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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

244千葉9区:2009/01/28(水) 20:28:48
>>239
http://www.asahi.com/business/update/0128/TKY200901280280.html
日航と全日空、計30路線で休止・減便 関空や中部中心
2009年1月28日20時11分
 日本航空と全日本空輸は28日、今春以降に計30路線で休止したり減便したりすると発表した。景気低迷に伴う出張や観光客の減少に対応するためで、特に低迷する関西空港や中部空港の発着便が見直しの中心だ。

 日航は、関空と北海道、東北の各地を結ぶ国内5路線を休止する。関空は、近隣の伊丹空港に比べて人気が低いためだ。国際線では関空―ロンドンを取りやめる。関空―成田を新設して国際線利用客を成田に集約するが、その成田発着でもニューヨーク線を週14便から10便に減らすなど3路線で減便する。

 全日空も、関空と四国などを結ぶ国内線で減便し、関空、中部と中国を結ぶ国際4路線を運休。成田と中国、インドを結ぶ路線でも減便する。自動車や家電など輸出企業の不振が出張需要を直撃。中国で相次いだ食の安全の問題やインドのテロも尾を引いている。

 今回の見直しは、原油価格の高騰が主因だった昨春より規模は小さい。しかし今春は世界経済の後退を受けた対応だけに、景気低迷が長引けばさらなる縮小も考えられる。

245千葉9区:2009/01/28(水) 20:42:13
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090128/biz0901282014014-n1.htm
関空に再び暗雲 発着回数増えず赤字転落も (1/2ページ)
2009.1.28 20:13
 世界的な不況のあおりを受け、関西国際空港を取り巻く環境に再び暗雲が立ちこめている。日本航空と全日本空輸が平成21年度に関空路線の大幅な縮小に踏み切るためだ。関空会社は20年度の発着回数目標だった13万5000回を6000回も下方修正したが、21年度も回復の兆しが見えない。同年度の経常損益が6年ぶりの赤字に転落する恐れもある。(藤原章裕)

 「(日航と全日空は)関空切り捨ての前提に立って経営計画を立てているとしか思えない」

 28日、関空会社の村山敦社長は記者会見でこう憤った。橋下徹・大阪府知事も27日の記者会見で「このまま関空が沈んでしまっては、日航、全日空のためにもならない」と苦言を呈した。着陸料などの収入が大幅に減るのは間違いなく、関空会社の経営はより厳しさを増す。

 両社は昨年11月、原油高騰を理由に関空発着便で計11路線の大幅な廃止・減便を実施したばかり。12月の関空の旅客数(国内・国際線の合計、速報値)は、前年同月比16%減の112万人と7カ月連続で前年割れとなるなど、大きな影響が出ている。

 今回は世界景気低迷による需要減を受け、追加リストラを加速する格好。日航が廃止・減便する関空発着路線は搭乗・搭載率が4〜7割台と採算ラインを大きく下回っているという。全日空は関空発着便の縮小が集中したことについて、「結果的に需要がついてこない路線が多かった」(広報室)と説明した。

 関空会社によると、平成8年のピーク時に「34都市・84便」だった国内線のネットワークは、今年4月には「11都市・45便」にほぼ半減する。

 村山社長はこの日の会見で、関空が“ねらい撃ち”された背景として「大阪(伊丹)空港との役割分担が徹底化されていないから」と指摘。大阪空港の騒音対策などの観点から、「北海道や沖縄などの長距離路線、海外に出発する成田線は関空に集中すべきだ」と改めて持論を展開した。

 そのうえで、地方空港と関空を結ぶ路線を維持するため、乗客が少なくても採算が取れるよう、国内の航空会社や関西の経済界が共同出資して、関空を拠点とする小型ジェット機専門の航空会社の設立を求めた。

 村山社長は21年度の業績見通しについて、「かなりぜい肉をそぎ落とさないと利益は出ないが、雇用には手をつけない」と説明。6月には就任6年を迎えるが、「敵前逃亡はしない」と続投する意志を改めて示した。

246名無しさん:2009/01/28(水) 21:24:05
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/8edb46e60e01c0777e3739d7c1e7477e/
人気路線でもリストラ、中国・インドで大ナタの航空業界 - 09/01/27 | 07:00


 ついに航空業界でも路線リストラが始まった。

 全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は、アジア路線の休止や減便に着手する。ANAは関西国際空港―大連・瀋陽(大連経由)を休止するほか、成田国際空港―上海・ムンバイ(インド)線を大幅減便。JALも成田―上海・北京・バンコクの3路線を3月末まで一時的に減便すると発表した。

 これまで国内線や欧米など長距離線を減らす一方、積極的に拡大してきたのが中国、インドを代表するアジア線だが、リーマンショック以降、単価の高いビジネス客の渡航が急減。成長戦略の要にもメスを入れざるをえない状況に追い込まれている。

 象徴的なのがANAのムンバイ線だ。インドに進出する自動車関連のビジネス需要を狙い、2007年9月に鳴り物入りで全席ビジネスクラスの路線を就航した。しかし景気悪化に加え、昨年11月のテロを境に搭乗率は5割から2割まで減少。「需要回復が見込めない」(ANA関係者)と、2月2日から毎日運航を週3便に減らす。

 デリー便を飛ばすJALも機材大型化やファーストクラス導入など矢継ぎ早に強化してきたが、今後は縮小を迫られる可能性も出てきた。


上海線は供給過剰に

 一方、両社が最も危機感を持つのがかつては虎の子だった中国線だ。ANAの上期の国際線方面別の旅客単価は、中国方面だけが前年同期比で下落。将来の需要増を見込み座席数を増やしてきたが、逆に旅客数が減少して採算が悪化している。中でも競争の激しいのが上海線。07年には羽田からも就航可能になり、JAL、ANA、中国系航空会社などを合わせた成田、羽田の首都圏空港からの便数は1日約20便にも膨らんでいる。

 これに対して航空関係者は「昨年初めから供給過剰とは認識しているが、実績作りが重要」と漏らす。将来、需要が拡大したときのために、優位な発着枠を確保しておきたい思惑もあるようだ。

 特に国際線を中国に集中するANAは中国政府との人脈が太く、信頼感を醸成してきた経緯もある。ANAが今回休止を決めた大連線は、07年に6割あった搭乗率が08年度上期に4割弱に減少。にもかかわらず6月に増便するなど戦略がちぐはぐだ。結局、年末は2割まで急減している。同じく休止を決めた瀋陽線は08年度上期の搭乗率が3割、直近は1割未満に下落するなど崩壊状態。もしこれが国内線ならもっと早く見切りをつけていたかもしれない。

 “聖域”ともいえる中国、インドで大ナタを振るい始めた両社。近く発表される来年度の運航計画は、一段と厳しいものになるだろう。
(富岡耕 =週刊東洋経済)

247千葉9区:2009/01/28(水) 23:26:01
久しぶりに増便(しかも純増)のニュース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090127-OYT8T01072.htm
福島―伊丹線 5往復に増便へ
 全日空福島支店の渋谷孝之支店長は27日、同社とアイベックスエアラインズが共同運航している福島空港―伊丹空港線を4月から、これまでの1日3往復から5往復に増便することを明らかにした。

 須賀川市内のホテルで開かれた「福島空港利用促進研究会」で述べた。増便する2便については、50人乗りの機材を使用するという。28日に2社の幹部が県庁の佐藤知事を訪ね、詳細を報告する。

 伊丹線を巡っては、これまで1日1往復運航していた日本航空が1月末で廃止されることもあり、4便への増便が決まっていたが、さらに増便することにした。

 伊丹線の増便について、同研究会の小林茂委員長は「頻繁に航空機が福島空港に来ることで人の流れを作り出すことができ、空港の活性化にもプラスになる」と歓迎している。

(2009年1月28日 読売新聞)

248千葉9区:2009/01/28(水) 23:26:49
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei090127_1.htm?from=nwlb
中部空港 相次ぐ路線減 新規開設 追いつかず
「負のスパイラル」懸念も


エミレーツ航空の中部―ドバイ便は3月末で終了する
 世界同時不況で航空需要が減少し、中部国際空港発着の路線廃止が相次いでいる。アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空のドバイ便が3月末で撤退するほか、全日本空輸も中国2路線の廃止を検討している。中部国際空港会社は2009年3月期決算で連結経常赤字に転落する見通しで、業績回復と2本目滑走路建設に向けた道のりは一層険しいものになりそうだ。

(野矢充)

 中部空港の路線廃止は08年秋以降に、目立っている。10月に米ユナイテッド航空がサンフランシスコ便を運休し、北米路線は米ノースウエスト航空のデトロイト便だけになった。そのデトロイト便も2月からは、週7便から5便に減らされる。また、12月には、豪州のジェットスター航空がケアンズ便を運休し、豪州への直行便はなくなった。国内航空会社では、全日空が中国・天津線と広州線の2路線の運休を検討している。世界同時不況で世界的な観光需要の落ち込みとビジネス客が減少するなどしたためだ。


 国際線の旅客便数は、ピークの07年夏には週354便だった。だが、08年10月末には316便と11%も減った。

 これに対し、国際線の新規路線開設は、旅客便では08年8月に運航を始めたベトナム航空のハノイ便が最後だ。貨物便でも08年5月に就航したUPSが最後となっている。国内航空会社では、日本貨物航空(NCA)が3月末に欧州便の運航を始めるが、NCAとしては1年ぶりの中部空港への「復帰」扱いだ。

 中部空港の国内線と国際線を合わせた航空旅客数は、統計値が出ている08年11月まで9か月連続で前年実績を下回っている。為替相場が1ドル=90円を上回る円高で推移しており、海外旅行の追い風になるはずだが、不況の影響でビジネス客が海外出張を控えるなど旅客需要は減退している。

 中部空港会社は、「中部地域には潜在的な航空需要がある」と地道に営業を続け、コスト削減を徹底して10年3月期の黒字化を目指す。しかし、毎日運航で利用者にとってはスケジュールを組みやすいサンフランシスコ便やケアンズ便、ドバイ便など一定の人気があった路線の廃止は、空港会社にとって大きな打撃だ。

 就航都市数は、ほぼ3年間、30前後で推移している。だが、各社が一層の路線見直しに動けば、05年2月の開港時の水準である25都市程度まで減り、使い勝手の悪さが航空需要を冷え込ませ、これがさらなる減便を招くという「負のスパイラル」に、空港会社が陥る懸念も現実味を帯びてくる。



(2009年1月27日 読売新聞)

249千葉9区:2009/01/28(水) 23:31:13
>>96
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/143284_all.html
エア・ドゥ、新千歳−新潟就航を決定(01/27 08:46)
 新千歳−新潟線の開設を検討していた北海道国際航空(エア・ドゥ)は二十六日の取締役会で、四月一日からの就航を決めた。一日二往復を計画し、週内に国土交通省に申請する。

 同路線で単独運航する全日空が路線を廃止。業務提携するエア・ドゥが引き継ぎ、全日空と共同運航する。機材は三月にリース方式で導入するボーイング737−500型(百二十六席)を使う。

 同路線は昨年十一月に就航した新千歳−仙台線に次ぐ六路線目で、羽田発着以外では同路線に続いて二路線目になる。新千歳−新潟線の二〇〇七年度の旅客数は十六万八千人、搭乗率は59・7%だった。

 また、同社は三月に導入する機材を効率的に運用するため、現在一日三往復の新千歳−仙台線を四月から四往復に増便する。

250千葉9区:2009/01/28(水) 23:41:12
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090128ddlk12020153000c.html
成田空港:輸出額、過去最大の下げ 昨年12月、前年比48.6%減 /千葉
 ◇IT関連不振、輸入も減少
 東京税関は、成田国際空港の08年貿易概況をまとめた。輸出額は3年ぶりの減少で、特に12月は前年同月比48・6%減とほぼ半減し、過去最大の下げ率を記録した。輸入額も6年ぶりの減少に転じた。

 08年の輸出は11兆2119億円で前年比13%減と過去2番目の下げ率。半導体など製造装置が43・2%減▽電算機類が32・5%減▽IC(集積回路)が21・7%減と、IT(情報技術)関連が不振だった。

 輸入は11兆3456億円で9・2%減。半導体など製造装置が43・4%減▽ICが14・1%減▽科学光学機器が12・1%減と振るわなかった。

 輸出額の激減により、12月だけで過去最高の1712億円の輸入超過となった。

 全国の空港に占める08年の成田のシェアは輸出が62・7%、輸入が72・9%だった。

 東京税関調査統計課によると、07年はテレビ付き携帯電話の売れ行きが好調で、半導体など製造装置やICの価格も安定していた。しかし、08年に入って単価が低下し、販売も落ち込んだ。昨秋には世界的な不況が発生し、貿易額の大幅な下落につながったとみている。【柳澤一男】

毎日新聞 2009年1月28日 地方版

251千葉9区:2009/01/29(木) 21:50:55
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090129ke05.htm
「一方的な減便」関空社長、怒り…日航・全日空の廃止・減便
「伊丹シフト」も表面化

 日本航空と全日本空輸が28日発表した2009年度の運航計画で、発着便を集中的に減らされることになった関西空港。燃料高の影響を受けた昨秋に続く廃止・減便で、4月の国内線旅客便は過去最低水準の1日当たり45便(11都市)に落ち込む。「関空切り捨てだ」「私たちの足はどうなる」。関空会社幹部や利用者からは、不満や戸惑いの声が上がった。

 「一方的な減便だ。地元自治体や経済界の切なる意向を無視しており、極めて残念」。関空会社で同日開かれた定例記者会見で、村山敦社長は怒りをあらわにした。

 特に深刻なのは廃止・減便が計10路線に上る国内線の旅客便だ。

 開港直後の1996年10月には1日84便(34都市)を数えたが、大阪市中心部に近い伊丹(大阪)空港へ路線が移るなどし、04年12月には38便(12都市)まで減った。国は翌年、伊丹のジェット機枠を削減。関空会社も着陸料を最大9割値下げし、08年8月には71便まで盛り返したが、今回の見直しで便数は5年前に逆戻りすることになる。

 今回は、日航が2月から関空で廃止する、いわて花巻便と秋田便を、4月から伊丹で増やすなど、新たな「伊丹シフト」も表面化した。村山社長は「関西3空港の役割分担について、一日も早く地元合意を成立すべきだ」と強調。大阪府の橋下徹知事も「関空は絶対に必要だが、国土交通省は育てていこうとしない」と国の空港戦略に疑問を投げかける。

 関空利用客には、便数減への不安が広がる。10月から廃止される旭川便で出張する途中という奈良県大和郡山市の男性会社員(46)は「新千歳(札幌)便を使うしかなくなる。旅客便を維持するため、自治体なども支援を考えてほしい」と話した。

(2009年1月29日 読売新聞)

http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090129ke03.htm
路線縮小、関空業績に足かせ 2期島整備へ不透明感
 日本航空と全日本空輸が28日発表した2009年度の航空路線の見直しは、特に国内線の廃止・減便で関西国際空港の発着便が大半を占めるなど、関空を狙い撃ちした格好となった。すでに旅客数が減るなどこれまでの路線縮小の影響が鮮明になるなか、一段の「路線リストラ」が関空会社の業績悪化に追い打ちをかけるのは必至だ。

(平井久之)

 「苦戦している路線を挙げると上位に関空路線の大半が入る」(日本航空)、「飛ばすほど赤字の路線がある」(全日空)。

 昨年12月、大阪府の橋下徹知事による航空会社へのヒアリングで、両社は窮状を訴えて理解を求めた。

 しかし、路線の廃止や減便は、地方空港から関空を経て海外へ出る乗り継ぎの利便性をそぐ。すでに「地方から韓国・仁川空港などに飛び、そこから各国へ出かける事例が増えている」(旅行大手)という。

 関空会社の村山敦社長は「関空発着の新しい航空会社を地元出資で作れば路線網は安定する」と主張するが、実現は極めて難しい。

 今回の路線見直しは、アジア方面や深夜便、貨物便など関空が得意とする路線にも及んできた。09年度の発着回数や着陸料収入への影響は避けられず、10年度以降の2期島の追加整備にも不透明感が漂う。

 関西大商学部の高橋望教授(交通経済論)は「海外都市へのチャーター便で全国から旅客を集める一方、物流コストを見直し、成田空港に偏った貨物の流れを関空に集める工夫をすべきだ」と指摘している。

(2009年1月29日 読売新聞)

252千葉9区:2009/01/29(木) 21:52:08
>>247
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090128-OYT8T00877.htm
「地方空港の新モデルに」
アイベックス社長 知事に増便報告
 アイベックスエアラインズ(東京都江東区)の服部浩行社長は28日、県庁を訪れ、現在1日3往復している福島〜伊丹空港線を4月から5往復に増便することを佐藤知事に報告した。1日5往復は同社の路線で最多となり、服部社長は報告後、報道陣に対して「50人乗りの小さな機体を高頻度で運航する方法は、地方空港での新たなビジネスモデルになる」と抱負を語った。

 アイベックス社によると、今年度の福島〜伊丹線の平均搭乗率(昨年12月末現在)は70・5%。同社が運航する国内9路線の中では、国選線の乗り継ぎ便的色彩が強い成田〜伊丹、成田〜広島線に次ぐ多さだった。

 服部社長は佐藤知事に対し、「路線継続のため、皆様のご協力を頂きたい」と報告。佐藤知事は「県民をあげて活用していきたい」と謝辞を述べた。この日は、福島〜伊丹線を共同運航する全日空の藤村修一企画室ネットワーク戦略部長も同行し、日本航空が今月末に廃止する那覇線の代替便について、伊丹からの乗り継ぎ便の利用を呼び掛けた。

 4月からの福島〜伊丹線の運航ダイヤは、福島発が午前9時15分、午後0時30分、1時55分、3時45分、7時、福島着が午前8時45分、正午、午後1時10分、3時15分、6時30分。出発、到着とも午後0時台、1時台が新たに増える。

(2009年1月29日 読売新聞)

253とはずがたり:2009/01/30(金) 17:00:28

機長、離着陸時に写真撮影 法令違反で厳重注意
http://www.asahi.com/national/update/0130/NGY200901300013.html
2009年1月30日12時50分

 全日空のグループ会社の機長(31)=米国籍=が、勤務する旅客機の操縦室で、デジタルカメラで写真を撮影していたことが分かった。計器類や外の風景を撮ってネット上に公開していた。離着陸時に電子機器の使用を禁じた法令に違反したとして、国土交通省は30日、このグループ会社を厳重注意処分した。

 国交省と全日空によると、機長は「エアーニッポンネットワーク」(本社・東京都大田区)の所属で、大阪(伊丹)空港などを発着する旅客機の運航に携わっている。ネット上で日記や写真などを公開する「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」に実名で登録し、友人らが写真を見られるようにしていた。

 掲載した写真は数十枚あり、飛行中の計器類や、上空から撮った大阪空港や大阪城の画像があった。滑走路に進入後に撮ったとみられる写真には「高知空港で離陸準備」と記載していた。

 写真は昨年末ごろから公開していたが、全日空側が機長に連絡した今月末にすべて削除されたという。エアーニッポンネットワークは、運航の安全業務に専念しなければならないという社内規定にも違反したとして、機長を当面の間、乗務停止とし、社内処分を検討している。

 航空法は航空機の安全を阻害する行為を禁止し、具体的には国交省の告示で機内での携帯電話の使用や離着陸時のデジタルカメラの使用が禁じられている。

254とはずがたり:2009/01/30(金) 19:10:58
強制除去手続きへ 静岡空港立ち木 知事着手方針
01/30 16:00
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090130000000000071.htm

 静岡空港西側の私有地に立ち木などが残る問題で、県は30日、滑走路2500メートルでの完全運用に向け、地権者との話し合いと並行し、立ち木などを強制的に除去するため、航空法に基づく法的手続きに着手する方針を固めた。石川嘉延知事はこれにより、完全開港への道筋を付けたとして、自身と空港担当の花森憲一副知事を減給処分とする処分案も固め、県議会2月定例会に議案を提出することを併せて、同日夕の臨時会見で発表する。
 立ち木などの強制的除去に向けた法的手続きは、空港設置者が進入表面などの上に出る障害物の所有者に、その除去を求めることができるとした航空法の規定に基づいて行われる。県が立ち木地権者と除去について協議し、これが調わない場合は国交省に申請して裁定を仰ぐ。
 国交省は先月の静岡空港の事業認定取り消し訴訟の口頭弁論で、県が地権者に除去を求める民事訴訟を新たに起こし、勝訴の判決を受けた上で、民事執行法の手続きにより強制的に除去できるとの認識を示していた。
 また、静岡空港の滑走路短縮による暫定運用のための追加工事完了を受け、石川知事は臨時会見で、6月4日に滑走路2200メートルの暫定運用で開港するのに必要な完成検査の国土交通省への申請も報告する見通し。

255とはずがたり:2009/01/30(金) 19:53:10
ジャンボジェットのエンジンをバイオ燃料を使って試運転
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/18

256千葉9区:2009/01/30(金) 21:55:00
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090130/biz0901302135019-n1.htm
米UPSが貨物便運休 中部空港、貨物需要激減で
2009.1.30 21:35
 米国際物流大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は30日、中部国際空港に週5便乗り入れている国際貨物便を2月1日から運休することを明らかにした。自動車部品を中心に貨物需要が冷え込んでいるため。30日、中部空港に伝えた。

 貨物便は米アンカレジから中部空港を経由して上海まで結ぶ路線で、昨年5月に就航した。UPSの運休により、中部空港の国際貨物便は2月から週20便にまで落ち込み、過去最低の水準となる。

257千葉9区:2009/01/30(金) 22:09:19
≪福島空港≫
>>48>>28>>29>>79>>139
>>152
日航撤退で2億円減収 福島空港ビル来年度見通し
>>225
福島空港 法大、教室開設の意向
>>247
福島―伊丹線 5往復に増便へ

http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000901300005
空港 視界ゼロ JALあす撤退
2009年01月30日





