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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

2703SWERVES:2009/08/01(土) 23:09:08
>>2698
おお!ちゃんとまとめてる方がいましたね。小沢の動向は隠密扱いで党HPにも載らないから追うのが大変だw
一応、ソース付きで↓

23 ?
24 北区/http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009072502000172.html
25 甲府市/http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/07/26/16.html
26 大月市/http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090726-OYT8T00732.htm
27 高崎市/http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090728k0000m010056000c.html
28 ?
29 取手市・7区内/http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/090730/ibr0907300258002-n1.htm
30 可児市・大垣市/http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090731/200907310803_8451.shtml
31 舞鶴市・小浜市/http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20090801-OYT8T00075.htm
          http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=7933

2704神奈川一区民:2009/08/01(土) 23:24:49
>>2701
とはさんは園田氏にご執心ですね。園田氏は自分の母方の故郷の選挙区です。
園田氏はもう自民党から離党しないと思います。周りの取り巻きが許さないと思います。周りに説得されて復党した経緯がありますので、なかなか難しいと思います。

2705とはずがたり:2009/08/01(土) 23:52:19
>>2702 >>2704
あんまりふらふらしていると有権者の支持も失ってしまいますしね。
船田も鳩船新党に決断できなかったのが政治生命の彼の終わりであれ以降はおまけみたいなもんだ。
園田はさきがけ丸ごと移行を拒否した鳩山邦夫が癌だったと云う事ですかね。

>>2703
あざーす。
我が掲示板が誇る小沢ウオッチ系コンテンツの方にも転載しておきますね。

2706とはずがたり:2009/08/01(土) 23:57:54

山口那津男もなんか歳とったかねぇ。。

2009年07月26日(日)
政権選択めぐり舌戦過熱 与野党幹部ら相次ぎ来県
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/07/26/16.html

講演する民主党の小沢一郎代表代行=ベルクラシック甲府

民主党批判を展開した公明党の山口那津男政調会長=アピオ都留

 衆院解散後、初めての週末を迎えた25日、与野党幹部が相次いで山梨県内入りし、衆院選での支持を呼び掛けた。民主党の小沢一郎代表代行は政権交代の必要性を訴えながら、「県内(選挙区)で3議席を与えてほしい」と強調。一方、公明党の山口那津男政調会長は、小沢氏ら民主党新旧代表の献金問題が発覚したことに触れ、「説明責任を果たしていない」と批判した。今後も各陣営や政党が党幹部や閣僚を招いた演説会などを予定していて、「政権選択」をめぐる舌戦が過熱しそうだ。
 小沢氏は甲府市内で開かれた退職教員らでつくる政治団体「県民主教育政治連盟」(県政連)の集会で講演。「二大政党制の中で一度政権を変えれば、民主主義とはこういうものかと即座に理解してもらえる」と述べ、政権交代の必要性を強調した。
 小泉政権以降の構造改革が「不公正な雇用や所得格差の拡大を生んだ」と指摘し、「弱肉強食、自由競争を放任するような政策はつくり直さなければ駄目だ」と述べた。
 集会には同党から県内選挙区に立候補を予定している小沢鋭仁、坂口岳洋、後藤斎の3氏が来場。輿石東同党参院議員会長も講演した。
 一方、公明党の山口政調会長は都留市内で開かれた同党県本部の時局講演会で演説。定額給付金など与党の経済対策をアピールしながら「国内経済は底を打ち、上向きになってきた。与党の努力の結果だ」と強調した。
 前民主党代表の小沢氏と、鳩山由紀夫代表に相次いで献金問題が浮上したことに言及し、「有権者に政権交代を求めながら、党として自浄能力を示せていない。こうした党は国民の手で民主政治の舞台から退場を申し渡すべきだ」と、同党を痛烈に批判した。
 衆院選に向けては今後、共産党の志位和夫委員長が27日にJR甲府駅前で街頭演説するほか、28日に野田聖子消費者行政担当相が富士吉田市内で講演する予定。8月8日には小泉純一郎元首相が県内入りするなど、各陣営や政党の応援のため「大物政治家」が続々と来県する見通し。

2707千葉9区:2009/08/02(日) 01:06:31
自民から園田が抜けたら、さらに人材難になっちまいます。
民主党の長期政権になったら それはそれで意味がない。健全な二大政党制のためにも自民にも人材が居ないと
とフォロー(?)してみます。
問題は民主と自民の対立軸が曖昧すぎることですかね(特に小沢自由党と合併後)

2708山口新聞男:2009/08/02(日) 01:12:18
>>2698
7/26 山梨2区 坂口岳洋
7/27 群馬4区 三宅雪子 ┌ここで線引きできそうな気がする
7/29 茨城3区 小泉俊明 |7区 柳田和己
7/30 岐阜2区 橋本勉 4区 今井雅人
7/31 京都5区 小原舞

2709千葉9区:2009/08/02(日) 01:15:18
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090801ddlk45010703000c.html
’09衆院選みやざき:1区 自民不在、異常事態 党本部が調整放棄? /宮崎
 ◇どちらも公認せず
 自民党本部は31日、衆院宮崎1区の公認問題で「候補者を擁立せず」と決定した。1区の自民党公認候補が不在になるという異常事態となった。

 元参院議員の上杉光弘氏(67)を推す自民党県連と、先日出馬表明した中山成彬・前国土交通相(66)が党公認を求めて争ってきたが、結果はどちらも公認なし。党本部自体が調整を放棄した格好だ。

 中山氏は昨年10月、国土交通相への就任直後に日教組批判などの問題発言から議員引退を表明した。自身の後継に東国原英夫知事を示唆したが、県民の強い反発を受けた知事が不出馬を表明すると「それなら自分が出る」と表明、その後、再び不出馬を表明した。

 このため自民県連は次期宮崎1区の候補者を公募、上杉氏を公認候補予定者として党本部に公認申請した。

 一方、中山氏は先月、再び出馬を表明した。県連は、中山氏の公認を求めるために党本部を訪れた1区支部幹部2人を除名するなど溝は深まっていた。

 自民党県連の緒嶋雅晃会長は「筋が通らない。何のための公募制度だったのか。地方軽視だ。党本部に怒りを覚える」と憤った。1日、緊急役員会の開催も含めて対応を協議する。

 県連幹部は中山氏の出馬の動きに対抗、再三にわたって党本部を訪問し、上杉氏の公認を求めてきた。「派閥の発想だ。これでは政党政治はおかしなことになる。自民党の古い体質だと言われても仕方がない」と緒嶋会長は指摘した。

 中山事務所の串間明夫所長は「党本部への貢献度を考えると、公認が出るものと中山本人も、われわれも思っていた。非常に残念だ」と感想を述べた。

 今後については「上杉さんが公認されれば出馬はなかったかもしれないが、既に本人は出馬を表明した。後援会とも話し合うが、一気に選挙戦に行くことになるのではないか」と話した。【石田宗久】

2710千葉9区:2009/08/02(日) 01:21:09
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20090801/CK2009080102000183.html
比例・北陸信越 国民新支援が拡大
2009年8月1日

3区議員やJAなど
小選挙区と“ねじれ”
 衆院選(十八日公示、三十日投開票)で富山3区からの出馬を見送り、比例代表北陸信越ブロックで当選を目指す国民新党の綿貫民輔代表(82)に対し、県内ではこれまで自民党を支えてきた地方議員、団体に支援の動きが広がっている。「綿貫党」と呼ばれる3区の自民党県議、市議に加え、JA富山中央会や県遺族会などの団体も相次いで推薦を打ち出した。しかし、小選挙区で自民党候補を応援するというねじれも起き、小選挙区で「綿貫票」に期待する自民党県連は静観する構えだ。(衆院選取材班)

 自民党の河合常則参院議員(富山選挙区選出)は三十一日、本紙の取材に、県内の三選挙区で自民候補を応援する一方、比例で国民新党を支援する考えを示した。河合氏は「選挙区は自民候補でも、比例は国民新党という有権者は多い。そうした方が橘(慶一郎)氏にも票が入る」と、自民党新人の橘氏(48)の勝利につながるとして、自らの姿勢を正当化した。

 自民党県連にもこの動きに「付いて行く」とする県議がいるほか、県西部の保守系市議を中心につくる組織も比例で国民新党の支援を打ち出す。

 砺波、南砺の両市を中心にする地域には「綿貫党」と呼ばれる熱心な綿貫氏支援者が集まる。綿貫党を公言する元自民県議の上田信雅・砺波市長は「選挙区では橘氏だが、比例ではしっかり国民新党を支援する」と明言。田中幹夫・南砺市長も比例での国民新党支持を表明する。

 これまで、自民党の有力な支持母体だったJA富山中央会や県遺族会、県医師会なども相次いで比例での国民新党への支持を打ち出しており、比例だけをみると自民党の足元は揺らいでいる。

 しかしこうした河合氏らの動きを党県連は静観の構え。富山3区の“綿貫票”の確保が狙いだが、2区の自民県議からは、衆院が解散された中、唯一の自民党の国会議員となった河合氏の姿勢に反発する声も上がる。

 一方、3区で自民党を離党し無所属で戦いを挑む県議の柴田巧氏(48)は綿貫党に浸透を図る戦略だ。七月下旬、南砺市であった綿貫氏の後援会の会合の会場入り口に、柴田氏が立ち、来場者に支援を呼び掛けた。

 民主、社民両党の推薦を受ける無所属新人の相本芳彦氏(53)の陣営は無所属統一候補が自民候補に勝利した二年前の参院選と同様、三党の統一候補として国民新党からの支援に期待を捨てていない。

2711とはずがたり:2009/08/02(日) 01:41:58
>>2707
ネタにマジレス致しますと政権交代は10年に一遍起きれば十分ですし,下野した野党自民党は10年掛けて政権交代選挙を仕掛ける体制を調えれば良いんではないでしょーかねぇ。
もう先がない園田は民主で最後に重要閣僚でもやって貰いたい気持ちはあります。

>>2708
こういうことっすか??

7/26 山梨2区 坂口岳洋
7/27 群馬4区 三宅雪子 ┌ここで線引きできそうな気がする
7/29 茨城3区 小泉俊明 |7区 柳田和己
 ───────────┘
7/30 岐阜2区 橋本勉 4区 今井雅人
7/31 京都5区 小原舞


併し小沢が来たってだけでなんか接戦に持ち込んでるのか!?って相手陣営を疑心暗鬼にさせるぐらいの効果はありますなぁ。

2712千葉9区:2009/08/02(日) 02:00:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/112792
佐賀2区 新幹線確執 前哨戦に影 JR労組が今村氏支持へ 地元首長は大串氏を援護
2009年8月2日 01:52 カテゴリー:九州 > 佐賀
 九州新幹線西九州(長崎)ルート建設をめぐって繰り広げられた確執が、衆院選佐賀2区の前哨戦にも影を落としている。民主の有力支持母体である連合傘下の労組トップが自民前職今村雅弘氏の集会に駆けつける一方、新幹線のルートから外れた地元首長は水面下で民主前職大串博志氏を援護している。

 「民主を中心にした政権交代に向けて奮闘しないといけない労組委員長の私が、自民の今村先生の応援に来ました」

 7月24日夜、新幹線の並行在来線となるJR長崎線の分岐点となる江北町のふれあい交流センター「ネイブル」で開かれた今村氏の「励ます会」。JR九州の唐池恒二社長とともに博多から駆けつけたJR九州労組の舩津寿幸中央執行委員長は、約千人の来場者を前に、今村氏支持を鮮明にアピールした。

 13年前にJR九州幹部から国会議員に転出した今村氏とはいえ、民主支持を基軸に政権交代をバックアップする連合傘下の労組が反旗を翻すのは極めて異例だ。舩津委員長は「長崎ルートは(JR九州としては)絶対に必要。新幹線に反対する大串さんと、うちは合わない」と理由を語る。

 一方、その今村氏の集会に地元の田中源一・江北町長の姿はなかった。「新幹線開業でJR長崎線が並行在来線となれば、地域が衰退する」と訴える桑原允彦・鹿島市長とともに、田中町長は新幹線反対運動に17年間取り組み、最後まで建設に反対した。新幹線建設の是非を争点にした昨年2月の町長選では、建設容認の元県職員を破り、5選を果たしている。

 ある自民県議は「予算陳情でお世話になるので、本来、首長は自民を支援するが、新幹線のしこりが残る江北町長と鹿島市長が今村を支援することはないだろう」と語る。桑原市長は反対運動の終息を宣言し、表向きは「中立」の立場を取っているが、水面下で親族が大串氏を地域に紹介しているという。

 新幹線建設ルートをめぐって激烈な綱引きが繰り広げられた県西南部。そのしこりが選挙戦に複雑な波紋を広げている。

=2009/08/02付 西日本新聞朝刊=

2713神奈川一区民:2009/08/02(日) 02:12:22
>>2687 警察は下條氏の車が対向車線をはみ出したとみています。
とはさんの見方はあながち、間違いではないかもしれません。

2714千葉9区:2009/08/02(日) 02:31:48
>>2711
ネタって訳でもないんですけどネ
そもそも、4年に一度政権交代が起こりそうで...この国は。

2715とはずがたり:2009/08/02(日) 02:37:08
>>2714
俺も政権交代論者ですが今回は10年再起不能ぐらいにぎたんぎたんにやっつけちまえばいいんだと思いますね〜。民主もまあ4年は安定した政権運営を続けて欲しいところ。
政権再奪取への戦略の違いで割れざる得ないと思うんですけど,来夏ぐらいまでは細川連立再びで自重した連中も民主政権が軌道にのれば4年後ぐらいには一旦はバラバラになりそうです。。

2716府中の疫病神:2009/08/02(日) 06:52:05
>>2707
同意です。
自民からあまりに人材が抜けていって旧社会党の右寄り版みたいになられても困るので、
「10年後の政権奪回に向けて自民を立て直す」
くらいの気概で残る人もいて欲しいです。
対立軸は小選挙区制(二大政党)の場合は曖昧になっていくって話もありますね。
http://www.asyura.com/07/senkyo36/msg/1033.html
> 政権交代を前提にした二大政党の間では、国家の基本政策に関して八〇%程度は一致していなければならないということ。
> 選挙で"争点"となるのは、残った二〇%程度のニュアンスの違いの部分というわけだ。
> これが、ある程度まで成熟した議会制民主主義国家の常識だろう。
そういう意味では程よい違いになりつつあるのかなと思います。


>>2711
10年後に長老的存在、内閣の要役として塩爺的な存在になっていただくというのも有りじゃないでしょうか?
(塩川如きと同じじゃ困るとか言われそうな気もしますが)

2717府中の疫病神:2009/08/02(日) 07:07:45
連投失礼します
> 4年に一度
今まで自民党が第一党であり続けたのは「党内で政権のたらい回し」が可能だったからです。
今回の選挙で民主が第一党になれた場合、当分はこれが民主党内で起こると思うのですがどうでしょうか?
理由
・小選挙区制による対立候補の問題から政党間移動が難しくなる
・例え思想の違う党首による内閣下でも、与党の一員であれば野党から攻撃するより裁量を利かせてもらい易い筈
・有権者も「新党首の下で出直し」は一応歓迎する(自民のここ3回の総裁交代劇ですら支持率は前総裁辞任直前<新総裁就任直後と新総裁になって一旦持ち直す)

多分鳩山さんが何かで失敗しても
・菅(首班もしくは黒幕)による左寄り政権
・岡田による中道政権
・前原による右寄り政権
のどれかができて、さらにその後は残り2つのどれか、その間に新総理候補が内閣の中から数人でてきて以下ループ
って予想でいるんですが、甘いですかね?
無論新代表の前後で解散総選挙とかなると思いますが、今回の自民のように地方組織や支持団体がどばっと溶けるような事態にはならないと思ってます。

2718ぐらもん:2009/08/02(日) 07:30:33
>>2655
福岡11区は宮崎のように「勝った方が公認」にすると思っていたので残念。これで武田の圧勝が確定と思います。
個人的に山本幸三に無所属ででてもらって選挙後民主入りしてもらいたいという希望があるのです。山本ならば11区で勢力を持っていますし
何より与党一の金融通でリフレ派であること。民主は財政規律派が強い傾向があるので山本が入ればかなり経済政策の面で有効に働くと思い
ます。政策的に民主に近いようですし。

2719RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/08/02(日) 08:29:14
>>2711
小泉・柳田の場合は抱き合わせの感があるが
橋本・今井のように1・5区よりもあえて
情勢が厳しいところに行ったのが気になるんですよね
棚橋・金子にとっては相当脅威になると思いますね

2720名無しさん:2009/08/02(日) 08:48:27
こんな時代が来るとはねー(しんみり)。
ちなみに、この電話世論調査、私も31日に答えました。多分、生涯二度目の出来事だと思いますが、なんか、嬉しい。

「比例は民主」36% 衆院選で本社世論調査
 30日投開票の衆院選の動向を探るため、富山新聞社は7月30日から3日間、富山県内の有権者を対象に電話による世論調査を行った。比例代表の投票先政党は、民主党が36.2%でトップとなり、自民党が32.1%で続いた。望ましい政権の枠組みは比例代表の投票先の結果と同様、「民主中心」が1位で、政権交代を掲げる、民主党の勢いを裏付けた。

 比例代表で投票する政党は、民主党、自民党に続いて国民新党が7.7%となり、公明党3.5%、社民党3.0%、共産党1.9%だった。

 ただ、「投票したい政党がない」の回答が12.1%あり、情勢が変化する可能性もある。

 前回2005年衆院選公示後の本社世論調査では、比例代表投票先が自民党48.0%、民主党12.2%と、自民党が4倍近かった。県選挙区で民主、社民、国民新党推薦の無所属候補が勝った07年参院選公示後の調査でも、比例代表投票先は自民党41.8%、民主党30.5%と、差は縮まったものの、自民党が民主党を上回っていた。

 共同通信社が先月25、26日に実施した全国電話世論調査では、比例代表の投票先政党で民主党30.7%、自民党15.6%という結果が出ており、全国的な民主党の勢いが、県内でも広がってきている。

 政党支持率を調査するため、ふだん支持している政党を尋ねたところ、自民党がトップで46.0%、民主党が15.7%で続いた。以下、公明党2.6%、社民党2.4%、共産党1.9%、国民新党1.5%だった。

 政党支持率では自民党が民主党の約3倍になっているのに対し、比例代表で投票する政党では民主党が自民党を上回る逆転現象が起きている。

 これは「どの政党も支持していない」とする無党派層28.1%のうち約4割が民主党に投票すると回答したことが影響しているとみられる。また、自民党支持層の約2割が比例代表では民主党に投票するとしている。

 さらに、富山3区(旧富山2区)で13期連続で当選している国民新党代表の綿貫民輔氏が、今回は比例単独での出馬を表明していることから、従来の自民党支持層が国民新党に流れたとみられる。

 望ましい政権の枠組みでは、「民主党中心の政権」が31.6%で、「自民党中心の政権」の27.3%を上回った。「自民党と民主党の大連立による政権」が19.3%、「政界再編による新しい枠組み」も18.5%に上った。

 年代別では、30代から60代までで「民主党中心」が「自民党中心」を上回った。20代と70歳以上は「自民党中心」がトップだった。

 職業別では、農林漁業で「自民党中心」が最も多かったが、商工サービス業、管理職、事務・技術職、現業職は「民主党中心」が上回った。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20090802201.htm

2721千葉9区:2009/08/02(日) 09:25:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1248273257498_02/index.htm
戦いの構図 09衆院選

 衆院解散直後の21日夕、宇都宮市中心部で、激しい雨の中、自民党前議員の船田元が傘を差しながらマイクを握った。「逆風で厳しい状況です。しかし、自民党は変わります」。だが、悪天候のせいもあるが、立ち止まって聞く人はほとんどいない。ヤジを飛ばす人もおり、「船田王国」とも呼ばれた県都で、船田の置かれた苦境を象徴するような光景だった。

 船田は2000年の衆院選で苦杯をなめたが、03年に返り咲き、「郵政選挙」と言われた05年の前回衆院選では、追い風に乗って民主候補に4万票近い差をつけて勝利した。今回も、祖父の代からの後援会組織に加え、昨年再選した福田知事や佐藤栄一・宇都宮市長の後援会も協力する。組織力では他を圧倒する。

 だが、「これまで選挙を10回やってきたが、今回が一番厳しい」と船田は語る。県都を抱える1区は、政治情勢に大きく左右される無党派層の「風」の影響を受けやすい。さらに、従来の支持者からも、閣僚の相次ぐ不祥事や麻生降ろしなど党内の混乱には、反発の声が強い。陣営では「ドブ板という程度では勝てない。土下座するような気持ちでやらなければ」と悲壮な声が上がる。

 6月から船田は、党のマニフェスト作りの中心として政策立案に精力を注いできた。後援会総連合会幹事長を務める県議の高橋文吉は「この逆風を吹き飛ばす奇策はない。自らが作った政策を地道に訴えるしかない」と話す。

      ◇

 「宇都宮に新しい風を吹きこむ、それが石森の念願です」。22日朝、民主党新人の石森久嗣は西川田駅前で声を振り絞っていた。無党派層に響きやすいように吟味を重ねたフレーズで、「風」という言葉を効果的に使う。

 医師の経験から、「長すぎた自民党の政治で国民生活にひずみが出ている」と訴え、医療改革や社会保障の充実を前面に押し出す。

 だが、民主への追い風ムードの中、陣営には大きな不安材料がある。知名度不足だ。「民主=石森」と、なかなか結びつけてもらえない。6月上旬、郊外の農村部を回る石森の携帯電話が鳴った。党前代表の小沢一郎だ。「認知度が低い。露出を増やして知名度を上げるように」。党独自の世論調査の結果を受けての指示だった。

 民主党の公募に応じて立候補を表明して約2年。これまでに重ねた街頭演説は1800回に上る。小沢からたたき込まれた緻密(ちみつ)な活動を徹底してきた。自民支持層の多い農村部にも積極的に足を運んで切り崩しを狙う。それでも、圧倒的な知名度を誇る船田にはなかなか追いつけないと感じている。

 県連幹事長の佐藤栄は20日、宇都宮市内で開いた集会でこう言った。「栃木は羽が伸びきっていない。風は羽がないと受けられない」。追い風が吹いても、知名度などそれを受け止める態勢が整っていなければ勝利には結びつかないとの危機感の表れだった。

      ◇

 共産党新人の小池一徳は、県内選挙区で唯一の共産候補。比例票の掘り起こしも期待され、1区を中心に県内全域を回る。また、諸派新人・河内宏之も、市街地を中心に連日遊説を行っている。

      ◇

 「政権選択」を最大の焦点に、8月30日投票に向けて事実上の選挙戦が始まった。県内小選挙区の最新情勢を探った。(敬称略)

2722千葉9区:2009/08/02(日) 09:26:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1248273257498_02/news/20090724-OYT8T00021.htm
戦いの構図 09衆院選
2区 鹿沼巡り激しい攻防
森山の処遇未定自民共闘に影

 鹿沼市で19日に開かれた自民党前議員、西川公也の事務所開きで、同党参院議員の矢野哲朗が声高に語った。「森山、西川両先生が自民党の旗の下で一つになって選挙に臨む態勢ができた」

 だが、同市が地盤の前議員、森山真弓の姿はなく、「総力を結集され、目的を達成されますようお祈り申し上げます」という簡潔な祝電を送っただけだった。

 西川はさくら市を地盤とする。対する民主党前議員の福田昭夫は、市長を務めた今市(現日光市)を地盤とし、切り崩すのは容易ではない。西川の勝利には大票田の鹿沼市が地盤の森山との共闘が不可欠。しかし、これまでの衆院選で設けてきた合同選対が発足しておらず、協力態勢が整ったとは言い難い状況だ。

