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第23回参議院議員選挙(2013年)
1
:
やおよろず
◆N22LLUydY2
:2010/07/14(水) 08:06:13
第22回参議院議員選挙(2010年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/
1838
:
チバQ
:2013/06/07(金) 21:26:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013060700659
参院茨城に新人=みんな
みんなの党の渡辺喜美代表は7日、茨城県庁で記者会見し、7月の参院選茨城選挙区に新人でワイン製造業会社社長の石原順子氏(51)を擁立すると発表した。
同選挙区でみんなは、日本維新の会の新人を推す予定だったが、同党との選挙協力解消に伴い、公認候補の擁立を決めた。(2013/06/07-15:16)
--------------------------------------------------------------------------------
1839
:
チバQ
:2013/06/07(金) 21:29:34
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20130607ddlk03010006000c.html
党奔政走:参院選・北上をめぐる攻防 関根陣営、透ける対抗心 平野陣営、県議らに焦りも /岩手
毎日新聞 2013年06月07日 地方版
北上市で6日午前11時、夏の参院選岩手選挙区に生活の党が担ぎ出した関根敏伸氏(57)の後援会事務所開きが始まった。平日なのに支援者が多数かけつけた。ただ、後援会は参加者を約350人としたが、どう見ても300人以上はいない。1キロ離れた場所で5日前の土曜日、無所属で出馬する平野達男前復興相(59)の後援会が行った事務所開きには約200人が集まったとされる。地元が同じライバルに対抗心が透けて見えた。
生活の小沢一郎代表を支える後援会連合会の小笠原直敏会長は、「100人ぐらいと思ったがこんなに集まるとは。関根さんの知名度不足への危機感を皆が共有しているのだろう」と顔を崩した。
◆
3時間後、平野氏の北上の後援会事務所で県議3人が顔を合わせていた。3日の県議会民主党会派の議員総会で、平野氏支援のため離党表明した五日市王(おう)氏、党に残って支援する意向を伝えた渡辺幸貫氏、小田島峰雄氏だ。先に離党した佐々木一栄・党県連前顧問も姿を見せ、選挙態勢を1時間話し合った。
国政選挙は県議の働きが肝心。渡辺氏は「やっと自分たちが駆けつけたばかり」と焦りを隠さなかった。公示とされる7月4日まで1カ月もない。
◆
岩手選挙区で公認候補擁立を4月下旬にあきらめた社民党県連合合。社会党だった95年以来の決断だが、擁立論が再燃している。野党の統一候補を立てたかったが、民主と生活が独自候補を決めてしまって戦略は頓挫。自主投票にすれば不戦敗を意味する。それは避けたい。
4日午後2時、北上川沿いにある盛岡市のビル4階。党県連合の常任幹事会に15人が集まった。切羽詰まった役員の一人は「小沢さんとの連携を感情論で話してはいられない」と同調を求めた。反原発など、社民に主張が最も近いのは生活。関根氏への相乗りを視野にした発言だが、組織内には小沢代表へのアレルギーが強い。
関根氏は北上選挙区の前県議で、同選挙区選出の県議がいる社民が地元ライバルを応援することにも抵抗感がある。今回関根氏が落選して県議選に再挑戦した時、票を取られて議席が危うくなりそうだ。社民は定数48で3人の県議をなんとしても守りたい。
2時間の話し合いで、細川光正幹事長が「独自候補擁立を含めて引き続き議論する」と締めくくったのがこの日の精いっぱいの結論だった。この迷走を「党の力不足」と表現する出席者もいた。
福島瑞穂党首が来県する8日までに方針を固められればいいが、党幹部は「どんな選択をしても不満は残る」と表情は晴れない。【金寿英、浅野孝仁】
1840
:
チバQ
:2013/06/07(金) 21:32:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20130606/CK2013060602000108.html
<どっちだ13参院選かながわ> 待機児童ゼロ 手柄は
2013年6月6日
横浜市の民間による認可保育所「アメリカ山徳育こども園」。駅ビル内にあり、屋上の庭園を園庭にしている=同市中区で
保育所に入れない児童を解消する横浜市の「待機児童ゼロ」達成について、参院選神奈川選挙区(改選数四)で戦う与野党の各陣営が、自らの実績や関与を強調している。一方、八月の横浜市長選に出馬する意向の林文子市長(67)は、与野党双方に「支援のおかげで実現できた」と感謝。全方位的な気配りを欠かさない。(参院選取材班)
自民横浜市連が三日に開いた集会。市連会長の松本純衆院議員(63)は、安倍晋三首相が横浜市を参考に「二〇一七年度までに全国の待機児童をゼロにする」と表明したことを踏まえ「全国が横浜に注目している。国の方針を実現するため、林市長に先頭に立ってほしい」と持ち上げた。
集会に出席した林市長は「自民の後押しで待機児童ゼロを実現した」と応じた。
公明新人の佐々木さやか氏(32)も、実績を強調する一人。先月の集会では「この取り組みを進めてきたのも公明党。保育所経営への株式会社の参入も提案してきた」と訴えた。
野党側でも、民主現職の牧山弘恵氏(48)が「今話題の横浜方式を全国に広げたい」と、推進姿勢をアピールしている。
そもそも、待機児童ゼロを主導した林市長は、政権交代した〇九年夏の衆院選と同日実施になった横浜市長選で民主推薦を受け、自公が支援した候補者を破り初当選した。実現に向けた取り組みの大半も、民主政権時代に進められた。
このため、四月の民主県連大会に出席した林市長は「待機児童の解消はなかなか進まなかった。民主政権のとき、大きな第一歩を踏み出してもらった」と強調。当時の国の後押しに感謝した。
一方、「『市長は誰にでもいい顔をするのか』と、ある人たちからよく怒られる」ともこぼし、市長選を前に与野党間のバランスに腐心する様子をにじませた。
1841
:
チバQ
:2013/06/07(金) 21:38:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130607/elc13060721190002-n1.htm
自民、元女優の擁立取りやめ 暴力団との交際報道で
2013.6.7 21:15 [自民党]
自民党は7日、夏の参院選比例代表に公認した新人の元女優、田島みわ氏(49)の擁立を取りやめる方針を固めた。
党幹部によると、週刊新潮による暴力団関係者との交際報道を踏まえ、田島氏が自ら立候補を辞退する形を取り、週明けに公認を取り消す。
1842
:
名無しさん
:2013/06/07(金) 21:42:56
>>1832
後ろから斬られて満身創痍になった主君や組織員が
唾吐いて出て行くのは責められん
ミンスに残ってるのは味方を後ろから斬った連中とドン臭い連中だけ
1843
:
チバQ
:2013/06/07(金) 22:19:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chubu/news/20130606-OYT8T00192.htm
協力解消 維新に困惑 愛知 擁立か見送りか
街頭演説の後、聴衆と握手する参院選立候補予定者(2日、名古屋市中区で) すでに8人が立候補を表明し、混戦模様となっている愛知選挙区(改選定数3)は、「第3極」勢力が自民、民主両党の戦いに割って入る構図となりそうだ。その中で、日本維新の会が候補者を擁立するかどうかが決戦を前にした一つの焦点になっている。
「愛知で候補者を出せるという話ではなかったのか」
今月初旬、維新の会幹部は党県総支部の幹部に電話口でそう迫った。総支部幹部が「候補擁立を見送る場合もある」と不戦敗の可能性に触れたことに戸惑いを隠せなかったのだ。
みんなの党が、維新の会共同代表・橋下徹のいわゆる従軍慰安婦問題を巡る発言などで選挙協力を解消したのは5月21日。愛知選挙区ではみんなの党新人・薬師寺道代(49)の擁立が決まっていた。協力解消を受け、維新の会幹事長・松井一郎(大阪府知事)らを中心に独自候補を擁立する「主戦論」が高まっている。
そもそも、総支部内では他党候補を支援することに「抵抗があった」。このため、総支部が愛知だけでも選挙協力を解消できないか、党本部に働きかけていた経緯がある。昨年末の衆院選の比例選得票数が、みんなの党の約32万票に対し約59万票と「愛知では維新の会の知名度の方が高い」(総支部幹部)との自負もあった。
しかし、橋下の発言で状況は一変し、党への逆風が吹き荒れている。総支部幹部が不戦敗に言及したのも、「女性の支持が離れ、女性候補の薬師寺氏との対決は厳しい」との判断があるとみられる。
一方、維新の会共同代表の石原慎太郎は、名古屋市長の河村たかしが擁立した地域政党・減税日本の立候補予定者を支援してはどうかと党幹部に提案した。衆院選前に石原と河村が合意した維新の会への合流が橋下の反対で頓挫した経緯があり、党関係者は「石原さんは合流話の破談を今も申し訳なく思っているようだ」と解説する。
主戦論と消極論に加え、減税日本への相乗り論まで飛び出し、維新の会の候補者擁立の動きは混沌(こんとん)としている。
■減税、混戦に勝機うかがう
2日午後、名古屋市中区のJR金山駅前で減税日本の新人・宇田幸生(40)がマイクを握った。プロ野球地元球団の帽子をかぶったスーツ姿。同党を率いる河村と同じような身なりをしている。
「気さくな40歳。中小零細企業の会社の息子として生まれ育ちました」
聴衆を引きつけるための「つかみ」まで河村とそっくりだ。主張する政策も「国会議員の給与を市民並みに」「消費増税の凍結」と河村の主張を踏襲した。
宇田は5月22日に出馬表明したばかりで知名度はほぼゼロ。4月の市長選で圧勝した河村の人気に活路を見いだそうとしており、「分身」としてのアピールに躍起だ。河村も毎週末、宇田と一緒に活動している。
河村は昨年末の衆院選で擁立した候補が全員敗れ、国政への足がかりを失った。しかし、参院選は民主、自民両党が立候補予定者を1人ずつに絞ったことに加え、立候補予定者が乱立していることで勝機を感じている。「愛知選挙区は定数3。3人目でいい」。河村は最近口癖のようにそう繰り返し、国政進出への意欲をあらわにしている。
(敬称略。この連載は志磨力、新良雅司、黒岩宏行、小山内晃、浜名恵子が担当しました)
(2013年6月6日 読売新聞)
1845
:
沖縄無党派
:2013/06/08(土) 02:55:27
http://shimpuoshirase.sblo.jp/article/68806593.html
維新政党・新風は7月4日公示予定の参議院選挙には候補者を比例代表に擁立せず、東京、千葉、神奈川の選挙区にのみ擁立することに決定しましたので、茲にお知らせ申し上げます。
1846
:
名無しさん
:2013/06/08(土) 18:34:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130608ddq041010016000c.html
選挙:参院選・岐阜選挙区 民主擁立へ 元国会議員秘書の新人
民主党は7日、参院選に向け岐阜選挙区(改選数1)で、元国会議員秘書で会社役員の吉田里江氏(47)に出馬要請した。
吉田氏が受諾したため、8日に開かれる党岐阜県連の常任幹事会で報告した上で、来週にも正式に公認候補となる見通し。
吉田氏は2007?09年に自民党の丹羽雄哉衆院議員の秘書を務め、10年の参院選で茨城選挙区から、たちあがれ日本の公認候補として出馬し、落選した。
民主党岐阜県連選対本部長の小見山幸治参院議員の秘書も一時期務めていた。
民主党県連では候補者の擁立が難航したため、選定を党本部に一任していた。
岐阜選挙区はいずれも新人で、自民党の大野泰正氏(54)▽共産党の鈴木正典氏(49)▽幸福実現党の加納有輝彦氏(52)??が出馬を表明し、吉田氏の擁立により候補者が出そろう見通し
1847
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:06:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130604ddlk46010685000c.html
「凪」の断面:参院選鹿児島選挙区/上 維新、民主 /鹿児島
毎日新聞 2013年06月04日 地方版
◇しぼむ熱、戻らぬ波
日本維新の会共同代表・橋下徹の慰安婦発言が物議を醸し始めた5月中旬。鹿児島市内の事業所に掲示されていた維新のポスター5枚が、ひっそりとはがされた。ポスターには、マイクを握る橋下の写真が大きくあしらわれていた。隣には、参院選に出馬する新人、岩重仁子(さとこ)(39)の立て看板。
「当面は様子を見たいと言われた」。陣営は発言の影響を認める。
同26日の国政報告会でも維新離れは明らかだった。主催者は参加者数を800人としたが、1500ある座席は半分も埋まっていなかった。東国原英夫議員の講演が終わりかけた頃、後方の参加者が言葉を交わした。「今日は何のイベント?」「さあ」。総選挙直前に鹿児島中央駅前に1000人以上を集めた熱気は、消えていた。
◇
岩重は3月の出馬表明以降「何周したか分からない」(陣営)ほど県内を回り、集会やつじ立ちを続けている。
だが、地方組織のない維新が浸透するのは容易ではない。頼みの綱は、今回解禁されたネット選挙。陣営は4月から毎週、動画サイトでの番組配信を始めた。岩重自身が、立候補を決意した理由や主張を語る。ツイッターやフェイスブックでは行動予定やその時々の政治に対する思いを発信している。
ツイッターのフォロワー数は、まだ140前後。陣営は「県内の人が少ない。もっと広がりがほしい」と危機感を募らせる。
◇
野党第一党の民主が、新人の皆吉稲生(62)の擁立を発表したのは、公示の35日前。戻らぬ党勢を如実に示していた。
表明が遅れ遅れになった理由を、県代表の打越明司は「維新との連携を模索した時期があったから」と説明する。無所属の候補者を民主、維新で応援する構図を描き、打越が交流のある維新の国会議員にも接触。だが、憲法観などのあまりの違いから党内で異論が上がり、共闘路線は崩壊。関係者は「自民の補完勢力としか思えない。協力は無理だった」。
何人かは選考の俎上(そじょう)に乗ったが、実際には総選挙で落選した打越、皆吉、川内博史の3人以外に、カードはなかった。
◇
「財界の大物から、離党しての出馬を求められた」。川内に近い複数の関係者が明かす。
離党話を裏付けるかのように、川内の新しい選挙ポスターには民主党のマークやキャッチコピーが入っていない。落選直後から姶良などでつじ立ちしたことも、臆測を呼んだ。
川内は「自分から離党することはない。参院選後も党が存続できるか分からず、刷り直すお金もないから、ロゴは入れなかっただけ」。
決められない政治と内部分裂を野党転落後も解消できない民主。何とか皆吉に落ち着いたのは、かつて社民党に所属し、連合鹿児島副会長を務めた経歴から民主、社民、連合などでつくる「5者会議」での合意が得やすかったためだ。
「相手の背中も見えていないが、これから全速力。護憲勢力を結集したい」と皆吉。打越も「これまでの倍のスピードで準備する」と意気込むが、短期間でどこまで戦えるかは、未知数だ。
(敬称略)
◇
参院選の公示まで1カ月。自民・公明の政権与党側が再び大勝するのか。民主や維新が一矢報いるのか。共産や諸派は……。過去の選挙に比べ盛り上がりに欠け、「凪(なぎ)」ともいわれる鹿児島選挙区。5人の候補者の動きを中心に、その断面を追った。(山崎太郎、津島史人、土田暁彦が担当します)
1848
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:07:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130605ddlk46010501000c.html
「凪」の断面:参院選鹿児島選挙区/中 自民 /鹿児島
毎日新聞 2013年06月05日 地方版
◇72歳、老兵の死地
「決して油断をしてはいけない選挙だ」
衆院議長を招いて5月に鹿児島市で行われた懇談会。自民現職の尾辻秀久(72)や各種団体の長らを前に、県連会長の森山裕は「油断」という言葉を3度強調した。
総選挙で圧勝し、高支持率を維持するにもかかわらず、森山が引き締めに力を注ぐのには理由がある。森山が出馬した98年参院選。自民勝利とみられていたが、首相らの恒久減税に関する発言が二転三転し惨敗。首相は退陣に追い込まれた。
ねじれ解消のためには苦い経験を繰り返してはならない。推薦を受ける企業や団体の数は400を超え、自民の地方議員、友好団体、公明などの支援を受けて磐石の組織選を構築したとはいえ、慢心は大敵なのだ。
◇
現職の加治屋義人が高齢を理由に引退表明した時は74歳だった。その後継に選ばれたのは、2歳しか違わない尾辻だった。全国の選挙区立候補者の中で1、2を争う高齢。県連の公募には他に県議や鹿児島市議ら3人が名乗りを上げたが、自民関係者は「それでも最初からほとんど尾辻で決まっていた」と選考の内幕を明かす。
理由は党本部の調査。県内ほとんどの市町村で、尾辻が候補者に選ばれた場合が最も勝つ確率が高いと出たという。友好団体からも尾辻を推す声が強かった。
「勝てる候補」として選ばれた尾辻だが、実は今期限りの引退も考えていた。翻意の大きな要因は、新自由主義の脅威に対する危機感だった。
◇
規制緩和、民営化、自由化を柱とする新自由主義は、経済、教育、医療などあらゆる分野に競争原理、市場原理を持ち込み、国力を高めようとする英米発の政策だ。その結果、一部の層だけが豊かになり、大多数の貧困層が生まれ、格差は世界規模で広がった。
日本も例外ではない。小泉−竹中ラインが強力に推進した結果、日本を支えてきた「分厚い中間層」はやせ細り、大量の非正規労働者が生まれ、教育格差は広がり、国民皆保険すら環太平洋パートナーシップ協定(TPP)という米国発の新自由主義政策によって脅かされている。
◇
一方の尾辻は、ドミニカ移民救済など社会的弱者に光を当てることを政治信条にしてきた「虫の目の政治家」。市場で生き残るものが正義であり、弱い者は淘汰(とうた)されるのが当然の新自由主義は受け入れられないばかりか、日本の美風や伝統、国柄を根こそぎ破壊するものでしかない。
尾辻は会合で個々の政策を訴えることはほとんどなく「覚悟」「命も要らぬ」という言葉を度々使う。それは、例え相手が同じ自民党であってもTPPをはじめとする新自由主義政策には徹底抗戦するという決意の表れだ。父がかつて命懸けで米国と戦い太平洋に散ったように、薩摩の老兵も今回の選挙と最後の議員人生に自らの死地を見いだしている。(敬称略)
1849
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:07:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130606ddlk46010641000c.html
「凪」の断面:参院選鹿児島選挙区/下 幸福、共産 /鹿児島
毎日新聞 2013年06月06日 地方版
◇原発、憲法で独自色
原子炉停止から丸2年が過ぎた薩摩川内市の川内原発。敷地のそばには、幸福実現党の立て看板。色あせたポスターが歳月を物語っていた。
同党は昨年の衆院3区補選、総選挙で川内再稼働を明言、今年3月には鹿児島市内で推進パレードも催した。
「安全性を高めた上で原発を活用することが日本経済にとって重要だ」
今月1日。新人の松沢力(31)は、天文館での街頭演説で力を込めた。
ただ、総選挙では大きな争点になった原発再稼働だが、今回はほとんど争点化されていない。
一方、確実に争点になるのが憲法改正。自民はハードルの高い9条ではなく、改憲手続きを定めた96条から着手しようとしている。衆参各3分の2以上の賛成が必要なところを、2分の1に緩和しようというのが自民案だ。
「自民は公明に配慮して9条改正には歯切れが悪い。手続き論の96条でなく、9条改正が必要な理由を我々は堂々と主張したい」と松沢。演説の傍らでスタッフが配っていたチラシには他に「国防強化」など歯切れのいい文言が並んでいた。
◇
主張の明快さでは、共産も負けていない。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加反対、原発再稼働反対、消費増税反対、アメリカ言いなり反対……。わけても憲法改正反対については社民と並んで本家本元だ。
新人の野口寛(67)は「自民の狙いは9条改正。改憲の自民か護憲の共産か、対立軸の分かりやすい選挙だ」と話す。
保守的な鹿児島だが、改憲の動きに危機感を持つ人たちが新たな行動を始めた。共産幹部によれば、大隅や南薩地域で「九条の会」発足の動きがあるという。「日本の右傾化に反発するものだろう」
もどかしさもある。昨年の総選挙。民主・自民批判票の受け皿になることをもくろんだが、第三極の乱立で埋没。再稼働反対の世論を党勢につなげきれなかった。
今月2日、県庁前であった脱原発イベントに、野口をはじめ共産関係者の姿が多くあったのは、そうした反省を踏まえてのことだ。陣営は「再稼働阻止には政治の力が必要。参加者に『自分たちの主張と一番近いのは共産党なんだ』と感じてもらいたい」と話す。
◇
ともに明快な公約や政策を掲げる両党。ブレのなさや独自色が強みだが、総選挙での得票率は幸福0・5%、共産3・7%(いずれも比例)にとどまった。“固定客”から先に支持をどう広げるのか。課題解決の答えは、なかなか見えてこない。(敬称略)
1850
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:09:04
http://mainichi.jp/area/news/20130605ddp041010021000c.html
2013参院選の現場:「政闘」を見る/1 自民 アベノミクスに命運
毎日新聞 2013年06月05日 西部朝刊
◇TPP、改憲…火種抱え 高支持率も「どうなるか」
「自民党はちゃんと公約を守れ」「なんのために衆院選であれだけ支持したと思っているのか」
5月28日、宮崎市内で開かれたJA宮崎中央の幹部会。参院宮崎選挙区(改選数1)に出馬予定の自民新人、長峯誠氏(43)から出ていた推薦願への対応を協議中、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を巡る自民の姿勢に怒りの声が上がった。
原則として全品目の関税撤廃を目指すTPPに参加すれば、安い輸入農産物が押し寄せてくるのは確実だ。正・准組合員15万人を擁するJAグループ宮崎を母体とする政治団体・県農民連盟は昨年12月の衆院選で、小選挙区の自民候補3人から「TPP反対」の確約を取り付けた上で全面支援した。
それだけに、政権奪取後の今年3月、安倍晋三首相がTPP交渉参加を表明したことは背信と映る。「不満があるどころじゃない。はらわたが煮えたぎっている」(農民連盟幹部)。同月、農民連盟は長峯氏の推薦願を保留にした。
5月2日、自民佐賀県連の福岡資麿会長ら幹部6人が、JAグループ佐賀の政治団体、県農政協議会の中野吉実会長を訪ねた。農政協は4月、自民新人、山下雄平氏(33)への推薦を白紙撤回していた。理由はやはりTPPだった。
「TPPを推進する結果になって申し訳ない」。農政協を訪れた福岡会長らは頭を下げ、改めて支援を求めた。約2週間後、推薦状と引き換えに山下氏が農政協側に渡した文書には「私のTPP反対の立場は変わりません」と明記してあった。自民の演説会に訪れたコメ農家の男性はこう漏らす。「選挙のアピールでしかない。また、だまされるよ」
選挙戦における自民の「鬼門」はTPPだけではない。安倍首相が意欲を示す憲法改正についても、選挙協力を結ぶ公明党のアレルギーは強い。同党のある県議は「衆院選で大勝したからといって、安倍さんの鼻息が荒くなるのは歓迎しない」と懸念を示した。
ただ、今のところは安倍政権への高い支持率を背景に、これらの火種は大きな炎になっていない。各陣営は余裕の表情を見せ、宮崎・長峯氏陣営の幹部も「農民票の行き先は自民しかない」と楽観。公共事業拡大に期待する建設業界に加え、地元自治体の首長からも全面的な支援を受ける。JA宮崎内からも「政権与党としての力は野党とは違う」「消去法で自民しかない」との声が漏れる。
