する可能性もありそうだ。

1539 チバQ:2019/07/11(木) 22:02:51
https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S14091648.html
(底流 2019参院選:3)「常勝関西」、公明に維新の影

2019年7月11日5時0分
公明、維新ショックへの対応

 強力な集票力から「常勝関西」とすら呼ばれた関西の公明党だが、4月の大阪ダブル選は完敗した。参院選では大阪、兵庫の両選挙区で候補者を擁立し、議席獲得をめざすが、ダブル選で勢いを取り戻した日本維新の会の存在がその戦いに影を落としている。
 ■保守票奪還、勝敗左右 兵庫
 公明党の山口那津男代表が4日の公示日第一声の場所に選んだのは、「最重点区」に位置づけた兵庫選挙区(改選数3)だった。
 神戸市の繁華街に姿を現した山口氏は、淡い紺色のスーツにノーネクタイ。「わが党にとって最も厳しい選挙区」と訴えた。
 公明は前回2016年に、改選数が2から3へ増えた兵庫で24年ぶりに候補者を擁立。自民の手厚い支援を受けて54万票を獲得し、2位当選した。今回も新顔の高橋光男氏を立てて議席確保を狙う。
 公明の支持母体である創価学会関係者は「自民党の保守票をどう取り入れられるかが結果を左右する」とみる。兵庫での公明の比例票は、16年参院選が37万票、17年衆院選が29万票。これに20万票程度の上積みをしなければ当選圏は見えてこない。
 しかも今回は再選をめざす維新の清水貴之氏が、大阪ダブル選の大勝で勢いに乗る。公明幹部は「元々厳しい兵庫で維新を勢いづかせてますます厳しくなった」と悔しがる。
 公明は維新との正面衝突を避けるため、都構想への全面協力に転換。維新の看板政策「身を切る改革」を公約集の1番目に掲げるという異例の抱きつき作戦で、維新に流れた保守票の取り戻しをはかる。
 全国の学会関係者による厚い応援態勢に加えて、自民からの支援も要請した。公示直前の2日には、創価学会に太いパイプを持つ菅義偉官房長官が神戸入りし、高橋氏の激励会に駆けつけた。選挙期間中には、菅氏と安倍晋三首相の応援演説が予定される。
 さらに、菅氏が間を取り持ち、高橋氏の後援会長には、港湾物流大手の上組(神戸市)会長で、港湾業界の重鎮・久保昌三氏が就いた。公示日も山口代表と並び立った。公明関係者は「港湾業界の大物が全面支援するなんて初めて」と期待を寄せる。(川嶋かえ、青瀬健)
 ■「発祥の地」楽観一変 大阪
 公示直前の2日、関西創価学会の緊急幹部会合が大阪市で開かれた。
 「大阪で下位に沈んでいる」。大阪選挙区(改選数4)に擁立した公明現職・杉久武氏の情勢が報告されると、重い空気が漂ったという。
 意識されるのはここでも維新の存在だ。維新は6年前にトップ当選した現職と新顔1人の計2人を擁立した。風に乗る維新が2議席を獲得することになれば、残り2議席を自民、公明、立憲民主、国民民主、共産各党の候補ら10人が争う全国屈指の激戦区となる。
 公明にとって参院の大阪選挙区は1956年に創価学会の池田大作名誉会長が陣頭指揮をとって初めて選挙区で議席を得た「発祥の地」。その後の公明党結党につながり、議席を守り続けてきた。関西創価学会関係者は「順位の心配をしたことはあるが、当落の心配をするなんて初めて」と嘆く。
 長らく大阪の1議席が「指定席」となってきたことへの楽観はあった。大阪ダブル選を巡って「維新との対決回避」という党本部の求めを大阪府本部が拒んだことで生じた感情的なしこりが「出遅れ」につながったという指摘もある。党本部が6月5日に東京ドームに10万人の支援者を集めた集会では、兵庫を皮切りに選挙区の候補者たちが壇上であいさつしたが、大阪選挙区の候補者だけはあいさつの機会がなかった。
 しかし、そんな空気は「大阪苦戦」の情報で一変した。10日には急きょ大阪に入った山口那津男代表は3カ所で演説。14日にも再度大阪入りする予定だ。党幹部は「兵庫だけに注力しすぎて大阪を落とす『まさか』があってはならない」と語る。(坂本純也、今野忍)
 ■兵庫(改選数3)
原博義  47 諸新
高橋光男 42 公新〈自〉
安田真理 41 立新〈社〉
加田裕之 49 自新
清水貴之 45 維現(1)
金田峰生 53 共新
 ■大阪(4)
浜田健   53 諸新
太田房江  68 自現(1)
東徹    52 維現(1)
足立美生代 47 諸新
亀石倫子  45 立新〈社〉
にしゃんた 50 国民新
杉久武   43 公現(1)
梅村みずほ 40 維新
尾崎全紀  48 諸新
数森圭吾  39 諸新
辰巳孝太郎 42 共現(1)
佐々木一郎 68 諸新
 (届け出順、年齢は投票日現在、カッコ内数字は当選回数、〈 〉内政党は推薦・支持)

1540 チバQ:2019/07/11(木) 22:04:28
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190711_11021.html
��

宮城

<参院選>菅氏が宮城入り、自民比例てこ入れ 連立の公明は不信感募らす

2019年07月11日 木曜日

��聴衆と握手する菅官房長官(左)=10日午後、仙台市青葉区

 中盤戦に差し掛かった参院選(21日投開票)で、菅義偉官房長官が10日、公示後初めて宮城県に入った。改選数が2から1に減った宮城選挙区から比例代表に回った自民党現職を3時間付きっきりで応援する熱の入れよう。政権を支える右腕の異例のてこ入れに、連立を組む公明党は東北が地盤の比例現職への影響に神経をとがらせる。
 菅氏は仙台市青葉区中心部の街頭3カ所で、再選を期す自民比例現職の和田政宗氏(44)への支持を呼び掛けた。
 「安定政権が必要だ。何としても比例で和田氏に力をいただきたい」
 アーケード街を徒歩で移動する際は、写真撮影や握手を求める買い物客らに取り囲まれる人気ぶり。陣営関係者も「『令和おじさん』の効果は想像以上だ」と驚く。
 憲法改正が宿願とされる安倍晋三首相は改憲勢力の維持を目指す。菅氏の来仙について、党県連関係者は「1議席も減らしたくないという党本部の強い思いの表れだ」と推し量る。
 和田氏もなりふり構わない。自民は前回2016年に比例で19議席獲得し、候補者名が書かれた得票数の当選ラインは10万1000だった。「自分は当落線上にいる」と必死だ。
 選挙区候補との連動も強化。和田氏の陣営関係者は「一緒に回れば売り込みやすい。大きな相乗効果を期待している」と明かす。
 こうした動きに敏感に反応するのが公明党だ。
 同党は東北を中心に回る比例現職若松謙維氏(63)を重点候補と位置付ける。宮城県内では、13年初当選時の候補者票7万6000を今回の目標に掲げる。
 選挙戦では「選挙区は自民、比例は公明」の協力態勢を徹底しており、自民の対応は「首をかしげざるを得ない」(県本部関係者)と不信感を募らせる。
 県内のある党地方議員は「支持者には県内で比例候補が重なることへの不安が残る。説明に時間がかかれば、選挙区の得票に影響しかねない」とくぎを刺す。

1541 チバQ:2019/07/11(木) 22:05:57
https://hochi.news/articles/20190710-OHT1T50410.html
福島選挙区で女の闘いに火花…報道各社の情勢分析は拮抗

2019年7月11日 6時0分スポーツ報知

# 社会

��「普通のおばさん」と自己紹介し、親しみやすさをアピールする水野さち子氏

 女の闘いに火花が散っている。第25回参院選(21日投開票)福島選挙区は全国32の1人区で唯一、女性候補同士による事実上の一騎打ちで、各社の情勢調査が両陣営に分かれる大激戦になっている。自民党は11日に現職・森雅子氏(54)の応援に小泉進次郎衆院議員(38)を投入。候補者とは別行動になるが、なりふり構わず票を取りに行く。一方、野党統一候補の無所属新人・水野さち子氏(57)は味方陣営の「プチセクハラ発言」も意に介さず、勝利を目指している。(北野 新太)

1542 チバQ:2019/07/11(木) 22:09:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000608-san-pol
激戦区を追う 福井 一枚岩になれない…自民と野党統一候補の課題は共通

7/11(木) 20:26配信��
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演説会で気勢を上げる支援者ら=7月6日午後、福井市

 「自民党候補VS野党統一候補」が大きな構図となった福井選挙区(改選数1)。4月の福井県知事選での分裂が尾を引く自民と、共産党の公認候補で一枚岩になれない野党のせめぎ合いが続く。

 「今回の選挙は、非常に厳しく難しい。まさに自民王国・福井が試されている選挙だ」。再選を目指す自民現職の滝波宏文(47)は今月6日、福井市内で開かれた個人演説会で支援者に呼びかけた。

 念頭にあるのは県知事選だ。自民県連は、党本部推薦の新人と5選を目指す現職に支援が二分。滝波はどちらの陣営も応援しなかった。このため、新人を支援した地方議員らが県連に対し「国会議員として党推薦の候補を応援すべきでなかったか」と、参院選公認候補について滝波の差し替えを要求する事態に陥った経緯があった。

 個人演説会には、経済産業政務官を務める滝波の上司にあたる経産相の世耕弘成が出席し、「知事選で福井県入りしないよう自分が指示した」と釈明。どちらかの陣営につけば、複数の原発が立地し、エネルギー政策の要を担う県と経産省の関係に悪影響が及ぶことを懸念したと説明した。

 ただ、しこりは残る。知事選後に県連の党員数が減少したほか、参院選でも議員間で支援態勢に温度差が生じている。ある自民県議は「自民一強の中、たがが緩んできているのでは」と顔をしかめる。

 対する野党サイド。「野党統一候補として出馬した。政治への不安を率直に表明してほしい」。7日、共産新人の山田和雄(52)は福井市内の街頭でマイクをにぎった。

 山田は全国唯一の共産公認の野党統一候補。党公認候補として町議選などにも出馬してきた山田は、「共産単独時よりも支持層の広がりを感じる」と話す。

 混沌(こんとん)とした選挙戦に頭を抱えるのは野党も同じだ。

 5月、野党各党の中央本部が福井選挙区から統一候補として山田の擁立を決めた。立憲民主や国民民主、社民の各県連は「(関係が深い)連合の理解が得られない」として無所属での出馬を共産県委員会に要請。だが協議の末、各党中央本部の決定を尊重する方針が出された。

 「非自民・反共産」を掲げる連合福井は「選択肢がない」として参院選で沈黙する姿勢を表明。立民や国民、社民は推薦を出さなかった。10日には立民代表の枝野幸男が福井市内に応援に駆けつけたものの、国民は出陣式に参加しないなど温度差がある。国民県連関係者は「特に原発政策では共産とは隔たりがある。全面的に応援するわけにはいかない」と声を潜める。

 こうした状況に、同県鯖江市の無職男性(80)は「結局何がしたいのかよくわからず、有権者をばかにしているとしか思えない」と憤る。分裂が尾を引く自民と足並みのそろわない野党に対し、有権者の視線は厳しさを増している。

 同選挙区は、諸派新人の嶋谷昌美(48)も立候補している。(文中敬称略)

1543 チバQ:2019/07/11(木) 22:10:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000108-jij-pol
菅官房長官、激戦区を奔走=「官邸不在」野党は批判【19参院選】

7/11(木) 19:19配信��
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街頭演説後に聴衆と交流する菅義偉官房長官(中央)=11日、盛岡市

 菅義偉官房長官が参院選の応援で激戦区を駆け回っている。

 新元号「令和」発表で知名度がアップしたこともあり、各陣営から支援要請が相次いだからだ。ただ、危機管理の要である官房長官が首相官邸を長時間不在にすることに野党からは批判が出ている。

 「令和になって最初の参院選で候補を国会に送っていただき、安定政権により日本の国をさらに前に進めていきたい」。菅氏は11日、JR盛岡駅前での街頭演説でこう語り、支持を呼び掛けた。

 公示後は閣議が開かれた9日に自ら定例記者会見を行ったが、それ以外は官房副長官に任せてフル稼働。これまでに東京のほか、日帰りで三重、神奈川、新潟、山形、長野、大分、宮城、青森、岩手を順に回った。今後、秋田などにも入る。

 災害やテロの発生に即応できるよう、遊説先ではヘリコプターを近辺に待機させるなど、不測の事態に備えている。菅氏は帰京するまでの対応を副長官らに委ねており、自民党は「問題はない」との立場だ。

 もっとも、「平時」は危機管理を重視する官房長官が、選挙期間中だけ官邸を頻繁に離れるのは異例の対応に映る。安倍晋三首相も連日地方を回っており、日中は首相と官房長官の「同時不在」の状態が続いている。

 2016年参院選の際、菅氏はバングラデシュでのテロ事件発生後に遊説のため新潟県を訪れ、野党の批判を招いたこともある。

 立憲民主党の蓮舫参院幹事長は首相や菅氏の危機管理対応について記者団に「最低だ。あまりにも国民の安全を軽視している」と批判した。

1544 チバQ:2019/07/11(木) 22:12:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000045-tospoweb-ent
【参院選】元タレントの国民民主・小山田経子氏 「うさぎ耳と赤いメガネ」コスプレ演説

7/11(木) 17:01配信��
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大きな耳が目立つ小山田氏

 参院選に国民民主党から比例代表で立候補している行政書士で元タレントの小山田経子(つねこ)氏(41)が10日、兵庫県姫路市内で街頭演説を行った。

 JR姫路駅前に立った小山田氏は、オレンジのシャツに紺のパンツという装い。さらに頭にうさぎの耳をつけ、赤いメガネだ。

 大きな耳は同党の公認キャラクター「こくみんうさぎ」をイメージしたもので、国民の意見に耳を傾けるためだという。 小山田氏は「バニーを感じさせるし、最初はどうかと思ったんです。スーツでキチッとしようとも考えたんですけど、タレント時代にも(コスプレの)経験があるし、まぁ、私ならありかなと。意外と評判もいいんですよ。変に党首の方とかがコスプレをすると、コスプレイヤーの方からも『選挙の時だけすり寄ってる』と思われますしね」と、率先して「こくみんうさぎ」に扮している。

 そんな小山田氏は比例代表での出馬にもかかわらず、縁もゆかりもない兵庫県で選挙活動を展開中だ。すでに息子とともに引っ越している。同党は兵庫選挙区に候補を擁立しておらず、幹部が応援演説に入るといった手厚いバックアップも見込めない。

「兵庫県で国民民主党を知っていただけないのは大変だということで移り住みました。兵庫県の支持者の掘り起こしができればと考えて、1人でも頑張ります」と力強く語った。

1545 チバQ:2019/07/11(木) 22:13:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00010001-mbsnews-soci

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【参院選】奈良・和歌山・滋賀選挙区 与野党勝敗のカギを握る激戦「1人区」の行方は?

7/11(木) 15:35配信��

MBSニュース

7月21日に投開票される参議院選挙。改選数1の奈良、和歌山、滋賀の3つの選挙区を取り上げます。与野党の勝敗のカギを握るとされる1人区。野党は全国32の1人区全てに統一候補を立てていて、激戦が予想されます。

■奈良選挙区■

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MBSニュース

奈良選挙区には幸福実現党で新人の田中孝子さん(64)、自民党で現職の堀井巌さん(53)、無所属で新人の西田一美さん(58)の3人が立候補しています。

■堀井巌さん

「この6年間、ここにいらっしゃる皆様方を含めて大勢の奈良県民の方々から、この奈良の強さ、可能性、そしてさまざまな課題を教えていただきました。」(自民党・現職・堀井巌さん)

自民党・現職の堀井巌さん(53)は初当選後、外務大臣政務官としてのべ56か国を訪問しましたが、今回の選挙では奈良県を第一にと訴えます。実は奈良県では前回の衆議院選以降、衆参の全議席を自民党が占めています。

「(堀井候補は)世界中を駆け巡っていました。そして外国との友好関係を築くのに尽力をされ、経済の分野での発展に大きく貢献をされています。」(演説する自民党・小林茂樹衆議院議員)

この日、応援に駆け付けた小林議員。おととしの衆院選で宿敵の馬淵さんを破り、自民王国を印象付けましたが、堀井さんもこの波に乗れるのでしょうか。

「これまで6年間自分自身が何をやってきたか、それを有権者の方はやっぱり見ておられる。常に選挙というのは自分自身との戦いだと思ってやっております。」(堀井巌さん)

■西田一美さん

一方、野党統一候補として初出馬する無所属・新人の西田一美さん(58)。選挙戦のスタートに選んだのは、かつて役場で働いていた宇陀市の旧室生村でした。

「宇陀市室生、この場から奈良県から、この社会を変えていける。スタートを切れる。」(無所属・新人・西田一美さん)

そこには無所属となった馬淵議員の姿もありました。

「与党の候補者と1対1の激突となる大切な選挙。しかし相手は自民党、巨大な組織です。」(演説する無所属・馬淵澄夫衆議院議員)

今回、統一候補に力を入れる野党。公示日の翌日には、立憲民主党の枝野幸男代表もやってきました。奈良県で初の女性の野党統一候補に期待を寄せます。

「(奈良県は)全体として勝っているとまでは言いませんけども、十分に戦えると」(立憲民主党・枝野幸男代表)

「(枝野代表の応援は)ありがたいと思っています。野党統一オール奈良ということで、私が戦うという意味においては、ちょっとプレッシャーではありますけれども。その勢いをいただいて、最後まで頑張り抜きたいなと思っています。」(西田一美さん)

■田中孝子さん

ほかにも幸福実現党で新人の田中孝子さん(63)が6度目の国政選挙に挑みます。

1546 チバQ:2019/07/11(木) 22:16:18
■和歌山選挙区■

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MBSニュース

和歌山選挙区には無所属で新人の藤井幹雄さん(58)、自民党で現職の世耕弘成さん(56)の2人が出馬しています。

■藤井幹雄さん

「私はこの脚、この脚で自転車で回らせていただきます。地に足つけて戦います。」(無所属・新人・藤井幹雄さん)

野党統一候補として出馬した無所属・新人の藤井幹雄さん(58)。選挙活動中の相棒はトライアスロンで鍛えた身体と自転車です。弁護士だった藤井さんが参院選への出馬を決意したのは、安倍政権下での憲法改正に危機感をもったからでした。

「嘘と隠ぺい、ごまかし、国民を騙す、そういう政治がまかり通っている。安倍政治の暴走をこのままにしておいていいのか。その思いがどんどん日に日に強くなっています。」(藤井幹雄さん)

■世耕弘成さん

一方、ヘリコプターから手を振りながら降り立ったのは、安倍政権で経済産業大臣を務める自民党・現職の世耕弘成さん(56)。

「ヘリコプターなんか贅沢じゃないかって思われるかもしれないけど、私はたった1日しかないんです。」(自民党・現職・世耕弘成さん)

今回、選挙期間中に和歌山に入れるのはたった1日。閣僚としての公務と各地の選挙応援で忙しいからですが、演説では実績をアピール。得票率全国1位を目指すという余裕さです。

「経済・外交をここまで、今までの政権では考えられなかったくらい立て直してきました。前進をさせてまいりました。安定の政治を自民党公明党の安倍政権に与えていただきたい。」(世耕弘成さん)

1547 チバQ:2019/07/11(木) 22:17:34
■滋賀選挙区■

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MBSニュース

滋賀選挙区はNHKから国民を守る党で新人の服部修さん(45)、無所属で新人の嘉田由紀子さん(69)。自民党で現職の二之湯武史さん(42)の3人の戦いです。

■嘉田由紀子さん

「何としても嘉田由紀子を、共闘の団結の象徴として国に送り込んでいただきたい。」(無所属・新人・嘉田由紀子さん)

滋賀県知事を2期8年務めた嘉田由紀子さん(69)が衆院選に続いて、無所属で挑む今回の参院選。野党統一候補とあって第一声には各党に加え、さきがけの代表だった武村正義さんの姿もありました。

「嘉田さんは一貫しています。栗東駅の問題(新幹線の新駅凍結)も大戸川ダムの問題(建設中止)も、毅然として最初の公約を守り通して実現をされた。」(元さきがけ代表・武村正義さん)

しかし、嘉田さんの選挙戦はいつも通りの草の根運動です。

「手こぎ船選挙です。相手は大きな自民党、総理大臣まで次々とやってくる。そういう軍艦選挙に対して、こちらは草の根の手こぎ船選挙。」(嘉田由紀子さん)

元知事としての知名度をいかして、一人一人に膝を突き合わせて話を聞いていきます。この日も朝早くから山間の集落を回ります。

「(住民の方に)40年前に案内していただいていているの。学生時代にこちらにずっと調査に来ているんです。」(嘉田由紀子さん)

道中も人がいたら車から降りて握手をしにいきます。

「本当に早朝から皆さんが出てきていただいて、握手してご支援していただいていること、本当にうれしいです。」(嘉田由紀子さん)

忙しい選挙活動も慣れたものです。


「(Q選挙活動は忙しい?)私の人生いつもいつも忙しかったから。(知事時代は)24時間365日気が休まらなかった。」(嘉田由紀子さん)


■二之湯武史さん

「ダムを撤回し、ケチケチ財政で滋賀県の経済を停滞させた方に、どうして国政が任せられるんですか、皆さん。」(自民党・現職・二之湯武史さん)

自民党公認・公明党推薦の現職・二之湯武史さん(42)。第一声では知名度のある嘉田さんを意識した演説を行いました。

「もちろん知事2期された方だし、それまでも滋賀県でずっと活動されてきた方なので、県民に知名度のある方ですけど、勝てない相手でもないと思っていますし。」(二之湯武史さん)

自民党も激戦区と位置づける滋賀。選挙戦初日に小泉進次郎議員が応援に入る力の入れようです。

「滋賀県民の多くの人が知っている元知事。その人生の大先輩に立ち向かう、私と同世代のチャレンジャーが二之湯さんです。」(演説する自民党・小泉進次郎衆議院議員)

そして3日目には安倍晋三首相もかけつけました。

選挙期間中も食事には気を使っているという二之湯さん。この日は知人のお店でランチです。

「食の会をいうのを作っているわけですね、滋賀県の食文化を振興していこうと。その中にいた。」(二之湯武史さん)

元々京都出身だったことから、滋賀でこうした食やスポーツを通じたイベントに力を入れて支持を広げてきたといいます。

「あそこに沖島ってあるやんか、あそこでウェイクボードのワールドシリーズを誘致した。新しい提案ができる政治家って絶対必要だと思うんですよね。」(二之湯武史さん)

