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架空の軍隊がファンタジー世界に召喚されますた 2

1タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/02/28(水) 21:36:35 ID:eImMvDlU0
架空の軍隊がファンタジー世界に召喚された場合のスレです
議論・SS投下・雑談、全て大歓迎

近代兵器VS剣と魔法
近代兵器VS近代兵器
剣と魔法VS剣と魔法

枠に囚われないで新たなジャンルを開拓すべし

・書きこむ前にリロードをしてください。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。
・SS投下中の発言は控えめに。
・支援は15レスに1回くらいでお願いします。
・嵐は徹底放置。完全無視でお願いします。脳内あぼーんで。
・SS職人常時募集中です。
・以上を守り、楽しくスレを進行していきましょう。

2タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/02/28(水) 21:38:20 ID:eImMvDlU0
暫定ガイドライン(架空軍隊がファンタジー世界に召喚Ver.)

1.「架空の軍隊」と「ファンタジー世界」が戦うことが大前提。ですが、場合によってはファンタジー世界同士の戦いや架空軍隊同士の戦いもあり得ます。

※架空国家や架空軍隊の例

 ユークトバニア オーシア ベルカ(エースコンバットシリーズ)

 戦略自衛隊(新世紀エヴァンゲリオン)

 神聖ブリタニア帝国(コードギアス 反逆のルルーシュ)

 銀河帝国軍(スターウォーズシリーズ)

 映画、漫画、アニメに登場したもの以外でも、オリジナルの架空軍隊でもOKです(ただし、オリジナルの場合はテンプレを考慮に入れること)。

2.架空軍隊の配備武器についてはSS職人独自の判断で構わない。WWⅡでも、最新兵器でもOK。
無茶だと思われる設定の場合でも、それらしい設定の裏づけ等があれば構わない。確信犯(誤用)的トンデモ架空戦記としてならまた別かも知れない。
題材にした作品に登場するもの(人型兵器や巨大レーザー砲など)は、作品での設定を出来る限り尊重してかまわない。
3.あくまで「ファンタジー世界」の話であり、F世界側の設定は作者が自由に決めることが出来る。
ただしそれ単独でパワーバランスを大きく揺るがす存在(兵器・魔術・キャラクター等)は作らない事が望ましい。
何かあれば、住人に相談を。
4.架空軍隊・F世界双方の人間をきちんと描写する方が好ましい。
一方の主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。
5.戦略・戦術としてありえないものを避ける。羽の生えたモビル○ーツが虹色ビームで艦隊全滅など。ただ、それらしい裏づけ及び燃えがあるのならば大丈夫かもしれません。
6.萌え・エログロはあくまで表現手段であり、目的ではない。安易に狙ったり、しつこく要求するのは控えましょう。
どうしてもそれ主体でやりたい場合は事前に通告、もしくは専用スレで行いましょう。
7.叩き・煽り・嵐は徹底放置。嵐認定を受けた後に、かまった者も同罪します。
8.SS作者は、抽出がしやすいようにトリップ装着を推奨。
なお、二次創作の可否についてはSS作者の判断に一任。
9.感想書き込む人も節度や口調を考えるべし。作品が気に食わないなら透明あぼーんしましょう。

3タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/02/28(水) 21:39:25 ID:eImMvDlU0
前スレ
架空軍隊VSファンタジー世界
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/4152/1154440807/l50

4名無し三等陸士@F世界:2007/02/28(水) 22:35:49 ID:puyDfjJw0
新スレ立て乙です。
前スレ>>998
外伝も楽しみにしています。

5タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/01(木) 20:15:58 ID:eImMvDlU0
>>4
レスありがとうございます。
完結させられるよう、設定の裏づけ等も出来る限り頑張っていく所存です。

皆さんへご連絡なのですが、私用のため次回の投下は3月6日以降となります。
申し訳ありませんが、ご理解頂けると幸いです。

6名無し三等陸士@F世界:2007/03/02(金) 19:31:32 ID:VPXOL95o0
歴史をいじったのでもいいんですか?

7名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 00:48:49 ID:B.Mv7K8g0
トルメキア軍や土鬼軍も架空軍隊ですよ!
彼らは剣や鎧に頼ってる割には航空兵力も充実しているし
巨神兵のような最終兵器も持っているから
ユークやISAFは無理としてもレサスやウスティオくらいには勝てると思うんだ。

主人公級のエースを反則扱いにさえすれば。

8名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 01:09:04 ID:r5aIaH6k0
>>7
土鬼ならまだ勝算があると思うがトルメキアは無理そうだ
土鬼の兵器で怖いのは巨神兵よりも僧会の開発した生物兵器郡だと思う
瘴気を武器にする技術は確立されてるし、粘菌の進行を止めるのはかなり苦労する
下手に制御できてる分、安易に戦争に投入してきそう
でもそれ以外の部分で差がありすぎてやっぱり負けると思う

9名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 15:15:30 ID:XA/lA57k0
>>7
たしかナウシカの世界は汚染物質がデフォルトの状態で世界に蔓延していて
現代人は腐海の外であってもガスマスクなしだと早期に死亡してしまうんだけどね

毒性の大気をもつ異星に侵攻するのと同じ負担があるから兵器で優れていても
戦線の維持はかなり厳しい戦いになるな

10名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 15:56:42 ID:E0Ok65Us0
そこで流星爆弾ですよ

11名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 15:57:18 ID:E0Ok65Us0
失礼、遊星爆弾でした。

12名無し三等陸士@E世界:2007/03/03(土) 16:35:44 ID:5wHaWlEk0
>>9
腐海が汚染物質を浄化して、それが終わると化石化するってぇ設定でしたっけ?
腐海の外でマスクを外すと死んでしまうのは、長年皮膚呼吸等で、
汚染された大気・土壌に触れてた為、浄化された空気が毒物に等しい身体になってしまっている。

とか、そういう話だった気がする。

13名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 17:05:07 ID:YnrPq2J60
>>12
浄化されているのは腐海の最深部じゃなかったっけ?

14 ◆XdgIHnFrK.:2007/03/03(土) 17:12:17 ID:ONM2qVrQ0
>>12
というか微量の毒が生命維持に不可欠な要素になってるので
完全に毒の浄化された世界では生きていけない。(微生物さえ)
というのがナウシカの世界の人と生き物。 あらゆるものに微量の毒が含まれてる。

多分現代人がナウシカ世界に行ったらジル王や城オジたちのような
体が石のようになってゆく病気が凄い速さで進行していくか、
最悪呼吸しただけで死ぬのだと思われ。
逆だとナウシカ世界の大気をボンベに詰めないと異世界でナウシカ達が活動できない。



…ナウシカの世界と腐海が別の世界に召喚されたら「地獄が地上に召喚された!」
と言う事になるんだろうな。 現地人から見ると。
毒の無い世界では腐海の植物は繁殖しても瘴気は出さないから近づかなきゃ平気だが。

15 ◆XdgIHnFrK.:2007/03/03(土) 17:29:14 ID:ONM2qVrQ0
>>13
最深部のさらに最深部で化石化した腐海植物が崩壊して、
火の七日間前に保存されてた動植物が繁殖している。
(おそらくキメラが管理してた「庭」と同様の場所に保存されていたらしい)

そこならナウシカ世界に他の世界の人間が召喚されても生きていける…が、
そこから外に侵攻は無理だろうし…ナウシカ世界をF世界と位置づけて
架空軍隊召喚するのも無理があるなあ…
「庭」に入ったナウシカみたいに体に何か処置施されないと異世界の人間と
ナウシカ世界の人間が両方生存できない。
戦うだけならまだしも土地(と資源)を手に入れるメリットが…

16名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 18:11:59 ID:zh0LI88.0
腐海植物が崩壊して再生した世界にいるのは前世界の動植物とは明記されてなかったような・・・。
召還はアニメ版の設定ならなんとかなるかな。

17名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 20:35:43 ID:T21i131w0
あの世界の住人が瘴気がないない言ってる場合って
要は自分らが死なない程度に瘴気が薄いってだけだからねえ。
現代人が行ったらなんかしらの悪影響は出るだろうねえ。

腐海のどっかに出来始めていた広大な「最深部」にユージアが転移しますた、
とかなら普通に暮らすのは可能だろうけど交易は不可能になるわな。
むしろ、青き清浄の地を求めて侵攻してきたトルメキアを迎え撃つとか
そういう展開なら可能だろうけど
レーダーすら持たない自力でエンジンも作れない連中相手じゃオーバーキル過ぎるのと
万が一トルメキアが勝ったとしても彼らが手に入れるのは自分らが生きられない土地。
ちょっと悲惨すぎる。

重コルベットの装甲も一般的な現用兵器から見たら異常ではあるけど
エスコン世界じゃあれとも比較にならない頑丈さのものが普通に空飛んでるし
出たと思ったらアッサリ墜とされたりしてるし。

18名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 21:01:55 ID:9wENbj5I0
超空間通路を維持しているブラックホールがコケて腐海の奥に転移するフェアリイ基地。
当然ジャムも転移している。
腐海を衝撃波で割りながら超低空超音速侵攻する雪風に萌え。

なんてどうよ?

1918:2007/03/03(土) 21:21:10 ID:9wENbj5I0
追加すると、超空間通路はそのまま現代地球へ通り抜けられるままで
FAFには十分な補給があり、任務もジャムの地球侵攻を阻止する事というのは
変わらない。
ジャムの他に腐海の生物群が敵に回っても、FAF光電子知性体はジャムの新型としか
認識しないだろう。
つまりは腐海の生物群、ジャム、FAFの三つ巴の殴り合いが始まる。
空港に突入してくる王蟲をジャムを打つ合間に挽肉にするCIWS、大王ヤンマに落とされる
ジャム、もうグタグタの世界。
さてナウシカのお嬢ちゃんは、どう動くのかねえ?

20名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 21:31:29 ID:KWCPWJp.0
そこで雪風が姫姉さまに浮気するんだよ。で、元彼は怒り狂って風の谷に放火すんの

21名無し三等陸士@F世界:2007/03/03(土) 23:20:36 ID:iNTce0xM0
>>20
メイヴちゃんか?メイヴちゃんなのかっ!?

どーでもいいけど腐海の上をジェットエンジンで飛ぶのはヤだよな。
硬い蟲を吸い込んだらバードストライクどころか一発でタービンブレードが折れそうだ。
エンジン止まって落下傘降下したら、食われそうだし。

22名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 01:01:43 ID:.mSlnsu20
食われる前に死にます
あの世界の人間は、既に瘴気が存在する状況に適応してるため、マスク1つで生き残ることが可能です
しかし、現代人は全身防護服でも着込まないかぎり不可能ですね
はっきり断言はしてませんが、漫画のほうでその可能性を仄めかすような言葉がでてきてます

23名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 01:22:48 ID:IvX.uGKQ0
そこでナウシカ当時にはまだ碌に知られていなかった、今や厨SFギミック御用達の選択式ナノマシンですよ!
毒素のみ選択回収圧縮してあっと言う間に環境が現代人適応レベルに!
腐海と別ベクトルで生存権を消失させる敵の存在にナウシカ世界の人間たちはどう動く?

……ってどうにもならんか、ナノテクノロジーを自家薬籠中にしてるってのはそれに並ぶテクノロジーもあるって事だし。
どう見てもオーバーキルです本当に(ryでしかない……没だ没!

24名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 09:00:21 ID:XA/lA57k0
まさに現代(近未来?)人類がナウシカ達にとっての恐竜帝国なわけだw

25名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 09:35:27 ID:H.S8adFA0
それ以前に大王ヤンマとかがジャムに追いつけるのか?
接近以前に超高速ミサイルで一掃されそうだし
王蟲もTAB14のごとく吹っ飛ばされそうだ

26名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 09:58:17 ID:EGxq6Tw60
そこでファミコンウォーズの軍隊がF世界に召k(ry

27名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 11:36:51 ID:b6z4ly1E0
そんなことしたらF世界に勝ち目ねえw
戦艦が10隻で1ユニットなのに

28名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 12:39:48 ID:k90nrhyM0
銀河帝国がまるごとファンタジー風な世界に召喚されました。

サイズがちょっとだけ通常のファンタジー世界と異なっており、
身長が1億5000万キロメートルのエルフ娘とかが平均的なこの世界の住人です。

29名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 12:41:04 ID:k90nrhyM0
極微生物の帝国人が生き残りを賭けて、巨大微生物と戦いま(略)

30名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 13:05:45 ID:blCluFVY0
AC世界にしても雪風世界にしても
ナウシカの可愛さ健気さに当てられて
風の谷側に回る人物が必ず出ると思うんだ

<<相棒 俺は戦う理由を見つけた>>てな感じで

31 ◆XdgIHnFrK.:2007/03/04(日) 13:05:49 ID:ONM2qVrQ0
>>26
現代大戦略の国家がF世界に召喚されました。
資金がある限り資源とか関係なく好きなだけ兵器と兵士を生産可能。
ライン維持も訓練も不必要。 生産リスト編集で追加してれば好きなときに
好きな兵器を生産できます。

問題は初期配置の首都・陸海空軍基地以外に生産施設が無いし
F世界にもそんなものは無いので1ターンあたり生産数に限界が生じる事です。

32 ◆XdgIHnFrK.:2007/03/04(日) 13:10:28 ID:ONM2qVrQ0
>>20>>30
そこはクシャナ殿下にこそ忠誠を誓うべきところだろう!

33名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 18:18:55 ID:wbGQS6ac0
>>32
クーリイ准将vs.クシャナ殿下の嫌味の応酬は見てみたい。

34名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 20:04:15 ID:zjf7Hymk0
ガンパレードマーチはファンタジーに含まれますか?

35名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 21:21:42 ID:LyxiyehI0
戦ってる相手はファンタジーだけど…。
戦況はヘビー極まりないんだよな。
ちゃんと戦術考えながら動かないと雑魚に囲まれて袋叩きで即死になるし。

36名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 22:07:03 ID:iXLepSQg0
でも普通の軍レベルじゃ幻獣には敵わんのだよな。
大型幻獣だと数百メートルに達するらしいし。

37名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 23:08:52 ID:83/wJNuE0
AC世界の超兵器クラスでないと対抗が困難ですね、アレは。
ヘカトンケイルとかだと最大数㎞にもなるみたいですし。

38名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 23:15:57 ID:Rg95j0iI0
大型幻獣というのは災害で、どっか行くまでじっと待つしかないなんて言われてたな。
大陸がまだ無事だったときは、核による焦土作戦なんて景気のいいことやれたけど
ガンパレの時点じゃ焦土にする土地がもう……

39名無し三等陸士@F世界:2007/03/04(日) 23:45:08 ID:L7qGS5Ts0
全長60km以上で気象コントロール機能をもち、200万以上の幻獣と共生している
世界最初にして最大級の幻獣、別名「嵐の王」<ヘカトンケイル
こんな奴等が一緒に召喚されたら・・・

40名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 00:35:57 ID:L7qGS5Ts0
>>38
残された人類の生存圏がアメリカ、日本、オーストラリア?だからな・・・
そういえば、マブラヴオルタも似たような状況だがまだソビエト、ヨーロッパが
落ちてないだけマシか

41名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 01:15:47 ID:iXLepSQg0
確か後、南アフリカでもマンデラががんばってるとか何とか。

42名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 08:49:36 ID:MsAR/znU0
陸上 海中 空中すべてに幻獣がいるから
戦う相手に不足する事は無いけど、馬鹿みたいな物量戦に
抗するのがどれほど難しいかはユーラシア大陸が
西から東までまるっと落とされた事からもわかるべ

43名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 09:04:31 ID:nCOSXJEUO
それでもメビウス1ならなんとかしてくれる

44名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 11:29:50 ID:IvX.uGKQ0
しかも幻獣の何が恐ろしいって、バカみたいな物量戦に+して新規開発能力についても人類とトントンだってことかね。
更にこのトントンというのが、設定上喩え100年超のオーバーテクノロジーの塊の軍が相手となったとしても一年もあれば追随してきてしまうこと。
追随できなくなるのが恒星間ではなく銀河系間宇宙戦争レベルを戦う辺りのテクノロジーでやっと突き放せるというトンデモさ。

まあ逆に言うと人類絶滅はあり得ないんだけど。
幻獣と人類の融合文明が、どちらの特色を色濃く残して続くかってだけの違いで。

45名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 12:00:43 ID:zh0LI88.0
実際あんな感じに日本だけ残ったら、「日本以外全部沈没」みたく大混乱だな。

46名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 13:26:32 ID:L7qGS5Ts0
ネタバレすると実は幻獣ってのは第4世界の住人の事で(ガンパレ世界は第5世界)
主戦派と講和派があり、2001年の銀環作戦(幽閉されている講和派のトップ救助作戦)
成功後、第5世界の軍部と幻獣軍の間で講和が成立しているらしい

47名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 15:28:16 ID:IvX.uGKQ0
うわ。
結局それが最新での決定事実ですか……ゲームの黒い月設定も遠くになった物ですなあ。

48名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 17:17:15 ID:EGxq6Tw60
もしもメタルスラッグの軍隊がF世界に召喚されたら・・・・

49名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 17:55:28 ID:3ROpcu/I0
メタスラ世界って技術レベルがよう解らん。
プロペラ機とレーザー兵器が併存してなかったか?

50名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 20:03:03 ID:ep9wP6Ao0
一部の作品ではボスキャラとして宇宙人が出たり、
巨大なヤドカリも出たりでメタスラ自体
ファンタジーの要素が混じっているかも。

51名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 20:28:51 ID:w0d1RHp60
3のレベルアーマーVSチハ車

・・・絶対負けるな。

52名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 20:30:39 ID:0JcnXQTc0
>>39
そのくらいならナイトレーベンorジオペリア一機ですぐ片付くし
ナイトレーベンはともかく(これは搭乗員の確保に難あり)
ジオペリアはその気になれば搭乗員も要せずいくらでも量産可。
極超音速で移動できる巨神兵が束になって飛んでくるようなもの。

53名無し三等陸士@F世界:2007/03/05(月) 23:55:36 ID:nCOSXJEUO
流れ切って悪いが、今タイフーン氏のSSに出てきたエースって何人だっけ。

鬼神、片羽、PJ、Ω11


名有りはこれだけか?

54名無し三等陸士@F世界:2007/03/06(火) 00:00:16 ID:L7qGS5Ts0
>>47
あり?ちょっと待てよ ・・・(調べ中)・・・ 

あ〜、あしきゆめや聖銃とかワールドタイムゲートや、精霊回路同調能力のこと
をすっかり忘れてた; すまんが知りたい人は自分で調べてくれ

55名無し三等陸士@F世界:2007/03/06(火) 08:30:05 ID:MsAR/znU0
>>52
そうするとだな
半年ほどでその機体に対抗できる幻獣側の新種族が
生み出されてくるわけだ。

勘違いしちゃいけないのは同性能じゃないってことだ
多くの場合劣った性能であるが半端じゃない数を導入してくるから
全体で見ると人類側が負けっぱなしという状況が
50年近く続いたんだよ

56名無し三等陸士@F世界:2007/03/06(火) 08:35:57 ID:E0Ok65Us0
何かこー誇らしげにガンパレの設定を語っておられる方々が居るけど、
そういうイカサマじみた設定の相手が登場するならこちらもイカサマじみた設定の相手をぶつければ良いだけだよね、オリジナルなんだから。
よくわからんけど、半年で世代交代する様な世代交代すれば良い訳でしょ?

57名無し三等陸士@F世界:2007/03/06(火) 10:05:59 ID:pQDQ/yW6O
>>56
何年日本語勉強したかしらないが
 日本語がただしく理解できて正しく書けるようになってから
書き込もうな

やれやれだw

58名無し三等陸士@F世界:2007/03/06(火) 11:04:00 ID:E0Ok65Us0
ああ、確かに今見たら最後が意味不明になってる。
半年で世代交代し続ける限り勝てるんじゃない?ってことで。
それ以上の早さでも出来るなら、こちらもすればいいし。
イカサマ設定ならイカサマ設定にあわさなきゃね。
何て思ったりしたんだ。

59名無し三等陸士@F世界:2007/03/06(火) 12:31:41 ID:Rg95j0iI0
小学生みたいな言い争いしてるんじゃありません。

60名無し三等陸士@F世界:2007/03/06(火) 17:32:55 ID:TeGO2YTI0
幻獣vsジャムは見てみたい。

61名無し三等陸士@F世界:2007/03/06(火) 18:17:51 ID:IvX.uGKQ0
別に転移するのがオリジナルでいいんだから、最初に言ったように黒の月の保持してるテクノロジーを超える文明ぶつけりゃいいんだけどな。
しかしそんな超文明を持って来るにしろ、持ってこないで幻獣に押しつぶされるにしろドラマとするにはもりあがらんわな、勝敗の見えてる戦記物なんて。
だから没だと吠えもするわけで……

62名無し三等陸士@F世界:2007/03/06(火) 20:57:26 ID:wTvGlnwk0
>>55
無理無理、追いつくも何も半年も保たない。
都心暮らすの大都市一個丸々浮かべたような海上移動都市が一発で轟沈するような砲を
秒単位でバシバシ連射するようなのが
何十機も襲ってきたら半年どころか一ヶ月保つかどうか。

63名無し三等陸士@F世界:2007/03/06(火) 21:26:44 ID:Rg95j0iI0
>>61
てか素直にファンタジー世界にガンパレ日本が召喚されましたが読んで見たいわw
幻獣は抜きで。

64 ◆XdgIHnFrK.:2007/03/06(火) 22:40:49 ID:N8ZMgPTA0
>>55
なんで幻獣が半年で対抗する新型幻獣を投入できるかというと
奴らと人類とで時間の流れる速さが違うので、人類にとっては
WW2以来50年戦ってる事になるが幻獣たちの時間だと何千年だか
戦争を継続している事になってる。
つまりライフサイクルが違うから生産能力も新兵器開発も尋常じゃない速度で
なされているように見える。 

でもこれは幻獣が元々隣り合う並行世界の住人で、現在の拠点、巣は
時空の狭間に存在するWTGという特殊な場所(黒い月の内部)に住んでる
事で時間の流れの違う世界から人類の世界に干渉できている…という設定がなされている。
もし幻獣が完全に人類の世界に移動してきてその世界の時間の流れと
物理法則に完全に従うようになったらまた話は変わってくるよ。

65 ◆XdgIHnFrK.:2007/03/06(火) 23:00:19 ID:N8ZMgPTA0
>黒の月の保持してるテクノロジーを超える文明ぶつけりゃいいんだけどな。

一応設定上の、バックストーリーとしてはガンパレ世界の人間が
大昔に幻獣の世界に移住してきて、原住民である彼らを征服してしまってるんだよな。
で、自分たちの故郷を追い出されたので侵略者の故郷に逆侵攻。
あと、あのシリーズの7つの並行世界はそれぞれ得意分野の技術が違うだけで
どこか一つの世界が7つの世界最大最高の技術や国力持ってるというわけでもない。
苦手分野で勝負を挑まれると負ける、と思ってもらえれば良いかと。

例えとして現実世界に一番近い姿に設定されてる第7世界は情報技術とインターネットが
やたら発達した世界という事になってる。
仮に第7(現実)と第5(ガンパレ)が戦ったら情報戦では第7が有利、しかし遺伝子
コーディネートしたクローン兵士の能力では第5有利、という構図になる。

66名無し三等陸士@F世界:2007/03/07(水) 02:09:17 ID:L7qGS5Ts0
ちなみにかく世界の基幹技術と補足説明
第1世界「物語」 魔術の一つで歌に並んでもっとも強力な技術体系の一つ
第2世界「歌」 歌は魔術となる
第3世界「微小機械」中央世界とも言う、わんわん帝国とにゃんにゃん共和国がある
第4世界「精霊回路」 別名「東方世界」
第5世界「生体化学」 別名「西方世界」第4とは二重世界と呼ばれるほど近い
第6世界「機械工学」 3000を越える世界が存在する
第7世界「情報通信のようなもの」我々がいる世界

アルファ・システムサーガより ・・・って書いてて思ったんだが、そろそろ雑談スレか
議論・考察スレでやらない?<ガンパレネタ 
F世界のことをまるっと無視してるような気がしてならんのだが

67名無し三等陸士@F世界:2007/03/07(水) 08:05:24 ID:.mSlnsu20
第7世界が私達がいる世界で、情報通信が発達してる設定か・・・
でもガンパレ世界(第5世界)は、どう見てもうちらと同等の情報通信技術あるよなぁ
まぁ、ゲームやったことないんで、アニメ見た感想なんだけどね

68 ◆XdgIHnFrK.:2007/03/07(水) 19:33:26 ID:fvDEbejM0
あー、正確には第7と現実世界は同一じゃないよ。
第7は現実世界とほぼ同じ世界だけど現実と=じゃない。
現実をモデルにしてる世界と言った方がいいかなあ。
(別にわざわざ「現実とゲームは別です」なんて言わなくてもいいんだけど…)

>>67
インターネットは第7〜5に渡って存在してるみたいだけど
回線速度とか通信環境とか普及度とかの度合いが段違いらしい。
こっちが光回線使ってる時代に第6や5はISDNが精一杯、みたいな感じだと思われる。

69名無し三等陸士@F世界:2007/03/07(水) 19:34:18 ID:XpD6KBxY0
あの漫画、ゲームの世界の日本がガンパレ日本と入れ替わりました。

…通常兵器耐性持ちの第3新東京か舞浜サーバーなら、いけるか?

70名無し三等陸士@F世界:2007/03/07(水) 20:54:17 ID:unJhc/V60
ガンパレ知識の自慢は余所でやってくれ。

71名無し三等陸士@F世界:2007/03/07(水) 21:30:19 ID:ZPLo2Zfs0
ガンパレよりも続きをきぼんぬ

72名無し三等陸士@F世界:2007/03/08(木) 06:18:59 ID:L7qGS5Ts0
正直スマンかった

73名無し三等陸士@F世界:2007/03/08(木) 19:25:47 ID:TeGO2YTI0
まあガンバレ

74名無し三等陸士@F世界:2007/03/09(金) 01:39:17 ID:aSR9CLPw0
Domination of DrakaのDrakaがF世界に召還されました。
ってのだれか書いてくれない物か。
さわりしか知らないけどとんでもない国らしいし。

75名無し三等陸士@F世界:2007/03/09(金) 02:23:15 ID:YnrPq2J60
"Domination of Draka"は、S.M. Stirlingが書いた暗黒系歴史改編小説です。邦訳なし、つか、多分危なくて出せない。

アメリカ合衆国独立の際に、行き場を失った忠誠派(王党派)植民地人とドイツ傭兵が、
(史実と異なり)英軍が占拠していたケープ植民地に入植
ケープ人を含む白人入植者の間では民主共和制を樹立する一方、現地人を奴隷として搾取しつつ北進
欧米から、仏革命の王党派、ナポレオン派、南北戦争の南軍…といった「歴史の屑」に加え、科学技術者と右翼/人種主義思想家を取り込みつつ、アフリカ全土を占領。
(Drakaの、少数の市民階層で絶対多数の現地人を支配する必要上、科学技術は史実よりかなり進歩する一方、欧米含め人権思想は史実より相当に後退)
20世紀初頭にはアフリカを拠点に、全人類の自由平等を(少なくとも建前上)正義とする他の全世界と対峙、今更自由平等など導入したらあっという間に奴隷反乱で市民が全滅するのでこの道は選べず、
代わりに、残りの全地球を征服し、全人類を自らの頚木に繋いで支配者として君臨する道を選び、20世紀を通じてこれを達成。

規模的にはアフリカ大陸召喚か?
なにより白人至上主義はF世界にも通ずるのか?

76171 ◆IJDVx.pBRY:2007/03/09(金) 02:23:53 ID:nG6HT6KY0
>>74
1940年代にM1クラスの戦車を1万両以上実戦投入しちゃう素敵な国です>ドラカ

F世界側が核融合、宇宙飛行、遺伝子操作などに匹敵する技術を持ってないと
抵抗するすべなく征服されてしまうでしょう
ドラカは毒ガスや生物兵器を平気で使用する外道ですから

あと、戦ったら戦死か奴隷か串刺しの素敵な未来が待ってます

77名無し三等陸士@F世界:2007/03/09(金) 04:20:30 ID:.VWD9iRU0
1940年にM1は普通じゃない?
M3軽戦車とかM4中戦車が充実し始めたのは1941からだし


と、ボケてみる

78名無し三等陸士@F世界:2007/03/09(金) 04:29:42 ID:.VWD9iRU0
M4は1942からだったスマソ

79名無し三等陸士@F世界:2007/03/09(金) 08:46:14 ID:IvX.uGKQ0
成る程、やられ役悪役サンドバッグがF世界担当だったのを、転移してきた現代(?)軍にやらせようと。
悪逆のドラカに抗するべく立ち上がるF世界勢力は――
信者たちを殺されて怒り心頭に発した神々だとか、うかうか踏み込んできたドラカの軍に裁きを下す古代龍、
資源目的で開発した場所は精霊王の住まう地でした、そして各国の擁する無限戦闘能力&不死&限定事象操作能力(リセット)持ちの勇者の群れ、と。

まあこの板にはそぐわないことこの上ない話ではありますがw

80 ◆XdgIHnFrK.:2007/03/09(金) 11:45:43 ID:9IdUJSXE0
そぐわない、がどういう意味でかはさておき現代軍隊側が
悪役になっちゃいけないなんて事は別に無いよ。



まあF世界側の設定をどうするか(>>76)の問題は…

81名無し三等陸士@F世界:2007/03/09(金) 12:12:36 ID:IvX.uGKQ0
勿論然り、悪役やられ役担当多いに結構、と言うか見てみたいですな。
けど、コレでF世界側勝たせるには各スレの大原則の
「トンデモ超科学、大魔法の類禁止」と言うのに引っかかるからそぐわないとしたんですよ――こう、軍板派生なんだから理論考察できないのはどうかなあと。
>まあF世界側の設定をどうするか(>>76)の問題は…
とあるから良くお解りのようですけど。

82名無し三等陸士@F世界:2007/03/09(金) 14:43:21 ID:GgSiJreI0
北朝鮮が召還されて、初期はF世界を圧倒して屈服させるが、ゴーマンかました態度や贋金造ったり
麻薬を売りさばいたり、エルフの森を切り開いたりして猛反発をくらい、国家、種族を越えた同盟軍が
結成されボコボコにされる……というのは前に妄想したことがある。

83名無し三等陸士@F世界:2007/03/09(金) 20:48:50 ID:Dv1OOcBM0
軍隊じゃないけど、
小惑星ユリシーズ(1994XF04)がF世界に召喚されますた、とかは?
隕石を打ち砕くためにむやみに大きな魔導砲が作られ、
それを巡って戦争が始まったりするのかどうか。

・・・最低限FF世界並の文明は持ってないと人類絶滅ですな。

84名無し三等陸士@F世界:2007/03/10(土) 12:39:01 ID:EGxq6Tw60
>>83
それ以前にユリシーズが落ちてくることに気づくの?

85名無し三等陸士@F世界:2007/03/11(日) 03:00:14 ID:X23fn4JQ0
ユリシーズ接近を察知して100%撃ち砕けるほどの魔法文明だったら
転移するのがメビウスでも雪風でも幻獣でもまず勝負にならん。
作者によほどの技量がない限り、「トンデモ設定」にほぼひっかかるな。
対抗できるのはアムロ+サイコフレームのみ。

86名無し三等陸士@F世界:2007/03/11(日) 12:16:05 ID:MqmsGSOkO
「νガンダムは伊達じゃない!!1!!」

87名無し三等陸士@F世界:2007/03/12(月) 23:21:48 ID:Jjq3i6Fc0
考えてみたら04のPVにあったユリシーズ落着の軌道を見る限り
(なんであのシーン製品版で削られたんだ?パトレイバー1の箱船みたいで好きだったのに)
νガンダム+アムロが隕石いっこ食い止めても残り数百個が地表を襲いそうではある。
FFでは最も天体迎撃に適したバハムート零式でも何個か迎撃できてウマーて感じだろうから
本当にトンデモ設定でないとどうにもならないな。

曲がりなりにもユリシーズ迎撃の一端を担ったユークってのはやはり恐ろしい。
技術だけで見たらリアル米軍どうのこうのの問題じゃない。

88名無し三等陸士@F世界:2007/03/13(火) 18:47:52 ID:8RNT3GbA0
スレどころか板違いだが、ユリシーズ迎撃のムービーってどっかにあるの?教えてください

89名無し三等陸士@F世界:2007/03/13(火) 22:27:52 ID:XOJ4sZY60
リリカルなのはの魔法と現代戦闘を照らし合わせると
結構何気に面白そうには感じるが・・・

リリカルなのはってふぁんたじー???
どうみても魔法と科学が異様に特化した世界だよなぁ
ある意味スレ違い?

