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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

1937とはずがたり:2010/04/23(金) 23:52:26

スペインのFAがヌードに 賃金未払い抗議に「一肌脱ぐ」
2010.4.1 10:45
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100401/erp1004011051007-n1.htm

 経営破綻したスペインの航空会社のフライトアテンダントがヌード写真を発表した。9カ月分の賃金が未払いで、苦境を訴えたいとのこと。エンジンの上で寝そべる写真など、刺激的なカットが並ぶ。「裸一貫」の抗議は実を結ぶか。

1938チバQ:2010/04/24(土) 10:04:39
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201004240030.html
持ち株会社で伊丹統合 関空の債務圧縮 国交省案(1/2ページ)2010年4月24日
 国土交通省が検討していた関西空港の経営改善案の全容が23日、明らかになった。近隣の大阪(伊丹)空港を株式会社化した後、持ち株会社により関空と伊丹を経営統合し、両空港の一体的な「事業運営権」を民間事業者に売却し、1.3兆円超の関空の債務圧縮に充てるのが柱だ。

 前原誠司国交相は25日、橋下徹大阪府知事に案を提示し、国交省の有識者会議である成長戦略会議が28日に公表。その後、財務省などと折衝に入る。

 現在、関空は国などが出資する関西国際空港会社が経営し、伊丹は国の直営。国交省案では、伊丹を株式会社化して「伊丹会社(仮称)」を設立。伊丹の空港ビルは第三セクターが運営しているが、これも「伊丹会社」に一本化する。国が出資する持ち株会社が、関空会社と伊丹会社を傘下に置き、経営統合する。

 当面は持ち株会社が経営。事業価値を高めたうえで、両空港一体の「事業運営権」を売却する民間事業者を募り、売却益を債務返済に回すことを目指す。空港の土地・建物は国など「公的主体」が引き続き保有する。

 関空については、24時間利用が可能なことや空港内のスペースがあることを生かして格安航空会社の誘致や貨物機の拠点化を図り、首都圏空港と並ぶ国際拠点空港として再生を目指す。伊丹は、関空の「補完的空港」と位置づけ、当面は存続させる。将来的にリニアなどで関空への交通の便が改善した場合には廃港を検討する、としている。

 国交省は伊丹の民営化と、持ち株会社設立に向けた法案を来年の通常国会に提出することを目指す。民間の資金やノウハウを公的部門に活用する「PPP(公民連携)」の法制化も検討する。

 ただ、事業運営権の売却益だけで1.3兆円の債務全額を返すのは困難とみられる。両空港の事業価値をどう高め、民間の「買い手」をどう探すかが今後の焦点となる。


 関空支援の補給金は昨秋の「事業仕分け」で「凍結」とされた。財務省は今年度予算に盛った補給金75億円について、神戸を含む3空港競合問題の解決策が示されなければ予算執行しないとしている。

1939荷主研究者:2010/04/25(日) 02:43:39
>>50
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004060004.html
'10/4/6 中国新聞
広島空港アクセス対策を検討
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 広島県は2010年度、広島都市圏と広島空港(三原市)のアクセス改善を官民で協議する組織を発足させる。高速道路料金の大幅割引で山陽自動車道が渋滞し、主要アクセス手段のリムジンバスの欠便が急増したことが理由。6月に導入される高速道路の上限料金制の影響を見定め、当面の対策や将来の整備構想をまとめる。

 組織は県や経済団体などでつくる県空港振興協議会(会長・大田哲哉県商工会議所連合会会頭)の内部にワーキング部会として設ける。

 県、中国運輸局のほか、JR西日本や県バス協会、県内5商工会議所の担当者たちで構成。12月末までに4回程度会合を開く。リムジンバス欠便時の代替手段の確保策や、将来の整備の方向性などを議論する方針でいる。

 山陽道は09年度、土日祝日の大幅割引の影響でゴールデンウイークなどに大渋滞。リムジンバスを運行する広島電鉄(広島市中区)によると、運休は537便に上った。08年度は18便だった。

 代替ルートは現在、山陽線で白市駅(東広島市)に向かい、空港連絡バスに乗り換えるしかない。県は06年、白市駅―空港間の鉄道整備構想を見送っている。県空港振興課は「定時性が損なわれているのが最大の課題。総合的に検討したい」としている。

1940荷主研究者:2010/04/25(日) 02:44:48

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004080073.html
'10/4/8 中国新聞
山口宇部空港利用、1割減へ
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 山口宇部空港(宇部市)の2009年度の東京便の利用者が約76万9千人にとどまり、08年度比で1割近く減少する見通しであることが7日、分かった。2社運航体制となった02年度以降で最も少ない。不況によるビジネス需要の落ち込みが響いた。

 70万人台となるのは8年ぶり。全日空と日本航空の2社運航となる以前の水準に戻った。利用者数は減る一方だが、航空機の小型化に伴って平均搭乗率は08年度よりやや改善し、60%台後半となる見通しという。

1941荷主研究者:2010/04/25(日) 03:09:16

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/04/09/new1004090901.htm
2010/04/09 デーリー東北
利用率低迷 存続困難か/三沢-伊丹など

 会社更生手続き中の日本航空が廃止を検討していることが明らかになった三沢―伊丹(大阪)、青森―中部国際(名古屋)の2路線。青森県は「日航からの正式な連絡はない」としながらも、「観光誘客や企業誘致などに欠かせない路線」として、早ければ来週中にも、三村申吾知事が直接、日航本社に存続を要望する方向で日程調整している。ただ、長引く景気低迷などを背景に2路線の利用率は低水準で推移しており、存続への道のりは険しそうだ。

 企業再生支援機構の支援下で経営再建を図る日航は、国内、国際線の計50路線程度を廃止する方向で検討中とされ、夏までには路線存廃を正式決定する方針だ。ただ、日航は「決定したものではない」として、現段階で地元自治体には検討内容を伝えていない。日航広報部は取材に「採算性などを基準に総合的な観点から判断する」と述べるにとどめる。

 日航は路線ごとの採算を明らかにしていないが、採算を図る目安の一つが、定員に対する実際の乗客数を表す利用率だ。

 三沢―伊丹の2008年度の乗降客は約5万5千人。利用率は07年度の59・5%から、08年度の50・3%、09年度(2月まで)の51・2%と、6割を切る水準で推移。青森―中部国際の08年度の乗降客は約10万3千人で、07年度に6割弱だった利用率は09年度(同)には5割を切った。

 08年度からの急激な景気悪化に伴うビジネス、観光客の減少に加え、同年に東北地方で大きな地震が相次いだのも観光客離れにつながったとみられる。

 打開策を模索する県と三沢市などの関係団体は08年度以降、伊丹、中部国際両空港でプロモーション活動や、旅行会社へのPRに本腰を入れたが、利用率はなかなか上向かない。県新幹線・交通政策課は「利用回復の兆しは見える」とするものの、本格回復は見通せないのが現状だ。

 両路線の廃止検討に対して、同課は「地元が懸命の努力をする中で、一方的すぎる」と反発。利用率の低迷については「一般的にビジネス客の比率が大きければ採算性は向上するため、利用率だけで採算を図ることはできない」と訴える。

 一方、三沢市政策調整課は、伊丹便の廃止により「関西地方からの観光客数が落ち込みかねない」と、特に観光業への悪影響を懸念。県や周辺市町村などと連携し、種市一正市長自ら日航に航路存続を要望する方針だ。

1942荷主研究者:2010/04/25(日) 03:14:42

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/224735_all.html
2010年04/06 14:17 北海道新聞
昨年度の旭川空港利用客 10・6%減の117万人 9年ぶり前年下回る

乗降客数が9年ぶりに前年度を下回った旭川空港。年明けから国際チャーター便の増加など明るい材料も=5日午後1時ごろ

 【旭川】旭川空港の2009年度の乗降客数は117万7714人で、過去最高だった前年度(131万7043人)を10・6%下回った。旭川空港管理事務所によると、乗降客数が前年度を下回ったのは9年ぶり。不況で観光とビジネス両方の利用が控えられ、定期便の運休が相次いだことも響いた。(猫島一人)

 主力の東京線は前年度比6・8%減の99万4818人。観光需要のダウンに加え、「企業の経費節減で出張のビジネス客が減少した」(同事務所)。

 東京線の会社別では日本航空が前年度比9・8%減、スカイマークは同16・3%だったのに対しエア・ドゥ(全日空の共同運航便含む)は6%増。「日本航空は会社更生法手続きのイメージダウン。スカイマークは一時期、一部のダイヤを旭川と羽田の直接運行ではなく新千歳経由にしたことから、利便性の問題で敬遠された」(旅行会社)。

 日本航空の関西線が不採算から秋に運休。唯一の国際定期便アシアナ航空の仁川(ソウル)線は搭乗率低下から昨年約2カ月間運休したあと、今年3月から再び運航を取りやめたことも空港の利用減の要因になった。

 一方、台湾などからの国際チャーター便は新型インフルエンザや円高の影響で、3万1762人(同32・6%減)とこちらも大幅ダウン。

 ただ、国際チャーター便は今年に入ってから増加に転じており、夏の繁忙期に全日空が関西線を季節運航する計画もある。

1943チバQ:2010/04/26(月) 12:14:08
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100426-00000001-diamond-bus_all
JALとANAの会員争奪 大盤振る舞いで消耗戦に
ダイヤモンド・オンライン4月26日(月) 10時 0分配信 / 経済 - 経済総合
 この4月から、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)のマイレージプログラムに異変が起きている。驚くような特典が付くキャンペーンが連発されているのだ。

 最も目を引くのは、両社とも、普通運賃で搭乗した場合、通常のマイルと同数のボーナスマイルが付き、2倍のマイルを獲得できるキャンペーンだ。上級会員向けには、通常の2倍以上のマイルが付くサービスも行っている。

 さらにJALの場合、マイル獲得だけでなく、使うほうでもキャンペーンを展開。「ディスカウントマイル」と名づけて、通常より少ないマイル数で搭乗できるサービスを提供している。

 たとえば、東京〜沖縄間(普通席・往復)のチケットを手に入れるのに必要なマイル数は通常1万5000マイルだが、キャンペーン期間中なら1万 2000マイルですむ。

 これまでも、類似のキャンペーンは行われてきたが、「サービスの規模は異例」(業界関係者)という。

 両社とも、無理を承知で顧客争奪戦をしているわけだが、背景には、JALの破綻による、マイレージ会員の奪い合いがある。

 JALの経営危機が本格化した昨年秋以降、ANAのマイレージ新規会員数、そしてANAカード(クレジットカード)の新規会員数が前年比 1.5〜2倍近い勢いで伸び始めた。

 一方、JALのマイレージ新規会員数は同期間、低迷。特に、会社更生法適用申請をした1月、そして2月は新規会員数が激減した。「当然、法的整理の影響は大きかった」(JAL関係者)。ここからさらに顧客数を増やしたいANAと、なんとか顧客離れを食い止めたいJALの一騎打ちとなっているのだ。

 マイレージサービスは顧客囲い込みに有効だが、行き過ぎると将来の負債を増やすだけ。消耗戦に陥っている。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 津本朋子)

1944チバQ:2010/04/26(月) 21:12:52
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20100426-OYT8T00754.htm
日航再建に暗雲 更生計画の策定難航

 会社更生手続き中の日本航空の再建に暗雲が漂っている。6月末を期限としていた更生計画の裁判所への提出は2か月も先送りされる公算が大きい。

 計画が具体化するにつれて日航が撤退を決めた空港を抱える自治体の反発も表面化している。(山下福太郎)

銀行団、一層の路線削減圧力
 「(更生)計画案策定が延期されても二次破綻(はたん)のおそれが生じることはない」

 前原国土交通相は、21日の衆院国土交通委員会で、日航の清算を意味する二次破綻の懸念を強く打ち消した。前週の同委員会で、前原氏が任命した「JAL再生タスクフォース」でリーダーを務めた高木新二郎弁護士が再建の遅れを指摘し、再建の先行きに懸念が高まっているためだ。

 採算性を高めるため、路線を削減するよう求める声は日増しに強まっており、日航の稲盛和夫会長は「国際線のない日航は考えられない」と反論している。だが、管財人の企業再生支援機構などは、1月に策定した再生計画よりも削減路線を26路線上積みし、国内線31路線国際線29路線を削減する案を策定した。

 この案に対しても国交省と金融機関は、一段の路線削減を求めている。

4000人希望退職 運航支障も
 路線を巡る金融機関と日航の調整がまとまらなければ、日本政策投資銀行などからのつなぎ融資5000億円の借り換えをメガバンクなどに応じてもらうことができなくなり、資金繰りが苦しくなりかねない。

 希望退職の募集も、当初の予定の2700人を大幅に上回る4000人前後の応募があったとみられる。だが、各部署で応募人数に偏りが大きいとされ、運航に影響が出る懸念もある。

16道県、抗議へ
 地元自治体が強く反発するのは、空港の廃止に直結しかねないケースが多いからだ。

 例えば、愛知県営名古屋空港のように、定期路線がすべてなくなる空港もある。26日には、北海道、宮城、愛知、岡山、福岡など16道県の知事らが日航本社や国土交通省を訪れ、大規模な路線削減に抗議する予定だ。

 さらに、日航が2009年12月に撤退した成田―杭州、青島、アモイの中国3路線では、全日本空輸が一部運賃を1割以上引き上げている。日航の路線廃止が本格化すれば、運賃上昇など、利用者の不満が高まる可能性もある。

関連記事はこちら
(2010年4月26日 読売新聞)

1945チバQ:2010/04/26(月) 21:24:04
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/asia/news/CK2010042602000163.html
観光利用促進 実るか 中古車輸出不振が影響
2010年4月26日

中古車輸出減の影響で利用客が減少しているウラジオストク便=富山空港で


ウジオ―富山空港 乗客減
ロシア極東―新潟空港 便数減
 北陸とロシア極東を結ぶ空の便の先行きが「視界不良」になってきた。新潟空港とウラジオストク市との定期便が今春、週二往復から一往復になり、同市と直行便がある富山空港も乗客が減少。ロシアビジネスの柱だった中古車輸出が激減したためだ。このまま乗客が戻らなければ廃止の可能性も。「環日本海交流の拠点」を目指す両空港の将来を左右しそうな状況だ。 (坂本正範)

成田シフトに危機感
両県てこ入れに動く
 ウラジオストク航空は三月末、利用者減を理由に新潟とウラジオストク、ハバロフスクの各線をいずれも週二往復から一往復に変更し、成田と両都市、ユジノサハリンスクの三路線を夏季チャーター便で新規開設。同航空日本支社は「供給増以上の需要増がある」と説明。新潟は首都圏からの利用者が少なくなかったが、これまで以上に「ビジネス、観光とも客が増えた」と話す。


新潟の復便可能性は?
 ウラジオストク便の利用者は富山、新潟とも二〇〇八年度は減少に転じた。これはロシア政府が〇九年一月から自動車の輸入関税を大幅に引き上げたため。伏木富山港や新潟東港からの中古車輸出業者が相次いで廃業し、ビジネス客が大量に離れた。極東の玄関口とされていた新潟県は「影響は多分にある」(空港課)と成田シフトにショックを受け、週一往復の富山県も「これからどうなっていくか」(総合政策室)と注視している。

 ウラジオストク航空は当初から首都圏での就航が目標。本紙の取材に「成田就航と新潟減便はセットではない」とし、「利用者が増えれば新潟の復便もある」との考えを明らかにした。

次の乗客を掘り起こせ
 今回の事態の前に、両県は利用促進に向けて動いていた。狙いは観光客。富山は昨年七月にウラジオストクの旅行会社やマスコミ関係者を対象に説明会を現地で開催、十月に富山県へ招いた。いずれも初の試みで、結果が出るのはまだ先だ。

 新潟は新潟空港の特徴であるウラジオストク、ハバロフスクおよび中国・ハルビンの三路線の存続を目的に、行政や経済団体などが活性化実行委員会を一月に発足。〇九年一〜十二月の49〜57%の利用率を数年後に70%程度に引き上げる目標だが、「もう少し早く立ち上げていれば」と県空港課は悔しがる。

 北陸とウラジオストクの交通機関をめぐっては、富山の伏木港との定期貨客船「ルーシー号」が昨年末に売却されるなど、関税引き上げの影響が広がっている。両空港とも近く発表予定の〇九年度の利用者数は減少が避けられない。経済界には「中古車ビジネスは今後も厳しいだろう。利用者が減り続ければ廃止もあり得る」との懸念が出ている。

1946チバQ:2010/04/27(火) 21:21:10
http://osaka.yomiuri.co.jp/re-eco/news/20100427-OYO8T00535.htm?from=ichioshi
関空に韓国格安航空、「エアプサン」就航祝う


エアプサンの就航を祝う関係者(関西空港で) 韓国・釜山を拠点とする格安航空会社「エアプサン」の釜山―関西空港便が26日就航し、関空で記念式典が開かれた。釜山便の国内就航は福岡に続いて2路線目で、関空からは1日1便(往復)を運航する。

 エアプサンは、釜山広域市と地元経済団体が2007年に設立した航空会社で、韓国の航空会社では最も就航率が高く、他社より最大で30%安い運賃を売り物にしている。

 この日、出発ゲートで開かれた記念式典では、同社の金秀天社長や関空会社の福島伸一社長らによるテープカットが行われ、約160人の搭乗客には記念品のボールペンが配られた。

 金社長は「大阪と釜山の懸け橋となり、両都市の友好関係をこれまで以上に深めていきたい」と話した。

(2010年4月27日 読売新聞)

1947チバQ:2010/04/27(火) 22:00:05
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100427/sty1004270809000-n1.htm
飛行機欠航で費用は? 座席等級で対応に差あり (1/2ページ)
2010.4.27 08:05

このニュースのトピックス:自然災害

欧州便の欠航が相次ぎ混雑する発券カウンター=成田空港第1ターミナル(城之内和義撮影) アイスランドの火山噴火の影響で、欧州便を中心に相次いだ飛行機の欠航。日本でも成田空港で足止めになる客が多く出るなど、影響を受けた。ゴールデンウイークに海外に出かける人も多いだろう。だが、果たして飛行機が欠航してしまったら、その間の必要な費用は負担しなければならないのか。旅行プランはどうなるのか。航空会社や旅行会社に対応を聞いてみた。(道丸摩耶)

  

格安券は要注意

 日本航空と全日空によると、火山噴火や台風など天災による欠航は会社側の責任ではない。そのため、それに伴う宿泊や食事などの費用は原則として客の負担だ。欠航便の航空券は別便や他社便に振り替えることができるが、格安航空券の中には記載便名しか乗れない場合や、予約変更ができないものも。そうなると、天災が理由でも手数料や新たな料金が必要となる。

 責任はないといっても、「人道上の配慮で、空港で寝泊まりする客に毛布を配ったり、ホテルを手配したりすることはある」(日本航空)。成田国際空港会社も「人道上の措置として食料やシャワールームを提供することはある」と話す。

 座席の等級によっても対応は異なる。空港関係者によると、ファーストクラスやビジネスクラスの場合、航空会社に利便性の高いホテルを手配してもらえることが多いという。子供連れなども優先順位は高い。

 一方で、格安の航空会社では欠航後の対応をしないところもある。反対に、天災であっても宿泊費を負担してくれる航空会社もあり、会社や空港によって対応は分かれる。

会社都合の場合は?

 では、航空会社の都合による欠航の場合はどうか。日本航空では「他社への振り替えや臨時便など、最短で目的地に行けるようあらゆる案内をする」と説明。機内食が出るはずの便が遅れた場合は、空港内で使える「ミールクーポン」を出すケースもあるという。宿泊費や交通費も原則として会社負担だが、この場合も座席の等級によって負担額は異なってくる。

 気になるのが、ファーストクラスの搭乗券を他社に振り替えた場合、同じファーストクラスに乗れるかどうかだが…。「弊社のファーストクラスの料金が他社の同クラスと同じとはかぎらないので、ケース・バイ・ケースです」(日本航空)

 旅行会社のパック旅行はどうなるのだろうか。JTB広報室によると、「帰りの便が欠航した場合、客と連携して早く帰れる手段を探す」とのことだが、出発前に欠航が分かった場合は「旅行はキャンセルになる」。日にちをずらして再度申し込んでも「まったく新しい旅行」扱いとなり、価格差がある場合は新たな料金が適用されるそうだ。

                   ◇

 ■海外旅行保険の適用は?

 飛行機の欠航で宿泊費などの新たな出費が出た場合、それをカバーする保険はないのだろうか?

