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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ
1878
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:40:07
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/mie/CK2014112702000268.html
<選挙区展望>(上) 1区
写真
12月2日公示、14日投開票に向け、事実上の選挙戦に入った衆院選。県内の5小選挙区では、今のところ前職6人と新人7人、元職1人の計14人が着々と準備を進めている。各選挙区の情勢を3回に分けて展望する。
◆1区 自民に維・共挑む
二〇〇九年の前々回選まで、自民、民主のベテラン同士が激しいつばぜり合いを演じた激戦区。全国レベルで候補者調整を進める民主、維新の党がともに候補者の擁立を図っていたが、民主が二十三日に擁立断念を表明。十一選を目指す自民前職が維新、共産の両新人を迎え撃つ構図が固まった。
写真
自民は、伊賀で三代続く政治家の家系で、運輸相、厚生労働相などの要職を歴任してきた川崎二郎。小選挙区制が導入された一九九六年以降、同様に伊賀を地盤とする民主の中井洽とデッドヒートを繰り広げ、敗れても比例復活で議席を堅持してきた。一二年の前回選では小選挙区議席を奪還した。
維新は、前回選で次点で落選した松田直久が二度目の挑戦。県議から津市長に就いた松田は一一年、知事選に民主推薦で立候補し、鈴木英敬に敗れた。前回選では、民主から出馬を要請されたが固辞。日本維新の会(当時)から立った。津での知名度を生かし伊賀、名張でも票の掘り起こしを目指す。
共産は十九日、八月まで名張市議だった新人、橋本マサ子が立候補を表明した。
(文中敬称略)
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/mie/CK2014112802000254.html
<選挙区展望>(中) 2区、3区
写真
◆2区 民・自 前職対決再び
写真
一九九六年に小選挙区制が導入されてから、民主前職が六連勝中。選挙のたびに新顔を擁立していた自民は、二〇一二年の前回選で比例復活した前職が小選挙区議席の奪取に挑む。そこに共産新人が絡む構図だ。
松阪市出身の民主前職、中川正春は自民、日本新党の県議を三期務めた後、衆院議員から知事に転じた北川正恭の地盤を継承して一九九六年に新進党から初出馬。前回選で初めて、自民の比例復活を許した。民主党政権時は文部科学相や防災担当相などを歴任した。
写真
自民前職の島田佳和は川崎市出身。外資系飲料会社で広報を担当していたが、東日本大震災を機に国政を志す。鈴木英敬の知事転身で空席となった2区候補の県連公募に応募して出馬。党への逆風が吹いた中川に二万六千五百票差に迫り、比例復活した。自民は今回、2区以外の県議も支援に投入する。
共産は、党北勢地区委員長の中野武史が四度目の挑戦で票の上積みを目指す。
◆3区 2新人 民主に対抗
写真
二〇一二年の前回選で、民主前職が党への逆風の中で議席を死守し、八選を果たした。自民は二十日、前回選で比例復活した前職を「このまま戦うのは難しい」と差し替え、新人の擁立を発表した。自民前職は比例代表の単独立候補に回る。共産も十九日、新人の立候補を発表した。
民主の岡田克也は、大手スーパー「イオン」の創業者の次男。通産省(現経済産業省)を経て一九九〇年に初当選し、九三年に自民を離党した。二〇〇九年の政権交代後は鳩山、菅両内閣で外務大臣を、野田内閣では副総理を務め、九月に党代表代行に就いた。
自民の嶋田幸司の本籍地は、父親が生まれたいなべ市。早稲田大を卒業後に弁護士となり、東京の法律事務所と金融庁での勤務を経て、一二年に桑名市に法律事務所を構えた。一三年の参院選三重選挙区でも擁立を模索する動きがあった。
写真
共産の釜井敏行は前回選に続く挑戦となる。現在は党県委員。(文中敬称略)
1879
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:40:26
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/mie/CK2014112902000243.html
<選挙区展望>(下) 4区、5区
写真
◆4区 一騎打ちの公算大
写真
民主は、二期の経験がある元職が来春の県議選の候補者選びをめぐり、地元の松阪市議と対立。4区の総支部長を辞任し、公認内定も取り消された。民主は新たな候補者の擁立を断念。県内で唯一、自民前職と共産新人による一騎打ちとなる公算が大きい。
写真
自民は、七選を目指す前職の田村憲久が立候補する。今月一日に亡くなった伯父で元衆院議長の田村元から地盤を引き継ぎ、三十一歳で国政に初当選した。民主の森本哲生と激しい選挙戦を繰り広げ、二〇〇九年に小選挙区で初めて負けたが比例復活。一二年の前回選では森本から議席を奪還し、比例復活も許さなかった。第二次安倍政権では厚生労働相に就いた。
共産は、党4区国政対策委員長で新人の松木豊年が立候補する。静岡県民主医療機関連合会の事務局長などを経て、昨年九月に多気町に移住。医療・介護問題に詳しい。民主が出馬しないことで非自民票の取り組みを図り、得票アップを目指す。
◆5区 自民阻止期す民・共
写真
五選を目指す自民前職に、民主元職と共産新人が挑む構図だ。
自民の三ツ矢憲生は、元官房長官の故藤波孝生の引退を受け、国土交通省の官僚の職を辞して二〇〇三年に初当選。前々回、前回の選挙でも比例重複を辞退して臨み、小選挙区での勝利を収めた。今回も比例重複を辞退すると表明している。第二次安倍内閣では外務副大臣に就いた。
民主の藤田大助は、祖父と父が元県議という政治家の家系。父の秘書などを経て初の選挙に挑んだ〇九年には三ツ矢に肉薄し、比例復活を勝ち取った。民主に逆風が吹いた前回選では、三ツ矢に大差をつけられて敗れ、再起を期す。
写真
共産は前回選で、〇五年以来となる候補者として立った党南部地区委員長の内藤弘一が今回も出馬する。 (文中敬称略)
1880
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:40:50
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/mie/CK2014113002000191.html
<決戦前夜>(上) 「共闘」構想、すれ違い
自民が政権に復帰した二〇一二年の前回衆院選から二年。安倍晋三首相による突然の解散を受けての総選挙は十二月二日、公示を迎える。超短期間での候補者選定に揺れた自民と民主、そして維新の党を軸に、「決戦前夜」を描く。
■1区 民主と維新
衆院が解散した二十一日深夜、津市のJR津駅前に建つ民主党県連事務所。その一室で、県連代表の岡田克也(61)と前参院議員の高橋千秋(58)が対峙(たいじ)していた。高橋は三日前、三重1区からの出馬を表明したばかり。突然の解散風で高まる党内の期待に応えて、決断した。
その心中を知りつつ、岡田は理不尽とも言える党の決定を告げる。「擁立できなくなった」。予期せぬ言葉に、日ごろ冷静な高橋が怒りをあらわにした。午後十時からの面談は一時間半に及び、高橋は終了後、周囲に漏らした。「はしごを外された」
民主は「一強」の自民党に対抗するため、野党候補が競合しないよう全国規模で調整を進めていた。だが1区では、高橋が表明する二日前、維新の党から前津市長の松田直久(60)が名乗りを挙げていた。
松田は二〇一二年の前回選で、日本維新の会(当時)から立候補するも、次点で落選。捲土(けんど)重来を期してきた。民主はそこに高橋をぶつけ、松田に県連の推薦を持ちかけて4区へのくら替えを打診した。
民主にとって4区は頭痛の種。元衆院議員の森本哲生(65)が、総支部長を務める4区内の混乱で解散直前に辞任。衆院候補の内定も取り消された。その4区に松田が移り、高橋は1区で−。民主県連が描いた野党共闘のシナリオだった。
だが松田も、市長だった津市を含む1区は譲れない。「三重1区は最重点の一つ」。維新は党本部同士の交渉で畳み掛けた。民主も十一選を目指す自民の川崎二郎(67)を相手に、維新もろとも敗れた前回選の二の舞いを演じるわけにはいかない。党代表代行として交渉に当たった岡田は、高橋を推した県連代表としての決断をあきらめた。
民主は二十三日、三重1区と4区での擁立断念を表明。“王国”とされる県内で、複数選挙区に候補者を立てずに衆院選を迎える異例の事態となった。
川崎、松田に共産党の新人橋本マサ子(68)を加えた三つどもえが固まった1区で、「打倒自民」を貫くため、松田を後方支援する手はある。だが民主は党の方針として「選挙協力はしない」。県連は1、4区の地方議員に、小選挙区には関与せず比例票を死守するよう命じた。
ただ、党の内部には異論もある。「松田を勝たせなければ、候補を一本化した意味がない」。ある県議の主張には、かつて県議会で同じ民主系会派に所属した松田に肩入れする思いも入り交じる。
一方、松田陣営は「野党結集」を掲げ、連携の道を探る。「2区で、維新候補者が前回に得た票を民主に上積みすることもできる」と語る陣営幹部も。その言葉には、民主との関係を強化したいという強い思いが透ける。
前回、1区で民主の新人候補が獲得した二万九千票が松田に流れれば、川崎票に肉薄する。さまよう民主票が、戦局を左右する。
(文中敬称略)
1881
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:41:12
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/mie/CK2014120102000216.html
<決戦前夜>(下) 地元の縁を武器に勝負
■3区 自民の交代劇
衆院解散が迫った十一月十八日夜、県北部のある市議のもとに、東京にいた自民党県連会長の川崎二郎(67)から一本の電話が入った。市議が二十歳のころからのなじみである川崎はおもむろに切り出した。「3区は嶋田で決まった」
三重3区は、副総理などを歴任した民主党県連代表の岡田克也(61)の「牙城」。党への逆風が吹き荒れた二〇一二年の前回選でも、十二万六千票余を集めて八選を果たした。自民は公募で擁立した札幌市出身の桜井宏(58)が党への追い風に乗り、比例復活での議席獲得に成功した。
だが当選から二年。「地元を回っていない」と桜井への風当たりは強くなっていた。十五日の県連の定例役員会では、「党員拡張も低調」などと続投への異論が続出。結論は出ず、候補者選定は川崎と県連幹事長の水谷隆(68)に一任された。
直後の記者会見での川崎の言葉は、現職国会議員の交代劇を暗示していた。「二年間の積み上げが問われている。私は、小選挙区ごとの支持率のデータを基にものを言いたい」
元首長をはじめ、複数の名前が関係者の間で取り沙汰された。だが水谷は早々に、父親がいなべ市生まれで、桑名市に法律事務所を構える嶋田幸司(40)に狙いを定めていた。「自分が前回の衆院選で出したかった男、そして参院選でも出したかった男」だった。
嶋田は前回選で公募に名乗りを上げたが、最終的に家族から賛同を得られず、昨年の参院選も吉川有美(41)の登場で立候補を見送っていた。調整が最終局面を迎えた十八日、嶋田は東京へ飛び、川崎と面談。そこで、川崎は腹を決めた。
擁立発表から二日後の二十二日、嶋田は水谷の県政報告会でマイクを握った。気概と緊張の表情を浮かべながら「私には岡田さんにないものがある。弁護士として北勢の人たちとじかに触れ合い、中小企業の悩みを聞いてきた」と力を込めた。決断に至った心情を報道陣に「非常に悩んだが、このチャンスを逃すと次はいつになるか分からないと思った」と吐露した。
岡田は、地元の首長をして「国政での活躍と、こまめに集会を開き、会合に顔を出す昔の自民党の選挙を両輪でこなしている。あんな選挙ができる人はほかにいない」と感嘆せしめる存在だ。嶋田が出遅れを挽回するのは容易ではないが、関係者からは「地元に縁があり、選挙がやりやすい」との声も上がる。
3区では、前回選に初出馬し、嶋田より若い共産党の新人釜井敏行(32)も、精力的に活動してきた。
自民は近年、「民主王国」とされた県内政界の勢力図を塗り替えつつある。推薦した鈴木英敬(40)が一一年の知事選で勝ち、一二年の前回衆院選では過去最多の五人が当選。昨夏の参院選でも吉川が民主から議席を奪還した。しかし、民主も解散前に三人の国会議員を擁し、県議会では民主系の「新政みえ」が最大会派を構成する。
県内勢力図はどう塗り替えられるのか。配色を決める十二日間の政治決戦が、まもなく幕を開ける。
(文中敬称略)
1882
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:44:07
滋賀
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/shiga/CK2014112402000195.html
<県内選挙区の情勢>1区 “南北格差”民意は?
写真
県都・大津市と人口減少が進む高島市を抱え、“南北格差”が共存する1区。前回選挙で初当選した大岡さんと九期の大ベテラン川端さんの前職に、初選挙に挑む佐藤さんの三人が立候補を予定している。
大岡さんは十七日に大津市内で開いた政治資金パーティーで、国道161号の集中整備やいじめ防止対策推進法制定など二年間の実績を強調。「やってきたことを止めないために負けられない」と訴えた。有権者には「成果も課題も正直に話す」とし、アベノミクスの見通しや原発再稼働、農協改革などを丁寧に説明する考えだ。
七月の知事選後、川端さんが国会復帰するとすぐに選挙区内にポスター四千枚を張ってアピール。「選挙に関しては挑戦者」と、今後も朝晩は駅前での演説、昼間はスーパーや企業、団体を訪問し、地道に顔を広めることに注力するつもりだ。
川端さんは二十二日にあった記者会見で「与党が圧倒的多数で暴走し民の声が届かない一強状態にノーを突きつける」と力を込めた。政権交代前、消費増税と一緒に約束したはずの議員定数削減がなされないこと、社会保障の切り捨てが目立つこと、消費税再増税を延期せざるを得ない経済状況にしたのは現政権であることを挙げて安倍政権を批判した。
解散後は有権者に直接会うことを重視。支援者宅や商店をきめ細かに回る。同じ目線で会話をすることで、前回の落選から復帰までに外から永田町を見て感じたギャップを埋めるためだ。連合などの組織票を固めつつ、さらなる上積みを狙う。
突然の解散で、立候補を意識した演説を始めてまだ十日間ほどの佐藤さん。十九日にJR膳所駅前に立つと「どうしても訴えたいのは若者の雇用問題」と切り出し、原発再稼働ストップに消費増税中止、集団的自衛権反対など、幅広く持論を展開し「自民に対案を示しているのは共産党だけだ」と呼び掛ける。
大学一年生のころから今春まで十三年間、日本民主青年同盟で活動しながら、アンケートや対話を通じて若者の実態把握に努めてきた。ブラック企業や非正規など厳しい労働条件で働く同世代を主なターゲットに、駅立ちや集会など「あらゆることをして勝負します」と意気込む。
写真
◇
二〇〇九年は民主、前回選挙では自民が全議席を獲得した県内選挙区。その時々の政党イメージで大きく振れてきた浮動票の振り子は今回、どちらに傾くのか。自公政権下にあって、民主党衆院議員から転身した三日月大造氏が当選した知事選の影響は。各区の立候補予定者の訴えや戦略を追った。
1883
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:44:27
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/shiga/CK2014112502000237.html
<県内選挙区の情勢>2区 地域活力の減退課題
写真
彦根、長浜両市を含む湖東、湖北地域の三市四町と東近江市の旧愛東、湖東町が区域。うち五市町で高齢化率が25%以上と高く、中心市街地と山間部との地域格差も懸念されている。立候補予定者は、通算二期の前職上野さんに、前々回まで三期連続当選の元職田島さんと新人の中川さんが挑む構図。
前回1区からくら替えして議席を得た上野さん。九月には国土交通政務官に就き、「地元にも貢献できるようになった」。まちづくりやインフラ整備など「引き続き故郷のために頑張らせてもらいたい」と意気込む。
二十二日は彦根市内で演説。行き交う車に手を振り、通行人と握手しながら安倍政権下で最優先に取り組んできた経済政策の実績を強調した。その上で「景気回復の実感が地方や中小企業に行き渡るように取り組むのが大きな仕事。そのための力を皆さんに与えていただきたい」と訴えた。
今後は、ミニ集会や街頭演説をできるだけ多く実施し、訴えを浸透させていきたい考えだ。
田島さんは「地元の実態をつぶさに見聞きしてきた」と、この二年を振り返る。「国会で議論される課題の答えは全て現場にある」が信条。災害復旧現場を訪ねたり琵琶湖の流木掃除をしたり、NPOや非政府組織(NGO)関係者らと一緒に汗を流してきた。
二十四日は、米原市内の山あいで活動する炭焼き保存会のもとへ。「石にかじりついてでも国会に戻って一生懸命頑張りたい」と決意を述べた。この後、手袋に長靴姿で作業を手伝った。
現場で拾い集めた声を受け止め、地方での豊かな暮らしの実現を訴える。街宣やイベント参加で露出を増やしていく。
前回に引き続き立候補を決めた中川さんは、消費税増税や原発再稼働中止など、党が掲げる五つの政策転換を柱に訴える。中でも、十月に彦根市内に全戸配布した党アンケートの回答で多かった増税懸念を主張の柱に据える。
「10%への引き上げを絶対に中止させる最初のきっかけが今回の衆院選」。二十三日、地元農家らを集めて開いたミニ集会の冒頭、語気を強めた。集会では、参加者と膝を突き合わせて暮らしの疑問や政府政策への怒りの声を聞いた。
「毎日どこかで開きたい」と意欲を示し、今後もミニ集会で党政策への理解を呼び掛け、街頭演説などでより広範に訴えていく。
1884
:
名無しさん
:2014/12/02(火) 22:44:43
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/shiga/CK2014112602000249.html
<県内選挙区の情勢>3区 無党派層の行方注目
写真
人口増加が続き、無党派層が多い地域。三日月大造知事の衆院議員時代の地元でもある。前回小選挙区で勝利した武村さんに対し、民主は三日月氏の後継者に嘉田由紀子前知事を支えてきた小川さんを擁立。この二人に西川さんが加わる。前回、維新の候補者に投じられた約三万二千票の行方も注目される。
二十四日夜に武村さんのお膝元、草津市渋川地区で開かれた報告会。武村さんは顔見知りの支持者約三十人を前に「(衆院議員になってから)まだ二年に満たない。前回公約にした琵琶湖再生法は成立目前。引き続き仕事をさせていただきたい」と訴え、政策面では「経済を再生し、暮らしを立て直したい」と力を込めた。
解散前には報道各社に「できることをやるしかないが、正直準備もできてない」と焦りをにじませていたが、保守層の引き締めと無党派層の取り込みに重点を置く。総括責任者の奥村芳正県議は「名前を広めるために、特に朝夕の駅立ちに力を入れていきたい」と話す。
二十二日にあった嘉田氏の私塾「未来政治塾」の後、事務局長の小川さんは「私が(選挙に)出ることで女性や同じように子育てを経験した人が関心を持ってくれればうれしい」と決意表明。塾生の女性や若者に支援を呼び掛けた。
「暮らしの中で出た声を国政に届けたい」と強調。二人の子育てをしながら市民活動などに身を投じた自身の経験を元に、女性の社会進出や子育て支援の充実を掲げる。
解散後は守山市議時代の支援者らを訪ね、足場固め。今後は女性中心に普段は投票に行かない層への訴えに注力する。後援会長の嘉田氏がフェイスブック上で小川さんの紹介をするなど「空中戦」(民主関係者)でも浸透を図る。
西川さんは、草津市議八期、県議一期を務めた経験と、大票田である草津市内での知名度を生かしたいところ。解散後は、ミニ集会を開き、支持の拡大を図っている。
二十二日には栗東市内一円を街宣カーで回り、スポット演説を繰り返した。「消費税増税は先送りではなく中止を」などと訴えていると、通行人から「増税はけしからん」と同調する声も上がった。
原発問題や集団的自衛権についても言及し「安倍政権の暴走政治にストップを」。西川さんは「短期決戦。国民の期待に応えられるのは共産党しかないことを訴えたい」と意気込む。公示後は街頭活動を中心に訴えを広げる。
1885
:
名無しさん
:2014/12/02(火) 22:45:10
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/shiga/CK2014112702000264.html
<県内選挙区の情勢>4区 主要政党4氏激突へ
県南の広大な面積を有する地区。中心となる農村部のほか、企業の工場も集積して新興住宅地が混在する。前職の武藤さんと岩永さん、新人西沢さんは前回と同じ顔触れ。引退した民主奥村展三さんに代わり徳永さんが出馬する。野党の選挙協力はなされず、主要政党四陣営がしのぎを削る構図になりそうだ。
写真
新人議員として二年間の経験を積んだ武藤さんは、地盤固めに余念がない。東近江市内で二十三日に開いた経営者向けの勉強会では、求人倍率の改善や雇用増など安倍政権の成果を強調した。
県議、市町議の支援は厚い。業界団体を周り、国会で汗を流した実績をPRする。選挙スタッフもいち早くそろい、「今回はやりやすい」(陣営)。個人演説会に加え積極的に街頭にも出る。政権への信任を訴え、浮動票の上積みを狙う。
徳永さんは解散した二十一日夜、JR近江八幡駅前に立ち、「経済成長の道筋はアベノミクスではない。雇用と社会保障の安定だ」と訴えた。はっきりとした口調で言葉を区切って「専門用語を使わず、分かりやすく」と心掛ける。
再選を目指した二〇一三年の参院選で落選し、地盤のある4区候補予定者に。知事選で支えた三日月大造氏が自公推薦候補を退けた流れを引き継ぎ、反自民票の集約を再び狙う。街頭活動が中心。
岩永さんは二十五日夜、日野町松尾の交差点に事務所の若手スタッフと立ち、往来する車に手を振った。初当選後、地元に戻ると街頭で続けてきたスタイル。地域の祭りやイベントにも精力的に参加し「顔の見える活動」に力を入れてきた。
「国会議員自らが身を切る改革と地方分権」を掲げて改革政党としての存在感をアピールしたい考え。甲賀市出身で父親は元農林水産相の峯一さん。「後援会は引き継がず政党も別」と強調する。
西沢さんは二十二日、近江八幡駅前で「安倍政権にストップをかける大チャンスだ」と主張。出馬表明前から連日、街頭に立つ。消費増税中止、反アベノミクス、反集団的自衛権、労働環境改善を訴え、「共産党が伸びれば政治は変わる」と政権批判に力を込める。
前回とほぼ同じ顔触れだが、政権与党の前職らと対峙(たいじ)し「彼らより国民、有権者の目線に立つ」と決意を新たにする。街頭演説を中心に幅広い層への浸透を図る。
=おわり
1886
:
名無しさん
:2014/12/02(火) 22:46:09
長野
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/nagano/CK2014112602000247.html
<各選挙区 構図と顔触れ> 1区
写真
十二月二日公示、十四日投開票の衆院選に向け、県内の立候補予定者は地元で本格的な活動に入った。二年間の安倍政権への評価が問われる選挙戦は、県内五つの小選挙区に与野党合わせて十八人が立候補する見込みだ。どんな構図となるのか、選挙区ごとに顔ぶれと情勢を紹介する。
◆4氏が立候補準備
自民、民主、次世代、共産の四氏が立候補を準備しているが、顔ぶれは二年前とまったく同じ。前回は篠原が小松に一万票差をつけて勝利し、小松、宮沢が比例で復活しており、今回は前職三人と新人一人が激突する。
■小松
二年前は公示一カ月前に立候補を表明。地元に縁がないままの選挙戦で、長野に地盤のある党参院議員二人の組織を借りて戦った。
「短い期間だったが八万票近くをいただいた。今回も必死に戦う」と意気込む。ただ、この二年間で独自の組織はまだ十分できあがっておらず、今回も参院議員の組織力を借りる。「消費税を10%に上げる時まで、地方でも景気を回復させる責任と覚悟を訴える。われわれに任せてほしい」と話す。
■篠原
前回選で民主への逆風を受けながらも小選挙区の議席を守った。今回は五期目を目指す。野党転落から二年を経ても民主に対する支持率は低迷したまま。「信頼は戻っておらず、党勢は回復していない」と厳しい現状を認識している。
アベノミクスの是非に限らず、集団的自衛権行使容認や原発再稼働など「安倍政権の強権的手法全体を問う」と訴える。公民館でのミニ集会など、有権者との対話を重視して支持を固める戦略だ。
■宮沢
前回、当時所属した維新への追い風を受け、地盤のない新人ながら四万七千票を獲得。今回は次世代に移って選挙に臨む。党名は浸透していないが「個人として信頼を得たい」と訴える。
当選後は国会での仕事に追われ、ようやく地元で政治活動を本格化させた直後の解散だった。準備不足は否めないが、「個別の意見を聞き、国会での質問に生かしてきた」と自信を見せる。献金を受けない政治スタイルで支持を訴える。
■武田
三回目の国政挑戦となる。十一月に入ってから長野市や出身地の中野市を中心に街頭演説やミニ集会を重ねている。党は昨年の参院選で県内の比例票を伸ばしており「街頭で声を掛けてくれる有権者がいる」と手応えを感じる。
消費税の再増税反対、集団的自衛権行使への反対にも力を注ぐ。「三人の子を持つ父として、一人の青年も戦場に送らない気持ちで戦う。党への支援の輪を広げたい」と話す。
(文中敬称略)
(衆院選取材班)
