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第23回参議院議員選挙(2013年)
1935
:
チバQ
:2013/06/15(土) 02:11:25
■「裏切られた」
昨年12月16日の衆院選。自民党道連は空前の勝利に沸いた。公明党の候補を支援した10区を除き、全12小選挙区で11勝を果たした自民党候補の合言葉は「TPP断固反対」。後援会長として自民党候補を支えた組合長もいた。
ところが、わずか3カ月後の今年3月15日、首相の安倍晋三がTPP交渉参加を表明した。
「衆院選で、うちは全道で真っ先に自民に推薦を出した。『松尾さん、わかった。TPPを阻止するために応援するぞ』と言ってくれた組合員を裏切ったことになる。それが我慢できないんだ」
石狩地方の農協を束ねるJA道央(恵庭市)の組合長、松尾道義(67)は取材に対し、激しい口調でこう語った。安倍が表明する9日前、松尾らは東京・永田町を訪ね、道選出国会議員に交渉参加阻止を訴えた。その返事は「我々を信じられないのか」だったという。
■議員から怒声
自民党道連は交渉参加が決まった後の4月、道内9都市で「TPP情勢報告・懇談会」を開いた。その後、「コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物の重要5品目などの『聖域』を確保し、守れなければ脱退も辞さない」と、交渉に臨む姿勢を修正した。
報告・懇談会は、農業者の怒りを爆発させる場となった。
松尾は札幌市の会場で発言した。「民主党政権には失望したが、いいこともあった。TPP反対の考えを捨てずに離党した議員もたくさんいた。笑い事じゃないですよ!」。正面に居並ぶ地元国会議員に向かって声を張り上げた。
道農政連会長代行の長谷川幸男(64)は「道民の声を国政に届けるため、働いてくださいよ」と訴えた。しかし、党本部のTPP対策委員長の西川公也(70)から「何言っているんだ」と怒声が飛んだという。
自民党道連会長の伊東良孝(64)は、この懇談会には出席しなかったが、こう弁明する。「TPPに賛成する道内選出の国会議員は一人もいない。しかし、政府が交渉参加にかじを切った今、ただ反対と言い続け、後で責任逃れのようなことになるわけにはいかない。北海道の農業が壊滅すれば、道内のみならず、日本の食糧供給に大変な影響を与える。我々は絶対にそんなことはさせない」
しかし、松尾は懇談会でのやり取りをこう受け止めた。「自民党は数におごっている。公約を守れなかったことを心からわびるつもりがない」
懇談会の翌日、JA道央に伊達が訪問を打診してきた。だが、松尾は「農政連の方針がまだ決まっていない」と断った。
「伊達さん個人がいい悪いじゃない。現場が怒り心頭だということを、自民党は分かっているのか。どうせ批判票の受け皿になる他の党はないだろうと、高をくくっているんじゃないか」(敬称略)
◇
農業は北海道の基幹産業だ。農家とその親族、関連産業にとどまらず、自治体や商店にいたるまで深くかかわり、「農業票」は選挙で強い影響力を持つ。だが、TPPへの参加をめぐり、農業票をまとめる農業団体と政党との関係が揺らぎ始めた。参院選を前にした現状を報告する。
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