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暗躍する者

1PON:2009/09/14(月) 02:28:23 ID:uHCpvAgU
この界隈では、“怪盗66号”と“怪盗レオン”、という名を名乗る変装怪盗が暗躍している・・・

一時は、“怪盗レオン”の方は、カメレオンのように様々な女性に姿を変えることから、名前をもじって“仮面レオン”とも呼ばれていたのだが、どちらも変装をして盗みを働くという似たような手口を使っていることから、いつしか怪盗の呼び名で統一されていた。

怪盗の変装手段とは、本人から身体の細部に渡るまで全く同じスキンスーツを模り、それを身に纏って外見だけでなく声から性格に至るまで、何もかも本人に完璧に変装してしまうものだった。
当然のことながら、変装をするだけでもここまで徹底しているのだから、近しい関係の人間ですら目の前の女性が怪盗の変装姿であることなど気付くはずも無い。
それを良いことに、目当ての店や邸宅に堂々と関係者を装って忍び込み、誰にもばれることもないままターゲットを盗んでしまうのだ。それも、ターゲットは必ずしも金品だけではない。気に入った女性がいれば、その女性の全てを盗み取り、それからその女性に変装してまんまと脱出するということも当たり前のようにやってのけていた。最近では、女性のコレクションを増やすことの方が目当てとすらなっているようであるのだが・・・

しかし、そんなニュースも、結局は警察やセレスト学園の一部の生徒に広まる程度で、世間を騒がせるまでには至っていなかった。
何故ならば、被害に遭った大半の女性たちは、ここに居るのは紛れも無く同性の知人や家族であると安心している隙を衝かれ、そして意識の無いうちにその怪盗の餌食となっていたからである。つまりは、自分が怪盗に襲われたという自覚すら無いのだ。
さらに厄介なことに、最近の怪盗は催眠術まで身に付けたようで、例え襲った時の姿を見られようとも、被害者女性の記憶を操作して襲い掛かられた際の記憶を消してしまうこともあるらしい。そのため、被害者は増えても、今村美沙たち対策チームに寄せられる情報はそれに反して乏しいものだった。
ただ、自分の姿を見られた所で、必ずといって良いほど顔見知り、もしくは見ず知らずの女性に変装しては芋づる式に10代から30代に至るまでの美女コレクションを増やしていったのだから、それが何かの手掛かりに直結することも無く、催眠を掛けるか掛けないかについても怪盗の気まぐれでしかなかったのだが・・・

ちなみに、ここ最近の怪盗の騒ぎは、警察の把握しているものから全く明るみになっていないものまで、全て“怪盗レオン”が起こしたものであった。“怪盗66号”の方は、レオンとの対決に破れて以来、沈黙を守っているのだ。
だが、手口から変装のバリエーションの多さに至るまで、大した違いが見当たらない二人であるため、怪盗と何度と無く相対した今村美沙でさえ、全てがレオンの仕業とは思ってもいなかった。

76PON:2009/12/02(水) 02:42:40 ID:uHCpvAgU
『ねっ?これなら、亜衣のボディがさらに堪能しやすくなると思わない?』
亜衣の言葉に嘘は無く、脱げていくレオタードの中からは、さらに胸の膨らみが露出されてきた。
だが、亜衣の胸の全貌は、その下に重ね着ている蛍光ピンクのビキニブラに隠されて見ることはできなかった。それでも、乳房のボリュームは堪能できるほどカップは浅いデザインになっていて、そのカップのあと数ミリ下に乳首が隠れていることは、僅かに見え隠れするニプレスの存在から窺い知れた。
『・・・何で、わざわざレオタードを脱ぐんだよ?』
『“なんで”って、このハイレグレオタードを脱がないと、バーモンブラウンのに辿り着けないじゃない。それに、きっとハニーブラウンとライトブラウンのストッキングには飽きちゃったでしょ?だから、ストッキングとレオタードを脱ぐときだけ腰を浮かせちゃうわ。その間だけは亜衣のスマタが味わえないけど、ほんの数秒だけだから我慢していてね』
達也がこれまで様々な目に遭っていたことを、あたかも亜衣は知っている口ぶりを織り交ぜながらレオタードを脱いでいった。
その際に、ブラを少し持ち上げて、チラつくニプレスのシールを隠すのだが、今度は亜衣の下乳が覗いてしまう。だが、下乳が見えることはそれほど気にならないようだ。
それから、亜衣はレオタードを腰から股間へ下げて、その中にはビキニブラとセットになった蛍光色の超ハイレグTバックビキニが穿いてあったことを達也の目に見せ付けた。
『どーぉ?まさか、ハイレグビキニの中にこんな超ハイレグビキニが着てあるなんて思わなかったでしょう♪』
すっかりビキニ姿に変わった亜衣は、達也のモノをワレ目でグリグリと押し付けしつつ、腰に手を当てて得意気にポーズを取っている。
『今までに見てきた女の子たちのハイレグ衣装と比べても、全然負けていないと思うんだけど?このオッパイも、アソコへの喰い込みもね。ただでさえ、お兄ちゃんの固くなったコレで、ビキニが余計に喰い込んできてるよぉ♪クスッ、ククククク・・・』
確かに、レオタードの下にまだビキニを着てあるとは思いもしていなかった達也は、ビキニから零れ出そうな亜衣の胸の膨らみに目をやってしまう。
そして、それまでよりもさらに際どい股間の喰い込みと、モノを埋もれさせる水着に浮かぶ縦スジにも目は移っしまった。

77PON:2009/12/03(木) 02:03:18 ID:uHCpvAgU
『さて、お兄ちゃん?やっと亜衣の超ハイレグビキニを拝むことができたし、あとは、このストッキングを脱ぎ終えたらお待ちかねの時間だよ♪』
亜衣は、そう言ってハニーブラウンのストッキングから爪先を抜き取った。
それから、続けてライトブラウンを脱いでいくと、バーモンブラウンに彩られている亜衣のストッキング脚の全容が、漸く見えたのだった。
だが、ストッキングを脱ごうとモゾモゾと身体を動かすたびに、ニプレスがまた見え隠れしてしまっている。
『んもぉー、またニプレスが見えてきちゃった。これも、亜衣のBカップのバストがいきなりEカップにまで大きくなっちゃったからだよ。お兄ちゃんのことを想うばかりに、一気に琴海みたいな巨乳になっちゃったんだから、責任とってよね?』
亜衣は、二の腕で胸を左右から挟み、自分の胸がここまで大きくなったことをアピールする。
確かに、浅いカップから見える胸のボリューム感は、どこにも細工の施しようがなく、ここまでのサイズの変化があっても、それが上げ底でないことは一目瞭然だ。
『そんなこと、本当にあるのかよ・・・』
『あるも無いも、亜衣のこの巨乳がその答えだよ♪ほらぁ・・・どこにも、おかしな所なんてないでしょ?』
亜衣は、達也がそこまで疑っているのならと、ブラをずらしてその豊かな乳房を見せてやった。
締め付けから解放され、気持ち良さそうに震えている胸をぷにぷにと弄り、その柔らかそうな質感から丸みを描く曲線まで、ちゃんとした自分の胸であることを存分に見せている。
眼前で揺れる亜衣の巨乳に目を奪われる達也なのだが、これもどこかで見たことがあるような気がしていた。
『な、何よぉ・・・そんなに亜衣のオッパイを見つめたりしてぇ・・・これでもまだ信じないっていうなら、ニプレスの下も見せてやるんだから!』
亜衣は、ニプレスに爪を立て、それをペリッと剥がしにかかる。だが、
『わ、わかった!もう、わかったからそれ以上はいいって。亜衣の胸が本物だって判ったからさ・・・』
と、達也はそれを制した。
『ん?そう?もうここまで脱いで見せたんだし、大好きなお兄ちゃんに亜衣の乳首を見られるのも構わないんだけど。あっ、そっか。忘れてるのを思い出すために、美里のさんと同じバーモンブラウンのストッキングで脚コキして欲しいんだね♪』
亜衣は、剥がれかけのニプレスをそのままにすると、達也のモノを押し付けていた腰を浮かせた。
よく見れば、ニプレスの下からは、乳首の突起どころか乳輪の色すら見えていない。
亜衣は、今のよりもさらに小さめのニプレスをまだ重ね貼って、驚く達也をからかおうとしていたのだろうが、先に止められてしまったので、そのまま次の行為に移ったようだ。
『んっ、ふぅ・・・』
亜衣のワレ目に挟まれている柔らかな感触と圧迫感から解放され、達也は小さく息をついた。
それは、ただのため息とも、快感を失った残念な思いとも取れる微妙な息だ。
『・・・ふわっ!?』
しかし、一息ついたのも束の間、達也のモノは休むことなく刺激された。
『休むのはまだ早いよ、お兄ちゃん♪お兄ちゃんから、脚コキのほうが思い出しやすいって言ったんだからね〜』
亜衣は、達也の脚と自分のストッキング脚を擦らせながら、脚先を使ってまた執拗に達也のを扱くのだった。
その小刻みな脚遣いのたびに、亜衣のEカップ巨乳も小刻みにふるふると震えている。それが、達也の快感をさらに増幅させた。

78PON:2009/12/04(金) 02:43:09 ID:uHCpvAgU
『う、うぅ・・・来るっ!』
『えー!もう、イっちゃうの?』
バーモンブラウンのストッキング脚が触れてから、ほんのわずかしか経っていないが、達也のその反応を見て亜衣はスッと脚を引いた。
しかし、達也の腰が浮いてそれが止まらないと見ると、またも細い指で根元をグッと掴んだ。
『痛っ!』
『ったく、油断ならないんだからぁ・・・』
亜衣は、呆れた顔をしてボヤいている。だが、そのわずかな時間だけでもそこまでに至らせるほど、亜衣の擦らせるテクニックは絶妙だったということだ。
『もうちょっとくらい、耐えられないの?男のクセに情けないな〜』
まるで相手にならない、と言っているわけだが、その言葉に反論はできない。あそこまでの刺激を与えられては、達也の思い通り抗うことなど敵わないのだ。
今だって、亜衣は太腿を使って軽く撫でているだけなのに、それだけでもゾクゾクと感じるものがある。それは、胸元の谷間をしっかりと見せ付けて視覚でも興奮を煽っているのも原因の一つだ。
とはいえ、そんなに言われるがままでは、我慢がならないのも本心だった。

『こんなのだと、いつまでたっても思い出したいモノも思い出せないよ?可愛い妹がここまでしてあげてるんだから、根性見せてよね♪』
亜衣は、ウインクをして達也のことをからかっている。
それがまた、男心をくすぐる可愛い仕草なのだが、亜衣のスタイルとそれを存分に生かせるセクシーなビキニ姿はかなりのギャップがある。そのギャップもまた、さらに達也の目を惹き付ける魅力でもあったわけだが。
『“根性”なんて言うけどな、こんなに亜衣の思うようにやられたままじゃ無理ってもんだろ?』
達也にとっては、それが精一杯の反論だった。
『ふーん、それって私への挑発って思っていいのかな?』
達也の言葉を受け、亜衣はニヤッ・・・と笑った。
『・・・別に、挑発なんてつもりはないさ。初めから、こんなことしようと思ってなんか・・・』
達也は、亜衣が自分の思いと違う解釈をしたので、すぐに訂正しようと思ったのだが、
『だったら、お兄ちゃんも亜衣のこと弄ってもいいよ?ただし、亜衣と同じように脚しか使っちゃダメだからね』
亜衣の方は達也の言葉を最後まで聞き届けることなく、そう被せてきた。
『な、何でそうなるんだよ!?』
『そうとなったら、早く勝負しようよ。お兄ちゃんも、亜衣の身体のどこを弄っても構わないわ。早くイかせた方が勝ちってことね♪』
四つんばいの体勢だった亜衣は、これ以上有無は言わせないとばかりに達也の脚を大きく開かせると、その間にサッと座った。
それから、すぐさま自慢の脚を使ってナイロンの感触を擦り付けてくる。
『ほらぁー、早くやり返さないと、またすぐに精液をぶちまけることになっちゃうよ?根性無しの、達也お・に・い・ちゃん♪』
馬鹿にするように嘲笑う亜衣の挑発を受け、このまま引き下がるわけにはいかなくなった達也。
そして、実の妹にここまでして良いのだろうか?という理性に駆られながらも、達也は身体を起こし、足を亜衣の股間に伸ばしたのだった。

79PON:2009/12/05(土) 02:23:37 ID:uHCpvAgU
血のつながった妹にここまでしてしまって良いのか?という意識からか、達也の足は自然と震えていた。
しかし、達也の理性をよそに、亜衣は達也のモノを先端から根元まで執拗に刺激している。達也の足の震えは、この刺激によるものも含まれていた。

『亜衣が良いって言ってるんだから、遠慮なんてしなくていいのにね。むしろ、亜衣の身体を余す所無く弄ってもらって、この素晴らしいカラダを堪能して欲しいくらいなのに。ねぇ、本当にスゴイんだよ?アソコの中はかなりの名器だし、スタイルは上から84−56−83でこんなにまで成長したEカップ美巨乳をぶら下げているんだから♪』
まるで他人事のように言いながら、自分の身体を自慢する亜衣。
『思い出すのと、亜衣の抜群のスタイルを堪能できるなんて一石二鳥だよ?それとも、さっさと亜衣の脚コキでイっちゃうほうがいいのかな?だとしたら、お兄ちゃんって真性のMだよね。クククククク・・・あぅん・・っ』
そんな挑発が、理性と戦う達也の耳にどこまで届いていただろうか、気付けば達也の爪先は亜衣の超ハイレグビキニの股間に突き立っていた。

『んふ・・ん・・・なーんだ、お、お兄ちゃんもやればできるんじゃない。あ・・・っん』
亜衣は、上から目線でそう話してくる。
だが、息は乱れてしまい、さっきの薄ら笑いも消えていて、快感に耐える苦悶の表情が、亜衣の可愛らしい顔に浮かんでいる。その様子からして、明らかに強がっているのが見て取れた。
おそらく、亜衣の身体は相当の感度を持っているのだろう。

ビキニを喰い込ませている亜衣の股間には、中に穿いてあるバーモンブラウンやその下にも重ねてある衣装もろとも、達也の足の指がズブッとめり込んでいる。しかも、その指を自由に動かして亜衣のワレ目全体を刺激しているのだ。
指を動かしながら偶然見つけた小さな突起には、直穿きしたナイロンが擦れていて、その刺激に堪らず脚を閉じそうになるのを亜衣は懸命に堪えつつ、達也のモノを擦り続けている。
しかし、それを見逃さなかった達也の方もハイレグビキニの中に足をスルリと忍ばせると、バーモンブラウンの上からソコを中心に責め立てて、亜衣にさらなる快感を与えた。
『くぅぅ・・・、お兄ちゃん、それ卑怯・・・』
『そんなの、亜衣だって同じだろ・・・』
亜衣の変化を見て吹っ切れた達也は、さらにもう片方の脚でブラの下から足を潜り込ませた。少々辛い体勢にはなったが、亜衣の乳房をニプレスの上から指を使ってグリグリと弄っていく。
足の指で触っていても、ニプレスの下に隠れている固いモノの感触がしっかりと感じられた。
『くふぅん、そんなぁ・・・オッパイまで弄るなんてぇ・・・』
ストッキング越しながら、亜衣のワレ目と巨乳の両方を弄っているのだから、性感帯を両方責められた亜衣の感度は増すばかりだ。切なそうな表情が、達也からの責めを求めているかのようでもある。
そして、達也のモノを弄っていた脚の動きが、段々と緩くなってくる。
『そんなの、ズルいんだからね・・・亜衣のほうは何足もストッキングを穿いているから、指先が使えないのにぃ・・・』
『その代わり・・・そうやって、ストッキングで摩っているじゃないか・・っ』
力が抜けた亜衣の脚が優しく擦れている。それが、またさっきとは違った感触であるため、達也の方とて感じずにはいられなかった。

80PON:2009/12/06(日) 01:47:18 ID:uHCpvAgU
『んっ、ふぅ・・・ぅん!んっ!』
唇を噛みしめ、小さく声を上擦らせる亜衣。
それと共に、幾度か身体がビクッビクッと痙攣し、亜衣の巨乳も小刻みに何度も震えていた。

『ふぅー、ふぅ・・・』
亜衣の身体が最高潮に達したのが、表情からもよく判る。
それを見て、達也は亜衣の胸と股間から脚を離したのだが・・・
『うぅんっ・・・あれっ、もうおしまいなの?』
亜衣は、顔を紅潮させたままながら、達也のモノから脚を離していなかった。依然として両脚で挟み込み、上から下へ、下から上へと巧みな脚使いでスリスリと刺激を与えている。
『亜衣・・・今、身体が反応してなかったか?』
反応とは遠回しな言い方だが、今の亜衣の律動は確かにイッたはずだ。そう言いたかった。
『クスッ・・・♪』
しかし、亜衣はその問い掛けには答えず、小馬鹿にしたように微笑むだけだ。
すると、何も言わずに亜衣はビキニの中に手を忍ばせて、バーモンブラウンのストッキングを脱ぎ始めた。
ビキニの股間に浮かんでいた皺が、ストッキングが脱げていくことによって消えていく。その下から覗けてくるのは、達也の推測通り新たなストッキングの光沢だった。

『今度は、ベティーブラウンのストッキングだよ。今日の美里さんは、このベティーブラウンを一番上に穿いていたんだよね♪』
“一番上に”という言葉が、美里がストッキングを重ね穿きしていたのを知っていたことを示唆している。
ここで気になるのは、そのストッキングの下には果たして何が隠れているのかということだ。亜衣がストッキングを摘んで見せない限り、あとは脱がしてそれを知るしかない。
しかし、細かくは判らなくとも、足で突いてみればある程度の想像はつく。
亜衣は、自分の足でそれを確認してみろとでも言いたいのだろうか、腰を浮かせつつビキニが遮るまで脱ぎ下ろしてしまった。
『バーモンブラウンで脚を擦るのは続けてあげるからね。これなら、亜衣のアソコにも近付いたし、先にイかせることもできるかもしれないよ?』
まだ、自分は絶頂になど達していない、暗にそんなことをほのめかす亜衣は、脚を達也の肛門にまで触れさせてきた。