1887
:
名無しさん
:2014/12/02(火) 22:46:26
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/nagano/CK2014112702000262.html
<各選挙区 構図と顔触れ> 2区
写真
再選を目指す自民前職に民主元職、維新前職、共産新人が挑む構図。自民前職は政権与党の実績を強調し、野党側は安倍政権の経済政策「アベノミクス」などの批判を展開している。
■務台
「安倍政権だからできたことを丁寧に説明していきたい」と政権与党としての決意を語る。「地方創生」も大きな争点と位置づけ、「都市と農山漁村の子どもの交流を教育課程に組み込み、地域を元気づけたい」と語る。
議員有志のグループをつくり、八月十一日を「山の日」にする改正祝日法や、消防団支援を盛り込んだ地域防災力充実強化法を成立させた。「これからも地元の思いを集め、大きな声で国会で発信したい」と意欲を見せる。
■下条
四選を目指した前回選で敗北後、選挙区内をくまなく回り、支援者や有権者らの話に耳を傾けてきた。「生活が良くなっていない」「中央ばかり良くて、地方はだめじゃないか」との声を聞く。「アベノミクスの矛盾を今回の選挙で問いたい」と話す。
二年前の衆院解散時に約束された国会議員の定数削減などが果たされていないことを指摘し「増税の前に実行するべきだ。有権者には与党の暴走を訴えていく」と意気込む。
■百瀬
前回選は公示一週間前に立候補を表明。自民、民主に代わる第三極として挑み、比例復活を果たした。後援会はあえて立ち上げない「しがらみのない政治」を掲げる。
国内総生産(GDP)の速報値がマイナスだったことなどから「アベノミクスは成功していない」と断じる。一期目は衆院の委員会で地域の課題に関する質問を貫いてきた。「これからは地域の特性を生かさないといけない」と、若さを生かして駆け回る。
■清沢
「消費税増税は延期ではなく、ストップを」と街頭で訴え、安倍政権と対決姿勢を強めている。
初の国政挑戦になるが「安倍政権の暴走で国民は不安になり、生活は苦しくなった。今回の選挙は、国民の声を聞かない政権を国民の手で止める選挙だ」と強調。
「演説していると、聞いた人が『頑張りましょう』と声を掛けてくれる。安心して働くことができるルールもつくっていく」と訴える。
(文中敬称略)
1888
:
名無しさん
:2014/12/02(火) 22:46:46
http://www.chunichi.co.jp/a
<各選挙区 構図と顔触れ> 3区
写真
自民木内、民主寺島、維新井出の前職三人はいずれも前回六万票台を獲得しており、今回も接戦が予想される。共産は二〇一三年参院選に出馬した唐沢を擁立している。
■木内
前回初当選した元県議で、出身地の佐久市周辺が地盤。当選後、党支部の空白地区に新たな支部や後援会組織を設立するなど自身の地盤以外での勢力拡大に努めている。
「井出さんと羽田さんの流れがある3区に一代で三つどもえまで持ち込んだ。与党議員として選挙区で勝利する」と意気込む。勢力の弱かった上田地域で徐々に知名度が上がったと実感しており、「今回は街頭演説に力を入れたい」と露出を増やす戦略で挑む。
■寺島
前回選で民主の新人としては全国の小選挙区で唯一の当選を果たした。次点の井出とは僅差の接戦で、「今回はさらに厳しい戦いになる」と気を引き締める。
引退した羽田孜元首相の後継候補と強調。羽田元首相を支えた後援会「千曲会」の組織力を生かして、公示までの期間に企業や団体を回り、従来の支持層を固める。
安倍政権の政治手法を批判し、「政権交代可能な二大政党制の実現」を掲げて、党勢復活を図る。
■井出
前回は二千票差で次点だった。「選挙区で当選しないと党内で物が言えない。何としても勝つ」と意気込む。
毎週末、地元へ戻り街頭演説を続けてきた。みんなから結い、維新へと党を渡り歩いたが「地元での活動を継続していることに自信はある」と話す。
歳出削減議論の必要性や地方分権などを訴え、若さもアピール。フェイスブックなどのSNSを活用し、おじで元厚生相の正一氏の人脈も生かしながら支持を広げる作戦だ。
■唐沢
昨年の参院選に続き二度目の国政挑戦。激戦の3区で得票増を目指す。出身の千曲市や人口が多い上田市を中心に街頭演説やミニ集会に力を入れ、浸透を図る。
アベノミクスによる格差拡大の弊害を訴え、自民との対決姿勢を鮮明にする。
県の臨時職員だった経験から、非正規雇用の若者の問題にも力を入れる。「若い世代は雇用の問題をひしひしと感じている。分かりやすい言葉で支持無し層に食い込みたい」と話す。(文中敬称略)rticle/senkyo/shuin2014/nagano/CK2014112802000256.html
1889
:
名無しさん
:2014/12/02(火) 22:47:01
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/nagano/CK2014112902000261.html
<各選挙区 構図と顔ぶれ> 4区
写真
自民、民主、共産の三氏が立候補を予定する。前回選で返り咲きを果たした後藤、議席奪還を期する矢崎、五度目の挑戦となる上田が、三たびぶつかり合う構図だ。
■後藤
前回選後、厚生労働委員長や党政務調査会副会長などの役職を務めながらも週末には必ず地元入り。各種行事や集会に顔を出し、求心力の維持に努めてきた。解散前から後援会役員と会合を持つなど選挙に向けた態勢づくりを開始。早い立ち上がりで五期目を狙う。
「日本経済はどん底だったデフレの状況から回復しつつある」と安倍晋三首相の経済対策の成果を強調。「成長戦略は間違っていないが、道半ば。地域に経済の回復が行き渡るまでやらせてほしい」と訴える。消費税増税は社会保障制度の充実には必要だとし、「合わせて行政改革や議員定数の是正を実行したい」と理解を求める。
■矢崎
落選してからの二年間「いろいろな人とひざを交えて話をする機会を設け、一緒に日本を変えていく仲間づくりをしてきた」。街頭演説も精力的にこなして選挙に備えてきたが今回の解散は予想外とし組織態勢の構築を急ぐ。懸案だった連合長野の推薦も決まった。
安倍政権の二年間を検証する選挙だと位置付ける。アベノミクスは「大企業や富裕層のための経済対策。市民の生活は苦しくなっている」とし、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認は「国民の上に強力な国家をつくろうとしている」と指摘。「政治を私たちの手に取り戻そう」と転換を訴える。
■上田
「国民の願いに背き消費税増税、原発再稼働、集団的自衛権行使容認など、暴走とも言うべき安倍政権に審判を下す選挙だ。国民の声が届く政治をつくる」と街頭で訴えを続ける。十一月に入り一日十カ所前後で訴え、既に選挙区内を一巡。公示までに二巡する。「(有権者の)感触はいい。政策には絶対の自信がある」とし、無党派層や若い世代への浸透を目指す。
消費税10%増税は「キッパリ中止」を主張、大企業の内部留保を活用し、国民所得の増加で税収を増やすなどの政策を掲げる。原発ゼロ、集団的自衛権の閣議決定を撤回させ、憲法9条を生かした平和外交を訴える。
(文中敬称略)
1890
:
名無しさん
:2014/12/02(火) 22:47:19
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/nagano/CK2014113002000199.html
<各選挙区 構図と顔ぶれ> 5区
写真
二年前の前回衆院選で返り咲いた自民前職に民主、共産の若い新人が挑む三つどもえの戦い。圧倒的な知名度と強固な地盤を持つ自民前職に対して、民主、共産の新人は細かいあいさつ回りや街頭演説などで支持拡大を目指す。
■宮下
「地方創生を通じ、アベノミクスを成功させる選挙だ」と、財務副大臣の立場から衆院選の大義を語る。また、民間投資を呼び起こす「成長戦略」の実現を、地方活性化と絡めてアピール。リニア中央新幹線開通を見据え、伊那谷発展の可能性も訴える。
若い新人候補の挑戦を受ける戦いには「きちんとした政策論争ができるはず」との見通しを示す。
前回選以降、地元との関係をより重視し、週末は選挙区に戻った。この二年間で、支持者とのつながりをより強固にした。後援会も解散以降、選挙区内の各市町村にある組織固めに余念がない。
■中嶋
前回に続き、地元以外からの候補者擁立となった民主。前回敗れた候補者は選挙後に地元を去っており、支持者に広がった不信感をどこまで払拭(ふっしょく)できるかが大きな課題だ。
元国会議員秘書。選挙区全体の支援者のあいさつ回りに力を入れ、リクルートに勤務していた時、伊那谷を担当していたことなどもアピール。航空宇宙産業やリニア開通など地域の特色を生かした政策づくりを強調する。
安倍政権の集団的自衛権の行使容認などを批判しながら「つまずいても、再挑戦できる社会の仕組みを構築する必要がある」と自身の政治理念を訴えることに重きを置く。
■水野
街頭演説や集会で政策を訴える活動に重点を置き、出馬表明から十日ほどで選挙区内をほぼ一巡した。過去の衆院選に出馬経験があるベテランも支持拡大に駆け回り、本人の知名度不足を補う。
安倍政権の経済政策や安全保障政策、原発再稼働方針を「暮らしの破壊」と否定する。「今まで通りに主張するだけで自共対決になる。これほど戦いやすい選挙はない」と陣営幹部。
候補者擁立を見送った社民党の支持層など「伊那谷の潜在的な反戦や護憲勢力も取り込める」と見込み、議席獲得へ意気込む。 (文中敬称略)
1891
:
名無しさん
:2014/12/02(火) 22:48:29
福井
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/fukui/CK2014112502000240.html
<激動 解散は突然に>(上)自民 選挙区争奪水面下で
写真
衆議院解散二日前の十九日午前十時。県内小選挙区選出の自民党衆院議員(当時)三人が、東京都内の党本部に集まり、ある文書に署名した。県内の新1区には党政調会長の稲田朋美氏(55)=旧1区、新2区は元国土交通副大臣の高木毅氏(58)=旧3区=が出馬し、旧2区の党県連会長の山本拓氏(62)が比例代表北陸信越ブロックに回ることに合意する内容。衆院定数の「〇増五減」に伴う調整が決着を見た瞬間だった。
今回の衆院選から県内小選挙区は三から二に減少。前職の三人は全員が選挙区での立候補を希望していたこともあり、党県連内で“選挙区争奪戦”が静かに展開されていた。
昨夏の参院選では当時県連会長を務めていた稲田氏が、旧2区から新1区に加わる奥越地方などでの候補者遊説に同行。行政改革担当相として忙しい中で新1区での活動に姿を見せるたびに、県議らからは「やりすぎだ」との声も上がった。
ただ、大票田の福井市を以前から地盤とする稲田氏に関しては「新1区で決まりだろう」というのが党関係者の共通認識で、山本氏と高木氏のいずれかが新2区の候補者になるとささやかれていた。調整難航を象徴するように、一時は山本氏と高木氏で選挙ごとに選挙区候補者と比例代表候補者を入れ替える「コスタリカ方式」の導入も取り沙汰されたほどだった。
その中で新2区となる旧3区の嶺南地方を拠点として山本氏が党支部を開設。「高木氏を支援してきた嶺南地方の県議が激怒した」とある関係者は証言する。候補者調整では党員の獲得数も大きな指標になるとされていただけに、山本氏の動きに高木氏の関係者は気が気ではなかったのだ。表向きは三人とも「党本部に一任」としつつも、水面下での駆け引きは続いていた。
そして降って湧いた解散劇。切羽詰まった状況で茂木敏充党選対委員長が「山本先生が大所高所から判断いただいた」と説明するように、山本氏が一歩引いた形で今回の選挙での態勢は固まった。
ある関係者は「党一任だけに、山本氏も何も言えないだろう」と解説するが、別の関係者からは「選挙直前にコスタリカとか言わないだろ」「選挙は基本的に一回一回だから」との声も漏れる。消えたようにみえる火種だが、再燃はあるのだろうか。
◇
衆議院が二十一日に解散され、十二月二日公示、同十四日投開票の日程で総選挙が繰り広げられる。突然の解散とあって、与党側は衆院選挙区割りの「〇増五減」に伴う候補者調整、野党側は公認候補予定者の不出馬などいずれも課題に直面する中での滑り出しとなった。各政党の県内組織の選挙態勢づくりに向けた動きに迫った。
1892
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:48:47
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/fukui/CK2014112602000248.html
<激動 解散は突然に>(中)民主 波乱の船出
「今回の衆院選には出馬しないという選択をしました」。福井2区の民主党公認候補に内定していた元衆院議員の糸川正晃さん(39)が突然の不出馬を表明したのは、衆議院解散前日の二十日。“糸川ショック”の衝撃が関係者に走った。
十八日には福井1区から出馬すると見られていた元衆院議員の笹木竜三さん(57)が不出馬を表明。結党以来初めて県都1区に候補者を擁立できないだけでなく、県内候補者が空白となる異常事態に。選挙を取り仕切る玉村和夫幹事長は「じくじたる思い」と悔しさをにじませた。
「前回衆院選以降、福井で活動する姿を見ていない。糸川は本当に福井2区から出るのか」。県連関係者の中にはそうささやく人もいた。「やっぱり」「まさかこのタイミングで」。不出馬表明をさまざまに受け止めた。ある幹部は「糸川は落下傘。人材育成に取り組んでこなかったことが根本原因」と解説した。
「批判票の受け皿として何としても候補者を立てなければ」。玉村幹事長は二十日から代わりの候補者探しに走った。ここで候補者を立てられないと民主の凋落(ちょうらく)を党内外に示すことになる。「擁立できないなら事務所を閉めた方がいい」。ある幹部は強い口調で玉村幹事長に迫った。支持団体の連合福井からも「解散直後の三連休明けまでに擁立を」と求められていた。
党員で、現職でなく、来年の統一地方選への立候補を目指す人。これらの条件で検討を進めた。二十一日の午後一時すぎ、玉村幹事長は衆議院解散を報じるテレビも見ず、折衝に奔走。県連事務所に入った時には携帯電話の充電器を手にしていた。それだけ交渉を重ねた。同日夕方には「なんとかなりそうだ」と丸一日前の険しさとは違い、一瞬柔らかな表情を見せた。
玉村幹事長は水面下でNPO法人理事長で県連青年局長の辻一憲さん(49)と接触。手応えは好感触だった。参議院一期、衆議院五期を務めた故辻一彦さんの長男。新福井2区に入る嶺南にも知名度がある。来年の県議選のために政治団体を設立したところでもあり「盛り上がっている時で適任」と判断した。支援者や家族の了解を取り付け、辻さんも二十二日深夜、最終的に立候補を決断した。
二十三日、幹事会を開くとともに党本部にも公認申請。党本部も即断し、公認を内定、記者会見にこぎ着けた。準備不足に泣くのか、困難を乗り越えた団結力を発揮するのか。投開票日まで、あと十八日。
1893
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:49:08
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/fukui/CK2014112702000258.html
<激動 解散は突然に>(下)野党 反自民、連携どこまで
「第二極と第三極が競って第一極を利するのはやめようと、二年間根回しをしてきた。その結果、1区は維新に絞ってもらった」。二十六日の出馬会見。維新新人の元県議鈴木宏治氏(41)は、自身を野党統一候補として位置付けた。
写真
小選挙区で野党が乱立すれば共倒れし、自民が独り勝ちする「一強多弱」を再現するのは確実。民主、維新、社民三党の県内組織は「反自民」を旗印に水面下で連携を模索する。まだ具体的な形が固まる前だが、鈴木氏の言葉には何とか他党の支持層を取り込もうとする思いがにじむ。
狙うは旧2区で前回民主の糸川正晃氏が集めた三万八千票だ。旧2区のうち、あわら、坂井、勝山、大野の四市が新1区に含まれる上、民主は新1区に候補者を立てていない。
戦略を象徴するように元県議の藤野利和氏が選対本部長に就いた。民主党県連副代表を務め、昨年の参院選は民主公認で立候補した。十月に離党したとはいえ、民主党とのパイプは残り「(互いに)推薦できるといい」と期待感を示す。鈴木氏は「僕を応援したい民主党議員はいっぱいいる」と強気だ。
新2区にNPO法人理事長の辻一憲氏(49)を擁立した民主は、野党連携の必要性は認めつつも、すんなり踏み切れない。鈴木氏は前回衆院選で民主を離党し、維新から出馬した。「党を割って出た」「われわれに牙をむいた」。党県連内にわだかまりが残る。
維新とは安全保障や憲法をめぐる姿勢に大きな溝がある。特定業界や労組への依存を排除した政治を訴える方向性も、連合を支持団体に持つ民主は受け入れにくい。玉村和夫県連幹事長は「1区に候補者を立てないことが大きな意味での選挙協力」と踏み込んだ連携の難しさを示唆する。
「政策は『反安倍』。細かく言い出したらまとまらない」と割り切るのは社民党県連の龍田清成代表。1、2区とも候補者を立てない社民にとって連携の利点は大きくないが「自民の独走阻止」を優先する。民主とは「かみ合わせの良さ」(森永慶治幹事長)もある。辻氏の父は元民主党衆院議員だが、さかのぼれば社会党(現社民党)の衆院議員だ。本人も平和憲法を守る市民活動で社民党員と一緒に活動している。
三党それぞれの思惑を抱えながら二十八日に一つのテーブルに着く。どんな連携のやぐらを組むのか。公示前の焦点となる。
一方、連携の枠組みづくりから外れた共産党県委員会。南秀一委員長は「マスコミは『共産は独自の戦い』と言うが、日頃の主張通り戦っているだけ」と淡々と話す。陣営関係者は三党連携の動きに「『反自民』の看板を掲げても、政策は自民と何ら変わりない」と冷ややかな視線を送る。
(この企画は、桂知之、塚田真裕、高橋雅人、西尾述志、北原愛が担当しました)
1894
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:49:59
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/fukui/CK2014113002100023.html
原発城下町に吹く風は 「0増5減」新2区の行方
写真
来月二日公示の衆院選から、一票の格差を是正する「〇増五減」で選挙区が三から二に減る福井県。新2区は全国最多となる十四基の原発を抱える県南部を中心とした旧3区に、原発のない鯖江市など旧2区の一部が加わる。原発の再稼働が衆院選の争点に浮上する中、新たな区割りは“原発城下町”の選挙戦に影響を与えるか−。
「(原発立地自治体の)隣々接の鯖江の苦労、悩みがあると思う。その立場を踏まえ、皆さんに原発を理解してもらい、日本のエネルギー、福井の産業を元気にしたい」。今月二十九日、鯖江市中心部であった事務所開き。新2区から立候補する自民前職の高木毅さん(58)が、集まった支援者に声を張り上げた。
日本原子力発電敦賀原発などが立地する敦賀市出身。旧3区では原発による地域経済の活性化を訴え、連続五回当選した。鯖江市は旧2区から比例代表北陸信越ブロックに回る自民前職の山本拓さん(62)の強固な地盤。事務所開きの後、二人そろってあいさつ回りに向かった。
福島第一原発事故後、敦賀原発から半径三十キロ圏内の同市は住民避難の対象地域に加わった。旧3区と同じ選挙区になり、原発をより身近な問題ととらえる市民は少なくない。
「拓ちゃんを県議時代から、ずっと応援してきた」と話す市内の酒店経営の女性(65)も「今回は自民とばかり言っていられない」。立地する敦賀市は原発の交付金などで潤うが、鯖江市は蚊帳の外。「メリットがないのに、原発のリスクだけ背負わされるのは嫌だ」と語る。
新2区入りする旧2区は同市のほか池田町と越前市の一部で、有権者は約六万七千人。新2区全体の四分の一ほどを占める。二〇三〇年代に原発ゼロを掲げる民主党は「選挙戦に与える影響は少なくない」(県連)と集票に期待を寄せる。同党新人の辻一憲さん(49)は避難計画が原子力規制委員会の審査対象から外れていることを問題視し「国が責任を持ち、規制委の審査に加えるべきだ」と訴える。
ただ、その民主もあまり脱原発を前面に出せば、原発の集中する旧3区の有権者や支持団体の電力総連の離反を招きかねず、辻さんも「単純に原発反対では済まない」と頭を悩ます。
池田町出身の共産新人、宇野邦弘さん(63)は「原発は直ちに廃炉にして、解体作業に取りかかるべきだ」と訴える。
福島原発事故後、福島県から鯖江市に移住した柑本(こうじもと)修さん(45)は「安全な原発などなく、再生可能エネルギーを活用するべきだが、自民は力の入れ方が足りない。民主が脱原発を目指すのはいいけど、福島の事故対応のまずさを見ると政権担当能力に不安がある。どこに一票を投じたら…」と迷っている。
1895
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:50:36
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/ishikawa/CK2014120102000214.html
1区 自民にしこり 前哨戦 金沢市長選余波
第三極票、山野派の動き 注視
二日公示の衆院選で、石川1区は自民党前職の馳浩さん(53)、民主党元職の田中美絵子さん(38)、共産党新人の亀田良典さん(66)による激戦が濃厚だ。五党乱立の前回から一転、自民に民主と共産が挑むが、保守分裂した十月の金沢市長選のしこりは明らか。政党対決色が強い2、3区と違い、ねじれた構図も前哨戦を激化させる。(衆院選取材班)
「一から出直す。国会議員になり二十年。初心に帰る」。馳さんは街宣で「出直し」を繰り返す。以前は見られなかった。山野之義さんが大勝した市長選で関係者の反発を招いた対応を反省してのことだという。
競輪場外車券売り場問題で馳さんは山野市長を問題視。市長選では県議や市議が山野派と反山野派で分裂。馳さんは山野さんの対抗馬を支え大敗した。山野さんが無投票当選した十一月の市長選では、山野さんの出陣式と祝勝会に出て、山野さんと握手するなど「和解」を演出した。
市長選とその後の一転した行動に自民内でも批判の声が高まったが、馳さんは「出直し」に強い決意。組織に頼らず、時間があれば一人で街宣。ごみ収集など職場体験も続け「市民目線」をアピールする。アベノミクス前進や安全保障などの課題に触れ実績も強調するが、市民派を前面にした“山野戦術”にあやかりたい思いがにじみ出る。
「働きながら子育てをし、老後も安心し住み続けられる環境を築きたい」。東京から出身地にUターンした田中さんはあいさつ回りに奔走。連合石川や政策協定を結んだ社民党県連の推薦を得て、徹底した握手戦術で浸透を図る。出馬会見が十一月二十五日と遅れたが知名度を生かす考えだ。
陣営は民主を離党した県議会会派・県政石川の議員とも非自民で結束を図り、反自民、反馳票の獲得に動く。ただ、国政選挙で民主勢力の核をなしてきた故・奥田敬和元運輸相に連なる勢力「奥田党」は瓦解(がかい)。連合石川などの組織に頼らざるを得ないのが実情だ。
街宣で田中さんは非正規雇用や女性議員が少ない問題などを指摘。若者雇用、女性問題に積極的に取り組む意欲を示し「弱者に優しい社会、再チャレンジできる社会にしたい」と訴える。
「皆さんの思いで、行動で政治を変えよう」。昨夏の参院選に続く国政挑戦となる亀田さんは、街宣などで消費税に頼らない社会保障拡充などを訴える。
年金が少なくヘルパーを頼むのをやめようかと悩む近所の高齢者、たった一人の兄を戦争で奪われた母親など身近なエピソードを交え、社会保障充実や集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回などを主張する。
陣営も十月の県議補選、市議補選で議席を獲得した勢いを追い風にしたい考え。亀田さんも「参院選の時より反応が温かく、手を振ってくれる人も多い」と手応えを語る。市長選での保守分裂の修復が追いつかない状況について党関係者も好機ととらえるが、超短期決戦だけに陣営幹部は「まずは足元の票固め」と組織内の結束と浸透を急ぐ。
前回は維新、未来と「第三極」候補が五万票超を獲得。その票がどこへ流れるか。山野派の一部は、態度を一転させた馳さんへの反発を強め、ギリギリまで独自候補擁立を画策した。こうした層がどの陣営支持に回るか。関係者も注視する。
1896
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:57:24
岐阜
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/47syuinsen/47syu20141126_1.shtml
戦局 ’14ぎふ衆院選 1区 3女性候補の戦いへ
2014年11月26日
◆新人、支持の浸透急ぐ
8選を目指す自民前職に、民主と共産の新人が挑む。全国的にも珍しい女性のみの対決。短期決戦の中、アベノミクス継続を訴え、支持固めを急ぐ自民前職。民主、共産の新人は支持層への浸透に加え、自民批判票の取り込みに走る。
自民前職の野田聖子は解散した21日に地元入り。翌日から精力的に動き、後援会などの国政報告会で「成長戦略は2年で答えが出ない。アベノミクスの結果が出るまで信じて支えてほしい」と訴えた。
岐阜市内全域に張り巡らせた後援会組織や、企業、JAなど各種団体などの支援を受けて万全の態勢で臨み、政権を奪還した2年前の衆院選より1万票多い10万票の獲得を狙う。ただ、自民勝利の観測が流れる中、陣営は楽観ムードを警戒し、組織の引き締めに力を入れる。
野田は公示前も選挙中も全国から応援を要請され、選挙区にいられるのは半分ほど。選対関係者は「(野田が)地元にいられない分、気を引き締めて臨みたい」と語る。
