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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

2789千葉9区:2009/08/02(日) 19:09:34
http://203.139.202.230/09senkyo/090724rensai.htm
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試練の自民 逆風下で活路探る
 自民、公明両党の推薦候補が敗れた静岡県知事選の翌6日。「久しぶりです。厳しい選挙になりました」。昼下がりの須崎市の住宅街に、軒先から軒先へ汗だくで歩く高知3区の自民前職、山本有二氏(57)の姿があった。

 【写真】公明党県本部の新春年賀会であいさつに立つ自民党前職の左から福井、山本、中谷の3氏(1月9日、高知市内)

 ■原点回帰
 「医療に郵政、三位一体改革。党は昔からの支持層を片っ端から敵に回している」

 地方を疲弊させた小泉構造改革を経て、県内議席を失った一昨年の参院選後もなお強まる逆風。地域を回る自民県議らがそう嘆く。

 県西部の強固な保守地盤に支えられて6選を果たしてきた山本氏だが、昨秋から「これしかない」と原点回帰。元金融担当相のプライドをしまい込み、徹底して地域を歩く戦術に切り替えた。

 同期で7選に挑む〝東の横綱〟、2区の同前職、中谷元氏(51)も危機感は同じ。参院選敗北を機に、中選挙区時代に培った旧市町村単位の個人後援会を再結成。「先祖返り」(地元秘書)の集票態勢を整えてきた。

 「都会と違ってまだまだ高知は社会資本整備が必要だ。都市型の民主党ではなく、われわれが議席を守らなければならない」

 そう強調する自民党県連の武石利彦幹事長は、政権交代論に「現状への不満から、自民党を一度代えてみるかという空気にすごい重圧を感じる。ただ、政権公約を見て自民党も変わりつつあることを知ってほしい」と訴える。

 ■対橋本
 政権を懸けた戦いを前にしながら、党本部の内紛が自民離れを加速させる。1区で3度激戦を制してきた同前職、福井照氏(55)は無所属の元知事、橋本大二郎氏(62)の参戦も加わり、戦況は厳しさを増す。

 自民、民主両党県連は今春、高知市の繁華街で福井氏と民主新人との街頭討論を重ねた。二大政党による異例の連携。自民県連幹部は「政権選択選挙」を強調し、橋本氏を埋没させる狙いも否定しない。

 国の予算獲得で実績を示す尾粼正直知事との連携を前面に出すのも、元知事への戦略と映る。「県勢浮揚の面からも1区は失ってはならない議席。知事としての実績も乏しい人物を代表にしてはならない」。武石幹事長は対抗心を強める。

 逆風と〝難敵〟の登場で、自公選挙協力が今まで以上に意味を持つ。17日開かれた福井陣営の決起集会。「解散をもって私の名前は公明党になる」とアピールする比例四国の公明党前職、石田祝稔氏(57)に、福井氏は「比例は公明」と連呼した。

 自民党は前回衆院選の比例四国に西本勝子氏(59)を擁立し、07参院選でも比例で元職を公認。「もっと公明党に誠意を示すべきだという支持者の声が増えたのは確か」と漏らす公明党県本部幹部は今回、自民党県連に「もう一段進んだ選挙協力」を求める。

 未曽有の逆風は、自民党県連と各陣営に党組織の命運を懸けた試練を与えている。


(2009年07月24日付朝刊)


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