 JTBによると、「海外旅行保険にはさまざまな種類があり、特約などを付けることもできる。ただ、天災の場合は免責されるものがほとんど」だという。

 中には、東京海上日動の海外旅行保険特約「旅行変更費用補償」など、天災で旅行が中止になったり足止めとなったりした際の交通費や宿泊費が補償されるものもある。ただ、「あらかじめ噴火が分かっている場合などは対応が異なる」(同社)ので注意が必要だ。

1948チバQ:2010/04/27(火) 22:01:04
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000501004260001
新千歳空港 国際線ビル開業1カ月
2010年04月26日





出発ピーク時の国際線ターミナル。荷物検査の列がなくなり、行列も減った=24日正午すぎ、新千歳空港

■「明るい」ちょっと寂しい
■旅客数増、好評 不便さ指摘も


 新千歳空港の国際線ターミナルビルが開業して26日で1カ月。国内線と同居していた従来の5倍のスペースを誇るだけに「広くて明るい」とおおむね好評だ。長蛇の行列を解消する切り札として導入された「インラインスクリーニングシステム」(下記参照)も滑り出しは順調だ。一方、国内線ターミナルビルとの間の長い移動や、飲食店の少なさには不満の声も出ている。
(小西淳一)


   ◇


 利用者から「明るくなった」と好評の新ターミナルビル。特に3階出発ロビーは4階まで吹き抜けで、天井からも光が差し込む。206億円をかけて建設した施設には利用者負担が発生し、旅客サービス施設使用料として大人千円が航空券に上乗せされる。


 ターミナルビルを管理・運営する北海道空港によると、国際線ターミナルビルが開業した3月26日から4月22日までの国際線旅客数は約5万4千人。昨年同期比で28・5%増。入国管理局がまとめた3月のデータでみると、出入国者の内訳は外国人の割合が依然高く6割以上を占める。


 今週後半から始まる大型連休中については、航空会社によると、最大11連休も可能な暦の並びと値下げの影響もあって、新千歳直行便を利用したツアーの予約状況も、昨年よりは好調だという。ただし、「新規就航もなかったため、新しいターミナルを使って海外へ出かけてみようかという『開業特需』のような勢いはうかがえない」。大型連休中のチャーター便は、日本航空のホノルル便が2往復、ほかにタイ航空のバンコク便が1、2往復するだけにとどまっている。


■荷物検査に新方式


 新ターミナルビルの一番の目玉が「インラインスクリーニングシステム」。預け入れ荷物のX線検査のための行列がなくなった。これまでインライン検査のシステムトラブルはなく、荷物に輸送禁止品が入っている乗客が毎便1人は見つかっているという。そのほとんどがライターだ。


 搭乗口で乗り込む間際に荷物の持ち主を呼び出し、禁止品を取り出してもらう方式だけに現場には苦労もある。航空会社の担当者によると「ライターなどは小さいので、お客さん本人が荷物の中から捜し出すまで時間がかかる。そのために出発時刻ぎりぎりになることもある」。


 国内線のターミナルビルとは240メートルの連絡通路で結ばれている。高齢者ら向けに、電動のヘルプカー2台も往復している。


 ある航空会社では、地上職員が国内線と国際線の両方の業務をこなす場合、勤務シフト上、間に「15分」の移動時間を見込むようになったという。千歳警察署空港警備派出所は、国際線ターミナルに詰め所を設けた。


■飲食店がすくない


 飲食店のテナントが多数入居する国内線ターミナルビルとは違い、国際線ターミナルビルの飲食店は少ない。出国審査後にはフードコートはあるが、そのほかには出発ロビーに喫茶店が1店、到着ロビーに飲食コーナーを併設するコンビニ店がある程度だ。


 台湾便に乗るために昼前に新千歳に着いた旭川市の石塚良子さん(50)は「新しいターミナルビルのレストランで昼食をとろうと思って来たが、結局、国内線側で食べるしかなくて長い通路を往復しなければならなかった」。


 北海道空港によると、来夏に供用開始を予定している連絡通路の3階部分に、飲食店の出店も計画しているという。


《インラインスクリーニングシステム》航空会社のカウンターで、搭乗手続きなどと一緒に預け入れ荷物を手渡すだけで、後は自動的にセキュリティーがチェックされるシステム。荷物がコンベヤーで航空機まで搬送される途中、爆発物検知装置が自動的に検査する。


 従来は搭乗手続き前におこなっていたX線検査が不要になる。大規模な国際空港では世界標準となりつつあるシステムで、成田空港でも2006年から08年に導入された。

1949荷主研究者:2010/04/27(火) 22:01:34

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004160192.html
'10/4/16 中国新聞
広島西飛行場撤退 県に伝達
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 会社更生手続き中の日本航空傘下の日本エアコミューター(鹿児島県霧島市)は15日、県営広島西飛行場(広島市西区)発着の鹿児島、宮崎の2路線を、10月末で廃止すると広島県に正式に伝えた。

 2路線が廃止されれば、西飛行場に就航する定期路線はゼロになる。県はその時点で管理運営から撤退する方針。東京線復活を目指す広島市の秋葉忠利市長が、市営で西飛行場を引き継ぐかどうかを年内に決断する。

 西飛行場では現在、日本エアコミューターが鹿児島線を1日3往復、宮崎線を同1往復で運航している。しかし、2009年度上半期(4〜9月)の平均搭乗率は鹿児島線が48・4%、宮崎線は45・6%と低迷。県と市で折半している管理運営費も年間約6億円の赤字が続いている。

 1月の湯崎英彦知事と秋葉市長のトップ会談では、知事が路線廃止後に管理運営から撤退すると通告。県と市が共同で設置、運営するヘリポートへの転換を提案した。

 これに対し、秋葉市長は西飛行場を市営で引き継ぐことを検討する考えを表明。市営化を断念した場合、防災拠点となるへリポート化を進めることになる。

1950チバQ:2010/04/27(火) 22:02:28
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100427_4
チャーター便16便逃す 花巻空港で人員不足

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 花巻市の花巻空港は国際チャーター便の受け入れ態勢の「弱さ」がネックとなり、行き先を他空港に差し替えられるケースがでている。1、2月は台湾からの9往復分を受け入れできず、むざむざ商機を逸した観光関係者からは「今後の誘客に響く」と嘆きの声が上がる。県は来年夏に国際線対応の施設を整備。ハード面の課題はクリアできそうだが、人員不足を解消するには経営再建中の日本航空(JAL)との協議が必要で、直ちに視界は晴れそうにない。


 県空港課によると、1月下旬〜2月下旬に運航依頼があった中華航空(台湾)のチャーター便9往復16便が、受け入れ条件に合った山形空港(山形県東根市)に変更された。

 花巻は海外客に人気の高い温泉地。それだけに観光客が団体で訪れるチャーター便への期待は大きい。達増知事が海外旅行会社に就航を働き掛けながら、空港利用が進まない現状に花巻市内の観光関係者は「1400〜1500人分の損失だ。トップセールスをしていて受け入れられないのはおかしい」と憤る。

 JALによると、チャーター便は、朝夕に集中する国内線の空き時間に受け入れるため、午後の数時間に限定される。冬場は悪天候によるダイヤの乱れも予想されるため、時間的に受け入れが難しかったという。

 3月廃止となったJAL盛岡支店の小谷学前支店長は「定期便の定時運行と安全の確保を優先させなければならない」と語る。

 県は、10年度当初予算に約3億円を計上し、チェックインカウンターと手荷物検査レーンを1台ずつ増設、各2台にする。国内線と国際チャーター便の離発着時間が重なっても対応が可能となる。

 残る課題は、国内線とチャーター便が重なっても対応する人手をどう確保するか。同社広報部によると、空港の人員配置は定期便の便数などで決めており、「チャーター便のために増員することは難しい。県などと協議し対応していく」としている。県空港課の波々伯部(ほほかべ)信彦総括課長は「人員については県の支援も含めて検討していく」と対策を練る。

 昨年12月、国際チャーター便の受け入れ態勢強化などを要望した県観光協会の佐藤義正理事長は「中国の富裕層は北東北の温泉や雪を魅力的に感じており、今後増加するだろう。他に取られてしまう前に工夫し、克服してほしい」と求める。


【写真=チャーター便受け入れのため、カウンター増設や人員確保が急務となっている花巻空港】












(2010/04/27

1951荷主研究者:2010/04/27(火) 23:14:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100424t73032.htm
2010年04月24日土曜日 河北新報
東北5路線の日航廃止へ 行政や経済関係者危機感

 会社更生手続き中の日本航空が、仙台―中部線など東北の5路線を廃止する方針を東北各県に伝えた。廃止の検討対象となっていた路線がほぼ含まれ、中部線の愛知県営名古屋空港発着への変更も難しくなるという厳しい内容。東北の行政や経済関係者は危機感を強めている。

 秋田―県営名古屋線が廃止方針となった秋田県。秋田商工会議所の渡辺靖彦会頭は「官民一体となって交流人口の増加や新たな基幹産業の育成に力を注いでいる。交通アクセスが損なわれると地域経済の成長に向けた活動が制約され、ますます地域間格差が拡大してしまう」と反発した。

 青森―中部、三沢―大阪(伊丹)が対象となった青森県の桜田稔青森観光コンベンション協会専務理事は「空路で多くの観光客が来るので打撃は大きい。復活に向け、地道に観光の需要を喚起していく必要があるだろう」と話した。

 仙台―中部線は県営名古屋発着への変更も検討されていたが、日航は「振り替えはしない」と宮城県に通告した。中部線は全日空が1日4便を運航しているが、東京商工リサーチ東北支社情報部の佐藤康夫部長は「東北の企業が商談で使う機会も多い。商談のスピードが遅れるといった影響が考えられる」と懸念する。

 5月の大型連休明けからの廃止が決まっている花巻―中部線について岩手県は、機体を小型化した上で県営名古屋発着に変更して復活させることを求めてきた。県県土整備部は「中部に比べ県営名古屋は採算性があると思っていた。県営名古屋からの完全撤退もあるとのニュースにまさかと思った」と困惑している。

 廃止対象となった県営名古屋線の空港着陸料の減免を、半額から9割へ4月に拡大した山形県の森谷裕一戦略調整監は「県としては資金を投入して支援してきた路線。どれだけ赤字なので廃止せざるを得ないのか、日航に示してもらいたい。そうしたものがなければ県民に説明できない」と厳しい口調で話した。

1952チバQ:2010/04/28(水) 23:29:30
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100428mog00m020019000c.html
JAL:運休、減便区間一覧(その1)国際線
 JALグループが28日に発表した2010年度路線便数計画のうち、運休、減便は次の通り。

  【運休】

      路線             便数変更     日程

成田=ニューヨーク=サンパウロ  週間2便 ⇒ 運休 9月30日〜(サンパウロ地点撤退)

成田=アムステルダム       週間7便 ⇒ 運休  9月30日〜(アムステルダム地点撤退)

成田=ミラノ             週間4便 ⇒ 運休  9月30日〜(ミラノ地点撤退)

成田=ローマ            週間3便 ⇒ 運休 10月 1日〜(ローマ地点撤退)

成田=ブリスベン         週間7便 ⇒ 運休 成田発9月30日〜 ブリスベン発10月1日〜(ブリスベン地点撤退)

成田=デンパサール       週間7便 ⇒ 運休 10月 1日〜(デンパサール地点撤退)

成田−コナ−ホノルル−成田   週間7便 ⇒ 運休 10月30日〜(コナ地点撤退)

関西=デンパサール       週間7便 ⇒ 運休 関西発9月30日〜 デンパサール発10月1日〜

関西=グアム          週間7便 ⇒ 運休 関西発10月1日〜 グアム発10月2日〜

関西=香港           週間7便 ⇒ 運休  10月 1日〜

関西=広州           週間3便 ⇒ 運休  10月 1日〜

関西=北京           週間7便 ⇒ 運休  10月 1日〜

中部=バンコク         週間7便 ⇒ 運休  10月 1日〜

中部=広州           週間4便 ⇒ 運休  10月 1日〜

 【減便】

成田=仁川          週間21便⇒週間14便  10月1日〜(JL955/956便を運休)

成田=グアム         週間14便⇒週間 7便 成田発2010年10月1日〜 グアム発10月2日〜(JO949/940便を運休)

 【運休・減便(羽田路線確定後)】

成田=サンフランシスコ    週間 7便⇒ 運休  10月31日〜

成田=北京        週間14便⇒週間 7便   10月1日〜(JL863/864便を運休、日中航空交渉合意が前提)

成田=香港        週間14便⇒週間 7便   10月31日〜(JL731/732便を運休)

成田=台北        週間21便⇒週間14便   10月31日〜(JL801/806便を運休)

2010年4月28日

1953チバQ:2010/04/28(水) 23:32:31
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100428mog00m020022000c.html?link_id=RSH01
JAL:運休、減便区間一覧(その2)国内線(1/4ページ)
 日本航空(JAL)が発表した、2010年度の運休・減便路線は次の通り。※路線、便数(往復)、運休・減便の時期、(運送会社)、備考の順

 ◇名古屋(中部、小牧)
名古屋(中部)=仙台 1日 2便 ⇒ 運休2010年10月 1日〜(JEX)
名古屋(中部)=青森 1日 2便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAL/J−AIR)
名古屋(中部)=鹿児島1日 3便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JEX)
名古屋(小牧)=帯広1日 1便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAL/J−AIR)
名古屋(小牧)=山形1日 1便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAL/J−AIR)
名古屋(小牧)=福岡1日 5便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAL/J−AIR
名古屋(小牧)=長崎1日 1便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAL/J−AIR)
名古屋(小牧)=秋田1日 2便 ⇒ 運休2011年 3月 1日〜(JAL/J−AIR)
名古屋(小牧)=松山1日 2便 ⇒ 運休2011年 3月 1日〜(JAL/J−AIR)
名古屋(小牧)=新潟1日 2便 ⇒ 運休2011年 3月27日〜(JAL/J−AIR)小牧撤退
名古屋(小牧)=高知1日 2便 ⇒ 運休2011年 3月27日〜(JAL/J−AIR)小牧撤退
名古屋(小牧)=熊本1日 3便 ⇒ 運休2011年 3月27日〜(JAL/J−AIR)小牧撤退
 ◇大阪(関西、伊丹)
関西=福岡1日 2便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAL/J−AIR)
伊丹=三沢1日 1便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAL/J−AIR)
伊丹=松山1日 5便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAC)
 ◇広島
広島西=宮崎 1日 1便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAC)広島西撤退
広島西=鹿児島 1日 3便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAC)広島西撤退
 ◇鹿児島
鹿児島=岡山 1日 2便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAC)
鹿児島=高松 1日 1便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAC)
 ◇沖縄(那覇)
沖縄(那覇)=松山 1日 1便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JTA)

1954チバQ:2010/04/28(水) 23:32:42
 ◇札幌(千歳、丘珠)
札幌=山形1日 1便 ⇒ 運休2010年10月31日〜(JAL/J−AIR)
札幌=出雲 1日 1便 ⇒ 運休2011年 3月27日〜(JAL/J−AIR)7−8月季節運航
札幌=徳島 1日 1便 ⇒ 運休2011年 3月27日〜(JAL/J−AIR )7−8月季節運航
札幌=釧路 1日 6便 ⇒ HAC持株比率引下げによりJALグループ対象外へ
札幌=函館 1日 1便 ⇒  同上        12−3月季節運航
丘珠=函館 1日 3便 ⇒  同上        丘珠撤退
丘珠=釧路 1日 1便 ⇒  同上        丘珠撤退
函館=旭川 1日 1便 ⇒  同上
函館=釧路 1日 1便 ⇒  同上
函館=奥尻 1日 1便 ⇒  同上         奥尻撤退
 ◇減便(2010年10月1日〜)。
 ◇大阪(関西)
関西=福岡 1日 2便 ⇒ 1便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR) 2010年10月31日〜 運休
関西=札幌 1日 5便 ⇒ 3便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR)
関西=沖縄(那覇)1日 5便 ⇒ 4便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR)
 ◇札幌(千歳)
札幌=女満別 1日 4便 ⇒ 3便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR  /HAC)
札幌=青森  1日 2便 ⇒ 1便 2010年10月1日〜 (JAL/J−AIR) 2010年10月31日〜1日2便
 ◇名古屋(小牧)
名古屋(中部)=札幌 1日 6便 ⇒ 4便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR)
名古屋(中部)=鹿児島 1日 3便 ⇒ 1便 2010年10月1日〜(JEX)2010年10月31日〜運休
名古屋(小牧)=秋田  1日 2便 ⇒ 1便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR)2010年10月31日〜 1日2便、2011年3月1日〜 運休
名古屋(小牧)=松山  1日 2便 ⇒ 1便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR)2010年10月31日〜 1日2便、2011年3月1日〜 運休
名古屋(小牧)=福岡  1日 5便 ⇒ 4便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR)2010年10月31日〜 運休
名古屋(小牧)=熊本  1日 3便 ⇒ 2便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR)2010年10月31日〜 1日3便、2011年3月27日〜 運休
 ◇福岡
福岡=沖縄(那覇)1日 6便 ⇒ 5便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR/JTA)
福岡=仙台1日 3便 ⇒ 2便 2010年10月1日〜(JAL/J−AIR)

1955チバQ:2010/04/28(水) 23:34:17
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD04280013048.html
SNA・大分ー羽田便就航決定 [17:56]
宮崎に本社があるスカイネットアジア航空が2010年10月末から大分ー羽田便を就航させることを決めました。
スカイネットアジア航空は28日取締役会を開き大分ー羽田便を2010年10月31日から新たに開設することを決定しました。
スカイネットアジア航空では1日3往復を予定していて大分空港ではこれまではなかった早朝や昼、夜の便の運航を検討していく方針です。
さらに、スカイネットアジア航空では大分の観光資源を生かし、すでに就航している熊本や長崎などを周遊するルートの開拓にも力を入れていく方針です。
県や経済界では2010年2月に協議会を立ち上げスカイネットアジアの誘致に取り組んできました。
協議会では誘致にむけて出資金3億6000万円を集めていて4億円に達する見込みです。
大分空港の利用者はここ数年低迷していてスカイネットアジアの参入によって割安料金の実現や空港の利便性の向上が期待されています。
県は今後、大分市から空港に直行するバスの運行を検討するなど空港のアクセス改善に取り組んでいくことにしてます。

1956チバQ:2010/04/28(水) 23:35:27
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100428-OYT1T00972.htm
日航、国内外45路線撤退へ…整理大幅上積み
 会社更生手続き中の日本航空は28日、2010年度末までに国際線15路線、国内線30路線の計45路線から撤退する計画を正式に発表した。

 全面撤退する空港は11に上り、9月以降に段階的に撤退する。撤退する国内線を抱える地元自治体は反発を強めているが、経営再建には不採算路線の整理は避けられないと判断し、1月時点の計31路線から大幅に上積みした。日航は、この計画を裁判所へ提出する更生計画に盛り込む方針だ。

 計画によると、成田発着のサンパウロやアムステルダム、ミラノ、ローマなど8路線から撤退。中部発着では2路線、関空発着では5路線の運航を取りやめる。国内線は9路線ある名古屋小牧から撤退するほか、広島西や札幌丘珠、奥尻からも撤退する。札幌(新千歳)や札幌丘珠、函館などを発着する便の一部は業務が北海道エアシステムに引き継がれ、運航は継続される見通しだ。2008年度と比べると、座席数ベースで国際線は約4割、国内線は約3割の縮小となる。

(2010年4月28日21時01分 読売新聞)

1957 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/28(水) 23:56:30
>>1952
> 成田−コナ−ホノルル−成田   週間7便 ⇒ 運休 10月30日〜(コナ地点撤退)

うひょ、ワシこれ今年の6月の乗りますよ。良かった良かった。
経営的には極めて妥当な判断だと思いますが。

> 成田=香港        週間14便⇒週間 7便   10月31日〜(JL731/732便を運休)

成田−香港が1日1便か…。昔は3便ぐらい飛んでたのに。
そして、空席ありまくりで、簡単にアップグレードできたのにw

1958 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/29(木) 00:04:40
>>1842-1843>>1851>>1952-1954
高速建設の迷走を見ていると、利益誘導に熱心な議員が増えているので、そう簡単ではないかもしれない。

> 国交省内には、「再建のためには不採算路線からの撤退は不可避」(幹部)との意見が多く、
> 基本的に今回発表した日航の路線撤退を認める方向だ。
> 参院選が近づくにつれ、与党は地方の声を無視できない状況が強まる。実際、26日に神田知事らの
> 要望を受けた辻元清美国交副大臣は…今後の計画見直しに含みを持たせた

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100428/biz1004282158029-n1.htm
政官業もたれ合い行政が破綻 国交省、日航の路線廃止承認へ
2010.4.28 21:56

 経営再建中の日本航空が28日発表した路線計画で、撤退路線を当初計画よりも大幅に上積みしたのは、
再建の実現性を高めるためには、規模の縮小が不可避と判断したためだ。地方自治体などは猛反発して
いるが、国土交通省も公的資金を投入する以上、撤退を承認せざるを得ない状況だ。日航の路線拡大を
助長してきた政官業もたれ合いの航空行政が行き詰まり、不採算路線にメスを入れざるを得なくなった。

 「不採算路線でありながら長い歴史の中で運航を続けてきた路線もあるが、(路線撤退は)再生のために
避けられない」

 28日の会見で日航の大西賢社長は、不採算路線からの決別を宣言した。今回のリストラ案を前提に
更生計画の策定を進める考えだ。

 国交省は公益性の名の下に甘い需要予測に基づき、全国津々浦々に空港を整備。族議員と地方自治体が
地元への利益誘導のため、採算が合わない地方路線の就航を日航に強いてきた。

 日航もその要望を聞き入れることで、「優先的にドル箱路線を割り当ててもらうなど、全日本空輸など
他社より優遇されてきた」(業界関係者)という。

 こうした政官業のもたれ合いの構図が不採算路線を生んできた。

 前原誠司国交相は27日の会見で、撤退路線の承認について、「日航が発表してから、あらためて
国交省としての考え方を検討したい」と述べている。だが、国交省内には、「再建のためには不採算路線
からの撤退は不可避」(幹部)との意見が多く、基本的に今回発表した日航の路線撤退を認める方向だ。

 経済的な打撃が大きい地方の反発は根強い。路線廃止や減便を検討している空港を抱える16道県の
知事ら関係者が26日、日航本社と国交省を訪れ路線の存続を要望。面会した日航の大西賢社長は
「器を小さくして再建することが第一」と理解を求めたが、呼びかけ人である神田真秋愛知県知事は
「見直しを粘り強く求めていきたい」と、路線縮小に反対した。

