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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1チバQ:2014/12/24(水) 21:08:02
ちゃっちゃと、立てちゃいます。

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

4346チバQ:2017/10/16(月) 23:02:20
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk20010191000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査(その1) 自民3、4、5区優勢 /長野
00:00毎日新聞

 毎日新聞が13〜15日に実施した衆院選(22日投開票)の特別世論調査結果をもとに、これまでの取材で得た情報を加味し、県内5小選挙区の情勢を分析した。1区は無所属、2区は希望公認、3区、4区、5区は自民公認の候補が優勢となっている。調査時点で有権者の4割弱が投票先を決めておらず、情勢は今後変わる可能性がある。県内では、安倍政権が続くことに関して54%が「よいとは思わない」、消費増税の賛否については49%が「反対」と答えた。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇篠原氏が大幅にリード

 希望公認を辞退し、無所属で立候補した篠原氏が大幅にリードしている。前回と前々回で比例復活当選だった小松氏が追い、橋本氏と駒村氏は引き離されている。

 前回は旧民主公認の篠原氏は従来の支持層に加え、共産支持層の6割、社民支持層の8割、無党派層の6割から支持を得ている。政策面では原発・エネルギー政策や憲法改正を争点に考える層から支持を集める。職業別では農林漁業や主婦・主夫、事務職などさまざまな層に浸透している。

 小松氏は自民支持層の8割近くを固めたが公明支持層は3割にとどまっている。安全保障法制を争点に考える層から支持を集め、自営業者を中心に支持を集める。

 橋本氏は維新支持層の4割にとどまる。消費増税を争点に考える層の一部から支持を集め、自営業層に一定程度、浸透している。

 駒村氏は大きく離されており、支持拡大を急いでいる。

 ◆2区

 ◇下条氏を追う務台氏

 下条氏が一歩リードし、務台氏が追い上げを図る。中川氏と手塚氏は懸命に支持拡大を図る。

 下条氏は旧民主党時代からの支持層のほか、無党派層の一部から支持を得ている。政策面では年金・医療や消費増税の是非を争点に考える層から支持を集める。10代、20代や40代に浸透している。

 務台氏は、自民支持層が6割、公明支持層が3割しか固められておらず、組織固めに力を入れる。一方、アベノミクスや北朝鮮の核・ミサイル問題を争点に考える層から支持を集め、経営者層も支持を寄せる。

 中川氏は、社民支持層の7割、共産支持層の5割を固めた。森友・加計問題や安全保障法制を意識する層から支持を集め、市民団体と協力し、支持拡大を目指す。

 手塚氏は公明支持層に一定程度食い込むが、維新支持層は4割にとどまる。「消費税増税よりも議員定数削減を」と訴え、無党派層への浸透を狙う。

 ◆3区

 ◇木内氏、井出氏競り合う

 党組織をまとめつつある木内氏が、幅広く支持を集める井出氏をややリードし、小金沢氏が追う展開になっている。

 前回、前々回と比例復活で、雪辱を期す木内氏は、自民支持層の7割、公民支持層の8割を固めた。年代別では20代、30代の若年層を中心に浸透するだけでなく、景気に敏感な経営者・管理職、自営業の支持も厚い。北朝鮮の核・ミサイル問題、アベノミクスに関心を抱く層からも支持を集める。

 前回は維新の党で当選し、民進、希望と移った井出氏は、希望支持層だけでなく自民支持層の一部にも食い込み、無党派層にも浸透し始めている。公示直前に4区に移った寺島氏の後援会から支援を受けて更なる集票を目指す。陣営関係者は「今回は短期間で組織戦に適応できるかが勝負を分ける」と話す。

 小金沢氏は、共産支持層のほぼ全体を固め、立憲民主支持層も一定程度、取り込んでいる。及川氏は伸び悩んでいる。

 ◇1区

 =長野市(一部除く)など

小松裕 55 党国対副委長 (2)自前=[公]

篠原孝 69 [元]副農相 (5)無前=[社]

橋本将之 37 会社役員 維新

駒村幸成 61 会社役員 諸新

 ◇2区

 =松本、大町市など

手塚大輔 34 党2区支部長 維新

下条みつ 61 [元]防衛政務官 (3)希元

中川博司 59 党県幹事長 社新

務台俊介 61 [元]内閣政務官 (2)自前=[公]

 ◇3区

 =上田、小諸、佐久市など

木内均 53 党3区支部長 (2)自前=[公]

小金沢由佳 34 党県勤務員 共新

井出庸生 39 [元]NHK記者 (2)希前

及川幸久 57 幸福党役員 諸新

4347チバQ:2017/10/16(月) 23:02:40
 ◆4区

 ◇後藤氏先行 追う毛利氏

 盤石な支持基盤で6選を目指す後藤氏が先行し、支持層を固めた毛利氏が追う。3区から移った寺島氏は伸び悩んでいる。

 後藤氏は、自民支持層の約9割、推薦を受けた公明支持層の約9割を固めた上、無党派層の約3割を取り込み、安定した戦い。国土交通政務官や副法相を務めた実績をアピールし、職業別でも経営者・管理職の約6割、自営業の約6割から支持を受け、学生、主婦・主夫層も取り込んでいる。

 毛利氏は「必勝選挙区」と位置づける共産の支持層の大勢を固めた。社民、立憲民主など非自民支持層にも食い込み、無党派層への浸透も狙う。原発・エネルギー政策、憲法改正問題に関心のある層からの支持も多い。

 公示直前に3区から国替えし、返り咲きをねらう寺島氏は知名度浸透に苦戦している。20代の約4割の支持を取り込んでいるが、公認を受けた希望支持層も半数程度しか固められておらず、出遅れが響いている。

 ◆5区

 ◇宮下氏リード広げる

 「野党統一候補」の擁立がならなかった結果、野党票が分散し、5選を目指す宮下氏がリードを広げている。曽我氏、中嶋氏が後を追う。

 元副財務相の宮下氏は自民支持層の9割以上、公明支持層の大半をまとめ上げた。60代を除く各年代でまんべんなく支持を集め、特に男性からの支持は手堅い。過去2回の衆院選でもほかの候補者に大きな差をつけており、今回も厚い支持基盤を背景に優位に立っている。

 公示直前に出馬を表明した前中川村長の曽我氏は、立候補者擁立を取り下げて支援にあたる共産支持層の約7割を固め、立憲民主支持層の大半を取り込んだ。護憲を訴えており、最も重視する争点に「憲法改正」を回答する層の約半数をまとめる。

 中嶋氏は希望支持層の7割以上を固めた。「原発・エネルギー政策」に関心を持つ層からの支持を得ており、年代別では60代からの支持が比較的高くなっている。

 ◇安倍首相続投、半数超が反対

 衆院選後、安倍晋三氏が首相を続けることについて尋ねたところ、「よいとは思わない」が54%を占め、「よいと思う」の34%を大きく上回った。

 年代別にみると、40代・50代・60代・70代以上の各年代で「よいとは思わない」が上回った。18・19歳、20代、30代は「よいと思う」が上回った。中高年が「安倍政治」継続に反対し、若年層が政権を支持する傾向がうかがえる。

 消費増税への賛否との関連をみると、増税反対と答えた人の68%が安倍首相の継続を「よいとは思わない」と答えた。また、最も重視する争点を「消費増税」と答えた人の59%が「よいとは思わない」と答えた。増税に反対する人ほど、「安倍政治」の継続をよく思わず、今回の選挙で大事な争点と捉えている。

 支持政党別では、希望支持層の78%、共産・立憲民主・社民の支持層の9割以上が「よいと思わない」と答えた。自民支持層の76%、公明支持層の53%、維新支持層の60%が「よいと思う」と答えた。

 職業別では、事務職や主婦・主夫など、多くの職業で「よいと思わない」が上回った。自営業と学生は「よいと思う」が上回った。

…………… ◇4区

 =岡谷、諏訪、茅野市など

寺島義幸 64 [元]県議長 (1)希元

毛利栄子 66 [元]県議 共新

後藤茂之 61 党政調副会長 (5)自前=[公]

 ◇5区

 =飯田、伊那市など

曽我逸郎 61 [元]中川村長 無新=[共][社]

中嶋康介 40 [元]衆議員秘書 希新

宮下一郎 59 [元]副財務相 (4)自前=[公]

 ※一覧の見方

 敬称略。氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦。党派の略称は、自=自民党、希=希望の党、公=公明党、共=共産党、維=日本維新の会、社=社民党、諸=諸派、無=無所属。

4348チバQ:2017/10/16(月) 23:03:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk21010084000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 自民、4選挙区で優位 投票先未定が4割 /岐阜
00:00毎日新聞

 毎日新聞社は13〜15日、衆院選(22日投開票)の中盤情勢を探る特別世論調査を行った。電話による調査結果に加え、これまでの取材を加味して県内全5小選挙区の情勢を分析した。その結果、2012年、14年の衆院選で議席を独占した自民が、1、2、3、5区で優位に戦いを進める一方、4区では希望との接戦となっている。ただ、各選挙区で4割前後の有権者が投票先を決めておらず、終盤に向けて情勢が変化する可能性もある。【岡正勝】

 ◆1区

 ◇野田氏リード

 総務相で知名度も高い自民の野田氏が幅広い世代から支持を集め、大きくリードしている。選挙中は全国遊説で地元をほぼ不在にしているが盤石な戦いぶり。自民、公明支持層をほぼ固めたほか、無党派層にも浸透し、希望、立憲支持層への食い込みを図る。陣営は「大臣らしい大勝」を目指す。

 希望の公認から漏れた吉田氏は、無所属からの出馬に伴い共産が候補者を取り下げたが、共産支持層を固め切れていない。従来の連合・民進系票に加え、「反自民の受け皿となる市民の戦い」に持ち込み、幅広い層への浸透を図る。

 無所属の服部氏はインターネットで高齢者医療改革を訴える独自の戦いを展開。幸福実現の野原氏は街頭宣伝を通じ、無党派層の取り込みを狙う。

 ◆2区

 ◇棚橋氏が安定

 自民の棚橋氏が幅広い世代から支持を集めリードしている。自民支持層の8割、公明支持層の約7割を固めたほか、野党支持層や無党派層にも食い込む。党内派閥「志公会(麻生派)」事務総長として全国への応援で地元を不在にしがちだが、強固な支持基盤を背景に安定した戦い。

 共産の森桜氏は共産支持層を固めた。希望、立憲支持層にも一定程度浸透している。前回に続いて他の野党が候補者を擁立していないため「反自民」の受け皿を狙う。街頭演説を中心に、無党派層への支持拡大を図る。

 ◆3区

 ◇武藤氏が着々と

 自民の武藤氏が先行し、希望の阪口、共産の井上両氏が追う展開。武藤氏は自民支持層の9割、公明支持層の8割近くを固めた。無党派層にも浸透しつつあり、幅広い世代の支持も得る。個人演説会などを通じ、町村部での支持も広がる。

 和歌山で衆院議員を2期務めた阪口氏は、その後に移った三重の区割り見直しに伴う候補者調整で9月に再び「国替え」。希望支持層の6割以上をまとめ、無党派層への支持拡大を狙う。

 井上氏は、共産支持層の約9割を固めたほか、野党共闘を進める立憲支持層の半数程度の取り込みに成功している。

◆立候補者の顔ぶれ(届け出順)

 ◇1区(4)

野原典子 60医療法人理事 諸新

吉田里江 51会社社長 無新

野田聖子 57総務相(8)自前=[公]

服部泰輔 36 医師 無新

 ◇2区(2)

森桜房義 60 党地区委員長 共新

棚橋泰文 54 [元]科技担当相(7)自前=[公]

 ◇3区(3)

武藤容治 62 副経産相(3)自前=[公]

井上諭 50 党県常任委員 共新

阪口直人 54[元]民進県役員(2)希元

4349チバQ:2017/10/16(月) 23:03:35
 ◆4区

 ◇激しい競り合い

 自民の金子氏と希望の今井氏が激しく競り合っている。金子氏は衆院議員を10期務めた元国土交通相の父一義氏の引退を受け、地盤を受け継いだ。一義氏の後援会組織がフル稼働し、自民支持層の約8割、公明支持層の約9割を固めた。知名度向上で無党派層への浸透を図る。

 今井氏は希望支持層の8割を固め、立憲支持層や無党派層にも浸透している。過去3回の選挙はいずれも比例復活だったが「どぶ板活動」に加えて森友・加計学園問題追及で知名度を上げ小選挙区初勝利を狙う。高い投票率に期待を寄せる。

 共産の籠山氏は、今井氏の希望公認で野党共闘が解消されたのを受け、擁立された。共産党支持層以外への浸透が課題。

 ◆5区

 ◇古屋氏が優位に

 自民の古屋氏が安定した戦いで優位に進め、希望の阿知波氏が追う。古屋氏は自民支持層の9割以上、公明支持層の7割近くを固め、無党派層の取り込みも図る。

 阿知波氏は希望支持層の8割以上をまとめたほか、立憲支持層にも半数程度浸透している。古屋氏とは5度目の対決で2009年以来の勝利を狙う。落選後も駅前での演説をほぼ毎朝続け、支持拡大を図ってきた。

 共産の小関氏は共産支持層を固めた。40代以降の支持を取り込み、野党共闘を進める立憲の支持層についても一定程度浸透している。街頭を中心とした活動で、若者や無党派層への浸透を狙う。

 ◇4区(3)

今井雅人 55 [元]民進県代表(3)希前

籠山恵美子 63 党地区副委長 共新

金子俊平 39 [元]衆議員秘書 自新=[公]

 ◇5区(3)

阿知波吉信 54 [元]民進県役員(1)希元

小関祥子 64 党地区委員長 共新

古屋圭司 64 [元]党選対委長(9)自前=[公]

………………………………………………………………………………………………………

 ◇一覧の見方

 氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。自民候補の四角囲み文字は派閥。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 政党名は、自=自民党、希=希望の党、共=共産党、諸=諸派、無=無所属。自民党の派閥は[麻]=麻生派。

4350チバQ:2017/10/16(月) 23:04:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk22010082000c.html
<衆院選2017>中盤情勢・毎日新聞総合調査 自民、6選挙区で優勢 投票先、未定も多く(その1) /静岡
00:00毎日新聞

 毎日新聞が13〜15日に行った世論調査に取材結果を加えた小選挙区の中盤情勢では、全8選挙区中6選挙区で自民候補が優勢に戦いを進めている。いずれも前回当選の前職。2014年の前回選挙で、トップと次点が約1万票差の接戦となった6区は、前回勝利した民進出身の希望前職を自民前職が追う。ただ投票先を決めていない有権者も多くいるため、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。【井上知大】

 ◆1区

 ◇上川氏、手堅い戦い

 上川氏が先行し、小池氏が追いかけ、青山氏、鈴木氏と続いている。

 上川氏は法相として実績をアピールするなどし、自民支持層を手堅くまとめた。また公明支持層から半数を超える支持を集めているほか、無党派層の一部にも浸透している。

 小池氏は希望支持層をほぼ固め、無党派層からの支持をさらに拡大できるかが鍵となりそうだ。

 青山氏は、憲法改正反対などリベラル色を強く打ち出し、立憲支持層をほぼ固めたほか、無党派層の一部からも支持を得る。

 鈴木氏は安保法制反対、原発再稼働反対を訴えて共産支持層をまとめたが、それ以外の層に浸透しきれていない。【井上知大】

 ◆2区

 ◇井林氏、安定、優位に

 3期目を目指す井林氏が優位に戦いを進め、松尾氏が追い、四ツ谷氏が続く展開となっている。

 井林氏は自民支持層の大半を固め、公明支持層からも一定の支持を集めている。無党派層にも浸透しつつあり、前職としての実績を訴え、幅広い年代から支持を得る安定した戦いを見せている。

 松尾氏は希望支持層をほぼ固め、立憲支持層からも一定の支持を集めている。しかし、立憲支持層などへの広がりを欠くほか、無党派層には浸透しきれていない。

 四ツ谷氏は原発再稼働反対などを中心に訴え共産党支持層を手堅くまとめているが、それ以外への広がりを欠いている。【松岡大地】

 ◆3区

 ◇宮沢氏、幅広く支持

 保守地盤を固め防衛政務官などの政治キャリアを訴える宮沢氏が先行。「政治の原点に返る」と政党に縛られないことを強調する小山氏が追う。鈴木氏は希望支持層以外にもアピールを図る。

 宮沢氏は自民支持層をほぼ固めた。「消費税率10%アップで教育費の拡充」をアピール。若い年齢層など幅広く支持を得ている。

 小山氏は連合静岡と民進党県連の推薦を得て労組票など支持基盤をほぼ固めた。比例復活のない危機感をバネに、無党派層へも浸透を図っている。

 鈴木氏は希望支持層を取り込んでいるが、広がりを欠く。「原発ゼロ」を訴え中部電力浜岡原発の再稼働に拒否感を持つ有権者らへ支持を呼びかける。【舟津進】

 ◆4区

 ◇望月氏、安定し先行

 8期目を目指す望月氏が厚い後援会組織を基盤に安定した戦いで先行。「さらば、しがらみ政治」を訴える田中氏が追い上げ、松原氏が続いている。

 望月氏は閣僚経験など高い知名度を生かし、大票田の静岡市清水区を中心に浸透を図る。自民、公明支持層はほぼ固めた。陣営はさらに引き締めに力を入れる。

 田中氏は、生まれ故郷の旧富士川町を軸に知人や地方議員の応援を得て草の根選挙を展開。希望支持層を固めつつあり、無党派層や自主投票になった連合票の動向がカギを握る。

 松原氏は「安倍政権打倒」を掲げ、共産支持層の多くを固めた。広がりを求め、希望の党にも批判的な有権者の支持獲得を目指している。【高橋秀郎】

 ◆小選挙区立候補者

 ◇1区(4)

上川陽子 64 法相 (5)自前=[公]

青山雅幸 55 弁護士 立新=[社]

小池政就 43 大学講師 (1)希元

鈴木千佳 46 党区国政委長 共新

 ◇2区(3)

井林辰憲 41 [元]環境政務官 (2)自前=[公]

松尾勉 33 [元]環境省職員 希新

四ツ谷恵 65 党地区副委長 共新

 ◇3区(3)

鈴木望 68 [元]磐田市長 (1)希元

宮沢博行 42 [元]防衛政務官 (2)自前=[公]

小山展弘 41 [元]団体職員 (2)無前

 ◇4区(3)

松原聡 55 党県常任委員 共新

田中健 40 [元]都議 希新

望月義夫 70 [元]環境相 (7)自前=[公]

4351チバQ:2017/10/16(月) 23:04:31
 ◆5区

 ◇細野氏、幅広く浸透

 7期目を目指す細野氏が先行し、吉川氏と井口氏が追う。

 細野氏は希望支持層を固めたほか、立憲支持層にも浸透、自民支持層の一部にも食い込む。幅広い年齢層から支持を得る。争点として「森友・加計学園問題」「年金・医療・子育て」を重視する人の多くから支持を集める。

 前回落選し、国政復帰を目指す吉川氏は、経営者・管理職などに浸透。重要争点として「北朝鮮の核・ミサイル問題」「安全保障関連法」を挙げる人から支持を集める。公明支持層を固め、自民支持層もほぼ固めた。それ以外の層への浸透がカギを握りそうだ。

 井口氏は共産支持層をほぼ固め、若い世代や無党派層への浸透を図る。【垂水友里香】

 ◆6区

 ◇渡辺氏、一歩リード

 渡辺氏が一歩リードするが勝俣氏が追い、内田氏が続く。

 渡辺氏は、希望支持層をほぼ固め、無党派層と立憲支持層にも浸透している。30代以上から支持が多い。「森友・加計学園問題」を重視する人の多くが支持する一方、「衆院選後も安倍首相が続けたほうがよい」と思う層の一部も取り込んでいる。

 勝俣氏は自民支持層と公明支持層を固めつつあるが、他党の支持層や無党派層にはあまり浸透していない。「北朝鮮の核・ミサイル問題」が争点と考える人の多くから支持を得ているが、「憲法改正」が争点とする人の支持は渡辺氏にも流れている。

 内田氏は共産支持層を固め、立憲支持層にも一定程度浸透している。【梁川淑広】

 ◆7区

 ◇城内氏、優位な戦い

 城内氏がこれまでの実績を生かして手堅い戦いで、福村氏や日吉氏、野沢氏をリードする勢いを見せている。

 城内氏は他の候補者の応援で地元を離れる日が多い中、後援会組織を中心に選挙戦を展開。衆院解散に備えて準備してきたこともあり、自民の支持層をほぼ固めた。無党派層や希望などの支持層にも食い込んでいる。

 福村氏は7区での活動が出遅れたこともあり、希望の支持層は固めつつあるが、無党派層などへの広がりを欠いている。

 日吉氏も公示直前に立候補を表明。知名度不足が響き、立憲支持層以外に浸透していない。

 野沢氏は共産支持層から支持を得ているものの、全体的に伸び悩んでいる。【奥山智己】

 ◆8区

 ◇塩谷氏、支持集める

 9期目を目指す塩谷氏が優位に戦いを進め、源馬氏が追い、嶋田氏が続く。

 塩谷氏は自民支持層を固め、公明支持層もほぼ固めたほか、無党派層の一部にも食い込んでいる。「北朝鮮の核・ミサイル問題」を争点として重視する層からの支持も厚い。

 3度目の衆院選挑戦となる源馬氏は、希望支持層をほぼ固め、無党派層の支持を塩谷氏と分け合う。立憲の支持層からも一定の支持を得ている。

 嶋田氏は共産支持層を固めるが、立憲支持層や社民支持層などリベラル層にも支持があまり広がっていない。

 まだ投票先を決めていない人が多い無党派層への支持拡大が、今後のカギとなりそうだ。【竹田直人】

 ◇5区(3)

吉川赳 35 [元]会社員 (1)自元=[公]

井口昌彦 63 党県委員 共新

細野豪志 46 [元]環境相 (6)希前

 ◇6区(3)

内田豊 63 党地区委員長 共新

勝俣孝明 41 [元]銀行員 (2)自前=[公]

渡辺周 55 [元]副防衛相 (7)希前

 ◇7区(4)

城内実 52 党経産部会長 (4)自前=[公]

日吉雄太 49 公認会計士 立新

野沢正司 68 農業 共新

福村隆 54 [元]会社社長 希新

 ◇8区(3)

源馬謙太郎 44 [元]県議 希新

塩谷立 67 党選対委員長 (8)自前=[公]

嶋田初江 69 党地区副委長 共新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇一覧の見方

 氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。

 政党名は、自=自民党、希=希望の党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、社=社民党、由=自由党、こ=日本のこころ、諸=諸派、無=無所属。

4352チバQ:2017/10/16(月) 23:07:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk24010123000c.html
<政々動々>衆院選2017・三重 中盤情勢 毎日新聞総合調査 3選挙区で自民優勢 /三重
00:00毎日新聞

 22日投開票の第48回衆院選で、毎日新聞社は13〜15日、電話世論調査を行い、調査結果と取材結果を踏まえ、情勢を探った。区割り変更で1減となった県内4小選挙区のうち3選挙区で自民候補が優位に立っていることがわかった。1区と2区では野党勢力が民進系無所属に候補を一本化したが、自民候補を追う展開。4区は自民候補が先行。3区は民進系無所属がリードを広げている。比例の投票先では自民が約3割、立憲民主と希望がそれぞれ約1割。投票先を決めていない有権者が約4割おり、情勢が変わる可能性がある。【田中功一、松本宣良、井口慎太郎、山本萌、森田采花】

 ◆1区

 ◇田村氏幅広い支持

 1区は、松阪市を中心とする旧4区が地盤の田村氏が一歩リードし、前津市長の松田氏が追い上げる。

 田村氏は、自民支持層の約9割と、公明支持層の約8割を固めた。自営業者の支持が厚い。なじみの薄い旧1区の津市北部では街宣活動を中心に票の積み上げを図る。

 松田氏は、立憲民主支持層の約8割、希望支持層の約7割に浸透する。野党統一候補として共産支持層の約8割の支持も得た。無党派層の支持は約4割と田村氏を上回っている。ただ、合流問題の混乱の影響で出遅れ、特に旧4区地域で支持の広がりを欠いている。

 ◆2区

 ◇川崎氏ややリード

 閣僚経験者同士の一騎打ちは、12選を狙う川崎氏が幅広く支持を集めてわずかにリードする。野党統一候補となった無所属の中川氏は希望、立憲民主、共産の支持層に浸透し、追い上げを図る。

 川崎氏は自民、推薦を受ける公明支持層の約6割を固めた。中川氏の地盤の鈴鹿市にも支持を広げ、北朝鮮情勢や安保関連法を争点として重視する層の支持も得ている。

 中川氏は希望、立憲民主の支持層の約6割、共産支持層の約5割の支持を集める。共に無所属で戦う民進元代表の岡田氏の応援も得て無党派層に支持を広げ、巻き返しを図る。

 ◆3区

 ◇岡田氏が抜け出す

 民進元代表で、知名度で勝る無所属の岡田氏が抜け出し、島田氏が巻き返しを図る。

 岡田氏は立憲民主支持層の大半と、希望支持層の6割を固める。自民支持層の4割と無党派層の5割も取り込む。公明支持層にも食い込んでいる。男女とも優位で世代別では40代以降の支持が厚い。特に大票田の市部で浸透している。島田氏は自民支持層の4割超を固め、公明支持層の4割も取り込んでいるが、無党派層の支持が広がっていない。世代別では20代の支持を得ている。野村氏は共産支持層を固め切れていない。諸派の坂本氏は支持を訴える。

 ◆4区

 ◇三ツ矢氏が優位に

 4区は自民の支持基盤が厚く、三ツ矢氏が優位に立ち、藤田氏が追う展開だ。

 三ツ矢氏は、自民支持層の約9割を固めた。推薦を受けた公明とも積極的に合同で街宣活動を行い、公明支持層の約8割に浸透した。市部、郡部とも性別問わず幅広い年代から支持を得ている。

 藤田氏は希望支持層の約9割を固め、立憲民主支持層の約7割も取り込む。無党派層の支持は三ツ矢氏と互角で、政権批判を展開して懸命に追い上げを図っている。

 谷中氏は、共産支持層の約8割を固めたが、他の支持層に浸透できていない。

◇小選挙区立候補者(届け出順)◇

 ◇1区

松田直久 63 [元]津市長 (1)無(民)前

田村憲久 52 [元]厚労相 (7)自[破]前=[公]W

 ◇2区

中川正春 67 [元]文科相 (7)無(民)前

川崎二郎 69 [元]厚労相 (11)自 前=[公]W

 ◇3区

坂本麻貴 33 幸福区支部長 諸 新

岡田克也 64 [元]副総理 (9)無(民)前

野村真弘 61 [元]生協役員 共 新

島田佳和 47 [元]会社員 (2)自 前=[公]W

 ◇4区

三ツ矢憲生 66 [元]副外相 (5)自[岸]前=[公]

谷中三好 57 党地区委員長 共 新

藤田大助 41 法人代表理事 (1)希(民)元 W

4353チバQ:2017/10/16(月) 23:07:42
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk25010348000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 2、3、4区 自民先行 /滋賀
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選について、毎日新聞は13〜15日、電話による世論調査を実施し、これまでの取材結果も加味して県内各小選挙区の情勢を分析した。1区は自民党の大岡氏と無所属の嘉田氏が激しく競り合っている。2〜4区では自民候補が先行し、希望の党の候補が追う展開となっている。一方で各選挙区とも投票先をまだ決めていない有権者が半数程度いるとみられ、情勢は今後、変動する可能性がある。調査では併せて、重視する争点なども尋ねた。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇大岡氏と嘉田氏が激戦

 連続3選を目指す大岡氏と、知名度が高い前知事の嘉田氏の激戦となっている。大岡氏は自民支持層の9割、公明支持層の8割を固めた。無党派層にも2割程度の支持がある。北朝鮮の核・ミサイル問題を重視する層から特に支持される。嘉田氏は希望の支持層の9割、立憲民主支持層の8割近くの支持を受け、共産、維新支持層の一定程度や無党派層の4割を取り込む。原発・エネルギー政策を重視する層の支持が厚い。小坂氏は社民と共闘する共産支持層の3割、立憲支持層の1割と支持が伸び悩んでいる。

 ◆2区

 ◇上野氏優勢 続く田島氏

 4期目を狙う上野氏が優勢。自民支持層と公明支持層をがっちり固め、無党派層の3割近くの支持も得る。安倍晋三首相の続投を「よいと思う」層の支持を集め、政権への信任を背負う。追う田島氏は希望と立憲支持層の8割をまとめ、維新支持層からも一定の支持を得る。安倍首相続投を「よいと思わない」の支持は4割程度で、無党派層の取り込みを図る。対月氏は共産支持層の6割程度に浸透し、維新支持層にも食い込む。荒川氏は支持拡大を図る。

 ◆3区

 ◇武村氏が小川氏をリード

 連続3選を目指す武村氏がリードし、前回の雪辱を期す小川氏が追う展開。武村氏は自民支持層の9割を固め、公明と維新の支持層も取り込み、無党派層も3割から支持を受ける。女性からの支持でも30代以上で小川氏をリード。「安全保障関連法」を争点として最重要視する層のほとんどから支持される。小川氏は希望支持層の8割近くをまとめ、立憲支持層の半数程度からも支持を得る。50代男性からの支持が厚い。石堂氏は共産支持層の7割を固め、立憲支持層にも一部食い込む。

 ◆4区

 ◇小寺氏を徳永氏が追う

 先行する小寺氏を徳永氏が追い上げる。小寺氏は自民支持層の7割、公明支持層の8割が支持。前回選では公認候補者がいた維新の支持層も3割近く取り込む。職業別では管理職・経営者に半数近い支持がある。徳永氏は希望支持層の8割近くを固め、立憲支持層も6割が支持し、維新支持層にも一部食い込む。主婦・主夫層、無党派層に若干強さを見せるが、小寺氏と大差はない。西沢氏は共産支持層の7割の支持があり、立憲支持層にも一部食い込む。

 ◆支持政党

 ◇自民29%、無党派3割超

 政党支持率は自民がトップで、立憲民主、希望が続いた。公明、共産、維新はほぼ横一線で、社民、民進、自由、日本のこころは1%に満たなかった。無党派層は3割を超え、自民支持層を上回った。

 自民は特に男性の支持率が4割弱と高く、無党派層より多かった。女性も約2割で1位だったが、無党派層の半分程度。立憲民主と希望は男性で約1割だった。

 年代別でも、自民は全て1位。立憲民主は 60代で約1割、70代で約2割を確保したが、40、50代では希望を下回った。無党派層は 30、40代で4割を超えた。

………………………………………………………………………………………………………

 ■立候補者の顔ぶれ

 ◇1区(3)=大津、高島市

小坂淑子 77 党県代表 [社] 新=[共]

大岡敏孝 45 [元]財務政務官(2)[自][二]前=[公]

嘉田由紀子 67 [元]知事 無 新

 ◇2区(4)=彦根、長浜、米原市など

田島一成 55 [元]副環境相 (4)[希](民)前

上野賢一郎 52 副財務相 (3)[自][石]前=[公]

荒川雅司 42 幸福区支部長 諸 新

対月慈照 64 住職 無 新=[共]

 ◇3区(3)=草津、守山、栗東市など

小川泰江 54 [元]守山市議 [希](民)新

石堂淳士 43 党地区委員長 共 新

武村展英 45 [元]内閣政務官(2)[自] 前=[公]

 ◇4区(3)=近江八幡、甲賀市など

西沢耕一 39 党県委員 共 新

小寺裕雄 57 [元]県副議長 [自] 新=[公]

徳永久志 54 [元]外務政務官 [希](民)新

4354チバQ:2017/10/16(月) 23:08:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk26010312000c.html
<2017衆院選>中盤情勢(その1) 自民、3選挙区で優勢 /京都
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、毎日新聞は13〜15日の3日間、中盤情勢を探るため、全国の有権者に特別世論調査を実施した。さらに府内3支局の取材で得た情報と合わせて6選挙区の中盤の情勢を分析した。

 1区では自民前職が共産前職をリード。4、5区でも自民候補が抜け出した。2区では無所属前職が安定した戦い、3区では希望が優勢に立つ。6区では希望と自民の前職が接戦を展開する。ただ4割近くの有権者が投票先を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。3割近くいる無党派層の支持意識がどこに向かうか、前回過去最低の50・99%だった投票率がどうなるかなどが鍵となりそうだ。

 ◆1区

 ◇立候補者(届け出順)

伊吹文明 79 (11) 自前=[公]

穀田恵二 70 (8) 共前

嶋村聖子 40 希新

 ◇伊吹氏がリード

 伊吹氏がリードし、穀田氏が追う展開。両ベテランに嶋村氏が続く。

 12選を目指す伊吹氏は、地元府議、市議らがフル回転し、自民支持層の9割弱から支持を集めた。推薦を受ける公明支持層の4割、候補を擁立していない維新支持層の3割強にも浸透する。議長を務めるなど高い知名度を背景に、年代を問わず幅広い支持を受けている。

 穀田氏は共産支持層のほとんどを固めた。党きっての論客として知られるだけに、立憲支持層の8割弱、無党派層の4割からも支持を集める。特に安倍首相の続投に反対する層では6割近くが支持する。

 嶋村氏は民進府連の組織的支援を受け、希望支持層の8割を固めた。ただ、出馬表明が解散後となったことも影響して、期待する若年層や女性への広がりは今一つ。小池百合子代表の来援も受け、無党派層への浸透を狙う。

 ◆2区

 ◇立候補者(届け出順)

地坂拓晃 44 共新

繁本護 44 自新=[公]

前原誠司 55 (8) 無前

 ◇前原氏が先行

 前原氏が先行し、繁本氏、地坂氏が追いかける。

 民進党代表の肩書のまま無所属で出馬した前原氏は、希望支持層の8割、立憲支持層の6割を固めた。無党派層の5割のほか、与党・公明支持層の5割弱からも支持を得る。30代以上で広く浸透しているが、特に安倍首相の続投に反対する人の5割以上が支持している。

 繁本氏は自民支持層の7割強から支持を受け、候補を擁立していない維新支持層の4割以上を取り込む。一方、推薦を受けた公明支持層には4割弱しか浸透しておらず、無党派層の支持も広がっていない。重視する争点にアベノミクスを挙げる人の4割が支持する。

 地坂氏は共産支持層の8割を固めた。立憲支持層の2割に食い込むが、無党派層が1割にとどまるなど、他党支持層への広がりに欠ける。憲法改正を争点に挙げる人から3割の支持を得ている。

 ◆3区

 ◇立候補者(届け出順)

泉健太 43(6) 希前

金森亨 61 共新

森夏枝 36 維新

木村弥生 52(1) 自前=[公]

小田切新一郎 71 無新

 ◇泉氏に木村氏続く

 7選を目指す泉氏がややリードし、木村氏が懸命に追う。金森氏、森氏が続く。

 元民進の泉氏は、希望支持層の9割に加え、立憲支持層の4割、自民支持層の1割強に食い込む。無党派層でも最多の4割が支持。特に年金・医療、子育て支援を重視する層からの支持が多い。

 木村氏は自民支持層の7割を固め、推薦を受ける公明支持層にも浸透している。無党派層も取り込みつつある。特に、消費税率引き上げや安倍首相続投に賛成する人の支持を集める。

 金森氏は共産支持層の9割を固め、立憲支持層の2割強も取り込んだ。消費増税に反対する層、森友・加計学園問題を争点として重視する層から支持を受ける傾向にある。

 森氏は維新支持層の多数を固め、無党派層の一部に浸透する。北朝鮮問題を争点として挙げた層の支持が比較的多い。20代、30代への支持拡大が課題となっている。

 小田切氏も立候補している。

4355名無しさん:2017/10/16(月) 23:08:19
 ◆4区

 ◇立候補者(届け出順)

吉田幸一 43 共新

北神圭朗 50 (3) 希前

縁田有紀 27 諸新

田中英之 47 (2) 自前=[公]

 ◇田中氏安定の戦い

 3回連続で選挙区での当選を目指す田中氏が安定した戦い。北神氏が追い、吉田氏が続く。

 田中氏は、地方議員らが先頭に立ち、後援会、業界団体を総動員した組織戦で自民支持層の9割を固めた。推薦を受けた公明支持層の7割弱から支持を受け、無党派層の3割にも浸透する。年金・医療、北朝鮮の核・ミサイル問題を重視する有権者から半数以上の支持を集めた。