 福島空港から31日、年間利用客の4割を占める日本航空(JAL)が撤退する。世界的な経済の悪化もあり、新規路線の就航はすぐには見込めそうもない。生き残る道はあるのか。


 ●避けられぬ縮小


 須賀川市で27日にあった「福島空港利用促進研究会」。官民の空港関係者でつくる空港の利活用方法を探る会だが、小林茂委員長は「このままでは全日空(ANA)も2年以内に撤退する。手を打たないといけない」と、危機感をあらわにした。


 JALの撤退で2月以降、空港の運営は大幅な縮小を余儀なくされる。須賀川商工会議所の試算では、空港勤務者は現在の約420人から約300人になる。うちJALは57人で、空港施設を管理する「福島空港ビル」のレストラン2店も撤退するためだ。


 利用客の減少は、バスやタクシー、土産物店などに直接的な打撃を与える。同商議所の笹沼茂夫専務理事(65)も「ANAがいなくなったら廃港だ。行動を起こさないと」と強調した。


 ●利用者減少続く


 空港の建設は東北新幹線が開業する5年前の77年、県の長期総合計画に盛り込まれた。東北地方で唯一、空港がなく、国の「1県1空港」方針の後押しもあった。


 東京まで約230キロの近距離で、羽田便のない地方空港として93年に開港。90年代後半には、空港のある阿武隈地域が首都機能の移転先候補地の一つとなったが、今や移転構想自体が立ち消え状態だ。


 01年度からの県の長期総合計画で、空港の利用者目標は「10年度に100万人」だった。実際には99年度の75万8千人をピークに減少傾向となり、昨年度は51万6千人にまで落ち込んだ=グラフ。今年度は名古屋便がなくなった影響で、12月末までで前年同期比9%減の36万4千人にとどまっている。


 一時は北海道・帯広や福岡など国内7路線が飛ぶこともあったが、競争激化で航空各社は不採算路線から撤退。2月以降に残るのは札幌と大阪・伊丹の2路線だけとなる。


 空港建設に投じた総額は、県費269億円を含め562億円。それだけの巨費を投じた空港をどう生かすか。「奇策はない。地道にやっていくしかない」と県幹部は話す。


 ●施設生かす策は


 航空各社が地方路線を縮小した結果、どの地方空港も利用者減に悩む。プロ野球の巨人やソフトバンクがキャンプに訪れる際に使う宮崎空港。ピークの97年の利用者は350万人だったが、昨年は300万人を割り込む見通しだ。


 「地元の『足』というだけでは生き残れない。別の形で人を呼ぶ工夫が必要だ」。宮崎空港ビル社の担当者は、こう話す。集客の目玉はイベント。その一つが、戦闘機ショーが見られる「航空祭」だ。市街地まで5キロという地の利で、当初は約2万人だった来場者は今や8万人になった。


 庄内空港(山形)には、英語やフランス語を教える外国語教室がある。同空港は3月末で羽田便だけになるため、海外旅行者にできるだけ来てもらえるよう、庄内空港ビル社が国際色を強めることを目的に誘致した。担当者は「足踏みしても、靴の底は減るだけ。置かれた環境や状況に応じて、特徴を打ち出す必要がある」と生き残りに必死だ。


 福島空港でもコンサートや航空祭は開いているが、県から派遣された橋本典男・空港利活用担当課長は「目玉になるイベントとは言えない」。ただ、2300台分ある無料駐車場は強みといい、「人が集まりやすい利点を今後、どう生かすか」と話している。

258千葉9区:2009/01/30(金) 22:22:31
≪福岡空港≫
>>52
>>224
福岡空港新設か増設か、国会議員も見解割れる
>>232
福岡空港の過密化対策 「新空港の建設を」主要企業 「増設案の選択を」地主組合 アピール合戦、活発に
>>241
福岡空港ビル100メートル移設 誘導路増やし混雑緩和

http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20090130ddp041010010000c.html
どうする福岡空港:「海上」民主県連反対へ 利用者増の予測疑問視
 福岡空港の過密化問題に関する住民への意見聴取(PI)が終了したのを受け、民主党福岡県連は海上空港の新設に反対する方向で最終調整に入った。最近の経済情勢悪化などを受け、利用者数が今後も伸び続けるとした需要予測を疑問視。高額な事業費の地元負担は困難と判断した。

 県連は27日の政策審議会で、新空港に批判的な五十嵐敬喜・法政大教授を招いて勉強会を開催し、新空港には反対との認識で一致した。滑走路増設案を支持するか、現状維持を求めるかについては、今後さらに議論する。

 PIの実施主体だった福岡空港調査連絡調整会議は、現在の福岡空港の滑走路処理能力について「2012年に限界(発着回数年14・5万回)を超える」と予測。新空港を建設した場合、発着回数は年21・3万回まで対応可能となり、旅客数は年約3100万人に増えるとしている。

 しかし、同空港の08年の発着回数は、07年比7500回減の13万5000回、旅客数は60万人減の1729万人と大幅減。県連幹部は「航空会社の減便もあり、右肩上がりの需要予測に疑問がある。大型公共事業の必要には迫られていない」と指摘した。【川名壮志、斎藤良太】

毎日新聞 2009年1月30日 西部朝刊

259千葉9区:2009/01/30(金) 23:46:08
≪関西国際空港≫
>>19
「ばかな路線」と橋下府知事 大阪−成田便廃止要請へ
>>27>>30
関空に寒風 運休・減便相次ぐ冬ダイヤ
>>86
成田―関空便開設へ 日航 需要多く来春から
>>88
伊丹〜成田を大型化=関空は地方5路線廃止も−日航
>>150
神戸・関空路線をさらに大幅減便へ 全日空
>>183
関空―サイパン運休 NW航空3月から
>>214
関空路線、国内・国際で減便相次ぐ 成田への集中進む
>日航は北海道路線などで、全日空は羽田、鹿児島路線などで減便する。同日、米ノースウエスト航空も米デトロイト路線などの運休
>関空の北米路線はユナイテッド航空のサンフランシスコ(1日1便)、エバー航空のロサンゼルス(週3便)の2路線のみとなる
>>231
関空旅客数 急降下…不況、円高、減便で三重苦
昨年12月 前年比16%減
>>239>>244
日航、全日空 関空中心に路線整理…リストラ加速 4月新年度から
日航と全日空、計30路線で休止・減便 関空や中部中心
>>245
関空に再び暗雲 発着回数増えず赤字転落も
>>251
「一方的な減便」関空社長、怒り…日航・全日空の廃止・減便
「伊丹シフト」も表面化
>開港直後の1996年10月には1日84便(34都市)を数えたが、〜04年12月には38便(12都市)まで減った。08年8月には71便まで盛り返したが、今回の見直しで便数は5年前に逆戻りすることになる。

260千葉9区:2009/01/30(金) 23:46:59
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090130/lcl0901302321005-n1.htm
大阪府が関西3空港に関する提言 関空を出入国拠点に (1/2ページ)
2009.1.30 23:21
 大阪府は30日、橋下徹知事の指示を受けて関西、大阪(伊丹)、神戸の関西3空港に関する提言(素案)をまとめた。関空活性化がメーンで、関空を西日本の出入国拠点とすることや、大阪−成田便の廃止などを国や航空会社に要望した。

 一方、橋下知事が関空浮揚策として示していた大阪空港の廃止は盛り込まれず、これまでの発言よりもトーンダウン。橋下知事は「検討はしたが、勉強不足だった」と“伊丹廃止”を事実上断念した理由を説明した。

 提言では、関空が抱える課題として、欧米などへの長距離国際線と国内便の減便により、関西や西日本の需要が成田空港に流出していることや、多額の有利子負債を抱えていることで、着陸料など空港利用コストが高いことなどを指摘。

 西日本の出入国拠点としての機能回復のため、長距離国際線の誘致▽国内便の回復▽関空−成田便利用促進のための大阪−成田便の廃止▽関空へのアクセス向上−などを進めるよう提言している。また、有利子負債の軽減を国に求めることも盛り込んだ。

 一方、関空の利用促進を目的に、橋下知事はこれまで「伊丹の廃止も検討すべきだ」と発言していたが、提言には盛り込まれず、3空港の一体運営についても、「空港運営の効率性の観点から考えるべきだ」と触れるにとどまった。

 橋下知事は報道陣の取材に「府民にわかりやすいよう、よくまとめてくれた。これを議論の“たたき台”にして、国や航空会社に働きかけたい」と提言内容を評価。一方、大阪空港の廃止を盛り込まなかったことについては「検討はしたが勉強不足だった。仕方がない」とした。

 国土交通省航空局は「地元がこのような提言をまとめてくれるのはありがたい。内容については、具体的に検討する」としている。

261千葉9区:2009/01/30(金) 23:56:54
実質 羽田-旭川の減便・羽田-新千歳の増便ってことでしょう。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/144050.html
旭川−羽田線の一部 新千歳経由に変更 スカイマーク(01/30 15:48)
 スカイマーク(東京)は三十日、旭川−羽田線の一部を、四月から新千歳経由に路線変更することを決めた。“ドル箱”の新千歳−羽田線の利用客も取り込むことで、搭乗率アップを目指す。

 旭川−羽田線は現在一日二往復。このうち午前の旭川発と午後の羽田発の一往復分を新千歳経由にする。到着までの時間は直行便(約一時間四十五分)より約一時間長くなる。

 旭川−新千歳間の運賃も数千円に設定する。旭川−羽田間の搭乗率は平均55%程度だが、新ルートの開設により10−15%程度アップさせたい考えだ。

262千葉9区:2009/01/31(土) 00:00:58
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001679468.shtml
スカイマーク、神戸発着を大幅拡充へ 
 航空会社のスカイマーク(東京)は三十日、中期経営計画(2009-14年度)を発表し、神戸空港発着の路線を大幅に増やすことを明らかにした。神戸空港を「関西の拠点」と位置付け、低運賃を武器に路線を拡充する。

 同社は現在、羽田空港を拠点に神戸や福岡など五路線で運航。神戸便は一日五往復しており、四月から六往復に増やす。

 中期経営計画によると、神戸関連は、今年十二月に那覇便(一日二往復)の定期運航を開始。2010年には新千歳便(二往復)、福岡便(四-六往復)を運航し、11-12年には熊本便(三往復程度)を就航させる方針。14年までに航空機を小型のボーイング737-800型機(百七十七席)に統一して現在の十機から二十機に増やし、13-14年に仙台、松山便を新設することも検討する。

 計画通りなら、同社の神戸発着路線は六路線増えて七路線となる。他の航空会社の便数を含めると、2010年にも神戸空港の発着回数が上限(一日三十往復)を超える可能性が出てきたため、今後、国などに増枠を要望していく。

 同社は神戸-羽田便の大人普通運賃を一万千五百-一万二千円にするなど低価格戦略を進めており、平均70%以上の高い搭乗率を維持。航空機の機種を統一したり、乗務員らの制服を廃止してウインドブレーカー着用に変えたりしてさらに運航コストを引き下げ、「搭乗率65%で利益の出る体質にしたい」(西久保慎一社長)としている。

(1/30 21:11)

263千葉9区:2009/01/31(土) 11:28:43
ええっ!会社の会議室のカレンダー全部 ↓ にしたのに。。。今年は
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009013190102441.html
日航カレンダー打ち切り 乗務員モデルに、20年で幕
2009年1月31日 10時25分

JALの客室乗務員カレンダーが制作打ち切りへ

 日航が20年にわたり手掛けてきた人気の客室乗務員カレンダーの制作を、今年で打ち切ることが分かった。景気悪化を受けた経費削減の一環だが、「あこがれの客室乗務員に会えなくなる」と惜しむファンの声が聞こえてきそうだ。

 バブル景気に沸いた1989年、航空会社の「花形」である客室乗務員をモデルに発行された。壁掛け型と卓上型の2種類があり、毎年暮れになると一般書店などで販売されていた。年代物になるとネットオークションで1万円近くの高値が付くことも。

 ピーク時の93年には、壁掛け型カレンダーで約10万部印刷されたが、販売部数は景気悪化や時代の流れとともに徐々に減り、09年版は半分の約5万部まで減少した。

 02、03年にモデル撮影を手掛けた写真家の立木義浩さんは「撮影当時、世間にはまだ客室乗務員へのあこがれが強かった。時代の流れを感じます」と話した。

(共同)

264とはずがたり:2009/01/31(土) 11:53:36
>>262
神戸空港の生きる道はこれではないか。巧く行けば良いけど。
神戸空港が便利になれば伊丹も不要になる。三宮からならJRで大阪までと20分で蛍池から梅田への15分と大差ないし,京都へは直通するので伊丹よりもましてや関空よりも近い上にこの3月には難波とも直結する。

>>263
笑。これ買うんですよね?
ちゃんと経費で認められたんですねー。
もっと高くして儲けると云う訳にも行かないのかな。

265千葉9区:2009/01/31(土) 12:26:41
>>264
いや、取引先が持ってきてくれるんで。。。
配布カレンダーとしてはやっぱ人気ありますよ。
>>181も同じ取引先からもらいました笑

266とはずがたり:2009/01/31(土) 12:34:26
なるほど〜。俺にとってもカレンダーは貰うものであんま使わないので棄てられるものですねー。
出張手配する旅行会社とかが大量に買って年末の挨拶に配ったりしてたのが,経費節減でそういう需要が減ったということなんでしょうか。

267千葉9区:2009/01/31(土) 16:51:25
>週二便から一便に減便する一方、機体を二十人乗りから百五十人乗りへと
今までの20人乗りってのも凄いけど、150人のりで採算取れるのか?
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2009013002000179.html
富山便 削減し大型化 ウラジオ航空 週1便、150人乗り
2009年1月30日

 ウラジオストク航空は三月二十九日から、富山−ウラジオストク定期便を現在の週二便から一便に減便する一方、機体を二十人乗りから百五十人乗りへと大型化する。景気悪化でビジネス客の利用が落ち込んでいるため、ターゲットを観光客にシフトするのが狙いとみられる。

 富山県総合交通政策課によると、運航日は現在の月、金曜日から火曜日だけとなる。機体の大型化で運航時間は片道二時間となり四十分間短縮される。

 ウラジオストクへの定期便があるのは富山、新潟両空港だけで、羽田空港との定期便がある富山では乗り換えがスムーズのため首都圏からの利用客も見込めるという。

 同課は「観光客が増えれば増便もあり得る。ロシア人の観光は長期型が多いと聞くので、観光課とも連携し富山に滞在してもらえる魅力的なツアーも考えたい」と話している。 (富山・対比地貴浩)

268千葉9区:2009/01/31(土) 16:55:25
東京発10:50 富山着11:50
富山発15:25 ウラジオストク着19:30
こうか・・・丸1日かかりますね。

269千葉9区:2009/01/31(土) 17:14:22
http://mainichi.jp/select/world/news/20090131k0000e040063000c.html
横田基地:軍民共用へ基地外にターミナル 都が米に提案へ

 米軍横田基地の軍民共用化を求めている東京都は、民間空港のターミナルを基地の外に建設することを米国側に提案する方針を固めた。オバマ政権が進める米軍再編などの動きを見極めた上で提案時期などを決める。米軍の活動を損なわない条件を提示し、こう着した協議を促進させたい狙いがある。【木村健二】

 横田基地の軍民共用化は、石原慎太郎知事が初当選した99年4月の知事選で公約に掲げた。03年5月に当時の小泉純一郎首相とブッシュ大統領が検討開始で合意。06年5月にまとまった在日米軍再編の最終報告で「具体的な条件や態様に関する検討を実施し、検討開始から12カ月以内に終了する」と明記された。

 これを受けて発足した日米両政府間の協議組織「スタディーグループ」は06年10月から07年秋まで計8回の会合を重ねたが、結論が得られないまま1年が経過し、その後の目立った進展はない。このため、都は乗降客が多数行き来する民間ターミナルを基地の外側に置くことで、米軍の活動上の制約で難色を示しているとみられる米側を軟化させたいとしている。

 石原知事は「外に公有地や空き地があるから、向こうも得する形のプロポーズ(提案)をしようと思っている」と話している。

 ターミナルの建設候補地について、都基地対策室の担当者は「協議が煮詰まって米国側の感触を得てからでないと公表できない」と控えている。誘致に積極的な姿勢を見せているのが、武蔵村山市。市南西部で基地に隣接した大規模農地(通称・多摩開墾、約56ヘクタール)について、07年6月に「民間空港の適地」と位置づける報告書をまとめている。地域活性化の起爆剤として期待を寄せる。

 ただ、他の周辺自治体は「騒音増加で生活環境が悪化する」(瑞穂町)など慎重な姿勢で、実現に向けては国内の調整も曲折が予想される。

 【ことば】米軍横田基地

 東京都西部にある5市1町(立川市・昭島市・福生市・武蔵村山市・羽村市・瑞穂町)にまたがる。米国側の資料によると、延長3353メートルの滑走路が1本あり、総面積は約708ヘクタールで東京ドームの約150個分。在日米軍司令部と第5空軍司令部が置かれ、軍人や家族ら約1万1000人(08年11月現在)がいる。都によると、08年度の飛行回数は約2万1000回。

271千葉9区:2009/02/01(日) 01:59:45
>>187>>240
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090131/asi0901312035001-n1.htm
格安航空会社の専用新空港建設は見送り マレーシア
2009.1.31 20:34
 マレーシアのクアラルンプールを拠点とする格安航空会社エアアジアが計画していた専用空港の建設をめぐり、マレーシア政府は建設承認を取り消し、代わりに現在のクアラルンプール空港にエアアジア用の新ターミナルを増設することででエアアジアと合意した。

 地元紙ニュー・ストレーツ・タイムズなどによると、ナジブ副首相兼蔵相が30日、エアアジアのフェルナンデスCEOと会談し、空港使用料などエアアジア側の要望を受け入れる意向を表明。フェルナンデス氏も合意したという。

 同空港建設をめぐっては、すでにあるマレーシア空港の格安航空専用ターミナルでは手狭だとして、エアアジアが近くに専用空港を建設すると発表したが、現在の空港を運営する国営企業やマレーシア航空に加え、マハティール前首相らも資源などの無駄遣いになるとして建設に反対していた。マレーシア政府はいったんは建設を認めたが、こうした批判を受け、ナジブ氏が調停に乗り出した。(シンガポール 宮野弘之)

272千葉9区:2009/02/01(日) 10:36:45
http://www.asahi.com/national/update/0131/TKY200901310227.html
背伸び新管制塔 完成すると世界で3番目 羽田空港
2009年2月1日3時2分

 羽田空港(東京都大田区)の南側沖に4本目の滑走路が10年秋にできるのに合わせ、新しい管制塔の建設が進められている。高さ約116メートル。国内では最高、世界でも3番目の高さだ。本格的に国際化する首都圏空港の新たなシンボルとなりそうだ。

 新滑走路ができると、新たに年間約11万回の発着枠ができ、少なくとも3万回が国際線に振り分けられる。新管制塔は一足早く、10年1月中旬ごろから使われる見通し。高さはすでに約200メートル北にある現在の管制塔(約78メートル)を追い越していて、夏前には工事を終える。

 ますます混雑を増す日本最大の空の玄関。今秋からは管制官の訓練が、新管制塔で始まる。(佐々木学)

273千葉9区:2009/02/01(日) 10:47:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090201t62009.htm
日航、福島から撤退 最後の伊丹便飛び立つ

 燃料価格高騰や利用者低迷を理由に福島空港(須賀川市、福島県玉川村)からの全面撤退を表明した日本航空は、31日の便を最後に大阪(伊丹、関西)、沖縄の2路線を廃止した。1993年の開港以来乗り入れてきた日航は、福島空港から完全撤退した。

 午後7時すぎ、最後の伊丹便が飛び立つと、空港関係者らは複雑な表情で見送った。デッキから写真に収める市民の姿もあった。日航は空港事務所や福島支店(郡山市)も閉鎖した。

 この日、友人3人と沖縄からの便を利用した須賀川市の橋本富次さん(78)は「開港時から見てきたので、残念の一言。空港も寂しくなるね」と話した。

 日航の2路線(計3往復)は2007年度、約20万3500人が利用し、国内線利用者の約半数を占めた。日航の完全撤退で空港利用者は大幅に減る見通しで、空港内の飲食店や土産などの物販店も一部閉鎖される。

 福島空港の定期路線は全日空の大阪(伊丹、アイベックスエアラインズと共同運航)、札幌線とソウル、上海の国際線のみとなる。
2009年02月01日日曜日

274千葉9区:2009/02/02(月) 20:58:16
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-02-02-M_1-020-1_001.html?PSID=9a16aa7b0815dc2b868a0daf59aac78e
2009年02月02日【朝刊】 経済

直行便就航 交流に希望/鹿児島・長崎へSNAがつなぐ

 スカイネットアジア航空(SNA、宮崎市、伊東正孝社長)が一日初めて沖縄路線に就航し、同日、記念式典が那覇空港搭乗ゲート前で行われた=写真。就航したのは沖縄―鹿児島(一日二往復)と沖縄―長崎(同一往復)の二路線で、いずれも全日空から路線を引き継ぎ、同社と共同運航(コードシェア)する。SNAが地方空港同士を結ぶ路線に参入するのは初めて。

 式典には伊東社長のほか県の上原良幸企画部長と長崎、鹿児島両県の幹部、県経済団体会議の知念榮治議長、沖縄観光コンベンションビューローの平良哲会長ら関係者多数が出席。伊東社長は「沖縄と九州を結ぶ地域の足として末永いお付き合いを」とあいさつした。

 孫の名嘉太陽くん(6)が四月から小学生になる記念に、SNA第一便に合わせ鹿児島を旅行するという浦添市の新崎盛善さん(75)は「いい思い出になるよう桜島などの写真をいっぱい撮って写真集にしたい」と張り切っていた。

石垣―名古屋JTAが開設

 【石垣】日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市)は一日、石垣―名古屋(中部)の直行便を開設した。一日一往復で石垣発は那覇経由。