 参院選が近づくにつれ、与党は地方の声を無視できない状況が強まる。実際、26日に神田知事らの
要望を受けた辻元清美国交副大臣は「問題意識は持っており、(日航再建と地域経済への配慮を)総合的に
考えたい」と述べ、今後の計画見直しに含みを持たせた。

 28日の会見で日航を支援する企業再生支援機構の瀬戸英雄・企業再生支援委員長は「再生のスピードを
上げていく」と述べたが、利害関係者との調整に手間取れば、日航の再生もその分遠のくことになる。

1959チバQ:2010/04/29(木) 12:49:07
http://www.sankei-kansai.com/2010/04/29/20100429-023375.php
2010年4月29日

関西の総意とズレ 関空・伊丹統合案
 大阪(伊丹)空港を株式会社化し、持ち株会社方式で関西国際空港と経営統合させる案が打ち出された28日の国交省成長戦略会議。関西では、関係自治体や経済団体などでつくる関西3空港懇談会が当面は神戸空港を含めた3空港を一元管理することで合意したばかり。“関西の総意”と食い違いもある国の抜本策に評価と困惑が交錯。「実現性は不透明」との声が上がるなど波紋も広がった。

 「とりあえずは2空港で一元管理して、将来的に神戸を取り込むのは想定の範囲内だ」。3空港懇の事務局を務めた関西経済連合会の奥田真弥専務理事は、こう強調した。

 3空港懇では今月12日、今後10年間は3空港を併存させて一元管理することで合意。関空会社を管理主体に想定して具体的な制度設計に着手する作業部会を設置する準備を進めていた。今回の案は新たな持ち株会社の設立など地元合意と異なる部分も多いが、奥田専務理事は「当面は一元管理を進めて関西の航空需要を最大化する考え方は一致する」と歓迎する。

 関空会社の福島伸一社長も「特に関空の財務構造の改善に伊丹の事業価値や不動産価値の検討もされるなど踏み込んだ」と評価。民間企業として空港経営に取り組む経験を生かし、その実現に向けて具体的に提案する考えだ。

 一方で神戸空港が置き去りにされたことに対し、神戸商工会議所の水越浩士会頭は「関西の総意が無視された」とコメント。「民間から買い手がでるのかなど課題は多く、実現性は不透明」と疑問視する。伊丹の存廃問題については「廃港なども検討」と記述されたが、奥田専務理事は「将来的な課題として廃港問題があると書いており、3空港懇とも基本的に同じ方向性だ」との見解を示した。

国交省、結論急いだ? 委員からも疑問

 関西国際空港会社の経営改善策など、国の成長戦略案を公表した前原誠司国交相は「成長戦略を実行に移すのが自分の役目」と決意を示した。だが、委員からは関空と大阪(伊丹)空港の経営統合に対する反対意見や、議論する時間の短さを指摘する声が噴出するなど、国交省が結論を急いだことが浮き彫りとなった。

 委員の一人、中条潮・慶応大教授は「関空と伊丹を一つの会社で運営するのは反対。個別に運営して競争させ、双方がよりよいサービスを提供し、全体のパイを増やしていくべきだ」と発言。別の委員からは「そもそも議論の時間が足りていないのではないか」との意見も出た。

 これに対し、前原国交相は「幹部には自分の担当分野以外もしっかりと成長戦略を読み込むように指示し、“オール国交省”で政策実現に取り組む」と述べた。

【写真説明】成長戦略会議の冒頭、あいさつする前原誠司国土交通相(中央)=東京・霞が関の国交省(藤原直樹撮影)

(2010年4月29日 08:39)

1960チバQ:2010/04/29(木) 12:49:58
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100429ddm002010033000c.html
国交省:成長戦略素案 国際便発着計画拡大、6万回から9万回 ハブ化へ、羽田強化
 <分析>

 国土交通省の成長戦略会議(座長・長谷川閑史武田薬品工業社長)は28日、航空や観光など5分野の成長戦略の素案を公表した。羽田空港のハブ(国際拠点)化を実現するため、国際線の発着枠を現行計画の6万回から9万回に拡大。地方空港の赤字体質を改善するため、黒字が多い空港ビル会社などと運営を一体化し、収益改善を通じて着陸料などを軽減、競争力強化につなげる。5月末に最終案をまとめ、6月に閣議決定する政府の新成長戦略に反映させる。【寺田剛、清水直樹、太田圭介】

 ◇成田、格安航空誘致で差別化
 羽田空港では、今年10月の第4滑走路整備で年6万回(昼間3万回、深夜早朝3万回)の国際線定期便が就航できるようになる。成長会議は、13年度までに3万回をプラスして9万回(同6万回、3万回)にすると提言した。1日当たりでは40便増え、計120便の国際線が就航可能。国際線は成田の3割に及ぶ。

 アジア近距離路線に限定する方針だった昼間帯を、欧米線など利ざやが大きい路線にも開放し、国際ネットワークを強化。24時間使用可能というハブ空港の条件を満たし、「成長著しいアジアの航空需要を取り込んでハブ空港化を目指す」(国交省幹部)考えだ。観光戦略として掲げる訪日外国人3000万人の実現へ「発着枠拡大は千載一遇の好機」と期待する。ただ、すでにハブ空港としての地位を確立している仁川空港(韓国)に対抗するには課題もある。

 高橋光佳・みずほ証券シニアクレジットアナリストは「(都心に近い)羽田は国際線の需要が高く、9万回でも足りない。(国際線を増やせば)成田が食われる懸念もあるが、景気回復次第で需要は増える」と強調。全日本空輸の伊東信一郎社長は15日の会見で「今回の案では、本当の羽田国際化は成就しない」と、不満を漏らした。さらに、10月完成予定の羽田新国際ターミナルのさらなる拡張も必要だが、財源となる着陸料などは引き下げを求められている。

 成田空港も14年度に現行の22万回から30万回に増強し、リゾート路線を含めた国際線のメーン空港として、ハブ空港の役割を保つ。羽田間のアクセスを約50分で結ぶよう改善し、旅客の乗り継ぎをしやすくする。格安航空会社やビジネスジェットの専用ターミナルを整備し、羽田との差別化を図ることで、地元への配慮を見せた。

 しかし、千葉県空港地域振興課は「成長戦略はあくまで有識者の議論。成田空港が軽視されることはないと信じる」と、「羽田強化」への懸念を示す。成田の存在感を低下させかねない羽田との一体運用に、地元の理解を得られるかは不透明だ。

 ◇収益改善、着陸料値下げへ 空港・ビル、経営一体化も
 同会議はまた、着陸料が主な収入源の空港経営母体と、物販やテナント料・駐車料を収入源とする空港ビル会社など関連企業の経営一体化を打ち出した。成田空港の着陸料は、韓国・仁川の3倍程度と割高。一体化による収益改善で着陸料など空港使用料を値下げし、就航する航空会社を増やす考えだ。1月に経営破綻(はたん)した日本航空も、着陸料負担が財務悪化の一因とされ、空港経営にメスを入れる。

 国交省が昨年7月に試算した国管理26空港の06年度損益によると、経常黒字を確保したのは伊丹など6空港だけ。国内に約100ある空港の多くは、想定より利用が少ないため着陸料や航空機燃料税に依存し、さらに税金を投入するなどせざるを得ない状況だ。

 一方で、駐車場などを独占的に運営できる空港ビル運営会社の多くは、数千万円から数億円の利益を上げているとされるが、別会社のため空港本体の経営に生かせない。一体化すれば空港の収益が改善し、着陸料などの値下げにつながる。

 約1兆1000億円の有利子負債を抱える関西空港の経営問題では、伊丹空港との経営統合を提案。関空は毎年200億円超の利払いが着陸料を高止まりさせ、「海外主要空港への路線流出を招いた」(国交省幹部)。年間黒字が約40億円の伊丹との統合や、両空港の運営権の民間への売却益で負債を圧縮できる。関空が成功例になれば、他の地方空港の経営改革にもつながる可能性がある。

 ただ、空港の過剰感を抱えたままでは問題は解決しない。県内に3空港を抱える島根県。萩・石見空港(同県益田市)の08年度の収入は約3000万円。空港ビル会社も約3000万円で、一体化しても年2億円の維持管理費は確保できない。不採算の地方空港は淘汰(とうた)される可能性がある。

1961チバQ:2010/04/29(木) 12:50:21
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 ■成長戦略の骨子

・13年度中に羽田空港の国際線発着枠9万回、成田空港は14年度中に30万回を実現

・空港本体と関連施設の経営を一体化

・伊丹空港を民営化し、関西空港と経営統合

・空港使用料の引き下げ

・手術や温泉療養など医療を観光に活用

・休暇分散による観光需要喚起

1962チバQ:2010/04/29(木) 12:54:51
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100429-OYO8T00253.htm
関空負債 国主導で圧縮…「伊丹」と経営統合
運営権売却は未知数
 国土交通省の成長戦略会議が提示した関西国際空港と大阪(伊丹)空港の経営統合と事業運営権の売却案は、関空会社が抱える巨額の負債を一掃して再生を図る「抜本的解決策」と位置づけられた。国が直接管理する伊丹の事業価値の活用や廃港後の跡地売却に踏み込み、関空の巨額の負債を国出資の持ち株会社に移すことから、地元には「国主導」による問題解決への一歩と評価する声がある。ただ、肝心な事業運営権の売却を実現できるかは極めて不透明だ。

(戸田博子、山本照明)


成長戦略会議に臨む前原国交相(28日、国交省で)


 戦略会議は、関空・伊丹の収益力を高めて負債の圧縮に努めながら、現状で計6200億〜6300億円と試算する事業運営権の売却価値を、関空会社の負債総額に見合う1兆円規模にまで高める筋書きを描く。

 また、運営権の売却額が低くとどまることを見越して、将来的に伊丹を廃港にし、その跡地を売却して得られる利益を負債の穴埋めに回す可能性も示した。関空会社の福島伸一社長は「関空の経営改善について、伊丹の事業価値や不動産価値をフル活用する検討に踏み込んだ」と評価する。

 政策案について、戦略会議の委員である福田隆之・野村総合研究所主任研究員は「日本で空港の運営権売却はこれまでになく、ある種、革命的だ」という。財務省関係者も「国交省による制度設計次第だが、方向性は良いと思う」とする。

 前原国交相は28日の戦略会議で「しっかりと提言を受け止め、工程表に基づいて実行に移す」と表明した。政府の方針になれば、凍結されている国から関空会社への補給金75億円の執行にもつながるとみられる。

 ただ、経済界では「経営感覚からすれば、運営権の売却は困難」(企業幹部)との見方が支配的だ。「1兆3000億円ありき」(国交省関係者)で、実質は債務を「塩漬け」にする枠組みだとの指摘もある。

 報告書案の記述も、運営権売却の部分は腰が引けた感がある。28日の戦略会議でも、委員から「議論が足りない」との声が出た。

 そんな中、関西の自治体や経済界では、前向きな受け止め方も広がり始めた。

 「運営権が売却できようとできまいと、国主導で関空の抜本的な経営改善を図る方向に転じた点で一歩前進だ」(自治体関係者)と考えるからだ。地元には再三の要望にもかかわらず、関空の負債問題に正面から向き合おうとしなかった国への不満が蓄積していた。

 神戸商工会議所の水越浩士会頭は、国の対応を求めた点を評価しつつ、神戸空港への言及がないことには「神戸を含む一元管理、経営統合を求める」という。

 報告書案は、地元の自治体や経済界でつくる関西3空港懇談会が合意した「一元管理」策などよりも踏み込んだ内容になった。関西3空港の利用促進や役割分担にどう具体的な道筋をつけるか、地元にもより真剣な議論が求められる。

 事業運営権の売却
 国や自治体が、公共サービスに必要な施設・土地を保有したまま、民間事業者に経営を委託する手法で「コンセッション」とも呼ばれる。運営権の売却益に加え、民間手法による効率化を見込む。契約期間は20〜30年が一般的とされる。空港の場合、運営する事業者が飲食店のテナント料、駐車料金など運航に直結しない周辺事業の収益を伸ばし、これを原資に航空会社が負担している施設使用料や着陸料を引き下げて、就航便の誘致などに結びつける効果を期待する。海外の空港に導入例がある。
(2010年4月29日 読売新聞)

1963 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/29(木) 23:50:53
>>1962
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100429-OYT1T00450.htm
伊丹廃港後、跡地売却も…関空と統合へ工程表

 国土交通省の成長戦略会議(座長=長谷川閑史・武田薬品工業社長)は、関西国際空港会社が抱える
1兆3000億円の負債解消に向けて、国が出資して持ち株会社を新設、傘下に関空と大阪(伊丹)空港の
運営会社を入れ、両空港の一体的な事業運営権を民間に売却する政策案を28日、発表した。

 伊丹については将来的な「廃港・関空への一元化」も検討することを明記し、廃港後に跡地を売却して
持ち株会社が関空から引き継ぐ負債の穴埋めに回す可能性も示唆した。

 提言は5月末に取りまとめる報告書の素案に盛り込まれ、前原国交相は政府として実行する考えを示した。

 戦略会議が同時に公表した工程表によると、2010年度中に関連法案の準備や地元との調整などに入る。
2〜3年後に関空・伊丹を経営統合し、その後、両空港の運営権売却の可能性などを検討するとしている。

 運営権の売却額見通しは公表されなかったが、関空は6000億円、伊丹は200億〜300億円と試算して
いるとみられる。関空の負債に見合う金額を提示する企業や投資家が現れた段階で売却するという。

 運営権の売却額が目標に大きく届かない場合も想定され、リニア中央新幹線が航空需要に与える影響や
土地利用計画の策定状況を見極めて、伊丹の廃港・跡地売却を含む対応を決めるとした。関係者によると、
伊丹の不動産価値は現状で1000億〜2000億円と見積もられている模様だ。

 運営権の売却は税制上の措置や関係者との調整が必要で、報告書案も「不確定要素が残る案」だとした。
このため、関空・伊丹の統合を先行するよう提案する。

(2010年4月29日14時42分 読売新聞)

1964とはずがたり:2010/04/30(金) 01:32:45

次の知事選ではこのバカ知事ちゃんと下ろせよなぁ。転載その①

川勝知事:「何であんなもの飾る!」 空港内ペットボトル茶広告に不満あらわ /静岡
 ◇伊藤園「発言の真意分からない」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/1329

1965チバQ:2010/04/30(金) 09:11:53
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100430/mcb1004300503021-n1.htm
内磨き「ドル箱」再興 ルフトハンザ、ファーストクラス刷新 (1/2ページ)2010.4.30 05:00

 日本航空が路線縮小をはじめ抜本的な経営再建を強いられているのを尻目に、欧州航空各社が華やかさを競い合っている。高級ホテル並みのサービスを提供し航空会社のドル箱であるファーストクラスやビジネスクラスに客を呼び戻す戦略だ。

 ◆需要回復見込む

 独航空最大手ルフトハンザはファーストクラスの客室を、英高級ホテルを思わせる内装に一新する。同じくファーストクラスを改良した英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)からの顧客奪取を狙う。

 今後3年間に80以上の長距離路線に導入されるルフトハンザの新ファーストクラスは、5月19日に納入される超大型旅客機エアバスA380型機で初披露される。同機の内装品を手がけた米航空機内装大手ヒース・テクナの英国部門営業開発部長マイケル・オーキー氏によると、光沢感のある木目調と茶やベージュの革張りで高級ホテルのような雰囲気が醸し出され、華やかで斬新というよりむしろ、プライベートジェットや高級車を思わせるモダンな内装という。

 ルフトハンザのファーストクラス改装は12年ぶり。改装費は明らかにされていないが、独ランデスバンク・バーデン・ヴュルテンベルグのアナリスト、ペローラ・ヘルグレン氏は約1億5000万ユーロ(約186億円)と推計する。

 2月にはBAが1億ポンド(約142億円)を投じた新ファーストクラスを10年ぶりに発表しており、両社ともプレミアム(ファーストとビジネス)クラスの需要回復を見込んだ経営戦略を立てている。

 ただ、航空会社の世界的な業界団体、国際航空運送協会(IATA)は15日、プレミアムクラスの利用は昨年の最低水準から10%回復したものの、なお2008年初期の水準を回復していないと発表。仏証券オッド・セキュリティーズのアナリスト、ヤン・デロクルス氏は「ファーストクラスを削減する機運が高まるなか、ルフトハンザはまさに賭けに出た。プレミアムクラスの利用客数が07年の水準に戻るかどうかは分からない」との見方を示している。

 ◆利益率は最大90%

 それでも需要が回復すれば、プレミアムクラスは大きな収益源となる。ファーストクラス往復の最低料金はルフトハンザの拠点フランクフルトからニューヨークで7999ユーロ、シンガポールとの往復では9559ユーロだ。ランデスバンクのヘルグレン氏によると、利幅の薄いエコノミークラスに対し、ファーストクラスの利益率は最大で90%に達する。

 ルフトハンザの広報担当者ヤン・ベーヴァルト氏は、地上ラウンジから機内に至るまで高級ホテルの雰囲気を演出するため、新ファーストクラスの客室にはラウンジから移動したことを感じさせない色や素材、形状が採用されたと説明した。同社がすでに導入しているファーストクラス専用ターミナルでは、利用客は送迎リムジンからホテル仕様のラウンジに通され、プレミアムクラス以外の旅客から隔離された空間でくつろげるようになっている。

 スイスのバイオテクノロジー企業の最高経営責任者(CEO)で、ルフトハンザのファーストクラスを年に往復10回以上利用するマイケル・ラツニッカ氏は「さまざまなシャンパンやワインの機内サービスはどの航空会社でもやっている。他社との差別化が重要だ」と指摘。「ルフトハンザは地上ではすでに高級なラウンジや送迎リムジンなど、すばらしい差別化に成功している。次に期待するのは機内だ」と語った。(ブルームバーグ Cornelius Rahn)

1966とはずがたり:2010/04/30(金) 11:48:38

秋田県に二つもいらんべ

大館能代は過去最低 09年度県内空港利用者
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100430a

 県がまとめた2009年度県内空港利用状況によると、大館能代空港の利用者は前年度比6645人(5・5%)減の11万4383人で、開港した1998年度(7月開港のため9カ月)を除き過去最低だった。全日本空輸が、不採算を理由に大館能代?大阪(伊丹)線を年内に廃止する方針を示したばかりで、同空港の苦戦を裏付ける形となった。

 大館能代空港の大阪便利用者は2万3584人で、前年度比38人(0・2%)減にとどまったが、搭乗率は42・8%と低迷。中型機から小型機に変わった2005年度以降では、利用者数、搭乗率とも最低だった。東京便は、ビジネス客の減少が響き、前年度比6607人(6・8%)減の9万799人。
(2010/04/30 08:36 更新)

5カ月ぶり80%割る ソウル便4月搭乗率
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100430b

 大韓航空秋田支店は29日、秋田?ソウル国際定期便(ソウル便)の4月の搭乗実績をまとめた。搭乗率は68・7%で4月としては過去最高を記録。しかし前月比では17・1ポイントの減となった。昨年12月以来、搭乗率は80%台を維持していたが、5カ月ぶりに割り込んだ。

 同支店によると、年度替わりの3?5月は例年、旅行者が減少する。本県の雪景色を目的にした韓国ドラマ「IRIS(アイリス)」のツアーが一段落したことも影響したとみられる。

 一方、前年同月比では24・7ポイントの大幅増で、4月としては過去最高を記録。搭乗者は前年同月比57%増の2656人で、内訳は韓国人を中心とした外国人が同191%増の1456人、日本人は同1%増の1200人だった。
(2010/04/30 08:44 更新)

1967チバQ:2010/05/03(月) 20:21:36
>>999
空の覇権争い激化 米コンチネンタルの航空連合移籍
>>1891
ユナイテッド航空とコンチネンタルが合併協議
>>1930
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK864471420100503
米ユナイテッド航空とコンチネンタル航空が経営統合で合意
2010年 05月 3日 19:33 JST
[シカゴ 3日 ロイター] 米ユナイテッド航空の親会社UAL(UAUA.O: 株価, 企業情報, レポート)とコンチネンタル航空は3日、経営統合することで合意したと発表した。これにより世界最大の航空会社が誕生する。
 統合は株式交換により行われ、統合後の社名はユナイテッド航空となる。持ち株会社名は、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス。本社はシカゴに置く。

 経営トップには、コンチネンタル航空のジェフ・スミセック最高経営責任者(CEO)が就任する。統合後の年間収入は290億ドルを上回る。

 コンチネンタル航空の株主は保有株1株につきユナイテッド株1.05株を受け取る。30日午後のユナイテッドの株価(21.83ドル)と4月21日時点のコンチネンタルの発行済み株式(1億3960万株)を基に算出すると、ユナイテッドはコンチネンタルを32億ドル相当で買収する。

 統合後の発行済み株式数は3億1450万株。UALの株主は新会社の株式を約55%保有することになる。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2010050300314
米航空2社が合併合意=デルタ抜き世界最大に
 【ニューヨーク時事】航空業界世界3位の米ユナイテッド航空と、同5位の米コンチネンタル航空は3日、合併することで合意したと発表した。実現すれば、旅客輸送能力で米デルタ航空を抜き、世界トップに躍り出る。規模拡大の一方で、効率的な燃料調達や不採算路線見直しなどを通じたコスト削減を徹底し、生き残りを図る。
 米航空大手は、価格競争に加え、景気回復の遅れによる利用客の伸び悩みや、原油高に伴う燃料コストの上昇にさらされ、赤字経営が続いている。2008年10月のデルタ・ノースウエスト航空統合に続く大型合併は、さらなる業界再編を誘発する可能性がある。(2010/05/03-19:08)