 元民進の北神氏は、希望支持層の8割から支持を得て、立憲、維新支持層の半数、無党派層の4分の1に浸透する。年代別で20代の7割、30代の5割が支持するが、40代以上の支持は3割弱にとどまり、女性からの支持が2割を割っている。

 吉田氏は、共産支持層の9割を固めた。毎日10カ所以上できめ細かく街頭演説を展開。立憲支持層の4分の1にも浸透するが、1割強にとどまる無党派層への支持拡大が課題となっている。

 縁田氏は支持拡大に努めている。

 ◆5区

 ◇立候補者(届け出順)

井上一徳 55 希新

中山泰 57 無新

山内健 49 共新

鈴木麻理子 33 無新

本田太郎 43 自新=[公]

 ◇本田氏が優位に

 本田氏が優位に選挙戦を進め、中山氏、井上氏、山内氏が追う。鈴木氏が続く。

 自民党総裁を務めるなど高い知名度を誇ってきた谷垣禎一氏の引退に伴い、擁立された本田氏は自民支持層の7割以上を固めた。無党派層の2割強に浸透しており、推薦を受ける公明支持層への支持拡大を図る。

 元京丹後市長で、保守系無所属の中山氏は自民、維新の支持層から一定の支持を集めており、公明支持層の支持も高い。無党派層への浸透が課題。

 出馬表明が遅れた井上氏は希望支持層の7割弱から支持を得る。立憲支持層の一部からも支持を得るが、期待する女性の支持が広がっていない。

 山内氏は共産支持層の8割が支持。立憲や維新の支持層にも一部食い込む。特に最も重視する争点として森友・加計学園問題を挙げた人の支持が比較的多い。

 自由党支部長で、無所属から出馬した鈴木氏は支持が広がっていない。

 ◆6区

 ◇立候補者(届け出順)

山井和則 55 (6) 希前

上條亮一 31 共新

安藤裕 52 (2) 自前=[公]

 ◇山井、安藤氏が接戦

 いずれも前職の山井氏と安藤氏が激戦を繰り広げている。新人の上條氏が続く。

 元民進の山井氏は希望支持層の9割を固めたほか、維新の6割強、立憲の半数以上にも浸透している。無党派層でも3候補中最多、4割近い支持を得ている。女性の支持が高く、争点別では森友・加計学園問題や消費増税、安保関連法などを重視する人に支持を広げている。

 安藤氏は自民支持層の8割強を固めた。推薦を受けている公明の5割強、無党派層の2割弱の支持も集める。各年代から均等に支持を得ており、特に男性からの支持が約4割と高い。また、アベノミクスや憲法改正問題などを重視する人から支持される傾向にある。

 上條氏は共産支持層の8割強が支持している。立憲支持層の3割にも浸透しているが、無党派層などが取り込めていない。争点として改憲問題を重視する層からの支持が比較的多い。

〔京都版〕

4356名無しさん:2017/10/16(月) 23:09:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk27010276000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 3選挙区で自、維激戦 公明、4選挙区で安定 /大阪
00:00毎日新聞

 22日に投開票される衆院選について、毎日新聞は13〜15日の3日間、特別世論調査を実施した。調査結果と取材を踏まえ、府内の情勢を分析した結果、府内19小選挙区のうち3選挙区で、自民党と日本維新の会の候補者が激しく競り合う展開となっている。公明党は候補者を擁立した4選挙区で安定した戦いを進めているほか、民進党から立憲民主党に移った候補者が優勢の選挙区もある。ただし、投票先を決めていない有権者も約3割いるため、今後の情勢次第で選挙戦の結果が左右される可能性もはらむ。

 2012年衆院選は19小選挙区中3選挙区と低迷したが、前回14年は9選挙区で勝利と巻き返した自民党。今回は候補者を立てた15選挙区のうち、2区、7区、8区、9区、12区、13区、14区、18区の8選挙区で優位な戦いを進めている。残りの3選挙区は日本維新の会と接戦を演じているほか、11区は無所属も交えた三つどもえの激戦となっている。

 自民と連立与党を組む公明党は前回14年と同じように、自民と選挙区をすみ分け、議席を有していた4選挙区で安定した戦いを進める。共産党は府内13選挙区に候補を擁立したが、前職のいる4区を含め、厳しい戦いを強いられている。

 8選挙区に候補者を擁立した立憲は、10区で一歩リードする以外は自民や維新を追う展開。立憲などと選挙協力を進めようと、4選挙区で立候補を取りやめた共産とともに、政権与党の批判票の受け皿として支持の拡大を狙う。

 12年衆院選は12選挙区、前回14年は5選挙区を制した維新は、希望の党と府内に候補者を立てないようすみ分けをしたが、現時点で一歩リードしているのは1区と17区のみ。全体的に自民を追う展開になっているが、4区、15区、19区では激しく競り合っており、終盤にかけて府内の各選挙区を重点的にてこ入れするなど、底上げを図る構えだ。

 社民党は9区の議席獲得に向け、選挙協力で候補者の一本化に応じた共産支持層の取り込みも図る。【藤顕一郎】

………………………………………………………………………………………………………

 ■1区

 ◇井上氏を追う大西氏

 井上氏が先行し、大西氏が追う展開だ。

 井上氏は維新、希望支持層の9割を固め、自民支持層にも食い込む。60代を中心に幅広い世代から支持を得ている。大西氏は自民支持層の6割、公明支持層の7割をまとめた。30代と70代以上に広く浸透している。

 村上氏は立憲支持層の7割に加え、無党派層の取り込みも狙う。柴山氏は共産支持層の8割を固めた。小泉氏は独自の戦い。【高嶋将之】

 ■8区

 ◇大塚氏がやや先行

 大塚氏がやや先行し、木下氏が追う。松井氏と新居氏は懸命に追い上げる。

 大塚氏は自民支持層の6割、公明支持層の8割をまとめた。特に40代と70代以上に浸透している。木下氏は、維新、希望支持層の7割を固めた。20代の4割から支持を集めるなど、若い世代を中心に広がりを見せる。松井氏は立憲支持層の8割を固め、新居氏は共産支持層の大半をまとめた。【芝村侑美】

 ■15区

 ◇浦野氏、竹本氏横一線

 浦野氏と竹本氏が横一線で激しく競り合う。

 浦野氏は維新支持層の9割を固め、自民支持層にも食い込む。無党派層も3割から支持を集め、40代と60代に支持が広がる。竹本氏は自民支持層の7割を固め、公明支持層も9割近くをまとめた。50代と70代以上に浸透するほか、男性の支持が高い。

 為氏は共産支持層の9割を固め、立憲支持層の6割からも支持を集める。【金志尚】

 ■17区

 ◇4割は投票先決めず

 馬場氏が先行する。岡下氏が激しく追い、藤本氏は巻き返しを図る。ただし、4割は投票先を決めていない。

 馬場氏は維新支持層の9割、希望支持層の8割を固めた。党幹事長の知名度を生かし、無党派層の3割にも浸透する。岡下氏は自民支持層の6割、公明支持層の7割をまとめたが、無党派層への広がりに欠ける。藤本氏は共産支持層をほぼ固め、立憲支持層の4割近くからも支持を集める。【山下貴史】

4357名無しさん:2017/10/16(月) 23:10:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk28010267000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 自公、全区で優位 希望、厳しい戦い(その1) /兵庫
00:00毎日新聞

 毎日新聞は13〜15日の3日間、衆院選の中盤情勢を探る特別世論調査を実施した。調査結果に、これまでの取材状況を加味して県内12選挙区の情勢を分析したところ、自民が10選挙区、公明が2選挙区で優位に選挙戦を進め、政権与党が全選挙区を制する勢いを見せている。公示直前に分裂した民進が合流した希望の候補者は厳しい戦いを強いられている。ただ、投票行動を明らかにしていない有権者が約4割に上り、選挙戦終盤に情勢が変わる可能性がある。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇盛山氏先行 井坂氏追う

 1区は盛山氏が先行し、井坂氏が追う。盛山氏は自民支持層の8割、公明支持層の6割を固めた。神戸市長選で再選を目指す現職と連携し、神戸の活性化を訴える。井坂氏は希望支持層の8割をまとめた。神戸市議会の政務活動費不正流用問題も取り上げ、無党派層へも食い込む。力重氏は共産支持層の7割を固め、立憲民主支持層の4割にも浸透。護憲や消費増税反対、野党との共闘を訴え支持拡大を図る。梅村氏は維新支持層の8割以上を固めている。子育て支援の充実などを掲げ、神戸市長選で維新が推薦する新人らとタッグを組む。

 ◆2区

 ◇公明支持固め、安定の赤羽氏

 盤石な組織戦を繰り広げる赤羽氏が安定した戦いを進める。幅広い政党から支持を得る船川氏が追いかける展開。平松氏は巻き返しを図る。赤羽氏は公明支持層を固めた。推薦を受ける自民支持層の6割をまとめ、希望支持層の4割にも食い込む。新たに加わった西宮市北部もこまめに回り、新たな票の獲得も狙う。船川氏は公認を得られなかった希望の6割を取り込んだ。立憲の5割、維新の4割にも支持を広げ、懸命に追い上げる。平松氏は共産支持層の大半をまとめた。憲法改正に反対の立場を強く主張し、立憲の3割にも浸透する。

〔神戸版〕

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk28010271000c.html
 ◆3区

 ◇関氏がリード 3氏競り合う

 保守層を手堅くまとめる関氏がリードする展開。横畑、松木、冨士谷の3氏が、ほぼ横一線で激しく競り合う。関氏は環境副大臣や党副幹事長の実績をアピールし、自民支持層の8割、推薦を受ける公明支持層の6割を固めた。横畑氏は希望の6割を取り込んだ。社会保障の充実を前面に打ち出し、無党派層の支持積み上げを目指す。松木氏は維新支持層の7割以上をまとめたが、立候補表明が遅れた影響もあり、知名度アップに懸命。冨士谷氏は共産支持層の9割を固め、立憲支持層の3割にも浸透を見せる。消費増税反対の姿勢で支持拡大を図る。

 ◆4区

 ◇藤井氏が優位 3氏追い上げ

 3選を目指す藤井氏が国政や地元での実績をアピールし、自民支持層の9割、推薦を受ける公明支持層の6割以上を固め、優位な戦いを進める。藤井氏や希望の小池百合子代表の秘書を務めたことがある野口氏は「しがらみのない政治」を訴え、希望支持層のほか、立憲支持層の3割からも支持を集めた。安倍政権への批判を強め憲法9条改正に反対する大椙氏は、共産支持層を固め、無党派層の取り込みを図る。民進公認から無所属になった佐藤氏は、連合兵庫の推薦を受けて地域再生を訴え、立憲支持層の4割、維新支持層の3割以上に浸透する。

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区(4)

力重智之 39 共 新

梅村聡 42 [維] 新

盛山正仁 63 (3)[自] 前=[公]

井坂信彦 43 (2)[希](民)前

 ◇2区(3)

船川治郎 50 無(民)新

赤羽一嘉 59 (7)公 前=[自]

平松順子 68 [共] 新

 ◇3区(4)

冨士谷香恵子 65 共 新

松木秀一郎 33 [維] 新

関芳弘 52 (3)[自] 前=[公]

横畑和幸 45 [希](民)新

 ◇4区(4)

藤井比早之 46 (2)[自] 前=[公]

佐藤泰樹 46 無(民)新

野口威光 43 [希] 新

大椙鉄夫 69 共 新

4358名無しさん:2017/10/16(月) 23:10:43
 ◆5区

 ◇谷氏優位 追う梶原氏

 谷氏が優位に選挙戦を進め、梶原氏、西中氏が追っている。6期目を目指す谷氏は自民支持層の大半をまとめ、幅広い年代の男女双方に浸透。無党派層の3割程度の支持を受け、職業別では経営者・管理職、専門・技術職を中心に支持を集める。返り咲きを目指す梶原氏は希望、新人の西中氏は共産それぞれの支持層の多くをまとめているが、無党派層の支持はあまり伸びていない。立憲支持層は、梶原氏と西中氏とに割れ、谷氏にも一部流れている。一方、前回選まで5区に候補者がいた維新の支持層は、谷、梶原両氏に割れている。

 ◆6区

 ◇大串氏を桜井氏が追う

 大串氏が自民、公明の支持層を手堅くまとめ、先行する。与党としての実績を中心に訴え、無党派層への浸透を図る。桜井氏は安倍政権を批判して立憲支持層の9割を固め、候補者を取り下げて桜井氏の自主的な応援に回った共産支持層の多くをまとめた。若年層を中心に支持が見られ、無党派層での浸透を広げて追い上げる。維新の半数以上をまとめた市村氏は、自民支持層の一部にも食い込み、無党派層への支持拡大を図る。出馬表明で出遅れた幾村氏は希望支持層をまとめつつあり、消費増税凍結や憲法改正を訴え、支持の広がりを目指す。

 ◆7区

 ◇山田氏が優勢 上田氏ら横一線

 山田氏は自民支持層を手堅く固め、優位に立つ。公明支持層もまとめつつあり、希望、維新の支持層も一部取り込むなど、各年代でまんべんなく支持を集めた。野党は3氏の乱立で支持が割れ、上田氏、畠中氏、三木氏が横一線で追い上げる。上田氏は共産、社民支持層をまとめ、候補者がいない立憲支持層から一定の支持を受ける。畠中氏は希望の約7割をまとめ、立憲支持層にも浸透。三木氏は維新の支持層を約7割まとめ、希望支持層からも一定の支持を受けた。3氏とも投票先を決めていない無党派層への働きかけを強め、支持拡大を図る。

 ◆8区

 ◇中野氏が先行 堀内氏支持浸透

 前回と同じ公明、共産の一騎打ちの構図。公明支持層を固めた中野氏が自民支持層をまとめつつあり、先行する。希望、維新の半数も取り込んだ。男女の4割、幅広い年齢層で支持を受けている。堀内氏は共産支持層を固めたほか、立憲支持層の7割に支持を広げた。特に20、30代に浸透している。安倍政権の打倒を中心に訴え、追い上げる。両陣営とも全体の3割を占める無党派層への浸透を図っており、中野氏、堀内氏ともに一定の支持を受ける。ただ、無党派層の6割は投票先を決めていない。両氏ともに働きかけを強めている。

 ◇5区(3)

西中孝男 68 共 新

梶原康弘 61 (2)[希](民)元

谷公一 65 (5)[自] 前=[公]

 ◇6区(4)

幾村奈応子 37 [希] 新

桜井周 47 [立](民)新

市村浩一郎 53 (3)[維] 元

大串正樹 51 (2)[自] 前=[公]

 ◇7区(4)

上田幸子 69 共 新

畠中光成 45 (1)[希](民)元

三木圭恵 51 (1)[維] 元

山田賢司 51 (2)[自] 前=[公]

 ◇8区(2)

堀内照文 44 (1)[共] 前

中野洋昌 39 (2)公 前=[自]

4359名無しさん:2017/10/16(月) 23:11:04
 ◆9区

 ◇西村氏が安定 2氏支持広がり

 6選を目指す西村氏が国政での実績を示しながら、安定した戦いを展開している。自民や公明支持層の9割を固めたほか、維新支持層へも8割程度の浸透が見られる。男女とも幅広い世代から支持を集め、無党派層の取り込みも優位に立っている。「野党共闘」候補として推された菊地氏は、共産支持層を固め、立憲支持層へも4割程度食い込んでいるほか、無党派層の一部にも浸透している。大阪18区から「国替え」をした川戸氏は、連合兵庫の支持を受け、希望支持層の6割を固めている。無党派層も含め、支持の広がりを目指す。

 ◆10区

 ◇渡海氏がリード 柘植氏に広がり

 渡海氏は自民、公明支持層の8割を固めた。維新支持層の一部も取り込み、9選に向けて戦いを優位に進めている。男女ともに他候補をリードしており、年代別に見ても幅広く支持されている。また、投票に必ず行くと答えた人の半数近くから推されている。柘植氏は公示1週間前の候補発表という出遅れから巻き返しを期す。希望支持層の8割をまとめ、維新、立憲支持層にも広がりを見せる。40代からの支持で健闘している。護憲を前面に打ち出す金田氏は基盤の共産支持層に加え、立憲支持層からも一定の支持があり、さらに上積みを目指す。

 ◆11区

 ◇松本氏が支持層固める

 過去6回の選挙を旧民主で戦った松本氏が優位な戦いを進めている。「自民で働くことに信任を得る選挙」と位置づけ、集会や街頭で説明を重ね、自民支持層の8割、公明支持層の8割を固めた。無党派層でも半数近くの支持を集める。男女ともに各年齢で幅広く浸透している。公示1週間前の国替えだった長安氏は希望支持層の大半をまとめたが、無党派層の支持は低調だ。「政権交代可能な2大政党制で政治に緊張を」と訴え、政権批判票の取り込みを図る。稲村氏は共産の組織固めを急ぐ。憲法改正反対を掲げ、立憲支持層にも食い込む。

 ◆12区

 ◇山口氏が優位 池畑氏巻き返し

 6選を目指す山口氏が自公支持層や各年代に満遍なく浸透し、優位に選挙戦を進める。以前は旧民主や無所属で出ており、今回が自民から初の立候補。これまでの経歴や盤石の後援会組織を背景に、さらなる支持拡大に努め、無党派層からも支持を集める。民進から転身した池畑氏は立候補表明が遅れ、知名度アップに懸命。希望支持層の上積みを目指し、元衆院議員だった祖父の故大上司氏の地元で巻き返しを図る。堀氏は与党批判や消費増税の中止、憲法9条改正の阻止などを訴えている。共産支持層や無党派層を確実に取り込むことが課題だ。
 ◇9区(3)

西村康稔 55 (5)[自] 前=[公]

菊地憲之 61 無 新=[共][社]

川戸康嗣 42 [希](民)新

 ◇10区(3)

渡海紀三朗 69 (8)[自] 前=[公]

金田峰生 52 共 新

柘植厚人 45 [希] 新

 ◇11区(3)

長安豊 49 (3)[希](民)元

松本剛明 58 (6)[自] 前=[公]

稲村知 57 共 新

 ◇12区(3)

池畑浩太朗 43 [希](民)新

山口壮 63 (5)[自] 前=[公]

堀譲 67 共 新

………………………………………………………………………………………………………

 【名鑑の見方】

 左の[]囲みは比例代表との重複立候補。丸かっこの「民」は衆院解散時点で民進の公認を得ていた人(内定含む)と、民進に所属していたことがある前職、および希望への合流前に民進を離党していた人。

4360チバQ:2017/10/16(月) 23:11:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk29010401000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 2、3区 自民優位 /奈良
00:00毎日新聞

 衆院選は県内3小選挙区に計10人が立候補し、政権への評価や消費税率引き上げの賛否などを巡って論戦を繰り広げている。毎日新聞は13〜15日、有権者への電話世論調査を実施し、取材を加味して情勢を分析した。奈良1区では希望前職が先行し、2区と3区はいずれも自民前職が優位に選挙戦を進める。ただ、投票先について有権者の約4割が「まだ決めていない」と回答し、投開票日の22日まで情勢が変動する可能性がある。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇馬淵氏を小林氏追う

 6選を目指す馬淵氏がリードし、返り咲きを狙う小林氏が追い上げる展開。吉野氏、井上氏が続く。

 過去に国交相も務め、知名度もある馬淵氏は年代では40、50代からの支持が強い。希望支持層の9割超を押さえ、立憲民主支持層や支持政党なし層からも一定の支持を得る。

 組織力を生かしたい小林氏は自民支持層の約7割をまとめ、推薦を得ていない公明支持層へも浸透する。重視する争点に「アベノミクス」を挙げる層の6割が支持する。

 教育無償化を訴える吉野氏は維新支持層の約6割を固めるが、他の支持層や無党派層への浸透が課題だ。

 憲法改正に反対を訴える井上氏は共産支持層の約8割を固めた。立憲民主支持層の一部にも支持を広げる。

 小選挙区の区割り変更に伴い旧1区に新たに生駒市が編入され、現時点で「投票先を決めていない」とする無党派層の動向が鍵を握りそうだ。

 ◆2区

 ◇高市氏が2氏に先行

 知名度に勝る高市氏が、幅広い年代で支持を集めて先行する。松本氏、霜鳥氏が懸命に追いかける。

 閣僚や党の要職を歴任し、8選を目指す高市氏は自民支持層の約9割、推薦を受ける公明支持層の約8割をまとめた。組織固めの一方で、立憲民主や維新支持層にも食い込む。

 松本氏は希望支持層の約8割を固め、維新支持層の一部も取り込むが、立候補表明が公示直前になったこともあり、広がりを欠く。無党派層への浸透が課題となる。

 憲法9条の改正阻止を訴える霜鳥氏は共産支持層の約8割を固め、立憲民主支持層の約4割に浸透する。重視する争点に憲法改正を挙げる人の約3割から支持を受ける。

 ◆3区

 ◇田野瀬氏、幅広い支持

 強固な地盤を持つ田野瀬氏が安定した戦いを見せる。前川氏がこれを追い、さらに所氏が続く。

 田野瀬氏は父の代から受け継ぐ支援組織を背景に、自民支持層と、推薦を受ける公明支持層のいずれも約9割をまとめ、幅広い年代で浸透する。維新支持層や支持政党のない層にも食い込む。

 前川氏は希望支持層の約9割を固め、維新支持層の半数以上からも支持を得る。公示前に急きょ奈良2区から国替えし、投票先を決めていない無党派層の取り込みが鍵を握る。

 所氏は共産支持層を固め、憲法改正への反対姿勢などから立憲民主支持層にも食い込む。女性からの支持が多く、若さを支持につなげられるかも課題。

 ◆最も重視する争点

 ◇男女とも年金・医療

 最も重視する争点については、年金・医療を挙げた人が23%で最多。以下は、憲法改正が14%、子育て支援が11%、北朝鮮問題が9%と続き、政権が進めるアベノミクスと安全保障関連法が各8%で並んだ。

 性別に関係なく年金・医療が最も多く、2番目は男性が憲法改正、女性が子育て支援。3番目は男性がアベノミクス、女性は憲法改正だった。年代別では、20代と50〜70代以上で年金・医療を挙げた人が最も多く、30〜40代では子育て支援、18、19歳は安保法が多かった。

 支持政党別では、自民支持層がアベノミクスと年金・医療、共産と維新支持層が憲法改正が最多。その他は支持政党なし層も含め、おおむね年金・医療が多かった。

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 ◆小選挙区立候補者(届け出順)

 ◇奈良1区

井上良子 53 共 新

小林茂樹 53(1)自 元

吉野忠男 58 維 新

馬淵澄夫 57(5)希 前

 ◇奈良2区

松本昌之 34 希 新

霜鳥純一 56 共 新

高市早苗 56(7)自 前=[公]

 ◇奈良3区

田野瀬太道 43(2)自 前=[公]

所進 38 共 新

前川清成 54 希 新

4361チバQ:2017/10/16(月) 23:11:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk30010331000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 1区は希・自が伯仲 /和歌山
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、毎日新聞社は13〜15日、有権者を対象に電話での特別世論調査を実施した。取材結果を加味すると、1区は民進出身で希望前職の岸本周平氏と、自民前職の門博文氏が横一線となっている。2区は自民前職の石田真敏氏が他3氏より優勢で、3区は自民前職の二階俊博氏が安定している。各選挙区とも有権者のうち3〜4割が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性もある。【稲生陽、阿部弘賢、石川裕士】

 ◆1区

 ◇投票率が情勢左右

 岸本氏は20代〜40代で門氏に先行し、女性の支持獲得でもリードしている。希望支持層を固めたほか、立憲、維新の支持層や無党派層のそれぞれ約5割の支持を集めており、政党色を極力出さない活動が奏功しているとみられる。

 門氏は50、60代の支持が岸本氏に比べて多く、男性への浸透も進んでいる。自民支持層の7割近くをまとめ、公明支持層も固めた。無党派層については岸本氏に大きくリードを許している。

 原氏は共産支持層以外への支持拡大が課題となっている。

 1区の有権者に投票に行くか行かないかについて尋ねたところ、主要政党の支持層は8〜9割が「必ず行く」と回答。一方、無党派層で「必ず行く」としたのは6割弱にとどまっており、投票率が情勢を大きく左右するとみられる。

 ◆2区

 ◇石田氏に幅広い支持

 7選を目指す石田氏が幅広い年代、職種から支持を集め、新人3氏を引き離す。自民、公明の支持層のそれぞれ8割超を固め、維新支持層のうち4割、無党派層のうち3割の支持も得ている。子育て支援や北朝鮮問題を最も重視する層からの支持が厚い。

 民進から希望に合流した坂田氏は、希望支持層の7割を固めたが、党自体への支持が広がりを欠いている。民進出身者らでつくる立憲の支持層や、無党派層への浸透が鍵となりそうだ。下村氏は改憲阻止を主張。共産支持層をほぼ固め、立憲支持層からも一定の支持を得ている。選挙区内で盛んな農林水産業の振興を掲げ、保守層の切り崩しも狙う。

 公示直前に出馬を表明した栄氏は、維新支持層に浸透しきれていない。維新が掲げる「身を切る改革」を前面に打ち出し、支持拡大に努めている。

 ◆3区

 ◇二階氏安定、票固めへ

 二階氏が有権者の性別や年代、職種を問わず、幅広い支持を集めている。消費増税反対派や安倍政権に批判的な層にも支持を広げており、希望や維新、無党派層にも一定浸透している。党幹事長として全国遊説を続ける本人に代わって陣営が活動を支えており、選挙戦最終盤に地元入りして票固めを徹底する構えだ。

 楠本氏は選挙区に候補者のいない希望や立憲の支持層など共産以外からも支持を得るが、広がりは限定的だ。無党派層の多くは投票先を決めておらず、1次産業を重視した訴えなどで支持拡大を図る。

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 ◆立候補者一覧(届け出順)

 ◇1区(3)=和歌山市

原矢寸久 66 党県副委員長 [共] 新

岸本周平 61 [元]経産政務官 (3)[希](民)前

門博文 52 [元]会社社長 (2)[自][二]前=[公]

 ◇2区(4)=海南、橋本、岩出市など

下村雅洋 62 党県常任委員 共 新

栄隆則 53 党県常任幹事 [維] 新

石田真敏 65 [元]副財務相 (6)[自] 前=[公]

坂田隆徳 38 [元]衆議員秘書 [希](民)新

 ◇3区(2)=御坊、田辺、新宮市など

楠本文郎 63 党地区副委長 共 新

二階俊博 78 党幹事長 (11)自[二]前=[公]

4362チバQ:2017/10/16(月) 23:12:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk31010424000c.htm
<衆院選2017>県内の中盤情勢(その1) 自民2氏が優位な戦い /鳥取
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選を前に、毎日新聞社は13〜15日の3日間、特別世論調査を実施。集計結果に取材を加味し、県内の中盤情勢を探った。鳥取1区は自民前職で元党幹事長の石破茂氏(60)が幅広い支持を得て優位に立ち、共産新人で党東・中部地区委員長の塚田成幸氏(53)が巻き返しを図る展開に。2区は自民前職で党総務副会長の赤沢亮正氏(56)がリード。希望元職で元県議の湯原俊二氏(54)が追い上げ、共産新人で党県常任委員の福住英行氏(41)が続く。一方、小選挙区で誰に投票するか決めていない層が1、2区ともに3割前後おり、無党派層を中心とした今後の動向次第で情勢が変化する可能性がある。【小野まなみ、李英浩、園部仁史】

 ◆1区

 ◇石破氏、有権者に浸透 塚田氏、支持層固め切れず

 石破氏は自民、公明支持層の大半を固めた。希望支持層にも広がりを見せる。安倍政権と一線を画した主張をしており、安倍晋三首相の続投への賛否にかかわらず有権者に浸透している。公示日に地元入りした以外は、全国での応援演説のため選挙区を空ける日が続いているが、10期の知名度を生かし無党派層からも多くの支持を得た。年代別でもほとんどの世代で安定して支持を集めており、特に30〜60代の男性、40代の女性からが高かった。

 塚田氏は、政権批判票の取り込みを狙うものの、足元の共産支持層を固め切れていない。立憲民主支持層にも食い込むが、無党派層への広がりも図りたい。年代別では50代以上の一部に浸透している。

 ◆2区

 ◇赤沢氏が支持広げる 湯原氏、福住氏が追う

 赤沢氏が自民支持層の9割をまとめたほか、公明、立憲民主支持層にも一定の食い込みを見せ、選挙戦を優位に進めている。性別・年代別では30〜50代の男性や、50代以上の女性に支持が広がっている。最も重視する争点に、子育て支援や北朝鮮の核・ミサイル問題への対応を掲げた人からの支持も多かった。職業別では、専門職・技術職や製造・販売・サービス業などに浸透し、町村部での支持が高かった。

 湯原氏は希望支持層の9割を固め、立憲民主支持層からも半数程度の支持を得て赤沢氏を追う展開。世代別では30代の男女からの支持が高く、60代でも赤沢氏と競っている。一方、陣営が浸透を期待していた無党派層は赤沢氏と支持を競り合う形になっている。争点別では消費増税や年金・医療を重視する有権者からの支持が高かった。

 福住氏は共産支持層の8割を固めた。その他の支持層に広がりが見られない。安倍政権の続投に批判的な有権者が湯原氏にも流れており、政権批判の受け皿になりきれていない。

 ◆比例

 ◇自民が最多3割強 希望、公明が競り合い

 比例代表の投票先を尋ねたところ、自民が最多の3割強を占めた。以下は希望と公明が競り合い、立憲民主も両党に近い支持を集めた。ただ2割程度が無回答で、変動する可能性がある。

 年代別では、自民を選んだ人が全ての層で最も多く、20代以下で特に高い傾向があった。公明は30代に浸透しており、希望は70代以上で公明と共に、自民に次ぐ支持を得た。

 希望、立憲民主、共産を選んだ人は安倍晋三首相の続投に反対する意見が9割前後。消費税率の10%引き上げに反対する割合も高かった。自民、公明を投票先にした人の中でも増税賛成と反対が競り合った。

 多くの政党で最も重視する争点として、年金・医療を選んだ人の割合が高かった。立憲民主を選んだ人は憲法改正への関心が高く、公明は子育て支援、共産は森友・加計学園を巡る問題についての割合が高かった。

 ◆無党派層

 ◇半数が投票先未定

 全体の3割を占める無党派層は、9割が投票に「必ず行く」「たぶん行く」と回答したが、約半数が小選挙区で誰に投票するか決めていない。比例代表の投票先は自民が2割、公明、希望が1割程度。

 最も重視する争点は年金・医療が3割。北朝鮮の核・ミサイル問題や安全保障関連法、憲法改正への関心も比較的高く、自民支持層と同様の傾向を示した。一方で消費税率の引き上げについては6割程度が反対の考えを示した。

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 ◆立候補者(届け出順)

◇1区(2)=鳥取、倉吉市など

塚田成幸 53 党地区委員長 共 新

石破茂 60 [元]党幹事長 (10)[自][破]前=[公]

◇2区(3)=米子、境港市など

福住英行 41 党県常任委員 共 新

湯原俊二 54 [元]県議   (1)[希](民)元

赤沢亮正 56 党総務副会長(4)[自][破]前=[公]

4363チバQ:2017/10/16(月) 23:12:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk32010249000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 2選挙区で自民優位(その1) /島根
00:00毎日新聞

 第48回衆院選で県内2小選挙区では、計5陣営が22日の投開票日に向けて、県内各地で自らの政策をアピールし、支持を訴えている。毎日新聞社は13〜15日の3日間、特別世論調査を実施し、取材で得た情報も加えて、島根1、2区の情勢を分析した。【衆院選取材班】

 島根1区は、自民前職の細田博之氏(73)が優勢で、立憲民主新人の亀井亜紀子氏(52)が巻き返しを図っている。2区は、自民前職の竹下亘氏(70)がリードしており、社民新人の福原宗男氏(70)と、共産新人の向瀬慎一氏(46)の2氏が追う展開になっている。一方で4割近くの有権者が、投票先をまだ決めておらず、状況は変わる可能性がある。

 ◆1区

 ◇細田氏、希望層食い込む

 細田氏は自民、公明支持層に浸透して、希望支持層にも食い込んでいる。最も重視する争点として「安全保障関連法」「北朝鮮の核・ミサイル問題」「子育て支援」を挙げる層に広く浸透している。

 自らが率いる党内派閥の会長として、各地を応援演説で回るが、選挙戦前半の4日間は地元に戻り、支持拡大に努めた。不在の間は、県連所属の参院議員や県議らが中心となって組織戦を展開している。

 亀井氏は、元参院議員で地盤の県西部と異なる選挙区で立候補。公示直前に立憲民主からの出馬を決め、共産が候補擁立を見送ったため、与野党の一騎打ちの構図となった。

 調査では立憲民主、共産、社民の支持層を取り込んでいる。また、「原発・エネルギー政策」「森友学園と加計学園の問題」「憲法改正」を最も重視する層に一定の支持を集めている。一方で取り込みを狙う女性からの支持は一定程度にとどまっている。

 ◆2区

 ◇竹下氏、各世代から支持

 竹下氏は自民、公明支持層を固め、無党派層からも一定の支持を得ている。幅広い世代から支持を集めているほか、選挙の争点として「子育て支援」「年金・医療」「安全保障関連法」を最重視する層から支持されている。

 党総務会長の竹下氏は選挙期間中には、ほとんど地元入りできない見通しだが、陣営は前回選を上回る得票率を目指している。党県連代表の福原氏は、益田市議を辞職して出馬。向瀬氏は2区から5回目の立候補をした。

 福原氏は社民支持層をまとめたが、他の支持層や無党派層への支持拡大がカギを握る。また、安倍政権の継続を望まない層から支持を集めている。森友学園と加計学園の問題を争点として最重視する層にも一定の支持がある。

 向瀬氏は共産支持層に浸透しているが、その他への広がりを欠いている。消費税率の引き上げに反対する層から一定の支持がある。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇島根1区

細田博之 73 (9)自前=[公]

亀井亜紀子 52 立新=[社]

 ◇島根2区

福原宗男 70 社新

竹下亘 70 (6)自前=[公]

向瀬慎一 46 共新

4364チバQ:2017/10/16(月) 23:13:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk33010440000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 小選挙区、自民系で独占の勢い(その1) 野党、巻き返し図る /岡山
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選に関する毎日新聞の世論調査結果に関し、取材内容を加味して県内5小選挙区の情勢を分析したところ、自民、自民系無所属が議席を独占する勢いだ。野党は懸命に巻き返しを図っている。ただ、投票先を決めかねている有権者も多く、終盤に情勢が変化する可能性がある。【竹田迅岐、林田奈々、石川勝己、小林一彦】

 ◆1区

 ◇逢沢氏に厚い支持

 強固な後援会に支えられた逢沢氏が優位に立つ。自民、公明支持層に浸透し、年代別では40〜60代の半数程度から支持されている。「北朝鮮の核・ミサイル問題」や「憲法改正」を重視している人の半数以上から支持を得る。高井氏は立憲支持層だけでなく共産支持層にも食い込み、無党派層への浸透は逢沢氏を上回る。「原発・エネルギー政策」を重視する人の支持も厚い。蜂谷氏は非自民の受け皿として支持拡大を図りたい。

 ◆2区

 ◇山下氏、足元固め優勢

 山下氏が優勢だ。組織力を背景に選挙戦を展開し、自民支持層の大半、公明支持層の7割をまとめ、足元を固めている。年代や性別に関係なく幅広く支持を集めている。追う津村氏は従来の支持層に加え、票の上積みを目指す。希望支持層の大半、立憲支持層の7割を固め、無党派層の4割から支持されている。垣内氏は重複立候補した比例代表を重視して県外でも遊説するが、共産支持層以外に支持が広がっていない。田部氏は苦戦している。

 ◆3区

 ◇平沼氏と阿部氏、横一線

 自民の公認調整がつかず、平沼氏と阿部氏がいずれも無所属で立候補し、激しく競り合っている。平沼氏は、政界引退した元経産相の父赳夫氏の強固な後援会を継承。企業や首長、地方議員の支援で支持固めを進めている。自民支持層と無党派層から3割前後の支持を得ている。自民推薦の阿部氏は、自民支持層の4割をまとめ、公明支持層にも広がりを見せる。年代別でも満遍なく支持されている。落下傘候補の内山氏は、希望支持層の4割弱をまとめたにとどまる。尾崎氏は共産支持層を固めており、立憲支持層などに支持を広げたい。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区(3)=岡山市北区(一部除く)など