他にもNHKから国民を守る党の新人・音楽塾経営の服部修さん(45)が立候補しています。

勝敗の行方が選挙結果を左右するとされる1人区。激戦を制するのは誰なのでしょうか。

(7月10日放送 MBSテレビ「Newsミント!」内『特集』より)

1548 チバQ:2019/07/11(木) 22:18:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190710-00000016-san-l41
【参院選】佐賀・長崎 候補が触れない長崎新幹線

7/11(木) 7:55配信��
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長崎ルートの開業に向けて建設が進む諫早駅(長崎県諫早市)。未着工区間の議論は置いてけぼりだ

 ■未決定の整備方式にあせる関係者「中断している場合か」

 参院選(21日投開票)の自民党公約の一つに、整備新幹線の未着工区間について、財源を確保しつつ早期着工を目指す-とある。いまだに整備方式が決まらない九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)の地元選挙区では、自民も含め、候補が演説で新幹線を取り上げることはほとんどない。地元の盛り上がりがなければ、時短効果の低い「リレー方式」の長期化が現実味を帯びる。(九州総局 高瀬真由子、中村雅和)

 「レールが1本だけの社会を変えないといけない。人生の選択肢が多様な社会をつくる」。佐賀選挙区(改選1)の自民現職、山下雄平氏(39)は7日夜、佐賀市内で開いた個人演説会でこう訴えた。新幹線のレールをどうするかには、最後まで触れなかった。

 その理由について山下氏は、取材に「与党検討委員会の結論がまだ出ていない」と述べた。検討委が軸とするフル規格化についても「メリット、デメリットがある」と、賛否を明確にしなかった。

 長崎ルートのうち、未着工の新鳥栖-武雄温泉は当初想定していたフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の開発が暗礁に乗り上げた。その結果、フル規格かミニ新幹線かで、整備方式が決まっていない。

 佐賀選挙区で立候補している国民民主党の元職、犬塚直史氏(64)は、演説で新幹線問題に短く触れ、「(整備方式の決定より)FGT失敗の総括が先だ」と主張した。犬塚氏は、長崎選挙区で平成16年から参院議員を1期務めた。その頃から、長崎ルート整備には慎重だった。

 一方、長崎選挙区(改選1)の候補者は、フル規格への熱は高い。

 自民現職の古賀友一郎氏(51)は取材に「東京、名古屋、大阪がリニア中央新幹線で結ばれれば、巨大経済圏が誕生する。その経済圏と西九州を結びつけることは、地域の生き残りをかけた事業だ。長崎はもとより、佐賀の方にも理解いただくことが必要だ」と語った。

 国民の新人、白川鮎美氏(39)も「フル規格で整備すべきだ。リニアができれば長崎から東京まで4時間半でいける。大きな夢がある」と述べた。

 ただ古賀、白川両氏とも、こうした主張を街頭で展開することは、ほとんどない。

 ■避けて通れぬ

 長崎ルートの整備方式について、与党検討委は昨年夏、決定を1年先に延ばした。今年6月には「参院選後」に再度、先送りした。フル規格化の議論に、佐賀県が強く反発しているからだ。

 今後も整備方式が決まらなければ、長崎ルート整備は、北陸新幹線敦賀-新大阪など、別の地域に後れを取る。

 参院選は、地元で新幹線の議論を深める格好の機会だった。時間の制約や、「争点となっていない」などの理由はあるにしろ、議論が低調な状況に、地元関係者は危機感を持つ。

 佐賀県内の議員有志でつくる「フル規格促進議員の会」会長の平原嘉徳佐賀市議は「県民が関心を持っている問題には、選挙で候補自身の考えを述べてほしい。触れられないのは残念だ」と語った。自民党佐賀県連会長の留守茂幸県議も「避けては通れない大きな課題。禍根を残さない判断をする時期だ。間違えてはならない」と述べた。

 長崎県議の八江利春氏は「6月に佐賀でフル規格推進派のシンポジウムが開かれ、佐賀の雰囲気が変化したと感じる。選挙を通じて大いに議論を深めてほしい」と話した。

 佐賀を地盤とする今村雅弘衆院議員(比例九州)は「リレー方式が長期化すれば、『利用者不在』という声が出てくる。議論を中断している場合じゃない。他の地域に先を越されて、置いてけぼりにされると、認識しないといけない。候補者は大局的な観点が必要だ」と語った。

 ◇佐賀選挙区

 届け出順(1-2)

山下雄平 39 元内閣政務官 自(竹)現 【公】

犬塚直史 64 観光会社役員 国   元 【立】【社】

 ◇長崎選挙区

 届け出順(1-3)

古賀友一郎 51 総務政務官 自(岸)現 【公】

白川鮎美 39 NPO理事 国   新 【立】【社】

神谷幸太郎 43 元会社員  諸   新

1549とはずがたり:2019/07/12(金) 09:31:03

立憲が国民に「刺客」=官邸参戦で対立激化-静岡【注目区を行く】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000021-jij-pol
7/12(金) 7:18配信 時事通信

 6月、東京都内のホテル。

 首相安倍晋三は自民静岡県連関係者に向かって「立憲民主が当選したら困るよね」と問い掛けた。参院選静岡選挙区は改選数2の「2人区」の中で唯一、立憲と国民民主が競合する。立憲が国民現職の追い落としを図った格好だが、選挙後をにらんだ首相官邸がこれを阻止しようと参戦。野党対決は激しさを増している。(敬称略)
 「一生が戦続きの徳川家康にとって、平和な暮らしは、ここ駿府で過ごした少年時代だった」。徳川宗家19代目で立憲新人の徳川家広は、4日の第一声の場所に静岡市の駿府城公園にある家康の銅像前を選んだ。応援には参院幹事長の蓮舫が駆け付けた。

 家広は曽祖父の家正が最後の貴族院議長として現憲法制定に関わったことに触れ、「(家正は)これで恒久平和の礎が築かれた、と言っている。今ほど日本の憲法、戦後の平和が危機にさらされている時はない」と強調。憲法9条の改正を目指す安倍政権への対決姿勢を鮮明にした。

 国民参院幹事長の榛葉賀津也に対して立憲が「刺客」を放った背景には、国会対応での路線対立がある。榛葉は自民参院幹部とゴルフや酒席を共にして親交を深め、重要法案の審議日程や委員会人事を「あうんの呼吸」(自民関係者)で決めてきたとされる。

 対決色を強めたい蓮舫らは旧民進党時代から榛葉とそりが合わず、たもとを分かった後は野党の足並みの乱れとなって確執が露呈した。立憲関係者は、蓮舫が「榛葉だけは絶対に許さない」と怒りをあらわにするのを目の当たりにしたという。

 立憲の県選出国会議員はおらず、県連関係者は「日本一弱い県連」と自嘲気味に話す。ただ、「徳川」の知名度は圧倒的で、家広が街頭に立てば聴衆から「家康の肖像画にそっくり」とのささやきがそこかしこから上がる。陣営幹部は「伸びしろを感じる。2013年の榛葉票の半分と保守票の2割くらいを取り込めるのではないか」と鼻息が荒い。

 過去3回、自民と議席を分け合う「ぬるま湯」(国民県連関係者)の選挙を戦ってきた榛葉にとって、徳川の出馬は一大事だ。静岡県湖西市で1日に開いた国政報告会では、連合傘下の組合員やOBら約600人を前に「新しくやってきた野党の方と大接戦で、私は3番手。この戦い、絶対に負けられない」と神妙な面持ちで語った。

 頼みの綱は連合だが、連合静岡の幹部は「これまでも最大限やってきている。新たにできることはあまりない」とうめく。組合員には、榛葉への投票をこれまで以上に働き掛けるよう指示し、県内で推薦した衆院議員や地方議員、首長にも支持拡大を要請。ただ、連合自体が産別によっては立憲を支援しているため、支持を固めきれないのが実情だ。

 ◇「ほぼ自民」
 苦境に陥った榛葉に思わぬ強力な援軍が現れた。自民県連関係者は「官邸が榛葉にてこ入れしている」と声をひそめる。複数の関係者によると、榛葉と親しかった官房長官菅義偉が企業や公明の支持母体・創価学会に榛葉支持を働き掛けたという。徳川陣営も察知しており、関係者は「山が動いた。公明が怪しい動きをしている」と警戒を強めている。

 憲法改正に意欲を燃やす安倍は、参院選後も自公や日本維新の会などの改憲勢力で発議に必要な3分の2を維持することが難しいと認めている。このため、新たな改憲勢力を求めており、与野党から異口同音に「ほぼ自民」と呼ばれる榛葉は格好のターゲットと映っているとみられる。

 野党の分裂を受け、自民では一時、新たに新人の擁立を模索する動きも出た。だが「しこりが残る」(県連幹部)として、結局は現職の牧野京夫に絞って現有議席を堅持する戦略に落ち着いた。

 旧民進の「内輪もめ」をよそに、牧野は組織の引き締めを図る。6月29日、静岡市内のホテルで開かれた会合で支持者らを前に、「追い風が吹いているわけではないと感じている。日を追うごとに厳しいものになっていくのではないか」と述べ、支持を呼び掛けた。

 ◇立候補者名簿
 【静 岡】
牧野 京夫60国交副大臣   自現(2)
              推(公)
徳川 家広54政治経済評論家 立新
榛葉賀津也52元外務副大臣  国現(3)
鈴木 千佳48党県常任委員  共新
畑山 浩一49N国党員    諸新
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は自=自民、公=公明、立=立憲民主、国=国民民主、共=共産、諸=諸派。丸数字は当選回数。丸かっこは推薦政党。

1550とはずがたり:2019/07/12(金) 15:08:31
>>1444>>1476>>1494>>1496
序盤情勢/中泉氏に寺田氏迫る(>>1444河北)
寺田氏に幅広い支持(>>1476毎日)

村岡の政治音痴(>>1496)め,序盤では先行してた中泉だけど村岡の支援にも拘わらず寺田が攻勢強めとるぞ。

<参院選秋田>元衆院議員村岡氏が自民現職支援 保守回帰、波紋広がる 野党警戒強める
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000016-khks-pol
7/12(金) 11:42配信 河北新報

 21日投開票の参院選秋田選挙区(改選数1)で、元衆院議員の村岡敏英氏(58)が、公示の4日朝に自民党現職の中泉松司候補(40)への支援を表明し、選挙戦に波紋を広げている。9年前に自民を離党し、2017年衆院選秋田3区では自民候補に敗れた村岡氏。中泉氏陣営は「心強い」と歓迎し、野党統一候補の無所属新人寺田静候補(44)の陣営は「村岡氏の地盤の県南は厳しい戦いになる」と警戒感を強める。

 「保守系無所属の村岡敏英です。やっと中泉さんの出陣式に間に合った」

■表情晴れ晴れ

 公示の4日、秋田市中心部で開かれた中泉候補の出陣式。自民の県選出国会議員と佐竹敬久知事らが見守る中、村岡氏は晴れ晴れとした表情で約400人の聴衆に全力支援を約束した。

 この2日前に急きょ記者会見を開き、基本姿勢の異なる共産党が支持する寺田候補を応援できないと表明していた。会見では中泉候補を支援するかどうかには触れなかった。公示の前日に支援を決断したという。

 由利本荘市を拠点とする村岡氏は、秋田3区に後援会組織を張り巡らす。17年衆院選は約9万3000票を獲得した。

 秋田での国政選挙は10年以降、自民の連戦連勝。だが今回は秋田市が候補地とされた地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡る問題が逆風になり、自民県連は「激戦区中の激戦区だ」と危機感を抱く。

 こうした中での支援表明に、中泉氏陣営は「県南で一定の支持層を持つ助っ人は心強い」と喜ぶ。

 ただし衆院選で自民の御法川信英衆院議員と長年争ってきただけに「『何でライバルと組むのか』という不満も出てくる。村岡氏の一部支持者は離れるのでは」との懸念ものぞかせる。

■前回と正反対

 中泉候補の支援を明言している佐竹知事は「村岡氏は元々は保守本流の人。地元支持者の多くは自民党員だ」と指摘し、保守回帰の動きを当然視する。

 16年の前回参院選で旧民進党衆院議員(比例東北)だった村岡氏は共産、社民が推薦する民進候補を支援した。正反対となる今回の突然の態度表明に、寺田候補を推す野党側は困惑する。

 各党は県連レベルでの支持・支援にとどめ政党色を薄めており、野党の県連幹部は「無所属の村岡氏でも支援に加わりやすかったはずだ」と残念がる。連合秋田は「影響を図りかねているが、今は目の前の選挙を頑張るだけ」とのみ語る。

【秋田選挙区立候補者】(1―3)
中泉 松司40 自現(1)(公推)
寺田  静44 無新 
石岡 隆治45 諸新

1551とはずがたり:2019/07/12(金) 15:14:34
>>1459
これ榛葉さんが当選したらこくみんの参院幹部が官邸の言いなりってことやからな〜。

https://twitter.com/sangituyama/status/1149478409782718476
こたつぬこ『「社会を変えよう」といわれたら』4/17発売
@sangituyama

この記事の内容こそが、徳川家広さんが絶対に勝たなければならない理由。共産党や社民党支持者にも読んで判断して欲しい。

「首相安倍晋三は自民静岡県連関係者に向かって「立憲民主が当選したら困るよね」と問い掛けた」

https://twitter.com/nambu2116/status/1149506865895596037
南部義典 NAMBU,Yoshinori
?@nambu2116
フォロー中 @nambu2116さんをフォローしています
その他
国対委員長当時、対立の激しかったIR法案では、土壇場で参議院修正の流れを作り、衆議院再議決を迫ったこともありました(衆側の山井国対委員長は焦ったと思います)。とかく、参院与党国対に「いい顔」をするのが、氏の行動原則です。

19:32 - 2019年7月11日

1552チバQ:2019/07/12(金) 15:18:02
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190712_61032.html
<参院選福島>双葉郡、選挙戦熱く 避難指示解除進み、集票運動エリア拡大 復興加速じかに訴え

双葉郡の帰還困難区域を走る選挙カー
拡大写真
 東京電力福島第1原発事故で被災した福島県双葉郡の8町村で、21日投開票の参院選福島選挙区(改選数1)の各陣営が集票運動を活発化させている。前回参院選からの3年間だけでも3町で避難指示解除が進み、運動可能なエリアが広がった。復興の加速を訴える陣営に避けて通れない地域で、有権者も候補者を知る機会が増えると期待する。
 「9年ぶりに、この地で演説会を開くことができて感無量だ」
 2017年4月に一部地区を除き避難指示が解除された富岡町で9日、野党統一候補の無所属新人水野さち子氏(57)の個人演説会があった。総合選対本部長の増子輝彦参院議員は約100人を前に、双葉郡で10年参院選以来となる国政選挙の演説会の意義を強調した。
 避難地区が縮小したとはいえ、住民帰還はなかなか進まない。富岡町は人口の9割が町外避難中。地元県議は「参加者を集めるのは大変だった。福島市やいわき市から来てもらった人もいる」と汗を拭った。
 双葉郡の全8町村に出された避難指示は12年3月に広野町、14年10月以降に川内村、楢葉町、葛尾村、浪江町、富岡町で解除された。19年4月には第1原発が立地する大熊、双葉両町で初めて、大熊町大川原・中屋敷地区でも解除されている。
 現在、福島県内で帰還困難区域があるのは富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾の5町村に南相馬市と飯舘村を加えた7自治体。それぞれの区域で、国は除染とインフラ整備を一体で進める特定復興拠点を設ける。
 3選を狙う自民党現職森雅子氏(54)の陣営は避難指示が15年9月に全域で解除された楢葉町と、17年3月に一部で解除された浪江町に後援会連絡所を設けた。楢葉町後援会長の古市福男町議は「身近に拠点があると候補者に対する関心が高まる」と狙いを説明する。
 13年参院選で、森氏陣営は公示前にいわき市の仮設住宅で町民と話す機会を設けていた。古市氏は「旧避難指示区域は高齢者だけで帰還した世帯が多く、家族や近所で選挙の話をする機会が減っている」と難しさも語る。
 仙台での2年間にわたる避難生活を経て楢葉町に戻った無職女性(69)は「候補者が被災地の現状を知る意味でも、私たちが訴えを直接聞く意味でも双葉郡での選挙運動は大事。政党に関係なく、もっと来てほしい」と話した。

【福島選挙区立候補者】(1―3)
森雅子54 自現(2)(公推)
水野さち子57 無新(立・国・社推)
田山雅仁35 諸新 


関連ページ:福島政治・行政19参院選
2019年07月12日金曜日

1553とはずがたり:2019/07/12(金) 15:36:23
悪いにきまっとるやろ〜。

県庁で勤務中職員が必勝コール 知事「悪いという法律ない」
https://www.sakigake.jp/news/article/20190711AK0003/
2019年7月11日 掲載

 秋田市山王の県庁前で10日に参院選候補者が街頭演説した際、県職員数十人が勤務時間中に県庁敷地内で候補者陣営と共に、勝利を期した掛け声を上げた。識者からは、全体の奉仕者である公務員の政治的中立性が疑われるとして、批判の声がある。

 10日午後0時半すぎ、参院選候補者の選挙カーが県庁前の道路に横付けし、陣営が県庁に向かって演説を始めた。正面玄関前には佐竹敬久知事を先頭に県幹部や一般職員、関連団体関係者らが集まった。

 陣営が「皆さんから応援をいただいて、何とか勝たせていただきたい」などと支援を呼び掛け、知事や職員らは拍手を送った。昼休み終了の午後1時を過ぎても演説は続き、1時10分には陣営関係者の呼び掛けで勝利を期した掛け声を上げ、知事や職員らも右腕を数回突き上げた。

 コンプライアンス(法令順守)の問題に詳しい元検事の郷原信郎弁護士(東京)は「県庁敷地内でこのような行為をすれば、県職員が一丸となって特定候補を応援していると取られかねない。公務員の政治的中立性という意味で問題がある」と指摘した。

 佐竹知事は取材に対し、「時間的に(昼休みを)オーバーしたのはまずかった。(敷地内で候補者陣営と共に掛け声を上げるのは)悪いという法律はない。あとは、見る人がどう取るかだ」と話した。

(全文 957 文字 / 残り 416 文字)

https://twitter.com/TanakaShinsyu/status/1149455010628980736
田中 信一郎
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その他
どこから突っ込めばいいのか混乱するくらい問題が満載。①行政の政治的な中立性を強く疑わせる。②職権を背景に部下等への組織的な投票依頼を疑わせる。③公務員の職務専念義務違反。④選挙実務の偏向を疑わせる。④イージスアショアに反対なのに、推進の候補を支援する知事。

16:06 - 2019年7月11日

1554チバQ:2019/07/12(金) 15:43:55
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190711_06.html
<参院選福島>愛郷心訴え集票合戦 いわきが地元/自民現職森氏 会津若松地盤/無所属新人水野氏

(左)支持者に握手を求める森候補=5日、いわき市 (右)支持者に駆け寄る水野候補=4日、会津若松市
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 21日投開票の参院選福島選挙区(改選数1)で、いわき、会津若松両市を巡る集票合戦が日増しに熱を帯びている。いわき市は自民党現職森雅子候補(54)の地元で、会津若松市は野党統一候補の無所属新人水野さち子候補(57)が県議時代に地盤とした。両候補とも愛郷心を訴えて足場を固めつつ、大票田の郡山市や福島市への浸透を図る。

 「子どもの頃、経済的に困難で学ぶ場がなかった時にいわきの皆さんに助けてもらった」
 4日、福島市で第一声を上げた森候補が当日最後の遊説先に選んだのはいわき市だった。選挙事務所前でマイクを握り、地元への謝意を示し支援を訴えた。
 同市は県内一の34万の人口を抱える。地元生まれの森候補は2007年と13年の過去2回、市内最多の票を獲得。13年の市内得票は63%に達し、再選の大きな要因となった。
 自身を含め6人が1議席を争った13年と異なり、今回は野党統一候補との事実上の一騎打ち。陣営の危機感は強く、公示前に地元であった総決起集会で党県連の太田光秋幹事長は「厳しい選挙を勝ち抜くため、古里いわきから風を起こして県内に発信してほしい」と声を張り上げた。
 党の地元組織も結束を固める。かつて4人いた地元国会議員は落選が続き、現在は森候補と吉野正芳前復興相(衆院福島5区)の2人だけ。盤石だった政権与党の威信に陰りが見え、陣営幹部は「吉野議員だけになったら復興はどうなるのか。負けられない戦いだ」と気を引き締める。
 対する水野候補は、地元の「会津」を前面に押し出す戦術を取る。
 「生まれは会津若松。だからこそ『ならぬことはならぬ』と訴える」。福島市での第一声で、水野候補は早速「決めぜりふ」を披露した。
 会津藩校日新館の「什(じゅう)の掟(おきて)」の一文だ。武士の心構えを持ち出して政権との対決姿勢を鮮明にすると、聴衆が一気に沸いた。
 その後、会津若松市での街頭演説では、会津が地盤の小熊慎司衆院議員(比例東北)が「会津魂で今の政治にノーを突きつけよう」と拳を突き上げた。
 人口12万の同市は会津地方最大の都市。旧民主党最高顧問だった渡部恒三元衆院副議長のお膝元で、一定の非自民票が見込める。自民関係者は「会津は一つにまとまる地域。浜通りの森候補は厳しい戦いになる」と打ち明ける。
 ただ、水野候補が戦った2回の県議選の得票は7000票程度。市内での知名度は決して高くないとの指摘もある。陣営幹部はいわき市での苦戦を織り込んだ上で「いわきの票差を会津でどれだけ埋められるかが鍵だ」と語る。


2019年07月11日木曜日

1555チバQ:2019/07/12(金) 15:47:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000617-san-pol
小沢一郎氏ようやく登場 激戦・静岡で国民候補を初応援
7/11(木) 21:26配信 産経新聞
小沢一郎氏ようやく登場 激戦・静岡で国民候補を初応援
国民民主党の公認候補の応援に駆け付けた小沢一郎総合選対本部長相談役(右)=11日、静岡県富士宮市
 参院選で苦戦が伝えられる国民民主党の小沢一郎総合選対本部長相談役が11日、静岡県富士宮市でマイクを握り、同党の公認候補の支持を訴えた。公示後は表だった活動を控えていたが、現職が激戦を繰り広げている静岡選挙区(改選数2)の議席を死守すべく、満を持して登場した。