90名無し三等陸士@F世界:2007/03/14(水) 10:07:57 ID:YnrPq2J60
軍隊なのか?>リリカルなのは
軍隊なら銀河帝国軍からゴンドール軍までなんでもありなんだろうが。

91名無し三等陸士@F世界:2007/03/14(水) 10:21:58 ID:X9DoCVGA0
>89
同人誌でヴォルケンリッターVS米軍特殊部隊 てのがあったな・・・(´Д`;)。

92名無し三等陸士@F世界:2007/03/14(水) 14:29:21 ID:XOJ4sZY60
>>91
それは見てみたいwww

軍隊ではないといえ一様正規の訓練を受けてるからね

93タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/14(水) 22:30:03 ID:eImMvDlU0
こんばんは。

>>85->>86
逆シャアはガンダムの中でも好きな作品です。
一番好きなのは0080とIGLOOですが。

>>89->>92
魔法少女と軍隊を戦わせる、というのが自分が学園島スレを立てた理由の
一つでもありました。
舞-Himeで艦隊とHimeが戦う回でやってみようかなと。
向こうのスレも頑張らないと・・・。

それでは投下開始。

94タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/14(水) 22:34:22 ID:eImMvDlU0
1 創世暦987年 10月29日 エルスランド ガタムール高地 ガルデシア軍陣地

<<私の愛するガルデシアの皆さん。今ガルデシアは、侵略者の魔の手に脅かされています。エルフと手を組んだ異界の軍・・・ユークトバニアは、我々を悪と称して滅ぼそうとしています>>

 かつてエルフたちが聖地と崇めていた高地一帯は、夥しい数のガルデシア軍部隊で覆われていた。
 ユークの空母と同等の全長を誇る陸上空母を中核として、総勢十二隻で編成されたガルデシアご自慢の陸上艦隊が布陣し、その周囲には数え切れない数の魔道歩兵が配置されていた。
 高地下には防壁が築かれ、重魔道砲を携えた魔道歩兵が待機している。

 <<未曾有の危機が迫っています。でもどうか、その心に勇気を忘れないでください>>

 陸上空母「ガルゾゥン」の甲板で演説するアカーヤは手を大きく振り上げ、兵士たちに訴える。

 <<もしここが突破されれば、カラスムはその無防備な姿を曝け出します。しかし、それは有り得ません>>

 エルスランド方面におけるユークの攻勢は続き、既にエルスランド首都カラスムでさえ安全な場所とは言えない状態にある。
 そこでガルデシア軍―――アカーヤはガタムール高地で決戦を行い、ユークの足を止める策に出た。
 既にエルフ討伐のため各地に展開していた部隊は集結を終え、十分とは言えないが配置は完了していた。
 兵士たちの顔にはそれぞれ自信が漲っている。

95タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/14(水) 22:35:05 ID:eImMvDlU0
<<ここに集まった我が軍の大群精鋭を倒すことは例え守り神と言えども不可能です>>

 ガルデシア軍がこれほどまでの規模を集結させるのは久々のことだった。
 これまでの戦いの多くは小規模な魔道歩兵による侵攻、大規模でも陸上艦数隻で始末がついた。
 だが今迫ってきているのは、これまでになく強大な軍だ。

 <<ガルデシアに光あれ!>>

 アカーヤが言い終えた後、兵士たちはその言葉を何度も繰り返す。

 「ガルデシアに光あれ」
 「ガルデシアに光あれ!」
 「ガルデシアに、光あれ」
 
 兵士たちは今までいつも勝ってきた。
 敵を全滅させ、味方は無傷で勝利した。
 多くの国を滅ぼしては従え、ガルデシアは領地を拡大した。
 
 必ず勝てる―――。

 兵士たちはその言葉を信じてやまなかった。

96タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/14(水) 22:36:32 ID:eImMvDlU0
2 創世暦987年 10月29日 エルスランド ガタムール高地 ユーク空軍野戦飛行場

 ユークトバニアに英雄はいないと言われるが、その反面欠点は存在しないと各国の軍人たちは口を揃える。
 質で秀ながら継戦能力と資源、人材に乏しいベルカ、物量を誇りながらもあと一つ打撃力が足りないオーシアが足され、二で割られたものがユークだと言われる。
 軍は高度に機械化され、例え一個師団分の戦車が全て無くなっても、一個飛行隊分のF-22が失われても、ユークにとっては大した痛手ではないのだ。
 ガタムール高地に三日で建設された航空基地も、ユークの底知れぬ力の賜物だ。
 気化爆弾で森を焼き払った後、師団規模で部隊を降下させて飛行場を建設するなど常軌を逸している。

 「おいカローニン、なんだそんなに思いつめた顔して」

 給油を続けるヘリの中で、パドフはカローニンの横に腰掛けた。
 カローニンは基地を出てからずっと、銀の指輪を手にし続けている。

 「大事なんだな、それ」
 「ああ・・・。まあ」
 「そうか、そうか」

 別にパドフはカローニンが異世界の女は危険だとか、いつまた元の世界に飛ばされるかわからないと考えるつもりはなかった。
 パドフはまだこの世界がどんなものかと把握しきれていないし、元の世界にまた飛ばされることについては頭から排除していた。
 そんなことをいちいち考えていたら精神がおかしくなる。
 それに、今自分たちがエルスランドに派遣されているのは、今日明日で帰れる見込みが無いことに端を発するぐらい下士官の頭でもわかった。
 
 「持っててくれって言われたんです。エルフの奥さんから」
 「あー・・・」
  
 パドフが呻くと、カローニンは誤解を受けたように弁明する。

97タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/14(水) 22:37:45 ID:eImMvDlU0
「えっと、その奥さんは旦那さんを無くしてるんです。今は子どもと・・・」
 「お前がそういう奴じゃないことはわかってるから安心しろよ」

 カローニンはまだ若くて純粋な奴だ。
 入隊した理由は家が貧乏だとかその辺だったはずだ。
 少なくとも、他人の女房を奪って平静を装える奴ではない。

 「それでお前、どうするんだ?」
 「どうするって?」
 「戦争が終わった後だよ。いつ終わるかわからないが、いつかは終わるだろ」
 
 正直戦争がいつ終わるのか、検討がつかない。
 パドフだけではなく、ユークにいる多くの人間やエルスランド、ガルデシアの国民だってそうだろう。
 早く終わるに越したことはないが、戦争というやつは気まぐれで予想通りにはいかないのだ。

 「早く終わってほしいです」
 「早く戻りたいか?何ならそれらしく推薦状でも書いてやるぞ」
 「や、やめてください!」
 「わかってるよ、本気にすんな。しがない下士官の俺が何をできるよ」

 おどけるパドフにカローニンは苦笑したが、すぐ真顔になって言葉を連ねた。

 「でも約束したんです。あの子たちと、エルフの奥さんに」
 「戻ってくるってか」
 「はい」

 カローニンの目には確かに決意が宿っていた。
 正直戦場でこういうことを考えたり言ったりする奴は今なお戦場の都市伝説として有名なアヴァロンダムの一件―――V2発射を阻止したF-16Cのパイロットが、故郷に帰ったら云々と言った矢先に撃墜された―――のようにあまり気持ちの良くない結末が待ち構えているのだが、彼ならどうにかして生き残るかもしれない。
 パドフがそんな希望的観測を覚えるほど、カローニンの決意は固かった。

 <<こちら機長。給油完了、後がつかえてるから三分後に離陸する。早く座ってくれ>>

 席に戻る前、パドフはカローニンに言葉をかけた。

 「指輪いじるのもいいが、無くさないよう首にでもかけとけ!」

98タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/14(水) 22:39:07 ID:eImMvDlU0
3 創世暦987年 10月29日 エルスランド ガタムール高地 ガルデシア軍司令部 

 「一個陸上艦隊に師団規模の魔道歩兵、これだけの戦力を集めて負ける方がおかしいですわ」

 アカーヤは居並ぶ高官たちを前にして、猫撫で声で言う。
 陸上艦隊と魔道歩兵で築かれた防衛線の後方にある城―――ガルデシア軍司令部―――を、彼女は視察という名目で訪れていた。
 彼女は誇らしげに集結した自国の部隊を眺めた後、それらを動かす指揮官たちを見やった。

 「私とて負けるためここにいるわけではありません。ですが、無駄な犠牲は何としても避けたいところです」
 
 アカーヤの言葉に、一人の高官が答えた。
 白い髪を生やした初老の男で、アカーヤは名前こそ忘れたが領地拡大戦以来のベテランということは覚えている。

 「臆病風に吹かれましたか?」
 「人間少し臆病なぐらいが丁度良いのです。必ずや勝利を掴んでみせましょう」
 「それは結構」

 アカーヤは再び、窓の外を眺めた。
 眼前に広がる大部隊は全て彼女のものだ。
 エルフと決別の果てに生まれた兵器たち、憎き同族を打ち滅ぼすための兵器の集結した壮観な様子は、彼女の心に自信と優越感を何度目かわからないほど植えつけた。

 「予想外の出来事で予定は狂ってしまったけど、予想外のことは起きるものですわ。こういうこともあるのでしょう」

 アカーヤはほんの僅かだけ残念な様子で、空を見た。
 もしユークトバニアが現れなかったら、エルフは完全に絶滅させられていたはずだ。
 ユークがエルフに味方していることは腹立たしいことだが、利用価値は素晴らしく大きい。
 だから彼女はガタムール高地でユークに大打撃を与え、その上で再び同盟条約締結を突きつける腹積もりだった。
 もしユークとガルデシアが組めば、もはや世界に敵は無くなる。

99タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/14(水) 22:40:04 ID:eImMvDlU0
 「それでは皆さん、御機嫌よう」

 アカーヤはにこやかに微笑んだ後、部屋を後にした。

 「狂信者が・・・」
 「ユークトバニアは火力や機動力で大きく我々を上回っていると聞く。今までのように容易い相手ではない!」

 居並ぶ高官たちは皆、口々にユークに脅威を述べた。
 確かに今までガルデシアは勝利を重ねてきた。
 だがそれは山賊まがいの少数民族や途上国を一方的に攻め込んだ上で捻り潰しただけであり、大規模かつ精強な軍隊と戦った経験は皆無だった。
 それを如実に現していたのが、先のマクミリィ海岸での戦闘である。

 「ユークの鉄の鳥には我が軍のワイバーンが全く敵わないそうではないか。空無しで戦えるわけがない」
 「陸上艦とて、鉄の鳥から放たれる破城槍に耐えられるかわからんのだ」

 彼らの会話を聞いていた先ほどの初老の高官―――メルクーア・ボルトルス将軍は、低い声で言う。
 ガタムール高地防衛司令官である彼は、アカーヤ・クルノヴァスを毛嫌いしていた。

 「閣下は敵がどのような連中なのかよくおわかりになっていないようだ。負けるぞ、この戦いは」

 メルクーアの言葉に、高官たちは頷く。
 彼らはエルフ排斥を掲げる正道派ほどエルフを悪視してはいなかった。
 大体、エルフ滅亡を訴えるのは正道派ぐらいだ。
 メルクーアを始め多くの国民はエルフと再び共存していくことを望んでいる。
 もし正道派が軍や政権の中枢を握っていなければ、エルフとガルデシアは肩を並べて暮らしていたはずだ。

 「未来ある若者の命を、怨恨で動く指導者のために殺したくは無いものだな・・・」

 メルクーアはそう言った後、声を張り上げて矢継ぎ早に命令を下し始めた。
 彼に今できるのはこの戦いを勝利に導き、若者たちを出来る限り殺さないよう戦いことだけだ。
 例え自軍に勝ち目が僅かも無かろうと・・・。

100タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/14(水) 22:41:21 ID:eImMvDlU0
4 創世暦987年 10月29日 エルスランド ボーリグ ユークトバニア陸軍 エルスランド難民キャンプ

 「何か考えごと?」
 「いえ・・・。空は元の世界と同じなんですね」
 
 少佐に聞かれて、ジュネットはそう答えた。
 漆黒の夜空には数え切れないほど多くの星が輝き、時折流れ星が駆け抜けていく。

 「言われてみればね。誰も口にはしないけど」

 少佐が大して面白くなさそうに言った後、ジュネットは続けた。

 「昔あるパイロットから聞いたんです。人は死ぬと、魂は星になって夜空を輝かすんだって」
 「ロマンチックな話ね。もしかして、口説いてるのかしら?」
 「いや・・・そういうわけじゃ」
 「あら、残念ね」

 冗談めいた様子で少佐は笑う。
 嫌味の無い微笑みだが、その裏にあるものを考えるとジュネットは寒気がした。

 「ガルデシアの姫君が元々エルフの仲間だった、と聞いたら驚きますか?」
 「驚かないわね。それを言ったら、ウスティオや旧ノースオーシアの人だって元々ベルカ人になるわ」

 どうして仲間同士殺しあうのか。
 そうジュネットが聞くと、少佐は少し寂しげな表情をした。

 「みんな馬鹿な生き物なのよ。色んなものを失って初めて気付く。あなたの国と戦争をしたときがそうだったわ」
 「ええ・・・同感です」
 「でもね、大切なことに気付いた時、前へ進めるの。もっと遠く、高いところへ」

101タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/14(水) 22:42:23 ID:eImMvDlU0
 彼女がどんな人生を送ってきたか、ジュネットはわからない。
 ただ、それだけで物語が幾つも書けそうなものであることは確かだ。
 普通の人生を送ってきた人間だったら、この若さ―――年齢は教えてくれないが―――で国の命運を左右する役職には就けないだろう。
 彼女には秘密が多すぎるのだ。

 「私がこんな仕事をしているのは、案外そういうことを望んでるからなのよ」
 「初耳です」
 「自分のことを話すのは嫌いだから」
 「大尉と別れたのもそれですか?」

 ジュネットが聞くと、いつも通りに彼女は微笑んだ。

102タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/14(水) 22:46:30 ID:eImMvDlU0
投下終了です。
次回から十二話まで戦闘で占められます。
付け忘れて申し訳無いですが、今回の投下分は第九話です。
ミス失礼しました。

今回は特別に次回予告を元ネタは木曜・・・



 待ってました!シュネー1!

 専用のF-14Dに乗り

 侍魂で(サムラァイ)、制空任務を遂行せよ!

 (ブシドゥー)

 出撃、エリッヒ・ヒレンベランド!

 これが、ベルカ軍人の決定版!

 (サムラァーイサムラァーイブシドゥー)

 トナカイたちの旅第十話 近日公開!

 シュネー1は敵にも優しい



では。

103名無し三等陸士@F世界:2007/03/14(水) 23:12:30 ID:XDIl3N5M0
投下乙です。
ついに和平派、ってか穏健派が出ましたか。
まあ、アカーヤの決定的な過ち(個人的感情から国政を動かす)を止めることが出来なかったことから見て、そう力が有るワケじゃなさそうですが。

>大規模かつ精強な軍隊と戦った経験は皆無
解りやすい負けフラグですねぇ(汗)。
仮想敵国が仮想敵国なんで仕方ないかもしれませんが…。

104名無し三等陸士@F世界:2007/03/15(木) 00:09:35 ID:2eBpMo2s0
シュネークル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
彼はなんか、ルックスもあってアンディ・フグを彷彿とさせるんだよなあ。
ジュネットの死亡フラグもキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
カローニン氏の死亡分を肩代わりしてくれたんだねジュネット!
君のことは忘れないよグリムと見た目で見分けつかないけど。

少佐、HTBRK1とは別れたまんまなんですね。
かわいそうに万年大尉に加えて万年HTBRKですかw

宗教国家はしばしば損に見合わない、端から見れば阿呆な戦いをするものではありますが
ガルデシアの場合は戦いに根ざすのが古来の信仰ではなく近来の怨恨である辺り、
大敗を喫すれば指導者の無能を突いての瓦解も不可能ではないというか
老将の願いももしかすれば叶うかも?
万年大尉辺りいれば、それなりの助け船を出してもくれそうなんですが
そこはシュネーの役所でしょうか。

105名無し三等陸士@F世界:2007/03/15(木) 01:31:33 ID:PeccVXek0
投下乙です!
ついに穏健派の登場ですか。まだそれほどの勢力では
ないようですが、それはこれからの展開次第でしょうか?
メルクーアはAC世界で考えるとズィルバー1のイメージが…。

シュネー隊がどう絡んでくるかにも期待しています。
メルクーアがシュネー1の考え方を知ったらどうなるかとか。

106名無し三等陸士@F世界:2007/03/15(木) 02:00:15 ID:X9DoCVGA0
>92,93
これです。まだ在庫はあるようです
h ttp://shop.melonbooks.co.jp/tsuhan/system/sp_xelpre.php?RATED=18

107名無し三等陸士@F世界:2007/03/15(木) 19:53:25 ID:nN57LS/w0
>メルクーアがシュネー1の考え方を知ったらどうなるかとか。
シュネーは考え方が基本的に悟空なので
常識的な人間なら「アホか」と思う可能性も

そのアホさがまたかわいいんだが

108名無し三等陸士@F世界:2007/03/15(木) 20:44:17 ID:l.4zzI7I0
陸上空母、ですか…

やっぱり砂の中に潜ってSAMを撃ったり、でかいドリルミサイル(ry

109名無し三等陸士@F世界:2007/03/16(金) 21:22:59 ID:B.Mv7K8g0
<<大丈夫だ。こっちのエースは岩盤でももぐる。交戦を許可する>>

敵も味方も地面もぐり放題のAC5じゃブレイズだけが蚊帳の外だったなぁ・・・。

110タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/16(金) 21:50:32 ID:eImMvDlU0
こんばんは。
皆様、レスありがとうございます。何よりの励みです。

>>103
穏健派は今のところ勢力は小さいです。
それについては以後作中でご説明します。

>>104
ガルデシアについてはセルビアあたりの出来事をモデルにしていますので・・・。
失恋一号を置いてきたのは少し後悔していますw

>アンディ・フグ

自分格闘技も結構見るんですが、PRIDEが地上派打ち切り決まってからスカパーやようつべに頼りっきりです(汗
地上派でやってるのはヌルヌル(以下略 板違いなのでこれぐらいにしておきます。

>>105
AC5後半のようにユーク和平派がガルデシア穏健派と手を組んで・・・のようなことは
考えています。
「ラーズグリーズの亡霊」はEF-2000の長距離味噌に何度撃墜されたことか。

>>106
その表紙に見覚えあると思ったらメロンに売ってましたorz
明日あたり行って来るか・・・。
なのはオスプレイネタ本は買っていたのに・・・。

>>107
自分の仲間撃墜した奴と「また同じ空を飛びたい」と言えるのは勝敗や生死を越えた
何かがあったからなんでしょうか>シュネー1

怨念に囚われて十年以上頑張るグラーバクとは偉い違いかと。

>>108->>109
壺好き名前一文字の大佐が追い込まれて核ミサイルを使ったりしないでご安心をw
砂の中に潜るネタはやりたいな・・・。

>トンネル

あの世界の英雄度はトンネルを潜ることで決まってるんじゃないかと小一時間。
3のトンネルはクリア無理ぽ。
AC5のトンネルで思い出しましたが、某うpロダのハミルトンSSは素晴らしい作品でした。

では 続きは後ほど。

以下チラシの裏

今日購入したのですが、どう見ても中身がエロ本な件
h ttp://www.akibablog.net/archives/2007/03/bukkake_070316.html

今更ながら舞-乙Himeの第二期OPは神だと思う件

111名無し三等陸士@F世界:2007/03/16(金) 22:50:53 ID:X9DoCVGA0
>EF-2000の長距離味噌に何度撃墜
AC5を恐ろしくやりこんでいる方のサイトではEF2000が実在機で最強レベルと
検証されてたりします。
h ttp://mag.autumn.org/Content.modf?id=20051113233645

>どう見ても中身がエロ本
調べたら絵師が某天使エロゲーのと同じ人だったり。狙ってるとしか思えん。

112名無し三等陸士@F世界:2007/03/17(土) 18:59:45 ID:gGsRVxFg0
前のスレの真ん中辺りで色々なゲームやアニメがF世界に召還されたって話ですが、まだ需要あります?

113名無し三等陸士@F世界:2007/03/17(土) 21:34:18 ID:t/vT.Fro0
ゲームの架空軍隊についてはエースコンバットのSSが魅力的すぎて
他の架空軍隊を持ち出すよりは↑のを他ゲーのF世界に召喚してほしいですな
クトゥルーの連中にもモビウスならあるいは勝てる気がする

114タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/17(土) 22:59:46 ID:eImMvDlU0
こんばんは。

>>111
というわけで自分もAC5やってみました。
いや、いいですねEF-2000w 味噌多いし打たれ強いし・・・。
でも私はMig-21を愛機にしてます。

>絵師
ああ・・・なるほど・・・そうなのですか・・・。
あのシリーズそういう絵師多いですからねw

>>112->>113
昔AC2とフルメタはコラボできないかなと妄想してた時期も(汗
個人的には群青の(ryとエスコンのコラボを・・・。

115名無し三等陸士@F世界:2007/03/18(日) 09:22:07 ID:gGsRVxFg0
自分はエースコンバットは持ってないし興味もないのでぶっちゃけ何書いてあるのか分かんなかったり・・・orz

自分的にジパング+F世界連合軍VS魔王軍+帝国軍あたりの話を再燃焼させたいのです

116名無し三等陸士@F世界:2007/03/18(日) 10:20:02 ID:JEmLCZCs0
>>115
俺も俺も。
とりあえずレスの流れからどんなゲームなのかを推測しながら見てる。

117名無し三等陸士@F世界:2007/03/18(日) 11:23:44 ID:l.4zzI7I0
ようつべでも行ってacecombatで検索すりゃ雰囲気ぐらいは掴めるだろうさ

118名無し三等陸士@F世界:2007/03/19(月) 15:09:38 ID:SDXUWyVY0
>>114
筑波戦闘航空団がサンド島に召喚されますた…とかですか?

119名無し三等陸士@F世界:2007/03/19(月) 19:40:38 ID:VzfmUw1w0
鋼鉄の咆哮とエスコン世界が融合されますた
超兵器どうしの決戦!!



・・・収集つかなくなりそう

120名無し三等陸士@F世界:2007/03/19(月) 21:40:39 ID:Ntt8kwYg0
召喚されますた
でなく
融合されますた
はいいかも

121名無し三等陸士@F世界:2007/03/19(月) 23:16:43 ID:MJnR4zzc0
>>119
宇宙人の国家に侵略戦争ができそうな超兵器を、
あくまでも一惑星上で使うんですね(笑)

122名無し三等陸士@F世界:2007/03/20(火) 02:10:00 ID:Av5RciZQ0
>>118
逆のような展開のほうがもえる。

123名無し三等陸士@F世界:2007/03/20(火) 08:04:53 ID:l.4zzI7I0
筑波戦闘航空団がサンド島に召喚されたとしても、
ユークの的になって燃え上がるのがF-5Eからグリペンに変わるだけだろうさ…

124sage:2007/03/20(火) 15:50:14 ID:OyF1CuN.0
>>119
あれ? アルカディアでそんなSSなかったっけ?

125124:2007/03/20(火) 15:52:26 ID:OyF1CuN.0
うわ、睡眠不足で寝ぼけていたのか名前にsageってやっちまった・・・
オメガ11にイジェークト教わりにいってきますorz

126名無し三等陸士@F世界:2007/03/20(火) 16:23:55 ID:/0GFVvK60
>>121(サイエンス)ファンタジー世界であるスターウォーズとも融合させてしまおう。

127名無し三等陸士@F世界:2007/03/20(火) 16:30:19 ID:SDXUWyVY0
>>123
まあ、そもそも筑波戦闘航空団の錬度がそんなに高くありませんからね。
殆どが学生だし、話に殆ど出てこないけれども実は主力のF-15Jは筑波所属じゃないし。

128名無し三等陸士@F世界:2007/03/20(火) 22:23:25 ID:ZivMJQlw0
エースコンバットの新作がXbox360で出るわけだが

129名無し三等陸士@F世界:2007/03/21(水) 16:16:59 ID:83/wJNuE0
>>128
(´・ω・`)ァィャー
なんだってSEGAのニッチに入り込んだハードなんぞに…

130名無し三等陸士@F世界:2007/03/21(水) 22:09:46 ID:X9DoCVGA0
>129
日本ではともかく世界では360売れまくりですからねー。
ナムコ単体でもPS3のリッジやガンダムよりX箱360のアイマスが
売れているらすぃ・・・。

131タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/21(水) 23:17:34 ID:eImMvDlU0
こんばんは。

>>115->>117
スレを独占しているような状態で申し訳無いです。
私に構わず、どんどんお話頂いて構いません。

>>118>>122->>123>>127
モビウスが群青の(ryに召喚されたら痛快航空活劇になりそうですがw
あのゲームが発売された頃に作中(ムックか何かだったかも)のF-2の説明で
ライターさんがボロクソに叩かれていた記憶が・・・。
そのライターさんがイカロスから何か出すらしいです。

>>119->>121
鋼鉄の咆哮ですか・・・。
中古買おうと思って無かったからGTAサンアンドレアスを購入、AH-64でギャング狩り
してます・・・。
機会があればやってみたいです>鋼鉄の咆哮

>>128->>130
『解放への戦火』とかそんな名前だったような気が。
個人的にはベルーサ等ユークの隣国でMig-23飛ばしたりしたいなぁ・・・。
西側(オーシアやベルカ)の装備使えるMig-29とか・・・。


それでは続き投下です。

132名無し三等陸士@F世界:2007/03/21(水) 23:18:31 ID:gGsRVxFg0
アイマスはギャルゲーと言う名のエロゲだからな・・・

ところで、ここで出すのは場違いかもしれないが、バキ達をF世界に召還したらどうなるかな?と最近思ったんだが
もし召還されると、ドラゴンあたりを余裕で狩って食べそうだ・・

133タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/21(水) 23:19:24 ID:eImMvDlU0
トナカイたちの旅

第十話

1 創世暦987年 10月30日 エルスランド ガタムール高地 ガルデシア軍第一防衛線

 <<こちらアゲハリンスク8、火線を100m進めろ!>>
 <<ゾイドフ1から各機へ、準備砲撃終了後にヘルファイアを全力斉射、準備しろ>>
 <<リアクティブアーマーは十分か?土嚢も積んどけよ!>>
 
 後方から空を赤く染めてロケット弾が打ち上げられ、数え切れない光を高地へと送り込む。
 連隊規模で投入された武装ヘリの下を戦車隊が進み、その後方に夥しい数のBMPが続く。
 戦車の殆どはリアクティブアーマーで覆われ、スモークディスチャージャーが大量に装備されていた。

 <<こちらザボード1、前進を開始する。車間距離は十分にとれ>>
 <<マリューシャ隊は戦車の後に続け!>>
 
 一時間近く砲兵が高地を叩いた後、ユーク地上部隊はT-80を先頭にして前進を開始する。
 火線は高地を舐めまわした後、後方へと進んでいく。

 <<くそ!すごい数の戦車だ!>>
 <<負傷者を最優先で運べ、ここは一時間ともたない!畜生、守り神め!>>
 <<ワイバーンは何をやっているんだ!?空は・・・>>

 対するガルデシア側でも、砲撃から生き残った魔道歩兵部隊が行動を起こし始める。
 だがそれらは偵察機に捉えられ次第、安全な空を舞うA-10やMig-27の攻撃によって虱潰しに撃破され、それを逃れても数で勝る戦車の集中射撃で万事を休してしまう。
 戦闘開始僅か十数分でユークは高地上空の制空権を完全に奪い取っていた。
 ガルデシアが投入できたワイバーンが70騎に対し、ユークは350機―――五倍近い差をつけている。

134タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/21(水) 23:20:57 ID:eImMvDlU0
 <<だが、まだ終わってはいない!撃ち方始め!>>
  
 だがガルデシア魔道歩兵部隊も、空を奪われただけでは屈しなかった。
 ガルデシアは高地の地下に兵力移動用の通路を掘り、そこを通ってユーク地上軍への反撃を開始した。
 魔道歩兵が両手で構えた重魔道砲でT-72が背後から撃たれ、間髪入れずに砲塔を飛ばして爆発する。
 ガルデシア軍は意図的に戦車隊に接近し、航空機による空爆を封じ込める。
 
 <<四号車、砲塔に命中弾!FCS故障>>
 <<ボルヌイ8、4を援護して後退しろ>>
 <<了解、スモークだ!目をくらませ!航空部隊、早く爆撃してくれ!>>
 <<乱戦状態になっている。今爆撃したら味方も巻き込むぞ!>>
  
 魔道歩兵は戦車隊に撃たれて腕や頭を失っても、構わず接近戦を挑む。
 
 <<あいつらくっついて航空支援をできなくするつもりだ!取り付かれる前に撃て!撃て!>>
 <<魔道歩兵を甘く見るな!>>
 <<ヒトガタ野朗!くたばれ!>>
 <<何が守り神だ!>>

 互いが死闘を繰り広げる中、城壁の上から射撃を続けていた魔道歩兵たちは戦車隊が自分たちではなく、城壁を狙い撃っていることに気付く。

 <<戦車が城壁を撃ってる!>>
 <<壁を崩落させるつもりだ!>>
 <<畜生!なんで奴らここまで来たんだ!>>

 ユークは工兵を投入しなかった。
 死ぬとわかっている工兵を消耗品として投入するぐらいなら、効率は悪いが戦車砲で撃ちまくった方がまだいい。
 ユークにとっては戦車砲弾など腐るほどあるのだから。
 ユークの戦車や装甲車は戦車砲、大口径機関砲、対戦車ミサイルの火力を城壁に注ぎ込み、削り取っていく。 

 <<戦車を減らせ!撃て!撃て!撃て!>>
 <<この壁を陥させるわけにはいかない!>>

135タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/21(水) 23:22:17 ID:eImMvDlU0
 魔道歩兵は城壁の上から無防備な戦車の砲塔上面を狙い撃ち、炎上させていく。
 その数秒後には武装ヘリが放ったヘルファイアが背中に突き刺さり、上半身を吹き飛ばされる。

 <<負傷者はまだ収容していないのか!?>>
 <<艦隊は何をしている!>>
 <<こちら第九戦車連隊、第二中隊!壁の上からヒトガタが派手に歓迎してくれている!砲撃でも空爆でもなんでもいから早く黙らせてくれ!>>
 <<中尉!砲撃されたら俺たちは下敷きです!殺す気ですか!?>>
 <<オメガ11、脱出!>>
 <<ガルデシアの守りは我々の使命だ!命に代えてもここは通さん!>>
 <<訂正だ!壁を壊さずに上の奴だけを狙ってくれ。上手い奴をよこせ!>>

 両軍の無線は混線を極める。
 オーカ・ニエーバはその中から味方の―――急を要するものだけを選び、指示を与える。

 <<こちらオーカ・ニエーバ、ゴリゾント隊、頼む>>
 <<了解だ。ゴリゾントリーダーより各機、機関砲でやるぞ>>

 爆弾を投下し終えた攻撃機たちは余った燃料の使い道を見つけ、"空の目"から得た情報通りに目的地を目指す。
 彼らは崩壊しかけた城壁からなおも射撃を続ける魔道歩兵を見つけると、機関砲の火力を浴びせた。

 <<な、なんだ!?爆撃か!?>>
 <<大口径魔道砲で撃たれてるぞ!>>
 <<結界が持たない!脱出する!>>

 27mm、30mm、32mmの各種口径弾で穴だらけになった魔道歩兵が崩れ落ちると同時に、城壁もまた崩落する。
 
 <<こちらザボード1、前進!>>
 <<ブローハ1がやられた。ブローハ8が指揮を代行する>>
 <<その先の番号車は?>>
 <<全部やられました。私の車が先頭番号です>>
 <<そうか・・・わかった>>

136タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/21(水) 23:23:35 ID:eImMvDlU0
2 創世暦987年 10月30日 エルスランド ガタムール高地上空

 <<ヒトガタが空を飛んでるぞ!?>>

 ユーク空軍のパイロットたちは、キャノピー越しの遠方に見える異形の編隊に目を疑った。
 手と足があり、背中には羽を装備した―――魔道歩兵が。

 <<なんてこった。どうする>>
 <<こちらルーチ1、空は俺たちのものだと教えてやれ。行くぞ>>
 
 ユーク軍機はいつも通り、あるだけのXLAA、XMAAを放った後、ECMの中ドッグファイトを開始する。
 だがガルデシアの空飛ぶ魔道歩兵は、互いに結界を張ってミサイルによる攻撃を防いだ。

 <<ミサイル着弾!敵に損害無し!>>
 <<なんだと!?>>
 
 動揺するユークパイロットに、ガルデシア兵―――魔道騎兵パイロットたちは言い返す。

 <<今まで雑魚ばかりが相手してすまなかった。今日は我々がお相手しよう>>
 <<あれが鉄の鳥の猛撃?大したことないな>>

 ユーク軍機とすれ違う瞬間、魔道騎兵たちは二機一組で結界を戦闘機の進行方向に展開した。
 反応の遅れた機が結界に引っ掛かり、爆発に包まれる。
 
 <<ヴィラジ5がやられた!>>
 <<ベイルアウトは確認できず!やりやがったな!>>
 <<何!?どれだけの速度差があると思ってるんだ!>>

 仲間の撃墜に驚きを隠せないユークパイロットたちに、、騎兵乗りたちは誇らしげに言う。

 <<速度差があればそれを利用するだけだ>>
 <<正道派と我々と一緒にするな。守り神>>

137タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/21(水) 23:24:40 ID:eImMvDlU0
 ユーク機がAAMを放つが、魔道騎兵は背中から幾つもの火球を放出した。
 ミサイルは火球に吸い込まれ、魔道騎兵から逸れていく。
 
 <<フレアを使ったのか!?>>
 <<奴らフレアを使うぞ!機関砲でやれ!>>
 <<ほお、そちらではフレアというのか>>

 ユークパイロットたちは自分たちの圧倒的優位が崩されたことを知る。
 今まで彼らはガルデシアに無い技術で優位に立ち、戦いを続けてきた。
 だが今の敵は、"元の世界"と似通った戦い方をする。
 技術的な優位は無くなり、条件は同じに―――もしかすると悪くなっている。

 <<いいぞ。次だ>>
 <<へへっ。奴ら泡食ってるな>>
 <<IRSTだ!IRSTを使え!>>
 <<全機、火球をありっけぶちまけろ>>
 <<了解!>>
 
 混線の中で言葉を拾った魔道騎兵は火球を大量に放出し、ユークの最後の頼みであるIRSTをも封じ込めた。

 <<全て封じられた!くそ、ガルデシアもやる!>>
 <<なんてこった・・・奴ら強くなってる!>>
 <<案ずるな。目が二つあれば十分だ>>
 <<誰だ!?>>

 パイロットたちが唯一残された確認の方法―――視覚で辺りを見回すと、灰色に塗られたF-14Dの四機編隊が見えた。
 彼らはその姿に驚きと同時に、希望を覚える。

 <<目標を射程範囲内に捕捉。シュネー1より各機、槍を放て>>

138タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/21(水) 23:25:59 ID:eImMvDlU0
 恐らくAWACSの支援を受けたフェニックスミサイルが傷一つ無い魔道騎兵に命中し、爆散させた。
 四発全てが魔道騎兵に命中し、撃墜する。
 
 <<よし全弾命中だ。今日は天気がいいから運がいい>>
 
 軽口を叩く隊長機に、空中管制機が即座に突っ込みを入れる。

 <<目標命中。それとシュネー1、私語は慎め>>
 <<硬いことを言うな雷頭。再就職組同士仲良くやろうじゃないか>>
 <<繰り返す私語は慎め。ガタムール高地上空の制空権を確保しろ>>
 <<了解だ。年寄りなりに上手くやるさ>>

 楽しそうに話す隊長機のF-14Dはユークの国籍表示ではなく、黄色い三角形―――ベルカ公国のマークが、そして尾翼には、藍鷺のエンブレムが刻まれている。
 劣勢を強いられていたユークパイロットたちは、その姿に戦意を取り戻す。
 かつて自分たちを苦しめたベルカのエースが、今は仲間なのだから。
 
 <<こちらシュネー1、訳あってここに参じた。制空権を取らせてもらう>>
 <<こちらサンダーヘッド。わかったから私語は慎め>>
 <<融通の利かない奴だな。石頭!>>

139タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/21(水) 23:33:01 ID:eImMvDlU0
投下終了です。続きは後日。

>>132
>アイマス

そうなんですか・・・。よくわからないのですが。
バキは最近読んでないんですが、あの人たちは多分人間扱いされないかと(汗

それではまた。



以下チラシの裏

友人から日曜の朝メールが来て、今やってるプ○キュ○のキャラと○-○iMEの久我な○き(ナツキ)
は同一人物じゃないかと。それで調べたらそっくりだった件。

オーシアが舞-乙H○MEの世界に召喚されることを夢で見て、アリカがチョッパーを慕う展開に
なっていた件。

最近M○SAS○I-G○N道という作品にハマった件。

140名無し三等陸士@F世界:2007/03/22(木) 00:38:22 ID:8j5.zNsY0
投下乙です。
改良型の魔道歩兵によって空中戦での絶対的優位を崩されかけた所へ
サンダーヘッドまで引き連れてのシュネー隊の援軍。
やはり何度聞いても<<槍を放て>>は痺れる!