民主新人の吉田里江は、昨夏の参院選岐阜選挙区に続き、県内からは2度目の国政挑戦。衆院解散の21日に出馬が正式に決定したばかり。準備不足は否めないが、最大の支持母体である連合岐阜加盟の労働組合へのあいさつ回りに奔走するなど、支持層への浸透を急ピッチで進める。
吉田は人材育成会社を経営する経験から、「一番訴えたいのは経済政策」と強調。街頭演説では「アベノミクスからの転換を。格差がどんどん広がっている」と訴える。
今後は街頭演説を増やして知名度を高めるとともに、主に経済政策を訴え、自民批判票の取り込みを狙う。
共産新人の大須賀志津香は、今年5月に出馬を表明。他の立候補予定者に先駆けて事務所開きを行い、「消費税増税はやめさせる。安心して暮らせる社会をつくるため、政治を大本から変えたい」と訴えた。
精力的に街頭演説を行っているほか、女性支持者向けや小規模な集会を地道に重ねる。岐阜市議と県議の計20年の地方議員経験を踏まえ、「庶民の暮らしの実態や痛み、福祉の課題を誰よりも実感している」と存在をアピール。「民主は自民批判の受け皿にはならない。安倍政権に対案を示し、正面から反対できるのは共産党だけ」と強調し、比例票の獲得にも力を入れる。(敬称略)
◇
来月2日公示、14日投開票の衆院選は、安倍政権が推し進める経済政策アベノミクスへの評価などが問われる。強固な支持基盤を持つ自民党に野党がどれだけ切り込めるのか。県内5選挙区の現状を追った。
1897
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:57:42
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/47syuinsen/47syu20141127_3.shtml
戦局 ’14ぎふ衆院選 2区 前職、圧倒的な組織力
2014年11月27日
◆楽観ムード引き締め
7選を目指す自民前職に、共産新人が挑む。民主は候補者の擁立が難航している。このほか、前回、日本未来の党から立候補し、落選した元職が出馬を模索している。
自民前職の棚橋泰文は、選挙区全域に張り巡らした後援会組織のほか、自民系地方議員、青年団体、財界やJAなど各種組織の支援を早々と取り付け、約11万5千票を獲得した前回と同様の態勢を固めた。陣営は「知名度がある対立候補がおらず、気の緩みが怖い」と楽観ムードに危機感を強め、組織の引き締めを図る。
26日に開いた選対本部や後援会などの合同役員会には、約250人が出席。堤俊彦選対本部長は「再選のために一丸となって全力で走り抜けよう」と呼び掛けた。あいさつした各役員も「敵は内にあり」と言わんばかりの言葉を並べ、緩みへの警戒心を示した。
棚橋は「日頃から週末になると地元に戻り、国政報告会やミニ集会を開催してきた」と足元の固さを強調。自民党幹事長代理を務めており、党務のため選挙期間中に地元に入ることは多くなさそうだが、連日夜の個人演説会を中心に政策を訴えていく考えだ。
民主は候補者選びが難航し、擁立を見送る可能性が高い状況。2区総支部幹部は「結党以来初めて候補者が立てられない状況。筆舌に尽くしがたい。無念」と肩を落とす。
前回は、立候補を予定していた当時の2区総支部長が公認問題などをめぐり、内部と折り合いがつかず離党。急きょ擁立した新人候補は惨敗した。その後、組織の立て直しが十分進まないまま。今回の急な衆院解散を受け、総支部関係者は「総支部単独で立候補予定者を見つける体力はない」と厳しい見方を示す。
それでも、同支部幹部は「来春の統一地方選を見据え、民主への支持を回復するため、比例票獲得に全力を注ぎたい」と強調。前回の2区の比例票は約2万5千票だったが、上積みを目指して活動を模索する。
共産新人の森桜房義は、2000年の衆院選以来2度目の挑戦。街頭活動で「安倍政権の暴走政治をストップさせる」と、集団的自衛権行使容認や原発再稼働への反対、消費税増税の中止などを訴え、自民への批判票の取り込み、比例での議席増も狙う。(敬称略)
1898
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:58:02
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/47syuinsen/47syu20141128_3.shtml
戦局 ’14ぎふ衆院選 3区 死守か返り咲きか
2014年11月28日
◆前職と元職、再び対決
2年前の衆院選で議席を奪還した自民前職に、返り咲きを目指す民主元職、前回も立候補した共産新人の2人が挑む。自民前職と民主元職の対決は4度目。
「地方が元気になってこそ日本の将来がある。政策を一つ一つ具現化し、岐阜県を民間活力が生かせる地域にしたい」。3選を目指す自民前職武藤容治は、地方創生に意欲を見せる。
前回、民主元職園田康博に5万票以上の差をつけ、返り咲きを果たした。「風が吹くと大変な目に遭うというのがよく分かった」。2009年に約5万票差で敗れた悔しさを今も忘れない。第2次安倍改造内閣では総務政務官に就任。週末には必ず地元へ戻り、早朝の街頭活動を続けてきた。選挙戦では“地域密着型”を掲げ、選挙区をきめ細かく巡り支持を訴えていく考えだ。
陣営では、自民系の県議や市町の議員が各地区の選対を務めているが、議会日程が重なることもあり、足立勝利選対本部長は「大きな会場で動員の負担を掛けるより、数十人のミニ集会を多くこなしたい」と、細かい活動で新たな票の掘り起こしを目指す。
「国民の声を聞かず強引に進める政治か、国民の意見を聞きながら一歩一歩前に進めていく政治か、選択する選挙だ」。園田は大票田の各務原市内などで街頭活動を通し、政権選択の選挙をアピールする。
これまで当選3回。2回の比例復活を経て09年、小選挙区初勝利を果たした。環境副大臣として、福島第1原発事故に対応したものの地元に帰れない日が続き、民主に逆風が吹いた前回は惨敗。この2年間は地元支持者に党の政策や方針を理解してもらえるよう努めてきた。
伊藤正博選対本部長は「今回勝てなければ次はない。政治生命を懸けた戦いだ」とハッパを掛ける。無党派層の動向と投票率が勝敗の鍵を握るとみて、人の多く集まる場所で細かく街頭演説を行い、有権者の関心を高める戦略を練る。
共産新人の党岐阜地区委員長、服部頼義は党員だけでなく、消費税の再増税や経済政策アベノミクスに否定的な意見を持つ層への浸透を狙う。解散直前に立候補が決まったが「前回の衆院選と比べると党への反応もずいぶんといい」と語り、各地の街頭活動を精力的にこなす。党の政策を中心に訴え、比例での議席増も狙う考えだ。(敬称略)
1899
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:58:19
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/47syuinsen/47syu20141129_6.shtml
戦局 ’14ぎふ衆院選 4区 前職、新人 3氏の争いへ
2014年11月29日
◆可茂地域が主戦場に
10選を目指す自民前職に、前回衆院選で比例復活した維新前職、元高山市議の共産新人が挑む。自民前職が地盤とする飛騨地域で存在感を示す中、各陣営は、有権者の多い可茂地域を主戦場と位置づける。
自民前職の金子一義は「次の消費税の引き上げまでに、地方の景気を巡航軌道に乗せる」と強調。アベノミクスの継続を訴える。
選対は今月初旬から各地域の後援会組織の連携を強化。JAや医師会など業界団体、町内会の支持集めを着々と進め、足元を固める。大票田の可茂地域を最重点地区とするほか、下呂市も意欲的に回り、維新前職の票の切り崩しを狙う。
元自民で岐阜4区を地盤とする次世代前職の藤井孝男が、小選挙区にも出馬するのか注目されたが、24日に比例単独での立候補を表明。「自民票が割れるのでは」と気をもんでいた金子陣営も胸をなで下ろした。可児市での事務所開きには藤井を支持する自民党員も駆けつけ、陣営は「党員一丸で選挙に当たれる」と気を引き締める。
維新前職の今井雅人は、前回衆院選で当時維新だった藤井の支援を受け比例復活した。この2年間、ポスター掲示や街頭活動、集会に小まめに顔を出すなど、選挙区内での浸透を図ってきた。
今回、藤井の小選挙区の出馬見送りで、藤井支持者の票が金子へ流れるとみられる中、民主党県連の支援を取り付け、自民批判票の受け皿の構図を作った。「アベノミクスは都市部と地方の格差を拡大する政策。選挙戦でも格差是正を訴えていく」と自民との対決姿勢を鮮明にする。
ただ、前回衆院選で民主を離党し、維新から出馬した経緯があり、民主支持層の中には批判もある。民主最大の支持母体の連合岐阜は自主投票になるとみられ、民主支持層をどこまで取り込めるかは未知数だ。
共産新人の伊嶌明博は「消費増税を止め、集団的自衛権の行使容認に反対。反自民の受け皿を担うのは共産党」と、前職2人との対立軸を打ち出す。地元市議を長く務めた経験をアピールし、生活者目線で政策を訴える。地盤の高山市や美濃加茂市の市街地に重点を置き、地元議員と共に精力的に街頭で訴え、票の積み上げを図る。(敬称略)
1900
:
チバQ
:2014/12/02(火) 22:58:35
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/47syuinsen/47syu20141130_7.shtml
戦局 ’14ぎふ衆院選 5区 前職、元職、新人の戦い
2014年11月30日
◆各陣営、支持固め着々
9選を目指す自民前職に、返り咲きを目指す民主元職が挑む。共産は新人を擁立する。
自民前職の古屋圭司は「増税を延期するには、国民の信を問うのが筋。アベノミクス継続への信任を得る選挙」と大義を強調。「アベノミクスの効果は出ているが、中小零細企業、地方には実感が及んでいない。デメリットには徹底的な対策を取る」と経済政策を前面に訴える。
地元経済界やJAなど各種団体の支持を取り付け、組織票を手堅くまとめる。選挙期間中は大票田の多治見市に重点を置きながら、精力的に支持者へのあいさつ回りをするほか、地区ごとに決起大会や集会を開き、引き締めを図る。
第2次安倍内閣で国家公安委員長・拉致担当相などを務め、公示後は最大5日間、全国各地の候補者の応援に駆けつける。陣営には「スケジュールを組めない」という悩みもあるが、各地区の地方議員を動員して支持固めを図る。
民主元職の阿知波吉信は、5市の駅前やスーパーで街頭演説を繰り広げ、農村部でもアピール。「失敗したアベノミクスからの政策転換を」と訴える。逆風だった前回と違い、「手を振ってくれる人が増えている。有権者の反応が良い」と手応えをつかむ。
民主党最大の支持母体、連合岐阜の推薦を得て、傘下組織の東濃地域協議会の支援を受ける。5区の東濃地域には約8400人の組合員がおり、支持層への浸透を図る。連合岐阜からのスタッフも事務所に専従で付き、応援態勢を敷く。
「(政権交代した)前々回の衆院選で獲得した無党派層の票をいかに獲得するか」と陣営は戦略を練る。後援会長にIT関連会社の社長が就任し、選対本部長を務める。インターネットによる選挙運動を仕掛けるといい、若い世代の取り込みを狙う。
共産新人の鷹見信義は、来春の県議選中津川市選挙区への出馬を表明していたがくら替えし、初めて国政選挙に挑む。得票を伸ばした前回の勢いを再びおこそうと、小まめな街頭活動を展開。「消費税の再増税に反対し、原発ゼロ社会を実現する」と訴え、自民批判票の受け皿として、共産支持層以外への広がりと、比例票の獲得を狙う。(敬称略)
1901
:
チバQ
:2014/12/02(火) 23:00:34
鹿児島1区のみ
http://373news.com/_senkyo/14/syuuin/rensai/kessen/01.php
解散に伴う衆院選は12月2日公示、14日投開票される。鹿児島県内5選挙区の候補予定者は、突然の解散に戸惑いながらも師走の決戦へ向け走り出した。1区では野党候補の一本化が取り沙汰され、3区は自民前職が次男に地盤を継承。野党第1党の民主が候補擁立できない選挙区もある。決戦の構図を追う。
2014/11/23 本紙掲載
11区野党競合で自民に利
立候補予定者
保岡興治氏(75) 自前(12)
山之内毅氏(32) 維前(1)
川内博史氏(53) 民元(5)
山口広延氏(39) 共新
「久しぶり」「必ず勝てよ」
11月16日夕、鹿児島市天文館地区でつじ立ちをした民主元職の川内博史氏(53)に、買い物客が次々と声をかけた。
「地盤、看板、カバン」のなかった川内氏にとって、天文館でのつじ立ちは「政治活動の原点」。しかし2年前の落選以降、しばらく遠ざかっていた。党への公認申請から1年以上内定が出ず、「有権者にどんな状況か説明できない」と不安を抱えていた。
無党派層が厚く、選挙結果が“風”に左右されやすい1区。川内氏は自民前職の保岡興治氏(75)と6回対決、09年に初めて選挙区で保岡氏を破り、比例復活も阻止した。
だが、逆風が吹いた12年の得票は初当選時より少ない4万3000票にとどまった。第三極として全国的な追い風の中にあった維新の党前職、山之内毅氏(32)に民主支持層を切り崩された格好だ。
□ ■ □
山之内氏は比例復活したとはいえ、得票は3万6000票と川内氏を下回った。この2年、票の上積みを目指して「しがらみのない政治や世代交代を訴えて、若い人を中心に浸透を図ってきた」と説明。精力的にミニ集会を開き、「国会でも、地方分権などのテーマで積極的に質問に立った」と胸を張る。
川内、山之内両氏の得票合計が、保岡氏の7万7000票を上回った12年の結果をみると、選挙区で野党が競合すれば、自民を利するのは明らかだ。案の定、解散風が吹き始めると、民主、維新両党本部による候補の一本化が取り沙汰された。
衆院鹿児島1区の繁華街でつじ立ちする民主元職の川内博史氏=鹿児島市金生町 維新関係者は「現職優先で協議が進んでいる」。民主県連は「野党第1党が1区に候補を出さないなどあり得ない」と否定した。
18日、民主党本部が川内氏の公認を内定。今度は民主の候補擁立が難航する2区や4区に、山之内氏が国替えするのではという臆測が流れた。不戦敗を避けたい民主県連は期待。維新県総支部は「現職を移す選択肢はない」と反発した。
結局、維新本部は山之内氏を公認し、候補の一本化は立ち消えとなった。
野党の動きを見守った保岡氏支持者は「一本化されれば厳しい戦いになった。野党のつぶし合いは歓迎」と安堵(あんど)した。
□ ■ □
「今までのどの選挙より燃えている」。保岡氏は21日夜、鹿児島市で開いた税理士との会合で力を込めた。12期務め法相2回のベテラン。免許更新で認知症の検査をされたと明かし、高齢批判を笑いに換えた。出席者は「自民税調副会長も務め、これほど政策に通じた議員はいない」と全面支援を約束した。
落選した09年以降、同じペースで地域と語る会を続ける保岡氏は「鹿児島の皆さんとスクラムを組み、地方の疲弊という難局を乗り越えたい」と決意する。
共産新人の山口広延氏(39)は3回目の挑戦。13年参院選の党躍進で、ブラック企業対策が進んだ成果を強調、「共産党を伸ばせば政治が変わる」と同世代や無党派層への浸透を狙う。
1902
:
チバQ
:2014/12/02(火) 23:08:18
福島
http://www.minyu-net.com/osusume/election2014/news/141202/news4.html
5区公認ぎりぎりの決着 両陣営対応に追われる
衆院選の公示前日の1日に候補者調整がようやく決着した福島5区。公認決定がぎりぎりまでもつれこみ、福島5区から立候補する前職吉野正芳氏(66)、比例近畿ブロックから立候補する前職坂本剛二氏(70)の両後援会事務所は、対応に追われた。
いわき市平にある吉野氏の事務所には、午前から後援会役員が顔をそろえたが、確かな情報が得られないまま時間が過ぎ、幹部の一人は疲れを口にした。
午後3時35分、党本部から吉野氏が連合後援会事務所に戻り、5区公認の「内定」を吉野氏本人から知らされると、公認の文字が入ったポスター配布や事務所開きの準備は一気に加速。支持者が次々に訪れ、選挙用の荷物が入った段ボールの運び出しが始まった。公認の正式発表は午後7時すぎ。後援会幹部は「正直、長かった。福島のために2人必勝は絶対。あとは全力で戦うだけ」と語った。
一方、いわき市平の坂本氏の後援会事務所は、福島5区での出馬を想定した準備からの方針転換に追われた。公示日に同市鹿島町のショッピングセンターで予定していた出陣式は中止とし、支援者に連絡。綿密に作り込んだ遊説日程も白紙となり、宿泊施設へのキャンセルの連絡を入れるなど、慌ただしい動きが続いた。
夕方、事務所に戻った坂本氏は、待ち構えた報道陣に比例近畿から出馬することとなった経緯を説明。党本部決定の遅れについては「(党本部に)党員や自民党支持者をばかにしているとまで言ってきた」と憤りを見せたものの、「(党本部も)汗をかいた結果だから致し方ない」と最後は配慮する姿勢も見せた。
(2014年12月2日 福島民友衆院選ニュース)
1903
:
チバQ
:2014/12/02(火) 23:11:14
http://mainichi.jp/select/news/20141203k0000m010132000c.html
衆院選:福岡8区 疲弊する地方 アベノミクス庶民に遠く
毎日新聞 2014年12月02日 21時57分(最終更新 12月02日 22時45分)
「(安倍政権の)2年間で株価が倍になり円安で輸出企業が力を発揮し始めた」。安倍晋三首相の盟友、麻生太郎副総理兼財務相(74)は2日朝、地元福岡8区の福岡県飯塚市で第一声を上げた。
約1000人の支援者を前に身ぶり手ぶりを交えて力説する麻生氏が「その利益を地方に、零細企業に広げる政策をやっていきます」と続けると、大きな拍手が上がった。「アベノミクスの波及効果はこれからだと信じている。頑張ってほしい」。建築業の男性(71)が高揚した表情で語った。
麻生氏が駆け足で選挙区を回り、雇用の拡大をアピールしていたころ、飯塚市中心部にある「ハローワーク飯塚」には、子供連れの女性ら多くの人が足を運び、熱心にパソコンや掲示板の求人欄を眺めていた。障害者用を含めて30台分近い駐車場はほぼ満車だ。
「選挙? 関係ない」。そう言って多くの人が足早に通り過ぎる中、選挙区内の直方市から来た高橋真由美さん(54)が足を止めてくれた。「4月から仕事を探しているが見つからない。30年前には筑豊にも仕事があったんだけど。政治家には1円単位で買い物をする庶民の気持ちは分からないのでしょうね」
飯塚市を含む筑豊地域はかつて石炭産業で潤った。しかし、炭鉱閉山後も跡地の活用が進まず、衰退を続けてきた。人口は炭鉱が全盛期を迎えた1950年代から半減し、現在は約42万人。1人当たりの所得も県平均の7〜8割前後にとどまる。福岡労働局によると県全体で有効求人倍率が63年の統計開始以来初めて1倍を超えた10月でも、筑豊地域は0.8倍と県内4地域で最低だった。
ハローワーク飯塚の担当者は「1年前から事業所訪問をしてアベノミクスについて聞くが『実感がない』という声がほとんど。不思議なほど波及効果について聞かない」と話した。
「いらっしゃい、安いよー。さあ、売れたよー」。威勢のいい録音テープの声が流れる飯塚市中心部の本町商店街。歳末大売り出しの最中だが、半数近くの店でシャッターが下りたままだ。7月にも大手化粧品の加盟店が倒産したばかりだという。
シャッターが下りた店の前で西村洋子さん(84)が手押し車で手作りのコロッケを売っていた。朝3時半に起きて1個60円のコロッケを売る。「売り上げは下がるばかり。でも働かないと食べられない」とこぼした。
ただ、景気が悪いからこそ与党の政治力に期待する声もある。商店街の田原宗夫理事長(72)は「商店街はいずれ衰退するもので自助努力が必要だが、やはり政治の力がないともたない」と話した。
一方、共産新人の河野祥子氏(34)は「4月の増税で将来に不安を感じ立候補した。互角の戦いで安倍政権に打撃を与えたい」と街頭で訴えた。【関東晋慈】
1904
:
チバQ
:2014/12/02(火) 23:11:35
http://www.sankei.com/politics/news/141202/plt1412020132-n1.html
2014.12.2 21:46
【衆院選2014】
東京14区 松島氏、第一声で謝罪 民主の木村氏「胸借りる」
東京14区は、選挙区内でのうちわ配布問題で法相辞任に追い込まれた自民党前職の松島みどり氏(58)に、生活の党を離党して民主党に復党した元職の木村剛司氏(43)らが挑む。
松島みどり氏は午後0時半ごろ、墨田区の事務所前で第一声。トレードマークの赤いジャケット姿で、法務大臣就任からわずか2カ月足らずでの辞任を謝罪し「原点に戻り、初心に立ち返って全力で働きます。もう一度チャンスを与えてください」と集まった約100人に支援を訴えた。
木村氏は立候補届けを終えて選挙カーで出発する際、取材に「胸を借りるつもりで戦う」と意気込みを見せた。その後、荒川区の事務所前で支援者を前に「皆さまのお力添えを賜りたい」と呼び掛けた。共産党新人の阿藤和之氏(43)は「安倍政権の暴走政治にストップをかける」と消費税増税の中止などを主張した。
1905
:
チバQ
:2014/12/02(火) 23:15:26
http://mainichi.jp/select/news/20141203k0000m010134000c.html
衆院選:「進級」多難の1年生 基盤ぜい弱、流れが左右
毎日新聞 2014年12月02日 22時01分(最終更新 12月02日 22時12分)
◇政界の定説の「2回生になるのが最も難しい」
衆院選は2005年の郵政選挙から3回続けて自民党と民主党の間で獲得議席が大きく振れ、そのあおりを当選1回の新人議員がまともに受けてきた。「2回生になるのが最も難しい」というのが政界の定説。05年に初当選した自民党の「小泉チルドレン」と、09年に初当選した民主党議員の行方をたどった。
自民党は05年に大勝し、大量に当選した小泉チルドレンは一躍脚光を浴びた。09年には77人が再選を目指したが、民主党への政権交代に有権者の期待が高まり、当選できたのは小選挙区で3人、比例代表で7人の計10人(自民党離党の1人を含む)にとどまった。
このとき民主党で初当選したのは143人。しかし、同党内の分裂によって12年には80人が民主党、48人が民主党以外から立候補。当選したのは民主党5人、民主党以外6人の計11人で、小泉チルドレンと同様の運命をたどった。
民主党の80人のうち36人は09年には比例代表で当選していた。小選挙区の支持基盤が弱かったことが苦戦につながったとみられる。
一方、48人が日本未来の党や日本維新の会、みんなの党など他党に移って出馬したが、当選者はわずかに6人にとどまった。他にも13年参院選の民主党候補者に決まりながら離党し、みんなの党から出馬して当選した参院議員や12年の山口県知事選に出馬するため議員辞職した元職が今回、維新公認で出馬するケースもある。
今回、民主党の09年初当選組のうち46人が同党から、18人が同党以外から立候補した。09年に落選した小泉チルドレンのうち32人は12年に返り咲いており、選挙結果が注目される。
民主党から自民党へと政権が交代した12年衆院選。自民党は大量に新人を擁立し、1年生議員は自民党当選者294人の約4割を占めた。大量当選1年生組の内訳は民主党とは逆の傾向にあり、小選挙区と比例代表の当選者数の比率はほぼ2対1だった。
今回、自民党1年生議員のうち、比例当選組42人中2人が立候補しなかった以外、全員が再選を目指す(うち同じ福岡1区の2人は無所属)。比例当選者の多くが小選挙区から立候補するため、小選挙区と比例の割合はほぼ7対1となり、「風」の影響を受けにくい構図だ。【高山祐、念佛明奈】
1906
:
チバQ
:2014/12/02(火) 23:29:25
>>1823
大阪4区維新の公認外された村上政俊は?
1907
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2014/12/02(火) 23:48:00
>>1906
不出馬。記事も差し替えになってます。
9人が引退・不出馬=世代交代見送りで減少【14衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2014120201064
1908
:
とはずがたり
:2014/12/03(水) 07:58:11
>>1849
ほんとだ。
知らなかった。今回も出るんですねぇ。次世代の比例名簿にも載ってないし急な出馬だったんですねぇ。
有難うございました。
1909
:
とはずがたり
:2014/12/03(水) 08:11:55
>>1831
急に出てきて誰かと思ったらこんな人なんですねぇ。
すごいな。。
>宇部市内の病院で整形外科医として勤務する一方、自身も難病を抱え、車いす生活を送っている。
生活が推薦出してたけど安倍政権と対峙するなら民主も推薦出せばいいのに。
大きい政党は地元支部からの推薦上申とかいろいろ必要で機動的に動けないのかねぇ。。
地元も推薦出す以上動かないといけないとか安倍批判できないとかいろいろあるのかね?
1910
:
とはずがたり
:2014/12/03(水) 08:25:01
予想外の無所属新人w
佐藤誠(66)無 タクシー運転手
衆院選候補者1188人に
http://www.47news.jp/FN/201412/FN2014120201001435.html
衆院山形3区で2日午後、予想外の無所属新人1人の届け出を受理。これで衆院選の候補者は計1188人。
2014/12/02 12:57 【共同通信】
1911
:
チバQ
:2014/12/03(水) 12:49:13
>>1910
共同面白い記事書くなあ
事前審査を受けてないとか書き方あるだろうに
1912
:
チバQ
:2014/12/03(水) 12:49:54
>>1907
ありがとうございます!
