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第23回参議院議員選挙(2013年)

1850チバQ:2013/06/08(土) 20:09:04
http://mainichi.jp/area/news/20130605ddp041010021000c.html
2013参院選の現場:「政闘」を見る/1 自民 アベノミクスに命運
毎日新聞 2013年06月05日 西部朝刊

 ◇TPP、改憲…火種抱え 高支持率も「どうなるか」
 「自民党はちゃんと公約を守れ」「なんのために衆院選であれだけ支持したと思っているのか」

 5月28日、宮崎市内で開かれたJA宮崎中央の幹部会。参院宮崎選挙区(改選数1)に出馬予定の自民新人、長峯誠氏(43)から出ていた推薦願への対応を協議中、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を巡る自民の姿勢に怒りの声が上がった。

 原則として全品目の関税撤廃を目指すTPPに参加すれば、安い輸入農産物が押し寄せてくるのは確実だ。正・准組合員15万人を擁するJAグループ宮崎を母体とする政治団体・県農民連盟は昨年12月の衆院選で、小選挙区の自民候補3人から「TPP反対」の確約を取り付けた上で全面支援した。

 それだけに、政権奪取後の今年3月、安倍晋三首相がTPP交渉参加を表明したことは背信と映る。「不満があるどころじゃない。はらわたが煮えたぎっている」(農民連盟幹部)。同月、農民連盟は長峯氏の推薦願を保留にした。

 5月2日、自民佐賀県連の福岡資麿会長ら幹部6人が、JAグループ佐賀の政治団体、県農政協議会の中野吉実会長を訪ねた。農政協は4月、自民新人、山下雄平氏(33)への推薦を白紙撤回していた。理由はやはりTPPだった。

 「TPPを推進する結果になって申し訳ない」。農政協を訪れた福岡会長らは頭を下げ、改めて支援を求めた。約2週間後、推薦状と引き換えに山下氏が農政協側に渡した文書には「私のTPP反対の立場は変わりません」と明記してあった。自民の演説会に訪れたコメ農家の男性はこう漏らす。「選挙のアピールでしかない。また、だまされるよ」

 選挙戦における自民の「鬼門」はTPPだけではない。安倍首相が意欲を示す憲法改正についても、選挙協力を結ぶ公明党のアレルギーは強い。同党のある県議は「衆院選で大勝したからといって、安倍さんの鼻息が荒くなるのは歓迎しない」と懸念を示した。

 ただ、今のところは安倍政権への高い支持率を背景に、これらの火種は大きな炎になっていない。各陣営は余裕の表情を見せ、宮崎・長峯氏陣営の幹部も「農民票の行き先は自民しかない」と楽観。公共事業拡大に期待する建設業界に加え、地元自治体の首長からも全面的な支援を受ける。JA宮崎内からも「政権与党としての力は野党とは違う」「消去法で自民しかない」との声が漏れる。

 問題はアベノミクスへの期待が失望へと変化した時だ。株の急落や金利上昇、円安による輸入原材料の値上がりなど副作用が出始めた。地方選では与党候補の敗北も相次いでいる。アベノミクスが砂上の楼閣となれば一気に火種が噴出しかねず、ある陣営関係者は一抹の不安を口にした。「自民への支持は株価次第だが、今後どうなるか誰も予測がつかない。参院選までもつのか」=つづく

  ■   ■

 参院選(7月4日公示、21日投開票の見通し)が1カ月後に迫った。昨年12月の政権再交代後初の本格的な国政選挙となる。安倍政権への高い支持率をバックに自公は過半数を目指し、野党が挑む構図。九州・山口の選挙区に候補者擁立を予定する主な政党と陣営の決戦前夜を追った。


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