>両手で構えた重魔道砲
対装甲用と考えていいんでしょうか。前回の上陸戦の反省でしょうか。

141陸士長:2007/03/23(金) 00:03:04 ID:S26rtwLI0
もうあれですよ。VF-1Sを投入して人型でも飛行型でも圧倒すりゃいいんです。
あれっぽっちのフレアじゃ強力なECMと可変機動でようやっと回避できる納豆ミサイル防御できませんぜとw

142名無し三等陸士@F世界:2007/03/23(金) 01:49:44 ID:8VI0Arks0
いっそのことVB−6ケーニッヒモンスターで蹂躙戦とか

143名無し三等陸士@F世界:2007/03/23(金) 03:09:13 ID:lw1uOumE0
<<あの野郎、またベイルアウトしやがった>>
<<ほっとけ、次の作戦までには戻ってくる>>

144名無し三等陸士@F世界:2007/03/23(金) 10:35:51 ID:83/wJNuE0
>>142
いや、いっその事SDF-1の主砲で薙ぎ払うとか…

145名無し三等陸士@F世界:2007/03/23(金) 19:55:03 ID:ENz0zggI0
>>144
ここはやはりリムファクシの散弾ミサイルを…。

146名無し三等陸士@F世界:2007/03/23(金) 20:27:01 ID:tIl0t7H6O
じゃあちょっとラーズグリーズ呼んで来ますね。

147名無し三等陸士@F世界:2007/03/23(金) 20:56:09 ID:cN/FEIDA0
>>145
陸上自衛隊に頼んで空を飛ばせばいいじゃない。
ファイヤーミラーならきっと魔法だって一万倍にして跳ね返す。

148名無し三等陸士@F世界:2007/03/23(金) 22:40:00 ID:9WJysmHw0
いやここは”海底軍艦”の轟天号(ごうてんごう)”のぜひがんばってほしい(汗

149名無し三等陸士@F世界:2007/03/24(土) 01:25:14 ID:TPGCi5Mc0
>>148
"轟天号”だとR・田中一郎の自転車では?

150名無し三等陸士@F世界:2007/03/24(土) 01:35:28 ID:9WJysmHw0
>>149

いや、それは”海底軍艦”の轟天号のパロデイだから
ちなみに船・宇宙船では
『海底軍艦』の轟天号
『惑星大戦争』の轟天
『ゴジラ FINAL WARS』の轟天号
『超星艦隊セイザーX』の轟天号
などがが存在するから(苦笑

151名無し三等陸士@F世界:2007/03/24(土) 09:29:17 ID:il3558aU0
>>150

戦艦の名前は、”轟天”または、”轟天號”だと思っていました。

152名無し三等陸士@F世界:2007/03/24(土) 10:15:29 ID:H.S8adFA0
>>150

遠戚にアラハバキとアマテラスがいるよ
浪漫二倍(ドリドリw)verも

153名無し三等陸士@F世界:2007/03/24(土) 10:27:59 ID:cN/FEIDA0
>>151
『新海底軍艦』の”ラ號”と混ざってるなw
なおすべての原作である戦前冒険小説『海底軍艦』では”電光艇”。

電光艇は1900年時点で107ノットで航行しドリル衝角はもちろん装備、
ガトリング式魚雷発射管の発射速度は毎分78発という原典に相応しい
トンデモ兵器。

154長崎県人:2007/03/24(土) 10:37:39 ID:2MxH4A12O
タイフーンさん投下乙〜
ヒルベラントさんは空が広くて寂しくて戦場に帰って来たんですね。イジェークトの人はまた落とされてるし、結局何にやられてるのが多いんでしょうねぇw世界に存在する全ての対空兵器に落とされないと気が済まないとかw

>>152さん

あら?葉巻、を忘れるなんてぇーっ!!!(イデ◯ンガン風味)



>>アイマス(チラシの裏)

あずささんに一年ほど前からはまり込んでるウリにその話題は(鼻血)・・・あほげF91あずさは最強でs(両断されますた)
ゆきぽにチェコ(だったかな?)の対人スコップをあげるSSやら書いたのがなつかしい・・・
あとアイマス界のチハたんたる千早も良いですよ、胸の装甲がチh(銃殺)


フゥーハハハ!!!765プロはまったく地獄だぜぇ(AA略)

155名無し三等陸士@F世界:2007/03/24(土) 21:16:21 ID:HDVi/JMY0
>>154
「ヒレンベランド」っすよ。
彼が空も広くて寂しい以上に額の後退が広くて寂しいので
毛根に喝を入れるべく戦場の空に舞い戻ったんでしょう。

七回もベイルアウト経験してなお全然健在にしてるように見えて
実はその負担が全部頭髪に集中してたんでしょう彼は。
何年もしないうちにズィルバー1のような頭になりそうで怖い。

156ヨークタウン ◆r2Exln9QPQ:2007/03/28(水) 23:45:12 ID:4CUjn9IY0
タイフーン氏お疲れ様です。
前回と違って、かなりの激戦ですね。ユーク軍も無視できない被害を被っているし、
敵もなかなかやりますね。しかし、ヤツラが増援に来ているとなると、ユーク側も
優勢を確保できそうですね。

157名無し三等陸士@F世界:2007/04/03(火) 22:29:55 ID:9WSt756.O
シンファクシ!
リムファクシ!

158名無し三等陸士@F世界:2007/04/03(火) 22:29:59 ID:9WSt756.O
シンファクシ!
リムファクシ!

159タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/20(金) 16:25:58 ID:eImMvDlU0
こんにちは。
私用で間を空けてしまいましたが、ようやく復帰です。
しばらく私事も休みですので、また投下できると思います。

>>140
要塞攻略用に使っていたものを転用した、という裏設定があります。
イメージ的にはガンダム世界での『ビームランチャー』の類を思い浮かべて頂けると幸いです。
ガンダムで思い出したけど積んでるヅダ作らないと・・・。

>>141->>142
マクロスでしょうか?申し訳無いんですが、マクロスは見たことないんです(汗
休み中にニコニコで見るか・・・。

>>145->>153
>ファイアーミラー

スーパーXシリーズはⅢが一番強いんじゃないかと思っていた少年時代。
ファイアーミラーの無いX2は囮にしかならないのか・・・。
あと薬は注射より飲むのに限ります。

>海底軍艦

スーファミのゴジラの格闘ゲームでコマンドを入れると轟天号が使えるようになった覚えが。
それとこの間PRIDE34をスカパーで見ていたら、FINALWARSでゴードン艦長を演じていたドン・フライが
殴り殺されかけていた・・・orz

>新海底軍艦

ヒロインのおっぱいに(ry

>>145->>146
>長崎県人様
>ヨークタウン様

そういえばΩ11は何に落とされているんでしょう・・・。黄色、SAM、ストーンヘンジと多種多様な
気がしますが・・・。
ヒレンベランド復帰の理由に関しましては次回あたりで判明します。
5の後、ベルカってまた孤立しそうだ(汗

>ベイルアウト

オーシアだと「機体は消耗品、パイロットが帰れば万々歳」なのに対してウスティオだと「大事に使え」とか
言われることを思い出しました。
ベルカだとアルトマンみたいに整備不十分な機体に乗ってたり・・・。

>>157->>158
散弾味噌は一体どういう原理なのかよくわからない、と言ったら驚きますか?
MLRSみたいなもんなんでしょうか?

160名無し三等陸士@F世界:2007/04/20(金) 20:26:43 ID:aFpMFOBc0
MIRVみたいなもんかな
何にせよ極悪なものには変わりない

161名無し三等陸士@F世界:2007/04/20(金) 20:31:20 ID:cCKs3jec0
>>散弾味噌
原理がはっきりしていないからこそ
超兵器といわれる所以なのでは?

162タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/21(土) 00:21:33 ID:eImMvDlU0
>>160->>161
変に考えないで「とんでもなく恐ろしい兵器」と思っていた方がいんでしょうかね・・・。


それでは続き投下です。

163タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/21(土) 00:23:15 ID:eImMvDlU0
3 創世暦987年 10月30日 エルスランド ガタムール高地 ガルデシア軍 第二防衛線前哨陣地

 <<敵、防壁を爆破して雪崩れ込んでいます>>
 <<死守せよ!敵の規模は!?>>
 <<百から先は数えられない!>>
 
 ガルデシア陸上艦隊は陣形を崩さず、押し寄せるユークの地上部隊を食い止めていた。
 陸上空母ガルゾゥンを中核とし、その周囲に展開した魔道歩兵が焼け残った城壁や味方の残骸を利用して戦車隊の足を止めている。
 第一防衛線の残存部隊、第三防衛線からの増援が駆けつけ、迫り来る敵に砲火を浴びせた。
 
 <<空母を中心に防御体勢を敷け!一歩も引くな!>>
 <<一、二番砲塔、撃て!>>
 
 陸上巡洋艦の主砲が放たれ、弾着地にいた戦車数台が融解を起こした後爆発する。
 今まで見たことも無い兵器からの攻撃に、ユーク戦車兵たちは動揺した。
 ユーク兵たちが元々いた世界にもベルカの対空兵器エクスキャリバーや衛星軌道から放たれるアークバードのレーザー砲はあったが、それはあくまで限られた人間だけが見てきたものだ。

 <<一発で四台やられたぞ!なんだあれは!?>>
 <<戦艦が地上を走ってる・・・嘘だろ>>
 <<航空支援、航空支援はまだか!?>>

 攻撃ヘリが対戦車ミサイルで陸上巡洋艦の砲塔を破壊するが、それ以上の損害は与えることができない。
 数を集めればどうにかなるかもしれないが、生憎ユークの航空部隊は予想外の働きを見せた新型魔道歩兵のために広範囲に散開している。
 そのため地上では混戦が続き、旧時代さながらの接近戦闘が展開されていた。
  
 <<スパイラルが効かない!どうなってるんだ!?>>
 <<対艦ミサイル、対艦ミサイルを撃ち込め!>>
 <<ここは地上だぞ馬鹿野朗、そんなもの準備してない!>>
 <<予算食いの役立たず!どうにかしろ!>>

164タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/21(土) 00:24:22 ID:eImMvDlU0
空軍の支援無しでも、ユークの戦車隊は諦めない。
 指揮官の多くは"ラーズグリーズ"によってジラーチ砂漠とクルイーク要塞で二度も地獄を味わい、その中から生き残った者たちだ。
 オクチャブルスク市への苦しい後退戦を考えれば、これは苦境にも入らない。
 それに彼らが戦ってきたベルカやベルーサ大陸の周辺国の軍隊は、いつもユークに制空権を奪われながら、攻勢側が負けていると勘違いさせられるほどに奮戦を見せてきた。
 
 <<APFSDS、ありったけ叩き込め!ケチるな!>>
 <<敵陸上艦の左舷に命中!>>

 戦車隊は陸上巡洋艦の左舷を集中的に攻撃する。
 転覆はしないだろうが、戦車隊は砲撃で空いた穴に更に砲弾を叩き込む。
 艦の上で射撃していた魔道歩兵が爆風に巻き込まれ。誘爆で砲塔が幾つかが吹き飛ぶ。

 <<陸上巡洋艦バルザーグ、左舷七箇所に命中弾!操舵不能!>>
 <<舵がやられた!バルザーグは、足を失ったのか・・・>>
 <<敵艦が足を止めたぞ、回避行動を取りながら低空進入!ターゲットを確認!>>

 ガルデシア側の都合に関係無く、傷付いた陸上巡洋艦にユークの攻撃機が殺到する。
 四機編隊のMig-27が各機六発の爆弾を全てバラ撒くと、その大半が艦体に命中した。
 艦橋が爆発に包まれ、崩落する。

 <<やった!敵艦の上部建造物、全破壊を確認!>>
 <<敵陸上艦隊、戦力の19%を喪失!>>
 <<いいぞ、このまま押し込め!>>

165タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/21(土) 00:25:55 ID:eImMvDlU0
4 創世暦987年 10月30日 エルスランド ガタムール高地上空

 「やるじゃないか。ガルデシアの連中も」

 エリッヒ・ヒレンベランドは酸素マスクの裏で唇を緩めた。
 今彼を包むのは、興奮と喜び。
 空を飛び、強敵と戦う―――それが彼を再び空へと戻した理由だ。

 <<シュネー3よりシュネー1、腕は衰えていませんね>>
 「年には勝てんよ。年寄りはお呼びじゃないかな?」
 <<またまた・・・>>

 ヒレンベランドはF-14Dを急上昇させ、魔道騎兵の放つレーザーを避ける。
 一瞬の攻防、決断、行動。
 それらが彼の興奮の度合いを高めていく。
 人は彼を戦争狂とかジャンキーだとか言うが、彼にしてみれば褒め言葉のようなものだ。
 ヒレンベランドはただ単に―――純粋に―――空で戦うのが好きなのだから。

 <<隊長やるじゃないか>>
 <<シュネー3、無駄口喋るな。俺たちの任務を忘れたか?>>
 <<わかってるよ。シュネー2>>

 ユークのパイロットが乗る僚機は無理をせず、隊長機から微妙な距離を取って飛行する。
 "オヴニル"を彼らは忘れていない。
 かつてベルカ戦争で戦い、ユーク空軍にアグレッサーとして潜入したベルカ強硬派の残党の名だ。
 彼らは同じようにオーシアにアグレッサーとして忍び込んだ残党軍部隊と同調し、オーシアとユークの戦いを泥沼化へと誘った。
 ユークは最も期待を寄せた連中の復讐に利用され、大きな傷を負わせ、自らも背負うことになった。
 大戦を生き抜いたパイロットの中には、今だベルカへの不信を拭いきれない者も多い。
 もしヒレンベランドが妙な行動に出れば、最優先で撃墜する命令を彼らは伝えられていた。

166タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/21(土) 00:27:45 ID:eImMvDlU0
 <<何もしないんだな。期待はずれだ>>
 <<シュネー5、それは問題発言だ。聞いてないことにする>>

 オーシアとの戦いで熟練パイロットの多くを失ったユークには機体を作る工業力こそ残っていたが、国には乗せるパイロットもパイロットを育成する教官も残っていなかった。
 戦争が終わった後もユークの周辺諸国では民族紛争や政権転覆が頻繁に起きており、ユークは軍縮を行いながら人材を収集する困難な作業を強いられることになる。
 そこで上層部は、かつて世界中で戦ったパイロットや人材を積極的に受け入れることで状況を打開しようと考えた。
 ヒレンベランドはその典型だ。
 彼の場合、ベルカ空軍に身を置きながらも政治的無心であることから戦犯を逃れており、ユークが雇用するに打って付けに人物だった。
 ヒレンベランド自身ベルカ戦争時のエースということで周囲のやっかみを感じていないわけではなかったし、彼の中の戦意は今だ衰えていなかったらしい。

 <<シュネー3、5、私語は慎め>>

 オーカ・ニエーバに比べて冗談の一つも言えない堅物の空中管制官も、元々はオーシアの人間だ。
 彼はベルカ残党へ協力した嫌疑で軍を追われ、それ以外いも色々と理由があってここにいる。
 兵士たちの間では、片羽や鬼神も加わっているというのがもっぱらの噂だ。
 オーシア、ユージア、ベルカ、ウスティオ、サピン、その他多くの国から、それぞれの理由を胸にかつての英雄たちが同じ戦場で翼を共にしている。

 <<しかし、奴はベルカ人だ。何をしでかすか・・・>>
 <<隊長に限ってそれはないぞ。楽しんでる>>
 <<一応、仕事なんだよ・・・これも>>

167タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/21(土) 00:29:06 ID:eImMvDlU0
 新生シュネー隊のユークパイロットたちは噂に聞く"リボン付き"のような急機動でガルデシアの新型とやり合う隊長の姿が酷く羨ましく思えた。
 何も考えず、純粋に戦いを楽しむなんて普通の人間ならできないことだ。
 ヒレンベランドがやっていることは戦争ではなく、スポーツといった趣がある。

 <<楽しませてもらっているぞ!ガルデシアの強兵!>>

 嬉々として敵の中に入っていく隊長機に、僚機は追従する。

 <<こちらシュネー2、隊長機を援護する>>
 <<シュネー3了解。困った隊長さんだ>>
 <<シュネー4、ウィルコ>>
 <<シュネー5、ECM出力をレベル4に上げる。レーダーに頼りすぎるなよ>>

 シュネー隊僚機のパイロットたちは、今だベルカ人に対して複雑な思いを払拭できていない。
 だが、不思議と彼らはヒレンベランドという人間に魅力を感じていた。

168タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/21(土) 00:29:44 ID:eImMvDlU0
投下終了です。

東方の曲を聴くとサクサク書けることを知ったつい最近。


では。

169名無し三等陸士@F世界:2007/04/22(日) 22:51:21 ID:nCOSXJEUO
乙です〜

170タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/26(木) 23:51:06 ID:eImMvDlU0
こんばんは。

>>169
レスありがとうございます。
励みになります。

それでは第十一話投下開始。

171タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/26(木) 23:53:50 ID:eImMvDlU0
トナカイたちの旅

第十一話

1 創世暦987年 10月31日 エルスランド ガタムール高地 ガルデシア軍第二防衛線前哨陣地

 <<こちらHQ、各部隊は現在のラインからポイント"ネヴァ"へと移動せよ>>
 「ああん!?」
 <<ザボード1、聞こえなかったか?後退だ>>
 
 砲塔の中で司令部からの通信を傍受したべドロク中尉は、言葉にならない声を上げた。
 無理も無い。
 彼が知っている限り、ガタムール高地での戦いはユークの優勢で進行しているはずだ。
 
 「中尉、上の奴ら・・・!」
 「あの馬鹿野朗ども、俺たちは勝ってるんだぞ!なんで後退なんか・・・」

 ガタムール高地におけるユークとガルデシア軍の戦いは混戦状態となっていた。
 確かに制空権はユークによって奪取されたものの、地上においては双方泥沼化した戦いが展開されている。
 ユークにとって不幸だったのは、ガルデシア軍が空爆や砲撃を受けてなお戦意を喪失せず戦い続けていることだった。
 それに戦闘機の絶対的優位が一時的にせよ崩れたことを鑑みた空軍は、攻撃機を一時的に帰還させていた。
 よって高地では、純粋に陸上兵力同士で戦いが行われていた。
 混線しっぱなしの無線からは、双方の声が聞こえてくる。
 
 <<間合いさえ詰めれば、戦車は敵じゃない!>>
 <<やっぱり砲撃が足りなかったんだ!砲兵は戦場の神なんだぞ!>>
 <<空を取っても、下は地獄だ>>
 <<ガルデシアに降伏は有り得ない!絶対にだ!>>

 ガルデシア魔道歩兵は足や頭部を失いながら戦車に特攻を仕掛け、鉈の一撃と代償に自爆する。
 混線した無線でユークの戦術が近接航空支援と砲撃によって成り立っていることに気付いたガルデシアは、犠牲を覚悟の上で近接戦を挑んだ。
 航空支援を封じ、至近距離で戦うことで砲撃を防ぐ術を覚えたガルデシア軍は、自爆同然の攻撃を仕掛けているらしい。

172タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/26(木) 23:55:38 ID:eImMvDlU0
 <<あいつら、あいつら死ぬのが怖くないのかよ!?>>
 <<各車、ヒトガタを優先して狙え!近付かれたら終わりだぞ!>>
 <<そんな!き、聞いてないぞ!あ、あんなことをしてくるなんて!>>
 <<落ち着けハニショフ、あれはデカい的だ!そう思え!>>
 
 もしガタムール高地に展開するユーク軍の練度や構成がオーシアとの戦いの前なら、こうも時間はかかっていない。
 味方の損害を計算に入れた砲撃は地面を掘り返し、人命をある程度消耗品と考える指揮官たちは損害を軽視して兵を進めるだろう。
 最悪の場合、後ろから銃で脅してでも―――。
 やがて無線は、どこかの歩兵中隊の通信を捉えた。
 
 <<中隊長、トーチカに工兵を突っ込ませてください!>>
 <<駄目だ!今の状況では、全滅するのが関の山だぞ!>>
 <<しかし!>>
 <<もし無駄死にさせたら、私は一生日の当たる場所では暮らせなくなる!>>

 先の大戦以降、ユーク軍には絶えず国民からの厳しい視線が浴びせられている。
 ベルカの残党に利用された挙句、侵略の憂き目を見た国民の中には、軍への不信感を抱く者が少なくない。
 それにニカノール首相も大戦の経験からか、報道に対する介入の一切を行わない旨を―――報道の自由を認めている。
 報道の自由と言えば聞こえはいいが、単純に言えば軍にとって都合の良くないことでも、有りのまま伝えられるということだ。
 
 <<腰抜けが・・・!>>
 <<なんとでも言ってくれ。言ってくれていいよ!>>

 その気になればどの指揮官がどれだけ部下を死なせたか、誰でもパソコン一つで見られる社会が背景にある以上、ユーク軍全体の動きが鈍くなるのは至極当然だった。
 歯車のように伝わった躊躇や不安は、巨大な悪循環として作用している。
 今回の派兵も少数民族を横暴から救うというそれらしい理由付けがあるが、単純に言えば善意の押し付けに近い。
 戦争の理由になりがちな石油資源も地下資源も、ユークには百年単位で自活していけるだけの量があり、腕四つで組み合ったとしても大抵の国には勝利できる軍事力がある。
 誰もが心に思いながらも口に出しては言わないことではあるが、ユークとしては今回の戦争は政権や軍への不信を拭い、国民の目を他国へと向けることが重要なのだ。
 国を守るわけでもない戦いに命を賭ける人間は少なかった。

173タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/26(木) 23:56:50 ID:eImMvDlU0
 「気持ちはわかるけどな・・・。仕事だろ、これは」
 
 べドロクはどうもすっきりしない。
 指揮官である以上、部下の命を危険に晒し、犠牲にすることは必然のことだ。
 べドロクだって職業軍人になって以来、少なくない数の命を散らせてきた。
 人命を尊重して後退命令を出すのは正しいことだとは思うが、それならはなから戦争などしなければいい。

 「まあいいや。俺が考えても仕方無い」

 ヘルメットを外してフケだらけの頭を掻き毟り、べドロクは深呼吸した。
 こういう問題は自分で考えても仕方無いことを、彼は知っている。
 大体べドロクの脳は、脳味噌より筋肉の量の方が多いのだから。

 <<ザボード1、ヒトガタが接近中だ!>>

 べドロクは感謝した。
 一つ目は思考する前に敵の接近を知らせる通信が入ったこと。
 二つ目は、後退する前に敵に駄賃を恵んでやれることだ。

 「よし、俺がやる。ザボード4と6、車を捨てて8と9でブローハ中隊と合流しろ。ザボード2、3、お前らも下がれ」
 <<拒否します。中隊長殿>>
 <<自分もであります!>>
 「なんだと!?」

 怒鳴るべドロクに、両車の車長は言う。

 <<最高の戦車指揮官である中尉が戦死なされますと、軍全体の機甲戦力が低下するからであります>>
 <<中隊長殿に貸した金がまだ返っていないであります>>
 
 べドロクは黄色い歯を見せて笑った。
 つくづく自分は、部下に恵まれたものだと。

 「よしわかったぞ。ルールはなんだ?」
 <<生き残ること!>>
 <<帰って美味い酒を浴びるほど飲むこと!>>
 「そうだ!生きて帰ったら嫌というほどウォッカを奢ってやるぞ!」

174タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/26(木) 23:59:08 ID:eImMvDlU0
2 創世暦987年 10月31日 エルスランド ガタムール高地 ガルデシア軍 第二防衛線前哨陣地

 <<まだだ!まだガルデシアの負けが決まったわけではない!>>
 <<我々の後ろには何がある!?>>
 <<母国がある!閣下がいる!>>

 黒煙が立ち上り、黒焦げの骸が積み重なる陣地から、片腕や頭を失った魔道歩兵が迫り来るユーク地上部隊へ切り込んでいく。
 原隊を失った敗残兵があちこちで数を揃え、まとまった戦力としてユーク軍を襲う。
 彼らを動かすのは―――優性意識とガルデシア兵としての誇りだ。

 <<まだ戦うのかよ、こいつらは!>>
 <<決意、誇り、そういうのが一番たち悪いんだ!>>
 
 対空機関砲や装甲車の機関砲で穴だらけにされ、歩兵から対戦車ミサイルの集中射撃で腕を吹き飛ばされても、魔道歩兵は前進を止めない。
 もはやユーク―――ガルデシアにとっても、魔道歩兵は最強の兵器ではない。
 だがガルデシア兵にとっては、彼らが信ずる最高のパートナーなのだ。
 エルフたちと袂を別ってから、今に至るまで。

 <<こちら陸上駆逐艦アルバーン、ご同道させてもらう!>>
 <<第四十九魔道歩兵部隊残機一、後退が完了するまで、戦線を死守する!>>
 <<うおおおおおおおおおおお!>>
 <<全機、突撃!ガルデシアンの意地を見せてやれ!>>
 <<退けない理由があるのはみんな同じだ!>>

 ガルデシア側の司令官であるメルクーア・ボルトルス将軍は、既にガタムール高地における勝利を諦めていた。
 その代わりメルクーアが選んだのは、できる限り兵力を残しながら、この高地から撤退することだ。
 もっともメルクーアの中では高地上空の制空権が失われた時―――もしかするとそれ以前から―――戦力温存を考えていた節がある。
 ガルデシア兵たちの意識は敗北から、未来の勝利へ繋がる栄光の撤退を成功させる方向へと傾いていた。

175タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/27(金) 00:00:07 ID:eImMvDlU0
 <<なんてことだ。奴ら、急に元気になったぞ!>>
 <<各車、火力を集中しろ!>>

 ユーク戦車隊は厚い火網で魔道歩兵を出迎えるが、魔道歩兵は撃破された味方を踏み越え、レーザーを放ちながら前へと進んでくる。
 空からA-10の30mm機関砲で上半身を蒸発させられても、背中にヘルファイアの直撃を食らっても、ガルデシア兵は構うことなく攻撃を仕掛ける。
 例え今が困難の時期でも、いつか必ず栄光の日が来る―――。
 ガルデシアにとってはまさにそれが当てはまる言葉だ。
 進みすぎた価値観から種族を追われ、復讐と台頭の日を夢見てガルデシアは苦難の時代を歩んできた。
 彼らは慢心していたのかもしれない。
 だが今、ガルデシア軍部隊は輝きを取り戻しつつある。

 <<左腕破損、だが右がまだ残ってる!>>
 <<機関砲、足だ撃て!>>
 <<脚部損傷、歩行不能!>>
 <<いいぞ!APFSDS装填、照準よし、撃て!>>

 ユーク戦車隊は戦いの中で、魔道歩兵を狩る方法をまた一つ編み出した。
 装甲車の機関砲で脚部を射撃して歩行不能に陥らせた後、戦車砲によってトドメを刺す。
 魔道歩兵が歩行を脚部に頼りきっている以上、足を破壊されてはどうしようも無い。

176タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/27(金) 00:01:31 ID:eImMvDlU0
 <<アゲハリンスク、砲撃を頼む!>>
 <<駄目だ。混戦状態では誤射の危険性大!>>
 <<構わんから俺たちの上にぶちまけろ!>>
 <<許可が下りない!そっちでなんとか・・・ん?今空中管制機から連絡が入った。F-15が二機、そちらに向かっている!>>
 <<戦闘機じゃなくて攻撃機をよこせ!馬鹿野朗!>>

 刹那、白煙を残して飛来したミサイルが四機の魔道歩兵を炎で包んだ。
 
 <<地上の目標にXMAAを使いうのか?持ち合わせがないなら仕方無い。やるぞ、相棒>>
 <<上空援護はクロウ隊におまかせあれ!>>
 <<な、なんだよ・・・うわっ!>>

 砲塔から体を乗り出した戦車兵は、煙の中から二匹の音速の鷹が飛び出し、自分の上空を通過したことを知る。
 
 <<おい戦車兵、まだ生きてるか?>>
 <<ああ!ところで、あんた訛りが酷いな。傭兵か?>>

 片羽の赤いF-15のパイロットは、気まずそうに、少し間を置いて答えた。

 <<・・・秘密だ!>>

177タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/04/27(金) 00:02:07 ID:eImMvDlU0
投下終了です。

次回はT-72活躍の予定。

では。

178名無し三等陸士@F世界:2007/04/27(金) 00:12:29 ID:5KzT.vUQ0
タイフーン殿、投下乙であります。
次回のT-72神の大活躍が楽しみです!
しかし、国民から不信感を持たれながらも戦わなければならない
ユーク軍の方々・・・        .,Å、
        .r-‐i'''''''''''i''''‐-、
       o| o! .o  i o !o
      .|\__|`‐´`‐/|__/|
       |_, ─''''''''''''─ ,、 / _
     /              \
    /    /            i
    |      ● (__人_) ●   | キングカワイソス
    !                   ノ
    丶_              ノ

179名無し三等陸士@F世界:2007/04/27(金) 20:07:35 ID:8yg3DUlQ0
投下乙です!
><<決意、誇り、そういうのが一番たち悪いんだ!>>
今回で特に印象に残った台詞ですね。
一方では力の源になるが、度を過ぎると自分たちも滅ぼしかねない。
そういう意味では、今回のガルデシアの魔道歩兵のパイロット達と、
AC5のグラーバクやオヴニルに似たようなものを感じます。
 戦車隊の活躍にも期待しつつ、次回も楽しみにしています。

180タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/05(土) 00:21:05 ID:eImMvDlU0
こんばんは。皆様レスありがとうございます。

>>178
灰色に利用されて侵攻を受けた原因(直接的では無いとは言え)を作ったのは
軍強硬派だったそうですし、国民の中に不信感が広がっていたことは有り得ないことではないかと・・・。
よくよく考えるとAC5のラストで共に戦ってくれたユーク軍以外はオーシアやベルカに対してどんな感情持ってるか
よくわからないですよね(汗
強硬派の残党やそれに順ずる連中はユークのKGBやGRU的組織に始末されたんでしょうか・・・。

>>179
>オヴニル

ZEROのアサルトレコードではケラーマン教室出身者らしいですね。
「憎しみは憎しみしか呼ばない」と語るケラーマンに従事しながら、自ら純粋な憎しみの塊と
なってしまうとは・・・。
ルーキーながら25機を撃墜したあたりから将来有望だったのでしょうが、円卓陥落後の悲惨な後退戦や
ホフヌングでの無差別爆撃を見て感情が変わったか、グラーバクに乗せられたのか・・・。
アサルトレコードを見ているとシュヴァルツェ隊メンバーが明らかにベルカ人らしからぬパイロットが混ざっていたり、
アークバードやストーンヘンジの開発に携わった者がいて驚きです。

それでは投下開始です。

181タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/05(土) 00:23:20 ID:eImMvDlU0
3 創世暦987年 10月31日 エルスランド ガタムール高地 ガルデシア軍 第二防衛線前哨陣地

 「本当にやれるんですか、中尉!」
 「大丈夫だ。お前、自分が何に乗っているかわからないのか?」

 部下の言葉に、べドロクは力強い口調で返した。
負ける要素は微塵も無い。
 彼が乗っている戦車は、彼が現在考えうる最高の逸品なのだから。
 お坊ちゃん連中の道楽メカとは格が違う。

