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第25回参議院議員選挙(2019年)

1607チバQ:2019/07/15(月) 14:02:39
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=552111&comment_sub_id=0&category_id=1148

【選挙区を歩く】(5)岡山 現職引き締め・追う新人

2019/7/13





 「知名度は役に立たないと言ってはなんだが、逆に心配の種だ。投票に行ってもらわないと、具体的な成果にはならない」。参院選岡山選挙区(改選数1)で再選を目指す自民党現職の石井正弘氏(73)=公明推薦=は4日、岡山県庁前での出陣式で強く訴えた。

 知事として4期16年間、執務に当たった県庁。思い出深い場所での約10分間の第一声で、この発言の声量はひときわ大きかった。参院議員も1期務め、県政と国政の両方に携わった経歴を背景にした知名度は、陣営の「緩み」にもつながりかねない。公示当日から引き締めを図ったといえる。

 ことしは4年ごとに春に実施される統一地方選と、3年ごとの夏の参院選が12年に1度重なる「亥(い)年選挙」の年となった。石井氏の選挙対策本部を支える自民党県連の県議や岡山市議たちは4月、自身の選挙に奔走したばかりだ。統一選で疲れた地方議員の活動量が、参院選では鈍るともささやかれる。

 前回の亥年選挙だった2007年の参院選でも、岡山選挙区で似たような現象が起きた。「消えた年金」問題や閣僚の相次ぐ失言などもあり、総務相を経験した自民党現職が民主党新人に約5万票差をつけられて敗れた。陣営は「最後まで投票の呼び掛けを緩めるな」と緊張感を高める。

 12年前と同様に年金問題を追い風にしようと動くのが、立憲民主党新人で野党統一候補の原田謙介氏(33)=社民推薦、国民民主支持=だ。「年金不足や公文書改ざんなど問題が続く安倍政権から、政治の信頼を取り戻そう」「若い世代も年金がどれだけもらえるか不安に思っている」。9日、岡山市北区のJR岡山駅西口の街頭で力を込めた。

 中国地方の山口、岡山、島根・鳥取合区を含む改選1人区は、全国に32選挙区ある。全て自民党と野党統一候補が直接対決する構図で、結果は全体の勝敗を左右するとされる。原田氏は立憲民主党公認で野党統一候補となった全国の7人のうちの1人だ。

 党本部は全力で原田氏を支える。枝野幸男代表は原田氏が立候補を表明した1月以降、5回も応援で岡山入りした。福山哲郎幹事長や蓮舫副代表たち党幹部も代わる代わる駆け付ける。6年半の安倍長期政権のおごりを批判し、無党派層などの取り込みへ力を注ぐ。

 学生時代の原田氏をインターンシップで議員事務所に受け入れ、現在は党県連顧問を務める江田五月・元参院議長も、集会や個人演説会で後押しする。国民民主、共産、社民の野党3党の県組織は「比例代表で野党の得票を伸ばすことが、原田氏の支援になる」と、街頭などで政策を訴える。

 岡山選挙区は01年に改選1人区となり、その後は自民党が3勝、旧民主党が3勝と、与野党が互角の戦いを繰り広げてきた。2度の政権交代を挟み、ここ2回は自民党が連勝している。通算戦績の勝ち越しへ、両陣営の訴えは熱を帯びる。

 諸派の「NHKから国民を守る党」新人の越智寛之氏(45)も立候補している。(中島大)=おわり


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