81PON:2009/12/07(月) 01:46:23 ID:uHCpvAgU
『はうん!・・・っん、ぅぅ・・・』
亜衣の身体がまたビクン!と動き、ベティーブラウンのストッキングの上からめり込む達也の足指を、彼女のワレ目がギュッと締め付けた。
・・・だが、状況は全くそれまでと変わらず、亜衣のストッキング脚は何事も無かったように達也のモノを立たせ続けている。
膨れ上がった達也のソレは、時々、息を噴き掛けただけでもイってしまいそうになっていたのだが、それをさせないのは亜衣の絶妙な駆け引きがあったからだ。まるで、達也の・・・男の心理や構造を知っているかのような揺さぶりである。
『・・・???』
『んふふふっ♪』
亜衣の身体に何が起こっているのか、達也はその理解に苦しんだ。
普通ならば、こんなことができるはずはないのに、亜衣はその常識を超えたことを平然とやっている。そして、常識を超えるといえば、ストッキングの重ね穿きもまだ終わっていなかった。
達也の驚きを尻目に、亜衣はベティーブラウンまでも先に脱いだバーモンブラウンと同じように脱いでいったのだ。
すると、蛍光ピンクのビキニと一緒に纏めて二足のストッキングを膝上あたりまで下ろしてしまう。亜衣の、ベティーブラウンを穿いた股間にあてがっていた達也の足は、少しずつ押し返されて亜衣の平らな股間から離れてしまった。
『クスッ♪亜衣のアソコにその指を突っ込めるのは、いつになるかしらね?』
ストッキングを脱いでも、亜衣の股間はまだ水着に覆われていた。
先ほどの蛍光ピンクのビキニと比べると、こちらの方がわずかに際どいのだろうか・・・それほど喰い込みの激しい、レモンイエローの超ハイレグビキニが亜衣の股間を隠している。そのビキニには、シームのラインが浮かんでおり、ビキニラインから伸びているのはヌーディーベージュのストッキング脚だ。
その衣装も、達也の指にさんざん押し込められていたためか、ワレ目の形に沿ってすっかり喰い込んでいる。
それを見て、どうりで跳ね返されているような気がしていたわけだ、そう思った達也だったのだが、そんな考えも、亜衣の脚の動きによってすぐに止められてしまう。
これだけの重ね穿きをしていながら、それを感じさせないストッキングの質感と脚使いを見せる亜衣のことも、達也にとっては一つの疑問であった。

『いったい、何を考えているのかな〜?お兄ちゃんってば。・・・ククククククッ♪』
達也の考えなど、とうに見透かしている亜衣は、自らの平らな股間に指を突き当て、その指をズブッと埋め込んだ。それは、早く足を股間に突き当てろと達也に促すための挑発と取れる行為だった。
ここまで来れば、達也もそれに応じないわけにもいかない。亜衣の刺激に耐えながら、足を亜衣の股間にぶつけてグリグリと動かした。
『んんっ!スキニーベージュのストッキングが、亜衣のワレ目の奥に喰い込んできてるぅ・・・そういえば、今日の美里さん、スキニーベージュはどれくらい下に穿いていたっけ?キヒヒヒッ・・・んくぅぅ!』
亜衣の卑しげな笑いに惑わされることなく、最初はビキニの上から刺激していたのだが、亜衣の脚の動きが激しくなると、負けじとビキニの中に滑り込ませてスキニーベージュの上から弄っていった。
だが、自分の指が跳ね返される感覚は、さっきと比べて多少は弱まった程度でしかれないのを感じ、亜衣はあとどれだけのビキニとストッキングを穿いているのかと思うのだった。


『んんっ!うふぅ・・・!クククククッ』
亜衣の身体が律動し、膣壁が達也の指を締め付けたのは何回目だろうか。
もはやそれは、亜衣の太腿に下ろされたビキニとストッキングの数が、その回数を知っている。亜衣は、そうなるたびに股間を覆う衣装を一枚ずつ脱いでいったからだ。
しかし、亜衣のその時の表情や乳房が揺れるのは、何度見ても飽きが来なかった。そして、早く亜衣の膣壁の締め付けを体感してみたいと思い始めた達也であったのだが、それはあとどれくらい先のことなのだか、達也には見当もつかなかった。

82PON:2009/12/08(火) 01:39:48 ID:uHCpvAgU
亜衣は、ワレ目に喰い込むモカブラウンのストッキングを脱いでいた。
中から現れたのは、オフホワイトの超ハイレグビキニとサンタンブラウンのストッキング脚だ。こう続けざまに見せられると、新鮮味も薄れてもはや驚くことも無くなってしまうのだが、決して見飽きるということは無かった。
達也にとっては、亜衣のボディラインを映すハイレグ衣装、それに股間の喰い込みやストッキングによる脚線美まで見ることができて、まさしく自分のフェチ心を満たしてくれているのだ。それが、例え血の繋がった妹であるとはいえ、若い女性が存分に見せてくれていることが何よりの満足であった。
そんな達也の視線を下半身に受けながら、亜衣はビキニの縦スジに指を這わせている。そして、その指を自分の目の前に翳した。
『あ・・・もうそろそろヤバイかも♪』
何がどうヤバイのか、それは亜衣の指が股間から離れた時に気が付いた。
亜衣の恥肉に喰い込むビキニの皺と皺の間に、じんわりと濡れた痕跡があったのだ。それが何とは言わなくとも、亜衣の愛液が染み出した痕によるものに他ならないことは、当然ながら解っている。
つまりは、衣装の数もそれだけ少なくなっているのだろうと推測できるのだ。
『んー?お兄ちゃんてば、何を思っているのかな〜?』
亜衣の股間を眺める達也の視界に、亜衣の愛くるしい顔が覗き込んできた。
達也が何を考えていようと、亜衣はバーモンブラウンのストッキング脚で擦るのを止めるつもりはないらしい。
それを受け、達也もまた亜衣のビキニに浮かぶ縦スジを目掛けて足の指を突き当てた。
『あ・・ふぅんっ・・』
指には、湿ったビキニの感触が伝わってくる。愛液がここまで染み渡っているのだから、亜衣が喘いでしまうのも仕方がないのだろう。そう思いながら、達也は亜衣に負けない足使いで乳房と秘部の両方を責め立てるのだった。

83PON:2009/12/14(月) 03:01:55 ID:uHCpvAgU
『あーぁ、とうとう一着になっちゃったね。・・・といっても、ストッキングはまだ少しは残ってるけど♪』
一着ずつ脱ぎ下ろした結果、亜衣の太腿にはかなりのストッキングと水着が重なっていた。
そして、残るは亜衣が言うように僅かとなったわけだが、ここまでの達也の労力は半端ではなかった。それまでずっと、足で亜衣の秘部と乳房とを弄り続けていたのだ。
その甲斐あってか、亜衣の身体は何度も果てていた・・・ただ、その間ですらも脚を擦り付けていたため、本当に達していたのかどうかは亜衣本人に聞かなければ解らない。ただ、ストッキングをその度に脱いでいたとしたのなら、それだけ絶頂に導いていたはずである。

今の亜衣は、バーモンブラウンのストッキングの上に、白いインナーを穿いている格好だ。インナーに渡っている染みは、それまでよりもさらに広がっていて、膣内ではどれほど愛液を滴っているのかを証明している。
当然ながら、バーモンブラウンにもその染みはじんわりと広がっていることだろう。
『また、お兄ちゃんと美里さんが大好きなバーモンブラウンが拝めたね。だったら、これまでも脱いじゃってもいいよね?結局、このストッキングでも同じ感触が味わえるんだもん。むしろ、亜衣の脚の指使いがもっと刺激的に感じられるかもよ♪』
亜衣は、座ったままの体勢で身体を動かし、太腿に脱ぎ重ねられた衣類を全て脱いでいった。
剥がれ掛けのニプレスを貼った巨乳の谷間が拝めたのは、これで何度目だろうか。幾度となくビキニブラの中に達也の足が潜り込んでいたこともあって、ブラは上にずらされたままなのだが、それでも谷間ができるほどの巨乳を亜衣はその胸に備えている。
『クククッ・・・』
達也の亀頭に添えられていた脚が、ストッキングなどを脱ぎ去る一瞬だけ離れたが、すぐに同じバーモンブラウンのストッキング脚が左右からしっかりと挟み込んでいた。
一気に纏めて脱いだせいもあって、亜衣の指使いがかなり細かくなったように感じていた達也。

しかし、ここまでに至るまで、達也もただ一心に亜衣の身体を弄っていたわけではなかった。
いくら脱いでも、亜衣の股間がストッキングに隠れていること。そして、脱がされる度に露になるビキニやインナーの喰い込んだ恥肉の膨らみ、それに浮かび上がる愛液の染みなどを見ては、ずっと靄の掛かった記憶を呼び起こそうと必死になっていたのだ。
『くふふっ、お兄ちゃんてばまた亜衣のアソコを食い入るように見ちゃって♪』
今では、水着ではなく布地の僅かなインナーが亜衣のワレ目に喰い込んでいる。その下に穿いたストッキングは、あと何足残っているのかは解らないが、亜衣の言っていることが嘘で無ければ、きっとこの靄が晴れるはずだ・・・そう思っていた所へ、亜衣はまたも挑発的なことをしてきた。
『そんなに亜衣のアソコが見たいの?ほーら、亜衣のワレ目ちゃんはここにありますよ〜♪』
亜衣はインナーを横にずらして、ストッキングをグイッと持ち上げた。
ワレ目の形に沿って、ストッキングのシームが恥肉を左右に裂きながら痛そうに喰い込んでいく。当の亜衣は涼しい顔をしているが、股間の染みはさらに大きくなっていた。

84PON:2009/12/19(土) 02:51:57 ID:uHCpvAgU
『そうだ!ずっと脚で擦られていても飽きるだろうから、こうやってバーモンブラウンの感触を楽しませてあげるよ!ほらぁ、ちょっと寝てみてよ』
何かを思いついたのか、亜衣は達也をベッドに寝転がらせた。そして、達也の上に膝立ちになって跨ると、勃起している達也のモノに腰を落としてきた。
『うっ、その体勢は・・・』
『ねっ?こうしたら、ストッキングの感覚とぷっくりと割れた亜衣の柔らかなワレ目ちゃんの感触の両方が楽しめるよ♪』
横にずらしたインナーはそのままで、亜衣は達也の性器と自分の性器を重ねてきた。
『レオタード越しのスマタの時よりも、かなりリアルに感じてるはずだよ?亜衣のアソコとお兄ちゃんのアソコを隔ててるのは、残り少ないストッキングだけなんだからね。亜衣のアソコの突起が、さっきよりビンビンに大きくなってるの・・・もう、わかるよね?クククククッ・・・』
亜衣は、ニヤッと笑って尋ねてきた。しかし、そう聞かれても達也はそれどころではない。
自分の分身が亜衣の秘部に挟まれた瞬間から、お互いの性器がグニュグニュと動いているのが何とも堪らない快感となって脳に伝わっているのだ。
そして、亜衣が腰を前後に動かせば動かすほど、興奮がこれまでよりさらに高潮してしまうのも必然だった。

『あ、あぁぁっ・・・』
『くふふふっ・・・あまりの気持ち良さで言葉にもならないってか?クククク・・・おっとぉ、いけないいけない♪』
達也の興奮ぶりを見ていた亜衣は、時折彼女らしからぬ口調を零していた。
だが、亜衣の声はいつものままであったし、そんな細かい違いまでは気にしていられないほどの快感が達也の脳を支配し始めていた。

『ふぅ、わぁぁっ・・・』
『ねぇー、まだ亜衣の綺麗なアソコにズップリ挿入する前だっていうのに、ここまで興奮しちゃうの?だったら、こんなことをしてみたら、お兄ちゃんはどうなっちゃうんだろうね?』
亜衣は、達也が声を上擦らせているのを面白がっていた。
そして、こんなものでは終わらないとばかりに、達也のモノを手で支えながら、ストッキングが喰い込んだままの秘部をソレに突き当てたのだった。
『っ!!・・・』
ストッキングの上からとはいえ、達也のが亜衣の秘部にズブズブと入り込もうとしていく。
亜衣の膣内に少しずつ挿入されていくと、亜衣の秘部の温もりが感じられたような気がして、それに酔いそうになってしまう。しかし、何が遮っていようとも、亜衣は何の躊躇いも無く腰を落としてさらに深くへと誘おうとしている。
快感に溺れる寸前まで行こうとする達也は、自分のシンボルが亜衣の縦スジに呑み込まれそうになるのをおぼろげな表情で見ていた・・・


『ああっ!!』
達也は、成す術も無く亜衣の秘部に自分のモノが刺さっていくのを見て、驚嘆に似た声を上げた。それまで、意識が朦朧としていたのが嘘のような反応である。
その拍子に、腰が反射的に大きく動き、亜衣をベッドの向こうへ押しやってしまったのだった。
『キャッ!』
バランスを崩した亜衣は、ベッドの向こうへ後頭部から落下してしまった。
『そうだ・・・思い出したぞ・・・』
達也は、わなわなと震えながら、そう小さく呟いた。

85PON:2009/12/21(月) 02:25:43 ID:YaZea2aI
ベッドの向こうで、モゾモゾと動く音が聞こえる。
『イタタタ・・・何なのよもぉ、いきなり亜衣のこと落っことすなんてぇ・・・』
無事だったのか、亜衣は頭に手を当てながら起き上がってきた。そして、胸が揺れるのも気にせず、ベッドの上にもう一度戻ろうとする。
『お前・・・亜衣じゃないな?』
達也は、亜衣のことを心配するどころか、強くそう言い放った。

『へっ?・・・何言ってるのよ、お兄ちゃん?』
『お前は誰だ!?どうせ、亜衣の顔をしたマスクと身体を使って亜衣に成りすましているんだろう!』
キツネにでもつままれたように、キョトンとする亜衣に向かって、達也はそう抗議する。
『・・・・・キャハハッ!どうしちゃったの、お兄ちゃん?私、どこをどう見ても妹の河原亜衣じゃん♪こんなに、ストッキングの似合う脚線美を持った女の子、亜衣の他になんてそう簡単にいないよぉ〜』
亜衣は、達也に向けて自分の顔と身体を触って見せ、何を言っているのかと尋ねてくる。
『・・・どんなにしらばっくれようと、もう芝居には騙されないぞ。全て、思い出したんだからな。亜衣の同級生に変装してさんざん迫ってきたことも、催眠術を掛けられたことも・・・』
達也は、頭に掛けられた靄を自力で晴らしていた。
それも、亜衣の挑発的な行為が、美里が自分に迫ってきた時との共通点が多くあったことが引き金となっていたのだが、思い出した今となってはそんなことなどどうでも良かった。
ただ、目の前でインナーとストッキング姿の亜衣が偽者で、これまで自分を誘惑した深浦亜樹・佐伯麻衣・水沼唯らも、この亜衣と同一人物による変装だということが判ったのだから。

『ふぅーん。そっかぁ・・・こんなに尽くしてくれた可愛い妹に向かって、そんな冷たいことを言うんだ?クククッ、ククククククク・・・・・』
達也の指摘を受けた亜衣は、可愛らしいその顔に不敵な笑みを讃えて笑うだけで、それ以上は何も言わずにいた。
それが、この部屋に何とも不気味な空気を漂わせるのだった。

86PON:2009/12/22(火) 02:32:52 ID:YaZea2aI
達也は、亜衣の顔をただじっと睨んでいる。
睨んではいるが、決して強気ではいられない。いくら妹の亜衣が相手といえども、どうしても怯んでしまいそうになるのは、この亜衣が本物の亜衣ではないことを知っているからだ。

『・・・ようやく、思い出したんだね♪でも、私の催眠術を破るなんて、たいした精神力を持ってるじゃない?』
ニヤリと笑う亜衣の顔からは、いつもの明るさが消えている・・・その不穏な空気に、達也は自然と距離を取ろうとした。
しかし、服は脱がされたままのため、慌てて自分の下着とジーンズを手に取る。それで、いつでも行動に移れる準備をしようという考えもあった。
『今さら服を手にしてどうするつもり?助けを呼ぶ前に、服だけでも着ておこうって魂胆かしら?』
亜衣の声と口調を用いて、亜衣の偽者はそう尋ねてきた。余裕のあるその表情からして、達也の考えなど、すっかりお見通しだとでも言いたげだ。
『でも、ここでメイドさんとか亜衣の同級生たちに助けを求めたりしたら、どちらが疑われるのかな?服をすっかり着込んだ河原達也と、ストッキングを直穿きしただけで、Eカップ巨乳を揺らしている河原亜衣・・・ベッドには、亜衣が身に着けていたビキニとかが散乱していて、精液と愛液の混ざったものがベッドにも滴りついて・・・』
確かに、ベッドの上は亜衣の言うとおりの状況となっている。
『こんな状況を見たら、お兄ちゃんが亜衣にこんなことを強要して、無理矢理セックスまでしようとしたっていう見方をする人の方が多いと思うけどな。ただでさえ、達也は脚フェチだってことはメイドたちも知っていることだし。しかも、亜衣がベッドの上で泣いてたりしたら、その信憑性はさらに増すだろうね♪ククククク・・・』
亜衣は、そう話すことで達也の退路を断とうとしているのだろう。確かに、それは効果的な作戦ではある。
『そ、そんなのに惑わされるか!だいいち、下には本物の亜衣が居るんだからな。ここで亜衣が鉢合わせしようものなら、お前だって決して有利には運べないはずだろう!』
だが、達也もここで負けてなるかと言葉で応戦した。
しかし、その程度の抵抗では亜衣を怯ませるには至らなかった。

87PON:2009/12/24(木) 01:23:22 ID:WF6I2HCk
『ククククッ、わかってないなぁ〜♪亜衣が、何の準備も無しに達也と二人ぼっちになると思ったかい?』
亜衣は、そう言うと、自分の頬を掴んでグイィィィ・・・と強く引き伸ばした。
ルックス抜群の亜衣の顔は、普通ではありえないほどの長さにまで伸びていく。それが、これまで河原亜衣の顔をしていたものが、一枚のマスクであったことを証明付ける。次第に造形を失っていく顔は、とうとう一枚のゴムにまで成り果てて、形の整った乳房も少しずつ伸びていた。
そして、その伸びた目や口の間からは、亜衣マスクの下に隠れている目や口が見えている。どのような顔をしているのかまでは見て取れないが、亜衣の顔とは違う女性であることくらいは判断がついた。
『そ、それは・・・お前は亜衣の顔をしたマスクを被って変装していたんだな・・・』
『へへへっ、別に顔だけじゃないけどね。この身体も河原亜衣から盗み取った、本物そっくりなニセモノの身体だよ。だから、顔と同じようにオッパイまでこんなに伸びちゃうんだな♪せっかくだから、よーく見ておきなよね。可愛い妹の顔と身体が奇妙に伸びて崩れゆく様を・・・・クククククッ』
亜衣の姿と声をした偽者は、ストッキングの中に手を潜り込ませると、ワレ目の方も強く引っ張って見せた。
ストッキングに隠れて見えにくくはあるものの、伸びるはずのない性器が異常なまでに縦横に引き伸ばされていることくらいは、その指の動きやストッキングが歪な形になって亜衣の秘部の形を浮かべていることからよく判った。