問題はアベノミクスへの期待が失望へと変化した時だ。株の急落や金利上昇、円安による輸入原材料の値上がりなど副作用が出始めた。地方選では与党候補の敗北も相次いでいる。アベノミクスが砂上の楼閣となれば一気に火種が噴出しかねず、ある陣営関係者は一抹の不安を口にした。「自民への支持は株価次第だが、今後どうなるか誰も予測がつかない。参院選までもつのか」=つづく
■ ■
参院選(7月4日公示、21日投開票の見通し)が1カ月後に迫った。昨年12月の政権再交代後初の本格的な国政選挙となる。安倍政権への高い支持率をバックに自公は過半数を目指し、野党が挑む構図。九州・山口の選挙区に候補者擁立を予定する主な政党と陣営の決戦前夜を追った。
1851
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:09:45
http://mainichi.jp/area/news/20130606ddp041010015000c.html
2013参院選の現場:「政闘」を見る/2 民主 候補者擁立すら難航
毎日新聞 2013年06月06日 西部朝刊
◇改憲勢力拡大に対抗 野党共闘に望み託す
5月11日夜、民主党山口県連の西嶋裕作幹事長は、同県山口市内の居酒屋で30代の男性と膝をつき合わせていた。「出てもらえないだろうか」。いつになく真剣な表情で参院選への出馬を促したが、男性は最後まで首を縦に振らなかった。「本当に焦っているんでしょう。でもタイミングが遅すぎる。落選後の保証もない」。元民主衆院議員の秘書を務めたこともある男性は、そう振り返る。
安倍晋三首相の地元、山口県。民主は昨年12月の衆院選で全4選挙区に候補を擁立しながら全敗。今年4月の参院補選でも自民候補に2倍以上の票差で敗れた。惨敗ショックを引きずったまま、県連は会社員ら6人に参院選出馬を持ちかけたが、断られた。「負けると分かっている選挙に出る人なんかいない」。関係者からあきらめに近い言葉も漏れる。
うそつき呼ばわりされて政権の座を失った民主が、衆院選大敗のダメージから立ち直れないのは他の選挙区も変わらない。長崎県連幹部は「信頼を失い、もう一度頑張れという声をもらえない」、福岡県連幹部も「業界団体の推薦が自民ばかりに行って、全然こっちに来ない」と嘆く。
こうした状況を反映し、民主は九州・山口の9選挙区(福岡が改選数2の他は改選数1)のうち山口、沖縄でいまだ候補者を決められず、大分では擁立を断念。残る6選挙区も長崎、熊本の現職を除いて擁立が遅れ、何とか決まったのが衆院落選組3人と衆院議員の秘書1人。なり手がいなかった末の身内頼みともいえ、ある陣営関係者は「人を立てただけ。事実上の不戦敗」と自嘲気味に語る。
自民の独り勝ちを危惧し、野党共闘に望みを託す動きもある。「頼久さんとは選挙の話も含めて意見交換をしている」と語るのは熊本選挙区から出馬予定の現職、松野信夫氏(62)。「頼久さん」とは日本維新の会国会議員団幹事長の松野頼久氏(衆院比例九州)で、衆院熊本1区を地元とする昨年の民主離党組だ。政党は分かれたものの、2人は親しいことで知られる。
だが、現実は厳しい。維新ベテランで同4区選出の園田博之氏は参院選で自民候補予定者の支援を明言。信夫氏は「(維新票が来る)可能性はある」と秋波を送るが、「まとまっての支援にはなりにくい」と認める。
やはり維新との連携を探った民主鹿児島県連では、維新側が独自候補を擁立し不調に終わった。「民主が参院選後もある保証はない」。前衆院議員からこんな発言も飛び出す民主に勝機はあるのか。
「むき出しの国家主義が出てきている」。民主の細野豪志幹事長は5月18日の連合長崎の会合で、憲法改正を掲げる自民を相手にリベラル対保守の闘いに持ち込む戦略を描いてみせた。福岡県の陣営幹部を務める前衆院議員が語気を強める。「改憲勢力の拡大に危機感を持つ有権者は増えている。アベノミクスへの期待は大きいが、社会保障や景気対策など明確な対立軸を作り、民主が受け皿にならなければならない」=つづく
1852
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:10:21
http://mainichi.jp/area/news/20130607ddp041010019000c.html
2013参院選の現場:「政闘」を見る/3 維新、みんな 第三極旋風、今は嵐
毎日新聞 2013年06月07日 西部朝刊
◇蜜月「橋下発言」で一転 協力ご破算、票分散に危機感
「何なんだこれは」。5月19日、みんなの党の渡辺喜美代表が日本維新の会との選挙協力解消に言及した直後、参院福岡選挙区(改選数2)から維新新人で出馬予定の吉田俊之氏(57)は動揺を隠せなかった。
維新とみんなの選挙協力により、吉田氏もみんなからの推薦が決まっていた。「プラチナチケット」。吉田氏は統一候補の座をそう例えた。ところが5月13日、維新の橋下徹共同代表から従軍慰安婦を巡る発言が飛び出し、事態は急変。それでも、16日に国会で会ったみんなの江田憲司幹事長から「吉田君、一致してやるんだから頑張れよ」と声をかけられていただけに、まさかの「解消」だった。
25日、知人の結婚式に出席していた吉田氏の携帯電話が鳴り、みんなが福岡選挙区に独自候補を擁立すると告げられた。「残念ですが、先生のお立場もありますので」。相手は個人的にも親しいみんな福岡県支部長の佐藤正夫衆院議員。そう答えるしかなかった。
しかし、橋下発言への逆風と第三極の分裂で、吉田氏の情勢は厳しさを増している。陣営幹部も「目減りしたみんな票をどう積み上げ、(福岡選挙区の)二つの枠に入るかだ」と語る。「昨日の友は今日の敵。振り返らず前に行くしかない」という吉田氏は今月2日、佐藤氏の地元である北九州市で演説し、「一つのことで維新を嫌いにならないでください。(維新の)政策をご覧ください」と声を張り上げた。
昨年12月の衆院選で、第三極旋風の中心だった維新は衆院第3党に躍進した。その後の世論調査でも、自民党に次ぐ2位の支持率を維持してきたが、橋下発言後の毎日新聞の世論調査では4%(今年4月は7%)に急落。九州・山口では地方組織もなく、苦しい前哨戦を強いられている。
松野頼久、園田博之の両衆院議員を有し、九州の拠点であるはずの熊本県の維新も、橋下発言によってみんなとの協力関係がご破算に。独自候補の擁立も「難しい」(関係者)と半ば諦め気味だ。鹿児島選挙区(改選数1)に新人の岩重仁子氏(39)を擁立する鹿児島県の維新は5月26日、東国原英夫衆院議員を招いて鹿児島市内で集会を開いたが、1500席の半分も埋まらなかった。
一方、維新とたもとを分かち、今月1日に福岡選挙区に新人の古賀輝生氏(49)の擁立を発表したみんな福岡県支部。票の分散が予想され、厳しい情勢は維新と変わらない。さらに、支部の幹部は「同じ第三極という目で維新と同一視されないか心配だ。橋下発言はいい迷惑だ」と深くため息をついた。
衆院選で第三極に追い風をもたらした橋下氏。だが、みんなの佐藤氏は「橋下さんはけんかをして注目を集めてきたが、今回はけんか(の仕方)を誤った」と言い、橋下氏の存在が逆に大きなブレーキとなりつつある。「正直に言って風頼み。今、第三極には吹いていない」。維新の吉田陣営の幹部はこう漏らした。=つづく
1853
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:10:59
http://mainichi.jp/area/news/20130608ddp041010016000c.html
2013参院選の現場:「政闘」を見る/4止 共産、社民 問われる護憲の存在
毎日新聞 2013年06月08日 西部朝刊
◇政権と対決、好機に 正念場「王国」に期待
「お金はかからないんですか」「炎上したらどうしますか」。5月下旬、福岡市博多区の共産党福岡県委員会の会議室。県内の地区幹部ら20〜60代の約70人が真剣な表情でパソコンに向かっていた。扱いに慣れていない参加者が多く、初歩的な質問も飛び交った。
インターネットを活用した選挙運動(ネット選挙)が解禁される参院選。共産は各地で交流サイトのフェイスブックや短文投稿サイトのツイッターの講習会を開き、党員にネット選挙の活用術を伝授している。「これまで声が届かなかった無党派層や青年層の支持を広げたい」。福岡県委員会のネット選挙担当、木下紀男さん(66)は期待を込める。
共産は沖縄を除く46選挙区に公認候補を擁立する予定。選挙区で票を掘り起こし、比例代表の5人全員当選を目標としている。頼りは全国各地の熱心な党員たちだ。ミニ集会やチラシ配りなどこまめな活動で知られるが、自宅にいながら一斉に情報を発信できるネット選挙は党員網の強みを生かせるチャンス。目指すはネットを使った草の根選挙だ。
「憲法の全ての条項を守り抜く」。福岡選挙区(改選数2)に出馬予定の新人、真島省三氏(50)も4月下旬から、ブログとツイッターを駆使して情報発信を始めた。
護憲を掲げる共産にとって、安倍晋三首相らが憲法改正を主張することも好機ととらえる。真島氏は「暴走する安倍政権に立ち向かえるのは共産しかない。参院選は自共対決と言っていい」と語気を強める。
同じく護憲政党の社民党も参院選を正念場と位置づける。「大分で(候補者を)作らないで、どうするんですか」。大分選挙区(改選数1)の候補擁立が難航していた社民大分県連。内田淳一代表に今年3月、福島瑞穂党首が直接電話で尻をたたいた。
社民の国会議員は衆参6人。今回改選の2人が落選すれば、政党要件の一つである「国会議員5人」を割り込み、崖っぷちといえる。村山富市元首相を生んだ社民大分は50人以上の地方議員を抱え、社民王国といわれるだけに期待は大きい。しかも、改憲や原発問題を争点とするなら、党の存在意義が問われる選挙でもある。
白羽の矢が立ったのが農業法人代表の後藤慎太郎氏(38)。「そんな器ではない」と難色を示したが、「農業の厳しさを政治の場で訴えることが使命じゃないか」と説得された。後藤氏は「民主、連合と協力し、自民に対抗してほしい」と求め、社民推薦の無所属での出馬で決着した。
推薦とはいえ、社民にとって沖縄を除く九州・山口で唯一の候補。「参院選の結果次第で改憲の動きが一気に広がりかねない。それを許すわけにはいかない」。王国から護憲政党の意地を見せようと、県連幹部は気を引き締める。【参院選取材班】=おわり
1854
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:29:23
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130604ddlk38010684000c.html
微風の力学:参院選公示まで1カ月/1 自民・井原巧氏陣営 /愛媛
毎日新聞 2013年06月04日 地方版
参院選は7月4日公示、同21日投開票の日程が固まり、今月4日で公示まで残り1カ月となる。愛媛選挙区(改選数1)には自民、みんな、共産、幸福実現各党公認と無所属の新人5氏が出馬を表明。改選議席を持っていた友近聡朗氏(38)が昨年12月の衆院選に日本未来の党(現生活の党)から出馬(落選)して現職不在の中、前哨戦が始まったものの、ムードは高まっていない。戦いの構図と各陣営の内情を報告し、その背景に迫る。
◇「万全」風も組織も 「握手の強さ、今までと違う」
「分け入っても分け入っても青い山。そういう心境でございます」。先月26日、松山市であった自民党新人の前四国中央市長、井原巧氏(49)の事務所開所式。日焼け顔の井原氏は種田山頭火の句を引いて、全県1区の広さを嘆いてみせた。
もっとも、その嘆き節は優越感の裏返しでもある。2月26日の出馬表明後、すでに県内を2巡。共産党を除く主要政党の候補擁立がもたつく中、「独走」状態で駆け回った。
追い風も吹いている。6年前の愛媛選挙区は自民党公認の元建設相、関谷勝嗣氏(75)が逆風にあえいで落選。しかし、今は昨年衆院選のような日本維新の会への風もなく、世論調査では政権復帰した自民党に支持が集まる。井原氏は「握手の強さが今まで経験した選挙とは少し違う」と手応えを感じている。
これまで曲折がなかったわけではない。同党県連の擁立作業の当初、関谷氏が捲土(けんど)重来に強い意欲を示した。だが、イメージ刷新を図る県連は、高齢を理由に関谷氏を思いとどまらせ、公募を断行。地域支部から推薦された井原氏に白羽の矢を立てた。昨年4月に四国中央市長に3選され、任期を約3年残していた井原氏も、迷いを断ち切って決断した。
井原氏の知名度は同市以外では高いとは言えず、その点は不安材料だった。元南海放送アナウンサーで前衆院議員の永江孝子・民主党県連代表(52)の出馬が取りざたされた5月下旬、井原陣営には「永江氏の全県的知名度は脅威」(西原進平・自民党県連幹事長)と警戒感も広がった。しかし、永江氏が党本部の方針でみんなの党新人の藤岡佳代子氏(47)に譲って辞退し、憂いは消えた。
県議会で圧倒的多数を占める自民党県議27人が選対本部を固め、計88の地域・職域支部も活動。公明党も早々に井原氏推薦を決め、5月下旬から同党比例候補と合同集会を展開するなど後押しする。
さらに井原氏の市長時代のつながりなどから、県内20市町の首長もこぞって応援。昨年の衆院選愛媛1区で維新候補を応援した中村時広知事も井原氏の事務所開所式に秘書を派遣し、支援の構えだ。中村知事は維新の橋下徹共同代表とは盟友だが、関係者は「知事は井原氏の実績を評価しているうえ、恩義がある。政党に基盤を持たずに臨んだ知事選で、県内首長をまとめて支援したのが井原氏だった」と解説する。
全国的な追い風に、県内特有の事情も加わり、順調な戦いぶり。陣営幹部も自信たっぷりに豪語する。「今回ほど万全の態勢はない」【中村敦茂】
1855
:
名無しさん
:2013/06/08(土) 20:30:06
>>1847
川内は残ってるのが不思議な政治信条と党内の立ち位置
ここで「義理」を果たして落選後離党・国替えがあるかも
1856
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:30:17
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130605ddlk38010589000c.html
微風の力学:参院選公示まで1カ月/2 みんなの党と民主党 選挙協力は不透明 /愛媛
毎日新聞 2013年06月05日 地方版
◇急な藤岡氏擁立
「皆さん、消費増税、どう思われますか。みんなの党は増税の前に無駄を省きます」。1日午後6時、松山市中心部の大街道。オレンジ色のシャツを着た女性が雨に濡れながらマイクで訴えたが、通行人の多くは横目で見ながら通り過ぎた。
その2日前に同党公認で立候補を表明したみんなの党新人で元フリーアナウンサー、藤岡佳代子氏(47)の初の街頭演説。演説後、報道陣に対し「かなり出遅れてしまったが、これから全速力で走れば勝算も上がってくる」と力を込めた。
同党にとって中四国の選挙区で初の公認候補で、県内地盤はないに等しい。日本維新の会の公募を辞退し、みんなの党の公募に応じた藤岡氏の急な擁立は、民主党本部との候補者調整によるものだ。
「断念が他の1議席につながることを信じて、擁立を見送ります」。藤岡氏の出馬表明と同じ日、前衆院議員の永江孝子・民主党県連代表(52)は立候補断念を表明した。前日来県した細野豪志・同党幹事長から擁立見送りを通告されていた。
みんなの党は日本維新の会と選挙協力を進めていたが、橋下徹・同党共同代表の従軍慰安婦をめぐる発言をきっかけに協力解消。民主党に改選数1の選挙区での候補者調整を持ちかけ、合意した。四国では愛媛を除く3県で民主党の公認・支援候補が立候補表明しており、四国で足場を築きたいみんなの党の意向が優先された。
もっとも、「不戦敗」を招いたのは、民主党県連の候補擁立の遅れが原因だ。昨年12月の衆院選で永江氏ら県内現職3人全員が落選し、比例得票数約9万6000票は自民党の半分足らず。今夏の参院選に向けて誰もが尻込みし、しびれを切らした支持団体の連合愛媛が5月15日に永江氏に出馬要請するまで、不戦敗を示唆する党関係者もいた。
候補者調整を実現させた両党だが、選挙協力は不透明だ。みんなの党県支部長の横山博幸県議は「政党間で調整を決めており、県支部としての単独行動は避けたい」。昨年4月に自身が民主党を離れた経緯もあり、協力呼び掛けには慎重だ。
一方、永江氏は出馬断念の記者会見で「選挙協力は白紙。県レベルで協議の予定はない」と説明した。国政選挙の県内選挙区での擁立見送りは98年の結党以来初。同党関係者によると、そもそも結婚関連の著書もある藤岡氏に最初に出馬を打診したのは同党県連だったという。だが、一連の経緯で県連内部には藤岡氏への感情的なしこりも生まれた。深い傷を負い、参院選への姿勢も定まらない。【伝田賢史】
1857
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:31:09
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130606ddlk38010666000c.html
微風の力学:参院選公示まで1カ月/3 日本維新の会と3維新 蜜月から一転、勢力分裂 /愛媛
毎日新聞 2013年06月06日 地方版
◇不戦敗の期限迫る
「取材は受けないって言っているだろ」
6月2日、松山市道後姫塚の道後温泉にぎたつ会館。参院選愛媛選挙区をめぐり「擁立断念か?」と尋ねた記者に、会合に向かう途中だった日本維新の会県総支部代表の桜内文城衆院議員(比例四国)はいら立ちをあらわにした。
同党の今井豊副代表と桜内氏らは4月15日、県庁で開いた県総支部設立発表の記者会見で、5月の大型連休明けにも公認候補発表の見通しを示していた。だが、それは実現しないまま、不戦敗の期限が迫っている。
その記者会見の時点では、擁立候補のめどは立っていた。公募に応じた元アナウンサーの藤岡佳代子氏(47)の面接まで終えていたからだ。しかし、藤岡氏は資金難から一転辞退。みんなの党の公募に転じ、同党公認での出馬表明に至った。
日本維新として手駒を失ったうえ、さらに県内維新系勢力の分裂も追い打ちをかける。
「3派は自主的に各自が投票する。それだけです」。県議会議事堂で先月末にあった県内維新3団体による合同記者会見。愛媛維新の会代表の横田弘之県議は参院選の「自主投票」を表明した。
密接な関係と見られていた日本維新と県内3維新。昨年12月の衆院選では、松山維新の会の池本俊英会長が松山市議を辞して日本維新公認で愛媛1区に立候補(落選)。みんなの党参院議員から日本維新に移り、同4区で出馬した桜内氏を、愛媛、西予両維新の会の議員たちが支援した。
ところが、県総支部設立に絡み、両者間の亀裂が表面化した。横田氏が「桜内氏から事前の打診がなかった。連絡も取れない」と不信感を募らせれば、桜内氏も「(3維新は)党員ではない。党本部の決定に従って設立した県総支部について批判されるいわれはない」と応酬。3維新は先月中旬、県総支部に合流しないと相次いで表明した。
党本部主導のやり方に地方が反発した−−。一見わかりやすい構図だが、それだけでは亀裂が深まった理由を説明し切れない。関係者の間には「背景に昨年の衆院選のしこりがある」との見方がある。4区では維新系議員の一部に、他候補支援の動きが見られた。3維新に近い中村時広知事は池本氏を全面支援した一方、桜内氏を応援しなかった。党本部関係者は「桜内氏は(3維新とは)組めないと言っていた」と明かす。
同党は橋下徹共同代表の従軍慰安婦を巡る発言で、世論の逆風にもさらされる。昨年衆院選比例で県内約18万票あった維新票の行方は見えない。【伝田賢史、中村敦茂】
1858
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:32:01
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130607ddlk38010596000c.html
微風の力学:参院選公示まで1カ月/4止 共産など3党、無所属 社民、民主断念で自主投票へ /愛媛
毎日新聞 2013年06月07日 地方版
◇共産、対決軸で集票期待
「自共対決が真の対決軸。党勢拡大の上げ潮を作り出そうではありませんか」。松山市内で4日にあった共産党新人の党県常任委員、植木正勝氏(60)の事務所開き。あいさつに立った林紀子・党県委員長は、約50人の支持者を前に党の存在感を強調した。
政権陥落の民主党は勢いを失ったまま。日本維新の会も橋下徹共同代表の従軍慰安婦を巡る発言で失速した。近年は「2大政党」や「第三極」に注目が集まる中、存在感が薄れていた共産党だが、参院選では原発廃止や消費増税反対を明確に主張することで、自民批判票を取り込める期待がある。陣営幹部は「憲法改正やTPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加などでは民主も維新も自民と大差ない。自民か共産か。分かりやすい」と力を込める。
同党県委員会が参院選愛媛選挙区の公認候補に、昨年12月の衆院選愛媛3区で落選した植木氏の擁立を発表したのは今年2月末。わずか2カ月での鞍替え、出馬表明した5人の中で最高齢などの点からは党の人材難も垣間見える。だが、石本憲一・県委員会書記長は「政策を訴える力があり、体力的な不利もない」と強調する。
もう一つの老舗の革新政党・社民党県連は8日の常任幹事会で、同選挙区の自主投票を決める方向だ。3年前の前回に続いて比例に絞った戦いになるが、今回は民主党の擁立断念が響いている。
永江孝子・同党県連代表(52)が出馬の意向だったが、みんなの党との党本部間の調整で断念。みんなの党の藤岡佳代子氏(47)に出馬を譲った。石川稔・社民党県連幹事長は「藤岡氏となると、ずいぶん遠くなった」とぼやき、政策に隔たりのあるみんなとの野党共闘には消極的だ。
社民党県連は過去の国政選挙で民主党県連と共闘経験がある。10年参院選同選挙区で民主党から候補者引き抜きにあい、その後は関係が冷え込んでいたが、社民党県連幹部は「永江氏擁立なら、今回は政策協議に着く用意はあった」と明かす。だが、永江氏撤退でその芽も摘まれた。
幸福実現党は他陣営に先駆けて2月6日に同党県本部副代表の森田浩二氏(53)の擁立を発表した。「国防強化」「消費増税中止」「四国電力伊方原発の即時再稼働」などを主張し、あいさつ回りや街頭活動に力を注いでいる。9日には松山市内で事務所を開き、党幹部も駆けつける。
国政4度目の挑戦となる無所属新人の元塾講師、郡昭浩氏(52)は先月に出馬表明。「憲法改悪阻止」や選挙制度改革を掲げている。【橘建吾、中村敦茂】=おわり
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:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:34:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130603ddq041010016000c.html
2013参院選・動き出す夏:/上 愛知選挙区 第三極乱立で火花 減税、河村人気狙い/みんな・維新、協力解消
毎日新聞 2013年06月03日 中部朝刊
緊張からか表情が硬い。名古屋市の河村たかし市長率いる地域政党「減税日本」から参院選愛知選挙区(改選数3)に立候補予定の弁護士、宇田幸生氏(40)が日曜の5月26日、名古屋市中区の繁華街で街頭に立った。「生まれて初めて街頭でお話しする。庶民革命を河村市長と必ず実現する」
減税は昨年12月の衆院選で日本未来の党に合流して戦い、候補者16人全員が落選した。しかし、4月の名古屋市長選では河村氏が圧勝。河村氏は「名古屋、愛知で庶民革命の橋頭堡(きょうとうほ)をつくる。3人目に滑り込めばいい」と意気軒高だ。
候補者を立てる「第三極」は、減税だけではない。みんなの党は前回の参院選に続き、女性医師の薬師寺道代氏(49)を擁立。みどりの風は、名古屋市長選で河村氏を応援した平山誠氏(61)が比例から回る。さらに、昨年の衆院選比例代表の愛知県で3番目となる59万票を獲得した日本維新の会も、共同代表の橋下徹大阪市長の従軍慰安婦を巡る発言を機にみんなとの選挙協力が崩れたため、独自候補を模索する。
みんなの渡辺喜美代表は維新を意識して「われわれは女性の尊厳を守る」と強調。一方、維新県総支部の幹部は「第三極躍進のため愛知ではみんなに譲ったのに、この期に及んでの選挙協力解消は裏切りだ」と対決姿勢を隠さない。みどり幹部は「参院選では河村氏の支援を期待していたけれど、今となっては……。乱立して第三極同士が戦っているのは皮肉だ」とぼやく。
