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第23回参議院議員選挙(2013年)

1849チバQ:2013/06/08(土) 20:07:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130606ddlk46010641000c.html
「凪」の断面:参院選鹿児島選挙区/下 幸福、共産 /鹿児島
毎日新聞 2013年06月06日 地方版

 ◇原発、憲法で独自色
 原子炉停止から丸2年が過ぎた薩摩川内市の川内原発。敷地のそばには、幸福実現党の立て看板。色あせたポスターが歳月を物語っていた。

 同党は昨年の衆院3区補選、総選挙で川内再稼働を明言、今年3月には鹿児島市内で推進パレードも催した。

 「安全性を高めた上で原発を活用することが日本経済にとって重要だ」

 今月1日。新人の松沢力(31)は、天文館での街頭演説で力を込めた。

 ただ、総選挙では大きな争点になった原発再稼働だが、今回はほとんど争点化されていない。

 一方、確実に争点になるのが憲法改正。自民はハードルの高い9条ではなく、改憲手続きを定めた96条から着手しようとしている。衆参各3分の2以上の賛成が必要なところを、2分の1に緩和しようというのが自民案だ。

 「自民は公明に配慮して9条改正には歯切れが悪い。手続き論の96条でなく、9条改正が必要な理由を我々は堂々と主張したい」と松沢。演説の傍らでスタッフが配っていたチラシには他に「国防強化」など歯切れのいい文言が並んでいた。

     ◇

 主張の明快さでは、共産も負けていない。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加反対、原発再稼働反対、消費増税反対、アメリカ言いなり反対……。わけても憲法改正反対については社民と並んで本家本元だ。

 新人の野口寛(67)は「自民の狙いは9条改正。改憲の自民か護憲の共産か、対立軸の分かりやすい選挙だ」と話す。

 保守的な鹿児島だが、改憲の動きに危機感を持つ人たちが新たな行動を始めた。共産幹部によれば、大隅や南薩地域で「九条の会」発足の動きがあるという。「日本の右傾化に反発するものだろう」

 もどかしさもある。昨年の総選挙。民主・自民批判票の受け皿になることをもくろんだが、第三極の乱立で埋没。再稼働反対の世論を党勢につなげきれなかった。

 今月2日、県庁前であった脱原発イベントに、野口をはじめ共産関係者の姿が多くあったのは、そうした反省を踏まえてのことだ。陣営は「再稼働阻止には政治の力が必要。参加者に『自分たちの主張と一番近いのは共産党なんだ』と感じてもらいたい」と話す。

     ◇

 ともに明快な公約や政策を掲げる両党。ブレのなさや独自色が強みだが、総選挙での得票率は幸福0・5%、共産3・7%(いずれも比例)にとどまった。“固定客”から先に支持をどう広げるのか。課題解決の答えは、なかなか見えてこない。(敬称略)


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