『もう、これ以上言わなくても解るだろうけど、一応言っておいてあげるよ。見ての通り、亜衣の変装の下には、違う女の子の変装が隠れているわ。もし、お兄ちゃんが助けを呼んだとして、皆が駆けつけてくれるのにどれくらい掛かるかな?ちなみに、私は亜衣の変装を脱いで次のグラマーで若い女の子に変装するのは、10秒もあれば充分だよ♪だから、声を上げてみたところで、結局お兄ちゃんが女の子を連れ込んで強引にセックスしようとしていたっていうウソも、事実に見なされちゃうの。お兄ちゃんの味方になってくれるはずの女の子たちによって・・・ねっ♪ククククク・・・・』
歪んだ顔では、どんなに可愛らしく話した所で、何も感じはしない。
だが、偽亜衣の言うことは、達也にとってこの場を凌ぐことができないことを意味していた。
『それに、この現場を美里さんが見たら、彼女はどう思うだろうね?・・・まぁ、きっと“達也さんがそんなことをする人だったなんて!もう、ここのメイドを辞めさせてもらいます!二度と私の前に現れないで!”なーんて、言ってくるんじゃない?せっかく、お兄ちゃんのフェチを受け入れてくれて、セックスまでする関係になったばかりだっていうのにね。クククク・・・』
達也は、突如亜衣のマスクから美里の声がしたことに驚き、そして落胆した。
それは、亜衣に変装しているこの偽者が、美里にも変装してここを訪れたことを気付かされたのが大きな要因であることは間違い無かった。

88PON:2009/12/24(木) 01:27:08 ID:WF6I2HCk
『そんなに、落ち込まないでよ。これから、かわいそうなお兄ちゃんのことを、こんなに可愛い妹が慰めてあげるからさっ♪きっと、亜衣のストッキング脚でシコシコされたら、すぐに元気になっちゃうんじゃない?それとも、ガバガバに開いてるココに入れさせてもらうほうが嬉しいかな?ククククク・・・』
偽者の亜衣は、伸ばしていたマスクを被り直し、亜衣の本来の可愛らしい顔をすっかり自分の顔として取り戻していた。

それまで自分の顔に触れていた手は、今度はストッキングの中をモゾモゾと這っている。そして、両手でワレ目に指を掛けて、さらに膣口を大きく開いているのだった。
『こんなに大きく開いた女のアソコ、見たことある?・・・あるわけ無いよね〜♪お兄ちゃんのデカいおチンチンを呑み込んだ美里さんや亜樹ちゃんたちのアソコも、ここまでは開いて無かったでしょ?』
開いているその具合がわからないのに変わりは無いが、引っ掛けた指が横へ縦へと動いていることから、膣口の伸び具合はまだ限界にすら達していないようだ。それほど伸ばされていても、亜衣の表情は、苦痛を感じる素振りなど微塵も見せない。
その童顔に愛らしさすら浮かばせる亜衣が、ストッキングに隠れた中で自分のワレ目をゴムのように長く長く伸ばすという暴挙にも近い行為をしている・・・
今や、一体亜衣の秘部はどのようになってしまっているのか、それはストッキングに浮かぶ造形からでしか想像ができない。だが、達也にとっては、これがいくら亜衣に変装した偽者の行為と解っていても、不思議とそれに惹きつけられてしまいそうになり、頭を横に振るのだった。

89PON:2009/12/24(木) 01:31:30 ID:WF6I2HCk
『お、お前は・・・あの時の、怪盗66号とかいうヤツだな?』
達也と美里は、以前、謎の怪盗に拉致されたという苦い経験があった。
その時も、深浦美里や河原亜衣だけでなく、この家のメイドや知り合いなど、河原家に関わりのある若い美人女性たちのことを全て網羅し、顔からスタイルに至るまで完璧に彼女らに変装してしまう変装の名人が、その時の犯人だった。
その変装術を駆使して倉田綾乃らに化け、父親の秘蔵コレクションを盗み出すことが怪盗66号の目的だったわけだが、今回の怪盗の目的がまだ不明であるにしろ、こうして怪盗66号が河原亜衣に変装して自分の前に現れたというのは、何かを企んでのことと思ったわけだ。
『ふぅー・・・まーた怪盗66号の名前なの?私をあんなヘッポコ怪盗なんかと一緒にしないで欲しいんだけどな』
間違った指摘をされ、亜衣の顔には呆れた表情が浮かんだ。だが、すぐに亜衣はクルッと背を向け、達也の机に向かうと、何かを探しだした。
彼女のことを見遣れば、亜衣の股間を覆う白いインナーが、ヒップの間に完全に埋もれている。中に穿いたバーモンブラウンなども、亜衣のヒップラインをキュッと締め上げながらしっかりと喰い込んでいて、男を誘惑するには充分すぎる姿だった。

『うーん、どこにあるのかな〜?・・・んっ、あはぁ・・・ちょうど良い所に当たってるぅ・・』
今の相手は、背中を向けたままだ。しかも、達也の方を気にするどころか、机の角に股間を擦り付けて遊んですらいて、亜衣の喘ぎ声が背中越しに聞こえてくる。
しかし、達也は亜衣の声に耳を傾けるより、別のことを考えていた。今ならば、この場を抜け出すことができるはずだ・・・と。ズボンなどは、脱出したあとでもどうにでもなるのだ。
ベッドからの目測だと、出口となる扉は亜衣の方にわずかに近いが、脱兎の如く走り出せば、切り抜けることはできそうだ。しかも、亜衣は自分の身体を愛撫しながら、探し物に夢中になっていた。
『(今が、チャンス・・・なのか?)』
静かな部屋には、亜衣が股間を机にゴツゴツと当てている音と、ストッキングの奥で愛液ヌチャヌチャと粘る音とが響いている。もし、達也が出口に目を向けていなければ、彼の耳にもきっと届いていただろう。
だが、達也にとってはこの場を離れることが先決だ。
チラチラと亜衣の様子を覗いながら、今だ!と判断した達也は、意を決して身体を動かした。

90PON:2009/12/25(金) 01:45:15 ID:WF6I2HCk
『あれ〜?・・・なにをしようとしてるのかな、お兄ちゃん?』
達也が決心してベッドから起き上がったのも束の間、背を向けていたはずの亜衣は、いつの間にかこちらに振り返っていた。

『なっ!そんな・・・』
あっさりと出鼻を挫かれ、達也は一時停止したように動けなくなった。
『おかしなことをしようとしたら、どうなるかってこと・・・まだ、解っていないのかしらね?』
亜衣は、顎の下をグイッと掴むと、またも自分の顔を伸ばして見せた。
目や口がだらしなく伸びていき、中に隠れた女性の顔をチラつかせる。
『別に、ここで叫び声を上げたって良いんですよ?この、河原亜衣マスクの下にある女の子に変装されて困るのは達也、貴様なんだからな・・・クククククッ』
美里と全く同じ声が、伸びゆく亜衣の顔の下から聞こえてくる。
わずかに見える顔のパーツからして、それが美里の顔では無いことくらいは察しがついた。だが、その顔が美里には似つかない美女のものであろうとも、美里らしからぬ男のような口調で話していようとも、その口元から零れるのは確かに美里の声だ。
美里の声を使って牽制するのは、達也に対して効果覿面だった。
この局面を脱するには何とかしたいとは思うが、美里と別れるなど絶対に嫌だ、という気持ちの方がより強いからだ。
『・・・・・・・』
そして、達也は大人しくベッドへと戻ることにした。
それまで死角になっていたベッドの側に目を遣ると、そこには女性の身体と顔を模った異物が、脱皮したように中身を失っていくつも重ねられていた。
怪盗は、これを着込んで完璧なまでに美里や亜衣たちへと変装をしていたのか、と悟った達也だった。

91PON:2009/12/25(金) 01:47:30 ID:WF6I2HCk
『話が途中になっちゃったけど、あんな大した変装もできない怪盗との違い、見せてあげるわ』
顔を元通りに貼り付かせた亜衣は、机の引き出しにあったカッターナイフを手に取っている。探し物とは、カッターのことだったようだ。
そして、何を思ったのか、首元から胸の谷間の下に掛け、カッターの刃を切りつけていくのだった。当然のことながら、カッターが通った皮膚には真っ直ぐに切れ目ができあがっていく。
しかし、皮膚にできた切れ目からは何も噴き出ては来ないし、この痛々しい状況にも当人はニヤニヤと不敵に笑うばかりだ。
そんな、わずかに剥がれてゆく亜衣の胸の谷間に見えたのは、白くキメの細やかな女性の柔肌だった。

『ほらぁ、あの怪盗の変装だと、こんな光景にはお目に掛かれなかったはずよ?』
亜衣は、胸の谷間にできた裂け目に手を入れると、剥がれ掛けた偽物の身体を左右に引き裂いていく。
その内側からは、亜衣のEカップ巨乳よりも、さらにサイズの大きな乳房がブルン・・・!と、弾かれるように現れた。
『こんな脱皮方法で次から次へと変装できるのは、この私・・・怪盗レオン様だけなんだから。これから、よーく覚えておきなよね♪』
必ずしも、背中から脱皮するわけでも、マスクを脱ぎ去るだけでもない。それを実際に見せている亜衣の顔は、どこか誇らしげであった。
『か、怪盗・・・レオン・・・?』
『そう。他の呼び名だと、仮面レオンとか、それを短くしてカメレオンだとか呼ぶ連中もいるみたいだけどね。まっ、何でもいいけど、こんなふうに幾千もの顔と身体を持っていて、性別も年齢も不明の、謎の変装怪盗が怪盗レオンだと思ってくれたらいいわ♪』
亜衣は、引き裂いた自分の胸を、亜衣のEカップ以上はあるだろう思われるその巨乳に引っ掛け、自由になったその手でユサユサと弄んで微笑んでいる。そんな、新たに露出した胸の谷間には、カッターの刃の跡は少しも見られない。どうやら、器用に亜衣のスキンスーツだけを切り裂いたようだ。
しかし、達也にとっては、今は亜衣の胸が開けていることよりも、聞き覚えの無い怪盗の通り名を聞いて、ただ唖然とするばかりだ。
『ククッ、すっかり驚いちゃって・・・おもしろ〜い♪』
胸を摩っていた亜衣は、机の引き出しにカッターをしまった。また、股間を机の角にぶつけているのらしく、インナーを喰い込ませた亜衣の膣内からはゴリッ、ゴリッ・・・とぶつかる音が聞こえ、小さな息使いが亜衣の口から漏れるのが達也の耳にも届いた。
それでも、腰を動かしながらも、やるべきことはしっかりと終えたようで、亜衣はすぐさま振り返る。彼女の顔がほんのり赤らんでいるのは、股間を角にぶつけて興奮したためなのだろう。
しかし、そうして赤らんだ顔を見せた時には、それまで露になっていたはずの内側の巨乳の膨らみどころか、裂け目すらも完全に消え失せており、そこには、何事も無かったかのように亜衣のニプレスを貼っただけのEカップの乳房が、小刻みに震えているのだった。

92PON:2009/12/27(日) 01:20:43 ID:p4ecPUzA
『いったい、何がどうなって・・・』
『クスッ、それって亜衣のオッパイのこと?それとも・・・こっちのこと?クッ、ククククク・・・』
バーモンブラウンのストッキング脚を擦らせながら、歩み寄って来る怪盗レオン。もはや、胸の異変はどこにも見られず、気持ち良さそうに揺れている。
騙されるな、この亜衣はレオンの変装した姿なんだ・・・そう自分に言い聞かせてみても、やはり本物の亜衣との違いが判らないのだから、どうしても亜衣の顔や身体から目が離せない。
亜衣の全身に注がれる達也の視線は、その中でも今は彼女のストッキングに染みを渡らせている股間に向けられていた。

『えぇっ!?ふ、ふぁぁっ・・・なにこれぇ、いきなり鳴り出すなんて聞いてないんだけど・・・っ!いやぁ・・・ん、気持ち良くなっちゃうぅー!』
それまで余裕の笑みを見せていた亜衣だったが、いきなり腰をくねらせ始めた。艶かしい腰の動きに同調するように、亜衣の声も上擦り、吐息が漏れ出す。
亜衣がそのような行動になってしまったのは、彼女の股間から、鈍い振動音と一緒に、籠ったようなメロディが響いてきたのと同時だった。
どうしたのだろうか?と思った次の瞬間、亜衣の股間に異変が起こっていた。インナーに浮かぶ女性特有のなだらかな曲線に、突如いびつな膨らみがボコッ・・・と現れ出したのだ。
『あっ、あはぁ・・・んんっ!は、早く止まってよぉ・・・』
亜衣は、のっぺりとしていたはずの股間に手を添えながら身悶えをし、脚を震わせながら内股になっている。両腕にギュッと挟まれた乳房は、達也の方へ向けて存分にその深い谷間を強調させていた。
だが、そうやって膝や股間に手を当てていなければ、すぐにでもへたり込んでしまいそうだ。そんな体勢になっていることもあって、彼女の膝や股間など様々な所にはストッキングの皺がいくつもできていた。

93PON:2009/12/27(日) 01:38:34 ID:p4ecPUzA
『お、お兄ちゃぁ・・ん。亜衣の、アソコの中がぁ・・・グチュグチュに、なってきてるの。ねぇ、助けてよぉ・・・んふぅっ!』
最初は、インナーの上からグリグリと股間を弄る亜衣の仕草に目を奪われていたが、彼女の股間の膨らみから漏れ聞こえる小さな音に耳を済ますと、達也もようやくその異物の正体に気付いた。
『その音って、まさか俺の携帯じゃないのか!?』
『う・・・ん、へへへっ♪ようやく分かった?亜衣だって、お兄ちゃんのこともっと感じていたいから、机にあったのを貸してもらったよ?』
この会話の間に、振動もメロディも止まっていたようで、怪盗レオンはいつもの亜衣の声を使い、いつもの亜衣の口調で話していた。
そんな偽者の亜衣は、そうやっておどけて見せながらもワレ目から抜け出そうになっている達也の携帯を掴んで、ズボズボと抜き差ししている。
グチュッ、グチュッ・・・と愛液に塗れる音が小さく何度も聞こえ、ストッキングに渡る染みの色がさらに濃くなっていた。

『い、いつの間に、そんなことしたんだよ・・・』
『くふふっ、お兄ちゃんが逃げ出そうとして扉の方を気にしている隙に、サッと・・・ね♪亜衣のアソコって狭いから、携帯を咥えるのも最初はキツかったけど、中はもうグチョグチョに濡れてたし、ちょっと押し込んだらズップリとワレ目の奥に咥え込んじゃったの♪・・・でも、まさかいきなり着信するとは思わなかったな〜☆』
亜衣が机の角に股間をぶつけていた時に聞こえていた、ゴリッゴリッという不自然な物音・・・それは、ただ快感を得るためにやっていた行為ではなく、お前が余所見をしている間に、亜衣は携帯電話をワレ目の奥に咥え込んでしまったぞというアピールだったのか、と今さらながらに思わされた。
『それ、ちゃんと使い物になるんだろうな?』
『あーっ、なによぉ・・・お兄ちゃんの携帯のせいでキツキツに開いてる亜衣のアソコのことよりも、携帯のことが心配だっていうの?』
達也の質問に、亜衣は不満そうな表情を見せた。
確かに、亜衣のワレ目には携帯が今も咥えられたままで、インナーにはその膨らみがボコッと浮かび上がっている。その様からして、亜衣の秘部は裂けるほどに大きくパックリと割れているのだろうことは想像できた。
『そ、そんなの自分でやったことじゃないか。それに、そうやって膨らみを見せてても、亜衣の姿を模ったニセモノのスーツを着ているだけなら痛くもないはずだ』
いくら亜衣の姿を完璧に模写していようとも、所詮はそれも偽者の変装であることは当にバレている。
そんなどこの誰とも分からない変装怪盗のことを心配する義理などないのだから、携帯電話のことが気になるのは当然だった。
『ふーん、そんなに携帯のことが大事なのね?いいわよ、だったらすぐに返してあげないんだから♪』
そう言って、亜衣はインナーの上から股間に手を当てた。初めは、不自然な角張った膨らみをスリスリと擦って、開かれたままの膣口を動かしていたのだが、すぐに達也の携帯を押し込んでしまった。
『んんっ・・・お兄ちゃんの、亜衣の狭いアソコにまた入っていっちゃうよぉ・・・クククククッ♪』
秘部の中は愛液塗れになっているため、それほどの抵抗も無くズブッ・・・と膣奥に埋もれていく。だが、亜衣はそれで手を離しはせず、押し当てた指までもをワレ目の中に挿入してしまった。
そして、インナーやストッキング越しに、名器を備えた自らの膣内をグリグリと穿り回す亜衣の行為は、さしずめ携帯でオナニーをする一人の可愛いブラコン女子高生といった様子とも映った。

94PON:2009/12/28(月) 02:11:33 ID:p4ecPUzA
『んふふっ。亜衣のアソコの中って、感度が良くて気持ちいいんだよなぁ〜♪』
インナーの上から、股間を揉み触っている亜衣。
その綺麗な指を離すと、ワレ目にはインナーが深く喰い込み、湿ったストッキング越しにでもワレ目の形が浮かんでしまうほどに密着していた。
『あーぁ、すっかり呑み込んじゃった。お兄ちゃんが、亜衣のことを大事にしてくれたら携帯が消えちゃうこともなかったのにね。携帯・・・まだ無事かな?』
もう、どこにも達也の携帯電話の存在は見えなくなっていた。
この外見を見る限り、亜衣が偽物の女性器の奥にそんなものを隠し込んでいるなどとは、微塵にも思えない。それほど、上から下まで一人の女子高生のボディラインがしっかりと出来上がっているのだ。
しかし、異物が隠れているのは亜衣の性器の奥だけではなかった。
『んっ、ククククッ』
後ろに手を回した亜衣は、ストッキングの中にスーッと滑り込ませていった。
ヒップを力強く握り、左右に引っ張っていく。亜衣の肛門が少しずつ開かれたところで、ひとりでにその狭い穴がムズムズと動き始める。
『ふぅっ、んん!』
亜衣が少しいきんだと思うと、何かがストッキングの上からでもわかるほどにボコッ・・・と生え出てきた。そこからは、裂けそうに開いた穴からムリムリと異物がひり出されてくる。
達也の場所からでは何をしているのか見えはしなかったが、おおよその想像はついた。ワレ目の中に携帯電話が入っていたのなら、肛門にも何かを入れてあっても不思議はないだろう。どうせ、今見えている亜衣の身体全てが偽物のだから、そんなことをしても少しも痛くはないはずだと・・・