 西川が小選挙区に立候補するのは2000年以来9年ぶり。前々回と前回は森山が2区から出馬し、西川は比例選に回った。過去3回の衆院選の合同選対は、00年には森山が最高顧問に、03、05年には西川が選対本部長に就き、両陣営は連携してきた。

 今回まだ合同選対ができないのは、81歳の森山の処遇が決まっていないことが大きい。比例単独候補とするよう党本部に求めているが、同党には比例単独候補は満73歳未満という内規がある。元首相にも認めなかった例外を党が認める可能性は低いとみられる。比例選出馬が認められなければ、森山の後援会にわだかまりが残る。

 西川陣営の幹部は「自民党への逆風は強い。森山さんが本気で応援してくれれば勝利は間違いないのだが」と気にかける。森山がいつ西川支援の前面に立つかに注目が集まっている。

     ◇

 「福田昭夫さんに小選挙区で勝っていただくことが大きな道です」

 日光市で19日夜に開かれた福田の総決起集会で、民主党県連の前幹事長で鹿沼市長の佐藤信は声を張り上げた。佐藤は昨年5月の市長当選後、「首長は一党一派に属さず、中立であるべき」との姿勢に転じ、呼ばれれば西川の集会にも顔を出しているが、この日は本音が出た格好だ。

 福田陣営もまた、鹿沼市を勝利のカギとみる。同市では昨年、県議だった佐藤が市長に当選し、県議補選でも同党推薦候補が当選した。福田陣営は「森山が地盤の鹿沼で大きな足がかりができた」と勢いづく。公示に向けて、街頭演説やあいさつ回りも同市を重点にした日程を練っている。

 前回、比例選で復活当選を果たした福田はこの4年間、週末はこまめに地元に戻り、地盤の日光市を中心に街頭演説や200回を超えるミニ集会を行い、支持拡大に努めてきた。地方選の連勝で民主党に追い風が吹く上、元知事としての知名度もある。だが、陣営は「相手は百戦錬磨の自民党。何が起こるかわからない」と警戒を強める。

 再選を目指した04年の知事選で大差をつけられ敗れた苦い経験もある。日光市の後援会事務所は昨秋から開きっ放しにしていたが、引き締めを図るため19日に「再事務所開き」を行った。

 諸派新人の坂下邦文は鹿沼市の繁華街を中心に遊説活動などを行っている。(敬称略)

(2009年7月24日 読売新聞)

2723千葉9区:2009/08/02(日) 09:28:31
>>2722 まだ森山刺客が決まってなかったときの記事です
そいや、すっかり忘れてましたけど蓮実はどーすんですかね
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1248273257498_02/news/20090724-OYT8T01171.htm
戦いの構図 09衆院選 一覧

3区 自民も「刺客」擁立難航
 7月5日、無所属の前議員渡辺喜美が、大田原市で開かれた後援会総連合会の地区代表者会議の後、報道陣を前に上機嫌で語った。「4年前の選挙では、小泉批判の文書をまいて、後援会の幹部からしかられたが、今回は『健康第一で頑張れ』という話ばかりだった」。自民党を離党したことや新党結成に後援会のお墨付きを得たというわけだ。

 新党結成で政界再編をもくろむ渡辺は、支援する候補者の応援で選挙期間中はほとんど地元には帰らない見通し。後援会総連合会長の臼井亮平は「選挙も5回目。手順はわかるから大丈夫だ」と余裕の表情を見せる。


 候補擁立が難航していた民主党は、反自民の立場から渡辺との連携もにらみ、独自候補擁立を見送った。渡辺の支援者の間では事実上の信任投票になるとの見方も広がる中、自民党がメンツにかけて「刺客」を擁立するかどうかが焦点となっている。

 自民党は当初、本部主導で刺客を立てる考えを示していた。4区から無所属で出馬予定の植竹哲也に3区への転身を打診し断られた経緯もある。だが、主要地方選での連敗、党内の混乱などもあり、今の逆風下では擁立は難しいとの見方が強い。21日に発表された同党の第1次公認候補者名簿では、栃木3区に名前はなかった。

 仮に今から公認候補を立てても、3区内の自民党員はほぼ渡辺支持者で、手足となって選挙戦を支える者はほとんどいない。自民党を離党して渡辺の応援を表明する市議も出ている。

    ◇

 盤石に見える渡辺だが、足元には不安材料も出てきている。渡辺を支持してきた自民党県議10人(選挙区内は8人)で作っていた「自民温知会」は、4月の足利市長選で渡辺が推した元県議が自民推薦候補を破って当選したことで、党へのけじめのため「解消」を余儀なくされた。

 同会会長だった阿久津憲二は、今回の衆院選で「自民党籍のまま選挙区は渡辺、比例選は自民党を応援する」ことを表明した。だが、あくまで「刺客擁立がない」と見込んでの行動とみられる。同会解消後の渡辺との距離は、県議によって差があるが、各方面と摩擦を起こして注目を集める渡辺の政治手法に違和感を示す県議は少なくない。

 新党結成は、他の自民党離党者らの受け皿になるという思惑通りには進んでいない。「再編の起爆剤となる」とした目標を達成できなければ政界での発言力は低下する。支持者から「今回は楽勝でも、次は危ない」との懸念も聞こえてくる。

    ◇

 社民党は、比例票掘り起こしを視野に、前回出馬した女性を中心に擁立を模索しているが、難航している。

 前回、渡辺との自民党公認争い後、福島3区から出馬し落選した元議員蓮実進の後援会は当初、民主党からの出馬に動き、渡辺の離党後は自民党からの出馬を模索している。だが、自民党は今回の次の衆院選を視野に若い候補を望んでいるとされ、76歳の蓮実を公認する可能性は低いとみられている。

 諸派新人の斎藤克巳は6月に立候補を表明し、遊説して回っている。(敬称略)

(2009年7月25日 読売新聞)

2724千葉9区:2009/08/02(日) 09:30:09
5区記事がいまだにアップされていません。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1248273257498_02/news/20090728-OYT8T00031.htm
戦いの構図 09衆院選

4区 「閣僚vs党幹部」注目区
佐藤、山岡5度目の対決
 「街を歩いて『自民党は何をやっているのだ』という声を、いろんなところで耳にする。生易しいものではない」。自民党前議員の佐藤勉は25日、小山市内の公園わきで開いた「青空集会」で支持者ら約100人を前に危機感をあらわにした。

 小選挙区制導入以降、佐藤と民主党前議員の山岡賢次の戦いは5回連続という「宿命の対決」。佐藤の4連勝だが、2000年以降の3回は山岡に比例選での復活当選を許しており、必ず接戦となっている。

 佐藤は昨年9月に初入閣、今年6月には総務相に就任して知名度は向上したが、低支持率の麻生内閣の主要閣僚であることがかえってマイナスイメージにつながっているとの見方もある。

 佐藤の強みは業界団体や県議を中心とした議員団などの組織力にある。だが、小山地区医師連盟が初めて両氏の推薦を決めるなど、伝統的な支持団体にも変化が出てきている。

 盤石に見える後援会組織も高齢化が否めず、今回は、後援会入会者数の獲得を前回衆院選時の1割増を目指し、組織のすそ野を広げようと懸命だ。小山市の選対本部長で県議の板橋一好は、選対会議などで「初心に帰ろう。初当選したときの攻めの選挙を」と繰り返している。

     ◇

 山岡は小選挙区4連敗の雪辱が悲願だ。党国対委員長としての立場もあり、25日に小山市の後援会事務所での女性支援者との打ち合わせでは、「党内での力関係もあるので、何とか小選挙区で勝たせてほしい」と熱っぽく語った。

 山岡は「今回は関ヶ原の決戦。私の政治生命を賭けて挑む」と、岳父の作家山岡荘八を意識してか、戦国時代になぞらえて士気を高めている。

 4区は、首都圏に通勤する人も多い大票田の小山市周辺の浮動票が勝敗の大きな鍵を握っている。全国的な民主党への追い風に加えて、前回1万票弱を取った共産党候補が今回は出馬しないこともプラスに働くとみられる。

 一方、農村部では保守地盤も強く、佐藤と山岡の代理戦争と言われた4月の真岡市長選では、佐藤陣営の支援を受けた元副市長が当選した。

 今年3月に自民党を離党し、山岡を支援する県議の高橋修司は「やはり風だけでは勝てない。有権者に政策を徹底的に浸透させ、確かな票にしなければならない」と、追い風に頼らない地道な活動が必要だと強調する。陣営では街頭演説やパンフレットの配布枚数を大幅に増やし、幅広くかつ徹底的に訴える作戦だ。

 「閣僚対党幹部」の対決が注目される中、植竹繁雄元衆院議員の次男で新人の植竹哲也は無所属で出馬する。「自民にはお灸を据えたい、でも民主にも入れたくないという声を多く聞く」と言い、2大政党からこぼれる保守層の受け皿になりたいと期待する。保守票や浮動票の取り込み次第で、4区の勝敗に大きな影響を与えそうだ。30日には、支援を受ける元経済産業相、平沼赳夫を招いて真岡と小山で後援会大会を開く。

 諸派新人の関沢知尋は出身地の市貝町、小山市などで遊説活動などに力を入れている。(敬称略)

(2009年7月28日 読売新聞)

2725千葉9区:2009/08/02(日) 09:33:15
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/news/20090801/185667
衆院2、4区で自、民両候補推薦 県歯科医師連盟
(8月1日 05:00)
 県歯科医師会(柴田勝会長)の政治団体、県歯科医師連盟は31日までに、栃木2区に立候補予定の自民党前職西川公也氏(66)と民主党前職福田昭夫氏(61)の2人、同4区に立候補予定の自民党前職佐藤勉氏(57)と民主党前職山岡賢次氏(66)の2人の推薦を決めた。同連盟が自民党以外の候補を推薦するのは初めて。

 同一選挙区で2人を推薦することから実質的に自主投票の扱いになるという。3区は自民党を離党し、新党設立を表明している前職渡辺喜美氏(57)、1区と5区はともに自民党前職の船田元氏(55)、茂木敏充氏(53)を推薦する。

 県歯科医師会は県内11郡市歯科医師会の会員で組織。同連盟は30日の役員会で地区の意向を聴取し協議した。4区は実績を考慮して自、民両候補の推薦を決めた。一方2区は地区内の意見が自、民双方に割れ、両候補の推薦となった。

2726千葉9区:2009/08/02(日) 09:34:20
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/07/29/20090729ddlk29010519000c.html
戦いの構図:09衆院選 1区 自民、一本化で巻き返し /奈良
 ◇民主と共産、追い風維持懸命
 解散の21日朝、自民の森岡正宏氏は近鉄新大宮駅前で街頭演説に立った。「野党は政権交代後の国家像をどう描くか見えない。一回変えたらいいという安易な選択をしていいのか」。

 郵政造反組の森岡氏は05年の前回、無所属で出馬。自民から刺客として鍵田忠兵衛氏(51)が出馬し、森岡氏は落選した。昨年9月、自民は森岡氏で一本化。森岡氏は復党し、復活をかけて自民から出馬する。しかし、党支持率が低下する中での選挙戦に焦りをにじませる。

 奈良1区は事実上、森岡氏、民主の馬淵澄夫氏、共産の井上良子氏の三つどもえの戦いになる公算が大きい。同じ構図となり、各党が前哨戦として臨んだ12日の奈良市長選は、民主推薦の仲川げん氏(33)が自民・公明推薦の鍵田氏と共産推薦の小林照代氏(69)を破って初当選。鍵田氏を支援した森岡氏の陣営幹部は「まさか負けるとは思わなかった」と苦渋の表情で話す。

 旧特定郵便局長らでつくる「郵政政策研究会」は、県内の他の選挙区で民主候補を推すものの、1区は森岡氏を支援する方針だ。ただ、落選中に休眠状態に陥った森岡氏の後援会は、まだ立て直しの最中。鍵田氏は森岡氏の支援を約束しているが、鍵田氏の有力後援者は「市長選で森岡氏の後押しが不十分だった」としており支援は不透明だ。

   ×  × 

 「選挙中は党本部指示で全国の応援に回るため、地元は不在になる」。馬淵氏は25日の集会で、支持者にこう宣言した。小泉旋風が吹き荒れた前回、2期目ながら1区で勝ち抜いた。今回は選挙期間中、ほぼ他の議員の応援に回る。

 馬淵氏は6月にテレビの報道番組で、個人献金だけで活動する政治姿勢を全国にアピールした。奈良市長選では、自ら擁立を決めた仲川氏に同行して演説方法などを指導。衆院選と連動させて「奈良から国へ政権交代」と訴えた。

 市長選後、馬淵氏は「衆院選での県内4議席の獲得に弾みをつける結果だ」と自信をみなぎらせた。ただ、民主関係者の間には「本人不在で追い風が続くのか」と懸念する声も出ている。

   ×  ×

 12日の奈良市議選で、共産は公認候補7人全員が当選。得票数は計約2万4000票と過去最高を記録した。前回衆院選の奈良市の比例票は約1万8000票で、26%増の躍進だった。祝勝会で、井上氏は「街の空気が温かい。熱気が残っている」と話した。

 陣営は、この追い風を衆院選に結びつけようと懸命だ。23日の斑鳩町での合同決起集会で、沢田博・党県委員長は「県都決戦を制した奈良市は全国から注目されている。総選挙ではさらに大波を起こしたい」と力を込めた。

 一方、自民か民主かの政権選択論で影が薄れることも警戒する。井上氏は「日本の未来を作る選挙。政権交代後の新しい政治を作るために共産党の議席増が必要だ」と話す。【泉谷由梨子】

   ×  × 

 衆院選が8月18日に公示、同30日に投開票される。21日の解散後、事実上の選挙戦に突入した県内4選挙区の戦いの模様を報告する。(つづく)

2727千葉9区:2009/08/02(日) 09:35:07
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/07/30/20090730ddlk29010430000c.html
戦いの構図:09衆院選 2区 郵政造反組、民主入り /奈良
 ◇自民の元刺客、地元定着
 ◇知名度高い共産新人
 解散から2日後の23日夕、天理市の二階堂地蔵尊夏祭りに、自民の高市早苗氏が姿を見せた。「こんばんは」。街頭演説はせず、団子や金魚すくいの露店を一つ一つ回り、祭りの世話役の男性や子供連れの母親らに握手を求める。そんな高市氏に「頑張れ」と、声が飛ぶ。

 高市氏は05年の前回、郵政造反組の滝実氏への刺客として、奈良1区から移った。投票日までわずか1カ月足らずだったが、小泉旋風に乗って約9万票の大量得票で当選。陣営関係者は「前回はわけのわからないまま終わった」と振り返る。

 それだけに、2区に根を張ることが大きな課題となった。閣僚に就任し、あまり地元に戻れない時期もあったが、数人の集まりなどにもこまめに顔を出した。地元議員らも動き、この4年で校区や町村単位の後援会を築き上げた。「今回、風はないが、後援会はある。やっと地に足をつけて戦える」と陣営関係者は話す。

   ×  ×

 「民主党の滝実でございます」。滝氏は民主入りした21日夕、近鉄郡山駅前の街頭演説で、こう報告した。途中から同党の中村哲治参院議員(38)が合流。「民主党の経験不足を補うのが滝さん」とアピールした。

 今でこそツーショットが普通になった2人だが、過去3回の衆院選では激しい議席争いを繰り広げてきた。その関係は徐々に変化する。05年の前回、滝氏は自民を離党し、新党日本から出馬して比例で復活当選、中村氏は落選した。07年参選選で中村氏が衆院からくら替え出馬すると、滝氏は「個人的に応援したい」と支援した。同年末、民主は、その後無所属になった滝氏の擁立を固めた。

 「かつての敵」と手を結ぶことに戸惑う支援者に、滝氏は「民主の政策とは共通する部分も多い」と理解を求めた。民主県連幹部は「二人三脚の活動で『民主の滝』が定着してきた」と手応えを示す。

   ×  ×

 23日午後、近鉄生駒駅前。強い日差しの下、共産の西ふみ子氏は街宣車の上から訴えた。「格差、貧困をなくすのが政治の役割」。昨年9月の出馬表明以降、街頭演説やミニ集会を続けている。

 共産は12日の奈良市議選の得票が、07年参院選の同市の比例票から3割以上増加。貧困層が拡大する中、党関係者は「国民の暮らしを守る党だという評価が得られた」と受け止め、2区でも追い風をアピールする。

 西氏は07年知事選に出馬し、約18万票を獲得した実績を持つ。陣営幹部は「知名度の高さも好材料」と、票の掘り起こしに力を入れる。【中村敦茂】(つづく)

2728千葉9区:2009/08/02(日) 09:41:03
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/220-222
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/242
広陵町長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/8-12
葛城市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/64-69
王寺町長選

http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/07/31/20090731ddlk29010456000c.html
戦いの構図:09衆院選 3区 「奥野会」分裂、自民に痛手 /奈良
 ◇無党派層浸透に手応え−−民主、共産
 今月18日、大和高田市内で開かれた奥野信亮氏の後援会「奥野会」と3区の自民県連の幹部らを集めた会合で、後援会幹部の1人が声を上げた。「広陵町長選で対応が分かれた。どのように修復するのか」。

 今年6月の同町長選は奥野会に属する2人が立候補。奥野氏は告示後に新人の元町議の支援を決めた。民主3区総支部は告示前から現職の平岡仁氏(68)を支持。奥野会は分裂し、結局、平岡氏が小差で3選を果たした。

 会合で奥野氏は「広陵町長に会って(支援を)お願いする」と話した。だが、平岡町長は既に6月28日の民主党3区定期大会で、「選挙でお世話になった吉川(政重)さんを支援する」と表明していた。

 3選を目指す奥野氏は、文相や法相などを歴任した父誠亮氏(96)の地盤を受け継ぎ、親子で自民の議席を45年間守ってきた。前回は小泉旋風を受け、吉川氏に約3万票差で圧勝している。

 しかし、奥野会は昨年6月の御所市長選でも分裂選挙になった。この時は奥野氏が支持した新人の東川裕氏(47)が初当選したが、しこりを残した。陣営は「ひずみが出ているが、修復する」と後援会組織の立て直しに躍起だ。

   ×  ×

 「政権選択の大切な選挙。どうか吉川総支部長への支援の輪を大きく広げていただきたい」。香芝市内で19日開かれた吉川氏の「政権交代めざす香芝集会」。集まった約800人を前に、昨年5月の同市長選で無投票で初当選した梅田善久市長(63)があいさつした。集会には、連合奈良や郵政政策研究会近畿地方支部の関係者も出席した。

 昨年10月の葛城市長選と今年2月の王寺町長選は、いずれも民主の推す候補が、奥野氏の支援する候補を破って当選。民主はこれらの選挙戦で奥野氏の地盤の切り崩しを図ってきた。

 吉川氏は前回落選した後、平日はほぼ毎日、駅前の街頭演説などで政権交代や支持を訴え、地元に根ざした活動を続けている。陣営は「新住民や無党派層の多い地域で、着実に知名度を上げている。奥野支持者だった有権者からも『今度は応援する』という声がある」と手応えを話す。

   ×  ×

 豆田至功氏は23日、斑鳩町内で開かれた合同決起集会で、「後期高齢者医療制度や障害者自立支援法などをやめさせる。我々がキャスチングボートを握っている」とあいさつ。政権交代後に建設的野党の立場から、政策を実現していく考えを訴えた。

 豆田氏はこの1年10カ月、県内をくまなく回り、自治会やお年寄り、若者らと会合を重ねてきた。保守系団体とも積極的に意見交換し、支持の拡大を目指している。【山本和良】(つづく)

2729千葉9区:2009/08/02(日) 09:41:50
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/08/01/20090801ddlk29010502000c.html
戦いの構図:09衆院選 4区 民主、前田氏と二人三脚 /奈良
 ◇自民予定者「党ではなく私に」 共産空白区、票の行方は
 7月24日午前7時、桜井市東新堂の県道脇。田野瀬良太郎氏が汗だくで通勤の車に両手を振っていた。「実は道で手を振るのは五條市議に初当選した時以来、36年ぶり。今回はえらい選挙になった」。この日からほぼ毎日続けている。

 衆院議員を5期務めた田野瀬氏は、選挙区内の全市町村に張り巡らした強力な後援会組織を持つ。03、05年の衆院選は10万票を超える得票で圧勝した。

 しかし、自民への逆風が吹く今回は危機感を募らせる。「国会議員として地元に根を張ってきた。しかし、党がこんなに厳しい状況では、根を深く張った木も倒れることがある。党ではなく、田野瀬に入れてくださいと訴える」

 7月25日午後、橿原市小房町のかしはら万葉ホールで、選対幹部や市町村長、県議らが集まり、合同選対会議が開かれた。田野瀬氏は「厳しい選挙だが、何としても通してほしい」と、深々と頭を下げたという。選対幹部は「昨年のうちに選挙があれば余裕があったのに」とぼやく。

   ×  ×

 同じころ、近鉄大和八木駅前では、大西孝典氏と前田武志参院議員らが並んで街頭演説をしていた。前田氏は「無名候補に過ぎなかった大西さんだが、もう相手の背中が見えてきた」と自信を見せた。

 大西氏は前田氏の元秘書。前回、田野瀬氏に敗れた森下豊氏が、07年10月に橿原市長選に出馬して当選したため、民主は候補者不在となった。昨年9月、福田康夫前首相の辞任を受けて解散の機運が高まり、急きょ大西氏の擁立が決まった。

 しかし、大西氏はほとんど無名。「民主党が求めていた早い総選挙だったら私はだめだったと思う。出馬表明から10カ月でも短いくらいだが、遅くなったのは運が良かった」と打ち明ける。

 大西氏は、できるだけ前田氏と行動をともにし、浸透を図る戦略だ。前田氏は、衆院4期、参院1期の議員歴を持つ。4区では、田野瀬氏と二度戦って1勝1敗と、激しい選挙戦を繰り広げてきた。

 前田氏の後援会幹部は「大西氏を全面的に支援する」としており、代理戦争の様相を呈している。田野瀬氏は「常に前田さんとの戦いだと思っている」と話す。

   ×  ×

 共産は今回、同区への候補擁立を初めて見送る方針だ。前回の共産の比例票は1万667票。この票の行方に加えて、橿原市に多い無党派層の動向が注目を集めている。【高島博之】(おわり)

2730千葉9区:2009/08/02(日) 09:42:56
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090730ddlk18010503000c.html
迫る夏の陣・政界変遷:09衆院選/上 自民、分裂から結束アピール /福井
 「自民党福井市支部はまさに今日スタートした。皆さんとともに保守王国・福井の底力を全国に見せよう」

 今月19日に福井市内で開かれた同党福井市支部大会で、山本芳男県連幹事長は結束をアピールした。03年と05年の総選挙では候補者の公認問題を巡り、県連が分裂した経緯がある。特に05年は、郵政民営化に反対し無所属で1区から出馬した松宮勲氏の支援を巡り分裂。“刺客”として送り込まれた稲田朋美氏が苦戦を強いられ、かろうじて当選した。

  ◇   ◇

 07年の参院選でも同党は約3000票差の「薄氷の勝利」を収めた。「このままで次の総選挙は本当に戦えるのか」。県連内外で高まる危機感が、党内融和への動きを強めた。分裂状態だった県議会の各会派は昨年9月に一本化。翌10月には福井市内に並立してあった2支部も合併した。

 前回総選挙で松宮氏を先頭に立ち支援したベテランの前田康博県議は今回、稲田陣営の選対本部長に就き、陣頭指揮を執る。7月の支部大会では「これまで心配をかけたことをおわびしたい」と陳謝し、「民主への反転攻勢をかけ、はいつくばってでも勝利しよう」と意気込んだ。

  ◇   ◇

 「誰も聞いてないぞ」「やめろ」。今月5日に福井市内で開かれた県連大会で、総裁選の前倒しを主張していた山本拓氏(2区)があいさつに立つとヤジが相次いだ。同席した稲田氏も「ある者は党の結束を乱し、マスコミに迎合して人気取りに奔走している」、高木毅氏(3区)は「党内がごたごたしているのは弱み。一致結束すべきだ」と山本氏を暗に批判した。