 「この参院選でわれわれの議席を大幅に伸ばし、自民党の議席を大幅に減らす。それによって安倍晋三内閣を退陣に追い込める」

 77歳の小沢氏は公認候補の個人演説会でこう熱弁を振るった。会場には玉木雄一郎代表も駆け付け、そろい踏みで支援を求めた。

 静岡選挙区は全国に4つある改選2人区で唯一、国民と立憲民主党がそれぞれ公認候補を擁立した。自民党現職が先行し、2議席目を国民の現職と立民の新人が競う。国民は、小沢氏の旧民主党時代の盟友で、政界引退後もなお日教組に強い影響力を誇る輿石東元参院副議長にも応援を要請する構えで、総力戦で勝利を得たい考えだ。

 小沢氏は4月下旬に自身が率いた自由党を解散して国民に合流し、5月下旬に玉木氏が兼務する総合選挙対策本部長の相談役に就いた。

 玉木氏は「政権交代担当アドバイザーだ」と語り、民主党政権を誕生させた選挙手腕に期待を寄せた。しかし、権限や役割が曖昧だったこともあり、小沢氏は地元の岩手選挙区(改選数1)以外は裏方に徹していた。周囲に淡々と「選挙は幹事長が采配を振るうものだ」と語っていた小沢氏だが、党の苦戦を座視するわけにもいかず重い腰を上げた形だ。(広池慶一)

1556チバQ:2019/07/12(金) 15:47:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00010010-nishinpc-soci
首相、側近らの名前も間違う 「礒崎よういち」「松山せいじ」連発し周囲から指摘
7/12(金) 14:32配信 西日本新聞
首相、側近らの名前も間違う 「礒崎よういち」「松山せいじ」連発し周囲から指摘
与党候補の応援演説を終えて有権者とハイタッチする安倍晋三首相=午後6時すぎ、福岡市・天神
 野党第1党の党名言い間違いを繰り返している安倍晋三首相が、“側近”や閣僚経験者の名前も言い間違い-。

 参院選の自民党公認候補の応援で11日に九州入りした首相。大分県では第2次安倍政権発足直後から約2年9カ月間、首相補佐官を務めた礒崎陽輔(ようすけ)氏、福岡県では前1億総活躍担当相の松山政司(まさじ)氏の隣で熱弁を振るった。

 両県の会場での演説終盤、それぞれの候補者への支持を呼び掛ける際、「礒崎よういち」「松山せいじ」と連発。周囲から指摘され、苦笑いしながら正しく言い直した。

 首相は各地での演説で、立憲民主党の枝野幸男代表を「民主党の枝野さん」と言い間違えて反発を受けたことをネタに、「ころころ党名が変わると覚えきれない」などと皮肉ってきた。

1557チバQ:2019/07/12(金) 15:50:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000021-jij-pol
立憲が国民に「刺客」=官邸参戦で対立激化-静岡【注目区を行く】
7/12(金) 7:18配信 時事通信
立憲が国民に「刺客」=官邸参戦で対立激化-静岡【注目区を行く】
浜松駅前で街頭演説をする候補者=4日(一部画像処理してあります)
 6月、東京都内のホテル。

 首相安倍晋三は自民静岡県連関係者に向かって「立憲民主が当選したら困るよね」と問い掛けた。参院選静岡選挙区は改選数2の「2人区」の中で唯一、立憲と国民民主が競合する。立憲が国民現職の追い落としを図った格好だが、選挙後をにらんだ首相官邸がこれを阻止しようと参戦。野党対決は激しさを増している。(敬称略)
 「一生が戦続きの徳川家康にとって、平和な暮らしは、ここ駿府で過ごした少年時代だった」。徳川宗家19代目で立憲新人の徳川家広は、4日の第一声の場所に静岡市の駿府城公園にある家康の銅像前を選んだ。応援には参院幹事長の蓮舫が駆け付けた。

 家広は曽祖父の家正が最後の貴族院議長として現憲法制定に関わったことに触れ、「(家正は)これで恒久平和の礎が築かれた、と言っている。今ほど日本の憲法、戦後の平和が危機にさらされている時はない」と強調。憲法9条の改正を目指す安倍政権への対決姿勢を鮮明にした。

 国民参院幹事長の榛葉賀津也に対して立憲が「刺客」を放った背景には、国会対応での路線対立がある。榛葉は自民参院幹部とゴルフや酒席を共にして親交を深め、重要法案の審議日程や委員会人事を「あうんの呼吸」(自民関係者)で決めてきたとされる。

 対決色を強めたい蓮舫らは旧民進党時代から榛葉とそりが合わず、たもとを分かった後は野党の足並みの乱れとなって確執が露呈した。立憲関係者は、蓮舫が「榛葉だけは絶対に許さない」と怒りをあらわにするのを目の当たりにしたという。

 立憲の県選出国会議員はおらず、県連関係者は「日本一弱い県連」と自嘲気味に話す。ただ、「徳川」の知名度は圧倒的で、家広が街頭に立てば聴衆から「家康の肖像画にそっくり」とのささやきがそこかしこから上がる。陣営幹部は「伸びしろを感じる。2013年の榛葉票の半分と保守票の2割くらいを取り込めるのではないか」と鼻息が荒い。

 過去3回、自民と議席を分け合う「ぬるま湯」(国民県連関係者)の選挙を戦ってきた榛葉にとって、徳川の出馬は一大事だ。静岡県湖西市で1日に開いた国政報告会では、連合傘下の組合員やOBら約600人を前に「新しくやってきた野党の方と大接戦で、私は3番手。この戦い、絶対に負けられない」と神妙な面持ちで語った。

 頼みの綱は連合だが、連合静岡の幹部は「これまでも最大限やってきている。新たにできることはあまりない」とうめく。組合員には、榛葉への投票をこれまで以上に働き掛けるよう指示し、県内で推薦した衆院議員や地方議員、首長にも支持拡大を要請。ただ、連合自体が産別によっては立憲を支援しているため、支持を固めきれないのが実情だ。

 ◇「ほぼ自民」
 苦境に陥った榛葉に思わぬ強力な援軍が現れた。自民県連関係者は「官邸が榛葉にてこ入れしている」と声をひそめる。複数の関係者によると、榛葉と親しかった官房長官菅義偉が企業や公明の支持母体・創価学会に榛葉支持を働き掛けたという。徳川陣営も察知しており、関係者は「山が動いた。公明が怪しい動きをしている」と警戒を強めている。

 憲法改正に意欲を燃やす安倍は、参院選後も自公や日本維新の会などの改憲勢力で発議に必要な3分の2を維持することが難しいと認めている。このため、新たな改憲勢力を求めており、与野党から異口同音に「ほぼ自民」と呼ばれる榛葉は格好のターゲットと映っているとみられる。

 野党の分裂を受け、自民では一時、新たに新人の擁立を模索する動きも出た。だが「しこりが残る」(県連幹部)として、結局は現職の牧野京夫に絞って現有議席を堅持する戦略に落ち着いた。

 旧民進の「内輪もめ」をよそに、牧野は組織の引き締めを図る。6月29日、静岡市内のホテルで開かれた会合で支持者らを前に、「追い風が吹いているわけではないと感じている。日を追うごとに厳しいものになっていくのではないか」と述べ、支持を呼び掛けた。

 ◇立候補者名簿
 【静岡】
牧野京夫60国交副大臣   自現(2)
              推(公)
徳川家広54政治経済評論家 立新
榛葉賀津也52元外務副大臣  国現(3)
鈴木千佳48党県常任委員  共新
畑山浩一49N国党員    諸新
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は自=自民、公=公明、立=立憲民主、国=国民民主、共=共産、諸=諸派。丸数字は当選回数。丸かっこは推薦政党。

1558とはずがたり:2019/07/12(金) 15:50:34
山本太郎が支援に入ったのは阿部(熊本),辰巳,亀石に続いて倉林。

新潟は蓮池が入ろうとして先方から断られたとのこと。

https://twitter.com/shiikazuo/status/1149535926470631426
志位和夫
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ありがとう、山本太郎さん。力あわせ変えましょう!
"@yzjps: 倉林明子・京都府選挙区 7/12 三条河原町
山本太郎が応援演説に
15分→https://youtu.be/x97tHh2bwms
倉林「大接戦の京都府選挙区で、勝ち抜かせて下さい!」
山本「失ってはならない国会議員!」"

1559とはずがたり:2019/07/12(金) 19:51:01

https://twitter.com/Ts1KM9pRNE5sSZ1/status/1149290387032252417
頑張れ榛葉かづや応援団
?@Ts1KM9pRNE5sSZ1
フォローする @Ts1KM9pRNE5sSZ1をフォローします
その他
今日の週刊文春。官邸・菅官房長官の号令で、スズキ自動車と公明党がしんば候補を支援していただけるとのこと。大変ありがたい。与野党問わず、優秀な政治家は助けなければならない。
#しんば賀津也 #国民民主党 #参院選

5:12 - 2019年7月11日

1560とはずがたり:2019/07/12(金) 20:18:40

産む機械的な発言に聞こえるがね。。

それは兎も角三重民主連合ピンチなのは吉川氏が比較的若い女性で人気があるってのはありそうだ。
本人は桑名出身のようで,鈴鹿で芳野を圧倒してるのは何故だ?伊勢新聞香ばしそうではあるけどホンダ労組は何しとんねん。鈴鹿は自民系女性市長だからかって指摘もあったけどどうなんだろ。

自民の女性候補の応援で「功績は子どもをつくったこと」
2019年7月12日16時47分
https://www.asahi.com/articles/ASM7D54ZTM7DULFA02J.html

 自民党の三ツ矢憲生衆院議員(三重4区、当選6回)は12日、三重県伊勢市で、同党公認の現職女性候補者の応援演説に立ち、「この6年間で(候補者が)何をしてきたのか。一番大きな功績は、子どもをつくったこと」と述べた。

 三ツ矢氏は同県の自民党県連会長も務める。演説では「人口が増える」としつつ、女性候補を「母親になり、この子のためにいい国にしていきたい。そういう思いが芽生えた」などと紹介した。

 安倍晋三首相も同じ場所でその後、応援演説したが、三ツ矢氏の発言は首相の到着前だった。

参院選三重選挙区 本誌世論調査 吉川氏リード、芳野氏追う
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000101-isenp-l24
7/12(金) 11:00配信 伊勢新聞

 伊勢新聞社は参院選三重選挙区(改選数1)と比例区の世論調査を実施した。選挙区では自民党現職の吉川有美氏(45)がリードし、野党統一候補で無所属新人の芳野正英氏(44)が追う展開。NHKから国民を守る党の新人、門田節代氏(51)は厳しい戦いとなっている。ただ、有権者の約半数は投票する候補者を決めておらず、情勢は流動的だ。

 調査は公示翌日の7月5日から4日間にわたって実施した。無作為に抽出した県内の有権者で「投票に行く」と答えた人に対し、投票する予定の候補者や政党などを質問。500人から有効回答を得た。

 ■選挙区
 吉川氏は県内全域で幅広い支持を獲得している。特に伊勢志摩地域や伊賀地域での支持が厚い。一方、津市や北勢では芳野氏に劣る地域もあり、終盤に向けて自民の支持層以外の票を固められるかが課題となる。

 芳野氏は野党統一候補として立憲民主党や共産党の支持層を固めるが、吉川氏の支持には及んでいない状況。特に、鈴鹿市での支持が吉川氏の半数程度にとどまり、南部での知名度不足も顕著に表れている。

 門田氏は県内全域で支持が広がっていない。当初は予定していなかった街頭演説を9日に実施し、11日には政見放送もあったものの、選挙ポスターの掲示が遅れるなど、厳しい戦いを強いられている。

 一方、投票する候補者を「まだ決めていない」と答えた人は、全体の52%に上り、特に北勢での割合が多い。このため、北勢の無党派層をいかに取り込めるかが、勝敗を左右することになりそうだ。

 ■比例区
 比例区で投票する政党を「決めている」と答えた人も全体の約半数を占めた。このうち、投票する予定の政党は自民党と答えた人が最も多く、約3割。次いで多かったのは立憲民主党の約1割だった。

 北勢の一部を除き、自民党が県内のほぼ全域で最多だった。立憲民主党は津市などで健闘するも、自民党には及んでいない。他の政党は、多い順に公明党、共産党、日本維新の会、国民民主党となっている。

伊勢新聞

1561チバQ:2019/07/12(金) 21:55:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00010010-fnnprimev-pol
激戦の広島区 2議席独占狙う自民VS野党…“ポスト安倍”代理戦争も勃発?
7/12(金) 19:31配信 FNN.jpプライムオンライン
激戦の広島区 2議席独占狙う自民VS野党…“ポスト安倍”代理戦争も勃発?
(FNN PRIME)
自民の狙う“初の2議席独占”を野党は阻めるか?
7月21日の投開票まで残り9日となった参議院選挙。

定員2人の広島選挙区では、2議席独占をはかろうと現職と新人の2人の候補を擁立した自民党に対し、これを阻もうと国民、立憲、社民が推薦する無所属の現職や共産党の新人らが挑む構図となり、激戦を繰り広げている。


自民党 三原じゅん子参議院議員が応援したのは、元広島県議で新人の河井案里候補。

自民党 河井案里候補:
広島で唯一の女性国会議員を目指して、たった1人の女性候補として頑張っています。


自民党からもう1人出馬しているのは、元防災担当大臣で6期目を目指す現職の溝手顕正候補。

自民党 溝手顕正候補:
まだまだ元気で戦わなくちゃいけないと。皆さんと絶えず交流を忘れない、地についた政治をしてまいりたい。


候補者2人を擁立した自民党の狙いはズバリ「初の2議席独占」なのだが、候補者本人に聞いてみると同じ自民党ながら2人の間には微妙な空気が…

――河井案里候補については?

自民党 溝手顕正候補:
ノーコメントだ。

――溝手顕正候補については?

自民党 河井案里候補:
大先輩ですし、ぜひ私は2議席目を目指して頑張っていきたいと思っています。

ささやかれる“代理戦争”の影…
両候補の間に流れる微妙な空気の背後には、参院選後の“ある思惑”も。
それが“ポスト安倍”を巡る代理戦争だ。

広島は“ポスト安倍”の1人、自民党の岸田文雄政調会長率いる岸田派の本丸。溝手候補はその重鎮として議席を守り続けてきた。

一方で、河井候補の夫は安倍総理に近い河井克行衆議院議員。その河井陣営の戦いをバックアップするのが、“次期総理候補”の1人に急浮上している菅義偉官房長官だ。

そのため、自民党内で互いに票を奪い合う“仁義なき選挙戦”が懸念されるとともに、“ポスト安倍”をめぐる代理戦争とも指摘されているのだ。

これについて、両候補は…


自民党 溝手顕正候補:
そりゃ…えらいトップの人がご判断されたんでしょ。1人でやるつもりだった人は喜ばない。

自民党 河井案里候補:
いずれそういった分断が一つになるように、私が解決していきたいと思います。

迎え撃つ野党が問われる連携力
一方、国民民主党に所属しながら今回は無所属で出馬した現職の森本真治候補も、盤石な構えとは言えない現状。
自民党の2議席独占を阻止するため、ほかの野党との協力が必要となったが、無所属として出馬することで立憲民主党の推薦が得られ、枝野幸男代表も応援に来るなど効果は出ているものの…野党内の連携には不安が残っている。


無所属 森本真治候補:
(自民党)独占は絶対に許してはいけないので、覚悟をもって臨んでいる。野党が割れていたら勝負にならないというのは、皆さんが思っていたこと。

現役世代の皆さんが輝くことで、先輩世代の社会保障の支え、子供たちの子育て、しっかりとその態勢を作っていく。

政権批判票の“食い合い”危険視も…
激しい議席争いの中、地元のスーパーで声を上げるのは共産党の高見篤己候補。


共産党 高見篤己候補:
安倍政権の暴走政治をこのまま許すのか。それとも希望ある新しい政治への扉を開いていくのか。格差と貧困を広げる消費税の増税は絶対に反対だと。
(選挙カーから出る)左手がどうしても焼けるんですよ。勲章みたいなものですからね。黒くなった、頑張ってるねと。


高見候補は、このほか憲法9条の改正反対などを訴えているが、安倍政権を批判する層の票を森本候補と食い合う形となっている。

2議席をめぐり、分裂含みの自民党に野党が挑む広島選挙区。
ほかに諸派の泉 安政候補、加陽輝実候補、無所属の玉田憲勲候補が立候補している。

(「Live News it!」)

1562チバQ:2019/07/12(金) 22:00:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00010001-mbsnews-soci
【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区
7/12(金) 19:55配信 MBSニュース
【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区
MBSニュース
7月21日に投開票される参議院選挙。京都選挙区は改選数2に対し、自民、共産、立憲など5人の候補者が戦う激戦区です。京都はかつて自民党と共産党の必勝区とも言われた選挙区ですが、旧民進系で候補者を一本化するなど熱い戦いが繰り広げられています。

【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区
MBSニュース
■立憲民主党■
●増原裕子さん

「国民の皆様の京都の皆様の暮らしに寄り添う、暮らしの安心を守っていく、そのためにこれから17日間戦ってまいります。」(立憲民主党・新人 増原裕子さん)

立憲民主党の新人・増原裕子さん(41)は自身が性的マイノリティ=LGBTとして悩んできた経験から、LGBTに対する理解を深めるための企業研修などを行っています。

「私自身が女性としてまたLGBT=性的マイノリティとして、とても思春期のときに特にLGBTとして悩んでいた経験があります。なぜ生まれながらに差別されなくてはいけないのだろうというのが(出馬の)原点にある。」(増原裕子さん)

その増原さんのパートナーは、経済評論家の勝間和代さんです。勝間さんは選挙期間中、ほとんど京都に滞在し増原さんのサポートを行っていて、この日は街頭でマイクも握りました。

「参院選に出ると聞いたときに、大丈夫なのというのが正直な意見でした。それから7か月8か月経つと統一候補として勝負ができる戦いまでもってきている。この人に託せばできるんじゃないかという期待を本当にもたせる不思議な魅力がある。」(勝間和代さん)

「料理を作って待っててくれているので、疲れて帰ってきたときにおいしいご飯を食べると体が回復する。ビーフシチューとか。」(増原裕子さん)

年金制度の立て直しや子育て環境の充実などを掲げ昨年末から京都で活動を続けていた増原さんに、春になって朗報が入りました。

「京都の議席を皆さんと一緒にもう一度奪還しようではありませんか。」(国民民主党 前原誠司衆院議員)

同じく旧民進党から分かれた国民民主党の候補が出馬をとりやめたのです。国民民主は共倒れを避けるため、増原さんを支持すると表明。選挙戦では国民民主の地方議員らも応援に入り、議席獲得を目指します。

■共産党■
●倉林明子さん

「(消費税)8%に上がって商売やめた、年金で食べられなくなった、本当に大変な声があがってきております。こんなときに10%にするなどもってのほかじゃないでしょうか。」(共産党・現職 倉林明子さん)

共産党で現職の倉林明子さん(58)は「弱いものいじめは絶対に許さない」というスローガンで、年金制度改革や10月の消費税増税反対を訴えています。倉林さんは1994年に京都府議に初めて当選してから、京都市議を5期、そして6年前の参院選と、選挙は7連勝中の負けなしです。豊富な経験から、今回の選挙戦でも国政で230回あまり国会質問をした実績などを軽快な演説でアピールします。

「これからも必ず働きまっせ。こんな議員落としたら損でっせ。だからなんとしても2期目も必ず国会で働かせてください。」(倉林明子さん)

共産党が最重点区の1つとして位置付ける京都選挙区。共産党はこの春の統一地方選で、府議選・京都市議選ともに善戦し、自民党に次ぐ第2党。しかし、3年前の参院選では共産党候補は自民党と民進党の現職に20万票近い差をつけられて大敗しています。志位委員長は「絶対に守らないといけない議席」だとして、公示前に3か所、公示日翌日にも京都へ応援に入りました。

「京都は府会でも京都市会でも自民党に次ぐ第2党が共産党。野党第1党は共産党なんです。だから京都で自民党を倒そうと思ったら共産党が倒すしかないんです。倉林さんが勝つしかないんです。」(共産党 志位和夫委員長)

「年金の怒りはすごく広がっているなと思うのと、この減り続ける年金をどうしたら止めて安心できるものにできるのか訴えたい。」(倉林明子さん)

【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区
MBSニュース

1563チバQ:2019/07/12(金) 22:00:48
■自民党■
●西田昌司さん

こうした野党候補を迎え撃つのが、前回トップ当選の自民党の現職・西田昌司さん(60)。公明党の推薦を得て今回も圧倒的勝利を目指しますが、西田さんは自民党のなかでも“特殊”な存在です。

「消費増税を今すべきじゃない、これには間違いありません。」(自民党・現職 西田昌司さん)

税理士の西田さんは、政府が掲げる10月の消費税増税の凍結をこれまで言い続けてきました。

「経済政策的には上げない方が良いに決まっているんです。(増税は民主党政権との)政治的な約束でしたから、けりをつけることでその後は経済政策を重視してデフレ脱却のための財政出動等をやっていく方向に(安倍政権が)ハンドルを切られた。そういう意味では仕方ないところもあると思いますね。」(西田昌司さん)

応援にかけつけた今井絵理子参議院議員もこう話します。

「安倍首相もおっしゃっていましたが、西田さんとお話するとき一番緊張すると。こういった厳しい与党内野党といいますか、そういった議員がいなければ、もっともっと国民から外れた施策が実行されていたかもしれません。」(自民党 今井絵理子参院議員)

「私が言うてるのはこれでええねん。」(西田昌司さん)

西田さんの訴えは「経世済民」。世を治め、民を救うという意味です。デフレ脱却のための政治政策のほか、多発する災害など個人では対応できない危機から国民を救うことが政治家の使命だと訴えます。

「(Q選挙期間中の昼食は?)いつもこんな感じ。麺類が一番消化に良いんでね。」(西田昌司さん)

昼食も時間がかからないうどんであっという間に済ませます。西田さん、3期目の当選を目指して京都の町を駆け抜けます。

【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区
MBSニュース
■諸派■
京都選挙区には他にも「オリーブの木」の新人・三上隆さん(88)、「NHKから国民を守る党」の新人・山田彰久さん(38)が立候補しています。

激戦の京都選挙区で議席を獲得するのは誰なのか。戦いの熱は高まるばかりです。

1564チバQ:2019/07/12(金) 22:54:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00010003-sakuranbo-l06
参院選・候補者を追う 「なんとがさんなね」強引な政治手法の批判 元局アナの無所属新人が草の根選挙 山形選挙区
7/12(金) 20:34配信 さくらんぼテレビ

参議院議員選挙の選挙戦は中盤に入り、山形選挙区は激戦の様相を呈している。候補者の訴えがさらに熱を帯びる中、戦いの様子をシリーズでお伝えする。無所属新人の芳賀道也候補(61)を追った。