逢沢一郎 63 [元]党国対委長 (10)[自] 前=[公]

高井崇志 48 IT会社役員 (2)[立](民)前=[共]

蜂谷弘美 61 [元]県議 [希] 新

 ◇2区(4)=中区、玉野市など

山下貴司 52 法務政務官 (2)[自][破]前=[公]

垣内京美 51 党准中央委員 [共] 新

田部雄治 41 幸福県代表 諸 新

津村啓介 45 [元]内閣政務官 (5)[希](民)前

 ◇3区(4)=津山、備前、赤磐市など

尾崎宏子 61 党県委員 共 新

内山晃 63 社労士 (3)[希] 元

平沼正二郎 37 IT会社役員 無 新

阿部俊子 58 [元]副農相 (4)無 前=[自]

4365チバQ:2017/10/16(月) 23:13:45
岡山:4・5区ナシ

4366チバQ:2017/10/16(月) 23:14:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk34010409000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 自民、6選挙区で優位 有権者4割、態度未定 /広島
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、毎日新聞は電話世論調査(13〜15日)と取材結果を併せ、28人が立候補した県内7選挙区を分析した。自民は6区以外の選挙区で優位に立ち、各野党は必死に追う展開だ。ただ、「投票に行く」と答えた回答者のうち、4割が小選挙区の投票先をまだ決めておらず、情勢は流動的だ。また、県内の回答者では衆院選後に安倍晋三氏が首相続投することについて「よいとは思わない」とする人と「よいと思う」とする人が拮抗(きっこう)し、「よいと思わない」がわずかに上回った。

 ◆1区

 ◇岸田氏、支持安定

 9選を目指す自民岸田氏は自民支持層のほとんど、公明支持層の8割近くを固め、幅広い年齢層から安定した支持を得る。希望支持層や無党派層にも食い込む。また、最も重視する争点をアベノミクスや安全保障関連法とした人の大半から支持を得る。

 共産大西氏は共産支持層をまとめ、立憲支持層の半数程度から支持を得た。与党批判票の受け皿を目指し、繁華街で街頭演説を繰り返すなど無党派層への支持拡大に躍起だ。【竹内麻子】

 ◆2区

 ◇平口氏リード

 6回目の対決となる自民平口氏と希望松本氏。4選を目指す平口氏は個人演説会をこまめに開催。自民支持層の8割、公明支持層の4割弱を取り込みリードした。自民支持層とほぼ同じ3割弱いる無党派層からの支持は1割にとどまり、浸透が課題となっている。

 松本氏は今回、希望に「合流」するため、約15年活動してきた民進(旧民主)を離党。一方、選挙戦では民進系の大物議員も現地入りするなどし、希望支持層の8割、立憲支持層の6割近くを固めた。無党派層の3割弱に浸透している。

 共産藤本氏、維新灰岡氏は公認を受けた各支持層からの支持が5〜6割にとどまり、支持拡大に懸命だ。【竹下理子】

 ◆3区

 ◇河井氏、手堅く

 県内で唯一、共産が候補者を取り下げ、野党共闘が実現した3区。6回の当選を重ね、安倍晋三首相との近さをアピールする自民河井氏が優位に展開し、都議を経て広島にUターンした無所属の塩村氏が追う。

 河井氏は自民支持層の9割弱を固めた。重視する争点を「アベノミクス」とした人の9割、「安全保障関連法」を掲げる人の6割が河井氏を支持している。

 塩村氏は共産、立憲、社民のほか、連合広島から支援を受けて精力的に動く。立憲支持層の8割弱を固め、希望、共産支持層、無党派層からの支持も広げつつある。維新今枝氏は維新支持層を固めきれていない。【竹下理子】

 ◆立候補者(届け出順)

◇広島1区

 岸田文雄 60 自前

 大西理 51 共新

◇広島2区

 平口洋 69 自前

 水野善丈 26 諸新

 灰岡香奈 34 維新

 藤本聡志 63 共新

 松本大輔 46 希元

◇広島3区

 塩村文夏 39 無新

 河井克行 54 自前

 野村昌央 35 諸新

 今枝仁 47 維新

 玉田憲勲 60 無新

 西本昭彦 72 無新

4367チバQ:2017/10/16(月) 23:14:44
 ◆4区

 ◇新谷氏が優勢

 女性問題で自民を離党した中川俊直前議員が出馬を断念した4区。比例代表から移った自民新谷氏がリードし、維新空本氏、無所属恵飛須氏、希望上野氏、共産中石氏、無所属落合氏が追う。

 新谷氏は2期の実績をアピールして自民支持層の7割以上をまとめ、特に40代以上からの支持が多かった。国会議員の「身を切る改革」などを掲げる空本氏は維新支持層を固めるが、立憲支持層、無党派層へのさらなる浸透を狙う。

 民進公認だった恵飛須氏は「憲法改正」を掲げた人からの支持を一定程度得た。自民票の切り崩しを狙う上野氏は最も重視する争点で「森友・加計学園問題」と答えた人からの支持が多かった。【山田尚弘】

 ◆5区

 ◇寺田氏が浸透

 自民寺田氏が自民支持層の大勢、公明と立憲支持層の一部と無党派層にも浸透。30代以上の支持を得て優位に立ち、経営者や主婦・主夫など幅広い層から支持を得た。母親の立場から訴える希望橋本氏は、希望支持層の大半を固め、無党派層の一部に支持がある。40代と70代以上の男性から支持があるが、主婦層を取り込めていない。共産尾崎氏は共産の7割を固めるほか、立憲支持層の半数程度を取り込む。50代以上の男性と60代以上の女性からの支持を得た。

 寺田氏は最も重視する争点で「安全保障関連法」「北朝鮮の核・ミサイル問題」と答えた人の支持が高く、橋本氏は「消費増税」、尾崎氏は「森友・加計学園問題」を挙げた人からの支持が目立った。【山田尚弘】

 ◆6区

 ◇希望と自民、接戦

 国政復帰を狙う希望佐藤氏と、3選を目指す自民小島氏が接戦を繰り広げている。

 佐藤氏は希望支持層の8割を固め、自民や公明、立憲、維新の支持層にも食い込む。年代別では20〜50代からの支持が高い。小島氏は自民支持層の7割、公明支持層の5割をまとめ、無党派層の一部からも支持を受ける。年代別では60代以上を中心に期待を集める。共産寺田氏は共産支持層をほぼ固め、立憲支持層や無党派層にも支持を広げている。

 消費増税を巡っては、賛成する人の半数が小島氏を、2割が佐藤氏を支持。反対する人の4割が佐藤氏を支持する。【渕脇直樹】

 ◆7区

 ◇小林氏が先行

 3期目を目指す自民小林氏が幅広く支持を受けて選挙戦を優位に進める。自民支持層の8割、公明支持層の6割のほか、無党派層にも浸透。希望佐藤氏は希望支持層をまとめつつ、立憲、維新支持層の一部にも食い込む。共産重村氏は立憲の一部を取り込み、共産支持層の引き締めに奔走する。

 小林氏は30代以上から安定した支持を得る。佐藤氏は40代女性で支持が比較的高い。

 最も重視する争点を「アベノミクス」「北朝鮮の核・ミサイル」と答えた人の大半と、「年金・医療」「子育て支援」とした人の過半数が小林氏を支持し、佐藤氏支持は「消費増税」と答えた人に多い。【松井勇人】

………………………………………………………………………………………………………

◇広島4区

 中石仁 54 共新

 空本誠喜 53 維元

 新谷正義 42 自前

 落合洋司 53 無新

 恵飛須圭二 34 無新

 上野寛治 35 希新

◇広島5区

 尾崎光 64 共新

 寺田稔 59 自前

 橋本琴絵 28 希新

◇広島6区

 小島敏文 67 自前

 寺田明充 66 共新

 佐藤公治 58 希元

◇広島7区

 佐藤広典 41 希新

 小林史明 34 自前

 重村幸司 66 共新

4368チバQ:2017/10/16(月) 23:15:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk35010311000c.html
<2017衆院選やまぐち>各区の中盤情勢 毎日新聞総合調査(その1) 自民候補、全選挙区で先行 /山口
00:00毎日新聞
 22日投開票の衆院選に向け、毎日新聞は13〜15日、電話による特別世論調査を実施し、県内4選挙区の情勢を取材結果を加味して分析した。自民候補が全選挙区で先行し、組織力を生かして優位に戦いを進めている。ただ、投票先を「まだ決めていない」と答えた有権者が小選挙区で3割強おり、終盤にかけて情勢が変わる可能性もある。【衆院選取材班】

 ■1区

 ◇高村氏、全世代で支持

 引退した父正彦氏から強固な地盤を引き継いだ高村氏は、自民支持層の約9割、公明支持層の約5割を固め、無党派層の約3割に浸透する。

 正彦氏の12期連続当選を支えた後援者や系列地方議員の動きも活発化し、全世代の支持で他候補を引き離す。職業別でも製造・販売・サービスや経営者・管理職、専門職・技術職などで高い支持を得ている。

 連合傘下の労組や高校・大学時代の友人らを中心に支持拡大を図る大内氏は、希望支持層の約6割をまとめた。しかし、希望支持層は1区全体の1割程度とみられ、一定程度取り込んだ立憲支持層や、まだ投票先を決めていない無党派層へ更に浸透したい。

 五島氏は、市民との連携などを呼び掛け、共産支持層の約8割を固めた。河井氏は独自の国防政策を訴え支持拡大を目指している。

 ■2区

 ◇岸氏、無党派にも浸透

 安倍政権の継続と、アベノミクス推進を訴え3選をうかがう岸氏が、自民支持層をほぼ固め、公明支持層にも広く浸透している。希望、立憲支持層の一部と、5割近くの無党派層も取り込む勢い。

 争点別では、米軍岩国基地を抱える2区と関連が深い「安全保障関連法」と「北朝鮮の核・ミサイル問題」を重視する層の9割近くの支持を受けている。

 松田氏は共産支持層をまとめ、立憲支持層の約7割の支持を受ける。市民と野党の共闘を呼び掛け、希望支持層でも3割台と一定程度浸透しているが、無党派層への広がりは限定的で、支持拡大に懸命。争点でみると「森友・加計学園問題」を重視する有権者の5割近くの支持を集め、「原発・エネルギー政策」や「憲法改正」に関心がある層からも一定の支持がある。

 ◇立候補者=届け出順

【1区】

五島博 61 党地区委員長 共新

高村正大 46 [元]電通社員 自新

大内一也 44 会社社長 希新

河井美和子 55 党県代表 諸新

【2区】

松田一志 60 党県委員 共新

岸信夫 58 [元]副外相 (2)自前

4369チバQ:2017/10/16(月) 23:15:53
 ■3区

 ◇河村氏、大きく先行

 10選を目指す河村氏が大きく先行している。公示前は県選出参院議員のくら替え問題再燃で、自民県連が公認申請を一時見送る波乱もあったが、官房長官や文科相を歴任した知名度と、強固な後援会組織を生かして自民、公明支持層のそれぞれ約9割を固めた。全ての年代・性別で支持を得ており、経営者・管理職、専門職・技術職、主婦・主夫など幅広い有権者層に浸透している。

 坂本氏は公認を得ていた民進の分裂で出遅れたが、独自候補を取り下げた共産や社民、連合山口の支援で盛り返しを期す。立憲支持層の7割を固めた他、共産支持層の半数程度にも浸透し、県連としての支援はしないと決めた民進支持層を引き寄せたい。安倍首相の続投が「よいとは思わない」と考える有権者の4割強の支持を集めており、無党派層の取り込みを狙う。

 ■4区

 ◇安倍氏、盤石の戦い

 自民総裁の安倍氏が幅広い支持を集め、盤石の戦いを進めている。選挙期間中、本人は一度も地元入りしない予定だが、知名度と組織力で自民、公明支持層の9割近くを手堅くまとめ、無党派層の約4割からも支持を得ている。

 全ての年代に支持は広がっており、特に10〜30代での支持率の高さが目立っている。

 藤田氏は希望の支持層をまとめつつある。

 西岡氏は共産のほか、立憲支持層の4割程度を取り込んでいるが、広がりに欠ける。

 公示直前に立候補を表明した黒川氏は共産、立憲支持層の一部に食い込むが、無党派層の支持は限定的となっている。

 いずれの候補も反安倍政権票の受け皿となりきれておらず、無党派層のうち約6割に上る投票先を決めていない有権者への浸透が、終盤に向けて鍵となるとみられる。

………………………………………………………………………………………………………

【3区】

河村建夫 74 [元]官房長官 (9)自前

坂本史子 62 [元]東京都区議 立新

【4区】

安倍晋三 63 首相 (8)自前

藤田時雄 63 [元]会社社長 希新

西岡広伸 54 党県委員 共新

黒川敦彦 39 市民団体代表 無新

郡昭浩 56 [元]塾講師 無新

〔山口版〕

4370チバQ:2017/10/16(月) 23:16:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk37010329000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 1、3区で自民優位に /香川
00:00毎日新聞

 衆院選は22日の投開票まで1週間を切った。毎日新聞は13〜15日、県内の有権者を対象に電話による選挙情勢を調査し、候補者の陣営や政党などへの取材状況を加えて中盤情勢を探った。1区は平井氏が小川氏をリードし、2区は玉木氏に瀬戸氏が詰め寄る展開。3区は大野氏が優位な戦いを進めている。ただ、投票先をまだ決めていない人が3割程度おり、今後、情勢が変化する可能性もある。【岩崎邦宏、植松晃一、小川和久】

 ◆1区

 ◇平井氏、自公固める

 平井氏は自民支持層の約8割を固めた。推薦を受ける公明支持層も半数を超えて取り込んでいる。北朝鮮の核・ミサイル問題やアベノミクスを重視する層の支持を集め、20、30代の男性から多く支持される。前半戦では安倍晋三首相や岸田文雄政調会長が応援に入った。陣営は組織を引き締め、無党派層への支持拡大を狙う。

 小川氏は希望支持層の大半を固めた。昨夏の参院選で小川氏が共産候補の野党一本化に尽力した縁で、今回候補者擁立を見送った共産支持層に浸透。立憲民主、社民支持層も取り込み、無党派層にも一定程度広がる。森友、加計学園問題や原発・エネルギー政策を重視する層に支持が多い。40代以上の男性に比較的支持される。

 ◆2区

 ◇玉木氏、逃げ切り図る

 小選挙区で3連勝中の玉木氏は希望支持層の約9割を固めた。無党派層や立憲民主、社民支持層などに幅広く浸透するが、今回は自民支持層に食い込めていない。年金・医療や消費増税を重視する層や60代以上の支持を集めている。政党色を前面に出さない選挙戦を展開しており、無党派層への更なる浸透で逃げ切りを図る。

 瀬戸氏は自民、公明支持層の8割以上を固めた。若い世代の支持を集めているが、無党派層には十分に浸透していない。既に安倍晋三首相が来県、後半戦も麻生太郎副総理ら党幹部が応援に駆け付ける予定で、組織戦を展開して追い上げを目指す。憲法改正を重視する層や自営業者、専門職・技術職から支持されている。

 県内の小選挙区で唯一の共産候補者となった河村氏だが、共産支持層を十分に固められていない。立憲民主支持層には一定程度浸透しているが、広がりに欠く。安全保障関連法や森友、加計学園問題を重視する層や50代以上に比較的支持されている。リベラル層の受け皿として他候補者との違いを強調し、巻き返しを狙う。

 ◆3区

 ◇大野氏、リード広げ

 大野氏が自民支持層をほとんど固め、リードを広げている。防衛政務官として北朝鮮の核・ミサイル問題などに対応しており、十分に地元入りができていないが、公明支持層と無党派層にも浸透する。北朝鮮問題や安全保障関連法を重視する層の支持が多い。年代別では若者から高齢者まで幅広い層を取り込んでいる。

 立候補の表明が遅れた藤田氏は立憲民主や希望支持層に浸透しているが、無党派層の支持はあまり得られていない。共産が候補者を取り下げ、野党候補が一本化された経緯もあり、原発・エネルギー政策を重視する層に比較的支持されている。自民との違いを強調することで政権への批判票を取り込み、後半戦での挽回を図る。

◆小選挙区立候補者(届け出順)

 ◇1区(2)=高松市(一部除く)など

小川淳也 46 [元]総務政務官(4)[希](民)前

平井卓也 59 党広報本部長(6)[自][岸]前=[公]

 ◇2区(3)=坂出、さぬき市など

瀬戸隆一 52 [元]決算委理事(2)[自][麻]前=[公]

玉木雄一郎 48 [元]民進県代表(3)[希](民)前

河村整 58 党県常任委員 共 新

 ◇3区(2)=善通寺、観音寺市など

藤田伸二 62 党県常任幹事 [社] 新=[共]

大野敬太郎 48 防衛政務官 (2)[自] 前=[公]

4371チバQ:2017/10/16(月) 23:17:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk38010364000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 3区 白石対決、横一線 4割が投票先未定 /愛媛
00:00毎日新聞
 22日投開票の衆院選を前に、毎日新聞は13〜15日、有権者を対象に特別世論調査を実施し、これまでの取材結果を加味して総合的に中盤情勢を分析した。愛媛1、2、4区では自民候補が知名度や組織力を生かし、安定した戦いを進めている。3区では自民候補が希望候補と激しく競り合っている。2014年の前回選に続いて自民が議席を独占するかが注目される。ただ、投票先を決めていない有権者が約4割おり、選挙戦終盤に向けて情勢は流動的だ。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇塩崎氏、手堅く優位

 塩崎氏が幅広い年代層から支持を集めて優位に立ち、富永氏、石本氏が追う。

 塩崎氏は自民、公明支持層の大半を手堅くまとめ、無党派層の支持も取り込んで安定した戦いを進めている。前厚労相の実績をアピールし、争点別で「年金・医療」を最も重視するとした人からの支持が特に高い。

 富永氏が固めた希望支持層は6割にとどまっている。立憲支持層に浸透しつつあるが、無党派層にも食い込めていない。1区唯一の女性候補だが、女性からの支持も目立っていない。

 石本氏は共産、社民支持層の大半を固め、立憲支持層からも一定の支持を得ているが、広がりに欠けている。無党派層への浸透も図る。【成松秋穂】

 ◆2区

 ◇村上氏、幅広く支持

 11選を目指す村上氏が自民支持層を固めて安定した戦いを進め、西岡氏が無党派層への浸透を足がかりに追い上げを図る。

 村上氏は安倍政権に距離を置いた姿勢で知られるが、自民支持層の8割、推薦を受ける公明支持層の7割を固め、無党派層からも一定の支持を得ている。争点別で「アベノミクス」を最も重視する人の約7割の支持を集めた。幅広い年代層が支持している。

 西岡氏は維新支持層の8割を固めたほか、無党派層や立憲支持層からも一定の支持を得ている。争点別で「森友・加計問題」を最も重視する人の4割近くが支持している。

 横山氏は希望支持層の7割近くを固め、立憲支持層の一部からも支持を得ている。ただ、無党派層への浸透がみられず、広がりに欠けている。

 一色氏は共産支持層の大半、社民支持層の半数を固めたが、他への広がりを欠いている。安倍政権への批判を強め、挽回を図る。【花澤葵】

 ◆小選挙区立候補者(届け出順)

 ◇愛媛1区=松山市(旧北条市など除く)

塩崎恭久 66 [元]厚労相 (7)[自] 前=[公]

石本憲一 70 党県書記長 共 新

富永喜代 50 医師 [希](民)新

 ◇愛媛2区=今治、東温市、伊予郡など

西岡新 44 設備会社役員(1)[維] 元

村上誠一郎 65 [元]行革担当相(10)[自] 前=[公]

一色一正 67 党地区委員長 共 新

横山博幸 66 [元]国交委員 (1)[希](民)前

4372チバQ:2017/10/16(月) 23:17:43
 ◆3区

 ◇国田、森田氏が追う

 白石寛樹氏と白石洋一氏が激しく競り合っている。国田氏、森田氏も巻き返しを図る。

 寛樹氏は「父の後継」として自民支持層の8割以上を固めたが、推薦を受ける公明支持層、無党派層に浸透しきれていない。争点別で「アベノミクス」を最重視する人からの支持が厚い。職業別では「経営者・管理職」「製造・販売・サービス」などから、年代別では20〜40代、70代以上で支持が最も高い。

 洋一氏は希望支持層の大半、立憲支持層の半数以上を固めた。公明支持層や無党派層の半数近くからも支持を得ている。年代別では50、60代で最も高い支持を得ているが、10、20代に浸透していない。「子育て支援」を最重視する人からの支持が高く、職業別では「農林漁業」から厚い支持を得ている。

 国田氏は共産支持層の大半を固め、立憲支持層の一部にも食い込んでいるが、無党派層へ浸透していないなど広がりに欠いている。

 森田氏は伸び悩んでいる。【木島諒子】

 ◆4区

 ◇山本氏、自公固める

 9選を目指す前環境相の山本氏が優勢で、桜内氏が追いかける。

 山本氏は自民支持層に加え、推薦を受ける公明支持層の大半を固めた。維新支持層からも高い支持を得ている。「子育て支援」を最重視する人の7割近く、農林漁業に就いている人の約6割が支持している。

 桜内氏は希望支持層の大半を固め、立憲支持層の7割近く、無党派層の4割近くからも支持を得ている。争点別で「原発・エネルギー政策」を最重視する人の4割強が支持している。

 西井氏は共産、社民支持層の半数以上を固めた。争点別で「憲法改正」「森友・加計問題」を最重視する人から一定の支持を得ているが、広がりに欠いている。【中川祐一】

 ◇愛媛3区=新居浜、西条市など

白石寛樹 29 [元]衆議員秘書 [自][麻]新=[公]

国田睦 65 党県委員 共 新

森田浩二 57 幸福区支部長 諸 新

白石洋一 54 [元]長銀行員 (1)[希](民)元

 ◇愛媛4区=宇和島、八幡浜市など

山本公一 70 [元]環境相 (8)[自] 前=[公]

桜内文城 52 公認会計士 (1)[希] 元

西井直人 60 党地区委員長 共 新

4373チバQ:2017/10/16(月) 23:18:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk36010458000c.html

<衆院選2017>中盤情勢 自民2氏、優位に戦い /徳島
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選について、毎日新聞は13〜15日の3日間、県内の有権者を対象に電話による特別世論調査を実施し、その結果にこれまでの取材を加味し、2選挙区の情勢を探った。野党再編で県内勢力の変化が注目されるが、1区、2区ともに自民の2氏が優位に戦いを進める。一方で、調査時点で投票先を決めていない人が3割おり、今後の動向や投票率によっては情勢が変わる可能性もある。投票で最も重視する争点は「年金・医療」がトップだった。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇後藤田氏 子育て世代に浸透

 旧3区時代も含めて過去5回対決している自民の後藤田氏が、今回から希望の党に所属政党を変えた仁木氏を一歩リードしている。後藤田氏は30〜40代の子育て世代などから広い支持を獲得。一方で、無党派層を中心に3割が態度を決めておらず、今後の情勢の鍵を握りそうだ。

 後藤田氏は自民支持層のうち8割、公明支持層の半数、無党派層の一定程度を固め、選挙戦を優位に進めている。経済政策の「アベノミクス」や北朝鮮問題、子育て支援に関心がある層からの支持率が高い。特に30、40、70代以上の支持を集め、郡部でリードしている。

 旧民進の仁木氏は希望の8割、立憲民主支持層の半数を固める。徳島市などの市部では、後藤田氏に迫る勢い。消費増税に反対し、森友・加計問題を重視するなど自民への批判票を集めるが、子育て支援を含む社会保障に関心がある層を取り込めていない。

 山本氏は、無党派層への支持が広がっていない。原発・エネルギーや経済政策、北朝鮮問題を重視する層への浸透も課題だ。

 ◆2区

 ◇山口氏 幅広い年代が支持

 10選を目指す自民の山口氏は幅広い年代から支持を集めて、前回選に続く共産の久保氏との対戦を優位に進めている。久保氏は旧民進が候補を擁立できていない2区で、希望や立憲民主支持層など自民への批判票の取り込みを狙う。

 山口氏は保守政党に限らず、無党派層にも浸透。比例代表の投票先に希望や立憲民主を挙げる層からの支持も一定程度ある。政策面では、経済政策を重視する層からの支持が高く、消費税率の引き上げを評価しない層や森友・加計問題に注目する層の支持も取り込んでいる。

 久保氏は共産支持層のほか、立憲民主支持層にも食い込む。争点に「憲法改正」や「原発・エネルギー政策」を重視する層から支持を集めているが、若い世代への浸透が課題。

 防衛施策の強化を主張する幸福の福山氏は、安全保障関連法や北朝鮮問題に関心がある層の取り込みを狙う。無党派層への支持拡大が課題になりそうだ。

 ◇立候補者(届け出順)

 ◆1区(3)

山本千代子(やまもと・ちよこ) 68 共 新

 党県委員[歴]検査技師▽党県常任委員▽徳島大医学部付属衛生検査技師学校 

後藤田正純(ごとうだ・まさずみ) 48 自[破]前(6)

 [元]党副幹事長[歴]三菱商事社員▽内閣政務官▽副内閣相▽慶大=[公]W

仁木博文(にき・ひろぶみ 51 希(民)元(1)

 [元]民進県代表▽医師[歴]徳島大学病院医師▽厚労委員▽予算委員▽徳島大 W

 ◆2区(3)

久保孝之(くぼ・たかゆき 54 共 新

 党県常任委員・徳島地区委員長[歴]民青同盟県委員長▽党県書記長▽徳島大 

山口俊一(やまぐち・しゅんいち) 67 自[麻]前(9)

 [元]沖縄北方相▽党総務会長代理[歴]県議▽副財務相▽青学大=[公]W

福山正敏(ふくやま・まさとし) 46 諸 新

 幸福区支部長・県代表代行[歴]会社員▽名古屋工大

4374チバQ:2017/10/16(月) 23:18:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk39010374000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 1、2区ともに自民優位 /高知
00:00毎日新聞

 毎日新聞は第48回衆院選(22日投開票)を控え、13〜15日に特別世論調査を実施した。県内でも高知支局の取材情報を加えて中盤情勢を探った。小選挙区は、高知1区で保守層に支えられた自民前職が優位に選挙戦を展開している。一騎打ちとなった2区は、自民前職を無所属新人が追う展開となっている。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇中谷氏に幅広い支持 大石氏は無党派層に課題

 元防衛相の中谷氏が幅広く支持を固め、安定した戦いを展開。広い年代で3〜6割近くの支持を獲得し、支持政党別でも自公の8割以上を固めている。無党派層でも3割を固め他党にも浸透するなど、優位に立っている。

 民進から移った大石氏は、希望支持層の8割近くを取り込むが、無党派層では1割程度と広がりが課題。年代別では30、50代で2割以上が支持。職業別では農林漁業者から一定の支持を得ている。

 松本氏は共産支持層の7割以上を固める。立憲民主の支持層からも2割近くから支持を受ける一方で、無党派層への浸透は欠け、上積みを目指す。

 全体では3割以上が投票先を決めていない。【岩間理紀】

 ◆2区

 ◇山本氏を広田氏追う 希望支持層では両者伯仲

 一騎打ちとなった山本氏と広田氏がしのぎを削っている。山本氏は自民支持層の大半を固め、公明支持層でも広田氏に差を付けている。希望支持層では両者が伯仲している状況。広田氏は共産、立憲民主、維新を支持すると答えた野党支持層を固めた。無党派層の大半は投票先を明確にしていない。

 職業別の状況では、経営者・管理職や事務職、専門・技術職などで山本氏が支持を広げ、自営業、農林漁業、製造・販売・サービス業は広田氏が優位に立っている。

 政策別では消費増税や、安保関連法、北朝鮮問題などを重視する人は山本氏支持。原発・エネルギー政策や憲法改正、森友・加計(かけ)学園問題などを重視する人は広田氏支持の傾向が見られた。【柴山雄太】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇立候補者=届け出順

 ◆1区(3)

大石宗(おおいし・しゅう) 37 希(民)新

 [元]県議[歴]神戸製鋼所社員▽衆院議員秘書▽民進県副代表▽日大 W

松本顕治(まつもと・けんじ) 33 共 新

 党県常任委員[歴]会社員▽民青同盟県委員長▽党高知地区委員▽高知大

中谷元(なかたに・げん) 60 自 前(9)

 [元]防衛相[歴]陸上自衛官▽安保法制担当相▽憲法審査会筆頭幹事▽防衛大=[公]W

 ◆2区(2)

広田一(ひろた・はじめ) 49 無(民)新

 [元]参院議員▽幡多上島珈琲役員[歴]会社員▽県議▽民進県代表▽早大 

山本有二(やまもと・ゆうじ) 65 自[破]前(9)

 [元]農相▽党財務委員長▽弁護士[歴]県議▽副財務相▽金融担当相▽早大=[公]W

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4375チバQ:2017/10/16(月) 23:19:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk40010278000c.html
<2017衆院選ふくおか>11選挙区の中盤情勢 毎日新聞総合調査から(その1) 自民、8選挙区で優位 /福岡
00:00毎日新聞

 <衆院選 22日に投開票>

 22日投開票の衆院選は県内11選挙区に33人が立候補している。毎日新聞は13〜15日に特別世論調査を実施し、独自の取材結果を加味して情勢を探った。

 「自民・公明」「希望・維新」「共産・立憲民主・社民」の3極が軸となった今回、全選挙区に前職を擁立し、全勝を目指す自民が8選挙区で優位に戦いを進めるが、2、9、10区は希望と激しく競り合っている。

 希望は民進出身の5人を含む7人を擁立し、維新1人を推薦。2、9、10区で接戦に持ち込んだが、他は苦戦を強いられている。共産は立憲、社民と候補を一本化した2選挙区を除き9人を擁立したが支持が広がりきれていない。1、3区に独自候補を立てた立憲は自民を追う戦いとなっているが、一定の支持を集めている。共産と共闘する11区の社民は伸び悩む。

 各選挙区には投票先を決めていない有権者が3〜4割いるため、最終盤に向けて情勢が変わる可能性もある。【西嶋正法、名鑑は届け出順】

 ◆1区

 ◇井上氏を山本氏追う

山本剛正 45=立元

石井英俊 41=希新

立川孝彦 66=共新

井上貴博 55=自前

 自民、希望、立憲、共産の各候補が入り乱れた混戦を井上氏が抜け出し、山本氏が激しく追い上げる。

 井上氏は地元の博多区に加え東区も地道に回り、校区ごとに後援会を設けるなど強固な態勢を構築。麻生太郎副総理兼財務相と共に街頭演説をするなど政権との近さもアピールし、自民支持層の大半を固めた。ただ公明支持層には浸透しきれていない。

 山本氏は民進所属の県議や市議の支援を受ける。「将来不安のない社会保障」などを訴え、60代以上で井上氏に肉薄。立憲支持層をほぼ固めた。無党派層の支持を広げて巻き返しを図る。

 石井氏は、希望支持層の半数以上を固めた。「消費増税の凍結」を前面に打ち出しており、争点に「消費増税」を重視する層に食い込む。支持母体を持たないため1日に約50回の街頭演説をこなして支持拡大に躍起。

 立川氏は共産支持層をほぼ固めた。憲法9条堅持などを訴え、さらなる上積みを狙う。【蓬田正志】

 ◆2区

 ◇鬼木氏、稲富氏が大接戦

鬼木誠 45=自前

稲富修二 47=希元

松尾律子 45=共新

 鬼木氏と稲富氏による3度目の対決は今回も横並びの大接戦になっている。

 鬼木氏は県議、市議を動員し、支持層を固める組織戦を徹底する。数十人から数百人規模の集会を重ね、PM2・5対策をはじめとする2期の実績と人柄を理解してもらう作戦だ。自民支持層をほぼ固め、推薦決定が公示直前となった公明の支持層へも支持を広げる。重視する争点別では「憲法改正」や「安保関連法」を挙げた人の支持が厚い。

 稲富氏は、地域での奉仕活動やPTA活動で浸透を図る一方、企業・団体へも食い込んできた。「誰もが最高の教育を受けられる国にしたい」と訴える。無党派層からの支持は鬼木氏を引き離し、共産支持層からも一定程度の支持を集める。争点別では「年金・医療」を挙げた人の支持が厚い。

 松尾氏は共産支持層を固めきっておらず、巻き返しに懸命だ。【合田月美】

 ◆3区

 ◇古賀氏が優勢に

山内康一 44=立元

古賀篤 45=自前

 自民と立憲の一騎打ちは、3選を目指す古賀氏が優勢に戦いを進める。

 古賀氏は自民と推薦を受けた公明支持層をほぼ固めた。年代別では40、50代を中心に幅広く浸透。職業別では経営者・管理職や自営業者など幅広く支持を受ける。幼児教育の充実など子育て支援を中心に訴える。

 3区初挑戦の山内氏は立憲、支援を受ける共産支持層にも浸透している。「まっとうな政治を取り戻す」と訴え、希望支持層にも食い込んでいる。年代別では60、70代以上で比較的支持を広げる。職業別では事務職の支持が比較的多い。【柴田種明】

4376チバQ:2017/10/16(月) 23:19:40
 ◆4区

 ◇宮内氏、安定した戦い

宮内秀樹 55=自前

河野正美 56=維前

新留清隆 62=共新

 3選を目指す宮内氏が満遍なく支持を広げ安定した戦い。河野氏と新留氏が追う展開になっている。

 宮内氏は自民支持層のほか推薦を受ける公明支持層の大半を固めた。希望支持層へも食い込みを図る。年代も20代から70代以上まで広く浸透。職業別では経営者・管理職、製造・販売・サービスの支持が高い。

 前回比例で復活当選した河野氏は維新支持層を固めつつ、推薦を受けた希望支持層から半数程度の支持を得ている。年代では60代と70代を中心に支持を受け、職業別では事務職の支持が多い。

 新留氏は共産支持増をほぼまとめ、社民、立憲からも支持を得る。年代別では50代と70代以上、職業別では自営業で比較的支持が高い。【前田敏郎】

 ◆5区

 ◇原田氏、一歩先行

原田義昭 73=自前

楠田大蔵 42=希元

田中陽二 61=共新

 野党再編に危機感を強めた原田氏が陣営を引き締めて一歩先行し、楠田氏が懸命に追う。

 原田氏は、商工会、農政連、医師会など自民支持層を固め、公明支持層にも浸透。市部町村部、男女別、年代別でも満遍なく支持を集める。最も重視する争点別では「年金・医療」、「北朝鮮の核・ミサイル問題」を挙げた人の支持が厚い。

 楠田氏は希望支持層をほぼ固めた。無党派層は原田氏を上回るが立憲支持層は田中氏に食い込まれている。年代別では70代以上で原田氏と競り合う。争点別では、「子育て支援」を挙げた人の支持が厚い。田中氏は共産支持層をほぼ固め、立憲、社民の支持層、無党派層にも食い込む。争点別では「森友学園と加計学園の問題」を挙げた人の支持が比較的多い。【勝野昭龍】

 ◆6区

 ◇鳩山氏、優位な戦い

西原忠弘 62=諸新

小林解子 37=共新

鳩山二郎 38=自前

新井富美子 50=無新

 鳩山氏が優位な戦いを繰り広げ、新井氏、小林氏らが懸命に追っている。

 鳩山氏は保守分裂となった昨年10月の補選で約6割を得票して圧勝しており、自民県連と和解した今回は更なる票の上積みを狙う。自民、公明支持層の大半を固めた上、補選直前に応援演説に駆け付けた小池百合子都知事が代表となった希望の支持層にも浸透している。幅広い年代から支持を得ている他、無党派層にも支持を広げている。

 希望公認が得られなかった新井氏は立憲支持層から大きな支持を集め無党派層にも一定の広がりを見せる。小林氏は共産支持層の他に立憲支持層なども取り込む。西原氏は伸び悩む。【上田泰嗣】

 ◆7区

 ◇藤丸氏が一歩リード

江口学 43=共新

原圭助 39=希新

藤丸敏 57=自前

 藤丸氏が自公の支持層を手堅くまとめて一歩リードする。民進から移行した原氏が続き江口氏が追い掛ける。

 古賀誠元自民党幹事長の地盤を引き継いだ藤丸氏は、有明海沿岸道路建設などの成果を強調し、公共事業による地元の活性化を訴える。無党派層からも一定の支持を受け、「年金・医療」を重視する層や「北朝鮮問題」を争点とする層にも浸透している。