第三極のつばぜり合いを尻目に、既成政党は支持拡大を図る。民主の大塚耕平氏(53)は「第三極の乱立で自分の票が目減りしかねない」と警戒。5月31日朝、名古屋市中区の金山駅で街頭に立ち、聴衆と握手して回り、民主王国と呼ばれた愛知での議席死守に必死だ。元参院議員秘書の本村伸子氏(40)を擁立する共産は1998年以来の議席獲得を目指し、2日には約3000人を集め演説会を開いた。党県委員会幹部は「第三極と自民、民主はどこが違うのか。受け皿になるのは共産だ」と言う。社民は「存在感を示す」と、伊藤善規氏(64)を立てる。
自民は県議の酒井庸行氏(61)を擁立し、公明の推薦を得た。自民県連幹部は「愛知は元から基盤が弱く、しっかりやる。第三極のごたごたに巻き込まれず、政権与党として堂々と戦う」と語り、100万票の得票を目指す。【井上直樹、駒木智一、高橋昌紀】
◇
参院選は7月4日公示、同21日投開票の日程が確実になった。公示まで約1カ月。立候補予定者がほぼ出そろった東海3県の選挙区の動きを追った。
==============
◇愛知選挙区(改選数3)立候補予定者(敬称略)
大塚耕平(53) [元]副厚労相 民現
酒井庸行(61) 県議 自新
薬師寺道代(49)医師 み新
本村伸子(40) 党県常任委員 共新
平山誠 (61) 党国対委員長 風現
伊藤善規(64) 党県幹事長 社新
宇田幸生(40) 弁護士 諸新
中根裕美(38) 託児所副園長 諸新
1860
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:34:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130604ddq041010013000c.html
2013参院選・動き出す夏:/中 三重選挙区 民主王国、挑む自民 「逆風との戦いだ」/「議席奪還のチャンス」
毎日新聞 2013年06月04日 中部朝刊
激戦を物語るように、参院選三重選挙区(改選数1)の立候補予定者3人が1日、三重県四日市市でそれぞれ決起集会や事務所開きなどで熱弁を振るった。
「高橋さんはなくてはならない参院のリーダーの一人だが、アゲンストの風で大変苦労している」。岡田克也・前副総理は民主現職の高橋千秋氏(56)を招いた国政報告会であいさつし、最後にそろって深々と頭を下げた。
高橋氏は「小泉旋風」が吹いた2001年選挙でも議席を守り、前回改選の07年には三重選挙区で過去最多の約53万票の得票で圧勝した。しかし、昨年の衆院選で、県内5小選挙区で民主の候補者が当選したのは岡田氏ら2人だった。危機感を強めた岡田氏は衆院選後、県連代表と選対本部長に就き、週末を中心に県内にとどまって陣頭指揮を執る。これまで全国の応援に飛び回り、自身の選挙でさえほとんど地元入りしなかった姿とは全く違う。支援する連合三重幹部は「逆風との戦いだ」と言う。
民主王国が揺らぐ中、三重選挙区で5連敗中の自民は「議席奪還のチャンス」(水谷隆・県連幹事長)と攻勢をかける。新人の吉川有美氏(39)=公明推薦=は1日、約1400人を集めた決起集会で「三重は自民にとって大変厳しい地域。安倍政権になり、日本が変わろうとしている中で唯一変わることが難しいのがここ。三重が変われば日本が変わる」と声を張り上げた。県連は知名度を上げようと、公示までの毎週末、数百〜1000人以上の集会を開く方針だ。
一方、日本維新の会の新人、深尾浩紹氏(50)は事務所開きで「他党とは巨象とアリの戦いになるが、三重から日本を変えたい」と訴え、前津市長の松田直久氏が党県総支部代表代行として支援に回る。共産は新人の中川民英氏(45)を擁立し、大嶽隆司・県委員長は「アベノミクスの効果を実感している人はいない。自民と大きく異なる政策をアピールしたい」。それぞれ、民主と自民の対決に割って入ろうとしている。【田中功一、谷口拓未】
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◇三重選挙区(改選数1)立候補予定者
高橋千秋(56) [元]副外相 民現
吉川有美(39) [元]銀行員 自新
中川民英(45) 党県委員 共新
深尾浩紹(50) 専門大院教授 維新
小川俊介(41) [元]幸福党役員 諸新
1861
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:35:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130605ddq041010010000c.html
2013参院選・動き出す夏:/下 岐阜選挙区 民主、候補決まらず 県連幹部「組織がガタガタ」
毎日新聞 2013年06月05日 中部朝刊
「私たちが勝利してこそ真の意味での政権の安定がある。まなじりを決し戦い抜く」。1日に岐阜市内で開かれた自民党岐阜県連大会で、県連会長の古屋圭司国家公安委員長が支持者約1400人を前に奮起を促した。
参院選岐阜選挙区(改選数1)で自民は、離党して日本維新の会から衆院議員にくら替えした藤井孝男氏の後任として、2月に県議の大野泰正(やすただ)氏(54)の擁立を決め、公明の推薦を得た。党副総裁を務めた故大野伴睦(ばんぼく)氏の孫で、父は元運輸相、母も元参院議員の政治家一族。若くして運輸相秘書官などを務め「いずれは国政に出る」とみられていた。陣営が唯一懸念するのは「伴睦を知っていても泰正の名前が浸透していない」こと。大野氏は支持団体へのあいさつ回りに力を入れる。
岐阜選挙区は定数削減で改選数が2から1に減った。自民が着々と支持固めを図るのとは対照的に、民主は候補者擁立すらままならない。
5月31日、東京・永田町の民主党本部。細野豪志幹事長から立候補を要請された前衆院議員の山田良司氏(52)は「お受けできない」と固辞した。
改選を迎える平田健二参院議長(69)の引退を受け、県連は3月に候補者を発表するつもりだった。一時は県連代表の柴橋正直前衆院議員(33)が出馬の意向を固めたが、後援会の反対で断念した。
党本部は県連から候補者選定を一任され、山田氏に白羽の矢を立てたが、その山田氏は昨年4月の同県下呂市長選を巡り、公職選挙法違反容疑で書類送検されていた。1月に不起訴処分となったが、一部の県議や支援団体が難色を示し、後援会の理解も得られなかった。
1日の党県連の幹事会。柴橋氏は「必ず候補者を擁立する方針で最後まで頑張る」と悲痛な表情で訴えた。ある県連幹部は取材に対し「組織はガタガタ。どうしようもない」と深いため息をつく。
共産は党県常任委員の鈴木正典氏(49)を擁立する。2日に岐阜市で開いた決起集会で松岡清党県委員長は「安倍政権にノーと言えるのは共産党だけ」と訴えた。民主の候補者選びが振り出しに戻る中、自民との対決姿勢を前面に掲げて票の掘り起こしを狙っている。【加藤沙波】
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■岐阜選挙区(改選数1)の立候補予定者
大野泰正 (54) 県議 自新
鈴木正典 (49) 党県常任委員 共新
加納有輝彦(52) 幸福党県役員 諸新
1862
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チバQ
:2013/06/08(土) 20:37:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130605ddlk15010038000c.html
つながれ:若者と政治/上 無関心 不満なら声上げて /新潟
毎日新聞 2013年06月05日 地方版
◇前回衆院選、20代の投票率33.25%
「選挙は行きましたか?」。昨年12月16日の衆院選投開票日の夜、新潟市内に住む運転手の30代男性は、若い女性客との雑談の中で聞いてみた。返ってきた言葉は「行くわけないじゃん。私が投票したって何も変わらない」。がっかりし、無責任だと思った。だが、仕方がないとも感じた。昨年11月、生活に困窮し生活保護を申請するまで、自分自身も政治には無関心だったからだ。
男性は運送業で正規雇用の運転手として働くが、1日置きの16時間勤務で給料は完全歩合制。手取りは月8万〜13万円と安定しない。3年前に結婚した妻は重いぜんそくで仕事ができず、11歳から1歳9カ月の子供3人を抱える。以前から生活は苦しかったが、末娘が病気にかかって医療費がかさむようになり、いよいよ生活が立ちいかなくなった。生活保護は「できれば頼りたくない」と思っていたが、子どものためを考え、毎月十数万円程度を受給している。
「結婚して、子供ができて、初めて気付く問題がある」。生活保護の申請を機に、男性は最低賃金法の勉強を始めた。必死で働いても生活が苦しい自分の現状に、人間が働きながら不自由ない生活をするには社会に何が必要かを考えるようになったからだ。
労働法制の規制緩和や格差の拡大の問題を知り、ニュースを頻繁に読むようになった。そこで痛感したのが、これまで関係ないと思っていた政治が、自分の人生に深くかかわっていたことだった。
男性は高校卒業後、経済的な余裕が無く就職するしかなかった。現在の職に就く前は派遣社員やアルバイトとして働いていた。正社員となった今も、時給に換算すれば最低賃金(新潟県で689円)に満たない。
家計のやりくりに苦しむ両親の姿に、小学生の娘が「定時制高校に通って働く」と口にしたこともある。男性は「子供に必要なことはさせてやりたい。貧乏だから、子供も貧乏になる社会なんて良いわけがない」と語気を強めた。
選挙にはこれまでも行っていたが、家族や友人の薦める投票先になんとなく入れていた。だが、今は自分の考えで決めるようになった。昨年末の衆院選は、格差の固定化が進む社会に歯止めをかけたいという思いを込めて一票を投じた。「不満があるなら、やるべきことをやってから。若者は声を上げなくてはいけない」。男性は自身を振り返り、言葉をかみしめた。
そんな男性の思いとは裏腹に、若い世代の投票率は低迷している。県選挙管理委員会によると昨年末の衆院選では県内の20代の投票率は33・25%で、全体59・66%に比べ極端に低い。
◇ ◇
参院選が近づいている。この選挙からネットを使った選挙運動が解禁され、政治が若者により身近になることが期待されている。若い世代が政治に関心を持ち、実際に参加していくにはどうすればいいか。なかなか結びつかない若者と政治の「つながり」を探る。【塚本恒】
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連載「つながれ 若者と政治」への意見や感想を募集します。メールniigata@mainichi.co.jp、またはファクス(025・222・1517)まで。
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チバQ
:2013/06/08(土) 20:38:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130606ddlk15010003000c.html
つながれ:若者と政治/中 議員インターン じかに接し誤解解ける /新潟
毎日新聞 2013年06月06日 地方版
◇自ら「できること」考え行動
新潟国際情報大情報文化学部=新潟市西区=の4年、石井太一郎さん(21)は2012年春に1カ月、民主党の「議員インターンシップ」に参加した。都内のユースホステルに宿泊して国会の議員会館に通い、受け入れ先となった神奈川県内選出の議員事務所で、主に書類の整理や電話対応の仕事をした。
国会議員や地方議員の事務所で実際に業務を体験し、行政や議会について学ぶ議員インターン。国内では90年代後半から始まったとされ、若い世代と政治の現場をつなぐ貴重な機会として注目を集めている。
石井さんがインターンに参加しようと思ったきっかけは、政治への疑問と不信感だ。11年2月、小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる裁判の初公判が東京地裁で開かれたニュースを見ていて、「政治家はウソつきで、どこかで金もうけばかりしてるんじゃないか」と思った。生の政治の現場を見て確かめてみようと思い立った。1年間アルバイトで貯金し、翌年の春休みにインターンシップに申し込んだ。
驚いたのは、国会議員の多忙ぶりだ。平日、土日関係なく地元と東京を往復し、選挙区を回り、住民の話を聞いていた。石井さんが議員の視察や政策勉強会に同行することもあった。「常に目の下にくまを作っていた」と議員の姿を振り返る。
政治や行政の仕組みも分かり、この経験を生かしたいと思った。そしてこれまで「政治と金」の問題ばかりに目が行き、政治家を誤解していたことに気づいた。
しかし、インターンは大都市圏でこそ、政党が募集をかけたり、NPO法人が学生に議員を紹介するなどして学生側にも認知が広まっているが、地方では議員、学生ともに絶対数が少なく、ほとんど広がっていないのが現状だ。石井さんも県内の国会議員に県内の事務所での受け入れを依頼するメールを送ったが、断られた。「新潟でできれば、経済的な負担も少なくて済む。参加する学生も増えるのでは」と話す。
石井さんは昨年10月、県内の観光政策について考える学生団体を結成した。インターン先で政策立案のための会議に参加したことで「自分だったら新潟で何ができるだろう」と考えたのがきっかけだ。同大や新潟大の学生約20人で県内各地の観光地を訪れ、若者向けの観光誘致策を検討する。今年度中に提言をまとめ、県観光協会に提出するという。
インターンを経て、自ら行動を始めた石井さんは、「直接会って話が聞けたからこそ、政治を見る目が変わった。自分のように一人でも多くの若者が、政治と接して何かを感じてほしい」。そう願っている。【塚本恒】
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連載「つながれ 若者と政治」への意見や感想を募集します。メールniigata@mainichi.co.jp、またはファクス(025・222・1517)で。
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チバQ
:2013/06/08(土) 20:39:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130607ddlk15010074000c.html
つながれ:若者と政治/下 ネット選挙解禁 問われる向き合い方 /新潟
毎日新聞 2013年06月07日 地方版
◇候補者、行政も手探り
若者と政治をつなぐにはどうすればいいか。政治家側や行政も、政治や選挙への関心が低い若者の心を捉えることに苦心している。ネット時代の今、若者にどう向き合うか、政治も問われている。
先月25日、新潟市内でインターネット中継を伴なった政治討論会が開かれた。参院選に新潟選挙区で日本維新の会からの立候補予定者が主催し、新潟大の学生に参加を募った。
壁にはスクリーンがつるされ、生中継されている討論会の映像が映し出された。活用したのは、動画投稿サービス「ニコニコ動画」で、視聴者が書き込んだコメントが映像にかぶせて流れる仕組みだ。教育や原発の問題など討論の内容に、「いい質問だ」「もっと分かりやすく話してほしい」などのコメントが寄せられ、現場にいなくとも討論に参加ができた。現場で参加した新潟大4年の小山亮太さん(21)は「もっと身近に政治の話をするのもありなのかな」と感想を話した。
立候補予定者は「若い人は決まった支持政党や候補が無い。新人でも(支持拡大を)狙える層だ」と話し、古くからの地盤組織が無い選挙戦で、若者とつながりたい考えだ。ネット選挙の解禁は、若い世代に支持を広げるチャンスと見る。一方で、「本当に票につながるのか」と不安を吐露し、手探りでの活動をうかがわせた。
投票率低下に悩む行政も若者への働きかけに力を入れ始めている。県選挙管理委員会は5月、大学生が選挙実務などに携わる「Niigata選挙カレッジ」を始めた。
参加者は新潟大や県立大の学生10人。今夏の参院選では、選管とカレッジ生で選挙期間中に特設ホームページを作ったり、投票啓発イベントを企画するなどして若者感覚を取り入れようとしている。新潟大3年の井上貴寛さん(20)は「今度の参院選が初めての投票。その前に自分に何ができるだろうと考えた」と参加理由を語った。
取り組みのきっかけは、総務省が設置した有識者らの研究会が昨年1月にまとめた、選挙の啓発事業についての報告書だ。若い世代の政治的無関心について「若者が若者に働きかける啓発グループの育成が必要」と指摘した。県選管の担当者は「どうすれば同世代が選挙に行こうと思うか、同じ若者だからこそ考えられることがある」と意義を話す。
一方で、報告書は若者の政治参加の課題として「社会参加」を挙げる。政治への関心の低さは、実際に社会の活動に参加する体験の少なさがあると分析し、「社会的参加意欲が低い中では政治意識の高揚は望めない」と指摘する。【塚本恒】
1865
:
チバQ
:2013/06/08(土) 21:24:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130608ddlk09010031000c.html
2013参院選・栃木:みんな、県選挙区に沖氏擁立 各党陣容ほぼ固まる /栃木
毎日新聞 2013年06月08日 地方版
みんなの党の渡辺喜美代表は7日、県庁で記者会見し、今夏の参院選栃木選挙区(改選数1)に、元東京都新宿区議で元衆院議員秘書の沖智美氏(32)を擁立すると発表した。人選が難航した末の候補者発表となったが、渡辺代表は「不戦敗というわけにはいかなかった」と述べ、巻き返しに自信を見せた。栃木選挙区の立候補予定者はこれで5人となり、陣容がほぼ固まった。
沖氏は「現状では経済は成長せず、貧困の連鎖は防止できない。そんな政治を変えたい」と決意を語った。京都府出身の沖氏は府立峰山高を卒業し、会社員として勤務した後、2011年4月の統一地方選新宿区議選にみんなの党から立候補して初当選した。しかし、立候補時に提出した住民票の住所に居住実態がなかったことが議会で問題視され、12年11月、責任を取り議員を辞職。その後は同党の林宙紀衆院議員の公設秘書を務めていた。
当初は「2月中」としていた候補者の発表が大きくずれ込んだみんなの党。渡辺代表は「何人にも声をかけたが、全国的に自民党が有利と言われていることから、本人がやる気でも周囲からの反対で(可能性が)ついえていた」と、理由を説明。10年の前回参院選に続き、候補者擁立が他党に後れを取ったが、「若い候補なので、20、30代に関心を持って投票所に足を運んでもらえれば決して負ける選挙ではない」と強調した。
栃木選挙区には、民主党現職の谷博之氏(69)、自民党新人の高橋克法氏(55)、共産党新人の小池一徳氏(52)のほか、幸福実現党新人の杉浦満春氏(45)が既に立候補を表明している。
また比例代表から、渡辺代表のおいで秘書の渡辺美知太郎氏(30)を擁立することも併せて発表した。主に県内を拠点に活動していくという。【岩壁峻】
1866
:
チバQ
:2013/06/08(土) 21:29:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130608ddlk02010048000c.html
2013参院選:公示まで1カ月切る 6人が出馬の様相 街頭演説、事務所開き活発 /青森
毎日新聞 2013年06月08日 地方版
7月4日に公示される見通しとなった参院選が迫っている。青森選挙区(改選数1)では現職1人、新人5人の計6人が出馬の動きを見せており、各陣営の街頭演説や事務所開きなどの活動が活発だ。与党側が安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」を強調する一方、野党側は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や憲法改正への反対の争点化を狙う構図だ。【吉田勝、酒造唯、伊藤奈々恵、宮城裕也】
出馬予定の6人は、生活の党現職の平山幸司氏(43)▽自民党新人で県議の滝沢求氏(54)▽みんなの党新人で元民放アナウンサーの波多野里奈氏(40)▽共産党の新人、党県書記長の吉俣洋氏(39)▽無所属新人で前県農協中央会長の工藤信氏(59)▽幸福実現党新人で幸福の科学職員の石田昭弘氏(54)。
生活の平山氏は「県民局」単位での選対本部設置を進め、既に5カ所に設けた。TPPや消費増税などへの反対を強調し、1日の事務所開きでは「県選出の非自民の国会議員は私だけ」と訴え、「アベノミクスで地方が切り捨てられ格差は拡大する」と非自民の受け皿となる姿勢だ。社民県連から推薦を得る一方、TPP反対で一致する工藤氏に比例に回るよう持ちかけたが失敗。TPPに積極的な民主の推薦を得た工藤氏をけん制している。
自民の滝沢氏は、衆院4小選挙区と職域支部に、それぞれ国会議員や県議らを本部長とする選対本部を設置する組織戦。公明党の推薦も得た。5月末に青森市内で開いた県連の政経セミナーはほぼ満席状態となるなど勢いを見せる。地元の八戸を固めつつ、津軽でも街頭演説を繰り返す。6日には比例候補の総決起大会で「青森を強く元気にしたい」と支援を求めた。陣営は「なんとしても『ねじれ』の解消を」と与党過半数の確保に躍起だ。
みんな新人の波多野氏は、各地で街頭演説して党や自身の知名度アップをねらう。五所川原市では「特定の団体に頼らない政治を目指す」と国会議員や国家公務員の定数や給与削減などを訴えた。日本維新の会との協力も模索したが、維新の橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言で白紙に。昨年末の衆院選で青森1区で直接対決した維新の升田世喜男氏との連携もなくなった。波多野氏は「他党との連携にはこだわっていない」としている。
共産の吉俣氏は4日に青森市内で事務所開きを行い、参加者約100人に「安倍政権の暴走から県民を守るため、対案を示して日本を切り開きたい」と述べ、TPP反対や原発即時ゼロなどを強調。「自公政権に正面から対峙(たいじ)しているのは共産党だけ」と「自共対決」の構図に持ち込もうとしている。5日には同市内でのTPP反対集会に同席。改憲の発議要件を引き下げる憲法96条改正にも反対し、反自民票の集約を図る狙いだ。
無所属の工藤氏はTPP反対を前面に「農民党」を掲げる一方、公認を擁立できなかった民主党の推薦を受けた。民主県連は「公認並み」の支援の構えだが、連合青森はTPPなどの政策不一致などを理由に推薦を見送り、自主投票を決めた。民主県連は1日の常任幹事会で総合選対を設立。それに先立ち、田名部匡代県連代表らと工藤氏が初めてそろって街頭に立った。田名部氏は「TPPで何を守るかが見えない」と自公政権を批判した。
幸福の石田氏も街頭演説などで支持拡大を図っている。
1867
:
チバQ
:2013/06/08(土) 21:41:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130608ddlk02010051000c.html
2013参院選:生活・横山氏が離党、無所属新人の工藤氏支援のため /青森
毎日新聞 2013年06月08日 地方版
生活の党の前衆院議員、横山北斗氏(49)は7日、党本部に離党届を提出した。今夏の参院選で、無所属新人で出馬予定の前県農協中央会長の工藤信氏(59)を支援するためとしている。
横山氏によると、以前から工藤氏に参院選での協力を持ちかけられていた一方、横山氏を支持する地方議員からも離党をうながす声があったという。離党の理由について、横山氏は「昨年12月の衆院選で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対で工藤氏にお世話になっており、今回は応援するのが当然。(同党参院議員の)平山幸司氏に(衆院選で)応援してもらったことはない」と話している。
民主党県連は工藤氏を推薦しており、横山氏は「昔の(民主党)県連の仲間と一緒にやれればいいという考えはある」と述べ、民主党との連携にも含みをもたせた。
横山氏は民主党衆院議員だった昨年7月、消費増税法案などに反対し、平山氏らとともに離党。昨年末の衆院選で青森1区から日本未来の党(当時)から出馬し落選した。【酒造唯】
1868
:
チバQ