 就航記念セレモニーで同社の野間正副社長は「期待に応えられるよう、安全に運航する。名古屋と石垣の交流を深めてほしい」とあいさつした。

 初便で名古屋から訪れた岐阜県多治見市の会社員、細川洋治さん(30)は「八重山に行ってみたいと思っているときに、新聞広告で直行便のツアーがあることを知った。離島を回るのが楽しみ」と話した。

275千葉9区:2009/02/02(月) 21:29:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20090202-OYT8T00087.htm
石垣島へ運航開始
中部空港 国内線新規就航は開港後初
 日本航空グループの中部―沖縄・石垣線が1日運航を開始し、中部国際空港の国内線搭乗ゲートで出発式が行われた。中部空港の新規就航は昨年8月のベトナム航空ハノイ線以来で、国内線では開港以来初めて。

 運航する日本トランスオーシャンの大森徹社長は「自然豊かな沖縄観光は年間600万人が訪れ、就航を機にますますのご利用を」とあいさつ。空港会社の稲葉社長も「厳しい経済環境の中、英断に感謝したい」とお礼の言葉を述べた。

 初便は150人乗り旅客機がほぼ満席で、郷土芸能「エイサー」がにぎやかに太鼓を打ち鳴らすなか、旅行カバンを手にした乗客が次々乗り込んだ=写真=。同便は中部発午前9時25分と石垣発午後3時の1日1往復で、毎日運航する。

    ◇

 一方、ジェイ・エアが導入したブラジル製小型ジェット旅客機「エンブラエル170」が1日、名古屋と福岡、松山間に就航し、豊山町の県営名古屋空港で記念式典があった。同社が国内で初めて2機を導入、2010年3月末までに10機を配備する計画。

 同機の座席数は76席、通路幅や座席の足元が広く、ゆったりした居住性が売り物。名古屋―福岡線4往復、名古屋―松山線1往復で利用される。

(2009年2月2日 読売新聞)

276千葉9区:2009/02/02(月) 22:14:31
これは凄い記事では!?
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090202/plc0902021110003-n1.htm
関空・国内線に海外参入容認 
2009.2.2 11:09

 路線の廃止や減便が相次ぐ関西空港を支援するため、国土交通省が海外航空会社に対し、関空発着便に限って国内線の運航を認める方向で検討していることが2日、明らかになった。すでに海外航空各社に打診を開始しており、前向きな姿勢を示す会社もあるという。

 具体的には、関空発着の海外航空会社に同じ機材で国内の他の地方へ向かう路線を新設することを認め、国内部分だけ利用することを可能にする。現在、外国から来て国内の2空港に立ち寄る海外航空会社の路線は存在するが、国内部分だけ利用することはできない。

 一方、国交省は自国産業を保護する観点から、国内部分は、日本の航空会社との共同運航(コードシェア)とする考え。同じ飛行機に、2社の便名をつけて運航することになる。

 関空では、景気後退の深刻化によって旅客需要の低迷が進んでいることから、国内航空会社による路線の廃止・減便が加速している。1月にも日本航空が、国際線の関空−ロンドン、国内線の関空−女満別などを、全日本空輸も、国際線の関空−大連などを廃止することを発表。21年度も不採算路線の大規模な整理が進む見込みだ。

 このような状況に、大阪府は1月30日、「関西3空港に関する提言」を発表。関空発着の国内路線を国内航空会社が維持できない場合、海外航空会社が国内各方面へ運航することを可能にするよう、国交省へ要請する方針を明らかにしていた。

277とはずがたり:2009/02/02(月) 22:24:47
>>276
おお,これは凄い。
是非実現すべし。関空とあと中部ぐらいでやってもいいかもしれませんな〜。

278とはずがたり:2009/02/02(月) 22:51:00
>>276-278
料金の自由度を上げられるようにしないと旨味が少ないですよね。
将来はそれをすると匂わすとしても将来の可能性だけで先行投資してくれるかなぁ。。

関西国際空港:国内線、海外航空の参入容認 乗り継ぎ機能強化−−国交省検討
http://mainichi.jp/kansai/news/20090202ddf001040002000c.html

 路線数が減少する関西国際空港について国土交通省は、関空に発着する外国の航空会社から国内路線の開設申請があった場合、認める方向で検討していることが2日、分かった。関空の乗り継ぎ機能を強化するのが狙いで、関空会社は外国航空会社に打診を始めた。国際的に外国航空会社に対し自国の国内路線の運航を認めている例はなく、日本の航空会社との共同運航(コードシェア)として認める方針。【井出晋平】

 現在、国内2空港に立ち寄る外国航空会社の路線はあるが、国内区間だけの利用はできない。外国航空会社に国内路線の開設を認める場合にも、日本の航空会社とのコードシェアを義務付け、チケットは日本の航空会社が販売する。

 国交省、関空会社は、外国航空会社の関空から東北や北陸、中国方面への路線開設を想定。外国航空会社に打診を始めている。だが、外国航空会社にとってはチケット販売を日本の航空会社に一任するため価格設定の自由度が低い。

 開設してもメリットが得られるかは不透明で、実現には、「割安な価格設定などさらにハードルを越える必要がある」(関空会社幹部)という。

 関空の国内線は、ピーク時(96年10月)には1日34都市84便あった。現在は15都市54便だが、日本航空と全日本空輸が減便を発表。4月からは11都市45便となり、過去最低だった12都市38便に次ぐ低い水準となる。

毎日新聞 2009年2月2日 大阪夕刊

279千葉9区:2009/02/02(月) 23:10:16
≪茨城空港≫
>>97
マレーシアの航空会社から就航の確約得られず
>>148
『茨城空港』名称見直し問題
>>193
アシアナ航空が定期便就航へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090202-OYT1T00945.htm?from=main5
「首都圏の第3空港」来春開港・茨城空港に韓国便就航へ

 韓国大手航空会社「アシアナ航空」は2日、2010年3月に開港する茨城空港に、ソウル・仁川空港を結ぶ定期便の就航を発表した。茨城空港への乗り入れ表明は初めて。

 アシアナ航空の玄東実(ヒョンドンシル)専務が県庁で、橋本昌知事に運航計画を伝えた。ソウル便は1日1便の予定。開港の数か月後に、釜山便を週3便程度就航することも計画している。

 航空自衛隊百里基地との官民共用空港となる茨城空港は、羽田空港の発着枠拡大の影響などで、国内線誘致が難航している。このため県は、格安航空会社の国際線を中心にした誘致を進めている。

 航空会社のコストを抑えるため、出発・到着手続きをすべて1階で済ませられるようにするなど、全国初となる取り組みをアピールしている。

 記者会見した玄専務は「便が込み合っている成田や羽田に次ぐ、首都圏の第3空港としての役割も担える」と語った。

 県によると、マレーシアの大手格安航空会社「エア・アジアX」も就航に前向きな姿勢を示している。

(2009年2月2日22時12分 読売新聞)

280千葉9区:2009/02/03(火) 21:20:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090202-OYT8T01167.htm
茨城空港に韓国便
「首都圏空港に期待」アシアナ専務 釜山便も計画

 茨城空港の路線がようやく1路線決まった。2日、乗り入れを表明した韓国大手航空会社「アシアナ航空」(本社・ソウル市)の玄東実(ヒョンドンシル)専務(日本地域本部長)は県庁で記者会見し、「茨城空港は、十分な便数を確保できない成田や羽田に次ぐ首都圏第3空港としての役割を担える」と就航の決め手となった理由を説明した。世界的な景気悪化など厳しい環境の中、引き出した最初の就航表明。釜山便の就航も計画されており、県は今後の就航路線拡大の弾みにしたい考えだ。

 運航計画によると、茨城―ソウル・仁川便は1日1往復。エアバスの小型機(141人乗り)を導入し、搭乗率の目標を75%に設定する。日本、韓国からの需要割合をそれぞれ65%、35%と想定し、両国合わせて年間2万8000人の乗客を見込んでいる。

 玄専務は県庁で橋本知事と会談後に記者会見し、「不況の中にあっても、日本と韓国の人的交流はそれほど落ちていない。(茨城空港への乗り入れで)首都圏での供給増大が期待できる」と述べた。

 茨城の魅力として、韓国からの集客が見込めるゴルフ場の多さにも言及。タラップで乗り降りするなど低コスト化を意識した空港ターミナルに関しては「無駄を省いた使い勝手のいい空港。私たち航空会社にとってはまさに望ましい」と最大限に評価した。

 開港数か月後に計画されている釜山便就航についても「これまでは福岡、関西空港にしか便がなく、首都圏としては初めての就航になる」と、新たな需要の拡大に期待をにじませた。

 自ら韓国を訪問するなどして、就航を働きかけてきた橋本知事は「大変喜んでいるというのが本当の気持ち。これらの路線の成功に向けて、今後とも頑張っていきたい」と語った。

解説

成田、羽田両空港の発着枠拡大や、世界的な景気低迷など逆風が吹くなか、アシアナ航空から就航表明を引き出せたのは、県が航空業界の情勢を見極め、早々に国際線誘致にかじを切ったことが奏功した結果とも言える。

 ただ、茨城空港の整備構想は、大阪、札幌、福岡、那覇の国内4路線の就航を想定して進められた経緯もある。地方空港の性質上、地元住民の利便性を高める国内線の誘致もやはり視野に入れる必要はある。橋本知事はこの日の記者会見で、大手傘下の国内航空会社との交渉にも力を入れていく考えを示したが、国内線開設のメドは立っていない。日本航空や全日空が相次いで国内路線を廃線にするなど、国内地方路線を取り巻く環境は厳しく、国内線の就航交渉はイバラの道が続きそうだ。

 CIQ(税関、出入国管理、検疫)体制の構築や、荷物の積み下ろしなど地上作業を担うハンドリング会社の誘致も課題になる。認知度を高めるため、海外向けの空港名称を変更するかどうかも結論が出ていない。1社だけの就航では空港の成功はない。空港の利点をアピールし、いかに路線を増やしていくか。課題は山積している。

(作田総輝)

(2009年2月3日 読売新聞)

281千葉9区:2009/02/03(火) 21:36:43
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/461b50b98862fbad60564dd40b9842d6/
容赦なき路線廃止・減便、窮地の関西国際空港(1) - 09/02/03 | 12:30


 日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)が国土交通省に提出した2009年度の路線便数計画が明らかになった。未曾有の景気後退を受け、JALは10路線、ANAは18路線の廃止、減便を予定しており、原油高を背景にした昨年度、今年度に続く大規模なリストラになる。

 中でも不採算路線として浮き彫りになったのが関西国際空港発着便だ。JALは女満別、帯広など北海道中心に5路線の廃止を決定。昨年8月にも東北中心に5路線の廃止を発表したばかりで、短期間に10路線もの廃止が関空に集中。関空に残されたJALの国内線は、札幌、羽田、福岡、那覇の4幹線のみで、地方への空の道は閉ざされた。ANAも羽田、高知、松山、鹿児島など、関空路線中心に減便を加速している。

 ただ、同じ関西圏でも、大阪国際空港(伊丹空港)はリストラ対象から外れている。それどころか、JALは同じ花巻空港でも関空便を2月に廃止する一方、伊丹便は4月から増便する。関空便の搭乗率が5割を下回るのに対し、伊丹便は7割近い高収益路線と対照的なのだ。

過去最低にまで減便

 関空は米同時多発テロなどで航空会社が苦境にあった01年度から危機的状態に陥った。国土交通省は04年度に救済策として、関空と伊丹のすみ分けを断行。関空に長距離便を就航させる一方、伊丹は中近距離便空港として活用するとともに、ジェット枠上限も設け機能縮小を促した。これによって、航空各社はドル箱路線である長距離路線の多くを無理やり関空に移行。JALは05年から18便を関空に移したが「以前よりも収益力が悪くなった」(経営企画室マネジャーの岩崎平氏)。

 JALの関空路線の赤字は、07年度に100億円を超え、1路線当たり7億〜8億円の赤字を垂れ流している。「これまでほかの黒字路線でカバーしてきたがもう限界」(岩崎マネジャー)とついにさじを投げた格好だ。ANAの岡田晃執行役員も「後背地需要、旅客単価、コストの三つの観点で関空は厳しい」と冷淡に突き放す。

 1994年に開業、96年のピーク時には、国内線1日34都市84便にも上る就航数を誇った関空。だが、利用者も航空会社も逃げ足を速めた結果、今回のリストラで1日9都市45便とかつてない水準に激減する。

 1月28日に記者会見した関空の村山敦社長は「国内線のネットワークは過去最低だ。乗り継ぎ機能が大幅に低下し国際拠点空港としても困難になる」と憤った。大阪府の橋下徹知事も昨夏に「伊丹廃止論」をブチ上げたうえ、昨年末には航空各社を呼び出し関空での増便を迫ったが、不発に終わった。

 関空は07年に第2滑走路を開業したが、目標発着回数には程遠く、1兆円を超える有利子負債、年間250億円以上の支払利息が重くのしかかる。空港問題に詳しい日本大学の加藤一誠教授は「関空に飛んだら得するような思い切ったインセンティブがないと無理。運賃差で利用者を誘導するしかない」と指摘する。

2010年の羽田国際化がヤマ

 本当のヤマ場はこれからだ。2010年に成田国際空港の滑走路が延伸され、羽田空港の第4滑走路が開業すれば、首都圏の国際線発着枠は年間8万回増える。羽田・成田間の国内際乗り換えを面倒に思って関空を利用していた地方の利用者も、国内線の約6割が集中する羽田から海外に飛べるようになるため、これで関空の唯一の利点は完全に奪われることになる。

 先を見越したかのように、関空では日系航空会社が欧米路線から完全撤退するほか、米系会社も減便を加速。だが一方で、各社とも羽田からの海外就航は強く望んでいる。

 こうした関空に対し、国交省が昨年末に公表した空港政策に注目が集まったが、「関空の経営基盤の確立に向けて引き続き検討する」という表現にとどまり、問題は先送りされた。誰もが将来展望を描けない関西の巨大空港は行き場を失っている。

282千葉9区:2009/02/03(火) 21:37:58
>>276-278
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200902010060_01.html
関空便に限り、海外会社の国内路線運航容認 国交省方針(2/2ページ)
2009年2月2日

 不況の深刻化を受け、日本航空と全日本空輸は国内線を中心に関空の発着便を減らし続けている。路線廃止・減便の動きは昨年後半から加速し、国内線は現在、1日に15都市54便あるが、4月には11都市45便に減る。ピークだった開港2年後の96年10月には34都市84便あった。

 日本の航空会社は、関空路線で減便・運休に踏み切る一方、大阪(伊丹)空港路線は維持・増便している。このため、大阪府は1月30日に発表した「関西3空港に関する提言」で、関空について「本邦航空会社が国内線を維持できない場合、外国系航空会社の国内各方面への運航が実現するよう航空当局へ要請する」との方針を打ち出した。関空会社の村山敦社長も「これでは国際拠点空港としての役割を果たせない。アジアの元気な会社に国内線をお願いしたい」との考えを示していた。(加藤裕則)

283千葉9区:2009/02/03(火) 21:39:23
>>282すんません2ページ目を先に張ってしまいました。
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200902010060.html
関空便に限り、海外会社の国内路線運航容認 国交省方針(1/2ページ)
2009年2月2日

 路線数が減り続ける関西空港を支援するため、国土交通省は海外の航空会社に対し、関空発着便に限って国内路線の運航を認める方針を固めた。ただ、外国の航空会社に対する国内線市場の開放は、自国産業保護の観点から世界的にもほとんど例がないため、日本の航空会社との共同運航(コードシェア)を義務づけることにする。同省航空局は「これで関空の乗り継ぎ機能を強化できる」と実現に意欲を示している。

 現在も、外国から来て国内の2空港に立ち寄る海外航空会社の路線はあるが、国内線のみの利用はできない。今回の国交省の案は、関空に発着する海外航空会社に、同じ機材で北海道、東北といった国内の他の地方へ向かう路線を新設してもらい、その国内部分を日本の航空会社との共同運航にして、国内だけでも利用できるようにするものだ。同省幹部は「これで国内、国際の両線を持つ関空の強みを発揮できる。世界で初めての試みでは」と話す。

 同省と関西国際空港会社は、すでに複数の海外の航空会社に関空発着の国内線運航を打診しており、前向きな姿勢を示す会社もあるという。関空に降り立つ外国人旅行客には、北海道などを目的にした人も多く、「(関空発着の)国内便の減少は痛い。機材繰りの問題はあるが、ぜひ検討したい」(海外航空会社)との声もある。

 コードシェアでは一般的に、同じ飛行機に、共同運航する2社の便名をそれぞれつけて、両社がともに座席を販売する。今回の場合、国内線部分のチケットは、海外航空会社から座席を仕入れた国内航空会社が販売する。

 不況の深刻化を受け、日本航空と全日本空輸は国内線を中心に関空の発着便を減らし続けている。路線廃止・減便の動きは昨年後半から加速し、国内線は現在、1日に15都市54便あるが、4月には11都市45便に減る。ピークだった開港2年後の96年10月には34都市84便あった。

 日本の航空会社は、関空路線で減便・運休に踏み切る一方、大阪(伊丹)空港路線は維持・増便している。このため、大阪府は1月30日に発表した「関西3空港に関する提言」で、関空について「本邦航空会社が国内線を維持できない場合、外国系航空会社の国内各方面への運航が実現するよう航空当局へ要請する」との方針を打ち出した。関空会社の村山敦社長も「これでは国際拠点空港としての役割を果たせない。アジアの元気な会社に国内線をお願いしたい」との考えを示していた。(加藤裕則)

284千葉9区:2009/02/03(火) 21:40:00
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200902020080.html
関空連絡橋に「通行税」課す計画、泉佐野市が撤回へ
2009年2月3日

 関西空港と対岸を結ぶ空港連絡橋道路(3.75キロ)を利用する車に、往復150円の「通行税」を課す準備を進めていた大阪府泉佐野市は2日、通行税を撤回する方向で市議会の主要会派に説明を始めた。通行税収入に代わる財源にめどがついたためだ。これで、関空の利用促進のための連絡橋道路国有化が予定通り進み、通行料金が4月以降にも現行の往復1500円(普通車)から半額程度に値下げされる見通しになった。

 通行税は、連絡橋道路の国有化で、泉佐野市が年間約8億円の固定資産税収入を失うため、対抗措置として導入を決定。10年分の減収予想額約60億円を通行税で補うとして昨年8月に条例を制定し、導入に必要な総務相の同意を求めていた。一方で同市は、減収を補う財源対策を国に求め、条件が合えば通行税を撤回するとしていた。

 国はこれに対し、関空2期島のうち、09年度予算で概算要求にも盛り込まれなかった地区を含む134ヘクタールの造成完了を2010年中に前倒しすると提示。これによって、同市は11年から年間5億〜6億円の固定資産税収入を新たに得られる見込みになった。

 連絡橋道路の国有化は、利用が低迷する関空の支援策の一つで、高額と批判される通行料金を値下げするために計画された。国や関空会社は同市の通行税に「値下げ効果を損なう」と反発していた。

285とはずがたり@貼り直しときますね〜:2009/02/03(火) 22:35:11
>>276-278

http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200902010060.html
関空便に限り、海外会社の国内路線運航容認 国交省方針
2009年2月2日

 路線数が減り続ける関西空港を支援するため、国土交通省は海外の航空会社に対し、関空発着便に限って国内路線の運航を認める方針を固めた。ただ、外国の航空会社に対する国内線市場の開放は、自国産業保護の観点から世界的にもほとんど例がないため、日本の航空会社との共同運航(コードシェア)を義務づけることにする。同省航空局は「これで関空の乗り継ぎ機能を強化できる」と実現に意欲を示している。

 現在も、外国から来て国内の2空港に立ち寄る海外航空会社の路線はあるが、国内線のみの利用はできない。今回の国交省の案は、関空に発着する海外航空会社に、同じ機材で北海道、東北といった国内の他の地方へ向かう路線を新設してもらい、その国内部分を日本の航空会社との共同運航にして、国内だけでも利用できるようにするものだ。同省幹部は「これで国内、国際の両線を持つ関空の強みを発揮できる。世界で初めての試みでは」と話す。

 同省と関西国際空港会社は、すでに複数の海外の航空会社に関空発着の国内線運航を打診しており、前向きな姿勢を示す会社もあるという。関空に降り立つ外国人旅行客には、北海道などを目的にした人も多く、「(関空発着の)国内便の減少は痛い。機材繰りの問題はあるが、ぜひ検討したい」(海外航空会社)との声もある。

 コードシェアでは一般的に、同じ飛行機に、共同運航する2社の便名をそれぞれつけて、両社がともに座席を販売する。今回の場合、国内線部分のチケットは、海外航空会社から座席を仕入れた国内航空会社が販売する。

 不況の深刻化を受け、日本航空と全日本空輸は国内線を中心に関空の発着便を減らし続けている。路線廃止・減便の動きは昨年後半から加速し、国内線は現在、1日に15都市54便あるが、4月には11都市45便に減る。ピークだった開港2年後の96年10月には34都市84便あった。

 日本の航空会社は、関空路線で減便・運休に踏み切る一方、大阪(伊丹)空港路線は維持・増便している。このため、大阪府は1月30日に発表した「関西3空港に関する提言」で、関空について「本邦航空会社が国内線を維持できない場合、外国系航空会社の国内各方面への運航が実現するよう航空当局へ要請する」との方針を打ち出した。関空会社の村山敦社長も「これでは国際拠点空港としての役割を果たせない。アジアの元気な会社に国内線をお願いしたい」との考えを示していた。

 不況の深刻化を受け、日本航空と全日本空輸は国内線を中心に関空の発着便を減らし続けている。路線廃止・減便の動きは昨年後半から加速し、国内線は現在、1日に15都市54便あるが、4月には11都市45便に減る。ピークだった開港2年後の96年10月には34都市84便あった。

 日本の航空会社は、関空路線で減便・運休に踏み切る一方、大阪(伊丹)空港路線は維持・増便している。このため、大阪府は1月30日に発表した「関西3空港に関する提言」で、関空について「本邦航空会社が国内線を維持できない場合、外国系航空会社の国内各方面への運航が実現するよう航空当局へ要請する」との方針を打ち出した。関空会社の村山敦社長も「これでは国際拠点空港としての役割を果たせない。アジアの元気な会社に国内線をお願いしたい」との考えを示していた。(加藤裕則)