 出馬表明が7月だった原氏は知名度不足をはね返そうと、アベノミクスの問題点を指摘するなど「反安倍」層の取り込みに懸命だ。希望支持層を固め、立憲支持層などにも割って入っている。江口氏は共産支持層をまとめたが、立憲、社民支持層などへの広がりが乏しい。【上田泰嗣】

4377名無しさん:2017/10/16(月) 23:19:56
 ◆8区

 ◇麻生氏、幅広い支持

麻生太郎 77=自前

宮嶋つや子 66=共新

 元首相の麻生氏が高い知名度を生かして優位に戦いを進める。国政初挑戦の宮嶋氏は支持拡大に懸命だ。

 麻生氏は自民支持層をほぼ固め、推薦を得ていない公明支持層にも幅広く浸透。前回と同様、公示日以降は候補者不在の選挙戦だが後援会組織がフル回転し、幅広い年代に支持を広げている。

 前飯塚市議の宮嶋氏は市外での知名度アップを目指す。共産支持層に加え、立憲支持層や無党派層にも浸透を図る。【平山千里】

 ◆9区

 ◇三原氏と緒方氏激戦

真島省三 54=共前

緒方林太郎 44=希前

三原朝彦 70=自前

 8選を目指す三原氏と、民進から希望に合流した緒方氏の激戦となっている。

 三原氏は自民系県議や市議の支援を受け、自民支持層を固めつつある。公明支持層の大半も固めた。さらに地場企業への食い込みに力を入れ、後援組織を引き締めて票の上積みを目指す。年代別では、30、40代からの支持が目立っている。

 民進県連代表だった緒方氏は希望支持層の大半を固め、立憲支持層の半数超にも浸透している。さらに国会質問などによる知名度の高さを生かし、無党派層への支持拡大を図る。年代別では60代を中心に支持を集め、男性からの支持が安定している。

 真島氏は共産支持層の大部分を固め、立憲支持層にも食い込む。「消費増税」や「憲法改正」を争点に掲げ、無党派層や若年層に支持拡大を訴えている。【井上卓也】

 ◆10区

 ◇山本氏、城井氏が横一線

田村貴昭 56=共前

山本幸三 69=自前

城井崇 44=希元

 前地方創生担当相の山本氏と、返り咲きを狙う城井氏が横一線で競り合っている。

 山本氏は、自身が提唱したとするアベノミクスの効果など実績を強調し、自民支持層の大半を固めた。集会では「比例は公明に」と呼びかけるなど、推薦を受ける公明支持層の更なる支持拡大を図る。支持の広がりは、60代が中心となっている。

 城井氏は「安倍政権を止める結集軸が必要だ」と、民進から希望に合流した。模索していた共産候補との一本化はならなかったが、希望支持層をほぼ固め、無党派層からの支持も広がっている。支持は男性や30代以下の層に目立っている。

 田村氏は「改憲と安保法制に反対しているのは私だけ」と訴え、自民と希望の候補を批判。共産支持層を固めつつあるが、無党派層からの支持は広がっていない。【取違剛】

 ◆11区

 ◇武田氏、盤石の態勢

村上智信 48=希新

武田良太 49=自前

竹内信昭 64=社新

 6選を目指す武田氏が、村上氏、竹内氏を引き離している。

 武田氏は地元の田川市郡8市町村の全首長が各自治体の選対本部長を務める盤石の態勢。自公支持層をほぼ固め、希望支持層や無党派層にも浸透を図っている。党幹事長特別補佐として全国の応援に飛び回り、選挙区を空けることが多いが、後援会組織を引き締めて支持拡大を図る。

 村上氏は希望支持層の半数を超える支持を固め、立憲支持層からも一定の支持を得ている。さらに無党派層への浸透を図る。

 市民連合や共産の支援を受け「市民+野党共闘」を掲げる竹内氏は社民支持層を固め、共産や立憲の支持層にも食い込む。【斎藤毅】

〔福岡都市圏版〕

4378チバQ:2017/10/16(月) 23:20:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk41010347000c.html
<2017衆院選・さが>2選挙区の中盤情勢 本社総合調査から(その1) /佐賀
00:00毎日新聞

 <衆院選 投票に行こう>

 ◇1区 原口氏、頭一つ先行 2区 自民、希望が競り合う

 22日投開票の衆院選で毎日新聞は13〜15日、有権者を対象に特別世論調査を実施し、調査結果に支局の取材を加えて中盤情勢を分析した。1区は無所属前職、原口一博氏(58)が頭一つ抜け出し、自民前職、岩田和親氏(44)が追う。2区は自民前職、古川康氏(59)と希望前職、大串博志氏(52)が激しく競り合っている。一方、県内では両区とも3割が投票先を決めておらず、今後情勢が変化する可能性がある。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇岩田氏、自民層の7割支持

 無所属から立候補し、比例復活の道を断った原口氏は希望支持層の6割強を固め、立憲、共産の支持層にも浸透している。年代別では50代で6割強の支持を集めるなど40代から60代で岩田氏を上回る。前回は右脚骨折に伴う感染症で入院中だったが、精力的に集会を開き、農村部への浸透を図る。無党派層の支持は5割に達した。

 岩田氏は70代以上から4割の支持を集める。自民支持層の7割から支持を得る一方、推薦を受ける公明支持層の支持は4割で伸び悩んでいる。また、無党派層の支持も取り込めていない。選挙戦では自公政権の政権運営能力のアピールに努め、16日には小泉進次郎筆頭副幹事長が佐賀市に入り、党本部を上げた組織戦を展開する。

 中島氏は消費税減税や陸上自衛隊オスプレイの佐賀空港への配備実現などの政策を掲げ、知名度拡大を急ぐ。

 ◆2区

 ◇古川氏、自公層固める 大串氏、無党派上回る

 古川氏は自民支持層の6割近く、公明支持層の8割の支持を手堅く固めた。県内屈指の集票力を誇るJAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」が自主投票を決める中、独自に推薦方針を決めた唐津支部の後押しを受けて農業票の取り込みを進める。農村部で浸透を図っているが、農林漁業者の支持は大串氏と並んでいる。

 大串氏は希望支持層の5割強の支持を固め、自民支持層の2割の支持も得ている。年代別では30、50代で古川氏を上回るが、40代、60代、70代以上は下回っている。無党派層の支持は4割で、古川氏を上回る。区割り見直しで前回2014年の衆院選から加わった唐津市や伊万里市で浸透を図りたい考え。

 大森氏は玄海原発再稼働反対を訴えるが、最も重視する争点で「原発・エネルギー政策」を挙げた人に支持は浸透していない。

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 ◆衆院選立候補者(届け出順=氏名、年齢、当選回数、政党名、前職・新人の区別)

 ◇1区

岩田和親 44 (2)自前

中島徹 43 諸新

原口一博 58 (7)無前

 ◇2区

大森斉 62 共新

大串博志 52 (4)希前

古川康 59 (1)自前

4379チバQ:2017/10/16(月) 23:20:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk42010371000c.html
<2017衆院選・ながさき>小選挙区・中盤情勢 本社総合調査から(その1) 全4区で自民が優位 /長崎
00:00毎日新聞

 22日に投開票される衆院選で、毎日新聞は13〜15日、電話による特別世論調査を実施。結果に取材を加味した上で、情勢を分析した。県内四つの小選挙区では、いずれも自民候補が先行しており、2012、14年の衆院選に続いて3回連続で、県内4議席を独占する可能性がある。ただ、投票先を決めていない有権者は4割に上り、情勢は流動的だ。

 また、今回の衆院選で最も重視する争点や消費税率の引き上げへの賛否などについても県内有権者の回答を分析した。

 ◆1区

 ◇冨岡氏がリード 無党派層浸透狙う西岡氏

 リードする冨岡氏を、西岡氏が追う展開。無党派層からの支持は西岡氏が冨岡氏を上回っており、両氏とも無党派層への浸透が鍵を握りそうだ。

 冨岡氏は、医師連盟や看護連盟、各企業などからの支持を得て組織戦を展開している。ビラに「比例は公明」と刷り込み、街頭演説などでも自公連立政権の成果を強調。自民支持層の9割近く、公明支持層の7割を固めた。

 引退した高木義明・元文科相(71)の後継となった西岡氏は、希望支持層の6割近くの支持を得ている。民進が擁立したが公示直前に希望から出馬することになり、立憲支持層の支持は4割にとどまる。女性からの支持拡大も課題だ。

 牧山氏は共産支持層の8割近くを固めたほか、立憲支持層の一部にも食い込む。【加藤小夜】

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 ◇1区=届け出順

冨岡勉 69 自前(3)=[公]

西岡秀子 53 希新

牧山隆 60 共新

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 ◆2区

 ◇加藤氏、手堅く地盤固め 支持拡大図る山口氏

 加藤氏は農業や建設業など各種業界団体からの支援を受け、地盤の島原半島を中心に自民支持層をほぼ固めた。公明支持層へも浸透しつつある。公示後も精力的に地元企業などを回り、組織の引き締めを図る。

 山口氏は大票田の地元・諫早市や無党派層が多い時津、長与両町を中心に遊説を展開。連合長崎の支援を受け、労組を中心に支持拡大を図る。街頭演説で取り込みを狙う無党派層や若年層への浸透が鍵を握る。

 近藤氏は共産支持層をほぼ固めた。護憲や安全保障法制廃止を訴え、立憲支持層などの取り込みを目指す。【浅野翔太郎】

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 ◇2区=届け出順

近藤一宇 68 共新

山口初實 69 希新

加藤寛治 71 自前(2)=[公]

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4380名無しさん:2017/10/16(月) 23:21:13
 ◆3区

 ◇谷川氏、安定した戦い 支持上積み目指す末次氏

 谷川氏は自民支持層の8割を固め、公明支持層にも浸透して、安定した戦いぶり。国境離島新法制定の実績を強調し、出身地の五島市など離島部で幅広い年齢層から支持を集める。大票田の大村市でも後援会組織や自民系県議、市議が活発に動き、他の3候補を引き離す勢い。

 末次氏は希望支持層の9割をまとめた。「打倒安倍政権」を掲げ、立憲や社民支持層などのリベラル派にも一定の浸透をみせる。過去に谷川氏と激戦を繰り返し、政界引退した山田正彦元農相から支援表明を受け、支持の上積みを目指す。

 石丸氏は共産支持層をまとめたが、無党派層などに食い込めていない。口石氏は維新支持層にも知名度が広がっていない。【中尾祐児】

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 ◇3区=届け出順

末次精一 54 希新

石丸完治 68 共新

谷川弥一 76 自前(5)=[公]

口石竜三 48 維新

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 ◆4区

 ◇北村氏、組織戦で先行 懸命に追う宮島氏

 6期の実績を誇る北村氏を、「しがらみのない政治」を訴える宮島氏が懸命に追う。

 北村氏は自民党参院議員、市議、県議の後援会による組織戦を展開し、自民支持層の8割を固めた。区割り見直しで3区に編入されて失った故郷・小値賀町の票を取り戻そうと、4区入りした西海市を重視。大島造船所の正門前で、出社する従業員と握手するなどして浸透を図る。

 宮島氏は元佐世保市助役を後援会長に迎え、北村氏支持の企業や農協・漁協に食い込む。希望支持層の9割を固めたが、立憲支持層を取り込み切れていない。個人演説会では「若さ」をアピール。15日には大島造船所労組の定期大会で「あと一歩の力添えを」と支援を求めた。

 石川氏は護憲と安全保障法制の廃止を中心に訴えて、共産、立憲支持層での支持拡大を図る。【峰下喜之】

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 ◇4区=届け出順

北村誠吾 70 自前(6)=[公]

宮島大典 54 希元(2)

石川悟 65 共新

〔長崎版〕

4381チバQ:2017/10/16(月) 23:22:33
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk43010246000c.html
<2017衆院選・くまもと>中盤情勢 毎日新聞特別世論調査(その1) 自民、全区で優位 /熊本
00:00毎日新聞

 毎日新聞は衆院選の中盤情勢を調べるため、電話による特別世論調査を実施し、関係先などへの取材も加味して分析した。突然の衆院解散に踏み切った政府与党の自民は全4選挙区で優位な戦いを進めている。一方の主要野党は全4選挙区で候補は一本化されたものの、公示直前の離合集散などもあり、強固な自民の地盤を崩すには至っていない。前職による初の一騎打ちとなった1区は自民の木原氏が希望の松野氏に先行。2、3、4区もいずれも自民の野田氏、坂本氏、金子氏が優位に立つ。比例の投票先は自民が勢いを保つ一方、立憲民主党にも勢いがある。希望は伸び悩みを見せている。

 ◇1区

 小選挙区3連勝を目指す木原氏が先行する。自民支持層の大半を固め、建設や農業団体と一体となった組織戦を展開する。安全保障関連法や震災からの復興を争点として重視する有権者からの支持は高い。県内自民候補で唯一公明から推薦を受けておらず、公明支持層への浸透が鍵を握りそうだ。

 木原氏に2連敗中の松野氏は推薦を受ける連合熊本の票固めが課題。希望支持層の半数以上を固めたが、立憲支持層の半数近くしかまとめられていない。消費増税や子育て支援を争点にあげる30代の支持は高い。しかし、無党派層への食い込みは限定的で、繁華街での遊説回数を増やし浸透を図る。共産支持層では伸び悩んでいる。【城島勇人】

 ◇2区

 当選15回の野田氏がリードしている。自民と推薦を受けた公明の支持層を手堅くまとめ、知名度を生かして無党派層からの支持も得ている。年金・医療や北朝鮮の核・ミサイル問題、震災からの復興などを争点として重視する人から支持を集める。

 保守層への浸透を図る西野氏は自民支持層への広がりを欠くが、無党派層や希望、立憲の支持層にも食い込む。森友、加計学園問題を衆院選の争点として重視する人からも評価されている。

 和田氏は社民に加え、共産や立憲の支持層にも食い込むが、無党派層には限定的だ。争点として憲法改正を重視する人からも支持を得ている。木下氏は支持の広がりを欠く苦しい展開となっている。【中里顕】

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区

木原稔 48 自前

松野頼久 57 希前

 ◇2区

西野太亮 39 無新

木下順子 58 諸新

野田毅 76 自前

和田要 68 社新

4382チバQ:2017/10/16(月) 23:23:01
 ◇3区

 6期目の当選を狙う坂本氏は、各年代から幅広い支持を得て優勢な戦いを進めている。自民、公明の支持層を固め、無党派層や希望の支持層にも浸透し、立憲からの支持も一部得ている。重視する争点として年金・医療や子育て支援、北朝鮮の核・ミサイル問題を挙げた人に加え、震災からの復興を求める人からの支持も厚い。

 関根氏は女性からの支持が高いが、伸び悩んでいる。支持政党別では共産を固め、立憲からも支持が高い。一方、無党派層などには浸透していない。争点別では年金・医療や森友加計学園の問題を重視する有権者の支持が多い。

 ただ女性を中心に投票先を決めていない有権者も目立っている。【杉山恵一】

 ◇4区

 金子氏が20〜50代で幅広く支持を広げて安定した戦いを見せている。矢上氏は1990年代に衆院選で2回当選するなど豊富な選挙経験を背景に70代以上では互角の支持があり、巻き返しを図っている。

 金子氏は自民支持層の大半を固め、公明支持層にも浸透。希望支持層の一部にも食い込む。消費税率上げに賛成が多い経営者・管理職層や事務職で支持を集めている。選挙戦前半は、旧4区から編入の天草地域を回った。

 矢上氏は立憲や共産、維新、社民、民進の各支持層を固め、希望支持層や無党派層の半数弱に浸透。争点に森友加計問題や原発・エネルギー政策を挙げる層を中心に支持を広げ、丹念に選挙カーを走らせている。【笠井光俊】

………………………………………………………………………………………………………
 ◇3区

関根静香 27 共新

坂本哲志 66 自前

 ◇4区

矢上雅義 57 立元

金子恭之 56 自前

4383チバQ:2017/10/16(月) 23:24:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk44010419000c.html
<2017衆院選・おおいた>本社特別世論調査から(その1) 1、3区で与野党接戦 /大分
00:00毎日新聞

 第48回衆院選は、22日の投開票まであと1週間を切った。毎日新聞は13〜15日に電話による特別世論調査を実施、取材結果を加味して情勢を探った。県内の小選挙区のうち、1区で自民と希望、3区は自民と立憲民主の候補で接戦。2区は自民が優勢で、社民の候補が追い上げる展開だ。投票先について46%が「決めている」、20%が「だいたい決めている」と回答しているものの、32%が「決めていない」としており、終盤に向け、情勢が変わる可能性もある。

 ◇穴見氏と吉良氏競る

 ●1区

 4度目の対決となった穴見氏と吉良氏が今回も激しく競り合う展開となっている。

 穴見氏は選挙戦で「比例は公明に」と明言。連立相手である公明との選挙協力に全力を挙げており、自民のほか公明支持層をほぼ固めた。30〜50代の支持でも上回っている。無党派層に今後どれだけ食い込めるかが鍵になりそうだ。

 希望から立候補した吉良氏は、「古巣」の民進や社民、労働組合の連合から支援を受けて組織固めを図る。安倍首相の続投に否定的な人の約半数が投票先に挙げた。無党派層からも一定の支持を集めており、投票率の行方も影響しそうだ。

 小手川氏は20代や憲法改正問題を重視する人から支持を集めている。【池内敬芳】

 ◇優位に立つ衛藤氏

 ●2区

 2区は、衛藤氏がリードし、優位に立つ。衛藤氏は農林漁業、建設業などの支援を受け、組織固めを進める。個人演説会で「比例は公明に」と呼びかけ、公明も固めつつある。「北朝鮮の核・ミサイル問題」を挙げる有権者から一定の支持を受けるなど、外交・防衛の強化を訴える衛藤氏の主張が浸透しているようだ。

 吉川氏は社民支持層を固めた。また、今回出馬を見送り、共闘する共産にも支持を広げている。ただ、無党派層に浸透しきれていない。また、都市部で弱く、労組が中心になり、懸命な追い上げを図る。上田氏は「北朝鮮の脅威に対する国防強化」「消費減税」を訴えるが、支持の広がりに欠けている。【柳瀬成一郎】

 ◇岩屋・横光両氏ほぼ互角

 ●3区

 8期目を目指す岩屋氏と、過去何度も接戦を演じてきた横光氏が今回も互角に近い戦いを繰り広げている。まだ投票先を決めていない層が3割おり、最終的には投票率の伸びがカギを握りそうだ。

 岩屋氏は自民支持層のほとんどと、推薦を受けた公明支持層の大勢を固めた。社民、維新、立憲、希望にも少しずつ浸透する。支持層は性別、年代に偏りがないが、女性より男性の支持層が厚い。

 5年前に一度政界から離れた横光氏は、7日に正式な出馬表明をした急な選挙にもかかわらず、立憲のほとんどと、社民、維新の大勢を固め、共産の大半に浸透する。希望、公明の一部にも支持が広がる。支持層は性別、年代に偏りがない。【大島透】

■小選挙区の立候補者■

【1区】

吉良州司 59 [元]副外相 (4)[希]前

小手川恵 61 [元]大分市議 [共]新

穴見陽一 48 会社相談役 (2)[自]前

【2区】

吉川元 51 党政審会長 (2)[社]前

上田敦子 50 幸福区支部長 [諸]新

衛藤征士郎 76 [元]副議長 (11)[自]前

【3区】

岩屋毅 60 [元]副外相 (7)[自]前

横光克彦 73 [元]副環境相 (6)[立]元

4384チバQ:2017/10/16(月) 23:27:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk45010441000c.html
<2017衆院選みやざき>中盤情勢 本社総合調査から(その1) 自民3区とも優勢 /宮崎
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、毎日新聞は13〜15日、特別世論調査を実施し、これまでの取材結果を加えて県内の情勢を分析した。1区は自民前職の武井俊輔氏がリードし、希望新人の外山斎氏が追う展開。2区は自民前職の江藤拓氏が、3区は自民前職の古川禎久氏がそれぞれ優位に戦いを進めている。一方で投票先を決めていない有権者が4割以上おり、終盤に流れが変わる可能性もある。【黒澤敬太郎、宮原健太】

 ◆1区

 ◇武井氏、外山氏に先行

 1区では、新人2候補の挑戦を受ける武井氏が、自民支持層の7割近くを固め、推薦を受ける公明支持層にも浸透。無党派層にも食い込む。JA組織など多くの団体からも推薦を受け、職業別では製造・販売・サービス業や農林漁業、自営業など多くの支持を受ける。年代別でも30代を中心に満遍なく広がりを見せる。

 外山氏は希望支持層の9割近くをまとめるほか、立憲支持層を内田氏と分け合う。年代別では、満遍なく支持を受ける。無党派層への浸透が課題となるほか、消費増税に「反対」とする有権者からの支持も一部にとどまっており、終盤に向けさらなる拡大を目指す。

 内田氏は共産支持層の約7割以上を固め、社民支持層にも浸透。他県選挙区では共闘関係にある立憲支持層からも一定の支持を受ける。安倍政権打倒や憲法改正反対を明確に打ち出し、積み増しを狙う。

 ◆2区

 ◇江藤氏、幅広く浸透

 2区では、江藤氏が強固な後援会組織を軸にリードする。自民支持層の8割以上をまとめ、公明支持層もほぼ固める。無党派層にも浸透するほか、2区では候補者のいない希望支持層も5割近くを取り込む。年代別では40代を中心に幅広く支持を受けるほか、職業別でも満遍なく広がりを見せる。

 黒木氏は共産支持層の8割近くを固めるほか、立憲支持層は約6割まで伸ばした。社民支持層からも支持を受けるなど反自民層の一定の受け皿となっており、今後の積み上げのためには無党派層への浸透がカギとなりそうだ。

 河野氏は憲法9条改正などを訴え、巻き返しを図る。

 ◆3区

 ◇古川氏、安定した戦い

 古川氏は自民で9割近く、公明支持層もほぼ固めて、安定した戦い。厚い後援会組織に支えられ、無党派層にも浸透する。年代別では60代、70代以上を中心に満遍なく支持を集めており、職業別でも自営業や農林漁業を中心に幅広い広がりを見せる。

 井福氏は共産支持層をほぼ固めるほか、立憲民主や社民支持層にも浸透する。古川氏の浸透し切れていない「原発・エネルギー政策」「子育て支援」を重視する層の票を掘り起こし、反自民層の受け皿となれるかがポイントだ。

 花輪氏は希望支持層の大半を固め、立憲民主支持層の一部も取り込む。無党派層への浸透も図る。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆小選挙区立候補者=届け出順

 ◇1区

外山斎 41 希新

内田静雄 68 共新

武井俊輔 42 自前=[公]

 ◇2区

河野一郎 57 諸新

黒木万治 69 共新

江藤拓 57 自前=[公]

 ◇3区

井福美年 68 共新

古川禎久 52 自前=[公]

花輪智史 51 希新

4385チバQ:2017/10/16(月) 23:29:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk46010457000c.html
<2017衆院選かごしま>中盤情勢 本社総合調査(その1) 自民、独占うかがう /鹿児島
00:00毎日新聞

 衆院選は22日の投開票に向け、選挙戦後半を迎えた。毎日新聞は13〜15日に特別世論調査を実施し、取材結果も加味して県内の情勢を分析した。自民が全選挙区でリードし、立憲や希望などの候補が追っている。一方で、県内では約3割がまだ投票先を決めておらず、終盤に向けて情勢が変化する可能性がある。

 ◆1区

 ◇保岡氏がリード

 保岡氏が、自民支持層の8割、推薦を受ける公明支持層の7割の支持を得て、川内氏をリードする。

 保岡氏は父・興治氏(78)の不出馬により出馬決定が公示2日前となったが、興治氏の後援会組織で出遅れをカバーする。個人演説会を各地区で開催し、安倍晋三首相ら党幹部の来援を受け、知名度を上げる。30代までの若年層と、70代以上の支持を集める一方、40〜60代への浸透が課題になる。

 川内氏は立憲支持層の9割を固め、独自候補擁立を取り下げた共産の支持層の8割にも浸透。無党派層の支持は保岡氏を上回る。街頭演説では安全保障関連法などを挙げて安倍政権の手法を批判し、政権批判の受け皿になることを目指す。

 山之内氏は、維新支持層の半数以上を固めた。若さをアピールし支持拡大を狙う。宮崎氏は税理士の経験をアピールするが、知名度不足で広がりを欠く。【杣谷健太】

 ◆2区

 ◇金子氏が優勢

 自民、公明支持層の半数超を固めている金子氏が優勢。区割り見直しに伴い広がった選挙区で市部、郡部ともにリードする。年代別でも若年から中高年と広い層から支持を集めている。争点別では「アベノミクス」などを重視する層の支持が高い。

 臨時国会での冒頭解散の是非などを問う斎藤氏は、希望、立憲支持層の半数以上を固めている。最も重視する争点に「森友学園と加計学園の問題」を挙げた層から支持を集めている。

 林氏は郡部で一定程度の支持を集めているが、知名度不足もあり県本土を中心とした市部では苦戦している。

 祝迫氏は共産支持層の半数を固め、野党共闘する社民支持層にも一定程度支えられるが広がりに欠ける。【田中韻】

◆各区の立候補者(届け出順)

 ※政党名の白抜きは比例との重複

 ◇1区(4)

川内博史(かわうち・ひろし) 55 [元]国交委員長 (5)[立](民)元

宮崎一博(みやざき・かずひろ) 57 税理士 無新

山之内毅(やまのうち・つよし) 35 神職 (1)[維]元

保岡宏武(やすおか・ひろたけ) 44 [元]衆議員秘書 自新=[公]

 ◇2区(4)

林健二(はやし・けんじ) 40 [元]県議 無新

祝迫光治(いわいざこ・みつはる) 74 党区国政委長 共新

斎藤佳代(さいとう・かよ) 38 JA職員 [希](民)新

金子万寿夫(かねこ・ますお) 70 [元]県議長 (2)[自][石]前=[公]

4386チバQ:2017/10/16(月) 23:30:00
 ◆3区

 ◇野間氏が追う

 県内で唯一、前職が激突する3区は、小里氏が一歩リードし、野間氏が追う展開になっている。

 自公政権継続を訴える小里氏が、自民支持層の8割以上を固め一歩リードする。区割り変更で地盤の霧島市を失ったが、最大票田・薩摩川内市で国政報告会を重ね、安倍晋三首相も同市に入った。推薦を受けている公明支持層は、まだ固めきれていない。

 野間氏は希望支持層の大勢を固めたが、党自体の支持がやや伸び悩んでいる。公明支持層に一部食い込み、最も重視する争点に「原発・エネルギー政策」を挙げた層の支持が高い。無党派層の取り込みが追い上げの鍵になりそう。

 山口氏は護憲と原発即時停止を訴え、社民支持層を取り込むが、共産支持層の一部が野間氏に流れている。【降旗英峰】

 ◆4区

 ◇森山氏が安定

 党の厚い支持基盤に支えられた森山氏が、農林水産業など1次産業や商工業関連団体などの支援も受け、安定した戦いを進める。共産との共闘で戦う野呂氏は苦戦している。

 森山氏は、自民・公明支持層の8割以上を固め、無党派、野党支持層の一部にも食い込む。年代別でも30代から70代以上の各世代で支持を広げている。

 「反自民」結集を呼びかける野呂氏は、社民、立憲支持層はほぼ固めたが、共産支持層はまとめきれていない。希望支持層などの取り込みも伸びを欠く。

 投票先を決めていない有権者も一定程度おり、区割り見直しで加わった大票田の霧島市での両陣営の攻防が焦点となる。【新開良一】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇3区(3)

野間健(のま・たけし) 59 [元]衆議員秘書(2)[希]前

小里泰弘(おざと・やすひろ) 59 [元]副環境相 (4)[自]前=[公]

山口勇太(やまぐち・ゆうた) 26 [元]会社員 共新

 ◇4区(2)

森山裕(もりやま・ひろし) 72 党国対委員長 (5)[自][石]前=[公]

野呂正和(のろ・まさかず) 66 党県副代表 [社]新

4387チバQ:2017/10/16(月) 23:31:41
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171016/ddm/010/010/106000c
衆院選2017

選挙区・比例の中盤情勢 小選挙区・愛知

毎日新聞 2017年10月16日 東京朝刊

鈴木、山尾氏競る 7区

 自民が公示前勢力の確保をうかがう一方、12人を擁立した希望が伸び悩む。立憲が候補を擁立した選挙区では共産との野党共闘が成立し、立憲候補の善戦が目立つ。

 1区はリードする熊田氏を佐藤氏と吉田氏が追い上げる。熊田氏は自民支持層をほぼ固め、無党派層にも浸透する。佐藤氏は無党派層の取り込みが課題。吉田氏は立憲支持層をまとめ、共産支持層にも支持を広げる。

 2区は8選を目指す古川氏が希望、立憲に加え、自民支持層にも食い込んでリードを広げる。比例東京から「国替え」した田畑氏は自民支持層を固め切れず、知名度アップを図る。酒井氏は共産支持層以外への浸透に努める。

 3区は近藤氏が立憲、共産支持層をほぼ固め、無党派層にも支持を広げてリードする。池田氏は自民、公明支持層を固め、追い上げを図る。余語氏は希望支持層以外への広がりを欠いている。

 4区は工藤氏が先行し、牧氏が追う展開。工藤氏は自民支持層の多くをまとめた。牧氏は希望支持層の大半に加え、立憲支持層や無党派層にも支持を広げる。西田氏も懸命に追い上げを図る。

 ◆愛知 15

1区(3)=名古屋市東・北・西・中区

吉田統彦 42 (1)[立](民)元

佐藤夕子 54 (1)[希] 元

熊田裕通 53 (2)[自] 前=[公]

2区(3)=守山・千種・名東区

古川元久 51 (7)[希](民)前

田畑毅 45 (2)[自][二]前=[公]

酒井健太朗 31 共 新

3区(3)=緑・昭和・天白区

近藤昭一 59 (7)[立](民)前


余語冴耶香 39 [希] 新

池田佳隆 51 (2)[自][細]前=[公

4388チバQ:2017/10/16(月) 23:32:27
 5区は元衆院副議長で10選を目指す赤松氏が無党派層にも浸透し、リードしている。神田氏は公明支持層を固め切れていない。野々部氏は支持の広がりを欠く。

 6区は自民に対し、野党は希望、共産に加え社民も候補を擁立。丹羽氏が自民支持層の大半を手堅く固めてリード。追う森本氏は希望支持層に浸透し、立憲支持層の一部にも食い込む。田上氏は共産支持層以外への浸透を図る。平山氏は伸び悩んでいる。

 7区は自民と無所属の一騎打ちとなり、鈴木氏と山尾氏が競り合う。鈴木氏は各年代に支持を広げ、自民、公明支持層を固めた。民進を離党した山尾氏は無所属での出馬となったが、希望や共産が候補を擁立せず、唯一の野党系候補として鈴木氏に挑む。無党派層の支持拡大が課題。

 8区は希望の公認を得られなかった伴野氏が無所属で出馬し、伊藤氏と横一線の戦い。伴野氏は幅広い野党の支持層や無党派層から支持を得ている。伊藤氏は自民、公明支持層を固めた。長友氏は支持が広がっていない。

5区(3)=中川・中村区など

野々部尚昭 47 [希] 新

赤松広隆 69 (9)[立](民)前

神田憲次 54 (2)[自][細]前

6区(4)=春日井、犬山、小牧市など

森本和義 51 (1)[希](民)元

丹羽秀樹 44 (4)[自][麻]前=[公]

平山良平 69 [社] 新

田上光徳 66 共 新

7区(2)=瀬戸(一部除く)、大府、豊明市など

山尾志桜里 43 (2)無(民)前

鈴木淳司 59 (4)[自][細]前=[公]

8区(3)=半田、常滑、東海市など

長友忠弘 58 共 新

伴野豊 56 (5)無(民)前

伊藤忠彦 53 (3)[自][二]前=[公

4389チバQ:2017/10/16(月) 23:33:58
9区は長坂氏と岡本氏が大接戦を展開。長坂氏は自民支持層の大半を固めた。岡本氏は希望支持層を手堅くまとめ、立憲支持層も取り込む。渡辺氏は立憲支持層の一部にも浸透する。

 10区は江崎氏が幅広い年代から支持を集め安定した戦い。自民、公明支持層をまとめ、無党派層からも一定の支持を得る。安井氏は希望支持層を固めた。杉本氏は維新支持層以外への広がりが鍵。板倉氏は伸び悩む。

 トヨタ自動車のお膝元の11区は、トヨタ系労組の支持を受ける古本氏が希望に加え、立憲支持層や無党派層にも浸透し、安定した戦い。八木氏は自民、公明支持層を固める。本多氏は共産支持層以外への広がりが課題。

 12区は青山氏と重徳氏が接戦を展開している。青山氏は与党支持層を固めた。希望の公認が得られなかった重徳氏は無所属で出馬し、立憲支持層や無党派層への浸透を図る。宮地氏は支持が広がっていない。

9区(3)=稲沢、津島、愛西市など

長坂康正 60 (2)[自][麻]前=[公]

渡辺裕 37 共 新

岡本充功 46 (4)[希](民)前

10区(4)=一宮市(旧尾西市除く)など

杉本和巳 57 (2)[維] 元

板倉正文 59 共 新

江崎鉄磨 74 (6)自[二]前=[公]

安井美沙子 52 [希](民)新

11区(3)=豊田市(旧稲武町除く)など

本多信弘 41 共 新

古本伸一郎 52 (5)[希](民)前

八木哲也 70 (2)[自][破]前=[公]

12区(3)=岡崎、西尾市

重徳和彦 46 (2)無(民)前

宮地勲 63 共 新

青山周平 40 (2)[自][細]前=[公

4390チバQ:2017/10/16(月) 23:35:17
 13区は前回と同様、大西氏と大見氏が互角の戦い。大西氏は希望や立憲支持層の大半を固め、無党派層にも浸透する。大見氏も与党支持層の大半をまとめた。下島氏は共産支持層以外への広がりを欠いている。

 14区は今枝氏がリード。自民支持層を固め、無党派層の一部も取り込む。前職の鈴木克昌氏から地盤を引き継ぎ、今回が初挑戦の田中氏は希望や立憲支持層以外からの支持を欠いている。金原氏は伸びていない。

 15区は根本氏が優位に選挙戦を進める。自民、公明支持層に加え、無党派層の一部にも食い込む。関氏は希望支持層のほか、無党派層への支持拡大で追い上げを図る。野沢氏は立憲支持層の一部からも支持を得るが広がりを欠く。

13区(3)=安城、碧南、刈谷市など

大西健介 46 (3)[希](民)前

大見正 59 (2)[自][麻]前

下島良一 71 共 新

14区(3)=豊川、蒲郡、新城市など

金原信之 57 共 新

今枝宗一郎 33 (2)[自][麻]前=[公]

田中克典 43 [希](民)新

15区(3)=豊橋、田原市

根本幸典 52 (2)[自][細]前=[公]

関健一郎 39 [希](民)新

野沢康幸 29 共 新

4391チバQ:2017/10/16(月) 23:57:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000012-spnannex-soci
小池都知事“仕方なく”都民ファースト 地方回る余裕なし… 
10/16(月) 6:01配信 スポニチアネックス
 ◇衆院選22日投開票

 衆院選唯一の日曜日となった15日、与野党党首は各地の街頭で演説を行った。選挙戦前半を振り返るため、スポニチ本紙は公示日から6日間の与野党8党首の遊説距離を独自集計。希望の党の小池百合子代表(65)は最少の「日本のこころ」中野正志代表(69)に次ぐ約2300キロながら、演説回数は最多だった。これまでの演説のうち約6割が東京に集中。東京都知事との“二足のわらじ”が批判される中、皮肉にも“都民ファースト”の傾向が浮き彫りになった。

 小池氏はこの日、都内11カ所を東から西へ横断する形で遊説。党本部がある池袋では公示日以来となる演説を行い、「安倍1強を許すか否かの選挙だ」と声を張り上げた。

 希望は報道各社の情勢調査で軒並み伸び悩む。小池氏は16日、都知事としての公務を入れず、選挙応援のため広島と九州に入る。そのまま各地でてこ入れを図りたいところだが、17日以降は公務が入っており、遊説先に制約を受けるのが実情だ。