参院選・候補者を追う 「なんとがさんなね」強引な政治手法の批判 元局アナの無所属新人が草の根選挙 山形選挙区
有権者と一緒に朝の番組の決まりポーズ
元アナウンサーの知名度は抜群…有権者の反応は上々
選挙戦も中盤に入った9日の朝。初めての選挙に臨む61歳の体は少し疲れているように見えた。

(事務所を出る芳賀候補)
「のどがちょっと枯れ気味で…。いかにアナウンス技術が無かったか」

でも走る、走る。一人でも多く握手する時間を求めて駆け回る。無所属の芳賀候補が掲げる「草の根」の選挙は時間との闘い。

(芳賀道也候補)
「なかなか全部回れない、挨拶にも行っていない所があるっていうのが。個人的な知り合いも挨拶に行っていない失礼な男になっているんですが」

「知名度などはない」と本人は謙遜するが、そこは元アナウンサー。有権者の反応は上々で、選挙カーが通れば手を振り返す人も目立つ。

参院選・候補者を追う 「なんとがさんなね」強引な政治手法の批判 元局アナの無所属新人が草の根選挙 山形選挙区
「草の根選挙」で支持拡大を図る
政党色消し豊富な人脈で「草の根選挙」…地元密着をアピール
「今の政治おかしい、なんとがさんなね」、「人に優しい政治にズームイン!」。

歯切れの良いキャッチフレーズとともに、生活に密着した年金や子どもの貧困問題の解決、農家の戸別所得補償の復活などを訴える。

野党統一候補として、与党の強引な政治手法の批判にも時間を割き無党派層への支持拡大も狙っている。

(街頭演説での芳賀候補)
「今の国会どうでしょうか?話し合って物事を決める状態にない。今の政権、今の政治はダメです。なんとかさんなね」

大学時代を除いて山形に生き、過ごしてきた「地元密着」が大きなセールスポイント。アナウンサー時代に築いた人脈は「草の根選挙」を支える大きな力になっている。

(支援者)
「昔から友達なんです」
「私たち釣り仲間、ズームイン朝の時からのお友達」
「地元の人じゃなければ分からないこといっぱいある。必ずこの人は何かやりますから、その期待」

(応援演説する選対本部長の舟山康江参院議員)
「相手は巨大な自民党です。大きな組織、次々と大物議員を投入して圧力の政治を行っている。まさにだから与党はものが言えない」

連日大物議員を招き中央とのパイプを強調する与党候補の「空中戦」に対し、芳賀陣営の戦いはいわば「地上戦」。党首など大物議員の応援を極力避けて政党色を消し、草の根の「県民党」として残りの選挙戦を駆け抜ける。

(舟山康江参議院議員)
「(Q.相手候補には大物議員が続々と来ていますが?)まあ、山形の代表者は山形県民が決めますから。誰にしろって上から言われる筋合いは無いですよね」
(芳賀候補)
「ひたすら1人1人に訴える草の根しかない。まさに市民、県民の思いが最後に伝われば強いと思うので、民の力が(権力を)上回ればうち破れる」

参院選・候補者を追う 「なんとがさんなね」強引な政治手法の批判 元局アナの無所属新人が草の根選挙 山形選挙区
山形選挙区は改選定数1を3人が争う
山形選挙区は改選定数1を3人が争う
山形選挙区には芳賀候補のほか、自民現職の大沼瑞穂候補(40)と、政治団体「NHKから国民を守る党」の新人・小野沢健至候補(49)が立候補している。

小野沢候補は選挙区内での選挙活動は行わず、インターネットを通じて党の主張を訴えている。

1565 チバQ:2019/07/13(土) 06:53:57
https://hochi.news/articles/20190712-OHT1T50344.html
「激戦区」滋賀は自民現職パパVS“不死身の女”嘉田ーミネーター…参院選21日投開票

2019年7月13日 6時0分スポーツ報知

# 社会

��野党統一候補の嘉田氏。両胸全摘の影響を感じさせないパワフルさ

 第25回参院選(21日投開票)の滋賀選挙区(定数1)は事実上の与野党一騎打ちで、熱いつばぜり合いが続いている。野党統一候補として滋賀県知事を2期8年務め、抜群の知名度を誇る嘉田(かだ)由紀子氏(69)=立民・国民・共産・社民推薦=が出馬。自民現職の二之湯武史氏(42)=公明推薦=を脅かしている。自民党本部は、全国で32ある1人区の中で「激戦区」のひとつに指定。序盤戦から安倍晋三首相(64)ら大物を現地に投入し、引き締めに必死だ。(筒井 政也)

 新幹線新駅やダムの建設凍結など「もったいない」を合言葉に2006〜14年に全国にも名前をとどろかせた元名物知事が、2度目の国政挑戦に打って出た。
 17年の衆院選は野党が共闘できず、約5000票差で屈したが「元知事のパワーを再確認した」と陣営。立民、共産が候補者を引っ込めて共通政策を託した。消費税増税や年金問題を、倹約主義として問題視する嘉田氏は「安倍政権に○か×か。分かりやすい二者択一の選挙。代案もある」と高齢ながら精力的に訴える。
 病魔とも闘った。嘉田氏は今年3月、初期の乳がんのため両胸を全摘出する手術を受けた。周囲は事後に知らされ、参院選出馬は厳しいと思われたが、気力は萎えなかった。

 選対担当者は「命がけとまで言わないが、乾坤一擲(けんこんいってき=運を天に任せる、の意)の勝負には違いない」と驚く。「我々が振り回されるほどの体力。チキンも骨ごと食べますからね。あと20年は現役でできるのでは。『化け物』と言うと怒られるので『ターミネーター』と呼んでいます。だんだんバージョンアップしている」と不死身ぶりに太鼓判。映画の「アイル・ビー・バック(また帰ってくる)」の名セリフ通り、政治家としての新章を描くつもりだ。
 知名度抜群の嘉田氏を迎え撃つ二之湯氏は3児の父。俳優・要潤(38)に似たイケメン&イクメンの42歳だ。名前の浸透度の差が激戦区指定の理由ゆえ、「私の不徳の致すところ」とわびながら「今、日本の経済は過去最高レベル。流れを変えるわけにはいかない」と持続性をアピール。「ケチケチ財政をした人に国政は任せられない」と嘉田氏のスローガンを逆手に取る。
 滋賀はかつては非自民王国だった。野党反撃ののろしに危機感を強める自民党は、公示日に小泉進次郎衆院議員(38)を投入。公示後初の日曜日となった7日には安倍首相が現地入りした。首相は「日米同盟関係なんていらないという共産に支援されているのが野党統一候補(嘉田氏)。おそらく当選したらバラバラになる」と烏合(うごう)の衆だと指摘した。選対担当者は「当選されたら、どの会派に入るのか。筋が通らない。県政と国政は違う」と批判した。
 戦いの構図を嘉田氏は「軍艦VS手こぎ船」と表現し「私をせん滅させようとしているのなら、ありがたいこと。細腕でやっている女冥利に尽きる」と意気軒高。ターミネーター復活か、物量作戦での勝利か。滋賀のスクリーン上は、ラストまで息つく暇もなさそうだ。
 ◆滋賀(改選定数1)
 服部修  45 諸新
 嘉田由紀子 69 無新
 二之湯武史 42〈1〉自現
 ※敬称略、届け出順。丸数字は当選回数。年齢は21日の投開票日

1566名無しさん:2019/07/13(土) 10:22:04
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/656977.html
参院選静岡選挙区 野党激突に「不思議」な動き、官邸介入か
(2019/7/13 08:44)
 5人が争う参院選静岡選挙区(改選数2)で、これまで参院選では自民党現職の牧野京夫氏(60)を支援してきた大手企業や業界団体などの一部が国民民主党現職の榛葉賀津也氏(52)の支援に回る動きが出ている。首相官邸の意向が働いているとの見方もある。牧野氏の得票だけでなく、榛葉氏と立憲民主党新人徳川家広氏(54)との旧民主党系候補同士のせめぎ合いにも影響する可能性があり、各陣営が関心を寄せている。
 5日夜、榛葉氏が浜松市中区の中心部で行った街頭演説に、スズキの鈴木修会長が突然姿を現した。
 過去の選挙でも取引先や関係企業を動かして政治的影響力を発揮してきた鈴木会長。2013年の参院選静岡選挙区では牧野氏を支援し、榛葉氏とは疎遠だった。今回選でも、全国軽自動車協会連合会の要職に就いている牧野氏を支援するとみられていた。ところが、鈴木会長は榛葉氏の演説を聴き終えると、記者団に榛葉氏支援を明言。「自民党の牧野氏は1位だから(榛葉氏の)2番目の当選を祈っている」と答えた。関係企業を含め榛葉氏を支援する方針だ。
 7日には袋井市での榛葉氏の集会で、国民民主党企業団体委員長の桜井充参院議員が「榛葉氏が厳しいから、自民党の静岡県選出の元大臣に『票を回して』とお願いした」と明らかにした。
 複数の関係者によると、スズキ以外にも県内の大手企業や団体の一部が榛葉氏の支援に回った。脱原発を主張する徳川氏の当選を阻止したい思惑も透けるが、ある自民関係者は「首相官邸からの依頼だ。(参院選後の)改憲を意識しているのだろう」と話す。榛葉氏に恩を売って改憲へ協力を得る狙いとの分析だ。背景に静岡選挙区で自民が2人目の公認候補擁立を見送り、牧野氏が他候補に先行する選挙情勢もある。

 こうした動きについて榛葉氏陣営の関係者は「いい迷惑。選挙妨害だ」と表面上は不快感を示す。だが、徳川氏を支援する牧野聖修元衆院議員は7日、静岡市内での街頭演説で「自民が余った力で敵対候補(榛葉氏)を応援している。不思議なことが起きている」と皮肉った。
 県内の自民党関係者は「自民県連として榛葉氏を支援するわけではない」と強調した上で「牧野氏の票が目減りしてしまう」と警戒感をにじませた。
 静岡選挙区には共産党新人の鈴木千佳氏(48)と「NHKから国民を守る党」新人の畑山浩一氏(49)も立候補している。

 ■石破氏「良しとしない」
 自民党の石破茂元幹事長は12日、参院選静岡選挙区の公認候補応援のため本県入りし、野党候補を支持するよう働き掛けたとする首相官邸の動きについて「私自身は良しとしない」と述べ、官邸を暗に批判した。磐田市で取材に答えた。
 石破氏は「われわれは自民党として戦っている。他党の支持者に良い影響を与えること、自民の支持者に対し野党に(票を)入れてくれと言うのは今まで見たことがないスタイル。自民の中で混乱や対立が残ってしまう。自民は自民として固めていくべきだ」と述べた。

1567 チバQ:2019/07/13(土) 18:17:36
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190713_11022.html
宮城

<参院選宮城>無党派層多い大票田の仙台市 衆院1、2区の現職らがてこ入れ合戦

2019年07月13日 土曜日

��支援者と握手を交わす候補者

 21日に投開票される参院選の宮城選挙区(改選数1)で、衆院宮城1、2区の現職議員らがてこ入れに躍起になっている。無党派層が多い両区は勝敗を左右する大票田。一時取り沙汰された衆参同日選は流れたものの、議員らは自身の過去の得票をにらみつつ、長丁場の決戦に臨んでいる。
<日々車に同乗>
 「力を貸してほしい。勝たせてほしい。心からのお願いだ」。11日、仙台市青葉区の繁華街。宮城1区の自民党現職土井亨氏(60)は、参院選で4選を期す党現職愛知治郎氏(50)の応援演説でまくし立てた。
 2016年参院選で、1区に当たる青葉、太白両区は、野党統一候補に計約1万5000票の差をつけられた。「土井氏は相当腕まくりしている」と党関係者。本人も取材に「厳しい戦い。しっかりやるだけだ」と表情を引き締めた。
 宮城1区で土井氏に敗れ、比例東北で当選した立憲民主党県連代表の岡本章子氏(53)は、今回の参院選で野党統一候補の党新人石垣のり子氏(44)の陣営をけん引する。県連が組織として挑む初の国政選挙だけに力が入る。
 公示直前に立候補を表明した2年前の自分を、5月に出馬を決めた石垣氏に重ねる。選挙戦では「100%の力では負ける。120%を出せば追い付ける」と石垣氏を鼓舞し、選挙カーに同乗する日々だ。
<「次の試金石」>
 宮城2区となる仙台市宮城野、若林、泉の3区では、次期衆院選に向けた地ならしの雰囲気すら漂う。
 「安定した自公政権だからこそ今後の日本を担える」。10日夜。宮城野区のホールであった集会には、街頭演説に回る愛知氏に代わり、与党の存在感をアピールする自民現職秋葉賢也氏(57)の姿があった。
 前回衆院選では、秋葉氏の連携不足に地元市議らが反発した経緯がある。結果はわずか1300票差の勝利だった。党県連幹部は「かなりの焦りがあるのだろう。今回の参院選での働きは、次の衆院選の試金石になる」とみる。
 一方、惜敗した立民県連幹事長鎌田さゆり氏(54)も「まるで自分の選挙のような張り切り具合」(党関係者)を見せる。石垣氏との地域回りや街頭演説、会員制交流サイト(SNS)での情報発信を精力的にこなし、アピールに懸命だ。
 8日には選挙カーに乗り込み、宮城野区の住宅街を石垣氏と回った。自分の名前も連呼し、顔なじみの支援者と候補者を引き合わせた。「今、必死にやらずいつやるのか」と自らに気合を入れた。

1568 チバQ:2019/07/13(土) 18:22:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00000022-jij-pol
やまぬ維新旋風=主要野党に危機感-大阪【注目区を行く】

7/13(土) 8:16配信��
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有権者に支持を求める候補者ら=5日午後、大阪市淀川区(一部画像を処理しています)

 12年に1度、統一地方選と参院選が重なる「亥(い)年選挙」で、日本維新の会の存在感は際立った。

 4月の大阪府知事・市長のダブル選を制し、返す刀で衆院大阪12区補選でも勝利した。参院選大阪選挙区(改選数4)で、気おされた自民は安全策を敷き、主要野党は危機感を募らせている。(敬称略)
 「2025年の大阪・関西万博は政府・与党が成功させる」。比例代表から転じた自民の太田房江は6日、首相安倍晋三が見守る中、こう強調した。太田の武器は元府知事の知名度。ポスターでは関西国際空港の滑走路整備など知事時代の実績をアピールする。

 ◇自民は安全策
 自民は昨年7月、元大阪市議の柳本顕を公認。太田を2人目として立てる構えだった。だが、維新がダブル選に踏み切ったため、柳本は大阪市長選に出馬して公認を辞退。自民は衆院補選で敗北したのを受け、太田1人に絞った。

 ただ、結束には課題を残す。補選敗退に伴い、新たに府連会長となった渡嘉敷奈緒美は、就任するなり維新が掲げる「大阪都構想」の住民投票容認へかじを切った。これに反発した堺市議団が渡嘉敷の辞任を要求。公示直前に収束したものの、府連内からは「どうなるか知らんで」と投げやりな声も漏れる。

 維新の勢いは止まらない。5日夜、大阪市内で開いた演説会で、再選を目指す古参メンバーの東徹は金看板の「身を切る改革」を公明が公約に明記したことに言及。「維新の議員歳費2割削減法案に公明は反対した。あきれてものも言えない」と当てこすった。陣営関係者は「100万票以上を獲得してトップ当選だ」と息巻く。

 東に次いでマイクを握ったのは6月に公認が決まったフリーアナウンサーの梅村みずほ。2児の母であることを前面に出し、「増税なしで大阪の子育て政策を充実させたのは維新だ」と子育て世代への訴えを演説の中心に据える。東とは違う支持層を開拓する戦略だ。

 2人の活動を支えるのが対立陣営から「どぶ板選挙の実動部隊」と呼ばれる200人超の地方議員だ。府議が東、大阪・堺両市議らは梅村を支援する。各議員が街頭活動をインターネット交流サイト(SNS)で発信し、拡散に余念がない。

 ダブル選では維新と対立した公明は、都構想実現に向け協力することで維新と合意し、後顧の憂いなく参院選に臨む態勢を整えた。公認会計士であり財務政務官も務めた杉久武は5日、摂津市で「行政改革に取り組み、1000億円以上の国の予算の無駄を削減した」と胸を張った。

 ◇立憲民主に誤算
 維新への追い風に立憲民主は翻弄(ほんろう)されている。

 昨年9月に弁護士亀石倫子の擁立を決定した際、代表の枝野幸男は自信満々に「目玉候補だ」と語った。亀石は大阪府警の全地球測位システム(GPS)端末を使った捜査をめぐる裁判などで名をはせ、テレビ出演でさらに知名度を高めた。当初は維新幹部も「亀石は通る」と予想していた。

 だが、選挙戦が始まってみれば、維新に押され、予想外の苦戦が続いている。立憲府連幹部は「厳しい選挙だ」と認める。ダブル選前に「維新が2議席取れるはずがない」と高をくくっていた亀石陣営幹部は、今や「当初の想定が狂った」と頭を抱える。

 「何兆円も戦闘機を買うよりも、やるべきことがあるんじゃないですか」。亀石は6日、大阪市内の街頭で、枝野が見守る中、こう必死に訴えた。

 6年前の選挙で15年ぶりに共産の議席を奪還した辰巳孝太郎は「若手のエース」。公示日には委員長志位和夫が応援に駆け付けた。辰巳は11日午後、大阪市内の街頭で「大接戦だ。自民、公明、2人の維新に独占させるわけにはいかない」と力を込めた。

 国民民主はスリランカ出身のにしゃんたを擁立。一時は共倒れを防ぐため、亀石を無所属の野党統一候補とし、辰巳やにしゃんたを比例に回す案などもささやかれていた。ただ、立憲が調整に消極的だったため、合意には至らなかった。連合関係者の「野党票を食い合っている」との嘆きがむなしく響く。

1569 チバQ:2019/07/13(土) 18:24:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000020-san-l40
【参院選】公明、福岡選挙区で総力戦 山口代表2度目の来援、50万票獲得へ幹部続々

7/13(土) 7:55配信��
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党公認候補の応援で福岡入りした公明党の山口那津男代表=北九州市八幡西区

 公明党が、参院選福岡選挙区(改選3)で総力を挙げた選挙戦を展開している。12日には山口那津男代表が公示後2度目となる福岡入りをするなど、党幹部が連日、党公認候補の応援に駆けつける。連立政権を組む自民党の積極的な後押しもあり、3年前の前回選挙に続く議席獲得と比例票の上積みに懸命だ。 (九州総局 中村雅和)

 「なっちゃんでーす!」

 北九州市八幡西区のJR黒崎駅前でマイクを握った山口氏が、演説冒頭におなじみのフレーズを切り出すと、集まった支持者は大きく沸いた。演説では、事業承継時に相続税や贈与税を免除する制度新設など政権の成果を挙げ「小さな声を聞く力を持っている公明党だから実現できた」などと強調した。

 山口氏はこの日、北九州市内4カ所を回った後、記者団に「(福岡選挙区は)相手候補も強く、しのぎを削る戦いだ。これからが正念場になる」と気を引き締めた。引き続き13日も福岡市内で街頭演説をこなす予定だ。

                 × × × 

 公明は今回、福岡を含む改選3以上の7選挙区にそれぞれ候補を擁立した。九州・山口では福岡選挙区が唯一で、議席確保は至上命令となっている。公示後、山口氏の福岡入りは5日以来で、ほかにも石井啓一・国土交通相や太田昭宏・前国交相ら幹部を連日、投入する。

 福岡選挙区の改選数が2から3に増えた平成28年の前回参院選で、公明候補は約47万票で3位当選だった。今回は50万票を目標としているが、「まだそこまでは届いていない」(県本部幹部)として、13日には再び太田氏が応援に入るなど、今後も幹部の来援は続く。

 援軍は自らの党幹部だけではない。連立パートナーの自民党も強力にバックアップする。

 自民は選挙全体の勝敗を左右し、公明が候補を立てていない改選1人区で公明の支援を受ける見返りに、複数区の公明候補には支援を惜しまない。

 11日夕、福岡入りした安倍晋三首相(自民党総裁)が、真っ先に駆けつけたのは公明候補の街頭演説だった。首相による公明候補の応援は、選挙戦を通じて初めてであり、異例ともいえる。

 首相は年金や介護、子育て支援など社会保障の充実で自公連立政権の実績を強調し「生活が厳しい方に光を当てる政策を強くしていくのが公明党だ」などと持ち上げた。

 一方、自民候補の演説では必ず取り上げる憲法改正の話題には触れなかった。改憲に対して温度差がある公明への配慮もにじませた。

                × × × 

 選挙区候補と連動した比例票の掘り起こしも、公明が福岡選挙区に注力する理由の一つだ。

 福岡は、有権者数約423万人を擁し、九州・沖縄8県の4割弱を占める大票田だ。今回、他党が福岡選挙区で、九州・沖縄地区を重点的に回る公明の比例候補と同姓の候補者を擁立したこともあり、個人名ではなく、政党名を書くよう、呼びかけているという。

 同党関係者は「福岡で票を伸ばし、政党、個人名あわせ(九州・沖縄)8県で100万票を目指したい」と語った。

 ただ、懸念もある。統一地方選と参院選が重なる12年に1度の「亥年選挙」で、組織の疲弊も指摘される。この日、演説にかけつけたある女性支持者は「運動が続いてみんな疲れている。私もしんどい。ただ、最後の力を振り絞って、応援を続ける」と語った。

 

 届け出順(1増・3-9)

春田久美子 52 弁護士   国 新 

川口尚宏 50 元会社員  諸 新 

河野祥子 39 元直方市議 共 新 

浜武振一 53 元筑紫野市議 諸 新 

下野六太 55 元中学教諭 公 新 【自】

本藤昭子 77 元会社員  諸 新 

野田国義 61 元国交委員長 立 現 【社】

江夏正敏 51 党政調会長 幸 新 

松山政司 60 前1億活躍相 自(岸)現

1570 チバQ:2019/07/13(土) 18:26:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00000113-spnannex-soci
参院選後半戦台風の目 れいわ新選組の乱、山本氏マイクパフォに喝采

7/13(土) 5:30配信��
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品川駅前で「れいわ新選組」の演説会に集まった多くの観衆

 ◇令和初審判 参院選2019

 選挙戦後半に突入した12日、山本太郎代表(44)率いる政治団体「れいわ新選組」の候補10人が東京・JR品川駅前に集結し演説会を行った。元俳優らしい山本氏のマイクパフォーマンスだけでなく、車いすが必要な重度障がい者ら、候補者の多彩さもあって注目度はぐんぐん上昇。参院選の“台風の目”となりつつある。