:2013/06/08(土) 21:47:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130607ddm005010182000c.html
2013参院選:維新、やまぬ逆風 初の資金パーティー、動員で「満員」
毎日新聞 2013年06月07日 東京朝刊
日本維新の会は6日、東京都内のホテルで2012年9月の結党以来初の政治資金パーティーを開催した。橋下徹共同代表(大阪市長)は「改革政党の原点に立ち戻る」と宣言。憲法改正や統治機構改革などを掲げて参院選に臨む考えを強調した。だが党内では「人集めに苦労した」とのぼやきが聞かれ、立候補辞退も相次ぐなど橋下氏の従軍慰安婦を巡る発言による党のダメージは深く、浮上のきっかけを見いだすのは容易ではなさそうだ。【阿部亮介、村上尊一】
橋下氏はパーティーで石原慎太郎共同代表と対談。自らの慰安婦発言の正当性を主張し「改革をやるために突破していく。力を与えていただきたい」と訴えた。会場は約3500人(主催者発表)の参加者で埋め尽くされた。党が支持率回復を狙い、5日に比例代表からの擁立を正式発表したアントニオ猪木氏を紹介。壇上で「1・2・3・ダー」のかけ声を張り上げ、会場を盛り上げた。
だが党勢の低迷に歯止めはかかっていない。ある維新議員は「パーティー券がなかなか売れず、地元から大量動員した」と打ち明ける。参院選を巡っては、党の公認が決定していた元衆院議員が橋下氏の発言を理由に比例代表での出馬を辞退するなど、計3人が立候補を辞退した。党幹部は「さらに『離脱者』が増える可能性はある」と頭を抱える。
「マスコミは寄ってたかって批判してくる」。橋下氏とともに6日午前、首相官邸を訪れた松井一郎幹事長(大阪府知事)がぼやくと、安倍晋三首相は「私も第1次内閣の時はマスコミにやられた」と応じた。橋下、松井両氏は会談で、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ訓練の八尾空港(大阪府八尾市)での受け入れを表明。高支持率に支えられる政府との「蜜月ぶり」をアピールした。だが、地元・八尾市は反発を強め、劣勢の立て直しにはつながっていない。
他党からは「維新が掲げる地域主権の姿勢と矛盾している」(みんなの党幹部)などの批判が噴出している。
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1869
:
チバQ
:2013/06/08(土) 22:00:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013060800209
原発再稼働派、動き活発=参院選への影響懸念も−自民
原発の早期再稼働を目指す動きが自民党内で活発化してきた。背景には、電力各社や、運転停止の長期化で地域経済への影響を懸念する地元自治体の強い期待がある。しかし、東京電力福島第1原発事故は収束とは程遠いのが現状。党内には、参院選を控えたこの時期に再稼働に傾斜し過ぎれば、世論の反発を招くとの懸念もある。
「(再稼働を)大きな世論の流れにしていかないといけない」。再稼働推進派の自民党有志でつくる「電力安定供給推進議員連盟」が6日に開いた会合で、会長の細田博之幹事長代行はこう強調した。
議連は5月14日に発足。中心メンバーは、細田氏(衆院島根1区)のほか、大島理森前副総裁(衆院青森3区)や高木毅国対筆頭副委員長(衆院福井3区)ら地元に原発がある議員が占めている。発足当初は約70人だったが、徐々に数を増やし、7日現在は98人となっている。
6日の会合では、出席者から「原子力をもう一度きっちり根付かせる必要がある」「原子力規制委員会は安全審査をスピードアップすべきだ」といった意見が相次いだ。議連は26日の会期末ごろに中間提言をまとめ、党執行部と政府に提出する方針だ。
政府が成長戦略素案に再稼働方針を盛り込むなど、安倍晋三首相が再稼働に前向きなことも、議連の動きを勢いづかせる要因となっている。
ただ、福島では多くの周辺住民がなお避難生活を強いられ、第1原発は汚染水や地下水の処理など難しい課題を抱えている。自民党福島県連は参院選の地域版公約に「県内の原発廃炉」を掲げる構えで、議連の空気とは大きな開きがある。
党政調幹部の一人は「参院選を戦う上で議連の動きはマイナスだ。全体として票が減る」と戸惑い気味。「福島が収束してもいないのに日本の原発が世界一安全と言えるわけがない。調子に乗っているのではないか」。党内からはこんな声も漏れている。(2013/06/08-15:23)
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1870
:
名無しさん
:2013/06/08(土) 22:00:55
>政治への関心の低さは、実際に社会の活動に参加する体験の少なさがあると分析し
違う違う。「人と話をする時、政治と宗教とプロ野球の話はタブー」という暗黙の了解があるからだ。
もっとも政治に参加しなくても政府に頼らずに自力で生きていこうというスタイルであればそれでいい。
問題なのは投票に行かない癖に政府に注文付ける甘ったれや自分の投票した政党の行いに後で文句を付ける無責任野郎の存在。
1871
:
アーバン
:2013/06/08(土) 22:04:41
まさか、たちあがれ日本からとは・・・
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130608/201306081
民主、吉田氏擁立へ 参院選岐阜、元国会議員秘書
2013年06月08日10:21
写真:民主、吉田氏擁立へ 参院選岐阜、元国会議員秘書
吉田里江氏
民主党は7日、夏の参院選の岐阜選挙区(改選数1)に、元国会議員秘書で、英国国立ウェールズ大学MBA専任講師の新人吉田里江氏(47)=名古屋市西区=を擁立する方針を固めた。党県連は8日の常任幹事会で擁立を確認、党本部が11日にも公認決定する。
吉田氏は名古屋市出身。民主を離れた鈴木克昌衆院議員(比例東海)、自民の丹羽雄哉元厚相(衆院茨城6区)の秘書を経て、3年前の参院選茨城選挙区にたちあがれ日本から出馬して落選。2011年まで1年間、小見山幸治参院議員の政策秘書をした。3人の母親で、都内で海外インターンシップ紹介会社を経営している。
県連の参院選選対本部長で、吉田氏を推した小見山氏は取材に「キャリアを持つ女性が、子育てしながら多方面に活躍できる生き方を体現してきた逸材」と選定理由を語った。
岐阜選挙区では、民主出身の現職平田健二参院議長(69)が3月に引退を表明。県内外の複数の元衆院議員らに出馬を打診、要請したが実らず、候補者選定が難航していた。
同選挙区では自民は新人で県議の大野泰正氏(54)、共産は新人で県常任委員の鈴木正典氏(49)の擁立を決定。新人で政治団体「幸福実現党」県本部政調会長の加納有輝彦氏(52)が出馬表明している。
021_20202.shtml
1872
:
チバQ
:2013/06/08(土) 22:11:22
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306070014/
舛添氏が参院選不出馬、県内選挙区の構図固まる/神奈川
2013年6月8日
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新党改革の舛添要一代表(64)は7日の記者会見で、改選を迎える夏の参院選に立候補しないと表明した。理由として「立党以来、3年近く頑張ったが、党勢を拡大できなかった。責任を取る」と述べた。政党は存続する。
◆「台風の目」去り安どの声
新党改革の舛添要一代表が夏の参院選に出馬しないと表明したことで、神奈川選挙区の構図がほぼ固まった。抜群の知名度で集票力も高いと目されていた舛添氏の不出馬宣言により、神奈川選挙区には「台風の目」が去ったような雰囲気さえ漂った。
自民党県連の小此木八郎選対本部長代行(衆院3区)は「不出馬は意外」とした上で、「うちの候補は新人。誰かの去就で一喜一憂している場合でない」。みんなの党の浅尾慶一郎選対委員長(4区)も「誰が出ようと出まいと、こちらの活動をするだけ。プラスマイナスの話ではない」と、冷静な受け止めを口にした。
だが、「勢いに乗る自民や松沢成文前知事(みんなの党)は余裕だろう」(公明党県本部幹部)との見方が少なくない中、舛添氏の動向は当落に直結する脅威だと考える陣営もあった。
舛添氏の周辺は「どの世論調査を見ても、神奈川でも東京でも勝てた。しかし、神奈川で出ると公明が落ち、東京だと自民の2人目が落ちる可能性があった。連携をしてきた自公との関係が崩れる」と背景を説明。その上で、「優に勝てるのに今回は引いたことで、将来の可能性が広がった。英断だった。勇退もしない」と語った。
公明党県本部の上田勇代表(6区)は「情勢が厳しいことに変わりはないが、本音を言えば(舛添氏が出れば)さらに読みにくくなる懸念があった」と吐露し、民主党県連の金子洋一代表(参院神奈川選挙区)も「出馬すれば強敵だと考えていた」。
日本維新の会県総支部の松田学副代表(衆院比例南関東)は「維新は逆風が厳しい。(舛添氏が)出る出ないにかかわらず、理解を得るよう頑張っていきたい」と語った。
1873
:
チバQ
:2013/06/09(日) 10:43:22
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-09_50257
儀間光男氏を参院比例擁立「そうぞう」維新
政治 2013年6月9日 09時44分
(57分前に更新)
7月の参院選に向け、候補者の検討を進めてきた政党そうぞう(下地幹郎代表)は8日夜、役員会を開き、比例区に前浦添市長で党最高顧問の儀間光男氏(69)を擁立する方針を確認した。9日の拡大役員会で正式決定し、儀間氏に出馬を打診する。そうぞうと政策協定を結んだ大阪維新の会の橋下徹代表が共同代表を務める、日本維新の会から出馬する見通しだ。
儀間氏は浦添市議、県議、県議会議長、浦添市長を歴任したベテランで、政治家としての実績と知名度を評価した。
儀間氏は1943年、伊是名村出身。東京農業大卒。73年から浦添市議2期、80年から県議4期、92年には県議会議長に就任した。2001年浦添市長に初当選。3期務め、今年2月の市長選で現職の松本哲治氏に敗れた。(吉田央)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/3043-3046
【浦添市長選】松本哲治氏が当選2013年2月10日
1874
:
名無しさん
:2013/06/09(日) 10:45:12
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-09_50257
儀間光男氏を参院比例擁立「そうぞう」維新
7月の参院選に向け、候補者の検討を進めてきた政党そうぞう(下地幹郎代表)は8日夜、役員会を開き、比例区に前浦添市長で党最高顧問の儀間光男氏(69)を擁立する方針を確認した。
9日の拡大役員会で正式決定し、儀間氏に出馬を打診する。そうぞうと政策協定を結んだ大阪維新の会の橋下徹代表が共同代表を務める、日本維新の会から出馬する見通しだ。
儀間氏は浦添市議、県議、県議会議長、浦添市長を歴任したベテランで、政治家としての実績と知名度を評価した。
儀間氏は1943年、伊是名村出身。東京農業大卒。73年から浦添市議2期、80年から県議4期、92年には県議会議長に就任した。2001年浦添市長に初当選。3期務め、今年2月の市長選で現職の松本哲治氏に敗れた。
紛らわしいけど「そうぞう」の候補を「維新」から出馬させるみたいね。
1875
:
チバQ
:2013/06/09(日) 10:48:06
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/06/08/kiji/K20130608005969350.html
元吉本芸人富山氏 また維新から出馬
元お笑い芸人の富山泰庸氏(42)が、参院選比例代表に維新から出馬する。
11日に出馬会見を行う。吉本興業所属のコンビ「大蛇が村にやってきた」のツッコミとして活動後、昨年12月の衆院選で神奈川16区に同党から出馬。3万8058票を獲得したが、自民党の義家弘介氏らに敗れた。
.[ 2013年6月8日 06:00
1876
:
名無しさん
:2013/06/09(日) 11:45:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000043-mailo-l03
民主県連:五日市氏の離党届受理 2県議の平野氏支援、静観 /岩手
民主党県連は8日、盛岡市で常任幹事会を開き、五日市王県議(二戸選挙区)の離党届を受理することを決めた。
五日市氏は3日の県議会民主党会派の議員総会で、同党を除籍され夏の参院選岩手選挙区(改選数1)に無所属で立候補を予定する平野達男前復興相(59)を支援する意向を表明し、離党届を提出していた。
階(しな)猛県連代表は「残念だが本人の意思は固いので受理した」と話した。
また、県連所属の渡辺幸貫(奥州選挙区)、小田島峰雄(花巻選挙区)の両県議が党にとどまったまま平野氏を支援することについて、
階氏は「正直納得していないが原因は党を離れた平野氏であり、一概に県議を責められない」と述べた
1877
:
名無しさん
:2013/06/09(日) 11:47:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000042-mailo-l03
’13参院選・岩手:社民は自主投票に /岩手
社民党県連合は8日、盛岡市で選対会議を開き、夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で他党との協力を見送り自主投票とすることを決めた。
これで県内主要政党の参院選対応がおおむね固まった。
同党は4月の選対会議で独自候補を擁立しない方針を決定。今回の会議では擁立の声も再燃したが、
「既に県内には6人の立候補予定者がいる。これ以上増えても自民党を利するだけ」(伊沢昌弘・県連合代表)と改めて断念。
一時は、脱原発など政策面で共通点の多い生活の党との連携も模索したが、県連合内には同党の小沢一郎代表への反発も根強く、「組織が割れることはやらない」(同)と見送られた。
また、同日には福島瑞穂党首が県内入り。盛岡市内での講演会後、取材に対して「県連合の判断を尊重したい」と述べた。
1878
:
名無しさん
:2013/06/09(日) 15:55:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000236-mailo-l44
2013参院選おおいた:自民と公明、選挙協力確認 /大分
今夏の参院選で大分選挙区(改選数1)に自民党から立候補予定の現職の礒崎陽輔氏(55)と公明党県本部(竹中万寿夫代表)が8日、大分市のホテルで、選挙協力を確認する協定書に調印した。
協定は、選挙区で礒崎氏、比例代表では公明から九州を地盤に立候補する新人、河野義博氏(35)の当選に向けて互いに協力し合う内容。
竹中代表はあいさつで「(形式は礒崎氏との協定だが)実質的には自民党、公明党で協力していくお互いの気持ちを確認しました」と話した。
自民党の比例代表としては、大分が地盤で県連会長の現職、衛藤晟一氏(65)も立候補の予定。
6年前の選挙で、自民党は公明党への配慮から衛藤氏が大分で選挙活動しないことにしていた。
衛藤氏は今回、大分でも運動する予定。竹中代表は「衛藤氏は(自民の比例代表候補の)31人のうちの1人で、とやかくいう立場にない」と話した。
1879
:
チバQ
:2013/06/09(日) 18:51:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1369232484109_02/news/20130522-OYT8T01507.htm
13参院選 始動
攻める「自民」守る「生活」
狙いは、「落下傘」のイメージ払拭だった。
19日午前、西和賀町内のスーパーの前に立った自民党新人の田中真一氏は、思い出話から演説を始めた。
「幼少期には毎年、夏休みに遊びに来ていた。スキーの資格も取った。私の原点は、ここ西和賀です」
東京出身で慶大ラグビー部前監督という経歴の田中氏だが、旧湯田町(現西和賀町)の鉱山を大正から昭和に経営した「田中鉱業」創設者の子孫にあたる。陣営幹部は「主に高齢の方から『ああ、あの田中鉱業の』と反応がある」と手応えを語る。
〈20年余りの雪辱を果たすまたとない好機〉。県連の千葉伝幹事長は14日、力の入った談話を発表した。生活の党の小沢一郎代表(衆院4区)が自民党を割った1993年以来、参院岩手選挙区で6連敗中の同党県連は、安倍内閣の高支持率という追い風に乗り、かつてないほど勝利に近づいている。
ただ、現職の平野達男氏の支援を一時模索した県連内では「党本部主導で田中氏に決められた。淡々とやるだけ」(県議)との声が漏れるなど、選挙戦に臨む姿勢には温度差も出ている。
93年の党分裂で組織が弱体化する中、自前の後援会で選挙を勝ち抜いてきたベテラン県議らは「自分党」とも言われる。党への依存度が低く、地力がある反面、県連の結束力の欠如につながり、国政選挙に弱い一因にもなってきた。
若手県議の1人は訴える。「参院選は岩手の潮流を変えるチャンス。県連も変わらなければならない」
一方、生活の党は、持ち前の組織力を生かした手堅い選挙を展開する。小沢氏が岩手選挙区で新人を擁立するのは9年ぶりのことだ。
関根敏伸氏は17日夜、小沢氏の本拠地の奥州市水沢区を訪れ、小沢後援会の幹部40人に「国政で役割を果たしたい」と決意表明した。県連幹部は「まずは衆院4区をしっかり固め、全県に広げていく」と態勢構築を急ぐ。
北上選出で前県議の関根氏の擁立は、県外出身者を立てた自民、民主両党との違いを際立たせ、北上市を地盤とする平野氏の動きににらみを利かせる意図がある。他党は「オーソドックスだが最も有効な戦術」(民主党県連幹部)と警戒心を募らせる。
だが、小沢氏にかつての勢いはなく、生活の党は県内でも安泰ではない。
それを象徴するのが、小沢氏に師事する達増知事の発言だ。国政志向が強いとされる達増氏は従来、「在任は2期8年が望ましい」と公言してきたが、今年に入ってからは「先のことは白紙」と、2年後の知事選への3選出馬をにおわせ始めた。
小沢氏側近は「次期衆院選まで3〜4年は、雌伏の時が続く。反転攻勢の足場として、それまで知事を他党に渡すわけにいかない」と解説する。県内に幅広い支持基盤を持つ達増氏の今の役割は、党勢拡大のための「攻め」よりも「守り」――というわけだ。
先の衆院選の結果が振るわなかった小沢氏らにとって、参院選は県内での影響力を占う正念場となる。もし敗れれば、「王国」はいよいよ剣が峰に立たされる。
◆各党「当選ライン下がる」 最多 出馬6人の見込み
参院選岩手選挙区(改選定数1)に過去最多の6人の出馬が見込まれることで、各党とも「当選ラインは下がる」と見ている。
2001年以降では、いずれも小沢一郎氏が支援する候補が30万〜40万票台で当選した。ただ、07年に43万7814票で圧勝した平野達男氏は小沢氏と決別し、民主党からも除籍(除名)されて無所属となったため、この票は三方に分散することになる。
直近2回で10万票台にとどまった自民党は、全国的な追い風による票の上積みを目指すが、県連幹部は「東日本大震災後の参院選のため、復興相の実績がある平野氏に票が流れるだろう」と指摘。「当選ラインは20万票前後の可能性がある」との見方が出ている。
一方、投票率は下落傾向にある。インターネットによる選挙活動が解禁されるため、若年層の関心が高まることが期待されているものの、投票率を押し上げる効果は不透明だ。
一般的に、投票率が低い選挙は組織力が強い党に有利になるとされる。岩手選挙区の場合、組織力の面では長年にわたって県内に地盤を築いてきた小沢氏が率いる生活の党が先んじている。
(2013年5月23日 読売新聞)
1880
:
チバQ
:2013/06/09(日) 18:51:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1369232484109_02/news/20130523-OYT8T01574.htm
13参院選 始動
苦境「民主」くすぶる不満
寂しい出席率が、党の苦境を物語っていた。
18日夜、盛岡市内のすし店で開かれた民主党県連の食事会。新人の吉田晴美氏は集まった議員らにお酌して回ったが、県議12人のうち5人は欠席した。
低迷する党勢に加え、県連の中核だった平野達男氏が離脱したことで、親しい県議の中では平野氏を支援する動きも出始めている。出席者の1人は、「吉田氏と会うのが気まずいと考えて欠席した人もいただろう」と推し量った。
「連合の皆さんのお力添えがあって、戦っていけると思っています」
吉田氏は17日午後、連合岩手に推薦依頼状を持参し、深々と頭を下げた。山形出身で地縁のない吉田氏は連合票が頼みの綱だ。連合岩手の砂金文昭会長は「近日中に推薦を決定したい」と支援を約束した。
県連内では、連合系県議を中心に「吉田氏の当選に全力を挙げるべきだ」との筋論があるのに対し、「なぜ吉田氏なのか」と、階猛代表(衆院1区)主導で「落下傘」を擁立した経緯への不満もくすぶる。
党を除籍(除名)された平野氏への支援は反党行為に当たる可能性が高い。他党からは「平野氏側につく県議の本音は、2年後の県議選に向けて民主党の『泥舟』から逃げたいということだ」(自民党県連)との見方も出ており、分裂を回避できるかどうか、民主党県連は難しい局面を迎えている。
「心配をかけたが、無所属で大いに頑張りたいので協力を頼みます」
平野氏は19日、地元の北上市で開かれた後援会の会議冒頭でそう呼びかけると、支持者回りのため足早に会場を後にした。平野氏は4月下旬に〈復興の最前線に立つ〉と題した54ページの国政報告書を作成し、前復興相としての取り組みを訴えて歩いている。
2007年参院選で60%以上という高得票率で再選した平野氏だが、当時は小沢一郎氏(衆院4区)の強力な支援があった。今回、平野氏が無所属出馬を決断したのは、小沢氏の後ろ盾を失い、民主党に逆風が吹く中で、勢いに乗る自民党の支援を期待したからだ。
しかし、自民党が独自候補を擁立したことで、全国政党の支援は望めなくなった。2期の実績と知名度でどこまで戦えるのか。平野後援会幹部も「大きな不安がある」とこぼす。
県議会内では、地域政党いわてに平野氏の支援を模索する動きが出ている。同党は盛岡市や一関市などに地盤を持ち、連携が実現すれば票の流れに与える影響は小さくない。無所属出馬という平野氏の選択の余波を、各陣営とも読みかねているのが現状だ。
共産党新人の菊池幸夫氏は19日昼、盛岡駅前で約10分間マイクを握り、「憲法9条が大きな分かれ目に立っている」と声を上げた。同党は憲法改正反対や経済政策などで政権批判票の受け皿を目指す。
野党統一候補を目指していた社民党県連は、民主、生活両党の擁立で「前提が崩れた」(幹部)として、対応を再協議中だ。同党は、現党名になった後の98年以降、岩手選挙区に候補を立て続けている。過去3回ではそれぞれ5万票前後を獲得しており、今後の動向が注目される。
幸福実現党は、新人の高橋敬子氏を擁立する。
◇
小沢系候補に自民党が挑むという構図が長らく定番だった岩手選挙区。前回参院選からの3年間で、その構図は一気に複雑化した。自民か非自民か、政党か無所属か。そして、「小沢王国」の行方は――。筋書きのない戦いは、まだ始まったばかりだ。
(この企画は、小坂一悟が担当しました)
(2013年5月24日 読売新聞)
1881
:
チバQ
:2013/06/09(日) 18:54:13
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130609-OYT1T00334.htm?from=ylist
落下傘候補に反発、前復興相支援で民主県連分裂
民主党岩手県連は8日、政調会長の五日市王県議(二戸選挙区)が提出していた離党届を受理した。
離党は、党を除籍(除名)され、夏の参院選岩手選挙区(改選定数1)に無所属で出馬する現職の平野達男前復興相(59)を支援するため。県議会会派にはとどまる。残りの民主県議11人のうち2人も平野氏支援を公言しており、参院選で同県連は事実上の分裂選挙となる。
民主党県連は五日市氏の慰留を続けていたが、翻意は難しいとして8日の常任幹事会で受理を決めた。階猛県連代表(衆院1区)は決定後、「原因は平野さんが離党の意思を示したからで、一概に県議を責められない」と淡々と述べた。政調会長には新たに高橋元県議(北上選挙区)を充てた。