 衆院の解散で「総裁選前倒し問題」は一段落したが、党の足並みの乱れが露呈したのは事実だ。ある自民県議は「党がばらばらだということがPRされるだけで、利敵行為になる」と懸念した。3区では民主から立つ松宮氏を応援する複数の保守系県議の動きもある。県連は今回、候補予定者の後援会事務所とは別に、独自の選対事務所を福井市内に設ける。過去の総選挙では前例がないことといい、山本幹事長は「民主の風がこれだけ吹くと恐ろしいものがある」と危機感を強めている。

  ×   ×

 自民と民主の2大政党が政権をかけて臨む今回の衆院選。「国替え」「くら替え」で激流にある県内政界の動きを報告する。

2731千葉9区:2009/08/02(日) 09:43:36
http://mainichi.jp/area/fukui/archive/news/2009/07/31/20090731ddlk18010582000c.html
迫る夏の陣・政界変遷:09衆院選/中 民主、4者共闘スムーズに /福井
 連合福井の働き掛けで民主、社民、国民新の各党県連・県支部が結束して政策を協議する「4者会議」が07年末に発足した。保守王国・福井から上げた自民中心政権への“反撃ののろし”で、会見した連合福井の馬場修一会長は「4者が協議の場を設けるのは全国的にも珍しい」と胸を張った。

 その時点で馬場会長は次期衆院選をにらんだ“秘策”を練っていた。国民新党で2区から出馬を目指していた糸川正晃氏を民主に移籍させる計画だ。

 「糸川氏側も不利ではない」と読んだ馬場会長は4者会議発足後、計画を実行に移した。さまざまな会合で、「糸川さんに民主から出てもらった方が組織的に支援がしやすくなる」と繰り返しメリットを強調。昨年9月にあった連合福井の会合では、組合員から「政治信条で国民新党に入っている人に、民主党に移ってくれというのはおかしい」「改憲問題で我々と認識が違うのではないか」との疑問の声が上がった。だが、「政権交代を進めるために有利な戦いをしよう」との呼び掛けに、これらの声も次第に小さくなった。

 民主党県連内からも、「民主党の方が政党支持率は圧倒的に高く、若い糸川さんが政治家としてさらに成長できる」とバックアップする声も聞かれ始めた。中央にもこうした動きが伝わり、糸川氏の移籍は政党間の了解事項になった。

 また自前の候補を立てない社民党県連も自公政権打倒の立場から支持を表明し、民主系のある県議は「糸川氏の移籍を巡っては4者の共闘がスムーズに進んだ」と話す。

  ◇   ◇

 県内3小選挙区で議席を独占する自民党に対し、民主党は今回1区に県連代表の前職、笹木竜三氏、2区に糸川氏、3区に自民元職からくら替えした松宮勲氏を擁立して真っ向勝負に出る。連合福井は昨年10月、4者会議の参加メンバーとで3選挙区を統括する合同選対本部を発足させた。

 全国的に「民主の風」が吹いた07年の参院選で、福井の民主党は約3000票差で惜敗した。このとき候補者だった若泉征三・同党県連代表代行が今回、合同選対の本部長に就任した。若泉氏は「実感として07年の参院選より手応えがある。チームワークよく、野党共闘で政権交代を実現したい」と意気込む。

2732千葉9区:2009/08/02(日) 09:44:11
http://mainichi.jp/area/fukui/archive/news/2009/08/01/20090801ddlk18010591000c.html
迫る夏の陣・政界変遷:09衆院選/下 支援団体にも緊張感 /福井
 「農政連は、福井の票を一票たりとも取りこぼさない」

 自民党が辛勝した07年の参院選直後、福井市内で開かれた同党の3人の衆院選立候補予定者の決起集会で、県農政連の山田俊臣会長は豪語した。

 同党の県内支援団体のうち、会員数約3万7000人を誇るJAの政治組織の活動は突出している。国が07年度に打ち出した、農業補助金の支払いを大規模農家などに限る「品目横断的経営安定対策」に反対するため県農政連は同年10月、福井市内で開いた集会に農家の代表ら1500人を動員した。「小規模農家を切り捨てる気か」と気勢を上げ、「むしろ旗」を掲げて県選出の国会議員らに政策転換を強く迫った。「むしろ旗」は中央でも話題になり、農地の面積要件を事実上撤廃させるなど制度の見直しにつながった。

 衆院選ではJAと一緒に選挙区ごとに選対本部を作るのが慣例だ。だが、自民への大逆風と「国替え」「くら替え」の政界変遷の中で迎える今回は、いつも以上に緊張感が漂う。「農政連内部にはさまざまな思想・信条を持つ人がいるのも事実。すべての会員が自民候補に投票するという訳ではないだろう。だからこそ引き締めを図る必要がある」。関係者の一人が打ち明けた。

  ◇   ◇

 自民と民主の2大政党の激突が焦点となる中、県内選挙区からは候補者を擁立しない公明党県本部も、連立のパートナーの立場から自民のもたつきに焦燥感を募らせる。代表の石橋壮一郎県議は「厳しい経済情勢の下、経済対策を主導してきた点をアピールしたい」と実績を強調。自民との選挙協力については「選挙区ごとに調整する方針で、現在その作業中だ」と述べるにとどめる。

 一方、1区に新人の金元幸枝氏を擁立する共産党県委員会の佐藤正雄前県議は「たとえば自民も民主も将来的な消費税増税に言及しており、政策が変わらない部分も多い。その中で『建設的野党』として独自色を出したい」と訴える。さらに野党連携には「後期高齢者医療制度の廃止など賛成できる事柄については是々非々の立場で臨む」としている。

 3人を各選挙区に擁立する幸福実現党県本部の堂下道代代表は「国民の安全・安心を訴えていきたい」と、初めての衆院選に挑む。(連載は大久保陽一が担当しました)

2733千葉9区:2009/08/02(日) 09:45:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20090729-OYT8T01222.htm
「首相候補」足元固め躍起
空前の逆風――――集落、事業所回り

 「これだけ何度も地元に帰り、集落をくまなく歩いたことは、ここ2、3回の選挙ではなかった」

 今月上旬、八頭町の八東公民館。支持者約70人を前に約30分間の国政報告を終えた自民党前議員の石破茂(52)は、汗をぬぐいながらつぶやいた。猛暑と日焼けで顔は真っ赤。目元には疲れがにじむ。

 昨年8月に防衛相を退いた直後から、週末には地元へ飛んで帰り、山間部をくまなく歩いてきた。農相に就任し、事故米不正転売や農水省職員のヤミ専従問題に忙殺された間も、その動きは変わらなかった。

 昨秋の党総裁選に出馬した石破は、空前の逆風下で迎える総選挙を前に「私が地方、日本を立て直す」と言ってはばからない。山口享・県連会長は「首相候補にふさわしい票で勝たないと」。その石破を〈どぶ板〉へと駆り立てるのは、2007年参院選惨敗のショックだ。

 鳥取選挙区で、自民党候補の得票が当選した民主党の川上義博を上回ったのは、若桜、智頭、岩美の3町だけ。中でも知事、参院議員を務めた石破の父・二朗(故人)の地盤だった八頭町で競り負けたことは、陣営に大きな衝撃を与えた。

 「15票差とはいえ、50年続く石破家のおひざ元。まさかと思った」。後援会幹部の八頭町議、河村久雄は苦い表情で振り返る。別の幹部は「公示の日、民主党は当時の小沢代表が八頭の山奥まで来て与野党逆転を訴えた。あれが効いた」。

 足元の揺らぎは、組織にものぞく。県内の自民党員は、1991年の4万5000人をピークに減り続け、昨年末に1万人を割った。地方議員も市町村合併で激減。強力な〈集票マシン〉だった業界・職域団体の動きも鈍い。推薦状はこれまで通り集まっているが、山根英明・県連幹事長は「倒産が相次ぐ建設業など、不況で選挙どころではない業界もある」とこぼす。

 今回、鳥取1区で民主党が擁立する奥田保明(49)は、石破の元秘書。石破支持層の切り崩しも狙う。かつてない窮地に、どう対応するか。

 山根は「実績と情けだ。日本を支えてきた自民党を、7期23年間育ててもらった石破をお願いします。そう訴えるしかない」。党組織の底力も信じる。「地域支部は約100、職域支部は約50もあり、県議も23人いる。腐っても鯛(たい)だ」。

 一方で、麻生政権の支持率低下を横目に「自民の名を連呼するのは、逆効果」と懸念する声も漏れる。河村は言う。「『今の自民はダメだけど、石破を頼む』と呼びかけたい。今回は〈だけど選挙〉だ」。

 河村ら陣営関係者は29日から、推薦団体傘下の事業所回りを始めた。これまでなかった取り組みだ。「推薦状を事務所に張るだけではダメ。現場で働く人の1票を積み上げなければ」。足元を固める戦いが続く。(北島夏記)

=敬称略=

    ◇

 8月18日公示、同30日投開票の衆院選に向け、鳥取1、2区でも真夏の戦いが始まった。主な陣営の動きを追う。

(2009年7月30日 読売新聞)

2734千葉9区:2009/08/02(日) 09:47:06
民主の情勢記事がないのはなぜ!?
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20090731-OYT8T01113.htm
埋没懸念「民主にブレーキ」 1区岩永陣営

 「民主党政権が出来ても、消費税増税や改憲といった暴走を許してはならない。共産党がブレーキをかける」

 7月21日、大雨に見舞われた鳥取市中心部の若桜街道で、共産党新人の岩永尚之(52)は声を張り上げた。政権交代の可能性を踏まえ、「民主党に物申す建設的野党」を強調する戦術へ切り替えたのは、同12日の東京都議選後のことだ。

 都議選での獲得議席は8。改選前の13から五つ減った。共産党の得票自体は、前回より4%増加。だが、投票率を10ポイント以上も押し上げた大勢の有権者が、与党批判の票を民主党に投じた。

 小村勝洋・県委員長は「『自民か民主か』の選択を迫る流れに押され、党の主張が有権者に届きにくくなった。このまま埋没する訳にはいかない」と危機感をあらわにする。

 プロレタリア文学の代表作、小林多喜二の「蟹工船」が昨春からブームを呼び、働いても生活費を賄えない「ワーキングプア」の増加など格差問題がクローズアップされる中、陣営には、格差是正を唱える共産党への共感が広がっている、との確かな手応えがあった。

 昨秋には、世界不況で雇用情勢が急激に悪化。県委員会は困窮者向けの相談会を何度も開き、鳥取市内で映画「蟹工船」の上映会も催して労働者を守る政治への転換を訴えた。そんな取り組みを重ねるうち、党員数が徐々に増え、6月までに2007年参院選当時を90人上回る約2300人に。県内選挙での得票も、4月の八頭町議選では前回の1・2倍、大山町議選では3・6倍になった。

 都議選でその勢いに水を差された現状に「自公批判に軸足を置いた今までの戦い方では、反自民票は民主へ流れる」と小村。「労働者を守る法改正や後期高齢者医療制度の廃止など、考えが一致する政策では民主党に協力する。だが、消費税増税や改憲には断固反対。そのスタンスをしっかりアピールしなければ」

 民主党との違いを有権者に示せるかどうかは、陣営のもう一つの目標達成にもかかわる。03年の衆院選比例中国ブロックで落選した元議員中林佳子(63)の返り咲きだ。

 鳥取2区での候補者擁立を見送ったのも、比例選に注力するのが狙い。中国5県で37万票(前回約24万7000票)、県内では3万2000票(同約2万2000票)の獲得を目指す。

 近年の国政選での県内得票がほぼ横ばいで推移していることを考えれば、達成は容易ではない。だが、陣営幹部は「比例は積み上げた票が議席に直結する。その重みを全県の有権者に訴えたい」と意気込む。

 すでに県内を一巡した岩永は、公示後も2区での街宣を続ける予定だ。「自公政治が終わった後も、暮らしを破壊する政治に目を光らせる存在が必要だ。今の政治に失望している有権者は、きっと分かってくれるはずだ」と言い切った。

(鷲尾有司)

=敬称略=

(2009年8月1日 読売新聞)

2735千葉9区:2009/08/02(日) 09:47:43
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090730ddlk44010582000c.html
票流:’09衆院選おおいた/上 1区 すれ違う政党対決 /大分
 ◇選手交代・政権交代・比例全力
 来月18日公示・30日投開票される第45回衆院選。政権選択選挙の緊張感は日々高まっている。各党のマニフェストもほぼ出そろい、大分1〜3区の立候補予定者による前哨戦もヒートアップ。集票にかける予定者各陣営の思惑を探った。

 7月上旬、大分市東部の公民館。自民新人の穴見氏陣営の選対本部長、渕健児県議は応援演説に立ち、おもむろに半紙大の紙を取り出した。民主前職の吉良氏らが訴える「政権交代」をもじった「選手交代」の4文字が踊る。「吉良氏は衆院2期の実績が見えてこない」と主張し、「大分市民の代表にふさわしいのは若い穴見氏」と結んだ。穴見氏は「党を変えるのは、我々30〜40代」とし、「自民色に染まっていない」新人の清新さをアピールした。渕県議が「自民対民主でなく、穴見対吉良の戦い」と強調する裏には、今の状況では党を前面に出さない方が得策との思いも見え隠れする。

 1区は自民にとって鬼門。小選挙区制初の選挙となった96年は社民の村山富市氏(引退)、00年は民主の釘宮磐氏(現大分市長)、03年は無所属で立った吉良氏の前に、いずれも衛藤晟一氏(現参院議員)が涙をのんだ。郵政選挙の05年は法案に反対票を投じた衛藤氏に自民本部が佐藤錬氏(比例復活当選)をぶつけ自民分裂となり、民主公認となった吉良氏が制した。野党系候補が4分裂し、自民の礒崎陽輔氏が初当選した07年参院選も、大分市だけでみると民主系候補の方が多く得票していた。

 一方の吉良氏。「政権担当能力がないというが、やらせてもらわないと分からない」。解散翌日の22日、市中心商店街で訴えた。「民主の顔」を意識的に強調する。

 2連勝中とはいえ、いずれも差は4000票を切る接戦。05年郵政選では自民系2氏の得票が計13万6000票余なのに対し、吉良氏は9万4000票余り。週刊誌の事前予想では優勢が伝えられるが、本人や陣営幹部は「郵政選挙も与党分裂で有利と言われて、あの結果。今の流れも都議選がピークと見た方がいい」と緩みを警戒する。「与党を応援する有権者は一定程度いる。与党の基礎票は1区内でも6万、7万票はあるんだから」

 解散が先延ばしになったことで、穴見氏の知名度が上がった。穴見氏自身、「ここまで延びたことは、私にはプラス」と話す。民主県連の小嶋秀行幹事長も「有権者も『あの人は誰だ』とはならないだろう」。吉良氏は他党に推薦は求めていないが、07年参院選で社民推薦候補が1区で獲得した票は推計4万6967票。07年参院選の「野党分裂」で吉良氏の対応に不満を持ったとされる社民支持者が、今回、反自民でまとまるかもかぎだ。

 山下氏は、共産が今回、2、3区に候補者を立てないため、全県をくまなく回って比例票の掘り起こしに全力投球。前回、共産は1区で1万票を下回ったが、当時2区に立った山下氏は1万5000票近く獲得した。ガソリンスタンドで働いていた山下氏。「労働者を使い捨てするな」という訴えが、有効求人倍率が県内でも0・5を切る底冷えの時代をとらえる。

 幸福実現党の高畑氏も消費税撤廃など党の主張を、街頭などで訴えている。【梅山崇、小畑英介】

2736千葉9区:2009/08/02(日) 09:48:31
http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2009/07/31/20090731ddlk44010507000c.html
票流:’09衆院選おおいた/中 2区 「お家事情」抱え対決 /大分
 ◇カギ握る共産票の行方
 衆院解散から一夜明けた22日、自民前職の衛藤氏の出身地、玖珠町日出生地区であったミニ集会。後援会の幸野義数支部長は「30年間(衛藤氏の)選挙に携わってきたが、今回ほど厳しい選挙はない。力をつけてきた衛藤氏を落とす訳にはいかない」と力を込めた。

 相次ぐ閣僚辞任や党内のゴタゴタなど自民逆風の中で迎える衆院選。衛藤氏自身も「逆風は間違いない」と認め、周囲も危機感を隠さない。その関係者が口をそろえるのは「組織の弱体化」だ。

 05年以降、「平成の大合併」が進み、2区では36市町村が9市町(旧佐賀関、野津原町が編入された大分市を除く)に。長期政権を支持した旧郡部の首長はいなくなり、多くが自民支部組織を支えた議員の定数も509(04年4月)から201(今月)に激減した。

 今春の佐伯市議選で、旧米水津村出身の市議はいなくなった。前市議は「今回は集会に群衆の一人として顔を出すくらい」と話す。村尾清一・米水津支部長は「合併前は保守系村議9人で人集めや協力をお願いした。支部の弱体化は確実に進んでおり、今までのようにはいかんでしょ」。

 陣営は、動員をかける大集会より、衛藤氏本人が出向くミニ集会を数多くこなし、カバーする考えだ。

 8日午後、民主の小沢一郎代表代行が、社民前職の重野氏(比例九州)と九重町の農家を視察した。約40人を前に「力を合わせ、安心した生活を送れる政治を目指す」と小沢氏。重野氏も「足を運んでくれた代行の思いを無にしないよう、勝ち抜きたい」と応じた。07年の参院選大分選挙区で分裂した両党の共闘に向けた象徴的な場面。民主の選挙責任者・小沢氏ならではの演出だった。

 しかし、民主は2区にほとんど基盤がない。重野陣営は2区を9地区に分け選挙を戦う予定だが、民主関係者が選対スタッフに入るのは日田、竹田のみ。「組織だって活動する民主の拠点がないから仕方ない」と社民の支持母体・県平和運動センターの河野泰博事務局長は言う。

 それなら、都議選など民主に吹く追い風をどうとらえるか。小さな集落が点在する農山漁村の2区の事情は異なる。「党幹事長として政権交代の一翼を担う」を前面に郡部にも食い込みを図るが、「入り込む手段が分からない」(河野事務局長)状態で、追い風を取り込めるのかは未知数だ。

 両氏の4度目の対決でカギを握るのは前回、共産候補が獲得した1万4957票だ。共産は今回、候補擁立を見送り、重野陣営には「(共産票の)6〜7割を」との皮算用もある。24日、佐伯市の共産地区委員会を訪れた重野氏は「最大限協力いただければ」と話した。

 幸福実現党の永岡氏は「消費税を廃止するなどして景気を回復する」などと訴える。【古田健治、高芝菜穂子】

2737千葉9区:2009/08/02(日) 09:50:49
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/372
宇佐市長選

http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2009/08/01/20090801ddlk44010656000c.html
票流:’09衆院選おおいた/下 3区 「一枚岩」へ解消模索 /大分
 ◇分裂選、党移籍のしこり
 衆院が解散した先月21日。自民前職の岩屋氏は、地元別府市内のホテルで開かれた総合選対会議で、昨秋以降の民主党の国会対応を強く批判した。

 「昨年末、1日平均100社が倒産していた。それでも民主党は政局優先の国会運営をした」

 岩屋氏は昨秋以降、危機感を強めてこれまでになく選挙区内をくまなく歩いてきた。他陣営から「こんなところまで」と驚きの声が出るほどだった。

 3区の場合、自民への逆風に加え、別の懸念材料もある。別府市が計画した大型ショッピングセンター「ゆめタウン」誘致をめぐり自民市議団を二分して戦った06年5月の出直し市長選で、岩屋氏が一方の候補を支持したしこりを懸念する声もある。

 今年4月の宇佐市長選でも地元の自民県議2人が別々の候補を支援する分裂選挙を演じ、自民支持層の間に深い溝を作った。今回、岩屋氏陣営は「緻密な選挙のため」宇佐市内2カ所に連絡事務所を置くとしているが、ある事情通は「市長選などのしこりで別々の事務所を構える、というのが真相だ」とささやく。

 05年衆院選、岩屋氏が別府市内で民主前職の横光氏に約1万1000票差をつけた。選挙区全体の得票差は約1万5000票。別府市は勝敗を決する主戦場だ。

 「政権交代」を訴える横光氏は先月26日、その別府市に田中真紀子元外相を招き、国政報告会を開いた。大勢の参加者を前に「国の仕組み、血税の使い方を根本から変える」と訴え、政権交代の必要性を強調した。

 そんな横光氏にとって、民主党の支持者に加え、推薦を受けた社民の支援をスムーズに受けられるかどうかがカギを握る。

 先月30日夕、杵築市内で社民杵築支部と平和運動センターの比例合同選対の政治学習会が開かれた。かつて県労働組合評議会委員長も務めた斎藤光寿・党支部長(80)が「25歳で組合活動を始めて55年。ようやく政権交代のチャンスを迎えた」と熱く訴えた。終了後の取材に「小異を捨てて大同につく。比例での社民支持拡大に併せ、横光氏の支持も集める」と答えた。

 横光氏にとって社民との関係改善は、昨年秋からの課題だった。解散ムードが高まっていた昨年10月。選挙区内の平和運動センターを訪問した。05年の衆院選直前に社民から民主に移籍したことや、07年夏の参院選大分選挙区で民主、社民の分裂選挙となったいきさつもあり、反発が残っていたからだ。

 とはいえ、今もしこりが完全に解消された訳ではなさそうだ。ある社民幹部は「横光さんの名前を出して運動したら、苦情電話がかかってくる」と語った。

 「政権選択」を合言葉に本来の支持基盤のしこりをいかに解消するかが、岩屋、横光両氏の勝敗を分ける要因になりそうだ。

 幸福実現党の利光氏は消費税の廃止などを訴え、支持者回りを続ける。【大漉実知朗、祝部幹雄】

2738千葉9区:2009/08/02(日) 09:51:50
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20090728/20090728_0001.shtml
【連載】「選択」の構図 衆院選 鹿児島<1>1区 前職同士の激戦必至
2009年07月29日 15:52

 かつてない自民への逆風。自民前職の保岡興治は、その激しさを肌で感じ、「どぶ板選挙」に徹する。法相を2度務めた当選11回のベテランは、もともと地元の行事などに積極的に顔を見せていた。今回は加えて、有権者宅回りに力を入れるほか、集会も大規模でなく数軒単位で行い、ベテラン議員の実績を売り込む。

 連立与党を組む公明との関係も強化。初めて両党をPRするチラシを作った。自民支持の61団体でつくる「県都の政治を守る会」が昨年4月に発足。1区の自民議席を死守するため後援会員増に向けた活動に取り組む。

 民主前職の川内博史は、保岡に4連敗し、復活当選を続けてきた。追い風を受ける党の勢いは1区内にも広がっているが、本人は「今度負けたら、候補者を差し替える」(陣営関係者)という状況に追い込まれている。

 川内は民家を回って党のポスターを張る運動を続けており、まもなく目標の5000枚を達成。「政権交代」の可能性を前に、自民と民主の両党を視野に置く企業へのアプローチも強化している。党の政策を書いたチラシを配るなど党を売り込む作戦にも力を入れる。川内の選挙対策本部に加わる連合鹿児島は集会の開催などで支援する。

 共産は今回初めて1区だけに候補者を擁立する。新人の山口広延は若さをアピール。ミニ集会を小まめに開き、「国民の利益を損なう問題については防波堤の役割を果たしたい」と自民、民主の批判票獲得を狙う。諸派新人の川田純一は住宅地や繁華街で支持を訴える。無所属新人の山下純一が名乗りを上げたほか、1人が立候補する方針を決めている。 (敬称略)

