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第23回参議院議員選挙(2013年)
1848
:
チバQ
:2013/06/08(土) 20:07:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130605ddlk46010501000c.html
「凪」の断面:参院選鹿児島選挙区/中 自民 /鹿児島
毎日新聞 2013年06月05日 地方版
◇72歳、老兵の死地
「決して油断をしてはいけない選挙だ」
衆院議長を招いて5月に鹿児島市で行われた懇談会。自民現職の尾辻秀久(72)や各種団体の長らを前に、県連会長の森山裕は「油断」という言葉を3度強調した。
総選挙で圧勝し、高支持率を維持するにもかかわらず、森山が引き締めに力を注ぐのには理由がある。森山が出馬した98年参院選。自民勝利とみられていたが、首相らの恒久減税に関する発言が二転三転し惨敗。首相は退陣に追い込まれた。
ねじれ解消のためには苦い経験を繰り返してはならない。推薦を受ける企業や団体の数は400を超え、自民の地方議員、友好団体、公明などの支援を受けて磐石の組織選を構築したとはいえ、慢心は大敵なのだ。
◇
現職の加治屋義人が高齢を理由に引退表明した時は74歳だった。その後継に選ばれたのは、2歳しか違わない尾辻だった。全国の選挙区立候補者の中で1、2を争う高齢。県連の公募には他に県議や鹿児島市議ら3人が名乗りを上げたが、自民関係者は「それでも最初からほとんど尾辻で決まっていた」と選考の内幕を明かす。
理由は党本部の調査。県内ほとんどの市町村で、尾辻が候補者に選ばれた場合が最も勝つ確率が高いと出たという。友好団体からも尾辻を推す声が強かった。
「勝てる候補」として選ばれた尾辻だが、実は今期限りの引退も考えていた。翻意の大きな要因は、新自由主義の脅威に対する危機感だった。
◇
規制緩和、民営化、自由化を柱とする新自由主義は、経済、教育、医療などあらゆる分野に競争原理、市場原理を持ち込み、国力を高めようとする英米発の政策だ。その結果、一部の層だけが豊かになり、大多数の貧困層が生まれ、格差は世界規模で広がった。
日本も例外ではない。小泉−竹中ラインが強力に推進した結果、日本を支えてきた「分厚い中間層」はやせ細り、大量の非正規労働者が生まれ、教育格差は広がり、国民皆保険すら環太平洋パートナーシップ協定(TPP)という米国発の新自由主義政策によって脅かされている。
◇
一方の尾辻は、ドミニカ移民救済など社会的弱者に光を当てることを政治信条にしてきた「虫の目の政治家」。市場で生き残るものが正義であり、弱い者は淘汰(とうた)されるのが当然の新自由主義は受け入れられないばかりか、日本の美風や伝統、国柄を根こそぎ破壊するものでしかない。
尾辻は会合で個々の政策を訴えることはほとんどなく「覚悟」「命も要らぬ」という言葉を度々使う。それは、例え相手が同じ自民党であってもTPPをはじめとする新自由主義政策には徹底抗戦するという決意の表れだ。父がかつて命懸けで米国と戦い太平洋に散ったように、薩摩の老兵も今回の選挙と最後の議員人生に自らの死地を見いだしている。(敬称略)
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