時事通信にも、見捨てられてたか
1913
:
とはずがたり
:2014/12/03(水) 15:53:47
或る意味この野心は賞賛に値するけど当選しちゃうとなるとまた別だなぁ・・
嘗てはがっちり選挙区掴んでいた平野氏には頑張って欲しいんだけど維新と共倒れかなぁ。。
参院議員辞職の佐藤ゆかり氏が衆院圧勝できるワケ〈週刊朝日〉
dot. 2014年12月3日 11時35分 (2014年12月3日 12時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141203/asahi_20141203_0006.html
参院議員を辞職し、衆院大阪11区から出馬した自民党の佐藤ゆかり氏(53)。11月29日、枚方駅前で初めての街頭演説に臨んだ。「真の保守政治を実践します。自民党は地方を創生する政策に力を入れている。元エコノミストの佐藤ゆかり、つかってください」
ゆかり氏は2005年の郵政選挙で岐阜1区から出馬(比例復活)。09年衆院選は東京5区で落選し、10年の参院選全国比例区で復活した。その後は衆院への返り咲きを狙い、今春には山形3区からの出馬を画策したこともあった。
同僚の参院議員があきれながら言う。
「衆院のほうが注目度も高いし、副大臣や常任委員長などへの出世も早いので、戻りたかったんでしょう。大阪11区は元職の井脇ノブ子氏が出馬を見送ったため、地元の市議らが後継を探していた。ゆかり氏は渡りに船と飛びついたのです。参院の任期は1年半以上残っていたのですが……」
上昇志向の塊のようなゆかり氏。先月末、地元関係者が決めた事務所の場所を「気に入らない」とダメ出し。別の関係者がゆかり氏のためにセットした集会に、30分以上遅刻するなど、大阪でも“大物ぶり”を発揮している。
「11月21日には大阪市内で出馬会見が開かれ、終了後、新聞各紙の写真撮影があったのですが、何度言っても、歯を見せながら『ゆかりスマイル』を振りまく。こんな写真、掲載できるわけないと各社カンカン。1週間後、再び撮影会がセットされました」(府庁関係者)
その撮影会の場でも記者たちに「私なら、11区(枚方市・交野市)の住民生活を向上させられる」「衆院議員のほうが地元に密着でき、私に合っている」と語り、記者をア然とさせた。
11区には前回、9万3千票と圧勝した維新の党・伊東信久氏(50)や、民主党の元官房長官・平野博文氏(65)らが出馬しているが、当選できるのか。
地元ジャーナリストは「11区は維新の評判がガタ落ちで、ゆかり氏の圧勝もあり得る」と指摘する。
「ことし8月、交野市選出で当時、維新所属だった山本景大阪府議(34)が中学生と『LINE』でトラブルとなり、大きな批判を浴びました。しかも『維新から離党しろ』『イヤだ』の泥仕合が1カ月以上も続いたため、維新の評判は急落。そのあおりを伊東候補が受けています。民主の平野さんは熱心に地域を回っていますが、知名度もあり公明党とがっちり手を組むゆかり氏が、一気に抜け出すとみています」
投開票日、ゆかりスマイルが見られるのか。
※週刊朝日 2014年12月12日号
1914
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:07:54
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141203/plt1412031830004-n1.htm
「小沢王国」落日か 政治家人生初の重複立候補 各紙扱い小さく 岩手4区 (1/2ページ)
2014.12.03
《表の見方》◯は「当選圏内」、△は「優勢」、▼は「苦戦」。浅川博忠氏の分析【拡大】
生活の党の小沢一郎代表が崖っぷちに立たされている。45年の政治家人生で初めて、比例代表に重複立候補したのだ。中央政界での影響力を失い、小選挙区での当選に自信が持てなくなったのか。かつての「小沢王国・岩手」も崩壊寸前となっている。
「『国民の生活が第一』という政治理念を掲げて活動してきた。日本人の原点は、地方の農山村の中にある。今行われている政治は、かつての自民党の政治ではない」
小沢氏は公示日の2日、「政界の父」である田中角栄元首相のおひざ元・新潟県魚沼市で第一声を行った。だが同日、岩手県奥州市で開かれた小沢事務所の出陣式では、いつもと違う空気が流れていたという。
地元関係者は「出陣式では、後援会長が『今回の選挙は本当に厳しい。小沢先生にも地元入りしてくれるように、電話でお願いした』と悲壮感を漂わせてあいさつしていた。約300人ほど集まっていたが、何人かが『小沢先生が重複立候補か…』という会話はしていた」と語った。
47歳で自民党幹事長を務め、当選15回を数える小沢氏の重複立候補は衝撃的なニュースだが、新聞各紙が小さく報じるあたりに、小沢氏の苦境が現れている。2009年衆院選では、小沢系が岩手県の4選挙区で全勝したが、前回の12年衆院選では小沢氏の4区だけとなり、今回は小沢氏自身も安泰ではないのだ=別表参照。
政治評論家の浅川博忠氏は「今回の選挙は、岩手の『小沢王国』が崩壊し、平成の初めから四半世紀続いた『小沢時代』に終止符が打たれることになる」といい、こう続けた。
「前回の選挙では、週刊誌の離婚報道の影響で女性票が減った。今回は中央政界での影響力が無くなったことを有権者が認識している。解散前に野党結集に動いたが相手にされず、側近を民主党や維新の党に逃した。なりふりかまわず重複立候補という保険をかけたあたりに、小沢氏も『今回は危ない』と思っているのだろう。議席は得るだろうが、今後の展望は極めて厳しい」
1915
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:08:26
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141203/plt1412031140002-n1.htm
【激突!!師走決戦】菅元首相に超逆風 街頭演説の模様は… 東京18区 (1/2ページ)
2014.12.03
《表の見方》◯は「当確」、△は「やや優勢」、▼は「苦戦」。(夕刊フジ分析)=2日12時現在【拡大】
菅直人元首相(東京18区)は、衆院選で厳しい戦いを強いられている。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故時の最高責任者で、「史上最悪の宰相」と批判されたダメージは深く、有権者からはソッポを向かれ、公開討論会では痛い所を突かれて「事実と違う!」と感情的になる場面も。吹き止まぬ逆風に焦りの色をにじませている。
注目の第一声、菅氏は2日、東京都府中市の「大國魂(おおくにたま)神社」で行った。自らの苦境を「厄除け・厄払い」で知られる神社の力で、乗り越えようとしたのか。
「原発ゼロ、原発ゼロです!」
帰宅途中のサラリーマンや学生が行き交う、東京都小金井市のJR武蔵小金井駅前。菅氏は11月27日夕、寒空の下でマイクを握り、「原発ゼロの実現」という公約を必死にアピールしていた。
通行人の中には、珍しそうにスマートフォンなどで写真を撮る人もいたが、演説を聞く人も握手を求める聴衆もまばら。菅氏にレンズを向けていた40代の主婦は「あの人誰だっけ、あの代議士さん…」とポツリと語った。「過去の人」という雰囲気が漂っていた。
菅氏は首相在任時の2011年3月11日に発生した大震災後、閣僚や官僚、東電幹部らを怒鳴り上げるばかりで求心力を失い、退陣に追い込まれた。12年衆院選では小選挙区で敗北し、比例復活で辛くも議席を得た。
この選挙で、東京都千代田区のJR有楽町駅前での街頭演説に参加した際、聴衆から「テロリスト」「帰れ!」などと強烈なやじにさらされた。怒号が飛び交うなか、菅氏は演説を続けたが、原発再稼働を進める自民党の政策を批判した場面では、「最も無責任なのは…」と言いかけて、聴衆から「おまえだー!」の大合唱で返された。
今回の取材ではやじは聞かれなかったが、有権者の反応は鈍い。
冒頭のJR武蔵小金井駅前での街頭演説後、菅氏は小金井市の市民交流センターで行われた公開討論会に参加した。
最大のライバルと目される、自民党前職の土屋正忠元総務政務官には対抗心をむき出しにし、「原発を続けるのか、なくすのか」と迫った。
これに対し、土屋氏が「菅さんが総理のとき、『原発をベトナムに売った』と誇らしげに言われていた」と切り返すと、発言の順番を無視して「事実と違う! 『3・11』前の話だ」と気色ばむ一幕もあった。
短気で怒りっぽい性格から、菅氏は「イラ菅」の異名を持つ。司会者に「持ち時間オーバーです」と制止されても、自身の主張を続けようとする姿に、その片鱗(へんりん)をのぞかせた。
今年5月には「恐らく初めての試み」(地元市議)という少人数の地元集会を開催するなど、小規模集会を中心にする活動で光明を見いだそうとしているという。
民主党政権のひどい記憶が鮮明に残るなか、東京18区の有権者の判断が注目されているのは、間違いない。
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1916
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:12:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2014120300653
衆院選・注目区を行く(静岡3区、山梨1区)【14衆院選】
◇「1足す1は2」ならず=手探りの野党共闘−静岡3区
今回の衆院選は、自民党「一強」体制を野党陣営がいかに突き崩すかが選挙戦の重要テーマ。そのためには野党の小選挙区でのすみ分けが欠かせない。静岡3区(磐田市など)は、二大勢力の民主、維新両党で折り合いが付き、前職が比例代表に回って候補が一本化された特異なケースだ。
「あなたの決断に懸かっている」。11月21日、解散直前の衆院議員食堂。民主党静岡県連会長の細野豪志は、磐田市長を3期務めた維新の前職鈴木望と向き合うと、野党候補一本化のため小選挙区からの出馬を辞退するようかき口説いた。
前回争った鈴木と民主元職の小山展弘の合計得票は12万6千票余り。自民前職の宮沢博行は約9万4千票で3区を制していた。野党が競合しなければ逆転できると踏んだ細野は鈴木との会談に先立ち、維新側に「小山有利」の独自調査データを示し、同党新人が出馬する隣接の8区(浜松市)には候補者を擁立しないと持ち掛けていた。
細野は議員食堂で同席した維新幹部に、鈴木が比例に転出した場合は名簿上位で処遇するよう要請した。65歳の鈴木は小選挙区では当選は危ういと認めていたようで、「若い小山君に選挙区を譲りたい」と受け入れた。
だが11月末、細野が候補者を出さないと明言した8区で、浜松が地盤の民主の参院議員榛葉賀津也や同党の支援団体である連合静岡が「勝手連」と称して無所属新人を擁立した。「ここで引けば維新とも丸く収まる」と懇願する細野に、榛葉は「支持者や連合が納得しない」と拒否。維新との信頼関係は傷ついた。
小山は、中部電力浜岡原発の廃炉が持論の鈴木との約束で、「浜岡はやめざるを得ない」と表明。これが電力関係労組の反発を買い、同労組の推薦を得られなかった。「1足す1が2でなく、0.8や0.7になってしまうかもしれない」。小山は野党共闘に手応えをつかめずにいる。
一方、選挙区を諦めた鈴木に、維新執行部は比例九州6位という冷徹さで報いた。静岡3区には共産党新人の松浦敏夫も立候補している。
◇「前職競合」が一転=山梨1区
「副議長だからといって何もしないわけにいかない。私が先頭に立つ」。参院副議長として表立った選挙応援を控えていた民主の輿石東は11月30日、甲府市で開いた自身の国政報告会で、山梨1区から出馬する前職中島克仁への支援を訴えた。
中島はその7日前、解党が決まったみんなの党から民主に移籍したばかりで、維新の前職小沢鋭仁と競合するはずだった。輿石は2年前に民主を飛び出した小沢を「許さない」と敵意を隠さず、支持者には「俺の選挙だと思って戦え」とハッパを掛けた。
ところが、小沢は公示直前、比例近畿へ転出を決めた。小沢は地盤としてきた旧1区の区割りが今回の定数減で大幅に変わり、「新しい地域への浸透が難しい」と弱音を漏らしていた。
公示日の2日、維新の県総支部は中島支援を決めた。予想外の野党候補一本化に、自民の前職宮川典子陣営は「甲府では小沢の票が一定程度中島に流れる」(県議)と危機感を募らせる。ただ、中島陣営も一様に歓迎ムードではない。選対関係者は「党を出て行った小沢氏への反感は強い。支援を受けることで逃げる票もある」と警戒する。
共産は山梨1区に新人の遠藤昭子を立てた。(敬称略)(2014/12/03-17:13)
1917
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:16:04
千葉9区です。
ちなみに自民次の3にとも落下傘
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chiba/CK2014120302100008.html
脱原発とみんな票焦点 前職3人が激突
◆9区
自民前職の秋本真利氏(39)は、千葉市若葉区の選挙事務所での出陣式で、ライフワークとする脱原発・再生可能エネルギー普及について「自民党は原発依存度を可能な限り低減と公約に書いている。いつの日か再生可能エネルギーが原発を逆転すると思い活動している」と訴えた。
ある支持者の男性(75)は「若いから仕方がないが、言いすぎると思う時もある」と苦笑。支持する県議も「自民党内の野党」と「評価」。秋本氏の立ち位置が吉と出るか凶と出るか、陣営はまだ読み切れていない。
これに対して民主前職の奥野総一郎氏(50)は、JR八街駅の演説で「福島の原発事故で八街の農産物も風評被害を受けた。福島の記憶が新しい中で原発推進にゴーサインを出すのですか」と強調。選挙戦で安倍政権のエネルギー政策を厳しく批判する構えを見せた。
次世代前職の西田譲氏(39)は、四街道市の選挙事務所での出陣式で「消費増税先送りは当然の判断だが、負担を次世代に先送りしないためどうするか、訴えていきたい」と強調。共産新人の鴨志田安代氏(59)は千葉市若葉区のスーパー前で「消費税増税を中止し、所得を増やし経済を再生する」と訴えた。
9区は、脱原発を掲げてきたものの、解党したみんなの党の幹部だった水野賢一参院議員の地元。「水野票」の行方が選挙に影響を与えるとの見方もある。ある自民関係者は「水野さんの支援者は水野さんの意向に従うだろうが、本人が中立だから票の流れは読めない」と話した。
1918
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:16:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chiba/CK2014120302100009.html
野党集結成功するか 民主の協力がカギ握る
◆8区
自民、維新、共産の三つどもえによる戦い。民主は候補者調整により候補擁立を見送った。野党協力がどこまで進むかがカギとなる。
三陣営はいずれもJR柏駅東口で第一声を上げた。維新元職の太田和美氏(35)は「事実上の唯一の野党候補。自民党に対抗できる勢力をふるさとの柏から作りたい」と力説。安倍政権の経済政策について「格差社会を助長する」と批判し、国会議員の定数削減や脱原発を訴えた。
野党票を集めるには民主の協力は不可欠。しかし、応援する民主関係者の姿は見当たらなかった。太田氏は過去の衆院選で、民主候補として千葉7区と福島2区で当選経験がある。その後離党し、生活から出馬した昨年の参院選では千葉選挙区で「古巣」と戦ったしこりが残る。陣営幹部は「民主の協力を得られるよう理解を求めていきたい」と険しい顔を見せた。
自民は「野党共闘」の前で引き締めに余念がない。県連会長を務める前職の桜田義孝氏(64)の出陣式には、県選出の参院議員らが応援に駆けつけた。
「デフレ脱却に向け、安倍内閣の二年間で前向きにできるようになった。アベノミクスを持続させて発展させることで強い日本をつくる」と政権の実績を強調。手賀沼の水質問題といった地元の課題にも触れ「観光都市として市民のみなさんが安らぎを感じる街づくりをしたい」と支持を求めた。
共産新人の小野里定良氏(67)は出陣式で「安倍暴走政権に対する審判を下すチャンス。増税は先送りでなくきっぱりストップを」と訴えた。
1919
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:16:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chiba/CK2014120302100010.html
自民、念願の地元候補 前首相に5連敗中 挑戦
◆4区
「相手は前首相だが、関係ない。国と船橋のパイプ役を務めたい」
船橋駅北口で、自民新人の木村哲也氏(45)が声を張り上げると、あちこちから「そうだ」と声が上がった。久しぶりの地元出身者の立候補に、支持者らは熱気に包まれた。
自民は、民主前職の野田佳彦前首相(57)に小選挙区で五連敗中。政権奪還した前回の選挙でも倍以上の差をつけられ惨敗し、比例復活もなかった。県内で議席を大幅に増やす中、ある自民党船橋市議は「恥ずかしかった」と振り返る。
過去三回は地元出身ではない候補だったため、今回、船橋市議、県議出身の木村氏の名が挙がると、同市議十七人が推薦するなど団結した。
ただ出馬が決まったのは、公示の約一週間前。別の自民市議は「相手は前首相。いくら地元出身でも覚えてもらうには時間がない」と焦りの色は隠せない。
「裏切られた。はらわたが煮えくり返る思いだ」。野田氏はJR津田沼駅前の第一声で、安倍晋三首相を痛烈に批判した。野田氏が首相当時、安倍氏と約束した10%への消費税率引き上げ、議員定数削減とも「ほご」にされたからだ。
しかし、民主の支持が広がっているわけではなく、ある同党の船橋市議は木村氏を「強敵だ」と警戒。野田氏も首相の時に封印していた駅立ちを再開するなど地元重視の姿勢を示す。
共産新人の斉藤和子氏(40)は船橋駅の第一声で「安倍政権がやろうとしている原発再稼働は無責任」と批判した。無所属新人の元県議西尾憲一氏(64)は「集団的自衛権行使を阻止しないと戦争に巻き込まれる」と訴えた。
1920
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:19:03
25位は上位じゃあないだろ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155460
自民党の比例上位にカジノ推進「セガサミー娘婿」の露骨
2014年12月3日
選挙が公示され、各党とも比例名簿を提出したが、「アレッ」と注目されたのが自民党の東京比例名簿だ。小選挙区に立った24人が同列1位でズラリと並んでいるが、その次、25位に登場するのが鈴木隼人氏(37)。元経済産業省職員とある。
この人物は誰あろう、カジノに積極的なセガサミーグループ・里見治総帥の娘とド派手婚をしたエリート官僚なのである。結婚式には安倍首相をはじめ、テロがあったら「内閣全滅だろう」とささやかれるくらいに大臣が顔を揃えた。財界の大物も出席し、まるで政官財癒着の象徴のような式だった。そうしたら、話題の婿があっさり役所を辞めて選挙に出てきたのだから、露骨だ。
「25位は微妙ですが、一応、当選圏内ですよ。自民党は前回比例東京で5人通った。24人の小選挙区候補のうち、20人が勝てば、おこぼれが回ってくる。まずはバッジをつけさせて、その後、引退議員の小選挙区にはめ込む戦略と聞きました」(永田町関係者)
言うまでもなく、安倍首相はカジノ推進派。こんな癒着が許されていいのか。
1921
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:22:44
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/577872.html
道内注目の2、7区 熱帯びる師走のマチ 衆院選公示(12/03 07:31、12/03 13:19 更新)
衆院選が2日公示され、道内の各候補は寒風が吹きすさぶ師走の町へ飛び出した。安倍晋三首相が進める経済政策「アベノミクス」への評価や地域振興策をめぐり、初日から舌戦は熱を帯びた。「1強」自民に野党が挑む。民主党と維新の党との協力が不調に終わった道2区と、民主党と新党大地が全面協力する道7区で、地域の有権者に支持を訴える候補を追った。(候補者一覧は届け出順)
■2区(札幌市北、東区) 民・維対立 4氏が乱戦
吉川貴盛 64 自前
池田真紀 42 無新
松木謙公 55 維元
金倉昌俊 40 共新
白いダウンジャケットに赤いマフラーを着けた無所属新人の池田真紀氏は札幌市東区役所前で第一声。「国民の声を無視して弱者を切り捨てる安倍政権にノーを」と声を張り上げた。
池田氏は維新との協力を優先した民主党本部が公認せず、反発した党北海道が独自に推薦。第一声には地元選出の全ての党所属道議、市議が応援に集まり、池田氏は「党の存亡をかけた戦いだ」と気勢を上げた。
「アベノミクス効果が北海道に表れるというのは幻想だ」。維新の党元職の松木謙公氏はJR札幌駅北口で演説し、自公政権を批判。「野党統一候補として立候補したが、無所属で出ている方もいる」と池田氏へのけん制も忘れなかった。
青いジャンパーに運動靴。雪が舞う中でも自転車で遊説する得意のスタイルを変えず「中小企業で働く人や経営者を大切にしたい」とアピールした。
民主と維新の対立は、自民党前職の吉川貴盛氏に有利との見方もある。だが、吉川氏は出陣式で「挑戦者の一人という思いを忘れずに戦う」と身を引き締めた。高橋はるみ知事も駆けつけ「北海道の創生をお任せできるのは吉川先生しかいない」とエールを送った。
吉川氏はこの後、選挙カーに乗り込み、身を乗り出して「がんばります」。夜も北区の量販店前に立ち、白い息を弾ませ演説した。
共産党新人の金倉昌俊氏は東区での出陣式で「野党のゴタゴタに有権者はあきれている。共産党はここにいる」と力を込めた。
■7区(釧路、根室管内) 民・大協力 自に危機感
鈴木貴子 28 民前
石川明美 63 共新
伊東良孝 66 自前
民主党と新党大地の選挙協力の象徴となる7区。民主党前職の鈴木貴子氏=大地代表代理=は釧路市で第一声を上げ、根室管内羅臼町まで約300キロを走破した。出発時には大地代表で父の鈴木宗男氏と抱き合い、感極まって涙もこぼれた。演説ではアベノミクスの効果が地方に表れていないと批判して「地域の実情や痛みを国政にしっかりと反映させていく」と訴えた。
自民党道連会長の前職伊東良孝氏は釧路市を皮切りに、選挙区内の事務所など計12カ所で支持を呼びかけた。演説では民・大協力で挑む鈴木氏を「極めて強力な相手」とし、「大変厳しい戦いだ」など危機感を訴え、支援を求めた。政府の要職を務めた実績も強調。着実に工事が進む道東道延伸などを紹介し「観光客の誘致など地域発展の政策を打てるようになった」と訴えた。
共産党新人の石川明美氏は釧路市などで演説し「消費税増税は安倍政権の失敗」と批判。反自民の受け皿になることを強調した。
1922
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:29:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141203_61031.html
<衆院選>福島5区 自民「勝てる候補」優先
◎公認争い決着 しこり懸念、結束が鍵
衆院選福島5区で1日に公認が決まった自民党前議員の吉野正芳候補(66)は2日、慌ただしく選挙事務所を開き、走りだした。公認争いの末、比例近畿に回った前議員の坂本剛二候補(70)は出陣式を取りやめ、いわき市の神社で必勝を祈願。党本部は「勝てる候補」として吉野氏を選んだとみられるが、党支持者らの結束も当選への鍵となりそうだ。
関係者によると、吉野氏と坂本氏は2日、いわき市内で会い、互いの協力を確認したという。
自民党は選挙区支部長を公認候補とするのが原則だが、今回は「吉野氏が優位」との観測も地元にはあった。坂本氏が前回2012年、民主党前議員の吉田泉候補(65)に苦戦したことが背景にある。
いわき市の党関係者は「後援会組織は吉野氏の方が強固だ。ある調査では、吉田氏に勝てるのは吉野氏の方だとの結果も出ていた」と指摘。吉野氏の11月24日の集会に、上川陽子法相が参加したことも臆測を呼んだ。
吉田氏陣営も、吉野氏の方が戦いにくいと感じていた。2人は高校の同級生で支持者が一部重なる。陣営関係者は「坂本氏には高齢という問題もあった」と打ち明ける。
公認の決定が公示前日までもつれた上、坂本氏の比例近畿での名簿順位が40位だったこともあり、これまで以上にしこりを懸念する声は多い。
関係者は「吉野氏の家業は木材会社。坂本氏が回った近畿には、林業が盛んな和歌山県などがあり、吉野氏陣営も坂本氏のために、関係業界に働き掛ける」と話した。
福島5区にはこのほか、共産党新人の吉田英策候補(55)が立候補している。
2014年12月03日水曜日
関連ページ:福島政治・行政衆院選とうほく
1923
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:33:44
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141203-OYT1T50003.html
民主大物、比例重複相次ぐ「覚悟ない」失望の声
2014年12月03日 07時05分
民主党の海江田代表(東京1区)や野田前首相(千葉4区)、菅元首相(東京18区)が比例選に重複立候補した。
これに対し、党内から「党代表や首相経験者としての誇りと覚悟はないのか」と失望する声が出ている。
今回の衆院選では、各党党首のうち、自民党総裁の安倍首相(山口4区)と維新の党の江田共同代表(神奈川8区)が比例選への重複立候補をしなかった。小選挙区制が導入された1996年の衆院選以来、小選挙区単独で出馬してきた生活の党の小沢代表(岩手4区)は、今回初めて比例選にも重複立候補した。
海江田氏と菅氏は前回、選挙区で敗れ、比例復活した経緯がある。民主党は政党支持率で自民党に大きく離されており、海江田氏周辺は、「党首が落選すれば党へのダメージは大きい。『保険』をかけておくことはやむを得ない」と語る。
1924
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:34:51
http://www.sankei.com/region/news/141203/rgn1412030056-n1.html
2014.12.3 07:06
【衆院選公示】
熊本1区 前職4度目の“対決”
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候補者とともに拳を突き上げる支援者=2日午前、熊本市
熊本市を中心とする熊本1区は、自民党前職の木原稔氏(45)と、前回は比例で復活当選した維新の党前職の松野頼久氏(54)による事実上の一騎打ちの構図となった。両者の対決は4度目で、過去は松野氏の2勝1敗。野党第1党の民主党は候補者を擁立せず、松野氏を「野党共闘」の立場で支援する。
木原氏は、後援会事務所が近くの健軍神社(熊本市東区)で出陣式を開いた。自民党の国会議員や地方議員、支援する業界団体の関係者が集まった。
「まずは景気回復が大事であり、そのため消費税再増税が先送りになった。景気回復の波を地方の隅々まで届け、偏った産業ではなく地域社会を支える産業まで着実に行き届くようにする。地方創生をやり抜き、安全保障法制や憲法改正についても丁寧に説明していく。熊本から、わが国を“誇れる国”にする政策を実現させたい」。木原氏は第一声で、力強くこう述べた。
木原氏はこれまで通り、連立を組む公明党に推薦願いを出さなかった。来春の統一地方選では、自身の選挙を支える自民党の地方議員が公明党とも票を奪い合うからだ。木原氏は「正々堂々と政策や主義主張を訴え、納得してもらえる人を増やしていくだけ」と語った。
松野氏は、熊本城内に鎮座する加藤神社(熊本市中央区)で出陣式を執り行った。後援会関係者に加え、民主党熊本県連の鎌田聡代表と、連合熊本の佐々木義博事務局長も顔をそろえ、「安倍政治を倒すため」「自民の議席を1つでも減らすため」と応援マイクを握った。
松野氏は「安倍氏は、国会議員の定数削減を行うという2年前の約束をほごにし、解散に踏み切った。師走の忙しいときに、何と700億円の国費を使って総選挙をする大義はどこにあるのか。国会議員自らが身を切る改革、大幅定数削減を訴え続ける」と語気を強めた。
共産新人の高本征尚氏(29)は同市の神水公園で第一声。「道理のない消費税増税は中止し、富裕層に増税する」と訴えた。
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:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:36:04
http://www.sankei.com/politics/news/141203/plt1412030043-n1.html
2014.12.3 19:02
【衆院選2014】
=注目区を行く=大地の民主共闘、TPP、農業改革…「三重苦」に悩む北海道の自公
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釧路市内の駐車場の掲示板には新党大地のポスターが張られていた
平成24年の前回衆院選で、自民、公明両党は北海道の12全選挙区で勝利した。しかし、今回は逆風が吹いているという。北海道を地盤とする政治団体「新党大地」が民主党との共闘を徹底させた。農村部を抱える選挙区では、米価の記録的下落と環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に、首相の安倍晋三が肝いりの農協改革への反発が「三重苦」となって、のしかかっている。
「代表から電話です」
11月27日、北海道7区から民主党公認で立候補する鈴木貴子の選挙事務所で、女性スタッフの声が響いた。「代表」とは、貴子の父で大地代表の元衆院議員、鈴木宗男を指す。
受託収賄罪などで実刑が確定、服役した宗男は29年4月まで公民権が停止され、選挙運動が禁じられている。公職選挙法には公民権停止中に禁止される行為について細かい規定はないが、特定の候補者の当選を目的に投票を呼びかけることはできない。宗男は公示前は事実上、でき得る限りの指揮を執っていた。
前回衆院選で大地は道内7選挙区で候補者を擁立したが、民主党候補とことごとく共倒れした。今回、民主党は、比例代表北海道ブロックに重複立候補した貴子を名簿登載単独1位で厚遇した。その引き換えに、大地は候補者を擁立せず、民主党候補を支援する。
政治活動の拠点である大地の国会議員を失うわけにはいかない−。そう考えた宗男と、道内で一定の集票力を誇る大地票がほしい民主党の思惑が一致した。
前回衆院選では、7区で大地公認として出馬した貴子と民主党候補の得票を合計すると、当選した自民党の伊東良孝に381票差まで迫る。
伊東陣営は「大地票に民主が上積みされれば怖い」とし、大地がTPP交渉に「断固反対」の立場を貫いていることに、危機感を募らせる。