 「MBTの最高傑作、T-72だぞ!」
 「お、オブイェークト・・・?」
 「レオパルド?M1?相手じゃないぜ!AP装填!」

 べドロクのT-72のキャタピラが金属音を響かせ、エンジンが唸りを上げる。
 やけに狭い砲塔も、錆臭さも、べドロクにとっては最高に居心地のいい場所だ。
 最近しゃしゃり出てきたT-80やT-90とやらには性能こそ負けているが、実戦経験なら引けを取らない。
 ベルカ戦争でも、大陸戦争でも、環太平洋戦争でも、そして今の戦争にもT-72は参加している。
 核爆発によって魔女の釜と化したバルトライヒ山脈、エルジア陸軍が瓦解させられたウイスキー回廊での大戦車戦、ユークとオーシアが不幸な誤解を経て再び手を取り合ったズーデントール攻防戦―――歴史が大きく動いた戦場に、この戦車はいつだって骸を晒し、戦ってきた。

 「全速、突っ込め!」
 「了解!」
 「動いてる目標には、不思議と当たらないもんだ!」

 砂煙を上げて突っ込んでくる戦車の姿は、やがて距離を詰めるガルデシア軍魔道歩兵の擬似眼にも捉えられた。
 燃料でありエンジンである魔道石をエネルギー供給源として使用される映像描写装置―――カメラ―――は、無骨な鉄の獣をパイロットの前に映し出した。
 魔道歩兵は重魔道砲を捨て、鉈を携える。

 <<畜生、大砲は弾切れか。ガウバ、マイネ、向こうは一台だ。こっちは三機、囲むぞ>>
 <<了解>>
 <<やります!>>

182タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/05(土) 00:24:31 ID:eImMvDlU0
 魔道歩兵から光が伸び、真っ直ぐにT-72に突き刺さった。
 照準の正確さの割りに威力が小さいレーザーは砲塔に装備されたリアクティブアーマーに阻まれ、致命傷を与えることはできない。
 破片を撒き散らして姿を現した戦車は、煙幕を散布する。
 
 「う、撃たれてます!」
 「外側が無くなったぐらいで騒ぐな!照準!」
 「FCS故障!」
 「元々そんなもんアテにしてねぇ!」

 魔道歩兵の装備できる武器で戦車を破壊するには、対要塞戦用の重魔道砲か接近して砲塔上面を鉈で攻撃するしかない。
 通常兵装のレーザーでは、戦車の正面装甲は貫くことができない。
 その代わりレーザーから発するある種の電磁波が作用することで、火器管制装置等の電子機器が使用不能に陥ることは多々あった。
 ガルデシア側は一度の戦闘で百台近い戦車を撃破したと確信しているが、実際に全壊したのはその十分の一程度に過ぎない。
 もしその戦車や車両がガルデシアの計算通りに失われていたとしても、ユークにとっては乗員さえ無事なら、戦車の百台や二百台などすぐ補充できる数だ。 

 「直接照準!まずは挨拶だ。榴弾装填、信管は短延期!」
 「了解!榴弾装填、信管短延期!」

 べドロクは構わず命令を出す。
 バルトライヒ山脈で放射能と核汚染の中、ベルカ陸軍のレオパルド2A6と戦ったことに比べれば楽なものだ。
 ハイテクというものも悪くはないが、どうもべドロクは好きになれない。
 なんでもかんでも機械に任せていては、人間が乗る必要なんて無くなってしまう。

 「照準よし装填よし!」
 「撃て!」
 
 発砲の光に魔道歩兵のパイロットが反応したようだが、遅かった。
 榴弾は機体の前面装甲を貫き、背後で爆散させる。
 その爆風で二機が姿勢を崩す。

 <<なんだ今のは!?>>
 <<砲撃だ!>>
 <<よくもガウバを!>>

 魔道歩兵の銃から光が瞬く頃には、T-72は砂煙を上げて稜線ギリギリを駆け抜けていた。
 多くは命中せず、時折砂柱が上がるも、後には黒い穴の空いた稜線が残っているだけだ。
 スモークを散布し、T-72は砲撃を加えていく。

183タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/05(土) 00:25:25 ID:eImMvDlU0
 「一機やった!」
 「連続射撃!ケチケチするな、撃ちまくれ!」

 稜線を飛び出したT-72は一瞬停止し、その刹那に主砲を放つ。
 魔道歩兵の脇に着弾した砲弾が砂柱を作り出し、パイロットの目を眩ました。
 
 「偏差射撃だ。よく狙えよ!」
 「任せてください!ユーク戦車兵魂を教えてやります!」
 「その意気だ!」

 T-72は走行したまま、二発、三発と砲弾を撃ち込んでいく。
 いずれも至近弾だが、その爆風や破片は魔道歩兵に少しずつダメージを蓄積させるのに十分だった。
 戦車を狙う腕部の動きが目に見えて低下し、先ほどまで稜線や近辺に命中していたレーザーが車体を飛び越え、あらぬ方向へと向かう。
 
 <<早い!>>
 <<駄目だ。狙えない!>>

 混線する無線から、べドロクは敵に有効な火器管制システムが無い―――下手をすると、目視照準―――ことに気付いた。
 この世界は魔法という概念があるらしいが、その魔法というのはどうやら都合良く色々とできるものではないようだ。
 とは言えべドロクは魔法が強大なものであっても驚くことは無いと確信している。
 べドロクが元々いた世界にも、"リボン付き"やら"ラーズグリーズ"やら、存在そのものが魔法のような連中がごろごろしていたのだから。
 
 <<ザボード1、突出し過ぎだ!>>
 <<スモークだ!スモークを焚け!>>
 
 しまった、とべドロクは口に出す。
 援護の二台を差し置いて、べドロクの車は大きく突出してしまっていた。
 魔道歩兵は別れ、援護を受けつつ鉈を振り翳して前に出てきた。
 巨人のスピードは予想以上で、べドロクは自分の判断ミスを呪う。

 <<馬鹿が!調子に乗りすぎたんだよ!>>
 <<鉈だ!ぶった切れ!>>
 <<了解!>>

184タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/05(土) 00:26:32 ID:eImMvDlU0
 べドロクは深呼吸した後、叫んだ。

 「スモーク散布の後、右旋回して奴の正面に向けろ。AP装填!」

 砲塔脇のスモークディスチャージャーから煙幕弾が打ち上げられた。
 薄紫色の煙の中でT-72は急旋回し、主砲を魔道歩兵へと向けた。
 目視照準で、砲弾が撃ち出される。
 
 「よく覚えとけ!優秀な兵士は時として、優秀な兵器を上回るんだ!」

 二機目の魔道歩兵は、胸部を撃ち抜かれた。
 背中にできた貫通口から炎が伸び、機体全体を包み込んでいく。
 最後の敵を仕留めんとするT-72は旋回しようとした矢先、右キャタピラが何かを噛んだ。
 
 「おいどうした!?」
 「ヒトガタのパーツを挟みました!右のキャタピラが!」

 車体が大きく揺れ、金属が軋む音が砲塔に木霊する。
 魔道歩兵の上腕が右キャタピラと地面の間に挟まり、方向転換を阻んでいた。
 しかしべドロクは焦る様子も無く指示を出す。

 「榴弾装填、時限信管でやれ!」
 「それじゃあ戦車も吹っ飛びます!」
 「荒療治みたいなもんだ!早くしろ!」
 「了解!」

 T-72は右側に主砲を向け、至近距離で榴弾を炸裂させた。
 地面の傾斜と爆風を利用してT-72はキャタピラをロックしていたのパーツを退け、態勢を立て直して魔道歩兵と正面から向き合う。

 <<な・・・なんだと!?>>
 「教科書には、こんな方法載ってないだろうな!もっとも、教科書があるのか知らんがな!」

 榴弾が砲身から撃ち出され、魔道歩兵の胸部を抉り取る。
 爆発を起こすことなく魔道歩兵は跪き、焦げた胸元から煙を昇らせたまま動きを止めた。

 「よし、僚車を合流させた後、後退する。・・・どうした?」
 「ギアがイカれました。エンジンとキャタピラも」

 べドロクは俯き、悪態をつく。

 「訂正する。僚車と合流の後、後退する・・・」

185タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/05(土) 00:27:24 ID:eImMvDlU0
4 創世暦987年 10月31日 エルスランド ガタムール高地 ガルデシア軍 第二防衛線

 <<こちらティグ1、始めるぞ>>
 <<よし、降下開始。予定通りにな>>
 <<目的地上空に到達。各隊、降下準備!>>

 輸送機のハッチが一斉に開き、空に兵士たちがばら撒かれていく。
 歩兵だけでなくパラシュートを取り付けられた車両群も輸送機から吐き出され、白い落下傘を咲かせた。
 ユーク陸軍の空挺部隊は敵の直上にも関わらず、急襲を仕掛ける。

 <<よし、行くぞ!>>
 <<止まるなよ!途中下車は無しだ!>>
 <<着陸したら重火器を最優先で確保しろ!>>

 数え切れないほどの落下傘がゆっくりと降下し、地上に取り付いた装甲車に空挺隊員が駆け込んでいく。
 重火器の入ったボックスに兵士が群がり、それぞれパンツァーファウストや重機関銃を取り出す。

 <<な・・・なんだアレは!?>>
 <<空から兵隊が降ってくるぞ>>
 <<落とせ!撃墜しろ!>>
 <<目標が小さすぎて狙えない!>>

 ガルデシア軍の魔道歩兵や魔道騎兵は空を覆わんばかりの落下傘を狙い撃とうとするが、目標が小さすぎて命中させることができない。
 発射点は空挺部隊から空中管制機に伝えられ、攻撃機の群れによって制圧される。
 ガルデシア側が有効な反撃を行えないうちに、空挺部隊は装備を整え、機甲部隊となって攻撃を仕掛けた。

186タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/05(土) 00:30:11 ID:eImMvDlU0
 <<滅茶苦茶な作戦だ!空から部隊を下ろすなど!>>
 <<危ない時間は過ぎたな。各車、状況を報告>>
 <<一号車から七号車、問題無し。八号車、着地時にキャタピラ損傷。戦闘は可能>>
 
 ことユークでは空挺部隊の扱いが異質だと知られている。
 ユークにおける空挺部隊は先行しての要地確保等ではなく、機甲師団に似た形で最前線に投入されることだ。
 大量の戦車、装甲車と共に降下し、機甲部隊として彼らは戦闘を行う。
 形は変わるが環太平洋戦争中、オーシアへのマスドライバー強襲作戦、アピート国際空港襲撃、ジラーチ砂漠で行った前線への増援部隊降下もユークの特性を現していると言っていい。
 唯一空からの攻撃に対する弱点はあるものの、今のところガタムール高地上空の制空権はユークから動く気配は無かった。

 <<押されている!増援はどうした!?>>
 <<駄目だ。我が軍は分断されている!>>

 ガルデシア軍は必死に防戦するが、ユーク側は対戦車ミサイルや火砲の集中砲火を浴びせた。
 空からはA-10やSU-25、A-6の爆撃が襲い、陣地をクレーターに変えていく。
 
 <<こちらヴォルク6、敵陣地の制圧。掃討戦に入ります>>
 <<早いな。一時間もたなかった>>
 <<こちらヴォルク3、敵は敗走した模様。前進許可を求めます>>
 <<それは許可できない。現在位置で待機せよ。わかったか?復唱しろ>>
 <<現在位置で待機。了解です>>

 ユーク空挺部隊は降下地点とその一帯を制圧した後、陣地を構築し始めた。
 まだガルデシア側の防衛線は一つ―――第三防衛線が残されてはいたが、ユークは猛烈な空爆を加えるだけで地上部隊を前進させようとはしなかった。 
 今まで一方的だったユーク・ガルデシア間の戦いであったが、ここに来て初めてユーク側は大きな損害を被った。
 空においても、地上においても。
 既にユーク側の犠牲者は司令部の予想を大きく上回りつつあり、その結果中途半端な形で高地への進撃は停止を余儀なくされた。
 
 <<なぁユーリー?>>
 <<なんだ>>

 穏やかさを取り戻しつつある無線に、空挺隊員の会話が混じる。

 <<何人クビが飛ぶと思う?>>
 <<十人!手堅い線だ>>
 <<おいヴォルク8、不謹慎すぎるぞ>>
 <<へへっ、すみません>>
 <<もうちょっと絞り込め。七人だな>>

187タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/05(土) 00:38:33 ID:eImMvDlU0
投下終了です。

次回十二話で両軍の超兵器が顔見せ(の予定です)

AC6では空中戦艦が登場するとの噂・・・。
地球防衛軍3のマザーシップみたいなのが出てきたら勝てなそうだ(汗

XBOXだとカスタムサントラで好きな音楽流せるから色々と楽しめそうですw

それではまた。

↓以下チラシの裏

コックカワサキの中の人がカミーユや少佐と同じことに驚愕

188名無し三等陸士@F世界:2007/05/05(土) 01:22:41 ID:xsS49mlo0
投下乙です

AC知らないけどそれはそれで読めますわなw
個人的にはA-10にもっとうわなんdsルーデルあwせdr

189名無し三等陸士@F世界:2007/05/05(土) 01:57:54 ID:X9DoCVGA0
投下乙です。
オブイェークト!!珪素太り(ハイテク戦車)とは気合が違う!!!

ガルデシアといえば「あの子」。目からビームとか口から何か吐いたり、肉球でぶっ飛ばしたり(マテ
するんでしょうかね〜。
一方ユークは何が来るのか・・・。次回にwktkしつつ待ってますよー
本命:超巨大潜水艦ドレッd(違、対抗:超破壊光線戦闘機ファルケンx30
大穴:超巨大攻撃衛星 ソヴィエツキー・ソユーズ(TLS〜、
無印:超巨大水素爆弾 ツァーリ・ボンバ、超巨大生物恐怖の大王イカ(PAMPAM

190名無し三等陸士@F世界:2007/05/05(土) 08:00:24 ID:8RNT3GbA0
やっぱ本命は鉄の雨ですかね。 個人的には皇帝に消滅させられるガルデシア軍が見たいがw

191名無し三等陸士@F世界:2007/05/06(日) 00:35:43 ID:xL2tt65E0
オブイェークト!!

192タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/06(日) 22:43:51 ID:eImMvDlU0
皆様レスありがとうございます。

>>188
どうもありがとうございます。
>AC知らない人でも
知らない人にもできるだけわかるようにしているつもりですが、そのまでの文章力が
無いことをお詫びします。
何かありましたら、遠慮なく聞いて頂けると嬉しいです。

>>189->>190
ファルケンは出す予定です。
AC0のおまけモードでファルケン使うとモビウスでも簡単に撃墜できる罠・・・。

>あの子
理不尽バリアと口部レーザーは使用と予告です。
それなんてサイコガンダ(ry



ところで、もしEDFがF世界に召喚されたら、大してゲーム本編も変わらない展開になるのでしょうか・・・?

193名無し三等陸士@F世界:2007/05/07(月) 17:05:51 ID:8RNT3GbA0
EDF、いやストーム1がいればもし深海竜や古代竜がいても余裕ですな

194名無し三等陸士@F世界:2007/05/07(月) 22:55:42 ID:/1wKRPsw0
EDFが召喚されたら・・・

やっぱり伝説の男が一人(二人)で世界中の国々を制圧して終了でしょう。

195陸士長:2007/05/08(火) 21:44:12 ID:.X5kEQkU0
「あの子」がどれだけ強かろうが、操縦者狙えばいいんじゃないかと。
ファルケンの凶悪ビームがあの子を唐竹筒切りするのを超期待。

196名無し三等陸士@F世界:2007/05/08(火) 23:43:51 ID:B9jewEYk0
>>195
もし操縦者がいない自律機動型で動力源の位置が不明なら
脚部をなぎ払えばよいかと。
あとは戦車隊の一斉砲撃やら航空隊の爆撃で
煮るなり焼くなり…。

197タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/09(水) 00:04:26 ID:eImMvDlU0
こんばんは。

>>193->>194
あの世界の航空戦力ってどうなっているのか疑問です。
戦っているのは歩兵だけですし・・・戦車とヘリは使おうと思えば使えますが・・・。
地球防衛軍2の蜘蛛はなんであんなに強いんだ(汗
リロード中に何度蹂躙されたことか・・・。

>>195
陸士長様、こんばんは。
ファルケンのビームは射程距離3000で撃墜できる理不尽武器ですからねぇ・・・。
8492が全機ファルケンならラーズグリーズも消えていただろうでしょうに。
レーザーで唐竹切りというと頭壊されたレギオンが赤い触手振り回してガメラを
攻撃した感じ、もしくは某吸血鬼漫画の執事みたいの使うワイヤーでしょうか?

>>196
ちゃんとパイロットはいますよ。
最近出番が無くなって、最後に出た時某舞乙のEDよろしく走り去った人が・・・。

>脚部を破壊

消防の頃ガンダム見てて「なんで地雷使わないんだ!」「歩兵で待ち伏せして足に
バズーカ撃てばいいじゃん」とか偉そうに言ってたことを思い出しますorz

今思うと「足なんて飾りです」という台詞は作品そのものを否定しかねないような
発言だったような・・・。

今日の投下はお休みです。

ん?なんだこれは、蟻の体液か?

198名無し三等陸士@F世界:2007/05/09(水) 20:24:16 ID:2Oh1LKG20
ファルケンレーザー、あれ敵が豆粒くらいに見える距離だと
照準の範囲内でチラチラ動いて自動で当ててくれる機能まであるからなぁ。
あれくらい鬼のような装備ってゲーム広しといえどなかなかない。

あれにかかると全長1キロくらいの巨大衛星が一撃でバラバラ・・・。

199名無し三等陸士@F世界:2007/05/09(水) 22:02:56 ID:g4kLpyP.0
サンダーーーーーーー!

200名無し三等陸士@F世界:2007/05/10(木) 00:23:48 ID:sOVzuWFs0
漢は黙ってかんしゃくだま

201名無し三等陸士@F世界:2007/05/10(木) 05:18:34 ID:/1wKRPsw0
敵の巧妙な罠です!

202名無し三等陸士@F世界:2007/05/15(火) 04:36:58 ID:pWHf0Ayc0
最近に三期が始まったので「時空管理局がF世界に召還されますた」はどうだろう

203名無し三等陸士@F世界:2007/05/15(火) 08:58:01 ID:mcwUyOY60
時空管理局って軍隊なのか?
どっちかというと警察に近いような気がするんだが

204名無し三等陸士@F世界:2007/05/17(木) 00:03:32 ID:nCOSXJEUO
サウスパークがF世界に召喚されますた

205名無し三等陸士@F世界:2007/05/17(木) 00:12:51 ID:yRugYah20
軍隊じゃないけど無茶苦茶な話になりそうだなw

206名無し三等陸士@F世界:2007/05/17(木) 00:23:32 ID:ltpv04xs0
ケニーが死にまくりw

207名無し三等陸士@F世界:2007/05/17(木) 06:46:56 ID:IvX.uGKQ0
一等陸士だの空尉だの言ってるから警察というか自衛隊……?<時空管理局

208名無し三等陸士@F世界:2007/05/17(木) 21:12:05 ID:yCYorTqY0
軍ではあるが警察として振る舞う

209名無し三等陸士@F世界:2007/05/18(金) 18:04:36 ID:LebyVslM0
>204
カートマンが新興宗教の教祖になるのは間違いねぇなw

210名無し三等陸士@F世界:2007/05/18(金) 20:02:43 ID:9WSt756.O
新興宗教と言うよりネオナチw

211タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/18(金) 22:17:00 ID:eImMvDlU0
>>202->>203>>208
三期はヤシガニ臭と種死ばりの脚本でアンチスレが盛り上がっていると聞きましたが・・・。
ニ○ニ○で毎回見ている私は(ry

>>204->>205
見てみたいよね?んけーい?
WOWOWの放送再開はいつなのかな?んけーい?

>>206
ケニーの吹き替えって声優さんが口にティッシュ詰めて話してるんですよね・・・。
なんてこった!ケニーが殺されちゃった!

>>209->>210
カートマンは大好きですw
あれを最悪と言わずに何と言えばいいかw

ママもママでふた(ryですし(汗

212名無し三等陸士@F世界:2007/05/24(木) 07:35:15 ID:Xbemxa620
時空管理局は訓練風景とか見ると完全に軍隊だと思われ

213名無し三等陸士@F世界:2007/05/24(木) 12:35:20 ID:83/wJNuE0
時空管理局というか、なのはのいる部署が軍隊的な所らしい。
時空管理局そのものは、複数の平行世界間に於ける国連みたいなものみたいだし。

214名無し三等陸士@F世界:2007/05/24(木) 14:30:30 ID:IvX.uGKQ0
実は時空管理局は、善意の強制による無数の世界の可能性を摘んでしまう自覚無き悪の組織、
てなネタを思いついたことがあるが「はいはい永遠の終わり永遠の終わり」と言うことに気付いて考えるのを止めた。

215名無し三等陸士@F世界:2007/05/24(木) 14:34:15 ID:6gZvnqMg0
>>212
8話終盤だけじゃん…

216名無し三等陸士@F世界:2007/05/24(木) 16:35:39 ID:AMxoc01o0
>>213
時空管理局の仕事は警察、消防、救急、軍隊、税関、孤児院、裁判所、自然保護、災害救助
が判明しているが、具体的にどんな組織なのかはいまだに不明。

217名無し三等陸士@F世界:2007/05/24(木) 17:41:13 ID:FAHq/mTI0
なのは達をファンタジー世界に召喚しても想定しうるリリカルなのはのストーリーの範囲に収まるだけのような気もする。
ファンタジー世界にロストロギアを回収しに行くっていかにもありそうな話しだし。

こう言って何だが、これはこれで面白いかもしれない。

218名無し三等陸士@F世界:2007/05/24(木) 18:08:14 ID:awW6R4Oc0
でもなのは達を含め管理局ってかなり傲慢だからなぁ。
F世界と衝突しそうだ。

219名無し三等陸士@F世界:2007/05/24(木) 18:10:06 ID:IvX.uGKQ0
>>216
……そんだけ揃ってるならもう国家と言っていい気がする。
いくらなんでも税収無しでそれだけの組織運用できると思えないし。
てことは管理局と名前を変えただけの官僚国家なんかなあ?

220名無し三等陸士@F世界:2007/05/24(木) 19:18:14 ID:83/wJNuE0
>てことは管理局と名前を変えただけの官僚国家なんかなあ?

実はソ連みたいな組織だったりしてな…

221名無し三等陸士@F世界:2007/05/25(金) 06:23:53 ID:FAHq/mTI0
>218
たしかに傲慢なところはあるが圧倒的技術、戦力を持つものがそうでないものに見せる傲慢さとしては特別に傲慢といえるものではないと思う。

なら、いっそのこと逆に時空管理局のあるところをこのスレで言うファンタジー世界にして、時空管理局を圧倒するほどの戦力を持つ勢力をそこに召喚するというのはどうだろうか。
そういう勢力がすぐには思いつかないんだが。

222名無し三等陸士@F世界:2007/05/25(金) 11:38:35 ID:83/wJNuE0
>>221
オーガスみたいに時空振動弾で周辺平行世界ごと砕かれて、モザイクみたいになった世界に放り込めば何とかなるかも。

223名無し三等陸士@F世界:2007/05/25(金) 14:51:31 ID:tUqXj7N.0
>>222
スーパーSF大戦 とか スーパーFT大戦 なんか参考になるかも。

224名無し三等陸士@F世界:2007/05/25(金) 18:23:59 ID:nez/UR5Y0
ごめん何の話かさっぱり分からない
元ネタが何かテルミー

225名無し三等陸士@F世界:2007/05/25(金) 19:57:03 ID:a6msLsQ60
>>218
魔法使える奴はそれだけで法律違反、
魔法捨てるかミッドチルダに移住するの二択しかないところとかか。

226名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 06:47:01 ID:FAHq/mTI0
ミッドチルダに明らかにより高度なテクノロジー、魔術を持つ艦隊が現れてなにかのロストロギアの引き渡しを要求するってのはどうだろう。
こう言うのだと、艦隊の方は悪役になることが多いがホントにせっぱ詰まった理由でロストロギアを求めていると言うのも面白いかもしれない。

機動六課がファンタジー世界に行って、現地では信頼されている魔法教会だか、組合だか、ギルドにロストロギア引き渡しを要求するってのも考えられる。

どっちも、引き渡しを拒否したらただごとじゃすみそうにないけど。

227名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 08:14:44 ID:IvX.uGKQ0
>>226
たとえばそれは、敵性宇宙人による地表の放射能汚染、その除去装置の核になるロストロギアの要求とか?
(艦隊構成戦艦は自動完全修復装置と幾つ墜とされても尽きない戦闘機と死なない提督と壊れる第三艦橋装備)

228名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 11:49:44 ID:PrNDtOqYO
>自動完全修復装置と幾つ墜とされても尽きない戦闘機
質量保存の法則無視かよ

229名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 12:53:30 ID:awW6R4Oc0
管理局って誰からもらった権限でよその世界に介入してるのかさっぱりわからんのだけど
実際の所どうなの?
もしF世界に介入した場合、F世界側はそれを知りたがると思うのだけど。

230名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 17:38:59 ID:MsAR/znU0
>>229
権限?
決まっているじゃないか
『 自 称 』管理局

「下等な連中が迷惑行為しないよう管理してやっている
ありがたく思え」

行動理念の基本はこれw

異世界まで管理する権限なんぞ宇宙の創造主ですら無いってw

231名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 18:04:49 ID:xL2tt65E0
>>227
何という宇宙戦艦
これは間違いなくヤマト

232名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 18:08:21 ID:FAHq/mTI0
>227
だいたいそんな感じ。
艦隊側は自分たちが属する世界の問題を解決するために早急にロストロギアが必要で、時空管理局との信頼を築く時間がないって状況があればいいわけだし。

考えられる経過としては
1.艦隊、時空管理局双方とも脅威の交渉能力を発揮してめでたしめでたしに終わる。
2.交渉途中に戦闘状態に入る
3.交渉が長引いて、艦隊が属する世界が滅亡。艦隊が報復と称して時空管理局に攻撃を仕掛ける。

こんなとこかも。

233名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 18:32:18 ID:nez/UR5Y0
>212からの流れワケワカメ

234名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 18:55:17 ID:H.S8adFA0
別スレだけど、AC4でコジマ技術をロストロギアと認定した管理局が
企業に無条件引渡しを要求して、リンクスに管理局殲滅依頼がくるってのがあったな
魔法が勝つのか、ネクストが勝つのか判らんが

235名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 19:35:31 ID:V/FCcmwoO
234
それ何処のスレ

236名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 20:38:27 ID:zTnUd18A0
>>234
管理局はなのは属する六課以外は無能だからヤバイな。

237名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 21:03:41 ID:Oyk9xUWE0
俺も気になるから教えてほすぃ
>>234

238名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 21:49:24 ID:H.S8adFA0
スマン、間違えて変なのに書き込んだorz

そんなツッコんだ内容じゃないけど

いろんな世界にレイヴンを派遣するスレ 庶務一課 
ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1157538944/l50x
 
224、管理局迎撃
依頼文なんで短いよ

239名無し三等陸士@F世界:2007/05/26(土) 22:59:05 ID:V/FCcmwoO
234
Thanks
人間相手にACの兵装使うなよ…

240名無し三等陸士@F世界:2007/05/27(日) 14:22:32 ID:alGDe2Yc0
ごめん・・・面白いんだけど・・・・
板の趣旨から外れてきてると思う。

241名無し三等陸士@F世界:2007/05/27(日) 23:55:20 ID:nez/UR5Y0
俺は既についていけてないw

242名無し三等陸士@F世界:2007/05/28(月) 11:33:56 ID:V/FCcmwoO
だれかファンタジーにAC4の世界が召喚されました 書かないかね

243名無し三等陸士@F世界:2007/05/29(火) 19:04:43 ID:6RLo0V0U0
コジマ粒子の汚染で酷い事に・・・

244名無し三等陸士@F世界:2007/05/30(水) 09:07:34 ID:bJFcWGuQ0
昔 AC2の火星古代遺跡の暴走でバトルアリーナの盛んな都市が
異世界に飛ばされたらという設定で書き始めて
電子部品とエネルギーの上手い調達法が思いつかず
異世界に吸収されるか全滅確定じゃんでやめた事があるw

245名無し三等陸士@F世界:2007/05/30(水) 13:23:48 ID:gO1ZVu/M0
では「クレスト社が召還されますた」なら?

246名無し三等陸士@F世界:2007/05/30(水) 20:07:36 ID:PIQ1bbgQ0
PS3がないのでAC4は出来ないのだが、ファンタジー世界でAC又はMTが
活躍(異世界を蹂躙)するにはどの程度のインフラや資源が必要なんだろう?

247名無し三等陸士@F世界:2007/05/30(水) 20:50:59 ID:l9V4ccXk0
非常にどうでもいいんだが……ACと書かれても解らんぞ

アーマードコアとエースコンバット以外にも,アーマークラスだとかオートキャノン
だとか言ってることがあるしな

248名無し三等陸士@F世界:2007/05/30(水) 21:01:48 ID:LRXicGHM0
>>247
そんな捻くれんでも・・・
PS3がないのでAC4は出来ないのだが>これに続いてAC,MT
どう考えてもアーマードコアの話じゃないか

249名無し三等陸士@F世界:2007/05/30(水) 21:40:26 ID:Rg95j0iI0
>>246
そもそもアーマードコアって燃料なに使ってんだろ?

250名無し三等陸士@F世界:2007/05/31(木) 00:41:27 ID:1vOjqa.M0
むしろロボならフロントミッションの方がやりやすい気がする
「USNが召喚されました」とか「OCUが召喚されました」とか

251名無し三等陸士@F世界:2007/05/31(木) 01:02:47 ID:Rg95j0iI0
OCUなら日本も登場させられるからいいかもな
単純にOCU日本が召喚されますたでもいいかもしれない

252名無し三等陸士@F世界:2007/05/31(木) 01:33:03 ID:H.S8adFA0
ハフマン島がF世界に召喚されました
資源タップリ、F世界陣営巻き込んでOCU・USNガチバトル

253名無し三等陸士F世界:2007/05/31(木) 04:00:01 ID:/6naZNys0
OCU日本の日本国防軍なら現実のヘタレな自衛隊以上の戦いを見せてくれそう。

254名無し三等陸士@F世界:2007/05/31(木) 19:56:41 ID:H.S8adFA0
とりあえず黒井さん以下、機動強襲群は大暴れだろう

255名無し三等陸士@F世界:2007/05/31(木) 21:42:11 ID:zh0LI88.0
それでも、マクドネル・ダグラス・三菱なら・・・やってくれる!

256名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 00:44:49 ID:lUmeIgxc0
ゼロ戦カラーのZは激しく燃えたなぁ

257名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 06:46:47 ID:r0syKA5A0
神聖ブリタニア帝国領内にハフマン島が召還されました。

258名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 08:31:21 ID:8RNT3GbA0
てかブリタニアを召還すればよくね?

259名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 09:07:45 ID:v3fnIocs0
植民地込みで召喚するのか、それとも本土だけ召喚するのか
地形レベルから変わりそうだな

260名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 12:57:58 ID:83/wJNuE0
OCUvs神聖ブリタニア帝国?

261名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 13:33:55 ID:bJFcWGuQ0
F世界Vs神聖モテモテ王国

カオスだw

262名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 13:45:45 ID:83/wJNuE0
F世界vsスットン共和国

しっと団 F世界に進出の巻

263名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 13:54:25 ID:mlAZCjw60
>>262
で、あの隊長さんがF世界に間違った少女漫画の概念を叩き込むんですね!?

264名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 19:09:55 ID:CQ3KIkms0
F世界がアストラギウス銀河に召喚されますた

265名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 22:08:19 ID:9WSt756.O
F世界にスターフォックスが召喚されますた

266名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 22:54:51 ID:Ntjz4CNU0
F世界にスターオーシャンの軍隊が召喚されますた

267名無し三等陸士@F世界:2007/06/01(金) 23:41:56 ID:IvX.uGKQ0
どれもテクノロジー格差が開きすぎデス……恒星間文明に一惑星のF文明がどうしろと。
それともF文明側は精霊王古代龍を使役しまくれるレベルだったりするんでしょうか。

268名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 01:55:27 ID:zh0LI88.0
スターゲイトで出てきた先がF世界ですた。

269名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 01:58:35 ID:H5045NQg0
マブラヴの帝国軍&極東国連軍が召喚されますた

270名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 07:21:43 ID:6KnBHENQ0
ベイダー卿がゼロのルイズにry

271名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 09:43:48 ID:83/wJNuE0
>>267
F世界側もスペオペ風味にしてしまえば…って、それじゃ普通のスペオペだw

272名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 11:59:12 ID:vLyrVcKA0
スペオペ宙学がF世界に召喚されたとな?

273名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 13:03:41 ID:IvX.uGKQ0
>>271
「極限まで進歩した、魔法と区別の付かない科学文明」
vs
「極限まで進歩した、科学と区別の付かない魔法文明」
ですか……いやもうこれはどう考えてもここの管轄ではないっすw

274名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 13:45:43 ID:83/wJNuE0
>>273
どう見てもスペオペの題材です。本当にあり(ry

まあ、相手の文明レベルを低く見積もっているからこそ、活躍も出来るってものですからね。
地球の近代に現代並みに発達した魔法文明の国家が放り込まれたらどうなるか?
そんなのも面白いかもと思う今日この頃。

275名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 15:19:12 ID:9WSt756.O
F世界に最後の大隊が召喚されますた

276名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 17:01:13 ID:3ZY5UC.I0
>>270
あれは面白いよな

277名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 19:06:29 ID:l9V4ccXk0
>>271
つ【宇宙英雄物語】

278名無し三等陸士@F世界:2007/06/02(土) 20:24:48 ID:vNkBBYxs0
片翼の妖精が群青の空を越えてに召還されますた

279名無し三等陸士@F世界:2007/06/03(日) 23:56:20 ID:tIl0t7H6O
特攻隊がファンタジ世界に召還されますた。

280名無し三等陸士@F世界:2007/06/04(月) 16:43:53 ID:83/wJNuE0
1945年8月14日の大日本帝國がファンタジー世界に召喚されました

281名無し三等陸士@F世界:2007/06/04(月) 17:55:35 ID:YUsFumNs0
佐渡島ハイブ攻略戦時の全部隊がF世界に召喚されました

282名無し三等兵@F世界:2007/06/05(火) 02:20:04 ID:BsYgcDrM0
>>280
それは既にあった気がする。
8月15日の玉音放送で異世界転移が告げられる作品。

283名無し三等陸士@F世界:2007/06/05(火) 11:57:45 ID:83/wJNuE0
>>282
やはりあったか…
では、朝鮮戦争直前の頃の日本がGHQごとF世界に召喚とか…

284名無し三等陸士@F世界:2007/06/07(木) 17:53:27 ID:xL2tt65E0
>>282
それどこにあるの?