1968チバQ:2010/05/03(月) 20:26:56
 新ユナイテッド(スターアライアンス)
①デルタ(スカイチーム)
②アメリカン(ワンワールド)
③ユナイテッド(スターアライアンス)
④コンチネンタル(スターアライアンス)
⑤サウスウエスト・・・格安航空会社
⑥USエアウェイズ(スターアライアンス)

http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010050301000158.html
世界最大級の航空会社誕生 米3位と4位が合併発表
 【ニューヨーク共同】米航空3位のユナイテッド航空の親会社UALと同4位のコンチネンタル航空は3日、合併して経営統合すると発表した。当局の承認を得られれば、最大手のデルタ航空を抜き米国で最大、世界でも最大級の航空会社が誕生する。

 米航空会社は景気後退や燃料費高騰で軒並み赤字を計上、格安航空会社の台頭もあり、厳しい経営が続いている。両社は合併により経営の効率化を進め、生き残りを図る。航空業界では経営統合や資本提携が進んでおり、今回の両社の合併で一層の業界再編が進む可能性がある。

 両社は全日本空輸と日米間路線を3社で一体運営し、便数やダイヤを効率的に割り振り、運賃も共通化することを既に決定。現時点では日米路線に「大きな影響はない」(全日空関係者)見通しだが、両社が重複路線を合理化すれば、日本便が減少する可能性もある。

 新会社は、売上高が2009年の単純合算で289億ドル(約2兆7100億円)となり、最大手デルタの280億ドルを抜く。

2010/05/03 18:53 【共同通信】

1969チバQ:2010/05/03(月) 20:31:13
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/229237.html
新千歳空港 「国際カーゴ基地」断念 道方針 観光拠点に転換(05/02 09:43)
 道は、新千歳空港の国際航空貨物の拠点化を目指す「国際エアカーゴ基地構想」を断念する方針を固めた。新千歳の24時間運用の根拠となった道独自の構想だが、国際貨物定期便は一度も就航しておらず、戦略を転換する。中国人観光客の急増などにより、新千歳を「日本の観光拠点空港」と位置づけ直し、道が主体となって取り組んできた24時間運用の騒音対策などに、国の財政出動を促す狙いもあるとみられる。

 この構想は、横路孝弘知事時代の1986年、新千歳の国際化戦略として策定。88年の新千歳開港当時は「道内経済の活性化につながる」(道幹部)として官民を挙げて推進したが、定期便誘致も実現しておらず、目標としてきた年間20万トンの国際貨物取扱量も、昨年実績で3千トン余りと、遠く及ばない。

 深夜・早朝時間帯(午後10時〜午前7時)の国際貨物便の離着陸を可能にする目的で、94年に始まった24時間運用も、航路下住民との合意で1日6回に限定された発着枠が、現在はすべて国内便で埋まっている。

 道は「国際貨物の増加にはこれからも取り組むが、基地化を目指す構想の使命は終わった」(幹部)とする。

1970チバQ:2010/05/03(月) 22:12:18
>>1923
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001005030001
スカイマーク 初の定時運航
2010年05月03日


搭乗2時間前からの手続きが始まり、落ち着きをみせるスカイマークのカウンター=小美玉市与沢

 茨城空港が開港して初のゴールデンウイーク。出発の遅れが常態化していたスカイマークの茨城―神戸便(4月16日就航)は、1日に初めて定時に出発した。だが同日は、搭乗手続きや機体の出発作業に、ふだんより人手や手間をかけた日。コスト削減による低価格という「売り」を維持したまま定時運航ができるのか。正念場はこれからだ。(岩田智博)


 神戸便の運賃は、座席数に限りがあるものの21日前までの予約なら5800円。安さの理由は、徹底したコストカット。空港に支店を置かず、客室乗務員が搭乗手続き業務もする。駐機場から滑走路に出る際は飛行機のけんいん車を使わず、飛行機自体のエンジンでUターンし走り始める。


 だが、神戸行きの搭乗手続きは、神戸から来た飛行機の客室乗務員が、神戸便出発までの1時間弱の間に行うため、乗客がカウンターに長蛇の列をつくることに。結果として、10分前後の出発の遅れが続いていた。


 解消策として、4月29日から職員2人を空港に配置。出発2時間前からの搭乗手続きを可能にした。1日は他社のチャーター機を含め8便が同空港から出発したため、初めて空港のけんいん車を使った。


 スカイマーク総務人事本部は、「今後は予約状況によって人員配置を決める。定時運航については、飛行機は動き始めた時が出発。弊社の自力走行での出発は、けんいん車を使用するより速く滑走路に出られるので、数分の出発遅れは解消されているはずだ」と話す。


 低運賃のための“コストカット路線”が見直しを余儀なくされているのでは、という問いには「担当者が不在」との回答だった。

1971 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/04(火) 09:36:32
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4419207.html
前原大臣、韓国インチョン空港を視察

 外遊中の前原国土交通大臣はアメリカ・ワシントンからベトナムのハノイに向かう際、韓国のインチョン空港を
視察しました。「日本のハブはいまやインチョン」と、日本の空港行政の遅れを嘆いている前原大臣。
その感想は?

 アメリカ・ワシントンを訪問後、ベトナムのハノイに向かう際、前原国土交通大臣はトランジットに成田ではなく、
お隣韓国のインチョン空港を利用しました。

 「日本はたくさん空港を作ったが、ハブ空港がひとつもない。日本のハブは今やインチョン空港にとられている」
というのが、口癖の前原大臣。国交省幹部は今回のインチョン空港乗り換えについて、「もっとも避けたい
ルートだった」といいますが、背に腹は替えられず、大臣自ら「アジアのハブはインチョン」を実践してしまった
格好です。

 とはいえ、トランジットの際にはインチョン空港の中をしっかり「敵情視察」。「お客様本位の経営や学ぶべき
点が多かった。成田や羽田もさることながら関西空港が見習うべき点が多いのではないか」と感想を述べました。
(04日03:52)

1972チバQ:2010/05/04(火) 09:58:22
http://mainichi.jp/select/world/news/20100504ddm008020147000c.html
米航空2社:ユナイテッド・コンチネンタル、合併正式発表 世界最大の航空会社誕生へ
 【ワシントン斉藤信宏】航空業界世界4位のユナイテッド航空(UA)の持ち株会社UALと同5位のコンチネンタル航空は3日、合併することで合意したと発表した。両社は「年内には統合手続きを完了する」としており、独占禁止当局の承認を得て合併が実現すれば、最大手のデルタ航空を抜き、世界最大の航空会社が誕生する。

 米航空業界は燃料コスト上昇や景気低迷による利用客減などで、大手4社が10年1〜3月期にそろって赤字決算となるなど厳しい経営が続いている。08年のデルタ航空とノースウエスト航空に続く大型合併で、さらに業界再編が進む可能性もある。

 合併の決まった新会社名は「ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス」とし、運航航空会社は「ユナイテッド航空」の名称を存続させる。本社はUALの本拠地であるイリノイ州シカゴに置き、UALのティルトン会長兼最高経営責任者(CEO)が新会社の会長、コンチネンタルのスミセク会長兼CEOが新会社のCEOに就任する。

 合併は株式交換方式を採用し、コンチネンタル株1株に対し、UAL株1・05株を割り当てる。合併費用は30億ドル(約2800億円)規模にのぼる。

 ユナイテッドとコンチネンタルは、米国内の路線での重複が少なく、国際線でも、アジア路線に強いユナイテッドと中南米・欧州が主力のコンチネンタルでは補完関係が成り立つため、以前から合併効果が大きいと言われていた。08年春に交渉を加速させたが決裂。その後、08年秋の世界経済危機で両社とも経営が悪化、合併による経営効率化への機運が高まっていた。

1973チバQ:2010/05/04(火) 10:11:59
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201005030366.html
コスト削減狙う米2航空 合併で格安会社に対抗2010年5月4日1時45分

 【ニューヨーク=山川一基】米ユナイテッド航空とコンチネンタル航空が合併することになったのは、生き残りのためには、規模の拡大とコスト削減が欠かせないとの考えで一致したからだ。航空不況と価格競争にさらされ、大手各社は競争力の強化を迫られている。

 ユナイテッドのグレン・ティルトン最高経営責任者(CEO)は3日、合併について「運航面でも財務面でもより効率的な航空会社となり、極めて競争が激しい世界の航空産業のなかで勝ち抜ける位置につける」と説明した。

 2008年の「リーマン・ショック」以降の航空不況は深刻だ。国際航空運送協会(IATA)によると、昨年の世界の旅客需要は前年比3.5%減で、貨物需要は同10.1%減。IATAによると「戦後最悪の落ち込み」だ。

 今年に入り客足は戻り始めているが、一昨年のレベルには遠い。燃料代も再び上昇し始め、今年1〜3月期決算は、ユナイテッドとコンチネンタルを含む米大手5社すべてが純損益が赤字だった。

 格安航空会社(LCC)の台頭も価格競争に拍車をかけている。米LCC最大手のサウスウエスト航空は今年1〜3月期に売上高を前年同期比で12%増やし、純損益は黒字だった。利用客数はすでに米航空会社ではデルタに次いで2位だ。サービス削減や地方空港の利用などで、大手より料金を数割安くしている。例えば、中堅都市間なら片道を40ドル台から結ぶ。日本円にすれば4千円ほどだ。

 ティルトン氏は合併発表後の電話会見で「消費者は国内路線の8割で格安航空会社を選択できる状況になっている」と危機感を強調した。

 大手の「武器」は、利用距離に応じてたまる「マイレージポイント」を加盟社で使えるようにして、顧客を囲い込む「国際航空連合」だ。ユナイテッドが率いる「スターアライアンス」は加盟社数の多さから「最強」と言われる。

 それでも今回、同じ航空連合に加盟する会社同士が合併にまで踏み込むのは、機材や路線の効率化、地上職や経理・総務などの間接部門のリストラがさらに必要になっているからだ。両社の発表によると、2013年までに増収やコスト削減の結果、最大で12億ドル(約1100億円)の統合効果が見込めるという。

 欧米の航空産業は01年9月の米同時多発テロ以降、合従連衡が進んでいる。新型インフルエンザの流行やアイスランドの火山噴火など予期せぬ逆風が吹くことも多く、収益安定化を目指した再編は今後も予想される。

 航空会社の経営基盤が安定することは、安全性の向上には欠かせない。また利用者にとっては航空会社が合併することで、行き先が増えることや乗り継ぎの利便性が高まることが期待できる。

 一方、米アナリストのリポートによると、両社は米国内13路線で重複し、8%の輸送能力の削減が可能になるという。合併や統合が進むことで競争があまりない路線が出てくると、その路線の料金が上がる可能性もある。

■別連合の日航、厳しく

 米大手航空会社の再編は、日本の航空会社の戦略にも無関係ではない。

 ユナイテッドとコンチネンタルは、同じスターアライアンスに加盟する全日本空輸とともに昨年12月、米運輸省に独占禁止法の適用除外(ATI)を申請した。太平洋路線の営業や運航などの一体運用を可能にするのが目的だ。

 もともと3社でのATI認可を目指していただけに、全日空の戦略に大きな変化はなさそうだ。ユナイテッドの経営基盤が安定し、利用客が増えれば、全日空にも海外客が流れこむことが期待できる。

 一方、経営再建を目指す日本航空の「後ろ盾」になっているアメリカン航空は厳しい環境におかれそうだ。米大手3社の中では輸送能力で見劣りすることになり、コスト面やサービス面の競争力で差をつけられる可能性もある。

 日航もアメリカンと太平洋路線でATIを申請している。アメリカンの利用客減などの影響があれば、日航が得る収益も目減りしかねない。

 アメリカンのジェラルド・アーピーCEOは4月上旬の記者会見で「合併が業界の危機を解決するための特効薬だとは思わない」と強調した。だが、経営改善の別の有効な手段はまだ打ち出せていない。今後の業界再編では、その動向が注目されそうだ。

1974チバQ:2010/05/04(火) 10:12:34
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100503/fnc1005032350003-n1.htm
太平洋路線の競争激化か 米2社合併
2010.5.3 23:47

 米ユナイテッド航空とコンチネンタル航空の合併により、日米間の太平洋路線の競争が激化しそうだ。両社と同じ航空連合「スターアライアンス」に所属する全日本空輸は「太平洋路線のサービス展開などで意思決定が迅速化し、競争力強化につながる」(幹部)と期待を寄せる。

 3社は米運輸当局に太平洋路線での独占禁止法の適用除外(ATI)の認可を申請中で、今秋にも決まる見通しだが、全日空は「合併で認可時期が遅れる可能性は少ない」とみている。合併で太平洋路線の効率化が進めば、他の航空連合より優位に料金やサービスを設定できる可能性がある。

 太平洋路線はスターアライアンスのほか、会社更生手続き中の日本航空と米アメリカン航空などの「ワンワールド」、米デルタ航空などの「スカイチーム」がしのぎを削っており、競争激化で収益性が悪化すれば、各連合とも戦略の練り直しを迫られそうだ。

1975チバQ:2010/05/04(火) 10:13:30
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100503/fnc1005032342002-n1.htm
航空再編加速へ、顧客メリットは不透明 (1/2ページ)
2010.5.3 23:40
 【ワシントン=渡辺浩生】3日に合併が決まった米ユナイテッド航空の親会社UALとコンチネンタル航空は今後、重複路線の整理やコスト削減で厳しい経営環境の克服を図る。世界の航空業界は金融危機が峠を越した後も燃料費高騰などに悩まされており、今後も大規模提携や経営統合が活発化することは必至だ。

 両社はシカゴ、ロサンゼルスなど国内ハブ(拠点)を8カ所に広げる。海外路線は、ユナイテッドが太平洋路線、コンチネンタルが欧州、中南米に強みを持っており、合併による相乗効果に期待している。両社は全日本空輸が加盟する「スターアライアンス」の構成メンバーでもあり、日本航空が所属する「ワンワールド」など他の国際的な航空連合との競争も一段と激しくなる見通しだ。

 米航空業界は、2001年の同時中枢テロを契機にした航空不況で一時は大手4社が連邦破産法適用となる事態になった。経営再建後の各社は再編に活路を求め、08年にはデルタ航空とノースウエスト航空が大型統合。ユナイテッドとコンチネンタルも、2年前の交渉決裂を乗り越えて合併決定に至った。

 米国では、ジェット・ブルーなど格安航空会社との競争も激化しており、現在2位のアメリカン航空と5位のUSエアウェイズの統合に向けた動きも注目されている。しかし、相次ぐ大型再編は市場の寡占状態を招き、「効率化を口実とした路線削減や値上げがしやすくなる」(業界アナリスト)可能性がある。

 すでに航空連合内で一定の提携効果は進んでいるという見方があり、統合過程におけるサービス低下や苦情の増加はデルタ・ノースウエストの合併でも指摘されている。消費者にも大規模再編のメリットが及ぶかどうかは不透明で、結果的に顧客の減少を招く恐れも捨てきれない。

1976チバQ:2010/05/04(火) 10:18:42
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100417/biz1004171800007-n1.htm
【ドラマ・企業攻防】甘え・亀裂・疎遠…苦悩するカリスマ 日航再建、迷走再び (1/3ページ)
2010.4.17 18:00
 日本航空が1月19日に会社更生法の適用を申請してから3カ月。再建請負人の稲盛和夫会長(京セラ名誉会長)が苦悩を深めている。長年にわたって染み付いた“親方日の丸”体質が、再生の大きな壁となって立ちふさがっている。更生計画の提出期限が6月末に迫る中、銀行団との軋轢(あつれき)も再燃してきた。カリスマ経営者は、この試練を乗り越えられるのか。


「八百屋経営も無理」

 「そんな考え方では八百屋も経営できない」

 稲盛氏は役員との議論で採算への意識の低さに愕然(がくぜん)とした。責任の所在が不明確なことにも驚かされたという。

 3月17日に行われた定例会見。稲盛氏は「商売人の感覚を持った人があまりに少ない。損益ベースで物事を考える人が少ないことは大変残念だ」と、あえて公の場で“身内”の恥をさらした。

 当初、「週3回程度」と考えていた出勤は、ほぼ毎日になった。健康を気遣う妻からタバコを取り上げられ、体重も減ったという。

 「整備工場や本社のオペレーションセンターにふらりと訪れる姿をよくみかける」(幹部)と現場を飛び回る。社員食堂で中堅や若手社員らと酒を酌み交わしながら、ひざ詰めで議論を交わし、意識改革に取り組む日々だ。

 だが、経営の改善は思うように進んでいない。「毎日、億単位の赤字が出ている」(業界関係者)との見方もあり、出血が止まらないままだ。


初めてのクビ切り

 「京セラの50年、KDDIでの27年の経験で社員のクビを切ったことは一度もない」というのが稲盛氏の自慢。2月1日の就任会見でも、「本当に心が痛い」と、何とか人員削減を少なくしたいとの考えを示していた。

 しかし、日航が直面する現実を前に抑制どころか、当初のリストラ計画の大幅な上積みを余儀なくされた。3年間かける計画だったグループで約1万6500人の削減を今年度中の1年間に前倒しする。早期退職の募集人員も2700人から拡大する方針だ。

 廃止路線を国内外で当初の31路線から47路線に増やしたことで、適正規模への縮小を急がざるを得なくなったためだ。

 「安全運航に支障が出る」「社員の士気が低下する」。社内にはリストラ拡大への不満がくすぶる。

 福岡、大阪空港の客室乗務員拠点を閉鎖し、羽田、成田空港への配置転換を打ち出すと、客室乗務員で組織する労働組合が会見を開き、「実質的な整理解雇だ」と反旗を翻された。


手のひら返す国交省

 社内から突き上げを受ける一方で、外からは取引先銀行団が「この程度のリストラでは再建はおぼつかない」と、さらなる上積みを突き付けている。

 5千億円に上るつなぎ融資の借り換えや高効率の新型航空機の購入などで銀行団の支援は欠かせない。だが、銀行団は反対していた法的整理で多額の債権放棄を強いられた恨みもあり、「実現性も含め納得のいく計画でなければ、お付き合いするわけにはいかない」(メガバンク関係者)と冷たく突き放す。

 蜜月関係にあった国土交通省との関係も冷え込んでいる。公共交通インフラとしての路線維持の方針を転換。手のひらを返したように、銀行団と足並みをそろえ、路線削減の拡大を求めている。

 前原誠司国交相は、かつて稲盛氏に後援会長を務めてもらっていたという「遠慮」(国交省幹部)もあり、距離を置こうとしているようにみえる。実務を仕切る大西賢社長は「2月以降、ほとんど国交省に顔を出していない」(関係者)という疎遠さだ。

 管轄外の企業再生支援機構に主導権を握られたことも一因だが、「日航の規模を縮小しないと、全日空と共倒れになりかねない」(同)との認識も広がりつつある。

 関係者の思惑が入り乱れ、更生計画の行方は混沌(こんとん)としており、何度も繰り返されてきた迷走劇が再現されようとしている。

 「企業の宝は何よりもここに集う社員であり、社員の心だ」「ひるむことなく、再生の原動力になってほしい」

 4月1日、東京・羽田の格納庫で行われた入社式。“四面楚歌(そか)”ともいえる状況の中、稲盛氏は出席した548人の新入社員に語りかけ、新しい風に期待を寄せた。

 3年という期限の中で日航を蘇らせることができるのか。その最初の試金石が6月末に迫っている。(石垣良幸)

1977チバQ:2010/05/06(木) 12:18:18
>>1836
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001005060001
外貨両替 パイ奪い合い
2010年05月02日


関空会社が直営する外貨両替所=関西空港旅客ターミナルビル出国エリア

 関西空港内にある外貨両替所の競争が激しくなっている。1年半前から直営店を相次いでオープンさせている関西国際空港会社が、取り扱い通貨の豊富さなどで利便性を打ち出す一方、既存の銀行側は、特別割引や航空会社のマイルのプレゼントなどで対抗。利用者にとっては選択肢が広がるが、各店の担当者は「旅客数が減っている中で、パイの奪い合いになっている」と戦々恐々だ。


 海外へ出発する前に、日本円をどこで現地通貨に換金するか――。


 先月下旬、関空会社は国際線出国エリア内に新しい外貨両替所を3店舗立て続けにオープンさせた。いずれも海外へ出発する乗客が、出国手続き後に待機するエリアで、これまで両替所がなかった空白地帯だ。


 銀行6行が営業していた両替サービスに関空会社が参入し始めたのは一昨年9月。駅の改札前を始め、出発フロアや到着フロアなどに次々出店を続けた。先月開店の3店舗を加えると、関空内19カ所のうち8カ所が関空会社の直営店になる。


 同社の売りは取り扱い通貨が32種類と豊富で、10万円以下であれば氏名などの記載が不要で素早く手続きできること、また、最終便がどんなに遅れても出発1時間前まで必ず営業する全便対応のサービスという。担当者は「これまで行き届かなかった部分の利便性を上げるのが目的」と説明。すでに関空会社直営店の取扱高がすでに全体の3割を占めている。


 一方、銀行側も利用客獲得に必死だ。池田泉州銀行は店頭レートから1米ドルで50銭安くする割引券を南海電車の特急ラピートやリムジンバス内、旅行会社のカウンターなど広く配る戦略が奏功。出発フロアから遠い場所に店舗がありながら多くの客を呼び込み、同じく3割のシェアを確保している。


 紀陽銀行もホームページなどに割引券を掲載しているほか、両替額1万円ごとに航空会社のマイレージポイントを5マイル進呈するサービスで独自性を出している。


 これまで特別なキャンペーンを実施してこなかったという三井住友銀行も期間限定(3月31日〜6月29日)で、通常より1米ドルで手数料を80銭安くする割引を関空限定で行っている。