286千葉9区:2009/02/04(水) 00:02:19
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0001684351.shtml
スカイマーク制服全廃 国内初、4月から 
 神戸空港に就航している航空会社スカイマーク(東京)は、四月からパイロットや客室乗務員らの制服をすべて廃止し、ウインドブレーカー着用に変更することを明らかにした。コスト削減策の一環で、同様の例は海外の定期航空会社ではあるが、国内では初めてという。

 同社の西久保慎一社長が、二日までの神戸新聞社の取材で明らかにした。例えば客室乗務員は現在、紺の上下に黄色や青色のスカーフを付けているが、パイロットや乗務員約三百人は黄色のウインドブレーカー姿に統一する。私服の上に着るようになるため空港内の更衣室も不要になり、賃料負担が軽減できるという。神戸空港ターミナルで借りているスペースも、現状の四割程度に縮小する方針。削減効果額は明らかにしていない。

 航空会社の制服の規定については「法的な取り決めはない」と国土交通省。大手航空会社などは航空事業に対するあこがれを利用客に持ってもらう目的や、保安上の観点などから制服を採用しているが、西久保社長は「見栄えにとらわれず、安全、確実で低価格の運航を追求したい」と話している。(足立 聡)

(2/3 09:08)

287とはずがたり:2009/02/04(水) 13:14:34

富山−ソウル便好調 アシアナ航空、ウォン安で女性客増
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090204/19165.html
2009年02月04日 11:50

ソウルに向けて離陸するアシアナ航空機。不況の中、円高・ウォン安で日本人の利用が増えている=富山空港

 急速な景気の悪化で旅行需要が冷え込む中、円高・ウォン安を背景に、富山空港発着のソウル便が好調だ。利用客数を前年と比べると、昨年12月が15.0パーセント増、今年1月が19.9パーセント増と伸びており、2、3月の予約も前年を上回っている。日本からショッピング目的で出掛ける女性客の増加が目立ち、これまで6割を占めていた韓国人利用客の減少を完全にカバーしている。運航するアシアナ航空は、格安ツアーの販売など、手厚いサービスで富山からの一層の利用増につなげる。

 ソウル便は現在、火、金、日曜日の週三便運航。近年は韓国人の利用が日本人を上回っていたが、昨年後半からの世界的な不況で利用割合が逆転。円高・ウォン安が進んだ昨年十二月の利用客は二千三百九十六人で、うち日本人客が前年比31・5パーセント増の千七百五十六人、今年一月の利用客は二千四百二十五人で、うち日本人は同74・4パーセント増の千五百八十九人だった。

 日本人客の七割は女性で割安なブランド品や化粧品などのショッピングが人気を集めている。三日に韓国から到着した便も利用客九十二人(搭乗率65・7パーセント)の八割近くが日本人だった。

 昨年秋から需要の高い金曜日発着便に火、日曜日便より三十六席多い百七十六席の大型機材エアバス321を使い、座席数が増えているにもかかわらず、搭乗率は前年並みの50〜60パーセント台を維持。予約も二月が前年比42・1パーセント増、三月が102・6パーセント増と好調で、利用客の獲得に懸命な大連便、上海便、ウラジオストク便の富山空港に就航する他の国際三路線と対照的だ。

 アシアナ航空は、今年から燃油サーチャージを千五百円引き下げ、片道二千五百円にしたことや、日曜日出発便で四万円台前半のツアーを売り出すなどお得感をアピール。二月からは、搭乗券の半券提示で、ホテルや飲食店など韓国内の三十三カ所で割引サービスなどが受けられる「マジック・ボーディング・パス」キャンペーンを始めるなどサービス面の充実に力を注ぐ。

 先月にはアメリカの専門誌が選ぶ二〇〇九年のエアライン・オブ・ザ・イヤーに、韓国で初めて選ばれており、アシアナ航空富山支店は「ソウル便ならではのメリットをPRし、路線の利用増につなげたい」と話している。

288千葉9区:2009/02/04(水) 19:12:50
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/02/04/024/
勢い増す韓国系航空会社--アシアナ航空、茨城空港への乗り入れを表明
2009/02/04
緒方信一郎

韓国のアシアナ航空は2日、2010年3月開港予定の茨城空港への就航を正式に表明した。同空港への就航を公表したのはアシアナ航空がはじめて。

アシアナ航空は開港時に茨城 - ソウル線を就航し、数カ月後には茨城 - 釜山線を開設する計画だ。ソウル線は毎日運航でA320(141席)またはA321(171席)の中型機を投入する。釜山線は週3便程度の運航を見込んでいる。なお同航空は現在、日本国内15都市に定期便として乗り入れており、今年6月には静岡空港への乗り入れを予定している。茨城空港は17番目の就航地となる。

韓国・ソウルは国際定期便が少ない地方空港のハブ空港(乗り継ぎ拠点空港)として役割を果たしており、アシアナ航空は日本各地からの旅客をソウル経由で世界各地へ運んでいる。ここ数年、地方空港では採算が合わないとの理由で大手航空会社の撤退が相次いだが、アシアナ航空や大韓航空の韓国勢はむしろ増加傾向。長引く景気低迷で先行きは不透明だが、低価格のパッケージツアーや航空券での利用が可能であり、また世界最大規模のアライアンス「スターアタイアンス」のメンバーでマイレージサービスを活用しやすいなど、価格競争力や使い勝手の良さから利用者の支持を得ている。

289千葉9区:2009/02/04(水) 19:37:09
>>57
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090204ddlk15020189000c.html
エアードルフィン:佐渡空路参入を撤回 親会社破綻受け /新潟
 新潟−佐渡空路の参入に名乗りを上げていた那覇市の航空会社「エアードルフィン」が親会社の破産手続き開始を受けて参入計画を事実上撤回したことが3日、分かった。県はエアー社に絞って交渉を進めてきたが、今後は別会社を探すことになる。空路復活は当面困難となった。

 県空港課によると、エアー社の株を100%保有するIT関連会社「サイバーファーム」(那覇市)が1月30日に破産手続きを申請した。エアー社の株も売却されることになり、新経営陣によって参入は見直される可能性が高いという。

 エアー社以外の航空会社は従来の公的支援では佐渡空路の参入に否定的だったという。同課は「公的支援の枠組みについて、佐渡市と再調整をしたい。早期就航に向けて取り組みを続けていく」と話した。【黒田阿紗子】

毎日新聞 2009年2月4日 地方版

291千葉9区:2009/02/05(木) 01:16:07
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009020429_all.html
マイレージはどうなる? JAL・ANA「統合」報道
両者、否定も不可解な動き


厳しい経営環境に置かれているJALとANA。両社の事業統合はあるのか注目される(クリックで拡大) 日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)の経営統合報道が波紋を広げている。一部週刊誌の報道に対し、JALは、国土交通省担当の記者が情報源ではないかと“犯人探し”を実施。ANAは1月30日に行われた決算会見後、事実関係の確認にきた記者に否定しつつも、逃げるように会場をあとにした。両社の動きをみていると、「火のないところに煙は…」という気がしてくるから不思議だ。

 JALとANAの統合を報じたのは、「週刊現代」2月7日号。関係者の談話を引用しながら、世界的な景気後退による利用者の減少によって、JALとANAは国際便の統合に追い込まれると記されている。具体的な統合の時期や方法については触れていない。

 夕刊フジも事実関係を確認してみたが、「統合話は事実無根。社内でささやかれているということもない」(JAL)、「全くの事実無根。統合については考えたこともない」(ANA)と完全否定。表向きは記事を黙殺しているかたちだ。

 ただその一方で、不可解な動きもみせている。報道関係者が次のように明かす。

 「JALの広報担当の社員が統合報道について『取材を受けていない』と息巻き、なぜか国交省の記者クラブ詰めの記者を対象に犯人探しをしているんです。かなり本気で“犯人探し”をしているようで、JALの社員は『記事は複数のライターの合作かもしれない』とも言っていました」

【信ぴょう性の背景】

 これはなんとも不思議な話だ。統合報道を完全否定しながら、JALの内部事情に詳しい国交省担当記者が情報源ではないかと疑って、誰が週刊誌に情報を漏らしたのか“犯人探し”をしているというのだ。

 「通常、記事を書かれた側が執筆者や情報源を探ろうとするのは、情報源に接触するなどして新たな情報流出を防ぐことを目的にしているケースが多い。それだけに今回の統合記事は、まったくの事実無根とはいえないのではないか。今後、新たな展開をみせる可能性もなきにしもあらずだ」(先の報道関係者)

 ANAの決算会見に出席した記者がわざわざ統合報道の事実確認をしたのも、まったくの事実無根とはいえないのではないか、との思いがあったからかもしれない。

 両社の国際線事業統合が信ぴょう性を持って語られる背景には、海外の航空会社が次々と事業統合や合併を繰り返し、規模を拡大していることがある。

 米国では、2008年6月にユナイテッド航空とコンチネンタル航空が包括提携で合意。同10月には、デルタ航空とノースウエスト航空が合併した。

 欧州では、英ブリティッシュ・エアウェイズ、独ルフトハンザ航空など国際線を運航する航空会社は1カ国につき1つという態勢ができ上がっている。

【規模拡大の海外航空会社に対抗か】

 一方、日本ではJALとANAの2社が国際線を運航。それでいて成田空港を発着する国際便のうち、日本の航空会社が運航している便は全体の4割程度。関西国際空港にいたっては3割程度にすぎない。このため、「国際的にみれば、日本の航空会社が半分のシェアを握っても違和感はない。JALとANAが国際線事業を統合しても問題ないのでは」(航空評論家)との見方もある。

 しかも、世界的な景気後退の影響で、国際線の旅客数の減少が見込まれており、09年3月期決算ではJALの営業利益が前年同期比68.9%減、ANAの最終損益が90億円の赤字に転落する見通しだ。

 業界内には「JALとANAが国際線を統合すれば、利用者にとって選択の幅が狭まって不便になる」との主張がある一方で、「今はJALもANAも経営が苦しいが、国際線事業統合でコストが削減されれば、運賃を値下げして海外の航空会社に対抗できる余地も出てくるのでは」との指摘もある。

 JALとANAは完全否定しているが、両社の統合話はしばらく尾を引きそうだ。

ZAKZAK 2009/02/04

292千葉9区:2009/02/05(木) 01:19:54
>>181>>263
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/081204/tky0812041201003-n1.htm
飛行機&CA JAL・ANAカレンダー対決 (1/2ページ)
2008.12.4 11:55

 大空を行く航空機、世界の絶景−。日本航空(JAL)、全日空(ANA)のカレンダーは航空会社らしく旅情を誘う風景が並ぶ。一般の書店で販売されている商品もあり、根強いファンに支えられている。

 JALの「フリートカレンダー」(1575円)は25万部製作。JALブランドコミュニケーション(JBC、品川区東品川)によると、2〜3年で部数が急増したといい、同社出版第2部、栗原智子さんは「最近の機種は筒型の単純な形も多く、小型機なども入れて工夫しました」と話す。ジャンボ機(ボーイング747型)の登場は1枚だけとなり、同777型機、同737型機など主力の中小型機からプロペラ機、無塗装の貨物機が並ぶ多種多様な構成。主な書店で販売、注文も可能だ。

 一方、ANA主力機が並ぶのは「フライトカレンダー」(2940円)など大型〜小型の4種。全日空商事(港区東新橋)が計9万部製作。機内誌による通信販売やインターネット販売(www.astyle.jp)が中心だ。

 同社通信販売部の橋本剛マネジャーは「季節感を大事にしている。カメラマンには年間を通していろいろな場所で撮影してもらう」と説明する。


JAL伝統の古美術、ANAは空撮

 このほか、JALは現役客室乗務員(CA)が登場する「キャビンアテンダント・カレンダー」(1575円、5万部)など。

 世界各地の街角や自然風景と現地採用モデルが彩る「ワールド・オブ・ビューティー」(1575円、120万部)は40年以上続くロングセラー。来年版はモンゴル・バトスンベル村、米ニューオリンズ、沖縄、アラブ首長国連邦ドバイ、米ハワイなどを掲載する。

 昭和29年から続く「アートカレンダー」(1575円、60万部)は国宝、重要文化財など日本の古美術を紹介する。JBC出版第2部の三船貢司次長は「海外に日本を紹介するため始まった。JALの会社としてのライフワーク」という。30年版には奈良・興福寺の阿修羅像(国宝)が掲載。「今では撮影許可は下りないでしょう」と三船次長もいう貴重な写真だ。

 ANAも2種の風景カレンダーを発行。「TAKE OFF」(1470円、86万部)は日本の自然を空撮。「グラフィックギャラリー」(1470円、51万部)は世界各国の風景で、就航路線が多い中国が数多く登場するのも特徴だ。

293とはずがたり:2009/02/05(木) 12:36:45
>>288>>279-280
勢い増す韓国系航空会社--アシアナ航空、茨城空港への乗り入れを表明
>>287
富山−ソウル便好調 アシアナ航空、ウォン安で女性客増

地方空港に於いて韓国様々ですねぇ。

>>247 >>252
福島―伊丹線 5往復に増便へ
「地方空港の新モデルに」アイベックス社長 知事に増便報告

いっぽうで新しい試みも拡がっていて注目であります。

>>281
一方で関空の悲惨な現状は可成り深刻。。
>関空は米同時多発テロなどで航空会社が苦境にあった01年度から危機的状態に陥った。国土交通省は04年度に救済策として、関空と伊丹のすみ分けを断行。関空に長距離便を就航させる一方、伊丹は中近距離便空港として活用するとともに、ジェット枠上限も設け機能縮小を促した。これによって、航空各社はドル箱路線である長距離路線の多くを無理やり関空に移行。JALは05年から18便を関空に移したが「以前よりも収益力が悪くなった」(経営企画室マネジャーの岩崎平氏)。
>本当のヤマ場はこれからだ。2010年に成田国際空港の滑走路が延伸され、羽田空港の第4滑走路が開業すれば、首都圏の国際線発着枠は年間8万回増える。羽田・成田間の国内際乗り換えを面倒に思って関空を利用していた地方の利用者も、国内線の約6割が集中する羽田から海外に飛べるようになるため、これで関空の唯一の利点は完全に奪われることになる。
海外航空の乗り継ぎ機能策容認>>278>>285でもしないと全くお話しになりませんね。

294千葉9区:2009/02/05(木) 20:57:57
>>289
そもそもエアードルフィンが参入するって記事がみつからない・・・
http://airportnews.jp/headline/86/
新潟〜佐渡空路、10月以降の就航会社の調整継続−旭伸航空撤退で新潟県と佐渡市
(2008年09月22日)
 新潟空港と佐渡空港を結ぶ航空路を運航する旭伸航空(新潟市)が9月末に撤退することを受けて、新潟県と佐渡市は10月以降の路線継続と就航会社との調整を進めている。

 同社は今年2月、経営難から同路線からの撤退を表明。直後からエアドルフィン社(那覇市)など複数の企業が運航継続に興味を示していたと伝えられるが、最終決定に向けて関係自治体などによる調整作業が現在も続いている。県空港課担当者によると、現時点でははっきりしたことはまだ決まっていないという。

 同路線ではこれまで、県と市が財政支援していた。後継会社にも同様の支援をする予定だが、新規就航会社の運航規模・事業計画・意向などから最終的な協議を進めている。「(現行社の9月30日の撤退後)新会社が10月1日からすぐに継続運航できるかどうかはわからない」(同担当者)。

 路線継続については市の関係者が8月に、県知事を訪問し支援などを要請した。市関係者は「離島と本土を結ぶ島民の足としての公共性も高く、早い時期の新会社の就航を望む声は多い」と話す。

295千葉9区:2009/02/05(木) 20:58:28
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=39633
日本・タイ航空協議が開催へ、首都圏の発着枠が焦点−ベルギーとも開催
[掲載日:2009/01/28]
 日本とタイの航空当局間協議が1月29日と30日で開催される。タイとの間では、2007年12月に実施した協議でアジア・ゲートウェイ構想に基づく自由化で合意しており、今回は成田と羽田の発着枠が争点となる。国土交通省航空局によると、昨年末に発生したバンコクでの混乱の影響で、両国の航空会社ともに短期的には旺盛な就航意欲は認められない様子。そのため、中長期的な意向を探りながらの交渉となる見通しだ。なお、羽田空港については、深夜早朝枠での対応となる。

 このほか、日本とベルギーの航空当局間協議も同じ日程で開催される。航空局では、「真偽は定かでないが、オランダの物流会社が関空を拠点にする意向があり、その子会社の航空会社がベルギー/関空線に就航したいと考えていると聞いている」とし、これ以外での交渉はおこなわれない見通しを示した。なお、両国間の交流人口は2006年段階で12万3000人。日本/ベルギー間は2001年10月以来、定期便は未就航の状態だ。

296千葉9区:2009/02/05(木) 21:00:50
なぜか大手紙の記事になってない。
羽田を夜に出て、羽田に朝戻ってくる有休少量強行プランが出来る便になりそう
http://haneda.keizai.biz/headline/238/
羽田〜バンコク便就航へ−日本・タイ航空協議が合意
(2009年02月04日)
 国土交通省は2月2日、日本とタイの航空協議の合意により、タイの航空会社による羽田〜バンコク間の1日1便の運航を可能にすると発表した。

 運航は2010年10月に予定されている羽田第4滑走路の供用開始後の深夜早朝時間帯(22時〜翌7時)で、日本企業についても同様の権益を確保した。両国の航空会社による2空港を結ぶ新路線が実現する。

 同合意では成田空港の週1便の増便も認めた。これによりタイの航空会社は同空港の第2滑走路北伸工事が完了する2010年3月以降に、旅客便を週合計22便まで成田路線に運航させることができる。

 2008年冬期スケジュールでは、日本とタイの間には両国の航空会社6社が旅客便を週合計90便運航する。年間輸送実績は235万人(2007年度)。

 羽田空港の新滑走路供用開始後の新国際線発着枠に向けた航空交渉はすでにマレーシア・韓国・シンガポール・フランス・イギリスと合意しており、同空港から各国の都市への直行便の運航が可能になっている。

297とはずがたり:2009/02/06(金) 17:43:19
全日空が賃金下げへ 09年度、平均6%程度
02/06 10:31
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_eco/2009020601000187.htm
 全日本空輸が、グループ企業を含めた社員の賃金の引き下げ方針を労働組合に提案したことが6日、分かった。賃下げは平均6%程度に相当し、人件費の削減目標は総額約140億円。景気減速による急激な需要減に対応するためで、2009年度に限定した措置としている。
 賃下げの対象は、基本給に各種手当てを含めた年収総額。部長級で20%程度で、一般社員はそれよりも削減率を低く数%程度とする。全日空のグループを含めた社員数は約3万人で、労組の反発が予想されることから、削減目標の約140億円を下回る可能性もある。
 全日空は03年に管理職の賃金を5%、04年に一般社員の基本給を5%それぞれカットしており、賃金削減は5年ぶり。役員報酬は既に今年1月から30−10%削減しているが、一段のカットも検討する。
 同社は3月末までに、500億円以上の緊急コスト削減策を決める予定で、3月中旬までの労使合意を目指す。

298とはずがたり:2009/02/06(金) 18:12:22
2009年2月6日(金)
青森-ソウル線 来月の火曜便運休
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090206090110.asp

 大韓航空は三月の火曜日に運航する青森−ソウル線計四往復を運休すると決めた。世界的な景気後退や円高ウォン安を受け、韓国側利用者数の落ち込みが避けられない見通しとなったため。

299千葉9区:2009/02/07(土) 03:08:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090206-OYT8T00121.htm
「トーキョー・メトロポリタン」茨城空港
韓国向け名称使い分けへ
 橋本知事は5日の定例記者会見で、茨城空港(小美玉市)の名称について、就航を表明した韓国大手航空会社「アシアナ航空」の要望を踏まえ、韓国で宣伝などをする際には、「トーキョー・メトロポリタン・イバラキ・エアポート」として売り込む考えを示した。

知事は、空港の名称そのものは「茨城空港は名前として決まっている」と堅持する考えを強調。その上で、アシアナ航空の玄東実(ヒョンドンシル)専務(日本地域本部長)が「『トーキョー・メトロポリタン』はすごくいい」と賛意を示したことを紹介し、「韓国関係には『トーキョー・メトロポリタン・イバラキ・エアポート』とやっていく可能性が非常に強い」と述べた。海外向けには航空会社の意向に沿い、使い分ける考えを示した。

(2009年2月6日 読売新聞)

300千葉9区:2009/02/07(土) 03:23:19
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200902060033a.nwc
“北極圏都市”直行 SASが来月就航
2009/2/6

 スカンジナビア航空(SAS)は5日、3月28日から、成田空港とノルウェーのトロムソを結ぶ直行便を開設すると発表した。所要時間が約10時間と日本と欧州間では最短のフライト時間になる。第1便は28日午後0時30分に成田空港を出発し、現地時間の同日午後2時25分にトロムソ空港に到着する。

 トロムソは“北極圏都市”として知られ、オーロラ観測や犬ぞり、シャチ観測などが楽しめる。直行便開設で、北欧の新たな観光地として注目を集めることになりそうだ。

301千葉9区:2009/02/07(土) 11:54:50
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009020633_all.html
「夕食も出なかった」エア・カナダ“トンだ”トラブル

 カナダのトロント、バンクーバーと成田を結ぶエア・カナダが先月30日、太平洋上でエンジントラブルを起こし、緊急着陸していたことが分かった。アラスカで足止めされた乗客らは「夕食も出なかった」と憤慨。定刻より25時間以上も遅れたが遅延証明書には「50分遅れ」と記載されるなど、そりゃヒドい対応だったそうだ。