   ■   ■

 衆院選が8月30日に行われる。県内5選挙区の立候補予定者たちは事実上の選挙戦をスタートさせた。解散から40日間という長丁場。「政権交代」を懸けた真夏の選挙戦は、どんな顔触れとなるのか。各選挙区の戦いの構図を追った。

2739千葉9区:2009/08/02(日) 09:52:27
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20090729/20090729_0002.shtml
【連載】「選択」の構図 衆院選 鹿児島<2>2区 鹿児島市票奪い合う
2009年07月29日 15:49

 前回衆院選で民主推薦を受け無所属で初当選した前職・徳田毅は今回、自民公認。元自民県議の新人・打越明司は民主公認。支持層のねじれとともに焦点になるのが、2区の半数近くを占める鹿児島市票の行方。両陣営は「主戦場」と位置付ける。

 自由連合代表の父・虎雄の跡を継いだ徳田は、地元である奄美群島で、今年4月以降に全集落で集会を開くなど早々に支持を固めた。解散後は「本土8、奄美2の比重で戦う」(徳田)と言い、鹿児島市の谷山、喜入地区や指宿市に力点を置いている。

 徳田は谷山の建設業協会や商工会、農政連など自民の友好団体でつくる協議会を新たに立ち上げた。谷山、喜入地区だけで約1500の企業や団体から推薦を得るなど組織固めを急いでいる。谷山地区が主地盤で、前回自民公認で立候補した園田修光(52)にも応援要請を行った。

 打越は初めて政党の看板を背負っての国政挑戦。鹿児島市の無党派層への浸透を目指し、谷山地区で少人数の集会や小まめなあいさつ回りを重ねる。7月中旬に地元の指宿や鹿児島市の喜入地区で行った総決起大会には、松下政経塾の後輩である民主党副代表の前原誠司が応援に駆け付けた。

 県医師連盟が、2区以外の県内の自民前職を推薦する一方で、指宿医師連盟は打越を推薦。打越は「本来は自民支持の団体も、今回は揺れている」と、自民支持層の切り崩しに自信を見せる。知名度の低い奄美へは毎週のように通い支持を呼び掛けている。

 県内の立候補予定者の中で唯一の女性で、諸派新人の神村ミフ子は市街地でつじ立ちし、支持を訴えている。 (敬称略)

2740千葉9区:2009/08/02(日) 09:53:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20090730/20090730_0002.shtml
【連載】「選択」の構図 衆院選 鹿児島<3>3区 前回郵政選挙の再戦
2009年07月30日 15:02
 「自民分裂でなく政権交代をかけた与党対野党の選挙」。自民前職の宮路和明はこう力を込める。昨秋解散風が吹いた当時より「自民への逆風がさらに強まっている。これまでで一番厳しい選挙」と危機感を隠さない。マニフェスト(政権公約)づくりが遅れている党に先んじ、衆参両院の統合で一院制創設など7項目の独自のマニフェストを作成。この4年間の実績も一緒に載せたチラシを配り、政権担当能力をアピールする。

 自民支持団体や、校区単位より細かな集落単位で立ち上げた約220の後援会組織を固めるとともに今回初めて「連立与党」を組む公明と選挙協力を結んだ。集会には公明の県議や市議が同席し、自公政権の実績を強調。「小選挙区は宮路、比例は公明」と訴える。

 自民分裂選挙となった前回に続いて宮路と対決する国民新党元職の松下忠洋は、選挙後の政界再編も見据える。郵政民営化見直しを旗印に今回の選挙を「第2の郵政選挙」と位置付け、反自民勢力を結集して挑む。

 選挙対策本部に加わる連合鹿児島の支援で労組へ浸透。薩摩川内市の京セラ工場では既に4回、早朝に労組幹部と並んでチラシを配りアピールした。一部の旧首長や元社民県議などが地区後援会長を務め、票の掘り起こしを進める。県漁連会長の上野新作県議は7月中旬、自民を離党し、松下支援に乗り出した。

 政界引退表明で離れた保守票の取り込みが鍵とみて、選挙区内に組織した約200の後援会支部をフル回転。政党より人物を前面に出した「松下党」を訴える戦略だ。

 諸派新人の寺迫好美は、北朝鮮のミサイル阻止などを街頭活動で訴えている。
 (敬称略)

2741千葉9区:2009/08/02(日) 09:53:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20090731/20090731_0001.shtml
【連載】「選択」の構図 衆院選 鹿児島<4>4区 京セラ票の争奪激化
2009年07月31日 14:52
 自民前職の小里泰弘は、農政連や商工会など1300の団体から推薦を受け、従来の組織型選挙を展開する。併せて父貞利が「字」単位でつくり上げた後援会を生かし、集会を4年間で550回開催。早くも「地盤は固めた」(陣営幹部)と自信を見せる。

 ただ、「党へのかつてない逆風や世襲批判の影響を感じる」と危機感も。課題は民主へ流れるとみられる無党派層の取り込みで、通勤時間の幹線道路に立ったり、地域の行事に参加したりして名前を売り込む。

 また、約2万人の票につながるという京セラ労使の動向は大きな焦点。すでに労組が民主支持を表明しているため、小里は貞利と親しい創業者稲盛和夫との仲を強調し、支持獲得に懸命だ。

 民主新人皆吉稲生は、有権者宅回りや街頭演説などで知名度アップに力を入れてきた。新たに商工会など自民寄りの団体にも顔を見せ、党の勢いを背景に小里の地盤の切り崩しを図る。

 2007年の参院選で民主から立候補し、4区内では自民候補に約7千票差をつけた皆吉。出身母体の自治労を中心に労組の手厚い支援を受ける。中でも京セラ労組は幹部が毎週、皆吉と並んで同社工場の門に立ち、従業員に共闘をアピールする。稲盛が今回「政権交代」の必要性を強調したことで、陣営は「京セラ票は完全に取り込んだ」と強気の姿勢を見せる。

 鳩山由紀夫代表や小沢一郎代表代行が相次いで選挙区に入った。陣営は「党本部が勝てるとみている証拠」と自信を深めている。

 幸福実現党新人樋口信博も独自の政策を訴える。 (敬称略)

2742千葉9区:2009/08/02(日) 09:54:02
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20090801/20090801_0001.shtml
【連載】「選択」の構図 衆院選 鹿児島<5完>5区 自民の「牙城」に挑む
2009年08月01日 15:02
 前回衆院選では郵政民営化に反対し無所属で当選した前職・森山裕は自民に復党。与党議員としての実績を強調し、農政連や医師連盟などの各種団体から「1500は超える」(陣営幹部)という推薦を受けた。

 強力な個人の後援会や郵政団体に加えて自民支持団体のバックアップもあり、盤石の態勢を敷いている。民主と連携する国民新が5区で民主新人の網屋信介支援に回っていないことも好材料となっている。

 ただ前回、支援を受けた連合鹿児島が今回は網屋を推薦。さらに全国的な自民批判の高まりなどマイナス面もあるが、陣営は「解散が延び、しっかり準備ができた。自分たちの戦いを進めるだけ」と自信を見せ、組織の引き締めを図る。

 前回衆院選で空白区だった民主は網屋を擁立。16年前、市長選に立候補したことがある鹿屋市に昨年初め、後援会をつくった。同市は県議だった父の地盤でもある。しかし、本人の知名度は低く、名前と顔を売り込むため、有権者宅回りやミニ集会などの活動を展開。選挙区内で約3千枚の看板を立ててきた。

 約2万票の集票力があるという連合鹿児島は、後援会と合同選対を組んで支援。「草の根の活動と組織力を組み合わせて、9万票を目指す」(陣営幹部)という。

 28日には、民主の鳩山由紀夫代表が鹿屋市で街頭演説。約2千人を集めた。党本部のてこ入れもあり、特に保守勢力が強いと言われる曽於地区を含め「自民の牙城」の切り崩しを狙う。

 幸福新人の高田浩明は立候補表明後、街頭に立って知名度アップを図っている。 (敬称略)

2743千葉9区:2009/08/02(日) 09:55:11
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009080200027&genre=A1&area=S00
Kyoto Shimbun 2009年8月2日(日)

対話の会 支持層は?
湖国各党が関心
 衆院選で、3年前に嘉田由紀子滋賀県知事を誕生させた政治団体「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)の支持層の動向に、湖国の各政党が関心を寄せている。同会は今回の衆院選には直接かかわらないが、知事選後の県議選で多くの候補者を支援し、当選させている。各党は対話の会支持層の影響力に期待し、取り込みに知恵を絞っている。

 対話の会は、国政レベルの政治活動はしておらず、会員は自民党員のほか民主党員、社民党員まで幅広い。寺川庄蔵代表は「党派を問わず、あくまで地方政治のための団体」とする。

 このうち民主党は、滋賀2区の前職の選対に、同会の支援を受けた県議4人が名を連ねており、同じく同会に支えられた市議らとともに朝の駅立ちなどの活動を続けている。

 ある県議は「会の名称は口にしないが、対話の会との関係が深い地方議員が前面に出ることで、おのずと支持層へアピールできる。新しい政治を求める民主支持層とも重なる」と話す。

 自民党は4区に立つ新人が、県議会会派「対話の会・びわこねっと」の政策スタッフ出身。政治団体とは直接かかわっていないが、嘉田知事を支える会派で働いてきた経歴から、「今まで自民票でなかった票も掘り起こせる」(事務所幹部)と期待を込める。

 自民新人の勝手連組織の代表には、対話の会の元幹部が就任しており、嘉田知事の選挙を手伝ったメンバーらが連日、街宣車で駆け回っている。

 一方、共産党は、嘉田知事が訴えてきた大戸川(だいどがわ)ダム(大津市)の凍結について、「党も一貫して主張してきたこと」と強調する。1区に立候補予定の新人の事務所は「嘉田知事をも動かし、世論と一体で税の無駄遣いを止めたと訴えることで、対話の会支持層の一部を獲得できる」としている。

2744千葉9区:2009/08/02(日) 09:56:02
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090802_3
立候補予定者が連携 攻防激化の岩手1、2区

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 政権攻防が激化する衆院選で、自民、民主両党とも岩手1、2区を連携させた活動を展開している。自民党は2人の立候補予定者が並んだポスターで両区の相乗効果に期待。民主党は1区の立候補予定者が2区に応援に入るなど連携を図る。盛岡市を抱える1区は、2区からの通勤者も多い。両党は1、2区の交流人口を見据えながら集票戦略を練る。

 盛岡市、矢巾町、紫波町が対象となる岩手1区は、選挙区が岩手2区となる盛岡市玉山区、滝沢村、雫石町などからの通勤通学者や買い物客らが多い。

 今衆院選で自民党は2区の現有議席死守を掲げ、民主党は2区の議席奪取による県内全選挙区制覇を目指す。そして2区の勝利には、有権者の交流が頻繁な1区との連携が欠かせない。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】


(2009/08/02)

2745千葉9区:2009/08/02(日) 09:58:47
>>2687-2697あたり
>入院はせず、後援会事務所は「2日からの活動は予定通り行う」としている。
http://www.shinmai.co.jp/news/20090802/KT090801FTI090015000022.htm
下条前衆院議員が骨折 安曇野で秘書運転の車衝突
8月2日(日)


 1日午後5時25分ごろ、安曇野市穂高北穂高の県道有明大町線で、民主党の前衆議院議員下条みつさん(53)=松本市深志2=が乗った乗用車と同市穂高有明、会社員岡田洋一さん(39)の乗用車が正面衝突し、下条さんは胸の骨を折るなどの全治1カ月程度の重傷、岡田さんも顔や両腕に軽いけがをした。

 安曇野署によると、下条さんは後部座席に座り、車は秘書の中村康訓さん(23)=同市元町3=が運転。中村さんにけがはなかった。

 県道は見通しの良い直線道路で、雨でぬれていた。同署によると、中村さん運転の乗用車が対向車線にはみ出したといい、詳しい原因を調べている。

 同署や下条さんの後援会事務所などによると、下条さんは大町市内で支持者らに会うなどした後、松本市の市民祭「松本ぼんぼん」に向かう途中だった。下条さんは30日投開票の衆院選で長野2区から立候補する予定。入院はせず、後援会事務所は「2日からの活動は予定通り行う」としている。

2746千葉9区:2009/08/02(日) 09:59:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009080202000097.html
第三極 夜明け来るか 渡辺新党・平沼グループ
2009年8月2日 朝刊

 自民、民主両党に次ぐ第三極づくりを目指す「渡辺新党」と「平沼グループ」が苦戦している。マニフェストを掲げて優劣を競う自民、民主両党の攻防に埋没しがちなことに加え、衆院選で民主党が過半数を獲得すれば、キャスチングボートを握る戦略が狂うからだ。 (篠ケ瀬祐司)

 「自民党は官僚依存、民主党は労働組合依存。これではだめだ」

 渡辺喜美元行政改革担当相は一日午後、千葉県JR市川駅前での演説で、第三極の必要性を重ねて訴えた。

 自民党を離党した渡辺氏は、無所属の江田憲司前衆院議員とともに政策グループ「日本の夜明け」を結成し、「間もなく新党を立ち上げる」(渡辺氏)予定だ。

 現職国会議員(衆院解散後は前職でも可)五人が参加すれば、公職選挙法上の政党として扱われ、選挙戦では政見放送ができるなど無所属の場合よりも有利となる。

 渡辺氏はこうした利点や、政界再編の核になることを訴え、公認漏れなどで自民党を離党した前衆院議員の長崎幸太郎(山梨2区から出馬予定)山内康一(神奈川9区選出)広津素子(佐賀3区から出馬予定)三氏、民主党を離党して神奈川4区から出馬予定の浅尾慶一郎参院議員や、比例代表の名簿順位に不安を抱える自民党の「小泉チルドレン」らに参加を呼び掛けてきた。

 ただ、民主党が高い政党支持率を維持する中、渡辺新党には「民主党が過半数をとれば第三極は不要で、新党の魅力は半減」(若手前議員)と冷ややかな視線が注がれている。

 一方、平沼赳夫元経済産業相率いる「平沼グループ」は七月二十二日に立候補予定者十五人を公表した。グループ参加者はそれぞれ無所属で立候補し、新党結成は選挙後の情勢を見て判断する。

 平沼氏は「グループ参加者はまだいる。二十人を超えて三十人に近づけばいい」と、八月十八日の衆院選公示ぎりぎりまで参加者を募り、選挙後に備える考えだ。

 参加者には元国会議員や地方議員経験者ら一定の選挙地盤と政治経験を持つ候補者が多いが、各党がマニフェストを掲げて政策論争を展開する中、無所属候補によるグループへの注目は高まっていないのが実情だ。

2747千葉9区:2009/08/02(日) 10:00:42
>比例名簿の上位登載については「お願いはしているが、公示前日の十七日に決まると聞いた。配慮がなければ(引退も)あり得るかも」と、含みも残した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/tochigi/CK2009080202000113.html
『党の分裂が心配だ』渡辺氏支援の自民県議ら 戸惑いを隠せず
2009年8月2日

 渡辺喜美・元行革担当相の離党で空白区となっていた衆院栃木3区をめぐり、自民党本部は比例での立候補を模索していた森山真弓・党県連会長を公認候補として擁立すると発表した。2区からの国替え出馬となる森山氏は「とても強い相手。一生懸命やるしかない」と話すが、同党関係者の間では分裂選挙の可能性を懸念する声もある。 (小倉貞俊)

 取材に応じた森山氏によると、三十一日夕に茨城県内での講演中、細田博之幹事長から電話連絡を受けて了解したと言い「驚いたが、今から『やらない』と言えば党が困るので仕方がない」と説明。また、これまで党本部に要請してきた比例名簿の上位登載については「お願いはしているが、公示前日の十七日に決まると聞いた。配慮がなければ(引退も)あり得るかも」と、含みも残した。

 一方、渡辺氏支援を表明している3区の県議らは頭を抱えている。同氏の後援会総連合会で幹事長を務める阿久津憲二・自民党県連副会長は「突然の話でどう筋道を立てて理解すべきか、考えが浮かばない。党の分裂が心配だ」と戸惑い気味。別の県議は「3区はそっとしておいてほしかった。もし渡辺氏が(これまで言ってきたように)県内の自民候補に対し“刺客”を立ててきたら、党にとってもマイナスなのに…」と話した。

2748千葉9区:2009/08/02(日) 10:02:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009073002000135.html
各選挙区の直前情勢 大票田の前橋 焦点に
2009年7月30日


 衆院選は八月三十日の投開票まで一カ月。政権交代を掲げて勢いに乗る民主党が、全国でも有数の「自民党王国」として知られる本県で、長年続いた政治状況に風穴を開けられるか−。五小選挙区では各陣営が激しい前哨戦を展開中だ。臨戦態勢に突入した各選挙区の直前情勢を追った。 (衆院選取材班)

 元財務相で、九選を目指す自民前職の尾身氏に、民主新人で元上毛新聞記者の宮崎氏、共産党新人の酒井氏ら計四人の新人が挑む激戦区となりそう。

 尾身氏はコスタリカ方式で比例代表に回った佐田玄一郎・元行革相と二人三脚で支持拡大に懸命。二十六日には強力な地盤である地元の利根沼田地区に入り、佐田氏と地元選出の自民党県議らと一緒に車で遊説。川場村や沼田市白沢町の夏祭り会場などを訪れ、握手戦術で支援を訴えた。

 陣営は「今回は、これまでにない厳しい戦い。久しぶりの“どぶ板選挙”だよ」(幹部)と説明。大票田の前橋市内を中心に連日、支援団体のあいさつ回りを行い、組織を引き締める。県内小選挙区に候補者を擁立しない公明党との協力関係の構築も課題だ。八月一日に沼田市内の結婚式場で後援会幹部を集めた選対会議を開き、準備を加速させる。

 宮崎氏は、不正経理問題をきっかけとした民主党県連内の保守系と労組系の対立が残る中、「勝利のために組織融和が不可欠」(陣営幹部)として、労組関係者らの会合に積極的に出席するなど、衆院解散直後から支援組織の結集を図る活動に力を入れている。

 二十三日には、岡田克也幹事長が本県入りし、小寺弘之前知事に宮崎氏の支援を要請。非自民の保守系勢力と連携する姿勢を示した。陣営は「自民支持者の中にも『今回だけは民主に投票する』という人が数多くいる。政権交代を果たすため支持政党の壁を越えて有権者の支持を幅広く求める」と意気込む。

 酒井氏は二〇〇七年の参院選に続いての国政への挑戦。県内選挙区で共産が擁立する唯一の候補予定者だ。比例代表の集票も視野に県内全域を回り、街頭演説やミニ集会で政策をアピール。八月四日は高崎市で、五日は館林市で、七日には伊勢崎市で演説会を開く。

 陣営は「自民、公明の連立政権を終わらせる選挙。有権者の間では自民には不満、民主には不安もあり、『国民が主人公』を目指す共産の政策に大きな反響が寄せられている」(幹部)と訴える。

 自民、民主の二大政党に共産が割って入る構図。候補擁立を見送った社民党の票の流れや、主戦場となる前橋市で小寺前知事に近い高木政夫市長の支持層の動きも注目される。

2749千葉9区:2009/08/02(日) 10:03:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009073102000153.html
各選挙区の直前情勢
2009年7月31日


◆2区 県内唯一の前職対決
 自民党総務会長で八選を目指す笹川氏と、小選挙区初勝利を目指す民主党の石関氏が激突する。県内唯一の前職同士の対決区で、互いに相手の票田の切り崩しに力を入れる。

 小泉旋風で自民党に追い風が吹いた前回、新人だった石関氏に約千四百票差にまで迫られた笹川氏。今回は一転、自民に逆風が吹き、共産党の候補者擁立見送りもあって「2区が一番危ない」と強い危機感を抱く。

 狙いを付けたのが、石関氏の地元で前回は六千票余りの差をつけられた伊勢崎市。中選挙区時代は地元選挙区でなく、知名度向上のため今春から自治会単位の「ミニ集会」を数十回開いてきた。

 さらに、民主が強いとされる若者への浸透を図るため、桐生地区は自らの後援会に、伊勢崎地区は党の地域支部に青年部を発足させた。後者のトップには、かつて石関氏を支援した人物が就いた。前回と異なり2区内の全首長と友好関係にあるのも好材料。笹川氏は「(自民への逆風は)全部なくなると思わないが、今のままとも思わない」と生き残りを誓う。

 「政権交代に向け群馬で四議席取る。それには複数の小選挙区で勝つ必要がある」。追い風に乗り、高い目標を掲げる石関氏。戦略の中心は、従来自民に流れてきた保守票の取り込み。各種業界団体に、民主のほかの立候補予定者と支援を要請。伊勢崎佐波医師会の政治団体が笹川氏だけでなく、石関氏も推薦する成果を上げた。

 表だった支援は期待していない。「民主は革新政党でない。安心して投票できる、と良質な保守層に伝えられた」(陣営)と狙いを明かす。これまで笹川氏を支えてきた元首長の支持も取り付けた。

 足元に不安がないわけではない。保守系と労組系の対立で機能不全だった県連は正常化したが、しこりは残る。ただ、石関氏は意に介していない。「個々の組合員の支持は得ている」

◆3区 8選狙う前職に危機感

 八選を目指す谷津氏に前回の雪辱を期す柿沼氏がどこまで迫れるかが焦点。太田市長選にも出馬経験がある長谷川氏も加わる動きをしており、混戦の様相を呈してきた。

 谷津氏は自民への逆風に「今までにない厳しい選挙戦」と危機感を隠さない。ただ「これまでの政策に間違いはなかったが、上から見るような政治をやり過ぎた。自分の政治信条である、足元から見る“雑草の政治”が大切。打開はできる」と自信も見せる。政治信条に沿い、少人数の座談会に力を入れる。

 一方、柿沼氏は「遊説をしていると、駆け寄ってくれる有権者もいる。自民支持者もこちらを向くほど、民主への期待の大きさを感じる。地殻変動は大きな流れ」と手応えに実感を込める。

 前回は準備期間が少なかったが、「今回は充実した四年間を過ごし、集大成を図りたい」。つじ立ちと自転車での遊説を積み重ね、日焼けした表情で若さをアピールする。

 長谷川氏は支援者に立候補の意向を説明してきたが、参戦に向けて態勢固めを急ぐ。 (衆院選取材班)

2750千葉9区:2009/08/02(日) 10:04:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009080102000137.html
各選挙区の直前情勢
2009年8月1日


◆4区 福田氏に民主・女性刺客
 福田氏の強固な地盤に、民主党の小沢一郎代表代行が三宅氏という「女性刺客」を送り込み、一気に注目度が高まっている。

 福田氏は、三宅氏の名前がまだ挙がらず、民主が「落下傘候補」擁立の方針を固めていた段階では「相手は政策に詳しい人でないと−」と余裕を見せた。

 ただ、“麻生降ろし”など自民党内の迷走ぶりには「正直見苦しい、足の引っ張り合い。支持者の信頼を失う」と苦言も。「どん底だからこそ、後は上がる一方。現実的にできる政策を訴えたい」と気を引き締め、地元入りの回数を従来より増やしたい意向だ。

 一方、一、二週間前に4区からの立候補の話を受けたばかりという三宅氏は、福田氏について「敬意は持っているが、自分らしく、さわやかな選挙をしたい」。4区に地縁はないが「一年後には三十年間住んでいる人のように慣れ親しみたい」と懸命だ。

 遅れを取り戻すため、まずは街頭演説で有権者に顔を覚えてもらう戦略。保守系と労組系で対立していた民主県連がどこまで結束できるかが鍵を握る。

 民主から立候補の準備を進めていた中島政希氏(55)は比例代表北関東ブロックへ転出する見通し。

◆5区 “小渕王国”に挑む社民
 民主が県内で唯一、候補者擁立を見送った選挙区。少子化担当相で自民前職の小渕氏に、社民新人の土屋氏が挑む。

 小渕陣営は渋川市内に事務所を開設、一日に選対会議を開き、本番に備える。知名度と人気の高い小渕氏は全国各地からの応援要請で、地元入りが数回に限られそうだが、陣営は「自民に厳しい選挙。油断は禁物」(幹部)と、広い選挙区内に張り巡らせた後援会組織を引き締めている。