民主党は同選挙区で、新人の吉田晴美氏(41)を擁立することを決めているが、県外からの“落下傘候補”に「全力で応援する県議は少ない」(県連幹部)との声が根強い。県連では、代表代行の渡辺幸貫県議(奥州選挙区)と小田島峰雄県議(花巻選挙区)が、離党はしないものの、平野氏を支援することを公言している。
(2013年6月9日17時11分 読売新聞)
1882
:
チバQ
:2013/06/09(日) 19:17:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1367415447296_02/news/20130501-OYT8T01425.htm
参院選石川2013 構図
自民「王国」復活を懸け
■「追い風」
多くの出席者であふれた自民党県連の政経パーティー。参院選で「王国復活」を目指す(金沢市内のホテルで) 「ここは石川県で一番広い会場と聞いている。これほど多くの人が集まったのは初めてではないでしょうか」――。金沢市内のホテルで4月下旬に開かれた自民党県連の政経パーティー。来賓の谷本知事は、会場を埋め尽くす参加者を前に、自民をそう持ち上げた。
谷本知事は1994年に「非自民・非共産」勢力の擁立で当選。今も一定の距離を置く。「やはり与党になると違う」。知事の発言を聞いたある自民県議は、参加者であふれる会場を満足げに見渡した。
昨年末の衆院選で、自民は県内3小選挙区で全勝。今回の参院選は、民主党の一川保夫氏に僅差で敗れた6年前の雪辱戦だ。同時に、県内の国政全議席を独占する「自民王国」の復活を目指す戦いでもある。
追い風は感じている。安倍政権の経済政策「アベノミクス」が着実に進み、高い内閣支持率を維持。奥田敬和元運輸相の流れをくみ、民主の実動部隊としてフル回転していた県議会会派「新進石川」が衆院選惨敗を引き金に事実上解散するなどの民主側の混乱もあり、「引き締めを図るのも難しい」(県連幹部)と楽観ムードさえ漂う。
自民が擁立した新人の山田修路氏(59)は加賀市出身。東大法学部を卒業後、農水省に入省し、水産庁長官などを歴任した。
安倍政権が決めたTPP(環太平洋経済連携協定)交渉への参加を巡り、JAなど農業団体の参院選対応が全国的に注目される中、JA県中央会の安田舜一郎会長が連合後援会長に就任。県内各地のJAや県漁協も推薦を決めた。3月末には参院選から解禁される「ネット選挙」の勉強会も開き、浮動票対策も余念がない。
■拭えぬ不安
着々と足場固めは進んでいるが、有権者への訴えには不安材料もある。新人だけに知名度不足は否めず、県連内には政治家としての「押しの強さ」の不足を懸念する声も聞かれる。
主要な争点になるとみられるTPP問題では農家などの反発も予想される。JAなどの推薦は取り付けたが、政権与党の候補としてTPPへの対応をどう説明し、組合員らに支持を広げていくかの対応も迫られる。
組織内を覆う楽観論を警戒してか、県連の紐野義昭幹事長は、昨年末の衆院選で繰り返した言葉を言い聞かせるように口にする。
「おごることなく、高ぶることなく、侮ることなく」(加藤哲大)
(2013年5月2日 読売新聞)
1883
:
チバQ
:2013/06/09(日) 19:17:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1367415447296_02/news/20130502-OYT8T01435.htm
参院選石川2013 構図
民主、議席死守に全力
■「背水の陣」 「石川県選出の国会議員が自民党だけになるのは許されない」――。4月20日に金沢市で開かれた民主党県連常任幹事会。再選を目指す一川保夫氏(71)は声を張り上げた。
常任幹事会で参院選に向けてガンバロー三唱する民主党県連幹部たち(4月20日、金沢市内で) 民主は昨年の衆院選で県内全3小選挙区で全敗、北陸3県でも国会議員は大臣経験のある一川氏だけになった。参院選は文字通りの「背水の陣」となる。
28日に行われた山口県での参院補選は元法相の民主系候補が惨敗したが、党県連幹部は「首相のお膝元で当然の結果。風はいつ変わるか分からない」と冷静。支持母体の連合石川の推薦も取り付けた。一川氏は「今起きている問題は自民党政権時代の積み残しだ」と自民批判を強め、支持基盤の立て直しに躍起となる。
■一枚岩に懸念 一方、県連内では「一枚岩で戦えるかが鍵」との声も。背景には、国政選挙などで強さを発揮してきた県議会会派「新進石川」が内紛の末に事実上解散、その後遺症への懸念がある。
同会派は、奥田敬和・元運輸相の流れをくみ、旧新進党解党後の1998年に結成。奥田元運輸相の地盤だった金沢市を中心に、県内政界で勢力を誇示してきた。
解散の要因は、過去の選挙で中心的な存在だった宇野邦夫県議の衆院選を巡る奔放な発言とされ、宇野県議を除く7人の県議が会派を離脱。宇野県議は民主を離党し、自民が擁立した山田修路氏(59)の支援を表明した。県連内には身内の切り崩しに警戒感が募る。
これまで国政選の県内選挙区で支援を受けていた社民党との関係修復も課題だ。社民は昨年の衆院選で、民主の候補擁立が難航していた石川2区に小選挙区制導入後、初の独自候補を立てた。その後、民主が別の候補を擁立し“共倒れ”した経緯がある。
社民県連の清水文雄幹事長は「党員に衆院選のしこりは残っている」と打ち明け、先月21日の県連定期大会でも選挙協力に「民主は衆院の2区を巡る動きについて謝罪が必要」とくぎを刺した。
共産党は、党県くらし・福祉対策委員長の亀田良典氏(64)、幸福実現党は「幸福の科学」研修施設講師の宮元智氏(53)を擁立した。日本維新の会などの「第3極」に候補擁立の動きはないが、維新関係者は「憲法改正や教育改革などで政策が違いすぎる」と民主支援には否定的だ。
民主陣営は支持基盤の再点検など課題を抱えながらの前哨戦を進めるが、元衆院議員の近藤和也県連代表は総合選対本部設置にあたりこう訴えた。
「安倍政権の支持率は高いが、郵政選挙の時のようにメッキはいずれはがれ落ちる。一人ひとりが逆風をはねのける信念を持ち、逆転勝利に向け頑張ろう」
(益田耕平)
(2013年5月3日 読売新聞)
1884
:
チバQ
:2013/06/09(日) 20:17:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chubu/news/20130604-OYT8T00195.htm?from=popin
参院選「序章」<上> ねじれ解消三重に照準
決起集会で気勢を上げる大勢の人たち(1日夜、三重県四日市市で)=稲垣政則撮影 ■自民、民主牙城に攻勢
夏の参院選の焦点は自民、公明両党が参院でも過半数を制し、衆院との「ねじれ」を解消できるかどうかだ。全国に31ある改選定数1の「1人区」での勝敗が鍵となりそうだが、中でも三重選挙区は自民党にとって有数の難関といえる。
「三重県は大変厳しい地域。安倍政権になって、この三重が変われば日本が変わる」。1日夜、四日市市で開かれた参院選の決起大会。立候補を予定している自民党新人・吉川有美(39)が約1400人の支援者を前に声を張り上げた。
同選挙区は前副総理の民主党・岡田克也のおひざ元で、「民主王国」とも言われる。自民党は2000年以降、補選も含めて民主党公認・推薦候補に5連敗中。元首相の小泉純一郎が「小泉旋風」を巻き起こした01年でも勝てなかった。
ただ、「風向きが変わってきている」とも陣営は感じている。11年4月の知事選では党が推薦した鈴木英敬が民主党推薦の前津市長を破った。昨年末の衆院選では民主党の衆院議員が6人から2人に激減し、逆に自民党は3から5に議席を増やした。安倍首相の経済政策「アベノミクス」も今のところ追い風だ。
課題は吉川の知名度不足だ。政権交代後も候補者選びは難航し、元プロスポーツ選手や弁護士らの名前が浮かんでは消えた。東京の銀行に勤めていた桑名市出身の吉川に決まったのは3月末。昨年8月に4選出馬を決めた民主党の高橋千秋(56)に大きく後れを取った。
自民党県連幹事長の水谷隆は、安倍政権の高支持率が続く中でも警戒を緩めない。「陰りがあるとはいえ、岡田氏が君臨する民主の牙城であることに変わりはない」
■愛知はアベノミクス前面に
安倍政権の高支持率の背景には好調な経済政策がある。愛知選挙区(改選定数3)に出馬予定の自民党新人・酒井庸行(61)はそれを最大限に活用する戦略だ。
「アベノミクスの『3本の矢』が動き始め、経済も良くなっている。地方でも実感できるようにしたい」
2日にJR名古屋駅前で行った街頭演説。約10分の演説時間の3分の2以上を経済政策に割いたのは、経済対策が最大の争点になるとの思いが強いためだ。株価は乱高下を繰り返し、円安のマイナス面も指摘され始めているが、「だからこそ政治を安定させることが必要だ」と訴える。
しかし、安倍政権の高支持率は、皮肉にも酒井陣営の懸念材料となっている。
同選挙区は過去3回の参院選で民主党は2議席、自民党は1議席を確保してきた。自民党の圧勝ムードが高まれば、「結果は見えている」と有権者が投票しなかったり、第3極に票が流れたりする可能性もある。
自民党は昨年末の衆院選で無党派層を取り込み、圧勝につなげた。今回もこの勢いで「トップ当選を目指す」(県連会長・藤川政人)だけに投票率の行方は気になるところだ。酒井も「投票率の低下が心配だ。経済政策を最大の争点に関心を高めていきたい」と語った。(敬称略)
◇
参院選は7月4日公示、21日投開票の日程で実施される見通しだ。先の衆院選で圧勝した与党の勢いが続くのか、野党が巻き返すのか。1か月後に決戦を控えた各陣営の動きを探る。
(2013年6月4日 読売新聞)
1885
:
チバQ
:2013/06/09(日) 20:18:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chubu/news/20130605-OYT8T00214.htm?from=popin
参院選「序章」<中> 逆風苦しむ民主
岐阜、不戦敗の危機
安倍政権の高支持率が続く中、民主党が逆風に苦しんでいる。昨年末の衆院選での歴史的惨敗から起死回生を狙うはずの参院選だが、東海3県の各陣営にも重苦しい空気が漂っている。
民主党岐阜県連の幹事会であいさつする柴橋正直代表(左、1日、岐阜市で) 「きょうまでに候補擁立が決定できなかったことをおわびしたい」。1日に岐阜市内で開かれた民主党岐阜県連の幹事会。県連代表で前衆院議員の柴橋正直は居並ぶ県連幹部を前に頭を下げた。
岐阜選挙区(改選定数1)の候補者が公示予定日が1か月に迫っても決まらない。そんな異常事態に柴橋は厳しい表情を見せた。
立候補予定者の選定を巡っては、昨年秋の公募で決まらず、その後も衆院選落選組などの名前が取り沙汰されては消えた。5月には柴橋まで県連の出馬要請を断り、同月末には前衆院議員で県連顧問の山田良司が党本部の要請を固辞する泥沼に陥っている。
背景には、今回から同選挙区が改選定数1の「1人区」となるという事情がある。民主党は1998年の結党以降、過去5回の参院選で議席を確保してきた。改選2議席を自民党など保守系の候補と分け合ってきた構図だ。
しかし、1人区になることでそうした「ぬるま湯」は過酷な生き残りの場となる。加えて党勢の衰えに歯止めが利かず、「立候補しても勝ち目がない」と消極的な雰囲気が広がっているとみられる。
柴橋は1日の幹事会で、「県連が心を一つにして候補者を立てたい」と、あくまでも擁立にこだわる考えを強調した。県連内には「不戦敗だけは避けなければならない」と悲壮感も漂っている。
■愛知 組合の支持離れ懸念
三重県四日市市の郊外にある市民センター。100人弱で満員となる会議室で1日昼、前副総理の岡田克也がマイクを握った。
「これ以上自民党に勝たせてはならない。支持率が低く厳しい選挙だが、自民党に代わって政権を担える政党は民主党しかない」
岡田は、三重選挙区(同1)で4選を目指す民主党現職・高橋千秋(56)の選対本部長として陣頭指揮を執る。この日も桑名市と四日市市で計4回、国政報告会を開いて高橋への支援を呼びかけた。
高橋は6年前、同選挙区で過去最高の約52万8000票を獲得し、自民党候補には約23万5000票差をつけた。しかし、今回は自民党の勢いもあり事情は異なる。「三重で勝てないようではどの選挙区でも勝てない」と繰り返す岡田。普通電車しか止まらない小さな駅にも足を運び、自ら早朝のチラシ配りを行うほどで、なりふり構わぬ応援ぶりに周囲は驚きを隠さない。
民主党の退潮に伴って足元も揺らぎ始めている。支援を受けてきた労働組合の支持離れがその一つだ。
愛知選挙区(同3)で3選を目指す大塚耕平(53)は6年前、連合愛知の全面支援を受け、自民党候補に約15万票差をつけてトップ当選を果たした。しかし、昨年末の衆院選での敗因については無党派層の支持離れだけでなく、「トヨタ労組を中心とする労働組合の民主離れもあった」(連合幹部)との指摘も聞こえる。
労組出身の党県連幹部は打ち明ける。「アベノミクスでトヨタなどの収益は大幅に改善した。組合員も『民主党を支援する理由がなくなった』と言っている」
(敬称略)
(2013年6月5日 読売新聞)
1886
:
チバQ
:2013/06/09(日) 20:19:14
>>1843
が下
>>1885
は古新聞で民主擁立済
1887
:
チバQ
:2013/06/09(日) 20:20:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130609ddlk29010334000c.html
選挙:参院選・奈良選挙区 吉川、大西氏に絞り出馬を要請−−民主党県連 /奈良
毎日新聞 2013年06月09日 地方版
民主党県連は8日、役員会と常任幹事会を開き、参院選奈良選挙区(改選数1)について、前衆院議員の吉川政重氏と大西孝典氏に絞って出馬要請を続けることを決めた。
前川清成・県連代表は記者団に対し、「党外の新人の擁立は事実上不可能になった」とし、吉川氏と大西氏について「2人のうちどちらかに決心していただきたい」と語った。期限については「県連幹事長と相談したい」と述べるにとどめ、候補者未定のまま県選管が10日に開く立候補予定者向けの説明会を迎えることがほぼ確実になった。【伊澤拓也】
1888
:
チバQ
:2013/06/09(日) 22:13:07
>>1846
>>1871
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/5966
参院選’10茨城:たちあがれ日本、元衆院議員秘書・吉田氏を擁立 /茨城
5月27日11時37分配信 毎日新聞
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130609ddq041010004000c.html
選挙:参院選・岐阜選挙区 戦いの構図固まる 4新人、1議席争う
毎日新聞 2013年06月09日 中部朝刊
夏の参院選岐阜選挙区は、民主党岐阜県連が8日、会社社長の新人、吉田里江氏(47)の擁立を決めたことで、戦いの構図が固まった。定数削減で改選数が2から1に減り、民主、自民、共産、幸福実現の各党の4新人が1議席を争う。
8日に開かれた民主党県連の会合後の記者会見で、吉田氏は「国づくりの道筋となる政策を持っているのが民主党。県民の皆さんが一番幸せになるには民主党の政策を実現するしかない」と語り、働く女性の雇用安定や子育て支援などを訴えていく考えを示した。
岐阜選挙区には、いずれも新人で、自民党の大野泰正氏(54)▽共産党の鈴木正典氏(49)▽幸福実現党の加納有輝彦氏(52)−−が既に立候補を表明。一方で民主党は候補者擁立が難航し、県連が党本部に選定を一任していた。柴橋正直代表は「ここからが全力疾走。持てる力を十二分に発揮し、県民の皆さんにしっかりと訴えていきたい」と語った。
自民党県連の猫田孝幹事長は「相手が誰であれ、今まで通り気を引き締めて、しっかり自分たちのペースで戦っていく」。また、共産党県委員会の松岡清委員長も「安倍政権の暴走を止め、国民の暮らしと平和を守れるのは共産党しかない」と改めて決意を述べた。【加藤沙波】
1889
:
アーバン
:2013/06/10(月) 12:35:20
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20130610-1140526.html
山本太郎は選挙区から出馬
今夏の参院選に出馬する俳優山本太郎(38)は、選挙区からの立候補が確実になった。山本と協力関係にある緑の党は9日、都内で臨時総会を開き、全国比例区10人と兵庫選挙区1人の立候補予定者を発表。山本を比例名簿に加えなかった。山本は先月27日、市民集会に既存政党の国会議員を招き、「新たな政治団体で統一比例名簿を作りたい」と共闘の呼び掛けを行っていた。各政党は山本を含めた統一名簿作りに難色を示したことに加え、山本が緑の党以外から支持を受ける見通しはなく、比例区からの立候補は難しくなった。無所属で東京選挙区から出馬するとみられる。
[2013年6月10日8時49分 紙面から]
1890
:
名無しさん
:2013/06/10(月) 17:56:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061000522
参院比例に経済評論家=維新
日本維新の会は10日、参院選比例代表に新人で経済評論家の藤巻健史氏(63)を擁立すると発表した
1891
:
名無しさん
:2013/06/10(月) 17:56:53
http://www.asahi.com/politics/update/0610/NGY201306100008.html
維新も愛知選挙区に擁立へ 第3極乱立の様相 参院選
日本維新の会は10日、7月の参院選愛知選挙区(改選数3)に、党愛知県総支部政調会長の近藤浩氏(52)を擁立する方針を固めた。
近藤氏は比例区で同党公認が内定していたが、選挙区にくら替えする。これで、愛知選挙区への立候補予定者は9人となった。
10日昼、党副総務会長の藤井孝男衆院議員と愛知県総支部代表の重徳和彦衆院議員が国会内で会談し、近藤氏の擁立方針を確認した。
近藤氏も立候補の意向を党本部に伝えている。
愛知選挙区では、すでに8人が立候補を表明。県総支部内では、新たに候補者を擁立しても第三極同士で票の奪い合いになりかねないとして、擁立に慎重な考えが強かった。
重徳氏は8日、名古屋市での県総支部会合後、「第三極同士で争うことの意義を有権者がどれほど持っているか疑問」などと候補者擁立を見送る可能性も示していた。
これに対し、党本部側は大都市圏で比例票を掘り起こすために選挙区での候補者擁立は欠かせないと判断。最終的に県総支部も党本部の意向に従った。
近藤氏は愛知県議を経て、2003年の衆院愛知4区に自民党公認で出馬。比例東海ブロックで復活当選したが、公職選挙法違反容疑で逮捕され、議員辞職した。
昨年末の衆院選では維新から比例東海ブロックに立候補し、落選した。
愛知選挙区にはこの他、民主党現職の大塚耕平氏(53)、自民党新顔の酒井庸行(やすゆき)氏(61)、みんなの党新顔の薬師寺道代氏(49)、共産党新顔の本村伸子氏(40)、
社民党新顔の伊藤善規氏(64)、みどりの風現職の平山誠氏(61)、減税日本新顔の宇田幸生(こうせい)氏(40)、幸福実現党新顔の中根裕美氏(38)が立候補を予定している。
1892
:
名無しさん
:2013/06/10(月) 18:11:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061000631
参院比例に11新人=共産
共産党は10日、7月の参院選比例代表の2次公認候補11人を発表した。いずれも新人。
候補者は次の通り(敬称略)。
浅賀由香(33)▽池内沙織(30)▽井沢孝典(62)▽江上博之(58)▽大西理(47)▽木村賢治(62)
▽小高洋(32)▽武田良介(33)▽辻源巳(41)▽村上信夫(49)▽山本陽子(59)
1893
:
名無しさん
:2013/06/10(月) 23:40:24
チバさん、いつも記事貼りありがとん
( ^ω^ )感謝してるよん♪
1894
:
チバQ
:2013/06/11(火) 00:04:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130611/elc13061100010000-n1.htm
【2013参院選】
自民、盤石な選挙戦の影で 業界団体が復権
2013.6.11 00:00 (1/3ページ)
自民党は、7月4日の公示が予想される参院選に向け、安倍晋三首相(党総裁)への高い支持率や野党共闘の破綻という追い風を受けている。それでも、盤石な選挙を支えるのは風よりも組織だ。党員数が減退傾向にある中、伝統的な支持基盤の業界団体は影響力を増している。ただ、業界団体の「復権」は、参院選後の首相の政権運営に影を落としかねない。(水内茂幸)
「政権への支持率がそのまま得票に結びつくわけではない。緊張感を持って選挙に臨みたい」
自民党の石破茂幹事長は10日、官邸での政府・与党連絡会議でこう訴えた。
石破氏が引き締めを図ったのは、選挙区、比例代表のいずれでも有利に戦いを進めていることの裏返しだ。参院選の目標は、自民、公明両党で過半数勢力を回復するため必要な63議席。党幹部は「選挙区で44議席、比例で18議席の合計62議席は取れる」とそろばんをはじく。
自民党が野党に転落すると民主党になびいた業界団体は、自民党との復縁に懸命だ。3年前の参院選では民主党候補を支援した日本医師連盟や日本歯科医師連盟も、今回は自民党から組織内候補を擁立する。
小泉政権の郵政民営化後、自民党と敵対していた全国郵便局長会(全特)も「昨年の改正郵政民営化法の施行で小泉改革の見直しに一区切りついた」(幹部)とし、今回は柘植芳文前会長を自民党の組織内候補として擁立した。業界団体の回帰が自民党の好調ぶりを後押ししている。
「日本薬剤師会が創立以来120年の長きにわたり薬学と薬業の進歩、発展を図り、国民の健康の増進に多大な貢献をしたことに深く敬意を表します」
首相は9日、日本薬剤師会が都内で開いた創立120周年記念式典に出席し、こうあいさつした。薬剤師会の政治団体、日本薬剤師連盟は比例代表で出馬する首相側近の衛藤晟一首相補佐官、新人で薬剤師の木村隆次氏を推薦している。
一方で薬剤師会は、安倍政権の成長戦略で注目される一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売の原則解禁に抵抗してきた。
「解禁を認めると、街の薬局が滅びる」「安全性が一番重要だ」−。自民党が政府の成長戦略を議論するため開いた10日の合同会議では、原則解禁への異論が相次いだ。結局、高市早苗政調会長が一任を取り付けたが、公然と政府方針への批判が出たことは、党内で業界団体の存在感が強まったことの証左といえる。
自民党幹部によると、ピーク時(平成3年)に約547万人だった党員数は、2度の政権転落などで6分の1以下の約80万人に落ち込んだ。市町村合併で地方議員も減少している。
しかも、野党共闘の不発で投票率の低下が予想されるため、比例代表の当選ラインは3年前の約10万8千票から「8万票以下に下がる」(幹部)とされる。
業界団体が組織内候補の当選に向けて活発に動く素地ができ、参院選を「親の仇」とする首相も業界の組織力を無視はできない。
自民党は業界の力を借りて、参院選公示までに選挙区候補者のポスターを衆院300選挙区に各1千枚貼る目標も立てた。比例代表の組織内候補が選挙区の票の積み上げにも貢献する「勝利の方程式」が復活しつつある。逆にいえば、参院選後は、政権の経済政策「アベノミクス」に業界団体が圧力をかける可能性が高まる。
民主党は自民党を「政官業癒着の構造が復活した」と批判する。アベノミクスと業界団体の主張をどう調和させるかが、本格政権を目指す首相の課題となる。
1895
:
名無しさん
:2013/06/11(火) 00:04:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130610/stt13061019320005-n1.htm
維新と対決「覚悟」参院選埼玉、愛知で みんなの渡辺代表
2013.6.10 19:30
報道陣の質問に答えるみんなの党の渡辺代表=愛媛県庁
みんなの党の渡辺喜美代表は10日、松山市で記者会見し、日本維新の会が参院選埼玉、愛知両選挙区(いずれも改選数3)に候補者擁立を目指していることに関し「選挙協力を解消した時から覚悟していたことで、正々堂々と戦う」と述べた。
両党は埼玉、愛知でみんなの党に候補者を一本化する予定だった。