 乗客346人を乗せたエア・カナダ1便(ボーイング777−300ER型機)は現地時間30日午後0時半ごろ、バンクーバー国際空港を定刻通りに離陸。1回目の機内食が終わり、乗客がウトウトし始めたころ、「左エンジンに不具合が生じた」と機内アナウンスが流れた。乗客の30代男性は「『ノーマルな運航です』と、やたら『ノーマル』という言葉を繰り返していた」と振り返る。

 同機は2時間ほどで米アラスカ州アンカレジ国際空港に緊急着陸。乗客によると、同社が用意したホテルに着いたのは、午後9時を過ぎていたという。

 だが、「腹ペコだったのにホテルには食堂もなかった。仕方ないので無料のコーヒーをがぶ飲みして寝た」(前出の男性客)。

 さらに乗客らをあぜんとさせたのは、翌日のフライト予定をきちんと発表しなかったこと。男性は他の乗客からフライト時間を聞き出し、眠りについたという。

 男性は31日午前10時にホテルを出発。案の定、フライト時間を聞いていなかった一部乗客が遅れ、空港で4時間以上待たされた後、代替機はようやく離陸。日本時間の1日午後5時過ぎ、成田空港に着陸した。

 だが、“受難”はまだ続いた。「遅延証明書がなかったんです。苦情を言ってようやく用意されたが、書かれていたのは『50分の遅延』。私たちは『1日と50分』遅れで到着したのに、どういうことなのか」と語るのは、同じく乗客だった30代の女性。成田での対応は主に全日空系の地上係員が行ったが、乗客に不備を問いつめられると「エア・カナダの担当者がいない」と、平身低頭だったという。

 航空評論家の杉浦一機さんは「航空機の性能が向上した現在では、片方のエンジンが故障しても安全に支障はないが、故障自体がかなり珍しい。アンカレジは以前より格段に旅客便が少なくなった影響で、食事の提供が間に合わなかったのではないか。エア・カナダはカナダ最大の航空会社で評判は悪くない。それなりの対応はするはずですが…」と首をかしげる。

 エア・カナダ日本支社は「アンカレジで夕食を提供できなかったお客さまには後日、返金する対応をした。手書きで遅延証明は発行したが、『50分』のものは把握していない」と話している。

ZAKZAK 2009/02/06

302千葉9区:2009/02/08(日) 09:24:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090207-OYT8T01149.htm
飛行機騒音体験ツアー
芝山町「マイナスをプラスに」
 芝山町は14、15の各日、成田空港と町内を観光するモニターツアーを実施する。空港の南側に面し、町域の8割が騒音区域の同町では「騒音というマイナスをプラスに転換する発想で、埋もれた観光資源の魅力を再発見してもらいたい」(産業経済課)としている。

 ツアーは午前9時半に芝山鉄道芝山千代田駅に集合し、成田国際空港会社の協力を得て、空港内の貨物地区や整備地区をバスで見学。その後、芝山町の航空科学博物館を訪れ、近くで離着陸する航空機の騒音を体験する。

 「やんき」と呼ばれ、みそを塗った焼きおにぎりの郷土食が昼食に出る。午後は芝山仁王尊で参拝するほか、空港建設に伴う騒音補償の移転で跡地となった里山を見て、空港と地域の関係を学ぶ。漬物作りの体験もあり、午後5時半に芝山千代田駅で解散する予定。

 参加無料。定員は14、15日の各回40人。申し込みの締め切りは12日夕で、定員を超えた場合は抽選となる。申し込み・問い合わせ(平日午前9時30分〜午後5時30分)は、JTB首都圏船橋支店営業課((電)047・423・3171)。

(2009年2月8日 読売新聞)

303千葉9区:2009/02/08(日) 17:48:40
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090208ke01.htm
縮む地方の翼 28路線廃止・減便…関空便が半数
観光業に打撃 搭乗率7割路線も
 日本航空と全日本空輸が4月以降、不採算となっている国内・国際線計28路線を廃止・減便する。世界的な景気後退による航空需要の減少で、収益が急激に悪化したためだ。減便により観光客数が減ることが予想される対象の地域には動揺が広がっている。

(経済部・平井久之、鎌田秀男、北海道支社・福島憲佑)

 「一方的だ。地元自治体や経済界の意向を無視している」。日航と全日空が大規模な路線整理を発表した1月28日、関西国際空港会社の村山敦社長は、記者会見で怒りをあらわにした。

 28路線の内訳は国内17路線、国際11路線。関空発着は全体の半数近い13路線で、廃止・減便の“集中砲火”を浴びた。廃止が始まる4月には国内線の乗り入れが11都市に減り、ピークの1996年(34都市)の3分の1に落ち込む。国際線でも日航がロンドン線を廃止し、国内航空会社が運航する欧米路線が94年の開港以来、初めてゼロになる。

 一方、関空線が8月いっぱいで廃止される北海道・釧路空港の関係者も頭を抱える。観光客誘致に取り組んできた釧路商工会議所の浜屋重夫専務理事は「関空からの搭乗率は7割もある。どうして廃止になるのか」と納得がいかない様子だ。この2年、乗客は順調に増え続けてきたからだ。

■収益低いツアー

 廃止の大きな理由は客層にある。搭乗率が高くても、割引率の高いツアー客が多ければ収益力は低い。釧路のほか、関空路線が廃止される旭川、帯広、女満別空港はいずれもツアー客を集める力は強いが、観光以外の需要拡大は難しい。

 航空機で北海道を訪れる人のうち、関西地区からは14%。路線廃止が北海道の観光産業に悪影響を及ぼす懸念は強い。釧路空港に支店を置く土産物業者は「よく買ってくれたのは、一番遠い関西のお客さんだったのに」と肩を落とす。

 釧路空港ビルのテナント会会長の川島洋人さん(59)は「釧路―札幌便の航空券より、羽田―札幌便の方が安売りされる場合がある。これでは主要都市に人の流れが集中し、地方経済は疲弊する」と批判する。

■悪循環を懸念
 福島空港では1月末、伊丹、関空、那覇の3路線を運航していた日航が撤退した。年50万人の空港利用者のうち20万人が日航の乗客だった。空港ビルでは4店あった飲食店のうち2店が閉店、国内線ロビーの売店も2店から1店に減った。「このまま営業を続ければ共倒れになる」(ビル運営会社)との判断からだ。

 地元の要請を受け、4月以降は全日空が共同運航する伊丹線が1日3往復から5往復に増便される。しかし、定員は日航便に比べると4割程度の50人。「不便だから使わない、利用が少ないから減便され、さらに不便になる。悪循環が続けば空港がなくなる」(福島県関係者)。地元の嘆きは深い。

304千葉9区:2009/02/08(日) 17:49:07
海外路線、出張減が響く
 国内航空会社の業績は、2008年度上期までは順調だった。天井知らずの高騰が続いていた燃料費は悩みの種だったが、ビジネス需要が経営を支えていた。

 ところが08年秋に入り様相は一変した。米大手証券リーマン・ブラザーズが9月に破綻したのを境に世界的に景気が後退、内外の企業が一斉に海外出張を控え始めたからだ。09年3月期連結決算の業績予想は、日航、全日空とも税引き後赤字に転落する見通しとなった。

 両社は07年度に計37路線(うち廃止18路線)、08年度にも計48路線(同28路線)と路線縮小を続けてきた。航空燃料の高騰が原因で地方空港同士を結ぶ不採算路線が整理の中心だった。

 今回の見直しは、過去2年と比べ路線数こそ少ないものの、成田―ニューヨーク線(日航)など、「ドル箱路線」にも減便のメスが入れられた。欧米向け路線で使っている大型機を中型機に切り替えるなど、細かな効率化にも踏み込んだ。それほど現在の経営環境は危機的だ。

来年には99空港、経営は多難

 国内の空港数は現在97。国土面積1万平方キロ・メートル当たりの空港数は2・6で、米国(2・0)や中国(0・2)などより多い。

 1969年の国内空港数は56だった。その後、経済成長とともに伸びる航空需要に応じて、政府は全国に空港を整備してきた。87年には80、94年には90を数えた。今後も増える予定で、2009年中に静岡空港、10年に茨城空港が開港すると99になる。

 建設ラッシュの反面、見通し通りに旅客が集まらず赤字経営に陥る空港も多い。また、国内線旅客数9697万人(06年度)のうち6割超の6216万人が羽田便に集中しており、空港利用の偏りは解消されていない。

 10年に開港する茨城空港では、国内航空会社は採算が取れない懸念から就航に難色を示し、今年2月にようやく韓国アシアナ航空の乗り入れが決まった。景気が低迷する中、今後も前途多難な状況は続きそうだ。

 国土交通省は08年に空港法を改正し、空港政策の重点を「整備」から「運営」に移すという。新たな空港建設よりも既存空港の利用推進に力を入れるという方針だ。だが、約100か所の空港を全国に張り巡らした後での政策転換には遅すぎたとの批判もある。

(2009年2月8日 読売新聞)

306とはずがたり:2009/02/10(火) 00:01:24
こええなぁ。。

堺ヘリ墜落、社長ら4人書類送検…違法な体験操縦・軽飛行機でも
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090209-OYT1T00424.htm?from=main4

 堺市で2007年10月、「大阪航空」(大阪府八尾市)所属のヘリコプターが遊覧飛行中に線路上に墜落し、山本克彦・操縦士(当時40歳)と男性乗客(同44歳)が死亡した事故で、大阪府警捜査1課は9日、無資格の乗客に体験操縦をさせたことが事故につながったと断定、糸井俊之社長(70)ら同社の幹部3人と被疑者死亡のまま山本操縦士を業務上過失致死容疑で書類送検した。

 一方、事故当日に、墜落したケース以外でも、ヘリと軽飛行機で複数の無資格乗客に体験操縦をさせていたことが判明し、この計4人と同社を航空法違反(無資格教習)容疑でも書類送検した。

 発表によると、4人は共謀し、〈1〉07年10月27日午後、山本操縦士に操縦指導の教官資格がないにもかかわらず、男性乗客の操縦を認め、結果として操縦不能の事態を招き、ヘリを墜落させて乗客を死亡させた(業務上過失致死)〈2〉同日、山本操縦士と当時の運行部長だった岡原修・安全推進部長が教官資格がないにもかかわらず、ヘリと軽飛行機で計8回、無資格の乗客に操縦方法を指導した(航空法違反)――などの疑い。

 幹部3人は、いずれも両容疑について認めている。
(2009年2月9日14時45分 読売新聞)

堺ヘリ墜落の原因は乗客操作、過去にも無許可体験操縦
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090130-OYT1T00521.htm?from=nwla

 堺市で2007年10月、「大阪航空」(大阪府八尾市)所属のヘリコプターが南海電鉄の線路上に墜落し、操縦士と乗客の2人が死亡した事故で、運輸安全委員会は30日、無資格で飛行経験のない乗客が機長席で体験操縦していたことが原因とする調査報告書を正式に公表した。

 ヘリが後方から強い突風を受けた際に、乗客が操縦かんを急激に操作した結果、主回転翼が大きく下方にたわみ、機体尾部にあたって制御不能となり墜落したと推定している。

 報告書は、〈1〉大阪航空が事故以前にも、操縦への関心を深めてもらうために乗客を機長席に座らせ、必要な空港事務所への手続きなしに離着陸以外の操縦をさせていた〈2〉操縦指導の資格を持っていない機長が指導を行っていた――などと指摘。「社員に安全意識を徹底するための再教育を行う必要がある」とした。

 一方、事故との関係は不明としながらも、事故機の操縦士が「操縦不適合」の難病にかかっており、航空身体検査にあたる指定検査医が追加検査をせずに適合判定を出していた問題も指摘した。これを受けて国土交通省は同日、全国の約170人の指定検査医に対し、操縦不適合が疑われる場合には追加検査を行ったり、国の航空身体検査審査会にかけて判断を仰いだりするなど、厳密に判定するよう通知した。
(2009年1月30日13時11分 読売新聞)

307とはずがたり:2009/02/11(水) 14:20:00
茨城空港:アシアナ航空乗り入れ 開港時から、ソウルに1日1便 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/archive/news/2009/02/03/20090203ddlk08020278000c.html

 韓国航空大手のアシアナ航空は2日、茨城空港に10年3月の開港当初からソウル便(仁川国際空港)を1日1便往復就航させると発表した。また、開港数カ月後には、釜山に週3便程度就航させる計画があることを明らかにした。同空港に就航先が決まったのは初めて。【若井耕司】

 同航空の玄東実(ヒョンドンシル)日本地域本部長(専務)が同日、県庁で橋本昌知事と共に記者会見した。計画ではエアバス「A320」(座席141席)を就航させ、搭乗率の目標は75%、年間利用者は2万8000人を想定。観光客をメーンに据える。

 同社は、昨秋来のウォン安で、堅調だった韓国から日本への旅客数が08年11月で前年同期比46%減。日本からの利用者は増えたが、全体では減少傾向にあるという。玄本部長は、茨城空港の開港当初の利用者の65%を日本からと見込んでいる。

 同社は、東京を中心とする地域の需要について「日韓の往来は今後活発化する」と予測。同社は既に羽田2便、成田4便就航している。昨年の日韓航空協議で、10年に拡張される羽田空港の発着枠に1便の増便枠を確保したが、成田空港では増便を果たせなかった。「(これでは)十分な供給ができない」と茨城空港を必要としている理由を説明した。

 橋本知事は「どうプロモーションして客を確保するかに全力を挙げたい」と話した。また地元・小美玉市の島田穣一市長は「さらなる就航につながることを期待している」とのコメントを発表した。

 県は当初、国内線の就航を目指して誘致活動を続けてきたが難航している。また、マレーシアの格安航空会社、エア・アジアXに就航を要請しているが、同社は今のところ就航表明をしていない。
 ◇韓国第2位−−日本15都市へ、週157便を運航

 アシアナ航空は88年設立の韓国第2位の航空会社。昨年12月現在で、国際線は21カ国66都市に82路線を運航する。日本への乗り入れは15都市21路線で、週157便。韓国第2の都市である釜山へは福岡と関西国際空港から1日1便ずつ運航している。茨城空港への釜山線就航が正式に決まれば、東京近郊への乗り入れは初めてとなり、同社の玄本部長は「新たな需要が期待できる」と話す。

 アシアナ航空は、利用客減少に伴い、06年に米子(鳥取県)−ソウル間の定期便の運休を表明。これを受け、鳥取県は搭乗率70%を割った場合に赤字補てんする搭乗率保証などの緊急対策を実施し、これを回避した。鳥取県観光政策課によると、今年度は同線への赤字補てんはないが、アシアナへの補助金として空港ビル施設使用料の免除など7000万円を計上している。橋本知事は搭乗率保証を含むアシアナ支援策について「今後検討していく」と答えた。【八田浩輔】

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 ■解説
 ◇黒字化、知事が「景気頼み」では…

 アシアナ航空の玄本部長は会見で茨城空港に「今までとは違う魅力を感じる」と話した。東京に近いが空港駐車場は無料。マイカーで空港に来て、帰りは土産を車に積んで帰るという、このエリアでの新しい空港利用のパターンを思い描く。

 「茨城、栃木、群馬の北関東圏だけでなく、埼玉、東京の一部(の需要)も十分見込める」という。一方、韓国向けには首都圏の利用者を取り込むため、空港名に「トウキョウ」を加えるなど、「首都圏」を連想するものを希望する。

 玄本部長は「客がこの考えについてくれば大化けする」というが、同社が想定する搭乗率75%を達成できても年間利用者は2万8000人。県、国が当初、県民に示した国内線4路線の年間81万人にはほど遠い。

 景気後退が深刻なのを差し引いても、橋本知事は、県開発公社が運営する空港ターミナルビルの黒字化は「当面は厳しい」と早くも白旗を揚げ、一方で「(空港事業の)黒字化は(国の事業であり、県には)関係ない」と突き放したように言う。

 茨城の可能性を力説する玄本部長に対して、橋本知事は景気頼みの発言が目立った。茨城空港は、国内線の就航が現実的に望めない中、当初の計画から既に大きく後退してしまった。立て直しには、行政の垣根を越えた積極的な行動と方向付けが必要になる。【若井耕司】

毎日新聞 2009年2月3日 地方版

308千葉9区:2009/02/11(水) 17:52:56
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090211ddlk22020196000c.html
県:静岡−福岡便、搭乗率保証 70%下回った場合、JALに支払いへ /静岡
 県は10日、日本航空(JAL)の静岡−福岡便で搭乗率が70%を下回った場合、不足席数に1万5800円を掛けた運航支援金をJALに支払う方針を決めた。県の試算では、開港する6月から来年3月末までの平均搭乗率が1%下回ると約3800万円支払うことになる。

 他社、他路線には適用しない。県空港利用促進室は、福岡便のみを支援する理由について、便数が1日3便と1日1便の他路線より便数が多いことや、新幹線と競合する路線であることを挙げている。

 開港から半年後の11月末をめどに、実績に応じて条件などを見直す。10年度以降もJALと協議の上、必要と認めれば継続する。

 現在、搭乗率保証をしているのは能登空港(石川県)の全日空(ANA)羽田便のみ。過去には、米子空港(鳥取県)が韓国・アシアナ航空のソウル便に、山形空港がJAS(当時)の羽田便で実施した例があるという。

 県は、07年10月にJALが福岡、札幌便就航を表明した時に「総合的な運航支援」をすることを表明。JAL福岡便が静岡空港に夜間駐機することに対しても、客室乗務員などの宿泊費の一部補助を決めている。【松久英子】

毎日新聞 2009年2月11日 地方版

309千葉9区:2009/02/11(水) 21:37:34
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20090211-OYS1T00283.htm
福岡空港問題、山崎・前副総裁が新設支持「白紙に」
 福岡空港の過密化対策を巡り、海上空港の新設案を支持してきた自民党の山崎拓・前副総裁は10日、「福岡市民の声は(現空港の滑走路)増設案に大きく傾いている。その声を尊重すべきだ」との認識を示し、新設支持の立場について「白紙に戻す」と語った。福岡空港の将来像について、福岡市を地盤とする県議、市議計10人と同市内で意見を交わした後、報道陣の取材に応じた。

 山崎氏によると、10人の半数以上が新設案を支持した。一方、各議員の支持者らは〈1〉現空港のままだと交通の便の良さが維持できる〈2〉新設案よりも事業費が安い――との理由から多くが増設案を推していると、各議員から報告があったという。新設、増設の両案について、麻生知事は3月末までにどちらかを選んで表明する。山崎氏は「知事は県議会や(福岡)市長の意向をよく受け止められた方がいい」とも述べた。

(2009年2月11日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090210-OYT8T01174.htm
福岡空港、滑走路増設案に賛成多数・・・福岡市議が住民意識調査
 福岡空港の過密化対策を巡り、福岡市議会の保守系会派「みらい福岡」に所属する市議3人が10日、同市博多区と西区で実施した住民意識調査の結果を発表した。博多区で2人がそれぞれ実施した調査では、現空港の滑走路を増設する案への賛成が回答者の74%と73・2%、西区では64・5%を占め、いずれも海上空港を新設する案を大きく上回った。

 調査したのは、博多区選出の鬼塚敏満氏と石川浩二朗氏、西区の笠康雄氏。昨年10〜11月に実施し、鬼塚氏が博多区東部を中心に成人男女約400人、石川氏が同区南部で約100人、笠氏が西区で約830人から回答を得た。

 博多区では、滑走路増設案と新空港建設案の二者択一で聞いた結果、東部中心の調査で増設案が73・2%、新空港案が22・9%となり、南部では増設案が74%、新空港案が18・8%だった。

 西区は「現状のまま」も選択肢に加えて調査したところ、増設案が64・5%、新空港案が16・5%、現状案が14・8%だった。

 増設案への賛成理由は、現空港が市中心部から近く、交通の便が良いことを挙げた人が最も多く、いずれの調査でも約9割に上った。

 3市議はこの日、市に調査結果の報告書を提出し、国、県とともに過密化対策を決める検討材料にするよう要請した。3市議は「国県市は、市民の意見を重要視して、最終的な判断をしてほしい」と話した。

(2009年2月11日 読売新聞)

310千葉9区:2009/02/12(木) 19:08:34
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090212ddlk22010080000c.html
静岡空港:立ち木問題 初の直接協議、物別れ 地権者が知事に辞職要求 /静岡
 静岡空港西側の立ち木問題で、石川嘉延知事は11日、県庁で地権者の大井寿生さん(49)と面会し、この問題について初の直接協議を行った。大井さんは「立ち木などを除去する条件は知事が辞職すること」とする申し入れ書を手渡したが、面会後に知事は辞任する考えがないことを強調しており、協議は物別れに終わった格好だ。

 大井さんらによると、協議には石川知事と大井さんら計5人が出席。約1時間、県の測量ミスにより立ち木などが残った経緯などについて双方が考え方を主張した。最後に大井さんが「知事が職を辞することで責任を明確に示した場合に限り、支障物件を速やかに除去する」とする申し入れ書を知事に手渡し、石川知事は「即答はできないから、よく考える」と述べた。

 面会後、取材に応じた石川知事は「大井さんの考えが明らかにされ、会っただけ価値はあったが、今後協議を重ねて解決に向かうというのは、簡単にはいかない印象だ」と述べた。その上で、ボーナス返上などで既に責任は取ったとの認識を示した。「これ以上、自ら処分を課す必要がないということか」という問いに対し、石川知事は「当然です」と辞職する意思がないことを強調した。【浜中慎哉】

毎日新聞 2009年2月12日 地方版

311千葉9区:2009/02/12(木) 19:33:54
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/146557.html
再開打診を拒否 新千歳空港・地域協議会 住民組織、道への不満再燃(02/12 07:31)
 【苫小牧】新千歳空港の滑走路延長計画をめぐり、道、苫小牧市、住民でつくる地域協議会の十八日再開を道が打診したことに対し、航路下三地区のうち植苗地区の住民でつくるエアカーゴ対策委員会は十一日、開催を拒否することを決めた。残る沼ノ端、勇払の住民も植苗地区に同調するとみられ、再開は事実上困難となった。

