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第25回参議院議員選挙(2019年)

1605チバQ:2019/07/15(月) 14:01:34
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=551516&comment_sub_id=0&category_id=1149

【選挙区を歩く】(3)島根・鳥取合区 与野党共に遠い一枚岩

2019/7/11





 参院選の公示から一夜明けた5日。島根・鳥取合区選挙区(改選数1)で再選を目指す自民党現職の舞立昇治氏(43)は、島根県庁前の仮設台で臨んだ「島根第一声」を、率直な言葉で締めくくった。「島根での第一声は不安だった。たくさん来ていただいた」

 会場には支持者に加え、党分裂選挙となった4月の知事選で対立した党県連の国会議員と多数派県議の双方が並んだ。2013年は鳥取選挙区で初当選。16年の改選議席に続き合区された島根県での知名度不足が課題とされていただけに、高揚感を隠さなかった。

 ただ、分裂知事選を巡る党県連内のしこりが解消したわけではない。島根第一声であいさつした国会議員は誰も知事選に触れず、会場に顔を見せなかった県議も複数いた。党県連の青木一彦副会長(参院島根・鳥取)は「戦いながら組織を整備する」と言う。

 鳥取県側では、党県連の石破茂会長(鳥取1区)が前面に出て、選挙カーで訴えを重ねる。「高い得票率で舞立さんへの支持の大きさを全国に見せたい」と引き締める。舞立氏は自民党王国の厚い支持基盤を背景に両県で優勢に立つが、勢いは一様ではない。

 7日には、選挙区の西端となる島根県津和野町の中心部で街頭演説に臨んだ。集まったのは数人だった。党津和野支部の澄川照一支部長は「声掛けをしても、誰が候補者か知らない人もいる」。東西300キロに及ぶ山陰両県の「合区」の広さも、浸透への壁となる。

 「1強自民」に事実上の一騎打ちを挑むのが、元共産党衆院議員の新人中林佳子氏(73)=共産推薦=だ。野党統一候補として無所属で立ち、支持を訴える。

 9日に鳥取市のJR鳥取駅前で開いた街頭演説会には、共産党の書記局長、立憲民主党会派の衆院議員、国民民主、社民各党の県組織幹部、諸派の新社会党委員長が並んだ。「市民と野党はなかよし」。名前をもじったフレーズののぼりを掲げて、「1人区で勝たないと安倍政治は倒せない」と呼び掛けた。

 書記局長は「野党がそろった意味は極めて大きい。自民党と互角に戦うスタートが切れた」と強調した。さらに各党の国会議員の応援入りを仕掛ける構えだ。

 しかし、実質的な選挙協力がどこまで進むかは見通せない。中林氏の地盤の島根県では、立憲民主、国民民主両党県連が独自候補を発掘していたにもかかわらず、「中央主導」で野党候補が一本化した。その不満は今なお、残る。

 4日の松江市での第一声には、立憲民主党県連の県議2人が顔を出しはした。ただ、ある党県連幹部は投票先を迷う支持者からの問い合わせには「自分で考えてと伝える」。国民民主党県連幹部も、比例代表の党候補者の選挙カーで中林氏の支持を訴えることは「絶対にない」と断言する。

 鳥取県側の知名度アップも課題だ。陣営幹部は「自民党に勝てそうと思えるまで結集できれば、野党支持者が投票所へ向かうはずだ」と期待をにじませる。

 諸派の「NHKから国民を守る党」新人の黒瀬信明氏(34)も立候補している。(小畑浩、口元惇矢、三宅瞳)


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