一方、日本維新との協力を前提にみんなの党が候補擁立を決めた宮城(改選数2)と山梨(改選数1)両選挙区に関し、渡辺氏は「現地レベルで一致していれば本部がわざわざ壊すことはない」と協力関係の継続を容認する考えを示した。
1896
:
名無しさん
:2013/06/11(火) 00:07:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130610ddh041010008000c.html
選挙:参院選・愛知選挙区 維新、近藤氏擁立へ 県支部と午後調整
毎日新聞 2013年06月10日 中部夕刊
日本維新の会が参院選愛知選挙区(改選数3)に、元衆院議員の近藤浩氏(52)の擁立を検討していることがわかった。10日午後に党幹部と県支部幹部が会談し、最終調整する。
維新は当初、みんなとの選挙協力で同選挙区の候補者擁立を見送る方針だったが、共同代表の橋下徹大阪市長の従軍慰安婦を巡る発言を受け、選挙協力が解消された。このため、比例代表で立候補予定の近藤氏を同選挙区に回す方向で調整に入った。一方で、「戦うべき相手は政府与党で、第三極同士がもめている時ではない」と慎重論もある。
近藤氏は2003年の衆院選で自民党から愛知4区(名古屋市瑞穂区など)に立候補し、比例で復活当選したが公職選挙法違反容疑(買収)で逮捕され議員辞職した。04年に懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が確定した。
同選挙区ではほかに、民主と自民、みんな、共産、社民、みどりの風、減税日本などが候補者の擁立を進めている。【駒木智一】
1897
:
名無しさん
:2013/06/11(火) 00:10:26
http://www.asahi.com/politics/update/0610/NGY201306100008.html
維新も愛知選挙区に擁立へ 第3極乱立の様相 参院選[PR]
日本維新の会は10日、7月の参院選愛知選挙区(改選数3)に、党愛知県総支部政調会長の近藤浩氏(52)を擁立する方針を固めた。近藤氏は比例区で同党公認が内定していたが、選挙区にくら替えする。これで、愛知選挙区への立候補予定者は9人となった。
10日昼、党副総務会長の藤井孝男衆院議員と愛知県総支部代表の重徳和彦衆院議員が国会内で会談し、近藤氏の擁立方針を確認した。近藤氏も立候補の意向を党本部に伝えている。
愛知選挙区では、すでに8人が立候補を表明。県総支部内では、新たに候補者を擁立しても第三極同士で票の奪い合いになりかねないとして、擁立に慎重な考えが強かった。重徳氏は8日、名古屋市での県総支部会合後、「第三極同士で争うことの意義を有権者がどれほど持っているか疑問」などと候補者擁立を見送る可能性も示していた。
これに対し、党本部側は大都市圏で比例票を掘り起こすために選挙区での候補者擁立は欠かせないと判断。最終的に県総支部も党本部の意向に従った。
近藤氏は愛知県議を経て、2003年の衆院愛知4区に自民党公認で出馬。比例東海ブロックで復活当選したが、公職選挙法違反容疑で逮捕され、議員辞職した。昨年末の衆院選では維新から比例東海ブロックに立候補し、落選した。
愛知選挙区にはこの他、民主党現職の大塚耕平氏(53)、自民党新顔の酒井庸行(やすゆき)氏(61)、みんなの党新顔の薬師寺道代氏(49)、共産党新顔の本村伸子氏(40)、社民党新顔の伊藤善規氏(64)、みどりの風現職の平山誠氏(61)、減税日本新顔の宇田幸生(こうせい)氏(40)、幸福実現党新顔の中根裕美氏(38)が立候補を予定している。
1898
:
名無しさん
:2013/06/11(火) 00:15:15
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130609-OYT1T00341.htm?from=ylist
候補統一崩れ…参院岩手、社民は初の自主投票
社民党岩手県連は参院選岩手選挙区で、1996年の同党発足以来初めて、独自候補を立てずに自主投票とすることを、同市内で開いた総合選対会議で決めた。
同県連は4月下旬、独自候補を擁立せず、憲法改正に慎重な野党との統一候補擁立を目指すことを決定した。しかし、民主党と生活の党がそれぞれ公認候補を擁立したことから、「統一候補の前提が崩れ、白紙になった」(社民党県連幹部)として自主投票とした。
5月下旬には、民主、生活両党の県連からそれぞれ推薦要請を受けていた。
民主党県連の階代表は「推薦を頂きたかったが、自主投票は民主党にも門戸が開かれていると思う」と述べ、生活の党県連の佐々木順一幹事長は「安倍自公政権に対抗しうる政治勢力の形成に向け、その一翼を担っていただくことを期待する」とコメントした。
(2013年6月10日09時10分 読売新聞)
1899
:
名無しさん
:2013/06/11(火) 00:16:30
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130610-OYT1T00823.htm?from=blist
共産、参院比例選候補11人追加を発表
共産党は10日、参院比例選に追加で11人の候補を擁立すると発表した。
すでに発表した5人と合わせ、比例選候補は計16人となった。(敬称略)
浅賀由香(33)新▽池内沙織(30)新▽井沢孝典(62)新▽江上博之(58)新▽大西理(47)新▽木村賢治(62)新▽小高洋(32)新▽武田良介(33)新▽辻源巳(41)新▽村上信夫(49)新▽山本陽子(59)新
(2013年6月10日18時35分 読売新聞)
1900
:
名無しさん
:2013/06/11(火) 12:14:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061100350
中津川氏が出馬辞退−維新
7月の参院選で日本維新の会の比例代表候補に決まっていた新人の中津川博郷元衆院議員(64)が出馬辞退の意向を固め、
党幹部に伝えたことが、11日分かった。中津川氏は取材に対し、「維新の他候補の支援に回るため、出馬を見送る」と述べた
1901
:
名無しさん
:2013/06/11(火) 21:19:00
民主党県連 選挙区は自主投票 比例区は出馬辞退
http://www.qab.co.jp/news/2013061143872.html
参議院選の候補者擁立を模索してきた民主党県連は、沖縄選挙区の候補者擁立を断念し、比例区候補に内定していた喜納昌吉代表も出馬を辞退すると発表しました。
民主党県連の上里幹事長は党本部と協議してきた経緯を説明。
6月7日、党本部から自公の過半数阻止に向け、野党間で選挙協力が必要だとして、沖縄選挙区での擁立は見送るという方針が伝えられ、県連は独自候補の擁立を断念したということです。
また、比例区候補に内定していた喜納代表についても、党本部が難色を示したとされ、10日に県連内で協議した結果、喜納代表も比例区出馬を辞退することになりました。
民主党県連は、選挙区は自主投票にすることを決定しました。
1902
:
名無しさん
:2013/06/11(火) 23:15:07
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013061101002521.html
山本太郎氏が東京選挙区から出馬 脱原発の俳優、参院選で
脱原発の活動を続ける俳優の山本太郎氏(38)は11日、東京都大田区で開かれた集会で、夏の参院選には東京選挙区から無所属で立候補すると表明した。
山本氏は「(東京電力福島第1原発事故の影響で)東京は放射能に汚染されているから、自分の主張が有権者にも受け入れられやすい」などと訴えた。
山本氏は5月27日に参院選への出馬を表明。脱原発や反TPP(環太平洋連携協定)の主張が一致する政党との共闘を目指していた。
1903
:
チバQ
:2013/06/11(火) 23:58:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130611ddm005010085000c.html
2013参院選:野党共闘、まき直し 維新失速、民主・みんな軸に
毎日新聞 2013年06月11日 東京朝刊
7月の参院選に向け、いったん破綻していた民主党を軸にした野党の選挙協力が進んでいる。政権との距離があいまいだった日本維新の会が橋下徹共同代表の従軍慰安婦問題を巡る発言で失速し、維新以外の野党が結束しやすくなった。ただ共闘できる選挙区は一部にとどまり、「非自民勢力」の結集にはほど遠い。【笈田直樹】
民主、みんな両党は5月24日、両党の候補者が未定の選挙区で候補者調整を行うことで合意し、改選数1の「1人区」についても候補者のすみ分けを進めることで一致した。民主党の細野豪志幹事長は同29日に松山市を訪問し、愛媛選挙区での擁立見送りを決めた。一方でみんなは新人擁立を決定。民主がみんなに譲る形ですみ分けた。両党は今後、和歌山、富山などで候補者調整を検討する。
維新は橋下氏が安倍晋三首相と会談するなど政権への接近を強めている。維新と協力してきたみんなは対自民で協力する基本線に沿い、民主に足場を切り替えた。民主党は社民、みどりの風の両党とも一部選挙区での選挙協力で合意した。大分選挙区で社民系新人の支援を決定。社民は県連レベルでは宮崎選挙区などで民主候補を支援する。みどりとは山形、島根両選挙区でみどりの現職を支援し、現職候補者を擁立している長崎選挙区でみどりの支援を受ける。
ただ民主党内では、比例代表での票の掘り起こしに向け「一本化しても勝てない選挙区では互いに候補を立てた方がいい」(幹部)との思惑もくすぶる。維新以外の野党がすべてまとまっている状況でもない。生活の党は、小沢一郎代表の地元・岩手選挙区で民主党と競合。生活は社民、みどり両党と選挙協力を進めるが、両党と民主党の接近に「生活外しだ」(幹部)とのいらだちも強める。共産党も沖縄を除く全選挙区で候補者を擁立する方針だ。
1904
:
チバQ
:2013/06/11(火) 23:59:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130611ddlk03010005000c.html
党奔政走:参院選、事実上の選挙戦 顔売り込みに躍起 慌ただしく企業・支援者回り /岩手
毎日新聞 2013年06月11日 地方版
盛岡市菜園1の「川徳」向かいにあるビルの1階。繁華街の一角で、参院選岩手選挙区(改選数1)に自民党公認で出馬予定の田中真一氏(46)の後援会が事務所を構える。
10日午前11時半ごろ、その前で自民の衆院議員、高橋比奈子氏が慌ただしくセダンの車のトランクに選挙用ポスターを詰め込んでいた。企業回りに出発するところ。「お昼前までに行かないと」と言ったところに田中氏が急ぎ足で事務所から出てきた。「会いに行かなければならないところがたくさんありますから」。それだけ言い残し、汗をぬぐって足早に助手席に乗り込んだ。事実上の選挙戦はとっくに始まっている。
◆
盛岡市中央通3にあるオフィス街のビル。4階には民主党県連の事務所が入る。この1階では9日、党公認の吉田晴美氏(41)の後援会が事務所開きをした。階(しな)猛県連代表は集まった記者に「これから尻あがりに支援の輪が広がっていくよう活動を強化したい」と語った。
10日午後4時、パーテーションや会議用のテーブルなどが置かれた約230平方メートルのフロアにいるのは県連職員ら男性3人のみ。隅で何やら話し込んでいた。
吉田氏はこの日、軽米町や二戸市などで街頭に立ち、顔を売る活動に徹した。山形県出身で、他の立候補予定者に比べて知られていない。党県議には「(落下傘なので)復興を訴えても説得力がない。あちこち連れて回りにくい」との声もある。
◆
関根敏伸氏(57)を擁立する生活の党は10日、小沢一郎代表の11日正午過ぎから12日午後3時の県内予定を公表した。盛岡を中心に業界団体や農協、生協、社民党県連合を10分刻みで巡る。関根氏は同行せず、一関市などで街頭に立ち、企業回りもする。「手分けした方が効果的」と党県連の職員。
一方、小沢氏の側近として知られる達増拓也知事は10日の定例記者会見で、参院選への対応について「今のところ念力を発することにとどめている」と話した。妻の陽子氏は昨年の衆院選岩手1区で落選後も政治活動を続け、現在は関根氏や関根氏の妻と、支援者回りをしている。達増氏は「妻がいろいろ活動しているので、食事の支度や皿洗いを自分でする形で、支えるというか手伝う」。【安藤いく子、金寿英】
1905
:
チバQ
:2013/06/12(水) 00:19:53
http://www.at-s.com/news/detail/696028599.html
みんなの党が擁立模索 参院選静岡選挙区
(2013/6/11 8:30)
みんなの党(渡辺喜美代表)が7月に行われる参院選の静岡選挙区で候補者擁立を模索していることが10日、明らかになった。有力候補として、県西部在住の30代の歯科医療関係者の女性が挙がっているという。同党は参院選で日本維新の会との選挙協力を目指していたが基本方針や政策面などの調整が付かずに頓挫。静岡選挙区でも「比例はみんな、選挙区は維新」との連携をもくろんだが、連携の不調を踏まえ最終的に独自候補擁立の可能性を探ることになった。
みんなの党関係者によると、候補者擁立の方針は固まっているが具体的には確定していない。早ければ今週中にも、面接や党幹部による選考などで絞り込みを進めるという。
1906
:
チバQ
:2013/06/12(水) 00:28:39
http://mainichi.jp/select/news/20130612k0000m010122000c.html
公明:自民に強気 推薦小出し、選挙協力次々と条件
毎日新聞 2013年06月12日 00時17分
7月の参院選に向け、公明党が自民党に強気の姿勢を打ち出し始めた。選挙協力で次々条件をつきつけ、発言力を増している。改憲で安倍晋三首相と共同歩調を取る日本維新の会が、橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言で失速したことも後押ししている。
「成長戦略は言わば設計図。その通り施工する政治の力が十分でないことを与党は自覚しないといけない」。山口那津男代表は11日の記者会見で、参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」の克服には一層の自公協力が不可欠との考えを強調した。
両党は、自民党が、自民党も公認候補を擁立している「競合区」の埼玉選挙区(改選数3)で公明候補を推薦する代わりに、公明党は候補を立てない43選挙区で自民候補を推薦することですでに合意している。
しかし実際には、公明党は推薦を小出しにした。推薦する条件に県レベルで比例票の「見返り」の確約を求め、6日まで6回に分けそれぞれ1〜17人を推薦。党幹部は「協力がまとまった順に推薦した。無条件で出すわけがない」と明かす。11日現在でも京都、兵庫の2府県で推薦が出ていない。
公明党の強気の一因が維新のつまずきだ。維新は改憲で共通する首相と接近し、公明党内では一時、参院選後の「公明外し」への警戒感も高まった。しかし、維新の失速後は、「参院選後も自民党は公明党を頼らざるを得ない」という自信を深めている。井上義久幹事長は5月27日の大阪市の講演で「自民、維新、みんなの3党で(改憲の発議要件の)3分の2を満たすことはないが、公明党が入れば十分ありえる。公明党が大きな影響を及ぼす」と語った。首相が持論の改憲を目指すなら、公明党に配慮しないわけにはいかないというけん制だ。自民党幹部は「公明党には勝てない」と漏らす。
公明党は参院選の獲得議席が2001年の13から04年の11、07年の9、10年は9議席と頭打ちで「自民党は公明党を補完勢力としかみていない」(幹部)との不満がくすぶっている。山口氏は9日のNHKの番組で「比例も含めて(改選議席)10議席を確保し、さらに11議席を目指したい」と失地回復にかける意欲を強調しており、選挙本番に向けてさらにアピールを強める気配だ。【福岡静哉】
1907
:
沖縄無党派
:2013/06/12(水) 13:41:05
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130612/CK2013061202000052.html
参院選選挙区説明会に11陣営
七月四日公示、二十一日投開票が有力になっている参院選で、県選管は十一日、愛知選挙区(改選数三)の立候補予定者説明会を県議会議事堂で開いた。擁立を検討中の陣営も含めて十一陣営が出席し、主要政党がしのぎを削る全国有数の激戦区になりそうだ。
インターネットを使った選挙運動が解禁される初の国政選挙。県選管の小川宏嗣委員長は「ネットの利用が可能になって、非常に関心の集まる選挙になる。公職選挙法に定められた範囲内で、明るくきれいな選挙になるようお願いしたい」と呼び掛けた。
県選管の担当者が、電子メールでの選挙活動は候補者と政党に限られることなど、ネット利用の注意事項などを説明した。
愛知選挙区に立候補を表明しているのは、民主現職の大塚耕平氏(53)、自民新人の酒井庸行(やすゆき)氏(61)、みんなの党新人の薬師寺道代氏(49)、共産新人の本村伸子氏(40)、みどりの風現職の平山誠氏(61)、社民新人の伊藤善規氏(64)、減税日本新人の宇田幸生(こうせい)氏(40)、幸福実現党員で新人の中根裕美氏(38)、諸派新人の身玉山宗三郎氏(39)の九陣営。
この日は、擁立が決まっている日本維新の会新人の近藤浩氏(52)や、候補者未定の生活の党の二陣営も出席した。
1908
:
アーバン
:2013/06/12(水) 17:32:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061200603
愛知、広島で相互推薦=生活、みどり
みどりの風の谷岡郁子代表は12日の記者会見で、7月の参院選愛知(改選数3)、広島(同2)両選挙区で生活の党と選挙協力し、両党の候補者を相互に推薦することで合意したと発表した。愛知からはみどりの平山誠参院議員が、広島では生活の佐藤公治参院議員がそれぞれ出馬する。(2013/06/12-15:37)
1909
:
アーバン
:2013/06/12(水) 17:33:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061200675
改革、参院選擁立せず
新党改革の舛添要一代表は12日の記者会見で、7月の参院選について「候補者の調整がうまくいかず、(公示まで)時間も迫っている」として、候補者の擁立を見送る考えを明らかにした。他党候補の推薦もしないという。
舛添氏は参院選に出馬しない意向を表明しており、今回非改選の荒井広幸参院議員(幹事長)が同党唯一の所属国会議員となる。舛添氏は自民党への復党の可能性を問われ、「参院議員任期を全うする。その先は全く白紙だ」と否定しなかった。 (2013/06/12-16:55)
1910
:
チバQ
:2013/06/12(水) 23:11:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130612/stt13061223050009-n1.htm
株価乱高下、自民やきもき 参院選楽勝ムードも尻に火
2013.6.12 23:03 (1/2ページ)
日経平均株価が12日、一時、1万3千円を割り込むなど株価が乱高下を続けていることを受けて、自民党内から7月の参院選への影響を懸念する声が出てきた。株高・円安を実現した政権の経済政策「アベノミクス」への期待が、好調な内閣支持率・政党支持率の要因だっただけに、風向きの変化を心配する候補者たちは焦りを募らせている。(加納宏幸、山本雄史)
政権が成長戦略の目玉と位置づける一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売の原則解禁をめぐって、自民党内の反対派が12日、巻き返しを図った。
「消費者の安全性を確保しつつ、適切なルールの下で行うこととする」
政府が14日に閣議決定する成長戦略案には、こんな一文が付け加えられた。安全性を確保できない場合には解禁しないとも取れる表現での決着だった。
自民党は12日の総務会で成長戦略案や経済財政運営の指針「骨太の方針」素案を了承したが、10日の党会合では薬のネット販売に「街の薬局が滅びる」などと業界団体を意識した意見が続いていた。参院のベテラン議員が執行部とひそかに接触し、解禁を見直すよう迫る場面もあった。
「過度に規制緩和を進めれば、自民党に戻った団体がそっぽを向く」
参院選で改選を目指す議員はこう語る。アベノミクスで無党派層から圧倒的な支持が得られるのならいざ知らず、やはり選挙で頼りになるのは組織票という指摘だ。
党内では消費税率引き上げにも懸念が強まる。
「社会保障の一体改革と消費税(増税)はどんな困難があっても成し遂げる。これがアベノミクスが成功できるかどうかだ」
自民党の古賀誠元幹事長は12日、首相在任時に一般消費税導入に挫折した大平正芳元首相の命日に合わせて多磨霊園で墓参した後、記者団にこう語った。
政権は来年4月の8%への税率引き上げを今年10月に判断するが、参院選候補は「地元では補正予算の効果が実感できないので、できれば先送りしてほしい」(当選1回議員)と語る。
「市場がさらなる刺激を求めており、政府がそれに応えざるを得なくなっている。覚醒剤と同じだ」
首相に批判的な閣僚経験者はアベノミクスをこう批判した。高支持率を維持している首相への公然批判は少ないが、株価の動向が首相の政権運営に影を落としているのは確かだ。
1911
:
チバQ
:2013/06/12(水) 23:15:23
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130612/stt13061214400002-n1.htm
自治労、給与カットに猛反発も士気低下必至 民主集票マシーン稼働せず?
2013.6.12 14:38 (1/2ページ)[民主党]
夏の参院選を控え、安倍政権と民主党最大の支持団体、日本労働組合総連合会(連合)傘下の自治労の攻防が激化している。政府が地方交付税減額に伴い、7月からの地方公務員給与7・8%引き下げを自治体に求めているのに対し、地方公務員が主体の自治労が猛反発。ただ、給与改正案を審議する各自治体の6月議会はすでに始まっており、労使合意がなくても、首長の減額方針に議会が応じれば賃金引き下げは実施される。連合最大の集票組織、自治労組合員の士気低下は必至の情勢だ。
各自治体では6月議会をにらみ労使協議がピークを迎えているが、自治労によると進捗(しんちょく)状況(6月11日現在)は、全国1789自治体で「妥結」したのが429組合。うち「削減なし」の労使合意にこぎつけたのは東京などの214組合にとどまり、7割以上で結論が出ていない。
このため、自治労は減額反対の要求書を首長に提出するよう全国の職員労組幹部に指示。これに対し、総務省は5月21日、都道府県と20政令市を調査。「減額方針決定」と回答した自治体が、半数を上回る32道府県4政令市になったことを明らかにした。
自治労は「実際は削減拒否の市町村が増えている。道府県のデータだけを使って減額の流れを作ろうとしている」(幹部)と重ねて反発を強めている。
一方、削減に反対する民主党は、みんななど野党5党とともに自治体の非常勤職員にボーナスを支給できる地方自治法改正案を5月28日に参院に提出、自治労への側面支援に努めているが、法案成立は与党の反対で望めそうにない。
参院選で自治労を含めた組織内候補9人を抱える連合の古賀伸明会長は現在、腰を痛め療養中。選挙の陣頭指揮は連合会長代行も務める自治労の徳永秀昭委員長が実質的に担うが、安倍政権による給与削減圧力に耐えるのが精いっぱいで、余力がないのが実情だ。
1912
:
チバQ
:2013/06/12(水) 23:16:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130612/stt13061211470001-n1.htm
【参院選】
気概問われる民主党 海江田氏の去就、はやくも焦点
2013.6.12 11:45 (1/2ページ)[民主党]
街頭演説後に懸命に手を差し出す民主党の細野豪志幹事長 =8日午後、東京・吉祥寺(坂井広志撮影)