そして、肛門からキュプッ・・・と抜き取ると、それを達也にも見せてやった。
『うふふっ、まだ亜衣のお尻の中の温もりが残ってるよ♪』
亜衣が手にしているのは、派手なデコレーションを施された白い携帯電話だった。
達也は、その携帯に見覚えがあった。ぶら下がっているマスコット付きのストラップを見て、それが姉の美香の携帯電話だということに確信を抱く。
『それって、姉貴のじゃないか!お前、姉貴にまで・・・』
『そんなの、今日に始まったことじゃないよ。前に何度も出入りしてたから、その時にちょっと眠ってもらって・・・ねっ♪まさか、倉田綾乃に襲われて、その後に綾乃が自分に変装するなんて思ってもみなかったんじゃない?あいにく、美香お姉ちゃんはそんなこと少しも覚えてないだろうけど。亜衣なんて、それよりももっと前に、高校で怪盗レオンに変装されたっけ』
美香の携帯をカパッと開き、画面を操作しながら、亜衣はそんなことを暴露した。
『ちなみに、今日の美香姉ちゃんは、んっ、うんんっ!・・・星野千鶴の変装をした怪盗レオンにまんまと眠らされたのよね。ストッキングを重ね穿きして、メイド服の中に超ハイレグバニースーツを着てたけど、私ってばまったく、千鶴ちゃんのこと疑ってなかったから、まんまと眠らされちゃって・・・んぅっ!はぁ、ぁぁぅん・・・このまま震えてたら、亜衣も美香も・・・一緒に、イ、イっちゃいそうよ・・・グヒヒヒヒ・・』
話をしている途中で、亜衣が悶えだした・・・のだが、聞こえるのは、話す声は美香のものに変わっていた。その美香の声と重なって聞こえるのは、耳慣れた着信音や振動音だ。
その発生源となっている物が何で、どこから鳴っているのかなど、美香の声が途切れ途切れになっていることからも、もはや確かめるまでも無い。
『・・・ククククッ、まだお兄ちゃんの携帯、壊れていないみたいだよ。良かったね♪』
平らになった股間に手を這わせ、表情を引きつらせながらも、亜衣は健気な笑顔を見せてウィンクをする。彼女が話す声は、美香の声が発せられていたとは思えないくらいに、すっかり亜衣の物に戻っていた。

95PON:2009/12/28(月) 02:14:47 ID:p4ecPUzA
亜衣は、達也に背中を向けていた。
それも、股間を覆うインナーもストッキングも少しばかりずり下ろし、小ぶりなヒップをペロンと突き出して見せている。
そして、顔を達也の方へと向けて様子を覗いながら、美香から拝借した携帯をヒップの谷間に見える小さな穴に押し込む。亜衣のEカップ巨乳が揺れるのが、チラチラと見えていた。
無理矢理に開かれた肛門は、サイズに全く合わない異物を少しずつ呑み込もうとしていたのだが、
『さっ、電話が無事だったのが分かったし、そっちに行ってもいい?』
携帯を突き刺している途中ながら、亜衣はそう言うと、こちらへと振り向いた。
亜衣のワレ目は、ギリギリの状態でストッキングに隠れている。性器を隠すためのヘアは全く生えていないのだが、それは本物の亜衣がそうであるためなのか、怪盗レオンがわざわざこのようにしたのかは、亜衣と怪盗のみがわかることだ。

『・・・・・』
達也は、一言も発せずに亜衣のことを凝視していた。
『あっ・・・と、あぶないあぶない♪もうちょっとで、亜衣のアソコを見られちゃう所だったよ。どうせ見てもらうなら、もっと近くでもらわなきゃね。亜衣の桃色のワレ目の中に広がる膣襞の一枚一枚まで、全てが河原亜衣と同じ名器があるってことを知ってもらいたいもの。そして、そのヒダヒダの奥に、お兄ちゃんの携帯を呑み込んであるってことも・・・ね♪ククククク・・・』
亜衣は、ストッキングを浮かせ、自分の秘部を眺め見た。
もちろん、浮かせただけなのだから、達也からはインナーなどに遮られた亜衣の秘部を見ることまではできない。
『うわぁ〜☆お兄ちゃん、亜衣のアソコの中って、すっごい綺麗なピンク色をしてるよ?本来なら、自分のアソコの奥なんて見ることできないけど、亜衣の場合は顔だけじゃなくて、アソコまでゴムみたいに伸びてしまうから、自分でも見れちゃうんだよね♪』
ストッキングの中で手をモゾつかせている亜衣は、ワレ目に指を引っ掛けて大きく縦横に伸ばしていた。
とはいえ、縦に伸ばせば達也にも見えてしまうことになる。それを解って、亜衣は膣口を縦に伸ばすのに合わせて、インナーなども少しずつ上に持ち上げていった。
ストッキングと一緒にインナーも股間に喰い込もうとしている、ということは、必然的に亜衣の大きく開かれた女性器の造形は、ストッキングやインナーの上にも浮かび上がるということだ。
『ストッキングの繊維の感触が、亜衣のクリちゃんとかヒダヒダに擦れてくぅ・・・お兄ちゃんてば、こんなに気持ち良い目に遭ってたんだね?こんなに気持ち良いと、せっかく膣奥に挿入したお兄ちゃんの携帯が出て来ちゃうかもぉ・・・』
インナーは亜衣のワレ目の中に埋もれ、肛門に少しばかり入り込んだ携帯も少しずつ埋め込まれていく。ニヤッ・・・と亜衣に似合わない不敵な顔を浮かべつつ、達也のことを挑発する行為は、これで何度目だろうか。
しかし、逃げることも立ち向かうこともできない達也は、お預け状態のまま、それを見ているしかなかった。

96PON:2009/12/29(火) 02:45:10 ID:p4ecPUzA
『そんなに、ビビらないでよ。ただ、隣に座ろうとしてるだけじゃん♪』
警戒心を強める達也のことを宥めるようにして、亜衣はその横に立った。
遠くから眺めていた亜衣の乳房やストッキング脚、それとインナーを喰い込ませた股間、ヒップの谷間から生え出ている携帯電話の歪な膨らみ・・・亜衣の身体を盗み取り、その身体を弄ぶ怪盗レオンが達也の手に届く距離に戻ってきた。
とはいえ、抵抗することを許されないこの状況下では、触れることも無く、かといって亜衣の身体をこれほど接近した距離で食い入るように見つめることも、怪盗の誘惑に溺れてしまう気がしてどこかで気が引けていた。
『・・・よく、亜衣の身体に触らないでいられるね。お兄ちゃんの大好きなストッキング脚やEカップ巨乳がこんなに近くでぶら下がってるのに♪』
亜衣は、達也にピタッと寄り添って座った。
『んっ・・・また、ズニュ・・・って、亜衣の中に深く入ってきたぁ・・・クククッ♪』
ベッドに腰を掛けたということは、肛門に突き立っていた美香の携帯が、さらに奥に挿入されたことになる。
ただ座るだけと思っていた達也は、亜衣の説明を聞いて、思わず亜衣の股間を見てしまった。だが、座ってしまった今となっては、携帯に埋もれていった肛門を見ることなど出来はしない。
ただ、ストッキングの皺が寄った股間と、インナーが喰い込むのが確認できるだけだった。

『・・・すっかり見とれちゃって♪今、お兄ちゃんが気になっているのは、やっぱり美香姉ちゃんの携帯と亜衣のお尻の穴のことかな?』
達也の思っていることなど、亜衣はすっかりお見通しだ。
それを嘲笑うように、亜衣は座ったままベッドの上で軽く弾んで見せた。
『ふぁ・・・ん、お尻の穴っていうのも、案外いいかも♪この、ズリズリ・・って肛門の中が引き摺られていく感じがたまらないよね。今度は、携帯より太いモノを入れてみたいな〜。例えば、お兄ちゃんのアレ・・・とかね☆』
亜衣の肛門に突き立てられた異物は、かなり肛門の奥へ入り込んでいた。インナーに浮かぶ膨らみも、もうわずかにしか見えていない。
達也は、本物の亜衣が要求するはずが無いと判っていながらも、一瞬だけ自分のモノを亜衣の肛門に挿入する瞬間を思い描いてしまい、慌てて妄想を振り払うのだった。

97PON:2009/12/30(水) 16:37:22 ID:p4ecPUzA
『でも、もうそろそろ亜衣とのお遊びも終わりにしようか。この顔と身体にも飽きてきたし。それに・・・』
亜衣は、自分の顔を摘んで、亜衣の顔を模ったマスクを引っ張っていた。
『これ以上、お兄ちゃんにウソをつくのも心苦しいしね♪』
愛らしく笑って、達也だけにとびきりの笑顔を見せる亜衣。
だが、達也にしてみれば、ウソをつくのが心苦しいなど、今に始まったことでは無いじゃないか。今、ここに居る河原亜衣という存在がウソなのだから・・・と思っていた。
しかし、亜衣の言うウソとは、何を指しているのか、それは気になるところではあった。

亜衣は、自分の胸を見下ろしている。その豊かな乳房には、ニプレスが貼ってあって、乳首どころか乳輪の色すらもしっかりと隠してある。
達也も、亜衣の視線につられて彼女の乳房を見てしまった。亜衣の胸にあるニプレスのうち、片方は剥がれ掛けている。亜衣が自らの手で途中まで剥がしたものだが、それが今もそのまま中途半端に貼ってあるのだ。
ここまで亜衣が接近してくれたことで、剥がれ掛けのニプレスの下には、全く同じ色をした半回りほど小さなニプレスが、貼ってあったことに気付けた。
こんな場所まで、重ね穿きならぬ重ね貼りをしていたのかと驚いてしまう達也。

『えへへっ、ニプレスもこうやって貼ってあると、絶対に乳首も乳輪も見えないよね♪でも、ここからはせっかくだから、お兄ちゃんに一番見えやすい所で、亜衣のEカップ巨乳を見てもらおうかな?』
亜衣は、身体を起こすと、座っている達也の正面に立った。間近な距離で、亜衣の乳房とインナーを喰い込ませている股間、それにバーモンブラウンのストッキング脚が拝めるというベストポジションである。
『どう?これなら、亜衣のオッパイの全てを余すところ無く見てもらえるよね』
ニプレスの周りをキュッと摘んで、面白そうにふにゅふにゅと動かす亜衣。
ただ、これまでのようにストッキングや水着姿を見せるのならば達也を喜ばせるためという理由もあろうが、こうしてニプレスを重ねている意味が不明である。
達也がこれを見て喜ぶと思っていたのであろうか、それとも、本当に乳首をしっかりと隠すためだけに、これほど粘着力の強いニプレスを重ねていたのだろうか・・・?

すると、亜衣はしっかりと貼り付いているそれを、左右ともペリペリと剥がしていった。
しかし、それを剥がした所で、もう一枚のシールが現れるだけだ。そのニプレスには、隠されている物の形状がわずかに浮かんでいる。
『厳重に隠してあるでしょ?でもね、乳首を隠すためにコレを重ねて貼ったわけじゃないんだよ』
そんな説明を挟みながら、残りのニプレスも剥がしていく。
粘着力のあるニプレスに胸が引っ張られ、皮膚が切れてしまいそうに伸びているのだが、亜衣はそれを楽しむようにクスクスと笑っている。痛さなど微塵も感じていないのを、いかにも亜衣らしい笑顔でレオンはアピールしているのだ。
剥がされてゆくニプレスからは、薄茶色の乳輪が見えてきた。それと共に現れたのは、白くて円形をしたプラスチックだった。左右の乳首の突起は、どちらもそれによって蓋をするように隠されている。
見た目はどう見てもプラスチックの蓋にしか見えないのだが、胸からそれが離れることはない。
『くふふっ♪そんなにジロジロ見ないでも、すぐに亜衣の乳首も見せてあげるよっ☆』
ウィンクをして微笑んだ亜衣は、達也の欲求に応えるべく、右胸にある白い蓋を摘んで剥がし取っていった。

98PON:2009/12/30(水) 16:48:50 ID:p4ecPUzA
『ほぉーら、見えてきたよ。隠れてた亜衣のオッパイの全てが・・・クククッ』
亜衣は、楽しげにそれを剥がしていく。自分の乳房を見てもらうのが、そんなに嬉しいのだろうか・・・それとも、胸の全容を見せることで、自分の胸が亜衣の胸と比べてもなんら遜色ないことを誇示したいのだろうか・・・怪盗の真意はまだ掴めない。
取り去った蓋の内側には、何も粘着物は付いていなかった。なのに胸に付着していた理由は、その中の形状を見れば納得がいくのだが、それを確認した達也にはとても痛々しい感じがしていた。

『あぁ、そんなに心配しないでもいいよ?亜衣は、全然痛くもないんだから』
内側にあったのは、鋭い突起だった。円錐状に伸びたその突起はツンと鋭利に尖り、先端にいくほど細くなっているため、まるで針のようであった。
『クスッ、心配しないでもいいって言ってるのに♪こんなに尖ってるのがオッパイに刺さっていても、血なんて一滴も出てないでしょ?』
亜衣はそう言うが、痛々しく胸に刺さっていた蓋を見せられて、大人しく見ていられるはずがない。しかも、その蓋は左胸にはまだ貼り付いているままだ。
『心配性だね、お兄ちゃんも♪この身体は、本当の亜衣の身体じゃないってのに。クスッ・・・』
それが、いくら偽物の身体であるとはいえ、亜衣の身体が痛めつけられているような気がして、見ている達也の方が苦痛を感じてしまう。
だが、亜衣は左の乳房に残っていた白い蓋もさっさと剥がしてしまう。
中の形状は、右胸に貼り付いていた先ほどの物と全く変わらない。ということは、当然左胸の乳首にもそれが刺さっていたということであった。
『あーぁ、すっかり亜衣の乳首が陥没しちゃってるね♪お兄ちゃんが脚で亜衣の巨乳を弄っている時、この尖った蓋が奥にまで突き刺さってきたんだよ。あんまり乳首の所ばっかり弄るから、さっき見せてあげた、亜衣のオッパイの内側にある巨乳に傷がついたりしないか、心配だったんだから。ククククク・・・』
胸を隠す異物を全て剥がし取った亜衣は、全容を露にした自らの乳房をユサユサと持ち上げ、これ見よがしにその弾力や質感を見せ付けてくる。そして、乳房の奥に埋もれてしまっている乳首を、指でグリグリと弄っていた。
達也は、こんな針のように尖った物を仕込んだ胸を脚で弄り回していたのかと思うと、何だか申し訳ない気持ちにすらなってしまうのだった。

99PON:2009/12/31(木) 03:02:28 ID:p4ecPUzA
『まっ、もしこの変装スーツがキズモノになってたとしても、また新しくフィメールスキンスーツを作ればいいんだけどね。本物の彼女に接触すれば、いくらでも作れるし』
亜衣は、乳房を両手に抱えると、陥没したままの乳首の周りをグリッ・・・と潰すように弄った。
すると、彼女の乳首が飛び出さんほどに勢い良く現れた。出血した形跡どころか、針が刺さっていた痕すら、どこにも見当たらず、ピンと張った乳首が達也の目の前に見えている。
これで、亜衣の美乳が包み隠されることなく曝け出されたことになるのだが・・・

『さっき刺してあった蓋のおかげで、全然零れ出ることもなかったみたいだね〜♪』
亜衣は、意味深にそう言うと、乳首を指でグリグリと弄っていた。しかし、先端を弄ろうとも、胸をユサユサと持ち上げようとも、何か異変があるわけでもない。
『な・・・零れるって、何のことを言って・・・』
何のことを言っているのか・・・それを聞こうとした達也の言葉に被せるように、亜衣は尖っている自分の乳首をグリッ!と力の限りに摘んでいた。すると、達也の顔を目掛けてスプレーか何かが噴き掛けられた。
『うわっ!・・・』
『クククククッ・・・すっかり、亜衣のオッパイに見とれてたね。Eカップ巨乳にまでボリュームアップさせたニセモノのオッパイにね・・・たかが一日くらいで、女の子のオッパイがBカップからEカップにまで大きくなるわけないじゃん♪』
霧を発射させているのは、亜衣の指先が握っている所・・・つまりは、ピンと張った乳首の先である。
正面から眺めていた達也の顔には、それがまんべんなく噴き付けられていて、咄嗟に顔を背けたくらいでは既に遅かった。
『み、見えない・・・』
達也の視界は、あっという間に煙で塞がれてしまった。しかも、その煙が目に沁みて、目を開けることすらできない。
『くふふっ、こうなったら亜衣のモノだよぉ〜♪えいっ!』
『うわっ!』
それを利用して、亜衣は達也をベッドに押し倒してきた。
懸命に手足を動かして抵抗を試みるが、それは亜衣には全く当たらない。達也の部屋の中は、スモークを焚いたように、すっかり煙にまかれているのだが、相手はそんな中でも視界が利いているようだった。

『まぁ、そんなに慌てるなよ。俺はどこにも逃げも隠れもしないからさ・・・あっ、そうそう。これが河原亜衣の本当の乳のサイズだぜ?今度は騙されないように、しっかりこの感触とサイズを覚えておくんだな。ククククク・・・』
レオンは、達也の手を取って自分の胸に導いた。
さっきよりも小ぶりな胸の感触が、達也の手のひらに伝わってくる。これが、レオンの言うように亜衣の本来のバストであった。そんなレオンの声は、亜衣のものではない女性の声に変わっている。
レオンは、亜衣の乳房の中に噴射液を仕込んでおいたわけだが、それを使い切った今では、すっかり元通りになっていた。しかし、萎んでしまったその胸には少しの弛みもなく、しっかりと亜衣の美乳がそこに備わっていた。
『ほら、遠慮するなよ。次に亜衣の美乳に触れられるのはいつになるかわからないんだぜ?ククククッ』
レオンの口調は、すっかり男性のものになっているのだが、声は女性の、それも若い女性のものである。
そして、その声が深浦美里の声と全く同じであることくらい、達也にはすぐ聞き分けられた。

『あとは、コイツがお前の可愛い妹のアソコの中の感触さ。とはいっても、入り口しか入れさせてやらないがな。女の名器をいくつも味わおうだなんて、贅沢すきると思わないか?ククククク・・・』
達也は、自分のモノが優しく握られるのを感じたと思うと、すぐに何かが自分の分身の先端にグニュグニュと絡み付くのを感じた。
『本当は、もっと膣奥深くまで挿入してあげたいけれど、近親相姦するだなんて抵抗があるでしょう?だから、亜衣さんとのセックスは、ここまでにしておきましょうね♪・・・亜衣のアソコ、美里さんや亜樹ちゃんにも負けないくらいの名器なんだよ。怪盗レオンさんが亜衣のアソコを見せてくれて判ったんだけど、亜衣の名器はミミズ千匹っていうらしいよ。コレでお兄ちゃんのを咥えられないなんて、亜衣、とっても残念だなぁ〜』
煙のせいで何も見ることはできないが、今の自分の置かれている状況を頭の中で想像するのは、少しも難しいことではなかった。
それは、美里の声がいつもの彼女の口調に変わっていることで、そして途中からは亜衣の声に変わったことで、さらにリアルに描くことができていた。

100PON:2009/12/31(木) 03:08:36 ID:p4ecPUzA
押し倒された達也は、そこからなかなか動くことができないでいた。
しばらくは、亜衣に変装したレオンに跨られていたために動けなかったのだが、レオンが離れてからも動くのには難儀していた。
それは、煙を吸ってからというもの、身体がやけに重く感じられていたからだ。しかし、それでも何とかして身体を起こすまでには至っていた。