 和太鼓のライブパフォーマンスで始まった型破りな演説会。幕末の志士・新選組を意識し、袖がギザギザ模様の“だんだら羽織”を着た10人の先陣を切り、代表の山本氏がマイクを握った。

 品川駅港南口に集まった聴衆は約3000人。山本氏が「20年以上続くデフレで、あなたの生活が、あなたの人生が削られてきた。取り戻すには消費税の廃止しかない」と声を上げると、「そうだー」と賛同の声が上がった。「1年以内に衆院選、3年後に参院選。そのスパンで政権を取りにいかせてください」との訴えに、拍手の音が響いた。��

 れいわは、4月にできたばかりで国会議員は山本氏ただ1人の政治団体。候補者は山本氏を含め10人。その多くが、あらゆる社会問題の“渦中の人”と話題だ。木村英子氏(54)は首から下がほぼ動かない重度障がい者、三井義文氏(62)は元コンビニ店長で“ブラック職場”の改善を訴えてきた。

 このうち9人が比例区に出馬。山本氏自身も、2013年に約67万票を得て当選した東京選挙区から比例に回った。しかも優先的に当選となる新制度「特定枠」に木村氏ら重度障がい者の2人を入れ、自身は“比例3位”。全体で3人を当選させなければ、落選となるいちかばちかの戦い。ゲストで登場した脳科学者・茂木健一郎氏に「失敗じゃないの?」と問われると「自分の1議席を守るために政治をやりたくない」と答え、党勢拡大を第一目標とした。��

 演説では聴衆一人一人に問い掛けるような語り口で「いかがですか?皆さん」などのフレーズを多用。他党の関係者からは「山本氏は元俳優だからか、マイクパフォーマンスで聴衆を引き込むのがうまい」と警戒の声も上がっている。��

 一方で公約が非現実的との指摘もあり、永田町関係者は「演説の盛り上がりが票に結びつくかは分からない」とも見ている。野党共闘や党首討論で埋没気味の立憲民主党や国民民主党などの票を削り、政権批判票の受け皿となることができるか。後半戦の大きな注目点になりそうだ。

1571 チバQ:2019/07/13(土) 18:27:24
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2019/07/13/kiji/20190713s00042000135000c.html

諸派 80年代に乱立、92年供託金増額でブーム下火に

2019年07月13日 05:30
社会

��【令和初審判 参院選2019 】 政党要件を満たさない政治団体は、諸派と呼ばれる。今回「幸福実現党」「NHKから国民を守る党」などの諸派も候補者を出している。��

 1980年代には諸派が乱立。89年の参院選には歌手・山本コウタロー(70)を党首にした「ちきゅうクラブ」、アントニオ猪木参院議員(76)が中心になって結成された「スポーツ平和党」、開国ならぬ「開星」を訴え宇宙人との交流を目指した「UFO党」など28の諸派が候補者を擁立。猪木氏が当選した。90年の衆院選にはオウム真理教の松本智津夫元死刑囚=教祖名麻原彰晃=が党首の「真理党」から25人が出馬し全員落選。

 92年に、没収の可能性がある供託金が参院選比例区出馬で400万円から600万円に増額。諸派ブームは下火になっていった。

1572とはずがたり:2019/07/13(土) 19:50:44
山本太郎が京都で共産党候補だけを応援した背景
https://note.mu/kansaiseiji/n/n063238fd9b5d
kansaiseiji
2019/07/12 18:16

京都では共産党候補しか応援しなかった山本太郎

 山本太郎参院議員が各地で少しずつブームを起こしている。7月11日には大阪選挙区に立候補している共産党のたつみコータロー候補と、立憲民主党のかめいし倫子候補の応援にそれぞれ2ヶ所ずつ立った。夕方からは一人で梅田ヨドバシカメラ前で演説したのだが、何ら動員をしていないにも関わらず、聴衆の人垣が広がったのである。

 山本太郎は、7月12日に京都・三条河原町で共産党の倉林明子候補の応援演説に立った。定数2の参院京都選挙区は、情勢調査によれば自民党の西田昌司候補がリードし、それを共産党の倉林明子候補、立憲民主党の増原ひろこ候補が追い、競り合っている。

 前回2013年に京都選挙区で15年ぶりに議席を獲得した共産党は、議席維持に必死だ。同党の志位和夫委員長は、Twitterで「日本共産党創立97周年記念日、7月15日、京都で『比例第1党』を実現することと、倉林明子さんの宝の議席を何としても守り抜くために、5度、京都にうかがいます。戦前の山宣の闘い、戦後の蜷川民主府政、つねに日本の社会進歩の事業を先頭にたって切り拓いてきた京都の誇りにかけて、必ず勝利を!」(7月10日)と発破をかけ、山本太郎に「ありがとう、山本太郎さん。力あわせ変えましょう!」(7月12日)と倉林応援へのお礼を述べた。

 大阪では共産党と立憲民主党の両候補の応援に立ち、「大阪選挙区4つの議席あるんですよ、その2つを野党側で取りに行かないでどうするんですか!」と叫んだ山本太郎だが、京都では倉林の応援だけで、立憲民主党の増原の応援には立たなかった。
 京都でも「野党で2議席を」と呼びかけてもよさそうなものであるが、なぜか。そこには京都独特の情勢と政治構図を分析した山本太郎の判断があったと考えられる。

「共産党を追い出せ」 首長・経済界・労組が包囲網

 京都は共産党が強く、京都府議会でも京都市議会でも自民党に続く第2党を維持している。ならばこのまま自民党の西田候補と共産党の倉林候補の"自共"で京都の2議席は固いと思われるかもしれない。

 だが、京都の独特の政治情勢を加味すると倉林が"安泰"とは言えないのだ。京都は共産党が強いゆえに、自民党を中心に非共産の野党、経済界、連合など労組が結束して共産党を落とす包囲網を形成する政治構図がある。首長選挙では、自民党系候補に非共産の野党が相乗りし、革新候補と一騎打ちを演じる構図が続いてきた。
 つい1年前に行われた京都府知事選挙では、共産党が推薦した福山和人氏が得票率44.1%を獲得したのに対し、自民党や立憲民主党は相乗り候補を擁立して結束し、福山氏の当選を阻んだのである。

 この構図は今回の参院京都選挙区のたたかいにも反映されている。連合と旧民主党系地方議員のグループが共催して長岡京市で7月8日、立憲民主党の増原ひろこ候補を応援する演説会が開かれた。この演説会で各弁士は次のように語って増原を応援したのだ。

「6年前に共産党に奪われた議席を取り戻す選挙。私がその時(中小路市長は当時、民主党府議)の事務責任者だった。本当に悔しい思いをした。共産党から議席の奪還に力を合わせよう」(中小路健吾長岡京市長)

1573とはずがたり:2019/07/13(土) 19:50:58
>>1572
「増原さんへの期待は、第一に共産党を追い出してほしいということ。市長として4年間、共産党の市議は『我々がやった』と嘘ばかりだ。『あれもあかん』『これもあかん』と反対していた。いつも議会では反対ばかり言っているが、我々が、例えば中学校給食などがんばって実現したら、あれも、これも『我々(共産党)がやった』と言う。こういう共産党を京都から追い出してほしいと増原さんに期待している」(安田守向日市長)

 増原の演説会と知らずに読むと、まるで自民党の演説会と間違えかねないほどの共産党への敵意である。

 翌9日に京丹後市で開かれた演説会では、増原自身が「6年前に共産党に取られてしまったこの議席を取り戻して、しっかりと政治に緊張感を取り戻したいと責任感を持って取り組んでいる。取り戻したいし、勝たなければならない選挙」と宣言した。

 6年前の2013年7月16日の朝日新聞は、「京都財界危機感 民主後押し」との見出し、倉林の当選を阻止するために、自民党の西田は"安泰"と判断した首長や経済界などが当時の民主党候補の支援にまわったことを書いているが、今回も同様の構図となっているのだ。
公明党が非共産の野党に票を回す京都

 もう一つ京都の独特の情勢がある。京都選挙区において、公明党は候補を立てず、自民党の西田候補を推薦しているが、では公明支持層は推薦どおりに西田候補に投票するのか。
 以下の表は、2013年の参院選翌日に朝日新聞(2013年7月23日)に掲載された京都の有権者の投票動向である。当時、事前の世論調査で自民党の西田がリードし、共産党の倉林と民主党の北神圭朗候補が競り合っていると報じられていた。注目は公明支持層の投票先である。

 推薦を出している自民党の西田に投じたのが、公明支持層の26%なのに対して、民主党の北神候補に投票したのは、なんとそれを上回る45%なのだ。「民主を支援する団体から『比例では公明を応援したい』と申し出があった」と取り引きがあったことも明らかになっている(朝日2013年7月16日)。
 今から振り返ると、2013年の倉林当選はこうした京都政治の闇取引を打ち破った快挙だったのである。

京都の政治戦にたびたび参戦してきた山本太郎

 実は、政治家になる以前から山本太郎は、京都の政治戦で革新候補の応援に立ってきた経験がある。最初は2012年2月の京都市長選で、脱原発市政をめざす中村和雄氏を応援した(上写真)。次に応援したのは、2014年4月の京都府知事選に立候補した尾崎望氏で、いずれも自公と非共産野党の相乗り現職首長に対抗する革新候補(政党としては共産党のみが推薦)を応援している。

 たびたび京都の政治戦に参戦し、マイクを握ってきた山本太郎だから上記のような京都の首長・経済界・労組・公明党の動きが起こっていると分析し、京都では共産党の倉林明子のみを応援すると判断したのだろう。

 倉林がこの包囲網を打ち破ることができるか、それとも闇取引に敗れるのかは、来年2月に予定されている京都市長選など今後の京都政界に影響を与える。

1574 チバQ:2019/07/13(土) 22:11:16
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/324900?rct=n_politics
<インサイド 2019参院選>橋本と札連 復帰で道内票増狙う

07/13 09:29

政治

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参院選

 「聖子さんに、札連に復帰していただきたい」
 参院選の公示翌日の5日、札幌市議会内の会議室で開かれた自民党札幌市支部連合会(札連)総務会。前衆院議員で札連会長の高木宏寿が、参院選比例代表で5選を目指す橋本聖子の札連復帰を提案し、総務会は満場の拍手で認めた。

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 橋本の札連離脱は、2015年4月の札幌市長選に向けて生じた混乱が理由だ。橋本は市議を束ねる札連会長として、副市長の秋元克広(現市長)の出馬を求める経済界に同調した。ところが故町村信孝ら主流派が前市長・上田文雄後継の秋元ではなく、元中央官僚を推薦。橋本は14年1月に会長を退き、秋元に激励文を送った責任も問われて15年2月に退会した。
 高木は「自民は今春、秋元市長の再選を支えた。いつまでも札連を離れている方が不自然」と話す。札連は5日の総務会で、橋本を重点候補に位置付けた。
 橋本復帰の狙いの一つは、道内票の掘り起こしだ。13年の参院選比例代表で橋本が得た記名投票の票数は道内7万8437、札幌市内2万6720。道内は07年より約1万1千、札幌では約4600減らした。今回は比例代表に日本維新の会の鈴木宗男も出馬。札連幹部は「橋本を支えることもせず、道内票も減れば責任問題だ」と焦りを抱く。
 橋本は日本オリンピック委員会(JOC)副会長。札幌市が30年冬季五輪・パラリンピック招致を目指していることも、復帰の背景にある。
 市は招致目標を26年から30年へ変えた昨夏、26年招致継続を唱えた橋本との意見調整に時間を要した。札連幹部は「関係を修復し、市とJOCの連携強化を図る狙いもある」と明かす。
 選挙戦初日の4日、札幌で「30年大会の招致に力を尽くす」と演説した後、周囲に「もうすぐ復帰させてもらえる」と笑顔で語った橋本。離脱から4年余を経て、わだかまりが解けることへの喜びがにじんでいた。=敬称略=(袖山香織)

1575 チバQ:2019/07/13(土) 22:15:37
https://www.niigata-nippo.co.jp/sp/news/politics/20190712482176.html

【政治・行政】

自民入り鷲尾氏、地元で存在感

参院選対応で旧民進衆院議員

 旧民進党出身で、自民党や自民派閥に加入した衆院議員3人の参院選対応で明暗が分かれている。入党した長島昭久元防衛副大臣、鷲尾英一郎氏(新潟2区)は地元で積極的に活動し、存在感を発揮する。一方、無所属のまま二階派入りした細野豪志元環境相は活躍の場を見つけられず音なしの日々を過ごす。自民党の地方組織と円満な関係にあるかどうかが左右しているようだ。

 長島氏は7日、東京・JR立川駅前で自民党街宣車の上に立ち、安倍晋三首相(党総裁)や東京選挙区の候補と一緒にマイクを握った。先月26日に自民党入りするまで20年間近く、民主党や民進党など非自民の立場で演説を続けてきた場所だ。自身のフェイスブックに「自民党の議員として初めてマイクを持つ。感無量」と書き込み、喜びをにじませた。

 演説後の7日夜には衆院東京21区で議席を争ってきた自民党の小田原潔衆院議員(比例東京)を交えて首相と会食。早くも党内になじみ、比例代表候補の支援にも駆け付ける。

 3月に入党した鷲尾氏は新潟選挙区に立候補した党公認の塚田一郎氏を地元で支援する。自身が衆院新潟2区で築いてきた後援会に塚田氏を紹介。塚田氏、花角英世知事と3人で並んだポスターも作製した。与党入りの恩返しとばかりに塚田氏を支える。

 鷲尾氏の自民入りで2区の衆院議員が不在となった野党側は、野党統一候補で無所属新人の打越さく良(ら)氏の応援に、森裕子参院議員(新潟選挙区)や隣接選挙区の衆院議員らが入り、カバーしている。地元県議も中心となり、懸命に支持を固める。

 一方、ほとんど動けていないのが1月に二階派に入った細野氏だ。関係者によると、地元候補者や党静岡県連から応援要請がないという。長島、鷲尾両氏と違い衆院静岡5区からの立候補にこだわっており、県連が受け入れを拒否している事情がある。

 二階俊博幹事長からは「入党するためには選挙で頑張れ」とハッパを掛けられており、静岡県外で応援の出番を探っているという。

【政治・行政】��
2019/07/12 12:05

1576とはずがたり:2019/07/13(土) 22:35:31
相手が八戸の大島系に対して,津軽の弘前から立てて八戸の田名部も支援すると云う構図だけでは原発産業等もあるし自民大好き青森では難しいと思ってたけど善戦している小田切氏。

そういう構図だけではないものがあるようだ。

https://twitter.com/odagiri_satoru/status/1147274002349481984
【小田切さとる政見放送①】
かつて青森にも、頑張れば貧困から抜け出せるという希望がありました。それが今では、いくら頑張ってもそこから抜け出せないと諦めている人が増えている気がします。

1577 チバQ:2019/07/13(土) 22:40:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00000544-san-pol
広島選挙区 自民確執「地方vs中央」

7/13(土) 19:51配信��
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 自民党が21年ぶりに2人を擁立し、議席独占を目指す広島選挙区(改選数2)。「自民一強」を確固たるものにする試金石との見方もあるが、内情は「地方vs中央」の構図による、党内の“仁義なき戦い”だ。

 「党幹部が少しフラフラし過ぎている。天から一声かければ何でも有利になるというのは間違いだ」。8日、広島県福山市で自民現職の溝手顕正(76)が支援者約400人を前に声を張り上げた。約10分間の演説時間のうち、半分は党本部への不満が占めた。

 広島は「ポスト安倍」をにらむ党政調会長・岸田文雄(衆院広島1区)率いる岸田派(宏池会)の牙城。溝手は県内に6人の国会議員を抱える岸田派の最高顧問で、平成25年の参院選では後続候補に倍以上の票差で圧勝した。議席の上積みも可能とみた党本部が今年3月、新人の河井案里(45)の擁立を決めた、というのが表向きの構図だ。

 ただ、同選挙区でダブル当選の実績はなく、今回も自民が2人区で2人擁立したのは広島だけ。河井は首相・安倍晋三に近い党総裁外交特別補佐の河井克行(衆院広島3区)の妻でもあり、支持層の分裂を招きかねない決定に、地元では「官邸主導で頭越しにものごとが進んだ」との不満がくすぶる。

 県連がホームページで紹介する候補者は溝手のみ。「党本部の支援は受けない」(県連関係者)とし、岸田ら地元のほとんどの国会議員、地方議員が支援する。

 党本部が地元の反発を押し切った背景には、安倍と溝手の確執が指摘される。第1次安倍政権時の19年参院選で自民が大敗した際、防災相だった溝手は「首相の責任」に言及。党参院幹事長を務めた野党時代の24年には、安倍を「過去の人」とも言い放った。

 党本部の全面支援を受ける河井陣営には官房長官・菅義偉ら幹部が続々と応援に駆けつける。8日は河井擁立にかかわった党幹事長・二階俊博が、約1200人を動員した広島市内の集会で「悪口を言っていじめていては政治家は育たない」と溝手陣営を牽制(けんせい)した。

 身内の中傷合戦について、あるベテラン県議は嘆息する。「2人が当選すれば、党本部は万々歳。だが、地元にはさまざまな後遺症を残すだろう」

 一方、国民民主と立憲民主が擁立した無所属現職の森本真治(46)の陣営は「自民の話題で、こちらがかすんでしまっている」と埋没の危機感を強める。

 自民の不協和音ばかりが目立つ広島選挙区。広島市中区の会社員、立脇圭さん(32)は「ネガティブキャンペーンではなく、具体的な政策方針を聞きたい」と注文をつける。府中町の無職の男性(78)は諦め気味だ。「2議席独占ではなく政権を批判する勢力も必要だと思うが、今の野党に任せられるかといえば心もとない」(文中敬称略)

1578 チバQ:2019/07/13(土) 22:43:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00000034-tospoweb-ent
【参院選】「れいわ新選組」街頭演説に登場・SUGIZOの素顔を山本太郎氏が明かす

7/13(土) 18:52配信��
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「れいわ新選組」から参院選の比例代表に立候補した山本太郎氏が12日、東京・品川駅前で開いた「れいわ祭」に参加したギタリスト・バイオリニストのSUGIZOの素顔を明かした。

 500人以上の聴衆を集めた「れいわ祭」は参院選に立候補した同党の候補者全員が参加。「LUNA SEA」や「X JAPAN」で活躍するSUGIZOは作家の雨宮処凛氏とのトークでこう語った。

「今の社会は恐怖がベースになっている。50歳になったことを機に、今まで以上に本音を発していくよ。人生の残された時間を有効に使いたいからね」

 俳優から政治家になって6年間、巨大政党を相手に“ガチンコ勝負”を続ける山本氏に対し、SUGIZOは「山本太郎さんは人として信用しています。この5年間、本気で応援してきた。(聴衆に)今、一番重要なあなたの力をお借りしたい」と訴えた。

 山本氏は、SUGIZOの参加に「芸能人は政治に関心があってもイベント参加となると腰が引けるもの。一流のミュージシャンのSUGIZOさんが、政治イベントに来てくれたのは勇気がいることなんですよ。心ある人です」と本紙に熱く語った。

 れいわ新選組は、政党要件獲得に必要な得票率2%以上を目指す。そのためには2議席が最低でも欲しいところだ。

 全国遊説を続ける山本氏は「このイベントが即、票につながるとは思っていません。だが、残りの選挙戦で支持を訴えていきます。もちろん全員当選が目標ですが、最低でも5議席は取りたいです」と意気込んでいる。

1579 チバQ:2019/07/14(日) 21:31:35
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190714_31004.html
<参院選岩手>私情捨て自民候補が応援 知事選立候補表明の及川氏 野党は警戒、冷淡な声も

2019年07月14日 日曜日


 この夏、2カ月連続で行われる岩手の全県選挙で、因縁の2人がタッグを組む。参院選(21日投開票)の自民党現職平野達男候補(65)と、知事選(8月22日告示、9月8日投票)に自民が擁立した及川敦元県議(51)だ。果たして2人は過去の恩讐(おんしゅう)を乗り越えられるのか。
 「4年前の平野氏の行動には納得していない。だが私情を乗り越え、公益のために平野氏を応援する」
 8日にあった知事選への立候補表明で及川氏は複雑な心境を吐露。記者会見場から平野氏の街頭演説に駆け付け、険しい表情で握手を交わした。
 2015年の前回知事選で平野氏は、いったんは立候補を表明しながら告示直前に撤回し、参院議員にとどまった。このとき、平野氏の議員辞職に伴う参院補選への立候補を予定していたのが及川氏だった。
 自民のお膳立てで平野氏は及川氏と電話で会談。「4年前のことよりも『岩手県政を何とかしないと』という思いがお互い強い。私が当選すれば、知事選は徹底的に応援する」と融和を強調する。
 知事選の告示まで2カ月を切ったタイミングで候補擁立にこぎ着け、2回続けて知事選不戦敗の不名誉を回避できそうな自民。千葉伝県連会長は「及川氏の参戦は参院選でもプラスに働く」と確信する。
 自民の動きを、参院選に無所属新人横沢高徳候補(47)、知事選に現職達増拓也氏(55)を立てる野党陣営は、どうみているのか。
 選対幹部は「いいところに目を付けた。及川氏が地盤とする大票田盛岡での集票に影響が出る」と警戒。国民民主党の県議は「まるでしっちゃかめっちゃか。こちらは達増知事と既に連動しており、やることをやるだけだ」と冷ややかに受け流す。
 参院選、知事選とも中立を貫く無所属県議は「確かに選挙戦では『昨日の敵は今日の友』が常識だが…。プラスとマイナスのどちらの効果が大きいか、正直分からない」と語った。

1580 チバQ:2019/07/14(日) 21:32:41
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190714-00571204-shincho-pol
参院選「永田町の壇蜜」に地元から異例の差し替え要求、あの豊田真由子と比較の声も

7/14(日) 5:58配信��
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吉川有美参議院議員(本人のTwitterより)

 勝って涙、負けて涙。選挙には涙が付き物である。しかし、いよいよ選挙戦というタイミングで涙ながらに自らの窮状を訴えた美人議員がいる。三重県選出の吉川有美参議院議員(45)。「地元の選対が崩壊した」という彼女の発言の背景には一体、何があるのか。

 東京農工大大学院修了後、環境系コンサルタントを経て三井住友銀行に入った彼女が自民党公認で初当選を果たしたのは2013年の参院選だった。

「吉川さんが当選した三重選挙区は民主党の岡田克也元代表のお膝元で、“民主王国”と呼ばれてきた。自民党は00年の補選以来5連敗中だったのですが、彼女はそこで現職を破って当選した。13年の選挙を象徴する戦いとして、新聞や雑誌に取り上げられました」(政治部デスク)