民主党は参院選の目標に自民、公明両党による過半数阻止を掲げている。戦略は「非自民・非維新」での野党共闘。だが、それも一部の選挙区に限られ、全国規模で野党が結集して自民党に対峙(たいじ)する構図になっていない。政策面でも、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」を批判しながらも、対案は野田佳彦政権時代の方針を踏襲するなどパンチに欠ける。昨年12月に政権を失って以降、党内は活気に欠け、参院選後の海江田万里代表の去就という後ろ向きな話題まで飛び交うありさまで、戦いに臨む気概が問われている。(坂井広志)
買い物客でにぎわう週末8日午後の都内のJR吉祥寺駅前。民主党の細野豪志幹事長は、黒のワンボックスカーから降りると早速マイクを握り、訴えた。
「予算が公共事業中心になり、医療や介護や年金が忘れ去られていませんか。それを正面から主張する政党はどこか考えてほしい」
集まった聴衆はわずか約100人。細野氏は懸命に支持を訴えたが、その声も都会の喧噪(けんそう)にかき消されていった。
東京選挙区(改選数5)は海江田氏のおひざ元。現職2人を抱える。二兎(と)を追う者は一兎をも得ず−。そんな懸念から候補者一本化も検討したが、党による調査の度に2人の順位は入れ替わり、一本化は断念。日本維新の会は候補者を内定し、みんなの党も候補を立てる方針だ。5日にはみどりの風が候補者を発表し、非自民票は拡散する構図となっている。
改選1人区は全滅の危機すらささやかれる。岡田克也前副総理の地元、三重でも芳しい調査結果は出ていない。維新とみんなの選挙協力解消をテコに、2、3人区で「漁夫の利」を得る形で議席を確保していくしかないのが現実だ。
とくに福岡(同2)では維新、みんな双方が候補を擁立する事態に発展、その隙間で民主党が議席を得そうな典型的パターンとなっている。だが、こうした勝ち方は「他人任せ」とあって党勢の衰弱ぶりは明らかだ。
その大きな要因となっているのは、やはり衆院選での歴史的な惨敗の経験。野田前首相も、そうした経験を引きずる一人だ。
野田氏は先週、東京・有楽町の「相田みつを美術館」に足を運んだ。平成23年8月の党代表選の決意表明では、相田氏の作品のうち、どじょうにまつわる作品を引用し勝利を収めた。折を見て鑑賞したいとの願いは、約1年10カ月の歳月を経て実現したが、開催中の企画展のタイトルは「受身−負ける練習−」。
柔道を題材に「受身」と題した「…人の前にぶざまに恥をさらす稽古 受身が身につけば達人…」との作品を目にした野田氏は、ホームページで「胸にしみる。大事なことは、転んだ後に立ち直れるかどうかだ」と感想を記した。
一方で、各種世論調査でのあまりの支持率の低迷ぶりに、もはや開き直るしかないのも事実。参院選のキャッチフレーズをめぐり、党最高顧問の菅直人元首相が最近、「『やっぱり民主党』というのはどうか」と提案したが、海江田氏は直ちに却下した。衆院選の傷が癒えない今、「やっぱり民主党」と言えば反感を買うのは明らかだからだ。
「地道に支持を広げ、信頼を回復していくしかない…」。海江田氏は周囲にこう漏らし、参院選では地方から支持を広げる「川上戦術」で盛り返しを狙う。
現時点での獲得予想は二十数議席とされ、前回参院選の議席数44の半分程度。ただし、衆院選直後にささやかれていた10議席程度との予想からは倍の数字となる。海江田氏は辞任すべきかどうか、早くも党内には両論が飛び交う。党幹部は「今から去就の話が出ること自体、党が弱り切っている証左だ」とつぶやいた。
1913
:
チバQ
:2013/06/12(水) 23:22:42
>>1902
http://www.sanspo.com/geino/news/20130612/pol13061217430000-n1.html
2013.6.12 17:41
社民、参院選で山本太郎氏を支援 社民党の福島瑞穂党首は12日の記者会見で、参院選に東京選挙区から無所属で立候補する俳優の山本太郎氏(38)を支援する考えを示した。「脱原発、憲法が大事との思いは完全に共有している」と述べた。推薦を出すかについては、山本氏の判断に委ねるとした。(共同)
1914
:
チバQ
:2013/06/12(水) 23:23:25
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013061219362987/
西嶋氏が立候補表明 夏の参院選岡山選挙区
今夏の参院選岡山選挙区(改選数1)に、無所属新人の西嶋朋生氏(36)=岡山市中区桜橋=が12日、立候補の意向を明らかにした。
西嶋氏は東京都出身、武蔵大人文学部卒。子育て支援などのNPO法人を千葉県で設立し、代表理事を務めるが、現在は活動を休止しているという。親族がいたため、岡山での出馬を決めたとしている。「教育の再興に力を入れたい」と述べた。
同選挙区には、自民新人の石井正弘氏(67)、共産新人の垣内京美氏(46)、諸派新人の安原園枝氏(51)、無所属新人の高井崇志氏(43)も立候補を表明している。
1915
:
チバQ
:2013/06/12(水) 23:54:53
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130612/CK2013061202000126.html
参院選 対決の構図 ほぼ固まる
2013年6月12日
みんなの党が新人の擁立を決めたことで、参院選千葉選挙区(改選数三)の対決の構図がほぼ固まった。自民、民主両党に加え、日本維新の会、みんな、生活の党の三党もそれぞれ独自候補を立てて激突する。主要政党と諸派の九人が出馬を予定する混戦模様となっている。
自民は現職石井準一氏(55)と元八千代市長の新人豊田俊郎氏(60)を公認し、二議席の獲得を目指す。選挙区候補を擁立しない公明は二氏を推薦する。
民主は現職加賀谷健氏が引退を表明し、元環境相の現職長浜博行氏(54)単独で一議席死守を狙う。連合千葉に加え、市民ネットも支援を表明している。
みんなは当初、維新公認の我孫子市議(当時)を推薦予定だった。だが、維新は公認を二人続けて撤回し、最終的に十一日に県議を辞職した新人花崎広毅氏(36)の擁立を五月末に決めた。この動きを受けて、みんなは独自候補の選定に動き、この日寺田昌弘氏(45)の公認を正式に決めた。
生活は、衆院千葉7区から福島2区に国替えして前回落選した元衆院議員の新人太田和美氏(33)を立てる。
共産党は先の衆院千葉1区に出馬した新人寺尾賢氏(36)を擁立する。
このほか、諸派で新人二人が出馬する。
前回二〇一〇年の参院選千葉選挙区は、民主、自民、みんなで一議席ずつを分け合った。高支持率を背景に初の二議席獲得を狙う自民に、党再建の途上にある民主、みんなや維新など第三勢力がどこまで食い込めるかが焦点になりそうだ。(小川直人)
1916
:
名無しさん
:2013/06/13(木) 18:01:18
>>1701
更新
自民党立候補予定者
比例区編(定数48人)
山東昭子現5/70東京
川口順子現2/72神奈川
有村治子現2/42神道系
大江康弘現2/59和歌山
橋本聖子現2/48スポーツ
衛藤晟一現1/65精神系
佐藤正久現1/52自衛隊
佐藤信秋現1/65建設業界
丸山和也現1/67弁護士
山田俊男現1/66農協
石井みどり現1/64歯科連
米坂知昭新54衛生検査連
木村義雄新64香川
北村経夫新57産経新聞
園田修光新55福祉協
石田昌宏新45看護連
赤池誠章新51山梨
羽生田俊新64医師会
木村隆次新54介護協
宮本周司新41商工連
太田房江新61大阪
金子善次郎新69埼玉
柘植芳文新67郵政
若狭勝新56弁護士
塚原光男新65スポーツ
佐々木洋平新71岩手
佐竹雅昭新48元K1選手
伊藤洋介新51元歌手
畦元将吾新55放射技師連
田辺久人新53犬トレーナー
渡辺美樹新53経営者
浮上してる人物
眞鍋かをり33タレント
大場久美子53芸能人
中野猛新50社長
三橋貴明新43経済評論家
スポーツ選手監督
6/13日現在31人擁立
左から氏名、現新、当選回数、年令、組織支援団体、組織支援団体が無い場合は地元枠
1917
:
名無しさん
:2013/06/13(木) 18:03:20
参議院選挙、公示日まで残り22日
◇2013年改選区、自民、民主、共産の空白区、
▽自民(0選挙区)
全選挙区候補者擁立
▽民主(6選挙区)
富山、奈良、和歌山、山口、愛媛、沖縄、
※(青森無支)、(山形み風支)、(岡山無支)、(島根み風支)、(大分社支)、(香川無支)
▽共産(0選挙区)
※沖縄は社大推薦、
▽維新(22選挙区)
東京、神奈川、大阪、千葉、茨城、静岡、新潟、京都、兵庫、広島、福岡、愛知、三重、滋賀、奈良、和歌山、岡山、香川、佐賀、熊本、鹿児島、※沖縄そうぞうと統一候補
▽みんな(16選挙区)
茨城、東京、千葉、神奈川、大阪、埼玉、愛知、北海道、宮城、静岡、長野、青森、栃木、山梨、愛媛、福岡
候補者擁立政党
▽公明(4選挙区)
埼玉、東京、神奈川、大阪、
▽生活(5選挙区)
青森、岩手、千葉、新潟、広島
▽みどり(3選挙区)
愛知、島根、山形
▽社民(6選挙区)
新潟、埼玉、神奈川、福島、愛知、大分、※東京、長野、富山無所属推薦
▽大地(1選挙区)
北海道
▽減税(1選挙区)
愛知
▽改革擁立無し
改選定数73
定数5・東京
定数4・神奈川、大阪
定数3・千葉、埼玉、愛知、
定数2・北海道、宮城、茨城、新潟、長野、静岡、京都、兵庫、広島、福岡
定数1・青森、岩手、秋田、山形、福島、栃木、群馬、富山、石川、福井、山梨、岐阜、三重、滋賀、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、山口、徳島、香川、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
1918
:
チバQ
:2013/06/13(木) 23:57:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061300994
参院大阪で2人目検討=自民
自民党が7月の参院選大阪選挙区(改選数4)で、2人目の候補者擁立を検討していることが13日分かった。
同党は大阪の候補者を、元衆院議員の柳本卓治氏(68)1人にとどめる方針だった。主要政党では他に民主、日本維新の会、公明、共産の各党が既に候補者を決めているが、民主党や維新が伸び悩んでいることから、2人当選の可能性があると判断したとみられる。
ただ、党内では参院側を中心に反対論が出ている。大阪選出で引退が決まっている谷川秀善参院議員は同日、党本部で石破茂幹事長と会い、「2人目を立てると共倒れする」と慎重な対応を求めた。(2013/06/13-21:25)
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1919
:
チバQ
:2013/06/13(木) 23:58:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013061300343
4候補を推薦・支持=社民
社民党は13日の常任幹事会で、7月の参院選で生活の党やみどりの風の公認候補ら4人の推薦・支持を決めた。
4候補は次の通り。
【推薦】青森 平山幸司(生活・現)▽山梨 坂口岳洋(無所属・新)▽島根 亀井亜紀子(みどり・現)
【支持】山形 舟山康江(みどり・現)(2013/06/13-11:08)
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1920
:
沖縄無党派
:2013/06/13(木) 23:58:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061300800
参院比例に2新人=維新
日本維新の会は13日、7月の参院選比例代表に酒造会社社長の高田貴代子氏(75)、投資顧問会社社長の岩本壮一郎氏(32)を擁立すると発表した。いずれも新人。(2013/06/13-18:02)
1921
:
チバQ
:2013/06/14(金) 00:01:45
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130613-OYT1T00545.htm?from=ylist
亀井亜紀子氏に「不信感」…推薦見送る連合島根
7月4日公示、21日投開票が確実な参院選を巡り、連合島根(岩田学会長)は12日、島根選挙区(改選定数1)の対応について、自主投票とすることを決めた。
6年前、国民新党から立候補したみどりの風現職の亀井亜紀子氏(48)を推薦したが、「任期中に生じた不信感をぬぐえなかった」とした。
連合島根はこの日、松江市内で執行委員会を開催。島根選挙区の対応について、「反自民、非共産の立場で対応する」としたが、推薦要請を受けていた亀井氏の名前は出さずに「各構成組織の自主判断に委ねる」とした。
亀井氏は昨年、民主党政権が進めた労働者派遣法の改正や社会保障と税の一体改革に反対し、国民新党を離党。連合島根との関係が冷え込んだ。5月18日に亀井氏が岩田会長に謝罪していた。
岩田会長は「個人的には反自民の意味からも支持したいと思っていたが、構成組織全体の理解が得られなかった」とした。島根選挙区で推薦や支持を出さないのは初めてで、「戦えないのは残念」と話した。
同選挙区ではほかに自民党新人の島田三郎氏(56)、共産党新人の向瀬慎一氏(42)、幸福実現党新人の池田節子氏(57)が出馬を表明している。(岸下紅子)
(2013年6月13日17時54分 読売新聞)
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1922
:
チバQ
:2013/06/14(金) 00:02:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130613ddf007010029000c.html
選挙:参院選・大阪選挙区 自民、2人目擁立を検討 公明に伝達
毎日新聞 2013年06月13日 大阪夕刊
参院選大阪選挙区(改選数4)で、前衆院議員を立てる方針を決めている自民党が、2人目の擁立を目指す方針を公明党に伝えていたことが分かった。自民党内には共倒れの懸念などから消極論もあるが、安倍晋三政権の高支持率を背景に主戦論が高まっている。
同選挙区は改選数が1増で、候補者の擁立数が焦点となっていた。複数の関係者によると、自民党側が最近になって、前衆院議員で新人の柳本卓治氏(68)に加えて2人目擁立を目指す意向を、公明党に伝えたという。
同選挙区では柳本氏のほかに、民主現職の梅村聡(38)▽公明新人の杉久武(37)▽共産新人の辰巳孝太郎(36)▽日本維新の会新人の東徹(46)−−の各氏らが立候補を予定している。
1923
:
沖縄無党派
:2013/06/14(金) 00:04:06
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130613ddlk11010245000c.html
2013参院選・埼玉:印刷会社社長・宮永氏が出馬表明 /埼玉
毎日新聞 2013年06月13日 地方版
第23回参院選(任期満了7月28日)で、印刷会社社長の宮永照彦氏(56)が12日に県庁で記者会見し、埼玉選挙区(改選数3)に「埼玉の未来を創る会」から立候補すると表明した。宮永氏は被災地復興支援や憲法改正で国防軍を保持することを公約に掲げた。
宮永氏は会見で「埼玉県から政治活動を通して、日本を変えていきたい」と訴えた。同選挙区にはこれまで、現職3人、新人4人が立候補を表明している。【西田真季子】
1924
:
沖縄無党派
:2013/06/14(金) 00:05:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130613-00000289-mailo-l31
2013参院選:井上氏が出馬表明 県庁で立候補予定者説明会 /鳥取
今夏の参院選鳥取選挙区(改選数1)の立候補予定者を対象にした説明会が12日、県庁で開かれ、
すでに出馬を表明している4陣営に加え、昨年の衆院選鳥取1区から出馬した鳥取市の事務所代表、井上洋氏(64)も出席。
井上氏は「12年の衆院選の時は『市場経済を根本から変えたい』という自分の思いが広く伝わらなかった」と鳥取選挙区から無所属で立候補することを表明した。
井上氏以外に出席したのは▽民主党現職の川上義博(62)▽自民党新人の舞立昇治(37)▽共産党新人の岩永尚之(56)▽幸福実現党新人の吉岡由里子(46)−−の4氏の陣営 。
県選管の担当者から、立候補の届け出方法や選挙運動の注意点などの説明を受けた。
1925
:
チバQ
:2013/06/14(金) 00:07:13
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130613/plt1306131242005-n1.htm
【2013参院選】第三極、存亡の戦い 復権狙う小沢氏は強気だが… (1/2ページ)2013.06.13
Tweet 自民党・安倍晋三政権の「独り勝ち」ともささやかれる7月の参院選で、存亡の機に立たされているのが「第三極」勢力だ。一時は、「自民、公明両党の過半数獲得阻止」を共通目標に結束への機運もあったが、各党の思惑が先行し、共闘路線は崩れた。決戦を目前にしながら政党支持率1ケタ台にあえぐ各党は、なんとか独自色を打ち出そうと躍起になっている。(松本学)
「非自民、非維新」を掲げて参院選に臨もうとしているのがみんなの党だ。
「日本維新の会と同じじゃないかというイメージを持たれてしまっている。従って維新の候補と選挙区、比例代表で戦っていく。差別化を図っていく」
渡辺喜美代表は11日の記者会見でこう言い切った。
みんなはもともと、参院選で巨大与党に対抗すべく「野党の共倒れ防止」を図る目的で、当時勢いのあった維新との共闘路線を選択した。しかし、維新共同代表の橋下徹大阪市長が慰安婦問題をめぐる発言でバッシングを受けると、手のひらを返すように維新との選挙協力の解消を宣言した。
最近は、憲法改正に対するスタンスで自民や維新との違いを強調しようとしており、11日の記者会見では「国家主義的な憲法をつくるための96条改正には反対する。(自民党や維新とは)違います!」と声を張り上げた。
「基本理念が違う」(渡辺氏)という維新と決別したみんなの党は今、「穏健な保守層の受け皿」を自認する民主党に接近し、一部の選挙区で候補者調整にも乗り出している。
一方の維新は、安倍政権との蜜月ぶりを演出し、存在感を高めようとしている。今月6日、橋下氏と松井一郎幹事長(大阪府知事)がそろって上京し、官邸で首相と会談したのも、こうした戦略の一環だ。
当然、「維新は自民の補完勢力なのか」という批判はある。しかし、橋下氏は9日のNHK番組で「『いざというときには維新と組めばいい』という安倍首相の政治判断をちらつかせることで、自民党は改革に進むことができる」とアピールしてみせた。
だが、5月中にまとめる予定だった参院選公約も調整が難航し「正直、発表する時期は分からない」(松野頼久国会議員団幹事長)という。このままでは補完勢力から脱するどころか埋没しかねず、参院選での党勢拡大は望めそうにない。
逆に「反自民」を旗印に、虎視眈々と復権を狙っているのが小沢一郎代表率いる生活の党だ。
小沢氏は11日、地元・岩手県の農業、医療関係団体を回り、「保守政党の中でTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に明確に反対しているのはわが党だけだ」と訴えた。
TPP交渉参加を決断した政府・自民党との対決姿勢を示すことで、地方のTPPに批判的な層の引き込みを狙う。ただ、同じように反TPPや脱原発を掲げる社民党、みどりの風などから距離を置かれ、参院選での共闘関係がスムーズにいっているとは言い難い。
それでも小沢氏は強気だ。10日の記者会見では、参院選後を見据え「地方選挙で自民党はほぼ負けている。(次期衆院選までに)非自民の受け皿ができれば政権交代の可能性は十分ある」と語った。
「マージャンは単なるツキだが、囲碁には布石がある。そこが選挙に似ている」
こんな選挙論を唱える小沢氏に参院選後の野党糾合への“定石”はあるのか−。第三極勢力にとって、今回の参院選は、生き残りを懸けた戦いになりつつある。
1926
:
チバQ
:2013/06/14(金) 00:09:58
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20130613000130
町川氏(三木出身)ら比例で出馬へ/新党大地
2013/06/13 09:38
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政治団体「新党大地」(鈴木宗男代表)は12日までに、参院選比例代表に元衆院議員で幹事長の松木謙公氏(54)や、女性局長の町川順子氏(54)=香川県三木町出身=ら5人を擁立すると発表した。公認候補は選挙区1人と合わせて計6人となった。
公選法により、政党要件を満たさない政治団体が比例で擁立するためには選挙区と合わせて10人以上の候補が必要になる。このため少なくとも4人の新たな候補を6月に決める方針だ。
ほかの比例候補は、元新党きづな代表の内山晃氏(59)、元衆院議員の萩原仁氏(45)、会社役員の田宮嘉一氏(44)。
町川氏は12日、鈴木代表とともに高松市で会見。「女性の視点から政治に声を出していく。子育てをしやすい環境づくりに取り組みたい」と抱負を述べた。
1927
:
チバQ
:2013/06/15(土) 01:44:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130608-00000096-mailo-l10
2013参院選ぐんま:オセロの次に/1 民主、実質は労組主体 選対集会に「県連の顔」不在 /群馬
毎日新聞 6月8日(土)12時11分配信
参院選公示まで事実上1カ月となった4日の夕方。太田市飯塚町の同市学習文化センターに、民主党県連の幹部や支持者ら約200人が集まった。群馬選挙区に党公認で出馬予定の新人、加賀谷富士子氏(35)をお披露目し、団結を確認する群馬3区選対結成集会だ。千葉景子元法相らが登壇し、ムードを盛り上げる中、前3区総支部長の姿はなかった。
. 昨年12月の衆院選で落選した柿沼正明氏(47)。半年前まで会長を務め、県連の顔だった。「衆院選であれだけ負けて、表舞台に出られる状況ではない」と説明する。しかし、県外での活動は活発だ。広島選挙区に同党公認で立候補する森本真治氏(40)の応援で群馬を離れることも多い。
日本興業銀行(現みずほファイナンシャルグループ)の広島支店に勤務していた柿沼氏は、民主党から誘いを受けて2003年の衆院選に広島1区から出馬、落選している。当時選対事務局を担当していたのが、森本氏だ。
◇ ◇
前橋市表町の空き店舗。柿沼氏と同じく、昨年の衆院選で落選した宮崎岳志氏(43)の支援者が営んでいた写真店だ。ショーウインドーに張られていた宮崎氏のポスターが加賀谷氏の真新しいものに替わった。
宮崎氏は3月中旬に参院選への出馬を県連から打診されたが、支持者や県連幹部の反対で結局は固辞した。その直後にあった、細野豪志・党幹事長を迎えての臨時大会では、候補者のお披露目はできなかった。
宮崎氏は、「党の役には立ちたいが、今後のことは何も言えない」と次期衆院選への再出馬などには、言葉を慎重に選ぶ。
◇ ◇
09年の衆院選で議席を獲得した6人のうち、中島政希、三宅雪子、石関貴史の3氏が同党を次々に離党。労組系主体の「純化」で臨んだ昨年の衆院選の結果、県内の同党国会議員はゼロになった。柿沼氏の後任として県連会長に就任したのは、自治労出身で旧社会党の流れをくむ黒沢孝行県議だった。
宮崎氏らへの擁立工作が難航し、黒沢会長は焦った。「県連再建のためにも、参院選に候補者を立てないわけにはいかない」。国政選挙での「不戦敗」は、民主党の存在感が群馬から消滅することと同じだからだ。県連の選択は反原発運動で注目された加賀谷氏の擁立。角田義一・県連顧問が、旧社会党参院議員時代から長年支援を受けた不動産会社社長の長女に白羽の矢を立てた。
◇
. 21世紀に入ってからの政界は、オセロゲームのように政権交代や衆参ねじれを繰り返してきた。昨年の衆院選で局面は変わったが、今夏の参院選の結果次第では、今後数年間の政治の枠組みが決まる。群馬選挙区では、自民現職の山本一太氏(55)に、民主の加賀谷氏、共産の店橋世津子氏(51)、幸福の安永陽氏(65)の3新人が挑む構図だ。2大政党制が遠のいた今、どんな絵が描かれるのかを追った。【参院選取材班】=つづく
6月8日朝刊
.