JA北海道の政治団体「北海道農協政治連盟」は衆院選で、伊東をはじめ、8選挙区で自公候補を推薦している。
ただ、7区は酪農地を多く抱え、TPP交渉の行方に敏感な有権者が少なくない。主産品の乳製品は政府が関税維持を求める「重要農産品5項目」の一つだが、米国は市場開放の圧力を強めている。伊東が以前市長を務めた釧路市の市議会は昨年3月、TPP反対の請願を、自民党市議も含め全会一致で採択した。
農協改革をめぐって、安倍は来年の通常国会で、全国農業協同組合中央会(JA全中)が下部組織に持つ指導監査権を撤廃する農協法改正案の提出にこだわっている。対する全中側は先月、現行法を原則維持する自己改革案をまとめ鋭く対立する。
1926
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:36:28
北海道7区内にあり、「酪農王国」をうたう浜中町の農協組合長、石橋栄紀は「難しいところだが、与党の政治家に直言するしかない」と語り、与党に弓を引くよりも与党とのパイプの維持を優先させるという。一方で、TPP交渉に反対し、農協改革にも「農協をつぶそうという話なら、食の安全はどうするのか」と批判を強める。
安倍は11月27日、JR釧路駅前の街頭演説で、農産品の輸出拡大に力を注ぐ方針を強調した。
「浜中町では乳製品を良くして、(高級アイスクリームの)ハーゲンダッツの材料に使われている。こうしたものの販路を拡大していく」
安倍の演説を伝え聞いた石橋の反応は、冷ややかだった。
■ ■
農協は米価下落に悩む東北でも、自民党への圧力を強めている。
「農政改革に関わる公開質問」
山形1区に立候補した自民党山形県連会長、遠藤利明の事務所に11月の衆院解散直後、県内農協の政治団体「山形県農協政治連盟」から文書が届いた。質問は6項目あり、TPP交渉や「中央会(JA全中)の新たな制度の移行について」など農政改革の機微に触れる内容が列挙されていた。
「自民党を試している」
遠藤は直感した。
山形農政連は、昨夏の参院選でも、候補者に公開質問状を配布。自民党新人候補の回答が不十分だとして、民主党から「みどりの風」に移った現職の支援に回った。メンツをつぶされた遠藤は以後約9カ月、農協幹部との交流を断った。
山形県では、豊作に伴う米価下落と減反補助金(直接支払い交付金)が今年産から半減した影響が重なり、農家は大幅な減収になった。
遠藤は11月末、農政連幹部と会談し、政府のコメ農家に対する緊急支援を説明。「農協の自己改革は組織維持のためでなく、地域振興の拠点となるようなものにしてほしい」との回答も伝え「これで納得しないなら支援しなくて結構」と突き放した。結局、農政連は遠藤の推薦を発表した。公示日前日のことだった。=敬称略
(沢田大典、水内茂幸)
1927
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:36:54
http://www.sankei.com/region/news/141203/rgn1412030057-n1.html
2014.12.3 07:05
【衆院選公示】
福岡1区 自民分裂覚悟の第一声
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出陣式で候補者の演説に耳を傾ける聴衆=2日午前、福岡市
福岡1区は自民前職の井上貴博氏(52)と新開裕司氏(46)の2人が、ともに無所属で出馬し、民主元職の山本剛正氏(42)らが挑む構図となった。前回衆院選(平成24年12月)では井上氏が選挙区で民主党の牙城を崩し、政権交代の象徴となった。今回は、自民分裂の戦いとして注目を集める。
「国家戦略特区を高島(宗一郎)市長と二人三脚で取った。ゼロからの出発だが、勝ち上がって安倍首相、麻生副総理、高島市政を、もう一度支えたい」
井上氏は、福岡市博多区の櫛田神社で出陣式を開き、集まった約500人に、政権中枢とのパイプの太さや1期目の実績をアピールした。11月の福岡市長選で再選を果たした高島氏も登壇し、「井上なくして福岡の今の成長はないと言い切れる」とスピーチした。
前回、井上氏との選挙区公認争いに敗れ、比例に回った新開氏は、東区の香椎宮で出陣式を開いた。
「私が政治を目指したのは、地元の声を国に届けるためで、選挙区から出なければいけない。上から物を言えば何でもまかり通るのが政治というならば、それと戦いたい。人の道を貫きたい」
新開氏は約600人を前に、声を震わせながら訴えた。
新開氏の出陣式には、自民党の古賀誠・元幹事長も姿を見せた。古賀氏は、自身の後継者である福岡7区の自民候補ではなく、新開氏の出陣式を選んで出席した。あいさつでは2年前の公認問題に触れ、「こんな自由民主党でよいのだろうかと無念だった。今回は新開君と心中する」と語気を強めた。古賀氏のほか、自民党県議1人、市議3人も出席した。
民主党は、2年前の衆院選で敗れた元環境相の松本龍氏が政界を引退。前回福岡8区で落選した元職の山本剛正氏(42)が、1区に国替えし、自民分裂の間隙を狙う。
東区の選挙事務所での出陣式には200人の支援者が集まり、山本氏は「アベノミクスの恩恵は国民の1%しか受けていない。このまま続けるのか、国民の生活と地域経済を取り戻すか。『安倍のみクスッ』と笑う選挙で終わらせない」とダジャレを交えて訴えた。松本氏も駆けつけ「親身に政治を考えるよい男が1区に来てくれた」と持ち上げた。
共産新人の比江嶋俊和氏(67)はJR博多駅前で第一声を上げた。消費税10%への引き上げ反対などを主張し、「安倍政権の暴走を止める」と訴えた。
福岡市長選にも出馬した無所属新人の金出公子氏(67)は午前、東区の地域交流施設で第一声を行い、国会議員定数の3割削減と原発再稼働反対を主張した。諸派新人の明石健太郎氏(42)は午後、博多区のJR吉塚駅前で街頭演説し、海岸沿いでの堤防兼重油生成施設の整備などを訴えた。
1928
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:46:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141203ddlk43010500000c.html
2014衆院選・くまもと:「全てのみ込み」比例から出馬 林田氏、名簿33位 /熊本
毎日新聞 2014年12月03日 地方版
自民党は1日、衆院選比例代表の名簿順位を発表した。九州ブロックでは自民前職、林田彪(たけし)氏(70)の順位は33位。林田氏は熊本2区で自民前職の野田毅氏(73)と公認争いを演じた末、名簿の上位登載を条件に比例代表からの出馬を承諾していた。林田氏は「全てのみ込んだ。これ以上言うと愚痴になる」と複雑な表情を見せた。
2区では2003年以来、野田氏と林田氏が小選挙区と比例代表に交互に立候補する「コスタリカ方式」を採用。今回は自民が定める衆院比例代表の「73歳定年制」がネックとなり、野田氏が小選挙区、林田氏が比例代表から立候補することになった。林田氏は名簿順位次第では無所属からの出馬も辞さない姿勢を見せていた。
熊本市で2日あった出陣式では、村上寅美県議が「一切の感情を捨てて『小選挙区は野田、比例は自民』という運動展開をお願いしたい」とあいさつ。林田氏も「自民に不満はない。一生懸命頑張る」と意気込んだ。【松田栄二郎】
1929
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:49:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141203ddlk28010249000c.html
2014衆院選:民主・梶原氏、比例で擁立 /兵庫
毎日新聞 2014年12月03日 地方版
衆院選兵庫5区からの立候補を断念した民主元職、梶原康弘氏(58)について、民主党は比例代表近畿ブロックの単独候補(名簿23位)として擁立した。
梶原氏は、維新の党との候補者調整のため5区での公認を得られず、立候補を断念したという。しかし、民主党本部から党県連に比例代表での擁立可能な候補者の有無について打診があり、立候補に至ったという。梶原氏は「5区の3人の候補者とは政策が違い、支持者には不満がある。比例でもいいから5区で民主党の旗を立てたいと思い、あえて出ることにした」と話した。【柴崎達矢】
〔阪神版〕
1930
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:51:40
毎日と産経の記事の違い
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141203ddm003010195000c.html
クローズアップ2014:衆院選公示 194区、攻防激化 与党強気「上積みも」/野党、競合解消進む
毎日新聞 2014年12月03日 東京朝刊
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衆院選が2日、公示され舌戦がスタートした。安倍晋三首相は野党の準備が整っていない時期を狙い早期解散に踏み切ったが、野党が調整を進めた結果、前回衆院選の3倍以上の194選挙区で候補者が一本化した。公示前勢力の維持を目指す与党に対し、野党は「自民1強」の打破を狙う。【影山哲也、高本耕太、村尾哲】
◇与党強気「上積みも」
「雇用を増やし、給料を増やすのが私たちの経済政策だ。景気回復の温かい風を送り届ける決意だ」。首相は2日、福島県相馬市での第一声で、雇用と賃金の改善を目指す考えを強調した。政権の経済政策「アベノミクス」の継続で景気回復を目指す与党と、「無策で批判だけの野党」との印象戦を仕掛けており、討論会などで民主党の経済政策批判に時間を割いている。
首相は表向き、勝敗ラインを自民、公明両党で過半数(238議席)と明言している。「衆院選は政権選択の選挙」という理屈だが、公示前勢力の326議席から88議席減っても「勝利」になる計算だ。
だが、自民党内では実際の目標は「公示前の295議席の維持から30減程度の間」(党幹部)とされている。さらに、「首相が強気になっている」(党幹部)と言い、首相周辺からは議席増を目指す声も漏れる。
背景には、各種世論調査で自民党の堅調ぶりが伝えられていることがある。毎日新聞の全国世論調査(11月29、30日実施)でも、比例投票先は自民が38%で、民主党の12%、維新の党の8%を大きく引き離した。
自民党は公示前日の1日夜には、比例代表の単独候補13人を急きょ、追加公認した。党関係者は「数日前に、女性候補を比例ブロックで1人ずつ増やせないかと指示があった。首相の意向だ」と明かす。
小選挙区では、北海道や新潟、沖縄両県など14道府県の35選挙区を「重点区」に設定した。公示前の同党の情勢分析で、民主党などにリードを許していた選挙区が中心だ。首相に加え、谷垣禎一幹事長、小泉進次郎復興政務官らを集中的に投入する方針だ。
公明党は低所得者や中小企業などに、アベノミクスの恩恵が届いていないことを意識した選挙戦を展開している。山口那津男代表は2日、千葉市内の街頭で、「株価の値段が倍になったと言っても拍手は多くない。そうでしょう。私も株、持っていません」と語り、笑いを誘った。選挙戦では軽減税率の導入を前面に押し出している。同党幹部は前職9人が立候補した9選挙区を重点的に回る。自民党と野党候補が接戦となっている選挙区では自民候補への支援を強化する見返りに、比例代表で公明党に投票するよう自民側に求め、比例代表で公示前の22議席からの上積みを目指す。
1931
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:51:55
◇野党、競合解消進む
民主党が公示に向けて力を入れたのが、共産党以外の野党各党との競合解消だ。前回は日本維新の会や日本未来の党など「第三極」が乱立し、共産などを除く非自民勢力は227選挙区で競合した。今回は4分の1近い62選挙区まで減少し、自民1強に対抗する民主、維新、次世代、生活、社民の5党が候補者を一本化できた選挙区は前回の約3倍の194選挙区に増えた。
東京都では前回、自民、民主、第三極政党の三つどもえが25選挙区中23選挙区に達し、非自民候補の落選が相次いだため、今回は特に候補者調整を強化した。全国では「野合」批判を懸念し、候補の相互推薦や比例票の協力まで踏み込む選挙協力は避けたが、民主党都連と維新の党都総支部は2日、候補を一本化した17選挙区で候補者を相互に推薦したと発表した。
ただ、非自民、非共産の野党候補がいない「空白区」は39選挙区に上った。民主は野党で過半数(238議席)の獲得を目標としているが、達成は厳しい。
民主は先週末から党単独の目標議席を「3ケタ」(海江田万里代表)に設定した。解散時勢力の倍近い100議席以上を目指すが、他の野党各党は「現状維持が目標」(維新の党関係者)というのが本音だ。
議席の上積みを目指す民主党は1日、同党候補に、街頭演説などで自民党を批判する際の参考になるよう「自民党批判マニュアル」を配布。2012年の自民党公約の「議員定数削減」「天下り根絶」「デフレ・円高からの脱却」などの項目を抜粋し、現状が公約違反あるいは失敗と指摘した。
維新は民主と連携しながらも、独自性を前面に出す選挙戦を展開する。橋下徹共同代表は2日、大阪市の街頭演説で、「アベノミクスの方向性は賛成だが邪魔しているのは自民、公明。民主政権はお金がなく何もできなかった」と、行財政改革の必要性を強調。松井一郎幹事長も「自民、民主、公明、共産もダメよ〜ダメダメ」と加えた。
次世代の党は、東京12区、大阪16区で公明党のベテラン議員の対抗馬として保守色の強い候補をぶつけ、自民支持層を切り崩す戦略だ。平沼赳夫党首は1日、「自民候補が出ていない公明党選挙区は、投票する自民支援者側に問題が出てくるので、そういった票を吸収したい」と述べた。
共産党は11月の知事選で他党と共闘した沖縄県では3選挙区で擁立を見送ったが、292選挙区に候補者を立てた。「自共対決構図」を作り、安倍政権への批判票を取り込む狙いがある。昨年の参院選ではブラック企業批判などが一定の支持を集め、12年ぶりに選挙区で議席を獲得した。
1932
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:52:21
http://www.sankei.com/politics/news/141203/plt1412030003-n1.html
2014.12.3 05:30
【衆院選2014】
「1強」に挑む急造の野党候補 競合は62選挙区 「空白」も39 ちぐはぐ対応も
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2日公示された衆院選(14日投開票)で、自民、公明両党が選挙区で擁立した候補者に対し、民主、維新、次世代、生活、社民の野党5党のいずれかの候補者同士が競合する選挙区は62で、全295選挙区の約2割に達した。自民の「1強多弱」を崩そうと野党5党間で候補者調整を進めたが完全な解消には至らず、逆に野党5党の候補が一人も存在しない空白区は39も残った。野党共闘は想定外の衆院解散により急造したものの、「時間切れ」を迎えたといえそうだ。
自民もしくは公明の候補者に対し、野党第一党の民主と同二党の維新の候補者が競合する選挙区は21選挙区となった。公示直前に民主の前職が比例代表に転出し、維新の前職が選挙区で出馬するなどの調整を進めた結果、平成24年の前回衆院選(維新は旧日本維新の会)の136選挙区と比べれば、大幅に減少した。
先の臨時国会では、法案協力などで共闘関係を構築しつつあった両党だが、選挙の準備不足は否めない。安倍晋三首相が解散を表明した11月18日の時点で自民と公明がほぼ候補者を固めていたのに対し、野党側が本格的な候補者調整に着手したのは解散決定後だった。
さらに、民主の海江田万里代表はもともと野党再編に慎重で、維新の橋下徹共同代表(大阪市長)も民主との選挙協力には否定的なままだ。前職同士の対決は4選挙区残り、野党間の主導権争いで自民を利することになりかねない。
より選挙協力が難航したのは民主と次世代だった。憲法や安全保障などで主張が異なる両党は広島県などの一部で候補者のすみ分けを行ったものの、競合は26選挙区に上った。
両党の「水と油」の関係を象徴するように、候補予定者が以前から出馬の準備を進めていた選挙区にそれぞれが新たに候補者を擁立した選挙区もあり、「次世代との関係は崩壊状態」(民主党幹部)という。
旧日本維新から分かれた維新と次世代の間でも競合は10選挙区となった。生活は一部が選挙直前に民主に復党する動きもあったが、それでも3選挙区で競合している。
一方、野党5党の候補者が一人もいない39選挙区のうち、大半は自民、共産両党の候補者による「自共対決」の構図だ。「野党空白区」は中国や九州など西日本に多く、全295選挙区の約13%の選挙区で共産を除く野党の「反自民」の受け皿作りさえ構築できなかった。
1933
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:58:18
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20141203-1404044.html
角さん王国で“仁義なき小沢VS自民”
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越山会の村といわれた旧入広瀬村(現魚沼市)で第一声を行った生活の党の小沢一郎代表
越山会の村といわれた旧入広瀬村(現魚沼市)で第一声を行った生活の党の小沢一郎代表
第47回衆院選が2日公示され、12日間にわたる選挙戦が始まった。
生活の党の小沢一郎代表(72)はこの日、田中角栄元首相を支え、かつて「越山会の村」と呼ばれた新潟5区の旧入広瀬村(現魚沼市)で第一声を上げた。元首相の長女で民主党の田中真紀子氏(70)の出馬取りやめを受け、同区に生活の党から出馬した森裕子氏(58)を応援。自民党は元越山会幹部らが支える前職長島忠美氏(63)が立候補。真紀子氏不在の中、両陣営とも元首相の名前を挙げて後継を主張した。「田中王国」の跡目を争う戦いが始まった。共産党からは服部耕一氏(45)が出馬した。
真紀子氏の姿が見えない新潟5区。福島県との県境の山村の農協前で、小沢氏はビール箱の上に立った。かつて師事した田中角栄元首相の言葉を引用した。
「選挙区の地元のみなさんが何を悩み、何を困っているのか。直接会って、胸にたたき込み、地元に根を下ろした政治家になれ」
小沢氏は、元首相の言葉を「四十数年たつが、自分の政治信条だ」とし、「強いものだけが勝てばいいという今の安倍さんの政治は、根本から間違っている。政治を変えるため、森さんを勝たせていただきたい」と支持を訴えた。
新潟5区は民主党の真紀子氏不出馬を受け、生活の党の森氏が出馬。維新の党も候補を擁立せず。出馬したのは森氏と長島氏と共産党の服部氏の3人。野党共闘のモデルケースとも言える。「政治とは生活である」「選挙は川上から」。小沢氏の行動は元首相の持論と重なる。まして、入広瀬は旧村民の9割が元首相を支持し、「今も神様みたいな存在」(地元住民)だという「越山会の村」。小沢氏にとっては、絶好の第一声の場所だ。
森氏は、小沢氏と別行動だったが、長岡市内での第一声で「伝統ある新潟5区は、田中角栄元首相を始め、(社会党の)三宅正一先生など歴史に残る政治家を多数輩出した」と、やはり「田中」を口にした。
長島氏は、長岡市内での第一声で「アベノミクスでの成長を地方に移していく。これが我々のやるべき第1歩だ」と地元重視の姿勢を強調した。陣営には越山会で青年部長を務めた星野伊佐夫・自民党県連会長を始め、越山会出身者がそろう。陣営の1人は「真紀子さんは田中家の血を引いただけ。政治的な後継は自民党の長島だ」と強調する。
2年前の衆院選で真紀子氏を破った長島氏は地元に通い、20の後援会を立ち上げた。陣営幹部は「1日に東京−長岡を2往復する日もあった。小沢さんでも真紀子さんでも覆せない」と自信を見せる。
真紀子氏は姿を見せず、真紀子氏に近い関係者は「指示はない。動きもない」と話した。田中家不在でスタートした田中王国の跡目争い。どの陣営の仁義が通るのか。小沢氏は「それは国民の味方の人の仁義が通る」と強調して入広瀬を後にした。【清水優】
[2014年12月3日9時36分 紙面から]
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:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:59:49
http://www.sankei.com/region/news/141203/rgn1412030013-n1.html
2014.12.3 07:01
【衆院選公示】
維新山梨県総支部が民主・中島氏を支持
維新の党県総支部は2日、1区に民主党から立候補した中島克彦氏を党県総支部として支持することを決め、民主党県連に文書で伝えた。中島氏と同じ1区から出馬を予定していた維新の前職、小沢鋭仁氏(60)が比例代表近畿ブロックへくら替えしたことに伴う措置。1区では民主と維新による野党連携が事実上、成立したことになる。
この日、維新の小野次郎党県総支部代表代行と民主の飯島修党県連代表代行が、甲府市内で合同の記者会見を開き、明らかにした。
維新の小野党県総支部代表代行は「議席を自民党に取られてはいけないと、野党の連携を深めるために支持を決めた。その思いが結果につながるよう応援していきたい」、民主の飯島党県連代表代行は「中島さん当選という結果を出し、(支持に対する)恩返しをしたい」とそれぞれ話した。
1935
:
チバQ
:2014/12/03(水) 22:00:49
http://dot.asahi.com/news/politics/2014120200100.html
幻に終わった蓮舫氏出馬の裏に隠された“師弟愛”
民主党参院議員の蓮舫氏(47)は、仲間の応援に引っ張りだこ。解散した11月21日からトレードマークの純白ジャケットに身を包み、香川、愛媛、千葉、新潟、広島と飛び回る。
「やりたい放題の安倍総理に、4年間白紙委任するのですか!」
うちわ問題で松島みどり前法相を辞任に追い込んだ舌鋒の鋭さは相変わらず。時おり拳を振り上げながら、聴衆を引き込んでいく。
「冬の演説はコンパクトさが重要。蓮舫さんは10分間で首相批判、党の政策、候補者のアピールをきれいに盛り込む。模範的です」(民主党関係者)
民主党は100議席超えも視野に入るだけに、蓮舫氏も応援に力が入る。だが、つい1カ月前までは衆院東京6区へのくら替え出馬がウワサされていた。
6区は小宮山洋子元厚生労働相の地盤。前回の衆院選で落選して引退したため、民主党の空白区となっていた。蓮舫氏はかつて友人に「いずれ衆院で上を目指したい」と語り、今夏には6区の世田谷区に事務所を移転。いよいよと見られていたのに、なぜ不出馬だったのか?
「民主党で長年面倒を見てもらった師匠の仙谷由人元官房長官に配慮した」と明かすのは民主党幹部だ。
「6区はもともと民主党が強い選挙区。前回、旧徳島1区から出馬し落選した師匠の仙谷氏に東京6区から出てもらい、当選して最後の1期、花道を飾ってもらおうとしたのです。蓮舫さんは全面支援し、出馬するのは次回でいいと。両者と親しい枝野幸男幹事長もこれを快諾。水面下で計画は進んでいたのですが、直前になって仙谷さんの体調がすぐれず、白紙となってしまった。蓮舫氏は泣いて残念がったようです」
いま全国を飛び回りながら、頭の中では、実現しなかった師匠への応援をイメージしているのか。
真相について聞こうと11月27日、演説終わりの蓮舫氏を直撃したが、「急いでいますので」とかわされてしまった。
前出の幹部は話す。
「6区は結局、野党統一候補として維新の党の新人が立候補しました。だがウチは空白のまま。今回の結果がどうなろうと、次期衆院選は間違いなく蓮舫氏が出馬するでしょう」
蓮舫サン、衆院小選挙区は1位じゃないとダメなんです。
※週刊朝日 2014年12月12日号
1936
:
チバQ
:2014/12/03(水) 22:02:31
http://www.sankei.com/west/news/141202/wst1412020068-n1.html
2014.12.2 23:35
【衆院選2014】
「激戦」大阪11区制するのは…各党ガチンコ対決 熱戦火ぶた
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街頭で有権者に支持を訴える候補者=2日午後、大阪府枚方市
衆院選が公示された2日、真冬並みの寒さをもろともせず、候補者たちは終日街を駆け回って有権者に支持を訴えた。「一強多弱」との言葉もあるが、近畿は様相が異なる。大阪都構想をめぐり、他の会派と維新が対立していることもあり、各党の“ガチンコ”対決も繰り広げられる。
■大阪トップ経済構想
大阪府北東部の枚方、交野両市をエリアとする大阪11区は大阪中心部へのアクセスの良さからベッドタウンとして発展したが、昼間人口の流出による地元経済の停滞が課題だ。
「東京一極集中を改め、東京と大阪の両輪で日本経済を引き上げていくため、大阪の経済をトップ経済にしていく」
朝方4・7度まで冷え込んだ枚方市の選挙事務所で午前8時半に開かれた出陣式。自民元職の佐藤ゆかり氏(53)は、身ぶり手ぶりを交えながら、自身が掲げる「大阪トップ経済構想」について訴えた。
平成17年の郵政選挙で「小泉チルドレン」として初当選。21年の衆院選で落選したが、その後、参院議員を経て今回、公示直前に党公認が内定した。
陣営側が頼みにするのは知名度だ。選対幹部は「初めて訪れる場所でも、顔が知られているので溶け込みやすい」と手応えを口にする。
選挙戦初日は複数のテレビカメラが後を追い、マイクを握る姿を携帯電話で撮影する有権者の姿も。目をじっと見つめながら握手された同市の無職女性(66)は「実際に会うと印象が良かった」と話した。
一方で、「落下傘候補」との批判もまぬがれない。演説を聴いた同市の無職男性(67)は「大阪のことをどれだけ考えているのか」と疑問視。選対幹部は「地元の事情も勉強している」と強調する。出陣式で佐藤氏は、選挙区の枚方、交野両市の名前を連呼しながら「もはや地元の佐藤でございます」と、深々と頭を下げた。
■身を切る改革アピール
正午過ぎ、寒風が吹き付ける中、交野市のスーパー前でマイクを握った維新前職の伊東信久氏(50)は「大義のない選挙が行われ、大義のない候補がどこか分からない所から来た」と佐藤氏を当てこすった。
医師で維新政治塾の1期生。前回衆院選では官房長官を務めた民主元職の平野博文氏(65)に約2万6千票差で快勝、本拠地・大阪での維新人気の強さを見せつけた。あれから2年。「今回は風は期待できない。たった2年では名前も浸透していない」。後援会幹部は焦りを隠さない。陣営は地元選出の地方議員を総動員し、票を結集させる作戦を立てる。
伊東氏は「しがらみだらけで既得権益に顔が向いている自民党では成長戦略は実行できない。打破できるのは維新だけ」とアピールした。
共産新人の三和智之氏(39)は枚方市などで「若い力で政治を変えたい」と演説し、原発ゼロや消費税増税中止を訴えた。
■「リベンジさせて」
午後6時半。日が沈み、さらに冷え込みが厳しくなった京阪枚方市駅前。黄色い薄手のジャンパーに身を包んだ平野氏は「リベンジさせてほしい」と訴えた。
民主政権下で閣僚を歴任した重鎮だが、維新旋風が吹き荒れた24年の前回選挙で伊東氏に敗れ、比例復活もかなわなかった。落選後の2年間について、支援者の主婦は「元官房長官という肩書もプライドも投げ捨て選挙区回りに打ち込んでいた」と振り返る。
陣営が懸念するのは佐藤氏の存在だ。新興住宅地が広がる11区は無党派層が多く、陣営幹部も「どれだけの票が知名度の高い佐藤氏に流れるか全く読めない」と危機感をあらわにする。
平野氏も佐藤氏への闘志をむき出しにこう訴えた。
「40年ここで暮らしてきた。地元に住んでこそ、これからのこの町が分かる」
1937
:
チバQ
:2014/12/03(水) 22:03:22
http://www.sankei.com/west/news/141203/wst1412030019-n1.html
2014.12.3 10:39
【衆院選2014】
「供託金300万円納めました」 締切30分前に立候補希望の女性選管に現る…3時間後不受理も大阪市選管「前代未聞」と混乱
衆院選が公示された2日、大阪5区に立候補しようとした女性が提出した書類の取り扱いをめぐり大阪市選挙管理委員会と総務省の協議が長引き、午後5時の締め切り時間を大幅に過ぎた午後7時半にようやく不受理が確定する混乱があった。
市選管によると、午後4時半ごろ、必要な供託金300万円を大阪法務局に納めたとする証明書類を持った大阪府東大阪市の女性(60)が立候補届けを申し出た。
だが戸籍名で申請する必要のある書類に別の名前が記されており、市は大阪府選管を通じ、総務省と対応を協議。公選法に抵触するとして受理しないと決めるまで約3時間かかった。
府選管によると、女性は11月26日に開催した立候補予定者説明会には参加していなかった。
市選管の担当者は「過去に前例がなく、混乱した。受理できないか手だてを尽くしたが、時間が足りなかった」と話した。
これにより、総務省の公示日前日有権者数の発表も2日午後8時以降にずれ込んだ。
大阪5区は、公明対共産の一騎打ちとなった選挙区の一つ。
2日、石井美鈴氏(共新)はJR塚本駅前で出発式。街頭演説では消費税の再増税に反対し、所得格差の解消や子育て世代への支援拡充を掲げた。
国重徹氏(公前)は大阪市の各区を選挙カーで回り、中小企業も景気回復を実感できるよう、自公政権の経済政策推進を訴えた。
1938
:
とはずがたり
:2014/12/03(水) 22:48:28
2014衆院選・くまもと:「全てのみ込み」比例から出馬 林田氏、名簿33位 /熊本
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141203ddlk43010500000c.html
毎日新聞 2014年12月03日 地方版
自民党は1日、衆院選比例代表の名簿順位を発表した。九州ブロックでは自民前職、林田彪(たけし)氏(70)の順位は33位。
林田氏は熊本2区で自民前職の野田毅氏(73)と公認争いを演じた末、名簿の上位登載を条件に比例代表からの出馬を承諾していた。林田氏は「全てのみ込んだ。これ以上言うと愚痴になる」と複雑な表情を見せた。
2区では2003年以来、野田氏と林田氏が小選挙区と比例代表に交互に立候補する「コスタリカ方式」を採用。
今回は自民が定める衆院比例代表の「73歳定年制」がネックとなり、野田氏が小選挙区、林田氏が比例代表から立候補することになった。林田氏は名簿順位次第では無所属からの出馬も辞さない姿勢を見せていた。
熊本市で2日あった出陣式では、村上寅美県議が「一切の感情を捨てて『小選挙区は野田、比例は自民』という運動展開をお願いしたい」とあいさつ。林田氏も「自民に不満はない。一生懸命頑張る」と意気込んだ。
1939
:
とはずがたり
:2014/12/03(水) 22:52:43
>>1240
>>1272
1区がダメでも2区での出馬を模索してたんですねぇ。。どっちかが3区へって訳には行かなかったのかな?