 道は十八日の協議会で高橋はるみ知事が一連の対応について陳謝し、住民と関係を修復したい意向だった。

 同委員会の住民代表十六人が十一日、対応を協議したが「いまさら謝罪は必要ない」「地域振興策も示すべきだ」とする開催慎重論が大勢を占めた。二〇〇五年に住民側が知事来訪と説明を求めたが、道側が応じなかったことへの不満が再燃した形だ。

 新千歳空港の滑走路延長をめぐっては、苫小牧側への第二ターミナルビル建設を条件に道と住民がいったん合意したが、道が一方的に建設を撤回したため〇三年に住民側が合意を白紙撤回。両者の関係がこじれている。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/146156.html
新千歳空港 地域協18日にも再開 知事陳謝で関係修復図る(02/10 08:11)
 【苫小牧】新千歳空港の滑走路延長計画をめぐって道と航路下の苫小牧市住民との関係がこじれている問題で、道と苫小牧市、地元住民による地域協議会が十八日にも再開される見通しとなった。二〇一〇年十月に迫る羽田空港の新滑走路完成を視野に、新千歳空港の深夜・早朝発着枠の拡大を目指す道が、高橋はるみ知事の陳謝も含め、住民との関係修復に乗り出し、住民側も基本的にテーブルにつく構えを示しているためだ。

 道と苫小牧市は一月三十日に航路下の三地区(植苗、勇払、沼ノ端)の住民に対し、協議会の開催を申し入れた。席上、道側は高橋知事が協議会に出席して一連の経緯を陳謝する可能性を示唆するなど、実質的な協議再開に強い意欲を示した。

 道は一年八カ月後に迫る羽田空港の新滑走路完成に伴う発着枠の拡大をにらみ、新千歳空港の深夜・早朝発着枠の拡大が不可欠と判断。このため、地域住民と関係を正常化させ、知事の二期目の宿願でもある新千歳空港の二十四時間運用に一定の道筋をつけたい考えだ。

 この問題では、道、市、航路下の住民代表でつくる地域協議会が〇一年、現行三千メートルの滑走路を五百メートル延長することで基本合意。その後、道が合意条件の一つだった苫小牧市域への空港第二ターミナルビルの建設を一方的に撤回したため、反発した住民側が〇三年に合意を白紙撤回して協議が中断した。

 〇七年二月に三年半ぶりに再開、昨年も北海道洞爺湖サミットで来道する各国政府専用機の夜間発着などを説明する協議会が開かれたが、滑走路延長や深夜・早朝枠拡大の問題で進展はなかった。

 今回の道側の協議再開提案について、住民側は知事が陳謝することなどを前提に、受け入れる方向で検討している。ただ、「主眼は深夜・早朝の発着枠拡大に向けた地ならしだと思うが、まだわだかまりはある」との声もあり、道の思惑通りに協議が進むかは不透明だ。

312千葉9区:2009/02/12(木) 21:49:52
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=39788
日本・オランダ航空協議、成田増便と羽田就航で合意−羽田は貨物便か
[掲載日:2009/02/10]
 日本とオランダの航空当局間協議が2月4日から6日にかけて開催され、成田空港の増便と羽田空港への就航に合意した。成田の増便は週5便までで、第2滑走路の北進が完了する予定の2010年3月以降に実現する。オランダ側企業は、週5便のうち週4便を他の企業とのコードシェアでの運航に限定した。日本側企業も週5便までの増便の権益を確保したが、コードシェアの制約はない。

 一方、羽田の就航は2010年10月に予定される第4滑走路の供用開始後のことで、両国の航空会社がそれぞれ週7便まで運航できるようにした。国交省国際航空課によると、羽田空港の滑走路の長さが短いため、旅客便の就航の可能性は少ない。中間地点を経由して貨物便を就航する可能性が考えられるという。

http://haneda.keizai.biz/headline/243/
羽田〜アムステルダムに定期便−再拡張後3つ目の欧州路線
 国土交通省は2月9日、日本とオランダの航空協議が合意し、再拡張事業が完了する2010年10月以降の羽田空港の国際線拡充枠において、羽田〜アムステルダム間の旅客または貨物の定期直行便を運航可能にすると発表した。

 同空港の第4滑走路(D滑走路)供用開始後の深夜早朝時間帯(22時〜翌7時)に、両国の航空会社がそれぞれ週7便まで運航できる。欧州路線ではパリとロンドンに続く3つ目。

 同空港は現在、新滑走路・新管制塔・新国際線旅客ターミナルビルなどの建設工事を進めており、同年同月に供用開始を予定する。同省はそれに伴い増大する発着枠の一部を国際線に割り当てる方針。既に各国との航空協議を進めておりこれまでに、昼間時間帯では韓国と、深夜早朝時間帯では韓国・マレーシア・シンガポール・フランス・イギリス・タイと合意している。

 オランダとの合意では、成田空港線においても両国の航空会社それぞれが週5便まで増便することを認めた。同空港の第2滑走路北伸工事が完了する2010年3月以降が条件。2008年冬期スケジュールでは、日本とオランダの間には両国の航空会社2社が旅客便と貨物便を週合計35便運航する。旅客の年間輸送実績は55万人(2007年度)。

313とはずがたり:2009/02/13(金) 14:30:39
熊本空港は九州新幹線の全通で熊本〜関西の客は大きくそちらへ流れるのでその心づもりが必要やね。
肥後大津迄電化されて小倉行きの有明が運転されてるけど新幹線後は直通も無くなるであろうし空港アクセスで活性化してはどうか?

熊本−ソウル線、円高で利用客増 路線は維持か
2009年02月06日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090206005.shtml

 円高ウォン安で韓国旅行が割安となる中、韓国アシアナ航空が運航する熊本−ソウル線の日本人利用客が増え始めている。ことし一月は、同月としては二〇〇三年の就航以来最高となる千六百九十一人を記録。ウォン安による韓国人客の激減で、昨年末はアシアナ側が運休も視野に県などに支援策を要請していたが、当面維持される可能性が強まった。

 同路線は月、木、土の週三往復。〇四年度以降の利用者は、年間約三万五千〜五万二千人(搭乗率63〜68%)で推移している。日本人客は約四割で、「韓国人が支えている路線」(同社)だった。

 しかし、昨年夏以降のウォン下落で外国人客は急減。一方、日本人客は前年を上回る月が出始め、ことし一月は日本人客が約六割と逆転、搭乗率は64%だった。二、三月も一月と同程度の利用者数を見込んでいる。

 県などはアシアナ側からの要請に応え、これまで十人以上だった助成金(一人五千円)の支給基準を、一月から三人以上に引き下げた。円高の“追い風”を受け、支援策が奏功した形。今後も「東アジアとの交流窓口として重要」(蒲島郁夫知事)として、修学旅行利用などで一層の増客を図る方針だ。

 同社熊本支店の朴淵求[パクヨング]支店長は、同路線の今後について「採算ラインの搭乗率70%には届いていないが、春以降は韓国人のゴルフ客なども増える見込み。日本人客がこのままなら(路線維持は)問題ない」との見通しを示す。

 その上で「福岡に流れている熊本県民の利用が増えれば、当然会社は週五便、七便化を検討する」と利用を促している。(並松昭光)

314とはずがたり:2009/02/13(金) 18:13:32
アメリカもええかげん新幹線による交通体系の整備を求む。

米国で旅客機が民家に墜落、炎上 48人全員死亡か
02/13 15:48
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/international/2009021301000477.htm

 【ニューヨーク13日共同】米CNNテレビによると、コンチネンタル航空の米東部ニュージャージー州ニューアーク発ニューヨーク州バファロー行き旅客機が12日午後10時(日本時間13日正午)すぎ、バファロー近郊の民家に墜落、炎上した。
 CNNは米連邦航空局(FAA)の情報として、旅客機には乗客乗員48人が乗っていたと伝えた。AP通信は、乗客乗員全員が死亡したと報じた。民家に人がいたかどうかなどは不明。
 在ニューヨーク日本総領事館は、日本人が乗っていたかどうかを含め情報の確認を進めている。
 旅客機の49人が死亡、民家の2人が病院に運ばれたとの情報もある。
 CNNは猛火と白煙を上げて炎上する住宅街の映像を伝えた。
 ニューヨーク州では先月、エンジンに鳥を吸い込んだ旅客機がハドソン川に不時着したばかり。
 バファローはニューヨーク州西部でエリー湖の東岸にある州で第2の都市。

315千葉9区:2009/02/14(土) 15:51:32
>>314
http://www.asahi.com/international/update/0214/TKY200902130388.html
ボンバル同型機、国内に25機 07年、高知で胴体着陸
2009年2月14日3時7分
 米ニューヨーク州で墜落したボンバルディア社製の旅客機は、高知空港で07年3月に胴体着陸した全日空グループの機体と同型で、日本国内には全日空と日本航空の両グループで計25機を保有する。両社は「原因がわかるまでは、対策のとりようがない」としながら、米航空当局やボンバルディア社などからの情報収集にあたった。

 大阪(伊丹)―高知などの地方路線で使用している全日空グループの整備関係者は、「高知の事故後、検査態勢を強化して安全な運航を維持できている。これまで通りしっかり整備していく」と話した。一方、「航空需要が冷え込んでいるだけに、今回の事故でボンバル機へのイメージが悪くなって、利用を控える動きにつながらなければいいが」と心配する社員もいた。

 ボンバル機をめぐっては、高知の事故後も脚部の不具合で出発空港に引き返すなどのトラブルが多発。欧州でも着陸脚が出なかったり折れたりするトラブルが続き、使用を一時停止する会社もあった。

 墜落したのと同型機が、日本国内で不具合を原因に行き先の変更や出発地への引き返しをした回数は、06年度30件、07年度31件に対し、08年度は13日までに19件。国土交通省の担当者は「トラブルはやや落ち着きつつある」とみていた。国内航空各社は、点検頻度を高めたり、メーカーが部品の改善に取り組んだりしている。

 高知の事故では、国交省航空・鉄道事故調査委員会(当時)が報告書で、ボンバル社がボルトをつけ忘れたことが原因である可能性を指摘。品質管理に問題があるとして、カナダ当局に同社を指導するよう勧告も出している。(佐々木学、松村北斗)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090213-OHT1T00297.htm
米機墜落!乗客に9・11犠牲者の妻 米東部ニュージャージー州ニューアークを出発したコンチネンタル航空3407便が12日午後10時20分(日本時間13日午後零時20分)ごろ、目的地のニューヨーク州バファロー近郊の住宅街に墜落した。乗員乗客49人全員と地上にいた住民1人の計50人が死亡した。犠牲者の中には2001年9月の米同時多発テロ事件で夫を亡くした女性も含まれていた。事故機に日本人が搭乗していたとの情報はない。

 「ハドソン川の奇跡」でわいたニューヨークに2度目の奇跡は訪れなかった。

 ニュージャージー州ニューアーク空港からニューヨーク(NY)州バファロー・ナイアガラ国際空港へ向かっていた双発プロペラのボンバルディア機が深夜、バファロー空港の手前約11キロにあるの住宅街「クラレンスセンター」に墜落。乗客44人と非番の1人を含む乗員5人、さらに地上の民家にいて巻き込まれた1人の計50人が死亡した。

 犠牲者の中には2001年9月のNYで起きた米同時多発テロ事件の遺族も含まれていた。

 現地紙によれば、事故機に搭乗していたのはビバリー・エッカートさんで、「9・11」で亡くなったショーン・ルーニーさんの夫人。夫の58回目の誕生日を記念し、夫の出身地のバファローに向かう途中に事故に遭遇した。現地の高校で夫の死をきっかけに設立した奨学金の関連式典に出席する予定だった。

 夫婦ともども飛行機事故で命を落とすという悲劇に、エッカートさんの遺族は「彼女は天国で夫と再会できた」と話しているという。

 事故当時は雪と霧などで視界が悪かった。墜落後、機体や住宅は猛火に包まれ、12世帯が避難した。専門家の間では機体への着氷が事故原因との見方も出ている。

 今回の事故機、ボンバルディアDHC8―Q400は、過去に国内外でトラブルが多数報告されるなど「いわくつき」の機体だった。オバマ米大統領は13日、声明を発表し「痛ましい事故に接し、ミシェル(夫人)とわたしは深い悲しみに包まれている」と犠牲者の遺族に哀悼の意を表した。

 ◆ボンバルディア ボーイング、エアバスに次ぐ世界3位の航空機メーカーで、カナダのモントリオールに本社を置く。双発プロペラ旅客機DHC8―Q400や小型ジェット機CRJシリーズを生産し、DHC8―Q400はジェット機並みのスピードと燃費の良さが売りだが、07年9月にドイツ・ミュンヘン空港で胴体着陸したほか、デンマークでは着陸の際、主脚が折れ曲がり滑走路を逸脱する事故があった。また、日本国内でも07年3月13日に高知空港で前輪が出なくなり胴体着陸、機首が破損する事故があるなど、トラブルが続発している。

(2009年2月14日06時02分 スポーツ報知)

316千葉9区:2009/02/14(土) 15:54:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090214/lcl0902141234002-n1.htm
利用者減、収支悪化… 神戸空港「視界不良」 (1/4ページ)
2009.2.14 12:29

 神戸空港(神戸市中央区)は16日で開港から3年を迎える。関西の新しい空の窓口として定着した一方で、年間搭乗者数や管理収支の黒字額は開港時の見込みを割り込む状態が続く。平成21年度からは空港島造成のために発行した1982億円の市債償還が本格化するが、返済に充てるための土地売却がほとんど進んでいないなど、当初の計画のほころびが目立ち始めている。4年目以降の“飛行計画”は見直しを迫られそうだ。

利用者数伸びず

 神戸空港は18年2月、神戸と全国7都市を結ぶ地方空港として開港した。年間319万人の需要予測に対し、1年目の利用者数は約270万人。2年目は約297万人に増加したが、3年目は約268万人と減少に転じた。人気の羽田線を運行するスカイマーク(SKY)でパイロット不足による減便や運休が相次いだことが響き、神戸市の担当者は「想定外の数字」と肩を落とす。

 航空各社の不採算路線見直しにより、地方便の撤退も相次ぐ。1月末には、20年4月〜21年1月の平均搭乗率が49.4%だった鹿児島便(日本航空)が撤退。3月末には、同35.9%の仙台便(全日空)の撤退も決まっており、市は「利用者のニーズに応えられなくなる」と危機感を強める。

 SKYが新たな地方路線を開設する方針を打ち出すなど明るい話題もあるが、22年度で403万人を目指す需要予測の達成には暗雲が立ちこめる。

借金返済

 経営状況も悪化の一途だ。着陸料などの収入から管理費などを引いた管理収支の黒字額は、初年度こそ開港当初の試算を上回ったが、2年目以降は原油高などによる減便や機体の小型化で着陸料が伸び悩み、試算を大きく割り込んだ。市は20年度の収支を、当初予算の段階で試算の約9分の1(約4600万円)に修正。最終的な収支について神戸市の矢田立郎市長は「まだ2月だが、苦しい状態であることは間違いない」との見方を示している。

 追い打ちをかけるように、21年度から空港島の建設で借り入れた1982億円の市債の償還が始まる。11〜16年度に発行した市債をそれぞれ10年後に返済する取り決めで、26年度まで毎年205億〜650億円を返済する計画だ。

 市は財源について、空港島の土地を売却して充てる計画だったが、これまでの売却額は空港施設用地の土地代金を含めて545億円。うち、民間向けの約80ヘクタールで売却・賃貸契約できたのは6%に当たる約4.9ヘクタールで、売却額は45億円にとどまる。

 市は土地代を値下げしたり、土地の用途制限を変更するよう国に働きかける方針を打ち出すなど誘致に躍起だが、見通しの甘さの指摘に加え、「今の経済情勢で売り切れるのか」との声も広がっている。


3空港問題

 現状を打破する鍵を握るのが、関西空港、大阪(伊丹)空港との「関西3空港」の連携だ。昨年2月に大阪府の橋下徹知事が就任し、3空港問題の議論が活発化するなか、矢田市長は「関西を国際空港、伊丹をハブ空港、神戸を地方空港」とする役割分担と、関西国際空港会社(村山敦社長)を中心とした一体運営を一貫して主張している。

 背景には、神戸空港の「足かせ」ともいえる便数(1日30便)や運用時間(午前7時〜午後10時)の管制上の規制があり、これらの制限が路線配置や利便性の高いダイヤの実現を難しくしている現状がある。一体運営となれば、3空港全体で需要に応じた路線を配置することができるようになるため、現在よりも飛躍的に自由度は高まり、利益の追求にもつながるとの考えだ。

 実現には壁も多く「まだ白紙の状態」(神戸市みなと総局)だが、議論の行く末が神戸空港の未来を大きく左右する。

 「ニーズはある」。矢田市長は現段階で約135万人の開きがある5年目以降の需要予測の見直しを否定した。神戸空港は、当初の計画どおりのまま予定の“目的地”にたどり着けるのか。市の手腕が試される。

317千葉9区:2009/02/14(土) 15:54:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20090213-OYT8T01170.htm
4年目の課題 神戸空港<上> 路線減 観光客利用に打撃

 神戸空港が16日、開港3周年を迎える。利用者数は3年連続で市の需要予測(319万人)を下回り、相次ぐ地方路線の撤廃で空港を利用する観光客も減少気味だ。建設時の借金の返済に充てる予定の空港島内の土地(83ヘクタール)は3ヘクタールしか売れず、100年に一度と言われる不況も追い打ちをかける。神戸空港の課題を探る。

   ◎   ◎

 「有馬温泉に旧居留地。見所はたくさんありますよ」。7日、札幌市の「さっぽろ雪まつり」会場。雪像が並ぶ大通公園で、黒のスーツに身を包んだ神戸市の親善大使「スマイル神戸」の女性がモロゾフのチョコレートを配りながら、神戸の見所をPRした。

 観光客誘致を目的にした神戸市のキャンペーン。訪れる先は北海道から九州まで、年間10か所に上る。街角の催しとともに、欠かせないのが現地の旅行社への営業だ。ただ、神戸と地方を結ぶ便数は少なく、神戸空港を利用したツアーは思うようにまとまらない。

 「東北から見れば、神戸は大阪、京都とセット」。仙台市にある大手旅行社・日本旅行の企画担当者はいう。「伊丹の方が路線に厚みがある。1日1往復の神戸は使いにくいんです」

 神戸に空港が開港した2006年、市内を訪れた観光客は、前年比約190万人増の約2920万人と過去2番目の数字を記録し、「空港効果」と呼ばれた。しかし、翌年に約2840万人に減ると、歩調を合わせるように、飛行機を利用する観光客の割合も、06年の3・6%から07年は2・1%に下がった。

 「地方路線が厳しいですね」。07年に仙台便、熊本便を廃止した日本航空。昨年夏、羽田空港に近い本社で、神戸市みなと総局の空港・誘致担当・香川賢次参事は、担当者の一言に反応した。頭をよぎったのは、搭乗率50%前後の鹿児島便。急いで、県や鹿児島県、鹿児島市と共に存続を要望したが、半月後には廃止が決まった。

 航空会社はかつて、東京発着便で利益を上げ、地方路線を下支えしていた。今、不採算路線の見直しは、驚くほど早く進む。観光がメーンの地方路線が骨抜きになりつつある一方で、勢いづくのが新幹線だ。

 新神戸駅に停車する「のぞみ」の増便などで新幹線で観光に訪れる人の割合は06年の9・3%から07年は12・4%に増えた。4月からはJRグループ6社と県がタイアップした大型観光客誘致企画「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」も始まる。

 神戸夙川学院大の田辺文彦教授(観光政策論)は言う。「地方空港はどこも厳しい。生き残るためには、より幅広い店舗で使えるクーポン券を利用者に渡すなど、地元が一体になって支えるしかない。もう尻に火がついているんです」(羽尻拓史)

(2009年2月14日 読売新聞)

318千葉9区:2009/02/14(土) 15:55:55
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20090214/CK2009021402000022.html
中部空港との海上航路事業を凍結 伊勢市長が表明
2009年2月14日

 予定事業者の運航断念で宙に浮いていた伊勢市と中部国際空港との海上航路整備事業について、森下隆生市長は13日の市議会産業建設委員協議会で、就航の凍結を表明した。運航に関心を示した事業者と条件面で折り合いがつかず、好転の見通しが立たない経済環境の中で実現は困難と判断した。

 新事業者は原油価格の下落などにより、行政負担の額を引き下げる運航計画の修正案を提示。だが、負担分となる用船契約料は、仮に途中で運航を中止しても市側に支払いを求めるもので、交渉がまとまらなかった。

 森下市長は今月6日に開いた有識者らによる検討委での意見を紹介した上で、「昨今の社会情勢の中ではリスクも大きく航路開通は非常に難しい。情勢が安定するまで凍結したい」と説明。合併特例債を含む約6億5000万円で建設した旅客ターミナル施設については「出来上がった施設を有効に使うことが大事」と存続を強調した。

 施設の浮桟橋に製造時期が不明な中古台船が使われた問題では「事務処理に不備があった」と謝罪。同市議会は近く全員協議会を開き、事業全般の責任などを追及する見通し。

 (久下悠一郎)

319千葉9区:2009/02/14(土) 15:57:54
>>312とか
>現在の良好な中台関係から、中国が反発する可能性は低いとみられている。
http://www.asahi.com/business/update/0213/TKY200902130368.html
羽田―台北、定期チャーター便開設へ
2009年2月14日3時4分

 【台北=野嶋剛】台湾の航空当局は、羽田空港の拡張工事が終わる10年10月をめどに羽田―台北・松山空港間の定期チャーター便を開設する方針を固めた。実現すれば羽田発着のアジア向け定期チャーター便はソウル、上海、香港に次ぐ4路線目になる。

 来週東京で行う日台航空当局の非公式会合で詰めの協議を行う。日本航空と全日空、台湾側の中華航空とエバー航空が参入する見通しで、各社1日1往復ずつを軸に調整を進める。

 現在、成田と台湾・桃園国際空港との間では週に100便前後が往来する。桃園国際空港から台北市内までは車で1時間〜1時間半かかるが、松山空港なら10分程度の近さだ。台湾側では「ドル箱路線になるのは確実」(台湾の航空会社)と期待されている。