1928
:
チバQ
:2013/06/15(土) 01:45:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000117-mailo-l10
2013参院選ぐんま:オセロの次に/2 候補予定者、労組と温度差 「脱原発」票にならず /群馬
毎日新聞 6月9日(日)12時32分配信
「自民党は、二度と戦争しないと約束した憲法を変えて、日本を戦争ができる国に変えようとしている」
4日に太田市内であった民主党群馬3区選対結成大会。同党公認で参院選に出馬予定の新人、加賀谷富士子氏(35)が声を張り上げた。かつては改憲に積極的な国会議員もいたが、昨年の衆院選で議員そのものがゼロに。県連内で「護憲」に異を唱えるムードはない。
来賓の千葉景子元法相は「憲法は権力者を縛るもので、時の権力者が簡単に変えられるようにしてはいけない」などと96条改正に反対することを強調した。加賀谷氏はこの日、以前から訴えている「脱原発」に一言も触れなかった。
◇ ◇
加賀谷氏は、東京電力福島第1原発の事故後、市民団体「原発とめよう群馬」の呼びかけ人になり、県内各地でのデモや集会、抗議行動を展開してきた。5月に前橋市であった反原発集会で「総理大臣を4人も出した超保守王国。その中の1人は日本に原発を造った」などと話し、参院選への出馬を報告。「一刻も早く原発をなくす」という仲間たちは「市民選対」を立ち上げ、独自に集会などを企画する。
電力会社系の労組を抱える民主党の支持団体、連合群馬との間には温度差がある。加賀谷氏と連合が4月に交わした政策協定には「脱原発」の語句はなく、「原子力に代わるエネルギー源の確保」を前提に、「中長期的に原子力エネルギーに対する依存度を低減し、最終的には原子力エネルギーに依存しない社会をめざし努力する」と記されている。
東電労組は、「安全性が確認できた原発は再稼働する」という立場。同労組幹部は「連合としては推薦したが、東電労組としては、どう動くか決めていない。政策協定から外れた訴えをするなら、自主投票にする可能性もある」と加賀谷氏の言動をじっと見ている。「脱原発を訴えても票にならないと、前回の衆院選ではっきりした」と話す連合関係者さえいる。
◇ ◇
「参院選のあと、3年間は国政選挙はない。自民が勝つと強い者ばかり良い思いをする社会になってしまう」
子育て中の母親という立場から「庶民目線」の政策を訴える加賀谷氏について、民主党県連の黒沢孝行会長は「支援者からの好感度は高い」とみている。半面、憲法改正反対に対する歯切れの良い言葉とは違い、加賀谷氏は訴えてきた「反原発」を封印している印象も強まっている。【参院選取材班】=つづく
6月9日朝刊
1929
:
チバQ
:2013/06/15(土) 01:47:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130611-00000105-mailo-l10
2013参院選ぐんま:オセロの次に/3 自民「追い風はない」 現職陣営は組織戦に /群馬
毎日新聞 6月11日(火)12時58分配信
安倍晋三首相がNHKのテレビ番組で今国会を延長せず、参院選を7月4日公示、21日投開票の日程で実施すると明言した9日午前。前橋市野中町で、自民党現職の山本一太氏(55)の事務所開きがあった。山本氏は、国会議員6人に加え、大沢正明知事、市町村長らを前に「今日お集まりいただいた皆さんに、おすがりするしかありません」と訴えた。公示後は、沖縄・北方担当相の公務や他県での応援演説で、地元入りは数日のみの見通し。集会が終わるとあちこちであいさつや握手攻め。事実上の選挙戦が始まった。
◇ ◇
山本氏陣営にとって、07年の参院選は思い出したくない記憶だ。保守3分裂で現職を大沢氏が破って初当選した知事選と時期が重なり、主力部隊の自民党県議団が大沢氏の応援に注力。県議や国会議員などを動員する大集会は自粛せざるを得なかった。
全国的には年金記録漏れ問題や閣僚のスキャンダルで自民党は惨敗。しかし山本氏は53万票以上で2位候補にダブルスコア以上の圧勝だった。労組系と保守系の対立で候補を出せなかった民主党の失策が山本氏の追い風になった。選対事務長代理の南波和憲県議は「今回は徹底した組織選挙。6年前とは違う」と表情を引き締める。
◇ ◇
8日午後。自民党県連大会の会場となった前橋市内のホテル。約1000人が出席した華やいだ雰囲気とは違い、県連幹事長の須藤昭男県議は「安倍政権の人気は期待先行だ」と危機感を募らせた。来賓の石破茂・党幹事長も「(自民党は)小選挙区で79%の議席を持っているが、得票率は43%でしかない」と昨年の衆院選のデータで戒めた。両者とも自民党への追い風は本物ではないとみている。
10年の参院選で中曽根弘文氏は山本氏を超える55万票以上を得て、2位の民主党候補に圧勝した。しかし、県内比例代表政党別得票率で自民はトップの29・3%だったが、前回比10ポイントも減らしている。全国でも07年に14議席、約1654万票を得たが、10年には12議席、約1407万票に落ち込んだ。今回の比例票がどうなるかも焦点だ。
◇ ◇
自民党は比例代表候補として、前橋市で眼科医院を経営する日本医師会副会長、羽生田(はにゅうだ)俊(たかし)氏(65)を公認。公明党県本部代表の加藤修一参院議員は、「比例は、羽生田氏が出馬するので、厳しい」と、票のバーターがすんなり進むかには疑問を呈した。
公明党は5月に山本氏の推薦を決定したが「東京都議選とも重なって忙しく、山本氏の決起大会などに行く予定は、今のところない」という。【参院選取材班】=つづく
6月11日朝刊
1930
:
チバQ
:2013/06/15(土) 01:47:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130612-00000079-mailo-l10
2013参院選ぐんま:オセロの次に/4 自民、反TPPの逆風 「それでも与党でないと」 /群馬
毎日新聞 6月12日(水)12時14分配信
「農家の声が自民党に届かないことが証明された。政治家を信じたって意味がない」
桐生、みどり市と太田市新田地区の組合員約1万5000人が加盟する新田みどり農協の橋場正和組合長は顔をしかめた。先月25日の通常総代会で決めた「県興農政治連盟」(委員長=長岡武・県農協中央会会長)からの脱退は、参院選を前に、県内の各団体に波紋を広げている。
発端は、昨年12月の衆院選だ。同連盟は県内全小選挙区で自民党候補を推薦。「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉参加断固阻止運動に賛同する具体的な取り組み、実績が認められる」が理由だった。しかし、政府は今年3月、TPP交渉参加を表明。農業関係者は肩を落とした。
◇ ◇
医師会、建設業協会、消費者団体、栄養士会……。前橋市のJAビルで今月2日に開かれた「今こそ考えよう!TPPのこと」。県内約70団体でつくる反TPPネットワークの勉強会だ。約460人が参加。金子勝・慶大教授の講演「TPPが地域へ及ぼす影響」に盛んな拍手が送られ、ムードは「反TPP総決起集会」。同連盟は群馬選挙区の推薦決定は「6月中旬以降」と5月中に決めており、自民党への抗議を込めた。
しかし、会場を出ると、空気は一変する。「政策を実現するなら与党でないとだめだ」(同連盟関係者)という声が根強く、医師会、建設業協会も、次々と自民現職の山本一太氏(55)の推薦を決定。農協も大きな流れにのみ込まれていくのは避けられそうにない。
◇ ◇
桐生、みどり市の市街地では、井野俊郎衆院議員(33)と2人で並ぶ山本氏のポスターが目立ち始めた。橋場氏は長年、2区を地盤とした笹川堯(たかし)元党総務会長の後援会長を務めてきたが「この際、自民党も抜けようかと思っている」と話す。
安倍晋三首相が5月に打ち出した「成長戦略第2弾」にも興味がないという。農地集積などによる農家の所得向上を目指す戦略だが、「ここは中山間地や市街地が多く、農地の集積は無理だ」。政府は米麦など一部を関税撤廃の例外品目にして「守るべきものは守る」としているが、同農協の主力はトマトやキュウリ、ナスなどが中心で、例外品目になる見込みは薄い。
橋場氏は「もう人を頼る時代ではなく、自分たちで身を守るようにしないといけない」と自分に言い聞かせるように話した。【参院選取材班】=つづく
6月12日朝刊
1931
:
チバQ
:2013/06/15(土) 01:47:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130613-00000073-mailo-l10
2013参院選ぐんま:オセロの次に/5止 維新公募に応募なく 「第三極」忘れられたか /群馬
毎日新聞 6月13日(木)12時3分配信
「失速が続く中、自民王国にチャレンジするだけの意気込みを持った人がいなかった」
桐生市内の事務所で、日本維新の会県連代表、石関貴史衆院議員(41)はあきらめ顔で語った。今月2日の午後。参院選公示まで1カ月以上あるが、群馬選挙区への公募は応募者ゼロ。事実上の「不戦敗宣言」だった。
維新の会のピークは、「第三極」と表現された昨年の衆院選前だった。石関氏と上野宏史衆院議員(42)は8月、大阪市内で橋下徹代表(当時)らと会談。創設メンバーとなった。橋下氏が応援演説で来県した際は、JR高崎駅前に多くの人が押し寄せた。
「金もなく、組織もない、看板もない。そんな中で、自民や民主と肩を並べ、第三極として同じ土俵に並んだ」。橋下氏の強気の発言に師走の街はわいた。しかし、自公が政権復帰し、アベノミクスへの期待が高まる中、「第三極」という言葉さえ、忘れられた。
◇ ◇
同党は衆院解散直後の昨年11月に県連の体制を発表した。代表は石関氏で、代表代行に上野氏、副代表は群馬4区に出馬した宮原田綾香前高崎市議、幹事長は吉山勇県議だ。しかし、衆院選の総括や参院選への組織づくりに向けた取り組みは鈍い。
一方で、比例代表で同党は群馬に縁のある2人を公認した。県連組織への事前の相談はなかったという。元職で上野氏の岳父、公成氏(73)と前橋女子高OGの現職、中山恭子・元拉致問題担当相(73)。公成氏は旧建設省OBで群馬選挙区から自民党公認で2期当選している。
宏史氏の支援者の一人は「公成氏は3年前の参院選で自民とみんなの党から年齢制限で出馬できなかった。世代交代したのに今さら応援できない」と批判。しかし、吉山氏は「群馬選挙区は自主投票だが、比例代表の2人を応援する『現実路線』で行く」と話す。
◇ ◇
共産党は前回参院選にも出馬した店橋世津子氏(51)を擁立。脱原発や反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、改憲阻止を訴えている。幸福実現党も安永陽氏(65)を公認し、憲法9条改正や軍事力の強化で支持拡大を目指す。選挙戦本番を前に各陣営は準備に余念がない。
石関氏は「自民は各種団体、民主は労組といった支持母体があるが、第三極にはそれがなく、地方に根付くのが難しい。次の次の参院選まで6年ぐらいの時間が必要だ」と前を見据えた。【参院選取材班】=おわり
6月13日朝刊
1932
:
チバQ
:2013/06/15(土) 01:51:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130613-00000093-mailo-l40
夏の陣へ:’13参院選福岡/上 「指定席」確保へ皮算用 自民、態勢盤石/民主、立て直し /福岡
毎日新聞 6月13日(木)12時40分配信
「今の自民党は大嫌い。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を巡っては、落胆と怒りと不安ばかりだ」。6日、福岡市のJA会館であった「参院選候補激励集会」。関税の撤廃を原則とするTPP交渉入りを目指す安倍政権に、JA幹部が激しい言葉を連ねた。硬い表情を崩さなかった自民党現職の松山政司氏(54)だが、幹部が「ですけれども、政権与党で私たちの思いを反映してくれるのは松山さんしかいない」と言葉を継ぐと、深々と頭を下げた。
一見すれば綻(ほころ)びとも映るが、松山氏の父、譲氏(故人)はJAの政治組織・県農政連の元委員長。県農政連幹部は「松山さんは準組織内候補。政権内での発言力を保つためにも落とせない」と力を込めた。
始動は早かった。昨年7月の党公認後、農政連も8月に推薦を決定。前回参院選で政権与党の民主に流れた漁連、県歯科医師連盟が自民に回帰するなど、各団体からの推薦状は5月までに200を超えた。前回は後援会レベルの政策協定にとどまった公明党も推薦を決め、50万といわれる自民基礎票に公明票を上乗せする盤石の態勢を整えつつある。
安倍政権の高い支持率を背景に、陣営には「100万票を狙える」と楽勝ムードも漂う。ただ選対幹部の一人は慎重な口ぶりで指摘した。「選挙ムードが低調で投票率が40%台に落ち込む可能性もある。まずは(前回実績の)70万票の確保が先決。引き締めていく」
◇ ◇
「潮目が変わりつつある。我慢に我慢を重ね、ようやく一歩を踏み出す時が来た」
福岡市で5月26日に開かれた民主新人、野田国義氏(55)の事務所開き。前日には、みんなの党県支部が日本維新の会との選挙協力を撤回し、独自候補擁立の方針を打ち出したばかり。吉村敏男・民主党県連代表代行が檄(げき)を飛ばすと、「頑張ろう」の声が沸き上がった。
昨年の衆院選で大惨敗を喫した民主。今回の候補者選考では「地元活動に不熱心」と批判された現職の岩本司氏(48)を擁立せずに異例の公募制を採用。岩本氏と関係の深い労組を中心に不満が出るなど連合福岡との関係がぎくしゃくしたが、最終的に岩本氏が公募に応じず収束する一幕もあった。
福岡選挙区は2001年以降、自民と1議席ずつ分け合ってきた「指定席」。だが党勢衰退で議席獲得は危ぶまれていた。しかし第三極の分裂や、株価の乱高下など安倍政権の経済政策にゆらぎが見え始め、陣営幹部は「情勢が変わり始めた」とみる。
懸念は知名度。八女市長を4期、衆院議員を1期務めたとはいえ全県を選挙区とする参院選での浸透はこれから。連合福岡からは「新人なのに擁立が遅い。組合員に名前を浸透させるのは大変」とのぼやきも聞こえるが、陣営幹部の読みは強気だ。「衆院選小選挙区獲得票を中心に、県内では計53万票の基礎票がある。プラスアルファを積み上げれば2議席目に滑り込める」
◇
参院選(7月4日公示、21日投開票の見通し)が近づいてきた。昨年末の安倍政権発足後、初の本格的な国政選挙で、どのような民意が示されるのか。福岡選挙区(改選数2)には6人が立候補を表明し、前哨戦が本格化している。各陣営と政党の動きを追った。
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◇参院選福岡・立候補表明者(改選数2)
野田国義 55 民新
松山政司 54 自現
古賀輝生 49 み新
真島省三 50 共新
吉田俊之 57 維新
吉冨和枝 54 諸新
〔福岡都市圏版〕
6月13日朝刊
1933
:
チバQ
:2013/06/15(土) 01:53:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130614-00000175-mailo-l40
夏の陣へ:’13参院選福岡/下 維新、みんな共闘解消 「第三極」巡り混とん /福岡
毎日新聞 6月14日(金)15時36分配信
「自民がだめなら民主、そんな選択はもうやめにしましょう。第三極と呼ばれるみんなの党でもない、真の改革ができる政党は日本維新の会だけです」
9日、北九州市門司区の駅頭。小雨の中、維新新人の吉田俊之氏(57)は呼びかけた。同市はみんなの党の主地盤。取材に、吉田氏は「何しろ福岡に次ぐ票田。もう気を使う必要もありませんから、遠慮なく戦っていこうと思う」と語った。
出馬表明は4月。1カ月後の事務所開きにはみんなの党県支部長の佐藤正夫衆院議員も駆けつけ、吉田氏は「第三極の統一候補はプラチナチケット」と喜んだ。根底にあったのは昨年の衆院選結果。維新は自民党に次ぐ約45万票を得、みんな(約18万票)との合計は民主(約33万票)の倍近かった。陣営は「目標50万票でいける」と弾いていた。
共闘は5月中旬、橋下徹共同代表の慰安婦発言がご破算にした。わずか2週間でみんなは独自候補擁立を決定。吉田氏は思わず漏らした。「政治ってそんなものか」
橋下発言の余波もある。「女性の反応がかんばしくない」(陣営)のだ。吉田氏は渋る夫人を口説き、リーフレットにツーショット写真を掲載。街頭活動、企業・団体回りに加えて女性票を取り込むミニ集会も検討中だ。「地道な掘り起こしで支持は広がっている。2議席目に滑り込む可能性は、ゼロではない」。吉田氏や陣営幹部は力を込める。
◇ ◇
一方のみんな新人、古賀輝生氏(49)が福岡市で出馬表明したのは今月1日。会見に同席した佐藤・党県支部長は古賀氏とともに街頭に飛び出し声を張り上げた。「維新との選挙協力を白紙に戻しました。みんなの党への選択肢ができてよかった、こんな声をいただいています」
4月以降、比例代表の立候補予定者として活動してきた古賀氏。唯一の広報車には今月上旬まで「みんなの党比例支部」と書かれていた。出遅れを取り戻すべく県内一円を駆け回る毎日だ。「これだけ広いと実際に会える人は少ない。(解禁される)インターネットを活用し、どんどん発信しないと」
橋下発言から約1カ月。維新との違いをどう訴えるのか。そう尋ねると古賀氏は「意識していない。違いだけを言っても何にもならない。愚直に街に立ち、政策を訴えるしかない」と語気を強めた。
アベノミクスを掲げ高い支持率を背景に憲法(96条)改正まで争点化しようとする自民に対し、対抗軸をより鮮明化しようとするのが共産党だ。共産新人の真島省三氏(50)は、農家の反発が強いTPP(環太平洋パートナーシップ協定)問題を含め、「自民対共産」の対決構図に持ち込む狙いだ。連合系労組の一部とも意見交換の場を設けて支持拡大を狙う。裾野を広げようとネット選挙解禁もにらみ、ブログやツイッターでの情報発信にも余念がない。
幸福実現新人の吉冨和枝氏(54)は消費税増税ストップ、外交・安全保障強化、教育力日本一・福岡を掲げ、集会や街頭活動に力を入れる。(この企画は林田雅浩、木下武、下原知広、宍戸護、早田利信が担当しました)
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◇参院選福岡 立候補表明者
(改選数2)
野田国義 55 民新
松山政司 54 自現
古賀輝生 49 み新
真島省三 50 共新
吉田俊之 57 維新
吉冨和枝 54 諸新
〔福岡都市圏版〕
6月14日朝刊
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:
チバQ
:2013/06/15(土) 02:11:01
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW1306060100001.html
《2013参院選 TPPと農業団体》 上
記者会見で参院選への対応について説明する飛田稔章・北海道農政連会長=5月30日、札幌市
「TPP情勢報告・懇談会」で、JA組合員らを前にあいさつする伊達忠一氏(中央)=4月15日、札幌市
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■現場の怒りと温度差
■農政連、自民推薦先送り
■組合長が反発
JR札幌駅前。南口を出てすぐの一等地に、JA北海道中央会、ホクレン、JA共済など「北農5連」と呼ばれる農業団体の中枢が集まっている。
ひときわ高い「JA北農ビル」で5月30日、農協グループの政治団体「北海道農協政治連盟」(道農政連)の役員会が開かれた。顔ぶれは北農5連の役員と、道内12地区の組合長会の会長。道内全域で109にのぼる農協のリーダーたちだ。
終了後の午後4時、道農政連会長の飛田稔章(としあき)(65)が記者会見場に姿を見せた。道中央会の会長で、全国中央会の副会長でもある。政府が決めた環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加への反対を強調したのに続き、参院選道選挙区でだれを推薦するかに触れた。
「いろいろ議論したが、なかなか意見がまとまりませんので、結論は先送りということでございます」。まるでこの結果を予期していたかのような、あっさりした話しぶりだった。
関係者によると、飛田はこの日の役員会で、自民党の伊達忠一(74)の推薦を「できればお願いできないか」と提案していた。北農5連の役員からは「会長一任」の声も出たが、各地区の組合長が「時期尚早だ」と押し戻したという。
空知地区の組合長、内田和幸(64)は「推薦も支持も出すべきではない」と主張した。「TPP断固反対なのに、交渉参加を表明した党の候補を応援するのはおかしい。組合員の理解も得られない」
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:
チバQ
:2013/06/15(土) 02:11:25
■「裏切られた」
昨年12月16日の衆院選。自民党道連は空前の勝利に沸いた。公明党の候補を支援した10区を除き、全12小選挙区で11勝を果たした自民党候補の合言葉は「TPP断固反対」。後援会長として自民党候補を支えた組合長もいた。
ところが、わずか3カ月後の今年3月15日、首相の安倍晋三がTPP交渉参加を表明した。
「衆院選で、うちは全道で真っ先に自民に推薦を出した。『松尾さん、わかった。TPPを阻止するために応援するぞ』と言ってくれた組合員を裏切ったことになる。それが我慢できないんだ」
石狩地方の農協を束ねるJA道央(恵庭市)の組合長、松尾道義(67)は取材に対し、激しい口調でこう語った。安倍が表明する9日前、松尾らは東京・永田町を訪ね、道選出国会議員に交渉参加阻止を訴えた。その返事は「我々を信じられないのか」だったという。
■議員から怒声
自民党道連は交渉参加が決まった後の4月、道内9都市で「TPP情勢報告・懇談会」を開いた。その後、「コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物の重要5品目などの『聖域』を確保し、守れなければ脱退も辞さない」と、交渉に臨む姿勢を修正した。
報告・懇談会は、農業者の怒りを爆発させる場となった。
松尾は札幌市の会場で発言した。「民主党政権には失望したが、いいこともあった。TPP反対の考えを捨てずに離党した議員もたくさんいた。笑い事じゃないですよ!」。正面に居並ぶ地元国会議員に向かって声を張り上げた。
道農政連会長代行の長谷川幸男(64)は「道民の声を国政に届けるため、働いてくださいよ」と訴えた。しかし、党本部のTPP対策委員長の西川公也(70)から「何言っているんだ」と怒声が飛んだという。
自民党道連会長の伊東良孝(64)は、この懇談会には出席しなかったが、こう弁明する。「TPPに賛成する道内選出の国会議員は一人もいない。しかし、政府が交渉参加にかじを切った今、ただ反対と言い続け、後で責任逃れのようなことになるわけにはいかない。北海道の農業が壊滅すれば、道内のみならず、日本の食糧供給に大変な影響を与える。我々は絶対にそんなことはさせない」
しかし、松尾は懇談会でのやり取りをこう受け止めた。「自民党は数におごっている。公約を守れなかったことを心からわびるつもりがない」
懇談会の翌日、JA道央に伊達が訪問を打診してきた。だが、松尾は「農政連の方針がまだ決まっていない」と断った。
「伊達さん個人がいい悪いじゃない。現場が怒り心頭だということを、自民党は分かっているのか。どうせ批判票の受け皿になる他の党はないだろうと、高をくくっているんじゃないか」(敬称略)
◇
農業は北海道の基幹産業だ。農家とその親族、関連産業にとどまらず、自治体や商店にいたるまで深くかかわり、「農業票」は選挙で強い影響力を持つ。だが、TPPへの参加をめぐり、農業票をまとめる農業団体と政党との関係が揺らぎ始めた。参院選を前にした現状を報告する。
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:
チバQ
:2013/06/15(土) 02:12:16
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20130607011180001.html
《TPPと農業団体》(中)
反TPPを訴える自民党のポスター。安倍政権がTPP交渉参加を表明した後も牧草地の脇に立てられたままだった=5月21日
宗谷地区で開かれた自民党道連のTPP情勢報告・懇談会。地元の農協組合長らは欠席した=4月13日、いずれも稚内市
■時の政権と歩む宿命
■生き残る道、探る動きも
■組合長に手紙
自民党道連が4月に開いた「TPP情勢報告・懇談会」は、農業関係者の激しい反発を受けた。中でも宗谷地区は「『説明した』というアリバイ作りに過ぎない」と、地区内の5農協の組合長がこぞって参加をボイコットした。
その中の一人、宗谷南農協組合長で宗谷地区農政連会長の向井地(むかいち)信之(60)は、自民党の枝幸支部長でもある。
「公約を変えるのなら、表明前に説明に来るべきだった。今出席したら条件闘争になるじゃないか。酪農地帯は『肉・乳製品守れ』、米作地帯は『コメ守れ』と農業団体がバラバラになり、北海道農業を守れなくなる」と欠席の理由を語った。
懇談会の数日後、欠席した組合長あてに自民党本部農林水産戦略調査会長の中谷元(55)から手紙が届き、自筆でこう書かれていた。「不満や批判があるなら、出席して述べるべきだ」「意思疎通がなければ、地域の発展、農業の振興は成り立たない」。向井地はあきれたように笑う。「我々の立場からは、脅しとも取れますよ」
道内の組合長たちの間には、「政権与党の自民に推薦を出さなければ、予算をつけてもらえなくなるのでは」と心配する声がある。道農協政治連盟(道農政連)会長の飛田(とびた)稔章(としあき)(65)は否定するが、「会長は自民党から陰に陽に圧力をかけられ、苦しいはずだ」と気遣う組合長もいる。
■補助金と規制
産出額約1兆円の北海道の農業は、政府の下支えがあって成り立っている。2011年度だけでも、土地改良や集荷・出荷施設整備、戸別所得補償などで約2千億円の国費が道を通じて農業に投入された。さらに、「農産物価格安定法」「水田・畑作経営所得安定対策」などの制度をつくり、農家の収入を維持してきた。
「農業は国家的産業、生命産業だ。我々はその責任を果たす覚悟がある。しかし、今日の北海道農業があるのは制度設計があったから。それは政治が果たすべき役割なんだ」
十勝地区農政連会長の有塚利宣(81)はそう語る。道内農業界の重鎮で、飛田ら北農5連の役員推薦会議委員長という重職を務めている。
農協は国から補助金を受ける一方、農協法の規制も受け、時の政権と歩調を合わせることが宿命づけられている。戦後の自民党長期政権を支え、農林水産相として制度設計にかかわった中川一郎、中川昭一父子らを育てた。一方、2009年に民主党政権が誕生すると、翌年の参院選道選挙区では自民党に加えて民主党の候補も支持した。
■農水相と会談
自民党道連でTPP問題対策本部長を務める今津寛(66)は「政権政党だから形だけでも推薦しなきゃというのではなく、納得したうえで支援してほしい」と道農政連に期待を寄せる。
道農政連は今も「TPP絶対反対」の旗を降ろさない。だが、もし将来、政府がTPPに参加して農産物の関税が撤廃されるようなことになったとしても、北海道農業が生き残れる道を探り始めている。
参院選に立候補予定の伊達忠一(74)も「落としどころ」を探っている。6月23日に農水相の林芳正(52)を札幌に招き、道農政連との会談の場を設けることにしたのだ。伊達は会談に続いて選挙の総決起大会も予定していて、和解と一致団結の日とする思惑がうかがえる。
しかし、有塚はクギを刺す。「政治は駆け引きだが、ここは妥協しない。『所得倍増』などという掛け声ではなく、農水相が中身のある将来計画を真剣に出してくるかだ。それが出れば、『じゃあ、やるべな』となるんだが……」(敬称略)
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チバQ
:2013/06/15(土) 02:12:50
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20130610011180001.html
《TPPと農業団体》(下)
民主党道連の臨時大会で手を握り合う(右から)佐々木隆博氏、小川勝也氏、横路孝弘党道連代表=6月1日、札幌市中央区
「ふんまんやるかたない思いが農業界に広がっている」。小川勝也氏の事務所開きで反TPPを訴える北準一・道農民政治力会議代表(左)=4月5日、札幌市中央区
■民主へ「いずい」思い
■深まらぬ道農連の信頼
■結束して反対
札幌市中央区のホテル「ニューオータニイン」で6月1日、民主党道連の臨時大会が開かれた。衆院選の惨敗から半年。参院選道選挙区の立候補予定者、小川勝也(49)は声を張り上げた。
「TPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加に驚く道民が増えている。私たちが大きな声で発信しなければならない」。拍手の中、小川は道連代表の横路孝弘(72)と比例区の立候補予定者、佐々木隆博(64)と固く手を握った。
佐々木は北海道農民連盟(道農連)の青年部委員長から政界に入り、民主党政権では農林水産副大臣を務めた。道農連を母体とする政治組織「道農民政治力会議」は連合北海道と並び、小川を支える柱だ。党と連合、農民政治力会議を合わせて、党内では「3軸」とも呼ばれる。
道農連の起源は、1947年に農村の自立と民主化をめざす大衆組織として結成された「北海道農民同盟」だ。その後、各地区の農民組織などを統合し、74年に現在の名前になった。農協が政権に寄り添いながら農業の発展を図ってきたのに対し、農民連盟はリーダーの多くが旧社会党の議員となり、政府と対決しながら農民の地位向上をめざしてきた。
「盟友」と呼ばれる加盟農家は約2万7千戸で、道内農家の約7割にあたる。農協組合員と重なっていて、農協組合長の中にも若いころは農民連盟で活動した人がいる。両団体は立場こそ違うが、GATT(関税貿易一般協定)やWTO(世界貿易機関)などの農産物市場開放の動きには結束して反対してきた。安倍政権が交渉参加を決めたTPPでも、農協とともに「絶対反対」を主張する。
■党中央に疑心
小川は参院選で「TPP反対」を前面に掲げる。自民党の伊達忠一(74)の推薦がまとまらない道農協政治連盟(道農政連)に対し、伊達より1週間以上早い4月15日に推薦依頼を出した。「農協、農連と言っても同じ農業者。『今回は自民党に入れられんべや』と、小川の票になる可能性はある」と期待を寄せる。道連代表の横路も1日の道連大会で「農協、農業施設を回って下さい」と党員たちに呼びかけ、農業票を足場に反転攻勢を図る。
しかし、「軸」であるはずの道農民政治力会議が民主党支持でまとまりきれていない。党本部はまだTPPへの態度を明確にしておらず、「反対」は道連レベルにとどまっているためだ。そもそもTPP交渉へかじを切ったのは民主党の菅直人、野田佳彦が首相の時だった。
道農民政治力会議の代表、北準一(67)は歯がゆい思いで語る。「道連はTPPを止める決意なのだが、党中央は『推進』なんじゃないかと思われ、なかなか信頼感が深まらない。そこがいずいんだ」
会議は道農連出身の佐々木にもまだ推薦を出していない。佐々木の擁立は、党本部が5月に入ってから道内の頭越しに決めたことだからだ。
空知農民連合は、道選挙区で小川を推薦するものの、比例区では自民党から立候補する元JA全中専務理事の山田俊男(66)を推薦した。委員長の西科幸一(55)は「佐々木さんには世話になったが、党本部に不信感がある。TPPへの姿勢も決まらないのに、反TPP票の受け皿として彼を利用するのはどうなんだ」と首をかしげる。
■揺れる農業票
昨年の衆院選では、自民党道連も民主党道連も「TPP反対」を掲げた。政権与党だった民主党は厳しい審判を受け、立て直しにもがいている。一方の自民党は、政権与党に返り咲いたものの「裏切った」との批判に苦しむ。2党のほかに参院道選挙区で「TPP反対」を掲げるのは、森英士(つねと)(35)を擁する共産党と、浅野貴博(35)を擁立する新党大地だが、巨大な自公政権を動かせるのか。揺れる農業票が将来を託す先を決めるまで、50日足らずに迫っている。(敬称略)
(この連載は、熊井洋美、石橋亮介、山吉健太郎が担当しました)
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