『どこだ・・・?そこに居るのか?』
煙は徐々に晴れてきている、だが達也はまだ目がハッキリと開けられない。スプレーを正面からもろに浴びてしまったため、涙がなかなか止まらないのだ。
そのため、気配を感じる以外に、怪盗の存在を知ることはできなかった。とはいえ、レオンが気配を消すことくらいはお手の物だ。それでも、レオンがこの部屋にいることを知ることができたのは、自分が動いていないのにベッドが小さく弾んでいたのを感じたからだ。
そうして感覚を澄ましている間も、何かがスルスルと擦れるような音が、さっきから耳に届いている。
『ふぅーん、あんなにスプレーを吸い込んだのに、まだ動けるんだ?琴海なんて、沙希お姉ちゃんに変装した怪盗に気付かないで、それを浴びせられた時は動くことすらできなかったけどな♪』
衣擦れの音と重なって、女性の声も聞こえてきた。
名前をわざわざ名乗ってみせる所がレオンらしいが、確かに耳慣れたその声はメイドの西浦琴海であるのに違いは無かった。そして、琴海とターゲットにした時の状況・・・すなわち、琴海の家に潜入した時には姉の西浦沙希に化けていたことまで説明している。
それほどまで、達也の周りの女性は自分のコレクションに加えてあるのだということを誇示したいのだろう。

やがて、目がしみるのも治まり始め、ようやく達也の視界が戻ってきた。
涙でまだぼやけているが、ベッドの上には自分以外にもう一人誰かがいる。そのシルエットからして、裸の女性であることは間違いなかった。
『あっ、見えるようになったの?もうちょっとで、脱ぎ終えることができたのに・・・』
目の周りを拭うと、そこでは今まさに怪盗レオンが亜衣スーツを脱ぎ去ろうという所だった。
首から胸、股間に渡って一直線に裂け目が走っている。そこから抜け出ているのは、鮮血に染まった身体ではなく、きめ細かな肌をした若い女性のグラマラスなボディであった。裂け目から現れている腕や乳房は、既に亜衣の物では無くなっている。
『どうせなら、亜衣が脱皮するところ見てていいよ♪ククククッ・・・』
レオンは、新たに抜け出た女性の手を使い、亜衣の脚線美に隠れた自分の脚をストッキングを脱ぐような手付きで抜き取った。
綺麗な生足が現れる代わりに、亜衣の脚は中身を失っていく。これまでのようにストッキングを穿いていないということは、当然股間を覆う物も何も無かった。
亜衣のものとは色も形も異なる女性器を刻み込んだ股間が、達也にも見えるように晒されている。
『これで、あとは顔だけだよ。こんなペラペラなスキンスーツ一着で、河原亜衣にも深浦美里にも変装できちゃうんだから、怪盗レオンのフィメールスーツの仕組みって不思議だよね〜?それで、この亜衣の顔を脱いだら、今度はこんな綺麗な顔に化けちまうんだからな。ククククク・・・』
レオンは、亜衣の声を使いながら最後まで残っていたフェイスマスクをメリメリと捲り上げた。
途中でくぐもった亜衣の声も、亜衣の全てが一枚の抜け殻に成り果てた時には、すっかりその顔に似合う女性の声のものに変わっていた。

101PON:2009/12/31(木) 03:19:41 ID:p4ecPUzA
ベッドには、怪盗レオンが脱皮した女性の皮が無造作に置かれていた。
それが、つい数秒前までは河原亜衣という自分の妹を模っていたとはとても想像できないほどだ。
その側では、亜衣の皮を脱ぎ捨てた裸の若くて綺麗な女性が、ミディアムロングの髪をかき上げて頭を軽く振っていた。その女性も、今までと同様に達也と面識のある女性で、彼女は達也に向かってニヤリと笑うのであった。

『この顔に変装して会うのは、初めましてになるよね。河原くん?』
レオンが亜衣の下に重ねてあった顔は、大学のサークルの先輩である藤原由南だった。新たに現れた顔が馴染むようにという意味なのだろうか、それともこの顔も所詮は偽物だというアピールなのか、レオンは由南の顔を模ったマスクを何度かグイグイと引っ張って、その整った顔立ちを歪ませている。
そうして、しばらくは頬を摘んで由南マスクを調整していたレオンだが、そんなことをしなくとも顔のパーツはすぐに元のあるべき所に貼り付いてしまい、それまでゴムのように平坦に伸びていた顔が、何も無かったかのようにいつもの表情を宿していた。
『まぁ、本当のところは由南とも合って話だってしているんだけどね。ただ、その藤原由南は怪盗レオンが変装した偽者だって、キミが気付かなかっただけなの♪』
達也にしてみれば、ほぼ毎日会うような女性のことを本物かどうかなどと疑っていられるはずもないのだから、それが変装だと判るはずもない。
『何度か、偽者の由南だと判別する機会はあったと思うけどね。タートルネックのセーターを着た由南が、付け乳首の形を浮かばせていた時とか、河原くんにもたれ掛かってDカップ乳の谷間を覗かせて、そのオッパイをグニュって押し付けてあげたこともあったよね。それに、サークルの飲み会の時に、カフェブラウンのストッキングを穿いた太腿や、スカートの中のシームを喰い込ませてる股間まで摩らせてあげたことも・・・クククククッ、ねぇ〜、河原くん。驚いてもう何も言えなくなっちゃったの?』
声・口調・性格と、完璧に藤原由南へと変装を済ませたレオンは、四つんばいになって艶かしい姿を晒しながら達也へと近付いてきた。
しかし、彼女の胸が谷間を作りながら目の前に迫ってきても、それを拒むことができない。思うように身体が動かせないのだ。
『でも、声も出せないなら、こんなのを間近で見ても周りは誰も気付かないわよね』
意味深なことを告げたレオンは、自分の顔を・・・即ち、由南の顔を首元からメリメリと捲り上げる。
首に滑り込ませた指は、由南マスクのエッジ部分から内側に潜り込んでいる。ということは、亜衣の変装で使用していた一体型の変装スーツではないことだ。
そして、その下から見えてくるのは、やはり女性の口元であった。口を見ただけでは誰とも判断はつかないが、徐々に見えてくる顔の造形を知れば、それもまた、自分と顔見知りの女性であることがわかった。

102PON:2010/01/04(月) 01:52:41 ID:p4ecPUzA
『んふふふっ、この顔にも見覚えがあるはずよね?』
今度の顔と声は、バイト仲間の水原美姫だと知り、達也は、怪盗の魔の手がそこまで広がっていたことを悟った。
ロングヘアの髪を撫でて整える仕草は、いつもの美姫の癖でもある。レオンは、そんな何気ない仕草ですらも完璧に真似ていた。裸体を晒していることを気にもせずに・・・

『それで、もう終わり・・・のはず無いんだろうな』
達也の声には、それまでの力は無い。
怪盗の幅の広さとその変装ぶりに改めて驚かされて、何も言えない・・・その表れであった。
『河原くんの周りって、ルックスやスタイル抜群の女の子ばかり集まってるから、私もコレクションの増やしかいがあったよ。例えば、この水原美姫の場合、彼女に変装して家に行ったら、美姫に負けないくらいの姉と妹が私を出迎えてくれたんだもの。待ちきれなくて、その日の夜には二人の変装スーツを何着も作らせてもらって、次の日は妹の咲耶に変装して学校に登校したっけな♪』
美姫の顔を撫で回していたレオンは、その顔に酔いしれるのもそこそこに、美姫のマスクの首を掴んで引き伸ばした。
『ほらぁ、見てみなよ。こんなに可愛くて美人なんだよ♪ククククク・・・』
グイグイと伸ばした後、捲り上げた美姫マスクの下からは、ショートヘアの、達也には馴染みの無いティーンズ女性の顔が現れ、藤原由南や水原美姫と同じように挑発的な笑みをニヤニヤと浮かべている。
その顔が、まさしくレオンの言っていた水原美姫の妹である、水原咲耶の顔であることに他ならなかった。
『どう?咲耶のこの綺麗なお顔は・・・変装の達人、怪盗レオンがコレクションに加えたくなるのも解るでしょ?芸能界デビューだってできるほどのルックスなのに、普通に女子高生しているなんて勿体無い話だと思いません?』
レオンの言う通り、水原咲耶という女子高生は、芸能人として活躍していても不思議はないのではと思わせるほど魅力的なルックスを誇っていた。
『咲耶は、スタイルだって悪くないんですよ?でも、今はマスクだけで我慢しておいてくださいね。一応、怪盗レオンの名誉の為に言っておきますけど、私だけじゃなくて水原美姫や藤原由南の変装も、身体の隅々まで完璧にこなせるんですからね。乳のサイズから、アソコの奥の襞の一枚一枚に渡るまで、全く同じにな・・・クククククッ』
咲耶とは面識が無いため、達也にはこの変装がどれほどのクオリティを誇っているのかは比べる術が無い。
だが、これまでのことを考えれば、完璧主義と思われる怪盗レオンのことだから、咲耶の声も口調も盗み切っているのは想像に難くなかった。
『美姫と咲耶の上に、真由子っていう姉がいるんだけど、そいつはまた今度ね。次の楽しみが無いとつまらなくなるでしょ?だから、咲耶たちみたいな怪盗レオンを魅了したスタイルも、その時までとっておこうね♪』
男達を骨抜きにするような、愛くるしい笑顔を見せる咲耶。
スタイルは次の楽しみとは言うが、寄りかかった身体の上で四つんばいになって接近している咲耶は、何も着ていないままである。それが、偽物とは思えぬほどの豊かな乳房を揺らし、股間に刻み込んだ本物と見紛う偽物のクレバスを包み隠さず見せているのだから、これが本物の咲耶のスタイルで無かろうと、もはや関係無かった。

思い返せば、怪盗は亜衣の変装の下に、藤原由南・水原美姫・水原咲耶と、河原家に出入りすることのない女性の顔ばかりを隠していた。
もし、怪盗の忠告に逆らって行動を起こしていたら、怪盗がどの顔に化けていようとも姉妹やメイドたちにとんでもない誤解を招いていただろう。
そう思えば、あの場面でじっと耐えていて良かったのだろうと思った達也だった。
もちろん、咲耶の顔とて怪盗の変装コレクションの一部でしかない。レオンは、咲耶マスクにも手を掛けると、それを剥ぎ取っていき、その身体に合った女性の顔へと変装を披露するのだった。

103PON:2010/01/05(火) 01:29:30 ID:p4ecPUzA
『この顔も、もうお馴染みよね?達也クン♪』
ビジュアル的にもスタイル的にも、怪盗の被害に遭ってしまうことが納得できるほどの女性・・・その女性への変装を終えたレオンは、達也の身体の上を膝立ちに跨り、長い髪をポニーテールに纏めている。それが、今の変装に最も似合う髪型だからそうしているのだが、もはや、達也に驚きの様子はあまり見られない。
マスクの下からどんな顔が現れようとも、怪盗のコレクションになってしまった女性が多くいることをこれまでの脱皮をもって思い知らされていたからだ。
ただ、無念さを滲ませる表情だけは相変わらずである。自分を蔑むように笑って見下ろすのが、良く知った顔であるのだから・・・

『私の身体に、色んな女の子の顔がすげ替えられていたけれど、やっとこの86センチのGカップ巨乳に合う顔になれたわ♪あなたの同級生の、桐原桃美っていう美しい女の子にね。クククククッ・・・』
このスタイルが、桐原桃美から盗み取った身体に相違ないとでも言いたげに、桃美は首を握って思い切りよく引っ張った。
掴まれたままどこまでもゴムのように伸びるその皮膚は、顔や乳房の形状すら歪ませてしまうほどにまでなっている。つまりは、こうして一遍に顔と乳房が伸びていくことが、桐原桃美の全てを模った一体型スーツを纏っていることの証明だ。
そして、もう片方の手はといえば、股間のワレ目に指を掛けていて、同じようにグイィィィ・・・と伸ばしていった。すると、原型を無くしていくワレ目の中から何かがズルリ・・・と抜け落ちてきた。
『あっ・・・』
達也は、その物体が自分の携帯電話だということに気付いた。
すっかり、亜衣が滴らせていた粘液に塗れているが、さっき確認した限りではまだ故障はしていないはずである。
だが、今もまだ無事であるという保障は無く、それが気掛かりであった。
『あらっ、私のことよりも携帯電話の方が気になってるの?せっかく、達也君のことを好きな桃美ちゃんが86−57−86の素敵なボディを惜しげもなく披露して誘惑しているっていうのに、ずいぶんと失礼なんじゃない?それとも、私のアプローチにはもう飽きちゃった?』
手をついて、乳房の谷間を眼前に見せ付けながら、達也の顔に指を這わせてくる桃美。それまで伸ばしていた首の皮も、股間の形状も、手を離した今ではすっかり元の造形に・・・桐原桃美という20歳の女子大生に戻っていた。

104PON:2010/01/05(火) 01:36:18 ID:p4ecPUzA
それまでの奇怪な行動によって変形していた桃美の顔は、本人が見せることのないであろう不敵な笑みを浮かべている。
達也の今の心理状態が、手に取るように分かるのが楽しくて仕方が無い。それも、自分の完璧な変装術によって陥れたのだという結果に、とても満足していることの表れでもある。

『・・・それを言うってことは、これまでの桐原の行動も、全部怪盗の仕業だったってことなんだな?』
『クククッ、まさかぁ〜。私が達也君のことを誘惑したのは、最近になってからの話よ?藤原由南ちゃんがオッパイの谷間を見せてきた時の飲み会で、一緒にいた桃美は確かに私の変装だったけどね。桃美のスキニーベージュとサンタンブラウンを重ね穿いたストッキング脚を触らせてあげたあの時の達也君のだらしない顔は、今でも忘れないよ。まさか、キミに接近していた由南や桃美、それに他の女子大生にお店の店員とか、ベージュやブラウンストッキングを穿いてオッパイまで見せ付けていた女の子たち全てが、怪盗レオンの変装だと知らないでいたんだもんね♪』
先日の居酒屋での嬉しかった様々な出来事が、全て怪盗レオンの仕組んだことだった。それは、達也には少なからずショックを与えていた。
『その言いぶりだと、これまで桐原が擦り寄っていたのは、本物の彼女が自分の意思でやっていたことだって言うのか・・・?』
『あぁー、それね。あれは、本気みたいだよ。深浦美里に惚れられているだけじゃなくて、妹の亜樹や桃美みたいな美女にまで好かれてるなんて、案外モテるんだね?』
そんな自覚は無かったが、振り返ってみれば他の同級生達が聞いたら羨ましがるであろう体験をしているんだなと思う達也だった。
『どうせ、もう達也君は美里さんのモノなんでしょ?だったら、せめて桃美とのセックスの疑似体験でもさせてあげようか。見てのとおり、桃美のカラダもかなり弄り甲斐があるよ♪アソコの中だって、きっと期待を裏切らない快感がキミを待ってるしね♪』
さっき、亜衣の声で『これ以上女性の名器を堪能するなんて贅沢すぎる』とか言っていたくせに・・・と言い返したい思いはあるが、そんな抵抗を試みれば今度は何を言ってくるかわからない。
ここは、怪盗の言いなりになるしかないのか・・・達也はそう考えていた。しかし、そんな思案を遮るように、股間をムズムズと刺激する感覚が襲ってくる。
『何も言わないってことは、達也君もまんざらじゃないってことだよね♪だったら、さっさとヤっちゃおうよ』
指を使って扱き上げ、そして腰を落として達也のモノの上に乗り掛かった桃美。彼女のピンク色をした女性器が、グニュグニュと擦り付けられている。
すぐにそそり立つ反応があると、ワレ目へと達也のモノを誘った。ここまでの一連の動きは、驚くほどに手際の良いものだった。

105PON:2010/01/08(金) 01:27:25 ID:p4ecPUzA
自分の分身が桃美の秘所の中にズブッ・・・と埋もれ、卑猥な音がヌチャヌチャと鳴っているのがやけに大きく聞こえる。そのワレ目を、指でくぱぁ・・・と開けば、亀頭が入って行き掛けているのがリアルに見える。
『ほらぁ、桃美のアソコのビラビラが少しだけ見えるでしょ♪もうすぐ、この綺麗なアソコの中に咥えていってやるからな。グヒヒヒ・・・』
『や、やめろって、俺はそんなの望んでなんか・・・あっ・・・!』
桃美の膣襞が自分のモノにネットリと絡み付き、一気に達也の感覚を支配する。
『まだ、先っぽを挿入したばかりだっていうのに、オーバーなんじゃない?ククククッ・・・』
いくら亀頭を少し呑み込んだだけとはいえ、これほどの刺激を与えられているのだから、オーバーなものかと言いたくなる。
しかし、言うよりも先に桃美の女性器にどんどん埋められてしまい、抵抗の言葉も声にならない。
かといって、身体を捩って桃美のことを払いのけようにも、思うように動かすことができなかった。

『う、くっ・・・』
『くふふっ♪大好きな達也君のアレ、桃美のアソコの奥に入ってきてるよぉ・・・んんっ』
顔を歪ませて、何とか耐えようとする達也と、彼のモノを秘部に咥え込む桃美の悦楽的な表情とがとても対照的だ。
だが、ズブズブとさらに膣奥に埋もれていく快感も、途中からは痛さが感じられるようになった。
『い、痛っ!』
痛覚が襲って来た理由が全く理解できない達也。
桃美に変装したこの怪盗が何かを仕掛けているのだとしても、彼女は痛さを与えるような武器などどこにも持っていない。そもそも、キツく開かれた膣内からどうやってそんな刺激を与えて来るのか、何かマジックでもしているのだろうかと思っていた。
『・・・ふえっ、痛いの?なんでかな・・・そっか、私バージンだから、処女膜が邪魔してるのかも。ちょうどいいから、達也君の太いソレでぶち破っちゃってくれない?私の方は、こんなにキツキツに開いていても、まだ痛くなんてないからさぁ♪』
達也が痛がるのも構わず、桃美は腰をさらに落としてくる。
『やめろって!本当に痛いんだぞ!』
達也は、桃美と会話する時の口調でそう叫んだ。この桃美が怪盗レオンの変装であることなどどうでも良く、痛いことを伝えたいがためである。