 各行の担当者は「不景気で旅客数が減っている中、店舗だけ増えて少ないパイの奪い合いになっており、非常に厳しい」と口をそろえている。

1978チバQ:2010/05/06(木) 12:20:06
>>642
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001005060003
都心と成田を結ぶセレブヘリ、利用好調
2010年05月06日

 森ビルが昨年9月に始めた東京都心―佐倉―成田空港間を約30分で結ぶヘリコプター便の利用が好調だ。利用者の約8割がビジネス客。提携する航空会社も1社から5社に増えた。4月からは仏高級ブランドのエルメスが内外装を手がけた「セレブ仕様」の機体も含め、片道4万5千円に統一、さらなる利用拡大を目指す。(高橋友佳理)


 日暮里―空港第2ビルの間(66キロ)の移動でみると、京成電鉄のスカイライナーで51分かかり、東京から「遠い」のが成田空港の弱みだ。


 ヘリは都心のアーク森ビル(東京都港区)の屋上ヘリポートと佐倉市のヘリポートを結び、そこからハイヤーで移動。ヘリに乗ってから約30分で空港に到着する。


 1日最大22便を運航する。料金は、スタンダード機がハイヤー代を含めて片道5万円、「エルメス機」は片道7万5千円だったが、提携先の拡大により需要が増えることが見込まれるため、4月からは一律4万5千円にした。


 森ビルによると、3月末までに約千人が利用。30代後半から50代のビジネスマンが多かった。日本人は全体の6割という。


 森ビルの礒井純充ヘリコプター事業室長は「結婚式後の旅行など特別な旅に使う方もいるが、8割がビジネス客。頻繁に海外と日本を行き来し、『時間を買う』層が、成田を利用する年間3千万人の中に必ずいる」と分析する。


 このヘリコプターサービスは当初、全日空がファーストクラスの客のみに無償で提供していたが、4月からはビジネスクラスにも拡大。日本航空もビジネスクラス以上で参入したほか、帝国ホテルなど都内の5ホテルも同様のサービスを導入した。


 礒井室長は「これからはこれまでの3〜5倍に利用が伸びる」と予想する。7月に開業し、都心と空港を30分台で結ぶ成田新高速鉄道の開通も「客層が違う」として、脅威にならないと受け止めている。

1979荷主研究者:2010/05/06(木) 23:28:57

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004200307.html
'10/4/20 中国新聞
広島空港の旅客数9・8%減

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20100420030701.jpg
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 広島県は19日、広島空港(三原市)の2009年度の旅客数が282万1767人だったと発表した。前年度比9・8%減で、1998年度以来11年ぶりに300万人を割った。長引く景気低迷でビジネス利用の多い国内線が落ち込んだ。

 広島空港の国内定期路線は、東京、成田、札幌、仙台、沖縄の5路線。チャーター便を含む国内線の旅客数は252万5750人で、前年度比10・5%減となった。1日15往復の東京線は8・6%減。札幌線は、2社のうち全日空が通年運航から6〜9月の季節運航に切り替え、36・8%減と落ち込んだ。

 国際定期路線は、ソウル、大連・北京、大連、上海、台北、バンコク(昨年10月27日で廃止)、グアムの7路線。チャーター便を含む旅客数は29万6017人で、3・0%減にとどまった。ギョーザ中毒事件などの影響で低迷していた中国路線が全体で8・2%増と持ち直した。

1980荷主研究者:2010/05/07(金) 00:19:27

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/04/24/new1004240802.htm
2010/04/24 デーリー東北
「新幹線だけでは不便」関西、一気に遠く

 路線存続の願い届かず―。日本航空が23日に青森県などに正式に伝えた三沢―伊丹(大阪)線の運休方針。三沢市から関西へ直行する“空の足”が失われることに、三沢空港の利用者や市民からは「新幹線だけでは不便」「三沢の商店街への客足が遠のく」と、不満や商売への懸念が相次いだ。空港の利用促進に努め、路線存続を訴えてきた市関係者は運休の結果に肩を落とした。

 伊丹線の利用者に対し、旅行商品の費用を一部助成するなど利用促進に努めてきた三沢空港振興会。事務局を努める市政策財政部の澤口正義部長は「いろんな手段を講じてきたんだが…」とショックを隠し切れない様子。

 同市の会社員男性(48)は月1回、出張のため伊丹線を利用する。「新幹線で乗り継ぎとなれば、日帰りできる日程が1泊2日にずれ込む。移動時間がもったいない」と嘆いた。

 運休の影響は岩手県北地方にも影を落とす。洋野町種市、船員井戸向正男さん(60)は「便数の少ない花巻空港は不便なので三沢を利用してきたが、新幹線の乗り継ぎでは体力的につらい」と険しい表情を浮かべた。

 関西方面からのビジネス客、観光客をターゲットにしてきた地元商業者にとっても痛手だ。同市の古牧温泉青森屋は、冬季の関西方面からの誘客に力を注いできた。伊丹空港を活用したパック旅行による同温泉の利用者は2009年度、前年度からほぼ倍増。事業が軌道に乗ってきただけに、佐藤大介総支配人は「レストランや浴場の改装など努力を重ねてきた。今シーズンは計画を練り直すことも考えなければならない」と無念さをにじませた。

 同市幸町1丁目の旅行代理店「オリエントツアー」は、取り扱う商品の約2割が伊丹線を使ったパック商品。鈴木健一代表取締役は「店では手数料収入が減少する。週1、2日、小型機でもいいから就航できないものか」と切望した。

 23日は青森空港を発着する中部(名古屋)便も運休が明らかになった。同日、青森空港に降り立った三沢市の女性(65)は、県内の2路線が運休することに「出張などで使いたい人はいるはずなのに」と残念そうだった。

【写真説明】伊丹便などの搭乗手続きに並ぶ利用者=23日午後1時5分ごろ、三沢空港ターミナルビル

1981荷主研究者:2010/05/07(金) 00:25:49

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/166723
2010年4月21日 01:15 西日本新聞
「ソラッピー」バス発車 北九州空港と苅田駅結ぶ 1日9往復運行

JR苅田駅と北九州空港を結び、運行を始めたエアポートバス「ソラッピー」

 苅田町は20日、北九州空港(北九州市小倉南区)の利用促進を図るため、JR苅田駅(同町提)と空港を結ぶエアポートバスの運行を開始した。バスの名称は、公募で決まった「SORAPPY(ソラッピー)」。同駅と空港の間を1日9往復し、太陽交通(行橋市道場寺)が運行する。

 駅から空港までの所要時間は17分。うち3便は、駅を経由して日産自動車九州工場(同町新浜町)を発着点とし、バス停を計5カ所に設けた。町は初期費用に150万円を支出。同社は町から年800万円を上限に助成を受け、1日60人の利用を目標にする。

 名称は宮岡栄一さん(72)=同市上検地=が考案。空(SORA)とハッピー(HAPPY)を組み合わせたという。車体のデザインは田中ノリ子さん(75)=同町提=の案で、町のシンボルのクスノキや空港の連絡橋などが描かれている。

 吉広啓子町長は「バスを多くの人が使い、北九州空港が発展するよう願う」と話している。

=2010/04/21付 西日本新聞朝刊=

1982チバQ:2010/05/08(土) 11:27:25
>>1619
ユナイテッドがゼロですかあ
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100508/fnc1005080840006-n1.htm
羽田と米4都市が直結 日米間に新路線開設へ
2010.5.8 08:38
 米運輸省は7日、デルタ航空など米3社に対し、ハワイのホノルル、ロサンゼルス、ニューヨーク、デトロイトの4都市から東京の羽田空港に直接乗り入れる新路線の開設を認めると発表した。異議申し立て期間を経た後に最終決定する。

 日米両政府が昨年12月、航空自由化(オープンスカイ)協定締結で合意したのを受け、日米それぞれの航空会社に1日4往復ずつ羽田の深夜早朝時間帯の発着枠が割り当てられた。米運輸省は来年1月29日までの路線開設を求めている。

 ホノルル線はハワイアン航空、ロス線とデトロイト線はデルタ航空、ニューヨークのケネディ空港からはアメリカン航空が運航する。ハワイアンは初の日本路線。平日の仕事が終わった後、羽田から米国に飛ぶことが可能になる。(共同)

1983チバQ:2010/05/08(土) 11:28:10
http://www.sankei-kansai.com/2010/05/08/20100508-023610.php
関空―NY直行便 実現へ勉強会設置
 6月7日から関西国際空港と米シアトルとの直行便を週7便運航する米航空大手、デルタ航空のジェフリー・S・バーニアー太平洋地区営業統括本部長兼日本支社長が7日、大阪府の橋下徹知事を表敬訪問した。橋下知事は「関西からは毎年約9万人が米国の東海岸を訪問している」とニューヨーク(NY)への直行便を要望。バーニアー本部長は就航実現の可能性を探る勉強会の設置を約束した。

 橋下知事は「関西からNYに行く人の半分が大阪(伊丹)空港から成田国際空港を経由している。関空からNYに直接行けるように資金面でのサポートも考えたい」と述べると、バーニアー本部長は「関西は大切な市場だ。シアトル線の成功が先だが、将来的な可能性は検討したい」と答えた。

(2010年5月 8日 08:06)

1984チバQ:2010/05/08(土) 11:30:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20100508-OYT8T00184.htm
空港―東京駅 関鉄がバス
来週にも開始1日3往復
 茨城空港とJR東京駅を結ぶ直通バスについて、関東鉄道(本社・土浦市)が県から業務委託を受け運行することが7日、わかった。1日3往復を予定し、来週中にも運行を開始する。空港開港前から東京都心への公共交通網の脆弱(ぜいじゃく)さが指摘されていたが、県は直通バスの運行で利便性を高め、新規路線の拡大や既存路線の増便につなげたい考えだ。

 県は国の緊急雇用対策基金を活用し、空港バス運行実証事業として実施する。期間は来年3月までで、県は関東鉄道に年間約5000万円を上限に助成する。利用者が多ければ事業を継続する方針。

 ダイヤは、空港に就航するスカイマークの神戸便と韓国・アシアナ航空のソウル便の運航時刻に合わせるほか、空港周辺の住民にも都心への足として利用してもらえるよう調整する。所要時間は約2時間。運賃は、航空機利用者が片道500円、往復1000円で、利用者以外は片道1000円、往復2000円。

 茨城空港は現在、到着した旅行者が都心に出る場合、一般の路線バスでJR石岡駅に出て常磐線に乗り継がなければならず、特急を使うと約3500円かかる。県空港対策課によると、今月の大型連休期間中に就航したチャーター便は県外利用者が半数以上を占めており、「直行バスの運行で首都圏からの誘客にも期待できる」としている。

(2010年5月8日 読売新聞)

1985チバQ:2010/05/08(土) 12:20:18
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4422472.html
デルタなど3社に羽田線認可、米運輸省

 新たに認められることになった羽田空港とアメリカを結ぶ航空路線について、アメリカ運輸省はデルタ航空など3社に対し、あわせて4路線を認可しました。

 アメリカ運輸省は7日、今年秋以降、就航可能になる羽田への路線について、デルタ航空にロサンゼルスとデトロイトの2路線を、アメリカン航空にニューヨーク線を、新規のハワイアン航空にホノルル線を認可すると発表しました。

 これは去年暮れに合意した日米航空自由化協定に基づくもので、今年10月の羽田空港の国際化にあわせ、深夜早朝帯に羽田・アメリカ便を日米の航空会社それぞれに1日4便ずつ認めることになっていました。

 アメリカ側では、スターアライアンスグループのユナイテッド航空とコンチネンタル航空も羽田線を申請していましたが、いずれも認められませんでした。

 一方、日本の航空会社では、経営再建中の日本航空がすでに羽田・ホノルル線とサンフランシスコ線の開設を検討したいと表明していますが、まだ認可には至っていません。(08日06:50)

1986名無しさん:2010/05/08(土) 21:58:07
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100508-OYO8T00318.htm
米デルタ 関空直行便検討…NYなど 支社長、橋下知事に方針

米デルタ航空のジェフリー・バーニアー日本支社長は7日、大阪府の橋下徹知事と大阪府庁で会談し、関西国際空港からニューヨークやデトロイトなど米東部への直行便の就航を検討すると表明した。早ければ2011年の実現を目指す。デルタは6月8日から関空と米西海岸のシアトルを結ぶ路線を9年ぶりに再開する予定で、関空の北米便を充実させる方針だ。

バーニアー氏は「関西の市場はデルタにとって重要だ。今後、11年の(東海岸への)直行便の話し合いをしたい」とした。橋下知事は「ぜひニューヨーク便をお願いしたい。行政としてもサポートする」と述べ、関空の着陸料割引などの支援を検討する意向を示した。今後、デルタ航空や大阪府で勉強会を開き、就航に必要な条件整備を進める。

関空の米東部への直行便はノースウエスト航空(デルタ航空と合併)のデトロイト線が09年2月に廃止されて以降、飛んでいない。西海岸を含めた北米線も、1998年の8都市週73便(往復)をピークに減っており、現在はサンフランシスコへの週7便にとどまる。

1987名無しさん:2010/05/08(土) 21:59:56
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100508-OYO8T00460.htm
関空、世界12位…7年連続のベスト10ならず

「トイレ」「手荷物」3位
英国の調査会社「スカイトラックス」が発表した今年の「世界空港ランキング」で、関西空港は総合12位だったことが分かった。7年連続のベスト10入りはならなかったが、国内空港では最高位で、「トイレ」と「手荷物」部門ではそれぞれ世界3位となった。


北京、バンコクなど躍進
同ランキングは、世界100か国以上の約980万人の旅行客による投票で決まり、総合1位はチャンギ(シンガポール)、2位は仁川(韓国)、3位は香港(中国)だった。

関空は2004年から6年連続でベスト10に入り、昨年は6位だった。しかし、今年は昨年17位だった北京(同)が8位に、同16位だったバンコク(タイ)が10位となるなど、アジアのライバル空港の“躍進”で12位にとどまった。国内では中部(13位)、成田(17位)を抑えてトップだった。

一方で、部門別で3位となった「トイレ」は清潔性などが評価され、昨年の1位に続いての高い評価を得た。「手荷物」については、短い待ち時間で受け取れる点などが評価されたとみられる。

関空会社広報グループは「今後も使いやすい空港を目指して努力したい」としている。

(2010年5月8日 読売新聞)

1988チバQ:2010/05/09(日) 16:34:30
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100507/CK2010050702000150.html
4月のFDA搭乗率 2路線6割超す JALから引き継ぎ『出だしまずまず』
2010年5月7日


 県は6日、静岡空港発着路線の4月の利用状況を発表した。日本航空(JAL)の撤退によりフジドリームエアラインズ(FDA)が同月から引き継いだ福岡、札幌の2路線の搭乗率は、前月までの平均搭乗率より5〜11ポイント減少した。県空港利用政策課は「FDAはJALと比べてまだ知名度や販売力では劣るが、2路線とも6割を超え、まずまずの出だし」と評価している。 (広瀬和実)

 同課によると、国内線全体の搭乗率は60・6%で、春休み期間と重なった前月の80・2%から大幅に減らし、前月までの平均搭乗率65・2%も下回った。同課の松井隆課長は「4月は年度初めで、ゴールデンウイークを前に旅行を控える人が多いと聞いていたが、それが状況として表れた」と分析している。

 FDAの2路線は、札幌線が68・4%(JAL運航の前月比9・1ポイント減)、福岡線が61・3%(同25・8ポイント減)。FDAの担当者は「わが社として就航間もない2路線について、善しあしを比べる物差しはないが、動向を至急分析し、夏休みの繁忙期に向けて対策を考えたい」と話している。

 一方、国際線ではソウル線がアシアナ、大韓航空の2社合わせて73・7%と好調を維持。上海線は49・8%だった。今月から上海万博が開幕し、10日から川勝平太知事らの訪中をきっかけとした「ふじのくに3776訪中事業」も始まることから、松井課長は「上海万博に行こうという機運を盛り上げ、同線の搭乗率も上昇させたい」と期待している。

1989チバQ:2010/05/09(日) 16:38:18
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/05/09/04.html
羽田空港から0泊2日NY旅行が可能に!
 米運輸省は7日、デルタ航空など米3社に対し、米国の都市と東京の羽田空港を結ぶ4路線の開設を認めると発表した。羽田を深夜早朝時間帯に発着する定期便で、今秋にも就航する。仕事帰りにハワイのホノルルに飛んだり、0泊2日のニューヨーク旅行も可能になる。

 新たに開設されるのは、デルタ航空がロサンゼルスとデトロイト、アメリカン航空がニューヨーク、ハワイアン航空がホノルルの各都市と羽田間を結ぶ計4路線。10日間の異議申し立て期間を経た後に最終決定する。

 日米両政府が昨年12月、両国の航空会社が路線や便数を基本的に自由に決定できるようになる航空自由化(オープンスカイ)協定締結で合意したことに伴う措置。羽田は10月に4本目の滑走路が完成し発着枠が拡大するため、日米それぞれの航空会社に1日4往復ずつ深夜早朝時間帯の発着枠が割り当てられた。日本の航空会社が運航する4往復の行き先はまだ決まっていない。

 これまで羽田の国際線は成田空港への配慮などから近距離の韓国や中国に限られ、定期便ではなくチャーター便と位置付けられていた。共同電によると、米運輸省は各社に来年1月29日までの路線開設を求めている。アメリカンは10月1日、ハワイアンは同月末の就航を予定している。

 ハワイアンは初の日本路線。羽田を深夜0時前に出発し、ホノルル着は現地時間の同日正午頃。ホノルル発は夕方で、羽田には翌日午後10時ごろに到着する。現在の成田発着のダイヤでは、JALウェイズの午後10時発が最も遅い。羽田のほうが都心に近く、国内線からの乗り継ぎも便利なため、平日の仕事後に余裕を持ってホノルルに向かうことができる。

 また、アメリカンのニューヨーク便は、羽田発が午前7時でケネディ空港着が同日午前6時50分(現地時間)。ケネディ発が午後7時20分(同)で羽田着が翌日午後10時20分。現行の成田発着のダイヤでは午前11時前後にケネディに到着する便はあるが、最も遅いケネディ発の便が午後1時15分。今後は現地に約12時間滞在することができるようになるため、仕事やスポーツ観戦などで0泊2日の強行軍も可能になる。

[ 2010年05月09日

1990チバQ:2010/05/10(月) 12:23:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20100510-OYT8T00196.htm
富山空港利用100万人割る
 昨年度の富山空港の利用者数は5年連続で減少し、93万7187人と、16年ぶりに100万人を割り込んだことが、県総合交通政策室のまとめでわかった。県は新型インフルエンザ発生や景気低迷による出張減少や旅行控えのほか、札幌便の旅客機が小型化したことが背景にあるとみている。

 まとめによると、国内定期路線利用者は同15%減の84万3033人。国際定期路線が同23・1%減の6万5530人。台湾やハワイなどへの国際チャーター便は同37・8%減の2万7294人と減少した。沖縄・石垣便が12便と倍増した国内チャーター便のみ、同59・7%増だった。国際定期便では、ソウル便が、韓国通貨のウォン安により日本からの利用客を中心に前年度比28%減、ウラジオストク便利用者も、ロシアの中古車への関税引き上げによる貿易低迷が影響し、同69・3%減と打撃を受けた。

 国内定期便の利用者減について、県は昨年11月、札幌便に北海道国際航空(エア・ドゥ)が就航し、従来の270席から126席の旅客機に小型化したことが一因とみる。昨年6〜9月まで前年度を上回ってきた同便の利用者数は、エア・ドゥ就航の11月以降、利用率が高まった反面、利用者数は毎月前年度比30%程度下回っている状況だ。

 石井知事は12日まで中国や台湾に渡っており、現地旅行会社に観光客誘致を要請するなどして、利用客の回復を図る。

(2010年5月10日 読売新聞)

1991チバQ:2010/05/10(月) 12:25:24
http://osaka.yomiuri.co.jp/re-eco/news/20100509-OYO8T00417.htm?from=ichioshi
岡山空港 国際線が好調…09年度 3年ぶり20万人超
国内は11%減 109万人
 岡山空港の2009年度の利用者が、前年度比11万3000人減の132万人にとどまったことが、県のまとめでわかった。国内線は不況による企業の出張控えや、札幌便が定期運航から季節運航になったことなどが響き、定期路線のすべてで利用者が減少。一方、国際線は、航空運賃に上乗せされる燃油サーチャージが大幅に引き下げられたことなどから3年ぶりに20万人を超える好調さをみせた。

 国内線利用者数は、前年度比11・1%減の109万3000人。ビジネス利用が多く、全定期路線利用者の7割を占める東京便は、同6・5%減の92万7000人に落ち込んだ。計約5か月の季節運航になった札幌便利用者は5万9000人で、前年度の半分程度になった。

 一方、ソウル、上海、グアム、北京・大連の4路線がある国際線は、同13・9%増の21万7000人。ソウル便はウォン安の影響で同15・1%、上海便は機材の大型化で同22・1%、それぞれアップ。北京・大連便は、09年5月から週1往復増の3往復になり、同69%増となった。グアム便は、新型インフルエンザの流行で搭乗率が約20%の月があったことも響き、同16・4%減だった。

 岡山県は、利用者増を目指し、今年度から空港の定期路線利用の団体旅行を受注した旅行会社に、客数によって最高10万円を助成する事業をスタート。県内の高校が、修学旅行で岡山空港を利用すれば、送迎用バス代に助成金を出す事業も継続しており、県航空企画推進課は「地道に県民や旅行会社に、空港の良さを知ってもらうよう努めていきたい」としている。