 当選から3年が経った16年には、「FRIDAY」に「国会の壇蜜」として取り上げられ、

「それ以降、周囲から『国会の壇蜜』『永田町の壇蜜』と呼ばれるようになった。本人も満更ではない様子で、“私、壇蜜みたいって言われるの”などと嬉しそうにしていたこともあるそうです」(同)

 選挙戦での華々しい勝利に、メディアでの好意的な取り上げられ方。これ以上ないほどの滑り出しを見せていたはずの彼女が、現在、四面楚歌とも言える状況におかれているのは何故か。

「地元トラブル」
「6年前の選挙では、川崎二郎衆院議員が選対本部長を務め、何とか彼女は当選した。しかし、その後は全然地元を回っていないのです。支援者のところを一軒一軒回る作業は全くやっていないし、農大出身なのに、当選後、一度も地元の農協に挨拶に行っていない。新人としてあり得ません」

 と、地元政界関係者。

「そういう状況なので、地元の県議や市議の評判も最悪で、“何とか別の候補者に差し替えられないか”という声が続出したのです。三重選出のある国会議員も最近、“今からは無理だが、3カ月前だったら確実に差し替えていた”と漏らしていたそうですよ」

 彼女のために働くスタッフへの“当たり”が強いこともよく知られており、

「“段取りが悪い!”などと言ってすぐにスタッフに怒りをぶつける。地元には、あの豊田真由子元衆院議員と比較する声もあるほどです」(地元県議)

 先月中旬には、

「彼女の選挙区内で選挙のミーティングを兼ねた会合があったのですが、支援者の集まりが悪かった。すると、彼女はスタッフに対して“どういうこと? あなたたち何をしていたの!”と激怒したのです」

 地元記者がそう明かす。

「当然、スタッフたちは“支援者集めはお前の仕事だろう”と反発して、川崎議員に告げ口した。それを聞いた川崎議員は“何をしているんだ、君は!”と彼女を叱責したと聞いています」

 選対が崩壊した、と彼女が漏らした背景には、こうした「地元トラブル」があったのだ。自業自得である。

「週刊新潮」2019年7月11日号 掲載

1581とはずがたり:2019/07/14(日) 22:50:06
榛葉と徳川が接戦=静岡【参院選情勢】
2019年07月14日16時26分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071400228&g=pol

 3選を目指す自民牧野が県医師連盟や県農政連などの支持を固めて抜け出した。残る1議席をめぐり国民現職の榛葉と立憲新人の徳川が激しく競り合う。
 連合静岡の支援を受ける榛葉は、企業・団体の支持拡大に懸命。保守票の掘り起こしも狙う。党本部は「重要選挙区」と位置付け、てこ入れに躍起となっている。
 「原発ゼロ」や「憲法改正反対」を掲げる徳川は、党幹部の連日の応援を受けて政権批判票の取り込みを急ぐ。徳川宗家19代目のブランド力を生かし、無党派層にも浸透を図る。
 共産鈴木は厳しい戦い。

1582チバQ:2019/07/15(月) 13:42:15
6人区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000057-jij-pol

丸川、吉良、山口が先行=東京【参院選情勢】


7/14(日) 16:24配信

時事通信



 自民丸川、共産吉良、公明山口の現職3人が先行。

 これに自民現職の武見、立憲新人の塩村と山岸が続き、維新新人の音喜多も激しく追う。国民新人の水野、社民新人の朝倉は厳しい戦いだ。

 前回の2013年にトップ当選だった丸川は、高い知名度を背景に堅調な戦い。自民支持者に加え、無党派層への浸透を図る。2期目を狙う吉良は政権に批判的な層に支持を広げ、安定した戦い。党代表の山口は選挙区を空けることが多いが、党支持者を手堅くまとめている。

 武見は都医師会を中心に組織戦を展開するが、広がりが課題。2議席獲得を目指して立憲が擁立した塩村と山岸は活動エリアを東西に分け、支持層の票を分け合う作戦だ。音喜多は維新票の掘り起こしを図るとともに、無党派層の取り込みに懸命。

1583チバQ:2019/07/15(月) 13:43:06
4人区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000055-jij-pol

古川、熊谷が浸透=埼玉【参院選情勢】


7/14(日) 16:24配信

時事通信



 自民現職の古川、立憲新人の熊谷が先行し、公明現職の矢倉と共産新人の伊藤が激しく追う。

 国民宍戸、維新沢田の2新人は巻き返しに懸命だ。

 古川は医師会など100を超える団体から推薦を得て、県議らが支持層を手堅くまとめる。熊谷は党代表枝野幸男の地元さいたま市など都市部で有利な戦いを進めるが、政権批判票が他陣営に流れることを警戒、引き締めに余念がない。

 前回初当選の矢倉は議席死守に全力。支持団体を固めつつ、推薦を受けた自民の協力にも期待する。伊藤は21年ぶりの議席確保に向けて組織をフル稼働。宍戸は連合の支援などを受け、当選圏に滑り込もうと票固めに躍起だ。沢田はインターネット交流サイト(SNS)で支持を呼び掛けるが厳しい戦い。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000058-jij-pol

島村、牧山が抜け出す=神奈川【参院選情勢】


7/14(日) 16:25配信

時事通信



 改選4議席に14人がひしめく混戦から、自民現職の島村と立憲現職の牧山が抜け出す。

 公明現職の佐々木が追い掛け、残る1議席を共産新人の浅賀、維新現職の松沢が激しく競り合う。

 自民、立憲はともに2人目の擁立を見送り、手堅い選挙に徹する。島村は100万票超の得票を目指し陣営を引き締める。牧山は4月の統一地方選で大幅に増加した県議らの支援を受け、票の上積みに全力を挙げる。佐々木も着実に支持を固める。

 浅賀は次点だった3年前の参院選以降、地道に活動を重ねて無党派層にも浸透を図る。松沢は元知事の知名度を生かして積極的に街頭に立ち、滑り込みを狙う。国民新人乃木、社民新人相原は厳しい。

1584チバQ:2019/07/15(月) 13:43:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000067-jij-pol

酒井、田島、大塚抜け出す=愛知【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 改選数4に対し12人が立候補した激戦区。

 再選を目指す自民酒井が厚い支持基盤に支えられてリード。立憲新人の田島と、連合愛知の支援を受けて4選を目指す国民大塚が続く。公明新人の安江、共産新人の須山が激しく追い上げる。

 田島は子育て経験をアピール、連合との連携にも期待をかける。大塚は3期18年の知名度を生かし、無党派層にも支持を広げる。

 安江は2人目擁立を見送った自民からの推薦を受け、支持層の拡大を図る。須山は政権批判を通じ、無党派層への浸透に懸命。地域政党「減税日本」の公認候補でもある維新岬は名古屋市長河村たかしの応援を受ける。社民平山への支持は広がっていない。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000071-jij-pol

東、太田が先行=大阪【参院選情勢】


7/14(日) 16:29配信

時事通信



 維新現職の東、自民現職の太田が先行。

 残る2議席を維新新人の梅村、公明現職の杉、共産現職の辰巳、立憲新人の亀石が激しく争う。

 4月の府知事・市長のダブル選と衆院補選を制した維新の勢いを追い風に、東は着実に支持層を固め安定。前回に続くトップでの再選を狙う。太田は知事時代の知名度を生かし実績をアピール。党内で候補者が太田に一本化されたこともあり、手堅く支持層をまとめる。

 出馬表明で後れを取った梅村は子育て政策を中心に訴え、維新支持層のほか無党派層への浸透を図る。杉は現職としての実績を強調し、公明支持層をまとめる。辰巳は政権批判票の取り込みに懸命。亀石は組合票などを固めながら支持拡大を狙う。国民新人のにしゃんたは伸び悩んでいる。

1585チバQ:2019/07/15(月) 13:44:37
3人区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000045-jij-pol

自・共、3議席目争う=北海道【参院選情勢】


7/14(日) 16:18配信

時事通信



 道知事を4期16年務めた自民高橋が知名度を生かし一歩リード。

 これに道教組など官公労を支持基盤とする元道議の立憲勝部が続く。残る1議席を自民岩本、共産畠山が激しく争っている。知名度に難がある岩本は党の全面支援の下、建設業や農業など企業・団体の組織票を固める作戦。高橋の後任知事鈴木直道のバックアップも受けて浸透を図る。元衆院議員の畠山は老後資金問題などを取り上げ、政権批判票の掘り起こしに懸命。候補のうち最年少の国民原谷は若さをアピールし、大票田札幌での浮動票獲得に全力を挙げている。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000001-hbcv-hok

参院選終盤情勢 自民・共産が3議席目争う


7/15(月) 12:11配信

HBCニュース






北海道放送(株)

21日投開票の参議院選挙。
改選数3に新人9人が立候補している北海道選挙区は3議席目を自民と共産の候補が争っています。
JNNは13日と14日の2日間道内1606人の有権者に電話などで調査をしました。
その結果、自民党の高橋はるみ氏と立憲民主党の勝部賢志氏が頭ひとつ抜き出て安定した戦いを展開しています。
残る3議席目をめぐっては自民党の岩本剛人氏が先行し共産党の畠山和也氏が激しく追い上げています。
国民民主党の原谷那美氏は支持が伸び悩んでいます。
ただ、15パーセントの人が「投票先を決めていない」と回答していて今後情勢は変わる可能性があります。
一方、期日前投票は道内の有権者の6.07パーセントにあたる27万8247人が14日までに投票を済ませました。
.
北海道放送(株)

1586チバQ:2019/07/15(月) 13:45:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000056-jij-pol

石井、長浜がリード=千葉【参院選情勢】


7/14(日) 16:24配信

時事通信



 自民石井と立憲長浜の現職2人が優位に立った。

 残り1議席を自民現職の豊田と共産新人の浅野が激しく競り合う。

 石井は地元の県南部を中心に自民支持層と推薦を受けた公明支持層を着実に固めている。長浜は「反自民・非共産」を掲げ、立憲のほか、支援を受ける国民、社民の支持層に浸透している。

 豊田は、所属派閥会長の副総理麻生太郎らの応援を受け、都市部を中心に票を掘り起こす。浅野は年金問題などを追及し、政権批判票を取り込もうと必死だ。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000072-jij-pol

自民加田が支持固める=兵庫【参院選情勢】


7/14(日) 16:29配信

時事通信



 自民加田が先行し、残る2議席を維新清水、公明高橋、立憲安田が激しく争う。

 加田は県議4期の実績をアピール。支持層に加え、地方議員と連携して県内全域で無党派層の取り込みを目指す。清水は4月の大阪ダブル選挙での維新勝利の勢いを追い風に、街頭で改革路線を訴え、浸透を図る。

 高橋は続々と兵庫入りする党幹部の応援を受け、挙党態勢で選挙戦を展開。自民から得た推薦も武器に、業界団体への働き掛けを強める。連合兵庫の支援を受けた安田は、唯一の女性候補を強調、政権批判票の取り込みを狙う。共産金田は伸び悩んでいる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000012-ytv-l28

参院選・兵庫 自民の加田さんリード 読売テレビと読売新聞の情勢調査


7/15(月) 12:03配信

読売テレビ







参院選・兵庫 自民の加田さんリード 読売テレビと読売新聞の情勢調査


参院選・兵庫 自民の加田さんリード 読売テレビと読売新聞の情勢調査


 読売テレビと読売新聞が実施した参議院選挙の情勢調査で、改選3の兵庫では自民の加田さんがリードし、維新の清水さん、公明の高橋さん、立憲の安田さんの3人が激しく競り合っている。共産の金田さんは後れをとっている。

1587チバQ:2019/07/15(月) 13:46:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000082-jij-pol

松山安定、野田と下野続く=福岡【参院選情勢】


7/14(日) 16:31配信

時事通信



 3議席をめぐる争いは、自民現職の松山が保守層を固めて抜け出した。

 自民分裂となった4月の知事選のしこりが大きく影響する情勢にはなっていない。松山に続くのが立憲現職の野田と公明新人の下野。野田は政権批判票の受け皿となっている。下野は知名度アップと組織固めを図るのに懸命。共産新人の河野は広がりを欠く。連合福岡の支援を野田と分け合う国民新人春田は擁立決定が公示1カ月前と出遅れたことが響き、伸び悩んでいる。

1588チバQ:2019/07/15(月) 13:46:53
2人区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000052-jij-pol

上月安定、小沼続く=茨城【参院選情勢】


7/14(日) 16:24配信

時事通信



 自民現職の上月が安定した戦い。

 残り1議席を立憲、共産、維新の3新人で争うが、立憲小沼が頭一つ抜け出している。

 上月は元副知事の経験を生かし、公明のほか医師会など業界団体から推薦を取り付け、組織票を固めた。自身の前回得票数を上回る60万票獲得を目標に掲げる。元経済産業省職員の小沼は社民や連合茨城の支援を受け、逃げ切りを図る。唯一の女性候補の共産大内は脱原発や憲法改正反対を訴え、巻き返しに懸命。元那珂市長の維新海野は厳しい戦い。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000066-jij-pol

榛葉と徳川が接戦=静岡【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 3選を目指す自民牧野が県医師連盟や県農政連などの支持を固めて抜け出した。

 残る1議席をめぐり国民現職の榛葉と立憲新人の徳川が激しく競り合う。

 連合静岡の支援を受ける榛葉は、企業・団体の支持拡大に懸命。保守票の掘り起こしも狙う。党本部は「重要選挙区」と位置付け、てこ入れに躍起となっている。

 「原発ゼロ」や「憲法改正反対」を掲げる徳川は、党幹部の連日の応援を受けて政権批判票の取り込みを急ぐ。徳川宗家19代目のブランド力を生かし、無党派層にも浸透を図る。

 共産鈴木は厳しい戦い。

1589チバQ:2019/07/15(月) 13:47:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000070-jij-pol

2議席目、立共が競る=京都【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 改選数2で、3選を目指す自民西田が大きくリード。

 残る1議席をめぐり立憲新人の増原と共産現職の倉林が横一線の戦い。西田は保守票を手堅くまとめて安定。連合京都の支援を受ける増原は立憲支持層をほぼ固め、候補を取り下げた国民支持層への浸透に躍起だ。浮動票取り込みへ街頭演説にも力を入れる。危機感を強める倉林は集会や個人演説会で現職の実績をアピール。党幹部も連日応援に入り総力戦を展開。共産支持層のほか無党派層にも食い込みを見せる。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000011-ytv-l26

参院選・京都 自民先行 共産、立憲競り合う 読売テレビと読売新聞の情勢調査


7/15(月) 12:02配信

読売テレビ







参院選・京都 自民先行 共産、立憲競り合う 読売テレビと読売新聞の情勢調査


参院選・京都 自民先行 共産、立憲競り合う 読売テレビと読売新聞の情勢調査


 読売テレビと読売新聞の参議院選挙の情勢調査。改選2の京都は、自民の西田さんがリードし、共産の倉林さんと立憲の増原さんが激しく競り合っている。

1590チバQ:2019/07/15(月) 13:47:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000077-jij-pol

森本、河井が当落争う=広島【参院選情勢】


7/14(日) 16:31配信

時事通信



 2議席をめぐる戦いは、自民現職の溝手が抜け出した。

 野党が推す無所属現職の森本と、自民新人の河井が残る1議席を争う。溝手は党本部主導の河井擁立に反発する県連が全面バックアップ。徹底した組織戦を展開し、業界団体を引き締める。「自民の独占阻止」を掲げる森本には連日、野党幹部が応援に駆け付け、支持拡大に躍起。官房長官菅義偉ら政権幹部が後押しする河井は、公明支持層や無党派層への浸透を図る。共産新人の高見への支持は広がっていない。

1591チバQ:2019/07/15(月) 13:48:46
1人区 激戦区のみ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000046-jij-pol

滝沢を小田切追う=青森【参院選情勢】


7/14(日) 16:20配信

時事通信



 自民現職滝沢を立憲新人小田切が激しく追う。

 滝沢は南部地方、小田切は津軽地方の出身で、互いに「敵地」での票の掘り起こしがカギを握る。滝沢は組織の引き締めに躍起で「政治の安定」を前面に掲げ逃げ切りを図る。野党共闘で挑む小田切は貧困や格差問題を訴え、無党派層への浸透に力を入れる。課題の知名度も、野党幹部の応援を得て向上しつつある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000047-jij-pol

横沢、平野が接戦=岩手【参院選情勢】


7/14(日) 16:22配信

時事通信



 野党統一候補の無所属横沢と自民平野が接戦を繰り広げる。

 野党各党は合同街頭演説を開くなどして横沢への結集をアピール。国民の衆院議員小沢一郎や岩手県知事達増拓也も自身の後援会をフル稼働させ後押しする。平野は1992年以来の自民議席の獲得を目指し、組織票固めを図る。首相安倍晋三ら政権幹部が相次いで応援に入り、全力でてこ入れする。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000048-jij-pol

石垣、愛知が競り合い=宮城【参院選情勢】


7/14(日) 16:22配信

時事通信



 立憲新人の石垣と自民現職の愛知が激しく競り合う。

 野党統一候補の石垣は「消費税ゼロ」など独自の主張を展開。インターネット交流サイト(SNS)を駆使し、広く政権批判票の取り込みを図る。4期目を目指す愛知は組織力を生かし、支持層固めに全力を挙げる。閣僚や党幹部も相次いで応援に入り、政権与党の実績を訴える。

1592チバQ:2019/07/15(月) 13:49:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000049-jij-pol

寺田、中泉が横一線=秋田【参院選情勢】


7/14(日) 16:22配信

時事通信



 野党統一候補で無所属新人の寺田と自民現職中泉が横一線の戦い。

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」をめぐる防衛省の対応に反発が強まる中、衆院議員寺田学の妻である寺田は配備反対を訴える。中央からの弁士派遣を断るなど政党色を消し、幅広い層への浸透を図る。中泉は企業・団体の組織票を固めつつ、県中心部では無党派票獲得も狙う。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000050-jij-pol

芳賀、大沼が競る=山形【参院選情勢】


7/14(日) 16:22配信

時事通信



 無所属新人の芳賀と自民現職の大沼が競り合う。

 芳賀は野党統一候補として政権批判票の取り込みを狙うとともに、元民放アナウンサーとしての知名度を生かして無党派層への浸透を図る。再選を目指す大沼は首長や農政連の支援を受けて支持固めに奔走。政権幹部も多数、応援に入る。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000051-jij-pol

森を水野が猛追=福島【参院選情勢】


7/14(日) 16:22配信

時事通信



 3選を目指す自民現職の森がわずかに先行し、野党統一候補で無所属新人の水野が猛追する。

 森は県議らの後援会と連動し、業界団体など組織票固めを進める。少子化相を務めた経験から、子育て支援や女性活躍推進を訴えて支持を広げる。水野は街頭演説を中心に活動。野党支持層への浸透を図るとともに、知名度向上や無党派層の掘り起こしを狙う。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00010000-minyu-l07

森氏『手堅く』水野氏『急追』 福島選挙区、3割弱態度決めず


7/15(月) 8:34配信

福島民友新聞



 福島民友新聞社は第25回参院選(21日投開票)について、読売新聞社と共同で12〜14日に世論調査を行い、取材を加味して中盤の情勢を探った。福島選挙区(改選数1)では、自民党現職の森雅子候補(54)が知名度と組織力を生かした手堅い戦いぶりで先行しており、無所属新人の水野さち子候補(57)が野党統一候補として支持を固め激しく追い掛ける展開となっている。ただ全体の3割弱が態度を決めておらず、終盤の戦いが選挙戦の焦点となる。
 衆院の小選挙区別に分けた地域別で、森候補は地盤とするいわき市などを含む5区で約6割の支持を固め、大票田の2区でも約5割に達している。水野候補は地元の4区で3割弱と伸び悩んでいるものの、1〜3区で一定の支持を得ており、人口規模が10万人以上30万人未満の市では森候補をやや上回っている。政治団体「NHKから国民を守る党」の新人田山雅仁候補(35)は浸透していない。

1593チバQ:2019/07/15(月) 13:50:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000063-jij-pol

自民森屋が先行=山梨【参院選情勢】


7/14(日) 16:25配信

時事通信



 再選を目指す自民森屋が先行する。

 県知事長崎幸太郎と衆院議員堀内詔子が対立に終止符を打ったため保守陣営が結束、公明の推薦も得て組織選挙を展開する。野党統一候補で無所属新人の市来は、知名度向上に躍起。擁立をめぐり立憲と社民の関係が悪化し、共闘態勢の構築が遅れた影響も尾を引いている。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000059-jij-pol

打越、塚田が競り合う=新潟【参院選情勢】


7/14(日) 16:25配信

時事通信



 野党統一候補の無所属新人打越と、自民現職の塚田が激しく競り合う。

 県外出身の打越は知名度アップが課題。各野党の地元国会議員らと一緒に行う街頭演説が活動の中心で、政権批判票の取り込みを図る。塚田は公共事業をめぐる「忖度(そんたく)」発言の逆風が続く。支持団体などを細かく回り、組織固めに躍起だ。党幹部も続々と応援に駆け付け、てこ入れを図る。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000064-jij-pol

羽田が小松をリード=長野【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 野党統一候補で国民現職の羽田が先行、自民新人の小松が懸命に追う。

 羽田は当選4回の実績を訴え、亡父の元首相孜の後援会をフル回転。立憲、国民の支持層を固めたほか、共産の集会にも参加し、票の上積みを狙う。自民参院幹事長吉田博美の後継候補である小松は業界団体の引き締めに躍起。政権幹部も相次いで応援に入った。無党派層への浸透が課題だ。

1594チバQ:2019/07/15(月) 13:51:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000068-jij-pol

吉川を芳野が追い上げ=三重【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 再選を目指す自民吉川を無所属新人の芳野が追い上げる。

 吉川は推薦を受ける公明支持層や各種業界団体など保守層の票を固めた。元外相岡田克也の影響力が強い県北部では、官房長官菅義偉らが入り、切り崩しを進める。野党統一候補の芳野は連合三重傘下の組合票を固め、共産票も取り込む。県選出国会議員とともに各地で集会を開き、知名度向上に懸命だ。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000069-jij-pol

二之湯、嘉田が激戦=滋賀【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 自民の現職二之湯と前知事の無所属嘉田が激しい争いを展開している。

 二之湯は業界団体など組織の引き締めを徹底。公明と合同で演説会を開くなど総力戦を展開している。首相安倍晋三も現地入りした。野党統一候補の嘉田は立憲、国民、共産、社民の全面支援を受けながら、カギを握るとみる無党派層の支持拡大に全力を挙げる。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000010-ytv-soci