『なによぉ、せっかく達也君とセックスできると思ったのに』
結局、桃美の膣奥に、これ以上挿入することは叶わなかった。完全に何かが邪魔をしているわけだが、それが本当に処女膜であるならば、とっくに破れているはずだ。それなのに、全く入っていかないのは、別の理由があったのだ。
『どうせ、また何か余計な仕掛けでもしているんじゃないのか?それだって、どうせ変装なんだからな』
吐き捨てるように、そう話す達也。
それを聞いて、つまらなそうに頬を膨らませる桃美。
『もおっ、そんなにつれないこと言わないでよ!桃美だって、美里さんたちみたいに達也君とイチャイチャしたいんだからね』
『これのどこが“イチャイチャしてる”って言うんだよ・・・さっさと、その桐原の変装も脱いだらどうなんだ?』
こんな目に遭わされては、達也も取り合う気持ちさえ薄れてしまう。それも、しばらく寸止めばかりされているのだからなおさらだ。
『ふぅーん、ずいぶんとつれないんだね?こーんなに魅力的なお顔とGカップ巨乳をぶら下げている桐原桃美ちゃんが裸を見せていても、やっぱりストッキングを穿いた脚線美まで揃っていないと興奮もできない・・・ってか?河原達也クンよぉ?・・・クククククッ、だったら期待に応えてやるとするか。お前の予想通り、所詮はこの桐原桃美も俺の変装スーツコレクションの一つでしかない。まだまだ、この下にもお前の知っている女どもの変装が、お前好みの格好をして何着も隠れているんだからなぁ・・・』
桃美と男の口調を混じらせ、レオンは達也のモノを股間から抜き取ると、桃美の声を使って小さく笑いながら達也の眼前に迫ってきた。
そして、膝立ちで跨ったまま、ユサユサと小さく弾む乳房を強く握り、それを左右に引き裂いたのだった。

106<削除>:<削除>
<削除>

107PON:2010/02/03(水) 17:31:43 ID:dgnkmaWU
『今度はどうだい?・・・同じ脱皮行為でも、亜衣の時とは全然違う驚きがあるんじゃないかな?』
達也の心の中を覗いたかのように、ニタァァ・・・と笑っている桃美。左右に引き裂かれた胸の谷間から見えるのは、確かに怪盗のターゲットにもなり得るであろう若い女性の乳房を讃えた素晴らしいボディラインなのだが、その乳房の全容を見ることはできなかった。
『・・・服を着てるってことだよな?どうやって、桐原の変装の下にそんなものを・・・?』
桃美のスキンスーツの中にあるのは、ライトグリーンのニットシャツだ。肌色の皮膚の下から現れるにしては、全く想像外の色が出てきたのだから、一瞬エイリアンか何かかと思わせられる。
『全然、その変装に浮かび出ていなかったじゃないか・・・』
『そりゃあそうよ。衣装の形が浮かんでたりしたら、せっかくの完璧な変装が台無しになるじゃない♪』
その仕組みに触れることなく、口調を戻したレオンは桃美の一体型スーツから手際良く脱皮していく。その途中で、桃美の肛門からニュルッ・・と何かがひり出てきた。
さっき押し込めていた河原美香の携帯電話が、身体を捩らせたりしているうちに勝手に抜け出てきたのだ。それが少しずつ存在を現し、そのうちにボトッとベッドに落ちていた。
排泄行為でもしているような絵であるが、不思議と気分悪くなるものでもなかったのは、達也も何度となくこんな光景を見ていたからであった。
しかし、桃美は肛門から携帯が抜け出たことに構いもせず、テキパキと自分の身体を脱いでいった。

股間にまで広がった裂け目から、上半身に続いて下半身も抜き取ると、ニットシャツにプリーツミニスカートを穿いた女性の身体が現れてきた。そのミニスカートから伸びる脚は、シアーブラウンのストッキングに包まれている。
『ニットに浮かび出る胸のラインっていうのも悪くないと思わない?』
桃美のよりも幾分小ぶりになった乳房の膨らみであるが、それでも決して小さいわけではない。比較の対象が桃美のGカップであるから、そう思えるのだ。
ベッドの上に座って桃美からの脱皮を進めるうちに、何度もスカートの中がチラチラと見えていたのだが、そこにあるのは、超ハイレグ衣装を喰い込ませるのっぺりとした女性特有の股間のラインだ。シアーブラウンのストッキングは、その衣装の中に穿いてあるため、股間に浮かぶ縦スジと共に喰い込んでいる。
『うふふっ、なるほどね♪・・・これでは、桃美のアソコに挿入しても入っていかないに決まってますよねぇ〜。そう思わない?』
スカートの中の喰い込みに目を奪われている間に、桐原桃美を模っていたスキンスーツは、すっかり一枚の抜け殻となってベッドに置かれていた。
『・・・むぐんっ、ぷふぅー・・・どうです?たまには、有名人の顔もいいでしょう?』
桃美マスクを脱ぎ、その下から現れた顔にピッタリの声で話すセミロングの髪の女性・・・それは、確かにテレビでよく見掛ける女性タレント、藤森なつめだった。

108PON:2010/02/06(土) 00:59:33 ID:dgnkmaWU
藤森なつめは、愛敬のある笑顔と、人当たりの良いキャラクターで、男女を問わず人気のあるタレントである。そんな人気タレントにまで変装して見せたことには、達也もさすがに驚きは隠せなかった。

『それにしても危なかったな。まだ、18歳のなつめの処女膜が、危うく一人の男に破られちゃうところだったもの。レオンさんが、桐原桃美の変装の中に衣装をたくさん着ておいてくれて助かったよ♪』
ベッドに座っている私服姿のなつめが、体育座りになって脚を開き、堂々とスカートの中を見せている。達也のモノを弾き返した衣装には、女性器の形に沿って縦皺が浮かんでいた。なつめは、そこを何度も指で擦り当てた。
しかし、それほど深く皺が刻まれていくことはない。
それは、この衣装の下にもまだストッキングやハイレグビキニが何着も重ね穿いてあることを暗に示していたのだが、そうと判る証拠は、股間に喰い込む衣装を何気なくスルリと横にずらして見せたことで、達也にもしっかりと伝わっていた。
『あぁんっ・・・達也サンの視線、さっきからアソコにビンビン感じるんですけどぉ〜?』
藤森なつめなんて思いもよらない女性が、笑顔で愛敬を振り撒いているのだから、その食い付きはそれまでとは異なるものだ。しかも、股間を見てみろと言わんばかりの行為を恥ずかしげもなく晒している。
その、ずらしたその衣装の光沢具合や、わずかに見えるそのデザイン性からして、一番上に着ているのはハイレグバニースーツであるようだ。そして、シアーブラウンのストッキングの向こうに見えるのは、ピンク系の超ハイレグビキニと窺える。
そして、ストッキング脚の爪先を見れば、何足ものストッキングを穿いているであろうことも想像がつく。
こんな格好を見せられた達也は、これまでレオンが変装のために着ていた衣装を脱がせたことが、全て振り出しに戻ったような脱力感を感じていた。

『でも、藤森なつめなんて有名人の変装を見せてあげるのは、本当に“たまに”なだけなのよね。だって、私の顔をそんな簡単に拝ませるなんて、あなたには勿体無いもん。私の綺麗な顔と83センチFカップ巨乳を持った自慢のスタイルを見て良いのは、本物の私と、私に完璧に変装できる怪盗レオンだけなの。だから、こんな身体とはさっさとサヨナラしないと・・・』
なつめは、自分の首元に手をやると、そこから指を皮の中へ入れて顔を捲り上げてしまう。
あっという間に彼女の整った顔立ちが伸ばされ、生気を失っていくと、次なる女性の顔が達也を見て卑しく微笑んでいた。
『ククッ、ククククク・・・・』
ただ、不敵に笑う相手の顔を見ている達也。
だが、そこに驚きは無い。さっき驚いてしまったのは、あくまで芸能人女性の顔だったからである。
『やっぱり、こういうお馴染みの顔のほうが、達也さんも安心するんじゃないですか?この、82−55−83のスタイルでDカップオッパイの膨らみを服に浮かばせているのなんて、もう何度も見慣れてるんでしょ?それで、妹の琴海よりも沙希の方が胸が小さいんだな〜、なんて思ってたりするはずよね♪』
暗に、身体と顔が一体になった変装スーツを着ていることを示す言い振りで、怪盗レオンは、すっかり自分の物になった西浦沙希の身体を艶かしい手付きで撫でている。
気付けば、ハイレグバニースーツを着込んだ彼女の股間に浮かんでいた縦スジは消え、その代わりに円柱状の突起がうっすらと見えていたのだった。

109PON:2010/02/09(火) 01:51:29 ID:dgnkmaWU
怪盗レオンがここに姿を見せてから、かなりの時間が経っている。
深浦美里に始まった七変化ショーは、深浦亜樹、河原亜衣・・・と続き、今では藤森なつめから西浦沙希の姿へと変装してしまったわけだが、この時点にして七変化というには数が合わない。怪盗レオンは、達也の目の前で既に九面相を披露しているのだが、レオンの正体が西浦沙希なはずがない。ということは、十面相目となる顔が沙希の下に隠れているわけで、これではいつになったら美少女達の顔が終わりになるのか?このままエンドレスに綺麗な女性たちの顔が現れるのではないか?という不安が過ぎるのも当然だった。

『ふふふっ、私の正体が拝めるのはいつになるのか。いつまで、こうやって私が脱皮するのを見てなきゃいけないんだ・・・なーんて、考えているんでしょうね?』
沙希は、達也の考えなど全てお見通しだとでも言いたげに嫌味に笑ってみせた。
『そう話すってことは、まだ西浦の変装の下にもたくさん隠してあるってことなんだろう?なにしろ、そうやって服を着ていても、その形がさっきの変装に全く現れていなかったんだからな』
その構造は不明で、例え常識では解明できないものであろうとも、それが自分の目の前で披露されたのだから、変装スーツの不思議な性能を信じるほかは無い。
『でも、よくここまで頑張ったと思いますよ?この沙希の、一体型変装スーツの下にあるのは、妹の西浦琴海と河原亜衣に、彼女たちの他ではあと、2〜3着だったはずですから。んんっ・・・』
スカートを捲っている沙希は、ストッキングの中に手を這わせると、わずかに膨らんだ股間の上にあてがっていた。
『そんなこと言っても、今さら信じられるわけないだろう。これまでのことが全て偽りなんだからな』
達也の言うことは至極もっともだ。ここまで様々な女性に変装して騙してきた怪盗の言うことなど、信じろというほうが無理な話である。
『うーん、そうですかぁ・・・それなら、コレで信じてもらえませんかね?』
沙希は、自らの手でワレ目に挿入してあった異物を抜き取っていた。それは、さり気なくベッドに置かれたのだが、達也の興味はそこではなく沙希の股間に注がれていた。

110PON:2010/02/09(火) 01:57:10 ID:dgnkmaWU
沙希が穿いたスカートの中には、ハイレグバニースーツが着込んであった。そこには、何かの膨らみが見えている。
そんな狭い穴に、何を仕込むことができるのだろうかと思われたが、そんな疑問を解明する前に、沙希は達也の手を自らの股間に誘った。そのわずかな膨らみは、これまでに見られた無機質な固さではなく、生き物のような柔らかさを伴っていることが感じられた。
『ほらぁ、少しずつ大きくなってきている感じがしませんか?こうやって、触られているだけでひとりでに反応を示しているのって、何かに似ているんじゃないですか?私みたいな、可愛い女の子が持っているはずのないモノにね。ククククク・・・』
達也の手に沙希の手が重なり、二人の指が沙希の股間にあるものを擦っている。
沙希のワレ目から生え出ていると思われる異物は、擦られる度にビクン!と怒張しているような反応があった。それは気のせいなどではなく、確かに何かが漲る動きだった。
その反応によってバニースーツに浮かぶ膨らみは大きくなり、衣装越しに触れる感触たるや、まさしく男のソレと同じである。
『こ、これは・・・コレがお前のモノだと言いたいのか?まさか、怪盗レオンの正体は男だって・・・いや、これまでのことを考えたら、女のモノだけじゃなく男のだって簡単に造れるはずだ・・・』
達也の頭は混乱していた。
この男性器と思しきものは、確かにリアルな質感がある。だが、何人もの美女に変装しては、彼女たちの一人一人造形の異なる女性器までもをしっかりと股間に刻み込んでいたのだから、コレが偽物であっても何ら不思議はないのだ。
『本当なら、直接触らせてあげたいけれど、それには私の衣装を全て脱がせてもらわないといけないんですよね。でも、果たして沙希はどれだけのハイレグ衣装とストッキングが穿いてあるのかしら?ククククク・・・』
怪盗は、それを見せるつもりは毛頭ないようだ。
その証拠に、先ほど沙希の秘部を模った股間から抜き取ったそれで、動けない達也に止めの一噴きを見舞おうとしている。
元から身動きがしづらい状況の達也だったが、沙希の股間に気を取られて手はあてがったままのため、結局無抵抗のまま、眠ってしまうことになった。
『ふふふっ。たかが一人の男を眠らせるのに、こんなに脱皮シーンを見せるなんて、ちょっと遊び過ぎちゃったかしら?』
ライトグリーンのニットシャツと、プリーツミニのスカートをおもむろに脱いだ沙希は、ハイレグバニースーツを纏った身体を露にした。
ストラップレスのバニースーツが沙希のDカップサイズの乳房を隠しているのだが、胸のカップは浅く、谷間どころか乳輪のギリギリの所まで拝めてしまう。
『うわぁ、沙希の胸が今にも零れてしまいそうよ?でも、胸を上げたら・・・くふぅっ、やっぱりこうなるわよね♪だったら、このままでいるしか無いかしら。どうせ、達也さんは眠っているから恥ずかしがることもないし、家の人たちがここに来ることもないだろうし・・・』
胸のカップを持ち上げれば、思った通りに股間への喰い込みが激しくなってしまう。シアーブラウンやその内側にあるハイレグビキニも、黒のバニースーツの中で股間に埋もれていこうとするのだが、そこには男性器を模ったような膨らみがうっすらと見えていた。

111PON:2010/02/11(木) 02:34:43 ID:dgnkmaWU
達也は、ベッドの上で寝息を立てている。
その表情は、うなされているかのような苦しそうな様相を見せている。

すると、達也の部屋にハイレグバニースーツを着た河原美香が入って来た。自分の部屋でもないのに、ノックすらせず我が物顔で入って来たのだが、当の達也は眠っていたため注意することもない。

『相変わらず、グッスリと眠っているようね・・・』
美香は、肩に掛けていたボストンバッグをベッドに置いた。バニースーツの中にはストッキングを穿き、付属の耳まで付けてある。そんな、在り来たりなバニーガールの格好になっていながら、ボストンバッグを持って家を出歩くとは何ともミスマッチな構図だ。
そして、ミスマッチと言えば、彼女の股間に浮かぶ男性器の形をした膨らみもまた、河原美香という22歳の若い女性には似つかわしくないものだ。
そんな美香の今の格好は、ついさっきまで西浦沙希に変装した怪盗レオンが纏っていた着衣と全く変わりが無かった。

『ふぅー・・・結局、私の部屋に行っても誰にも会わなかったし、わざわざ美香の顔に変装するまでも無かったわね。もし、誰かに私のアソコの膨らみを見られたりしたら・・・なんてスリルも味わってみたかったんだけどな♪』
美香は、そう呟くと、自分の首を掴んで顔を捲り上げた。
メリッメリッ・・・と乾いた音を上げて脱げていく美香マスクの下から現れたのは、ついさっきまで使用していた西浦沙希の顔だった。
この家に居るはずのない沙希の顔で出歩くのは、妹の琴海に遭遇する可能性もあってまずいだろうと、怪しまれない顔に化けて、美香の部屋まで行っていたというわけだ。
イベントコンパニオンなど、コスプレ的な格好をする仕事も多い美香ならば、確かにバニーガールの格好であろうとそれほど不思議がられることもあるまい。それも、目的の場所が美香の部屋とあらば、なおさらうってつけの顔だ。
そういった、怪盗レオンなりの対策を練っての行動も結果としては意味を成さなかったわけだが、それが実を結ばなくとも、河原美香に変装して出歩くことが出来ただけでもレオンの欲望は満たされていた。

『どうですか?達也さんのために、美香さんのお部屋からこんなにたくさん持って来てあげましたよ♪・・・キミには、どれが似合うかな?だが、お前だけにコイツを全て着せるのはもったいないから、俺の方が多めに着させてもらうがな。ククククッ・・・』
沙希に扮したレオンは、ベッドの下に置いてあった深浦美里たちの変装スーツを拾い、予め達也の部屋にも隠しておいた一体型スーツも何着か取り出した。そして、バッグにしまってあった中身も取り出している。
バッグの中から取り出されるのは、ベッドに並べられたものと同じ、様々な美人女性の身体と顔を模った抜け殻である。そして、その中には女性たちの身体に似合うストッキングや水着も多数入っていた。
だが、これほどの大量の衣装やコレクションでさえも、家に隠し入れた中のほんの一部でしかないのだった。

112PON:2010/02/12(金) 01:55:46 ID:dgnkmaWU
『ふふふっ、この娘はまだ見せていないから着ておきたいわね。彼女に化けるなら、このカカオブラウンのストッキングに超ハイレグインナーと競泳水着の重ね穿きが映えそうだな〜♪あっ、中川菜穂ちゃんとお姉さんの友香菜や美菜のスキンスーツもあるのね?彼女たち美巨乳三姉妹の変装には、どんなストッキングをコーディネイトしようかしら・・・クククッ』
色々と品定めをしては、沙希の声を操って楽しそうに独り言を零している怪盗レオン。
これほどの中身がありながら、レオンは軽々とここまで運んで来た。しかも、西浦沙希という19歳の細身の女性で、顔だけは河原美香に変装しつつで運んで来たものだから、重さとしてはそれほどでも無いように錯覚してしまう。
だが、沙希に変装した偽者が本性を垣間見せて不穏な動きをしていても、達也は依然として目を覚ます気配がない。

『さーて・・・次に目を覚ましたとき、あなたはどんなリアクションを見せてくれるのかしら?くれぐれも、鹿島大和と同じ反応とか、無反応だなんて面白くもないリアクションは取らないでよね♪』
沙希は、折り重なるように並べられた何十着もの変装スキンスーツを眺めていたが、そのうちの一着を手に取ると、達也の足をその抜け殻の背中へと滑り込ませていった。
筋肉質な男の足が、萎んだ女性の脚の中へ収められ、勃起した男性器までがすっかり女性の下半身を模ったそれに隠れてしまった。股間にぶら下がっていた男のモノの存在など、もう影も形も無い。
今やそこにあるのは、鮮やかなピンク色の襞を備える女性特有の曲線と、縦に刻み込まれたクレバスだけだ。
『うふふっ、綺麗なアソコをしているわね。沙希のアソコとどっちが綺麗かしら・・・?クククククク・・・』
沙希は、達也のモノを隠している膣口をピラッと捲り、もう片方の手で自分の股間を摩っては、自分のワレ目もピラッと捲り上げている。
現状では、見比べることはできないが、レオンにしてみればどちらも自分が盗み取った身体なのだから、見比べなくともよく解っていた。
そのためか、執拗にそこに触れるわけでもなく、くびれの辺りで止まっていた女性の抜け殻を、ササッと達也の上半身に着せていった。中身の無い乳房が達也の胸板を包み、首まで達したと思うと、胸の膨らみはすぐにハリと弾力を伴って、とてもこれが偽物とは想像がつかないほどの造形を宿していた。
『顔だけは河原達也で、首から下はEカップ巨乳をぶら下げた女子高生・・・ククククッ、このアンバランスな姿が私の興奮を掻き立ててくれるわ♪沙希のDカップよりも、男のあなたが大きなオッパイをしているっていうのがちょっと不満だけどね』
バニースーツの胸のカップをずり下げ、軽く弾む自分の胸とを比較する沙希。
どちらも、乳首が軽くツンと立っていて、それを擦り合わせれば互いに同じ感覚が胸に伝わっていた。
『アハッ♪こんな気持ち良いことをしているのに、眠っているなんてもったいないわね』
そうして、胸をぶつけ合いながら、沙希は最後まで残っていた顔をその一体型スーツに重ねてしまう。