 台湾の馬英九(マー・インチウ)総統は08年の総統選公約に羽田―松山便の実現を掲げ、就任後も強力に日本に働きかけた経緯がある。現在の良好な中台関係から、中国が反発する可能性は低いとみられている。

320千葉9区:2009/02/14(土) 15:59:30
>>70>>155>>205>>228>>235-236
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090214-OYS1T00222.htm
米海兵隊岩国基地、2012年度に民間空港再開へ
 山口県岩国市の米海兵隊岩国基地の民間空港再開(軍民共用化)について、国は事業主体となって2012年度に実現させる方針を固めた。週明けにも正式発表する。すでに全日空が羽田との間の定期便就航を表明しており、青森県の三沢飛行場に続いて国内2例目の軍民共用化空港となる。

 岩国基地は1952〜64年に民間空港としても使われていた。地元は経済活性化のために、国に再開を要望し、日米両政府は05年、1日4往復の民間機就航で合意。翌年の在日米軍再編の最終報告にも盛り込まれ、閣議決定された。

 だが、民間空港再開には、約110億円の施設整備費が見込まれており、どこが事業主体になるかが懸案だった。県と市は三沢飛行場と同様に、国が事業主体となるように要望していた。

 河村官房長官は1月下旬の記者会見で「(岩国基地の)民間空港の問題はほぼ調整が済んでいると思う。国土交通省側は(事業主体になる)準備ができるところまで来ている」と話していた。

(2009年2月14日 読売新聞)

321千葉9区:2009/02/14(土) 16:00:03
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei090214_1.htm?from=nwlb
中部空港 開港から4年 「試練」の低空飛行
貨物落ち込み深刻


 


 17日に開港して丸4年を迎える中部国際空港(愛知県常滑市)が苦境に陥っている。世界経済の失速に伴う航空需要の激減で2009年3月期連結決算は初の経常赤字に転落する見通しだ。旅客、貨物ともに減少に歯止めがかかる兆しはなく、5年目は「試練の年」(稲葉良■(ミ)社長)になりそうだ。

(野矢充)

 中部空港の08年の旅客数(国内・国際線合計)は、前年比5%減の1123万人と低迷。昨年3月から前年実績を下回り、12月は国際線(前年同月比12%減)、国内線(同10%減)ともに不振が際だった。

 企業の好不況を映し出す国際貨物はより深刻だ。08年の貨物取扱量は前年比33%減で、成田国際空港(7%減)、関西国際空港(1%減)に比べても落ち込み方は大きい。中部地域の製造業の輸出・生産減が響いて12月の取扱量は前年同月比60%減と不振を極めた。

 「考え得る対策はすべて打っている」。トヨタ自動車副社長から空港会社に転じた稲葉社長は危機感を募らせる。

 建設段階からコスト削減を徹底して進めてきた中部空港は、開港初年度から黒字を確保。昨秋以降は、貨物需要を喚起するため貨物専用機の増便などに対して着陸料を割り引く緊急対策を打ってきた。しかし、「誰も推測していなかった」(廣地義範専務)ほどの経営環境の悪化には「トヨタ流」の経営手法もなすすべがないのが実態だ。

 国際空港としての存在意義を維持するため経営陣は、「長距離路線の死守」(稲葉社長)を掲げるが、現実は厳しい。

 空港経営を支えてきたトヨタグループには、航空貨物の中部空港利用率を現在の5〜6割から8割程度に引き上げることを要請し、実現のメドがついた。今後は空港幹部が主要企業を個別訪問して長距離路線でのビジネスクラスの利用を促したり、海外の旅行会社を招待して中部観光の魅力をアピールしたりするなど営業を強化する。また、路線や便数で勝る成田空港に対抗するため、企業のニーズを分析しながら利便性を高める具体策も検討する。

 ただ、自動車業界などの業績悪化で需要回復のメドは立たない。ドバイ便が3月末で廃止になるなど航空会社の撤退も相次いでいる。「この状態があと半年も続けば長距離路線は全滅しかねない」(稲葉社長)中で危機打開の糸口は見いだせていない。

■=目に見

(2009年2月14日 読売新聞)

322千葉9区:2009/02/14(土) 16:30:37
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000902130004
3月28日最後に運休 鹿児島−香港定期便
2009年02月14日

 県は13日、香港エクスプレス航空が3月28日を最後に、鹿児島―香港の定期便を運休すると発表した。景気低迷で利用客が減ったことが主な原因という。
 同社によると、世界同時不況による円高の影響で、香港から日本への観光客が激減。福岡や関西に運航しているほかの航空会社が運賃を値下げした影響もあり、経営状態は悪化した。路線再編の結果、鹿児島便の運休が決まったという。同社の担当者は「この不況がいつまで続くか分からないが、早期の運航再開をめざしたい」と話している。
 県は今月から鹿児島空港発着の国際便利用客を対象に旅行費用の一部助成や、ホテル・ゴルフ場などの料金割引などのサービスをする「インバウンド対策事業」を始めたばかり。「路線の維持・確保が事業の目的なので残念」と県観光課の担当者は話す。
 伊藤祐一郎知事は「香港との交流促進や県産品の輸出促進に取り組みながら、景気回復の動きをにらみつつ、早期の路線再開をめざしてまいりたい」との談話を出した。
 同社の鹿児島―香港線は昨年4月28日に就航。当初、週3便だったが、9月1日から週2便に減り、昨年の利用率は51・4%だった。

323千葉9区:2009/02/16(月) 21:30:23
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200902150022.html
関西3空港、旅客数が過去最低 2空港時代を下回る
2009年2月16日
 16日に開港3年を迎える神戸空港など関西3空港の08年の旅客数が計約3405万人にとどまり、過去最低になったことが国土交通省の調査でわかった。関西、大阪(伊丹)の2空港時代の旅客数を初めて下回った。神戸空港は関西地方の航空需要を掘り起こす効果を期待されたが、景気低迷による航空各社の減便や外国人客の減少を受け、3空港の総旅客数は減り続けている。

 神戸空港が開港した06年は3空港で計約3578万人が利用し、前年の2空港時代より約55万人増えた。しかし、翌07年には減少に転じ、08年は3空港すべてで旅客数が前年を約9〜4%下回った。このため、2空港時代の05年より約118万人も下回った。

 関西空港の08年の旅客は約1571万人で、前年に比べて約70万人(約4%)減。円高が進むにつれて国際線を利用する外国人客が減り、国内線でも減便が相次いだ。日本航空と全日本空輸が不採算路線の廃止・減便を進める4月以降、国内線の乗り入れが11都市に減り、ピーク時の96年(34都市)の3分の1に落ち込む。

 大阪空港の08年の旅客数は約1563万人で、05年から約332万人(約17%)減った。減少率は3空港の中で突出している。05年度から大型機の就航が制限され、札幌や那覇などへの長距離路線が関西空港に移されたためだ。

 神戸空港の08年の旅客数は約271万人で前年より約26万人(約9%)減。開港以来、3年連続で需要予測(319万人)を下回った。ドル箱の羽田線を運航するスカイマークが1日7便を5便に減らしたことなどが響いた。(榊原謙)

324千葉9区:2009/02/16(月) 21:58:03
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090216-OYT1T00803.htm
ANAサーチャージ大幅値下げ、欧米線は3500円に
 全日本空輸は16日、燃料費の値上がりに応じて国際航空運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(サーチャージ)の4〜6月分の改定料金を発表した。

 料金水準を変更し、現行より8〜9割安くする。

 欧米線では現行の片道2万2000円から3500円に、ハワイ線は1万4500円から2000円に、アジア方面では香港・台湾・中国線が6000円から500円に、韓国線が2500円から200円へ値下げする。日本航空も同様に値下げする方針を固めている。

 基準となる昨年11月〜今年1月分の航空燃料価格の平均は1バレル=64・22ドルまで下がった。全日空が昨年8月に定めたサーチャージ料金表に基づけば、今回の改定額は欧米線が5000円、ハワイ線は3000円となるはずだった。今後、2〜4月分の平均燃料価格が60ドルを切ればサーチャージは廃止される。

(2009年2月16日18時41分 読売新聞)

325千葉9区:2009/02/16(月) 21:58:36
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20090210tb01.htm?from=nwla
日航、サーチャージ8割値下げ
全日空も検討
 燃料費の値上がりに応じて国際航空運賃に上乗せされている燃油特別付加運賃(サーチャージ)について、日本航空は4月以降、欧米線などについて、現行料金から8割超、値下げする方針を固めた。

 観光を中心とした需要回復が狙いで、全日本空輸も同様の値下げを検討している。

 欧米線は現行の片道2万2000円から3500円(84%引き)に、ハワイ線は1万4500円から2000円(86%引き)に、それぞれ値下げする。例えば家族4人で米国に往復旅行した場合のサーチャージは、17万6000円から、2万8000円に下がる。

 4月改定分の基準となる、昨年11月〜今年1月分の航空燃料価格の平均が、1バレル=約116ドルから約65ドルに下がった。両社のサーチャージ料金表に機械的に当てはめると、欧米線は5000円、ハワイ線は3000円に下がるはずだが、値下げ幅を拡大して需要喚起を図ることにした。

 また、サーチャージが安くなる4月までの航空券の買い控えを防ぐため、両社は3月末までの購入分については、割引した航空券を売り出している。

(2009年2月10日 読売新聞)

326千葉9区:2009/02/16(月) 23:02:59
http://mainichi.jp/seibu/news/20090216sog00m040008000c.html
どうする福岡空港:福岡市長だんまり 「新空港不要」公約いずこへ 市議ら反発も

 福岡空港の過密化問題をめぐる地元の政治判断が大詰めを迎える中、現空港を抱える福岡市の吉田宏市長の態度が定まらない。市長は06年11月に「新空港不要論」を公約の一つに掲げて初当選したが、当選後はだんまりを続けている。煮え切らない市長の態度に、市民や市議からは反発も出始めた。

 「(市長と知事の間で)統一見解を発表する。意見がばらばらになることはない」。市長は16日の記者会見で、空港問題については福岡県の麻生渡知事と事前に意見を調整する考えを示した。1月の会見では「知事は国、県、市を代表して表明するスポークスマン」とも述べ、知事の存在を理由に自らの立場を示すのを避けているように見える。

 市長は選挙時の公約で、空港問題について「新空港はいらない」と主張。毎日新聞のアンケートでも「現空港の能力を最大限に生かし、北九州空港や佐賀空港との連携で対応を」と回答している。

 ところが、当選後は発言が後退。国、県、市の3者でつくる福岡空港調査連絡調整会議が住民からの意見聴取(PI)を実施中だったのを理由に「公約は公約だが、現段階では(意見聴取の)推移を見守りたい」という態度を取り続けた。

 昨年3月には自身のホームページに掲載された「空港は必要ないと明言します」との記述も削除。同月の市議会で指摘されると「候補者時代の記述。市長の立場とは違う」と釈明した。

 そんな市長が自らの考えを示した数少ない場面が昨年7月、国が事業費2000億円の滑走路増設案を提示した時だった。市長は「有力だろう。分かりやすく具体的な議論がしやすい」と評価したが、その後は「国や県とともに将来、方策を探りたい」と繰り返す姿勢に戻った。

 市議の1人は「どの案を選択するにせよ、トップは決断した結果を早く市民に伝える責務がある」と指摘。市内7区の市民有志は近く、吉田市長に公約遵守と早期の態度表明を求める考えだ。【鈴木美穂、川名壮志】

2009年2月16日

327千葉9区:2009/02/16(月) 23:24:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090214-OYT8T00974.htm
「成田・羽田線より安い料金も検討」
茨城空港就航アシアナ専務語る

 2010年3月に開港する茨城空港への乗り入れを最初に表明した韓国大手航空会社「アシアナ航空」。日本地域本部長を兼務する玄東実(ヒョンドンシル)専務が、都内の同社日本地域本部で、読売新聞の取材に応じ、既存路線より割安な料金設定などを検討していることを明らかにした。

 玄専務は、価格に敏感な韓国の団体旅行が、東京方面に行くのに福島空港を利用している例を挙げ、「海外から見たら茨城は首都圏。『東京メトロポリタン』という名称をつけて、東京圏をアピールできれば、海外の客を呼び込める」と強調した。

 「当たり前だった搭乗橋の使用をやめ、1階で乗り降りできるようにした。お客さんや航空会社のことを考えて、コスト削減を図ろうという今までにない発想を持った空港だ」と、低コスト化を狙ったターミナル設計を高く評価し、成田、羽田線にはない安い料金設定にも言及。「これまで海外旅行に行けなかった客層を掘り起こしたい」とする経営戦略を示した。

 開港に合わせて開設するソウル・仁川線に続き、釜山線の就航も検討していることについては「早ければ3か月後に飛ばすこともあり得る。開港当初から2路線の開設を検討するのは初めてで、茨城に対する期待の表れと思ってもらいたい」と話した。

 空港内の移動距離が短く、家を出てから飛行機に乗るまでのトータルの時間が大幅に短縮できることも強調し、「成田の場合は、搭乗時間の2時間前に来るように案内していたが、茨城なら1時間を切る時間設定も可能」との見通しを示した。駐車場が無料の点にも触れ、「マイカーで空港まで来て海外に行くという新しい旅行スタイルが提供できる。気軽さが認知されれば、普段着の空港として大化けする可能性もある」と期待を寄せた。

 茨城空港は、国内線就航のメドが立たず、整備そのものに批判的な意見もある。これに対し、玄専務は「国内のほかの空港が切っても切っても中身が同じ『金太郎アメ空港』だったのに対し、茨城はいろいろな可能性がある」と持ち上げたうえで、「個人的な意見だが、3年後には国内線も入っているだろうし、国際線も何便も飛んでいるだろう」と見通しを語った。今後の課題については「まず1回でいいから乗ってもらえる工夫をする。修学旅行などを誘致し、身近なところに空港があることの意義を知ってもらうことが大切だ」と、県の施策が空港の先行きを左右するとした。

(2009年2月15日 読売新聞)

328千葉9区:2009/02/16(月) 23:37:34
>>320
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902170044.html
民空再開 パイ奪い合いも '09/2/17

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 米海兵隊岩国基地(岩国市)で民間空港が再開されることが17日、固まった。米空母艦載機の岩国移転を見込んだ「国策」として、地方空港の新設を抑制する方針の国が特例扱いで推進する。ただ、隣接空港とのパイの奪い合いとなる懸念もあり、安定的な集客が今後の課題となる。

 「民間空港を起爆剤に地域の活性化に結びつけたい」。この日午後、政府方針の連絡を受けた岩国市の福田良彦市長は力を込めた。

 1日4往復の東京便を念頭に全日空が就航を予定。山口県は、周南市以東の山口県東部に加え、広島県側の大竹市と廿日市市、広島市佐伯区の旧湯来町を含めた年間43万人の需要があると予測する。

 東京便が1日15往復する広島空港(三原市)への影響について、広島県の丸山隆英空港港湾部長は「全容が見えず言いようがない」と言葉を選ぶ。同空港のある関係者は「ビジネス客には、乗り遅れてもすぐに次の便がある広島空港の方が便利。岩国の影響は大きくない」とみる。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902170002.html
軍民共用 三沢は利用者半減 '09/2/17

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 軍民共用空港として30年以上、運用されている青森県三沢市の米空軍三沢基地。東京、大阪など4路線(うち2路線は休止)あるが、利用者数はピーク時から半減し年間約30万人。東京便増便などが課題だ。

 1952―65年の民間機就航、休止を経て75年に再開。85年、第三セクター会社運営の新ターミナルビルが完成した。他の民空関連施設は運輸省(現国土交通省)が整備、管理している。

 現在、日本航空が東京一日3往復、大阪同1往復を結ぶ。札幌、関西空港間の各路線は運休。利用者数は、関空線を除く3路線あった99年度の約59万人をピークに減少傾向。東北新幹線盛岡―八戸間が開通した2002年度以降、東京便減便や機材小型化も影響し、07年度は約29万人に減った。

329とはずがたり:2009/02/17(火) 21:24:49
まっ当然出ますわな,この意見は。
今はどの程度客が入るか解らないので航空会社も下手だけど,実際に蓋明けてからが県の勝負所でありましょうな。客が少なければ県が平身低頭して航路を維持して貰わにゃならん。

日航への搭乗率保証 全日空「公平に」と県に申し入れ
2009/02/17
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20090217000000000056.htm

 6月4日の静岡空港開港から日本航空が運航する静岡―福岡線(1日3便)に対し、県が搭乗率保証の実施を決めたことを巡り、全日空の岡田晃執行役員企画室長らが17日、県庁に花森憲一副知事を訪ね、搭乗率保証などの在り方を再検討するよう申し入れた。
 全日空は静岡空港と新千歳、那覇を結ぶ路線を各1日1便運航することから、日航の福岡便のみの保証は間接的に日航の新千歳便を支援することにもなり、航空会社間で不公平が生じると指摘した。
 会談後、岡田役員は「県に、これまで開港に向け一緒に努力してきたのに、水くさいと申し上げた。地元が航空会社に支援するのは素晴らしいことだが、航空会社と路線を限った支援はバランスを欠く」との考えを示した。また、「今回のことが静岡空港への就航に影響することはない。抗議に来たわけではない」とした上で、「県と航空会社に信頼関係がなければ、路線は成長しない」と述べた。
 花森副知事は「日航との過去の経緯を説明して理解を求めた。県議会での議論を見守った上で、あらためて全日空側に報告したい」との姿勢を示した。
 県が発表した搭乗率保証は福岡便の搭乗率が70%を下回った場合、片道1席1万5800円を日航に支払う。県は福岡路線が新幹線と競合することや1日3便運航することを理由としている。

330とはずがたり:2009/02/17(火) 21:26:52
>>214 >>142 >>144

中華航空、チャーター便計画 静岡空港開港から4便 
2009/02/03
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20090203000000000056.htm

 台湾の中華航空(本社・台北市)の楊辰日本支社長らが3日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、6月4日の静岡空港開港日から、台北へチャーター便を連続4便(往復)就航させる計画を報告した。7月以降も最低月2便のチャーター便を飛ばし、来年夏の定期便就航につなげたい考えを示した。
 開港日からのチャーター便は県内の旅行会社と共に計画し、158席の航空機を利用。主に日本から台湾への旅行客の利用を見込む。7月以降は台湾からの旅行者の利用を主体に、日本人の利用も3割程度を見込んでいるという。楊支社長は「台北から東南アジアなどへの利用も期待している」と述べた。
 また、楊支社長は会談で、中華航空子会社のマンダリン航空が6月下旬から、静岡空港と台中とのチャーター便運航を計画し、早期の定期便就航を目指していることも明らかにした。石川知事は会談後、「静岡空港の利用価値がさらに高まるという手応えを感じた」と歓迎した。
 静岡空港のチャーター便は開港日から香港との間に連続3便の就航が決まっているほか、マカオやスイス・チューリヒなどへの運航も計画されている。

マカオに直行チャーター便 県西部地域利活用促進協
2009/02/03
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20090203000000000019.htm

 県西部の企業や自治体、観光関連団体で組織する「県西部地域富士山静岡空港利活用促進協議会」(会長・御室健一郎浜松商工会議所会頭)は2日、浜松市中区で会合を開き、静岡空港の6月4日の開港に合わせ、マカオに直行チャーター便を2機運航させることを決めた。
 チャーター便は、マカオ航空の176人乗り航空機を使用する。6月4、11日の出発で、3泊4日のマカオツアーを2回実施する。また、同促進協は静岡空港の就航先である韓国から誘客を図るため、3月5日から7日までソウルに訪問団を派遣することも正式に決めた。
 会合では遠州鉄道の竹山英夫常務・運輸事業本部長がJR浜松駅と結ぶ形で、東名浜松西インターと静岡空港間で1日5往復の定期路線バスを運行するダイヤ案などを説明した。いずれも航空機の発着に合わせ、途中、東名掛川インター、JR掛川駅、東名磐田インター、東名浜松北などに停車する。
 また、県空港部利用推進室の橋本勝弘専門監が最新の開港準備状況を紹介した。

331千葉9区:2009/02/17(火) 21:30:21
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090217ddlk35010379000c.html
岩国基地:民空再開正式決定 利便性確保が課題 苦しむ各地の地方空港 /山口
 岩国基地への空母艦載機移転を進める見返りに、県と岩国市の要望を受ける形で政府は16日、12年度を目指して岩国基地を軍民共用化し、民間空港を再開する方針を正式発表した。県と市は開港初年度に約43万人の需要を見込む。しかし、各地の地方空港では過大な需要予測に実績が追いつかないケースが続出する一方、規制緩和の流れのなかで航空各社が不採算路線から撤退、減便を加速させている。【大山典男】

 98年に開港した佐賀空港(佐賀県)は00年度約74万人の利用を予測していたが、07年度実績は約27万人。大館能代空港(秋田県)など90年代に開港した空港の多くで予測実績を下回っている。

 一方、日本航空が今年1月、福島空港(福島県)から撤退するなど、燃料費の高騰や景気低迷を受けて、航空各社は不採算路線を切り捨て、堅調な路線に経営資源を集中している。

 このため、多くの地方空港で、事業主体の自治体などが着陸料の減免や、団体客に空港までのバス代金を補助するなど税金を投入。03年開港の能登空港(石川県)では、地元と全日空の間で、搭乗率が58%を下回れば、地元が保証金を支払う制度を実施している。

 岩国基地で民間空港が再開した場合、広島空港や山陽新幹線と競合するため、運行時間や空港へのアクセスの利便性で有利にたたない限り、需要予測を大幅に下回り、路線確保のために、地元負担による追加支援も予想される。

 こうした利便性の確保のためには、米軍との調整が必要不可欠で、米軍との調整窓口となった防衛省の交渉力が問われる。

 ◇対照的な反応−−現、前市長
 空母艦載機の岩国基地移転を最大の争点に08年2月の岩国市長選を戦った福田良彦市長と井原勝介前市長は、政府方針決定に対照的な反応を示した。