285名無し三等陸士@F世界:2007/06/07(木) 23:55:08 ID:yCYorTqY0
太陽帝国の八八艦隊1934 F.R.S plusのNew Horizonのトラック宇宙港がF世界に召喚されますた

286名無し三等兵@F世界:2007/06/08(金) 00:55:19 ID:BsYgcDrM0
>>284
くろべえさんのページの「頂き物保管庫」で、名無し屯田兵さんの作品。
オリジナルの小ネタだから1本だけ。

287名無し屯田兵@F世界:2007/06/08(金) 06:42:42 ID:f6iwdbTo0
>>286
その小ネタを大本営発表氏が発展させたSSが
二代目保管庫
ttp://fwsdf.hp.infoseek.co.jp/
のWikiに第一部のみ収録されていますね。
第二部と外伝も以前の皇軍スレに投下されていたはず。

288名無し三等陸士@F世界:2007/06/12(火) 00:47:03 ID:xtZUG/5o0
>>226
ミッドチルダより高度なテクノロジーを持ってるっていうと
俺にはウルトラマンシリーズの宇宙警備隊しか思い付かない

289名無し三等陸士@F世界:2007/06/12(火) 01:38:43 ID:6KnBHENQ0
スタートレックの29世紀辺りで互角か?

290名無し三等陸士@F世界:2007/06/12(火) 07:55:13 ID:1eR8VFhs0
>289

次元航行技術を抜きにしたら24世紀の宇宙艦隊でも十分かと

291名無し三等陸士@F世界:2007/06/12(火) 09:26:46 ID:83/wJNuE0
平行世界渡航技術を持った文明となると…趙空シリーズのミスターグレイとか?

292名無し三等陸士@F世界:2007/06/12(火) 11:18:53 ID:MqmsGSOkO
つ『星界シリーズ』の「アーヴによる人類帝国」

293名無し三等陸士@F世界:2007/06/12(火) 15:25:54 ID:83/wJNuE0
>>292
ありゃ平行世界渡航技術じゃなくて、平面世界渡航技術だと言ってみる。

294名無し三等陸士@F世界:2007/06/12(火) 20:25:20 ID:n6JR1hWI0
つ宇宙戦艦ヤマモトヨーコ

295タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/06/14(木) 23:01:54 ID:eImMvDlU0
こんばんは。
しばらく投下が遅れていて申し訳ありません。

代わりと言っては何ですが、AC6のトレーラーをどうぞ。

ttp://www.gamespot.com/video/938702/6172373/ace-combat-6-fires-of-liberation-official-trailer-1

296名無し三等陸士@F世界:2007/06/15(金) 07:16:25 ID:pznzzpQg0
時空管理局ではなく機動六課だけを異世界に放り込んだとしてどの程度の軍隊までと戦えるかな?
現代兵器でも核以外はきかなそうな気がするんだが
BC兵器は知らんけど

297名無し三等陸士@F世界:2007/06/15(金) 09:38:06 ID:hz0.2j320
この前はやての小限定解除でストーンヘンジ級の砲撃やっちまったからな
フル解除された日には通常兵器ではまず適わんよ
一ついえることは余裕で地球を滅ぼせる事ぐらい

298名無し三等陸士@F世界:2007/06/15(金) 11:54:00 ID:awW6R4Oc0
ドラゴンボールのように実にジャンプ的な状態だからなぁ。

299名無し三等陸士@F世界:2007/06/15(金) 12:46:42 ID:9WSt756.O
海馬社長を召喚

300名無し三等陸士@F世界:2007/06/15(金) 15:32:27 ID:83/wJNuE0
>>298
そうか、ドラゴンボールの世界に送りゃいいのか…

301名無し三等陸士@F世界:2007/06/15(金) 18:02:56 ID:pWwkVIRA0
ドラゴンボールといい、機動六課といい補給は通常の軍隊より遙かに少なくていいからな・・・
異世界に行ったところでそっち方面の枷がほとんどないから無制限無敵状態に近くなるような。

302名無し三等陸士@F世界:2007/06/15(金) 18:52:05 ID:bIvOmiY.0
じゃあ、「マヴラブオルタの日本がF世界に召喚されました」で誰かプリーズ。

303F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

304名無し三等陸士@F世界:2007/06/15(金) 22:53:58 ID:hoO/RxNk0
>>302
マヴラブオルタやフロントミッションの日本が召喚されるとしたら
F世界側も聖刻の操兵みたいな人型兵器がいたほうがおもしろそうだな

305名無し三等陸士@F世界:2007/06/16(土) 08:41:01 ID:bJFcWGuQ0
>>304
人型兵器が有効な兵器であると言う暗黙のお約束を
理解というか空気を読める人向けだな

まぁ俺も読んでみたいがw

306名無し三等陸士@F世界:2007/06/16(土) 11:47:42 ID:83/wJNuE0
>>305
スレタイを架空の軍隊がF世界に召喚されますた(人型アリ)
とかしないと、空気読んでくれない人もいそう。

307名無し三等陸士@F世界:2007/06/16(土) 13:46:35 ID:ihOMsGVg0
野党連立政権が成立した途端に日本がF世界に召還されちゃいました

308名無し三等陸士@F世界:2007/06/16(土) 18:00:35 ID:H5045NQg0
香月夕子(Muv-luv)が救世主として召還されますた

309名無し三等陸士@F世界:2007/06/16(土) 18:29:50 ID:yq0ekbhk0
>>304
F世界側のあらゆる種族は巨人サイズの縮尺(というか日本人が小人)で、
兵器の方が「鋼鉄の肉体を持ち、言葉もなしに同族と意志を疎通する凶悪な魔物の民族」だと思われていて、
和平会談で「君達の使うその小さな家畜は実に賢くて器用だな。いくらか譲っていただけないか?」とか言われるという展開はどうだろう。

石造りの陣幕(それなりの規模の基地)を見学していたら共食い整備中の人型兵器を見つけて、
「なんだこれは……そこな男は以前我らが刃を交えた騎士ではないか!?
 友や相棒の遺骸をバラバラにして転がしておくのが貴殿らの礼儀だというのか!」
「……ああ、いや、誤解しないで頂きたい。
 彼らは死んだわけではありません。機体こそ動きませんが、また戦う日を待っていますよ。
 この機体はあなた方のような生き物とは違って、部品ごとに別々に作られるのです。
 みな同じように作られているから、人命さえ無事ならば他は交換する事もできるのです」
「……つまり、なんだ。
 己が動けぬとあらば同胞に手足や臓物を仲間に分け与える事すら厭わぬのか、貴殿らは!?」
「……? ええ、まぁ、そうですね。
 拒む者に強制はしませんが、本人や遺族が望むなら、医師はそうします。
 我々の間でも賛否両論あるのですが、そうする事で助かる命がある事は事実ですから。
 実を言えば、かくいう私もその意志を札にしたためてあるのですよ。
 ……まぁ、私が死んだ時はまともな死体なんて残っていないでしょうけどね」
(なんという恐るべき献身と団結だ……。
 我ら聖騎士団でもこれほどの傑物はそうはおるまい。
 なるほど、この団結があるからこそ、誤射も恐れず乱戦で魔術の矢を打てるのだな)

とかいう情景を妄想してみたがプロットは作らない。

310名無し三等陸士@F世界:2007/06/16(土) 19:11:18 ID:Rg95j0iI0
絢爛舞踏祭のBALLSみたいだな。
異星人が攻めてきたとき、お相手してたのが汎用ロボだったもんだから
和平会談で人間が出てきてびっくらこいたっていう。
舞台中だと寄生種呼ばわりだ。

311名無し三等陸士@F世界:2007/06/16(土) 19:37:42 ID:ERCpSr2.0
>390
それは残念だな。
面白そうなのに。

312名無し三等陸士@F世界:2007/06/16(土) 19:54:59 ID:r/fgVSEY0
>>309
イメージ的には、科学技術を持たないマクロスのゼントラーディ軍ですか?

313名無し三等陸士@F世界:2007/06/16(土) 21:04:24 ID:LYObt/bI0
マクロス船団がF世界な星にやってきますた

314タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/06/16(土) 22:22:56 ID:eImMvDlU0
>>313
ミンメイの歌で結託した皆さんとか・・・。
AC6ではカスタムサウンドトラックで「愛・おぼえていますか」を流しながら空中戦やりたい・・・。

今回の超兵器はフレスベルクとアークバードが混ざったような空中戦艦らしいですね。
敵側のエース部隊がX-02使ってるようですし、また架空機が出てきてくれるんでしょうか。

それにしても400対700の空中戦をやれるとは・・・今からwktkが止まりません。


投下再開を前に、今までの年表を。

315タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/06/16(土) 22:23:49 ID:eImMvDlU0
2015年9月21日 

 ・ユークトバニア・オーシア・ベルカの三国共同の合同軍事演習がバストーク半島にて展開される。
 ・ユーク情報部の『少佐』、ニカノール首相にゼネラル・リソースの規模拡大を報告。
 ・オーシア国防空軍大尉ジャック・バートレット、模擬空戦予定のユーク軍機と合流できず。
 ・ユークトバニア連邦共和国、地図より消滅。

創世暦987年 9月21日

 ・マクミリィ海岸地帯でガルデシア軍による、エルスランド一般市民虐殺。
 ・Mig-29四機から成るユーク空軍クワント隊、正体不明の竜と交戦、これを撃墜。
 ・オーシアのフリージャーナリストであるアルベール・ジュネット、クワント隊隊長機に同席し空戦に巻き込まれる。
 ・ニカノール、首相官邸にて自国の異世界への転移を聞かされる。
 ・ベルカ国営放送、OBCといった海外のチャンネルが全て不通に。
 ・ユーク空軍のRF‐4E、マクミリィ海岸一帯を偵察飛行。

2015年9月21日

 ・転移を逃れたユーク海軍、セレス海小艦隊の一部がオーシア第三艦隊と合流。

創世暦987年 9月23日

 ・バストーク半島に展開中の部隊を急遽再編成し、マクミリィ海岸への調査隊が派遣される。
 ・VTOL空母「アドミラル・ゴルゾフ」を旗艦としたセレス海小艦隊、調査隊を支援。
 ・ユークトバニア陸軍第256機械化歩兵師団に所属するパドフ・エネメスキー軍曹の班が現地民(エルフ)と接触。
 ・戦車隊を始めとしたユーク地上軍の一部がマクミリィ海岸に上陸。橋頭堡を確保。
 ・デルフィアス・フォテッサ、手柄独り占めを目的に友軍部隊を襲撃。直後にユーク戦車隊を攻撃するが、大損害を被り撤退。
 ・ユーク空軍空中管制機「オーカ・ニエーバ」、海岸地帯へ接近する国籍不明部隊の大編隊をキャッチ。ゼニート隊、モルニヤ隊、バリヤグ隊、ルーチ隊が指揮下に入る。
 ・戦闘機隊との空戦で損害を受けたガルデシア軍ワイバーン、艦隊へ攻撃目標を変更。対空迎撃でワイバーンは多くが撃墜されるが、防空網を掻い潜った少数の攻撃により駆逐艦「カラーチュ」、「ズロダイ」が被弾。少なからざる死傷者を出す。
 ・アカーヤ・クルノヴァス、ユークとの同盟に向けて行動開始。
 ・ガルミール軍港に保管されていたミサイル潜水艦「リムファクシ」の修復作業が秘密裏に開始される。

創世暦987年 9月28日

 ・VTOL空母「アドミラル・ゴルゾフ」艦内において、ニカノールとアカーヤの秘密会談が行われる。協力してのエルフ迫害を求めるアカーヤに対し、ニカノールは断固拒否の姿勢を見せ、議論は平行線に。
 ・ユーク陸軍バジョスク基地に移送されたエルフ難民の子供たちと、カローニン一等兵が交流。
 ・グラーシャ空軍基地でアルベール・ジュネット、数名のエルフ難民たちから情報収集。
 ・アカーヤとニカノールの会談が決裂に終わる。
 ・ユーク展開部隊、一時的な撤退を開始。

316タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/06/16(土) 22:24:36 ID:eImMvDlU0
 創世暦987年 10月2日 

 ・シーニグラードにおいてマクミリィ海岸における戦死者の追悼セレモニーが開かれる。
 ・ユーク国内でエルスランドとの友好が大きく宣伝される。同情と情報操作によって、国民は親エルフへと傾いていく。
 ・少佐、ニカノールに「ガルデシア占領プラン」を提出。秘密裏に弾薬、各種装備の増産が進められる。

創世暦987年 10月9日

 ・ユーク、集団的自衛権を建前にエルスランドへ軍を派遣。カラスカを始め、各地から戦力が抽出される。
 ・セレス海小艦隊にイージス艦「ブードシシィ」、「ベニェーク」が合流。
 ・エルジア製「X-02」、ベルカ製「ファルケン」、二種の新型戦闘機が少数だが作戦に参加。
 ・ガルデシア軍ワイバーンとユーク空軍が再び交戦。ユークは長、中距離ミサイルの飽和攻撃でワイバーンの数を減らすが、ドッグファイトに巻き込まれ損害を出す。オメガ11、撃墜されるがベイルアウトに成功。
 ・上陸に成功した地上部隊の先遣とデルフィアスの魔道歩兵隊が交戦。外装の破損を撃破を誤認した魔道歩兵隊は脚部への集中攻撃を受け、またもや大損害を出す。
 ・デルフィアス、功を焦りワイバーンを後退させるが、脅威を取り除かれたユーク空軍攻撃機による猛攻を受ける。空からだけではなく、歩兵からの肉薄攻撃で損害を増大させる。
 
創世暦987年 10月20日

 ・バジョスク基地よりパドフ軍曹の分隊が移動。カローニン一等兵、エルフの未亡人より指輪を受け取る。
 ・アカーヤ・クルノヴァス、マンティコアの起動準備を開始させる。

創世暦987年 10月25日

 ・ガタムール高地攻略のため、ユーク軍は大規模な移動を開始。
 ・ティグ輸送隊をガルム隊及びクロウ隊が護衛する。ガルム及びクロウ隊の詳細は伏せられる。

創世暦987年 10月29日

 ・陸上空母「ガルゾゥン」を中核とした総勢十二隻のガルデシア軍陸上艦隊、ガタムール高地に布陣。
 ・メルクーア・ボルトルス将軍、アカーヤよりガタムール高地の指揮権を委譲される。

創世暦987年 10月30日

 ・ユーク軍、ガタムール高地攻略作戦を開始。準備砲撃と爆撃の後、T-80を先頭に立てて前進を開始。
 ・ガルデシア側のワイバーン投入数七十に対し、ユークは総計三百五十機を投入。A-10とMig-27、武装ヘリがガルデシア側防御陣地を虱潰しに破壊していく。
 ・ガルデシア魔道歩兵隊、接近戦で航空支援を封じ、重魔道砲による攻撃で戦車隊の足を止める。
 ・ユーク戦車隊、集中砲撃で城壁を次々に破壊。防衛線に雪崩れ込む。
 ・ガルデシア軍、新型の魔道騎兵を投入。フレアと長距離ミサイルを封じられ、ユーク側戦闘機の圧倒的優位が崩れ去る。
 ・エリッヒ・ヒレンベランド、ユーク所属として新生シュネー隊を指揮。前線に復帰。
 ・戦線を突破したユーク戦車隊がガルデシア陸上艦隊とクロスレンジでの戦闘に突入。双方に大きな被害が出る。
 ・ガルデシア陸上巡洋艦バルザーグ、左舷七箇所に命中弾を受け操舵不能に陥った後、ユーク攻撃機の爆撃で艦橋等を完全に破壊され、戦闘不能に。

創世暦987年 10月31日

 ・ユーク陸軍戦車兵べドロク中尉、単独で魔道歩兵三体を撃破。
 ・ユーク司令部、被害の急速な拡大に前進を断念。ガルデシア軍の第三防衛線突破を諦め、第二防衛線の確保を最優先に変更。
 ・ユーク空挺部隊、第二防衛線を急襲。制圧に成功。
 ・ガタムール高地における戦いは双方の交戦中止によって終了する。

317名無し三等陸士@F世界:2007/06/20(水) 19:07:04 ID:pznzzpQg0
なのはの世界の軍隊は主人公達とか突出している少ない例外を除けば結構いいバランスしてると思うけどな
大部分が飛べないし

318名無し三等陸士@F世界:2007/06/20(水) 23:59:15 ID:9WSt756.O
いらん

319F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

320名無し三等陸士@F世界:2007/06/22(金) 16:22:47 ID:yq0ekbhk0
>>317
マジレスすると、あの作品は思想面、経済面の理解不能性が強すぎると思う。
「外交ルートのない他国の領土で大量破壊兵器が発見されたので巡洋艦を送り込んで制圧。確保した容疑者は自国で裁く」
という行為が正当なものとして扱われている、という時点で相当“狂った”国家である事が伺えるし。

いや、別に厨設定と言いたいわけではなく、実際それなりに説得力のある国家像を想定できる気はするのだが、
どう好意的に考えても「ギリシャ的民主主義」「植民地支配」「優生思想」「ミッドチルダ陰謀論」とかいう単語が頭を離れてくれない。

321名無し三等陸士@F世界:2007/06/22(金) 19:16:16 ID:IvX.uGKQ0
>>320
同じように感じる人はいるものですね、やはり。
加えて言うと、ミッドチルダが他国家(世界)に対して優位を保っている主因である魔法使いに関しても、
他国(世界)に存在が確認されると拉致して(或いは説得が先に立つのかも知れないですが)
自国の兵力として強制徴募する制度が普通に存在しているようです。

何というか、説得力はあるけど……凄く、物騒な匂いがする訳で……(;´Д`)

322名無し三等陸士@F世界:2007/06/22(金) 23:50:26 ID:11iohZnA0
>>321
しかもこの間の管理局のお偉いさんの演説聞いてると
ミッドチルダの治安維持と正義ために武装強化を!
って、どこのブッシュ演説かと

ミッドチルダオワタ\(^o^)/

323名無し三等陸士@F世界:2007/06/23(土) 09:34:46 ID:8RNT3GbA0
大丈夫。26話が終わる頃には冥王様が国家元首になってるから

324名無し三等陸士@F世界:2007/06/23(土) 15:39:27 ID:phNkDqNI0
>>323
そいつぁーむしろ
多次元世界オワタ\(^o^)/

【エクセリオンブレイカーで消滅】

325名無し三等陸士@F世界:2007/06/24(日) 00:02:42 ID:wVeeDyWQ0
>>320-321
ミッド陰謀論的には、魔法に少しでも対抗できそうな特殊要素はさっさと始末されてそう。
あの作品世界郡にあるもので言うならHGSとか、霊力とか。

もしかして神咲は設定整理の関係で出てないのでなく、消されて((;゜д゜)))ガクガクブルブルとか。

326名無し三等陸士@F世界:2007/06/24(日) 00:17:41 ID:pk5CuKb20
ゴジラ世界の自衛隊(自衛軍?)がF世界に召還されますた
なんてのを流れを無視して考えてみたり・・・
「超兵器揃いだからドラゴンにも対抗出来ます」とか。

327名無し三等陸士@F世界:2007/06/24(日) 01:19:19 ID:IvX.uGKQ0
>>324
「ナンテイウミニクイ姿ナノ
コレガ人間ナノ……
ドウシテワタシハコノ動物ヲ守ロウトシタノ 」
「レイジングハート!!!!」
ということですか?

328名無し三等陸士@F世界:2007/06/27(水) 19:03:11 ID:Whdjh0D60
きっとミッドチルダは過去にベルカ戦争とか経験して唯一残った先進魔導国家だったんだよ!

329タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/15(日) 23:08:24 ID:eImMvDlU0
こんばんは。
私用でしばらく投下できませんでした。

それは投下開始。

330タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/15(日) 23:09:34 ID:eImMvDlU0
トナカイたちの旅

第十二話 特別編

0 創世暦987年 11月1日 エルスランド カラスム近郊上空

 <<こちらクワント6、畜生!とんだ貧乏クジだ!>>
 <<無駄口叩くな!こいつらプロだ。気を抜くと食われるぞ!>>

 ミサイルを回避したSI―――ユークトバニアにおける魔道歩兵の総称―――がフランカーの後ろを取って銃撃し、フランカーがそれを間一髪のところで避ける。
 フレアを射出した後に距離を取ろうとするが、SIは爆発的な推力でそれに追い縋った。
 
 <<人型が戦闘機よりも早い!そんなこと信じられるか!>>
 <<お前らの世界じゃ、理解できないだろうな。だがこれが現実だ>>
 <<黙って撃墜されろ。小うるさいハエどもが>>

 人型の機械に戦闘機が空中戦で圧されるという、通常ならば有り得ない状況に困惑するパイロットたちを、SIを操るガルデシア軍パイロットたちは嘲笑で言葉を返した。
 これまでの戦いで戦闘機に圧倒されていたガルデシアは、ここに来て急速に自らの能力を高めつつあった。

331タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/15(日) 23:10:26 ID:eImMvDlU0
<<サンダーヘッド、増援はまだ来ないのか!?>>
 <<こちらサンダーヘッド。ほとんどの飛行隊は出払っている>>
 <<ふざけるな!このままじゃまずい!>>
 
 空中管制機に怒鳴るパイロットの声には、少しずつ焦燥と悲鳴じみたものが色を濃くし始めた。

 <<待て!通信が割り込んだ。なんだこれは・・・ベルカ語だと?>>
 <<あいつらだ!>>

 ユークのパイロットたちは、視界に移る灰色のF-14Dに戦意と希望を取り戻す。

 <<待たせたな諸君!シュネー1より各機、槍の投擲距離に入った。放て>>

332タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/15(日) 23:14:05 ID:eImMvDlU0
1 創世暦987年 11月1日 エルスランド ユーク空軍野戦飛行場

 「お疲れ様です!三機撃墜、おめでとうございます!」
 「ありがとう。整備と補給を頼む、午後にもう一度上がるぞ」
 「もう一度・・・ですか?飛行割り当ては別の隊でしたが」
 
 二十年前と同じカラーリングを施された愛機を降りたエリッヒ・ヒレンベランドは、自分の言葉に首を傾げる整備員を不思議に思った。

 「飛ばないと落ち着かないんだ。頼むぞ」
 
 整備員は理解できない、とでも言いたげだったが、すぐに敬礼を返した。
 ヒレンベランドは軽く敬礼し、仮設の基地の中へと入っていく。

 「よぅ片羽。お前、帰って来てたのか」
 「その名前はやめてくれよ。今の名前はエヴァンジェ・ドミナントだ」

 茶色いフライトジャケットを羽織った、初老にしては年若く見える男にヒレンベランドは歩み寄る。
 男とヒレンベランドは戦友―――かつて空で戦った敵同士なのだが、彼の中では友人だった。

 「何、お互い様だろ。"あいつ"は?」
 「相棒―――いや、サイファーなら格納庫だ」
 「一緒じゃ無かったのか。一杯やりたかったんだけどな」

333タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/15(日) 23:15:07 ID:eImMvDlU0
 ヒレンベランドは残念そうな顔をする。
 サイファーというTACネームで呼ばれるパイロットは、彼が最も好意を寄せる奴だ。
 二十年前の戦争でヒレンベランドと激闘を繰り広げ、彼を撃墜したのもサイファーだ。
 
 「飲んで飛ぶと死ぬぞ」
 「何、空で死ねるなら本望だよ」

 どこか迷いのようなものを感じさせる男の表情とは逆に、ヒレンベランドの言葉には虚偽というものが全く無い。
 彼は純粋に空で戦うことが大好きなのだ。
 そうでなければ、安定した収入と仕事を捨ててまで、わざわざ戦闘機に乗るため海を越えたりはしない。

 「中尉、飛行隊長がお呼びです」
 「すぐ行く!じゃあな片羽。死ぬなよ」
 「ああ・・・サイファーにはよろしく言っておく」
 「あんまり昔のこと、気にするなよ。やっちまったことは仕方無い」

 男―――二十年前にピクシーと呼ばれたパイロットがどんな道を歩んだか、ヒレンベランドはよく知っている。
 だが、彼はそれを咎めるつもりも責めるつもりも全く無かった。

334タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/15(日) 23:16:07 ID:eImMvDlU0
 「どうも飛行隊長。始末書はどこです?」
 「何を言ってるんだ、君は」
 「おかしいな。俺が呼ばれる時は大抵装備の使い潰しを咎められる時だった気がするんですが」

 司令室に通されると、基地司令は眉間に皺を寄せた。
 ヒレンベランドを始めとして各国の傭兵―――悪く言えば行き場所を無くした連中の吹き溜まり―――を任せられている基地司令の負担は相当なものらしい。

 「まあいい・・・座ってくれ」
 「いくらしました?これ」

 高級品のソファーに、子供よろしく跳ねてみたヒレンベランドは、部屋に恰幅のいい基地司令以外にもう一人の人物がいることに気付いた。
 それがなかなかの美人だったので、ヒレンベランドは襟を直す。

 「そこの美人は?」
 「単に、"少佐"と・・・」
 「魅力的な女性は本名を知りたいもんでね」

 少佐と呼ばれた女性は、ヒレンベランドの問いに微笑みを返した。
 基地司令は脂汗を浮かべ、二人の間に割って入る。
 
 「中尉、君の身に危険が及ぶ前に自重した方がいいぞ。彼女は情報部の少佐だ」
 「ハァ。で、情報部の人間が俺になんの用です?今更スパイの疑惑をかけられたって、何も出てきませんよ」

335タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/15(日) 23:17:39 ID:eImMvDlU0
 同じベルカ軍に籍を置いていた"大馬鹿野朗"のせいで、ヒレンベランドは空を飛べるまでかなりの時間を必要とした。
 幸い彼は政治や思想に全く興味を持たず、ただ単に空で戦いたくて軍にいたようなものだったから、檻に放り込まれるようなことは無かった。

 「貴方を戦犯容疑で事情聴取するなんて馬鹿のすること―――違うかしら?」
 「少なくとも、あんたは馬鹿には見えない」

 少佐は言葉を返さず、部屋の電気を消す。
 ブリーフィングに使用するスクリーンに、マクミリィ海岸地帯の地図が映し出された。

 「実は先月、我が軍の調査隊がマクミリィ海岸地帯で消息を絶ったの」
 「しかし、海岸地帯はもうこっちの配下じゃありませんか」
 「ええ。でも、予想外のことは起こるもの」

 地図が移り変わり、黒焦げたヘリの残骸が映る。

 「調査隊はヘリの墜落時に全員が死亡。それだけなら問題はないわ」
 「随分冷たいことを言う人だ。ちょっと幻滅しましたよ」
 「問題は機密書類の入ったブラックボックスがガルデシアの手によって持ち出されたこと」
 「機密書類?」

 また画面が切り替わる。
 今度映されたのは、巨大な塔に似たレーザー砲、白塗りにされた巨大な航空機等だ。

336タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/15(日) 23:19:38 ID:eImMvDlU0
 「今までの大戦で、多種多様な超兵器が投入されてきたのは中尉、あなたも知ってるわよね?」
 「ええ。エクスキャリバーでしたか?ベルカが使っていたのは」
 「ストーンヘンジ、そしてSOLG。これを見てちょうだい」

 ヒレンベランドは目に入った機体に首を傾げた。
 アークバードとやらに似ているが、機体の中央には航空機が発進できそうな口がある。
 
 「昔ベルカが作った重巡航管制機に似ていますね。どこのものです?」
 「エストバキアの空中空母よ」
 「これも一緒に?」
 「そう。その情報がガルデシアに渡ったら、あまり喜べる話じゃない」

 エストバキアがどこにある国かよくわからないので、ヒレンベランドは一応相槌と首を縦に振っておいた。
 
 「既にスペツナズに一個旅団がブラックボックス奪還のためガルデシア領内に潜入しているわ。貴方たちには、彼らの回収護衛を頼みたいの」
 「しかし、わざわざ俺たちを引っ張らなくても他にいるでしょう。ユーク空軍には」
 「信用できるのがあなた達ぐらいしかいない、と言ったら嫌われるかしら?」
 
 言われてみれば、とヒレンベランドは思う。
 人命を最優先に考えるユークが手持ちの純空軍をおいそれと秘密任務に投入させることは有り得ない。
 外国人傭兵部隊だって、中にはテロリストまがいや刑務所から直接ここに来た者、戦犯を逃れるため名前を変えている奴までいる。
 そんなどこの馬の骨ともわからん連中の中でヒレンベランドが選ばれたのは、単に一番マシだったからだろう。
 
 「わかりました。引き受けましょう」
 「ありがとう。帰ってきたら、私を調べていいわ」

 ヒレンベランドは少し考えて、口を開く。

 「やめときます。俺は飛行機の方がいい」

337タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/15(日) 23:20:35 ID:eImMvDlU0
投下終了です。


以下チラシの裏。




エスコン6の僚機はハクロオさん。

338名無し三等陸士@F世界:2007/07/15(日) 23:38:28 ID:t2ombu/s0
投下乙です

>帰ってきたら、私を調べていいわ
メタルギアを思い出した

339名無し三等陸士@F世界:2007/07/15(日) 23:51:15 ID:X9DoCVGA0
タイフーンさんお久しぶりです。
魔道歩兵がネクスト化しちょる・・・。次は唐沢でも来るか?
まあ、後は重要物ヘリで送るなと・・、カブ使えカブ。

ちなみに、「ハクオロ」ですよ。

340名無し三等陸士@F世界:2007/07/16(月) 23:12:37 ID:nCOSXJEUO
ガルデシアの開発スピードが異常な件

341名無し三等陸士@F世界:2007/07/17(火) 18:08:33 ID:lTzHcVFc0
? 新型高速魔道歩兵はできたてほやほやの兵器だと思うが

ってかぜんぜん時間進んどらんぞ

342名無し三等陸士@F世界:2007/07/18(水) 00:41:19 ID:RQb0CBlE0
久しぶりの投下乙です。
ガルデシアの魔道歩兵の生産スピードってどの位でしょうか。

あと、今更な質問ですが「トナカイたちの旅」というタイトル
にはどんな意味が込められているのでしょうか。

343名無し三等陸士@F世界:2007/07/18(水) 00:46:51 ID:y.RujJi.0
ウクライナ混成旅団

344名無し三等陸士@F世界:2007/07/18(水) 02:08:11 ID:Xca4PfL.0
タイフーン氏投下乙です。
>「やめときます。俺は飛行機の方がいい」
これもなにげに女性に対して喧嘩売ってるセリフですねw

機密文書ですが、詳細を知ったところで根本の技術体系の異なる文明では
そう簡単にあの基地外性能を再現できたりはしないでしょうけど、
似た技術が存在すれば概念として参考にすることは可能でしょうからね。
確かに流出は非常に好ましくない。
ユークも相手側の技術体系を知る身ではない以上、警戒はされるべきですね。

>>342
ユーク国旗に跳躍するトナカイが描かれているのでそのことかと。

345名無し三等陸士@F世界:2007/07/18(水) 16:13:52 ID:PrNDtOqYO
>>342
12月25日がクライマックスなんだろ

346タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/20(金) 23:21:47 ID:eImMvDlU0
こんばんは。
学園島スレ避難所に投下してきて遅れました。

>>338
元ネタはそれです。
果たしてMGS4は箱で出るんでしょうか・・・。

>>339
高速魔道歩兵のイメージはエ○レカセ○ンのジ・エンドやニルバージュあたりを
思い浮かべて頂けると幸いです。

>ハクオロ

すみませんorz フォークで刺されてきます。

>>341-342
魔道歩兵の生産については作中で説明する予定です。
こうして皆様からレスを頂くと自分の不足している部分が次々と浮かび上がってくる・・・。
おかげで助かります(汗
タイトルは>>344氏が言ってくださっていることがそのままです。

>>344
少し話題はズレますが、AC6に登場するエストバキア(敵国)の空中戦艦にはフレスベルクやアークバードから連なる
技術体系で生み出されたように思えます。
空中空母というと3のスフィルナ(うろ覚え申し訳ない)にも通じるデザインですし・・・。

>>345
クライマックスはシリーズ定番の12月31日にできればな、と思っています。
とにかく書かないと・・・できれば11月1日までには完結させたい・・・。


それでは続き投下。

347タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/20(金) 23:24:23 ID:eImMvDlU0
3 創世暦987年 11月1日 エルスランド内陸部 ノースグランダーⅠ.G社派遣キャンプ

 「こんにちはジュネットさん。待っていましたよ」
 「忙しいところすみません。無理を言ってしまって」
 「いえいえ。いいんですよ」

 メガネをかけた、少々卑屈そうな男は微笑んでジュネットを出迎えた。 

 「ガルデシアのSIについてお聞きしたいそうですが。まずどこから話せばいいでしょう?」
 「何を使って動いているんでしょうか?燃料を使っているのですか?」
 「それに関しては説明するより見てもらった方が早そうですな」 

 男と言葉を交わしながらジュネットはキャンプ―――と言ってもちょっとした研究施設ばりの規模はある―――に案内された。

 「これを見てください」
 「石・・・ですか?」

 やがてジュネットは、薄暗い部屋へと通される。
 広い室内には、上半身だけの魔道歩兵が鎮座していた。
 男は透明なケースに照明を点けると、中にある紫色の、菱形をした石が妖しく輝いた。