 土屋陣営も一日に前橋市の県勤労福祉センターで「励ます集い」を開き、支援者らが気勢を上げる。土屋氏は「5区で社民に吹く風は、民主に吹く風のように強く、有権者の反応がよい」と説明。反自民票の結集を狙い、比例代表北関東ブロックでの復活当選も視野に遊説を中心とした活動を展開する。

 民主が事業の中止を選挙公約とする八ッ場(やんば)ダムの建設予定地の選挙区でもあり、建設推進の自民、反対の社民で事業の是非も争点となりそうだ。 (衆院選取材班)

2751千葉9区:2009/08/02(日) 10:07:58
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000360907280001
09総選挙@ふくしま
【選挙区の構図】

【福島1区】カギ握る「引退議員票」
2009年07月28日
 ●1区 自・民競り合う


 「政党ではありません、政治は人です」。25日、福島市内のホテル。約700人の女性支持者を前に、自民前職の亀岡偉民の妻が訴えかけた。


 亀岡は自民党を取り巻く状況を「逆風ではなく突風」と危機感を募らせる。都議選後の党内の混乱については「一番まとまらなきゃいけない時にまとめきれなかった」と渋い顔だ。無所属時代が長かったこともあり、「政党ありきではないと20年間言っている」と強調する。


 衆院は90年から挑戦し、前回が初当選。そのとき党は同じ選挙区の2人の議員が交互に比例区に回るコスタリカ方式を採り、亀岡は小選挙区で約17万票と大量得票だった。


 千人単位の集会からミニ集会まで活発に開催し、家族ぐるみの活動で築いた後援会の活性化に力を入れる。公明との協力も集会ごとに呼びかけ、県議を自民で固める浜通りでは党組織を足がかりに支持拡大に努めている。


 「民主党も野党として成長した。2大政党が切磋琢磨(せっさたくま)する政治体制の実現を」。25日早朝、福島市の幹線道路沿いで、「民主党」「政権交代」の二つののぼりを掲げて声を張り上げたのは民主新顔の石原洋三郎。車の中から手を振る人も少なくない。


 「朝立ち」は07年秋に予定候補者となって以来続けており、無党派層への浸透を図っている。08年秋に福島市議を2期目で辞職して選挙活動に専念。祖父が県知事、父が衆院議員で知名度があり、前回立候補した兄の信市郎・現県議は、「小泉旋風」の中でも約11万票を獲得した。労働組合の支援に加え、昨秋には連合後援会を立ち上げるなど自前の組織強化を急いでいる。


 競る両陣営がそろってカギとみるのは、前回比例区で当選し、引退した佐藤剛男の支持者の票。佐藤と亀岡は長年同じ選挙区で戦ってきたため、亀岡への一本化は「説得しているが難しい」(自民県議)。佐藤の後援会は「自主投票」としており、石原の事務所開きに顔を出す元佐藤支持者がいる一方、佐藤の「牙城」の地区で亀岡が集会を開く動きも見られる。


 共産党は03、05年に続き、新顔の山田裕を擁立。街頭などで「国民の暮らしを守り、憲法9条を守る」と政策を前面に出し、自民、民主両党との違いをアピール。派遣労働者などの雇用問題を通して若者への支持拡大も図る。


 山田は今回、同党で県内唯一の小選挙区の立候補予定者だ。党が重視する比例区での議席増に向けた活動の前線に立つ。1区では4万票の比例票獲得を目指している。


 幸福実現党新顔の大橋一之は街頭などで政策を訴え、浸透を図っている。=敬称略
(吉田素子)


                  ◇


 総選挙の投開票日まであと1カ月あまり。県内5選挙区の立候補予定者はどんな活動を展開し、対決の構図がどうなっているのかを報告する。

2752千葉9区:2009/08/02(日) 10:08:36
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000360907290001
【福島2区】自民冴城に民主「投入」
2009年07月29日








 ●2区 経験か追い風か


 小選挙区導入から4回負けなしの自民党・根本匠の牙城(がじょう)に、千葉7区から民主党・太田和美が乗り込んだ。一躍、全国の注目を集める激戦必至の選挙区になった。


 26日、郡山市内で開かれた根本陣営の女性の集い。「冷静沈着」で知られる根本が、泣いた。長男の手紙を、妻が代読していた時だ。


 僕は頑張っている父が地元で十分に評価されていないのが悔しくてなりません――。1千人を集め、笑い声さえ上がっていた会場が静まりかえった。根本は壇上から、「逆風の選挙だが、なんとしても風穴を開けたい。今回は正念場になる」と訴えた。


 これまでにない危機感を訴えるのは、心配が「逆風」だけではないからだ。約2万4千票差をつけて民主候補に勝った前回選挙から状況は一変。根本を強力に支援していた前知事が失脚し、前郡山商工会議所会頭も引退した。


 集票態勢の揺らぎは4月の郡山市長選に表れた。元自民党県連幹事長の現職と新顔の戦いで、根本が現職を支援したのに対し、自民系の県議や市議の一部、根本の選対本部長を務める佐藤憲保県議会議長の後援会が、新顔の支援に回った。ある市議は「以前のような一枚岩とはいかない。市長選の後遺症がこの選挙にも出る」と懸念する。


 5期16年の経験が売りだ。手がけた緊急経済対策など政策通としての実績を訴え、支持基盤をどれだけ固められるかが試される。


 対する太田は「待ちに待っていました」と解散当日から選挙区入りし、「勢い」をアピールした。06年の千葉7区補選で無党派層を取り込んで当選。最年少議員として注目を集めた。小沢一郎前代表に「勝てる候補」と見込まれ、2区に送り込まれた。


 祖父母が会津、母親がいわき出身。落下傘候補ではないことをアピールする。選挙カーには「福島にお嫁に来ました」の文字が躍る。


 長らく根本と戦ってきた増子輝彦参院議員の後援会組織を活用し、二人三脚で選挙区行脚をするほか、社民党、連合などが支持を表明する。だが、地方での組織選挙は初経験だ。小沢の代表辞任の影響も心配される。


 福島での選挙について、「追い風は感じるが、これまでのしがらみを断ち切るのは難しい」と太田は言う。


 しかし陣営幹部は「太田には相手候補にはない若さと明るさがある。露出すればするだけ、票を積める」と見る。若い世代や子育て世代を投票に向かわせる風を起こせるかがカギになりそうだ。


 幸福実現党からは、酒井秀光が立候補。街頭演説などで有権者への浸透を図る。
(斎藤健一郎)

2753千葉9区:2009/08/02(日) 10:09:08
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000360907300001
【福島3区】自民、意地みせるか
2009年07月30日








 ●3区 民主、「風」に冷静


 民主前職・玄葉光一郎が得票数を着実に伸ばしてきた選挙区だ。96年は8万8千票で自民の荒井広幸(現参院議員・改革クラブ)に競り負け、比例区での復活当選となったが、自民に追い風が吹くなかで迎えた前回05年は14万票余りを獲得。ダブルスコアで圧勝した。


 自民党本部の意向でコスタリカが解消され、突如としてここに「国替え」することになったのは自民前職の吉野正芳だ。石川郡選出の県議塩田金次郎は先月あった石川町の後援会設立総会で「眠れぬ夜が続き、涙を流した日もあったと聞いています」とその複雑な胸中をおもんぱかった。


 もといた5区に隣接するとはいえ、ほとんど知人もいなかった地域。本人はむろん迎える側にも戸惑いがあった。


 ある町の後援会長が「経歴書を見て、『こんなに長く議員をやっている人なのか』と驚いたくらいだ」と言えば、吉野本人も「どこへ行っても『初めまして』。私は材木屋だから、せめて業界の人はこっちに来てくれるかと思ったが、みんな向こうの後援会だもんね」と吐露する。


 不幸中の幸いだったのは、衆院解散が延びに延びたこと。国替えが決まった昨年10月以来、環境副大臣の公務をこなしつつ週末は精力的に3区に入り、行事や党支部の会合に顔を出してきた。コスタリカ騒動についても「終わったこと」と明快で、3区に骨をうずめる覚悟だと公言する。20市町村のうちおよそ半分で後援会組織もできた。


 コスタリカ解消と引き換えに得た「(重複立候補する)比例名簿での上位優遇」の切り札も効いているようだ。


 3区の自民は00年、穂積良行が玄葉に負けたのを機に10年近く小選挙区での議席を失ったままだ。それだけに地元には「国会議員がいなくて悔しい思いをしてきたが、今度こそできる」(岩瀬郡選出の斎藤健治県議)との思いも強い。「比例上位をとるんだから、ダブルスコアで負けるなんてことはできない」とハッパをかけている。


 迎え撃つ玄葉陣営は、得票を選挙人名簿登録者数の半数に当たる15万票の大台に乗せようともくろむ。民主への追い風もある。だが本人は「そんなに甘いものではない。目標を達成できるよう淡々とがんばってみたい」と冷静だ。


 解散後は全国各地の同党候補者の応援日程が詰まっており、8月も地元に入ることができそうなのは計10日間程度になる。それでも強力な後援会組織を後ろ盾に慌てた様子はない。選挙時に限らず、平素からこまめに地元に顔を出しているとの自負がある。


 3区には幸福実現党から博多泰子も立候補の見込み。夫が経営し自らも理事を務める田村市船引町の歯科医院を足場に支持拡大に努めている。

2754千葉9区:2009/08/02(日) 10:09:42
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000360907310001
【福島4区】新顔参戦自・民は警戒
2009年07月31日








 ●「4区」両者、戦略見直す


 今月半ば、下郷町であった南会津の町村議員大会。来賓席で隣り合う民主・渡部恒三、自民・渡部篤の現職2人が何やら話し込んでいた。


 「恒三先生、渡辺喜美さんが来るの聞いてらっしゃいますか」。尋ねる篤に恒三は、相手にしないといったふうに首を振った。話題の主、渡辺元行革担当相はこの日夜、自民党を出て4区に無所属での出馬を決めた小熊慎司・元県議の決起集会に駆けつけることになっていた。渡辺は「第三極」の新党構想を掲げており、小熊が正式に合流を発表する段取りだ。だが恒三は「それより篤君、リハビリは」とはぐらかした。


 2人の渡部の事実上の一騎打ちと見られていた戦いに、6月になって小熊が参戦した。「正直、話題にしたくないのよ」。恒三の選対幹部はこう代弁した。まともに扱えば相手を利するだけだ。「二大政党制が現実になり、政権手腕が未知数の民主党で、恒三の存在感はこれまでになく大きい。百獣の王は、相手にかかわらず堂々と戦う」


 恒三本人も7月上旬、「小熊君? 知らないなあ」ととぼけた。だが実際は、高齢・多選が弱点の陣営にとって、41歳と若い小熊への警戒感は強い。特に最近の全国の市長選で次々に若手が勝利。不況にあえぐ会津の閉塞(へいそく)感が、いつ現職への不満となってあふれ出すかもしれない。


 事実、恒三はかつてないほど地元入りしている。先週末も南会津の小さな駅前などで街頭演説をはしごし、喜多方市の花火大会にも現れた。今週は県内一人口が少ない檜枝岐村まで遊説する予定だ。


 対する自民党。中央での混乱さながらに、足元から造反者を出した痛手は大きい。だが、「小熊に流れるのは無党派層や世代交代を求める票。ダメージは恒三さんが倍」。


 むしろ直面しているのは、「強い恒三」との対決を念頭にした戦略の見直しだ。小選挙区になって4回連続、苦杯をなめてきた自民党だが、ある選対幹部は「恒三さんには根強い批判票もあり、だれが出てもうちに7万票は入った」と打ち明ける。


 「今回初めて、小熊君との対比で、『自民党とは何か』を有権者に示す必要に迫られた。地域で何を訴えるかを真剣に議論している」。4区では、党本部の政権公約も明らかでない先週から、県内の支部初となる独自の政権公約「地域版」を作成。「会津の自民党」を主語に、逆境から反転攻勢に出たい構えだ。


 当の小熊は、選対本部長に肩書のない「主婦」を据え、集会をイベントと呼んで、女性や若者に携帯のメールアドレスを登録してもらうなど、既存の枠にとらわれない変革イメージを前面に打ち出す。


 幸福実現党の鈴木規雄は街宣活動などで知名度アップを図っている。

2755千葉9区:2009/08/02(日) 10:10:16
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000360908010001
【福島5区】いわき市長選 落とす影
2009年08月01日








 ●読めぬ風向き


 「今までで最も厳しい。訳の分からない動きで先も読めない」。7選を目指す自民党の坂本剛二は集会のたびに繰り返す。中選挙区時代を含め、次点と204票差、337票差の接戦を制してきた。「どこからか票がわいて来る」とも評される男が、かつてないほど報告会や小規模集会をこまめに開く。


 コスタリカ方式を解消し、前回の比例単独から戻った坂本は民主党・吉田泉と激しく競る。前回5区から3選された吉野正芳は3区に転出し、坂本側は2人の後援会に党組織を加えた初の三位一体の態勢づくりを進めた。だが吉野の後援会では吉野の支持拡大に追われ、「坂本の方には手が回らない」支援者も。そこに党への逆風が吹く。


 さらに総選挙の2週間後に投開票日を迎えるいわき市長選が影を落とす。保守系の一騎打ちとなった4年前、集票に影響力を持つ県議、市議は2陣営に分かれた。今回の市長選も前回同様、現職に自民の元県議が挑む構図となり、県議、市議が再び二分されている。加えて今回、市長選に出る元県議は、坂本の選対本部長だった人物だ。


 坂本陣営としては、ぎくしゃくした「寄り合い所帯」をどうまとめるかが問われる。


 ただ、選対幹部は「民主のマニフェストは財源が最大の弱点。選挙期間が長く、風は和らいでくる」と悲観的ではない。「大都市の有権者がテレビに踊らされているだけでは」と推測する。


 一方の吉田も、多い日は3〜4カ所、集会をはしごする。「いよいよ大願成就。団結してやりましょう」。20日にあった民主党支部常任幹事会。吉田はいつもの温厚な口調で呼びかけたが、表情はさえなかったという。選対本部長だった県議からの役職辞職の申し出を了承したのだ。こちらもまた、いわき市長選絡み。立候補する元県議の支援に回る、との理由だった。


 影響を問われた吉田は「向こう(坂本)も選対本部長が市長選に出ると辞職した。おあいこですな」とかわしたが、イメージダウンがあるか図りかねているようだ。


 民主党としては、双葉郡に初の同党の県議が誕生、昨秋のいわき市議選でも公認候補3人全員が比較的上位で当選するなど、前回より好材料は多い。社民党総支部からの支援態勢も整いつつある。


 労組と個人後援会以外に目立った組織がない吉田には、いわき市の有権者の半数近くにのぼるとされる『支持政党なし』の層にどう訴えを届けるかが、悲願の小選挙区での勝利のカギになりそうだ。


 幸福実現党の石渡剛は、同市平作町に後援会事務所を設け、街頭宣伝で浸透を図っている。=敬称略


 (松本英仁)〈おわり〉

2756千葉9区:2009/08/02(日) 10:12:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090801-OYT8T01142.htm
千葉市医師連盟
JA山武郡市民主支援
 国政選挙で自民党を支持してきた業界団体の内部で、衆院選での民主党政権の誕生をにらみ、これまでの支援のあり方を見直す動きが出ている。県組織で自民候補支援を掲げながら、小選挙区単位では民主候補も推薦するなど、自民離れがじわじわと進んでいる。

 「民主の候補はしっかり勉強しており、印象が非常に良かった。これまで食わず嫌いだったと思う程だ」

 千葉市が含まれる衆院選の1、2、3、9区で、民主の立候補予定者に初めて推薦を出す同市医師連盟の伯野中彦委員長は、強い期待感を隠そうとしない。

 医師連盟は医師会の政治団体。同市医師連盟が民主候補に推薦を出すと決めたのは、5月25日。伯野委員長が14人いる支部長に対し、衆院選対応について意見を求めたところ、民主支援を望む声が大勢だった。自民の立候補予定者も従来通り推薦するため、実質的には自主投票となるが、民主側は「自民にマイナスになれば十分」と歓迎する。

 県医師連盟は、日本医師連盟の方針にならい、全13選挙区で自民候補を推薦する。ただ、郡市単位の医師連盟が独自に民主支援を決めることは、「それぞれの判断に任せる」(県医師連盟幹部)と容認する。

 その県医師連盟も7月23日夜、民主の立候補予定者13人(代理1人を含む)に呼びかけ、千葉市で医療政策に関して意見交換した。藤森宗徳委員長は「自民党への推薦は覆らないが、皆さんからお話を聞きたい」と笑顔であいさつした。

 民主との接近について、ある幹部は「民主側とも情報交換は必要だ。現時点で民主候補を推薦する話はないが、状況が変わることもないわけではない」と語り、将来の関係構築を見据えた“保険”の意味合いがあることをほのめかす。

     ◇

 JAの政治組織・県農政推進協議会も、13選挙区で自民候補の推薦を決めている。ただ、県内最大の組合員数を誇るJA山武郡市は、11区で民主支援に力を入れている。すでに佐瀬信男組合長ら幹部が、この立候補予定者を連れて選挙区内を回り、関係者に支援を呼びかける姿が目撃されている。

 JA山武郡市のある幹部は「理事会の正式決定はないが、役員レベルで民主支援を決めている」と証言。「以前ならば考えられなかった」と異例の対応であることを強調する。民主側は戸別所得補償制度の創設などを訴え、切り崩しを図ったとみられる。

 11区の自民関係者は、「こちらが何も言わなくても、当然のように支援を受けていた。たとえ民主に推薦が出ても、何とかこれまで同様、支援をお願いするだけだ」と有力支援組織の離反に危機感を強めている。

(2009年8月2日 読売新聞)

2757千葉9区:2009/08/02(日) 10:23:48
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_shuin/2009/07/27/20090727105537.html
医療、建設など業界団体 支援悩む
自民に強い反感 民主にも踏み切れず
 8月18日公示、同30日投票に向けて動きだした衆院選で、自民党を支えてきた医療、建設などの業界団体が苦悩を深めている。小泉政権以来の構造改革でダメージを受け、組織内には与党への反感が強い。といって野党支持にも踏み切れず、本格的な政権選択選挙を前にしながら、ジレンマに動きを縛られている。

 「小泉内閣の効率主義による弱い者いじめの政策で、つけが回ってきている」

 岡山4区の民主前職が20日に倉敷市で開いた後援会総会。後援会長としてあいさつに立ったのは、同市内の病院長だった。

 厚生族の重鎮だった故橋本龍太郎元首相が地盤とした同市にあっても、医療・福祉関係者の強固な自民支持が揺らいでいる。

 今回の衆院選で、岡山県医師会の政治団体は県内5小選挙区すべてで自民候補の推薦を決めているが、倉敷医師会は「自民、民主両候補を同等に扱う」という。

亀裂

 自民が業界の要望を政策に反映し、その見返りとして業界団体は選挙で集票に走る―。そんな持ちつ持たれつの関係に、構造改革による歳出削減、規制緩和が亀裂を生んだ。

 医療関係者の反発の背景にあるのは、一連の医療制度改革だ。

 政府は2006年度に過去最大の幅で診療報酬を引き下げ。同年度に、5年間で1兆1000億円の社会保障費削減方針を打ち出す。08年度導入の後期高齢者医療制度も、受診抑制による病院経営の圧迫が指摘されている。

 建設業界の不満も根源は同じ。岡山市内の建設業者は「公共事業の削減で仕事が減り、生き残るのに精いっぱい。政治にかかわっている余裕などない」とため息を漏らす。

 09年度政府予算の公共事業費は、道路特定財源の一般財源化分を除けば6兆3876億円。ピークだった1997年度の66%に落ち込んでいる。県内の建設業者数は、最多だった99年度末に比べ2割以上も減少しているという。

断ち難いパイプ

 それでも業界団体が民主支持に乗り換えられないのは、これまで自民との間に築いた断ち難いパイプがあるからだ。

 日本医師会は元常任理事を自民から参院に送り込んでいる。ほかにも自民の参院比例には、歯科医師、土地改良、農業、建設など業界関連団体の「組織内議員」がずらりと顔を並べる。

 民主の政策に対する懸念も強い。同党が財源確保策として公共事業の見直しを挙げていることに対し、県内5小選挙区とも自民候補を推薦する県建設業協会の政治団体幹部は、「民主政権になれば、公共事業はさらに減らされるのではないか」との危惧(きぐ)を隠さない。

 衆院解散後、麻生太郎首相は各業界団体を回り、異例の支援要請を続けている。かつて「集票マシン」ともいわれた業界団体は動くのか。動向が注目される。

(2009年7月27日掲載)

2758千葉9区:2009/08/02(日) 10:31:30
http://newsweekjapan.jp/stories/2009/07/post-334.php
リーダーが消えた国ニッポン
Japan's Lost Leaders

指導力を取り戻し、「ミドル・パワー」国家にならなければ未来はない

リチャード・サミュエルズ(マサチューセッツ工科大学教授)

[2009年4月22日号掲載]

 高級店が立ち並ぶ東京・銀座のど真ん中に火星人が舞い降りて、「この国のリーダーに会わせてくれ」と言ったとする。20年前なら彼はいろいろな場所に連れていかれただろう。天皇のいる皇居かもしれないし、どこかの官庁の大物官僚のところかもしれない。国会の有力政治家や、大企業の社長に引き合わされた可能性もある。

 だが今そんな質問をされたら、ほとんどの日本人は困惑するだけだろう。火星人はがっかりして消えてしまうに違いない。

 現在の日本にはリーダーがいない。天皇はストレスが原因とみられる体調不良を訴えているし、役人たちの信頼は地に落ちた。政治家はどうしようもないほど無能で、ビジネスエリートたちは経済を立て直せずにいる。どこを見ても責任者らしき人物は見当たらない。

 皮肉なことに、日本は伝統的に有能なリーダーを輩出してきた。歴史の重要局面では先見の明のある人物が登場して、新しい時代を切り開いたものだ。西洋列強に開国を迫られた19世紀や、戦争に負けた20世紀半ばがそうだった。

 今世紀初めには、小泉純一郎が最大の支持を集めて最大の功績を残した。だが今はそうした人物がまったく見当たらない。麻生太郎首相の支持率も、野党の支持率も低水準にあえいでいる。民主党はつい最近まで次の総選挙で政権交代が確実とみられていたが、小沢一郎代表の公設秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕されて以来、勝利は絶望的になった。社民党や共産党といった左派は90年代に影響力を失っている。

 もっと悪いのは、麻生や小沢に代わるまともな指導者がいないこと。本物の「一匹狼」はどこにもいない。いるのは欠点を批判するばかりで、建設的なアイデアを示すことのない偽者ばかりだ。

「世界に貢献」は口ばかり
 日本はリーダー不在による高い代償を払っており、その額は増え続けている。08年第4四半期のGDP(国内総生産)成長率は年率換算でマイナス12・7%を記録した。アメリカやヨーロッパの2倍だ。5000万件の年金記録紛失で官僚に対する国民の不信は急激に高まり、日本の国債発行残高は経済の全体的な規模を考えればアメリカの2倍以上に達している。今や優秀な若者は官僚になどなりたがらない。

 世論も憲法改正や健康保険制度、年金、利益誘導型政治、そして経済政策をめぐって大きく割れている。だが対立する意見の橋渡しをする指導者はいない。

 外交も同じ。日本政府はかねてから「普通の」国になりたいと主張してきたが、その態度は相変わらず普通ではない。アメリカをはじめとする主要国は08年秋以降、相次いでソマリア沖の海賊対策に乗り出した。日本は煮え切らなかったが、中国海軍の派遣が決まるとお決まりの「わが国も」外交が突然動きだし、海上自衛隊の艦船が現場に急行した。過去に何度も見たことのある光景だ。