(2010年5月9日 読売新聞)

1992チバQ:2010/05/10(月) 21:49:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2010051000851
日航、国際旅客8.4%減=全日空は3.4%増−09年度
 会社更生手続き中の日本航空が10日発表した2009年度の国際線旅客数は08年度比8.4%減の1071万8625人だった。経営再建に向けて路線削減を進めたことが主因だが、政権交代で再建手続きが迷走し、顧客離れも起きたもようだ。
 一方、全日本空輸は3.4%増の412万7454人で、日航と明暗を分けた。下期以降の景気回復に伴う需要をとらえたほか、日航が撤退した路線の利用も好調だった。
 09年度の国内線旅客数は日航が9.5%減の3723万人強、全日空は8.6%減の3795万人強。地方の景気低迷を受け、両社ともに不調だった。(2010/05/10-19:16)

1993チバQ:2010/05/11(火) 19:09:38
http://www.tokachi.co.jp/news/201005/20100511-0005332.php
エア・ドゥ 帯広就航へ最終調整
2010年05月11日 14時41分

 羽田空港の拡張に伴い、新規発着枠4往復が配分された北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌市)が、とかち帯広空港に来春にも新規就航する方向で、大詰めの調整をしていることが分かった。同社の吉田和彦専務は11日、十勝毎日新聞の取材に対し「帯広は魅力ある路線」と語った。同社幹部は13日に帯広市役所などを訪問、就航に向けて地元側の経費負担についての考え方を確かめる動きだ。

 吉田専務は「帯広はあくまでも選択肢の1つ。市場調査などを行い、現在検討しているところ。新規乗り入れとなれば帯広か釧路になるが、帯広は地元の要望も強く、魅力ある路線」と語った。社内的にはまだ決まっていないとし、「株主総会(6月25日)までには決めたい」とも述べた。

 関係者によると同社は今月末に定例の取締役会を開く予定で、新規就航先が決まる可能性があるという。

 同社が帯広空港に新規参入する場合、業務提携している全日空(ANA)が運航していない空白地のため、地上業務の体制問題など、路線を開設・維持するための初期投資や経費がネックになっていた。

 これらの問題を解決するため13日に、吉田専務が空港管理者の帯広市、帯広商工会議所、十勝総合振興局などを訪れ、地元側がどの程度の経費負担を想定しているのか調べる方向だ。

 帯広市の河合正廣副市長は「真剣に検討しているという話は聞いているが路線開設の公式な話は一切ない。今後も地域と協力して新規就航実現に向けて働き掛ける」と話している。

 市空港事務所は「最終判断の時期は近いと聞いている。あとは、エア・ドゥが地域の支援とどう折り合うかが重要」とみている。

 地元側には億単位の経費負担が見込まれており、同社が希望する負担額との間で調整が難航すれば、新規就航は流動的になる要素も残されている。

1994 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/12(水) 22:44:16
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051201000728.html
国管理27空港で地代値上げ 経営改善で本年度から

 国土交通省は12日、国が管理する羽田など27空港で、ターミナルビルなどを運営する空港関連
38事業者が国に支払っている国有財産使用料(地代)を本年度分から値上げする方針を固めた。
大半が赤字の空港の経営改善や着陸料の引き下げに生かすのが狙いだ。

 事業者側は2008年度、120億円程度の地代を支払っている。約8割に当たる32業者が黒字となっており
前原誠司国交相が昨年11月、使用料を引き上げる考えを表明していた。

 国交省は近く有識者による検討会を設置、地価や収益性を加味した不動産鑑定士の評価額を基に
決めている現行の地代の在り方を見直し、遅くても9月には新たな算定方法を決める予定。

 新しい地代は事業者ごとの黒字幅なども加味して定める考えで、赤字事業者の場合は据え置きの
可能性もある。値上げの増収分は、経営改善や、航空会社が国に支払う着陸料の引き下げに充て
航空路線の維持や利用促進につなげたいとしている。

2010/05/12 17:56 【共同通信】

1995チバQ:2010/05/12(水) 22:49:01
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100512-OYT1T00664.htm
ビジネス機、成田に呼び込め…専用施設整備へ

 政府は12日、6月にまとめる成長戦略の一つとして、成田空港を対象に、小型航空機「ビジネスジェット」を受け入れやすくするための規制緩和や専用施設の整備に乗り出す方針を固めた。

 世界の大企業のトップが日本で会議を開催しやすくし、日本やアジアでの事業拡大を後押ししたり、富裕層が、日本の医療サービスを受けやすくしたりすることで、日本経済の成長につなげたい考えだ。

 具体的には、2012年度までに、成田空港にビジネスジェットを受け入れる入国手続きなどを行う専用施設を整備し、機体から空港ターミナルビルへの移動時間を現在の20分程度から大幅に縮める。海外の空港は数分程度で行き来できる。さらに、機体が空港に駐機できる日数制限を7日間から大幅に長くするか、制限を撤廃する。

 1年間のビジネスジェットの着陸数は、ニューヨーク(ニューアークなど6空港)の25・5万回に対して、成田は2100回、羽田は500回と極めて少ない。

 国土交通省は、受け入れ体制が整っていないため、海外の大企業が、日本で開催予定だった会議を、他国で開催するなど、ビジネスジェットによる来日回数が年間で約4000回減少したと推計している。

 羽田空港もビジネスジェットを受け入れているが7日前までの許可が必要で、駐機日数も5日間に制限されている。成田の規制緩和を先行することで、ハブ機能強化を目指す羽田とのすみ分けを図る考えだ。

 十数人乗りのビジネスジェットは、01年の米同時テロ以降、経営トップらの安全を確保するために機数が増え、米航空業界は世界全体で06年の1・2万機から16年は約1・7倍の2万機に増えると予測している。

(2010年5月12日14時37分 読売新聞)

1996チバQ:2010/05/12(水) 22:56:58
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4426055.html
日航、稲盛会長の関係団体を「優遇」
 公的支援を受けて経営再建中の日本航空が、稲盛和夫会長の関係団体に対してマイレージの上乗せやツアー代金の割引などの優遇サービスを行っていることがわかりました。

 日本航空が優遇サービスを行っているのは、若手の経営者らが稲盛氏の経営哲学を学ぶため立ち上げた「盛和塾」で、稲盛会長を支援するため知り合いなどに日航の利用を呼びかける「有志の会」を設立しました。

 これを受け日航は、会員向けにマイレージの上乗せやツアー代金の割引などを実施。希望者に対しては、1年間で5万マイル以上の搭乗が必要な「サファイア」カードを発行し、専用カウンターでのチェックインやラウンジの利用など優遇サービスを行っています。

 公的支援を受けながら会長が関係する特定団体を優遇していることについて、日航は「特にコメントはない」としています。(12日17:30)

1997チバQ:2010/05/12(水) 23:01:35
http://osaka.yomiuri.co.jp/re-eco/news/20100512-OYO8T00516.htm
石見空港、大阪便運賃助成 効果出ず…島根
宣伝不足など響く
 来年以降の運航継続が危ぶまれている石見空港(島根県益田市)の大阪便について、県や益田市などつくる「萩・石見空港利用拡大促進協議会」は1日から、利用者の運賃を一部助成する「守れ!大阪便緊急キャンペーン」を行っている。約1800万円で、利用者増につなげる狙いだったが、宣伝不足もあり、書き入れ時の大型連休でありながら、期待ほどの効果は出なかった。

 石見―伊丹(大阪)間の通常運賃は片道2万5800円だが、キャンペーンでは、利用者負担を片道1万2000円に抑え、差額分を後で助成する。対象は空港利用圏域である、同市や近隣市町の個人、団体。利用後に、航空運賃領収書と搭乗券を用紙に添付し、同協議会事務局に申請する。

 1日にスタートしたものの、宣伝を始めたのは前日の4月30日。新聞折り込みが入ったのは大型連休明けの9日だった。このため、1〜9日の間の大阪便利用者は609人で前年同期より8人多いだけの微増で、キャンペーン効果はうかがえない。11日に開かれた市議会経済委員会調査会では、「利用拡大につなげるには、もっと親切な説明を」などとする注文が相次いだ。

 今回のキャンペーン期間は31日までの利用分まで。6月以降の助成については、県や市が補正予算案を組んで継続させる方向で調整している。

 同空港利用の各種割引制度の中には、キャンペーンと併用できないものもある。問い合わせは同協議会(0856・23・0990)。

(2010年5月12日 読売新聞)

1998チバQ:2010/05/12(水) 23:02:23
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001005120001
採算ライン下回る 小松〜羽田便搭乗率
2010年05月12日




◆09年度 初の60%割れに◆


 2009年度の小松空港発着の羽田便の搭乗率は、前年度より6・7ポイント低い58・2%だったことが県のまとめで分かった。採算ラインとされる60%を下回ったのは、データが残る90年度以降で初めて。経済危機によるビジネス客の減少が要因だ。これを受け、経営再建中の日本航空は羽田便に使っている大型機を6月から中型機に切り替え、コスト削減を図ることを決めた。


(生田大介)


 09年度の小松空港の国内線利用者は前年度より25万人少ない198万人で、減少幅は過去最大。17年ぶりに200万人を割り、ピークの02年度(259万人)から2割以上減った。県は「ビジネス客の大幅な減少に加えて、新型インフルエンザの流行による観光利用の低迷も影響した」とみる。


 路線別の利用者数は、全体の約8割を占める羽田便が前年度比12・7%減の160万人。福岡便は同12%減の12万7千人(搭乗率65・3%)、札幌便が同16・3%減の8万5千人(同59・2%)、仙台便が同24・1%減の3万1千人(同46%)など、軒並み2ケタ減となった。


 これを受け、日航は1日6便の羽田便のうち2便で使っている500人乗りの大型機を、ほか4便と同じ260人乗りの中型機に切り替える。同社は先月末に発表した再建計画のなかで、当面は需要低迷が続くことを前提に、国内外45路線の運休を決定。それに加え、機材の小型化によって燃料費や整備費などのコストを削減する方針を示しており、小松〜羽田便についてもその一環とみられる。


 一方、全日空は需要低迷への対応として、すでに昨年9月に仙台便を120人乗りから70人乗りへ、同11月に札幌便を260人乗りから120人乗りへと小型化。今年4月からは、1日5便の羽田便のうち1便で使っていた560人乗りのジャンボ機を、400人乗りの機体へ完全に切り替えたという。


 ただ、足元の需要は回復傾向だ。羽田便の搭乗率は2月は63・9%、3月は70・8%だった。県は「10年度は60%台を回復できるのではないか」とみる。日航金沢支店は「需要が回復すれば、機体を再び大きくするより、便数を増やして乗客の利便性を高めていきたい」としている。

1999 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/13(木) 22:39:05
>>1877
見捨てられそうな神戸空港、やむにやまれず…

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002978316.shtml
神戸空港「民営化も視野」 神戸市長が初言及 

 神戸市の矢田立郎市長は13日の定例会見で、国土交通省の成長戦略会議が大阪(伊丹)、関西空港を
経営統合し、神戸空港を切り離す方針を示したことについて、「神戸空港を株式会社化し、3空港を一体運用
するという考え方もありえる」と述べ、市が管理・運営する同空港の民営化を視野に、国に働きかけていく
考えを示した。神戸市長が空港民営化に言及したのは初めて。

 成長戦略会議は4月下旬に報告書を提出。前原誠司国土交通相と橋下徹大阪府知事は、伊丹空港を
株式会社化して関空と経営統合し、事業運営権を民間に売却する案で大筋合意している。

 矢田市長はこうした経緯を踏まえ、「(3空港一体運用実現のために)神戸空港の株式会社化は重要な
視点」と民営化に言及。「関空会社に神戸空港を買ってもらって一元管理するのが、利用者の利便性向上に
一番いい」と語った。

 この問題では、関西3空港懇談会が3空港の一元管理で大筋合意。その後、国が統合案から神戸空港
だけを除外したため、神戸市や兵庫県、神戸商工会議所が神戸空港を枠組みに戻すよう求めていた。

(木村信行)

(2010/05/13 21:08)

2001 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/14(金) 12:34:01
http://www.asahi.com/national/update/0514/TKY201005140221.html
羽田の新滑走路10月完成、31日から欧米便運航
2010年5月14日11時52分

 前原誠司国土交通相は14日の閣議後会見で、羽田空港(東京都大田区)で建設中の4本目の「D滑走路」
(2500メートル)が10月21日に完成すると発表した。同31日から国際定期便の運航を始める。これを機に、
国内・国際線を相互に乗り継げるハブ(拠点)空港化を目指す。

 羽田の国際線はソウル、上海などの近距離路線に限られていたが、10月以降の就航先は16の国・地域に増える
見込み。昼間は中国や韓国などアジア行きが、夜はサンフランシスコやパリ、ハワイなどへの長距離便が飛ぶ。

 日本空港ビルデングによると、羽田空港の2009年度の利用者(速報値)は約6200万人。D滑走路の完成により、
12年度は約7080万人を見込んでいる。

2002チバQ:2010/05/14(金) 22:36:06
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100515k0000m020018000c.html
全日空:ブラジル線で共同運航 TAM航空と
 全日本空輸は14日、ブラジルのTAM航空とともに、全日空の成田−ロンドン線とTAMのロンドン−ブラジル・サンパウロ線で今年夏にも共同運航(コードシェア)を始めることを明らかにした。会社更生手続き中の日本航空が成田−サンパウロ線を9月29日で廃止することを決めており、ビジネス客らの代替需要も狙う。

 TAMは13日、全日空が入っている航空連合「スターアライアンス」への正式加盟を発表した。TAMはブラジル国内43カ所を結び、国内シェアは42%。南米10都市にも路線がある。全日空は他の路線でもTAMとの共同運航を検討する。

2003チバQ:2010/05/14(金) 22:36:47
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100514ddlk40020350000c.html
北九州空港:09年度利用客、1.6%減の117万7024人 /福岡
 ◇経済情勢悪化で出張減少
 北九州空港の09年度の利用客数が前年度比1・6%減の117万7024人だったことが、北九州市のまとめで分かった。経済情勢の悪化による出張の減少などから国内線が前年度比4・1%減と減ったのが原因。国内線は沖縄便休止(5日)で、羽田便だけとなり、厳しい状況が続く。

 市空港企画室によると、日本航空とスターフライヤーの2社が就航する羽田線の利用客数は、106万9497人で前年度(111万546人)比3・7%減。搭乗率も71・3%から67・7%に減った。沖縄線の利用客数は6万3370人で、前年度(7万1346人)比11・2%減だった。

 国際線は、昨年3月20日に韓国・仁川線が就航。09年度は3万4672人が利用したものの、搭乗率は52・1%と苦戦している。

 市が期待を寄せるのが、10月に羽田空港の新滑走路が完成することによる新たな需要の増大だ。市空港企画室は「羽田の新滑走路完成で年6万回の国際線定期便が就航できるようになるが、ほとんどは深夜帯の発着便。関西空港以西で唯一の24時間空港としての北九州空港の利便性が生かせる」と説明する。

 一方、国土交通省の航空旅客動態調査を基に市が分析したところ、市内在住者が羽田便を利用する場合、北九州空港利用が57%で、福岡空港利用が42%であることが分かった。調査はアンケート方式で2年に1度実施し、06年3月の北九州空港開港後は初。交通アクセスが良く、便数も多い福岡空港を利用している実態が明らかとなった。

 市内でも八幡西区では、福岡空港利用者(52%)が北九州空港利用者(48%)を上回った。小倉北区も北九州空港利用者は59%にとどまり、40%は福岡空港を使っていた。市空港企画室は「八幡西区は福岡、北九州空港の中間にあり、バスなど交通の便が良い福岡空港に利用者が流れている」と分析している。

 また、隣接する京築地区では86%が北九州空港を利用した。だが、周辺では、筑豊12%、遠賀郡31%、山口県下関市28%−−と低迷した。【佐藤敬一】

〔北九州版〕

2004荷主研究者:2010/05/15(土) 15:33:20

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201005030046.html
'10/5/3 中国新聞
長距離チャーターが低迷
--------------------------------------------------------------------------------
 岡山空港を発着する長距離国際チャーター便の運航が低迷している。約350億円を投入して滑走路を3千メートルに延伸した2001年10月以降で12本と、年平均1・4本にとどまっている。

 長距離国際チャーター便は、米国西海岸や欧州など約1万キロ範囲の直行便を想定している。岡山県がまとめた利用実績によると、運航した12本の利用者数は計5523人。行き先は米国やニュージーランド、フィンランド、イタリアなど8カ国だった。05年度と08年度は運航実績がなかった。

 県航空企画推進課は「景気低迷に加え、韓国を経由する安い定期便などが出始め、国際チャーター便の需要が減っている」と説明している。

2005荷主研究者:2010/05/15(土) 16:32:11

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/11531.html
2010年5月12日 新潟日報
新潟空港利用者100万人割れ
09年度、14年ぶり

 県は12日、2009年度の新潟空港発着便の利用状況を発表した。国内・国際線を合わせた利用は95万3千人と、08年度に比べおよそ1割減った。100万人を割ったのは1995年度以来、14年ぶり。ただ、10年度に入ってからは好調で、大型連休中の利用が前年比で10%増えている。

 県のまとめによると、09年度の国内線は10・4%減の75万3千人、国際線は4%減の20万人にとどまった。トキめき新潟国体・新潟大会の開催や、秋の大型連休(シルバーウイーク)など利用を押し上げる好材料もあったが、新型インフルエンザの発生や景気の低迷で需要は伸び悩んだ。

2006チバQ:2010/05/16(日) 02:10:54
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-15_6494/
国際線も着陸料軽減 国内並み 那覇空港に政府方針
経済 2010年5月15日 09時59分

(16時間11分前に更新)

 【東京】政府は14日、那覇空港を発着する国際線の着陸料、航行援助施設利用料を国内便での特別措置と同様に軽減する方針を固めた。平野博文官房長官は同日の定例会見で、「(軽減は)大事なことだ」と述べ、那覇空港の国際的な競争力強化に理解を示した。

 平野氏と国民新党の下地幹郎国対委員長が同日官邸で会談し、方向性を確認した。

 県はこれまで政府に(1)国内貨物便の航空機燃料税を2分の1に軽減(2)国際便の着陸料、航行援助施設利用料を国内線並みの6分の1に軽減すること―を要請。全日本空輸(ANA)の同空港での国際貨物基地事業を後押しするとともに、他の国際航空貨物専門会社の誘致を目指している。

 貨物便の航燃税は鳩山由紀夫首相が2009年12月、沖縄の経済自立を促進することを目的に10年度の税制改正大綱に盛り込んだ。着陸料と航行援助施設利用料は国土交通省の告示で定めるが、国際線の軽減が盛り込まれるかが焦点となっている。

 県は09年、着陸料や航行施設援助利用料を軽減した場合でも、航空会社の空港利用が高まることで、国の歳入は計約3億4000万円増加すると試算している。

2007チバQ:2010/05/16(日) 02:19:19
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001005130003
HAC黒字化 路線廃止前提
2010年05月13日

 道は12日、北海道エアシステム(HAC)の2009年度の最終損益が、当初の赤字額を約1千万円下回る約7千万円となることを、道議会の新幹線・総合交通体系対策特別委員会で明らかにした。既存路線の廃止を前提にしたHACの収支計画も一部が明らかにされ、道は財政支援を検討するという。


 道によると、弁護士ら第三者機関による資産査定が4月中旬にまとまり、HACの経営不振の要因として、利用者の減少や一時的な乗員不足で安定した運航ができなかったことなど運航上の問題があることや、行政の財政支援の必要性が指摘された。


 さらに、地上サービス業務や機材整備などのコスト増、運航に必要な人員確保、乗員訓練、丘珠空港での夜間駐機体制の確保などの課題が示され、武田裕二・道空港港湾局長は「国や日本航空、自治体などと調整するなどして対応したい」と述べた。


 また第三者機関は、HACがまとめた収支計画の妥当性を検証、武田局長は「既存の路線見直しを想定している」と言明した。


 新千歳を拠点とした場合、新千歳―釧路、丘珠―函館など、新千歳と丘珠両空港発着を想定。運営コストが割高となるために黒字になるのは3年目以降。


 一方、丘珠空港拠点の場合は、丘珠―函館、釧路などの路線を想定。移転費用が3千万円以上かかるが、路線集約でコストが削減され、2年目以降は黒字の見込みという。


 経営再建中の日航は、HACへの出資比率を引き下げ、HACの経営から撤退する。宮木康二・建設部長は12日の特別委で「6月末をめどに、HACの経営体制の基本的な考え方をまとめ、その後、事業プラン案を策定したい」と答弁した。

2008名無しさん:2010/05/16(日) 10:14:10
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/231532.html
乗降客 80万人台割る 女満別空港94年度以来 需要低迷や減便で(05/15 13:14)
 【大空】女満別空港の2009年度乗降客数は前年度比13・7%減の76万700人で、1994年度以来15年ぶりに70万人台となった。100万人を割り込んだのは3年連続。

 不況による観光需要低迷や昨年3月の日本航空(JAL)の女満別−関西便の廃止、国際チャーター便の激減などが影響した。

 女満別空港は1997年度、東京、名古屋、新千歳、丘珠のほか、仙台、広島、福岡など季節運航も含め1日最大17往復34便が就航。98年度に過去最高の114万8千人が利用した。2006年度まで100万人前後の乗降客数があったが、07年度から減少傾向が続く。