 福田市長は記者会見し、河村建夫官房長官から電話で政府方針を伝えられたことを明らかにした。「この決定で、岩国市民の悲願が現実のものになる。うれしい。感無量。空港を起爆剤として地元の活性化に結び付けたいという期待に応えたい」と歓迎した。民空施設整備費の負担割合や開港後の維持管理については「具体的な点について調整していきたい」と述べた。

 一方、井原前市長も取材に応じ「政府は最終的なゴーサインを出したわけでない。空母艦載機移転と、愛宕山(地域開発事業跡地)の米軍住宅化のための取引材料。状況は変わっておらず、これからも取引材料として使われる」と語った。「艦載機の受け入れ、米軍住宅化と引き換えでは、市民は望んでいない。民間空港の再開はただちに中止すべきだ」と訴えた。

 また二井関成知事は「具体的な整備方法や管理体制が明らかになっていない。県としては岩国市と連携しながら、関係省と調整していく。いずれにしても、地元の悲願だった民間空港の再開に向けて前進であると考えている」とのコメントを発表した。

332千葉9区:2009/02/17(火) 21:30:37
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 ◆岩国基地と民間空港関連年表◆

38年 4月 旧海軍が岩国飛行場の建設に着手

40年 7月 岩国海軍航空隊が発足

45年 8月 米海兵隊が進駐し基地を接収

52年 4月 日米安全保障条約に基づく在日米軍の基地になる一方、民間空港として開港。日本航空の東京−福岡線の中継地に

52年 6月 羽田空港とともに国際空港となる

64年12月 民間航空が路線を変更し、以降定期便は就航せず

88年12月 県議会で知事が「県内に空港が二つあってもおかしくない」と語り、県東部の新空港設置の可能性を示唆

91年 4月 県が空港対策室を設置

96年10月 岩国市長が日米特別行動委員会(SACO)合意に基づき、沖縄県普天間飛行場から空中給油機12機を受け入れる見返りに、軍民共用化による民空再開など要望

97年 6月 岩国基地滑走路沖合移設事業が起工

98年 3月 県東部空港専門委員会が滑走路沖合移設工事完成後の岩国基地が空港候補地として最適と最終報告

02年 1月 県、岩国市と由宇町が米軍の大型ヘリ8機を受け入れる見返りに、軍民共用化の日米合意、民空施設整備を要望

03年10月 「一般空港について離島を除き、新設を抑制する」とした社会資本整備重点計画が閣議決定

05年10月 日米合同委員会が羽田便1日4往復の運行を認めることを確認。日米安全保障協議委員会(2+2)が、岩国基地への空母艦載機部隊移転を盛り込んだ中間報告を公表

06年 3月 空母艦載機移転の是非を問う旧岩国市の住民投票で、反対が89%を占める

06年 4月 合併に伴う新岩国市長選で、空母艦載機移転反対の井原勝介・旧岩国市長が当選

06年 5月 2+2が米軍再編最終報告を公表し、政府が閣議決定

06年12月 防衛施設庁が岩国市新庁舎建設補助金の予算計上を見送り

07年12月 井原市長が、新庁舎建設補助金をめぐる市議会との対立で辞職

08年 2月 出直し市長選で、福田良彦前衆院議員が井原前市長を破り、初当選

08年 4月 衆院2区補選応援で岩国市を訪れた福田康夫首相が民空早期再開に理解を示す

(肩書などは当時)

〔山口東版〕

333千葉9区:2009/02/17(火) 21:31:28
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902170054.html
岩国の民空再開に期待と疑念 '09/2/17

 「長年の活動がようやく実を結んだ」。岩国市の米海兵隊岩国基地での民間空港再開の方針が決まった16日、地元からは地域活性化の起爆剤になると期待感が広がった。一方、米軍再編に絡んだ国の懐柔策との疑念から、手放しで喜べないとする意見もあった。

 「市政始まって以来の明るいニュース。感謝の気持ちでいっぱい」と岩国空港早期再開推進協議会の柏原伸二会長。地元経済界が中心となり、20年来、国や県への要望活動を続けてきた。「これが1つの区切り。今後は黒字(路線)になるよう努力したい」と力を込める。

 長引く不況の中、地域経済の浮揚効果への期待も大きい。岩国駅前本通商店街振興組合の小林幹生理事長は「駅前と合わせて新たな街の玄関口になる。東京から観光客を誘致し、中心市街地から市全域を盛り上げたい」と青写真を描く。

 ただ、慎重論も根強い。愛宕山地域開発事業跡地の米軍住宅化に反対する「愛宕山を守る会」の岡村寛世話人代表は「市民が待ち望んだ歴史的背景もあり、再開自体は前進」と前置き。続けて、国が民空再開の見返りに愛宕山の米軍住宅化を水面下で市に打診した、とされる内部協議資料に触れ、「危機感はある。取引材料にならないよう関心を持っていく」と口元を引き締めた。

334千葉9区:2009/02/17(火) 21:32:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20090217-OYT8T00050.htm
離陸へ〜岩国基地民間空港(上)


 1988年秋。岩国市の中華料理店で、経済人や県議ら6人が丸テーブルを囲んでいた。話題は地域の活性化。バブル景気に沸く都会とは違い、市の中心商店街はすでに客足が減り始めていた。一人がふと漏らした。「米軍の飛行場をもう1回、活用できんかなぁ」

 米海兵隊岩国基地は52〜64年、民間空港として使われていた。新婚旅行中のマリリン・モンローが降り立ったこともある。



 「空港があれば、起死回生できるはず」「やってみよう」。話はすぐにまとまった。そして、20年余り。6人中最も若く、推進団体の会長に就いた柏原伸二さんは58歳になった。鬼籍に入った人もいる。

 再開方針を河村官房長官が発表した16日。柏原さんは「岩国市政始まって以来の明るいニュース。これまで何度も決まりかけては通り過ぎていき、決定を聞くまで不安だった。本当に長かった」と振り返った。

     ◇

 「逆立ちしても無理だ」。滑走路の軍民共用化を熱っぽく訴える柏原さんたちに、行政は冷めた見方をしていた。「論より証拠」と、チャーター機を飛ばすことを目標にしたが、広島防衛施設局(現・中国四国防衛局)の担当課長は「米軍が許可をするわけないでしょう」とつれない。

 そこで、基地の司令官に直談判し、同意を得た。92年7月、186人を乗せた民間機がハワイへ向けて離陸。96年、99年とチャーターフライトを続けた。行政側も本腰を入れ始め、2000年に県が初めて国へ早期実現を要望したが、国の動きは鈍かった。

 民間定期便を1日4便就航させる――。05年10月。日米両政府が合意事項を発表したのは、同施設局が基地への空母艦載機移駐計画を市などに伝えた翌日だった。「『アメとムチ』のつもりか」。保守系市議からそんな反発が上がるほど、絶妙のタイミングだった。「我々の悲願が政治に利用されるのか」との地元経済人の予感は当たる。

 民空再開は在日米軍再編の最終報告に盛り込まれ、閣議決定された。移駐とのセット。井原勝介市長(当時)が移駐反対を貫く中、「再編を認めたとき、初めて政治案件としてそじょうにのぼる」(県幹部)とされた。閉塞(へいそく)感が広がったが、移駐問題を最大の争点にした昨年2月の岩国市長選で状況は一変。容認派が推す福田良彦市長が誕生し、4月には、衆院山口2区補欠選挙の応援で来県した福田首相(当時)が実現を約束した。

     ◇

 「経済界は『交通網の整備という面ではいい』と利点を強調するが、それだけではないはず」。市中心部で15日、署名活動を行っていた津田利明さん(62)が手を止めた。県と市が国に買い取りを求めている愛宕山宅地造成事業跡地。国は移駐に伴い必要となる米軍住宅の有力候補地と位置づけ、浜田防衛相は「ぜひ買い取りたい」と明言しているが、こうした方針に反意を示す活動だ。

 米軍再編という大きな波に翻弄(ほんろう)された民空再開。米軍との調整が必要な就航時間帯など課題は残る。「民空は、市民に空母艦載機の移駐を受け入れさせ、米軍住宅建設を認めさせるためのごまかしに使われるのでは。国の姿勢は信用できない」。津田さんがつぶやいた。

     ◇

 「地元の悲願」の民間空港が12年度に再開される。移駐問題も絡んで、基地の街には期待と不安が交錯。その思いをみつめ、今後の展望を探る。

(2009年2月17日 読売新聞)

335千葉9区:2009/02/17(火) 21:34:17
≪岩国空港関連≫
>>70
民空12年度再開目指す 岩国
>>155
お国入り河村官房長官、岩国の民空再開に前向き姿勢
>>205
岩国民空再開へ詰めの協議 '09/1/14
>>228
全日空、東京便就航に前向き '09/1/24
>>236
活性化期待 採算性に疑問も '09/1/27
>>320
米海兵隊岩国基地、2012年度に民間空港再開へ
>>328
民空再開 パイ奪い合いも '09/2/17
>>331
岩国基地:民空再開正式決定 利便性確保が課題 苦しむ各地の地方空港 /山口
>>332
◆岩国基地と民間空港関連年表◆
>>333
岩国の民空再開に期待と疑念 '09/2/17
>>334
離陸へ〜岩国基地民間空港(上)

336千葉9区:2009/02/17(火) 22:08:02
>>158
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009021700727
礼文空港の供用休止を許可=利用者低迷で4月から−国交省
 国土交通省は17日、北海道の離島、礼文島にある日本最北の空港、礼文空港(礼文町)の供用休止を13日付で許可したと発表した。休止期間は今年4月9日から2015年3月31日までの約6年間。空港管理者の北海道が、行財政改革の一環として、利用が低迷する同空港の供用休止許可を同省に申請していた。(2009/02/17-18:21)

337とはずがたり:2009/02/18(水) 16:59:31
楽しみですな。

仙台、三沢など国管理27空港の収支開示 国交省
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090217t71015.htm

 国土交通省は16日、国が管理する全国27空港の個別収支を初めて開示することを決めた。着陸料などの収入と管理費などの支出を明らかにすることで経営の透明化を図るのが狙いで、2006年度の収支を本年度内にも公開する。東北は三沢、仙台両空港が対象。

 これまで国が管理する空港の収支は国の空港整備勘定で一括計上され、個別の収支状況が分からなかった。「骨太の方針2008」で08年度中にも空港別収支を明らかにするよう求められていた。

 具体的には、空港ごとの単年度の収入と支出の状況などを示した「損益計算書」や資産の状況を表した「貸借対照表」に相当する財務書類を作成、公表することを検討している。

 開示対象は、国交省が管理する仙台、羽田(東京)など21空港と、防衛省が管理する三沢、小松(石川)など計5カ所の軍民共用空港、10年に茨城空港として民間共用化する航空自衛隊百里基地を予定している。

 一方、地方自治体が管理する空港は、神戸空港など一部を除き収支状況を明らかにしていないため、国交省は国が管理する空港と同様に収支を公開するよう求める方針。

 国交省が国管理の9空港を抽出して行った05年度収支の試算では、黒字は新千歳と大阪だけで、残りの7空港(羽田、仙台、新潟、広島、高知、福岡、那覇)が赤字だった。
2009年02月17日火曜日

338とはずがたり:2009/02/18(水) 18:24:14

関空会社、府負担金見送りに困惑 連絡橋国有化で
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/2009021801000128.htm

 大阪府が17日発表した2009年度予算案で、関西空港と対岸を結ぶ連絡橋の国有化に伴う負担金7億円の計上を見送り、通行料値下げで利用者や物流の増加を狙った関西国際空港会社に困惑が広がっている。
 府は、関空2期島の護岸工事の予算執行も留保した。関空会社は約1兆1000億円の有利子負債を抱え、減便にも直面。支援策として国が打ち出した国有化の見通しさえ「分からなくなった」(同社幹部)と不安の声も上がっている。
 「(国から関空活性化の)ビジョンが出ないところに税金は出せない」。橋下徹知事は、17日の記者会見であらためて持論を展開。連絡橋国有化で減る関空会社の債務は6%にとどまるとの資料を記者団に配布し、同社の財務体質の抜本的改善が不可欠と訴えた。
 しかし、関空会社の受け止め方は複雑だ。
 関係者によると、国有化に伴い、連絡橋の往復通行料は普通車が1500円から800円、大型車に当たるトラックが2700円から1300円に値下げ。通勤や深夜の時間帯はさらに50−30%の割引をする見通し。
2009年02月18日水曜日

339千葉9区:2009/02/18(水) 20:47:56
>>337
試算では羽田が赤字ってなんでですかね。

340とはずがたり:2009/02/18(水) 20:54:08
恐らく建設費の償還込みとかなんでは?埋め立てを盛んにして来ましたし。

341千葉9区:2009/02/18(水) 22:20:13
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/20090218-OYS1T00261.htm
熊本〜ソウル線の日本人急増、アシアナ航空一転「継続」
 熊本空港唯一の国際定期便、熊本〜ソウル線の日本人利用客が今年に入って急増していることがわかった。昨秋以降の円高・ウォン安を背景に、県などが利用客に助成金を支給するなど、てこ入れしたことが功を奏したとみられる。

 運航するアシアナ航空(本社・ソウル市)は路線運休を検討していたが、17日、当面、継続する方針を明らかにした。

 同社は2003年9月に就航。熊本〜ソウル線は、月、木、土曜の週3回1往復している。年間搭乗率は採算ラインの70%を切る60%台で推移。利用客の割合は韓国人が6割、日本人が4割という。

 しかし、昨秋からの世界的な景気減速と急激な円高で、韓国人を中心とした外国人利用客が激減。昨年12月の利用客数は1341人と前年同期に比べ約58%減少。搭乗率は、就航以来最低の約36%に落ち込み、同社は「このまま低迷が続けば運休を検討せざるをえない」と県に伝えた。

 これを受け、県や旅行業界、経済団体などでつくる「阿蘇くまもと空港国際線振興協議会」(会長・蒲島知事)などは、日本人利用客の搭乗率アップ策を検討。旅行会社が、円高前に比べて大幅に運賃を値下げした新たな商品を売り出し、同協議会は広告費の一部を負担。さらに、10人以上の団体客に支給していた助成金(1人あたり5000円)について、3人以上から支給対象とするよう要件を緩和した。

 その結果、1月の日本人利用客は前年同期比265%増の1691人に上り、全体の約64%を占め、同月としては過去最高を記録。搭乗率も約64%まで回復した。県は「1月の寒い韓国への旅行客がこれほど増えたのは、PRの成果」とみている。

(2009年2月18日 読売新聞)

342千葉9区:2009/02/18(水) 22:29:19
>>329
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000902180004
「搭乗率保証」に逆風
2009年02月18日

 静岡空港に就航する日本航空(JAL)福岡便に対して、県が搭乗率の不足分を負担する「搭乗率保証」を打ち出したことをめぐり、波紋が広がっている。札幌便や那覇便を就航する全日空(ANA)の幹部は17日、県庁を訪れ、「不公平な支援策」と苦言を呈した。県はあくまで「目標搭乗率は達成でき、不足分は生じない」との構えだが、県議の間にも疑問の声があがっている。(阪田隼人)


 ◆ANA「不公平」・県「まさかの備え」・県議ら疑問


 「今まで築いてきた信頼関係が損なわれる内容だ」。ANAの岡田晃執行役員企画室長はこの日、花森憲一副知事との面会後、取り囲んだ報道陣に厳しい口調で訴えた。


 JAL福岡便への搭乗率保証は、目標搭乗率の70%を下回れば、県が不足座席分(1席1万5800円)をJALに支払うという内容。これについて、ANAは、海外を含めて6社が就航を表明している中で、特定企業だけに支援するのは「不公平ではないか」と指摘した。


 ANAは07年に沖縄、札幌線の就航を決めて以来、修学旅行客の獲得や各支店での静岡県のPRなどの営業努力を必死でやってきたという自負がある。立ち木問題によって開港が延期された際も、県の「不手際」に目をつむり、就航の意思を早期に伝えた。


 制度上は、JALは営業努力なしに搭乗率70%の収益を確保できることになる。札幌線にはJALとANAの両社が乗り入れることから、岡田室長は「札幌線の競争にも間接的な支援となり、バランスを欠いている」と批判。就航意思は変わらないとしながらも、最近の航空需要の低下を持ち出し、「航空会社との信頼関係がないと不幸なことになる」と、県の今後の判断を注視する姿勢を示した。


 これに対し、面会した花森副知事は「意見を伺い、将来に前向きに反映させたい」と述べるにとどめ、方針変更の可能性は明言しなかった。


 JAL限定の手厚い支援策について、県空港部は、福岡便は新幹線との競合があり、1日3便の経営リスクは他の路線とは異なると説明。さらに「70%は達成できる」として、保証はあくまで「まさかの時の下支え」との考えだ。


 JALは05年5月、静岡空港への乗り入れを真っ先に決定。それ以来、県との間で「運航支援策」の協議を続け、搭乗率保証も選択肢の一つだったという。「土地収用を巡る事業認定が出る前のリスクが高い中、就航決定を決断してくれたことは空港設置に大きな追い風となった」(県幹部)。こうした過去の「恩義」に報いる事情もあるようだ。


 しかし、仮に目標搭乗率を1%下回れば、6月の開港から09年度末までに総額3800万円がJALに流れる。5%下回れば1億9千万円の計算だ。新空港は、もともと県にも航空会社にも一定の需要があるという前提でスタートするはずだ。「公金垂れ流し」状態が続く事態を避けるため、県は11月末時点で実績が悪ければ、減便などの対応も考えるとしている。


 保証制度は、09年度当初予算案の一部として、13日開会した議会で提案された。県議には「ANAが怒るのも当たり前」「採算ラインからも70%は高すぎなのでは」との声もあり、相次ぐ質問が予想される。制度が確立するかは議会の判断に委ねられた形だ。


 ◆能登空港「目標超せば返金」


 国内の空港で、現在唯一「搭乗率保証」を設けているのが石川県・能登空港だ。定期便はANAの羽田便1日2往復のみ。6年前の開港時、1往復にする話が浮上したため、保証制度を設けて2往復を確保した経緯がある。


 しかし、静岡空港の制度と大きく異なるのは、目標搭乗率を上回った場合に航空会社から返金がある点だ。


 実際、開港1年目は目標を上回り、1億円近くが市町や経済界でつくる公社に返金された。


 石川県の担当者は「お金のやりとりだけではなく、地元の人たちも需要喚起に一生懸命になり相互にもり立てていこうという気持ちになる」と、制度の意義を強調する。


 これに対し、静岡県は「返金は逆にJALの営業意欲をそぐ」(空港部)として、あえて外したという。


 鳥取県・米子空港は、07年度にアシアナ航空・ソウル便が運休を表明したために緊急導入。搭乗率回復を受けて翌年度から元に戻した。鳥取県の担当者は「保証は最後の切り札。それをあてに続けるとビジネスの世界として不自然な形になる」と指摘する。

343千葉9区:2009/02/18(水) 22:40:03
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/090217_1.htm
不況直撃 かすむ“第三極” ――試練 中部空港4年(上)

 「今度は絶対、逃がさない」

 今月1日、中部国際空港の国内線搭乗口前で行われた日本航空グループの「中部―沖縄・石垣線」就航式。祝辞を述べる稲葉良■(よしみ)・空港会社社長の口調はユーモアを感じさせたが、その目は真剣そのものだった。空港にとって、国内路線の新規就航は初めて。2006年秋に全日空が休止した路線の復活だが、運休路線が相次ぐ中、久々の明るいニュースだった。

 沖縄の伝統芸能などで華やいだ雰囲気の中、「航空会社と力を合わせて需要を掘り起こしたい」と意気込みを見せた稲葉社長。同路線を飛ぶボーイング737―400型機(150人乗り)の15日までの平均搭乗率は72%。満席になる日もあり、「まずまずの滑り出し」(日航)だ。しかし、これで楽観できるほど、空港が直面している苦境は甘いものではない。



 空港会社は昨年9月期の中間決算で開港以来初の赤字に転落した。今年3月期決算では、赤字は30億円近くに膨らむ見通しだ。

 原油価格の高騰で航空会社が路線縮小に傾いたところに、世界的な不況で、航空需要の低下に拍車がかかった。名古屋経済は失速し、中部空港は「冷たい暴風雨が吹き荒れ、晴れ間が全く見えない状態」(国土交通省幹部)が続く。

 現在、国際線の旅客便は週300便で、1年余で41便が消えた。3月末には全日空の広州、天津便、エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)のドバイ便の運休が決まっており、さらに週18便減る。今年度の旅客数は約840万人(昨年12月末現在)と前年同期を約7%下回っており、11、12月は前年同月から1割以上落ち込んだ。

 中でも、質の高いサービスで知られるエミレーツ航空の撤退は、中部空港にとって「国際空港としてのステータスを支える存在」(国内航空関係者)だっただけに、「“下り坂”の空港というイメージが広がらないか」との懸念も広がっている。



 空港島の北部に位置する貨物エリア。07年秋、三つ目の国際貨物用倉庫が完成し、年間取り扱い能力は60万トンに増強されたが、一部の時間帯を除き、約1キロにわたって“シャッター通り”のような状態が続く。

 貨物の落ち込みは、旅客よりもさらに厳しい。今年度の国際貨物取扱量は約10万4000トン(昨年12月末現在)で前年同期を4割近く下回り、10月以降に限れば半減となっている。稲葉社長は「打てる対策はすべて打っている」と説明するが、光明は見えない。

 航空評論家の青木謙知さんは「今の不況が去っても、東京一極集中が進む中では、“第三の国際空港”である中部の存在意義を示すことは容易ではない。産業面で海外と中部圏の関係を新たに構築するなど、官民一体となった戦略が必要だろう」と指摘する。



 中部国際空港は17日、未曽有の逆風にさらされながら、開港から満4年を迎える。不況の出口が見えない中、生き残りをかけた試練の年となる5年目に向かう空港の課題を探った。

■=目に見



(2009年2月17日 読売新聞)


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