 日本政府は何十年間も「日本は世界に貢献する意欲がある」と主張してきたが、現在国連平和維持活動に参加している自衛隊員は39人だけ(中国は2146人)。防衛予算も減り続けており、GDP比で0・9%未満とG8(主要8カ国)のなかで最低だ。自民党は、領域外で攻撃された同盟軍を自衛隊が守ることを認めるための憲法改正を諦めたようにみえる(もし本当に自衛隊が米軍を見殺しにしたら、日米同盟は崩壊しかねない)。

中国の台頭で影響力低下
 確かに日本は、世界の安全保障で指導的役割を果たすべき絶対的な必要に迫られているわけではない。5兆ドル規模の経済があれば、ある程度の安全保障は買うことができる。

 大国として振る舞うことも求められていない。アジアの近隣諸国は侵略の過去を忘れておらず、日本を「普通の国」とは懸け離れた国に戻す扇動的な政治家にひどい目に遭わされるより、リーダー不在のほうがましと思っている。

 日本はこのままでもやっていけるかもしれない。だが中国が発言力を強め、米中の関係改善が進むなか、経済的にも政治的にもその影響力は弱まる一方だろう。

 日本を「ミドル・パワー(中程度の影響力を持つ国)」に変えるのにもリーダーシップは必要だ。日本国民が、そして世界がそれを待ち望んでいる。

 (筆者はマサチューセッツ工科大学の国際問題研究センター所長で、同大学日本プログラムの創設者)

2759千葉9区:2009/08/02(日) 10:36:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090802-00000024-yom-pol
自民支持団体にねじれ、地方支部は自主投票も
8月2日0時14分配信 読売新聞


 これまで自民党を支持してきた業界や団体に中央と地方のねじれ現象が起きている。

 中央組織の多くは衆院選で自民支援を掲げるのに対し、地方の支部で距離を置く動きが出始めており、自民党は支持をつなぎ留めようと必死だ。

 ◆「川上戦略」◆


 麻生首相が7月21日の衆院解散後、真っ先に手を着けたのが業界・団体回りだ。全国農業協同組合中央会(全中)を手始めに、訪問先は5日間で26団体に上った。首相の来訪は大半の団体で初めてだった。

 「浜の小さな1票1票が自民党を助けてくれる」

 23日、全国漁業協同組合連合会(全漁連)で、首相はこう訴えた。24日の日本土木工業協会では「政権交代の先には混乱しかなく、景気は後退する」と、激しい民主党批判を交えて政権維持の決意を示した。

 補助金や税制での支援に目配りする自民党を、業界・団体が票や献金で支える関係は、小泉構造改革の歳出抑制路線で冷え込み、2007年参院選では、日本医師連盟や全国土地改良政治連盟などが擁立した同党の現職議員が相次ぎ落選した。

 麻生政権は4回の景気対策で業界・団体にきめ細かく支援を講じてきた。首相は関係修復の好機と見ており、団体の中央組織の空気も予算の効果で和らいでいる。燃油高騰対策で恩恵を受けた全漁連は首相の訪問後、水産関係の前議員への支援強化を地方組織に要請した。

 党関係者は、首相の業界・団体回りを「川上戦略」と呼ぶ。「上を押さえれば下まで伝わる組織がある以上、そこを押さえない手はない」というわけだ。首相は1日から地方遊説に切り替えたが、残る主要団体には電話で支援要請するという。

 ◆おきゅう◆


 しかし、地方組織の動向は楽観を許さない状況だ。読売新聞が、自民党参院議員を擁する「医師」「歯科医師」「農協」「建設」「土地改良」の5団体の地方政治団体について、小選挙区の支持動向を調べたところ、新たに自主投票としたり、民主推薦を決めたりするケースが見られる。

 1日現在、全選挙区で自民支持(一部は公明支持)を決めたのは医師23都県、歯科医師34県、農協33都府県、建設27道県、土地改良11県。選挙区ごとに対応がまちまちなのは医師16道府県、歯科医師9都道府県、農協11道県、建設3県、土地改良5県だった。

 前回衆院選と比べ、「医師」は7府県で自民支援の姿勢が後退。茨城では全選挙区で民主候補推薦を決めたほか、栃木や群馬でも、自民、民主両候補に初めて推薦を出す選挙区があった。大阪、兵庫では、自民候補の推薦を見送って自主投票とする選挙区が増えた。

 「農協」でも、自民王国・青森の政治連盟が選挙区で自主投票を決め、全中幹部にショックを与えた。鳥取県建設業協会は鳥取1区で石破農相の支持を決めたが、一部の協会幹部が「おきゅうを据える」と称し、民主候補の支援に回った。

 社会保障費抑制、農業所得低迷、公共事業削減への不満がそれぞれ背景にあり、「政権を一度変えれば、何か変わるんじゃないかと思う人が出てきている」(全中幹部)という。医療系の団体幹部は「政権交代した場合、自民党支持だけで行くのか、変えた方がいいか、中央でも議論は避けられないだろう」と漏らす。

 ◆勝ち馬◆


 一方、民主党は自民系の業界・団体に接近し、切り崩しにかかる動きは控えている。6月には、元農協組合長や産直農家など約80の個人・団体と「食と農の再生会議」を発足させたが、目玉政策の戸別所得補償制度の理解者を増やそうとする試みにとどまる。

 党幹部は「組織力が弱った業界にこびても票にならず、政策の手足を縛るだけだ」と語る。逆に一部団体が「選挙後に勝ち馬に乗っても遅い」と焦り、接触を求めてきている状況もあるという。 最終更新:8月2日0時14分

2760千葉9区:2009/08/02(日) 10:37:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090801-00000018-kana-l14
いまだ健在「小泉人気」/神奈川
8月2日0時0分配信 カナロコ

 「純ちゃん人気」は健在−。前回の「郵政選挙」で自民党に圧倒的な勝利をもたらした小泉純一郎元首相。約4年を経て、構造改革路線への批判や見直しが叫ばれるなか、衆院解散で衆院議員を引退した。しかし、個人の人気は健在で、自民党候補予定者からの選挙応援要請は引きも切らない。小泉元首相は近く県内候補予定者の決起集会にも駆け付ける。

 小泉元首相は6日、12区から出馬する自民党の桜井郁三氏の藤沢市内の決起集会に参加予定。小泉元首相と桜井氏は国会の衆院議員会館で事務所が隣同士の間柄で、事務所によると、以前から依頼していたという。先月の解散当日にも念押し、実現した。桜井事務所は「押さえていた会場が手狭で、会場追加も検討中。女性からは『小泉さんに来てほしい』という声が多い」と話す。

 自民党本部の遊説担当者によると、小泉元首相への応援要請は「数は企業秘密だが多数来ている。担当者としては全部回ってほしい」と述べる。逆風の自民党にとって、引く手あまたの「金看板」に期待をかける。

 郵政選挙で初当選組のいわゆる「小泉チルドレン」と言われ、4区から出馬する林潤氏も「要請している。4区の一部は小泉さんの中選挙区時代の選挙区でもあるので」と話す。最近の小泉構造改革批判についても、「そうはいってもやはり人気は健在」と語る。

 小泉事務所によると、現在のところ県内外で十数件の応援が決定しており、「本人の予定が合えば、今後、増えていくと思う」としている。県内では桜井氏に続き、12日に18区の山際大志郎氏の集会に出席。中選挙区時代は小泉元首相の選挙区で、支持者も多いという。公示後は1区の松本純官房副長官を応援演説する。

 松本事務所は「1区内には小泉家の菩提寺もあり、『小泉信者』が多い」と話し、「(小泉氏は)松本が衆院落選中も目を掛けてくれていた。候補者が愚直に働いていることを伝えてもらえれば」と話している。

 ただ、6月の横須賀市長選では、小泉元首相の支援を受けた現職が敗れた。小泉元首相はその直後に開かれた若手議員らとの会合で、応援に行くことは約束したものの、こんな発言したと伝えられている。「おれが応援しても、地元で市長が落ちるくらいだから、あまり応援にならないかもしれないな」 最終更新:8月2日0時0分

2761千葉9区:2009/08/02(日) 10:41:19
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/112796
自民、2前職の公認問題決着 武田陣営 「戦いに弾みつく」 山本陣営 「本筋から外れる」 田川地区
2009年8月2日 02:10
 衆院福岡11区から立候補予定の自民前職の武田良太(41)と同山本幸三氏(60)の公認問題は武田氏が党公認、山本氏が比例代表への転出が7月31日決まった。一夜明けた1日、田川地域の両氏の関係者からは「問題が決着して、これからの戦いに力が入る」と歓迎する声の一方、「党の論理で候補者を動かすのは本来の選挙ではない」とする厳しい意見もあり、波紋を広げている。

 公認を得た武田氏は、上毛町などであいさつ回りをこなした。選対関係者は「党の決定は、両者にとって一番いい結果になった。武田氏は公認を得て戦いに弾みがつく」と胸をなでおろす。さらに、大任町の農業男性(68)は「自民同士の戦いは議席を減らすことになるので、決着してよかった」と歓迎した。

 一方、山本氏は終日、京築地域で関係者へ比例代表転出の事情説明などに追われた。田川地域入りの日程は今後、検討するという。川崎町の自営業者男性(43)は「自民党が1議席でも確保したいとの思惑があるのだろうが、小選挙区で民意が生かされず、選挙という本筋から外れる」と党の決定を批判した。

 ある田川市議は「議席を守るために、山本氏本人が決めたことだから仕方ない」としながらも「問題は比例代表での順位。上位に名前が登載されなければ比例代表に回った意味がない」と今後の党の対応に注文を付けた。

=2009/08/02付 西日本新聞朝刊=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/112799
自民公認問題決着 「仲良くしろと言われても…」 陣営困惑 連携に壁 野党「対決構図が明確に」
2009年8月2日 02:15
 自民が分裂選挙を回避した衆院福岡11区。小選挙区は武田良太氏、比例代表は山本幸三氏をそれぞれ公認する前職2人のすみ分けが実現し、過去5回連続同じ選挙区で激突した因縁の対決からの「大転換」となったが、党裁定から一夜明けた1日、地元の支持者の困惑は深まり、一方の野党側は守勢の自民に攻勢を強める構えをみせた。

 「お許しを請いたい」‐。山本氏は豊前市などで開いた集会で、支持者に土下座を重ねた。

 「古賀誠先生(党選対本部長代理)から『党への逆風が厳しく共倒れの可能性がある。党裁定に従ってもらう』と言われた」「党の結束を乱せない」。後援会事務所開きの集会も「おわびの会」と化し“比例転向”への弁明に時間を割いた。

 党執行部は逆風下で議席を失うことを恐れ、2人を無所属同士で競わせる分裂選挙の容認方針を回避。小選挙区と比例代表のすみ分けで2人の共闘に期待する。

 ただ両陣営関係者は「寝耳に水」の裁定に、一様に困惑の表情。山本氏支持の町議は「失望感でいっぱい。『山本氏はふがいない』という声もある」。ある市町村議会の議長は「双方の支持者同士には怨念(おんねん)がある。『きょうから仲良く』と言われても厳しい」と語り、首長の1人は「1+1=2の『武田圧勝』は無理」と断言してみせた。

 党裁定は1回限りのすみ分けを決めた「協力区」の位置付けだ。それだけに比例代表の上位で処遇されるとみられる山本氏は「小選挙区を完全に捨てていない」(周辺)との見方も。山本氏は、この日の取材に対し「2人が当選すれば(競合の)現状が続く。当然、小選挙区を目指す」と踏み込み、「次の次」の衆院選を見据えた。

 これに対し武田氏は「戦い方は変わらない」と強調。力を入れてきた「小選挙区は武田、比例は公明」の与党選挙協力を維持する意向も表明。比例代表への重複立候補を辞退したい考えも示した。山本氏ではなく公明への配慮とみられ、山本氏との共闘には「分からない」と言葉少なだった。

 11区は、武田氏に対し、民主の支援を受ける社民の山口はるな、共産の山下登美子の新人2氏が挑む構図となり、政治団体「幸福実現党」も新人を擁立する。社民党県連合幹部は「山本陣営から武田陣営には簡単に票は流れない。さらに追い上げたい」。山下氏は「自民対野党の対決構図がはっきりして、戦いやすくなった」と意気込んだ。

=2009/08/02付 西日本新聞朝刊=

2762千葉9区:2009/08/02(日) 10:42:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/112785
揺れる自衛隊のまち 佐世保、大村市 浜田防衛相がてこ入れ
2009年8月2日 01:07 カテゴリー:九州 > 長崎
 浜田靖一防衛相が1日、大村市(長崎3区)と佐世保市(長崎4区)に入り、自民党の立候補予定者の応援演説をした。両市とも保守が強いとされる「自衛隊のまち」だが、「逆風」にさらされる今回は、両自民陣営ともてこ入れに懸命だ。

 「(海自のインド洋派遣容認で)現実的になったり、派遣延長しないとなったり。これでは黙っていられない」

 浜田防衛相は午前中、自衛隊OBらが集まった大村市での講演会で、民主党の安全保障政策を厳しく批判。午後の佐世保市での講演会でも「地元や自衛隊の声を吸い上げて自民党が成り立っている」と熱弁を振るった。

 大村市には海自・陸自合わせて隊員が約3千人、佐世保市にも海自・陸自で約5500人おり、家族やOBも含めると相当数に上る。これまでは「8割は自民」(大村市の自衛隊幹部OB)といわれるほどの保守地盤だった。

 ただし、今回は「子ども手当をPRする民主に、若手隊員が相当流れる」(3区の前職谷川弥一氏陣営)との危機感が拡大。実際、大村市のOBの中には「今回は民主」との声が上がり、現役隊員への働き掛けを行う動きも起きている。

 それだけに、4区前職の北村誠吾氏陣営幹部は防衛相の来援に「防衛の北村というアピールになった」と、ほっと一息つく。だが、大村市のOBは「講演会はOBばかりで、現役へのアピールにはならない」と厳しい見方を変えていない。

=2009/08/02付 西日本新聞朝刊=

2764千葉9区:2009/08/02(日) 11:22:06
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200907280483.html
《地殻変動:7》小泉改革 おひざ元もノー
2009年7月29日
 「小泉構造改革」で傷んだ地方の現場には、自民党への不満がくすぶる。推し進めた2人の元首相のおひざ元も揺れている。

 25日、安倍元首相の地元、山口県下関市。金子勝・慶応大教授(57)がJA下関の総代研修会で講演した。痛烈な構造改革批判で知られ、「反体制」イメージが強い地域経済の専門家だ。

 「小泉構造改革は政策もビジョンもなく、市場に任せろというだけ。地方の中小零細企業や小規模農家は切り捨てられ、地域経済はぼろぼろになった」。組合員ら約600人は真剣な表情で耳を傾け、金子氏が「自民党の派閥の長は、ほとんど選挙で落ちると思う」と声を張り上げると、笑いが広がった。

 県農政連はこの総選挙でも自民支持を決めており、JA下関も離反はしない。だが、小規模農家は疲弊し、不満がたまっている。辻久男組合長(66)は「自民党に反省して立ち直ってもらいたい」との思いも込め、金子氏を招いた。

 今年になって金子氏は月に4、5回、各地のJAや信用金庫、信用組合で講演している。信金、信組業界には政治連盟はないが、地域社会に根ざし、自民党支持層とかかわりの深い伝統的な組織だ。

 だが、不満の矛先は自民党にも向かう。

 昨年秋、ある信金で講演した金子氏に、参加した経営者が耳打ちしてきた。「ここにいるのは全員、○○議員の支持者です。そして全員、面従腹背です」

 挙げたのは地元選出で、旧大蔵省出身の実力者の名だった。その経営者は「中小企業は苦境にあえいでいるのに、先生は何もしてくれない」と不満をぶちまけた。

 信金の中央銀行的な存在、信金中央金庫の今年3月期連結決算は、純損益が1825億円の赤字になった。赤字の計上は初めて。信金の顧客は地元の中小零細企業。その不振に、米国発の金融危機が追い打ちをかけた。

 小泉元首相の地元、神奈川県横須賀市。大手メーカーの工場が合理化を進めて次々と撤退し、人口はこの5年間で約1万人減った。駅前の目抜き通りにはシャッターを下ろした商店が目立つ。

 ここに本店を置く湘南信用金庫で1年前まで理事長を務めた服部真司氏(75)は、小泉氏が「構造改革」を打ち出したのを機に自民党支持をやめた。「頼母子講の流れをくむ信金は、地域の弱小企業を助けるためにある。優勝劣敗の論理とは相いれない」と考えたからだ。

 先月の市長選でも、小泉氏が推す現職でなく、劣勢とされていた対立候補を応援した。「チェンジ!」の文字が躍るマニフェスト作りを手伝い、連日、選挙事務所に詰めた。結果は大方の予想を覆す勝利。服部氏は「小泉構造改革に地元がはっきりノーを突きつけた」と感慨にふけった。

 衆院を解散した21日、麻生首相は記者会見で「行き過ぎた市場原理主義から決別する」と明言した。構造改革への不満が募る地域経済の担い手たちは、この発言をどう受け止めるのだろうか。

 報道で知った服部氏は、冷ややかな感想を漏らした。「もし本当に構造改革を全面否定するなら、首相を支持するのだが……。国民の反応も違っただろう」

2765千葉9区:2009/08/02(日) 11:25:25
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200907240094.html
〈激突 09同日選〉大高氏「もう議員には」 衆院解散、在職65日
2009年7月22日
 在職期間65日。解散時点で478人いた衆院議員の中で、2番目に短い大高松男氏(66)=比例北関東ブロック=の議員生活が、幕を閉じた。城里町に生まれ、30年余り自民党職員として県連の裏方を支えてきたが、05年衆院選で自民が大勝した余波により、今年5月18日、自身も「想像すらしなかった」という繰り上げ当選を果たした。4年前とは百八十度異なり、逆風に追い込まれて衆院が解散した21日、大高氏の「最後の一日」に密着した。(岡村夏樹)


 「あっという間だったな」。午後1時3分、衆議院の本会議が開かれ、河野洋平議長が解散詔書を読み上げると、最前列の大高氏には無事にやりとげたという安心感と、「もう少しやりたかったな」という寂しさが交錯したという。

 どこからともなく「万歳」がわき起こるのが聞こえた。「なんで万歳するのか」といぶかしがった。「首相の政策は間違っていない。経済対策に重点を置き、底打ち宣言が出ているのに。それなのに批判ばかりだ」。そんな思いがあったからだ。しかし、気がつけば、自分も両手を挙げていた。本会議上独特の雰囲気に流されてしまったという。

 この日、大高氏が公の場に現れたのは、午前11時15分。小雨が降りしきる中、党両院議員懇談会に出席するため、東京・永田町の党本部に長谷川大紋参院議員と一緒に姿を見せた。報道陣が大挙する間をすり抜け、エレベーターで懇談会が開催される9階へ。

 大高氏は麻生派に所属している。懇談会で、都議選などを総括し謝罪する麻生氏の言葉を、目をつぶり黙って聴いていた。そして、麻生氏が「全員がこの場に戻ってくることが大切だ」と訴えると拍手を送った。「あれは良かった。一致団結できたんではないかな」

 75年に党職員になって34年間、自民公認候補の当選が最大の喜びだった。自分も赤絨毯(じゅうたん)を踏めたのは、「小泉旋風」のたまものだ。同ブロックの中森福代氏が3月、さいたま市長選に立候補するために、衆院議員の辞意を表明。次点の大高氏に出番が回ってくることになった。

 本心は「国会議員なんて不相応」と乗り気ではなかった。断れるわけはないが、長年仕えた県連の山口武平会長に意見をうかがった。「こっち(県連)のことは気にせず、気持ちよくいってこい」。その言葉でバッジを着ける覚悟を決めた。

 7月8日に内閣委員会で質問に立った。骨太方針09の社会保障費問題を尋ね、国際原子力機関(IAEA)の支部を東海村に作ったらどうかと提案もした。また、改正臓器移植法案では可決されたA案を支持。「大切な命を扱う法案を作ることができた」。国会議員の「だいご味」を体感した。「任期満了まで務めたかった」との思いも生じ始めていた。

 8月投開票の衆院選でも、比例北関東ブロックの候補者に並ぶ。だが、「この逆風では、もう議員にはなれないね」と見透かしている。選挙区から立候補しないのかと尋ねると、「体力がないからね」。22日からは事務局長専属として、裏方に戻る。

2766千葉9区:2009/08/02(日) 11:28:17
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908010103.html
〈09政権選択〉小泉劇場、嵐の跡 「亀井王国」さらに強固 広島6区
2009年7月30日

 郵政選挙で全国の注目が集まった広島6区。4年前の熱狂はすっかり冷め、8月の総選挙を静かに迎えようとしている。「刺客」として挑んだライブドアの堀江貴文元社長(36)は今回の総選挙について「民主党もセカンドベスト。自民党でも政権を担当しているんだから、できると思うけど」と語った。(吉浜織恵)


 「ホリエモンは第七騎兵隊長で、おれはアパッチ族の酋長(しゅうちょう)みたいだった。あのときはものすごい逆風が吹いた」

 国民新党の亀井静香氏(72)は4年前を西部劇になぞらえる。郵政民営化に反対して自民党を離党。自民の応援を受けて「日本をぶっ壊す改革を」と訴えた堀江氏に2万6千票差に詰め寄られた。

 24日の亀井氏の事務所開き。民主党の佐藤公治参院議員(50)は「この総選挙、亀井先生を全力で応援させていただきたい」と強調した。前回、亀井氏と争って落選し、07年参院選に立候補。亀井氏が支援に回り、今回、民主は亀井氏を推薦する。

 自民は元県議を擁立したが、亀井氏は「地元に入るのは2日くらい」と余裕の表情だ。地元の建設会社社長は「亀井先生が言えば国民新党であろうと役所は言うことを聞いてくれる」と言う。瀬戸内海の沿岸部から中国山地に広がる広島6区。ホリエモンが去り、「亀井王国」はより強固になったように見える。

 堀江氏の選挙事務所があったJR尾道駅前。4年前、支持者が詰めかけたビルは空っぽのままだ。元選対幹部の男性(50)は「自分たちが投票すれば変わると感じられた」と振り返る。06年に堀江氏が証券取引法違反容疑で逮捕=最高裁上告中=された後、尾道市内で次の総選挙向けに開設していた個人事務所も閉鎖された。

 「熱病だった」「夢を見ただけ」――。当時を自嘲(じちょう)気味に語る人は少なくない。ボランティアで選挙を手伝った三原市の女性会社員(37)は「この4年で社会は悪くなる一方。でも、あの時の熱意は今はない」。地元商店街の男性(74)も「小泉劇場の地方版。劇が終わればショックだけが残った」と話した。


◇「バラマキ、一層拡大」「選択肢ない」 堀江貴文元社長に聞く

 小泉さんの郵政解散を見て改革の流れを止めてはいけないと思った。改革するには総理大臣。自民党本部で安倍幹事長代理(当時)に会った時、この人がなれるんだったら、おれだってなれると。

 最短で総理大臣になるには、対立候補を立てられないほど強力な亀井さんをやっつけないとだめだ。それで広島6区。バラマキ型と決別するには、しがらみのない政治家だ。でも変わらなかった。

 自民党は郵政造反組を復党させたが、郵政民営化を見直す根拠なんて何もない。景気が悪くなったのも米国のバブルが破裂したから。有効な手だてを打てず、バラマキがさらに拡大した。自民党の低迷は改革が途中で失速したことへの失望ではないか。

 民主党がいいなんて誰一人思っていないと思う。民主党もセカンドベスト。今の自民党が政権を担当しているんだから、民主党にやれないことはないだろうけど。高速道路無料化は困る。渋滞したら環境は悪くなる。「子ども手当」も、子どもをつくらないと国民と見なさないのか。