1940
:
とはずがたり
:2014/12/03(水) 23:01:09
>>1679
>>1533
>>1527
>>1485
>>1390
衆院選:「非自民」を確認 民主、維新、社民、連合が調印 青森で会合 /青森
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141128ddlk02010187000c.html
毎日新聞 2014年11月28日 地方版
民主党県連、維新の党県総支部、社民党県連の3党地方組織と連合青森は27日、青森市内で会合を開き、農林水産業の振興など5項目を盛り込んだ政策合意文書に調印した。12月14日投開票の衆院選での3党連携の基礎文書となる。1区と2区は維新、3区と4区は民主が公認を立てる「すみ分け」を行い、社民も含め「非自民」での連携も確認した。
非公開の会合には、4区の候補予定者で民主の山内崇・県連幹事長、1区に立候補する維新の升田世喜男・県総支部代表代行、社民の三上武志代表、連合青森の内村隆志会長らが出席。書き出しが「青森県再生に向け」で始まる合意文書は民主が発案し、中小零細企業支援▽雇用安定と労働条件改善−−などの共通政策を盛り込んだ。
3党代表者は会合後に記者会見し、民主が維新の1区の升田氏を支援し、維新は3区の田名部匡代氏と4区の山内氏を支援すると明言。「推薦」には至らないが、「推薦並み」の協力をするとした。
民主離党組で今回は維新公認で2区から出馬する中野渡詔子氏に関し、山内氏は明言を避けたが、「野党協力全体の底上げを図る点で、2区にも相応の効果がある」と話した。
社民は3区と4区で民主候補を「支持」するが、1区と2区では、維新との安全保障政策などの不一致から「非自民への自主投票」となる。連合青森も3、4区で民主候補を推薦し、1、2区では「非自民・非共産」への自主投票とする。
会見で山内氏は「事実上の野党統一候補として1〜4区まで自民と対峙する環境ができた事実が重要」と強調。升田氏は「建前論にこだわらず、お互いの立場でベストを尽くす」と話し、三上氏は「政策合意は全国にない画期的なもの」と語った。【宮城裕也】
1941
:
とはずがたり
:2014/12/03(水) 23:02:11
衆院選:5区立候補予定、森氏の支援決定 連合新潟 /新潟
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141128ddlk15010032000c.html
毎日新聞 2014年11月28日 地方版
連合新潟は27日、新潟市内で執行委員会を開き、衆院選で5区から立候補を表明している生活の党の前参院議員、森ゆうこ氏(58)を支援することを全会一致で決定した。同党とは政策協定を結んでいないことから、推薦ではなく「支持」にとどめた。
会合には森氏も出席し、「民主党候補者と応援し合い、一緒に戦っていく。自民の議席を減らす」などと決意を示した。【山本愛】
衆院選:4区小沢氏を民主自主支援 /岩手
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddlk03010031000c.html
毎日新聞 2014年12月01日 地方版
民主党県連は30日、衆院選岩手4区で立候補予定の生活前職、小沢一郎氏(72)を「自主支援」すると発表した。
小沢氏側の要請はないが、高橋元(はじめ)民主県連幹事長は「小沢先生は自分の力で戦い抜けるが、我々でできることはしたい。自民候補が比例復活当選するのは避けたい」と話した。
盛岡市で開いた2区の生活前職、畑浩治氏(51)への推薦決定会見で明らかにした。
生活も1区と3区の民主前職を自主支援する。【浅野孝仁】
1942
:
名無しさん
:2014/12/03(水) 23:18:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141203-OYT1T50109.html
自公、300議席超す勢い…衆院選序盤情勢
読売新聞社は、14日投開票の衆院選について、2、3の両日、全国の有権者を対象に世論調査を行い、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。
自民党は、小選挙区選、比例選ともに優勢で、比例選で伸長が見込まれる公明党と合わせ、与党で300議席を超える勢いとなっている。
民主党は、公示前の62議席は上回る情勢だが、海江田代表が掲げた「3けた」の目標には届かない見通し。維新の党など第3極は低迷している。
共産党は比例選で好調で、公示前の8議席からの倍増をうかがっている。調査では、小選挙区選で3割、比例選で2割の人が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性もある。
衆院選は、1票の格差是正のための法改正に伴い、今回から定数が五つ減り、小選挙区選295、比例選180の計475議席で争われる。
小選挙区選には959人、全国11ブロックの比例選には841人が立候補し、重複立候補の609人を除くと、1191人が立候補している。
自民党は、小選挙区選で200人近くが優位に立っている。青森、群馬、富山、石川、福井、岐阜、鳥取、島根、山口、徳島、高知、長崎、宮崎の各県などで議席独占の可能性がある。
比例選では、前回衆院選で獲得した57議席を大きく上回り、70議席台となる勢い。全体で、絶対安定多数を超え、公示前の293議席確保もうかがっている。
公明党は、小選挙区選に立候補した9人のほぼ全員が優勢なほか、比例選で伸長し、全体として公示前の31議席を上回りそうだ。
自公両党の公示前議席は324議席。今回、300議席を超えた場合、安倍首相(自民党総裁)の安定的な政権運営が続きそうだ。
民主党は、公認候補を擁立した178選挙区中、優位に立っているのが13選挙区にとどまっている。都市部で自民党と接戦を繰り広げているが、抜け出せていない。
比例選は、前回の30議席は上回るものの、伸びは限定的となっている。
前回躍進した第3極は苦しい戦いとなっている。維新の党は、小選挙区選で優位なのが1けた台にとどまる。比例選は20議席台の情勢で、公示前の42議席には届きそうもない。
公示前19議席の次世代の党は、小選挙区選と比例選を合わせても、1けた台に沈む見通し。生活の党も、小選挙区選で優勢なのが1人だけだ。
社民党は小選挙区で1人が優位に立っている。新党改革は厳しい戦いを強いられている。
共産党は、他の野党の候補が減る中、「非自民」票の受け皿となり、相乗効果で比例選が伸びそうだ。
1944
:
とはずがたり
:2014/12/04(木) 00:03:52
>民主がこれまで強い支持基盤があるとされた愛知や北海道でも劣勢が続き
これはきっついですねー。
次の次に向けて北海道での維新との競合解消や愛知での再構築が必須だなぁ。。
1945
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 00:04:02
小選挙区 読売
自民 200議席近くが優位
公明 9人全員優位
民主 13選挙区優位にとどまる
維新 1桁台にとどまる
次世代 記載なし
生活 1人だけ優勢
共産 記載なし
社民 1人だけ優勢
こっちも日経よりぼやかしてる感じ
1946
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 02:27:26
ttp://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/03/kiji/K20141203009396810.html
民主党の選挙カー、歩行者はねる 仙台、候補者は同乗せず
3日午後8時45分ごろ、仙台市青葉区の国道4号交差点で、衆院選宮城1区から立候補している民主党の郡和子氏陣営の選挙カーが、横断中の男性2人をはねた。仙台中央署によると、2人とも命に別条はない。郡氏は乗っていなかった。
選挙カーの男性運転手は取材に、左折で交差点に進入し、横断歩道を走ってきた2人をはねたと説明。「暗くて気付くのが遅れた。ブレーキを踏んだと同時にぶつかった」と話した。仙台市の自宅に帰る途中だったという。
.
[ 2014年12月3日 23:18 ]
1947
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 07:28:22
http://www.sankei.com/politics/news/141204/plt1412040022-n2.html
序盤情勢 自民300議席超の勢い 海江田・菅氏苦戦、民主70議席台も
維新、次世代は劣勢
産経新聞社は3日、第47回衆院選(14日投開票)について、全国の総支局の取材に共同通信社の電話世論調査の結果などを加味して、選挙戦の序盤情勢を探った。
自民党は選挙区、比例代表で優位に立ち、単独過半数(238議席)と安定多数(249議席)を大幅に上回り、300議席超を獲得する勢いだ。
民主党は、海江田万里代表、菅直人元首相ら幹部級で苦戦している選挙区もあり、目標の100議席に届かない公算が大きい。
自民党は、定数295の選挙区のうち、前回(定数300)獲得した237議席より減少するものの220以上の選挙区で優勢だ。
11ブロックの比例代表(定数180)でも前回獲得した57議席を大幅に上回り、過去最多の80議席超を獲得する勢いとなっている。
民主党は、前回獲得の57議席から20議席程度の増加が見込めている。
しかし、選挙区、比例ともに伸び悩み、前回は選挙区で苦杯をなめた海江田、菅両氏をはじめ東京などの都市圏で出遅れが目立つ。復調というにはほど遠い70議席台にとどまる可能性もありそうだ。
公明党は、公示前の31議席から1〜2議席を上積みする可能性が出ており、与党が議席を増やす見通しとなっている。
維新の党は、本拠地の近畿の選挙区を固めきれていない状態だ。比例では20議席超をうかがっている。次世代の党は選挙区で2議席程度を獲得する可能性があるが、比例での議席確保の見通しは立っていない。
共産党は比例で10議席以上が有望となってきた。生活の党は選挙区で2議席程度を得る見通しだが、比例は苦戦している。社民党は選挙区、比例合わせて2議席を獲得する見通しだ。
新党改革と幸福実現党は議席獲得を見込めていない。
ただ、共同通信の電話世論調査では「まだ決めていない」との回答が選挙区で53・5%、比例代表で45・5%に上っている。無党派層など投票先を決めていない有権者が多いことから、投開票日に向けて情勢が変動する余地も残っている。
1948
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 07:29:54
【選挙】民主党、ネトウヨの襲撃にビクビク
2014年12月02日 11時00分
笑顔でハイタッチする安倍首相に有権者の手が伸びる
http://www.tokyo-sports.co.jp/wp-content/uploads/2014/12/e01d77229b05efcc6f33f65ae7bff443.jpg
自民党の安倍晋三首相(60)が30日、神奈川県内5か所の遊説を行い、“ハイタッチ作戦”で余裕を見せた。
テレビ番組の党首討論を終えた安倍首相は同日午前、東急電鉄たまプラーザ駅前で1回目の演説を行った。
「アベノミクスで企業の生産性を高め、収益を上げることで雇用が改善され、賃金が上がる。
賃金が上がれば、たまプラーザでみなさんが買い物をする。そんな好循環が生まれている」
20分ほど話した安倍首相は街宣車から降りると、有権者に近寄り握手…と思いきや、ハイタッチを始めた。
次の会場である小田急線本厚木駅前でも同様にハイタッチ。
演説会の司会者は「安倍首相と握手をしてぬくもりを感じてください」とマイクを通じてアピールしたが、安倍首相は流れるようにハイタッチをして車へ。
その後の演説会場でも同じだった。
普通は握手をするものだがどうしたのか。自民党関係者は「ハイタッチの方が同じ時間でより多くの人と触れ合えるということだと思います」と解説。
通常、ハイタッチは良いことがあったときにするので、すでに選挙に勝利したかのようだ。
そんな余裕シャクシャクの安倍自民党の一方で、民主党は不思議な選挙戦をしていた。
解散直後はホームページで幹部の遊説日程を公開していたが、数日前から公開をやめていた。
30日夜になってようやく12月2、3日の遊説日程を出したが、少しでも多くの有権者に訴えたいはずなのに、どうして隠していたのか。
永田町関係者は「2012年の衆院選でもそうでしたが、民主党幹部の演説はひどい状態になっています。
演説内容ではありません。演説会場に韓国の国旗を持った集団や、『民主党が地上から無くなりますように』と書いたプラカードを持った人が集まっている。
ネガティブキャンペーンにさらされているのです」と明かす。
韓国国旗を持った集団が民主党を応援していれば、一般の人は「どうして?」と民主党に疑念を持つ。
それが目的の嫌がらせだ。早い話がネット右翼“ネトウヨ”が民主党の演説に押し寄せてしまっているわけだ。
1949
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 08:53:12
神奈川衆院選:県内18選挙区、自民は前回並み獲得も視野
http://www.kanaloco.jp/article/81199/cms_id/114625
神奈川新聞社は2、3両日、県内の有権者を対象とする衆院選に関する電話世論調査を実施、取材に基づく情勢も加味して18小選挙区の総合的な情勢を探った。
前回15選挙区(自民党14、公明党1)を制した与党は10議席を超す勢いで、前回並みの議席数も視野に入る。前回3選挙区(民主党1、みんなの党2)の議席獲得にとどまった野党は今回も伸び悩んでいる。
公示(2日)直後の調査のため、投票先を「まだ決めていない」との回答が約6割に上っており、今後の情勢が変動する可能性もある。
前職17人を擁立した自民は支持層を固め、無党派層にも支持を広げる。1、2、3、11、13、15区で安定した戦いを展開し、5、7、10、14、17、18区でも他候補をリードしている。ほかに2選挙区で競り合っているほか、前回野党に議席を許した3選挙区でも追い上げており、10議席台半ばの確保が視野に入る。公明は唯一立てた6区で前職が一歩先行している。
一方、民主は候補を9人に絞って失地回復を期すが、優位な選挙区はない。前回議席を獲得した9区は自民前職と接戦。前回日本未来の党で比例復活当選した前職が民主入りした12区も自民前職と競り合う。16区は前回同様に自民前職と横一線の戦い。
8人を擁立した維新の党は共同代表が立つ8区以外は苦戦を強いられている。次世代の党、共産党、生活の党は小選挙区での議席確保は難しい情勢となっている。4区では、元みんなの党代表の無所属前職が自民前職に先行している。
共産以外の野党は今回、乱立して共倒れした前回の反省を踏まえて候補者調整を行ったが、目立った効果は表れていない。共産以外の野党が結果的に1人に絞られた1、10、17区などは自民前職がリードしている。
◆調査の方法
神奈川新聞社の衆院選世論調査は2、3日に県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させてかける調査法で、電話帳に番号を載せていない人も調査が可能。この結果、性別、年代別など有権者の縮図に合わせた精度の高い機動的な調査ができる。
今回は各区からそれぞれ約400人、合計7226人(男2985人、女4241人)から回答を得た。
1950
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 09:59:03
道内自民、2桁も 小選挙区、比例 民主は伸長か 全道世論調査(12/04 07:00)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/578068.html
北海道新聞社は14日投開票の衆院選に向け、2、3の両日に全道世論調査を行い、選挙戦序盤の情勢を探った。
自民党は12小選挙区のうち8選挙区、比例代表道ブロック(定数8)で3議席の獲得をうかがい、合わせて2桁の議席を得る勢い。
2012年の前回衆院選で小選挙区で全敗した民主党も3選挙区の議席奪回を視野に入れており、比例を含めた議席は現在の「2」から伸びる可能性がある。
まだ投票先を決めていない層が各選挙区で約4〜6割おり、流動的な要素が残る。
今回の衆院選で望む結果を尋ねた質問では「自民党など与党の勝利」が34%で、「与野党伯仲」の33%と拮抗(きっこう)した。「民主党など野党の勝利」は22%。
小選挙区で自民党が先行しているのは2区(札幌市北、東区)、4区(札幌市手稲区、後志管内)、5区(札幌市厚別区、石狩管内)、7区(釧路、根室管内)、9区(胆振、日高管内)、11区(十勝管内)、12区(宗谷、オホーツク管内)。公明党との選挙協力で自民党が候補を擁立しなかった10区(空知、留萌管内)は、公明党前職が優位に立っている。
1区(札幌市中央、南、西区)は民主党前職が自民党前職と接戦を繰り広げている。3区(札幌市白石、豊平、清田区)も民主党前職と自民党前職による激戦の様相。
8区(渡島、檜山管内)は民主党元職が自民党前職と、6区(上川管内)は自民党前職が民主党元職と、それぞれ競り合っている。
比例代表では、自民党が前回と同じ3議席を守りそうな展開だ。民主党も前回と同じ2議席確保が見込まれ、公明党と維新の党はそれぞれ1議席を確保する勢い。共産党は00年の衆院選以来14年ぶりの議席獲得の可能性がある。
1951
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 10:01:51
兵庫県内、自公堅調前職の大半優位に 衆院選序盤情勢
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201412/0007554779.shtml
共同通信社は第47回衆院選について2、3両日、全国の有権者約12万1700人を対象に電話世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。
自民党は小選挙区、比例代表で優位に立ち、公示前の295議席を上回る300議席超を獲得する勢いだ。
衆院選の兵庫県内12選挙区の情勢について、神戸新聞社が2、3日に行った電話世論調査に取材を加えて分析した結果、自民、公明両党が公示前の計10議席を維持する勢いで支持を広げていることが分かった。
突然の解散を受け、民主党や維新の党など野党は出遅れが目立つ。ただ、回答者の5割以上がまだ態度を決めておらず、流動的な要素も多い。
自民は前職が立候補した8選挙区のうち、5、9、10区など7選挙区で優位な展開。1区は維新前職と激しく競り合い、11区の新人は民主前職を追っている。公明は2、8区で前職が安定した戦い。
候補者を5人に絞った民主は、11区で先行するほかは自民、公明などを追う。空白区となった7選挙区では、民主支持層の多くが投票先を「まだ決めていない」などと回答しており、今後の動向が情勢を左右する可能性がある。
7選挙区に立てた維新は、1区以外は追う展開になっている。2人を公認した次世代の党は3、6区とも自民などに先行を許す。全選挙区に擁立した共産党は支持拡大に懸命。12区は民主を除名された無所属前職が先行している。
1952
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 10:04:55
【とちぎ衆院選】自民1、4、5区でリード 栃木県内小選挙区 本社世論調査
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20141204/1798757
安倍政権の2年間に審判を下す14日の衆院選投開票を前に、下野新聞社は2、3の両日、電話による世論調査を行い、取材を加味して県内5小選挙区の情勢を探った。
自民、民主に共産を加えた3党と、無所属の計14人が立候補しているが、3区は自民前職と無所属前職が競り合う展開。2区は先行する自民前職に民主前職が迫る接戦となっている。
一方、1、4、5区は自民がリードする。選挙に「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えた人は63%で、「全く関心がない」「あまり関心がない」は36%。過半数の52%はまだ投票先を決めておらず、終盤の展開が注目される。
1953
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 10:09:55
自民3、4、5区安定 2区は維新と競る 5選挙区情勢 群馬
http://www.jomo-news.co.jp/ns/9814176209063676/news.html
第47回衆院選について上毛新聞社は2、3両日、共同通信社と電話世論調査を実施、結果や担当記者の取材を基に、県内5小選挙区の情勢を分析した。
公示前に5議席を独占していた自民党は3〜5区で他党をリードする。1区は自民を無所属らが追い、2区で自民と維新の党が競る。
議席奪還を目指す民主党や社民党などは伸び悩んでいる。ただ各選挙区とも3割以上が投票先を決めておらず、情勢は流動的だ
1954
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 10:13:55
<衆院選>宮城・小選挙区序盤情勢 河北新報社世論調査
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141204_13021.html
14日投開票の衆院選で、河北新報社は2、3の両日、宮城県内6小選挙区を対象に電話世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて序盤情勢をまとめた。
自民党候補は1、2、3、4、6区で優勢に戦いを進め、公示前と同数の5議席をうかがう。5区は民主党候補が優位に立つ。
民主と選挙協力する維新の党候補は苦戦している。調査時点で有権者の5割以上が態度を決めておらず、終盤にかけて情勢は変動する可能性がある。(敬称略)
◎1区/土井氏先行、郡氏追う
自民の土井が先行、民主の郡が追い上げる。
土井は自民支持層と公明支持層のいずれも7割を固め、維新の3割弱を取り込む。無党派層からの支持も郡を上回る。
40〜60代の3割、地域別では仙台市青葉区、太白区とも満遍なく浸透する。
郡は民主支持層の8割強を固めたほか、維新の4割弱の支持を得た。50〜60代で3割弱に浸透するが、20〜40代で広がりを欠く。地元の太白区で土井に後れを取る。
共産の松井は共産支持層の8割弱を固めた。50代の支持が比較的厚い。
◎2区/秋葉氏抜け出す、林氏懸命
自民の秋葉が抜け出し、維新の林が懸命に追う。共産の大内、次世代の増元、社民の桑島は浸透に躍起。
秋葉は全世代で強みを見せ、40代からは4割の支持を得る。地域別では宮城野区を中心に全域に満遍なく浸透。
自民支持層の7割弱、公明支持層の8割を固めた。
林は無党派層の2割弱、維新支持層の7割弱から支持を受ける。選挙協力する民主支持層への浸透は5割。
大内は女性の支持が比較的厚い。増元は次世代支持層以外への広がりを欠く。桑島は社民支持層をまとめ切れていない。
◎3区/西村氏が安定
自民の西村が安定した戦い。民主の橋本が懸命に追う。
西村は自民支持層の8割、公明支持層の4割を固めた。維新支持層からも6割強の支持を得る。
20〜30代の支持が6割を超えるなど、各年代で幅広い支持を保つ。
橋本は民主支持層の7割弱を固めた。生活支持層から9割の支持があるが、維新支持層、支持なし層への浸透はともに1割強にとどまる。40代の支持が西村に迫る。
共産の吉田は共産支持層の8割強を固めた。
◎4区/伊藤氏リード
自民の伊藤がリードし、民主の井戸が追う。
伊藤は全域で支持を広げ、20〜70代以上の全ての年代に浸透する。自民支持層の8割近くを固め公明支持層の5割強を取り込む。民主支持層の3割を切り崩している。
井戸は民主支持層への浸透がまだ5割弱にとどまっている。維新支持層の5割近くに食い込むが、30〜40代の支持に広がりを欠く。
共産の小高は共産支持層の7割近くをまとめた。
◎5区/安住氏が優位
民主の安住が全域で優位に立ち、自民の勝沼が追い上げる。
安住は民主支持層の9割を固め、自民、公明支持層にも食い込む。30〜70代以上の世代で4割以上の支持を集めている。
勝沼は自民支持層への浸透が5割にとどまる。公明支持層でも1割に届かず取り込みを急ぐ。20代で4割の支持を得る。
共産の高村は共産支持層の8割をまとめたが、広がりに欠ける。
◎6区/小野寺氏盤石
自民の小野寺が高い知名度で、盤石な戦いを展開。民主の鎌田は支持拡大を急ぐ。共産の内藤は浸透に懸命。
小野寺は自民支持層の9割を固め、公明支持層の7割をまとめた。支持なし層の4割に浸透している。地盤の気仙沼市など沿岸部で7割の支持を集めた。
鎌田は民主支持層の6割を固め、区割り変更で新たに加わった旧古川市などで比較的浸透。30代の2割から指示を得る。
内藤は共産支持層の4割をまとめた。
1955
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 10:18:46
<衆院選>激戦区、支持求め奔走 13選挙区の序盤情勢
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20141204/CK2014120402000117.html
十四日投開票の衆院選で、本紙は電話世論調査に取材結果を加味し、都内二十五選挙区のうち激戦区を中心に十三選挙区の序盤情勢をまとめた。
ただ、投票先を決めていない有権者は都内全体で六割近くになっており、情勢はまだ流動的だ。 (敬称略)
◆1区
山田は地元都議や区議、与謝野馨元財務相らの応援を得て選挙戦を展開し、自民支持層の六割、公明支持層の四割をおさえ、やや先行する。
海江田は応援のため選挙区を離れることが多いが、党代表としての高い知名度を生かして民主支持層の六割を固め追い上げる。
冨田は消費税増税批判などで支持拡大を図る。渡辺は街頭活動に力を入れ、又吉、野崎は独自の戦い。
◆2区
若さをアピールする辻が三十〜四十代の支持を集め優勢。返り咲きを目指す中山は民主支持層の七割を固めた。
大熊、石沢が続き、犬丸も知名度向上を図る。四割の有権者が投票先を明らかにしていない。
◆3区
石原を松原が激しく追い上げ、香西が続く。石原は自民支持層の六割、公明支持層の三割を固めた。
民主支持層の七割をおさえた松原は無党派層への浸透にも努める。香西は安倍政権批判を展開し上積みを図る。
◆5区
地元地方議員による組織戦を展開する若宮が自民、公明支持層を固め、やや優勢。
三期の実績をアピールする手塚が続き、みんな解党で無所属出馬の三谷、自公政権を批判する沢井が追う。中松は知名度を生かす。
◆7区
元厚生労働相として知名度の高い長妻は、無党派層の支持も比較的高い。
松本は自民、公明支持層の五割以上を固め追い上げる。太田は消費税増税反対などを掲げ支持拡大を図る。吉田も票の上積みに懸命。
◆10区
八選をめざす小池が知名度と地盤を強みに一歩リード。街頭活動で無党派層への浸透を図る江端が追い、
安倍政権批判を強める今と脱原発などを掲げる多ケ谷が続く。神谷は自主憲法制定を訴える。
◆12区
自民の全面支援を受ける太田は国土交通相としての実績を訴え一歩リード。
古巣の民主支持層の七割に浸透する青木、若者の雇用対策などを訴える池内が競り合いつつ追う。公明批判を展開する田母神は支持拡大に努める。
◆14区
「うちわ配布問題」の逆風を受ける松島は「おわび」に徹し支持層引き締めに必死。
解散を受け、民主復党を決めた元職の木村が追い、消費税増税批判などを展開する阿藤が続く。
◆15区
秋元と柿沢が横一線。秋元は与党候補であることを前面に押し出し、自民支持層の五割、公明支持層の六割をおさえた。
柿沢は父の代からの支持層を固め、民主区議の支援も受けて激しく競り合う。増加している新住民票の行方が鍵になりそう。吉田は共産支持層を固めつつある。猪野は支持拡大を図る。
◆18区
土屋と元首相の菅が競り合う。土屋は元武蔵野市長としての基盤を生かし、自民支持層の八割を固めた。
前回選挙区で敗れ、危機感を募らせる菅は、脱原発などの訴えを通じ、安倍政権に対する批判票の取り込みを図る。結城は共産支持層に上積みを狙う。
◆21区
小田原は自民支持層の六割、公明支持層の五割を固め、選挙区での初勝利を狙う。
前回、逆風の中でも選挙区を制した長島も、民主支持層の八割を固め、二人のマッチレースが続きそう。吉岡は共産支持層以外への広がりが鍵。
◆22区
五度目の対決となる伊藤と山花が接戦。伊藤は地方創生相補佐官などの要職を務めてきた実績を強調。
議席奪還を目指す山花は、民主支持層の八割を固めた。坂内と鹿野はそれぞれの支持層への浸透拡大を図る。
◆23区
小倉がやや先行し、雪辱を期す櫛渕が追う。小倉は経済通をアピールし、自民支持層の六割、公明支持層の五割を固めた。
櫛渕は民主支持層の五割の支持を集め、上積みが課題。松村は組織を固め、伊藤が続く。まだ五割超の有権者が投票先を明らかにしていない。
1956
:
とはずがたり
:2014/12/04(木) 12:18:07
2014.12.4 08:05
衆院選 自民、海江田氏の地盤の東京1区に幹部を集中投下
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/141204/plt14120408050003-n1.html
自民党は、幹部クラスが続々と民主党の海江田万里代表の地盤、東京1区に入っている。すでに、安倍晋三首相(党総裁)と菅義偉(すが・よしひで)官房長官が公示前の11月28日と29日にそれぞれ入り、3日は谷垣禎一幹事長が党公認候補の応援に駆け付けた。まさに“集中投下”の様相だ。産経新聞の情勢調査によると海江田氏は苦戦しており、もし落選すれば同区は「民主敗北」の象徴となる。(沢田大典)
「政権をとって何をするかが一致していなかったから、最後はバラバラになった。日本を成長させる政策が民主党には足りない。振り子のような政治には終止符を打ちたい」
谷垣氏は3日夕、新宿区のスーパーの前で候補者の山田美樹氏と街頭演説し、民主党を批判。かつて東京1区を地盤としていた与謝野馨元財務相も駆け付け、「山田さんをよろしくお願いします」と訴えた。
平成24年の前回衆院選と比べて野党間の候補者調整は進んだものの、情勢調査では、民主党は公示前勢力の62議席から増える見込みだが、目標とする100議席には遠く及ばない。
党幹部は「なかなか厳しい…」と眉をひそめた。これが現実のものとなれば、選挙後に党内から海江田氏の辞任論が起きる公算が大きい。それどころか、海江田氏の当選も決して楽観できそうにないのだ。
海江田氏は、前回衆院選で山田氏に1134票差で敗れ、比例代表で復活当選した。選挙区で敗北し、代表選に立候補したことを党内で疑問視されると、当選者の得票数に対し落選者の得票数の割合を指す惜敗率を引き合いに出し「98・6%だ。私なりにクリアできている」と反論していた。
野党では、維新の党の江田憲司共同代表が「全軍の将として候補者の士気を高めるため」として比例代表との重複立候補を辞退した。海江田氏は今回も重複立候補し、東京ブロックの名簿は他の選挙区候補と同列の1位だ。
自民党都連幹部は「海江田氏が比例復活もできなければベストだ。復活しても惜敗率が下がり、90%を割りでもしたら、民主党の議席が増えても恥ずかしくて勝利宣言や代表続投なんてできないだろう」と語る。
海江田氏は3日、東京都調布市内で記者団に「自民党は野党第一党の党首を追い込む考えのようだが」と問われると、あくまで平静を装った。
「相手が何してこようと意に介しません」
1957
:
名無しさん
:2014/12/04(木) 12:45:38
電話世論調査 衆院選 自民が優位な選挙戦を展開
https://www.teletama.jp/news/1204.html
テレビ埼玉が2日と3日の2日間、今月14日投開票の衆議院選挙について電話世論調査をしたところ、小選挙区では自民党が優位な選挙戦を展開しています。
調査は、県内の有権者を対象に、コンピュータで無作為に選んで電話をかけるRDD方式で行いました。
それによりますと、自民党は2区、9区、15区でほかの候補を引き離しています。
また、3区、4区、8区、10区、12区、13区、14区で優位に選挙戦を展開し、1区と7区で他の候補をリードしています。
民主党は、5区で前職が自民の前職と激しく競り合っていて、6区でも自民の前職と接戦を繰り広げています。
民主党と選挙区調整を行い、3人の候補を擁立した維新の党は、伸び悩んでいます。
次世代の党は、12区で自民の前職と民主の元職を追う展開で、7区と13区では厳しい情勢です。
全ての選挙区に候補者を擁立した共産党と、1区に候補を擁立した社民党は厳しい戦いです。
無所属は、11区で前職が自民の前職と激しく競り合っています。
しかし、有権者の3割から4割を占めるとされる無党派層の半数から3分の2近くが投票態度を明らかにしておらず、今月14日の投開票に向け、情勢が変わる可能性があります。
1958
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:06:01
期待通りの対応をしてくれるみずほちゃん
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/12/04/11.html
2014年12月4日(木)
集団的自衛権は「ダメよ〜ダメダメ」 福島社民副党首が来県
公認候補者への支持を呼び掛ける社民党の福島瑞穂副党首=3日午後、JR浦和駅西口
社民党の福島瑞穂副党首が3日、県内入りし、衆院選の県内小選挙区に立候補している候補者と党への支持を呼び掛けた。福島副党首は2014年の新語・流行語大賞になった「ダメよ〜ダメダメ」と「集団的自衛権」を引き合いにし、「安倍首相は国民の声を聞かない。集団的自衛権はダメよ〜ダメダメ」と、声を大にした。
福島副党首は「安倍首相のアベノミクスは格差が拡大する」と主張。消費税率の8%への引き上げによる物価上昇、年金抑制、非正規雇用の増加、実質賃金も下がり続けているとし、「アベノミクスは富裕層はつくったが、生活が苦しいと感じている人が83%もいる。安倍首相は国民の内需に関心がない」と批判した。さらに平和の構築や脱原発、環太平洋連携協定(TPP)反対を訴えた。
1959
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:06:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014120400706
衆院選・注目区を行く(栃木3区、神奈川4区)【14衆院選】
訪問した企業の従業員に頭を下げる衆院選候補者(手前中央)=3日、栃木県那須塩原市(一部、画像処理してあります)
◇追い詰められた「改革の旗手」=自民、渡辺の牙城切り崩し−栃木3区
おすすめ【特設ページ】第47回衆議院議員選挙・立候補者一覧
「真の改革」を掲げて2009年8月、みんなの党を旗揚げした渡辺喜美が追い詰められている。巨額の借入金問題で党代表の座を追われ、路線対立で党そのものを失った。渡辺に向けられる有権者の視線はかつてなく厳しい。
衆院選公示から一夜明けた3日朝。栃木県那須塩原市のJR西那須野駅頭で、妻まゆみとビラを配る渡辺の姿があった。厳しい冷え込みの中、白い息を吐きつつ有権者を握手攻め。「ご両親によろしく」と通学の中高生にも笑顔を振りまいた。
渡辺は栃木3区で、副総理兼外相など要職を歴任した亡父美智雄が築き上げた盤石な地盤を引き継いだ。しかし、選挙区を妻に任せきりにし、永田町で政局にかまけている間に、先代からの古参秘書が去り、系列の地方議員らは離反した。
今年4月、代表を辞任する原因となった8億円の借入金問題は、「改革の旗手」を自任した渡辺に決定的な打撃となった。「前回支持してくれた建設会社が離れてしまった。いくら謝ってもまだ頭が高いと言う支援者もいる」。渡辺選対幹部の顔色はさえない。
駅前でのビラ配りの後、渡辺は慌ただしく地元企業のあいさつ回りに向かった。「一から頑張ります」と頭を下げる渡辺との握手に応じた30代の社員は、「会社は喜美さんと付き合いが長いけど、誰に入れるか冷静に考えるよ」と素っ気ない。周囲には自民支持を決めた社員もいるという。
前回、渡辺に敗れて比例復活した自民前職の簗和生陣営は、渡辺が先代の遺産を食いつぶしていると見定め、「(故美智雄の)金縛りを解く」と牙城の切り崩しに躍起となっている。渡辺が頼るかつての人脈も「1軒ずつつぶしていく」と意気軒高だ。
「心配をかけ続けてきた。私は不器用な人間だが、片時も地元を忘れたことはない」。こんな渡辺の思いに対する有権者の答えは14日に出る。3区には共産党新人の秋山幸子も出馬している。
◇浅尾も背水の陣−神奈川4区
「比例復活はない。今回の選挙が一番厳しい戦いになる」。渡辺の反対を押し切ってみんなを解党、無所属に転じた前代表の浅尾慶一郎は11月30日、神奈川県鎌倉市で開いた決起集会で何度も頭を下げた。文字通りの「背水の陣」を敷く。
無所属候補は、ビラの枚数や選挙カーの台数の制限が政党公認候補より厳しく、政見放送もできない。浅尾陣営は「ハデポコ」作戦、すなわち「はがきの発送、電話勧誘、室内ポスター掲示、個人演説会への参加」で支持拡大に懸命だ。
しかし、有権者の視線は冷たい。2日の公示日、JR鎌倉駅東口の街頭演説に集まった聴衆は30人程度。この後、西口に移り、街宣車を降りて懸命に頭を下げる姿にも、足を止める有権者はまばらだった。このうちの一人は「党がないんじゃ何ができるのか分からない」と突き放した。
浅尾が前回、ダブルスコア近い大差で下した自民の前職山本朋広は、浅尾の背中にひたひたと迫る。浅尾自身、「相手は総力戦」と危機感を隠さない。浅尾が決起集会を開いた先月30日、同じ鎌倉に応援に入った首相安倍晋三は「この候補者は時には民主党、時にはみんなの党、時には無所属。どんどん色が変わっていく。これはおかしい」と、党を渡り歩いた浅尾の痛いところを突いた。
4区には共産新人の加藤勝広、民主を離党した無所属新人の荻原隆宏も立候補している。(敬称略)(2014/12/04-17:16)
1960
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:11:46
http://www.news-postseven.com/archives/20141204_289719.html
浪速のエリカ様 相手の目を見つめ手を握る戦術が男性に好評
2014.12.04 16:00
2012年の総選挙では大阪の19選挙区中12を制した橋下徹・大阪市長率いる維新の党(当時は日本維新の会)だが、党勢の退潮が著しい。
前回、民主党の藤村修・官房長官(当時)を落選に追い込んだ女刺客、「浪速のエリカ様」こと上西小百合氏(大阪7区)も苦戦を強いられている。
「藤村氏は引退したので民主とは候補者調整し、前回8000票差で競り負けた自民党の渡嘉敷奈緒美さん相手でも勝機は十分あるはずだが、勢いはイマイチ」(陣営関係者)
原因は橋下氏の「敵前逃亡」だ。大阪都構想に反対する公明党が候補を立てる選挙区に、自らが刺客となって出馬することを匂わせていたが、解散後に不出馬を表明。維新陣営に失望が広がった。
比例復活当選の上西氏はこの2年間、選挙区への浸透を図る活動を続けてきた。地元記者はこういう。
「政治経験はゼロで演説はしどろもどろだから、徹底した握手作戦を続けていた。毎週末、地元のイベントを回り、しゃべりは最小限にして相手の目を見つめてひたすら手を握る。男性有権者には好評だった」
解散直後の3連休も自治会の親睦会、防災訓練、ゲートゴルフ大会などをはしごして挨拶回り。1日に20か所以上のイベントを回った経験もあるといい、フットワークは確かに軽いようだが、握手しかできないマドンナ候補でも当選圏が見えていたのは橋下氏への期待があったから。公示前に党首が逃げ出した影響は大きい。
「橋下はしょせんテレビタレント。政治家としての勝負勘は極めて鈍い。比例も含めて維新は議席を減らすだけだ」(自民党大阪府連関係者)と与党は高笑いしている。
※週刊ポスト2014年12月12日号
1961
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:13:37
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141204_11034.html
<衆院選>主要労組、足並みに乱れ 民主候補不在の宮城2区
14日投開票の衆院選で、宮城県内で唯一民主党が公認候補を立てなかった宮城2区の運動方針をめぐり、連合宮城を構成する主要労組の対応が分かれている。民主とすみ分けを図った維新の党へのアレルギーもあり、野党共闘の成否の鍵を握る組合票の行方は不透明だ。
民主党は2区について、維新前議員の林宙紀氏(37)を県連推薦とした。2012年の前回衆院選は1区から出馬し、民主の要請に応じて国替えした林氏を公認並みに支援する。
民主を選挙応援の主軸とする連合本部は、公務員の組合活動に否定的な橋下徹共同代表への反発などから維新の党を支援しない。
組合員約8万人の連合宮城は1、3〜6区の民主候補を推薦する一方、2区は一本化が難しいと判断。運動方針を加盟労組に一任した。
傘下で組合員数が2番目のUAゼンセン県支部(1万1000人)は表向きは自主投票だが、事実上の林氏支援を組織に呼び掛けている。幹部は「民主候補不在の中で最も政策や理念の近い候補を選びたい」と話す。自動車総連宮城地方協議会(7500人)も林氏支援で動く。
一方、組合員数最多の自治労県本部(1万6000人)とJP労組宮城連絡協議会(5300人)は、社民党新人の桑島崇史氏(35)を推薦した。自治労はこれまでも社民が支援の主軸だった。
自主投票とした情報労連県協議会(5200人)の幹部は「連合本部の方針や政策の比較を通じ、維新の党、社民党双方とも(組織決定となる)支援は打ち出せない」と話す。
県電力総連(7500人)はまだ態度を決めておらず、ぎりぎりまで協議を続ける。「仙台市内の選挙区で民主党候補がいない初の総選挙。慎重に判断したい。エネルギー政策などをしっかり点検する」と話す。
連合宮城の山崎透会長は「2区ははっきりと支援を打ち出せない難しい状況だが、それぞれの産別は一体の動きを取るはずだ」と話す。
【宮城2区立候補者】
増元照明59☆次 新
桑島崇史35☆社 新
林宙紀37☆維 前(1)
大内真理36 共 新
秋葉賢也52☆自(無)前(4)
1962
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:14:03
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141204_11.html
<衆院選>反自民再結集、福島1区構図激変
立候補断念を表明する石原氏=11月21日、福島県庁
衆院選の福島1区で、立候補を見送った元議員の石原洋三郎氏(41)が民主党元参院議員の金子恵美候補(49)への支援を表明した。2人は民主党の同志だったが、前回の衆院選直前にたもとを分かった。父親が保守系の元衆院議員という共通項を持つ2人が「反自民」で再結集し、県都決戦の構図は激変した。
「今まで一緒にやってきた仲。金子を支援してほしい」。2日午後、JR福島駅前のホテルで民主党の玄葉光一郎元外相(50)が石原氏に頭を下げた。石原氏は「分かりました」と快諾した。
石原氏は2009年の衆院選で、民主党公認で立候補し15万票を得て初当選。前回は民主党を離党し未来の党公認で臨み、5万票で次点だった。民主党候補は4万5000票で3位。反自民票が割れ、12万票を得て返り咲いた自民党の亀岡偉民氏(59)に惨敗した。
石原氏はみんなの党公認が内定していたが、解党を受け出馬を断念。「第二極と第三極が割れれば自民を利する」と話すなど、非自民の立場は鮮明にしていたが、金子氏を支援するかは明言していなかった。
初代民選の福島県知事の祖父、元衆院議員の父を持つ石原氏は、1区に代々の支持者を抱える。金子氏の父も元衆院議員で、個人後援会を受け継いでいる。
「金子石原連合」の誕生に、金子氏選対の小林義明事務局長は「2年前に石原氏を除名した経緯があり、単純な票の足し算はできないが、亀岡氏に肩を並べられるというムードが出てきた」と歓迎する。
一方、亀岡氏の選対幹部は「石原氏の5万票は絶対に亀岡氏には流れてこない。(前回、大勝して)若干楽観ムードがあっただけに、早急に引き締めを図らなければならない」と警戒を強めた。
◎衆院選立候補者
【福島1区】
金子恵美49☆民 新
亀岡偉民59☆自(町)前(2)
渡部保子72 共 新
1963
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:14:55
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141204_06.html
<衆院選>民・生住み分け 岩手の自民苦境
盛岡市であった自民党の街頭演説会。各陣営は安倍政権の実績を訴える
衆院選の岩手で、自民党陣営の多くがサバイバル戦を強いられている。立候補した4前議員のうち3人は前回(2012年)、比例東北で救われた復活当選組。「小沢王国」の歴史の陰で岩手の自民は党勢がさほど強くない上、今回は民主、生活がすみ分けをして攻勢に転じている。党県連は「4選挙区で余裕のある選挙区は一つもない」と危機感を強める。
「どうしても岩手のために働きたい。どうか皆さん、この思いを知り合いに伝えてほしい」。公示された2日夜、盛岡市のビルの一室。1区で再選を目指す前議員の高橋比奈子候補(56)は、声を震わせながら約80人に支持を訴えた。
前回は民主党が分裂し、民主と生活(当時・日本未来)が票を奪い合った。高橋氏は2番手に滑り込み、比例復活で初当選した。
今回は事情が違う。民主は1、3区、生活は2、4区に公認候補をすみ分けた。1区では民主前議員の組織力のある階猛候補(48)が4選を狙う。前回割れた民・生票を単純に合わせれば、高橋氏は圧倒的に不利になる。
2区では前回ただ一人、選挙区議席を獲得した党県連会長の鈴木俊一候補(61)が通算8選に挑む。相手は比例東北の生活前議員畑浩治候補(51)。選挙区の対戦成績は鈴木氏の2勝1敗だ。
「追い風はない」と前回との違いを語る鈴木氏。経済政策アベノミクスへの評判は芳しくなく、支える首長の一人は「厳しい勝負。鈴木さんも競るだろう」と予測する。
3、4区の候補はいずれも比例復活組で、保守層への浸透に躍起だ。3区は橋本英教候補(47)が民主前議員の黄川田徹候補(61)に挑み、4区は藤原崇候補(31)が生活代表の小沢一郎候補(72)の岩盤に立ち向かう。
ある陣営の幹部は「惜敗率80%が比例の当落ラインだろう。差を縮め、何とか復活したい」と選挙区での「善戦」を視野に入れ始めた。前回、比例東北で復活した自民候補の惜敗率は45〜78%。落選者が増えれば復活ラインは上がる。
好材料もある。公明党は前回2区の鈴木氏だけだった推薦を全候補に拡大した。公明票は各選挙区1万余りあるとみられ、各陣営は票の上積みを期待する。
県農協政治連盟や県漁連、県医師連盟、県歯科医師連盟など各団体も前回は「自主投票」とした選挙区を「自民推薦」に切り替えた。県連幹部は「しっかり取り組まないと思わぬ結果になる」と陣営を引き締める。
◎衆院選岩手小選挙区立候補者
▽1区
細川光正65☆社 新
階猛48☆民 前(3)
吉田恭子33 共 新
高橋比奈子56☆自(大)前(1)(比当)
▽2区
畑浩治51☆生 前(2)(比当)
久保幸男56 共 新
鈴木俊一61☆自(岸)前(7)
▽3区
橋本英教47☆自(町)前(1)(比当)
黄川田徹61☆民 前(5)
菊池幸夫55 共 新
▽4区
藤原崇31☆自(町)前(1)(比当)
高橋綱記67 共 新
小沢一郎72☆生 前(15)
☆は比例代表との重複立候補者。(比当)は前回選(12年)の比例東北復活当選者。
1964
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:15:29
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141204_07.html
<衆院選>「大将の娘」激励 谷垣氏酒田入り
「今度は私が育てる」と自民候補への支持を訴える谷垣幹事長
自民党の谷垣禎一幹事長が3日、衆院選山形3区の党新人加藤鮎子候補(35)応援のため、酒田市に駆け付けた。谷垣氏といえば、加藤氏の父紘一氏による「加藤の乱」の際に「大将なんだから」と、涙ながらに引き留めたエピソードが有名。前回、紘一氏を破った前議員との激戦に挑む「大将の娘」のため、熱弁を振るった。
谷垣氏は個人演説会で約400人の聴衆を前に「初陣の鮎子氏の姿を見ると、加藤紘一先生に指導していただいた身として万感胸に迫る」と切り出し、自らの衆院初当選の思い出を披露した。
紘一氏の全面支援を受け、30代の若さで当選できた−などと述べた谷垣氏は「私がそうしてもらったように、鮎子氏を山形のためになる政治家に育てる」と宣言。壇上に並んだ鮎子氏は目を潤ませながら頭を下げ、支援者からは大きな拍手が湧いた。
マイクを握った自民党県連幹部も「こんな早い段階で幹事長が来るのは、鮎子氏が大事だということの証だ」と強調し、谷垣氏との親密さを繰り返しアピールした。
谷垣氏は紘一氏に側近として長く仕え、2000年の加藤の乱では、当時の森喜朗首相への内閣不信任案に賛成しようとする紘一氏に対し「加藤先生が大将なんだから。一人で突撃なんて駄目ですよ」と説得した姿が大きく取り上げられた。鮎子氏とは幼いころから親交があるという。
党幹部との「浪花節」で引きつける加藤氏に対し、無所属前議員の阿部寿一候補(55)の陣営は「谷垣氏が来るのは想定内だ」と述べた。
民主新人の吉田大成(45)、共産新人の長谷川剛(36)の両候補陣営はともに「主張を変わらず訴えるだけ」などと話している。
◎衆院選立候補者
【山形3区】
阿部寿一55 無 前(1)
吉田大成45☆民 新
長谷川剛36 共 新
加藤鮎子35☆自 新
佐藤誠66 無 新
1965
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:19:22
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141203-OYT1T50112.html
自民も民主もいない選挙区…見極め困難と有権者
2014年12月04日 08時24分
本来は政権選択の意味合いを持つ衆院選だが、第1党の自民党候補も、野党第1党の民主党候補もおらず、選択肢が限られる選挙区もある。
政党間の選挙協力や強固な地盤を持った候補の存在がその理由で、有権者からは戸惑いの声も漏れる。
熊本4区は、自民、民主両党の公認候補が出ず、共産党新人の井芹栄次候補と次世代の党前議員の園田博之候補の一騎打ちとなっている。
園田候補の父親は、外相などを歴任した自民党の重鎮だった。園田候補は同党を離党後、複数の党を渡り歩いたが、今も地盤を支えるのは自民党の地方議員ら。今回の選挙でも、同党県連と公明党から異例の推薦を得た。園田候補は2日の出陣式で「与党や、与党に近い立場で仕事をしたい」と表明したが、駆けつけた農業男性(64)は「地元のために働くのに政党は関係ないが、やはり自民党候補がいないと……」とこぼす。
一方の井芹候補は「安倍政権にノーを突き付けよう」と訴えた。
自公連立政権の象徴とされ、2003年の衆院選以降、自民党が候補を立てていない東京12区。「野党共闘のため」として民主党も擁立を見送り、前回に続き、自民、民主両党が不在の選挙区となった。
公明党前議員の太田昭宏候補が11月27日に行った事務所開きには、自民党の谷垣幹事長が駆け付け、両党の連携をアピールした。生活の党前議員の青木愛候補は、区議レベルで民主党の選挙協力を受けている。
しかし同選挙区内にある、JR赤羽駅近くの商店街を歩いていた女性会社員(32)は「自民党候補も民主党候補もいないと、政権を託せる投票先を見極めるのは難しい」と語った。
同選挙区では、共産党新人の池内沙織候補と、次世代の党新人の田母神俊雄候補も出馬している。
2014年12月04日 08時24分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
1966
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:20:42
http://www.sankei.com/region/news/141204/rgn1412040038-n1.html
2014.12.4 07:10
【衆院選2014注目区を行く】
5区 「枝野包囲網」に民主危機感 埼玉
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「自民党が全国で最も力を入れている選挙区が、ここ埼玉5区なんです」
公示前の11月30日、JR大宮駅前で牧原秀樹の応援演説に立った地方創生担当相の石破茂は力を込めた。リップサービスではない。翌12月1日に三原じゅん子、2日に小泉進次郎と知名度が高い応援弁士を送り込み、3日には石破が再び5区入り。相手は民主党幹事長、枝野幸男だ。
民主への逆風が吹き荒れた平成24年の前回衆院選で、自民が県内で唯一民主に敗北したのが5区だった。差は9465票。比例復活した牧原の陣営は「今度こそ小選挙区で勝利」をスローガンに掲げる。
党を挙げての「枝野包囲網」の背景には、前回、危機感を抱いた枝野が選挙戦終盤、地元に張り付きになった経緯がある。党の顔でもある枝野が地元から動けなくなれば、「それはそれで全国の選挙区に対して貢献できる」(陣営関係者)からだ。
「4度目のチャレンジで皆さま一人一人を代表させていただきたい」。そう訴える牧原は「市内から電車で国会に通う市民として、地域との絆はある」と胸を張る。
一方の枝野。陣営は当初「公示後は応援演説のため自分の選挙区に入れない」としていたが、公示日の2日夜、早くもお国入り。JR大宮駅東口で支援者ら約200人を前に、「地元を離れて仲間の応援に行くのは大変辛いが、育てていただいた皆さんを信じて全国を走りたい」と語った。
この日は青森、岩手、栃木各県を飛び回った。やや疲れた表情で「安倍さんは相当私のことをお嫌いなようで、ターゲットにされています」とこぼしたが、約8分の演説を終えると、13区の候補者の応援のため足早に車に乗り込んだ。
本人不在の間、録音した枝野の声を選挙カーで流し、県議や市議らが順番に駅立ちを行うなど協力態勢は万全を期す。陣営関係者は「相手が有名議員を入れるので、うちのスタッフに危機感が生まれた。投票率の向上へ、よい相乗効果が生まれている」と手応えを語った。=敬称略(佐藤祐介)
1967
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:21:32
新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20141204149197.html
1−4区で自民・民主競り合い
県内世論調査 5・6区、自民に勢い
14日投開票の第47回衆院選に向け、新潟日報社は2、3の両日、県内6小選挙区を対象とした世論調査を行い、公示直後の序盤情勢を探った。自民党と民主党の候補が1〜4区で競り合っている。5、6区は自民候補に勢いがあり、それぞれ生活の党と民主党が追う。共産党と社民党は広がりがいまひとつ。各区では5〜6割の有権者が態度未定で、今後情勢が大きく動く可能性がある。
今回の衆院選の関心度について「大いにある」「ある程度ある」と答えたのは67・4%。戦後最低の投票率(59・66%)だった前回2012年衆院選の序盤調査に比べて、10・2ポイント低下した。(以下敬称略)
【1区】自民前職の石崎徹と民主元職の西村智奈美が競る。石崎は自民、公明支持層を押さえ、20代にも食い込む。西村は民主のほか、社民支持層も後押し。ともに旧新潟市の無党派層の取り込みが鍵だ。共産新人の町田明広は、共産支持層以外への広がりに期待。
【2区】民主前職の鷲尾英一郎と自民前職の細田健一が一歩も引かない戦い。鷲尾には民主支持層に加え、自民支持層の一部が流れる。燕市などに浸透する。柏崎市などで支持を広げる細田は自民、公明支持層をまとめ切れるかが焦点。共産新人の五位野和夫、社民新人の渡辺英明はまだ勢いがついていない。
【3区】民主元職の黒岩宇洋と、自民前職の斎藤洋明が接戦を演じている。黒岩は民主支持層を取り込み、無党派層からも一定の支持を得る。斎藤は自民、公明支持層を固め、20代を引き寄せる。村上市で強みを見せる。共産新人の伊藤誠は共産支持層の7割を確保。
【4区】自民前職の金子恵美と、民主前職の菊田真紀子が激しい戦いを展開。金子は自民支持層に加え、無党派層からも支持を受ける。民主支持層をまとめる菊田は、無党派層への食い込みが遅れている。共産新人の西沢博は共産支持層をまとめ、他への波及も狙う。
【5区】自民前職の長島忠美が自民支持層を固め、幅広い世代にも浸透。長岡市など全域でリードする。生活新人の森裕子は野党共闘を組む民主、社民支持層の支持を獲得するが、無党派層への広がりが課題。共産新人の服部耕一は50代から一定の支持を受ける。
【6区】自民前職の高鳥修一が自民支持層をしっかり押さえ、大票田の上越市をはじめ各地で先行する。追う民主新人の梅谷守は民主支持層の8割をまとめるが、若い世代への広がりがいまひとつだ。共産新人の高橋ミキ子は共産支持層以外への切り込みが課題だ。
1968
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:22:45
http://www.sankei.com/politics/news/141204/plt1412040013-n1.html
2014.12.4 06:00
【衆院選2014】
自民、海江田氏の地盤の東京1区に幹部を集中投下 「民主敗北の象徴区」に
(1/2ページ)
衆院東京1区に入り、支持者と笑顔で会話する自民党の谷垣禎一幹事長=3日夕、東京都新宿区(小野淳一撮影)