 「魔道石とガルデシア人は呼んでいます。ああ、触っても大丈夫ですよ」
 「これがエンジン?」
 「いえ。燃料も兼ねています。固形燃料とエンジンが一緒になっていると言えばわかりやすいでしょう」

 ジュネットはケースの上に開けられた穴に手を突っ込み、石を人差し指で何度か突っついてみる。
 何処かの飛行石のように弾かれると思ったジュネットだったが、それが杞憂に終わったことを確信すると、石を一撫でした。

 「この石を核として、ロボットが動くわけです。ここ、動かしてみてください」

348タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/20(金) 23:25:52 ID:eImMvDlU0
 次に男は、ジュネットに球状をした装置を見せた。
 パソコンのマウスの後ろを思わせるそれをジュネットが動かすと、脇で静観していたSI―――魔道歩兵の右腕が大きく動いた。
 
 「手が動いた!」
 「すごいでしょう。全く驚くべきものですよこれは」

 男は興奮を隠さず、言葉を並べる。

 「ハッキリ言って人型兵器など戦争の約には立たない。でも御覧なさい、随所に革新的な技術が盛り込まれているんです」
 「革新的な・・・技術?」
 「人間の動きをトレースし、全く同じように動かす。今までできるように思えて、誰もできませんでした」

 本人に悪意は無いのだろうが、ジュネットは僅かに陰鬱な気分になった。
 いつの時代だって、悪意の無い科学者が悲劇の根源を作り出している。
 
 「最近は更に改良が加えられたタイプが投入されていると聞きます。それは戦闘機とも互角に戦えると・・・」
 「何ですって?」
 「恐らく、この短期間の間に改良が加えられたのでしょう。驚くべき技術の進歩だ。たった一ヶ月で我々の三十年を追い越しているんだから」

 技術屋はこれだ、とジュネットがややうんざりしていると、一冊のノートが目に入った。

 「エレクトロスフィア?」
 「ああ、妄想を書きなぐったものですよ。恥かしいなぁ」

 男は苦笑いしてノートをジュネットから放す。
 ジュネットはそこに書かれていた名前を口に出した。

 「サイモン博士・・・」
 「ええ。私の名前ですよ」

349タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/20(金) 23:28:32 ID:eImMvDlU0
4 創世暦987年 11月1日 ガルデシア首都 ブルドベルーム

 <<第九十六魔道歩兵隊と第百二十七魔道歩兵隊の魔道石抜き出し作業は一時間後を予定。各員は準備を怠るな>>
 <<マンティコアのマナ充填率は六割。充填終了予定は未定>>

 格納庫の中では兵士たちが慌しく動き回っていた。
 魔道歩兵の胸部からコアが取り出され、別の魔道歩兵がそれを運んでいく。
 
 「聞こえますか?デルフィアス」
 「閣下・・・」

 尊敬する殿下の声に、マンティコアのコックピットに収まるデルフィアスはぼんやりと目を開けた。

 「おはようございました」
 「おはようござい・・・ました?」
 
 明らかに合っていない言葉に、アカーヤは眉を顰めた。
 デルフィアスは"人間をやめた"―――いや"やめさせた"とは言え、ここまで酷いとは思わなかった。

 「生体核化しているので少々・・・」
 「なるほど」

 副官の言葉に納得した後、アカーヤはコクピットのハッチを閉めさせた。
 臭いものには蓋をしておくのが、最も良心的な方法だ。

350タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/20(金) 23:29:25 ID:eImMvDlU0
 「進行状況はどうなっていて?」
 「生体核との合致は問題ありません。ただ・・・」
 「ただ・・・なんですの?」

 言いにくそうにする整備兵を、アカーヤは睨み付けた。

 「マナの充填率が遅々として進まないのです。各地の魔道歩兵をかき集めてはいますが・・・」
 「そうですの。もっと欲しい、そう言いたいのですわね」
 「いえ!そんなことは!」

 アカーヤは笑みを浮かべ、小さく手を合わせた。

 「わかりました。手を尽くしましょう」
 「ありがとうございます。申し訳ありません」
 「謝るのは失敗したときで十分ですわよ」

 格納庫を出ると、副官が媚びるような口調でアカーヤに問いかけた。

 「マンティコアで我々は勝利できるはずです。ユークがエルフの守り神ならば、マンティコアは我々の守護神なのですから」
 「皇帝要塞―――あれはもう使える?」
 「閣下、心配が過ぎはしませんか。あの要塞は・・・」
 「使えるか使えないか、それだけを聞かせなさい」
 「いつでも使用可能です。今すぐにでも」
 「そう・・・」

 アカーヤは口元を緩めた。
 ユークから手に入れた、ユークがかつていた世界に存在していた超兵器の数々を写した書類の群れ―――それを極めて短時間の間にガルデシアは解読し、自らの力に変えようとしている。
 
 「切り札は二枚、三枚と用意しておくもの。多いに越したことはないですわ・・・」

351タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/20(金) 23:30:18 ID:eImMvDlU0
すみません、2を飛ばして投下してしまいました。
今から投下する所を先にお読み下さい。

352タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/20(金) 23:31:27 ID:eImMvDlU0
2 創世暦987年 11月1日 エルスランド カラスム近郊上空

 <<こちらガウデべウラ3、こいつらカトンボ以下だ。張り合いのない>>
 「脱出した奴は撃つなよ。胸糞が悪くなる」
 <<了解、ガウデべウラ1>>
 
 黒と紫で塗装された魔道歩兵のコクピットで、ガウデべウラ・バルタノヴァスは首を鳴らした。
 彼の指揮する第八十七魔道歩兵隊の面々は、戦闘機隊の網を掻い潜って爆撃機だけを撃ち落していく。

 <<ガウデべウラ3からガウデべウラ1へ。敵は後退を開始した模様>>
 「よし。俺のところに集まれ」

 爆撃機が爆弾を捨てて離脱し始めると、ガウデべウラは追撃を許可せず、部隊を集結させる。
 
 <<しかしガウデべウラ1、ここ一週間随分と静かになりましたね>>
 「そうだな。ガタムール高地で向こうも相当な被害を出したらしい」

 ガウデべウラは席に背中を預けた。
 ここ一週間というもの、彼らはずっと破綻しかけた戦線の火消しに奔走している。

 「もっとも、俺たちは腰骨を折られたわけだがな」
 <<ははは。正道派の連中は情けないものです>>
 <<お姫さまはまだ戦う気なんでしょうか・・・我々の隊も、もう半分しか残っていないのに>>
 <<種族の絶滅までとことんやる気なんだ。そうでなきゃ、昔の同胞を虐殺なんてできやしない>>

353タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/20(金) 23:32:46 ID:eImMvDlU0
 隊の兵士たちは、それぞれに不満や苦言を呈す。
 正道派―――エルフ絶滅を最優先とする一派を、彼らは毛嫌いしている。
 
 <<メルクーア将軍は和平を望んでおられます。我々も同道すべきではないでしょうか>>
 「今はまだその時期じゃない。時が来れば、起こるべくして起こる」

 ガウデべウラ―――いや隊の兵士の多くは、既にこの戦争にガルデシアが勝てる可能性が残されていないことに気付き始めていた。
 大体、弱小国苛めを常勝と勘違いしていた国が、少なくとも異世界で戦い抜いてきた大国に戦いを挑むこと事態が、重大な過ちだ。

 <<隊長、一つ聞いてよろしいでしょうか?>>
 「なんだ?」
 <<"あの子"がまた動き出したのは本当なのですか?>>
 「追い込まれたお姫様が封印を解く可能性は十分にある。無いとは言えないな」

 部下の言葉に、ガウデべウラは陰鬱な心境になった。
 "あの子"がどれほどの力を持つか、彼はその目で見てきている。

 <<悪夢を繰り返すつもりなのか・・・>>
 <<"あの子"がどれほどの悲劇をもたらしたのか、アカーヤ殿下はわかっていないんです!>>

 兵士たちの中にも、ガウデべウラと同じような光景を見てきた者がいる。
 ガルデシアの栄光は裏を返せば、他民族の苦痛と悲劇から搾り取られたものだ。

 「みんな、よく聞いてくれ。誰にも不平不満はある。俺だってそうだ。だが俺たちは、軍人としてここにいる」

354タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/20(金) 23:33:31 ID:eImMvDlU0
 ガウデべウラは全機に通信を開く。

 「ならば、与えられた責務を全力で果たせ。それが、我々にできる最善の策だ」

 ガウデべウラは今のガルデシアの行為自体には疑問を有しているが、ガルデシアという国―――そして国民を守る気持ちは人一倍強かった。

 <<了解>>
 <<板ばさみってやつも大変ですね・・・ガルデべウラ1>>
 「言うなよ。悲しくなるじゃないか」
 <<ん?隊長、カラスム司令部より通信です>>
 「読め」
<<ガウデべウラ隊はシュハイメル山脈に展開、潜入したユーク工作兵の掃討にあたられたし、です!>>

 ガウデべウラは首を鳴らす。
 僚機が編隊を組む。

 「よしみんな、お仕事だ。行くぞ」
 <<了解ガウデべウラ1。天使の微笑みが守ってくれますように>>

355タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/07/20(金) 23:37:18 ID:eImMvDlU0
投下終了です。
お見苦しいことになってしまい、申し訳ありません。

以下、チラシの裏

<<アイマスに搾取されるのは愚民のやることだ>>
<<俺のことだよ、orz>>

356名無し三等陸士@F世界:2007/07/21(土) 02:02:33 ID:ebUBI1Vg0
乙です。
>「エレクトロスフィア?」
やはりAC3の未来に繋がっているということでしょうか。

ガウデベウラ隊が攻撃を仕掛ける工作兵は
シュネー隊が護衛する部隊でしょうか。
だとすると異世界のエース部隊同士の戦いの予感…。

357名無し三等陸士@F世界:2007/07/21(土) 10:02:10 ID:bJFcWGuQ0
ぶっちゃけ、固有名詞の単語が良くわからないな

358名無し三等陸士@F世界:2007/07/21(土) 10:14:53 ID:P9cPz/o60
「おはようございました」...オレンジがこんなところに!(笑)

359名無し三等陸士@F世界:2007/07/21(土) 12:59:01 ID:RAC0RWhs0
ってか・・・そんな短期間で解析なんてできるのかな?
仮に超兵器を開発しようとしても技術レベルが追いつくか微妙だしそこまで急激に技術が進化するとも思えないし・・・

360名無し三等陸士@F世界:2007/07/21(土) 21:41:09 ID:n9O0k/Yc0
最初から高い技術(分野によっては科学によるものを凌駕する)があったけど、
それを兵器として有効に使い、運用するためのあれこれに欠けてたとか。

今までの戦いは、2足歩行メカのような、
兵器に向いていないものでも圧勝できるようなものだったそうだし。

ところで『皇帝要塞』の中枢はやっぱり戦闘機の飛べるトンネルの向こうにあるのでせうか?

>>326
『おまえ達はGじゃない! おまえ達はGじゃない! おまえ達はGじゃない!』
『効いてる! 効いてるぞ! ウロコ野郎どもに俺達の攻撃が!
やつらはGじゃない! 無敵じゃないんだ!』
とかでパラボラメーザーでこんがりドラゴンステーキに。
ファンタジー世界で無敵の暴君だったドラゴン族に圧勝するも、
一番自分達が勝ったことを信じられないのは当の自衛隊の人たちでしたとさ。
どっとはらい

361名無し三等陸士@F世界:2007/07/24(火) 21:35:28 ID:yq0ekbhk0
>>326
怪獣と共感する子供達=天性のドラゴンライダーという展開も捨てがたい。
“純粋な子供達”がポケモン感覚でモンスターと友達になるのでなし崩し的に闇の種族の安住の地と化してしまい、
ふと気がつくと横浜の中華街的なノリで有名な龍族街までできてしまっている(たぶん名古屋辺りに)とか。

「入隊する前というか、ガキの頃にはさ、憧れてたんだ。
 怪獣から市民を守る自衛隊、悲惨な災害現場で市民を救助する自衛隊、日本の平穏を守る自衛隊、ってな。
 ……思ってなかったよな、ドラゴンの卵を守るために暴徒を虐殺しろとか、そんな命令が来るなんてさ……」

362名無し三等陸士@F世界:2007/07/25(水) 00:26:19 ID:iXI4hM860
>360,361
「所詮、マグロ喰い野郎」 某宇宙人
でも、黄金三つ首竜に負ける自衛隊、そして
「入隊してから、一度言って見たかったんだ 総員退避〜」 by吉岡 平。

Xシリーズを視て、現地の少年が、
「やっぱり、ラピュタは本当に在ったんだ」と言ったりして。

新刊が出なく禁断症状の為、誰か蓮実大佐か、陸上機動部隊が召喚されました。を
書いてくれないでしょうか。VT信管鹵獲後ならカタパルトも実用化したし、飛燕
の稼働率も高そうだし、蓮実補正で魔法も無効化しそうで、「みらい」より活躍
してくれるかと妄想。

363名無し三等陸士@F世界:2007/08/10(金) 05:54:18 ID:r0syKA5A0
ふと、ネウロを読んでいてオズワルドwithHALが召還されたらってネタを思いついた。
最強じゃね?

364名無し三等陸士@F世界:2007/08/30(木) 21:34:03 ID:1gh8TaF.0
前スレのジパングネタの本人なんだが、ジパングネタの需要ってある?
あれからちょっと話書いてみたけど
「みらい乗員はやっぱりその世界の未来が分かる」
という先入観っぽいのがあって
その人間&エルフ&ドワーフ&その他種族の連合軍VS魔王軍&最強帝国なファンタジー世界は
実はジパング世界で出た超人気ゲームの世界で、みらい乗員にはその世界の未来が分かって
草加の類似キャラがその事を知ってしまい、魔王&帝国が消滅したら人間がエルフ以下の種族を
奴隷化してしまうのを知り、活動を開始する・・・

ってネタバレしてしまったし、どう見てもトンデモ設定です。本当にありがとうございました。。。

365364:2007/08/30(木) 21:38:55 ID:1gh8TaF.0
トンデモ設定はカエレとかネタバレじゃ意味ねぇじゃん。。。とかなら今後は前回のようにまじめなネタだけを投下したいと思います

366名無し三等陸士@F世界:2007/08/30(木) 23:12:19 ID:tIl0t7H6O
別にトンデモでも楽しければ(ryな俺は異端

367名無し三等陸士@F世界:2007/08/31(金) 05:41:16 ID:lUmeIgxc0
>>366
( ・∀・)人(・∀・ )
しかも自衛隊最強俺達Tueeeeであってもいいってんだから最悪の厨ニ病
ああ、中学二年が懐かしい

368364:2007/08/31(金) 22:26:52 ID:13w2xdEI0
前回の続きのssを投下します

369364:2007/08/31(金) 22:27:33 ID:13w2xdEI0
1-2
あれからしばらくの時間がたった

南鳥島沖 夜 
イージス艦「みらい」内

「今日は金曜か」
みらい艦内の食堂にて麻生保はテーブルにおかれているカツカレーを見て呟いた
麻生保は席に座ると辺りを軽く見回した

周囲はワイワイと賑やかであった
航海からまだ幾日も経っていない今、色々と話す事も多い
そんな中、テーブルの向うに洋介と菊池、尾栗の三人が何やら話をしているのが見える
菊池は口を拭き、コーヒーか何かを飲んで話をしているらしかった
麻生保はそんな光景を見ながらゆっくりとカレーの味を楽しんでいた

そんな中、ふと明らかに海自には関係のない話が彼の耳に聞こえてきた

「だから、その弓兵に騎馬隊突っ込ませちゃだめですよ」
「でも柳さん、そうしないとイベントが起きないって何回言わせれば…」

そうやら柳と桜井がゲームの話をしているようであった
というか、すぐ隣に二人がいた。二人はすでにカレーを食べ終えたよだった

「なんだ、お前達、ゲームの話かなにか話しているのか?」
「あ、先任伍長。そうなんです」
柳が言う
「なんのゲームの話をしてるんだ?」
そういうと桜井は攻略本らしい物を麻生保に見せた
「『ロストファンタジー』今、ニュースでも言われている人気のゲームっす」
「…確か、ファンタジーだけど戦略があるゲームだっていっていたと思うんだが…」
「ええ、そうなんですよ。このロスファンは魔王を倒すという王道的なストーリーであるにも関わらず、兵を率い、開放地を収めるというまったく新しいシステムなんです」
「こいつ、買ってから三日でもう大分進みやがったんだ」
桜井が言う
「桜井さんはじっくり派ですから、僕はあとから派ですから」

「…よく分からんが…その本少し見せてくれ」
麻生保はさっき見せられた攻略本を取り、パラパラと捲り、見た

370364:2007/08/31(金) 22:28:08 ID:13w2xdEI0
「先任伍長も興味があるんですか?なんならゲーム、アドバンスですけど貸しましょうか?」
柳が言う
「…いや、いい。…それにしても…このゲームはファンタジー風の三国志だな…。このルーアスってエルフ、大分強いな」
麻生保は攻略本に載っているキャラ紹介のページを見ながら言った
「先任伍長、実はルーアスは男のように見えますが女なんですよ」
「何?…には見えんな」
「ええ、でもゲーム中も男の用に振る舞うので、その助手のメーリンを仲間にして、あるイベントを起こさないと女って事が分からないって仕組みになってるんです」
「…あとから派なのに、良く知ってるな…」
「ええ、もう販売自体、大分経ってるので、もう第四部まで行きました」
「一部、二部ってあるのか、これは」
麻生保は驚いたように本を見た
「最大四部まであります。一部は連合軍VS魔王&帝国軍ですが、二部以降は、エルフ&妖精VS人間国家ってなりますから」
「奥が深いな…それ」
麻生保は、柳の長話に疲れたのか、段々関心がなくなってきた
「そろそろ飯に集中するからもういいか?」
麻生保は話を区切り、「えー」とかいう柳をいさめながらカレーを食べ始めた

二、三口、カレーを口に運ぶと、カシャというカメラのシャター音がした
みると、テーブルの向うに洋介と菊池、尾栗の三人と、今回みらいに乗ることになったフリージャーナリストの片桐がいた
おそらく、三人が話している時に、シャターを押したのだろう

なんの事はない、そう思い麻生保は食事を続けた

371364:2007/08/31(金) 22:28:38 ID:13w2xdEI0
「メーリン殿」
巨大な木製の船の一室、そこは、装飾品を見て分かるように、艦長クラスの部屋であるのは間違いはなかった。
その一室で、書類などが積み上げられた机に座っている一人の中年が、その正面にいる一人の女性に話掛けた。

「何でしょう。ウォーズ将軍」
女性は答える。
その女性は、魔道士特有の厚手のコートらしい物を着込んでおり、見るからに暑そうであったが、彼女の顔は暑さを感じさせない気品に満ちていた。

「召喚の魔方陣の作業具合は?」
ウォーズと呼ばれる中年は質問した。
「ルーアス作業監督の話では4日で完成との事で、完成出来次第、召喚の儀式を行うとの事です」
そのメーリンの言に、ウォーズは驚いた顔をした。
今まで散々「まもなく完成する」と言い続けられていたので、的確な予定を出されたのはこれで初めてであった。
「それは本当かね?メーリン殿?」
その声は、興奮していたが、辛うじて冷静さを保てていた。
「はい、間違いなく、4日で完成します」
長めの耳にしてある魔力を増幅する耳飾が、発言によりかすかに揺れる。
「ですが、本国への連絡は控えるようにとの、ルーアス作業監督は指摘をしました」
「なぜだね?」
「盗聴の恐れがあるとの事で、ここは慎重に、召喚が完了するまで待てとの事です」
その言葉を聴いて、ウォーズは顎にある毛を撫でながら言った。
「確かに。ここで邪魔されれば全てが水の泡だな。本国への報告は普段どおりにしよう。ところでなんだが…」
ウォーズは改まったような声で言った。
「本当に、船のような狭い場所で書いた魔法陣で、強力な物を召喚可能なのかね?」
その言葉に、少しの沈黙が続いた。

372364:2007/08/31(金) 22:29:11 ID:13w2xdEI0
「いや、すまない。別に君達を疑っている訳ではないのだ。ただ…あまりに効率ばかりを優先しすぎ、強力ではない物が召喚されるのでは?…と思ったのだ。
これは私個人の、ほんの興味本位の質問でしかない。気に障るようなら謝罪する」
そこまで言うと、メーリンは口を開いた。

「いえ、そういう訳ではありません。お答えしましょう。
確かに、我々でも地上にある施設で、もっと倍以上の魔方陣での召喚を希望した者も存在します。
ですが、これ以上巨大な魔方陣を製作すれば、その製作時間は莫大な物となります。なにせ、文字の一つ一つ精神を研ぎ澄ましながら書きますから。
これが、今回船で製作する意義の一つです。つまり、巨大すぎると、製作するのが面倒というのが言い訳です」

これには、ウォーズはふむ、と相槌をうつ。

「次に、巨大な魔方陣によって召喚された物は、当然巨大な物となります。
巨大とは、おそらく貴方達の想像を超える程です。例えれば、国を一つ召喚できるとしましょう。
この召喚された国は、この世界のどの国より豊かで、発展した技術を持ち、魔王軍やルベス帝国を簡単に退ける力を持っています。
これを召喚した暁には、魔王軍と帝国は運命が決まったと見てよろしいでしょう。ですが、問題があります。

373364:2007/08/31(金) 22:30:11 ID:13w2xdEI0
「問題?」
ウォーズは不思議そうに言う。

「はい、では例えを一つしましょう。
その世界は、非常に効果的な情報伝達体制が整っている世界です。
その国は、ひょっとしたら、戦争をしているのかも知れない。もしくはその世界になくてはならない国かも知れない。また、その国がなければとある小国が滅んでしまうかも知れない。
つまり、重要な国が一つでも欠けたら、その世界はどうなるでしょうか?」

「それは…混乱状態に陥るだろうな…。あまり想像ができんが…だが、完成すればとても美しいパズルがあり、そのパズルのたった一つのピースがなければその美しさは失う。という例えでいいのか?」

「まぁ、そっちの方が分かり易いかもしれません。
とにかく、召喚により、その世界のバランスが少なからず崩れるという事です。
やるべき事をやって戻った時にはそこは廃墟しかなかった…という事は我々として全力で避けたいのです。
その分、小さければ国ではなく、その国の軍隊、それも一部の部隊です。
海を選んだのは、制海権がなければどうしようもならないという監督の指示です。
それに、海軍はその世界の技術のレベルを示しているとの事だそうです。
お分かり頂けましたか?」
最後はやや投げやりな口調で言ったが、ウォーズはどうやら納得したようだった。

「うむ、分かった。では引き続き作業を進めてほしい」
「はい」
メーリンは深く頭を下げた。
そこには、エルフらしい謙虚な姿があった。

374364:2007/08/31(金) 22:32:05 ID:13w2xdEI0
ss投下完了です。
自衛隊の仕組みを知らない癖してこんな事するなんて、我ながらどうかしてます。
上司に向かってゲーム雑談はねーよ。。。
とか
つーか飯中だろ、中房かこいつらは。。。。

なんか原作どおりの方が良かったのだろうかorz
あまりに酷かったら、みらいの所は見なかった事にしてください。すみませんでしたo rz

375名無し三等陸士@F世界:2007/09/01(土) 08:20:56 ID:PrNDtOqYO
みらいって士官食堂ないの?

376名無し三等陸士@F世界:2007/09/01(土) 19:27:07 ID:gGsRVxFg0
とにかく、ss乙
少し、こじつけが強引すぎる気がするけど、期待しとく

377なんちゃって戦士:2007/09/12(水) 17:41:12 ID:48E22RGI0
仕官食堂なんかDOGハウスでもないところにはない。
士官室係が士官室まで食事を盛り付けて持って行き傍に待機して幹部に
ご飯をよそったりする。海自である以上これは伝統なので代わらない。
士官は3尉であるなら海曹士との会話で雑談は珍しくない。防衛大出で
年齢が近く、上陸中ならため口でOK。
先任伍長は総じて長らく1曹であった者が選ばれるためゲームの話は通じない
ちなみに海自のオタク率は意外に高い。教育隊の四分の一はそれに通じていたのでゲームやアニメの話は海士同士なら当たり前

378名無し三等陸士@F世界:2007/09/13(木) 00:48:04 ID:55XpGFAo0
話ぶった切りの上に全く関係ない話ですんませんですケド。
架空の軍隊(組織)という事でPMC(民間軍事会社)がまるごと転移
したりすると時代によってはエライ事になりそうですね。
現代より少し未来で複数のPMC基地が某国がF世界に飛ばされたり
したら地で「死の商人」をやりそう。

379名無し三等陸士@F世界:2007/09/23(日) 01:36:14 ID:hmkrZ5Ic0
もう宇宙艦隊vs時空管理局でいいじゃん

380名無し三等陸士@F世界:2007/09/23(日) 11:43:10 ID:zh0LI88.0
悪魔艦長が勝つな。

381名無し三等陸士@F世界:2007/09/28(金) 14:29:18 ID:pZnD66N20
>>378
PMCは自前で兵器の生産できるの?
半年もしたら現地と同化してると思うけど。

382名無し三等陸士@F世界:2007/09/28(金) 16:05:30 ID:MsAR/znU0
>>378
電子部品から砲身まで
全て自社工場で揃えられたら大したものだよなw

まぁマジレスするなら
>>381の言うとうり
数世代もしたら特殊な技術集団として
秘密結社のような存在になっていると思うけどね

現代世界の戦術をF世界的手段で駆使するF世界武装勢力
現実世界に逆侵攻したら楽しい戦いになりそうだw

383名無し三等陸士@F世界:2007/09/28(金) 19:50:30 ID:oKR4ZuJw0
>>382
無線機がないと現代戦術の大半は不可能に……
せいぜい第1次大戦レベル。
考えても見ろ、支援砲撃の要請ができないんだぜ。

384名無し三等陸士@F世界:2007/09/30(日) 14:44:53 ID:mlAZCjw60
>>383ってことはこうか
「アパーム、弾持って来い! アパーム!」
「隊長、無線が無いので弾は各自自己調達であります! 支援砲撃もありません」
「ってかなんで後ろに敵が回ってるんだ、報告は!?」
「無線がありませんので伝令くらいしか方法はありません!」

こうですか、分かりません!><

385名無し三等陸士@F世界:2007/09/30(日) 20:10:08 ID:zh0LI88.0
というか、相当錬度高くないと密集隊形以外とれない。歩兵同士の連携がとれない。
指揮官の傍にいないと、まともな戦術もとれない。
道具があってこその戦術だからね。

>>382
現地と同化だから、ただの民衆になる。
いくら技術に長けていても、道具がなけりゃな。

386名無し三等陸士@F世界:2007/10/01(月) 09:47:01 ID:MsAR/znU0
>>383-385
中世世界に移動したらそうなるが
F世界だぞ?
なんで遠距離通信技術が無いと決めているんだ?

もっとも最大に有利な点は
単に技術どうこうじゃなくそれを成してきた精神風土だろ
現地の宗教や土着の風習に縛られない合理的思考法

現代的な手法とのすりあわせに苦労するだろうが
不可能とは思えないから最終的には同じ種から別大陸に分かれて進化した
種族みたいな進化をするだろその転移集団も

387名無し三等陸士@F世界:2007/10/01(月) 16:04:47 ID:pZnD66N20

魔法通信はF世界の定番だけど、現代戦術に必要なのはそれだけじゃない。
それをF世界が提供出来たらPMCは余り活躍できない。

>>もっとも最大に有利な点は
>>単に技術どうこうじゃなくそれを成してきた精神風土だろ
>>現地の宗教や土着の風習に縛られない合理的思考法

有利な点であるのは同意だけど

388名無し三等陸士@F世界:2007/10/01(月) 16:14:09 ID:pZnD66N20
途中で書き込んでしまいました、申し訳ございません。
最初から書きます。

>>386
魔法通信はF世界の定番だけど、現代戦術に必要なのはそれだけじゃない。
それをF世界が提供出来たらPMCは余り活躍できない。

>>もっとも最大に有利な点は
>>単に技術どうこうじゃなくそれを成してきた精神風土だろ
>>現地の宗教や土着の風習に縛られない合理的思考法

有利な点であるのは同意だけど、これだけではF世界相手に生き残れない。

389 ◆XdgIHnFrK.:2007/10/01(月) 17:52:21 ID:0OussE8c0
無線と無線に相当するもののある無いの話題で盛り上がってるところ悪いけど、
ちょっと気になったんだ。



有線は?

390名無し三等陸士@F世界:2007/10/01(月) 21:38:46 ID:pZnD66N20
中世に有線通信なんて出来るの?

391名無し三等陸士@F世界:2007/10/02(火) 01:32:55 ID:yq0ekbhk0
史実に則るなら無線より有線の方が先に普及しそうだが、F世界だから何とも言えない。
F世界独特な通信手段で20世紀の戦術でも通用しそうなもの、というと、

・街中/森中に張り巡らせた魔法の蔦を使った念話。念話交換士が手動で接続する
・クジラやシードラゴン等に言葉を教えて反響定位(ソナー)で通信する
・送信側が精霊召喚→伝言を持たせて送還→受信側が同じ精霊を召喚→伝言を持たせて送還
・声量はそのまま、距離による減衰を軽減させて遠くまで声を届かせる魔術
・伝令が幽体離脱して伝言板を見に行く。送信時は人形に憑依して伝言を書く
・信者全員の意識を融合させて完璧な調和社会を実現している邪神

といった所だろうか。

392名無し三等陸士@F世界:2007/10/02(火) 09:18:45 ID:bJFcWGuQ0
>>391
後は共感魔術による通信かな

AとBは似た特性をもっている
Bに共感魔術をかける事によりAと同じ存在A´にする

するとAを叩くとA´も同じ衝撃を受ける

これが大まかな共感魔術の設定
後は無線糸電話なりペンとペンで魔術的FAXなり使用可能

荒唐無稽という意見も聞こえるが
魔法だからな大目に見といて欲しい

393 ◆XdgIHnFrK.:2007/10/03(水) 20:33:02 ID:lFxxj6CA0
んー。

他人の行動を任意に操る魔術があるとする。
ある程度距離が離れても遠隔操作が可能である。
遠隔地から、伝えたい事を魔術をかけた対象に筆記させる。
それを伝えたい相手に読ませる。

でも操る対象がその直後に死んでしまうとデスノー(ry

394名無し三等陸士@F世界:2007/10/07(日) 02:04:55 ID:SRxGs.7g0
>>391
ルーラやバシルーラで伝令そのものを飛ばすという手も。

はともかく、遠隔地の他者の意志に介在できる魔法が存在する場合は
筆談せずとも相互に意志を介在した伝令役を置いておけばその当人の耳目を介して
即座の意思疎通は可能なような気も。

395名無し三等陸士@F世界:2007/10/09(火) 08:55:04 ID:P.dMQlBc0
敵軍がルーラやバルシーラで移動できたら脅威だな。

396名無し三等陸士@F世界:2007/10/10(水) 09:58:47 ID:5wHaWlEk0
>>395
大枚はたいて軍に機動性を持たせてるアメリカ軍涙目

397名無し三等陸士@F世界:2007/10/10(水) 11:45:22 ID:QL.hy2go0
バシルーラはランダムテレポだからちと問題。
ここはリリルーラ(対象友軍に合流)オクルーラ(目的地点に対象を送る)の活用でしょうw
ルーラだと自軍のみの目的地点への移動なので、凄く便利ではあるけどこの二つに較べて一寸取り回しが不便。

398名無し三等陸士@F世界:2007/10/12(金) 04:38:00 ID:zh0LI88.0
現実世界でも、もともと通信は無線。電気信号を使った通信ができてはじめて有線主流になった。
よって電気通信がなければ有線など存在しないと思われる。

399名無し三等陸士@F世界:2007/10/12(金) 22:50:36 ID:cW01jUUY0
そういう原始的な無線通信を考えると、
テレパシー的な魔法もバシルーラ的な魔法も持たないF世界では
光の出る魔法で発光信号とか魔法による狼煙とか
炎柱が立ったら突撃で氷柱が立ったら作戦中止とかwもありそうな。

いやそんな無駄遣いしないか。

400名無し三等陸士@F世界:2007/10/13(土) 09:46:17 ID:zh0LI88.0
光の出る魔法で発行信号は、ぜんぜん無駄遣いじゃないと思うよ。
うまくすれば安定したモールス通信が可能だし。

401名無し三等陸士@F世界:2007/11/03(土) 03:14:55 ID:zh0LI88.0
SG-1が異世界に〜って設定を思いついたけど、よく考えたらそんな話があったな。
もっとも、魔法ではなく極度に発達した科学だったけど。

402名無し三等陸士@F世界:2008/04/17(木) 17:30:36 ID:/MrXY3SY0
F世界じゃありませんけど、
「『五分後の世界』の日本国地下司令部のトンネルが『コードギアス』のエリア11につながりますた」
だったらどうなるんでしょうかね?
『五分後』から見たら天国みたいな所だと思うんですよね、エリア11。
空は青いし公害は無いしヒュウガ・ウイルスは無いし。
おまけにスザクが一個師団いる様な超人揃いですし(『五分後』の日本軍)。

ゼロ「君達の仲間は何人で、何と戦っているのか?」
UG兵士「26万、アメリカを中心とする国連軍」
カレン「に……"あんなの"がそれだけいながら何故追い出せない!」
UG兵士「目的は生き延びる事だ、1年の本土決戦で8000万人が5000万人に、その後の4年間の内戦、虐殺、ゲリラ戦、飢餓で1000万人以下に、現在地下2200mで生存する国民の総数が26万だ」
騎士団全員『………………………………』

403名無し三等陸士@F世界:2008/04/20(日) 18:10:06 ID:u.FEkOtg0
>>402
笑って良いのか悪いのか……

404名無し三等陸士@F世界:2008/04/21(月) 02:16:12 ID:bdv4KeZo0
たしか地下へ100m掘ると気温が0.3℃上がるんだよな。(うr覚え)
海抜0mで0℃とすると地下2200mは66℃、30℃とすると……