やがて、そこには完全に河原達也という男性の証拠は消え去り、代わりに一人の女子高生が、達也のベッドで裸のままスヤスヤと眠っている光景があるのだった。

113PON:2010/02/13(土) 03:08:53 ID:dgnkmaWU
『達也さん、気分はどうかしら?・・・って、悪いはずがないわよね。だって女の子の感度を得られるカラダになれたんだもの♪それも私の妹、西浦琴海としてね。グフフフフッ・・・』
琴海の顔を撫で、嬉しそうに微笑むのは姉の西浦沙希だ。
しばらく顔を撫でていた沙希の手は裸の琴海の胸を弄り、女性特有のなだらかな曲線を描く股間へと達した。
『この、ピンク色のアソコもすっかり琴海と同じね。ちゃんと、アソコの奥の襞まで同じ構造になっているかしら?ククククッ・・・』
確かめずとも判っていることと知りながら、沙希は指を琴海の股間にズニュッ・・・と収めていった。
『んんっ・・・』
その感覚に声を漏らす達也だが、それは琴海の声となって沙希の耳に届いていた。
しかし、声が出たのはそこまでで、呑み込まれた沙希の指が、その膣奥へとさらに突き刺さって行っても、それ以降は声が上がることはなかった。
一方、裂けることもなく広がっていった琴海の膣口は、既に沙希の手首までもをしっかりと咥え込んでいて、内側に広がる襞の一枚一枚が彼女の指に絡み付く。
『へぇー、琴海ちゃんとセックスをしたら、こんな締め付けが襲ってくるってわけね。・・・そうだ!どうせなら、達也さんも琴海とセックスした時の快感を味わってみませんか?』
膣の中でモゾモゾと手を動かしていた沙希は、膣奥からシュルッと手を抜き取った。
抜き取られた沙希の手と共に現れたのは、紛れも無く達也の股間に生える男性器だ。勃起し掛けている達也のモノは、閉じようとする琴海の内襞を押し退けてワレ目から生え出ていた。

『ん、っ・・・』
琴海の声が、またも小さく漏れ出て来た。
『感じているのかしら?まぁ、それもそうよね。琴海のアソコに挿入している快感が、達也さんのモノに直に伝わっているんだからね♪』
ワレ目から生えている異物は、何もしなくとも反応を示しだす。
沙希は、面白がって琴海の膣口を摘み、動かしてみた。摘まれた琴海のワレ目に近い範囲だけが、縦横に伸びていく。達也のモノも、その動きに合わせてブルブルと動きながら固くそそり立ち始めた。
『これで、沙希のアソコと同じようになったようね♪』
沙希は、自分のワレ目から固く生え出ているモノを摩ると、自分のモノを琴海の股間の上に重ねた。
『ククククッ・・・美人姉妹が、ワレ目から生えている男のアレを重ねているなんて不思議な光景ね。これも、偽者の姉妹同士だからこそできる芸当だわ♪これで、私がバニースーツとかを重ね着していなかったら、もっとスゴい快感があったかもね?』
押し付けた股間をグリグリと動かす沙希。
『達也さんの、アレ・・・ハイレグバニースーツやストッキングの上からでも、とても熱いのを感じちゃうから、私のおチンチンまで熱くなってきちゃいましたぁ・・・』
二人の男性器は、呼応するように熱く固くなり始めていた。

114PON:2010/02/14(日) 00:39:48 ID:dgnkmaWU
『んはぁ・・・っ。あーぁ、イっちゃった♪』
琴海の上で跨っている沙希の顔は、わずかに紅潮している。果たして、この言葉はどちらに対して向けられた言葉であろうか。案外に、自分と琴海の両方に向けられた言葉なのかもしれない。
ニヤッと淫らに微笑む沙希の表情からして、絶頂に達したとは思えないが、怪盗レオンならばこれくらいの快感に表情を崩さないでいることなど造作も無いことだ。
とはいえ、この曖昧な言葉の答えは、後の沙希の行動ですぐに明らかになるのだが。

『すごいわ・・・ビクンビクンって、男の子のアレと、女の子のワレ目が同時に激しく脈を打っている感じよ♪』
股間を擦り合わせていた沙希は、わずかに腰を浮かせた。
そして、バニースーツの股間の切れ込みから中へ手を潜らせると、シアーブラウンのストッキングの奥の奥に隠れた秘部に指が這って行く。
バニースーツの上からでもうっすらと存在感を見せている肉棒に、指が重なったのだろう。その膨らみは、指に隠れてしまった。
『んっ、くふぅ・・・・あぁ、ん・・・やだぁ、そんなに指を動かしたら・・・』
それから、暫くワレ目の上を指がモゾモゾと動いていた。
その指の刺激を受けてなのか、それともただの演技だろうか、とにかく沙希は声を詰まらせて身を捩らせている。
『んふぅ・・・そうだわ。どうせなら、女の子の快感も達也さんに・・・クククッ』
この口調からして、やはり演技をしているだけのようだ。
しかし、健気に耐える清楚で綺麗な顔も、指を抜き取ってしまえば、沙希の顔に貼り付く卑しげな表情を取り戻した。
そして、抜き出した自分の細くしなやかな指を眺めると、その美しさを汚すように、白く濁った粘液が付着していた。それは、バニースーツの縦スジの部分にわずかに付いている液体と同じ物で、こちらは達也のモノから出て来たものだ。
『量は・・・私の方が多いかしら?達也さんは、これまでに何度も精射していたものね♪』
達也の精液を指で拭き取る沙希。見比べなくても、液の量は歴然としているわけだが、どうやら同時に絶頂に達していたようだ。
そんな沙希の股間に目を遣れば、さっきまでハイレグバニースーツに浮かんでいた肉棒の存在が、いつの間にか完全に消えてしまっている。
そして、今にも肌蹴てしまいそうな衣装の胸の部分を持ち上げれば上げるほど、バニースーツのハイレグはさらに深くなり、縦スジのラインも深くなっていく。それを見る限り、もはや男性器の存在が見えていたことが嘘だったかのように、黒いハイレグ衣装はワレ目の中へグイグイと喰い込んでしまうのだった。

115PON:2010/02/14(日) 00:52:32 ID:dgnkmaWU
『さあっ、琴海も早くこんな邪魔なモノしまっちゃいましょう。ねっ♪』
精液塗れの手をネチャつかせ、沙希は達也のモノを躊躇無く握った。本物の沙希ならば、こんなことは恥ずかしがって絶対にしないであろう。その行為が、この沙希が偽者であることを唯一知らしめるものだ。

『ローション代わりのコレを使えば、すんなり膣奥に隠せるわね』
二つの男性器から出た粘液は、琴海から模った膣内を良い具合に湿らせた。その狭い穴の中を、沙希の手に誘われた達也のモノがしまい込まれていく。
それはまるで、達也のモノを抜き出した時の巻き戻しを見ているかのようで、琴海の膣口はあっという間に沙希の手首のサイズまで開き切った。
『んっ・・・』
妹のワレ目に手を挿入する沙希は、膣奥でグリグリと手を蠢かせる。本物の女性ならば、あまりの苦しさに気を失うことだろうが、ここに居る琴海はそれもなく小さく声を漏らすだけだった。
この行為は、先ほど沙希が自分の膣内で行っていた行動と全く同じである。だからこそ、沙希の手が抜き取られた次の瞬間には、達也の性器の存在がすっかり消えていた。これで琴海の股間の前面は、彼女のワレ目が本来の形状で刻み込まれているだけとなっていた。
『これで、琴海も私と同じ女の子の姿に戻れたわ。女が持つ、のっぺりとした曲線を持つ女の子の股間にな・・・』
沙希は、抜き取った指をピチャピチャと音を立てながら、舌で舐め取っている。そして、優美な笑みを浮かべながら独り言を漏らした
『くふふふっ、男の人の精液ってこんな味がするのね。なーんて・・・ねっ♪』
苦いだけのはずのそれを何の躊躇いも無く舐められるのも、この西浦沙希が怪盗レオンが変装した姿だからこそだ。

『さぁ、今度はこっちの突起を試してみましょうね?』
沙希はそう言うと、穿いてあったストッキングを脱ぎ、バニースーツやビキニを横にずらしてしまった。
とはいえ、重ね着た衣装を纏めてずらした所で、沙希の股間はまだストッキングで隠れている。だが、これでも随分と沙希のワレ目の存在が鮮明になって来ていた。
『沙希と琴海姉妹のレズ行為の第2ラウンド・・・イっちゃうわよ♪』
そう呟いた沙希は、再び股間を琴海の股間に重ね合わせてグリグリと動かし始めた。この場合、重ねるというよりはぶつけ合わせたという方が正しいだろうか。
『ふぅ・・・アハッ、琴海のクリちゃんが沙希のにぶつかってるの・・・ストッキングの上からでも、よーくわかるわよ♪』
のっぺりとした平坦な女性の股間が、恥肉の柔らかな感触と共に当たっている。
彼女たちの秘部に備わる小さな突起も、的確に互いのそれに擦り当てられていて、
『んぁ・・・ぁ・・・っ』
琴海の声が、うわ言のように何度も小さく漏れ聞こえた。
ストッキングの繊維が、よりその快感を増幅させているようだ。琴海の喘ぎ声は上擦り、小刻みに呼吸を繰り返す。
『んんっ・・・・ククククッ、どうやら達也さんは女の子同士のほうがお気に召したようですね?私も、その意見に賛成だわ。こうやって、女の子にばかり変装したくなっちゃう怪盗レオンや66号の気持ちもよくわかるでしょ?』
ズリズリと股間を動かすうちに沙希の乳房は縦に大きく揺れ始め、バニースーツからは形の良いDカップ巨乳が零れ出てしまう。
しかし、胸が露出しようともそれに構うことなく行為は続き、やはり同時に二人の身体が律動したのだった。

116PON:2010/02/15(月) 02:41:10 ID:dgnkmaWU
『ふぅ・・・んっ、・・・姉妹同士の貝合わせっていうのも悪くないわね。アハハハハッ!』
重ね合わせていた秘所を離した沙希は、腫れ上がる様に大きく剥けた自分と琴海の突起を弄り、満足そうに笑っている。
しかし、すぐに着衣の乱れを直すと、まだまだベッドに残っている肌色の抜け殻と手にして品定めをするのだった。

『私も、西浦沙希の変装でいるのはそろそろ飽きてきたな。それに、達也さんには沙希の変装の下に琴海と亜衣の変装があることも言ってしまったわけだし・・・ちょうど良いから、ここで一気にお色直しでもさせてもらうか。怪盗レオン様の正体、わずかだけどここでお披露目してあげるわね♪』
沙希は辺りを見回し、部屋のカギが掛かっているのを確かめ、窓のカーテンを閉めた。
それから、立て掛けてあった姿見の前に立ち、着直したばかりのバニースーツを脱いでいく。もちろん、シアーブラウンのストッキングの中にはハイレグビキニが穿いてあったが、それらも全て脱いでしまう。
そして、最後のストッキングまで脱いでしまえば、隠れていた沙希の秘部が見えるだけとなった。さっきの行為から間もないとあって、股間には男性のとも女性のとも思える粘液が付いている。
『あれっ?そんなに感じていないと思ってたんだけどなぁ〜♪』
自分のワレ目に滴るそれを鏡越しに見ながら、レオンは自分の額から耳の辺りに掛けて指を当てた。そして、頭を押さえつつ爪をグイッと立てると、そこから顔の皮を強く引っ張り、綺麗なその顔を歪めていく。
最初はその力によって伸びていた沙希の顔だが、爪を立てた所に次第に大きな穴ができてきた。それでも、構わずに引っ張っていくと、ブチッ・・メリメリッ・・・と千切れる音を立てて沙希の顔が破れてしまうのだった。
一つ一つの穴が大きくなって、隣の穴と繋がり、沙希の目の穴や口が崩れてしまう。
『んふふふっ・・・こんな脱皮のやり方もなかなか面白いね♪』
目が窪んで裂かれようとも、破れた顔の下からはまた違う女性の顔が覗いて、沙希の顔が脱げていくのを笑っているだけだ。
そして、沙希の顔が完全に破れ去った後に、今度はCカップ乳房を掴んで勢い良く引き裂く。
すると、スキンスーツの下からは女性の裸ではなく、フレアミニのスカートに白いブラウスを着た身体が現れた。その服装は、河原家で働くメイドたちの制服で、胸には豊かな乳房の膨らみが、中に着た衣装に押し潰されながらもしっかりとその存在感を示している。
しかし、規律正しいメイドの制服も、フレアミニスカートを捲れば、中に穿いてあるストッキングは中途半端に脱ぎ下ろされ、中に穿いた下着代わりの水着も横にずらされてあった。そのビキニの下にも、まだストッキングが水着と交互に重ね穿いてあるのだが、それらも全てずらされており、本来秘部を隠すはずの役目は少しも果たしていない。つまりは、股間に刻み込まれたワレ目の存在が、スカートを捲りさえすれば、肌蹴た衣類の隙間からチラリと覗いてしまえるのだ。

『・・・これで、お姉ちゃんから妹への脱皮が完了したね。それにしても、こんな狭い部屋に西浦琴海が二人もいるなんて、なんか変なカンジだな〜。ねっ、達也さん♪』
ブラウスのボタンを外しつつ、鏡の向こうに写る達也のことを見れば、そこにも琴海と同じスタイルをした女性がいる。それが、今の達也の紛れも無い姿だ。
だが、どちらの琴海も本物ではなく、フェイクスキンスーツによって模られた偽物の姿である。とはいえ、本物の琴海がここに紛れたとしても、顔や乳房のサイズ、ワレ目の形などどこを取っても違いは無い為に、見分けがつけられないことは、きっと琴海本人が認めてしまうだろう。
それを思ってか、レオンが被っている琴海マスクには、自然と卑しい笑みが貼り付きだしたのだった。

117PON:2010/02/16(火) 00:59:22 ID:dgnkmaWU
『あらら、綺麗な沙希お姉ちゃんの顔や身体が、ズタズタに千切れちゃった♪これも、琴海がいつもと違う脱皮をしたせいなのかな?ごめんねぇ〜、お姉ちゃん♪ククククク・・・』
それまで、琴海の変装を覆っていた沙希スーツは、穴だらけになって光沢のあるブラウンストッキング脚に踏まれていた。こんな一枚の薄い物体が、西浦沙希への変装を完璧にしてみせるスキンスーツであるなどとは想像も付かない。
その上に、沙希の変装の下に着てあったブラウスとスカートが置かれ、琴海の姿はメイド服から、ストッキング脚の映えるハイレグレースクイーン姿へと変貌した。
『へへっ、せっかくの琴海の83センチEカップ巨乳が、小さめなビキニをいくつも重ねてあるせいですっかり押し潰されてるね。かわいそうなくらいに潰れちゃってるし、早くこの締め付けから解放してあげようか。超ハイレグになってる股間の喰い込みも一緒に・・・ねっ♪』
そうして、慣れた手付きで重ねた衣装とストッキングを全て脱げば、琴海の裸体が現れ、顔に爪を立てて引き裂いていけば、二度目となる河原亜衣の変装姿が、セレスト学園の制服を着た状態で出現するのだった。
『やっぱり、亜衣のストッキング脚は何度見ても惚れ惚れするな〜♪スカートを捲ると、ちゃんと穿けていないのが見えちゃうんだけど☆』
亜衣のミニスカートの中は、琴海の衣装と同様に、ストッキングが中途半端に下ろされ、エメラルドグリーンのハイレグ水着も横にずらされている。それは、沙希のワレ目の中から出現していた男性器が、琴海や亜衣の膣襞を押し退けて生え出ていたことの証明であった。

『さて、次は誰だったかな・・・もうそんなに脱皮しなくても、レオンの正体は拝めるはずだったよね?ククククッ・・・』
変装をしている自分自身が一番良く判っているとばかりに、レオンは亜衣の身体から制服やストッキングを脱ぎ、
残っている女子高生やメイド、有名人女性などのフィメールスキンスーツを全て一着の抜け殻へと変え果ててしまう。
やがて、締め切られた達也の部屋では、全ての女性スーツを脱ぎ去った怪盗レオンが、数多のスキンスーツを眺めながら“次はどの変装で自分の欲望を満たそうか・・・”と、不敵に笑っていた。

118PON:2010/02/16(火) 01:38:20 ID:dgnkmaWU
光を遮った達也の部屋で、ようやくその正体を現した怪盗レオン。
だが、その顔を見る者は誰も居ない。もし、達也が目を覚ましたとしても、夜目が利かない状況ではレオンの顔を拝むことはできないだろう。

『残念だったな、河原達也クン。謎の変装怪盗、レオンの正体を見る機会を逃すなんてな』
程なくして、怪盗レオンの素顔を一枚のフェイスマスクが覆っていく。その慣れた手付きたるや、数秒もすれば無機質なマスクに本来の表情を取り戻させてしまう早さだ。
『・・・んふふっ♪私の最後の砦は、佐倉和美の顔にさせてもらうわ。有名人女性ならまだしも、和美みたいな普通の美人女子大生なら、ピンチに陥ったとしても立派な隠れ蓑に使えるものね♪クククククッ・・・』
それまで零していた笑いとは違う、佐倉和美の持つ声と口調を完全に真似ているレオン。
和美には似合わない卑しげな表情も、一たび演技に入ればすぐに消えて、和美らしい穏やかな表情が無機質なマスクに貼り付くだろう。
『あとは・・・中川菜穂の変装もしておきたいわね♪河原家に来てからというもの、すっかり菜穂ちゃんの抜群のルックスとスタイルがご無沙汰だもの♪』
いくら多くのフィメールスキンスーツに埋もれていようと、レオンは菜穂の一体型スーツを間違えることなく取り出した。
顔だけが佐倉和美で、身体はレオンのままだが、それも菜穂スーツに一たび足を通せば、すぐに脚部から股間までが菜穂の下半身に覆われた。そして、強く胸まで穿き上げていくと、菜穂の秘部がムズムズと独りでに動きだし、
『あん・・・っ、菜穂ちゃんの内側の襞がすごい締め付けてくるぅ・・・』
そう漏らす和美の独り言と共に、男性器がズニュッ・・・と菜穂のワレ目を開きながら現れたのだった。
そして、股間からブラブラと下がるモノに触れもせず、上半身までスキンスーツを着込んでいくと、菜穂のGカップ巨乳が胸に備わり、何もしなくてもたゆんたゆん・・・と揺れている。
やがて、ロングヘアを讃えた和美の顔も、グイグイと伸ばして歪めた菜穂マスクが覆い、頭から爪先まで完璧に美人女子高生、中川菜穂の変装が出来上がった。ワレ目から生え出ている男のモノを除いて・・・だが。
『あーぁ、怪盗レオンのおチンチンが菜穂のヒダヒダに締め付けられてるせいで、もうこんなに勃起しちゃってるわね♪』
素直でない菜穂の性格を真似てイヤそうな表情を見せながらも、股間から生えている女性にあるはずの無いモノを、菜穂の手を使ってブルンブルンと扱いている。
『クククッ、大和以外の男のモノを弄るのも楽しいわね。グフッ、フフフフフ・・・♪』
そうして、男のモノを摩っているうちに、菜穂の顔には彼女らしからぬ笑みが貼り付いてくる。
だが、これはまだ始まりに過ぎないとばかりに、菜穂は平井春佳や片瀬美咲、橋本みずきなど、年齢や職業・学年も全く異なる美女スーツを次から次へと手に取っていく。もちろん、その身体には、ストッキングや水着など様々なコスプレ衣装を自分の身体に重ね、本物の彼女らが見せるはずがないであろう姿を自分だけが堪能するのだった。