 その傾向は前半戦を振り返ると顕著になった。本紙は事前に発表されていた各党の予定などをベースに、公示後の与野党8党首の遊説距離を集計。小池氏は約2300キロと下から数えて2番目だった。一方、回数は安倍晋三首相が28回だったのに対し、トップクラスの38回。こうした点を踏まえると、短い移動で遊説を重ねる傾向が浮き彫りになった。

 遊説場所は23回が都内で、全体の実に6割。その背景には“二足のわらじ”批判をかわすために、公務をおろそかにできない事情がある。さらに、新党を支える地域政党「都民ファーストの会」に所属する都議53人がいるため、他の道府県に比べて都内は態勢を整えやすいという点もある。

 「一枚看板」だけに、全国235人の候補の応援に入る余裕はない。苦戦を伝えられる地方のある陣営は応援を“希望”しているものの「うちにはどうやっても来ない。自力で最後まで戦うしかない」と諦めムードが漂う。

 選挙戦最終盤の21日深夜に羽田空港からパリ出張に向かう小池氏。そのため「最後のお願い」も東京25選挙区に擁立した23人の応援に力を入れる可能性が高い。これまで“小池ファースト”などと言われてきたが、“都民ファースト”な選挙戦に全力を注ぐことになる。

4392チバQ:2017/10/17(火) 00:02:23
>>4031
http://www.sankei.com/west/news/171016/wst1710160057-n1.html
2017.10.16 15:51
【衆院選】
大阪17区 “離合集散”極まれり-「維新VS反維新」の堺市長選から一変、「自・維・共」の従来対決に
 衆院選の大阪17区(堺市中、西、南区)に、「維新対反維新」の全面対決となった9月の堺市長選の余波が及んでいる。中央政界とはねじれた形になっていた市長選の構図が一変。中央政界と同じ構図で、これまで通りの日本維新の会と自民党、共産党による対決になった。ただ、市長選で現職を支援した自民、共産がたもとを分かち、同じく現職を推した民進党が構図から消えるなど、政党の思惑による“離合集散”は、有権者には極めて分かりづらい。ヒートアップする陣営の訴えは有権者に届くだろうか。

親子そろって苦杯

 「この選挙で、堺から維新の政治は『ノー』だと示さないといけない」

 堺市南区で10日に開かれた自民前職、岡下昌平氏(42)の出陣式。9月24日投開票の市長選で、維新の母体である「大阪維新の会」の公認候補を破ったばかりの竹山修身氏はそう声を張り上げた。

 続いて岡下氏は「野党は自分の保身に走り、国民不在の議論をしている」と批判を展開。念頭にあるのは、日本維新前職の馬場伸幸氏(52)の存在だ。

 大阪17区は、平成24年の前々回選挙で岡下氏の母、信子氏が、堺市議から国政に初挑戦した馬場氏に敗北。26年の前回選挙では、信子氏の跡を継いだ岡下氏が馬場氏に挑んだものの、黒星を喫して比例復活となった。親子そろって苦杯をなめた岡下氏の陣営だが、今回は「(自民推薦の竹山氏が勝利した)市長選の勢いを衆院選につなげたい」と意気込む。ましてや馬場氏は維新の幹事長。自民は勝敗の結果が今後の大阪政界の力関係を左右するとみて、公示前から二階俊博幹事長や小泉進次郎筆頭副幹事長ら幹部が相次いで応援に入っている。

昨日の友は今日の敵 「市長選とは枠組みが違う」

 市長選では、自民や民進党、社民党などが竹山氏を推薦したほか、共産党も自主的支援に回り、「反維新勢力」が結集した。しかし、今回は共産が新人の藤本幸子氏(42)を擁立。竹山氏を支援した民進は中央政界の余波で今回の選挙戦では、存在感をみせられておらず、自主投票だった公明が自民支援に回った。

 馬場氏の陣営は「連敗すれば党勢に関わる」と危機感を募らせる一方、「市長選とは枠組みが違う」と冷静さもみせる。維新関係者は「政党の地力ではこちらが上だ」と自信をのぞかせている。

 党幹事長として選挙戦の大半を全国遊説に費やす馬場氏は、地元での活動時間が少ない。今月12日の演説会では「市議選のときも含めて、選挙区にほとんどいない選挙は初めて。毎日不安で眠れない日々が続いている」と支援者に訴えた。

 1カ月も経たないうちに変わる選挙戦の構図は投票結果にどんな影響を及ぼすのか。選挙戦は1週間を切った。

4393チバQ:2017/10/17(火) 00:05:09
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160080-n1.html
2017.10.16 22:46
【衆院選終盤情勢】
維新苦境…「三都物語」瓦解と希望の党失速がたたる?
 産経新聞社がまとめた衆院選終盤情勢では、日本維新の会の窮状が際立った。候補者調整を行った希望の党の失速も手伝い、想定外の苦戦を強いられている。

 「一緒の党じゃないし、戦っているところもある」

 16日夕、東京・新橋での街頭演説を終えた松井一郎代表(大阪府知事)は記者団にこう語り、低迷が著しい希望の党を突き放した。

 松井氏は、希望の党代表の小池百合子東京都知事に大村秀章愛知県知事を加えた3首長で共通政策「三都物語」をまとめた。地方の3大トップの連携は自民、公明両党に対抗する衆院選の「第二極」として脚光を浴びたが、ほどなく大村氏が離反し有名無実化した。

 情勢分析では、近畿以外での比例議席獲得に黄信号がともった。候補者調整で希望の党が擁立を見送ったお膝元の大阪でさえ、多くの選挙区で他党に先行されている。

 ただし、土壇場での維新の巻き返しには定評がある。旧維新の党で臨んだ前回衆院選では、惨敗の下馬評を覆し議席1減で踏みとどまった。

 「これから一人一人の有権者にいかに会えるかだ」

 松井氏はこう強調し、最終盤に望みをつないだ。

4394チバQ:2017/10/17(火) 00:05:55
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160064-n1.html
2017.10.16 22:07
【衆院選】
原発、争点にならず 鹿児島3区、佐賀2区 「2030年ゼロ」の希望の党も触れず
 希望の党が「2030年原発ゼロ」を掲げ、衆院選の主要争点として原発政策が浮上した。だが、九州・山口の各選挙区をみると、候補者はほとんど原発に触れない。それどころか、電力の安定供給への原発の貢献ぶりを強調する希望の党候補者もいる。

 希望の党代表の小池百合子東京都知事は16日夕、鹿児島県薩摩川内市に駆けつけた。鹿児島3区の同党前職、野間健氏(59)の応援だった。

 市内には稼働中の川内原発がある。約10分の演説で、小池氏は情報公開や社会保障の制度改革を訴えたが、原発には一言も触れなかった。

 「ここじゃあ、言いにくいでしょう」。野間氏の陣営幹部はつぶやいた。

 野間氏も日々の演説では、原発については「明日からゼロにするわけではない。工程表を作るということだ」と説明する程度だ。原発周辺の遊説では「みなさまのご苦労があってこそ、電力の安定供給、地域の安定が図られている」と呼びかける。

 小池氏の演説を聞いた無職の男性(80)は「原発はこれまで何度も争点になった。安全に動いているし、納得している人も多いので言わなかったんだろう。ゼロというなら、具体的にどうするか示すべきだ。スローガンだけじゃいかん」と語った。

 生後数カ月の息子がいる主婦(43)も「地元経済のことを考えても、すぐにどうこうできる問題ではない」と述べた。

かぎ取る能力

 玄海原発がある佐賀2区も状況は同じだ。

 民進党から希望の党に合流した前職、大串博志氏(52)は、12日に玄海町で行った演説で、原発に一言も触れなかった。取材に対し「有権者から(原発について)問いかけを受けるかというと、そうでもない。国民が求めるものが何か考え、すぱっと打ち出すのが、世論をかぎ取る能力だ」と述べた。世論をかぎ取った結果、原発には触れないと判断したのだろう。

 小池氏は16日午後、大串氏の応援に佐賀県唐津市に来た。ここでも小池氏の口から「原発」の言葉が出ることはなかった。演説後、産経新聞の記者は「玄海原発のおひざ元(佐賀2区)で、原発ゼロの公約に触れないのはどうしてですか」と何度も声をかけた。小池氏は一切答えず、無言で車に乗り込んだ。

真正面から議論を

 もともと、希望の党が打ち出した「2030年原発ゼロ」は、実現への道筋を示せていない。

 小池氏は、東京電力福島第1原発事故後は「原発ゼロを達成できていた」と主張する。だが、これは石油や石炭、LNG(液化天然ガス)などを燃料とする火力発電をフル稼働した結果だ。経済産業省の試算によると、東日本大震災から平成27年度末までに計14.7兆円が、こうした燃料費として国外に流出した。日本の年間国家予算(一般会計)の15%にも当たる。

 希望の党の主張は、経済合理性や環境負荷低減に、目をつぶったものだ。原発ゼロ実現の代わりに、高い電気代や、突発的な停電を含む電力供給の不安定さが忍び寄る。

 課題を解決するには、新たな電源開発や省エネ進展が欠かせない。だが、2030年まで、あと13年足らず。新技術の開発・普及を考えれば、非現実的と言わざるを得ない。

 ただ、与党もこの点は及び腰だ。13日、薩摩川内市入りした安倍晋三首相も、前回の衆院選と異なり、原発について触れなかった。

 福岡の自民前職の候補は「原発について訴えても票につながらない」と言い切る。

 責任政党を任ずる自公の候補こそ、選挙ではエネルギー政策を真正面から捉え、訴える必要がある。

(高瀬真由子、中村雅和)

4395チバQ:2017/10/17(火) 00:07:26
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160006-n1.html
2017.10.16 05:00
【声をからして 衆院選ルポ】
沖縄1区 翁長王国陰り 揺れる民意 安保現実路線回帰もヘリ事故打撃
 衆院選が公示された10日、那覇市は真夏のような青空が広がり、最高気温は31.7度に達した。

 「再び1区から4区まで『オール沖縄』を勝利させ、もう安倍(晋三)内閣は沖縄の民意に歯が立たないという状況に追い込んでいこう」

 1区で出馬した共産党公認の赤嶺政賢は第一声でこう訴え、沿道の聴衆に向かって「オール沖縄」「民意」と繰り返した。

 オール沖縄とは、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の阻止を掲げ、県知事の翁長雄志を支持する勢力だ。平成26年の前回衆院選は直前の知事選で翁長が当選した勢いのまま県内全4選挙区で自民党を退けた。今回も全勝し、来秋に行われる知事選の翁長再選の前哨戦と位置づけたい考えだ。

 だが、選挙運動では共産党や反基地団体などに頼る面が大きく、「オール」の演出には限界がある。赤嶺に続いてマイクを握った共産党書記局長の小池晃は赤嶺の倍以上の15分を費やし、演説終盤に「比例では共産党をお広げください」とアピールした。

 赤嶺陣営が「沖縄の民意」を声高に叫ぶ姿からは逆に焦りもにじむ。500人(陣営発表)が集まったが、拍手は散発的で前回ほどの熱狂は感じられない。

 翁長は10日、那覇市内のオール沖縄の集会で「この選挙でもしっかりと民意を突き付ける」と語気を強めた。その翁長の人気にも陰りが見え始めている。

■  ■

 オール沖縄をめぐる情勢はこの3年で大きく変わった。辺野古問題では翁長の埋め立て承認取り消しをめぐる訴訟で県が国に敗訴し、政府による移設工事が軌道に乗りつつある。今年行われた宮古島など県内3市長選でオール沖縄が支援した候補は自民党が推す候補に全敗し、7月の那覇市議選でも翁長支持派が過半数割れした。

 退潮の背景には「『オール沖縄』を支持していた保守層が辺野古移設阻止という“幻想”から目を覚まし、自民党に戻ってきている」(自民党県連幹部)という事情がある。

 このため、赤嶺陣営は共産党色を極力出さない戦略に徹する。選挙事務所の看板に「共産党」の文字はない。代わりにあるのは「オール沖縄の代表」の文字と、翁長や翁長側近の那覇市長、城間幹子と握手する写真だ。

 11日には翁長を支持する県内市町村議32人が「保守・中道」の新たな政策集団を旗揚げした。革新の色を薄め保守層の離反を食い止める狙いがあるが、これも焦りの裏返しといえる。

 一方の自民党は衆院選をチャンスととらえ、「最低2選挙区の奪還」(県連幹部)を目指す。半数以上を取れば「沖縄の民意」を旗印にするオール沖縄に打撃を与えられるからだ。

 わけても最重点区に位置づけるのが翁長のおひざ元・那覇市を抱える1区だ。前回は共産党が全国の選挙区で唯一制したところでもある。ここで自民党が敗れれば、北朝鮮情勢が緊迫化する中で安全保障政策に影響が出る可能性もある。

 公示直前、官房長官の菅義偉は1区の自民党公認、国場幸之助に直接電話を入れ、こう厳命した。

 「絶対に負けるな」


■  ■

 「自公連立政権か、共産党を中心とするオール沖縄か。多くの課題を責任を持って解決できるのは自民、公明両党しかない」

 国場は10日の出陣式で、「責任」という言葉を用いて沖縄の地域振興などを訴えた。党総務会長の竹下亘は同日、県内の各選挙区を回り、「オール沖縄という現象が起き、所属すれば選挙に勝てるという風が吹いた時期があったが、それでいいのか」と批判した。

 自民党沖縄県連は4月、基地負担軽減をめぐる政策で「あらゆる可能性を追求する」との従来の表現を「辺野古移設を容認する」と変更した。曖昧な立場を捨て、対立軸を明確に打ち出すためだった。国場陣営幹部は「前回とムードは全然違う」と手応えをつかんでいた。

 しかし、公示の翌11日、暗転する事態が生じた。沖縄県東村の民間地に普天間飛行場所属の米軍大型輸送ヘリコプターが緊急着陸、炎上した。県民の反基地感情の高まりは自民党への逆風となる。沖縄入りしていた政調会長の岸田文雄は12日の遊説を取りやめ、翁長と面会するなど対応に追われた。国場陣営幹部は苦しい胸中をこう打ち明けた。

 「普天間飛行場の危険性除去のために辺野古移設を実現させる必要性を粘り強く訴えるしかない…」=敬称略(高木桂一、田中一世)

4396チバQ:2017/10/17(火) 00:08:13
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160059-n1.html
2017.10.16 21:12
【衆院選終盤情勢】
自公3分の2超へ 立憲民主、野党第一党も 希望、公示前下回る可能性
 産経新聞社は16日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で行った電話世論調査(12〜15日)に全国総支局の取材を加味し、22日投開票の衆院選終盤情勢をまとめた。自民党は300議席をうかがい、連立与党の公明党とあわせ衆院の3分の2(310議席)を超える見通しだ。希望の党は失速し、公示前の57議席を下回り40議席台となる可能性がある。立憲民主党は公示前(16議席)の3倍以上の50議席台が視野に入り、野党第一党に躍進する勢いだ。

 産経新聞など報道各社の序盤情勢では、自民、公明両党で300議席をうかがう勢いだったが、自民党はさらに伸長している。選挙区(289議席)のうち210議席前後を固め、平成26年12月の前回(223議席)を上回る230議席が視野に入っている。堅調な中国、九州地方などに加え、当初苦戦が予想された東京や大阪などの都市部でも優位な戦いを展開する選挙区が多い。

 比例代表(176議席)も前回の68議席前後を獲得するとみられ、最終的な獲得議席は前回の計291議席を上回る公算が大きい。

 公明党は複数の選挙区で接戦を展開し、比例は前回から定数が4減したこともあり、公示前の35議席の維持が難しい状況にある。ただ、与党で憲法改正の国会発議に必要な310議席の獲得は堅い情勢だ。

 野党では、過半数の235人を擁立した希望の党が低迷している。小池百合子代表(東京都知事)のお膝元である都内の選挙区でさえ圧倒的に優位に立つ候補は見当たらず、全国的にも広がりを欠く。比例は30議席に届かない見通しだ。

 一方、立憲民主党は北海道や東京、愛知などで複数の議席獲得が見込めるほか、比例でも希望の党を上回り30議席台が射程に入っている。

 公示前21議席の共産党は比例が伸び悩み、公示前14議席の日本維新の会も地盤の大阪で苦戦を強いられ、それぞれ議席を減らす見通しだ。社民党は選挙区で1議席を固め、日本のこころは議席獲得が厳しい。

 ただ、接戦区が30選挙区以上あるほか、態度未定の有権者が5割を超える選挙区もあり、今後情勢が変化する可能性もある。

4397チバQ:2017/10/17(火) 00:28:40
>>4125
>引退表明は一時、県内の同党参院議員の衆院転出の動きを再燃させたが、間もなく沈静化した。
林芳正:1区も関心もったんですね

4398チバQ:2017/10/17(火) 00:56:29
>>3926に前回の当選方法(小選挙区当選、比例復活、比例単独)を記載
希望57名の内訳
■都民ファースト(?)
[小当]若狭勝
■無所属
[小当]野間健(補欠選)
■自民離党
[比復]福田峰之
■民進早期離党組8名
[小当] 細野豪志 笠浩史 後藤祐一
[比復] 松原仁 長島昭久 木内孝胤(国替) 
    鈴木義弘 横山博幸
↑までが解散時「11名」のメンバー
■維新離党
[比単]小沢鋭仁(国替)
■民進離党組 
[小当] 階猛、小熊慎司、大島敦、田嶋要、井出庸生
渡辺周、古川元久、古本伸一郎、大西健介、泉健太(補欠選) 、
山井和則、井坂信彦、馬淵澄夫、岸本周平、玉木雄一郎、吉良州司
[比復] 松木謙公、升田世喜男、村岡敏英、近藤洋介、吉田泉
福島伸享、宮崎岳志、石関貴史、武正公一、小宮山泰子
坂本祐之輔、太田和美、奥野総一郎、本村賢太郎、神山洋介
今井雅人、牧義夫、岡本充功、田島一成、北神圭朗、津村啓介
柚木道義、小川淳也、、緒方林太郎、大串博志、松野頼久
寺田学[今回、比単] 、柿沢未途
[比単]中根康浩、

4399チバQ:2017/10/17(火) 01:00:35
茨城
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/iba/CK2017101602100029.html
激戦区を歩く 選挙サンデー 雨中の訴え
2017年10月16日
「ガンバロー」の掛け声で、こぶしを突き上げる雨がっぱ姿の運動員(手前)や支持者ら=土浦市で
写真
 衆院選は十五日、選挙サンデーを迎え、各候補者はあいにくの雨の中、街頭で政策を訴え、声をからした。共同通信の序盤の情勢調査で、与党が優勢とされる中、野党勢力の盛り返しはなるか。接戦と伝えられた1区と6区の候補者を追った。 (衆院選取材班)
◇1区 競る前職 不安要素抱え

◆立候補者 【届け出順】
川辺賢一30 幸福実現党県代表 諸新 
福島伸享47 (元)震災復興特理事 希<前><2>
田所嘉徳63 (元)法務政務官   自前<2> =公
大内久美子68 (元)県議      共新 
 四人が立候補した1区。序盤調査で、自民と希望の前職が競るとされるが、それぞれに不安材料もある。
 自民前職の田所嘉徳さんは、水戸市のJR赤塚駅近くで演説し「昨日今日できた政党が、緑の独裁者の下でいろいろ画策している。奇策を弄(ろう)して政治を動かそうというのは、わが国にマイナス」と希望の小池百合子代表を批判する。
 陣営は組織を固めるが、八月の知事選のしこりを残す。党が擁立し当選した大井川和彦さんに対し、自民の支持基盤の業界団体の多くが橋本昌さんを推した。
 自民党県連は、大井川さんを積極的に応援しなかった県議六人に議会の会派の離脱などの処分を出した。業界団体には、県連幹部から上層部の交代を求めるような発言もあった。橋本さんを応援した県建設業協会は「衆院選は従来通り自民支持」などと強調するが、各団体が一枚岩になれるかが焦点になる。
 希望前職の福島伸享さんは、雨の中を愛用の三輪バイクで筑西市を移動しながら演説。「安倍首相は権力を私物化している。こうした政治になったのも対抗勢力がないためだ。希望が新しい国民政党になるよう働きたい」と意欲を示した。
 前回は共産党の候補者との得票を足せば、自民を上回ったが、今回、野党共闘はない。希望の勢いも落ちている中、連合茨城の推薦を受け浸透を図る。
 共産新人の大内久美子さんは、つくば市で党の小池晃・書記局長らと合同演説会に臨んだ後、水戸市に戻って街頭に立った。改憲について「最も問われている問題。子どもや孫に、平和憲法こそ手渡したい」と反対を訴えた。
 諸派新人の川辺賢一さんも水戸市内を回り、「日本の防衛と国民主役の経済をかけた選挙。しっかりと主張を訴え、議席を確保したい」と抱負を語った。
◇6区 後継者選び 残るしこり

◆立候補者 【届け出順】
国光文乃38 (元)厚労省課長補佐 自新  =公
青山大人38 (元)県議      希新 
古沢喜幸71 (元)土浦市議    共新 
 「他の二人は土浦の人。ここでは、まだまだ厳しい戦いです」。自民新人の国光文乃さんはこの日、土浦市内のスーパー前で声を張り上げた。
 国光さんは厚生労働省の元技官で、引退した丹羽雄哉元厚相の地盤を引き継いだ。後継選びでは、いったん指名された地元県議が辞退し、別の県議も候補に挙げられた。地元はまとまらず、党本部の主導で「落下傘候補」に決まった。
 国光さんは「行く場所によっては今も針のむしろ」と後継選びのしこりを認めながら、「決まった以上は進むしかない。自分を理解してもらい、自民支持層を固めることに尽きる」と語る。支援する市議は、希望の党発足で、自民がまとまることを期待する。「対抗軸ができて、やりやすくなった」
 一方、希望新人の青山大人さんは、つくば市内のスーパーで「当選しても地域に住み、地域の未来を語りたい。地元の政治家を育てて」と訴えた。
 元県議で二度目の国政挑戦となる青山さんは、民進から希望の党の公認になった。集会では「政党がなくなってしまった」「政党のことは、許してください」とも話す。「党より人」と地元出身を強調し、国光さんに対抗する。
 前回の得票数では、丹羽さんが十一万九千で、青山さんの八万五千と、共産の二万五千を合わせれば拮抗(きっこう)し、当初は、野党共闘を模索する動きもあった。
 共闘を模索した共産党の地元幹部は「青山さんは、無所属で野党共闘すれば、優位になったはず。自民に取られるよりはいい。6区は候補者を降ろせたのに」と残念がる。
 共産新人の古沢喜幸さんはこの日、つくば駅前で党の小池書記局長らと「貧困の連鎖を政治が変えなければいけない」と支持を呼びかけた。

4401チバQ:2017/10/17(火) 01:12:48
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710160000131.html
自民全敗なら沖縄選出ゼロの可能性 比例名簿も下位
[2017年10月16日8時45分 紙面から]
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 衆院選は15日、ラストサンデーを迎えた。今回の構図は、自公VS希望&維新VSリベラル系の三つどもえ戦。しかし沖縄は、自公と、前回4つの小選挙区をすべて勝った「オール沖縄」が、再びの激突だ。

 14年衆院選で、4つの小選挙区で全敗(すべて比例復活)した自民党は、ヘリ事故がもたらす影響を懸念する。有権者の動向を左右する可能性もあり、同党沖縄県連幹部は取材に「選挙戦への影響がないとはいえないかもしれない」と話した。県連側も「県民感情を逆なでするような事故」(関係者)とするが、安倍政権の政策そのものへの反発が広がりかねないからだ。

 もう1つの不安材料もある。定数削減による候補者調整の影響で、今回比例代表と重複する4候補の名簿順位は前回より低く、他の九州ブロックの候補と同じ一律4位。現状で自民は同ブロックで7〜8議席程度の獲得が見込まれるというが、比例単独候補が3人おり、残りを比例復活組が争奪する形となる。もし小選挙区で負けた場合、前回のように全員が比例復活できる保証はないといい、最悪の場合、県選出の自民党衆院議員がゼロになる可能性もなくはない。県連幹部は「何が何でも小選挙区で勝ちたい」と、意気込んだ。

4402チバQ:2017/10/17(火) 01:14:42
http://www.sankei.com/region/news/171016/rgn1710160034-n1.html
2017.10.16 07:09
【衆院選】
公明「票くれるなら野党でもいい」 自民に圧力「緩めば次回応援せず」

 ■山口代表ライバル新党を“口撃”

 衆院選(22日投開票)で、公明党が気をもんでいる。比例九州・沖縄ブロックでは現有4議席の維持を必達目標とするが、新旧野党が林立したため、厳しさが増す。公明党は街頭演説で希望の党や立憲民主党への批判を強める一方、友党・自民党に対して、協力を求めてプレッシャーをかける。(村上智博)

 「庶民の目線で政策を実現できる公明党が(与党に)いる安心感こそ、大事なんです。勝たせてください」

 公明党の山口那津男代表は13日夕、西鉄久留米駅前(福岡県久留米市)で、声を張り上げた。

 さらに、希望の党を「仮面をかぶっても中身は民進党出身者ばかり。首相候補が誰か答えられない政党に明日は託せない」と批判すれば、返す刀で立憲民主党を「東日本大震災の対応で、後手後手に回った旧民主党政権を思い出す」と切り捨てた。

 演説の場には、地元、福岡6区から立候補する自民党の前職、鳩山二郎氏(38)もいた。鳩山氏は昨年10月の補選で、保守分裂の激しい選挙を戦い、初当選した。それだけに「補選で公明党さんは自主投票だったが、95%以上は私に投票をいただいた。その恩は返す。4議席死守のため私も頑張ります」と呼びかけた。

 「恩は返す」。その言葉に、山口氏はうなずいた。

 ■こちらは不利

 公明党は前回の衆院選(平成26年)で、比例九州・沖縄ブロックで103万票を獲得し、初めて4議席目に届いた。今回、前職4人と新人2人を擁立した。

 今回の衆院選で、同ブロックの定数は1減る。「現職を落としては、党の一大事だ」(公明党幹部)と危機感を抱く。

 しかし、序盤の各種世論調査に、党関係者の表情はさえなかった。4議席目を失う可能性も伝えられたからだ。

 同党の広報担当幹部は「メディアで自公の結束ぶりばかりが報じられ、教育費の負担軽減など公明党色が薄まったのが原因だろう。自民党は圧勝ムードでも、こちらは不利だ」と分析した。

 比例代表は、選挙区に比べ“風”の影響を受けやすい。

 希望の党は失速気味だが、立憲民主党は支持を広げている。公明党福岡県本部のある幹部は「イメージばかりで勝負する新党に、有権者、特に女性層の期待感が高まっている。勢いを断ち切らないとだめだ」といらだちを隠せない。

 ■神経ピリピリ

 公明党は、支持母体の創価学会を中心に、小選挙区ごとに約2万票程度を持つとされる。この票とバーターで、自民党候補から比例の応援を取り付ける。

 福岡では公示直前、自民党県連の蔵内勇夫会長と、創価学会の山本武総九州長が面会し、現場レベルの支援を約束した。

 同県筑後市議でもある公明党の山下秀則筑後総支部幹事長は、福岡7区を駆け回る。

 自民党前職の藤丸敏氏(57)の地盤だ。藤丸氏の街頭演説や演説会に同席し、「比例票は公明党へ」と念を押す。

 山下氏は「公明党へ無理に票を回さなくてもいいやと緩んだり、(藤丸氏の陣営が)こちらに協力的でないなら、次の衆院選で応援はない。自民党側に、しっかりプレッシャーをかける」と話した。

 ただ、現場レベルは複雑だ。2年後の平成31年春には統一地方選がある。県議や市町村議にとって、公明党はライバルになる。公明党への支援に二の足を踏む地方議員は多い。さらに1、8区の自民党候補は、公明党の推薦を受けておらず、協力は成立しない。

 熊本県内でも、公明党は神経をとがらせる。

 自民党は前職を一人、比例単独候補に回した。そのため4区の前職、金子恭之氏(56)は「比例は自民」と訴える。

 さらに、1区の木原稔氏(48)は、公明党と距離を置いてきた。木原氏は今回、希望の党前職の松野頼久氏(57)との一騎打ちで、大接戦となっているが、公明党からの推薦は受けなかった。

 この状況で、公明票の一部は、松野氏に流れているようだ。創価学会関係者は「比例を公明に回してくれるなら、松野氏のような野党でもいい」と声を潜める。

 衆院選の投開票まで1週間となった15日、九州・山口各地の候補者は、あいにくの雨をものともせず、支持を訴えた。

 九州最大の繁華街、福岡・天神地区では、福岡2区の元職が事務所スタッフらとともに練り歩いた。レインコート姿の候補者は、次から次へと通行人に声をかけ、握手して回った。

 交差点では、マイクを握り「これ以上、社会の格差を広げるのか。多くの皆さんは望んでいらっしゃらないと思う。選挙でしか、(有権者の)声は届けられない。託してほしい」と訴えた。

4405名無しさん:2017/10/17(火) 07:54:38
チバさんありがとう!(o´∀`)b

4406とはずがたり:2017/10/17(火) 10:48:15
「金子恵美」に落選警報… 地元ブレーンから“絶縁宣言”
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171016-00531300-shincho-pol
10/16(月) 5:56配信 デイリー新潮

 スキャンダルに事欠かない「魔の2回生」は、来たる総選挙で審判の時を迎える。日本海を隔て、北朝鮮と対峙する新潟選出の金子恵美前議員には、何かと世を騒がせているJアラートのように、「落選警報」が鳴り響く。背景には、地元ブレーンの“絶縁宣言”があるというのだが、そのワケとはいったい……。

 ***

 総務政務官として与えられた公用車で、我が子を議員宿舎から保育園まで送迎していたことを本誌(「週刊新潮」)に報じられた金子氏。その夫は、不倫を「週刊文春」で取り上げられ、衆院議員を辞職した宮崎謙介氏だ。そんなスキャンダラスな夫婦に対し、地元の新潟4区では厳しい視線が注がれているという。

 地元記者が解説する。

「金子氏は、前々回の選挙こそ約1万4000票差で民主党公認の菊田真紀子氏に勝ち初当選となりましたが、3年前の前回選挙では、自民に追い風が吹いたにもかかわらず、約3000票差まで追い上げられた。今回はスキャンダルの影響もあって、かなりの激戦になるでしょう」

 本来なら、地元の後援会組織がフル稼働──と言いたいところだが、肝心の選対本部で“異変”が起きていた。

「金子さんの選挙区には7人の県議がいるけれど、今回は県議団が選対に入らないことになってしまった」

 と明かしてくれたのは、自民のさる県連幹部だ。

「地元のブレーンたる選対本部長には、これまで2回とも県議会議長を務めるほどの重鎮が就いていた。ところが、この選挙では、金子さんがその2人に本部長就任を断られてしまいました」

クーデターまで勃発
 もともと県議から国政に打って出た彼女にとって、古巣から総スカンをくらったワケだが、さらには、クーデターまで勃発していたと先の幹部が続ける。

「今年5月頃、党が行った調査で金子では勝てないという数字が出た。それを受け、県連内では公認候補を替えて欲しいという意向を党本部に上げたのです」

 身内からの“離反”はなぜ起きたのか。

 地元市議が話を継ぐ。

「結局、金子さん本人は夫の不祥事も公用車疑惑の時も、地元議員一人一人にキチンと説明もお詫びもしなかった。選挙の時に支援者をまとめ、ポスター貼りなど裏方仕事を担うのは県議や市議たち。普段は東京に行ったきりで連絡も寄越さなければ、反感をかってしまいます」

 決定的だったのは、9月13日、選挙区の加茂市内で開かれた「議員在職10周年パーティー」だったとは別の後援者で、

「新潟出身の歌手・小林幸子も来るという触れ込みでしたが、こういった宴席は事前に議員らの予定を聞き回り、最大公約数で日取りを決めるもの。なのに、この日に来なさいとばかりにいきなり招待状だけ寄越してくるもんだから、呆れて欠席する者も多かったよ」

 で、当の金子氏に聞くと、

「もし、そういう声が上がっているとしたら真摯に受けとめます。もう公認を頂いていますので戦うだけです」

 地元を疎かにしては、自民党の大量絶滅に加勢してしまいますゾ。

「週刊新潮」2017年10月12日神無月増大号 掲載

新潮社

4407とはずがたり:2017/10/17(火) 13:48:39
生駒駅改札口、共産党が活動、駅前ロータリーには自民党街宣車

4408コピペ脳:2017/10/17(火) 18:48:28
https://www.minshin.or.jp/a/112707

10月18日(水)

前原代表日程
•12:00 滋賀4区徳永久志候補・街頭演説 近江八幡駅南口
•13:30 滋賀2区田島一成候補・街頭演説 彦根駅西口

•16:00 岐阜5区あちは吉信候補・街頭演説 バロー三起屋店前(土岐市泉町久尻42-1)
•18:55 岐阜4区今井雅人候補・個人演説会 JAひだエーピク(下呂市森800-1)

4409コピペ脳:2017/10/17(火) 20:12:31
http://www.isenp.co.jp/2017/10/17/8911/
衆院選世論調査 三重1、2、4区で自民優勢 3区は無所属リード
2017-10-17 政治

伊勢新聞社は12―15日までの4日間、衆院選の三重県内小選挙区と比例区の世論調査を実施した。「投票に行く」「期日前投票に行った」と答えた人に投票先を尋ねたところ、1、2、4区では自民の前職、3区は無所属の前職が優勢となった。前職同士の激戦とされる1区と2区では、いずれも自民候補が無所属の対抗馬を引き離している状況。ただ、回答した人の約4割が投票する候補者を決めていないため、終盤で情勢が変わる可能性もある。

調査対象は市町の有権者数に応じて無作為で抽出。投票する候補者や政党などを電話で尋ね、投票する候補者を「決めている」と回答した千人を有効回答とした。「投票先をまだ決めていない」と答えた41・9%は、集計に盛り込んでいない。

■1区
松田 直久63無前
田村 憲久52自前

前職同士の激戦とされる1区だが、田村氏が松田氏を大きく引き離している。地盤の松阪市だけでなく、津市内でも確実に支持を拡大。このまま差が縮まらなければダブルスコアとなる可能性もある。

松田氏は野党共闘を背景に立憲民主や希望、共産など幅広い支持層から取り込んでいるものの、新たに選挙区となった松阪市だけでなく、市長を務めた津市でも苦戦。浮動票の獲得が課題となる。

■2区
中川 正春67無前
川崎 二郎69自前

県内小選挙区で最も激戦の様相を呈しつつも、川崎氏が11ポイント差で中川氏をリード。地盤の伊賀市で中川氏の3倍以上に当たる支持を集めているほか、名張市と亀山市でも中川氏の2倍以上を獲得している。

中川氏が川崎氏を上回っているのは地盤の鈴鹿市だけで、その差も川崎氏のリードを巻き返せるには至らず。野党共闘で期待された共産票も鈴鹿市内にとどまる。四日市市の南部は伯仲の戦いとなっている。

■3区
坂本 麻貴33幸新
岡田 克也64無前
野村 真弘61共新
島田 佳和47自前

「岡田王国」は健在。無所属で立候補しつつも4氏のうち断トツのリードで島田氏に3倍以上と圧倒的な差を付けている。四日市市や桑名市を中心に、選挙区全域で支持を固めている。

島田氏は新しい選挙区での浸透に苦戦している。東員町や菰野町では健闘するが、ごくわずかな追い上げ。自民の支持層でも岡田氏への投票を決めているケースも多く、自公の支持を固め切れていない状況だ。

新人の坂本、野村両氏は健闘しつつも伸び悩んでいる。特定の支持層以外にも浸透できるかが課題。

■4区
三ツ矢憲生66自前
谷中 三好57共新
藤田 大助41希元

三ツ矢氏が藤田氏を3倍以上の差で引き離す展開。自公の支持層を着実に取り込み、全域で支持を固めている。新たに選挙区となった多気郡でも堅調。大票田の伊勢市では藤田氏の4倍に迫る。

藤田氏は希望以外の支持層からも獲得しているが、強固な保守地盤を前に苦戦。地元の度会町でも三ツ矢氏を下回っている。希望による比例復活も視野に、できるだけ積み重ねたいところ。

谷中氏は知名度不足もあってか、浸透していない状況。

■比例区
比例区で投票する政党を「決めている」と答えたのは65・4%。投票予定の政党では自民が最も多く、全体の22・8%を占めた。連立政権をつくる公明の6・1%を合わせると、3割に迫る。