405名無し三等陸士@F世界:2008/04/21(月) 21:28:45 ID:/MrXY3SY0
>>404
ttp://www.kyoei-bs.co.jp/tento/jigane6.html
との事。
作者(村上龍)の調査不足の線が濃厚ですが、冷却・断熱技術が超発達していると考えても良いのでは?
前者ではダクトとパイプの大量の製造ラインの(ただしかなりあっけない)描写が、後者では「二千度の高温に十二秒耐えて赤外線センサーもきかない戦闘服」があります(通常装備かどうかは不明ですが)。
一着四千ドルで輸出もしているとの事。
あくまでも「新素材の『耐火』戦闘服」ですが。

……どーにもナイトメア一機(一騎?)に国民ゲリラ(UG兵士の通称)一人で互角に闘える気がするんですよね。
フルオートならM3ブラッドレーを三秒でスクラップにするグレネードランチャーとか持っている人達なので……。

406名無し三等陸士@F世界:2008/04/21(月) 22:44:08 ID:ZAwXMHNI0
コードギアスの設定を見る限りでは大量破壊兵器&小型内燃機関
そのものが存在しない世界なのでそういう技術を応用した方が小説を
書くとするならば面白いんじゃないかな、わざわざ敵と同じ方法(と土俵)
で戦う必要は無いよね?
戦争のやり方から見たらこちらの世界の人間の方があくどいが。

407名無し三等陸士@F世界:2008/04/22(火) 20:50:46 ID:3ZJvExjw0
そーいやギアスではまだエンジンなかったよな
船は蒸気機関で動いてたんだっけか

408名無し三等陸士@F世界:2008/04/25(金) 01:20:18 ID:ZAwXMHNI0
>>407
いあいあ、旦那あれはモーターですぜ。
あの世界では高温超伝導が実用化されていて自動車も電動ですから。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%AE%E3%82%A2%E3%82%B9_%E5%8F%8D%E9%80%86%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5#.E4.B8.96.E7.95.8C.E8.A6.B3
コードギアス〜世界観

原子力研究そのものが未発達で未来技術扱いですから入手してしまえば
テロリストが持っているとヤバイ武器No.1の核兵器は脅威ですよ。

409名無し三等陸士@F世界:2008/04/25(金) 18:46:18 ID:NPINsWLA0
>>408
女子高生が理論発見して自力で作ってますしね。

410名無し三等陸士@F世界:2008/04/26(土) 01:21:03 ID:RMu4pNE.0
>>409
核?高温超伝導?どっち?>女子高生が理論発見して自力で作ってる
……どっちにしろ歪な技術発展の仕方だな……
やっぱ、人型ロボを運用できる世界となるとこうなるのか……

411名無し三等陸士@F世界:2008/04/26(土) 01:41:55 ID:NPINsWLA0
>>410
核のほうです。
名前はニーナ=アインシュタイン
ウラン235は軍人の知り合いからゆずってもらってましたけど。

412名無し三等陸士@F世界:2008/04/26(土) 18:58:10 ID:u.FEkOtg0
国民ゲリラが保有する核は戦術級。
もしも「黒」と「国民」が接触したら、
『コードギアス』の日本のあちらこちらでキノコ雲が上がる可能性が……
どんなアニメだ。

報復されたらどうなる事やら(´・ω・`)
『五分後』みたく、広島・長崎・小倉・新潟・舞鶴に原爆落とされるのか。


コードギアス 反逆のルルーシュR3

第24話

『はだしのイレブン』




書けるか!ヽ(`Д´)ノ

413F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

414名無し三等陸士@F世界:2008/04/28(月) 10:41:46 ID:ZAwXMHNI0
>>412
エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォーの「ベルカ戦争」
ですな>戦術核の大量使用

(アニメの)製作者側がどの程度の知識で作っているのかは知らない
ですがウラン235って原爆作ったらデカイ物になりそうです。
何にしろ実験無しでデータを得られるはずも無いですし核兵器には濃縮
作業が必要になります。
国民ゲリラならカリフォルニウムとか普通にプルトニウム使ってそう
ですが。

415名無し三等陸士@F世界:2008/04/28(月) 18:56:13 ID:9xE44ZCI0
>414
SADAM系統の小型核は確かウランのガンバレル方式だったはず。
濃縮作業が必要なのには変わりはないがな。

416名無し三等陸士@F世界:2008/04/28(月) 22:52:04 ID:ILtTPNls0

つ【第四の核】

417名無し三等陸士@F世界:2008/04/28(月) 23:59:27 ID:BbZInA.E0
ギギギ

418名無し三等陸士@F世界:2008/05/02(金) 22:25:32 ID:JEb2RQrQ0
原子砲の一斉射撃は見てみたくはあったな、不謹慎だが。

419名無し三等陸士@F世界:2008/05/03(土) 00:51:14 ID:ILtTPNls0
>>原子砲の一斉射撃は見てみたくはあったな

では、まーからいとふぁ(パラボラの焦点にくくりつけられますた

420F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

421名無し三等陸士@F世界:2008/05/11(日) 10:48:32 ID:n3yM4zjU0
第二ベータ号ですね、わかります。

422名無し三等陸士@F世界:2008/05/15(木) 00:26:43 ID:2sIVK7Fk0
戦隊ヒーローVSファンタジー世界

423名無し三等陸士@F世界:2008/05/15(木) 00:46:30 ID:2sIVK7Fk0
未来戦隊タイムレンジャーがF世界に召喚されますた

424名無し三等陸士@F世界:2008/05/16(金) 12:57:58 ID:sqU1jsIs0
タイムレンジャー<

大変だ!!AD3000年の未来の凶悪犯罪者「ドン・ロンダー」の一味がファンタジー世界に逃亡した!!
ロンダーズファミリーめ!!F世界に強大な犯罪者帝国を造ろうとしているな!!

425名無し三等陸士@F世界:2008/05/18(日) 22:04:38 ID:2sIVK7Fk0
未来戦隊タイムレンジャー 
※フォーセリア改変型。設定は公式作品・公式シナリオに準ずる。

あらすじ:タイムワープとテレポーテーションが可能になってから10年ほどたった西暦2999年12月31日の地球。
未来社会からの不法な歴史修正などを監視するインターシティ警察の法執行機関「時間保護局」に、
100億年の圧縮冷凍刑が迫った大物犯罪者、ドン・ドルネロが自身の配下ごとパラレルワールドにある新王国暦512年のフォーセリアへ逃亡した、
との情報が入った。時間保護局の特殊部隊「タイムレンジャー」隊長のリュウヤはユウリら4人の新人隊員と共に逮捕に向かうが、
これはタイムワープ手段のないドルネロ一味の策略で、隊長もドルネロの情婦・リラが変装した偽者。
彼らはリラのワナにより2999年と3000年の間にある空間の割れ目に落ちてしまい、
ドルネロが収容されたロンダー刑務所ごと時間保護局の船と一緒にテレポーテーションしてしまう。
吹っ飛ばされるタイムマシン。気絶する4人のメンバー。そこに偶然とうりかかる一人の若者。
それが新王国暦512年ではオーファン王家の皇太子であるであるリトラー王子。大丈夫かと声をかける。
気が付いたユウリの前に現れた男は隊長とうり二つ。すかさず襲うユウリ。そして遅れて気が付いた他のメンバーも戦闘に参加する。
ドルネロたちは、ギエンが生み出したロボット(ゼニット)を使い、銀行や酒場を襲撃して強盗を繰り返している。
王子はユウリたちに拘束されるが、そこに息を吹き返したタック(連隊指揮官ロボット)がドルネロたちの悪事に気づく。
ユウリはドルネロたちを逮捕するため変身ユニットを起動させようとするが、起動するためには最低要員である5人が必要。
そういうことでユウリは偶然居合わせたさっきの王子に無理矢理クロノチェンジャーを渡す。
成り行きでタイムレッドになったリトラー王子ではあったが、後継者問題で問題が多い彼は、
何らかの成果を挙げて王族内部での自分の立場を高めなければならないなどの事情もあり、自らの意思で正式にタイムレンジャーに志願する。
一方、ユウリら4人は何とか本部と連絡することに成功するが、本部からは「ドルネロの逃走によって生じた時空間の歪みを拡大しないために、
ロンダーズ構成員達たちを全員逮捕するまでフォーセリアにとどまれ」と厳命されてしまう。
こうして4人は、リトラー王子と共にフォーセリアで暮らしながら、ロンダーズ構成員達の犯罪行為の阻止及び逮捕に取り組む事となる。

426名無し三等陸士@F世界:2008/05/18(日) 22:05:51 ID:2sIVK7Fk0
フォーセリアバージョンのタイムレンジャー

リトラー王子 / タイムレッド:
偶然から時間保護局の4人を救ったことにより、タイムレンジャーの一員になる。
ユウリ / タイムピンク:
5人の実質的リーダー。21歳。30世紀のインターシティ警察・マフィア担当捜査官で、ドルネロ捜査のために時間保護局に潜入していた。
両親と妹をドルネロに雇われた殺し屋に殺害されているため、ドルネロに対しては正義感だけでなく個人的な恨みも持つ。
アヤセ / タイムブルー:
時間保護局の新人捜査官。22歳。かつてはプロレーサーを目指していたが、「オシリス症候群」と呼ばれる30世紀でもまだ治療法が
確立していない心臓病を抱えていることが判明して断念。死の恐怖と戦いながら、人の命をもてあそぶ犯罪者逮捕のために働く。
ドモン / タイムイエロー:
22歳。格闘技の元プロ選手だったが、試合出場を放棄して追放され時間保護局に転がり込んだ。元格闘選手の看板は伊達ではなく、
戦闘力と精神力(カウンセラー・ゼクターの精神攻撃を回避した)は5人の中でナンバーワン。
シオン / タイムグリーン:
西暦2984年に戦争で消滅したハバード星の生き残りの少年。17歳。ハバード星人は宇宙でも優秀な頭脳を持つことで知られており、研究所で英才教育を受けて育てられていた。しかし半ば研究材料として生活するのに嫌気が差し、時間保護局に志願する。

関係者たち
ナビゲーターロボ・タック:タイムレンジャーの面々に同行してやってきた、ミミズク型サポートロボット。
ロンダー刑務所の全囚人データや、フォーセリアや30世紀のデータ等が蓄積されている。空を飛ぶこともでき、新鮮な蕎麦を届けたり色々な事をサポート。
内蔵された時空通信機で、30世紀の時間保護局に緊急システム発動依頼を出し、タイムロボ(巨大ロボット)を呼ぶ。
リュウヤ:時間保護局レンジャー隊隊長。タイムロボなどの発進承認を行っている。

商店「トゥモローリサーチ」:未来から来たタイムレンジャーの4人が、正体を隠して生活していくためにはじめた商店。
同時に便利屋も兼ねており、未来から来たタイムレンジャーの4人が得意な事を商売にしている。
2階は4人の住まいと兼用しており、ロッカールームのロッカーには、逮捕して圧縮冷凍された囚人のカプセルが厳重に管理されている。
時間保護局の任務:異なる時代への逃亡、歴史への干渉、未来技術の悪用、不正な利益の収受といったタイムパラドックスや時間犯罪の阻止。

427名無し三等陸士@F世界:2008/05/18(日) 22:06:26 ID:2sIVK7Fk0
圧縮冷凍:
2999年の未来社会では死刑が全廃されており、その代替になる技術として開発された。
これを食らうと、身動きが取れなくなる上に、体が縮み人形の様な状態になり、課せられた刑期を終えるまでの間カプセルに閉じ込められる事になる。
そう、最低でも数年間、頭は半分起きている状態で瞬きすら出来なくて身動きが取れない状態が続く訳だ。これは苦しい。
専用設備を上手く使えば、再び動ける状態にする事も可能である。しかし圧縮冷凍には副作用があり、
急激に圧縮、拡大を繰り返した結果、体組織が非常に不安定な状態であり、
放っておくと体が20倍にも巨大化してしまう。本来はそれを抑える為、囚人の体に「リバウンド抑制シール」というものが
貼られているのだが、囚人達はそれを剥す事により20倍に巨大化する。
しかし、それには「何処にも住めなくなる」というデメリット付き・・・。
なお、タイムレンジャーは専用の設備が無くても刑を行える様に
圧縮冷凍と同じ効果のある武器を所持していて、逮捕と刑の執行を同時に行う事ができる。

428名無し三等陸士@F世界:2008/05/18(日) 22:08:39 ID:2sIVK7Fk0
フォーセリアバージョンのロンダーズ・ファミリー

首領:ドン・ドルネロ 
ロンダーズ・ファミリーを束ねるドン。クジラを擬人化したような外見の宇宙人でAD2999年においても表裏双方の社会で名を知られる大物犯罪者だったが、
取締り当局の目が厳しくなってきたこともあり、自分たちの能力を活かして容易に犯罪と金儲けができるフォーセリアへの移動を謀り
新王国暦512年にやって来る。また人間の姿に変身する能力もある。「世の中金が全て」を座右の銘に、金儲けの為だけに極悪非道の限りを尽くす。
幹部:ギエン
ドルネロの相棒。ゼニットや洗脳装置の開発など優秀な科学力を持つサイボーグである。30世紀で一度死にかけたがドルネロの手でサイボーグとして
甦らせることに成功した。手術の影響で破壊活動が肥大化しやすいのが欠点。
幹部:リラ
ロンダーズで唯一常時人間の姿のメンバーであり、ドルネロの愛人。武器は手に持つ銃ぐらいだが変身能力がある。
ロンダーズ刑務所をドルネロがジャックした際事前に時間保護局に潜入、リュウヤ隊長に変身してタイムレンジャーを出動させ、
まんまとロンダーズ刑務所ごとパラレルワールドにある新王国暦512年のフォーセリアに飛ばすことに成功した。
異常にカネ使いが荒く、ロンダーズの金食い虫になっている。

戦闘員ゼニット:
幹部のギエンが開発した使い捨ての戦闘ロボット。ネジの固まりのような状態で携帯し必要に応じて発動させることもできる。
人間の姿に変身する事もできる。戦闘からエステティシャンのアシスタントまで、様々な雑務をこなす。
競歩の歩調のような独特の歩き方で相手に迫り、サブマシンガンと兼用のナイフでタイムレンジャーや騎士団やドラゴン、幻獣、魔獣などを相手に戦う。
ロンダーズの目的:
フォーセリアに巨大な犯罪者帝国を築いて、金儲けをすることを目指す。目的が金儲けということもあり無差別な破壊活動や殺人はあまり好まない。
ソード・ワールドの社会のシステムは破壊するものではなく利用するものである。当面の目標は自分達の手ででっかい屋敷を建てることになっている。

429名無し三等陸士@F世界:2008/05/18(日) 22:10:38 ID:2sIVK7Fk0
ドルネロ達に解凍された囚人たち。ドルネロ、ギエン、リラの指示で様々な犯罪で金儲けを行う。
無論全てにおいて時間保護法違反であり、「時間保護局」の取り締まり対象になる。
比較的現実的で達成できそうな計画を立てその多くは成功している。
その後、盗賊ギルドのギルドマスターのドルコンや暗殺者同盟も一目置き、お互いの利益のために対等に取引をするまでになる。

ジェッカー:一番に解凍された爆弾魔。30世紀の技術で作られた爆弾は新王国暦512年の科学力だけでは発見・解体は事実上不可能で、
デモンストレーションの後、爆弾をフォーセリアの各所に設置し、多くの人々を脅迫する。

悪徳金融業者ドゴール:金融業を営み、10日で5割の金利で取り立てで被害者に犯罪を犯してでも返済するよう迫り儲けようと企む。

悪徳殺人医ドク:違法な医療行為による殺人で圧縮冷凍500年の刑に処せられた生体ロボット種の囚人。
医者という立場を利用し、法外な治療費を請求するだけでは飽き足らず、気に入った患者を見つけては手術と称して切り刻むのが生き甲斐。

ゲーマルク:恐喝魔。フォーセリアに不時着して正体を隠して生きている宇宙人を発見し、正体をばらすと脅して
彼らの持つ物体をテレポートさせる能力で王族の宝物庫の中身を盗ませるのを強要させた。

ゲンブ:悪の科学者。緻密な作戦でタイムレンジャーを罠を張った洞窟に誘い込み、次元のひずみでタイムレンジャーのコピーと戦わせた。

エステティシャン ドミーロ:リラ御用達のエステティシャンで、腕は確かだがその実態は”人間・エルフの血液”や”保護動物の臓器”
“環境汚染物質”等の素材ばかりを使う悪徳業者である。海洋汚染を誘発する赤い毒草を海草パックのために勝手に栽培して
アノス東方の沖合い(リザードマンや海洋種族が多く住む海域)の自然環境を壊滅状態にした。

武器商人 バンジャン:30世紀の武器商人。未来の武器(30世紀で開発された毒薬)を暗殺者同盟に売りさばこうとした。

DDラデス:ドルネロの刑務所ジャック直前に圧縮冷凍されていた囚人。仲間に騙されて爆弾製作にかかわったことを悔いており、
まっとうに刑期を終えることを望んでいたためドルネロ達の要求を拒否、ギエンが開発した洗脳装置をつけられてしまう。
結局装置が不完全だったためラデスは逃亡、タイムレンジャーに保護を求めてくるが、
追ってきたギエンや捕獲を狙うオーファン王国率いる鉄の槍騎士団との争奪戦になってしまう。

ヘルズゲート囚 エンボス:生体兵器を開発していた科学者だったが、不慮の事故で致死率の高い病原菌レダーウィルスのキャリアとなり、自暴自棄に無差別に
菌をばら撒いて多くの人を感染、死亡させた凶悪犯。徐々に暴走を始めたギエンは勝手に解凍。解凍させられてからも同じように
菌をばら撒きフォーセリア中に大量の感染者を出した。やむを得ず事態を収集するべくドルネロはかつてワクチンを摂取し抗体を持つ
自分の血液を有料ながら提供するよう自ら申し出た。

430F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

431F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

432名無し三等陸士@F世界:2008/09/29(月) 23:08:44 ID:FudRj.pgo
普通に誰でも知ってるメタルギアやエースコンバットあたりが出ないのが不思議

433名無し三等陸士@F世界:2008/10/01(水) 15:39:01 ID:5ItLiMx60
どっちも(良い意味でも悪い意味でも)ハリウッド映画的、あるいはキャラ萌えありきな世界観だからだろう。

メタルギアだと「スネークのいつもの任務、ただし舞台は異世界」、
エスコンだと「いつもの空戦任務、ただし敵機は空飛ぶ化け物」、
以外の展開で原作らしさを表現するのはほとんど不可能に近いと思う。

ひねってみても「ザ・ソローがアンデッド軍団を率いて現世に蘇った」とか、
「片羽の妖精は本当に片羽のピクシーだった」とか、そういう方向性になりそうだし。

434F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

435名無し三等陸士@F世界:2008/10/07(火) 18:55:37 ID:/UR5y/iA0
>エースコンバット


なぜかブーメラン部隊が異世界に召喚される話を連想して
原作と全然変わらないことに絶望した

436小坂知里:2008/11/20(木) 07:54:12 ID:QIYDIeyw0


437名無し三等陸士@F世界:2008/12/06(土) 23:33:51 ID:LmZ.ovWw0
誰でも知ってるだったら、ガンダムはどうだろう。
連邦軍ジオン軍からほかにもいろんな組織があるが。

438名無し三等陸士@F世界:2008/12/09(火) 09:08:01 ID:bJFcWGuQ0
>>437

Z、ZZは軍隊というよりテロリストのような武装勢力でしかないけどな

国軍という意味ではジオン、木星帝国くらいだろ

439名無し三等陸士@F世界:2008/12/09(火) 12:05:50 ID:Yc3E9d5w0
全スペースコロニーが召喚されますた、とか。
タイミングがたまたまブリティッシュ作戦の最中で、サイド2はシドニーの代わりにどっかの
ファンタジー帝国の首都に落下、スペースノイドたちは派手な異世界デビューを飾る、とか。

440名無し三等陸士@F世界:2008/12/09(火) 15:03:12 ID:bJFcWGuQ0
>>439
戦争をする大義名分が無くなってるぞw

441名無し三等陸士@F世界:2008/12/14(日) 22:28:18 ID:5ItLiMx60
ニュータイプは精霊や悪魔や妖精さんと交信できるようです、とかどうだろう。
テム=レイかギレンかシャア辺りが悪魔と契約した魔力で異界への門を開く。

「私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ、何故だ!」
「生け贄だからさ」

442名無し三等陸士@F世界:2008/12/15(月) 10:19:04 ID:Yc3E9d5w0
黒魔術師一年生「いっけぇー、プチメテオ!!」

ゴ、ゴ、ゴ、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

黒魔術師一年生「……アレ?」

443名無し三等陸士@F世界:2009/01/09(金) 16:22:15 ID:Yc3E9d5w0
>>244
管理者ヌッ殺して地上への扉を開くとそこはファンタジックな異世界でした



という設定はどうだろう?
ナインボールとの死闘の末に目の当たりにした光景を前にレイヴン呆然ww
これならエネルギー・資源問題は解決するぞ。企業間の戦争で多少痛んだとはいえ、
地下世界のインフラはそっくりそのまま残ってる。

444F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

445名無し三等陸士@F世界:2009/03/20(金) 15:28:27 ID:xgYra9o.0
ノマドのナザルバイエフ大佐たちはファンタジー世界でもやっていけそうだな
電気の確保がめちゃくちゃ難しそうだが

446F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

447F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

448F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

449F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

450F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

451名無し三等陸士@F世界:2009/06/03(水) 17:20:32 ID:5.Ij3T/U0
シュトロハイムがF世界に召喚されますた

452名無し三等陸士@F世界:2009/06/04(木) 16:41:57 ID:GaEMB5Y.0
やめてドイツの科学力は世界一とかドイツ来てないのに言い出すから

453名無し三等陸士@F世界:2009/06/10(水) 19:42:28 ID:PT..GZxM0
もう出ちゃたかも知れんが・・・
迷彩君の野本をゼロの使い魔の世界にインさせたらいいのでは?

ゼロ戦じゃなくてティーガーの方がしっくりくるな。前世ドイツ軍人だし

454名無し三等陸士@F世界:2009/06/11(木) 02:56:36 ID:P7ZkI.pQ0
迷彩君の面白いところは,日本のごく普通の大学生とデフォルメされた兵士達というギャップだからなぁ。
こういうのは読者がキャラか世界観を説明がなくても明確に認識できるぶん,よりギャップが際立つわけで。

おそらく,異世界ものだと世界観を描くだけで読者的には「もう十分」ってことになると思う。

また私も二次創作をしていたくちですが,二次創作だから原作のキャラや世界観の説明を省いていいと考えるのは
逃げだと思って書いていましたし(原作を知らない人はお断り or  自分で調べろってことですからねぇ)。

455名無し三等陸士@F世界:2009/10/18(日) 22:34:18 ID:wrbOuqYY0
>>445
大佐とケンジの二人だけでも、ファンタジー世界じゃほぼ無敵だな。
しかし、ソフィアとワイクリフの能力がかなり削られるな。(特に、ソフィファは
使いようが無くなる。)


ギルガメス軍のAT部隊(100機位いればいいか?)がファンタジー世界に
不時着したらどうなるか?
 ポリマーリンゲル液がないと、すぐに動かなくなるATの使いどころが鍵になると
思うけど。

456名無し三等陸士@F世界:2009/10/18(日) 22:47:44 ID:wrbOuqYY0
>>455
訂正  ソフィファ&nbsp;→&nbsp;ソフィア

457名無し三等陸士@F世界:2009/10/30(金) 14:44:31 ID:a02d23fEO
榊ガンパレ世界の日本がファンタジー世界入りしたら面白い

458名無し三等陸士@F世界:2009/10/31(土) 15:31:37 ID:MsAR/znU0
>>455

状況にもよるが

召喚主がいてその世界の緻密な情報が得られるなら
1日で帝都or王都を制圧できるだろ

偶然迷い込んできたら
共食い整備しかできないから

どこぞの国か大貴族お抱えの傭兵になって
軍事教練団として戦場には立たずに軍組織の改革と戦術を
教えるくらいしか出来ないな

>>457
ヨキユメとアシキユメをどうするか次第じゃね?

459名無し三等陸士@F世界:2009/11/01(日) 10:28:52 ID:NCfwr53k0
>>457
自国民相手に改造、研究することをためらわない厚生省傘下ラボのマッド大歓喜
『さあ研究の時間だ、魔法使いを解明するぞ』

460名無し三等陸士@F世界:2009/11/01(日) 22:27:05 ID:a02d23fEO
>>459
確か榊ガンパレは省庁だと国防省と厚生省が強いんだっけ
後は薩摩や会津等の藩閥
新興勢力の芝村
経済は財閥中心
ラボとしては魔法使いやら亜人を研究したくなるだろうけど
日本は幻獣との戦争が経済破綻寸前で休戦になったから外に対して無茶は出来ないかと
侵略でもされない限りは

>>458
榊ガンパレ世界だから世界の謎系はそんなに考えなくて良いんじゃね?

461名無し三等陸士@F世界:2009/11/04(水) 14:13:16 ID:MsAR/znU0
榊ガンパレってゲームの裏設定が無くてゲームだけで完結している世界なのか?

462名無し三等陸士@F世界:2009/11/05(木) 01:44:56 ID:rY7dLbCY0
裏設定がスパイス兼隠し味として効いてる世界
元の芝村世界はスパイスだけになっちゃったしな

463名無し三等陸士@F世界:2009/11/13(金) 06:31:22 ID:zXWxq0EU0
基本的に幻獣と人類のガチな戦争>榊ガンパレ
士魂号も銃やミサイル撃つばっかりで精霊手やNEPとかは殆ど使われなかった

カーミラ出てから特異な能力使った搦め手が多くなって苦労しまくる事になったから
そう言う能力(洗脳など精神攻撃系)を多用してくるF世界相手だと分が悪そう

464名無し三等陸士@F世界:2009/12/15(火) 14:09:40 ID:zXWxq0EU0
架空戦記の軍隊がF世界に召喚
RSBCな日本軍 さらに強化されただけか
クリムゾンバーニングな日本軍 今度はエルフ少女題材にしたエロ小説出そう
横山か安芸の作品世界だと確実に「戦力で圧倒してもミスで大損害」になりそうで怖い

「砲煙の巨竜」や「爆風」は好きだけど基本兵器を多少強化しただけに留まってるからなー
型破りな大家少将達がF世界の軍隊との戦い方を考えるって所は見たいけど

465名無し三等陸士@F世界:2009/12/16(水) 02:35:00 ID:1iYxEpnk0
そこで愚連艦隊ですよ

466名無し三等陸士@F世界:2009/12/18(金) 08:57:02 ID:zXWxq0EU0
hosyu

467F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

468名無し三等陸士@F世界:2009/12/26(土) 01:11:32 ID:Vkyi7FiQ0
>>464
戦艦大和の設計図がF世界に流出

風の精霊の加護により奇跡の命中率を誇る「エルフヤマト」
文字通り人智を超えた装甲が装備された「ドワーフヤマト」
居住環境を犠牲にしてで装備を大幅に増やした「オークヤマト」
などが入り乱れるヤマトファイトが。

469名無し三等陸士@F世界:2009/12/26(土) 03:08:39 ID:zXWxq0EU0
>>468
それを迎えうつはアメリカと日本の技術の粋を結集した「鋼鉄の破壊神」ですね、分かります

ヤマトファイトはネタとしては良いけど作品としては「微妙」でした

470名無し三等陸士@F世界:2009/12/26(土) 09:45:06 ID:ljX0xe6U0
鋼鉄の……というと、第零遊撃隊か
波動砲や重力砲が乱れ飛んだり、秒間数十発の46cm砲が火を噴くぜ、と

471名無し三等陸士@F世界:2009/12/26(土) 14:12:31 ID:jZFfB0cs0
>>470
いや、ヤマトファイトと同じ出版社から出てた「大和欧州激闘録」の方>破壊神

でも大和の母港「ノーフォーク」になってるから日本だけ転移じゃ運用難しいかも

472名無し三等陸士@F世界:2010/01/05(火) 21:13:17 ID:rVK6AiREo
>>468
(分解されて)目前で忽然と姿を消す「グレムリンヤマト」とか
何千名の人間が満月の夜に組体操のように合体して登場する「ワーヤマト」とか

473黒綿棒 ◆tkPmBAB0x2:2010/01/08(金) 20:46:52 ID:yNX80.160
黒綿棒でございます。皇軍スレからこちらのお邪魔いたします。
「いいのか?向こうで感想くれた人にお礼のレスもしないで。」
・・・今、何げにいい流れじゃないですか。新しい職人さん登場の予感もする時に、あんまり流れをきりたくないし。。。。
1月10日の投下時には、きちんとレスします。大丈夫です。(本当です。皇軍スレでレスしていただいたみなさん、ごめんなさい)
「なるほどな。で、このスレに来た意図は?」
それは・・・>>464氏の投稿を元にした>>468氏,>>469氏,>>472氏の"ヤマトファイト"に触発されたのですよ。
筆が進んでつい短編を書いてしまったので、こちらに投稿させていただこうかなと。
「ほほうって、おい!」
さあ、髪もオールバックにしたし、赤いスーツもピンクのシャツも着たし、口ヒゲと眼帯をつけてっと・・・
おっと、マイクを握るときは小指を立てないとな。こほん・・・

それでは皆さんお待ちかね!ヤマトファイト・レディー・ゴー!