119PON:2010/02/17(水) 01:41:40 ID:dgnkmaWU
深浦美里は、外に出て庭の掃除などをしていた。
外は少し肌寒く、家の中に居たいのもやまやまなのだが、そうすると居間で話している亜衣たちに捕まってしまう可能性がある。メイドの休憩室で亜樹たちが帰るのを待つ手もあろうが、そこに千鶴や綾乃たちも会話に加わっていて、いわば今だけは亜衣の仲間にも当たるのだから、利用したくとも利用できない。
『いつになったら、亜樹たちは帰ってくれるのかしら・・・』
正義感のある美里にしては珍しく、誰にともなくボヤいていた。
本来ならば、そんなことを言ってはならない立場であるが、今回ばかりは事情が違う。
しかし、そんな美里の思いに反して、彼女らの話題は尽きることが無い。むしろ、その会話は盛り上がる一方だ。
しかも、玄関に並んでいる靴の数は、美里が確認した時よりもさらに増えている。あれ以降、水沼唯・稲沢萌美・鈴原奈緒美・栗原千波といった仲間たちが次々に集ったため、全員が帰るのまでにはかなりの時間が掛かりそうだ。
さすがの美里も、今回ばかりは達也の部屋にでも匿ってもらおうか・・・と思い、達也の部屋を見上げた。だが、まだ明るいというのに、窓のカーテンは閉められている。
『・・・?達也さん、眠ってしまったのかしら・・・』
さっき話したときは、今度のデートの予定のことで舞い上がっていたはずなのに、いつの間にか出掛けたのか、それとも眠ってしまったのか・・・とにかく、あの浮かれようからすれば、居なくなっていることに少々拍子抜けしてしまった美里だった。
『どちらにしても、達也さんを頼ることはできない、か・・・買い物はもう麻美ちゃんが行ってくれているようだし、どうしようかしら・・・』
庭の椅子に腰を掛けて思案していると、家から誰かが出て来た。それは、まさしく目当てにしていた達也だった。

120PON:2010/02/17(水) 02:00:38 ID:dgnkmaWU
『あっ、美里さん。こんな所に居たの?』
『達也さん!』
達也が来てくれたことに、思わず顔を綻ばせる美里。
達也の服装はさっきと違い、ダボついたスウェットに上着を羽織るだけと、かなりラフな格好になっている。
『てっきり家の中に居るかと思って、捜しちゃったよ。そうしたら、ちょうどトイレに行こうとしてた亜衣に捕まりそうになってね』
『ごめんなさい、私も亜樹たちに見付かりたくなかったので・・・』
美里は、すまなそうにお辞儀をして謝った。
そよぐ風にフレアミニのスカートが靡いているが、しっかりと裾を押さえているので、バーモンブラウンのストッキングに包まれた太腿がチラつく程度だ。

『あっ、そうそう。その妹さんのことなんだけど、今、僕の部屋に居てさ・・・』
『えっ!どうして、亜樹が達也さんの部屋に!?』
達也の報告に、思わず声を上げてしまう美里。
自分の彼氏の部屋に妹が潜り込んでいると聞いては、冷静では居られないというのが正直な気持ちのはずだ。
『・・・それが、僕にも解らなくて。暫く部屋を空けていたら、いつの間にか僕のベッドで眠っていたんだよね』
『亜樹が・・・ですか?何で、そんなことを・・・』
達也に会いにいったとしても、何故達也が外していた僅かな時間に眠りに就いてしまったのかが理解できない。
とにかく、カーテンが閉まっていた理由は、亜樹のせいだったのかと美里は思った。
『そこでお願いなんだけど、彼女を起こしに来てくれないかな?今なら、亜衣たちも出て来ないだろうから』
『えぇ、そういうことでしたら・・・』
亜樹の不可解な行動理由は解消されないが、とにかく亜樹を起こしにいかねばと思い、美里は急いで玄関を上がった。そして、バーモンブラウンのストッキング脚をスリッパに入れ、達也の部屋に向かう。その後から、達也もナイロンに包まれた脚をスリッパに収め、美里のことを追うのだった。

121PON:2010/02/18(木) 01:05:56 ID:dgnkmaWU
美里と達也の二人は、亜衣たちに見付かることもなく達也の部屋に着いた。

『達也さん、失礼しますね』
達也が何も言わずに頷くのを見て、美里は扉を開けた。後から達也も続き、後ろ手で扉を閉める。
部屋の中はカーテンのせいでほの暗く、薄気味悪い感じすら漂う。そのため、美里はまず何よりカーテンを開けた。明かりが差し込み、視界が鮮明になる。
入った時からベッドの上に誰かの気配は感じていたが、改めてその姿が明らかになった。
『あ、亜樹!?』
達也の言うとおり、ベッドでは妹の亜樹が、外光の眩しさに目を覚ますことなく眠っていた。
しかし、美里が驚いたのは亜樹が眠っていることだけではない。何故か、彼女の服装はセレスト学園の制服ではなく、美里と同じオフホワイトのブラウスに、ワインレッドのフレアミニスカート、それにバーモンブラウンのストッキングを穿いているのだ。
そんな彼女が着ているブラウスの胸元のボタンは外れており、胸の谷間がわずか覗けている。
『これって、どういう・・・』
亜樹が達也に興味を抱いていることはわかっている。だからといって、どうして達也の居ない隙を見計らい、メイドたちの制服に着替えて眠っていなければならなかったのかが理解できない。
とにかく、ここで眠られたままでは達也にも迷惑が掛かると、美里は亜樹のことを起こそうとした。
だが、ここであることに気付いた。
『・・・なに?これは・・・』
美里は、胸元まで開いたブラウスから見える亜樹の首の辺りに、何かが皺になっているのを見つけた。
よく見れば、亜樹の首の皮が捲れ上がっている。
『・・・・・』
ゴクリと生唾を呑み、美里は何かに取り憑かれたかのように、その歪んだ部分に指を触れた。
それは、何かゴムのような薄っぺらいもので、ふにゅふにゅと柔らかな感触が伝ってくる。ここまでくれば、恐怖よりも好奇心の方が勝り、その正体を暴きたくなってしまう。
美里は、ゴムらしき物が作り上げる皺を摘み、ゆっくりと引っ張っていった。だが、それはすぐに剥がれることはなく、文字通りゴムが伸びるが如く亜樹の首元から浮き上がってくる。
『・・こ、これは!?』
伸びた皮膚は亜樹の首から顔に掛けて繋がっており、口や鼻・目に至るまでが造形を無くして平面になっていく。
そんな変化を見ても、美里は指を離すことは無かった。それは、美里に降りかかった過去の苦い経験が、免疫を持たせていたからだ。
『これって・・・まさか!?』
美里の中で思い出さぬようにしていた記憶が、この状況とリンクする。
そして、この亜樹は本物の亜樹では無いことを察知した瞬間、亜樹の顔を模っていたモノがズルン!と脱げ、美里の指に摘まれたままゆらゆらと揺れていた。

122PON:2010/02/18(木) 01:19:05 ID:dgnkmaWU
『これって、マスク・・・?あの時の・・・』
美里は、指で揺れ動くそれに目を奪われたが、すぐにベッドに目を移した。
そこでは、依然として一人の女性が眠っている。だが、そこに居るのは深浦亜樹ではない。
『わ・・・私!?』
その顔の持ち主を美里が知らないはずがない。
眠っているのは、深浦美里・・・自分と同じ顔をした女性なのだ。美里は、ただ唖然として亜樹の顔をしたマスクと眠っている自分の顔を交互に見ていた。

『亜樹の顔をした偽者がここに居て、今は私の顔になっているということは・・・』
この抜け殻と化したマスクを見て、美里は何かを察知した。そして、すぐさま達也の方を振り返った。
『達也さん!これは、怪盗66号の・・・』
しかし、美里の慌てように対し、達也は扉の所で落ち着いた様子で佇んでいる。
『うん?どうしたの、美里さん?』
怪盗66号と聞けば、達也とて落ち着いてなど居られないはずである。
それは、美里と達也の二人は、変装を得意とする謎の怪盗にさんざん弄ばれた過去があるからだ。その時も、このような本物そっくりの姿を模るマスクなど用い、ボディスタイルまで河原亜衣・深浦美里・倉田綾乃・芸能人のYUINAなど、際限なく様々な美女に変装しては誘惑や挑発を繰り返してきた・・・
それなのに、美里が握っている亜樹の顔マスクを見ても、達也には少しの動揺も見られない。
それどころか、達也は顔に手を伸ばし、不審な行動を見せ始めた。
『あっ、それって亜樹ちゃんのマスク・・・だよね?だとしたら、本物の深浦亜樹はどこに居るのかな。クククッ・・・』
達也は、亜樹のマスクに興味を示したと思うと、噛み殺したような笑いを零し始めた。そして、こめかみの辺りを掴むと、自分の顔を引き伸ばし始めたのだ。すると、不敵な笑いを見せる達也の顔は、所々が千切れて剥がれていく。
『まさか、あなた・・・』
ここまで見せられては、この達也も亜樹と同様に本物では無いことがすぐに察しがつく。覚悟を決めた美里は、達也から一瞬たりとも目を逸らさずに見据えていた。
やがて、達也の顔はビリッビリッと引き千切れながら、パサリと床に脱ぎ捨てられた・・・
『ククッ、ククククククク・・・』
その顔の下から現れたのは、ショートボブの髪を揺らす女子高生・・・達也の時と同様に、不敵に笑う深浦亜樹の顔であった。
『ねぇ〜?何が、まさか・・・なのかなぁ?美里お姉ちゃん♪』
美里の言おうとしたことなど、全てお見通しとばかりに、ニヤリと薄笑いを浮かべている亜樹。
そんな亜樹らしからぬ顔を見せる相手を見て、この亜樹は偽者であることはすぐに悟ることができた。
きっと、この顔も亜樹の顔から盗み取ったマスクを被っているのだろう、と・・・

123PON:2010/02/19(金) 02:22:22 ID:dgnkmaWU
亜樹の顔をした偽者は、その場で上着を脱いでいった。
中に着てあるグレーのスウェットは、かなりゆったりとしたサイズである。そのファスナーを下ろしていくと、オフホワイトのブラウスを着てあるのがわかった。豊かな胸の膨らみがブラウスを押し上げており、かなりの巨乳を具えているのも見て取れる。

『ククッ・・・・・』
さっきから、亜樹は卑しく笑うだけだ。
この、グラマラスなボディラインが浮かぶ服装のまま美里と話すのでは、すぐに偽者だとバレてしまう。そのために、わざわざ体型を隠せるような服を着て達也に成りすましていたのだ、とでも言いたいのだろう。
そんな挑発をしながら、スウェットの下も脱いでいく。すると、ワインレッドのフレアミニスカートと、バーモンブラウンのストッキングが彩る脚線美が見えてきた。
『・・・・・』
『どうしたの、美里お姉ちゃん?何も喋らなくなっちゃってるけど・・・そこで眠っていた亜樹が、こっちにワープしてることがよほど不思議なのかな。クククククッ』
まさか達也の顔をした偽者が、亜樹の顔マスクをその下に被り、さらにはスウェットの中にメイドの制服を着ているなどとは思ってもみなかった。その結果、美里から言葉を奪ってしまったのだ。
しかし、庭で話していた際に、達也のことを疑う材料は殆どなかった。首までスッポリと覆う衣服を着て、その服もかなりゆったりとしていたのだ。
唯一、達也のことを疑えた点といえば、ズボンの裾と靴の間から見える脚だけ・・・しかし、わずかに見えるそこを突いて、バーモンブラウンのストッキングが穿いてあったと見抜くことはできない。玄関を上がる時などは、ストッキングを穿いた脚を見られる数少ないチャンスだったが、亜樹のことをエサにして先に美里が玄関を上がるように仕組まれていたのだから、達也の足元を見ることなどできなかった。つまりは、怪盗の企み通りに事が進んでいたということだ。
『でもね、これで終わりと思ったら大間違いだよ?いくら亜樹が巨乳の持ち主だからって、Fカップのオッパイが突然Gカップまで大きくはなるはずがないんだからね♪』
挑発的な笑みを途絶えさせることなく、亜樹は自分の首元に手をやった。変装怪盗がこの行動を見せると言ったら、もはや何をするかなど予想が付くというものだ。
亜樹の指に触れたのは、僅かに浮かぶ亜樹マスクの皺・・・ベッドに居た亜樹と同じ所に、同じような撓みができている。
そこに指をめり込ませた亜樹は、自分の顔をグイィィ・・・と力任せに引っ張った。あっという間に、亜樹の綺麗な顔立ちは崩れ、そのまま上へと捲り上げられていく。
それでも、メイド服を着た偽者の亜樹に何の異変も起きないのは、この亜樹の顔とて一枚のフェイスマスクでしかないからだ。
『クククククク・・・・・』
亜樹の顔の中で漏れ聞こえる卑しい笑いが、マスクが剥がれていく毎に美里の耳に障ってくる。
その声は、既に亜樹の声では無くなっており、ズルリとマスクが脱げて中に隠れていたロングヘアが肩にまで掛かった頃には、すっかりそのスタイルと声に合った綺麗な顔の女性が、美里のことを蔑むように見ていた。

124PON:2010/02/19(金) 02:48:06 ID:dgnkmaWU
『あらら・・・こんな狭い達也さんの部屋に、深浦美里が3人も居るなんて信じられないわ。服装もみんなオフホワイトのブラウスに、ワインレッドのフレアミニだし、バーモンブラウンのストッキングを穿いているのまで同じなのね?』
被っていたマスクをパサッと床に落とした相手は、完全に深浦美里と化していた。

『んふふっ、深浦亜樹のルックスもかなりのもんだが、美里も負けていないよな。・・・さすがは姉妹ってトコロかしら?』
亜樹の顔を脱ぎ去ってから、少しだけ男の言葉遣いになったが、すぐに美里の口ぶりまで真似てしまう。
美里の全てを手に入れた怪盗レオンは、胸の谷間が見えるように胸元のボタンまで外し、ベッドにいる美里と同じ格好になると、おもむろに自分の胸をグニュグニュと直に弄り回した。それから、腕を組んでは、柔らかな乳房が衣装から零れそうなほどに寄せ上げられるのを眺めている。
『どうやら、スリーサイズもみんな上から90−59−85の素晴らしいスタイルをしているようね。このGカップの美巨乳と、ストッキングの映える美脚を持っている22歳の女性なんて、そうそう居ないと思っていたのに。きっと、ものすごい名器を持ったアソコの奥の奥・・・それこそ、膣襞の一枚一枚までも全く同じなんでしょうね♪クククククッ・・・』
美里のスリーサイズ、それに外から見えるはずのない秘部の奥まで、今の自分が深浦美里の全てと少しの違いも無いことをアピールしたいのだろう。
亜樹の顔に浮かばせていた表情を美里の顔にも宿したまま、レオンは穿いているスカートを少しずつずり上げ、ストッキングに引き締められている太腿の奥までも見せようとする。
スカートの中からチラつくのは、ハイレグレオタードを喰い込ませている、のっぺりとした美里の股間だった。そこに浮かぶ縦スジに沿って、指を恥肉の中へぷにぷにと押し込ませている。
直に触れられているわけでもないのに、ものすごい嫌悪感が美里を襲っていた。今にも、叫び出してしまいそうなほどに・・・
『くれぐれも言っておくけど、大声を上げようものなら、ここで裸になって外に飛び出すからね。私の身の軽さを持ってすれば、2階から飛び降りるなんて訳も無いわ』
そう釘を差されては、自らの姿で痴態を見せる怪盗を目の前にしていても、無力でいるしかなかった。

『いったい、何が目的で戻ってきたというの?しかも、達也さんを私の姿にしたりして・・・』
美里は、眠っている美里の姿をした人物が達也であることを確信していた。
達也を、どのようにして美里へと変貌させたのか、その手段も理解している。
『戻ってきただなんて、おかしなことを言うのね?私があなたとこうやって正体を明かして話をするのは初めてよ?まぁ、あなたにとっては変装術を得意とする怪盗が一人だろうと二人だろうと、関係の無いことだろうけどね。クククククク・・・・・』
暗に、自分は怪盗66号では無いことを示したレオンは、依然として美里の変装を完璧にこなしながら、本物の美里の側へと歩み寄っていく。
身構えようとする美里だが、抵抗すればレオンが自分の姿で何をしでかすかわからない不安があり、迂闊に行動が起こせない。同じ格好、スタイル、顔立ちを持った自分が、自分に歩み寄ってくる不思議で不気味な感覚を覚えながら、至近距離で相対した二人。
ブラに包まれた美里の美巨乳が、ふにゅっ・・・とわずかに触れ合った。
『んふぅ・・・っ、柔らかくて、とても感度が良いのね?美里のオッパイって♪ククッ、ククククク・・・・・』
卑しく笑う自分の顔を間近に見て、自分はこうも憎々しい表情で笑うことができるのかと感心すら覚える美里だった。

やがて、数分後には白のブラウスにフレアミニメイド服、それにバーモンブラウンのストッキングを穿いた美里が出て行った。レオタードに包まれた乳房を寄せ上げる美里は、外していた胸のボタンを留めると、服の上から何度も身体を摩っている。服もそうなのだが、自分の身体もしっくりと馴染ませようというようだ。
『ククククッ・・・・』
そうする間、美里の顔には清純な彼女に似つかわしくない不敵な笑みが、ずっと貼り付いていた。

一方、美里が出て来た部屋には、まだ深浦美里がもう一人残っていた。
本物の美里は、ベッドに眠らされている九条ひかるを心配そうにただ見つめている。そのひかるの側には、美里と潮村麻美のフェイクスキンスーツが、無造作に置かれていた。

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