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第25回参議院議員選挙(2019年)

1603チバQ:2019/07/15(月) 14:00:23
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=550885&comment_sub_id=0&category_id=1146

【選挙区を歩く】(1)広島<上>情勢急転 2現職に焦り

2019/7/9


街頭で有権者に支持を求める広島選挙区の候補者=広島市中区


街頭で有権者に支持を求める広島選挙区の候補者=広島市中区

 参院選(21日投開票)が中盤戦に差し掛かりつつある。序盤の情勢が伝えられる中、中国地方4選挙区の候補者は活動を強める。広島選挙区では自民党による改選2議席の独占の是非を巡り、候補者が論戦で激しくぶつかり合う。いずれも改選1人区の山口、岡山、島根・鳥取合区の3選挙区では、自民党現職に野党が一本化した新人たちが挑む。訴えの現場を歩いた。

 「『自民党1強』の政治を改める議席を何とか守りたい」。広島選挙区の無所属現職の森本真治氏(46)=立憲民主、国民民主、社民推薦=は8日朝、広島市中区の広島バスセンター前にいた。通勤客に繰り返し頭を下げ、支持を求めた。

 公示後、広島県内で有権者が最も多い広島市の中心部で朝の街頭活動をするのは初めて。「中央集権、官邸主導の政治に歯止めをかけるため、2議席のうち1議席は多様な声を届ける議席にしてほしい」。訴えからは悲壮な覚悟がのぞいた。

 広島選挙区では2001年以降、自民党が6回連続で党公認の候補者を1人に絞り込み、1議席を手堅く得てきた。もう1議席は04年以降、立憲民主、国民民主両党の源流の民主党(民進党を含む)が確保。ほかの野党の候補者たちの挑戦をはね返して1議席ずつを「定位置」とする、ある意味で安定した状態は、自民党の2人擁立で崩壊した。

 6日朝。自民党新人の河井案里氏(45)=公明推薦=に勢いがあるとの序盤情勢が伝わった。「このままでは届かない」。森本氏の陣営にはこれまでにない焦りが漂った。焦りは、もう一人の現職で自民党の溝手顕正氏(76)=公明推薦=の陣営にも広がった。

 溝手氏は党県連の主流派の全面的な支援を受ける。淡々とした口調の演説が持ち味だが、公示後には河井氏を意識した発言が目立ち始めた。「ぴょんと飛んできて『県代表』と言われたら、かなわない」「ひらひら歩けば選挙に通るなど、あってはならない」…。

 河井氏が伸びるほど、頼みとする党支持層が食われるとの見立ては、陣営内で共通する。陣営幹部は「もう一度、地方議員をフル稼働して基礎票を丹念に掘り起こし、何としても首位で当選する」と引き締める。

 現職の2陣営の脅威となった河井氏は、幹線道路や駅前などでマイクを握る選挙運動を重ねる。「教育、雇用など社会の仕組みを抜本的に変える」といった持論を切々と説くスタイル。陣営は「票は、候補者が動いて稼ぐ」と力を込める。

 一方で、東京・永田町の党本部がバックアップし、党幹部や閣僚が相次いで応援に入る戦いぶりは過熱する。8日には二階俊博党幹事長と河野太郎外相が集会などで支持を呼び掛けた。菅義偉官房長官も近く再び訪れて、てこ入れを図る。

 共産党新人の高見篤己氏(67)は、この3陣営とは一線を画す。生活水準の向上を第一に掲げ、最低賃金の引き上げや年金給付額の増額を主張。財源は、大企業と高所得者の課税を強めて生み出すと説く。街頭演説では施策の実現へ「安倍政権を代えよう」と訴える。

 選挙戦前に森本氏の陣営から、自民党の2議席独占を防ぐ手だてとして、立候補取り下げへの期待の声も出ていた。高見氏の陣営幹部は「野党がそれぞれに安倍政治の転換を訴え、相乗効果を生みたい」と話す。

 このほか、諸派の「労働の解放をめざす労働者党」新人の泉安政氏(66)は労働者の待遇改善を唱える。無所属新人の玉田憲勲氏(61)は国会議員の定数削減などを主張。諸派の「NHKから国民を守る党」新人の加陽輝実氏(69)も立った。(樋口浩二)


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