 09年度の旅客数はビジネス客の多い新千歳便は前年度比0・4%減の14万2600人。東京便も同2・3%減の49万5800人。JALが昨年廃止し、全日空が季節運航する関西便は同79・6%減だった。08年度78便が発着した国際チャーター便は中国南方航空の広州往復2便だけだった。

 女満別空港ビルの三輪高志常務は「観光需要は徐々に戻っており、(近いうちに)年80万人程度には回復する見通し。国際チャーター便も数年の間に経済が好調な中国などから年100便前後運航されるようになるだろう」と話した。(近藤憲治)

2009名無しさん:2010/05/16(日) 10:14:57
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201005150015.html
赤字予想から一転、関空会社が黒字に アジア景気回復で2010年5月15日

 関西国際空港会社の2010年3月期連結決算で、赤字予想だった経常損益と純損益が、ともに10億円程度の黒字になったことが14日わかった。アジアの景気回復で貨物便が堅調に推移。旅客の落ち込み幅も予想を下回った。

 昨年11月時点では、新型インフルエンザによる旅客減や日本航空の減便の影響で、26億円の経常赤字と27億円の純損失と予想していた。

 期中の航空機の発着回数を10万7千回、旅客数を1325万人と予想していたが、実際は発着回数が10万8672回、旅客数は1351万人といずれも2%ほど上回った。

 ただ、黒字は政府から受け取る年90億円の補給金に支えられており、これを除けば大きな赤字。多額の借金に伴う年200億円の利子負担を自力でまかなうにはほど遠い。

2010 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/16(日) 22:37:27
>>1962
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051601000440.html
関空補給金75億円を支給 政府が凍結解除方針

 政府は16日、予算執行を凍結している関西国際空港会社への2010年度の補給金75億円を支給する
方針を固めた。大阪空港と関空を経営統合し運営権を民間に売却することで1兆3千億円に上る関空の
負債を圧縮するとした国土交通省の関空経営改善案を評価した。

 国交省の成長戦略会議が17日、前原誠司国交相に改善案を報告するのを受け国交、財務両省で実現
可能性などを詰め最終決定する。経営統合は早くとも12年4月以降になるため国交省は11年度予算の
概算要求に、09年度補給金と同額の90億円を盛り込む方針。

 補給金をめぐっては、09年11月の行政刷新会議の事業仕分けで、神戸を含めた関西3空港の役割
分担の見直しなど関空の抜本的な経営改善策を定めるまでは「凍結」すべきだと判定された。これを受け
財務省は160億円の概算要求を75億円に減額、前原氏が作成を約束した抜本対策ができるまで執行を
凍結するとした。

 改善案は(1)国出資の持ち株会社が株式会社化する大阪空港、関空会社の株式を取得し経営統合
(2)両社の事業運営権を民間に売却し関空の負債を軽減(3)大阪空港は関空の補完として活用し
将来的には廃港、関空への一元化を検討―の内容だ。

2010/05/16 17:37 【共同通信】

2011チバQ:2010/05/17(月) 20:10:13
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100517-OYO8T00207.htm
格安航空 関空に続々、アジア観光の需要期待
発着枠に余裕 5社7路線
 安い運賃が売り物の格安航空会社が、関西国際空港に相次いで就航している。4月の韓国のエアプサンに続き、7月にはシンガポールのジェットスター・アジア航空が運航を始め、合計で5社7路線の週42便となる。ただ、アジア各国も格安航空会社の誘致に力を入れており、競争は厳しい。

(山本照明)
■搭乗率90%も


搭乗手続きをするエアプサンの搭乗ゲート(関西国際空港で)=近藤誠撮影 エアプサンは4月26日に関空と釜山(プサン)を結ぶ路線を開設した。2007年8月の設立以来、韓国内だけで運航していたが、今年3月に福岡―釜山線を設け、これに続く2番目の国際線だ。毎日1便(往復)運航している。

 運賃は条件にもよるが、最低往復2万2000円。他社の割引運賃より3割近く安いという。席数限定の就航記念運賃は往復9900円だ。チョ・ズンソック常務は「機内食などのサービスは他社と同じ。必ず成功する」と自信を見せる。今のところ、関空―釜山線の搭乗率は平均90%を超えているという。

 格安航空会社は駐機時間を短くするなど運航コストを徹底して効率化し、運賃を航空大手の割引運賃より1〜3割安くしている。日本初の格安航空路線は、関空で07年3月に就航したジェットスター航空(オーストラリア)のシドニー線だ。その後、関空にはセブパシフィック航空(フィリピン)や済州航空(韓国)も就航した。一方、発着枠が満杯の成田空港は、ジェットスターの2路線にとどまる。

 関空に格安航空が多いのは、「発着枠に余裕があり、ビジネス、観光ともに、ある程度の需要が見込める」(関空会社幹部)からだ。新規就航便の最初の1年間の着陸料を無料にしたことも大きい。エアプサン幹部は「無料でなければ就航しなかった」と打ち明ける。

■厳しい競争
 格安航空を誘致すれば、観光産業への波及効果が見込める。国土交通省の成長戦略会議は4月28日に公表した提言の素案で、格安航空の参入促進を打ち出した。ただ、アジア各国はすでに、誘致に熱心に取り組んでおり、シンガポールやマレーシアの空港には専用ターミナルがある。韓国も着陸料を割り引いている。

 成長戦略会議の委員を務める御立尚資・ボストンコンサルティンググループ日本代表は「日本は空港の着陸料などが高すぎる。(設備の簡素な)専用ターミナルなどを整備して、航空会社の利用コストを下げる必要がある」と指摘する。

(2010年5月17日 読売新聞)

2013 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/17(月) 21:21:26
関連 >>1962>>2010
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/823

http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051701001015.html
関西、大阪空港を経営統合 戦略会議が報告書

 国土交通省の成長戦略会議は17日に提出した報告書に、1兆3千億円の負債を抱える関西国際空港会社の
経営改善策を盛り込んだ。大阪(伊丹)空港との経営統合と運営権の民間売却が柱で、大阪空港は将来的な
「廃港・関空への一元化を検討する」とした。

 報告書に対し大阪空港の廃港が持論の橋下徹大阪府知事は「日本の競争力を強くしていく原動力になる」と
高く評価する一方、地元自治体などでは反発も出ており、報告書通り実現できるかは不透明だ。

 改善策は、2012年4月にも国管理の大阪空港を民営化し国出資の持ち株会社が関空と経営統合。
さらに両空港の事業運営権を民間売却して関空会社の負債圧縮を検討する。国交省は11年の通常国会に
関連法案を提出する方針だ。

 また報告書は留意点として(1)関空から大阪市中心部へのアクセス改善策を調査・検討する
(2)大阪空港ではいかなる経営形態でも安全・環境対策に万全を期す必要がある―ことなどを示した。

 大阪廃港に反発するのは、関空開港前の1990年に存続協定を国と結んだ大阪空港の周辺自治体。
兵庫県伊丹市の藤原保幸市長は「協定の見直しには地元の了解が必要だ」と述べている。

2010/05/17 20:35 【共同通信】

2014チバQ:2010/05/17(月) 21:30:57
>>2012
これは米系スターアライアンスが羽田発着枠を取れなかったのと関係あるのかないのか?

2015チバQ:2010/05/18(火) 19:55:27
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4430835.html
日航とKDDIなどがマイルフォン発売へ

動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低  公的支援を受けて経営再建中の日本航空は、KDDIなどと共同で、利用料金に応じてマイレージがたまる携帯電話を発売すると発表しました。

 日航など3社が発売するのは、利用料金が100円ごとに日航のマイレージが最大で7マイルたまる携帯電話「JALマイルフォン」です。ネットを通じて販売され、auと同じサービスや料金体系が採用されます。

 公的支援を受けて経営再建中の日航を巡っては、稲盛会長が関係する「盛和塾」への優遇サービスが問題視されていますが、今回も稲盛会長が最高顧問を務めるKDDIと共同で発売することについて、日航側は次のように説明しています。

 「(Q.KDDIは稲盛会長が創業した会社ですが?)3年前からすでに(計画を始めた)と申し上げている」(日本航空・藤田直志営業本部長)

 一方、日航が盛和塾に対して優遇サービスを行っている問題で、前原国土交通大臣は日航からヒアリングを行い、今週末にも調査結果を報告することを明らかにしています。(18日17:54)

2016チバQ:2010/05/18(火) 19:56:13
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN201005180019.html
JAL、ケータイ利用でマイルがたまる新サービス、対応端末も発売へ
2010年5月18日
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 JALインターナショナルは、MVNO(仮想移動体通信事業)事業者のインフォニックス、KDDIと組んで、マイレージの新サービス「JALマイルフォン」を6月1日から開始する。対応端末も販売する。


 新サービスは、携帯電話の使用料100円ごとに最大7マイルを付与するもの。具体的には、月額基本料と通話料、通信料の合計が2999円以下は100円あたり1マイル、3000-7999円は3マイル、8000円以上は5マイルを付与。JALのクレジットカード「JALカード」での支払いユーザーには、さらに2マイルが上乗せされる。


 サービスは、JALがマイルサービスやコンテンツを提供し、インフォニックスがKDDIから通信回線を借り受けて運営する。KDDIは回線貸し出しのほか、ショップでのサポートサービスでも協力する。


 3社はサービスの対応端末も販売。KDDIが販売する携帯電話を使用して対応端末に仕上げた。「JMP-SH005」(シャープ製)、「JMP-T003」(東芝製)など、5機種19カラーを売り出す。端末は専用ウェブサイトのみで販売。5月18日から発売を開始した。端末のラインアップは今後拡充していく計画で、スマートフォンも検討する。


 端末はJALの航空機の画像を待ち受けに使用。JALからの情報配信サービスを受けることもできる。また、空席照会や航空券の予約・購入へのクイックアクセスが可能なアプリケーションを盛り込んだほか、客室乗務員の待ち受け画像などがダウンロードできるサイトも用意した。


 サービスの利用や端末の購入にはJALのマイレージカード(入会金・年会費無料)の加入と、クレジットカードでの支払いが条件。端末の購入方式や料金プラン、ネット接続サービスなどはKDDIの携帯と同じサービスになる。端末の価格は新規契約で24回の分割払いの場合で、0-3万円程度の見込み。


 KDDIでは「『JALマイルホン』のユーザーが安心して使ってもらえるようにしっかりとサポートしていく」(新居眞吾・グループ戦略統括本部新規ビジネス推進本部事業開発部長)と全面的に支援していく考え。


 サービス開始に合わせて、契約者への1000マイルプレゼントや、ハワイ旅行などが抽選で当たるキャンペーンを実施する。

2017名無しさん:2010/05/18(火) 21:50:30
風呂実況

http://convini.ddo.jp/imguploader/src/up3057.jpg

2018チバQ:2010/05/19(水) 22:18:34
>>2009
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100519/biz1005192151031-n1.htm
関空、予想一転し黒字化 貨物と非航空系収入拡大
2010.5.19 21:50
 関西国際空港会社が19日発表した平成22年3月期連結決算は、経常利益が前期比75・6%減の9億円となった。最終損益は前期の67億円の赤字から1億円の黒字化を達成した。経営再建中の日本航空の減便方針を受け、経常損益で26億円の赤字を予想していたが、昨秋以降の大幅な着陸料割引策が奏功。海外航空会社の新規就航が相次ぎ、貨物の取り扱い量増加や免税店収入など非航空系収入が拡大し、黒字を確保した。

 だが、国からの補給金90億円を除くと経常赤字となる計算で、補給金頼みの経営は続いている。

 売上高に当たる営業収益は、景気後退や昨春の新型インフルエンザ流行などの影響で12・8%減の864億円、営業利益も29・1%減の125億円。空港島と対岸を結ぶ連絡橋を国などに売却した収入を借入金の返済や社債償還に充て、有利子負債は651億円減の1兆523億円となった。

 着陸料の大幅な割引策で、昨冬以降に海外の航空会社を中心に80便以上の増便を取り付けた。とくに中国便は成田国際空港を上回る路線網を持ち、中国人旅行者による免税店収入が増大。アジア向けを中心に貨物の荷受けも回復基調となっている。

 23年3月期の連結業績は22年を上回る17億円の経常黒字を見込むが、政府の行政刷新会議による事業仕分けで「凍結」と判断された今年度の補給金75億円の支給を前提とする。着陸回数は前期並みの10万9千回、旅客数は0・2%減の1330万人と予想したが、営業収益は865億円、最終利益は14億円と、増収増益を見込んでいる。

2019チバQ:2010/05/19(水) 22:19:20
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100519/biz1005191858025-n1.htm
北九州−那覇線を開設へ、8月からスカイマーク
2010.5.19 18:58
 スカイマークは19日、北九州−那覇線と羽田−北九州線を8月10日から開設すると発表した。いずれも深夜早朝の時間帯に1日1往復を予定。運賃は調整中だが、競合他社よりも安くする方針。

 北九州−那覇線は日本トランスオーシャン航空(那覇市)が定期便を運航していたが、5月5日で廃止。羽田−北九州線はスターフライヤー(北九州市)と日航に次いで3社目となる。

2020チバQ:2010/05/19(水) 22:20:58
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100519/bsd1005191128010-n1.htm
全日空が新規全4枠の配分要請 羽田−米国線で
2010.5.19 11:27

 全日本空輸が、10月に4本目の滑走路が供用開始になる羽田空港の発着枠拡大に伴い、日本の航空会社に新たに配分する羽田−米国線の1日4往復の全発着枠を同社に割り当てるよう国土交通省に要請していることが19日、分かった。

 全日空は、公的支援を受けている日本航空が「新たな事業展開を図るのは競争環境をゆがめる」と主張。国交省は、日航の要望にも沿う形で両社に1日2往復ずつ配分する方向で調整していたが、見直す可能性がある。

 全日空は羽田発着で米国西海岸やグアムなどの路線開設を計画しており、冬ダイヤに切り替わる10月31日の就航を目指している。

2021チバQ:2010/05/20(木) 12:27:01
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100520-OYO8T00231.htm
神戸反発巻き返しへ…関空・伊丹経営統合案
 国土交通省の成長戦略会議は、1兆3000億円の負債を抱える関西国際空港の再生策として、2年後を目指す関空と大阪(伊丹)空港の経営統合、将来的な両空港の事業運営権の民間売却という政策案を前原国交相に提出した。この最終報告は関西3空港のうち神戸空港については触れておらず、兵庫県や神戸市は神戸空港の民営化や統合への参加などを求めて、巻き返しに動き始めた。

 「関西3空港の最大の課題は、関空の財務体質の改善にある。神戸空港側は、そのために何ができるかを提案しなかった」。国交省幹部は、神戸が対象から外れた理由をこう明かした。

 しかし、地元側の思いは違う。兵庫県の井戸敏三知事は「関空のために便数や運航時間の制限がある」とし、神戸空港は関空に貢献してきたという。そこで「(関空・伊丹の経営主体に)神戸空港を同時にでも、一定期間後にでも入れて、関西全体の空港の最適利用を図るべきだ」と訴える。

 神戸市が管理主体となり3000億円超を投じて空港を建設したものの、発行した市債の償還(借金返済)に充てるために造成した民間向け用地が売れないという台所事情もある。

 戦略会議とは別に、大阪府や兵庫県などの自治体、関西経済連合会など経済団体、国交省航空局が参加する「関西3空港懇談会」は、3空港のあり方を議論してきた。国から関空会社への2010年度の補給金75億円の支給が凍結されたため、早期執行を促そうと、3空港の一元管理案を「地元の総意」として打ち出した。

 今、国の施策が関空と伊丹を統合し、神戸をはじき出す方向となったことに神戸側は強く反発している。

 一方、関経連は「将来的には神戸を取り込む必要がある」としながら静観の構えだ。大阪府や関空の関係者は「関空と伊丹の統合までは思惑通り。関空にはプラスだ」とみており、関西の思いは一つではない。

 結果的に政府が補給金の凍結解除に傾いたのは、一元管理案ではなく、戦略会議の最終報告を評価したからだ。それでも、3空港懇が演出した「地元の総意」である一元管理案の延長線上で「3空港の経営統合」などを訴えられると、神戸側の主張を無視できない。

 関空・伊丹の統合は早くて2年後になる。この間に航空自由化が進めば、国内外で空港間の生存競争が激しくなるが、中国人観光客の急増が見込まれるなどプラス要素もある。関西への就航便や観光客の誘致には、引き続き関西全体の連携が欠かせない。

 今後、関西の総意として神戸を統合対象に加えるよう国に求めていくのか、関空・伊丹と神戸それぞれの活性化を探っていくのか。3空港にとって最善の方策は何か、地元として改めて検討を深める必要がある。

(2010年5月20日 読売新聞)

2023チバQ:2010/05/20(木) 12:29:41
03年のSARS流行をきっかけに増加

近畿日本ツーリストはチャーター便専用航空会社であるスイス「エーデルワイス航空」で行くスイスツアーを実施(画像クリックで拡大)
 そもそも、日本で国際チャーター便が増えたのは、「03年のSARS(重症急性呼吸器症候群)の流行がきっかけ」(JAL)という。定期便の運休が増え、余った機材の活用方法として誕生したのがJALのアラスカ行きチャーター便だった。

 ヨーロッパの航空会社の場合は、冬場は暖かい地域へ数多く運航しているが、夏場は機材に余裕がある。そこで、日本のピークである夏休みにチャーター便として運航すれば、効率よく機材を利用できるというわけだ。

 このほか、日本への定期便での就航を考えている航空会社にとっては、需要予測という意味もある。チャーター便のニーズが大きければ、定期便への検討することもある。また、海外の航空会社の場合、日本進出への足がかりとするケースもあるそうだ。

 航空機マニアにとっては、珍しい飛行機に乗れるのも魅力の1つだろう。例えば、チャーター便専用航空会社であるスイスの「エーデルワイズ航空」の飛行機には、チャーター便でしか乗れない。発着時には、ファンが機体の写真撮影に訪れるという。

JALが多く、ANAが少ない理由は?
 国際チャーター便(ITC)は誰がどのようにして作っているのだろうか。

 まず利用する航空会社が国内の場合、主体は旅行会社もしくは航空会社となる。

 日本国内で国際チャーター便を運航しているのは、ほとんどが日本航空(JAL)だ。特にヨーロッパなど長距離を直行便で飛ばしたいときには、ある程度大きな航空機が必要になる。チャーター便に大型機材を回せる余裕があるのがJALだけというのが現状。

 現在、JALは機体270機を所有しており、その中の予備機材をチャーター便に回しているという。また、片道4時間程度の方面なら、空港に夜間駐機している機材を使うこともある。日本を夜出発して、利用客を現地に下ろして帰国し、朝からは定期便として運航するという。

 現在、JALは大型機材から燃費効率の高い中小型機材への転換を進めており、「中型機材の活用により、大都市以外からのチャーター便拡充による新規需要創造も視野に入れている」(JAL)。一方、全日本空輸(ANA)は、06年まで年間100便以上のチャーター便を運航していたが、数年前から合理化を進めて機材の余裕がほとんどなくなっていることもあり、ここ数年は年数便程度しか運航していない。

 JALのチャーター便の場合、新しい目的地を開発するときには、需要の伸びていて定期便がない地域や、日本にあまり紹介されていないが顧客に喜ばれそうな地域などを分析。その地域のベストシーズンにチャーター便を設定するという。

 07年からはJTBとチャーター便の共同企画を実施。この夏は、ショパン生誕200周年のポーランドに初めて飛ぶほか、定期便のないチェコのプラハやハンガリーのブタペスト、クロアチア、スロベニアなど14本のチャーター便を運航する予定だ。また、パラオやアラスカへの運航も計画している。

 「初めて国際チャーター便を運航する国や空港があるときには、入念に事前調査を実施する」(JAL)。例えば、その空港に乗り入れ予定の飛行機が発着できるか、機体の牽引機やタラップが使えるか、貨物の積み下ろしができるかなど空港の諸元を調査しなくてはならない。もし、機体が降りられないなら近隣の別の空港を調べる。牽引機がないときには、近くの空港から調達するなど、チャーター便のために設備の整備をすることもあるそうだ。

 さらに、現地の空港から目的地までのバスや鉄道などによる移動手段、宿泊施設、魅力的な観光スポットの調査、帰りの便の機内食の用意など、やるべきことは数え切れないほどあるという。

2024チバQ:2010/05/20(木) 12:30:13
海外航空会社のチャーター便で活躍する「GSA」とは?
 一方、国際チャーター便においては、実は海外の航空会社の機材を利用するケースが圧倒的に多い。08年度の場合、国内航空会社が560便なのに対して海外航空会社は3942便も飛んでいる。

 そして、海外の航空会社を利用するチャーター便で活躍しているのが、「GSA(General Sales Agent)」だ。一般にはあまりなじみがないGSAだが、海外の航空会社と旅行会社の間をつなぐのが役割。航空機の輸入やリースを行う商社や航空会社OBなどが関わっていることが多いという。

 GSAはニーズがありそうなエリアを探し、海外航空会社に使える機材があるか、航空会社が運航するエリアの上空通過許可ライセンスを持っているかなどを調査。その結果をもとに、チャーター便を旅行会社に提案する。そして、旅行会社が航空会社と契約を結び、ユーザーにパッケージツアーを販売するのだ(もちろん、旅行会社がGSAを介さずに海外の航空会社と直接コンタクトを取る場合もある)。

 なお、海外チャーター便では、1つの旅行会社が1機まるごと契約することはまれ。複数の旅行会社で座席を分け合うのが一般的だ。その際の、エコノミーとビジネスクラスの座席配分調整・集約もGSAの役割だ。