参院選情勢調査・滋賀 嘉田さんと二之湯さん横一線 奈良・和歌山は


7/15(月) 12:01配信

読売テレビ







参院選情勢調査・滋賀 嘉田さんと二之湯さん横一線 奈良・和歌山は


参院選情勢調査・滋賀 嘉田さんと二之湯さん横一線 奈良・和歌山は


 参議院選挙の情勢調査で、近畿の3つの1人区。滋賀は、無所属の嘉田さんと自民の二之湯さんが横一線で争っている。

 奈良は、自民の堀井さんが抜け出し、無所属の西田さんがそれを追いかける展開。

 和歌山は、自民の世耕さんが優位に戦いを進め、無所属の藤井さんは後れをとっている。

1595チバQ:2019/07/15(月) 13:53:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000081-jij-pol

永江、らくさぶろうが激戦=愛媛【参院選情勢】


7/14(日) 16:31配信

時事通信



 野党統一候補の新人永江と自民新人らくさぶろうが激しく競り合う。

 元アナウンサーで知名度がある永江は、立憲など野党支持層を固めたほか、無党派層にも支持を広げる。らくさぶろうもタレントとしての活動歴を生かして浮動票の取り込みを図るとともに、組織固めにも余念がない。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000083-jij-pol

自民山下が先行=佐賀【参院選情勢】


7/14(日) 16:31配信

時事通信



 再選を目指す自民山下が先行。

 山下は農業、商工業など県内約600の団体・企業から推薦を取り付け、組織を着実に固めている。野党統一候補で6月に出馬表明した国民元職犬塚は出遅れを取り戻そうと懸命。街頭活動を中心に、陸上自衛隊オスプレイの地元空港配備計画反対などを訴えている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000086-jij-pol

礒崎と安達が激戦=大分【参院選情勢】


7/14(日) 16:33配信

時事通信



 自民現職の礒崎がやや先行、無所属新人で野党統一候補の安達が激しく追う。

 礒崎は業界団体などの支持固めを徹底しつつ、県西部や南部での支持拡大を目指す。安達は立憲、国民、社民から推薦を得て、組合を中心に組織戦を展開。大票田の大分市や別府市などで無党派層の取り込みも図り、野党統一候補が最終盤で逆転した3年前の再現を狙う。

1596チバQ:2019/07/15(月) 13:53:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000089-jij-pol

高良が優勢=沖縄【参院選情勢】


7/14(日) 16:33配信

時事通信



 野党統一候補で無所属新人の高良が優勢に戦いを進める。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止を掲げる社民、共産など「オール沖縄」勢力の支援を受ける高良は、無党派層への浸透も進める。自民新人で経済界出身の安里は与党支持層をまとめきれていない。移設の賛否を明言せずに無党派層の取り込みも狙うが、伸び悩んでいる。

1597チバQ:2019/07/15(月) 13:55:54
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526397/

参院選1人区を歩く(1)新潟 自民「忖度」発言で危機感

2019/7/12 5:00 (2019/7/12 6:30 更新)
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 「まな弟子」の横に立つ「親分」の顔に余裕は見られなかった。選挙戦が始まった4日、麻生太郎副総理兼財務相が真っ先に駆け付けたのは、自身の元秘書で麻生派に所属する自民現職塚田一郎氏の地元だった。

 「ただただ選挙をやるため、勝つためだけ。こういうのを『野合』とか『談合』とか言うんじゃないですか」。マイクを握り、事実上の一騎打ちとなった野党統一候補を批判。新潟県内3カ所で“麻生節”を披露したが、「忖度(そんたく)発言」に触れることはなかった。

 国土交通副大臣だった塚田氏は4月、北九州市の集会に出席。麻生氏と安倍晋三首相の地元を結ぶ下関北九州道路の整備を巡り、両氏の意向を「私が忖度した」と発言した。

 塚田氏は「事実と異なる発言だった」と撤回したが、連日ワイドショーでも報じられ、事実上の更迭に。髪を短く切り、党県連会長も辞したが、地元の自民県議は「参院候補の差し替え論も出た」と明かす。

 塚田氏は2カ月半、建設業界など地元の支持団体へ「おわび行脚」。4日の出陣式の冒頭でも「私の発言によりご心配やご迷惑をお掛けしたことを改めておわびしたい」と頭を下げた。

 だが、今でも支持者からは「髪は丸刈りではなくただの短髪で中途半端だ。謝罪にも誠意が見えない」などの不満がくすぶる。

 田中角栄元首相を輩出し、「保守王国」と呼ばれた新潟だが、改選数が2から1に減った前回2016年参院選は自民現職が野党候補に敗北。17年衆院選では県内6選挙区で自民は2勝4敗と負け越した。

 それが昨年6月の知事選では、与党系候補が野党共闘候補に競り勝った。合言葉は「保守復活の流れを止めるな」。別の自民県議は「塚田さんのためと言っても支援者がついてこない。大義に立たなければ」と漏らす。

 3選を目指す塚田氏もこれまで与野党で議席を分け合ってきたが、今回は初めて1議席を争う。激戦必至な状況で飛び出した忖度発言。政府、与党の危機感は深く、4日の麻生氏に続き、5日は首相、6日は菅義偉官房長官と、いきなり「政権トップ3」が新潟入りするてこ入れぶりだ。

 一方、野党統一候補の無所属新人、打越さく良氏は北海道出身。東京で弁護士活動をしてきた「落下傘」候補だ。立候補表明した5月以降、NPO法人などを回り、支持を訴えてきた。

 新潟駅前での第一声では「上ばかり向いた忖度政治から、共に咲く政治へ」と声を張り上げた。消費税増税反対や年金問題でも政権批判を展開する。

 「なぜこの人が新潟かという疑問がまだ有権者にある」(地元野党幹部)。塚田氏が「地元生まれ」を強調する中、打越氏も街頭で「新潟県弁護士会にも登録した。正真正銘の新潟県民だ」と訴える。

 忖度発言という“敵失”による追い風を受けての戦いに、立憲民主党幹部は「新潟で負けるようでは、他の1人区は全滅する。それぐらい重要な選挙区だ」と息巻く。

   ◇    ◇ 

 参院選は21日の投開票に向けて攻防が繰り広げられている。勝敗を左右すると言われる1人区の現場から報告する。

1598チバQ:2019/07/15(月) 13:56:10
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526398/

参院選1人区を歩く(2)秋田 地上イージス 失態で一転

2019/7/12 5:00 (2019/7/12 6:32 更新)
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 野党候補のような第一声だった。「防衛省の不誠実な対応は言語道断だ」。4日、秋田市の出陣式でマイクを握った自民現職の中泉松司氏は、公然と政府批判を口にした。

 秋田は2016年の前回、東北6県で唯一、自民が議席を獲得した。だが地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画を巡る防衛省の不手際で一転、強烈な逆風が襲う。

 秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を「適地」とした防衛省調査の誤りが発覚したのが6月初旬。もともとレーダー波による健康被害や攻撃目標になることを懸念していた住民の怒りに火が付いた。さらに防衛省職員が住民説明会で居眠りし、火に油を注いだ。

 秋田は上空を北朝鮮の弾道ミサイルが通過したこともある。政府の失態は配備に理解を示してきた中泉氏を直撃した。「配備容認では戦えない。沈黙しても政府に弱腰だと捉えられかねない」(陣営幹部)。配備の是非を封印し、政府批判に転じた。

 岩屋毅防衛相が地元入りして謝罪したことを「(自民党)国会議員が一丸で抗議したからだ」と言う中泉氏のアピールは苦しい。党本部も察してか、全国から引っ張りだこの小泉進次郎衆院議員を公示日に投入した。自民県議は「秋田が負ければ東北が全滅しかねない」と焦りを隠さない。

 好機が訪れた野党陣営はどうか。統一候補の無所属新人、寺田静氏は第一声で「秋田の子どもたちにイージス・アショアのある未来を手渡したくない」と訴え、配備反対を争点化する構えを鮮明にした。

 寺田氏の夫は秋田が地元で立憲民主党会派の衆院議員寺田学氏(比例東北ブロック)。学氏の父は元参院議員で秋田県知事を3期務めた。秋田で「寺田」の知名度は高い。無所属で政党色を消し、無党派層や保守層の取り込みを狙う。

 「防衛省は住民をばかにしている。今回は野党に入れる」。演習場から約1キロ。高校や福祉施設もある住宅地で、近くの男性(71)はこう言った。別の男性(65)は「政府になめられていると思っている住民は多い」という。

 とはいえ安定政権への支持は厚い。配備計画を「白紙に戻した方がいい」と態度を硬化させた佐竹敬久知事は、中泉氏の出陣式に出席し「いま一番大事なのは政治の安定だ。政治はイージスだけではない。高齢化など地方の課題を解決するには自公政権しかない」とエールを送っている。

 住民からも「寺田さんが当選したところで、本当に配備を止めることができるのか」と懐疑的な声が漏れる。県内では17年、人口が100万人を割り込み、県民に衝撃を与えた。寺田氏自身、配備反対を掲げる一方で、人口減少対策などの訴えにも力を入れ、バランスに腐心する。

 政府の失態に揺れる秋田の攻防。与野党どちらに地域の未来を託すべきか、政権不信のなかで有権者も揺れている。

1599チバQ:2019/07/15(月) 13:56:57
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526399/

参院選1人区を歩く(3)鳥取・島根 候補者の姿見えない合区

2019/7/12 5:00 (2019/7/12 6:34 更新)
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 7日朝、鳥取県の山間部を自民現職、舞立昇治氏の選挙カーが駆け巡った。「地方に人が戻る日本をつくらんといかんのです」。マイクを握ったのは自民党元幹事長の石破茂氏(衆院鳥取1区)。選挙カーに舞立氏の姿はなかった。

 鳥取は2016年参院選から、島根県と選挙区が一つになった。「1票の格差」是正を目的に、隣り合う選挙区が合区されたのだ。

 「鳥取・島根」の東西両端は350キロ超。東京‐名古屋間に匹敵する。広大な選挙区に集落が点在し、陣営は「くまなく回るのは現実的に無理」と悩む。

 公示後、初の週末となった6、7両日、3候補とも鳥取県に立ち入らなかった。石破氏が乗る選挙カーに手を振った男性は首をひねった。「今回は石破先生の選挙だったかのう」

 13年に旧鳥取選挙区で初当選した舞立氏にとって、合区での選挙は初めて。最大の課題は島根での知名度向上だ。島根の広さは鳥取の倍ほど。有権者も約10万人多い。名前の浸透には、地元議員の力を借りざるを得ないが、不安も抱える。

 島根は故竹下登元首相らが自民の固い地盤を築き上げた「竹下王国」だ。しかし、4月の知事選で自民分裂選挙になり、県議会は32年ぶりに自民会派が割れた。参院選を仕切るはずの県連幹事長は事実上解任され、参院選の選挙対策本部もつくれない状態だ。

 陣営は「公示前までに島根でのあいさつ回りが足りなかった。選挙中の6割は島根に割く」。

 舞立氏と争うのは、野党統一候補の無所属新人、中林佳子氏。1979年、衆院選島根全県区で共産党公認で初当選し、通算4期9年務めた。年金問題や消費税増税反対などを訴え、立憲民主や国民民主両党の支援者にも浸透を狙う。

 この合区の島根側では、選挙カーもたすきもない比例代表の自民新人、三浦靖氏(46)も活動している。8日は街頭で「私ができる唯一の選挙運動は舞立さんの応援です」と語った。

 三浦氏は、今回から導入された特定枠の候補。比例代表は候補者名か政党名で投票され、候補の得票順で当選するが、特定枠候補は、優先的に当選となる。

 個人としての選挙運動は認められておらず、個人演説会やビラ配布、選挙事務所の設置、名前の連呼も禁止されている。

 今回合区で鳥取の舞立氏を公認したため、特定枠で島根の現職を擁立する予定が5月に急逝。現職衆院議員(比例中国ブロック)だった島根出身の三浦氏にお鉢が回ってきたというわけだ。自民はもう一方の合区「徳島・高知」の選挙区から漏れた現職も特定枠で処遇している。

 三浦氏は「ルールに従い、仲間や党のために活動するしかない」。舞立氏の応援弁士としてのみ街頭に立ち、支援団体では舞立氏の支援を要請する日々だ。

 選挙区では候補者の姿がなかなか見えず、特定枠候補の主張は聞けない。「候補者本人の訴えも聞けないのに、何が選挙じゃ」。有権者にはしらけた空気が漂っている。

1600チバQ:2019/07/15(月) 13:57:46
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526400/

参院選1人区を歩く(4)大分 憲法隠し 無党派奪い合い

2019/7/12 5:00 (2019/7/12 6:37 更新)
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 「憲法議論を進める政党を選ぶのか、議論さえ反対する政党や議員を選ぶのか。それを選ぶ選挙だ」

 公示後初の日曜の7日夜。大分市の外れにある公民館で下村博文・自民党憲法改正推進本部長は、改憲議論を強く呼び掛けた。

 会場のパイプ椅子には、二階俊博幹事長。9日は菅義偉官房長官、11日には安倍晋三首相も駆け付け、党を挙げて自民現職の礒崎陽輔氏を支援する。

 元首相補佐官の礒崎氏は、党憲法改正草案の作成に深く関わり、党憲法改正推進本部副本部長を務める改憲論者。だが、改憲に前のめりな発言を繰り返す党幹部とは対照的に、礒崎氏が演説で改憲に触れる機会は少ない。4日の出陣式では、8分の演説のうち触れたのは20秒にとどまった。

 支持労組の組織力を強みにした野党に、自民が苦戦を強いられてきた大分。前回2016年参院選も安倍首相ら党幹部を総動員したにもかかわらず、自民新人が野党統一候補の民進(当時)現職に1090票の僅差で競り負けた。とりわけショックだったのは、無党派層の6割超が野党に投票したことだ。礒崎陣営の関係者は「(改憲は)大事な公約だが、語ったとしても幅広い票につながるわけではない」と声を潜める。

 礒崎氏が力点を置くのは、無党派層を意識した身近な暮らしの施策。7日の演説でも「中小企業の賃上げ、教育費への支援、高齢者も若い人も笑顔になる政治をする」と訴えた。

 公示前日の3日には、製鉄、化学など大手企業のプラントが集まる「新産都企業群」の幹部や社員を集めた会合を開催。政権与党としての強みを生かし、野党の支持基盤に対して企業側から切り崩しを図る。

 連合大分が推薦する野党統一候補の新人安達澄氏がターゲットとするのは、無党派層や年齢の近い若者、主婦層。公示後はポロシャツに青いズボン姿で遊説し、爽やかさと若々しさを強調したイメージ戦略を貫く。

 安達氏も憲法問題には触れず、演説では「地方主体」「現場第一」に終始する。総合選対本部長の佐藤寛人・連合大分会長は「保守層を取り込まないと勝てない」と戦略を明かす。

 安達氏擁立は連合大分が主導し、立憲民主、国民民主、社民の3党が推薦。共産も県レベルで支援している。憲法論議を避ける背景には、改憲を巡り野党4党のスタンスが異なることへの配慮も透ける。

 集票の鍵を握る連合大分の組合員は約5万人。近年は政治に関心の薄い若者が増えており、「傘下組織の結束力に陰りが見える」(関係者)。選対本部が締め付けを図るものの「現時点でまとまった票は6〜7割。春の統一地方選の疲れもあってか、動きが鈍い」と陣営幹部は漏らす。

 16年参院選では、有権者の約4割を占める大分市で1万票以上の差をつけたことが勝因となった。ただ17年衆院選では、大分市が選挙区の1区で野党候補は自民候補に競り負けた。佐藤選対本部長は「われわれ連合や野党の踏ん張りどころだ。『非自民の牙城』の大分で、絶対に議席を獲得したい」と語る。

1601チバQ:2019/07/15(月) 13:58:26
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526422/

参院選1人区を歩く(5)佐賀 農業票「ねじれ」解けるか

2019/7/12 6:00
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 「首相は農家の経営形態に限らず、規模の大小に限らず、地域を守る人を支援するとおっしゃっている」

 佐賀県を代表する農業地域・白石町で6日あった自民現職山下雄平氏の決起大会。山下氏は、自らが国会で安倍晋三首相から引き出した答弁を紹介し、自民党が農家の大規模化や法人化ばかりを考えているわけではないとアピールした。

 正准会員合わせて約12万人の農家を抱えるJAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」(農政協)は、県内の選挙戦に大きな影響力を持つ。与野党問わず「農家をいかに取り込むかが、勝負の分かれ目だ」(陣営関係者)。

 農政協は今回、山下氏を推薦したが、2016年参院選、17年衆院選では自主投票。結果、衆院では県内2選挙区とも自民候補が野党候補に敗れた。

 自民の固い支持基盤だった農政協だが、農業の大規模化や環太平洋連携協定(TPP)などを巡って安倍政権と溝が深まり、15年の県知事選で決定的に「ねじれ」た。首相官邸や自民の一部が元武雄市長を擁立したのに対し、農政協は元総務官僚を担ぎ出し激戦を制したが、政権への不信感はさらに高まった。

 とりわけ、山下氏に対する反発は強かった。7年前に新聞社を辞め、自民公認が決まる前の山下氏をJA佐賀中央会はしばらくの間、職員と机を並べて勉強させ、田植えなども学ばせた。「現場を知り、農家代表の政治家に育てる」(農政協関係者)ためで、初当選を強力に後押しした。

 だが、山下氏は知事選で対立する元市長の選対本部長を買って出た。「自分の出どころを裏切る行為。失望した」(JA幹部)。

 一部に遺恨が消えない中、国とのパイプ役が必要な農政協は今回、山下氏の推薦を決めた。農政協幹部は「ねじれを直さないといけない」と話す。ただ、山下氏が面会を求めても、今も拒否する幹部がいる。「推薦こそもらったが、農家にどこまで浸透するだろうか」。陣営関係者には依然、不安が残ったままだ。

 一方、隣県の長崎で参院議員を1期務めた犬塚直史氏を擁立した国民民主党。6日に応援で佐賀入りした玉木雄一郎代表は県特産のアスパラガス畑を視察し、演説で「犬塚さんは1次産業をしっかり守ってくれる候補者だ」と持ち上げた。

 犬塚氏本人は、国営諫早湾干拓事業(長崎県諫早市)での開門調査の必要性や、陸上自衛隊オスプレイの佐賀空港配備計画の反対などを訴えて票の取り込みを狙う一方、農業政策に触れる機会は少ない。公示直前、党県連が農政協に提出した推薦願は断られた。

 県中部で約50年間、コメや麦、大豆を生産する70代の農家男性は、参院選後に動きだす農産物の関税を巡る日米貿易交渉の行方が気掛かりだ。

 「TPPしかり、大規模化しかり、安倍政権は農業たたきばっかりで、今度は信じていいものか。でも野党もバラバラやっけんね」

 =おわり

1602チバQ:2019/07/15(月) 13:59:36
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=552584&comment_sub_id=0&category_id=1146

岸田氏の新人応援、波紋 自民現職陣営、広島県議ら戸惑い

2019/7/15


広島市中区の街頭演説で支持者に手を振る安倍首相(右)。「ポスト安倍」の岸田政調会長(左)を首相候補と持ち上げた


広島市中区の街頭演説で支持者に手を振る安倍首相(右)。「ポスト安倍」の岸田政調会長(左)を首相候補と持ち上げた

 全国屈指の激戦区となった参院選広島選挙区(改選数2)で14日、自民党の岸田文雄政調会長(広島1区)が党新人の街頭演説でマイクを握り、関係者に波紋が広がった。これまでは党広島県連が推す現職だけを支援していたが、安倍晋三首相が公示後に初めて広島入りしたタイミングで姿勢を転じた。「ポスト安倍」を意識した振る舞いとみられるが、現職の陣営からは戸惑いの声が漏れた。

 岸田氏は正午ごろ、広島市中区の本通り商店街の入り口で、自民党新人の河井案里氏(45)=公明推薦=と並び立った。演説では河井氏のフルネームを4回、紹介し「お力添えをいただくよう心からお願いする」と締めくくった。終了後には河井氏と取り合った手を掲げ、聴衆に笑顔を見せた。

 ▽令和の首相に

 直後にマイクを握った安倍首相は、故池田勇人、故宮沢喜一という広島県出身の2人の首相の名前を挙げた後「令和の時代はここにいる岸田さんだ」と首相候補だと持ち上げた。安倍首相は河井氏の擁立に深く関わったとされる。次の首相への「禅譲路線」を視野に入れる岸田氏の決断に応えた形にも映った。

 自民党は今回、1998年以来21年ぶりに2人を公認した。党本部がことし3月、党県連の強い反対を押し切り、2議席を独占できる選挙区だとして河井氏を擁立した経緯がある。岸田氏は当時、周辺に「俺は宏池会(岸田派)の会長だ」と語り、河井氏の支援に否定的な考えを示していた。

 ▽「党本部の要請」

 河井氏を応援した直後、岸田氏は約500メートル東で開かれた自民党現職の溝手顕正氏(76)=公明推薦=の街頭演説会場に向かった。県議たちが集った会場で、岸田派の溝手氏のフルネームを11回、連呼。「われわれ広島の自民党は溝手さんをしっかり押し立てて、苦しい選挙を勝ち抜きたい」と力強い口調で呼び掛けた。

 党県連の主流派は、党幹部や閣僚経験者たちが相次いで河井氏の応援に駆け付けるのを尻目に、結束して溝手氏を支えてきた。昨年4月まで党県連会長だった岸田氏が河井氏を応援するとの情報は、ぎりぎりまで一部の関係者にしか伝わっていなかった。「党本部の要請があった。党役員として判断した」と、岸田氏に近い党県連幹部。「ポスト安倍」を優先せざるを得ない背景が浮かぶ。

 「本当か」「終盤にさしかかったこの重要局面で向こうに力を貸すとは」…。岸田氏が河井氏を応援したことに、溝手氏を支える県議たちは驚きや戸惑いを口にした。ある県議は失望感を漏らした。「船長が腰砕けでは前線はもたんよ」

 広島選挙区では、無所属現職の森本真治氏(46)=立憲民主、国民民主、社民推薦=と、共産党新人の高見篤己氏(67)を含めた4人を軸に、激戦が続く。野党系の2人は岸田氏の振る舞いに「ノーコメント」(森本氏)「他党の話」(高見氏)と論評を避けた。ただ、ある陣営は「自民党内のごたごたを象徴する出来事だ。与党の勢力がそがれれば、こちらには追い風」と見通した。