自民党は、幹部クラスが続々と民主党の海江田万里代表の地盤、東京1区に入っている。すでに、安倍晋三首相(党総裁)と菅(すが)義(よし)偉(ひで)官房長官が公示前の11月28日と29日にそれぞれ入り、3日は谷垣禎一幹事長が党公認候補の応援に駆け付けた。まさに“集中投下”の様相だ。産経新聞の情勢調査によると海江田氏は苦戦しており、もし落選すれば同区は「民主敗北」の象徴となる。(沢田大典)
「政権をとって何をするかが一致していなかったから、最後はバラバラになった。日本を成長させる政策が民主党には足りない。振り子のような政治には終止符を打ちたい」
谷垣氏は3日夕、新宿区のスーパーの前で候補者の山田美樹氏と街頭演説し、民主党を批判。かつて東京1区を地盤としていた与謝野馨元財務相も駆け付け、「山田さんをよろしくお願いします」と訴えた。
平成24年の前回衆院選と比べて野党間の候補者調整は進んだものの、情勢調査では、民主党は公示前勢力の62議席から増える見込みだが、目標とする100議席には遠く及ばない。
党幹部は「なかなか厳しい…」と眉をひそめた。これが現実のものとなれば、選挙後に党内から海江田氏の辞任論が起きる公算が大きい。それどころか、海江田氏の当選も決して楽観できそうにないのだ。
海江田氏は、前回衆院選で山田氏に1134票差で敗れ、比例代表で復活当選した。選挙区で敗北し、代表選に立候補したことを党内で疑問視されると、当選者の得票数に対し落選者の得票数の割合を指す惜敗率を引き合いに出し「98・6%だ。私なりにクリアできている」と反論していた。
野党では、維新の党の江田憲司共同代表が「全軍の将として候補者の士気を高めるため」として比例代表との重複立候補を辞退した。海江田氏は今回も重複立候補し、東京ブロックの名簿は他の選挙区候補と同列の1位だ。
自民党都連幹部は「海江田氏が比例復活もできなければベストだ。復活しても惜敗率が下がり、90%を割りでもしたら、民主党の議席が増えても恥ずかしくて勝利宣言や代表続投なんてできないだろう」と語る。
海江田氏は3日、東京都調布市内で記者団に「自民党は野党第一党の党首を追い込む考えのようだが」と問われると、あくまで平静を装った。
「相手が何してこようと意に介しません」
1969
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:23:40
http://www.sankei.com/politics/news/141204/plt1412040015-n1.html
2014.12.4 01:17
【衆院選2014】
野党共闘「反自民の大義」か「選挙目当て」か…1強多弱に危機感 熊本1区、福岡4区
(1/4ページ)
第47回衆院選(12月14日投開票)で、九州・山口8県の37選挙区では共産党、諸派、無所属をのぞく野党候補が1人だけの「野党共闘区」が22に上った。「1強」の自民党に対抗する苦肉の策だが、民主党を中心に野党の候補擁立が間に合わず、結果的に調整に成功した側面もある。各党が訴える政策の違いは大きく、対抗陣営からは野合批判も噴出する。(田中一世、谷田智恒)
「この2年間、松野氏とは別々の道を歩んできたが、今、強権的な政治が推し進められている。今回は何としても勝たなければならないということで本日、参りました」
衆院選が公示された2日。熊本1区の維新前職、松野頼久氏(54)の出陣式には、民主党熊本県連の鎌田聡代表も出席し、激励のあいさつをした。
民主党の最大の支持母体である連合熊本の佐々木義博事務局長もマイクを握り、「自民党議席を1つでも減らすことが連合熊本の大義だ」と述べた。
両者の発言に、松野氏は「民主県連、連合熊本の仲間と一緒に戦える。感無量です」と声を詰まらせた。
松野氏と民主党には、浅からぬ因縁がある。
かつて松野氏は民主党に所属し、鳩山由紀夫内閣では内閣官房副長官を務めた。だが、平成24年9月、飛ぶ鳥を落とす勢いだった日本維新の会(維新の党の前身)に移る。政権支持率が低迷する中で党を出て行く松野氏の行動に、民主党内には不平不満がたまった。
3カ月後の衆院選では 民主党は松野氏に対抗し、新人候補を擁立した。非自民票が割れたこともあり、松野氏は自民党の木原稔氏(45)に敗北し、比例当選するのがやっとだった。
今回の衆院選にあたっては非自民勢力を拡大することを優先し、民主党県連は解散翌日の11月22日、松野氏の「支持」を決めた。連合熊本も26日、「協力・支援」することとした。
もちろん、これまでのわだかまりを、水に流せたわけではない。連合熊本内には、橋下徹共同代表が官公労批判を繰り返す維新の党への拒否反応もある。
それでも上田淳会長は「自民から議席を奪うためには反自民の大義でまとまれる」と強調する。
上田氏らの脳裏にあるのは、前回の選挙結果だ。松野氏と民主候補の票を足すと、わずか56票ながら、当選した木原氏を上回っていた。
この野党共闘に対し、自民・木原陣営の小杉直県議は「民主党は党を捨て、連合を裏切った松野氏を支援するという。こんな連中に負けるわけにいかない」と批判した。
× × ×
野党共闘は、九州最多11選挙区を抱える福岡でも進んでいる。
「与野党が伯仲した国会にしなければならない。そういう思いで、民主党福岡県連は私に推薦を与えてくださった。この熱い思いに応えたい」
1970
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:24:02
選挙戦2日目の3日午後、福岡4区の維新前職の河野正美氏(53)は福岡県粕屋町での街頭演説でこう強調した。維新の党の川田龍平・国会議員団総務会長もマイクを握り、「安倍首相のやりたい放題にストップかけなければいけない。そのための選挙協力だ」と述べた。
前回衆院選で、福岡4区の非自民勢力は民主党、旧日本維新の会、旧日本未来の党などに割れた。維新公認で出馬した河野氏は、自民候補に敗れ、比例復活した。
民主・維新両党は先月27日、福岡県連レベルでの選挙協力を結び、民主党は河野氏を推薦した。代わりに、維新の党は民主党が擁立した県内6選挙区の候補を推薦した。
民主党側は、4区を拠点に活動していた元職の山本剛正氏(42)を、河野氏との競合を避けるため、公示2週間前になって1区に国替えさせる配慮まで見せた。
河野氏は「私は野党統一候補。民主党さんにあそこまでやっていただいたのだから、選挙区で勝たないといけない。『比例復活で』という考え方は絶対にだめだ」と意気込む。
河野氏は、連合福岡の推薦は受けられなかったが、傘下の複数の労働組合とは支援の話し合いを個別に進めているという。
先月30日には民主党県連の大久保勉代表(参院議員)が4区内の数カ所で応援演説をする計画も立てた。何かの前兆か、こちらは大雨で中止となったが、選挙期間中の実施に向け、再度調整しているという。
大久保氏は「野党が共闘し、巨大な敵と対(たい)峙(じ)することが最も重要だ。2年前は自民に県内11選挙区を独占されたが、今回は勝つ見込みが十分にある」と、共闘に活路を見出す。
一方、共闘は野党が地力の弱さを露呈したともいえる。民主党は全国でも結党以来最少となる198人しか候補者を擁立できなかった。枝野幸男幹事長は公示前の11月29日、大阪市で記者団に「次の選挙の時には政権の選択肢として認めていただけるような議席を獲得したい」と語り、今回衆院選での政権獲得が厳しいとの認識を示した。
「自民vs民主」だった過去2回の衆院選と異なり、今回は「自民vs野党」の構図となったといえる。
ただ、民主や維新、社民など野党各党の政策は、原発再稼働や集団的自衛権の行使容認、憲法改正などをめぐり、大きな隔たりがある。
20年前の平成5年にあった第40回衆院選でも、「非自民・非共産」による野党結集が喧伝され、選挙後の細川内閣成立につながった。だが、寄せ集めの連立政権は1年ほどで四分五裂した。今回の野党共闘にも、ライバル候補からは「選挙だけが目当てのご都合主義に過ぎない」と批判の声が上がる。
1971
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:28:20
静岡
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20141204/CK2014120402000094.html
衆院選 県内の序盤情勢
◆自民5選挙区でリード 民主は2選挙区優勢
写真
中日新聞社は三日、第四十七回衆院選(十四日投開票)について、共同通信社と合同で行った電話世論調査に、独自取材を加味して序盤情勢を分析した。静岡県内では八小選挙区のうち、五選挙区で自民党、二選挙区で民主党が優勢となり、一選挙区は自民党と民主党が接戦となっている。ただ、小選挙区で五割、比例代表で四割が投票先をまだ決めておらず、投開票日まで情勢が変わる可能性がある。
自民党は二年前の前回選で圧勝した勢いはやや衰えているが、有利に戦いを進めている。民主党は牙城の5、6区で優勢で、4区で自民党と激しく競り合っている。1、8区に擁立した維新の党は支持政党を持たない層への浸透が鍵となる。
支持政党は自民党が一位で36・4%、二位の民主党は16・1%。三位の維新の党は7・1%で、前回選で民主党に2・7ポイント差までに迫った勢いを失っている。共産党が4・1%、公明党が3・6%、生活の党が0・7%、社民党が0・6%、次世代の党が0・1%と続き、支持政党を持たない層が15・8%、分からない、無回答が10・1%だった。
比例代表の投票先は自民党が七選挙区、民主党が一選挙区で一位となった。前回は自民党が全選挙区で一位だったが、民主党がやや盛り返した。民主党は「投票先を決めている」と答えた人のうち七選挙区で二位で、維新の党は三選挙区で三位だった。
「決めていない」という人に重ねて投票先を聞くと、維新の党が四選挙区で二位となった。維新の党が一定程度、態度未定の有権者の受け皿として浸透していることが分かった。衆院選への関心は「大いにある」と「ある程度ある」の合計は66・4%で、前回衆院選公示前調査より13・2ポイント下がった。
<調査の方法> 序盤情勢は共同通信社と本紙を含む加盟社が行った電話世論調査結果と本紙独自の取材結果を総合して判断した。
電話調査は二〜三日の二日間、全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。今回、無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは十五万二千百八十五件で、このうち十二万一千七百六十二人から回答を得た。
1972
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:29:42
秋田
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20141203-OYTNT50129.html
<衆院選情勢分析>1区 冨樫、寺田激戦
2014年12月04日
◆3区は御法川、村岡横一線◆
14日投開票の衆院選について、読売新聞社が2、3日に行った情勢世論調査の結果から県内3小選挙区の情勢を探る。秋田1区は自民の冨樫氏と民主の寺田氏が激しく競り合っている。2区は自民の金田氏が優位に選挙戦を進める。3区は自民の御法川氏と維新の村岡氏が横一線の戦い。ただ、どの選挙区も有権者の2〜3割が投票する候補を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。
■1区
再選を目指す冨樫氏は自民支持層の約8割を固め、安倍内閣を支持する有権者の7割強から支持を集めている。職業別では、商工団体の支援を受けていることもあり、給与所得者と商工自営業の3割強から支持を得ている。年代別では、30〜50歳代の支持が多い。
寺田氏は民主支持層の9割弱をまとめ、無党派層の4割弱にも浸透。自民支持層の1割弱の支持も得ている。年代別では、60歳代と70歳代以上の支持が3割強となっており、職業別では、無職の支持が高い。内閣を支持する有権者の2割弱からも支持を得ている。
4氏の中で立候補の表明が最も遅かった社民の伊藤氏は、支持をまとめきれていない。7月に出馬表明した共産の山内氏は、無党派層の1割弱、30歳代の1割強の支持を得ている。
■2区
金田氏は自民支持層の9割弱、さらに民主支持層の2割弱からも支持を得ている。安倍内閣を支持しない有権者でも約2割は金田氏を支持しており、幅広く浸透している。職業別では専業主婦の約6割の支持を得ているほか、給与所得者の5割近い支持を得ている。
民主の緑川氏は民主支持層の8割弱、無党派層の約3割の支持を得ている。60歳代の支持が4割近い。町村部での支持が4割弱と、金田氏を上回る。ただ、選挙戦でアベノミクス批判を展開しているものの、内閣を支持しない有権者の支持が5割に届いていない。
共産の藤本氏は、40歳代の有権者の支持が一定程度あるものの、町村部などへの浸透が遅れている。
■3区
御法川氏は自民支持層の7割強をまとめ、町村部での支持も5割を超えている。幅広い年代、職種に浸透し、職業別では商工自営業の支持が5割弱に上り、農林水産業や主婦、無職の支持も約4割と高い。年代別でも、70歳代以上の約4割から支持を集めている。
村岡氏は維新支持層の約8割、自主投票を決めた民主支持層の6割強の支持を固め、自民支持層の2割弱にも浸透している。無党派層の支持が約4割と、御法川氏を大きく上回る。職業別では給与所得者の4割弱、年代別では50歳代で5割弱の支持を集めている。
共産の我妻氏は、民主支持層と無党派層の1割強から支持を得ている。
2014年12月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
1973
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:31:52
沖縄1区 赤嶺が前
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141204rky00m010004000c.html
衆院選:沖縄1区は3氏競り合う 合同世論調査
2014年12月04日
琉球新報社は、14日投開票の第47回衆院選に向け、共同通信社と合同で2、3の両日、県内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。本紙の取材を加味して選挙戦の序盤情勢を探ったところ、沖縄1区は共産前職の赤嶺政賢氏、自民前職の国場幸之助氏、維新元職の下地幹郎氏が激しく競り合う展開だ。2区は社民前職の照屋寛徳氏が自民前職の宮崎政久氏をリードし、3区は生活前職の玉城デニー氏が自民前職の比嘉奈津美氏に先行している。4区は自民前職の西銘恒三郎氏がやや先行し、無所属新人の仲里利信氏が激しく追い上げている。
ただ全体の約4割がまだ投票する候補者を決めていないと回答している。選挙戦中盤以降に情勢が大きく変化する可能性がある。判断を保留しているのは無党派層が多く、その動向が当落の鍵を握りそうだ。
沖縄1区は赤嶺氏が共産に加え、生活や社民の支持層を固めつつある。国場氏は自民に加え、推薦を得た公明支持層の約6割を押さえた。下地氏は維新の7割強から支持を集め、民主からも約5割の支持を得る。
2区は照屋氏が社民、共産、生活の支持層を固め、民主支持層の支持も得る。宮崎氏は自民の6割を固めたが、推薦を受ける公明からの支持をまだ固め切れていない。
3区は玉城氏が生活、社民、共産の支持者から高い支持を得て、民主、維新支持者にも食い込む。比嘉氏は自民、推薦を得た公明支持層を固めたが、やや広がりに欠ける。
4区は西銘氏が自民と推薦を受ける公明の8割を固めた。仲里氏は社民、共産、生活支持者に加え、民主、維新支持者、無党派層にも食い込む。(琉球新報)
1974
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:32:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141204ddn041010012000c.html
師走決戦:2014衆院選 大阪11区 落下傘、混戦に拍車 それぞれに「地元」
毎日新聞 2014年12月04日 大阪朝刊
大阪府北東部のベッドタウン・枚方市。住宅街にあるスーパーの前で3日、自民元職の佐藤ゆかり氏(53)がマイクを握った。「『経済の佐藤』と言われるようになりました。アベノミクスで庶民生活を良くしましょう」。白の上下に白の靴。演説が終わると聴衆に駆け寄り、笑顔で握手を求めた。
東京出身。外資系証券会社勤務などを経て、2005年に小泉純一郎首相(当時)が仕掛けた郵政選挙で、野田聖子元郵政相=岐阜1区=への「刺客」として初当選(比例復活)した「小泉チルドレン」の一人だ。民主に政権交代した09年の衆院選は東京5区に国替えして落選。10年の参院選比例代表で当選した。今回は、縁もゆかりもない大阪11区から立つ。
大阪11区は1996年の小選挙区制導入以来、一度も自民候補が勝ったことのない選挙区で、ここでの勝利は自民の悲願だ。「勝てる候補を」との枚方市議らの要請で、自民大阪府連が公認申請し、出馬が決まったのは約1週間前。街頭演説では「淀川に架かっている橋が少ない。災害対策に力を入れる」などと地元の話題にも触れる。本人はさらりと言う。「刺客ではありません。地元から求められて来たんです」
維新前職の伊東信久氏(50)は警戒心を隠さない。「まるで黒船襲来だ」。神戸市生まれで、大阪市内などで開業する整形外科医で、12年の前回選で橋下徹共同代表(大阪市長)が擁立した「橋下チルドレン」の一人だ。強い地盤があるわけではない。大阪都構想には逆風が吹き、維新への風向きも前回とは異なる。
2日、交野市で伊東氏の応援演説に立った松井一郎幹事長(大阪府知事)は佐藤氏をけん制した。「『刺客』として知名度はあるんだろうが、それだけで票につながるのか。自民では身を切る改革をできない」
民主元職の平野博文氏(65)は5期連続で議席を守り、官房長官や文部科学相などの要職を務めた。選挙区にはパナソニックの社員が多く住み、出身の平野氏は労組の支援で安定した戦いをしてきた。だが、民主への逆風や維新の国政進出で状況は一変した。前回は維新の伊東氏に約2万6000票差をつけられ、比例復活もできなかった。
「おはようございます」。3日朝、京阪枚方市駅前で通勤客の前に立った平野氏は深々と頭を下げたが、あいさつする市民は少ない。それでも2年前より反応はいいという。「団地の隅々までつじ立ちを繰り返し、地べたから市民と接点を持つのはこの選挙が初めて。『地元の候補』をアピールしたい」と雪辱を期す。
混戦模様となった11区。「落下傘候補もベテラン候補も気にしていない」と話すのは共産新人の三和智之氏(39)だ。「若さと地元で子育てをする肌感覚を生かし、消費税の増税中止などを訴えたい」【五十嵐和大、熊谷豪】
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◇大阪11区立候補者
平野博文 65 [元]文科相 (5)民元
三和智之 39 党11区役員 共新
伊東信久 50 医師 (1)維前
佐藤ゆかり 53 [元]参院議員 (1)自元=[公]
(届け出順)
1975
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:38:42
福島
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20141203-OYTNT50293.html
自民4選挙区で先行…世論・情勢分析
2014年12月04日
14日投開票の衆院選で、読売新聞社は2、3の両日に実施した世論調査と取材結果を加味して序盤の情勢を分析した。県内五つの小選挙区では、3区を除く四つの選挙区でいずれも自民党候補が先行し、3区では民主党候補がリードしている。ただ、有権者の2割強が態度を明らかにしておらず、情勢は流動的な部分もある。(敬称略)
◆1区
亀岡が安定した戦いを進め、自民支持層の9割弱、公明支持層の7割弱を固めている。農林水産業や給与所得者の半数以上の支持を得ており、特に郡部で浸透している。民主党参院議員だった金子は同党支持層の8割をまとめ、無党派層の支持も亀岡と同じ3割弱だが、世代別では全年代で亀岡に水をあけられている。渡部は共産支持層の6割を固めたが、支持の広がりが課題だ。
◆2区
根本が優位に立っている。自民、公明両党支持層からの支持がいずれも9割に上り、無党派層も3割を固めた。年代別でも全世代でリードしている。11月下旬に出馬表明した岡部は、民主支持層の7割を固めたが、郡山市以外では伸び悩んでいる。若さや医師の実績などをアピールして無党派層の取り込みを目指す。平は共産支持層の大半を固めているものの、都市部で浸透できていない。
◆3区
8選を目指す玄葉が頭一つ抜け出している。民主支持層の9割に加え、自民支持層の2割も取り込み、公明、共産支持層にも食い込む。無党派層からも半数の支持を得る。出馬表明が11月下旬と遅れた上杉は、まだ自民支持層の半分しか固めきれていない。ほぼ全ての年代でリードを許しており、巻き返しを図る。横田は共産支持層をまとめ、知名度向上を目指す。
◆4区
菅家がリードする展開で、自民支持層の8割、公明支持層の8割弱を固めた。専業主婦の6割弱、給与所得者の4割に浸透し、都市部、郡部とも他候補をリードしている。小熊は維新支持層の8割弱をまとめ、候補擁立を見送った民主の支持層の半数に浸透。無党派層では菅家を上回る3割の支持を集めている。田中は共産支持層の9割弱の支持を得ている。出馬表明が公示直前となった小川は、まだ社民支持層をまとめきれていない。
◆5区
吉野が先行している。公示前日に公認が決まり、9年ぶりの5区での戦いだが、自民支持層の7割、公明支持層の5割を固めた。比例に回った前議員坂本剛二の支援も受け、基盤固めを急ぐ。吉田泉は民主支持層の6割の支持にとどまっているが、無党派層への浸透は吉野をやや上回っている。吉田英策は共産支持層の8割をまとめ、民主支持層や無党派層にも食い込む。
◆比例選投票先…自民3割強、民主2割
比例選での県内有権者の投票先は、自民が3割強、民主が2割、維新が1割弱で、これに公明、共産、社民、生活などが続く。
地域別にみると、自民と民主に対する支持は、市部は全体の傾向と同じだが、郡部ではほとんど差がない。
支持政党別では、自民、民主、維新、公明は自党支持層の8〜9割を固めている。無党派層では、自民、民主、維新がいずれも1割強で、ほぼ互角だった。
安倍内閣の支持率は35%で、不支持率が45%と上回った。自民支持層では支持率は75%、不支持率は10%だったが、連立を組む公明の支持層ではそれぞれ57%、29%だった。
政党支持率は、自民が最も高い35%で、これに民主17%、公明、共産5%、維新4%、社民1%などと続いた。「支持政党なし」は22%だった。
2014年12月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
1976
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:41:00
大分
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/04/113606242
衆院選県内3選挙区 公示直後の情勢 本社世論調査
大分合同新聞社は2、3の両日、衆院選の大分県内3選挙区で電話世論調査を実施し、取材による情報も踏まえて公示直後の情勢を探った。1区は自民前職の穴見陽一に民主元職の吉良州司が迫る勢いで激しく競り合う。2区は先行する自民前職の衛藤征士郎が、社民前職(比例九州)の吉川元に対し優位を保っている。3区は自民前職の岩屋毅が安定した戦いを進め、民主新人の浦野英樹は出遅れている。調査時点では各選挙区ともおよそ半数の人が投票行動を決めておらず、14日の投票日までに情勢が動く可能性がある。(名簿の並びは届け出順、文中敬称略)
【1区】 穴見氏と吉良氏接戦
山本茂 (共産・新)
吉良州司(民主・元)
穴見陽一(自民・前) =公明推薦=
穴見は党県連・大分市連と企業、友好団体が連携して保守層を中心に集票。党本部も九州での最重点候補と位置付けて閣僚級を応援に投入する。自民、公明両支持層のほぼ8割をまとめるが、取り込みを狙う維新の支持層への浸透は不十分。陣営は接戦への警戒感を強めて引き締めを図る。
吉良は前回選挙からのブランクが懸念材料で、後援会組織を固め直す。推薦した連合大分は組織を挙げた集票活動を目指し、社民系労組も動きを活発化させつつある。民主、社民両支持層の8割強をまとめ、維新の支持層にも食い込む。労組票を固めた上で無党派層への支持拡大をうかがう。
山本は共産党支持層をほぼ固めたが苦戦している。
【2区】 衛藤氏優位、追う吉川氏
山下魁 (共産・新)
吉川元 (社民・前)
衛藤征士郎(自民・前) =公明推薦=
ベテランの衛藤は旧市町村別に設けた後援会組織を軸に、広い選挙区全域で保守票を手堅くまとめる。自民支持層の約8割を固め、民主、維新の支持層にも食い込む勢い。無党派層からも一定の支持を集める。推薦を受ける公明の支持層への浸透が課題。
吉川は社民系労組でつくる県平和運動センターの組織票を基盤にして、労組OBが中心の後援会や党所属の地方議員が懸命に集票を図る。社民支持層を固めつつあるが、民主支持層では約3割にとどまるなどまだ「反自民票」をまとめきれていない。
山下は無党派層や他の野党の支持層にも支持を広げるが、伸び悩んでいる。
【3区】 岩屋氏、手堅い戦い展開
大塚光義(共産・新)
浦野英樹(民主・新)
岩屋毅 (自民・前) =公明推薦=
岩屋は党支部や後援会組織を通じた手堅い選挙戦を展開。自民支持層をほぼ固め、選挙協力をする公明支持層にも受け入れられている。地元の大票田・別府市をはじめ、3区全域で優位に立つ。引退した民主元職に流れていた保守票も取り込んで地盤固めを図る。
浦野は急な出馬で知名度不足が響いている。推薦を受けた連合大分の加盟労組を主軸に民主、社民の支持層に浸透しつつあるが、両党の支持基盤自体が後退しており、党勢回復も課題。地元中津市など県北を足掛かりにして反自民票や無党派層への浸透を狙う。
大塚は共産支持層をベースに政権批判票の獲得を目指すが広がりを欠く。
▽調査の方法
2、3の2日間、県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。電話番号をコンピューターで無作為に発生させて電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない有権者にも調査ができる。
今回▽1区 445人▽2区 406人▽3区 403人―の計1254人から回答を得た。
この調査はあくまでも調査時点での情報分析の参考にするためのものであり、当落を予測するものではありません。
1977
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:42:02
長野
http://www.shinmai.co.jp/news/20141204/KT141203ATI090025000.php
自民、3小選挙区で優位 態度未定有権者5〜6割
12月04日(木)
信濃毎日新聞は3日、県内有権者1998人を対象に2、3日に実施した衆院選世論調査の結果をまとめ、取材を加味して5小選挙区の情勢を探った。2、4、5区で自民党が優位に立ち、1区では民主党、自民党が支持を集める。3区は自民党、維新の党、民主党が激しく競り合っている。現時点で態度を決めていない有権者は全体で50・5%、各選挙区で5割弱から6割弱おり、終盤にかけて情勢はまだ流動的だ。
比例代表北陸信越ブロック(長野、新潟、富山、石川、福井の5県、定数11)について、投票先を「決めている」「だいたい決めている」とした人は計49・9%。「まだ決めていない」(48・7%)「分からない・無回答」(1・4%)の人も含めて現時点で投票先を聞くと、自民党が30・5%で民主党の18・5%を上回った。共産党が8・7%で続き、維新の党7・6%、公明党6・2%、次世代の党1・5%、社民党1・2%、生活の党0・9%などだった。
望ましい選挙結果は「野党と与党の勢力が伯仲する」と答えた人が43・4%で最多。「与党が野党を上回る」の31・2%より多く、与野党の議席数接近による緊張感を望む声が多いことを示した。「与党と野党が逆転する」は11・6%、「分からない・無回答」は13・8%だった。
衆院選への関心度は「大いに関心がある」「ある程度関心がある」が計65・4%で、本社が公示前の11月26日にまとめた調査結果に比べて2・9ポイント上昇した。ただ、2012年の前回選公示直後の調査では計82・0%で、16・6ポイント低い。今回の調査で「まったく関心がない」「あまり関心がない」は計34・4%だった。
投票で最も重視することは「年金や医療などの社会保障」が29・7%で最多。「景気・雇用対策」は28・4%、「消費税などの税制」が16・9%で続いた。「原発問題をめぐるエネルギー政策」7・2%、「地方分権や人口減少対策などの地方活性化」4・0%。
支持している政党は、自民党28・6%、民主党13・7%、共産党4・4%、公明党4・3%、維新の党3・5%、社民党1・3%、生活の党0・3%、新党改革と次世代の党が各0・1%、支持政党なしが35・6%だった。
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