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暗躍する者
104
:
PON
:2010/01/05(火) 01:36:18 ID:p4ecPUzA
それまでの奇怪な行動によって変形していた桃美の顔は、本人が見せることのないであろう不敵な笑みを浮かべている。
達也の今の心理状態が、手に取るように分かるのが楽しくて仕方が無い。それも、自分の完璧な変装術によって陥れたのだという結果に、とても満足していることの表れでもある。
『・・・それを言うってことは、これまでの桐原の行動も、全部怪盗の仕業だったってことなんだな?』
『クククッ、まさかぁ〜。私が達也君のことを誘惑したのは、最近になってからの話よ?藤原由南ちゃんがオッパイの谷間を見せてきた時の飲み会で、一緒にいた桃美は確かに私の変装だったけどね。桃美のスキニーベージュとサンタンブラウンを重ね穿いたストッキング脚を触らせてあげたあの時の達也君のだらしない顔は、今でも忘れないよ。まさか、キミに接近していた由南や桃美、それに他の女子大生にお店の店員とか、ベージュやブラウンストッキングを穿いてオッパイまで見せ付けていた女の子たち全てが、怪盗レオンの変装だと知らないでいたんだもんね♪』
先日の居酒屋での嬉しかった様々な出来事が、全て怪盗レオンの仕組んだことだった。それは、達也には少なからずショックを与えていた。
『その言いぶりだと、これまで桐原が擦り寄っていたのは、本物の彼女が自分の意思でやっていたことだって言うのか・・・?』
『あぁー、それね。あれは、本気みたいだよ。深浦美里に惚れられているだけじゃなくて、妹の亜樹や桃美みたいな美女にまで好かれてるなんて、案外モテるんだね?』
そんな自覚は無かったが、振り返ってみれば他の同級生達が聞いたら羨ましがるであろう体験をしているんだなと思う達也だった。
『どうせ、もう達也君は美里さんのモノなんでしょ?だったら、せめて桃美とのセックスの疑似体験でもさせてあげようか。見てのとおり、桃美のカラダもかなり弄り甲斐があるよ♪アソコの中だって、きっと期待を裏切らない快感がキミを待ってるしね♪』
さっき、亜衣の声で『これ以上女性の名器を堪能するなんて贅沢すぎる』とか言っていたくせに・・・と言い返したい思いはあるが、そんな抵抗を試みれば今度は何を言ってくるかわからない。
ここは、怪盗の言いなりになるしかないのか・・・達也はそう考えていた。しかし、そんな思案を遮るように、股間をムズムズと刺激する感覚が襲ってくる。
『何も言わないってことは、達也君もまんざらじゃないってことだよね♪だったら、さっさとヤっちゃおうよ』
指を使って扱き上げ、そして腰を落として達也のモノの上に乗り掛かった桃美。彼女のピンク色をした女性器が、グニュグニュと擦り付けられている。
すぐにそそり立つ反応があると、ワレ目へと達也のモノを誘った。ここまでの一連の動きは、驚くほどに手際の良いものだった。
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