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第25回参議院議員選挙(2019年)

1602チバQ:2019/07/15(月) 13:59:36
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=552584&comment_sub_id=0&category_id=1146

岸田氏の新人応援、波紋 自民現職陣営、広島県議ら戸惑い

2019/7/15


広島市中区の街頭演説で支持者に手を振る安倍首相(右)。「ポスト安倍」の岸田政調会長(左)を首相候補と持ち上げた


広島市中区の街頭演説で支持者に手を振る安倍首相(右)。「ポスト安倍」の岸田政調会長(左)を首相候補と持ち上げた

 全国屈指の激戦区となった参院選広島選挙区(改選数2)で14日、自民党の岸田文雄政調会長(広島1区)が党新人の街頭演説でマイクを握り、関係者に波紋が広がった。これまでは党広島県連が推す現職だけを支援していたが、安倍晋三首相が公示後に初めて広島入りしたタイミングで姿勢を転じた。「ポスト安倍」を意識した振る舞いとみられるが、現職の陣営からは戸惑いの声が漏れた。

 岸田氏は正午ごろ、広島市中区の本通り商店街の入り口で、自民党新人の河井案里氏(45)=公明推薦=と並び立った。演説では河井氏のフルネームを4回、紹介し「お力添えをいただくよう心からお願いする」と締めくくった。終了後には河井氏と取り合った手を掲げ、聴衆に笑顔を見せた。

 ▽令和の首相に

 直後にマイクを握った安倍首相は、故池田勇人、故宮沢喜一という広島県出身の2人の首相の名前を挙げた後「令和の時代はここにいる岸田さんだ」と首相候補だと持ち上げた。安倍首相は河井氏の擁立に深く関わったとされる。次の首相への「禅譲路線」を視野に入れる岸田氏の決断に応えた形にも映った。

 自民党は今回、1998年以来21年ぶりに2人を公認した。党本部がことし3月、党県連の強い反対を押し切り、2議席を独占できる選挙区だとして河井氏を擁立した経緯がある。岸田氏は当時、周辺に「俺は宏池会(岸田派)の会長だ」と語り、河井氏の支援に否定的な考えを示していた。

 ▽「党本部の要請」

 河井氏を応援した直後、岸田氏は約500メートル東で開かれた自民党現職の溝手顕正氏(76)=公明推薦=の街頭演説会場に向かった。県議たちが集った会場で、岸田派の溝手氏のフルネームを11回、連呼。「われわれ広島の自民党は溝手さんをしっかり押し立てて、苦しい選挙を勝ち抜きたい」と力強い口調で呼び掛けた。

 党県連の主流派は、党幹部や閣僚経験者たちが相次いで河井氏の応援に駆け付けるのを尻目に、結束して溝手氏を支えてきた。昨年4月まで党県連会長だった岸田氏が河井氏を応援するとの情報は、ぎりぎりまで一部の関係者にしか伝わっていなかった。「党本部の要請があった。党役員として判断した」と、岸田氏に近い党県連幹部。「ポスト安倍」を優先せざるを得ない背景が浮かぶ。

 「本当か」「終盤にさしかかったこの重要局面で向こうに力を貸すとは」…。岸田氏が河井氏を応援したことに、溝手氏を支える県議たちは驚きや戸惑いを口にした。ある県議は失望感を漏らした。「船長が腰砕けでは前線はもたんよ」

 広島選挙区では、無所属現職の森本真治氏(46)=立憲民主、国民民主、社民推薦=と、共産党新人の高見篤己氏(67)を含めた4人を軸に、激戦が続く。野党系の2人は岸田氏の振る舞いに「ノーコメント」(森本氏)「他党の話」(高見氏)と論評を避けた。ただ、ある陣営は「自民党内のごたごたを象徴する出来事だ。与党の勢力がそがれれば、こちらには追い風」と見通した。

 広島選挙区ではほかに、諸派新人の泉安政氏(66)、無所属新人の玉田憲勲氏(61)、諸派新人の加陽輝実氏(69)も立候補している。(樋口浩二、中川雅晴)


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