 広島選挙区ではほかに、諸派新人の泉安政氏(66)、無所属新人の玉田憲勲氏(61)、諸派新人の加陽輝実氏(69)も立候補している。(樋口浩二、中川雅晴)

1603チバQ:2019/07/15(月) 14:00:23
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=550885&comment_sub_id=0&category_id=1146

【選挙区を歩く】(1)広島<上>情勢急転 2現職に焦り

2019/7/9


街頭で有権者に支持を求める広島選挙区の候補者=広島市中区


街頭で有権者に支持を求める広島選挙区の候補者=広島市中区

 参院選(21日投開票)が中盤戦に差し掛かりつつある。序盤の情勢が伝えられる中、中国地方4選挙区の候補者は活動を強める。広島選挙区では自民党による改選2議席の独占の是非を巡り、候補者が論戦で激しくぶつかり合う。いずれも改選1人区の山口、岡山、島根・鳥取合区の3選挙区では、自民党現職に野党が一本化した新人たちが挑む。訴えの現場を歩いた。

 「『自民党1強』の政治を改める議席を何とか守りたい」。広島選挙区の無所属現職の森本真治氏(46)=立憲民主、国民民主、社民推薦=は8日朝、広島市中区の広島バスセンター前にいた。通勤客に繰り返し頭を下げ、支持を求めた。

 公示後、広島県内で有権者が最も多い広島市の中心部で朝の街頭活動をするのは初めて。「中央集権、官邸主導の政治に歯止めをかけるため、2議席のうち1議席は多様な声を届ける議席にしてほしい」。訴えからは悲壮な覚悟がのぞいた。

 広島選挙区では2001年以降、自民党が6回連続で党公認の候補者を1人に絞り込み、1議席を手堅く得てきた。もう1議席は04年以降、立憲民主、国民民主両党の源流の民主党(民進党を含む)が確保。ほかの野党の候補者たちの挑戦をはね返して1議席ずつを「定位置」とする、ある意味で安定した状態は、自民党の2人擁立で崩壊した。

 6日朝。自民党新人の河井案里氏(45)=公明推薦=に勢いがあるとの序盤情勢が伝わった。「このままでは届かない」。森本氏の陣営にはこれまでにない焦りが漂った。焦りは、もう一人の現職で自民党の溝手顕正氏(76)=公明推薦=の陣営にも広がった。

 溝手氏は党県連の主流派の全面的な支援を受ける。淡々とした口調の演説が持ち味だが、公示後には河井氏を意識した発言が目立ち始めた。「ぴょんと飛んできて『県代表』と言われたら、かなわない」「ひらひら歩けば選挙に通るなど、あってはならない」…。

 河井氏が伸びるほど、頼みとする党支持層が食われるとの見立ては、陣営内で共通する。陣営幹部は「もう一度、地方議員をフル稼働して基礎票を丹念に掘り起こし、何としても首位で当選する」と引き締める。

 現職の2陣営の脅威となった河井氏は、幹線道路や駅前などでマイクを握る選挙運動を重ねる。「教育、雇用など社会の仕組みを抜本的に変える」といった持論を切々と説くスタイル。陣営は「票は、候補者が動いて稼ぐ」と力を込める。

 一方で、東京・永田町の党本部がバックアップし、党幹部や閣僚が相次いで応援に入る戦いぶりは過熱する。8日には二階俊博党幹事長と河野太郎外相が集会などで支持を呼び掛けた。菅義偉官房長官も近く再び訪れて、てこ入れを図る。

 共産党新人の高見篤己氏(67)は、この3陣営とは一線を画す。生活水準の向上を第一に掲げ、最低賃金の引き上げや年金給付額の増額を主張。財源は、大企業と高所得者の課税を強めて生み出すと説く。街頭演説では施策の実現へ「安倍政権を代えよう」と訴える。

 選挙戦前に森本氏の陣営から、自民党の2議席独占を防ぐ手だてとして、立候補取り下げへの期待の声も出ていた。高見氏の陣営幹部は「野党がそれぞれに安倍政治の転換を訴え、相乗効果を生みたい」と話す。

 このほか、諸派の「労働の解放をめざす労働者党」新人の泉安政氏(66)は労働者の待遇改善を唱える。無所属新人の玉田憲勲氏(61)は国会議員の定数削減などを主張。諸派の「NHKから国民を守る党」新人の加陽輝実氏(69)も立った。(樋口浩二)

1604チバQ:2019/07/15(月) 14:00:52
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=551225&comment_sub_id=0&category_id=1146

【選挙区を歩く】(2)広島<下>政治安定か1強打破か

2019/7/10


個人演説会で支持者に手を振りながら登壇する候補者(広島市中区)


個人演説会で支持者に手を振りながら登壇する候補者(広島市中区)

 参院選は、政権の「中間評価」の色合いが濃いとされる。今回、安倍晋三首相(自民党総裁)は「政治の安定」を前面に支持を求める。野党は「安倍1強」打破で共闘し、暮らしを守るなどと説く。構図は広島選挙区(改選数2)の候補者の訴えにも投影される。

 「自民党が2人通ってこそ勝利だ」。自民党新人の河井案里氏(45)は8日夜、広島市中区のホテルで開いた個人演説会で宣言した。推薦する公明党の田川寿一・県本部代表は「政治の安定へ、自民党の2人を何としても当選へ押し上げてほしい」と同調した。

 自民党現職の溝手顕正氏(76)=公明推薦=は「地方の心を大切にしたい。市町としっかりと連携する」と訴える。4日の中区の出陣式では、党県連の宮沢洋一会長(参院広島)が「地方議員を長くやり、何ら実績のない候補者に負けるわけにはいかない」と、元県議の河井氏を当てこすった。

 自民党は今回、1998年以来21年ぶりに、2人の公認候補を立てた。党県連所属の国会議員や県議たちの支えで組織戦を展開する溝手氏と、党幹部や閣僚の応援を受ける河井氏で、訴えは対照的となっている。

 例えば昨年7月の西日本豪雨。河井氏は初動体制に課題があり、現場の自治体が混乱したのが原因と説く。災害時に国がトップダウンで物事を決める仕組みを築くとするなど、将来の国づくりをアピールする。

 溝手氏は防災担当相を務めた経験から、単なる復旧ではなく、被災前より良い状態にすると誓う。連続5回の当選を重ねて、国と地方のパイプ役を担ってきたなどと、実績を強調する。

 一方の野党は、自民党による2議席独占の阻止を重視する。憲法改正などを掲げる安倍政権に対し、支持政党がない無党派層を中心に潜在的な批判票があるとみて、取り込みを図る。

 立憲民主、国民民主、社民の野党3党の推薦を受けて無所属で戦う現職森本真治氏(46)は「政治への信頼を取り戻す選挙だ」と主張する。県民の暮らしと安全・安心を守り、年金を守り、子どもの未来を守り、平和を守ると繰り返す。

 東広島市での6日の個人演説会では「中央集権、官邸主導のトップダウンの政治を象徴する候補者が出ている」と、河井氏を暗に批判した。地域の多様な意見を国政に届けるため、幅広い支持を集めて野党の改選1議席を守ろうと訴える。

 共産党新人の高見篤己氏(67)は、消費税率10%への引き上げ中止や年金制度の抜本改革など党の政策を街頭で披露する。「『暮らしを応援する政治』に切り替えるための戦いだ。安倍政権の暴走をこのまま許していいのか」と投げ掛ける。

 共産党は、改選1人区では野党が共闘し、改選複数区では競い合うことで、与党を少数に追い込むという戦術を取る。高見氏は、被爆地広島の願いがこもっているとして憲法9条の改正反対を掲げ、政府に核兵器禁止条約への署名も迫る。

 諸派の「労働の解放をめざす労働者党」新人の泉安政氏(66)は労働者の待遇改善をアピールする。無所属新人の玉田憲勲氏(61)は国会議員の定数削減を唱える。諸派の「NHKから国民を守る党」新人の加陽輝実氏(69)も立っている。(中川雅晴)

1605チバQ:2019/07/15(月) 14:01:34
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【選挙区を歩く】(3)島根・鳥取合区 与野党共に遠い一枚岩

2019/7/11





 参院選の公示から一夜明けた5日。島根・鳥取合区選挙区(改選数1)で再選を目指す自民党現職の舞立昇治氏(43)は、島根県庁前の仮設台で臨んだ「島根第一声」を、率直な言葉で締めくくった。「島根での第一声は不安だった。たくさん来ていただいた」

 会場には支持者に加え、党分裂選挙となった4月の知事選で対立した党県連の国会議員と多数派県議の双方が並んだ。2013年は鳥取選挙区で初当選。16年の改選議席に続き合区された島根県での知名度不足が課題とされていただけに、高揚感を隠さなかった。

 ただ、分裂知事選を巡る党県連内のしこりが解消したわけではない。島根第一声であいさつした国会議員は誰も知事選に触れず、会場に顔を見せなかった県議も複数いた。党県連の青木一彦副会長(参院島根・鳥取)は「戦いながら組織を整備する」と言う。

 鳥取県側では、党県連の石破茂会長(鳥取1区)が前面に出て、選挙カーで訴えを重ねる。「高い得票率で舞立さんへの支持の大きさを全国に見せたい」と引き締める。舞立氏は自民党王国の厚い支持基盤を背景に両県で優勢に立つが、勢いは一様ではない。

 7日には、選挙区の西端となる島根県津和野町の中心部で街頭演説に臨んだ。集まったのは数人だった。党津和野支部の澄川照一支部長は「声掛けをしても、誰が候補者か知らない人もいる」。東西300キロに及ぶ山陰両県の「合区」の広さも、浸透への壁となる。

 「1強自民」に事実上の一騎打ちを挑むのが、元共産党衆院議員の新人中林佳子氏(73)=共産推薦=だ。野党統一候補として無所属で立ち、支持を訴える。

 9日に鳥取市のJR鳥取駅前で開いた街頭演説会には、共産党の書記局長、立憲民主党会派の衆院議員、国民民主、社民各党の県組織幹部、諸派の新社会党委員長が並んだ。「市民と野党はなかよし」。名前をもじったフレーズののぼりを掲げて、「1人区で勝たないと安倍政治は倒せない」と呼び掛けた。

 書記局長は「野党がそろった意味は極めて大きい。自民党と互角に戦うスタートが切れた」と強調した。さらに各党の国会議員の応援入りを仕掛ける構えだ。

 しかし、実質的な選挙協力がどこまで進むかは見通せない。中林氏の地盤の島根県では、立憲民主、国民民主両党県連が独自候補を発掘していたにもかかわらず、「中央主導」で野党候補が一本化した。その不満は今なお、残る。

 4日の松江市での第一声には、立憲民主党県連の県議2人が顔を出しはした。ただ、ある党県連幹部は投票先を迷う支持者からの問い合わせには「自分で考えてと伝える」。国民民主党県連幹部も、比例代表の党候補者の選挙カーで中林氏の支持を訴えることは「絶対にない」と断言する。

 鳥取県側の知名度アップも課題だ。陣営幹部は「自民党に勝てそうと思えるまで結集できれば、野党支持者が投票所へ向かうはずだ」と期待をにじませる。

 諸派の「NHKから国民を守る党」新人の黒瀬信明氏(34)も立候補している。(小畑浩、口元惇矢、三宅瞳)

1606チバQ:2019/07/15(月) 14:02:01
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=551838&comment_sub_id=0&category_id=1147

【選挙区を歩く】(4)山口 自民強固、野党に結束感

2019/7/12





 参院選山口選挙区(改選数1)で5選を狙う自民党現職の林芳正氏(58)=公明推薦=は5日、岩国市で個人演説会に臨んでいた。4期目の6年間、2度の農相と文部科学相を務め、安倍晋三首相(山口4区)を支えた。「長期安定の安倍政権の下で、先頭に立ってやらせてもらった」。演説では首相の名前を連呼し、緊密ぶりをアピールした。

 7日までの4日間で山口県内をおおむね一巡した。翌日からは、県外の自民党候補者を応援するために全国を飛び回っている。不在の間は妻の裕子さん(54)を中心に支持を固める。次の選挙区入りは14日を予定。18日以降にも再び戻り、山口市で個人演説会を催すなど、総仕上げにかかる。

 安倍首相のお膝元の山口で、自民党は衆参両院の全選挙区の議席を独占する。村岡嗣政知事をはじめ、全19市町の首長も漏れなく党員という土地柄だ。林氏は安倍首相と地盤が重なり、かつては党総裁のいすを争うなどの因縁もあるが「首相の地元で恥ずかしくない戦いをする」と強調する。

 2013年の前回選では全国トップの得票率79・36%をたたき出した。選対本部を構える自民党県連は今回、前回選と比べて約5千票増の46万票の得票を目標にする。党県連幹部は「人口が減っている中で目標を達成するのはかなり厳しいが、圧勝を目指して手綱は緩めない」と力を込める。

 強固な「自民党王国」の基盤の切り崩しを狙うのが国民民主党新人の大内一也氏(45)=立憲民主、共産、社民支持=だ。10日朝は山口市中心部の交差点で街頭活動に臨み、「安倍首相のお膝元での非常に厳しい選挙。だからこそ野党が一致団結してしっかり戦う必要がある」と声をからした。

 大内氏を共闘の旗印とするべく、野党各党の県組織が調整に入ったのは昨年12月だった。しかし他党と話をしないまま、一方的に大内氏の擁立を決めた国民民主党県連へのわだかまりは強く、協議は難航した。

 各党の党本部が主導する形で一本化に道筋が付き、県組織が政策協定を締結したのはことし6月だった。それでも、国民民主党の最大の支持母体である連合山口のトップが反共産党を公言するなど、共闘ムードとは程遠い状況だった。

 だがマツダ出身だった連合山口のトップが公示直前に辞任し、潮目が変わったとの声もある。筆頭会長代行に、自治労出身で、共闘を野党各党に呼び掛けてきた「市民連合@やまぐち」の共同代表が就任。野党の結束感が強まりつつある。

 大内氏は地元入りが少ない林氏の向こうを張り、街頭演説や集会回りで県内各地を飛び回る。各党で意見が一致する地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の萩市への配備反対を強く主張。反自民党や無党派層の取り込みを図る。

 諸派の「幸福実現党」新人の河井美和子氏(56)は、消費税率の5%への引き下げや防災・国防の強化を前面に打ち出す。候補者で唯一の女性として女性の活躍も説き、支持拡大を図る。

 無所属新人の竹本秀之氏(63)も立っている。(門脇正樹、中川晃平)

1607チバQ:2019/07/15(月) 14:02:39
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=552111&comment_sub_id=0&category_id=1148

【選挙区を歩く】(5)岡山 現職引き締め・追う新人

2019/7/13





 「知名度は役に立たないと言ってはなんだが、逆に心配の種だ。投票に行ってもらわないと、具体的な成果にはならない」。参院選岡山選挙区(改選数1)で再選を目指す自民党現職の石井正弘氏(73)=公明推薦=は4日、岡山県庁前での出陣式で強く訴えた。

 知事として4期16年間、執務に当たった県庁。思い出深い場所での約10分間の第一声で、この発言の声量はひときわ大きかった。参院議員も1期務め、県政と国政の両方に携わった経歴を背景にした知名度は、陣営の「緩み」にもつながりかねない。公示当日から引き締めを図ったといえる。

 ことしは4年ごとに春に実施される統一地方選と、3年ごとの夏の参院選が12年に1度重なる「亥(い)年選挙」の年となった。石井氏の選挙対策本部を支える自民党県連の県議や岡山市議たちは4月、自身の選挙に奔走したばかりだ。統一選で疲れた地方議員の活動量が、参院選では鈍るともささやかれる。

 前回の亥年選挙だった2007年の参院選でも、岡山選挙区で似たような現象が起きた。「消えた年金」問題や閣僚の相次ぐ失言などもあり、総務相を経験した自民党現職が民主党新人に約5万票差をつけられて敗れた。陣営は「最後まで投票の呼び掛けを緩めるな」と緊張感を高める。

 12年前と同様に年金問題を追い風にしようと動くのが、立憲民主党新人で野党統一候補の原田謙介氏(33)=社民推薦、国民民主支持=だ。「年金不足や公文書改ざんなど問題が続く安倍政権から、政治の信頼を取り戻そう」「若い世代も年金がどれだけもらえるか不安に思っている」。9日、岡山市北区のJR岡山駅西口の街頭で力を込めた。

 中国地方の山口、岡山、島根・鳥取合区を含む改選1人区は、全国に32選挙区ある。全て自民党と野党統一候補が直接対決する構図で、結果は全体の勝敗を左右するとされる。原田氏は立憲民主党公認で野党統一候補となった全国の7人のうちの1人だ。

 党本部は全力で原田氏を支える。枝野幸男代表は原田氏が立候補を表明した1月以降、5回も応援で岡山入りした。福山哲郎幹事長や蓮舫副代表たち党幹部も代わる代わる駆け付ける。6年半の安倍長期政権のおごりを批判し、無党派層などの取り込みへ力を注ぐ。

 学生時代の原田氏をインターンシップで議員事務所に受け入れ、現在は党県連顧問を務める江田五月・元参院議長も、集会や個人演説会で後押しする。国民民主、共産、社民の野党3党の県組織は「比例代表で野党の得票を伸ばすことが、原田氏の支援になる」と、街頭などで政策を訴える。

 岡山選挙区は01年に改選1人区となり、その後は自民党が3勝、旧民主党が3勝と、与野党が互角の戦いを繰り広げてきた。2度の政権交代を挟み、ここ2回は自民党が連勝している。通算戦績の勝ち越しへ、両陣営の訴えは熱を帯びる。

 諸派の「NHKから国民を守る党」新人の越智寛之氏(45)も立候補している。(中島大)=おわり

1608チバQ:2019/07/15(月) 14:06:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000008-kumanichi-l43

旧みんなから比例自民公認の本田氏 熊本県内票で勝負、野党は警戒


7/15(月) 11:51配信

熊本日日新聞







旧みんなから比例自民公認の本田氏 熊本県内票で勝負、野党は警戒


自民党公認で参院選比例代表に立候補した本田顕子氏が開いた集会。県薬剤師連盟ののぼりが立った=7日、熊本市中央区


 参院選比例代表に自民党公認で立候補している新人本田顕子氏(47)は、県内を拠点に選挙運動を展開している。全国が“戦場”にもかかわらず、選挙期間中は熊本に張りつき、選挙区候補並みに各地へ足を運ぶ。過去3回、野党候補として国政選挙に挑んだ政治基盤もあり、県内の関係者は非自民支持層への浸食を警戒する。

 「本田さんは熊本生まれ、熊本育ち。比例であってもチーム熊本の一員として国政に声を届けてほしい」。7日、熊本市中央区の辛島公園での集会。自民県連の前川收会長は「堂々たるわが党の候補」と支持を訴えた。

 本田氏は2010年参院選熊本選挙区に、旧みんなの党から初出馬。落選したが、10万1869票を得た。12年衆院選熊本2区、13年参院選比例代表にも立候補し、落選。みんなの解党を機に「責任政党で政策を実現したい」と自民に入党した。17年に日本薬剤師連盟の組織内候補となり、昨年7月に自民公認となった。
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 同連盟は日本薬剤師会の政治団体で、非改選の自民現職=当選3回=と合わせて初の2議席獲得を狙う。会員は全国で約10万人。本田氏はこの2年間、県外の組織を2巡して準備を整えてきた。

 「当選圏内に入るには、地元票の上積みが不可欠」と県連盟幹部。選挙戦では、熊本選挙区の自民現職馬場成志氏(54)とも連動し、県内での集票に勝負を懸ける戦略だ。

 加えて、関係者が本田氏の強みに挙げるのが、父良一氏(79)の存在。熊本市議や県議、旧民主党参院議員など25年間、議員活動を続けた。当時の後援会メンバーの一部は顕子氏を全面支援する。

 良一氏も昨年8月、自民に入党。かつて自身が支援を受けたNTT労組のOBとは距離を置いたが、同労組OBには過去に顕子氏の選挙を支えた人も。立憲民主党県連の濱田大造幹事長は「元民主党の国会議員として、今も影響力がある。比例票の目減りは覚悟している」と険しい表情。別の野党県幹部も「比例は個人名でも投票でき、自民と書かずに済む。情で投票する人はいるだろう」とみる。
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 一方、同労組OBで熊本市の70代男性は「反自民非共産の立場だったから、親子を応援してきた。いきなりハンドルを“右”には切れない」と突き放した。(並松昭光)

(2019年7月15日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

1609チバQ:2019/07/15(月) 14:06:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000009-kumanichi-l43

公明党県本部、比例得票に全力 自民の“恩返し”期待


7/15(月) 11:51配信

熊本日日新聞







公明党県本部、比例得票に全力 自民の“恩返し”期待


熊本選挙区の自民党候補の出陣式に並ぶ公明党ののぼり=4日、熊本市中央区(後藤仁孝)


 公明党熊本県本部は、参院選の主戦場と位置付ける比例代表で、県内で前回より2万票多い13万票台の得票を目指す。前回は自民党との連立後で最低だっただけに、政権与党としての存在感をアピールし浸透を図る一方、今春の県議選で応援した自民からの“恩返し”にも期待を寄せる。

 「自公で安定した政治をやらないといけない。自民の比例候補もいるが、公明の比例候補もよろしくお願いします」

 公示日の4日、公明県本部の城下広作代表は、熊本選挙区の自民現職候補の出陣式で、そう力を込めた。城下代表の前には、自民が比例に擁立している新人候補の本田顕子氏(47)がマイクを握り、会場には組織内候補を抱える自民友好団体の姿もあった。選挙区の自民候補に推薦を出したとはいえ、比例でのライバル関係を意識した発言だった。

 全国の比例で6議席以上の獲得を目指し、熊本では現職の河野義博氏を重点支援する公明。自民との「票のバーター(交換)」は比例票の大きなカギを握る。今年は12年に一度、統一地方選と参院選と重なる亥[い]年選挙。4月の県議選では、公明は多くの自民候補を推薦しただけに、城下県本部代表は「激戦区ほど支援したが、その記憶はまだ鮮明なはず。参院選はその恩返しをしてもらう場だ」とくぎをさす。
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 一方、県内の得票数は2007年の14万2769票をピークに減少が続く。支持母体の創価学会員の高齢化が影を落とす中、学会員以外の有権者への浸透が結果を大きく左右する。

 だが「政治離れで有権者の関心が低く、学会員のフル回転で友人、知人にお願いしても、反応が鈍い」(学会関係者)との声も漏れる。

 「選挙区の投票に行ってもらえなければ、比例も伸びない」と城下県本部代表。てこ入れのため、17日に党の山口那津男代表の来熊が急きょ決定し、終盤戦に向けて、陣営を鼓舞する。(内田裕之)


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