自民に次いで多かったのは立憲民主の9・6%。希望の5・2%を上回った。立憲民主は3区、希望は4区で割合が高い。このほか、共産2・4%、社民0・2%、幸福実現0・1%となっている。

4410チバQ:2017/10/17(火) 20:23:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-17122035-webtoo-l02
衆院選青森 首長の自民支持鮮明/応援マイク握る姿、国政パイプに期待
10/17(火) 12:20配信 Web東奥
衆院選青森 首長の自民支持鮮明/応援マイク握る姿、国政パイプに期待
衆院選で、県内首長が積極的に自民党候補の応援マイクを握る姿が目立つ
 22日の投開票まで、折り返し地点を過ぎた衆院選。自民党優勢が伝えられる中、青森県内市町村長が同党候補と並び、応援のマイクを握る姿が各地で見られる。自民党が政権復帰して5年近くがたち、政権運営の安定や国政パイプに期待して支持するとの声が聞かれる。

 「ぶれずに青森市と青森県を一緒に前に率いていただける津島候補。私と三村知事と国政とスクラムを組んで、前に進み、仕事をつくり、健康な青森市をつくりたい」。16日夕、青森市内の街頭。1区の自民党・津島淳候補の横で、小野寺晃彦市長が声を張り上げた。その隣にいた三村申吾知事も「市政、県政、国政一体でふるさと青森の元気をつくっていこう」と熱弁を振るった。

 3選挙区で与野党が対決する中、県内首長の多くが自民党候補の街頭活動や集会にはせ参じるなど態度を鮮明にしている。

 11日、五所川原市での3区の同党・木村次郎候補の街頭演説で、平山誠敏市長が応援マイクを握った。

 平山氏は県議時代、木村氏の父で守男元知事への不信任決議案提出に加わった経緯から「木村系」と距離感があるとされてきた。一方で、野党勢力への不信感を抱く。平山氏は民主党政権時代に病院整備などの予算が削減され、混乱を招いた-と主張し、街頭や集会で自民支持を声高に訴えている。

 同じ11日、三戸町で行われた2区の自民党・大島理森候補の街頭演説。隣に松尾和彦町長の姿があった。「大島先生に国政でしっかり頑張っていただきたい」と呼び掛け、握手を交わした。

 松尾氏は県議時代、民進党に所属し、党県連政調会長を務めていた。2016年参院選では同党の田名部匡代氏への支持を訴えた。その後、町長選出馬のため離党。現在は無所属の立場をとっている。

 11日は希望の党の工藤武司候補も同町で街頭演説したが、松尾氏は顔を見せなかった。松尾氏は「自民側からは要請があり、(工藤氏からは)要請がなかった」と述べるにとどめた。町長支持者は「この地域の民進系は『田名部系』。工藤氏に義理はない。町長として国政与党の候補者と良好な関係を築くのは当然」と理解を示した。

 大島氏が11日に階上町で行った街頭演説には、浜谷豊美町長が参加した。浜谷氏は田名部氏を長年支援し、14年の前回衆院選では田名部氏の応援にも立った。浜谷氏は取材に「大島先生に世話になった恩返しをしなければいけない。今回は政党ではなく人で、大島先生を支援する」と答えた。

4411チバQ:2017/10/17(火) 20:25:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000523-san-pol
衆院選「魔の大阪4区」制すのは? 宙に浮いた民進票の行方に注目
10/17(火) 12:08配信 産経新聞
衆院選「魔の大阪4区」制すのは? 宙に浮いた民進票の行方に注目
小選挙区比例代表並立制導入後の衆院大阪4区の当選者(写真:産経新聞)
 衆院選に小選挙区比例代表並立制が導入された平成8年以降、選挙区で連続当選した候補者が出たことがなく、「魔の選挙区」と呼ばれる大阪4区(大阪市北区、都島区、福島区、城東区)は、自民党、日本維新の会、共産党が争う三つどもえの構図となった。民進党から立候補予定だった元職が比例北陸信越ブロックの希望の党候補に転じ、宙に浮いた形の民進票の行方にも注目が集まっている。

 「ひょっとしたら、民進票がこちらに流れてくるかもしれない」。激しい選挙戦が繰り広げられる大阪4区で、自民前職の中山泰秀(やすひで)氏(47)の陣営幹部はそんな期待を抱いている。

 中山氏は、初の女性閣僚として厚生相を務めたマサ氏を祖母に持ち、祖父や父も元国会議員というサラブレッドだが、選挙では苦汁をなめてきた。旧民主党が政権交代を果たした21年の衆院選は落選。維新旋風が起きた24年も比例復活に甘んじた。今回も「一票の格差」是正に伴う選挙区割り変更の影響で、これまで得票数の多かった東成区が大阪4区から外れた。そんな厳しい事情が「民進票が来てくれれば」という幹部の期待の背景にある。

 8437票。前回26年の衆院選で、選挙区を激戦の末制した中山氏と、次点だった維新新人の吉村洋文現大阪市長の得票差だ。今回大阪4区を離れて希望の候補として比例北陸信越ブロックへ移った吉田治氏が、このとき獲得したのが2万4213票だった。

 この“民進票”が、維新新人の美延映夫(みのべ・てるお)氏(56)に流れる可能性については関係者の多くが「それはない」との見方を示している。前回選で吉田氏を支えた府内の労働組合員でつくる「連合大阪」と、維新創設者の橋下徹氏が府知事や大阪市長時代に全面対決したことが理由だ。今回、連合大阪は組織として「自主投票」を決めたが、幹部は「維新の伸長は許さない」と断言する。

 こうした中、美延氏の陣営は「選挙区での必勝」を掲げ、背水の陣を敷く。維新は、政策や理念が似通う小池百合子東京都知事率いる希望との候補者調整には成功したが、比例では競っており、「復活当選を当てにできない」(美延氏の陣営幹部)からだ。

 美延氏は、橋下氏が大阪市長だった時代に市議会議長も務めたベテランの元市議。維新代表の松井一郎大阪府知事は公示日の10日に応援に駆けつけ、「維新の身を切る改革を進めてきたリーダーだ」と持ち上げた。前回選で中山氏に惜敗した吉村氏も頻繁に美延氏と街頭に立ち、応援に力を入れる。

 美延氏が15年以来4期連続で市議を務めた北区では衆院選と同じ22日投開票で市議補選(欠員1)があり、後継の新人、高山美佳氏(25)とともに票の掘り起こしに奔走する。一方、共産前職の清水忠史氏(49)は「維新は自民の補完勢力」と訴えながら大阪4区だけでなく近畿一円を回り、比例票の獲得に全力を注いでいる。

4412チバQ:2017/10/17(火) 20:27:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000049-kyt-l26
衆院選・京都府、野党連携にきしみ 比例票争奪、各党が神経戦
10/17(火) 11:24配信 京都新聞
衆院選・京都府、野党連携にきしみ 比例票争奪、各党が神経戦
比例票の投票を呼び掛けて回る立憲民主党の幹部。全国では共産党などと共闘するが、京都では距離を置く(京都市)
 衆院選(22日投開票)は後半に入った。各政党が支持拡大に総力を挙げる中、京都府内では野党の連携にきしみがみられる。全国的には、希望の党と日本維新の会、立憲民主党と共産党がそれぞれ選挙区をすみ分けているが、京都1区と3区では地域事情もあって協力の図式が当てはまらず、比例票争奪の思惑も絡んだ神経戦を繰り広げている。
■立憲民主と共産に溝
 15日午後、下京区の京都タワー前。「民主党・民進党時代をともに過ごした京都の仲間を応援してほしい」。立憲民主幹事長の福山哲郎参院議員(京都選挙区)は、党の候補を立てていない府内の小選挙区で、希望公認や無所属で立つ民進系前職4人の支持を訴えた。
 その1時間半前。同じ場所に共産の志位和夫委員長が立ち、「全国で野党3党が一本化して戦っている」とアピールしていた。京都では立憲民主と共産の間で候補者を調整していないが、共産は前職穀田恵二候補を立てた1区を「必勝区中の必勝区」と位置付ける。野党共闘と一線を画す福山氏の発言に、穀田選対の幹部は「1区では穀田を推すとなぜ言えないのか」と怒りをにじませる。福山氏は昨夏の参院選京都選挙区で38万9千票を獲得。うち1区分は約6万5千票で、動けば選挙を大きく左右するからだ。
 一方、立憲民主の発足は府内にも波及している。連合京都傘下の私鉄総連京都地協が、準組織内候補(大阪)の立憲民主入りを受けて民進系の応援から一斉に手を引き、部落解放同盟京都府連も希望が民進との合流時に外国人の地方参政権反対を打ち出したことに反発し、「比例は立憲民主」で動いている。
 共産は、民進の分裂によって政権批判票が流れ込むのを期待する。今回初めて穀田氏が社民党本部から「支援」を獲得。11日には、自由党の小沢一郎代表が穀田氏の選挙事務所に立ち寄った。応援先の兵庫県から急きょ引き返した穀田氏と握手を交わすと、小沢氏は「共闘する野党で最もまとまり、力を持つのが共産。その窓口が穀田さんだ」と激励した。
 立憲民主以外との野党共闘は順調なだけに、穀田氏の選対幹部は「(どうせなら福山氏は)京都以外の全国へ遊説に飛び回ってほしい」と神経をとがらせる。
■維新は希望批判
 維新が府内で唯一、候補を立てた3区では、存在感を高めようと希望への批判を強めている。
 希望の小池百合子代表と維新の松井一郎代表が大阪で合同演説会を開いた14日。3区の長岡京市や向日市の街頭で、維新新人の森夏枝候補は「私は選挙のために党を移ったりしない」と、希望前職の泉健太候補を批判。「希望も『身を切る改革』をやるといっているが、これまでやっていない」
 維新は、東京と大阪の選挙区で候補者をすみ分けたが、他地域では「切磋琢磨(せっさたくま)する」とした。党本部は京都で地盤を築くために送り込んだ森氏を、比例近畿の単独1位に載せた。
 ただ、昨年の衆院補選では泉氏が森氏の3倍以上の票を集めて圧倒した。14日、伏見区の街頭で泉氏は「自民を割って出た小池代表を野党側に引き込み、希望の綱領には『立憲主義』も入った。野党の立ち位置だ」と、自民との対抗勢力であることを強調した。
 希望は比例の上積みにも力を入れる。大阪の小選挙区で希望が候補を立てなかったため、近畿ブロックの比例票は民進時より減る可能性がある。泉氏は12年と14年は比例復活で議席を維持してきた。希望への合流で離れる支持者も予想され、「今回は選挙区で落選すると、比例復活は厳しい」(選対)と引き締める。
 京都1区は自民前職の伊吹文明、希望新人の嶋村聖子、3区には共産新人の金森亨、自民前職の木村弥生、無所属新人の小田切新一郎の各候補が立候補している。

4413チバQ:2017/10/17(火) 20:28:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000017-at_s-l22
労働組合票どこへ 連合静岡、民進分裂で揺れる
10/17(火) 9:05配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
労働組合票どこへ 連合静岡、民進分裂で揺れる
連合静岡の関係者らが集まった決起大会。民進党の分裂に揺れている=11日、磐田市内
 22日投開票の衆院選で、静岡県内約20万人とされる労働組合票の行方が見通せない。民進党が希望の党と立憲民主党に事実上分裂し、これまでの選挙で民進党県連と足並みをそろえてきた連合静岡は、持ち前の組織力を生かせない状況にある。推薦を出したのは3区の無所属候補と6区の希望の党公認候補だけ。残る6選挙区は自主投票で、傘下労組の対応もばらばらだ。

 希望の党の公認が得られず3区から無所属出馬した前職が11日夜、磐田市内で開いた決起大会。連合の神津里季生会長が、集まった支援者に「決まった政党と政策協定を結ばなかった。候補者本人と政策協定を結んで戦うと決めた」と今回の衆院選に臨む連合の方針、決起大会に駆けつけた背景を説明した。

 13日夜、沼津市内で開かれた6区の希望の党候補の決起大会では、連合静岡沼駿三田地域協議会の村田康文議長(UAゼンセン)が「政党よりもこれまでの関わりが大事。絶対に落とすわけにはいかない」と強調した。

 県教職員組合は3区と6区について連合静岡の決定に従う方針を確認した上で、憲法改正への考え方などを巡り希望の党の理念とは方向性が合致しないとし、「立憲民主党への支援は妨げない」との立場を示す。自治労県本部も3区、6区で連合方針に沿うほか、1区では立憲民主党新人の支援に動く。

 一方、静岡電力総連は、希望の党が掲げる「2030年までに原発ゼロ」に対し「インパクトが強く、ショックだった」(関係者)と違和感を隠さず、電力政策へのスタンスを見極めた上で支援候補を決めるとする。

 希望の党の公認に伴い、党の意向で1区から7区に選挙区替えした民進党出身候補の陣営には、連合静岡の職員が出入りし、ポスター貼りや事務作業を手伝う。支援の内実はまだら模様で複雑だ。

 連合静岡の対応が揺れる中、民進党県連は3区を除き、党本部の意向に沿って希望の党公認候補の支援を決めている。県中部の自民党候補が個別企業の労組から推薦を得るなど、これまでにない動きも出始めている。

静岡新聞社

4414チバQ:2017/10/17(火) 20:30:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00029935-nksports-soci
福島を自民は守れるか?「逆風」吉野復興相に危機感
10/17(火) 8:57配信 日刊スポーツ
福島を自民は守れるか?「逆風」吉野復興相に危機感
福島5区 立候補者(届け出順)
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 「牛と衝突」「人がいます」「ここは帰還困難区域です」。2011年3月11日に発生した東京電力福島第1原発事故から6年7カ月。国道6号の沿道に立てられた注意喚起の看板や標識は色あせていた。大熊町、双葉町の立地町を含む福島5区。原発政策が争点の1つに上がる中、自民党の吉野正芳氏(69)が復興相として初の選挙を戦っている。

 11日、楢葉町役場前に立った吉野氏は「政治の安定なくして経済の発展なし。経済の発展なくして、社会福祉もまち作りもすべてない」と自公政権への投票を訴えた。「東北でよかった」発言で更迭された今村雅弘前復興相の後任として、4月に就任したばかり。再選して「ロボット研究開発拠点などを集積する『イノベーションコースト』構想を推進し、日本で一番稼げる地域にしたい」と話した。

 対抗馬として立候補したのは民進党前職で今回は希望の党から出馬する吉田泉氏(68)。前回の衆院選で吉野氏に敗れ、昨年引退を表明していたが、今年7月に繰り上げ当選で復活。後任候補の擁立が難航し、支持者らに推される形で、先月末に出馬を決め、希望の党に合流した。吉田氏は「小池百合子代表は、日本人ばなれしたスケールとセンスを持っている。少々荒っぽいが我々民進党出身者がわきで支える」と支持を訴える。

 昨年の参院選では、野党共闘が実現し、自民党の岩城光英法相が落選した。今回、福島5区では野党が割れたが、吉田陣営は「希望の党には、無党派層から一定の期待感がある」と手応えも口にする。吉野陣営は「前復興相の発言の影響は大きく、モリカケ問題も影響している」と危機感を隠さない。吉野氏は「逆風だと思っています。当選しないことには復興相として働けない」と、スニーカーに鉢巻き姿で精力的な選挙を続けている。【清水優】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00029936-nksports-soci
被災地福島5区市民、安倍首相で何か変わったのか?
10/17(火) 8:57配信 日刊スポーツ
被災地福島5区市民、安倍首相で何か変わったのか?
福島5区の地図
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 福島5区の有権者は衆院選をどう思っているのか。富岡町からいわき市に避難し、家を構えた男性は「12年の選挙で変わると思ったが、変わらなかった。6年たって、やっと地元の議員が復興相でしょ。選挙に望みも何もない」と話した。希望の党について「期待できるか分からないけど、新しいところに期待するしかない」と力なく話した。

 須賀川市で家を構えた大熊町の男性は「まだ大熊町民のつもりでいますから、住民票は大熊町です。でも住んでいるのは別の選挙区。ビラもポスターもない。演説にも来ない」と話す。吉野復興相については「復興に一生懸命と言いながら、自民党は原発推進。なんとも判断しかねる」と話した。

 浪江町の男性は「安倍晋三首相が初日に福島に来て、民主党政権より復興を進めてるような話をしたが、そこが、何か変わったのかよく分からない」。一方で「帰町と言っても若い世代がいない。研究学園都市政策を進めれば、若い世代も新たに入ってくる。復興にはそれしかない」と、吉野氏のイノベーションコースト構想には一定の期待を示した。

4415チバQ:2017/10/17(火) 20:32:45
>>4161とか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000046-san-l40
希望・小池氏の九州来援に響く不協和音
10/17(火) 7:55配信 産経新聞
 希望の党代表の小池百合子東京都知事が16日、衆院選公示後としては初めて九州に入り、福岡、佐賀、鹿児島3県の同党候補者を応援した。イメージカラーの緑色のレインコートに身を包み、笑顔でマイクを握ったが、党の勢いは失速気味。受け入れ側の陣営や支持団体は不協和音に満ちていた。(村上智博)

                   ◇

 「日本を一度リセットし、真に必要な社会保障制度を作る。そうして将来の設計図を描くのが希望の党です」

 小池氏は同日昼、北九州市八幡西区のJR黒崎駅前で訴えた。隣には民進党から希望の党に合流した福岡9区の前職、緒方林太郎氏(44)がいた。

 雨空の下、駅前には支持者ら約600人が集まった。聴衆の中にいた連合福岡の高島喜信会長は「小池氏は評判が悪いのに、よく集まったほうだろう」とつぶやいた。

 演説で小池氏は、衆院の冒頭解散や消費税増税など、安倍政権への批判を繰り返した。だが、熱狂的な盛り上がりはなく、拍手はまばらだった。

 緒方氏の選対幹部は「希望の党への合流をめぐり、小池氏が『排除する』と発したあの瞬間、風向きが変わった。あれがなければ、随分と情勢も変わっただろう」と恨み節を口にして、会場を後にした。

 小池氏の来援を受けるかは、陣営も頭を痛めたという。緒方氏を支援する新日鉄住金労組の幹部は「民進党の分裂など、中央の動きに地方が巻き込まれるのが嫌で、小池氏を呼ぶのを悩んでいた」と明かした。

 実際、同じ北九州市の福岡10区で、希望の党から立候補した元職、城井崇氏(44)は、小池氏の演説会場に足を運ばなかった。

 選対幹部は「この先、小池氏が準備できる政治ショーはないし、もう弾はないだろう。来援の人に手をかけるより、これまでやってきた延長線で、地道に運動する方が票につながる」と冷ややかだった。

 ◆「こころ」出身

 福岡市内では、希望の党の“ごった煮”具合が表面化した。

 博多区などを含む福岡1区の新人、石井英俊氏(41)は、小池氏の知名度に期待し、党本部に何度も来援を掛け合った。

 だが、小池氏が来たのは福岡2区に含まれる中央区・天神だった。その場に駆けつけたのは、ともに民進党から合流した2区の稲富修二氏(47)と、5区の楠田大蔵氏(42)の元職2人だった。

 石井氏は昨年の参院選、日本のこころから出馬した。衆院選の候補選定では、こころ出身の中山成彬元文部科学相が主導した。

 連合福岡の関係者らによると、石井氏については「民進党出身ではない」との理由で、“排除”されたという。

 ◆人寄せパンダ

 熊本1区の前職、松野頼久氏(57)は、小池氏の応援を断った。

 民進党熊本県連の鎌田聡代表(県議)は「小池氏の『排除』戦術で民進党が丸ごと新党に移れなかった。松野氏はそんな民進党の仲間を思い、小池氏に頼りたくないと考えたのだろう」と述べた。

 別の解説もある。「小池氏の応援によって入る票と、逆に離れる共産党などの野党票をてんびんにかけ、断ったのだろう」。民進党熊本県連の関係者はこう指摘した。

 松野頼久事務所事務局長の平井誠一郎氏は「遊説スケジュールが合わず、民進党県連とも協議し、総合的な判断で熊本入りを求めないことを決めた。こちらも追い込みの段階で、短時間の応援演説のため人員を割くことはできない。そもそも人寄せパンダで、票につながるか疑問に感じることもある」と述べた。

 失速する希望の党をめぐっては、選挙後に民進党合流組が、離党するとの観測もある。九州で流れた不協和音が、分裂劇の前奏曲となるかもしれない。

4416チバQ:2017/10/17(火) 20:35:38
自民:西村康稔
無所属:菊地憲之 (新社会党)
希望:川戸康嗣
だれだ!?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000000-kobenext-l28
候補者ポスターのサイズ大きすぎ 予備審査の指摘無視 選管が是正求める 衆院選兵庫9区
10/17(火) 6:00配信 神戸新聞NEXT
 衆院選(22日投開票)の兵庫9区(明石、洲本、南あわじ、淡路市)で、候補者の1人が公職選挙法で規定されたサイズより大きいポスターを掲示板に貼ったことが16日、兵庫県選挙管理委員会などへの取材で分かった。届け出書類の予備審査で「規定外」の指摘を受けたが、是正されなかったという。

 県選管によると、ポスターの大きさは、選挙運動用が長さ42センチ、幅30センチ以内、個人演説会告知を含めて作製する場合が長さ42センチ、幅40センチ以内とされている。個人演説会の告知を含むポスターは、衆院選小選挙区、参院選選挙区、都道府県知事選で使用できる。個人演説会の日時と場所などの記入欄が必要だが、当該候補者のポスターには、明示されていなかった。予備審査でポスターの点検を受けていたといい、個人演説会の告知部分がないことを指摘されていた。

 市民からの連絡を受け、県選管は15日、この陣営に電話で注意し、是正を求めた。演説会を告知するシールを貼ったり、大きさを規定サイズにしたりする必要があるという。候補者の陣営は「ポスターに告知のシールを貼る作業を進めている」としている。(藤井伸哉、奥平裕佑)

4417チバQ:2017/10/17(火) 20:38:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101700262&g=pol
衆院選・注目区を行く=東京18区、京都1区【17衆院選】

 野党4党が衆院選に向けて調整していた共闘は、民進党の希望の党への合流に伴い崩壊した。憲法改正を掲げる同党に対して共産党は対決姿勢を鮮明にし、合流を拒否した立憲民主党との共闘を選択。対決構図の変化は「三権の長」経験者とも無関係ではない。(敬称略)

3極に分かれた東京18区=13日午後、東京都武蔵野市
 ◇崩壊した野党共闘=「土菅戦争」に挑戦者-東京18区
 「パフォーマンス政治か、リアリズムの政治か。具体的な政策を語らない政治家は単なる運動家だ」。自民党の土屋正忠は13日午後、東京都武蔵野市の街頭でこう訴えた。念頭にあるのは市民運動家を経て政界入りした立憲の元首相、菅直人だ。
 東京18区では2005年以降、武蔵野市長を6期務めた土屋と菅が激しく争ってきた。地元では2人の頭文字を取り「土菅(どかん)戦争」と呼ばれる。そこへ今回は希望新人の鴇田敦が参戦した。
 党内規の73歳定年制に従い、土屋は今回、比例代表に重複立候補できなかった。過去2回は土屋が菅を破ったが、鴇田の出現に陣営では「保守層の票が割れる」との懸念も漏れる。
 菅は安全保障関連法に反対する団体「市民連合」と連携。前回は3万5千票余を獲得した共産党が独自候補を取り下げたのは追い風だ。「比例は共産党、社民党、立憲民主党。共闘して安倍政権を退陣に追い込む」。菅が街頭演説で、他党への投票を呼び掛けるのは前例がない。
 ただ、菅の足元は揺れている。7月の東京都議選を前に民進党都議が離党、都知事小池百合子率いる地域政党「都民ファーストの会」に駆け込んだ。同じく小池が代表を務める希望に、非自民票が流れるのは否めない。
 75歳の土屋、71歳の菅に対し、希望の鴇田は世代交代を掲げる。13日朝のJR武蔵境駅前。「51歳は決して若くはないが、この選挙区では非常に若い」。鴇田は白い息を吐きながら、しゃがれ声で訴えた。
 小池が立ち上げた政治塾に通っていた鴇田は9月24日、希望結党メンバーで元環境相の細野豪志から電話で出馬の打診を受けた。ホテル住まいで選挙戦を開始し、急造の事務所には電話もない。選挙区内の3市4議席を独占した都民ファーストの都議だけが頼りだ。

 【東京18区】
鴇田敦51 元放送局員 希 新
菅直人71 元首相   立 前
土屋正忠75 元副大臣  自 前
            推(公)

4418チバQ:2017/10/17(火) 20:39:05
◇自共対決、見えぬ希望=京都1区

小雨が降る中、街頭演説に集まった聴衆(京都1区)=15日正午ごろ、JR京都駅前(一部画像を処理しています)
 共産党が「必勝区中の必勝区」と位置付ける京都1区。党国対委員長の穀田恵二は小選挙区制導入後、衆院議長も務めた自民党の伊吹文明の前に、7回連続で比例復活に甘んじてきた。
 「市民と野党の共闘の流れを、皆さんの力でもう一回り大きく。日本の政治を変える力は京都からだ」。15日昼、小雨が降る中でJR京都駅前に集まった約4000人を前に、穀田は声を張り上げた。党委員長の志位和夫も応援に駆け付けた。
 共産党の京都市議は「希望の誕生に民進党支持者は怒っている」とみる。民進党京都府連は1区に元京都市議を擁立する方向で調整していたが、党本部が公認に踏み切らず、結局は希望が京都と縁の薄いフリーアナウンサーの嶋村聖子を立てた。穀田が狙うのは、行き場を失った民進党支持層の票だ。陣営幹部は小池の演説を偵察し、「連合が動員をかけていない」と察知した。
 だが、伊吹陣営の見方は違う。幹部は「連合など民進党支持層が一斉に共産党に流れることはない」と断言する。連合は同党との連携に批判的なためだ。京都での共産党の影響力を侮ることはないが、「奇をてらったことはしない」と、支援団体をフル稼働させる組織戦を徹底する方針だ。
 改憲論議推進を打ち出した希望に対し、伊吹陣営には保守層の票が分散することへの警戒感もあった。だが希望は失速。自民党の京都市議は「洛中の京都1区に落下傘候補を持ってくるやなんて、京都をなめてませんか」と余裕を見せる。
 府外での応援から戻った伊吹は14日夜、京都市内でのミニ集会に出席。「聞こえのいいことばかり言っても、できなかったら政治にならない」。穏やかな口調で政権党への支持を呼び掛けた。
 嶋村のよりどころは小池しかない。「小池代表が率いる政治塾で、しっかりと理念を勉強させていただいた」。嶋村は14日午後、小池の傍らで必死にアピールした。

 【京都1区】
伊吹文明79 元衆院議長 自 前
            推(公)
穀田恵二70 国対委員長 共 前
嶋村聖子40 フリーアナ 希 新
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は希=希望、立=立憲民主、自=自民、公=公明、共=共産。丸かっこは推薦政党。(2017/10/17-07:10)

4419チバQ:2017/10/17(火) 20:39:24
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600171&g=pol
衆院選・注目区を行く=東京12区、同24区【17衆院選】


 7月の東京都議選で、都知事小池百合子率いる地域政党「都民ファーストの会」と組んで勝利を収めた公明党。多くの議席を失った自民党との間に、しこりを残したまま衆院選に突入した。自公両党とも、国政では結束を維持する方針を打ち出していたが、水面下では緊張感をはらんだやりとりが交わされた。(敬称略)

街頭演説で支持を訴える候補者=7日、東京都豊島区(一部に画像処理をしています)
 ◇緊張はらむ自公協力=残る都議選のしこり-東京12区
 「実績を見ても、自公連立政権しかない」。東京12区で立候補した公明党前代表の太田昭宏は12日夕、JR大塚駅前で、こうアピールした。だが、ここに至る道のりが平たんだったわけではない。
 衆院解散を間近に控えた9月下旬。与党関係者によると、公明党側から自民党側に「もし東京12区や比例代表で自民党が協力しないのならば、東京は自主投票にする」と伝えたという。公明党が強気の態度に出たのは、希望の党結成を準備中の小池から、太田への対抗馬を立てないと内々に聞いていたからだ。
 自民党都連幹部らには、都議選での大惨敗の記憶が生々しい。「公明党に協力しない選択肢はない」「断るべきだ」。都連内の意見は二分された。
 都議選では七つある1人区で、公明党の支援を失った自民党は1勝しかできなかった。首相安倍晋三は、衆院選で公明党の協力が得られなければ都議選の二の舞いになると恐れ、解散前に受け入れを決断。落選した元都議らも太田の選挙対策本部に入った。
 今月2日、公明党代表の山口那津男と並んで駅頭に立った安倍は、山口と太田の名を挙げ「安倍政権が4年半やってこられたのも、2人の力があったからこそだ」と持ち上げた。
 2003年の衆院選以降、自民党は12区を公明党に譲ってきた。ある自民党区議は「自前の候補者を出したいという思いを、いっときも忘れたことはない」と語り、唇をかんだ。
 共産党の池内さおりは、安倍政権のブレーキ役を自任してきた公明党を「アクセル以外の何ものでもない」と断じ、返す刀で「気を使って候補者を立てない希望の党も、しがらみだらけだ」と切って捨てた。
 【東京12区】
中村勝65 会社社長  諸 新
池内沙織35 准中央委員 共 前
太田昭宏72 元国交相  公 前
            推(自)

4420チバQ:2017/10/17(火) 20:39:41
 ◇対希望で与党結束=東京24区
 衆院選公示までは話題をさらった小池も、選挙戦に入り勢いを失っている。小池が首相指名選挙の投票先を山口とする可能性に触れ、自公連立を揺さぶろうとしたことは、公明党の警戒心をあおり、かえって与党の結束につながっているようだ。
 東京24区全体を覆う八王子市は、創価大のキャンパスがあり、公明党の支持母体である創価学会の影響力が強い地域でもある。自民党の萩生田光一は個人演説会で「比例は公明党」と呼び掛け、同党の市議にあいさつの時間を設けるなど配慮を欠かさない。
 萩生田の事務所開きに駆け付けた公明党都議の東村邦浩は「決戦を前に小事を捨てて、都全域でがっちりスクラムを組むことになった」と語り、都政と国政で対応を区別する方針を強調した。
 「私は何があっても、この街から出ない。選挙区である前にふるさとであり、最期は八王子の土になる覚悟だ」。萩生田は13日の集会で、郷土愛を強調した。小池が送り込んだ「刺客」で、元大阪府寝屋川市議の吉羽美華への対抗心がにじむ。
 その吉羽は同日朝、JR八王子駅前に居た。小雨が降る中でビラを配りながら「忖度(そんたく)やしがらみという古い体質を打ち破ることができるのは希望の党だ」と訴えた。だが、ビラを受け取る人はまばらだ。
 準備不足のまま出馬に踏み切った吉羽は住民票も移せておらず、事務所を設置したのは公示の数日前。都民ファーストの会の都議2人を頼りながら、手探りの選挙運動を続けている。
 希望の失速は、他の野党の選挙運動に変化をもたらした。「踏み絵を踏まなかった」。立憲民主党の高橋斉久が希望の政策協定書への署名を拒んだことは、今やセールスポイントだ。「希望の党は自民党の補完勢力だ」との主張にも力が入る。
 だが、この選挙区では共産党の飯田美弥子も立候補しており、野党候補の乱立が萩生田を利しているのは間違いない。高橋陣営からは「コップの中の嵐みたいだ」と、政権批判票の受け皿分散を嘆く声が漏れる。

 【東京24区】
吉羽美華37 元市議   希 新
萩生田光一54 幹事長代行 自 前
            推(公)
飯田美弥子57 弁護士   共 新
高橋斉久44 弁護士   立 新
(注)候補者名簿は敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は諸=諸派、共=共産、公=公明、自=自民、希=希望、立=立憲民主。丸かっこは推薦政党。(2017/10/16-07:09)

4421チバQ:2017/10/17(火) 20:41:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_11015.html
<衆院選宮城>行き場失ったリベラル票巡り皮算用 県内唯一自共対決の6区


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 衆院選(22日投開票)で県内唯一、自民党と共産党の一騎打ちとなっている宮城6区の両陣営が、2014年の前回選挙で旧民主党候補に入った3万超の票の行方を注視している。防衛相の自民前議員小野寺五典候補(57)は「共産アレルギー」の票を期待し、共産新人横田有史候補(73)は「反自民」の受け皿として囲い込みを図る。行き場を失ったリベラル票を巡り、両陣営の皮算用が交錯する。
 北朝鮮対応で地元入りできない小野寺候補の陣営は前回の10万1223票を上回る自己最多得票が目標。5区に編入された南三陸町で前回獲得した5356票を穴埋めした上で、さらに上積みが必要だ。
 前回以降、支持拡大に力を入れた大崎市の古川地域に加え、触手を伸ばすのが前回の旧民主票だ。14年衆院選が2度目の挑戦となった旧民主候補(今回は無所属で2区に立候補)は3万2797票を獲得。12年より約1万2000票上積みした。
 ある自民県議は「民進党内にも共産への拒否反応がある。自民に批判的でも、全てが共産に流れるとは考えにくい」と分析する。
 陣営は防衛相としての実績を強調し、「地元が生んだ大臣」の意識を醸成する。選対本部長の畠山和純県議は「6区で政党を判断材料にする票は多くないと見ている。地域に大臣が存在することを歓迎する声も強く、(前回旧民主票の)半分近くは入る」と踏む。
 「三つどもえの選挙戦ではない。平和か戦争かを問う戦い。唯一の野党候補の私に託してほしい」。15日に大崎市古川であった街頭演説で、横田候補はお決まりのフレーズを連呼した。
 選挙戦では憲法改正反対を訴え、「反安倍政権」を旗印にリベラル層の囲い込みを狙う。「自共対決」は東北唯一で、全国でもわずか8選挙区にとどまる。陣営は「自共対決の象徴として惨敗は許されない。(小野寺候補に)前回より1票も上積みさせないつもりだ」と意欲を示す。
 前回の共産候補者の得票は9351票。昨年の参院選で野党共闘した実績も考慮し、陣営は「前回の旧民主票は最低でも3分の1は確保できる」と自信を示す。
 民進党6区総支部は今回、小選挙区は自主投票とした。地元の民進関係者は「これまで『反自民、非共産』で戦ってきた。非常に悩ましい選択を迫られる。個々の判断に任されるが、票の流れは全く読めない」と漏らした。

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者

 【宮城6区立候補者】

小野寺五典57☆自(岸)前(6)
(公・日推)
横田有史73 共 新 


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2017年10月17日火曜日

4422チバQ:2017/10/17(火) 20:41:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_11016.html
<衆院選宮城>5区「大物」応援入り低調 最大被災地「復興は問題にされなくなったのか…」


高台に建設した災害公営住宅近くで支持者らを前に街頭演説する候補者=2017年10月10日、宮城県石巻市雄勝町
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 22日投開票の衆院選で、東日本大震災の最大被災地石巻市を抱える宮城5区では、党を代表する応援弁士の選挙区入りが前回(2014年)と比べてめっきり減った。前回は公示日に安倍晋三首相が石巻市で演説し、自民党幹部や閣僚が次々と応援に訪れた。対照的な選挙戦に被災者からは「復興は問題にされなくなったのか」との声が漏れる。

 「厳しい選挙。少しでも応援したいと駆け付けた」。大崎市のJR鹿島台駅前で13日、梶山弘志地方創生担当相が自民候補と並んで声を上げた。二階俊博党幹事長が4日の総決起大会に出席して以来、選挙戦が始まってから初の応援弁士。しかし、沿岸ではなく内陸部での活動に終始した。
 14年衆院選は安倍首相に続き、菅義偉官房長官や二階幹事長(当時総務会長)、竹下亘総務会長(同復興相)、小泉進次郎筆頭副幹事長(同復興政務官)らが石巻市に入った。安倍首相は昨年の参院選でも石巻市でマイクを握ったが、今回は公示日に福島市や仙台市などで街頭に立った後、東京に戻った。
 自民候補の陣営によると、現時点で決まっている主な応援弁士は吉野正芳復興相。今後増える可能性もある。
 他党の幹部も、民進系の対立候補が無所属のため、応援には入らない状況。有権者は、公約にある「復興」の具体策について各党の幹部から直接聞く機会はほとんどない。石巻市のプレハブ仮設住宅に住む無職男性(79)は「政治家は何度も足を運んで話をするのが仕事ではないか」と不満げにつぶやいた。