 ちなみに海外の航空会社を利用したチャーター便では、旅行中にトラブルが発生したケースもある。マカオの航空会社「ビバ・マカオ」が突然資金難に陥り、2010年3月末に破綻したことは記憶に新しい。このときには、日本人のツアー客160人がマカオから帰国できなくなった。それ以前には、日本へのチャーター便を運航していたカンボジアの航空会社「アンコール航空」が08年に倒産して機材を差し押さえられ、運航できなくなったこともある。「特にアジアの航空会社を利用する場合には、慎重にならざるを得ない」と話す旅行会社もある。

相次ぐルール改正で変わる国際チャーター便
 国際チャーター便は、ここ数年、続けて規制が緩和されている。

 07年には、ITCで手配しなければならない宿泊施設が日程の「100%」から「半分以上」に緩和されたり、チャーター便を運航する航空会社が属する国に50%以上宿泊しなければならない(50%ルール)が撤廃されたりなどの規制緩和が行われた。

 さらに、08年12月にも大きなルール改正が行われている。まず、個人にチャーター便の航空券のみを販売する「個札販売」が可能になったのだ。また、発着地国以外の第3国の航空会社を利用したチャーター便を運航できるようになり、成田空港発着で国際定期便が就航している路線でも国際チャーター便の運航が可能になっている。

 この規制緩和で、例えば日本から欧州に行く路線でも割安なアジアの航空会社を使えるようになり、航空運賃を大きく下げることが可能に。「欧米の航空会社を使って欧州に行くと45万円かかるツアーがアジアの航空会社を使うと25万円でできてしまう」(旅行会社関係者)ほど差が出るのだ。

 背景には、世界的な不況で旅行需要が低下し、定期便が減少している点があげられる。定期便が減ることで余った航空会社の機材は、チャーター便で活用することができる。国際チャーター便を促進することで、旅行市場全体を浮揚させようというわけだ。

 ただ、個札販売については、今のところ積極的に行われているとはいえない状況だ。理由の1つは、使い勝手が良くない点。あらかじめ申請しておいた席数のみ、販売できるルールになっているからだ。よって、旅行会社がITC用に100席を押さえた場合、売れ残ったぶんを個札販売に回すことはできない。これ以外にも、路線によって個札販売できる席数に制限があるなど細かいルールが多数あり、容易に販売できないのが現実だ。

国際チャーター便のこれから

JTB、近畿日本ツーリストはチャーター便を強化する(画像クリックで拡大)
 規制緩和の影響もあり、旅行会社も航空会社も、今後、チャーター便を増やしていきたいと積極的だ。例えば、JTBは09年度に比べて販売座席数を約4割増の12万席、近畿日本ツーリストは約1割増の3万席販売する計画。日本航空も年間500便(片道換算)を運航する予定だ。

 というのも、欧米を中心とした多くの国では、旅行に使われる航空機の19〜20%がチャーター便と言われている。しかし、日本は4〜5%とかなり少なく、伸ばせる余地があると見られている。最近は定期便の廃止が相次いでいるが、トップシーズンだけチャーター便を運航すれば、リスクは少なくなる。地方空港だけでなく、羽田、成田などの都市部で発着枠が拡大しているのも追い風になっている。国際チャーター便は、今後、どんどん身近な存在になりそうだ。



(文/根本 佳子)

2025 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/20(木) 23:08:33
http://mainichi.jp/life/today/news/20100521k0000m020089000c.html
日航再建:公的資金の使途制限を…元論説委員ら国に提言

 新聞各紙の論説委員出身者らからなるNPO法人「総合政策研究会」(玉置和宏理事長)は20日、
会社更生手続き中の日本航空に投じた公的資金の使途制限などを盛り込んだ「航空政策への七つの提言」を
発表した。

 提言では、日航が官民共同出資の企業再生支援機構などから融資を受けていることについて、
「競争関係にある健全な企業が苦境に立たされてはならない」と指摘。欧州連合(EU)のように、公的資金は
運転資金などに限定し、機材購入など競争力向上につながる投資は禁じるよう求めた。このほか
▽航空乗務員のコストの大幅削減▽空港整備特別勘定の廃止▽格安航空会社の設立支援と育成−−
などを主張し、前原誠司国土交通相に提出した。

 一方、日航の瀬戸英雄管財人はこれまでの会見で、「一刻も早く強じんな会社に作り替えようとしている。
公的な機関による融資だけで、使用が制限されるというのは乱暴」などと反論している。

2026荷主研究者:2010/05/20(木) 23:58:58

http://www.minyu-net.com/news/news/0420/news1.html
2010年4月20日 福島民友ニュース
福島空港利用者数、過去最低の28万人

 福島空港の2009(平成21)年度の利用者数は国内、国際4路線合わせて28万3014人で前年度を14万4755人、33.8%下回り、開港初年度の1992年度(運航日数12日間)を除き過去最低となったことが19日、県のまとめで分かった。県は本年度、空港へのアクセス向上や青少年の交流事業の促進などこれまでの利用拡大策を継続するが、減少に歯止めがかかるかは不透明で、新たな戦略の立案が求められる。

 県が同日の福島空港利用拡大対策会議で示した。県は09年度、市町村のツアー実施や格安旅行の商品企画に助成金を交付するなど利用促進を図ったが、昨年1月の日本航空の撤退による利用者減の影響を回復できなかった。

2027チバQ:2010/05/21(金) 12:26:44
http://haneda.keizai.biz/headline/561/
スカイマーク、深夜早朝時間帯の羽田線運航拡大−深夜0時以降出発便も
(2010年05月21日)

 スカイマーク(大田区羽田空港1)は羽田空港発着便の「深夜早朝時間帯」の運航を拡大している

 24時間運用されている羽田空港の深夜早朝時間帯とは23時〜翌6時(「リレー時間帯」と呼ばれる前後の1時間を加え、22時〜翌7時する場合もある)。近年は国内定期便の運航はほとんどなく、主に国際線チャーター便などが運航している。5月現在、同時間帯に羽田を出発する国内便はスターフライヤーの北九州行き(23時15分出発・0時55分到着)のみ。

 スカイマークでは6月に羽田出発=深夜0時・那覇到着=2時40分、那覇出発=5時30分・羽田到着7時55分の便を毎週金曜〜日曜に運航するほか、7月後半には羽田出発=深夜0時・那覇到着=3時、那覇出発=4時・羽田到着6時25分の便を増便する計画を発表している。

 8月10日に新規就航を決めている羽田〜北九州線についても、1日1往復の運航を深夜早朝時間帯に設定することを目指しており、同新路線のスケジュールも深夜0時前後と早朝5時〜6時台などの発着になるとみられる。

 いずれも24時間空港である羽田・那覇・北九州の各空港の機能を生かす運航計画で、同社の深夜早朝時間帯の運航拡大は今後、各社の同時間帯の便の増加につながっていく可能性もある。増便・新規就航について、同社担当者は「(深夜早朝時間帯の運航スケジュールで)さらに幅広い選択肢の中から航空便の利用が可能になる」とコメントし、需要喚起に意欲をみせる。

2028チバQ:2010/05/22(土) 11:20:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100522/CK2010052202000054.html
茨城―上海便を検討 春秋航空 中国初のLCC、県が交渉
2010年5月22日

 茨城空港(小美玉市)の就航問題で、橋本昌知事は二十一日の定例会見で、中国の民間航空会社「春秋航空」(本社・上海市)が上海便の就航を検討していることを明らかにした。

 春秋航空は二〇〇四年五月、中国初の民間航空会社として発足。上海市の「上海虹橋国際空港」を拠点に、同国の国内線中心に運航している。昨年九月に国際線の運航免許を取得した。

 県空港対策課によると、昨年から同社との就航交渉を始め、週数便の運航に向けて調整している。茨城空港は自衛隊と共用のため、防衛機密の観点から国土交通省と防衛省との間でも就航について協議中という。

 橋本知事は「中国初の格安航空会社(LCC)で、日本で航路を持つなら茨城でお願いしたいと思い接触してきた。上海万博が開かれている(今年十月末までの)間に就航してもらえたら」と述べた。

  (沢田佳孝)

2029チバQ:2010/05/23(日) 12:13:13
http://www.asahi.com/international/update/0522/TKY201005220326.html
ロシアの極東火山情報、資金難で停止危機 日米結ぶ空路2010年5月23日9時4分

 日米間の空の大動脈である北太平洋航空路に近いロシア極東の火山噴火情報が、ロシア当局の資金打ち切りで6月にも配信されなくなる恐れがでてきた。この噴火情報は、週1350便以上の航空機の安全にいかされており、気象庁にある航空路火山灰情報センターは「噴火直後の情報把握に支障が出る恐れがある」と心配している。

 太平洋の周囲には火山が多く、カムチャツカ半島や千島列島北部には30以上の活火山がある。これらの火山の観測と情報配信は、ペトロパブロフスク・カムチャツキーにある「カムチャツカ火山噴火即応チーム(KVERT)」が担っている。

 KVERTは1993年、米地質調査所などの支援でロシア科学アカデミー傘下の研究機関が集まってできた非営利組織。火山学者らが、衛星写真や地震計、遠隔カメラなどで活火山を監視して噴火の兆候をつかんだり、年数回程度ある大規模な噴火では、噴煙の高さや火山灰の性質を現地で詳しく調べたりしている。それらの情報は日米ロの関係機関に配信されている。

 しかし、ロシア航空当局が今年1月までに合理化を理由に、年間約3万ドルの資金提供の打ち切りを通告した。

 気象庁も人工衛星の画像から火山噴火の有無を1時間ごとに監視しているが、衛星画像では最速でも30分遅れがあり、小規模な噴火がわからない。また噴火の兆候や収束時期は遠地からはつかめない。KVERTからの情報は、今年だけで60件以上の火山灰情報にいかされている。

 KVERTの責任者は朝日新聞の取材に対し、「KVERTの活動は、国際的にも重要と自負している。代替できないのにモスクワの当局はわかってくれない。ぎりぎりまで交渉を続ける」と話している。(松尾一郎)

2030チバQ:2010/05/23(日) 12:14:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100522/lcl1005221624003-n1.htm
ご祝儀人気? 採算不安の茨城空港、いまのところは路線好調
2010.5.22 16:23
 採算性が不安視される中、3月に開港した茨城空港だが、これまでのところ国際線、国内線とも好調を維持している。茨城県の担当者らはほっとした表情を見せる一方、「まだまだオープン直後のご祝儀人気」とし、路線網拡大へ思案をめぐらせている。

 開港当初から飛ぶ韓国・アシアナ航空のソウル線(1日1往復)は、3月の平均搭乗率が85%で目標の75%を大きく超えた。4月以降も「ツアー中心に好調は続いている」(大手旅行会社)という。また、空港を訪れた見学者も5月中旬までに35万人を超えた。

 だが、問題はこの先だ。21日には中国の春秋航空が上海線就航を検討していることを橋本昌知事が明かしたが、塩谷さやか桜美林大准教授(交通経済学)は「格安会社は需要がないとみるとすぐ撤退する。現在の需要や地元の努力がどこまで続くか注視したい」。

2031チバQ:2010/05/24(月) 12:53:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100523-00000000-fsi-bus_all
日航VS.全日空 仁義なき空の運賃競争
5月24日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 会社更生手続き中の日本航空と全日本空輸の料金引き下げをめぐるさや当てが激しさを増している。4月からバースデー割引を導入するなど値下げ攻勢をかける日航に対し、全日空は「国から支援を受けながら値下げをするのは不公正だ」と批判の手を緩めない。ようやく回復の兆しはみえたとはいえ、一昨年のリーマン・ショック以降、航空需要は低迷しており、少ないパイを奪い合う消耗戦が続いている。その先にあるのは生き残りに負けた航空会社の淘汰(とうた)か、それとも「共倒れ」か−。(石垣良幸)

 ≪ぎりぎりの発表≫

 ゴールデンウイークの5連休を控えた4月30日。全日空は午後9時になって、7〜9月搭乗分の特定便割引運賃「旅割」などの変更を発表した。運賃の変更は届け出制で国土交通省の認可は必要ないとはいえ、これほど夜遅くに運賃の変更を発表するのは珍しいことだ。

 全日空が急遽(きゅうきょ)、運賃の値下げを発表したのは、この日の夕方に日航が国内割引運賃「先得」などの割引料金を発表したためだ。「この日のうちに対抗策を打っておかなければ、ゴールデンウイークで届け出ができなくなる。利用客が日航に流れてしまいかねない」(全日空)。あわてて料金やサービスの設定を見直した。

 全日空の「旅割」や日航の「先得」は搭乗日の約1カ月以上前から予約を受け付ける分、運賃を大幅に割り引いている。路線によっては通常運賃の半額以下になり、利用者の人気が高い。日航は発表翌日の5月1日から予約受け付けを開始するため、全日空にとってもぎりぎりのタイミングだった。

 ≪避けたい消耗戦≫

 料金値下げ競争のきっかけとなったのは、日航が会社更生法の適用を申請した1月19日から3日後に届け出を行った「バースデー割引」だ。誕生日の前後1週間の搭乗便を21日前までに予約すると、5人までの同行者を含め最大74%の割引が受けられる。

 通常の市場ルールにのっとれば、経営破綻(はたん)で企業が市場から撤退すれば、生き残った企業に、撤退した企業のパイが移るはずだが、逆に競争が激化したことは全日空にとっても大きな誤算だった。

 伊東信一郎社長は日航の値下げ攻勢に対し、「体力消耗戦になるような運賃はいかがなものか。同じ路線を飛んでいると対抗する運賃を考えないといけない」と主張。月刊誌「文芸春秋」6月号にも「JAL『ルールなき再建』は許されない」と題した寄稿をするなど反発を強めている。

 日航に対する全日空の批判の根底にあるのは、「巨額な公的資金の投入を受けて再建している最中なのに、収益を度外視した割引設定は減収要因になる。公的資金が割引の原資になるなら、民間企業間のフェアな競争にはならない」(伊東社長)との思いがあるからだ。

 経営が厳しいのは、日航だけではない。全日空は2010年3月期決算で最終損益が573億円の赤字(前期は42億円の赤字)を計上。00年3月期の連結決算の開示を始めて以来、最悪の赤字幅となった。運賃の下落が続けば経営の根幹を揺るがしかねず、無益な“消耗戦”は避けたいのが本音だ。

2032チバQ:2010/05/24(月) 12:53:47
                  ◇

 ■過度な規制 再建の重荷に

 一方、日航は値下げについて「通常の競争の範囲内だ」と主張する。

 やり玉に挙がる「バースデー割引」については、東京−札幌、東京−福岡間の料金が1万2100円と、全日空の国内割引運賃「スーパー旅割」(45日前までに予約・購入が必要)よりも300円高い設定になっていることを強調。74%の割引を実施している福岡−札幌間についても需要が少ない路線で、大西賢(まさる)社長は、あくまで「パイを取り合う運賃設定ではなく、日航に興味を示していなかった顧客に訴求できる商品だ」と訴えている。

 国土交通省は「公的な支援を受けている日航がいたずらに運賃引き下げを行うことは、市場の競争環境をゆがめるおそれがある」とし監督・指導する方針を示したが、日航は「安売りしているという根拠がよくわからない。不当な安売りはしていない。市場の金額でやっていく」との姿勢は崩していない。

 全日空は市場シェアの削減やダンピング(不当廉売)禁止などの補償措置により、競争のゆがみを防止・最小化する方策を盛り込んだ欧州連合(EU)の公的支援のガイドラインを念頭に、日航への規制の必要性を指摘する。だが、日航に過度な規制をかければ、経営再建が思うように進まず、企業再生支援機構を通じて国が投入する公的資金の回収が難しくなり、国民負担を増やしてしまうことにもなりかねない。今まで以上に「負けられない戦い」を強いられているわけだ。

 09年度の国内線の旅客実績はともに前年比9割台。リーマン・ショック前に比べ、国内線の客単価は2割程度下落したといわれる。景気低迷でビジネス客の本格回復は見込めないうえ、消費者の財布のひももまだまだ固い。少ないパイをめぐって両社による割引合戦に拍車がかかる条件はそろっているのだ。

 底の見えない「航空運賃デフレ」は日本の「空」を大きく塗り替える可能性をはらんでいる。

2033チバQ:2010/05/24(月) 20:10:22
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100524/bsd1005240501000-n1.htm
日航VS.全日空 急速に縮まる旅客輸送能力 (1/2ページ)
2010.5.24 05:00

 全日本空輸が日本航空に接近−。日航と全日空の旅客輸送能力が急速に縮まっている。経営再建を進める日航がリストラの一環で不採算路線を廃止したり、航空機の小型化を進めたりしているためだ。会社更生手続きに入った日航は今後も路線の廃止を進める考えに対し、全日空はこれまで規模で劣った国際線を中心に攻勢の構えを見せる。近い将来、日航と全日空の旅客輸送能力が逆転する可能性もありそうだ。

日航 45路線撤退を発表

 航空会社の輸送能力は航空機の「座席数」に「輸送距離」を掛けて算出する。座席数の多い大型の航空機で、海外など遠距離を運航すれば輸送能力は大きくなり、逆に小型の航空機で近距離を運航すれば小さくなる。当然、路線数が多いほど輸送能力は大きくなる。

 日航は歴史的にも「ナショナルフラッグ・キャリア(国を代表する航空会社)」として、多くの国に就航し、輸送能力では全日空を引き離していた。

 しかし、2009年度の輸送能力(国際線と国内線の合計)は、日航が前年度比10%減の1150億座席キロと大幅に減少したのに対し、全日空は871億座席キロと4%の減少にとどまった。まだ日航の能力は全日空に対し3割ほど大きいが、その差は一貫して縮小し続けている。

 02年に旧日本エアシステムと統合したこともあり、日航の02年度の輸送能力は1546億座席キロに拡大した。だが、その後は縮小傾向をたどり、09年度の日航の能力は、02年度比で26%も減少している。これに対し、全日空は02年度(879億座席キロ)と09年度(871億座席キロ)で、輸送能力にほとんど変わりはない。

 日航は今年度中に国際線15、国内線30から撤退する計画で、08年度と比べると「国際線で4割、国内線で3割減少させる」(大西賢社長)。一方、全日空は羽田空港の発着枠が拡大することもあり「今年度は最大のビジネスチャンス」(伊東信一郎社長)と位置付ける。経営の“勢い”の差も輸送能力の増減に表れそうだ。(大柳聡庸)

2034チバQ:2010/05/25(火) 12:59:11
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100525/CK2010052502000084.html?ref=rank
茨城空港 ―JR東京駅 27日から高速バス運行
2010年5月25日

 県は二十四日、茨城空港(小美玉市)とJR東京駅を結ぶ高速バスを二十七日から運行すると発表した。関東鉄道グループに委託する。一日三往復で、所要時間は茨城空港発が二時間半、東京駅発が一時間四十分。運賃は空港の搭乗客が片道五百円、そのほかの客が千円。(高橋淳)

 乗車定員は四十人程度。予約制だが、空席があれば予約がなくても乗車できる。運行は来年三月末までで、継続するかどうかはあらためて検討する。

 運行時刻は茨城空港発が午前六時二十分、同十時十分、午後一時十分。東京駅発が午前十時、午後四時十分、同六時五十分。

 空港利用客だけでなく、地元から東京に行く一般客や東京から帰宅する客なども対象としたためで、アクセスの向上が狙い。

 国の雇用創造事業を活用し、運行費は国費と運賃で賄う。県は運行事業の委託先を委託料約五千九十万円を上限に公募し、応募があった三社から関鉄グループを選んだ。

2035とはずがたり:2010/05/25(火) 14:56:47
>>2034
税金が入ってるせいかつくば─東京便の正規運賃1150円よりちょい安いですね。

>運賃は空港の搭乗客が片道五百円、そのほかの客が千円。

>国の雇用創造事業を活用し、運行費は国費と運賃で賄う。県は運行事業の委託先を委託料約五千九十万円を上限に公募し、応募があった三社から関鉄グループを選んだ


>一日三往復で、所要時間は茨城空港発が二時間半、東京駅発が一時間四十分
>運行時刻は茨城空港発が午前六時二十分、同十時十分、午後一時十分。東京駅発が午前十時、午後四時十分、同六時五十分。

茨城空港 東京駅
 6:20─→8:50
10:10→12:40
13:10→15:40

東京駅 茨城空港
10:00→11:40
16:10→17:50
18:50→20:30

さてどの程度客が付くのかねぇ。

2036とはずがたり:2010/05/25(火) 14:57:26

石見―大阪便1月5日休止 全日空通知 県、再開目指す
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20100525-OYT8T00062.htm

 石見空港(益田市)大阪便の存廃問題で、全日空は24日、来年1月5日から同便を休止すると県に通知した。収支が赤字続きで、これ以上の存続は不可能と判断した。同社は今月末までに同路線の「廃止届」を国土交通省に提出する。

 同社の清水信三・企画室長らが、県庁で溝口知事と益田市の石川保・副市長と面談し、社内で休止を最終決定したことを伝えた。当初は12月末までの運航予定だったが、年末年始の帰省客のため、1月4日まで運航は続ける。

 面談は非公開で行われ、終了後に記者会見した清水室長は「大阪便の収支と、会社全体の経営状態が厳しい」と説明、休止を発表した。一方で、「今後、収支や需要の見込みなど、大阪便の実績が大きく改善すれば、2011年4月以降に路線を再開させる可能性もある」と述べた。

 溝口知事は「地元の人に不便をかけることになり、申し訳ない。全日空との話し合いを続け、早く再開できるように努めたい」と話した。
(2010年5月25日 読売新聞)


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