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第23回参議院議員選挙(2013年)

1851チバQ:2013/06/08(土) 20:09:45
http://mainichi.jp/area/news/20130606ddp041010015000c.html
2013参院選の現場:「政闘」を見る/2 民主 候補者擁立すら難航
毎日新聞 2013年06月06日 西部朝刊

 ◇改憲勢力拡大に対抗 野党共闘に望み託す
 5月11日夜、民主党山口県連の西嶋裕作幹事長は、同県山口市内の居酒屋で30代の男性と膝をつき合わせていた。「出てもらえないだろうか」。いつになく真剣な表情で参院選への出馬を促したが、男性は最後まで首を縦に振らなかった。「本当に焦っているんでしょう。でもタイミングが遅すぎる。落選後の保証もない」。元民主衆院議員の秘書を務めたこともある男性は、そう振り返る。

 安倍晋三首相の地元、山口県。民主は昨年12月の衆院選で全4選挙区に候補を擁立しながら全敗。今年4月の参院補選でも自民候補に2倍以上の票差で敗れた。惨敗ショックを引きずったまま、県連は会社員ら6人に参院選出馬を持ちかけたが、断られた。「負けると分かっている選挙に出る人なんかいない」。関係者からあきらめに近い言葉も漏れる。

 うそつき呼ばわりされて政権の座を失った民主が、衆院選大敗のダメージから立ち直れないのは他の選挙区も変わらない。長崎県連幹部は「信頼を失い、もう一度頑張れという声をもらえない」、福岡県連幹部も「業界団体の推薦が自民ばかりに行って、全然こっちに来ない」と嘆く。

 こうした状況を反映し、民主は九州・山口の9選挙区(福岡が改選数2の他は改選数1)のうち山口、沖縄でいまだ候補者を決められず、大分では擁立を断念。残る6選挙区も長崎、熊本の現職を除いて擁立が遅れ、何とか決まったのが衆院落選組3人と衆院議員の秘書1人。なり手がいなかった末の身内頼みともいえ、ある陣営関係者は「人を立てただけ。事実上の不戦敗」と自嘲気味に語る。

 自民の独り勝ちを危惧し、野党共闘に望みを託す動きもある。「頼久さんとは選挙の話も含めて意見交換をしている」と語るのは熊本選挙区から出馬予定の現職、松野信夫氏(62)。「頼久さん」とは日本維新の会国会議員団幹事長の松野頼久氏(衆院比例九州)で、衆院熊本1区を地元とする昨年の民主離党組だ。政党は分かれたものの、2人は親しいことで知られる。

 だが、現実は厳しい。維新ベテランで同4区選出の園田博之氏は参院選で自民候補予定者の支援を明言。信夫氏は「(維新票が来る)可能性はある」と秋波を送るが、「まとまっての支援にはなりにくい」と認める。

 やはり維新との連携を探った民主鹿児島県連では、維新側が独自候補を擁立し不調に終わった。「民主が参院選後もある保証はない」。前衆院議員からこんな発言も飛び出す民主に勝機はあるのか。

 「むき出しの国家主義が出てきている」。民主の細野豪志幹事長は5月18日の連合長崎の会合で、憲法改正を掲げる自民を相手にリベラル対保守の闘いに持ち込む戦略を描いてみせた。福岡県の陣営幹部を務める前衆院議員が語気を強める。「改憲勢力の拡大に危機感を持つ有権者は増えている。アベノミクスへの期待は大きいが、社会保障や景気対策など明確な対立軸を作り、民主が受け皿にならなければならない」=つづく


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