 【宮城5区立候補者】

勝沼栄明42☆自(二)前(2)
(公・日推)
安住淳55 無●前(7)

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。●は解散時民進党公認の立候補者


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2017年10月17日火曜日

4423チバQ:2017/10/17(火) 20:42:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_71007.html
<衆院選東北>比例1減 集票熱く 各党存在感アピール


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 22日投開票の衆院選で、今回から定数が1減の13となった比例代表東北ブロックの議席争いが激しさを増している。比例を主戦場とする各党の党首は相次いで東北入りし、存在感のアピールに躍起となっている。

 「真山が危ない。東北の2議席は正念場にある」。公明党宮城県本部の庄子賢一代表は14日、仙台市青葉区のJR仙台駅前であった街頭演説で声を振り絞り、危機感をあらわにした。
 公明は2014年の前回、悲願の2議席を初めて獲得した。最後の14番目に滑り込んだ前議員真山祐一候補(36)は「東日本大震災からの復興のため誰よりも働いてきた。もう一度、国政で仕事をさせてほしい」と訴えた。
 応援に駆け付けた山口那津男代表は「2議席を守り抜く」と力説。比例票で伸長が見込まれる立憲民主党に照準を定め「顧問と代表は震災対応で後手に回った総理と官房長官だ。そんな人たちに国を任せていけない」とまくし立てた。
 同じ場所で13日に演説した共産党の志位和夫委員長は「震災復興、原発の問題で東北の願いを届けてきた命綱の議席、宝の議席を守り、初めての2議席を必ず勝ち取らせてほしい」とこぶしを振り上げた。
 共産は、昨年の参院選での野党共闘の実績などを踏まえ「1議席を守るのではなく、2を取りにいく戦い」(党宮城県委員会の中島康博委員長)に攻めて出た。前回比1.5倍の60万票を目標に掲げる。
 公示直前に希望の党や立民が旗揚げし、比例の政権批判票は分散が予想される。新人の元仙台市議舩山由美候補(49)は「市議を辞め、人生を懸けている。2議席獲得に全力を尽くす」と力を込めた。
 社民党は25万票が目標。前々回から4年9カ月間、東北で空白になっている議席の奪還を期す。新人の三上武志候補(66)は15日、山形市内の集会で「憲法を守り、安倍政権を追放する1議席を東北で勝ち取る」と訴え、票の掘り起こしに懸命だ。
 日本のこころの中野正志代表は比例東北を「最後の決戦の場」と位置付ける。新人の高橋克也候補(32)は14日、仙台市青葉区で「東北から国に正論を言える1議席を与えてほしい」と声を張り上げた。


関連ページ:広域政治・行政2017衆院選東北
2017年10月17日火曜日

4424チバQ:2017/10/17(火) 20:42:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_51001.html
<衆院選山形>鶴岡市長選制し希望陣営に勢い 自民陣営巻き返し狙う


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 衆院選山形3区の前哨戦として注目された鶴岡市長選は、希望の党の元議員阿部寿一候補(58)が支援した新人の皆川治氏(43)=共産・民進支持=が、自民党の前議員加藤鮎子候補(38)の推す現職の榎本政規氏(68)=自民推薦=を制し、初当選した。皆川氏は当選後、阿部氏支援を表明。酒田、新庄両市長の支援を得る加藤氏陣営は「これで五分五分。勝負はこれからだ」と巻き返しを狙う。
 「市民党として幅広い市民の皆さまの応援を頂き、結果を出せた」。15日午後11時すぎ、皆川氏の勝利宣言に事務所は支持者ら約80人の歓声に包まれた。
 皆川氏は報道陣の取材に「選挙で力を借りた阿部氏を支援したい」と初めて明言。阿部氏の後援会役員も務める選対本部長は「この勝利を阿部氏の勝利につなげていく」と語った。
 ほぼ同時刻、落選の報に触れた榎本氏は「大変申し訳ない。衆院選ではぜひ、加藤候補に勝ち抜いてほしい」と言葉少なに事務所を後にした。
 2014年の前回衆院選で、加藤氏は地元鶴岡市の得票数で元酒田市長の阿部氏を引き離し、初当選した。今回は酒田市長を陣営に迎えたほか、新庄市長を新庄最上地区の後援会長に据え、「包囲網」を敷く。
 加藤氏の選対本部長も務める中村修一選対本部長は「(地元市長選の結果が)衆院選に影響しないとは決して言えないが、これからが勝負。悔しさを衆院選にぶつける」と力を込めた。
 山形3区には幸福実現党の新人城取良太(40)、共産党の新人加藤太一(66)両候補も立候補している。


関連ページ:山形政治・行政2017衆院選東北
2017年10月17日火曜日

4425チバQ:2017/10/17(火) 20:43:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_31003.html
<衆院選岩手>走れども走れども…本州最大の2区、陣営四苦八苦 選挙カーの走行距離、奄美諸島まで到達


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 衆院選で岩手2区の2陣営が、本州最大の選挙区面積に四苦八苦している。遊説部隊は、公示から1週間でようやく全23市町村を一巡。「これでは有権者に政策を訴えられない」。嘆く候補者を乗せ、選挙カーは広大な選挙区を走る走る。

 2区の面積は約9650平方キロで青森県に匹敵する。沿岸南部の7市町は区割り改定で編入されたばかり。あいさつ回りをするいとまもなく選挙戦に突入した。
 「沢筋の奥の集落まで顔を出す余裕はない」。これまでと勝手の違う戦いに五輪相で自民党の前議員鈴木俊一候補(64)の陣営幹部がため息をつく。
 閣僚にはSP(警護官)が付くため、通常は多くても3台だった遊説部隊の車列が4、5台になった。
 「先を急ぐ車は追い越してもらって構わないが、5台を一気に抜くとなると危ない」。結局、選挙カーもアクセルを踏み込まざるを得ない。
 「声が聞こえたと思って外に出たら、もう後ろ姿だったよ」。陣営には支持者から苦情の電話が何件も入っているという。
 希望の党の元議員畑浩治候補(54)の遊説スタッフは公示日の10日、滝沢市での第一声を終えると、12泊13日分の着替えを大きなスーツケースに詰めて選挙カーに乗り込んだ。陣営幹部は「毎日事務所に戻ってくるなんて不可能」と話す。
 知名度で鈴木氏に劣る畑氏には、2区へ組み入れられた気仙地区への浸透が至上命令だ。「早飯は苦手ではない」と5分で昼食をかき込む畑氏。選挙戦の途中から街頭演説の回数を減らし、名前を連呼する戦術に切り替えた。
 選挙期間はまだ5日あるが、残り時間と広大な選挙区を考慮し、両陣営とも地域によっては早くも「最後のお願い」が始まりそう。
 16日までの選挙カー走行距離(推定)は鈴木氏が約1860キロ、畑氏が約1680キロ。盛岡を起点にした場合、どちらも直線距離で鹿児島県の奄美諸島まで到達する計算だ。


関連ページ:岩手政治・行政2017衆院選東北
2017年10月17日火曜日

4426チバQ:2017/10/17(火) 20:44:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_61033.html
<衆院選福島>ベテランに挑む40代新人 大物の支援や政策アピールで追走懸命


個人演説会で支援者と握手する岡部氏=14日、福島県郡山市
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有権者に自身をアピールする上杉氏=13日、福島県田村市
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 衆院選で福島2、3区はそれぞれ希望の党と自民党の40代新人が、ともに元閣僚のベテラン前議員に挑む構図だ。大物弁士の支援を受けたり、「イクメン」ぶりをアピールするなど、高い知名度と強固な地盤を誇る前議員に食らい付こうと懸命だ。


◎2区・大物も支援「風保ちたい」

 2区は希望の岡部光規候補(49)が、8選を狙う元復興相で自民の根本匠候補(66)に、3区は自民の上杉謙太郎候補(42)が、9選を目指す元外相で民進系無所属の玄葉光一郎候補(53)に挑んでいる。ともに2度目の顔合わせとなる。
 「実家は兼業農家。子どもの頃は稲刈りを手伝った」。2区の岡部氏は12日、JR郡山駅前の街頭演説で自身の幼少期を語り、親しみやすさをアピールした。
 国政挑戦は参院選を含めて3度目。2014年の前回衆院選後、常勤医を辞めた。午前は複数の病院で非常勤医として働き、午後は政治活動に集中。出身は選挙区外の福島県浅川町で、街頭活動などで知名度向上を図ってきた。公示後は1日10カ所の街頭演説をこなす。
 12日は民進党の前原誠司代表が駆け付けた。前日は希望代表の小池百合子氏がマイクを握った。陣営幹部は「大物頼みというわけではないが、終盤にもう一度、大物に来てもらい、勢いと風を保ちたい」と話す。


◎3区・「私も子育て中」政策訴え

 3区の上杉氏は13日、田村市の街頭で「私も3人の子どもの子育て中。教育無償化をやり遂げます」と子ども連れの母親らに訴え掛けた。
 神奈川県出身。落下傘候補の印象が強かった前回衆院選後、家族で白河市に移り住んだ。「落選直後、次の準備を始めた。とにかく地道に地元を歩かせてもらった。3万5000軒は回った」と胸を張る。
 自民党の県議、市町村議らの支援を受け、玄葉氏を追う。今年4月の田村市長選で玄葉氏が支援した現職を破って初当選した元党県議の援軍も得て戦う。
 陣営幹部は「大御所に勝つのは容易ではないが、こちらには若さと勢いがある。着実に差を詰め、逆転したい」と力を込めた。


〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。●は解散時民進党公認の立候補者

 【福島3区立候補者】

橋本健二69 共 新 
上杉謙太郎42☆自(細)新 
(公推)
玄葉光一郎53 無●前(8)

 【福島2区立候補者】

根本匠66☆自(岸)前(7)
(公推)
平善彦65 共 新 
岡部光規49☆希●新 
西村恵美54☆維 新

4427チバQ:2017/10/17(火) 20:45:20
福島1区
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171013-211664.php
衆院選・最前線ルポ】総力与党に背水共闘 無党派層浸透へ懸命
2017年10月13日    



 安倍政権に対する評価が問われる第48回衆院選は県内の5小選挙区に17人が立候補、22日の投票に向け、与野党が序盤からつばぜり合いを見せる。震災復興の在り方や風評・風化対策、人口減少への対応などさまざまな課題を抱える本県の未来を占う。各陣営の思惑が交錯する短期決戦の最前線を追った。(敬称略)

 秋風が吹き抜ける福島市のJR福島駅前。女性が選挙掲示板に貼られた2人のポスターに見入っていた。

 定数1の小選挙区制導入後、福島1区で初の一騎打ち。公明が支援する自民候補と野党共闘候補が相対する激戦区は、2人の前職がそれぞれの支持層を固めながら、しのぎを削る。

 公認申請せず

 「このたび、無所属で立候補させていただきました」。公示後、民進系前職の金子恵美は街頭演説で「無所属」を強くアピールした。希望の党に公認申請せず、背水の陣で戦う決断をしたことが、県内5小選挙区で唯一、昨年の参院選と同じく民進、共産、社民による野党共闘の選対組織につながった。

 「思想信条を貫いた姿勢に共鳴する声が多い。無所属で立候補したことで、保守層の支持も得られやすくなった」。選対本部長で民進党県連幹事長の亀岡義尚(54)は、比例重複立候補による復活当選の可能性がなくなり、政見放送もできないなど無所属での不利は自覚しながら、共闘の強みを強調。「反自民・反安倍の一点で共闘することが安倍1強を倒す何より大きな力になる」と熱く語った。

 実績と政策訴え

 「偉民さんは比例復活でも当選できるよね、という考えが有権者に浸透するのが一番危険だ」。自民前職の亀岡偉民陣営の幹部は危惧する。亀岡自身も野党共闘の動きを強くけん制した。11日に福島市内4カ所で行った個人演説では「安倍政権を倒すためだけの野合だ。思想も政策も違う人たちが一緒になって何ができるのか」と声を張り上げ、復興や東京五輪の実績と政策を訴えた。

 党本部も「自公対野党共闘」の福島1区を注視する。公示日に首相が第一声を放ち、13日には党筆頭副幹事長の小泉進次郎が応援に入るなど与党、党公認候補の強みで野党共闘を迎え撃つ。選対本部長で元県議会議長の斎藤勝利(73)は「復興を進めるには与党議員が不可欠だ。負けるわけにはいかない」と力を込める。

 前回は5000票差

 亀岡(自民)、金子(民主=当時)と共産新人の3人が立候補した2014年の前回衆院選では、10万2950票を獲得して3選を果たした亀岡に、金子が5000票差まで肉薄して比例復活当選した。共産党候補は約1万6000票を得ている。今回、解散から公示直前まで続いた野党再編の激しい動きが有権者にどう受け止められたのかも含め、無党派層の動向が鍵を握る。

4428チバQ:2017/10/17(火) 20:45:47
福島2区
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171016-212367.php
【衆院選・最前線ルポ】経済恩恵実感乏しく 次の一手を商都訴え
2017年10月16日    



日経平均株価が約21年ぶりに2万1000円の大台を超えた。安倍政権が株価や経済指標で好調とアピールする経済政策「アベノミクス」。経済県都と呼ばれる郡山市を大票田とする福島2区の有権者はどう評価し、各陣営は何を訴えるのか。(敬称略)

 「道半ば 良い方向に」

 郡山市で鉄工業「東栄産業」を切り盛りする社長の安藤東栄(75)は「復興に関連した仕事は一段落した感がある。先行きには不透明感があり、新たな対策が必要だろう」と現状を語る。

 建設資材の販売を通じ古里の復興に尽力してきた。高い有効求人倍率も「私たちの仕事と働きたい人から求められている職種と開きがあり、人手不足は解消できていない」と、数値と現実のギャップを指摘する。地方での実感は乏しい。

 「仮に実感がないからといって対案のない勢力にバトンタッチしていいのか」。自民前職・根本匠の選対副本部長を務める高橋良和(75)は力を込める。「道半ばだが、良い方向になっているのは間違いない。実感が出るよう与党のど真ん中で政策を打ち出せる候補者は私たちの強みだ」。復興や金融などの政策立案で党要職を務める根本は、街頭や集会で「政策本位の政治で福島から日本を動かす」と訴える。

 自信を見せても、陣営に緩みはない。2009(平成21)年8月の「政権交代選挙」で苦杯をなめた経験がある。高橋は「わずかな緩みも許されない。お願いしない限り、票は出ない。攻めて、攻めて、攻めまくるが合言葉」と語る。

 支援枠組み変わらず

 選挙事務所に「1日10人の電話かけ」のスローガンを掲げ、与党ベテランの厚い壁に挑む希望新人の岡部光規陣営。選対本部長の佐久間俊男(62)は「中小零細企業では、アベノミクスの実感はない」と指摘する。「郡山は、経済の中心地として県内をけん引する立場。既存の企業を守りながら、医療機器や再生可能エネルギー、ロボット産業など新規事業の進出に取り組み、地元企業との連携を図るべき」と語る。

 事務所の壁には希望の党代表の小池百合子の「為書き」が鎮座するが、民進党県連や民進党最大の応援団の連合福島の「為書き」も並ぶ。佐久間は「支援の枠組みは変わらない。候補者の思いを有権者に伝えたい」と浸透を図る構えだ。

 共産新人の平善彦の選対事務局長の影山静江(65)は「何よりも生活と経済に影響を与える消費増税は反対。税制を変えて中小企業を支える」と訴える。

 日本維新の会新人の西村恵美は草の根の戦い。「復興バブルがあるうちに次の産業を育てるべきだった。やっていない理由はしがらみ」と持論を語る。

4429チバQ:2017/10/17(火) 20:46:05
福島3区
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171017-212600.php
【衆院選・最前線ルポ】中山間地に若者を 人口減対策訴え懸命
2017年10月17日    



 衆院選は中盤に入り、舌戦も激しさを増す。福島3区の田園地帯には農作業の手を休め、選挙カーに手を振る高齢者の姿が目立つ。人口減少率(2015年国勢調査)が全国で2番目に高い本県にとって地方創生・人口減少対策は急務だ。候補者3人も地域活性化に向けた政策を懸命に訴えている。(敬称略)

 鮫川村で就農した伊藤真之(31)は大学卒業後、川崎市から村内に移住して3年目。村民の温かさに触れながら農業がしたいと移住を決意した。顔見知りも増えたが、若者に限れば数人程度だ。「若い人が増えるよう、小さな村にも目を向けてほしい」。高齢化が進む中山間地の明るい将来を願っている。

 知名度と実績に自信

 「国政の軸足を地方に移し、農村などを重視した政策に変える」。初当選した1993(平成5)年以来の「無所属」候補となった前職の玄葉光一郎は15日、玉川村の街頭で地方目線を強調した。

 8期24年の経験と元外相の知名度。加えて若者や女性の所得向上など幅広い地方創生の政策もアピールする。棚倉町での演説会では、玄葉の登壇を待つ支持者から「玄葉さんの話を聞きに来た」と声援が飛ぶ光景も見られ、陣営は長年訴えてきた政策や玄葉の実績の浸透に自信を持つ。

 党派を超えた後援会組織「玄葉党」が支持拡大の軸だ。ただ今回は比例復活当選がなく、選対幹事長の県議宗方保(69)は「『玄葉さんは大丈夫でしょ』との思いが最も危険」と選対の引き締めを徹底する。

 前回を上回る総力戦

 「地場産業を強化すれば会社が潤い、若い人が出ていかなくなる。人口減少に歯止めをかけたい」。自民新人の上杉謙太郎は13日、玄葉の地元田村市での総決起大会で気勢を上げた。

 前回衆院選で玄葉の壁に屈した上杉には、約3年間の地元回りで地域課題に耳を傾けてきた自負がある。「県民に近い存在」と訴え、政権与党として政策の実行力も強調。4月の田村市長選では自民推薦の元県議が玄葉の後援会が支援する現職を破り、陣営は「(玄葉の)牙城を崩す潮目が変わった」と攻勢をかける。

 県建設業協会のトップを選対本部長、元県議会議長の県議を選対幹事長に据え、前回以上の総力戦で臨む。連合後援会長の轡田(くつわた)倉治(75)は「大票田の須賀川市や白河市でどれだけ浸透できるかが鍵」と意気込む。

 遊説や街頭演説に力

 共産新人の橋本健二は消費増税に反対し「地域経済を活性化させる」と強調。遊説や街頭演説を中心に、党躍進に全力を挙げる。(水野智史)=おわり

4430チバQ:2017/10/17(火) 20:46:32
福島4区
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171014-211995.php
【衆院選・最前線ルポ】新票田西郷、勝敗の鍵 知名度アップに奔走
2017年10月14日    



 「会津との連携を西郷村の発展につなげる」。改正公選法による区割り変更で7月に福島3区から4区に編入された西郷村を巡り、4区の候補は会津と県南の連携を強調して舌戦を展開する。村の有権者数は1万6453人(9日現在)で若松、喜多方、会津美里に次ぐ大票田。西郷の票の行方が激戦を左右する。(敬称略)

 新たな地盤にと期待

 「西郷では知名度ゼロ。渡部恒三先生、玄葉光一郎先生のような実力はない発展途上の人間だが、今の政治を変える力を与えてほしい」。13日夕、西郷村文化センターでマイクに力を込める希望・小熊慎司の隣には、中選挙区時代に村内で強固な地盤を築いた元衆院副議長の渡部が座る。西郷が3区だった前回まで強さを誇った民進系無所属・玄葉も、自らの遊説の合間を縫って応援に駆け付けた。

 区割り変更から約3カ月での衆院選。希望の党の公認作業で準備が遅れ、西郷での活動にも影響した。それでも前回、4区を416票差で制した小熊は、渡部と玄葉の影響力が強い西郷を新たな地盤として期待。陣営は「顔を出せば出すほど知名度が上がるのが分かる。西郷で自民に差を付けたい」と浸透に躍起だ。

 粘り強く組織固め

 「西郷の皆さまと触れ合いを深めようという矢先の解散。選挙戦で皆さまの声を聞き、西郷のために責任を果たす」。選挙戦初日の10日、西郷村のイオン白河西郷店前で街頭演説した自民の菅家一郎は、政権与党としての実行力を訴え、有権者と握手を交わした。

 3区の自民新人・上杉謙太郎の活動を引き継いだ菅家陣営は、村内に事務所を設置。後援会活動もゼロからのスタートだったが、自民系村議が中心となり組織固めを粘り強く進め、菅家の知名度向上に奔走する。

 支援者が集い活気付く会津若松市の選挙事務所で、陣営幹部は「前回僅差で負け、われわれは追い掛ける立場」と危機感を強調。渡部、玄葉の地盤があろうとも「西郷では誰もが新人。1票でも2票でも票を掘り起こす」と力を込める。

 躍進を期す2新人

 社民新人の渡辺敏雄は区割り変更に伴い、西郷村に選対事務所を新設。陣営幹部は「4区の比例目標2万票に向け、西郷で票の上積みをしたい」と意気込む。

 共産新人の古川芳憲は村議が中心となり、西郷村の組織固めを進める。18日には古川が遊説する予定で、幹部は「きめ細かく政策を訴えたい」と躍進を期す。

 西郷村では3人が立候補した前回、玄葉が4524票、上杉が2259票、共産候補者が784票だった。

4431チバQ:2017/10/17(火) 20:46:57
福島5区
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171015-212152.php
【衆院選・最前線ルポ】支持動向揺らぎ注視 市長選余波どう影響
2017年10月15日    



 震災の爪痕が残るいわき市と双葉郡を抱える福島5区。復興相の自民前職に元復興副大臣の希望前職、共産、社民両新人が挑む構図で、4候補とも復興施策の訴えが熱を帯びる。保守分裂となった約1カ月前のいわき市長選の余波や野党再編のあおりもあり、支持動向が揺らぐ。(敬称略)

 一体感づくり腐心

 「被災地はいまだ有事だ。復興相として復興に全力を尽くす」。自民・吉野正芳は11日に楢葉町で演説、復興加速にリーダーシップを発揮する姿勢を強調した。

 10日の出陣式では「教育してくださった坂本先生の恩に報いたい」と引退を表明した元経済産業副大臣・坂本剛二への謝辞から切り出し、融和を演出した。吉野と坂本は選挙区での党公認争いを繰り返し、いわき市長選でも再選した現職と、返り咲きを狙った元職に支持が割れた。

 市長選の総括を巡り市議ら双方の支持者間で緊張が高まっていただけに、陣営は関係修復と一体感づくりに腐心する。選対本部長の県議青木稔(71)は「総括は衆院選後だ。党として必ず支持層を一本化できる」と自信をのぞかせた。

 再編へ理解求める

 「福島第1原発の廃炉を進めることが復興の大前提だ。民進党より現実的な野党を育て、政権交代を果たす」。希望・吉田泉は13日に広野町での演説会で、野党再編に理解を求めた。

 吉田は比例東北で繰り上げ当選、国政復帰から2カ月余りでの選挙戦に加え、直前で民進から希望に移る急展開をたどった。副選対本部長の県議古市三久(68)は「支持者に戸惑いはあるが、安倍政権打倒では一致している」と述べた。

 希望からの出馬により、いわき市では支持層に変化も出ている。10日の出陣式では希望から比例東北に立候補した元職・宇佐美登(50)が吉田と並んでマイクを握った。宇佐美は市長選で約3万6千票を獲得、陣営内では支持拡大につながるか影響を注視する。

 浸透を図る2新人

 共産、社民両新人の陣営は安倍政権批判を前面に打ち出す。共産・熊谷智は子育て世代として原発ゼロや消費増税中止を主張。党いわき・双葉地区委員長の佐藤敏彦(61)は「草の根で支持が広がり、かつてない手応えを感じる」と期待する。社民・遠藤陽子は原発事故による避難者の立場から脱原発と護憲を訴える。党県連副幹事長の佐藤龍彦(65)は「希望に抵抗がある支持層の受け皿として浸透を図る」と戦略を語る。

4432チバQ:2017/10/17(火) 20:48:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171012ddlk22010354000c.html
<一票を託す>衆院選2017・注目選挙区から/1 1区 地域の課題見えづらく 国政巡る主張で政党対決 /静岡
10月12日 00:00毎日新聞

 衆院選は22日に投開票を迎える。注目の選挙区を巡り、その選挙区の特色や各候補の主張を取材し、有権者がどう受け止めているか探った。【井上知大】

 県都・静岡市の中心部を抱える静岡1区。6回目の当選を目指す自民党前職の上川陽子氏(64)は公示日、葵区の公園でマイクを握り、「安全安心を実現し続けるため、治安の向上に取り組みたい」と訴えた。法相という立場もあり、選挙期間中もなかなか地元には戻れないが、「実績や北朝鮮情勢への対応を丁寧に説明したい」と意気込む。

 衆院解散時、1区は野党系の候補者が4人出馬すると見込まれており、上川氏の陣営は票が割れるとみて楽観していた。しかし、民進党出身で希望の党公認を得られなかった新人が7区に移り、ある自民市議は「候補者が絞られるほど厳しい選挙になる。気を引き締め直さないといけない」と危機感を抱く。

 以前から出馬を決めていた立憲民主党の新人、青山雅幸氏(55)は「諸外国から尊敬される9条に自衛隊を明記したら子供たちを戦争に近づけてしまう」と護憲や原発再稼働反対を主に訴える。7日夕、葵区呉服町のスクランブル交差点での遊説では「がんばれ」と声をかける通行人も。青山氏は「解散以降、街のリアクションが目に見えて変わった。自民や希望の改憲案に危機感を抱いている表れだ」と強調した。

 「このポスター、作ったの私なんです」。今月3日に公認が決まった、希望の党の元職・小池政就氏(43)は公示まで慌ただしく準備作業に追われた。公示日の10日には、結党に参加した細野豪志氏(46)と自転車で演説場所に登場するパフォーマンスも見せ、「静岡市から風を起こし、政権交代を実現しよう」と訴えた。「(野党系候補が解散時の見込みより減ったこともあり)保守系で改革を訴える候補の一本化は有権者にとってわかりやすくなったはず」と自信を見せた。

 共産党の新人、鈴木千佳氏(46)は連休中の8日昼過ぎ、市役所前で行った集会で支持者や休日の買い物客らを前に「安倍政権の5年間は、安保法制と特定秘密保護法、『共謀罪』など憲法を無視、民意を無視する政治をしてきた。総選挙は、この政権に退場してもらうチャンスだ」と語りかけた。

 演説後は、強い日差しの中、日傘を差したり、ハンカチで汗をぬぐったりしながら耳を傾け続けた聴衆にかけ寄って一人一人と握手して回った。

 都市部ゆえに地域の課題は見えづらく、国政を巡る主張のぶつかり合いなど政党対決の様相もある。有権者の反応も賛否さまざまだ。静岡市駿河区の男性会社員(43)は「民進党が分裂して分かりやすくなった。自民党以外の選択肢が増えたのは良いこと」と好意的。静岡市葵区の男性会社員(42)は「北朝鮮情勢が深刻化する前に解散したのは良かった」とし「憲法改正では、難しい表現をやめてほしい。自分たち一般人は細かなニュアンスの差まで分からない」と話す一方、別の男性(72)は「議論が全く深まっていないし、よく分からない。このまま選挙が行われ、物事が進んでいくのではないか」と懸念した。=つづく

4433チバQ:2017/10/17(火) 20:48:29
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171013ddlk22010146000c.html
<一票を託す>衆院選2017・注目選挙区から/2 6区 「3極」激戦の構図 20年余、因縁の地 /静岡
10月13日 00:00毎日新聞

 「安倍(晋三)内閣は憲法を無視した政治を繰り返した。内閣退陣を迫る選挙にする」。共産党新人の内田豊氏(63)は10日午前、JR沼津駅南口で政権批判のボルテージをあげた。「希望の党の政策は安保法制推進と憲法改正。自民党と何ら変わらない」。自民党だけでなく、希望の党も一刀両断した。

 前回、前々回とも自民党前職、勝俣孝明氏(41)と、希望の党前職の渡辺周氏(55)が激戦を繰り広げた。共産党候補は2大政党の争いの中、ともすれば埋没しがちだったが、今回は“3極対決”の一角として政権批判の受け皿を狙う。「共産党と市民との連合、野党共闘が前進する選挙にする」と声を張り上げる内田氏。演説を聴く聴衆に笑顔が広がる場面もあり、雰囲気は明るい。

 静岡6区は1996年の小選挙区制導入以来、渡辺氏が7連勝中で自民候補は一度も勝ったことがない。前回勝俣氏の応援には安倍首相や菅義偉官房長官ら大物が続々と入りマイクを握ったが、結果は前々回と同じく小選挙区で負けて比例東海ブロックで復活当選。小選挙区当選は勝俣氏と自民党の悲願だ。

 勝俣氏の後援会は各地にできた。伊東後援会の海野英夫会長(74)は「小選挙区で絶対勝ってほしい」と、沼津市浮島地区後援会の三橋幸利会長(75)は「若い力を前面に出し、新しい自民党を作ってもらいたい」と話す。

 10日に沼津市緑ケ丘の事務所で開いた勝俣氏の出発式では、過去2回選対本部長を務めた小野達也・伊東市長が「三度目の正直だ」とあいさつ。「6区に6市7町あるが、小選挙区で勝たないと国に援助を求める時に差が出る。与党の代議士を地域から出さなければいけない」と強調した。勝俣氏は「過去2回比例復活に甘んじた。今度こそ小選挙区で勝ち抜き、(小選挙区制導入以降の)21年続いた低迷を私が変えたい」と呼びかけて、大きな拍手を浴びた。

 渡辺氏の党名は民進党から変わったが、10日の沼津駅北口での出陣式では「選挙の本質は安倍政治を国民がよしとするか、しないか。力任せの安倍政権に対して戦うため、あえて民主党、民進党の歴史を閉じて合流することを決めた」と力強く聴衆に訴えた。

 衆院議員4期、沼津市長を1期務めた亡父の名「渡辺朗」をいまだに投票用紙に書く人がいると言われるほど、2代にわたる支持は堅い。10日午後に伊東市内の街頭演説会場で鈴木克政民進党同市支部長は「国政が希望の党だろうが自民党だろうが、渡辺周に国会に行っていただく」と話して拍手を集めた。

 前回同様、連合から推薦を得られたのは、渡辺氏陣営にとって大きい。希望の党設立のドタバタで今回の衆院選で連合静岡が推薦するのは3区の無所属前職と渡辺氏だけ。渡辺氏は民進党▽希望の党▽連合--の三つの力が結集する県内唯一の候補者だ。連合静岡の村田康文・沼駿三田地域協議会議長は「6区を死守しないと県内の政治は変わってしまう」と全面支援の構えを見せる。【石川宏、梁川淑広】=つづく

4434チバQ:2017/10/17(火) 20:49:24
3が見つからず
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk22010140000c.html
<一票を託す>衆院選2017・注目選挙区から/4止 8区 進む市街地空洞化 具体的論戦、望む声も /静岡
00:00毎日新聞

 浜松市中区などを含む静岡8区には、有権者約37万人が住む。その中心地、JR浜松駅の北口を出て数分歩くと、商業ビルの合間にぽっかりと広がる更地がある。2001年に破綻した百貨店の跡地だ。近くの商店街には、空き店舗もある。一方、郊外の大型ショッピングモールでは、平日でも駐車場が混み合うほどにぎわう。

 地方で進む中心市街地の空洞化は、県内最多の人口を抱える浜松市も例外ではない。市の調査では、03年は中心市街地に平日で約17万4000人の人通りがあったが、14年には約10万人に落ち込んだ。中心部にある空き区画も16年11月現在で82カ所に上る。

 公示日の10日。浜松駅前では、候補者3人が入れ代わり立ち代わり街頭演説を行った。

 「浜松の街は元気がなくなっている。盛り上げるには、国から地方への権限移譲が必要です」。希望の党の新人、源馬謙太郎氏(44)が日が暮れる頃、訴えた。帰宅途中の会社員らが足を止めて耳を傾ける場面もあったが、高校3年の男子生徒(18)は「希望の党は知っているけど、(選挙は)政治家同士の縄張り争いにしか思えず、あまり興味がない」と話して立ち去った。

 源馬氏は地方再生を自らの政策の第一に掲げる。道州制を実現させて地方の権限を強化し、地域事情に合った独自経営が必要だと訴えている。

 源馬氏の演説の少し前、自民党前職、塩谷立氏(67)は選挙カーの上から声を張り上げていた。「北朝鮮など国際的な脅威が高まり、安定した政権が必要です」。応援でマイクを握った地元企業の幹部は「バブル期以来の景況だ」などと政府の経済政策に触れた。しかし、遠巻きに見ていた中区の男性会社員(52)は「給料は上がっておらず、好景気の実感なんてないけどね……」とポツリ。

 塩谷氏の陣営は「アベノミクスをさらに推し進めれば、好景気は皆さんの懐にも波及する」と主張。中小企業への資金支援なども掲げる。

 午後一番で駅前に立ったのは、共産党新人の嶋田初江氏(69)。「日本を戦争ができる国にしてはいけません」と、憲法9条の堅持などの持論を展開する。熱心に聞く支持者の姿が見られたが、3歳の長男を連れて通りかかった主婦(31)は「憲法も大切なのかもしれないが、経済や安全保障などの方が深刻な問題なのでは」とも。

 嶋田氏は「苦しい家計を懸命にやりくりしている人たちに、消費税増税がさらなる追い打ちをかける」と現政権を批判。「格差社会に国民は苦しんでいる」として、貧困層への支援を訴える。

 今回選挙の公約で、希望の党は「地域の活力と競争力の強化」、自民党は「地方創生で活力ある元気な地方をつくります」、共産党は「商店街・小売店を活性化」をうたう。

 ただ、この時の演説では、いずれの候補者も、目の前の街並みで進む空洞化に対する具体的な提言は乏しかった。駅近くで弁当販売店を営む女性(62)は候補者の演説を聞いた後、つぶやいた。「目の前に具体的な課題があるんだから、分かりやすい論戦をお願いしたい」【竹田直人】=おわり

4435チバQ:2017/10/17(火) 20:52:46
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/15/JD0056241995
横一線 激しい攻防 選挙区ルポ・1区


 22日投開票の衆院選は中盤戦に入り、大分県内の3選挙区でも与野党の候補者が激しい攻防を繰り広げる。選挙戦の現場を追った。

【大分1区】
吉良州司 59 希望・前
小手川恵 61 共産・新
穴見陽一 48 自民・前
 =公明推薦=
(届け出順、数字は年齢)

市長と“共闘”強化
 「日経平均株価は2万1千円。大分市でも19年ぶりに地価が上がり、経済政策は軌道に乗ってきた。この流れを止めるわけにはいかない」。13日、穴見氏は市内で開いた新産都系関連企業の決起集会で自公政権の実績を強調した。
 自公両党の総力戦で1区奪還を期す穴見氏陣営。自民党県議団は友好団体や企業を回り、支持固めを重ねて要請。党市連は後援会と連動し、校区単位で集票を急ぐ。「国、県、市の連携」を旗印に、佐藤樹一郎市長との“共闘”も強める。
 公明党と「厚い信頼関係」(陣営幹部)を持つ穴見氏は、比例区と連動して集票に当たる選挙協力を大幅に強化。「比例は公明」と重ねて訴え、その徹底ぶりは際立つ。
 公示後は露出を高める運動が中心。12日は大分トリニータ出身の高松大樹市議と街頭に立ち、スポーツ振興の充実を共に訴え、進出企業の労組員らに向けた早朝の「手ふり」も始めた。
 全国的な「自公優勢」が報じられるが、党県連幹部は「1区は横一線の競り合いだ」と厳しい表情を崩さない。16日午後には小泉進次郎・党筆頭副幹事長が来援し、市中心部で街頭演説を予定する。陣営関係者は「これで勢いがつく」と語り、攻勢を強める構えだ。