 僕は広島6区が日本の未来だったと思っている。当時、若い人からはつまらない日常を送っている閉塞(へいそく)感を感じた。しがらみのない政治家がバラマキ型の政治と決別する、そういう期待はあった。

 かじる親の脛(すね)はないのに、誰も脛を作っていない。世界中から優秀な人が集まる仕組みをつくらないと税収はどんどん減っていく。自分の子どもや孫のことを考えると変わらなきゃと思うけど、明日のメシのことを考えると亀井さんに一票となってしまう。

 みんな選択肢がない。消去法で民主党。変えるには「芸人党」しかないと思ったりして。都市部では有名人が勝つじゃないですか。しがらみのない人が国を変える。ただ、僕、1回負けたので負ける選挙はやりたくない。

2767名無しさん:2009/08/02(日) 12:31:54
明日は8月初めての月曜日、また世論調査なるものでるでしょうが。

消えた年金じゃなくて、消えていった故人献金問題、言われなくなりましたが、このまま突入していって大丈夫なのかな。
公示日以降、ドカン、なんていやですよね。

あと・・・自民の獲得議席って現状でどのくらいなのだろうか、150〜60以下なら再起不能なんて
ヨタ話も聞きますが。

実は93年時にイチローは自民が野党に転落した時に、次の選挙で160以下、その次は100以下にしてやると
息巻いていたのを覚えています。

この160、という数字は偶然にも一致していますがなにか根拠とかあるのかな。
いわゆる自民の岩盤的な数字を意味しているのでしょうか。

何にしろシビアになると思いますよね、この数字なら。
かつての長老、寝業師も去り、残るのは2,3世のみか。

個人的に自民が再生していく過程で必要な人材とすれば、谷垣、中谷、園田、河村、茂木あたりか。
でも・・・どれもオビに短し、たすきに長し、でしょうかねえ。

そろそろ予想の最終数字も出てくるでしょうが・・・かなりの人物まで自民は落ちないとあの出回っている
数字にはなりませんよね、ホントウに起きるのかな。

2768千葉9区:2009/08/02(日) 14:32:22
920 名前:無党派さん :2009/08/02(日) 12:19:06 ID:r+gkcNSX
▼鳩山由紀夫代表
 11:30メド〜 千葉9区  四街道駅 北口広場

行ってきました。
四街道駅の階段から北口ロータリー一帯にかけて、数百人が立錐の余地がない
位人が集まってまずびっくり。鳩山代表が来るころには、やや大粒の雨もパラパラ
降ってきたんだけど、人の数は減ることもなく、多くの人が聞き入っていたね。
奥野のスピーチに続いて鳩山が登壇し、15分ほど、政権交代の意義、官明治以来の官僚政治からの
変換を目指す改革、国民の生活に守る戦いであることなどを話ししたあと、
ロータリーをほぼ一周して集まった人たちに20分くらいかけて握手をしてまわったね。

天気も良くないわりに、聴衆の多さにびっくりしたけど、選挙への意識の高さを感じたな。

2769千葉9区:2009/08/02(日) 14:35:14
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090802ddlk10010178000c.html
選挙:衆院選 長谷川氏が3区から不出馬 /群馬
 次期衆院選の群馬3区で出馬準備を進めていた元自民党県議の長谷川嘉一氏(56)が不出馬を決めたことが1日、分かった。長谷川氏は立候補しない理由として「自分の保守系支持者が現職と重なる部分がある」などと話した。7月31日の後援会の会合で支援者に伝えたといい、今後も国政への転身を考えていくという。【杉山順平】

2770千葉9区:2009/08/02(日) 14:38:46
http://mainichi.jp/chubu/newsarchive/news/20090802ddq041010004000c.html
岐路の夏:09衆院選 河村・名古屋市長、ひっぱりだこ 北海道から佐賀まで18人
 名古屋市の河村たかし市長(60)に、民主党の立候補予定者から応援要請が相次いでいる。元祖を自任する自転車遊説のスタイルもすっかり全国区となり、既に北海道から佐賀県まで18人を応援。市議会の自民党市議員団からは「市政に専念を」とけん制球が飛ぶが「庶民革命を全国に広げる」と意に介さず飛び回っている。

 7月末、河村市長が民主の立候補予定者の応援に訪れた愛知県一宮市(愛知10区)。地元の祭り会場で握手攻めに合う市長の横で、立候補予定の杉本和巳氏(48)は「僕とも握手してちょうよ」と、河村語を口にして笑いを取った。

 市長は4月の就任後、さいたま市長選を皮切りに奈良市長選、東京都議選など10候補の応援に入り、9選挙で候補が当選した。

 衆院選に向けても、北は北海道12区から南は佐賀1・2区まで民主の予定者と自転車遊説。同じ人気首長でも、地方分権を旗頭にする橋下徹大阪府知事ら首長連合とは一線を画し「庶民革命」や都市内分権を訴えている。

 民主党衆院議員時代、議員特権をなくす活動を続け「変わり者」と異端視された河村市長は、政治の流動とも相まって、今は庶民派市長として引っ張りだこ。「党の代表選に出馬しようとしても推薦人20人が集まらんかったから、ちょっと複雑だわ」と憎まれ口をたたきながら、8月下旬に約1週間取る予定の夏休みも、愛知県内の候補者を中心に応援に回るという。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は、河村市長について「彼のように、はっきりものをいう政治家を時代が求めているのだろう」としたうえで「これまでは『変な人』で良かったが、市長として公約を実現できるかどうかで政治家としての彼の評価が決まる」とも指摘した。【岡崎大輔】

==============

 ◆河村たかし市長選挙応援の実績◆

 ●市長選

さいたま 当

船橋   落

奈良   当

 ●議会選

兵庫県補選 当

東京都5人 当

名古屋補選 当

 ●衆院選

北海道 2人

宮城  1人

福島  1人

長野  3人

神奈川 1人

愛知  4人

石川  1人

兵庫  1人

福岡  2人

佐賀  2人

2771千葉9区:2009/08/02(日) 14:40:18
547 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2009/08/02(日) 12:58:50 ID:gfUImVZV
「非公認」自民本部に不満続出
自民党本部が衆院選本県1区について、党県連が公募を経て公認申請した津島淳氏を世襲を理由に
公認しなかったため、1日の候補者選考委員会の出席者からは党本部への強い不満の声が相次いだ。

非公開で行われた会議では、大島理森県連会長が、公認を得られなかったことに責任を感じている−
として、会長職の進退に言及しつつも、当面の選挙戦を戦い抜くためとどまる意向を示した。大島会長
の責任を問う声は出なかった。

また大島会長は、同党の細田博之幹事長から、公認しない代わりに麻生太郎首相(党総裁)ら“大物”
を派遣し、資金も提供する旨の申し入れがあったことも明かした。

しかし会議後、成田一憲県連総合選対本部長は「党本部から応援の話があっても聞く耳を持たない。
首相でも入れさせない」と怒り心頭。ある県議は「細田幹事長がそう言うのは後ろめたいところがある
から」と話した。

出席者からは「小泉氏(純一郎元首相)の次男は公認されているのに納得いかない」との声も。記者
会見で山内和夫県連幹事長は「党本部が地方の声を聞いて決定するのがルール。ルールに基づいて
公認申請をしたのに一部の人で(非公認を)決定した」と、公認に難色を示した菅義偉選対副委員長を
念頭に苦言を呈した。

一方、会議では党県連が独自に打ち出した「県連公認」が分かりにくいとの指摘もあった。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090802094004.asp

2772千葉9区:2009/08/02(日) 14:44:18
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090802ddlk02010008000c.html
’09衆院選:民主候補を初めて推薦−−青森市医師連盟 /青森
 青森市医師会の政治団体「青森市医師連盟」(斉藤勝委員長、204人)は1日、次期衆院選青森1区に立候補を予定している民主前職、横山北斗氏(45)に推薦状を出した。連盟が自民以外の候補者を推薦するのは初めて。

 斉藤委員長によると、1区の推薦願は横山氏と無所属新人の2氏から出ており、後期高齢者医療制度の存続などを質問状で問うたところ、横山氏が制度廃止の考えを示したため、推薦を決めたという。【矢澤秀範】

2773とはずがたり:2009/08/02(日) 14:48:26
>>2770
河村の転出は市議団にも異論が強く揉めましたけど,小沢問題の渦中での反転攻勢にもなりましたし,その後もいい国政へのスピルオーヴァーになってますよね。

2774千葉9区:2009/08/02(日) 14:51:05
河村は野屋敷の応援に入ってたんですね

2775名無しさん:2009/08/02(日) 15:40:17
10人のうち5人は当確か!?
大手紙のデスクは美人候補たちの当落をこう予想する。
山尾は当確。小原は谷垣禎一元財務相を猛追していて、森喜朗元首相の地元、石川2区の田中美絵子(33)は、河村たかし名古屋市長の元秘書で、ちょっと井上和香似の美女。『当選13回の元首相が相手ではとても勝負にならないと言われてましたが、日ごとに支持を伸ばしている。党の分析では数ポイント差まで追い上げています。』(民主党関係者)逆転もあり得ます。
愛媛1区は地元テレビ局の元アナウンサー。永江孝子(49)が元官房長官の塩崎恭久をリード。
元CAで、大阪13区から出る国民新党の白石純子(46)や、”美熟女”と評判の高い神奈川3区の岡本英子 (44)は当落線上。大接戦になりそうです。
東京17区の早川久美子(38)は、雑誌でビキニ写真を公開したこともある長身美女。相手の平沢勝栄は強いが、この手のタイプは大化けする可能性もある。
長崎2区の福田衣里子(28)はすでに当確と言われてます。
日刊ゲンダイ予測
〇=当確△+=優勢△=当落線上▲=猛追▲−=独自の戦い
〇山尾志桜里対鈴木淳司
〇福田衣里子対久間章生
△+永江孝子対塩崎恭久
△白石純子対西野陽
△岡本英子対小此木八郎
▲小原舞対谷垣禎一
▲田中美絵子対森喜朗(数ポイント差まで追い上げる)
▲−早川久美子対平沢勝栄
?青木愛対太田昭宏
?三宅雪子対福田康夫

2776名無しさん:2009/08/02(日) 16:28:54
>>2775
>▲田中美絵子対森喜朗(数ポイント差まで追い上げる)

あくまでも比例票に関してですが、地元紙の調査では・・・

小選挙区別に比例代表投票先をみると、1、2区で民主党が自民党を上回り、これまで自民党が独占してきた3区では、自民党が民主党を押さえたが、その差はわずかである。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20090802101.htm

2777千葉9区:2009/08/02(日) 16:45:10
マサカがあるんですかね・・・
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090802ddr041010009000c.html
岐路の夏:09衆院選 石川2区 自民の牙城で「庶民革命」
 ◇河村たかし氏元秘書、民主が女性刺客−−森氏の活動、活発化
 14回目の当選を目指す自民党の重鎮、森喜朗氏(72)。元首相の牙城・石川2区(小松市、加賀市など)に、民主党は33歳の女性を「刺客」として放つ。田中美絵子氏は解散後の平日の朝、加賀市の郵便局にいた。「さらなるご支援をお願いします」と頭を下げ、職員らと握手を交わす。かつて自民の有力支持基盤だった旧特定郵便局。だが今回は、田中氏の支援に回ることが決まっている。

 田中氏は、名古屋市長の河村たかし氏が衆院議員だったころの秘書だ。7月18日、河村氏と一緒に石川県白山市の駅前に立ち「石川から政権交代ののろしを上げます」と宣言。河村氏は森氏を「王様」、田中氏を「庶民」に見立て、「政治は王様に庶民がぶつかるものだ。(田中に)庶民革命をやってもらわにゃあ」と激励した。

 田中陣営は今、「ドブ板選挙」を展開。森氏の支持層の切り崩しに躍起だ。一昨年の参院選石川選挙区(改選数1)では民主候補が当選するなど、自民の強固な地盤にもきしみが見える。田中陣営の県議は「森支配の構図が崩れつつある」と言う。

 一方の森氏。これまでの選挙では地元入りが少なかったが、最近は県内の活動も目立っている。先月、同県川北町で開いた国政報告会。集まった約400人の支持者を前に、森氏は約80分間、立ったまま話し続けた。「『引退を考えたら』という人もいるが、幸い元気そのもの」

 だが、今回がいつもと違うことはよく分かっている。自身が党幹事長だった93年、自民が下野した光景さえ目に浮かぶ。「負けたら潔く野党にかえってもいい。政界再編をやっていくために、また貴重な存在になるのかなと思っている」。話を終えた森氏は報告会終了後、会場の出入り口で一人ずつ握手して参加者を送り出した。

 森氏は必勝を期し、年初から酒を断った。頻繁に選挙区に帰り、正月も久しぶりに地元で過ごした。若い層に支持を広げるためブログまで開設した。周囲も驚く変わりようだ。

 「まだまだやりたいことがある」。そう話す森氏に対し、田中氏は言う。「森さんが初当選したのは、私の年齢とほぼ同じ32歳。世代交代の時なんです」【藤田剛、近藤希実】

==============

 ■衆院石川2区の立候補予定者

森喜朗   72 [元]首相   (13)自 前

田中美絵子 33 [元]衆議員秘書    民 新

宮元智   49 幸福県副代表      諸 新

宮下龍治  57 保険代理業       無 新

毎日新聞 2009年8月2日 北海道朝刊

2778千葉9区:2009/08/02(日) 16:45:49
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090802ddlk40010238000c.html
’09衆院選ふくおか:山本氏、比例転出を報告 11区情勢左右も /福岡
 衆院選福岡11区での出馬を目指しながら比例九州への転出が決まった自民前職の山本幸三氏(比例)は1日、支持者に「おわびの言葉が見つからないが、党の決定は受け入れざるを得ない」と報告した。豊前市や吉富町での事務所開きで語った。「山本と書いて投票する」と言う支持者もおり“山本票”の流れが情勢を左右する可能性も出てきた。

 11区は05年の前回、郵政民営化に反対して無所属で出馬、当選し、その後復党した自民前職の武田良太氏と、党公認で出馬、落選し、比例で復活した山本氏が公認を争い、党選対幹部は昨秋、双方を無所属推薦とする方針を明かした。

 だが、自民への逆風が吹く中で「急に再調整が図られた」と山本氏。7月30日に党本部から転出を再打診され31日夜に最終通告されたという。比例名簿の搭載順位や、転出を山本氏とした理由の説明はなかったという。

 事務所開きで、山本氏は「民主に政権は渡せない。個人対個人でなく、党対党の戦いをお願いする」と述べた。前回の山本氏の得票数は7万8308。支持者は「同じ自民でも、敵だった武田氏に投票できないと思う」と複雑な心境を語った。武田氏の有力支持者は「11区に民主候補はおらず、強い逆風は感じない。山本氏の支持者から票をいただく努力をしたい」と述べた。

 社民新人の山口はるな氏(民主推薦)は「自公政権との対立軸がはっきりした」として政権交代の訴えを強くしている。共産新人の山下登美子氏は自民、民主両党の批判を展開し、幸福新人の小迫日出典氏も積極的な街宣活動で追い上げを図っている。【降旗英峰】

〔京築版〕

2779千葉9区:2009/08/02(日) 16:49:13
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009080102000198.html
県内小選挙区『激戦譜』
2009年8月1日

1区 激戦続く『馳VS奥田』
2区 森首相で一川氏復活
3区 “同根対決”で接戦も
 今回の衆院選は二大政党政治を目指した小選挙区制が導入されてから五回目の戦い。ようやく「政権選択」選挙となるが、これまで石川県内では“同根対決”が演じられたり、現職首相が候補だったり話題も多く、自民対非自民の激戦続きで比例復活も目立った。過去四回の戦いを振り返る。(衆院選取材班)

 【石川1区】

 自民党前職の馳浩氏と民主党元職の奥田建氏が過去三回連続で激戦を演じている。共産党新人の佐藤正幸氏も三回連続で挑戦しているが、毎回一万票余りにとどまっている。

 一回目は二〇〇〇年で、馳氏が約十万七千票を獲得し当選したが、奥田氏も十万票を超え惜敗率93・7%で比例復活。二回目の〇三年は奥田氏が雪辱を果たしたが、馳氏も惜敗率97・2%の僅差(きんさ)で比例復活。郵政選挙の前回〇五年は与党の追い風を受けた馳氏が自己最多の約十三万票を獲得、奥田氏の比例復活を許さなかった。

 【石川2区】

 四回連続で自民党前職の森喜朗元首相と、〇七年に参院議員にくら替えした民主党県連代表の一川保夫氏が顔を合わせている。

 中選挙区から小選挙区に変わった最初の一九九六年は森氏が当選するも、新進党だった一川氏が惜敗率76・3%で比例復活。二〇〇〇年は森氏が首相当時で約十四万二千票を獲得したが、自由党だった一川氏が比例名簿1位登載に“優遇”され惜敗率47・6%ながら比例復活した。〇三年は民主党の一川氏が三回連続で比例復活したが、〇五年は森氏が一川氏の比例復活を初めて阻止した。

 【石川3区】

 小選挙区制が始まって以来、自民党が議席を独占し、民主党候補らの比例復活を一度も許していない。

 一九九六年は、引退表明した自民党の瓦力元防衛庁長官と、瓦系だった矢田富郎元県議が自民を離党して無所属で出馬。注目された“同根対決”は大接戦となったが、瓦氏が約二千票差で辛勝した。

 二〇〇〇年は瓦氏が自己最多の約十三万四千票を獲得し民主党新人らを抑えた。〇三年は当時民主党前職(比例代表)だった桑原豊氏らが挑戦したものの瓦氏の圧勝。〇五年は瓦氏が比例代表に回り、当時自民党新人の北村茂男氏が桑原氏との一騎打ちを大差で制した。

2780秋田2区の名無し:2009/08/02(日) 16:50:36
http://www.asahi.com/politics/update/0802/TKY200908020087.html
自民除名の小林興起氏、民主が比例東京で公認へ2009年8月2日16時38分

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. 民主党の菅直人代表代行は2日、東京都豊島区での街頭演説で、小林興起元衆院議員(65)を今回の総選挙で同党の比例東京ブロックで公認する方針を明らかにした。

 小林氏は05年の総選挙で郵政民営化に反対して自民党を除名され、東京10区で自民党の小池百合子氏に敗れた。今回も東京10区から無所属で出る準備を進めていたが、民主党新顔も立つため、民主党が小林氏を比例で処遇することで野党系を一本化する。小林氏はすでに民主党入党の手続きを取ったという。

2781秋田2区の名無し:2009/08/02(日) 16:52:53
いらないモノまで貼り付けてすいません。

2782名無しさん:2009/08/02(日) 17:13:27
いらないモノっていうのは一瞬、小林のことかと思いましたw

2783広島一区民:2009/08/02(日) 17:23:22
 本日は、陸上仲間主催の大会(お遊び)で20km走りました。
場所は広島三区内です。周りを見ながら走りましたが気が付いた事として

・増原氏のポスターが意外と少ない

比較の話ですが2003年の時は、もっと有ったと記憶しています。
何某かの地殻変動を感じました。

 御存知の通り今のところ自民増原氏、民主橋本氏全くの互角です。
もし、橋本氏が勝利すれば、広島県で民主は四勝目となります。
(先日申した五区は終盤三谷氏が「呉から国会議員を」と言えば呉の浮動票が動き民主勝利)

 ただ本日の参加者約100名にそれとなく投票先を聞きましたら一人を除いて

・8/30は**で**大会が有るから投票に行かない(私見:期日前投票に行けば?)

以上の回答でした。一人は橋本氏投票でした。一応御参考迄。

2784RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/08/02(日) 17:57:11
>>2780
これで小池やばくなりましたかね
与謝野の比例復活も危ないような

2785秋田2区の名無し:2009/08/02(日) 18:03:36
>>2782
そうきましたか(笑)
真ん中の印刷などのことですね

2786千葉9区:2009/08/02(日) 18:57:04
>>2780
これは驚きですね。
国民新党ではなく、民主から出ると。
(当然、比例下位ですよね?)
>>2785
しょっちゅう、そのまま貼り付けちゃってますし。。。自分

2787千葉9区:2009/08/02(日) 19:01:47
やっぱ比例下位ですね
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009080201000381.html
小林興起氏が民主入り 比例東京で出馬へ
2009年8月2日 18時24分

 民主党の菅直人代表代行(党東京都連会長)は2日、都内での会合で、小林興起元衆院議員を衆院比例東京ブロックの公認候補として擁立する方針を明らかにした。名簿順位は小選挙区と重複立候補する同党候補より下位になる。近く党本部に申請する。

 小林氏は衆院東京10区からの出馬を目指していたが、民主党側が協力を要請した。菅氏は「小林氏が小選挙区の民主党候補を支援するという前提で、鳩山由紀夫代表らも了解した」と述べた。

 小林氏は郵政民営化関連法案に反対し2005年衆院選は新党日本から東京10区に、07年参院選は国民新党から比例代表に立候補したが、いずれも落選した。

(共同)

2788千葉9区:2009/08/02(日) 19:09:00
http://203.139.202.230/09senkyo/090723rensai.htm
   ― (1) ―
元知事参戦 問われる政党の力
 自民党が惨敗した2007年夏の参院選。直後の8月1日、当時知事だった橋本大二郎氏(62)が4期限りで退任することが明らかになった。橋本氏は同時に、国政挑戦への思いを表明。県内各界に激震が走ったこの日、次期衆院選高知の構図も動きだした。

 【写真】「新たな挑戦者」として街頭演説に1人で立つ橋本氏(今年3月、高知市内)

 ■兄の落とし物
 「祭壇の兄の写真を見上げて、何かを託されたような思いがした。『おれの落とし物を拾ってくれ』と」。橋本氏は退任表明後、自らのブログに前年7月に亡くなった兄の元首相、龍太郎氏の葬儀での思いを記した。

 知事16年間を通して地方分権を訴え続けた末、中央集権下での「地方の限界」を感じ、「国の仕組みを変える」と決意した国政転身。その決断を導いたのは、中央省庁改革にも挑んだ兄の死だった。選択肢は衆院以外になかった。

 「2区か、3区か…」。知事選で政党勢力を打ち負かしてきた元知事の参戦に県内各党は緊迫。その動向に警戒の目が注がれる中、橋本氏は昨年4月1日、「元知事として県庁所在地から立つのが筋だ」と、1区出馬を表明した。

 続く7月1日には東京で、「地域自立型国家」などを盛り込んだ基本政策「大二郎の旗」を発表。自民、民主両党を「古い体質を抱え、政・官・業・労の癒着を打ち破れない」と批判し、新党立ち上げへ「たった一人での旅立ち」を宣言した。

 ■どぶ板でいく
 元祖改革派知事の国政挑戦の波紋は県内にとどまらなかった。水面下で民主党本部の幹部のほか、自民党の有力関係者らが接触。だが、橋本氏には既成政党との選挙協力はもはや眼中になかった。

 「どぶ板を構えてくれ」。1区は草の根支持がつかみ切れない。橋本氏は昨年10月の事務所開きで陣営に指示。街頭演説に1人で立ち、「知事時代も経験がない」という地域を一軒一軒訪ね歩く支持者開拓を始めた。政党の組織力に、圧倒的な知名度で対抗する。

 「無党派層だけでなく、自民、民主の支持者の中にも党の現状に不満を持ち、新しい政治を求める人が相当いるはずだ。永田町発の政界再編ではなく、民意による再編の時だ」

 橋本氏は「選挙後に政界再編は必ず起きる。その時、新しい政治グループの核になる」と強調する。だが、〝旗〟を掲げて宣言した出馬前の新党結成は果たせず、見通しも立っていない。「1人の挑戦」の行方はまだ不透明なままだ。

    □  □

 郵政選挙から4年。8月30日投票が決まった次期衆院選は、自公政権の継続か交代かが最大の焦点となる。経済危機、揺らぐ社会保障、地方の疲弊…。難局克服へリーダーシップと政策提示による政党の力、在り方が問われる。

 県内選挙区では逆風にさらされる自民党と政権交代に気勢を上げる民主党の激突に、元知事が政界再編をにらんで無所属で切り込む戦いが軸。共産党は二大政党間での埋没を警戒する。真夏の選択決戦の構図に迫る。

(2009年07月23日付朝刊)

2789千葉9区:2009/08/02(日) 19:09:34
http://203.139.202.230/09senkyo/090724rensai.htm
   ― (2) ―
試練の自民 逆風下で活路探る
 自民、公明両党の推薦候補が敗れた静岡県知事選の翌6日。「久しぶりです。厳しい選挙になりました」。昼下がりの須崎市の住宅街に、軒先から軒先へ汗だくで歩く高知3区の自民前職、山本有二氏(57)の姿があった。

 【写真】公明党県本部の新春年賀会であいさつに立つ自民党前職の左から福井、山本、中谷の3氏(1月9日、高知市内)

 ■原点回帰
 「医療に郵政、三位一体改革。党は昔からの支持層を片っ端から敵に回している」

 地方を疲弊させた小泉構造改革を経て、県内議席を失った一昨年の参院選後もなお強まる逆風。地域を回る自民県議らがそう嘆く。

 県西部の強固な保守地盤に支えられて6選を果たしてきた山本氏だが、昨秋から「これしかない」と原点回帰。元金融担当相のプライドをしまい込み、徹底して地域を歩く戦術に切り替えた。

 同期で7選に挑む〝東の横綱〟、2区の同前職、中谷元氏(51)も危機感は同じ。参院選敗北を機に、中選挙区時代に培った旧市町村単位の個人後援会を再結成。「先祖返り」(地元秘書)の集票態勢を整えてきた。

 「都会と違ってまだまだ高知は社会資本整備が必要だ。都市型の民主党ではなく、われわれが議席を守らなければならない」

 そう強調する自民党県連の武石利彦幹事長は、政権交代論に「現状への不満から、自民党を一度代えてみるかという空気にすごい重圧を感じる。ただ、政権公約を見て自民党も変わりつつあることを知ってほしい」と訴える。

 ■対橋本
 政権を懸けた戦いを前にしながら、党本部の内紛が自民離れを加速させる。1区で3度激戦を制してきた同前職、福井照氏(55)は無所属の元知事、橋本大二郎氏(62)の参戦も加わり、戦況は厳しさを増す。

 自民、民主両党県連は今春、高知市の繁華街で福井氏と民主新人との街頭討論を重ねた。二大政党による異例の連携。自民県連幹部は「政権選択選挙」を強調し、橋本氏を埋没させる狙いも否定しない。

 国の予算獲得で実績を示す尾粼正直知事との連携を前面に出すのも、元知事への戦略と映る。「県勢浮揚の面からも1区は失ってはならない議席。知事としての実績も乏しい人物を代表にしてはならない」。武石幹事長は対抗心を強める。

 逆風と〝難敵〟の登場で、自公選挙協力が今まで以上に意味を持つ。17日開かれた福井陣営の決起集会。「解散をもって私の名前は公明党になる」とアピールする比例四国の公明党前職、石田祝稔氏(57)に、福井氏は「比例は公明」と連呼した。

 自民党は前回衆院選の比例四国に西本勝子氏(59)を擁立し、07参院選でも比例で元職を公認。「もっと公明党に誠意を示すべきだという支持者の声が増えたのは確か」と漏らす公明党県本部幹部は今回、自民党県連に「もう一段進んだ選挙協力」を求める。

 未曽有の逆風は、自民党県連と各陣営に党組織の命運を懸けた試練を与えている。


(2009年07月24日付朝刊)

2790千葉9区:2009/08/02(日) 19:09:58
http://203.139.202.230/09senkyo/090725rensai.htm
   ― (3) ―
風受ける民主 党の「市民権」懸け
 「時代、政治を変える大きなチャンスに、この女性3人と挑む」

 福田康夫前首相の突然の政権投げ出しで解散風が強まった昨年9月19日。民主党県連の大石宗幹事長は、高知1〜3区の予定候補を見渡し、政権交代へ決意をみなぎらせた。

 2区で擁立にこぎつけたばかりの楠本清世(36)、1区の田村久美子(50)、3区の中山知意(31)の3氏そろい踏みによる異例の出馬会見。「新しい政治」を訴える光景は、追い風の勢いをそのまま見せつけた。

 【写真】3選挙区合同決起集会で気勢を上げる民主党新人の左から田村、楠本、中山の3氏(昨年10月24日、高知市内)

 ■どん底から
 1996年の結党以来、民主県連は衆院選の選挙区で全敗。選挙区議席を「悲願」としてきたが、比例復活で確保してきたバッジも05年の選挙違反事件で手放し、国会議員不在の「どん底」(県連幹部)を味わった。

 しかし、07年春の統一地方選で4年ぶりに県議会議席を回復。劣勢予想だった同年夏の参院選県選挙区で武内則男氏(現県連代表)が自民現職を撃破し、衆参を通して県内選挙区で初の公認議席を獲得した。反・非自民の「風」に驚いたのはほかならぬ県連だったが、「あの時より強い」。武内代表は今の追い風をそう断言する。

 発足以来の懸案である、風をつかむ「帆」は―。再挑戦の3区中山氏は4年前の衆院選直後から地域回りを徹底。2区で2度挑戦歴のある田村氏も1区を2年以上歩き、2区楠本氏も解散先送りで「腰を据えて活動できた」(陣営)。

 地域への「根」の張り方は「まだ途上だが、一段上がったのは確か」(武内代表)とするが、大石幹事長は「今回勝てなければ、いつ勝つのか。民主が県内政党として『市民権』を得られるかどうかの戦いにもなる」。追い風ゆえの危機感もにじませる。

 ■理念を争点に
 選挙区では社民党、国民新党、連合高知などの推薦も得て、非自公・非共産の結集態勢を構築。だが、知名度や実績ではまだ分が悪いのもまた事実だ。

 1区は自民前職に加え、元知事が無所属で絡む。昨年9月には民主党本部が元知事に連携の触手を伸ばす動きもあった。

 田村陣営は「全く影響はない」とするが、04年参院選で民主推薦で当選した広田一氏の協力は微妙だ。「(元知事は)仲人。悩んでいる」。広田氏は昨秋の3陣営合同の決起集会で迷いを見せ、明確な態度表明には至っていない。

 自民の牙城の2、3区を含め、強い「個」とどうわたり合うか。

 3陣営は有権者と等身大の立場を強調し「生活者本位」「誰もが安心して暮らせる社会」などをアピール。「今までは『施し』『強制』の政治。経済成長の時代はそれで良かった。いま必要なのは『寄り添い』『共生』の政治だ」。大石幹事長は政策や政治理念を争点に掲げる。

 敵失で強まる政権交代の風。それを民主への評価、期待の風に変え、党勢の「根」を広げられるかが問われる。

(2009年07月25日付朝刊)

2791千葉9区:2009/08/02(日) 19:10:25
http://203.139.202.230/09senkyo/090726rensai.htm
   ― (4) ―
正念場の共産、公明、社民 存在感どう訴える
 1996年衆院選で小選挙区制度が導入されて以来、流れが強まる自民、民主両党の二大政党化。それは一方で、埋没しかねない他党の在り方を問う。

 【写真】共産党の街頭演説に立つ左から元職の春名、新人の山中、村上の3氏(昨年11月5日、高知市の中央公園)

 ■小集会重ねる
 「悔しい」。与野党が逆転した2007年夏の参院選。比例代表で挑んだ共産党元衆院議員、春名直章氏(50)が支持者に頭を下げた。

 春名氏は96、00年衆院選の比例四国で連続当選後、民主が躍進した03年に敗れ、05年も郵政選挙の風に追いやられた。共産は07参院選で春名氏ら5人を「絶対確保議席」として比例代表に立てたが、二大政党の流れに埋没。3議席にとどまり、春名氏の国政復帰は三たび届かなかった。

 「本気で勝てると思っていた」(党県内関係者)。共産は春名氏の参院選くら替えと同時に、衆院選比例四国に新人の笹岡優氏(57)の擁立を決定。このため今回、春名氏は〝指定席〟の比例ではなく、高知1区単独とせざるを得なかった。

 ただ、春名氏は元知事の1区参戦を好機ととらえる。保守分裂で故山原健二郎氏が制した96年衆院選と重ね、「元知事の出馬で乱戦になる。96年の再現の可能性は十分ある」。

 同党は全小選挙区での擁立方針を見直したが、07参院選で得票率が高かったとして本県は3選挙区とも擁立。3区に新人の村上信夫氏(45)、元知事出馬もあり得るとみたことなどから選定が遅れた2区にも新人の山中正博氏(59)を立て、比例最優先で戦う。

 「党の路線や理念を分かってもらう活動が足りなかった」。党県委員会の佐竹峰雄委員長は率直に認め、参院選後、地域住民に呼び掛ける小集会を重ねた。その結果、「微減傾向にあった県内の党員、機関紙読者は、1年半ほど前から増加傾向に転じた」という。

 「党勢拡張は明るい兆し」とする佐竹委員長。国会議席の退潮に歯止めをかけられるのか。復調の「兆し」の実証を迫られる。

 ■連立10年
 比例四国の前職、石田祝稔氏(57)の議席死守を至上命題とする公明党。政権を懸けた今回の衆院選は、自民党との連立10年の評価を受ける戦いになる。

 「公明が政権に入り、福祉、教育、文化の関連予算が増えた。生活者視点で政策を実現してきた」。公明県本部の池脇純一代表は連立効果を強調する。

 だが、自民への逆風は同じ与党へも吹き付ける。池脇代表は勢いづく民主を警戒しながら、「自民を公明票が支える構図になっている」と指摘。「ギブアンドギブなのに『またお願いします』が通用する状況ではない」とくぎを刺し、確かな〝見返り〟を求める。

 社民党は2区で候補擁立を模索したが実現せず、3選挙区とも民主党候補を推薦する。「自公政権の終わりへ選挙区では民主と協力するが、平和の問題は立場が違う。独自性を訴える」(浜辺影一選対委員長)。愛媛2区、香川3区と重複の比例代表選で護憲勢力の存在意義を訴える。

(2009年07月26日付朝刊)

2792千葉9区:2009/08/02(日) 19:10:54
http://203.139.202.230/09senkyo/090727rensai.htm
  ― (5) ―
政党と有権者 双方向に責任迫る
 「わが国で初めて有権者の一票一票、民意によって政権が決まる絶好のチャンスを最大限に生かしたい」

 「マニフェスト(政権公約)型選挙」の浸透に取り組む早稲田大学マニフェスト研究所の北川正恭所長(元三重県知事)は今年5月に来高した際、与野党双方に政権公約づくりの充実を働き掛けていることを明かした。

 【写真】昨年10月、予定候補を集めた公開討論に詰め掛けた有権者ら(高知市内)

 ■橋渡し役
 政党が選挙前に政策の数値目標や期限、増税など「苦い薬」もあり得る財源を示し、説明責任を果たす。有権者も「お任せ民主主義」ではなく、選挙後の政策や社会の姿について責任を持って選択する―。

 政権公約の意義を説き続けてきた北川所長は、国が抱える巨額の借金を踏まえ「予算分配の時代が終わり、負担の分配がきたとき、マニフェストは政党と有権者、双方向の責任を問う」と指摘する。

 政権選択選挙を前に、県内でも〝有権者の責任〟を意識した新たな動きが出てきた。

 昨年10月。高知市文化プラザ「かるぽーと」に100人余りの若者が集まり、高知1区の各予定候補と車座で政策や夢をざっくばらんに語り合った。

 「自分の周りの人間は完全に政治に興味がない。給料明細を見て『税金ってこんなに取られるんや』とは言うが、誰が使い道を決めているかまで思いが及ばない」

 座談会を主催した有志代表で理学療法士の溝渕大志さん(24)=高知市=が企画の意図を説明する。参加者からは「政治は普通の人がやるんや」と反応があったという。「橋渡し役が大事。完全に政治に興味がない人には、やや興味がある自分たちがその立場にあると思います」

 高知青年会議所なども予定候補の公開討論を開き、一般有権者が政策をじかに聞き比べる場を提供している。

 同研究所は昨年11月、「政権公約を投票判断の参考にする」とした有権者が7割を超えた本社県民世論調査(昨年9〜10月実施)から、政策重視が有権者に浸透してきたと分析した。

 ■小泉改革後
 国が吸い上げた富を再配分する中央集権型システムの制度疲労、地方分権や自立型社会への移行の必要性が指摘されて久しい。

 「分配型できた自民党の存在意義が薄らいだ」。半世紀余り、ほぼ政権を手放さずにきた同党の県内関係者さえそう口にする。「ポスト分配型」の政治として「より幅広い国民による意思決定」を掲げる民主党関係者も、「政党として集約していく道筋はまだ手探り段階」と悩ましさを見せる。

 一方で、「分配を否定して自立だけを訴えても、高知県のような地域は地域間競争のスタートラインにさえ立てない」(自民党関係者)という現実もある。小泉構造改革後の新しい政治、社会のビジョンを各党が明示する必要がある。

 小選挙区制度が導入されて5度目の総選挙。初めて二大政党を中心とした政権選択が可能になった決戦の舞台では、政党の在り方と同時に、有権者も責任を負う覚悟が迫られる。

 =おわり

2793千葉9区:2009/08/02(日) 19:20:35
http://www.nnn.co.jp/news/090802/20090802019.html
8月決戦突入 「公示までが勝負」 衆院選
2009年08月02日

 政権を懸けた衆院選(18日公示、30日投票)で「8月決戦」に突入した1日、衆院鳥取1区、2区の自民、民主、共産など主要政党の各候補予定者は地元に張り付き、精力的に動いた。自民、民主の両陣営は「公示までが勝負」と踏み、与野党の天下分け目の戦いは、いよいよ本番を迎えた。


◆鳥取1区
 自民前職の石破茂農相は15分程度の街頭演説を繰り返し、支援企業や推薦団体回りで組織選挙の基盤固めに精力を注ぐ。予想以上に感じる逆風の強さ。県外応援に時間を取られるが、日程変更して帰省する回数も増え、そのたびに「党の立て直し」を訴える。

 この日は党第1選挙区支部の選対会議も開催。陣営関係者は「郡部の“手入れ”が行き届いていない」と分析し、八頭、若桜、智頭の各町へのてこ入れを模索。山口享県連会長は「投票率が上がる分は民主に流れると考えておかなければ」と無党派層の動向にも神経を尖らせる。

 民主新人の奥田保明氏は、鳥取市内であったJP労組鳥取因幡支部定期大会に川上義博県連代表とともに顔を出し、連合鳥取東部地協のピースウオークに参加した。比例区の投票先で「民主」がトップに立つ“追い風”を選挙区にどう結び付けるかが課題で、川上代表は「公示までの1分1秒が勝負」と語る。

 陣営は先月の総決起大会後、市街地対策で“銀輪部隊”を編成。連日午前中は「政権交代」の旗を立てた自転車で、車が入れない路地を中心に遊説。奥田氏は「代議士(石破農相)には絶対できない戦法」と語り、どぶ板選挙で石破陣営を揺さぶる。

 共産党は、2日に鳥取市入りする志位和夫党委員長の街頭演説会を事実上の決起集会と位置付ける。新人の岩永尚之氏は午前中から鳥取市内の支持者宅などを訪問し、演説会への参加を呼び掛けた。

 過去最大規模の1千人参加が目標。岩永氏は「消費税に頼らなくても財源はつくれる。大企業、米国主役の政治を終わらせ、安心と希望のある日本を」と支持を訴える。

 幸福実現新人の細川幸宏氏は、鳥取市内で街頭演説に力を入れた。

◆鳥取2区
 自民前職の赤沢亮正氏は衆院解散後、公務で手薄になっていた選挙区内のあいさつ回りや会合の出席などを精力的にこなしている。

 1日は米子市内を回った後、同市両三柳の国道431号沿いで街頭演説。赤いポロシャツ姿の赤沢氏は「今回の選挙は安心実現選挙。財源の裏付けのある政策で景気回復、北朝鮮の脅しに屈しない抑止力、すべての世代の国民一人一人の安心の確立に取り組む」と訴えた。

 民主新人の湯原俊二氏はこれまでも街頭での政策の訴えに重点を置いてきた。街宣車を走らせ、1日30回以上の演説をする。派手さはないが、そうした活動スタイルを継続している。

 1日午前、JR米子駅前通りで行った街頭演説では、自民党が批判する財源問題に言及。税金の無駄遣い一掃を訴え「自民党の政策に上乗せするのではなく、民主党の政策を第一で実施。財源論ではなく、優先順位を付けられるかどうかだ」と強調した。

 幸福実現新人の甲谷英生氏は、米子市内をあいさつ回りした。

2794和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2009/08/02(日) 19:24:45
千葉6区で渡辺新党から出馬って、小平由紀ですかね?
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1249167448
 
渡辺新党「まもなく立ち上げ」
県内から3人参加か
2009年08月02日07時57分

 元行革担当相の渡辺喜美前衆院議員は1日、市川市のホテルで開かれた衆院選県内小選挙区立候補予定者の決起集会で講演し、「我々は間もなく新党を立ち上げる」と述べた。

 渡辺氏は「自民党も民主党も人気取りのマニフェスト。我々は政権交代の先の政界再編を見据えた、議論に耐えうるマニフェストを作っている」と訴えた。

 新党立ち上げについては「お盆前」とし、その新党には「前職、元職、新人で2けたは集まっている」ことを強調した。

 同集会には、新党に参加を希望する千葉4〜6区までの3人の立候補予定者が出席した。

2795千葉9区:2009/08/02(日) 19:26:52
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20090802/CK2009080202000194.html
会比例で国民新支持決定 富山3区 綿貫票取り込みへ
2009年8月2日

柴田氏後援会
 衆院選富山3区で無所属で立候補する柴田巧県議(48)の連合後援会は一日、役員会を開き、比例代表北陸信越ブロック単独で出馬する綿貫民輔国民新党代表(82)を支持すると決めた。

 柴田氏の地盤、砺波、南砺、小矢部各市を中心とする地域は「綿貫党」と呼ばれる熱心な綿貫氏支援者が多い。柴田陣営は比例区で国民新党支持を明確に打ち出し、3区の勝敗を握る“綿貫票”の取り込みを狙う。 (河郷丈史)

2796千葉9区:2009/08/02(日) 19:38:45
>米長本部長が、群馬4区の党公認候補の新人、三宅雪子氏の選対本部長に就任したことを報告。反対意見も出たが、米長本部長は「山梨1〜3区含め全部で勝ちたい。やりがいはある」と述べた。【小林悠太】
2chではフジテレビの同期では?
との推測

http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090802ddlk19010058000c.html
’09衆院選:民主県連、比例目標23万票に 支持率上昇受け上方修正 /山梨
 民主党県連は1日、衆院選に向けた総合選対本部会議を甲府市内で開き、当初は20万票だった県内での比例代表得票目標を23万票に上方修正した。

 政党支持率の上昇などが要因で、投票率70%、得票率50%以上を目指す。米長晴信・党県連選対本部長は「比例は目標がないと活動が緩む。比例票の獲得は政権交代のために必要」と話した。

 衆院選の躍進を想定した党本部の要請を受け、県内から比例単独候補を1人擁立することについても検討。今後、国会議員らが相談して人選を行い、6日までに決める予定という。

 また、米長本部長が、群馬4区の党公認候補の新人、三宅雪子氏の選対本部長に就任したことを報告。反対意見も出たが、米長本部長は「山梨1〜3区含め全部で勝ちたい。やりがいはある」と述べた。【小林悠太】

2797とはずがたり:2009/08/02(日) 19:38:54
>>2783
お〜,凄いっすね>20K
しかも3区情報を蒐集しながらの走り,素晴らしいっす(笑)
う〜ん,マラソン好きは投票よりも走りなんですかねぇ(´・ω・`)
なんとか増原を落とした良い所なんですけど,期待しております。

>>2780-2787
民主スレに始めに気づいたのであっちのスレで驚いてしまいました。
比例下位,詰まり中津川らと同等の扱いは当然だと思いますがそれにしてもなんか産廃抱え込む気分です。。

2798千葉9区:2009/08/02(日) 20:47:28
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1148427444/327
ネットカフェのトイレに乳児 渋谷(7/29)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1112072544/1431
<殺人未遂>「刑務所戻りたい」と刺す 容疑の男逮捕 東京(8/1)
ホームレスがホームレスをさした事件です


この2件もう少しニュースになっていいと思うんだが・・・
そして、社民党は安保で独自性を出すより、この辺で独自性を出せないものかね

2799千葉9区:2009/08/02(日) 20:52:02
217 :無党派さん:2009/08/02(日) 20:34:41 ID:HpI4bE1K
プレイバック!
自他共に認める自民党二軍(公認漏れ)会派だった懐かしの21世紀クラブの面々

上川陽子  (静岡1区)  ⇒牧野聖修に先行され気味でかなりヤバイ
金子恭之  (熊本5区)  ⇒唯一優勢を保っているが、中島隆利に追い上げられているとも
北村誠吾  (長崎4区)  ⇒宮島大典に並ばれかけてかなりヤバイ
近藤基彦  (新潟2区)  ⇒鷲尾英一郎に先行され気味でかなりヤバイ
谷本龍哉  (和歌山1区) ⇒岸本周平に先行され気味でかなりヤバイ
平井卓也  (香川1区)  ⇒小川淳也に差を広げられ絶望的にヤバイ
宇田川芳雄(東京16区) ⇒03年に島村に逆襲され落選引退、息子が都議やってます
森田健作  (東京4区)  ⇒完全無所属(笑)な千葉県知事として絶賛恥の上塗り中
山本幸三  (福岡11区) ⇒長年の武田との抗争の末、とうとう選挙区を明け渡して比例へ

2800千葉9区:2009/08/02(日) 20:55:28
ニュースになるほどか?既定路線だろうに
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080201000481.html
羽田元首相、今回限り引退を示唆 民主党最高顧問
 民主党最高顧問の羽田孜元首相(73)は2日、長野県上田市で記者団に「最後の選挙となるのは常識的なことだろう」と述べ、衆院選の立候補は今回を最後とする意向を示した。羽田氏は30日投開票の衆院選で、民主党公認で長野3区から立候補を予定している。

 羽田氏は後継者について「これは難しい。後援会とも相談し、党とも十分話し合って決めたい」と述べるにとどめた。

 羽田氏は、1969年の衆院選で初当選し、当選13回。94年4〜6月には首相を務めた。

2009/08/02 20:16 【共同通信】

2801とはずがたり:2009/08/02(日) 21:05:01
>>2794
5区は甲ですが4,6区は始めて出た名前ですかねぇ。
報道として名前出さないってどういう事なんでしょうかね。

小平由紀
http://www.kohira.e-ichikawa.jp/index.htm
っすか。

>>2795
柴田は渡辺新党が政党要件満たして出来ても比例重複出来ない流れっすかねぇ。

>>2799
いやぁ懐かしいっすねw
谷本も落とせるかな?

>>2800
引退ならニュースでしょうけどね〜。
後継は誰になりましょうかね?参院やってる息子が対象外ならいいこんだ。

2802千葉9区:2009/08/02(日) 21:24:41
>>2752太田和美
>選挙カーには「福島にお嫁に来ました」の文字が躍る
これ可愛いっすね。たぶん評価イイと思われます
>>2761福岡11
>古賀誠先生(党選対本部長代理)から『党への逆風が厳しく共倒れの可能性がある。党裁定に従ってもらう』と言われた
民主公認立ててたらマサカがあったんですかねえ


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