自身の政策を訴え
 「自民党候補を勝たせれば、森友・加計(かけ)学園の問題も含め安倍首相を信任したことになる。今回は政権にノーを突き付ける戦いだ。1区の代表として小選挙区で勝たせてほしい」
 公示後初の週末を迎えた14日。小雨の中、吉良氏は市東部の商業施設前でマイクを握り声を張り上げた。
 大型団地を重点的に回り、有権者と握手を重ねる。商業施設周辺や交差点でつじ立ちを繰り返し、無党派層を取り込む戦略を取る。
 全国で与党優勢が伝えられる中、「『希望』の看板はプラスにならない」と陣営関係者。選挙ポスターは「希望の党」のイメージカラーの緑は使わず、従来通り赤と白が基調。政党公約ではなく自身の考えと政策を説明するスタイルを貫き、「反安倍政権」「教育投資・子育て支援」を軸に演説を組み立てる。陣営幹部は「政策を訴えて個人への支持を地道に広げる。同時に政権に対する批判票も広く掘り起こしていく」。
 集票の主軸を担う連合大分は動きを活発化。個人演説会には200人以上の組合員が足を運ぶ。14日朝には選対幹部が集い、期日前投票の徹底を確認。幹部は「組織票を積み上げ、組織外への支持拡大を進める。動きを加速させて必ず競り勝つ」と気合を入れる。

改憲反対を前面に
 「この選挙は憲法と国民の暮らしが懸かっている。安倍政治にノーの審判を下そう。ぶれない政治で筋を通す共産党を躍進させてほしい」。14日、市内15カ所で演説した小手川氏は、改憲や消費税増税への反対姿勢を前面に支持を訴えた。
 陣営は政権批判票に加え、憲法改正に批判的な護憲・リベラル層を取り込み、比例票の獲得につなげる戦略を描く。党県委員会幹部は「支持の広がりを感じており、伸びしろは大きい。得票を増やせるだけ増やす」と息巻いた。

4436チバQ:2017/10/17(火) 20:54:45
2区が見つからない
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/17/JD0056247265
宿敵同士強い警戒 首相是非訴え遊説 選挙区ルポ・3区


【大分3区】
岩屋毅 60 自民・前
 =公明推薦=
横光克彦 73 立民・元
(届け出順、数字は年齢)

「全国と事情違う」
 「野党がこぞって相手候補を応援している。一気に絶体絶命の戦いになった」。13日夜、宇佐市文化会館での個人演説会で、岩屋氏は表情を引き締めた。宇佐は宿敵・横光氏の地元で、過去には苦戦を強いられた地域。登壇した地元の陣営幹部も、そろって警戒感をあらわにした。
 対決の構図が二転三転した結果、野党勢力は知名度の高い横光氏に一本化。昨年の参院選で自民候補を苦しめた「共闘」を迎え撃つ選挙となった。危機感を強める陣営幹部は、全国的な与党優勢を伝えるニュースに渋い顔を見せる。「野党の乱立に救われているということ。大分3区は共産も希望も出馬を取り下げ、全く事情が違う。1票を争う選挙だ」
 頼みの保守層固めを急ぐが、複数の市議が「安倍首相への反感は想像以上」と実感を明かす。岩屋氏はこうした声を意識し、演説では批判の集まる森友・加計学園問題の説明に時間を割く。「反省すべきは反省し、党改革の先頭に立つ」と理解を求める。遊説には細かくつじ立ちを折り込み、地方創生の推進など政策を丁寧に訴えている。
 公明党との選挙協力も熱が入る。公示日の10日。別府市での出陣式で、自民3区支部と公明県本部が推薦状を交換する異例の場面を設けた。公明幹部は「自前の候補並みに取り組む」。自民側も「比例は公明」の呼び掛けを徹底。自公政権の継続を強調する。

経験ない短期決戦
 「国民一人一人が主役のまっとうな政治を取り戻したい。怒りの一撃を安倍政権にたたきつけよう」。15日に別府市内であった横光氏の総決起集会。連合大分の組合員らに加え、民進党県連代表の足立信也参院議員や浜田博前別府市長らも駆け付け、“横光節”に拍手を送った。
 横光氏が正式に立候補を表明したのは公示直前の7日。衆院6回当選のベテランにとっても経験のない超短期決戦となる。安保法制の強行採決や森友・加計学園を巡る対応など訴えを政権批判に集中し、「反安倍票」の受け皿という立ち位置を鮮明にする。
 2012年の衆院選で敗れた後、一度は政界を引退した。かつての後援会は解散している。推薦を決めた連合大分の手厚い支援で、何とか態勢づくりを間に合わせた。ブランクを挽回するため、公示直後は選挙カーでの遊説に軸足を置き、3区内での“顔見せ”を急いだ。終盤にかけて個人演説会を増やし、連合大分傘下の労組への浸透を図っていく。
 野党共闘は目に見える形になってきた。内定していた独自候補を取り下げた共産党は「3区は横光」と運動を広げ、全面的にバックアップする。
 陣営は票田・別府市での無党派層の掘り起こしと若者、女性への支持拡大が勝敗のカギを握ると見る。幹部は「組合員を軸に家族や友人、知人へと運動を広げたい」と力を込める。

4437チバQ:2017/10/17(火) 20:56:45
発見
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/16/JD0056243673
背水の陣、緊張漂う 選挙区ルポ・2区


 「今後も年金、医療、介護などを支えていく安定財源として、消費税増税は必要だ」。13日午後、竹田市荻町の広場で演説した衛藤氏は、税収規模や社会保障費に関する細かなデータを列挙しながら、消費税率の引き上げに理解を求めた。
 選挙戦では憲法改正と消費税増税に演説の力点を置き、丁寧な説明に徹する姿勢が目立つ。一方で、社民、共産両党が掲げる消費増税反対と企業への課税強化を「実現は難しい」と強く批判。吉川氏への対抗心をあらわにする。
 自民党の衆院比例代表「73歳定年制」で、小選挙区単独の選挙戦。2014年の前回選挙と違って共産党が候補擁立を見送り、「野党統一候補」の吉川氏と事実上の一騎打ちとなり、陣営には「背水の陣だ」(選対幹部)と緊張感が漂う。
 選挙カーで広大な選挙区を駆け回り、頻繁に車を降りては握手や3分程度の短い演説を重ねて支援を訴える。「比例は友党・公明党へ」と必ず言い添え、自公両党の結束もアピール。期日前投票の徹底を促し、保守票の積み上げを急ぐ。
 選挙区内で相次いだ豪雨災害の爪痕が癒えておらず、陣営内には「この時期に解散総選挙をしなくても」と戸惑いの声も。甚大な被害が出た津久見市での遊説を見送るなど被災地に配慮しながら、災害復興に全力を挙げる姿勢を強調する。

 首相に“照準”絞る

 「国民の声に耳を傾けず、説明責任も果たさない。強引な国会運営を繰り返す。安倍政治を変える。その思いを私に託してほしい」。14日夜、吉川氏は臼杵市で開いた個人演説会で、吉田忠智社民党首と共に壇上に立ち、声を張り上げた。
 安倍晋三首相の政権運営を厳しく批判する吉川氏。直接的な自民党批判は抑えつつ“照準”を安倍首相に絞る戦略で、政権批判票を掘り起こして保守層の切り崩しを狙う。
 陣営は基盤の組織票固めを急いでおり、県平和運動センターの支持労組や後援会幹部には「総行動」を要請。得票目標の完全達成にハッパを掛ける。15日には社民党系の県議・市議が急きょ集まり、組織外への支持拡大を確認した。
 野党共闘で連携する共産党の比例候補は街頭で「小選挙区は吉川」と訴える。憲法9条、平和外交の必要性を強調し、護憲・リベラル票の結集を目指す。民進党の地元市議も支持者に支援を呼び掛けている。
 過去2回の衆院選で吉川氏は、選挙区で敗れ比例復活した。だが、野党再編で新党に注目が集まり、陣営内には比例九州ブロックの議席獲得を危ぶむ声も出始めている。
 ある陣営幹部は「選挙活動は突然の解散と災害で遅れ気味だったが、ここから一気に加速させていく」と語気を強めた。

 「明るい未来実現」

 上田氏は15日、3市町で演説を重ねた。消費減税と国防強化を訴え「ぶれない政策で日本の明るい未来を実現する」と力を込めた。

4438チバQ:2017/10/17(火) 20:59:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171014ddlk44010276000c.html
<2017衆院選・おおいた>選挙区ルポ/上 1区・見極め難しく 順風か逆風か手探り /大分
10月14日 00:00毎日新聞

 ◇無党派層・公明票・共闘、カギに

 「私自身は全く変わっておりません。『希望の党は応援できない』という声を聞いたら、ぜひこのことをお伝え下さい」。11日夜、大分市西部の公民館。希望前職の吉良州司氏(59)は長年の支援者を前に、希望公認となった経緯を説明して理解を求めた。出席者は「党は関係ない。人物本位」と好意的に受け止めた。

 民進党の事実上の解体で希望の党から出馬した吉良氏。一時は「政権交代も」と盛り上がりを見せたが、「排除の論理」などで疑問が広がり、「失速」を指摘されている。希望がどのような「風」をおこすか読み切れない中、手探りが続く。公示直後の第一声で「私自身、後ろを向いて『ふざけんな』と叫びたい気持ちでいっぱい」と述べるなど、希望への批判的な言葉も隠さない。

 古巣の民進、連合大分のほか、社民の支持母体である自治労などの支援を受ける。念願だった与野党1対1の構図は描けなかったが、「打倒安倍政権」を目指す勢力に結集を呼びかけ、アピール。無党派層にどれだけ届くかが勝負だ。

 1区は過去3回、吉良氏と自民前職、穴見陽一氏(48)が激突。旧民主が政権交代を果たした09年は吉良氏、自民が政権を奪い返した12年は穴見氏が小選挙区で勝利した。前回14年は自民が躍進した全国的な傾向とは異なり、吉良氏が約6000票差で上回るなど票がどう動くか、見極めは難しい。

   ◇  ◇

 風が読めないのは穴見陣営も同じだ。陣営幹部は、森友・加計問題を抱える安倍晋三首相への反発を感じるという。選挙前のポスターは安倍首相とではなく、菅義偉官房長官とのツーショットを使用するなど、首相との距離に悩む。

 穴見氏は11日、女性向け集会を開き、自民を支える団体や企業、公明党の支持母体である創価学会の関係者や、広瀬勝貞知事の妻・尭子さんら約300人を集めた。女性が活躍できる社会の実現に向けて働き方改革に取り組んでいることをアピールし、足元の票を固めるのが狙いだ。公示前の5日にも「『公明党の穴見陽一』というつもりで戦う。私の勝利と公明党の勝利、二つがあって初めて勝利だ」と強調。公明票固めに力を入れる。

 「地元と国の橋渡し役として欠かせない」。11日の会合には、40年ぶりに誕生した自民系の佐藤樹一郎大分市長も出席し、穴見氏をたたえた。現職市長の力添えを得て、組織票からの上積みを急ぐ。

   ◇  ◇

 11日昼、共産新人の小手川恵氏(61)は、市内各地でマイクを握った。「ぶれることなく、立ち位置がはっきりしている共産党を伸ばしてください」。義母から譲り受けたという和服の上にたすきの姿。「思ったより暑くないのよ。袖が広くて、風通しがいいから」と笑みを浮かべる。

 「市民と野党の共闘」を強調する。消費増税は「1%の富裕層にはいいが、99%の国民の生活は苦しくなる」と猛反発し、北朝鮮問題では経済制裁に理解を示した上で外交努力の必要性を指摘。目指すは「大分で初の女性衆院議員誕生」だ。【池内敬芳、安部志帆子】

   ×  ×

 政界再編を受け、風が読み切れない中、舌戦が続く衆院選。県内の小選挙区を歩いた。

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 ■1区の候補者■

吉良州司 59 [元]副外相 (4)[希]前

小手川恵 61 [元]大分市議 [共]新

穴見陽一 48 会社相談役 (2)[自]前

 ※届け出順。丸数字は当選回数、前は前職、元は元職、新は新人。[自]は自民党、[希]は希望の党、[共]は共産党

4439チバQ:2017/10/17(火) 20:59:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171015ddlk44010193000c.html
<2017衆院選・おおいた>選挙区ルポ/中 2区・「投票、気力ない」声も 被災者に寄り添う訴え /大分
10月15日 00:00毎日新聞

 ◇防災服・ボランティア・お見舞い

 「今まで選挙は欠かしたことはなかったが、今回は投票する気力がない」。津久見市役所そばに住む清田満利さん(85)は、台風18号で自宅が約1・6メートル浸水した。畳や多数の本、衣服が水につかり、山のような量を廃棄。今も1階は湿気を含み、昼間は散乱した家財道具の整理や掃除を続けている日々だ。

 妻(83)と2人暮らし。現在は公営住宅に身を寄せる。「あと3カ月は掃除を続けないと。疲れていて、選挙のことなんて考えられない」とこぼした。

 いかに被災地に寄り添うか。日田市に大きな被害をもたらした7月の九州北部豪雨に続いて9月には台風18号が県南を襲った。特に多くの家屋の浸水被害があった津久見市では今も自宅の清掃に追われ選挙のことすら考えられない市民は多い。

 「大分を、みなさんの生活を守る。災害復旧、復興を急ぐ」。13日の竹田市での集会。自民前職の衛藤征士郎氏(76)はこの日も防災服をまとっていた。第一声で「この防災服で選挙区を走り抜けます」と宣言。「被災地の復興に全力を尽くす決意」を込めるため、本人が防災服による選挙活動を決めたという。国のパイプを生かした手厚い被災地の支援策を訴え続ける。

 今回、党の比例代表「73歳定年制」により、重複立候補ができず、復活当選はない。ライバルの社民前職の吉川元氏(51)は事実上の野党統一候補であり、陣営の危機感は強い。北朝鮮の脅威に立ち向かう外交防衛なども訴えながら、11期の実績を前面に出し、まずは組織固めに力を入れる作戦だ。

 ただ、被災地域が多いだけに「今までと違い、くまなく選挙カーを走らせられない」との悩みも抱える。公示前、街宣車で回っている最中に「選挙どころじゃない」「選挙費用を被災地支援に充ててほしい」などと言われた政党もあったという。公示日は佐伯から津久見を通過して、臼杵で演説をした。「津久見は最終日に入れるかどうか」。候補が入れないため、支援する地元議員がフル回転してカバーする。

   ◇  ◇

 比例復活で2期務め今回は選挙区での勝利を期す吉川氏は、各地集会でボランティアの参加を呼びかけている。被災後、津久見市でボランティアの奮闘ぶりを視察し、人手不足を痛感したという。13日夜の竹田市の集会では「台風18号被害で、特に津久見市では連日のようにボランティアが励んでいる。被災者からは『見捨てられたようだ』との声も聞いた。こんな時期の解散に憤りを覚える」と訴えた。

 10日夕。共産の県南部地区委員会の会議で、同党の佐伯、臼杵、津久見の各市議が、社民の佐伯市議と固く握手した。「選挙区は吉川を、比例は共産を」。協力態勢の共産は支持者に対し、こう呼びかけ、地区委の事務所に吉川氏のポスターを貼るなど積極的な選挙活動を展開中だ。

 前回衆院選では衛藤氏に約2万6000票差で敗れたが、今回は共産候補が出馬していない。共産候補の前回の得票数を吉川氏に上乗せすれば、約8600票差に迫る。吉川陣営は、社民の支持母体である自治労などの支援を受けて票固めを進める一方、「反自民の結集」で支持拡大を図っている。

   ◇  ◇

 幸福実現党の新人、上田敦子氏(50)は日田などでボランティアをした経験があり、「お見舞い」の意味を込めて被災地を回る。「災害に強い国土づくり」を掲げ、ダムや堤防など災害インフラの整備を主張。安倍政権では足りないインフラ整備や北朝鮮の脅威に対する国防力強化を訴え、保守票の取り込みを目指している。【柳瀬成一郎】

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 ■2区の候補者■

吉川元 51 党政審会長 (2)[社]前

上田敦子 50 幸福区支部長 [諸]新

衛藤征士郎 76 [元]副議長 (11)[自]前

 ※届け出順。丸数字は当選回数、前は前職、新は新人。[自]は自民、[社]は社民の各党。[諸]は諸派(幸福実現党)

4440チバQ:2017/10/17(火) 20:59:42
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk44010239000c.html
<2017衆院選・おおいた>選挙区ルポ/下 3区・急転…一騎打ち 因縁深い両氏激突 /大分
00:00毎日新聞

 ◇組織固めVS知名度前面

 「撮った写真をインターネットに掲載しても良いですか?」。公示翌日の11日午前、別府市。立憲民主元職、横光克彦氏(73)が支援者と握手すると、横光氏長男がすかさず尋ねた。陣営のフェイスブックやツイッターに載せるためだ。公示3日前に正式表明という急な出馬で態勢が整ってない分、「ネット選挙」で補う作戦だ。

 2012年衆院選で自民前職、岩屋毅氏(60)に敗れて政界を引退。後援会も解散した。「ヒト・モノ・カネがない」(横光氏)中、長男だけでなく長女は街宣車のアナウンスを担当、妻も一緒にあいさつに回る家族総出での選挙活動だ。だが、俳優で政治家としても副環境相などを務めてきた横光氏の出馬は、「野党一本化」の流れを作るのに十分だった。

 同区は公示直前になって選挙構図が目まぐるしく変わった。当初、岩屋氏と共産新人が対決する構図だったが、今月4日に希望の新人が出馬表明。5日に横光氏が出馬の意向を固めたことが伝わると、今度は共産が立候補を取り下げた。自民、希望、立憲民主の「3極」対決とみられた直後、7日に希望の新人が「自民の一角を崩す」として出馬をやめ、横光、岩屋両氏の一騎打ちとなった。

 両氏の因縁は深い。現在の区割りとなった03年衆院選から4回対戦。岩屋氏が3勝しているが、09年には横光氏が勝利した。共産県委員会幹部は「(共産新人よりも)勝つ可能性が出てきたことで、むしろ運動に力が入る」と語る。

 「安倍政権への怒りの一撃を加える。憲法に基づいた政治を取り戻したい」。13日夜、日出町の集会で涙を見せながらこう訴えた。公示前の7日にあった宇佐市の事務所あいさつや、10日の第一声などでも涙ぐんでいる。岩屋氏を支援する市議は「演技派であり、『勝たせてください』と連呼して泣かれると、同情票が集まってしまう」と警戒する。陣営幹部は「『立憲民主』と言うな。『横光、横光、横光』といった方がいい」と話し、「知名度」を生かした票の掘り起こしを狙う。

 だが、民進関係の一部で「主張がリベラルすぎる」として消極的な姿勢が見られるという。横光氏は社民で副党首を務めた後、旧民主党に移った経緯があるため、「社民から逃げたと思っている人もいる」(社民関係者)との指摘もある。

   ◇  ◇

 「2人だけになり、厳しい戦いになる」。12日のJAべっぷ日出での会合で、岩屋氏は危機感を訴えた。陣営は横光氏の出馬を「これ以上はない強敵の復活」と受け止め、公明、農協、医師会などの支援基盤を確実に固める作戦を取る。選挙期間中、小さな集落も取りこぼさないよう、国東半島を隅々まで1回は回る計画だ。

 陣営の市議は、横光氏に自民党支持層を切り崩されることを懸念する。「横光氏は保守層にも個人的な人気がある。俳優出身だけに、手を握りしめて見つめられると、女性を中心に心を動かされる可能性がある」。別府などの都市部の女性層への呼びかけを強めるという。

 公示前の1日、自民と公明の会議。自民側は「比例は公明」と明言し、公明側も「選挙区は岩屋を徹底する」と確認した。岩屋陣営幹部は「解散の大義や森友・加計学園問題など、安倍批判を感じる」と指摘。支持層を広げるよりも「票を落とさない」ことを重視し、自公協力を進める考えだ。

 岩屋氏は10日の出陣式で「安倍政権は成果を上げてきたが、国民の不信も買っている。深刻に反省しなければならない」と強調した。その一方で「比例は公明」と書かれたチラシも配布。政権批判を意識しながら組織票を固める選挙戦を展開している。【田畠広景、大島透】

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 ■3区の候補者■

岩屋毅 60 [元]副外相 (7)[自]前

横光克彦 73 [元]副環境相 (6)[立]元

 ※届け出順。カッコ内数字は当選回数、前は前職、元は元職。[自]は自民党、[立]は立憲民主党

4441チバQ:2017/10/17(火) 21:01:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710120035.html
【衆院選・激戦区を歩く】(1)東京1区 希望・自民・立民が三つどもえの激戦 千代田区長選、都議選に続き首都決戦
17:54産経新聞

【衆院選・激戦区を歩く】(1)東京1区 希望・自民・立民が三つどもえの激戦 千代田区長選、都議選に続き首都決戦
立候補者の街頭演説に拍手を送る聴衆=10日、新宿区(高橋裕子撮影、画像の一部を処理しています)
(産経新聞)
 国会や都庁を抱え、首都決戦を象徴する衆院選の東京1区は長年、自民党と旧民主党が激突してきたが、小池百合子知事の希望の党旗揚げで構図は変わった。希望新人の弁護士、松沢香氏(39)、自民前職の元外務政務官、山田美樹氏(43)、立憲民主党元職の元経済産業相、海江田万里氏(68)の三つどもえに。2月の千代田区長選、7月の都議選に続く3度目の首都決戦となる。

■応援演説を直談判

 松沢氏が10日に港区内で行った第一声に小池氏の姿があった。都議選の千代田、港、新宿各区で大勝した都民ファーストの会都議3人や、千代田区長選を制した石川雅己区長も並んだ。

 小池氏の快進撃を象徴していたが、陣営関係者は「都議選のときのような勢いはないのでは」と漏らす。小池氏は「国政のブラックボックスを開ける。組織票ではなく皆さんの一票に価値がある」と訴えた。

 松沢氏は都の有識者会議に入った縁で小池氏と知り合い、今月上旬に出馬の打診を受けた。都民都議や弁護士仲間らが支援するが、初日にたすきが間に合わないなど準備、知名度不足が課題。「まずいと思って小池さんにメールで(演説に)来てほしいと頼んだ」

 少子高齢化対策や「原発の段階的ゼロ」などを訴える。国会の東京電力福島原発事故調査委員会で調査課長を務めた経歴があり「自民の山田さんは経産省出身で原発を推進してきた。元経産相の海江田さんは委員会が招致した。原発政策で2人とは立場が違う」

■組織戦を展開

 「必要なのは排除ではなく結束だ」。11日、JR田町駅西口で街頭に立った自民の山田氏は名指しこそしなかったものの、小池氏の「排除」発言を使いながらこう皮肉った。

 演説では希望など他党批判を控えめにし、外務政務官を務めた経験から、緊迫する北朝鮮情勢などを踏まえ安定政権の重要性を訴えた。一方、応援に入った自民の菅野弘一都議(港区)は「都政の停滞」を指摘した上で「国政に皆さんの気をそらせようとしている」と小池氏を批判した。

 千代田区長選、都議選で苦杯をなめた自民。今回の選挙では、千代田、港、新宿各区議を中心とした組織戦を展開。保守票の取りまとめを急ぐ。

 選対幹部は「区長選、都議選のような逆風は感じない」と述べる一方、希望の松沢氏陣営に対しては「情報が少ない。戦略を立てるのが難しい」と困惑する。

 山田氏は「今回は区長選、都議選と論点がまったく違う。激励も多く、みなさんの期待に応えたい」と話した。

■民進分裂

 旧民主党代表、経産相を務めた立憲民主の海江田氏は自らの強みを「やっぱり知名度だよね」と自負する。街頭に立つと、通行人たちがスマートフォンのカメラを向け、「頑張って」と声援も飛ぶ。

 前回は選挙区で敗れ、比例での復活もかなわなかった。落選中は祭りや防災訓練などの催しは欠かさずまわり、顔を売り込んできた。民進党分裂、立憲民主の立ち上げも追い風と感じており、「これまで投票先がなかった人たちの受け皿になる。選挙中は憲法問題を主に訴えていきたい」と話す。

 ただ民進分裂の負の影響も。陣営関係者によると、海江田氏の地元の新宿区や千代田区では区議たちが応援で一致しているものの、港区では希望支援の動きが出ている。選対幹部は「これだけ政党が激動する中では、それぞれで事情がある」と漏らすが、別の関係者は「選挙は始まったばかり。今は希望を応援している人も、支持率によってはこちらに移ってくるかもしれない」と期待する。

4442チバQ:2017/10/17(火) 21:02:20
http://www.sankei.com/politics/news/171013/plt1710130018-n1.html
2017.10.13 10:34
【衆院選・激戦区を歩く】
(2)東京15区 豊洲市場問題、選挙戦にどう影響…国政と都政の狭間で揺れる候補
 小池百合子知事(希望の党代表)が市場移転問題で打ち出した「市場両立案」で揺れる豊洲市場(江東区)がある東京15区では、希望や自民党の前職ら4人が火花を散らす。希望陣営は市場問題に力点を置かないのに対し、自民陣営は移転時期が決まっていない状況などを批判する。国政と都政のはざまで揺れる候補たちの事情が垣間見える選挙戦になっている。

 「江東区民からは小池さんが下した判断は称賛すべきものとは思われていない。難しい問題だ」。希望前職の柿沢未途氏(46)は取材に対して胸中を吐露した。

 小池氏は昨年8月に移転延期を表明し、今年6月に豊洲移転・築地再開発の市場両立案を提唱。豊洲地区の地元住民や江東区議会からは、都が整備を約束してきた豊洲市場の観光拠点「千客万来施設」と、築地再開発の施設が共倒れになる懸念が出ている。都と市場団体との調整もまとまっておらず、移転時期は決まっていない。

 柿沢氏は選挙戦の訴えでは市場問題に力点を置かないとしており、10日の出陣式では「増税より政治家改革」などと身を切る改革を強調。自民側からは、みんなの党、民進党などと所属政党が変わってきたことに対する批判が上がるが、「個人攻撃をはねのけ、皆さんのお力で勝利を勝ち取ろうではありませんか」と訴えた。

 自民前職の秋元司氏(46)は過去2回の選挙で柿沢氏相手に苦杯をなめ、比例復活してきた。江東区では夏の都議選で都民ファーストの会の候補がトップ当選。自民は重点地区に位置づけ、菅義偉官房長官も応援に入った。

 自民は豊洲移転推進の立場だが、市場両立案を疑問視。11日の門前仲町の街頭演説で秋元氏が災害対策の重要性などを訴える一方、地元選出の山崎一輝都議が「市場問題はいっこうに決まらない。小池氏は二足のわらじをはいて無責任だ」と批判を展開した。

 陣営内では衆院選の勝利で豊洲移転を進めていきたいとの声もあり、ベテラン区議は「地元区で自民候補が勝たなければ都側に地元の声が伝わらない。しっかり勝つ」と意気込む。

 共産党は豊洲市場の土壌汚染を問題視し、都議選などで移転中止と築地市場再整備を訴えてきた。共産新人の吉田年男氏(69)は移転に反対し、豊洲市場を物流センターなどとして活用するという考えを持つが、街頭演説では安倍晋三首相の憲法改正の方針と消費増税について反対する主張に時間を割いている。

 「演説に要素を盛り込みすぎると長引いて、聴衆が帰ってしまう。訴えは国政に絞る」。こう説明した。

4443チバQ:2017/10/17(火) 21:02:44
http://www.sankei.com/politics/news/171013/plt1710130062-n1.html
2017.10.13 22:17
【衆院選・激戦区を歩く】
(3)東京12区 公・共対決、都議選で“決別”公明にしこり残す自民…共産「政権受け皿」も他党の支援鈍く

 自公連立の象徴として公明党の太田昭宏氏(72)が当選してきた東京12区は、今回も両党の組織力で選挙を進める。ただ、都議会では都議の報酬削減をめぐって公明が自民とたもとを分かつこととなり、連携にはしこりも残る。一方、都議選で連携した公明との関係を重視する都民ファーストの会の特別顧問、小池百合子知事の意向が働いたとされる同選挙区での希望の党の擁立見送りで、政権批判の受け皿は共産党の池内沙織氏(35)に絞られている。

 「自公政権が仕事をする。結束する。自公政権しか難局をくぐり抜けて突破する力はない」

 12日正午前、JR王子駅北口(東京都北区)で街頭に立った太田氏が語ると、壇上に並んだ自民前都議で比例代表東京ブロックで出馬した高木啓氏(52)は大きくうなずいた。

 太田氏の先にマイクを持った高木氏は「こんなに一生懸命、地元のために働いている国会議員はいない。太田先生は自民公認だと思っている」と持ち上げ、政権与党の結束を強調した。高木氏は取材に、「都政と国政は別。国政は国政だから」と、3カ月前の都議選落選時の落胆の表情から一変、晴れやかに語った。

 そんな中、応援に駆けつけた自民党の野田聖子総務相は「都議選で自公が分かれたことに、自民支持者には思いを持つ人が多いと聞いた。もう一度心をひとつにすることを願っている」とあえて指摘。自民支持層に都議選という「過去」との決別を迫った。

 しかし、野田氏が指摘した懸念はいまだに現場でくすぶる。「なぜ都議選で裏切った公明のために…」。公示前からこんな声が12区の自民関係者の間にはささやかれていた。こうした反発を察知した公明側にも「自民の動きが鈍い」と不信感が漂う。

 しこり解消に向けた窮余の策が、都議選落選で浪人中の高木氏を自民の比例名簿に載せるというものだった。ある自民都議は「12区の自民関係者のガス抜き。高木さんにとってはヒョウタンから駒だ」と語る。公明中堅都議も「自公連立は政権の要諦。官邸が動いた」とみる。小池氏が公明への配慮をうかがわせる中、関係回復に向けて自公両党は腹の探り合いをしている。

 希望が早々と出馬をとりやめたため、政権批判の受け皿は共産に絞られた。前回、小選挙区では次点に終わり比例復活となった池内氏は希望候補者不在の選挙に「論点明快。安倍政権をいかに終わらせるかだ。市民の政治を取り返す」と自信をみせる。街頭でも、「東京12区は連立政権の象徴。市民で風穴を開けましょう」と訴えかけている。

 ただ、政権批判の受け皿として支援を広げる態勢が万全とはいえない。陣営幹部は「他の政党の方の応援は今、調整中だ」としているが、立憲民主党など第三極結集への動きは鈍く、課題が残っている。

4444チバQ:2017/10/17(火) 21:03:05
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710150023.html
【衆院選・激戦区を歩く】(4)東京11区 都議選の因縁再び…小池百合子氏VS自民 野党は共闘ならず4者混戦
17:54産経新聞

【衆院選・激戦区を歩く】(4)東京11区 都議選の因縁再び…小池百合子氏VS自民 野党は共闘ならず4者混戦
駅前で通勤客と対話する立候補者=12日、板橋区 ※画像の一部を処理しています※
(産経新聞)
 今夏の都議選で小池百合子知事(希望の党代表)が率いる都民ファーストの会新人が自民党現職を退けた板橋区。衆院選では11区で再び両者の戦いとなる。希望は新人、宍戸千絵氏(39)を送り込み、自民前職の下村博文氏(63)は、都議選で敗れた2人を選対幹部に据えて雪辱を誓う。一方、野党は候補者一本化に至らず、立憲民主党が前田順一郎氏(42)、共産党が小堤東氏(28)とそれぞれ新人を擁立。4者による混戦模様となっている。

 ■強みは「新人」

 「しがらみ政治から脱却し日本を変えて参りましょう。私はしがらみゼロです」

 12日、都営線西台駅前で希望の宍戸氏はそう力を込めた。陣営は「強みは政治経験がないこと。だからこそ新しい力が発揮できる」と説明する。

 宍戸氏は経済産業省や大手企業などで働いた経験から、「即戦力になれる」と強調。一方、6年前に母親をがんで亡くし、70代の父親は脳卒中の後遺症で寝たきりの状態に。「私なら障害者やさまざまな家庭環境の人に優しい政治をやれる」と話す。

 小池氏の政治塾出身で、塾の仲間や「都民」の都議、かつての同僚らとともに活動を展開。陣営は「支援の輪が広がっている」というが、小池氏の応援で多数の聴衆を集めた都議選のようなインパクトには及ばず、「世論調査の結果を見ても厳しい戦いだ」と焦りの声も上がる。

 ■「初心」に戻って

 12日夜、東武線ときわ台駅前に通勤客にビラを手渡す自民、下村氏の姿があった。記念撮影を求められ気さくに応じていたが、「ここで流れを止めないと自民党は板橋区でいなくなる」と危機感は強い。

 常に心中にあるのは都議選の大敗だ。「都民」の躍進で自民は過去最低の23議席となり、自身の元秘書2人も議席を失った。当時、週刊誌で自身の献金スキャンダルが報じられ、稲田朋美元防衛相が板橋区の応援演説で「自衛隊としてお願いしたい」と失言。下村氏は疑惑を全面否定したが、「国政の問題が直結した」と認めざるをえなかった。

 今、「初心、原点に戻って愚直に訴えたい」と話す下村氏。選対幹部の元都議は、下村氏が9歳で父親を亡くし奨学金で学んだ経験をふまえ強調した。「すべての子供に公平な学ぶチャンスを与える、下村氏の原点の思いを伝えたい」

 ■「共闘」ならず

 一方、各地で候補を一本化してきた立民と共産は11区ではそれぞれに擁立。両陣営によると、共闘を模索したもののまとまらなかったといい、「一本化できず残念」とこぼす。

 立民の前田氏は、森友学園、加計学園の問題について、「税金が一部の人により私物化された」と指摘。「私物化を放置したままの増税は許されない」と消費増税への反対を訴える。

 共産の小堤氏も消費増税反対を主張。憲法9条の改正反対を訴えるほか、「安保法制即時廃止という立場は私だけ」として、他の候補との違いを打ち出していく考えだ。

4445チバQ:2017/10/17(火) 21:04:21
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160030-n1.html
2017.10.16 10:34
【衆院選・激戦区を歩く】
(5) 国政と都政“ねじれ”胸中複雑 希望支援で揺れる都民ファースト
小池百合子知事が希望の党を立ち上げ自ら選挙の顔になったことで、衆院選への都議会各会派の対応は激変している。小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会は希望を全面支援する一方、都議会で小池氏と共同歩調の公明党は、国政では引き続き自公連立を堅持。自民党は昨年の知事選以降、対立してきた小池氏への批判を強めつつ、都政でたもとを分かった公明への秋波も送る。

 「国政ではいろいろあるけれど、あなたたちはしっかりと都政に集中するように」

 安倍晋三首相が解散を決断したとの報道が出た直後の9月の休日。パラリンピック関連のイベントに出席した小池氏は、現場に顔を見せた「都民」新人都議らに声をかけた。

 しかし、小池氏が自ら新党を立ち上げて代表になり選挙の“顔”になったことで、すぐに方針転換。「都民」は希望と政策協定を結び選挙戦で全面支援することになった。

 ある新人都議は「都議選の勢いを衆院選につなげ、国政とともに改革を進めたい」と意気込む。一方、別の新人都議は「小池さんの勢いが思った以上にない。バタバタだった都議選に比べても、衆院選は時間が足りない」と焦りをみせる。

 また、ある都民中堅都議は「話したこともない候補もいるので、『支援を』といわれても」と複雑な表情。選挙区ごとに地元の「都民」都議が街頭に立ち希望支持を訴えるが、音喜多駿、上田令子両都議が公示直前に小池氏や希望への不満を口にして離党するなど、最大会派は揺れる。

 同じく知事与党の公明は、小池氏不出馬に胸をなで下ろしている。

 一時は小池氏との都政での連携見直しをちらつかせたが、小池氏が自ら先頭に立って出馬しなかったことでその後は沈静化。東村邦浩幹事長は「都政の混乱は避けたい」として、今後も小池氏と連携することを確認した。

 「国政は『自公』となっている中、小池さんが出馬すれば、面倒なことになっていた。これで都政に集中してくれれば、都政ではまた小池さんと組める」(公明ベテラン都議)との声も漏れる。

 これに対し、自民都議は「都政投げ出し」と小池氏を批判しながら、各選挙区で候補者支援に回っている。「小池さんが出馬してくれれば、もっと批判ができたのに残念だ」との軽口も聞こえるほどだ。さらに、昨年末以降、連携を解消したままの公明にも衆院選での選挙協力をきっかけに、再び手を組むことを模索する動きも出始めた。

 「知事との距離があるから、公明としては難しい対応を迫られるかもしれないが、『都政も自公』となったほうが、有権者には分かりやすい」(自民都連幹部)と揺さぶる。

 共産は、自党の候補を支援するとともに第三極の共闘も進めている。都政では小池氏と是々非々としているが、選挙では、「希望は自民の補完勢力でしかない」と全面対決の姿勢だ。一方、国政での分裂で会派が割れる見込みなのが民進党。会派所属のうち3人は「都民」会派への合流を検討しているが、立憲民主党との関係が深い所属都議もいるため、対応が分かれそうだ。=おわり


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