短編「世界戦艦大和列伝(ファンタジー世界風)」 投下します。

474黒綿棒 ◆tkPmBAB0x2:2010/01/08(金) 20:47:38 ID:yNX80.160
着弾の衝撃。戦艦<大和>艦長の有賀幸作大佐は反射的に叫んだ。
「被害報告!」
暫くして左舷三番、四番高角砲全損、他戦力発揮に支障なし、という報告が上がる。
有賀はため息をついた。今回は無事に済んだが、やつらの主砲もこちらと同じ46サンチ。連続で食らうわけにはいかない。
彼が転舵を命じた次の瞬間、見張員の張りある声が<大和>の弾着を伝えた。
「第二十二射、弾着、今!遠、近、遠、近、近、遠、遠、遠、近。」
有賀も双眼鏡を構え、敵艦の方を見た。長大な船体、高い艦橋についた巨大な測距儀と巨人の拳骨のような砲塔。
間違いない、大和級の−通称、<Y級>と呼ばれる戦艦だ。
有賀が指揮する<大和>は敵艦に八発もの命中弾を与えているが、いまだに損傷らしい損傷を与えた様子が無い。
(化け物め。46サンチの直撃で火災一つ起こさないとは。一体、どういう風に作ってやがる。)
有賀は思った。まったく、何だってドワーフが大和型の戦艦なんぞを作るようになっちまったんだ。
ドワーフ海軍旗艦Y級戦艦<ゴールデンアックス>、人智を超える装甲を持つ通称”ドワーフヤマト”は、そんな有賀の思いなど意に介さず46サンチ砲を放った。

日本がこの世界に移転してきたのは昭和10年。その当初、国内外には様々な混乱がもたらされた。
国内的な混乱はすぐに治まった。国内で石油や鉱物資源、何故か生ゴムまでが鉱脈として発見され、露天掘りで豊富に取れるようになった事が大きい。
むしろ問題になったのは対外的な混乱だ。日本が人類国家であった事が全世界に影響を与えていた。
この世界は、人類・エルフ・ドワーフ・オーク等諸種族が数十年にわたり世界の覇権をかけて争っている真っ最中だったのだ。
もともとこの世界に居た人類の科学技術が1860年代並であったこともあり、日本は人類国家の盟主に祭り上げられてしまった。
広大な海が多いこの世界では、日本の持つ軍艦、とりわけ戦艦の破壊力は絶大であったからだ。
<長門>と<陸奥>はまさに”日本の誇り”として東奔西走し、”人類の誇り”といわれるようにまでなっていった。
しかし、他種族も指を銜えているばかりではない。独走し始めた人類にこっぴどくしっぺ返しを行った。
転移初期の混乱期に乗じて日本国内に入り込んだ多種族のスパイが、一号艦−後の大和−の計画図案を盗み出していたのだ。
各種族はその図面を元に、各々が得意とする分野の技術をつぎ込んで46サンチ砲戦艦を作り上げていった。それがY級戦艦の正体である。

はじめに現れたのは”エルフヤマト”こと<アミュレット・オブ・アルテミス>。風の精霊の加護により脅威の命中力を誇っている。。
三万五千トンの比較的小型の艦体に、46サンチ単装砲を四基備えた戦艦。これこそ、世界最初の(起工は大和が先だが、就役は大和よりも3日早い)Y級戦艦だった。
本来は森の住人であるエルフ達は戦艦を作ることにそれほど習熟していない。それゆえに命中力で全てをカバーしようとしていた。
その目論見はある程度成功した。就役後の海戦で、命中力の高さを生かして日本の戦艦<扶桑><山城>を立て続けに撃沈したのだ。
日本の転移以来、人類艦隊に初の大打撃を与える事に成功した”エルフヤマト”。
だが、主砲の少なさが仇となった。<扶桑><山城>との交戦で主砲を半減させられた彼女は、直後に艦隊に合流した<大和>に沈められていた。

475黒綿棒 ◆tkPmBAB0x2:2010/01/08(金) 20:48:26 ID:yNX80.160
次に現れたのは”オークヤマト”こと<ジャ=デデ=ジャス>。居住環境を犠牲にしてまで装備を大幅に増やした戦艦だ。
四万五千トンの排水量のうち、武装部分だけで二万トンを超えている。46サンチ三連装砲塔五基、20サンチ連装砲片舷十基の武装は最早常識とは無縁の存在だった。
乗組員居住施設を随伴船につくるという極端なことをしてまで攻撃力を上げた<ジャ=デデ=ジャス>だったが、その方法が祟った。
ヴァンパイア族が作り出した”吸血ヤマト”こと<デューク・ヴラド>が、”オークヤマト”の乗組員を満載した随伴船<アーレ=マア>を撃沈したため、早々に戦闘力を失ったのだ。

<デューク・ヴラド>は46サンチ四連装砲を二基、艦の前半部分に搭載した戦艦である。ちなみに後部甲板は吸血鬼たちの社交場である。
吸血鬼独自の超感覚による測距能力と、その艦形を生かした突撃戦術で<デューク・ヴラド>は夜の大海原をしばし暴れまわった。
だが、<デューク・ヴラド>は無敵とはいかず、その命脈は長いものではなかった。ヴァンパイア族が太陽に弱いという弱点をつかれたのだ。
燦燦と太陽が輝く中、<デューク・ヴラド>は本来の力を出すことも無く、人類艦隊が決行した昼間一斉雷撃によって沈んでいった。

ライカンスロープたちは他の種族とは違うアプローチを取った。戦艦を作り出すのではなく、彼ら自身が戦艦になろうというのだ。
彼等は、ある満月の夜に儀式を執り行った。獣人族の精鋭を集め、月の魔力を元に合体し、”ワーバトルシップ”になる。
彼らのY級戦艦”ワーヤマト”こと<ベオウルフ>はそうして作られた。魔力が強い彼ら自身を元にしただけあり非常に強力な戦艦だ。
六万トンの排水量を誇る<ベオウルフ>は46サンチ砲連装四基八門を持ちながら30ノット超の高速を発揮することが出来た。
だが、この方法はあまりに特殊すぎた。月の魔力を失うと船の形を維持できないのだ。
結局、”ワーヤマト”は満月の夜に母港の周囲をぐるぐる回る以上の事は何も出来なかった。

”グレムリンヤマト”はもう少しマトモだった。見かけどおりずるがしこい彼等は、戦艦を「見えなく」することを考えた。
乗組員が、それぞれに戦艦の部品を持ち、ある地点で一斉に組み立てる。何も無いところからY級戦艦を作り上げ「見えない戦艦」による奇襲を実行するのだ。
このアイディアは早速実行に移された。部品点数の兼ね合いで乗組員数は1万人にも達することになってしまったが、彼等は問題ないと考えていた。
こうして完成した”グレムリンヤマト”<ギズモ>は任意の地点に戦艦が突如として現れる、という戦略奇襲を確かに実現させた。
だが、いざ海戦となった時に思わぬ弱点を露呈した。彼等は砲弾を持ってきていないかった。弾薬についての考えは抜け落ちていたのだ。
人類艦隊は、砲火を交える前に降伏して自壊していく”グレムリンヤマト”を呆然と見つめる事しか出来なかった。

翼持つ人々、有翼族の作り出した”ウィングヤマト”こと<アークエンジェル>は他のY級戦艦とは一線を画している。
空を自在に飛ぶことが出来る彼等は、戦いにおいて優位を得るためには制空権が必要だと早くから気が付いていた。
魔法だけでなく科学技術にも優れていた彼等は、Y級戦艦に飛行能力を付与することで絶対的な制空権を得ようとしたのだ。
艦の中央部に巨大な翼を設け、艦尾から巨大な魔道ロケット推進の炎を引いて試験飛行を行う姿はまさに”空の絶対者”の名にふさわしかった。
多大な期待がかけられた<アークエンジェル>。だが彼女が初実戦を迎える前に人類艦隊が有翼人の港を航空奇襲したのが運の尽きだった。
”ウイングヤマト”は、第一航空艦隊<赤城>搭載機によってあっけなく撃沈されてしまった。やはり制空権は大事な要素なのだということを、彼女は逆説的に証明した。

476黒綿棒 ◆tkPmBAB0x2:2010/01/08(金) 20:49:27 ID:yNX80.160
そのほかにも様々な種族がそれぞれのY級戦艦を作り出し、その数だけドラマが生まれた。

ドラゴニュートこと竜人族の誇りである”ラプテリアンヤマト”<バハムート>。排水量六万五千トンで46センチ砲三連装二基、連装二基というバランスの良い戦艦だが、戦運は無かったのだろう。
ささいな種族の違いによる執拗な虐めに耐えかねたリザードマン水兵が火薬庫に火を放ったため自爆してしまうという悲劇に見舞われていた。

悲劇のY級戦艦といえば雪男・雪女族の”イェティヤマト”Y級氷山戦艦<ハバクック>を忘れてはならない。熱帯の海で機関が故障してそのまま融けてしまったため、彼らが存在した証は海底にむなしく転がる46サンチ砲の砲身のみだ。

海に住む半漁人、ギルマン族が作り上げた”マーマンヤマト”Y級潜水戦艦<インスマウス>。彼女は処女航海で母なるダゴンの宮殿に潜行したまま帰ってこなかった。多分、それで良かったのだろう。

陽気で小柄なホビットが完成させた”ホビットヤマト”Y級戦艦<センス・オブ・ワンダー>。小柄なホビットは、誰も46サンチ砲弾を扱えなかった。作るときには使うことを考えなかったようだ。

昆虫人類の”スパイダーヤマト”Y級多脚陸上戦艦<アラクノフォビア>。水陸両用戦艦として作られたが、昆虫人類の科学力では洋上での推進機関を満足に作れなかったため、脚が付かないほど深い海には出られなかった。

ピクシー達が作り上げた”フェアリーヤマト”<ウェンディー>。主砲の「口径」ではなく「砲身長」が46センチであるため、Y級戦艦に含めるべきかどうかは現代でも異論があるところだ。

これら有象無象の種族達のように自滅していくY級戦艦の方が多かったとはいえ、それぞれの”ヤマト”は各種族の誇りをかけて戦っていった。
数年に及ぶ海上戦闘の末、生き残ったY級戦艦の保有国は僅かにドワーフと人類のみ。
それ故、ドワーフと人類は”覇者”の座をかけて争う事になった。この海戦に勝利した側が”覇者”の称号を得ることになるだろう。
そうすれば、この数十年にわたる大戦は終結する。どちらが勝つにしろ、これが最後の戦闘になるはずだった。
”ドワーフヤマト”こと<ゴールデンアックス>とY級本家本元の人類艦隊旗艦”ヒューマンヤマト”こと<大和>は、その海戦で雌雄を決さんとしていたのだ。

「艦尾に命中弾!航空機運用設備全滅、火災発生!」
その報告に有賀は軽く舌打ちした。まずいな、これを目印に撃たれてしまう。やつらの砲術自体は大したことは無いが−
「あの2tを越えるという超々重量弾は厄介だな。」
艦隊司令官の伊藤整一中将がつぶやいた。有賀も同感だ。
「この<大和>も1.6tの超重量弾−試製五式超重徹甲弾を使用してはいますが、冶金技術ではまだまだドワーフにかなわないというのが実情です。
 現にこちらの砲弾は<ゴールデンアックス>の装甲を貫通することが出来ていませんが、彼らの超々重量弾はこちらの装甲を貫通しえます。
 ここは−」
何事かを言いかけた有賀を制して伊藤中将は言った。
「”艦首軸線砲”の使用を許可する。このまま超々重量弾を撃ち続けられるのは不利だ。接近して、一撃で仕留めろ。」

477黒綿棒 ◆tkPmBAB0x2:2010/01/08(金) 20:50:42 ID:yNX80.160
敵艦隊の砲撃を受けつつ、有賀は<大和>を”ドワーフヤマト”に接近させた。ドワーフ艦隊の巡洋艦が放つ砲弾が<大和>に命中し始める。
だが、”艦首軸線砲”を使う以上、雑魚の攻撃など気にしてはいられない。”艦首軸線砲”の最大射程は一万なのだ。
もちろん、最大射程では命中させることは難しい。実際には、そこから射撃準備を始める必要があるからだ。
<大和>はドワーフ海軍旗艦に突き進んでいく。その姿は、まさに「鋼鉄の破壊神」の名にふさわしい。

そして、待ちに待った瞬間の到来−
「距離、一万!」
もはや36サンチ砲でも危険な距離だ。煙幕を展開している水雷戦隊の助力が無ければとてもここまで接近できなかっただろう。
だが、これで秘匿兵器たる”艦首軸線砲”−艦首の、菊の御紋の下に仕込んだ88サンチ滑空砲を確実に命中させることが出来る。

大和型戦艦の設計図流出の発覚後、日本海軍は<大和>に搭載する「Y級戦艦を確実に屠るための艦載兵器」の開発にあたった。
まず、転移で帰国できないドイツ大使館駐在武官の「そういえば本国では80センチ列車砲が計画された気がする」という言葉から、その1ランク上を行く88サンチ砲の採用が決定された。
そんな大きなライフリングを作れなかったために滑空砲となったが、怪我の功名で艦首からほぼ水平に放てる翼安定徹甲弾を開発できたのが非常に大きかった。
これは理論上、距離一万で二千ミリを越える厚さのVC装甲でも打ち破れるはずだった。明らかに史上最強の艦載砲だ。

よし、ここからだ。有賀は腹に力を入れると大声で叫ぶ。
「艦首軸線砲発射用意!」
艦首軸線砲発射用意、の復唱が艦橋に響く。艦全体が慌しく動き始めた。
「直接照準準備よし。電影照準機、明度二十。」
初速が高く、ほぼ水平の弾道を描く翼安定徹甲弾の照準は直接照準なのだ。電影照準機は戦闘機のそれと良く似ていた。
「目標、<ゴールデンアックス>。現在距離、九千。安全装置、解除。」
艦首軸線砲砲長、奥田特務少佐の声が聞こえた。有賀は頷く。<大和の主>とも呼ばれる奥田の腕に全てはかかっている。
「機関連動率、30%・・・40%・・・50%・・・」
機関課からは機関との連動率が刻々と伝えられてくる。重さ10tを越える88サンチ弾の揚弾には機関と揚弾機の連動が必要なのだ。
だが、機関連動率を上げると速度は低下する。急がなくてはならない。ジリジリとした時間が流れ、ついに機関長からの最終報告があった。
「機関連動率120%」
弾を弾庫から砲身の高さまで持ち上げるのが100%、砲身に翼安定徹甲弾を押し込むのが120%だ。間もなく発射できる。
「発射十秒前。最終安全装置、解除。総員、対衝撃、対閃光防御。」
揚弾を確認した奥田が高声機で全艦に通達する。発射時に外にいれば衝撃波だけで死んでしまう。全員が姿勢を正し、艦橋にいる有賀達は黒眼鏡をかけた。
「五、四、参、弐、壱、発射!」
奥田特務少佐は大声を上げると引き金を引いた。

その声と共に88サンチ滑空砲から放たれた装弾筒付翼安定徹甲弾は途轍もない衝撃と閃光を発して飛び立った。<大和>の艦影が衝撃波で歪む。
徹甲弾は八千メートルまで縮まっていた距離を僅か6秒足らずで飛翔するとドワーフ海軍旗艦<ゴールデンアックス>の艦体を貫いた。
今まで何発の46サンチ砲弾を撃ち込んでも手ごたえがなかった”ドワーフヤマト”だが、88サンチの直撃には耐えられなかったらしい。
巻き起こる爆発と轟音。艦の中枢部を貫き、弾薬庫を炎上させたのだ。立て続けに88サンチが打ち込まれ、戦果を拡大していく。
<ゴールデンアックス>が波間に消えたのは1時間後のことであった。
人類は遂に世界の覇者になったのだ。艦橋に沸き立つ万歳の声。しかし、それを無視して有賀はつぶやいた。

「コレが最後のY級戦艦だとは思えない。」
伊藤はかすかに頷き、有賀にだけ聞こえるように言った。
「人類が−いや、愚か者達が”覇者の座”を巡る争いをを続けるかぎり、これからもY級戦艦が現れるに違いない。」

478黒綿棒 ◆tkPmBAB0x2:2010/01/08(金) 20:52:00 ID:yNX80.160
投下終了です。

エンディングが何故か初代ゴ○ラなのは秘密です。いや、無条件な戦争万歳は書きたくないのです。何かしらメッセージは込めないと。
あとこれ、皇軍スレとどっちに書き込むか迷った(だって元ネタ「世界戦艦大和列伝」とほとんど関係ないし)のですが・・・
大和の設計図流出の過程と理由が一緒という理屈にして(ただし作中では明かされない)、こちらに書き込みました。
各種の大和のネタもこちらから頂いている訳ですしね・・・

ということで、続きません(笑
ありがとうございました。

479名無し三等陸士@F世界:2010/01/09(土) 00:58:22 ID:Oyk9xUWE0
すげぇwww
元ネタ以上に狂ってやがるwwwwwww
ええ、勿論褒めてますよ?
本編の続きも楽しみにしています。

480名無し三等陸士@F世界:2010/01/09(土) 10:41:38 ID:1iYxEpnk0
伊藤中将が艦首軸線砲と言った時点で吹いて、艦首軸線砲の発射シークエンスが波動砲に忠実すぎて爆笑した。
こんなに楽しめたのは久々だ。

481名無し三等陸士@F世界:2010/01/09(土) 17:06:11 ID:Vkyi7FiQ0
乙です!!なんてぶっ飛んだヤマト・ファイト
そうか120%ってそういう意味かw

>エルフヤマト
発射と同時に神官や巫女さんたちが祈りだすとか。

>イェティヤマト
>ウィングヤマト
>スパイダーヤマト
この辺の科学力も分野によっては日本を超えている気がする。
戦艦を支えられる足があれば装脚戦車も余裕だよね!!

482名無し三等陸士@F世界:2010/01/09(土) 18:05:28 ID:45FRzHqc0
投下乙です。
突っ込みどころ満載ですが……だが、それがいい!
マンダラガンダムだの、大阪城と合体する味皇様だのと同じノリだと思えば、
何の問題もありません。今川監督による映像化を希望します。

>「これからもY級戦艦が現れるに違いない。」

第2次ヤマトファイトにおいて、日本が作り出した新たなY級戦艦。
それは、88サンチを超える93サンチ艦首砲を装備し、
ウィングヤマトのデータを取り込んで飛行能力を得た空中戦艦であった。
敵航空戦力による地上撃破対策として、常時は地下ドックに眠る彼女の名は……
超弩級空中戦艦<三笠>! 日本海海戦旗艦の名を受け継ぎ、皇国の興廃を賭けた戦いに挑む!

なお、イケメン隊長の指揮する美少女戦隊は乗っておりません。悪しからずご了承ください。

483名無し三等陸士@F世界:2010/01/09(土) 18:32:04 ID:2crCqBVM0
たまたま立ち読みした「サウスダコタが日本側に鹵獲されてアメリカ相手に暴れまくる。」仮想戦記が可愛く思えるわ・・・

484名無し三等陸士@F世界:2010/01/09(土) 23:05:28 ID:jZFfB0cs0
>>483
それはまだ「マイルド」な方だから
同じ作者の「欧州激闘録」だと大和が改造に改造重ねて「狂ってる強さだ」になるし

でも「砲煙の巨竜」は読まない方が良いかも「大和なんかいらないよね」って思えてくるから

485名無し三等陸士@F世界:2010/01/09(土) 23:23:38 ID:jZFfB0cs0
>>478
乙です
色々な架空戦記で見た事あるの出ましたがそう言えば一番狂ってる「大和?」がいなかったですね
恐竜人類の作った「合体大和(決してゲッ○ー大和と言ってはいけない)」が

戦艦大和 空母武蔵 潜水艦信濃が状況に応じて合体し巨大戦艦、巨大空母、巨大潜水艦になる奴

まあ狂いすぎて本家じゃ勝ち目無さそうですが 殺人光線とか使うアメリカが相手と言う原作でしたし


しかし技術的ツッコミどころ多いですね 原作の時点で「無理あるだろー」な奴多いんで仕方無いですよね

486F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

487F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

488名無し三等陸士@F世界:2010/01/10(日) 17:38:15 ID:Oyk9xUWE0
空飛んだり、陸上を走り抜けていったりもするのもあるし

489名無し三等陸士@F世界:2010/01/11(月) 09:44:34 ID:8kMixqawo
>>478
投下乙ですw
次は艦首連装拡散(超巨大三式弾?)軸線砲を搭載した「新造戦艦」が
拡散であったために敗れる話ですね?

490黒綿棒 ◆tkPmBAB0x2:2010/01/11(月) 20:58:49 ID:yNX80.160
こんな、完全に「ト空戦記」で一行に一個は突っ込みどころがある作品?に感想ありがとうございます。
技術とか歴史とかの考証はどっかにすっ飛ばしているのでアレですが、楽しんでいただけたのであれば何よりです。
そして、一応、皆さんの意見をもとに、今後の展開を書いてみました。蛇足と言わず、ご笑覧いただければ幸いです。
(二次創作にするとクロスオーバーっぽい世界観を作りきれないのでオリジナル設定です)
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”ヤマトファイト”から五年、すなわち人類が世界の覇者となってから五年。様々な種族の愚行を清算した世界は安定を取り戻しはじめていた。
「やっと落ち着きましたね。日本を中心に全世界を統合した組織、<世界連合>もこの7月から稼働しはじめますし。」
「それは政治や軍事の面だけを見たときの話だ。経済の立て直し、荒廃した世界環境の再編・・・まだまだ、やる事はたくさんある。」

”覇者”の座を安泰にするために日本はさらなる新型戦艦を建造する。それこそが新戦艦「高千穂」である。
「これが新型戦艦?<大和>を踏襲しているようですが、それよりも遥かに艦首が太い。これは・・・」
「秘匿兵器だった艦首軸線砲は<ゴールデンアックス>戦でその真価を発揮した。だが、距離一万でしか撃てない上に、速度が低下してしまうのでは話にならん。
 そこで、その欠点を克服したのがこの”拡散艦首砲弾”だ。<大和>の46サンチ弾16発を専用キャニスターに詰めた、巨大な散弾。
 この弾を撃つために作られたのがこの93サンチ滑空砲、”拡散艦首軸線砲”。これこそが最強の艦載砲だ。<高千穂>はこれを二基積んでいる。
 ・・・<大和>は、既に時代遅れなのだよ。」

それに触発されたのか、突如として現れた強敵。彼らは平穏を取り戻した世界を嘲笑うかのように蹂躙していく。
「馬鹿な、竜人海軍と演習中の<武蔵>がY級戦艦<バハムート二世>共々撃沈されただと?間違いないのか?」
「・・・はい。演習艦隊司令官の猪口少将から決別電が届いております。」

敵は”超古代文明人”。永年の眠りから覚めた彼らは”惑星の正当な所有者”を名乗り、地上の文明を一掃しようとしていた。
「この星は本来我らのモノなのだ。あのような下賎なやつらなど、同じ惑星に生きていると思うだけで反吐が出るわ。」
「殺せ!動くモノはネズミ一匹、虫けら一匹たりとも残すな!破壊しろ、焼き払え!奴らが存在していた証を何一つ残すな!」

日本の、いや、世界の危機。立ち向かった新戦艦「高千穂」は、しかし、敵を打ち破る事が出来なかった。
「馬鹿な。距離四万からの八式超々重量弾による”拡散艦首軸線砲”攻撃が効果がないなど。大落角の2t超の重量弾が効かないなどと、そんな!」
「拡散弾を撃つ事に特化した事が裏目に出てしまったというのか・・・やはり、<大和>のやり方が正しいというのか。」

世界の危機。退役を控えていた大和だったが、この危機を救えるのは最早<大和>しかいない。
「新型戦艦でも勝てない相手に、こんな古い戦艦で勝てるって言うんですか?」
「戦ってのはな、坊主。兵器の性能で決まるんじゃない。頭の優劣で決まるんだってことを教えてやるよ。俺たちの戦い、よく見ておくんだな。」

<大和>はその経験豊かな乗組員の力で次々と”超古代文明人”の艦隊を打ち破って行く。だが、新戦艦を打ち破った敵の巨大戦艦には苦戦を強いられていた。
「何だと、あれだけの被害を与えたにもかかわらず、一瞬でその損害を回復させたというのか!?」
「はい、敵戦艦が分離、合体のような動きをした次の瞬間、損害が回復していたそうです。・・・敵は”ワーヤマト”と同じ、複合合体戦艦なのではないでしょうか。」

世界は破滅するのだろうか?・・・そのとき、突如として蔵前国技館が動いた。現れた地下空間から何かが天空へと飛び立たとうとしているのが見える。
「主脚格納完了。主翼展開よし。艦尾ロケット推力安定。姿勢制御ジャイロ正常動作。いつでも行けます。艦長、ご命令を。」
「この超弩級空中戦艦<三笠>、このままずっと”抜かずの刃”であれば良いと思っていた。蔵前の大地を騒がす事が無ければ良いと思っていたが・・・。
 Z旗を掲げよ!皇国の興廃、いや、世界の興廃、この一戦にありだ!」

亜空間からあらわれた超古代文明人と諸種族が力を合わせた<世界連合>との最終決戦の行方やいかに?

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こまかい内容とか、諸々の考察とかはまったく考えてないですw

491名無し三等陸士@F世界:2010/01/11(月) 21:27:17 ID:jZFfB0cs0
ベースはヤマ○2とサ○ラ大戦ですか

どうせなら大和は各国の「良いトコどり」な大改装を受けるとか面白そう
「日本人の良い所・・・それは優れた所を取り入れる所だー」な感じで

ホビットって力は無いですが「細工物が得意」って種族特性があるんで
それを「精密加工」つまり「機械製造技術」に解釈すれば恐るべき「ヤマト」が作れそうなんですよね
非力なのを各部自動化する事で補った「オートマチック・ヤマト」とか
発射速度が大和の40秒に対して12〜15秒と言う圧倒的な感じで

弱点は製造技術はあったけど製鉄技術がない(ドワーフから材料貰えなかった)所為で
強度不足で戦闘中に故障して自滅するとか

492名無し三等陸士@F世界:2010/01/12(火) 02:03:15 ID:4ZTXVGXU0
国技館から出撃するのはRIKISIだと思うんだが(マテ

493F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

494名無し三等陸士@F世界:2010/01/15(金) 18:39:29 ID:Qx3m5JqcO
はずもして

495名無し三等陸士@F世界:2010/01/15(金) 21:06:28 ID:WAF3SS6c0
空中戦艦は艦首にドリルを標準装備でお願いします

496F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

497F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

498名無し三等陸士@F世界:2010/03/14(日) 22:08:27 ID:yYiMLUH.0
ガイバーの生体宇宙船やマクロスみたいに閉鎖系の環境丸抱えな軍隊でもなきゃ滅びを待つばかりだな
大気をプロペラントにするバルキリーとかは飛ぶだけなら実質無補給で飛べるけど他はどうだろ
普通に自動車とか使ってたし使えない装備も多いだろうな

499名無し三等陸士@F世界:2010/03/30(火) 18:26:00 ID:M0YXC0KU0
豪華客船が召喚されますた
詰めれば1万人が乗れる豪華客船に5000人ぐらい乗ってる
400m×50m
うち2000人は雇われクルー
2000人は出資者にして何かしらの専門家
1000人は出資者にして自衛官や警察官
男女比は8:2
建造費1000億円
皆が一斉に世界中からお金を借りてなんとか造った
正体は沈黙の艦隊に影響されすぎた人達
設備は充実していて普通に生きていける構造になっている
生活に必要な電気は太陽光に人力で賄う
エンジンなどは石油で動く
と言ってもちゃんと客船として使い利益を出すつもりだった
しかし処女航海で一週間限定の“独立ごっこ”をしてる最中に召喚されてしまう
武装なんて積んでないけど人材は全部揃ってる
食糧などは自給能力もあるので半年は持つし舟も手入れ無しで半年は持つ
何故か全種族と言葉が通じるので通訳として活躍したり、演劇や音楽の知識を売って利益を出しながら舟を修理できるだけの浮島造りを目指す
なんだかんだで国同士の戦争に巻き込まれてみたり
とりあえずの問題は乗客がほとんど男なので嫁不足なこと
いやいや、それよりも石油が足りないこと
満タンでも1万kmしか動けないので頑張っても日本2往復分しか無い
舟を召喚した人は誰なのか?
半年以内に浮島は間に合うのか?
そんなファンタジー(妄想)のお話


…を、誰か書いてください

500超ソビエト大戦:2010/06/01(火) 20:18:07 ID:6LiHdjEo0
密閉され静寂に包まれたコックピットの中で、規則正しい呼吸音だけがやけにはっきりと聞こえる。
無駄に体に密着したパイロットスーツを着用し、搭乗員に棺桶のような圧迫感を与える窮屈な空間でシートに腰掛けたシルエットは、淫靡な曲線を描く若い女性のものだ。
クリスカ・ヴャーチェノワの搭乗するATB−02ボルゾイは、針葉樹の森の中に掘られたタコ壺の中で、膝を折り曲げて尻を接地させた降着ポーズと呼ばれる姿勢をとって待機していた。
クリスカが頭を回すと、ゴーグルに連動したカメラアイがスライドし、少し離れた隣りのタコ壺に蹲るイーニァ・シェスチナの機体をとらえる。
カモフラージュネットの下で、青味がかった明灰色に塗られた機体を払暁の光の中に浮かび上がらせた装甲騎兵は、周りの自然と比べ冒涜的なまでに場違いに見えた。
『来たぞ』
ノイズ混じりのひび割れた声がヘッドフォンから流れる。
クリスカはカメラアイを正面に向けて倍率をあげた。
網膜に投影される視界の中で、開けた地形を斥侯も出さず、密集隊形で進んでくる異形の軍団がその姿を明瞭にしていく。
人間がいる、エルフがいる、オークが、ゴブリンが、リザードマンが、ケンタウロスが、およそ人間の想像力の及ぶありとあらゆる亜人種が、隊列を整え整然と歩を進めている。
空に目を向ければ、天馬や飛竜に騎乗した空中騎兵に加え、天使さながらに自前の翼で空を行く飛行兵が見える。
その同じ光景を、前線からやや下がった位置に駐車するカーキ色の指揮車輌の中で目にしている男たちがいた。
「敵は全く警戒していません同士中将、もう勝ったつもりです」
「では教育してやろう」
ゲンナジー・イオーフォビッチ・ボンダレンコは、モニターに映し出される映像を眺めながら言った。

「わっはっはっは!気分はもう戦争!」
「ロジーナさーん!一人で先走っちゃダメですよぉー!」
懐かしい漫画(矢作俊彦原作・大友克洋作画)の台詞を叫びながら突貫するのは、鋼の乙女と呼ばれる美少女(笑)型決戦兵器の中でも最高峰のネジの外れ具合を誇る問題児ロジーナ。
後を追うのはレンドリースでやって来た、器用貧乏で団体行動が十八番のアメリカ製鋼の乙女シン。
なんとかロジーナを制止しようとするシンだが、直線スピードで勝るロジーナはどんどん差を広げていく。
さらに全力疾走しながら、両手に持った紅白の旗を細かく上げ下げするロジーナ。
「あれは手旗信号?『お お ヒ ー ス ク リ フ』…ってモンティ・パイソンですか!?!」
律儀に突っ込むシン。
【嵐が丘・手旗信号編】を演じる鋼鉄のロシア娘という、ある意味奇跡のような光景にも心動かされることなく攻撃魔法を撃ち込んでくるファンタジー世界連合軍。

501超ソビエト大戦:2010/06/01(火) 20:18:56 ID:6LiHdjEo0
応射するロジーナの砲弾は行進間射撃のせいもあってイイ具合に弾丸が散り、ファンタジー軍団の隊列はたちまち混乱に包まれる。
「ケツ穴増やしてほしい奴は前に出な!前に出なくても撃つけどな、ヒャッハァ〜ッ!」
「げ、下品すぎる…」
相方のエキセントリックな発言に目眩を覚えつつも、教科書通りに停止・発砲・前進を繰り返すシン。
IBM社製の砲安定装置を搭載しているシンだが、本人はこの装備をあまり信用していないのだ。
だが常識に喧嘩を売りまくったスペックを誇る鋼の乙女といえども、たった二機では流石に多勢に無勢なのは明らかであった。
「そんなときこそスペイン宗教裁判!…じゃなかった。ロジーナとシンを援護するぞ、発進!」
ハッチを閉めたシュガポフの命令を受けたT−34/76がエンジンの回転をあげ、マフラーから吐き出された排気で落ち葉を吹き散らしながら動きはじめる。
不整地を高速走行する戦車は容赦なく乗員を揺さぶる、ましてやT−34のクリスティー式サスペンションの制振性はお世辞にも良好とは言えない。
結果、戦車兵はシェーカーの中の氷の心境を味わうことになる。
シュガポフはペイルブルーの縞パンが丸見えになるのも構わず、大股開きで両足を突っ張っると照準眼鏡を覗き込んだ。
そんなシュガポフのT−34に続いて森を飛び出すT−55、なぜか搭載火器をアメリカ製に換装しているが気にしたら負けだ。
「大祖国戦争の英雄に遅れを取るな!突撃!突撃!突撃!」
独ソ戦の現役と戦車を並べて戦うことがよほど嬉しいのだろう、涙を流しながら号令するダスカル少佐。
「うおーシュガポフ姐さん萌えー!」
「縞パンサイコー!」
「ナナワテー!」
砲手のカミンスキーも装填手のゴリコフも操縦手のコベチェンコも、ダルカスに引っ張られてどこかテンションがおかしい。
あるいはブレーキオイルをパンで漉して砂糖をぶち込み、日向に置いた謎飲料でイイ具合に脳をやられているのかもしれない。
っていうかゴリコフお前彼女持ちだろ?
「イーニァ、私達も」
「ええ」
横一線に並んで前進するT−34とT−55に続いて、クリスカとイーニァのボルゾイも戦闘に参加する。
二人が搭乗する宇宙総軍仕様のボルゾイは背部に備える空間突撃ブースターの大推進力に物を言わせ、ひと跳びで森を抜けた。
グライディングホイールを唸らせ、戦車を凌ぐ速度で戦場を駆ける鉄の騎兵の前に、ATに劣らぬ体格を持ちイマイチ造形に冴えのない双頭巨人が立ち塞がる。

502超ソビエト大戦:2010/06/01(火) 20:19:48 ID:6LiHdjEo0
「ゴルァアッ!」
唸りをあげて繰り出された碇の一撃を慣性ドリフトでかわしたクリスカは、右足を軸にして超信地旋回。
勢いあまってたたらを踏む巨人の背中に、左腕に装着されたデュアルパイルバンカー−盾と一体化した杭打ち器−を叩き込む。
背中から胸板に抜けた傷口から、血と肉片と骨髄液が霧状になって飛び散り、鮮やかなピンクの花が咲く。
巨人は豚のような悲鳴をあげて地に伏した。
イーニァのATは手持ち式の大口径機関砲を使い、人形アニメのようにギクシャクした動きで迫る骸骨兵士の集団を機械のような精密射撃で撃ち砕いていく。
戦車とATがファンタジー軍の戦列を切り崩している間に、歩兵部隊も交戦を始めていた。
突然目の前に開いた穴から飛び出してきた犬面の小鬼を、カラシニコフ銃の短い連射が撃ち倒す。
「チッ!ムジャヒディンよりもタチが悪いな」
ソーフィア・イリーノスカヤ・パブロヴナ率いる第318後方撹乱旅団・第11支隊は、ゴブリンのゲリラ戦術に苦戦を強いられていた。
大地の悪霊は信じられないスピードで地中を掘り進み、前線に平行に掘られた戦闘壕だけでなく、後方に向けて掘られた兵站壕の床や壁面から、松くい虫ように湧き出してくる。
ゴブリンに気を取られている間に斬りかかってきたイケメンの騎士を、ヤクザキックで一蹴したソーフィアの足元にコロコロと転がってきた人面岩がひとつ。
つい目をあわせてしまったソーフィアを見上げ、人面岩はニヤリと笑った
「メガンテ」
爆風に吹き飛ばされたソーフィアに、バトルアックスを振りかざしたミノタウロスが迫る。
右手に握ったAKMを持ち上げようとするが、ショック状態に陥った身体は脳の指令に反応しない。
これまでかと思った次の瞬間、迷彩服を着た熊が飛び込んできて、手にしたスコップでミノタウロスをどつき倒す。
「大丈夫ですか同志中尉殿?」
ミーシャ・クリンコフ少尉候補生は茶色の毛に覆われた手を伸ばし、なんとか起き上がろうともがく女性将校を抱きあげた(いわゆるお姫様だっこである)。
「は、離せ!この程度ケガのうちにも入らん!」
なぜか顔を赤らめ、まだ麻痺の抜けきらない体で無理矢理歩き出すソーフィア。
(なんということだ!アフガン帰りの古強者を束ねるこの私が…もっとモフモフしたいなどと!)
意外と乙女なのであった。
そして場面は時速400キロで空を飛ぶ複葉戦闘機の開放型操縦席に移る。
戦いの中で苦悩する乙女がここにも一人。
ポリカルポフI−153型機を駆って天馬やドラゴンと熾烈な空中戦を行うマーシャ・カルチェンコ大尉である。
「なんで…なんでチャイカなの!?!」
ああ噂に聞くMig31、それが無理ならせめてコブラ(P−39)に乗りたかったなー、アメリカ製はシートが上等って言うし。
などとつい戦場にあることを忘れ、我が身の不幸を嘆くマーシャの背後にドラゴンが迫る。
ドラゴンの鼻の穴から放たれた火炎弾が機体を掠めてやっとピンチに気付いたマーシャが慌てて回避行動に移ろうとした直後、派手な爆発がドラゴンを吹き飛ばした。
「ウェイ?」
ありのままに起きたことを言う、ネコミミ尻尾つきの美少女がぱんつ丸出しで飛んでいた!
おもわず奇声をあげるマーシャ。
「あ、そう言えば…」
そして思い出した、出撃前の慌しいブリーフィングでちょっとだけ顔を合わせたサーニャ・V・リトヴァクという名の可憐な“魔女”を。
あらためて見てみると、黒ストを履いた細い脚にストライカーユニットと呼ばれる飛行装置を装着し、ゴツい空対空ロケット発射筒を担いだ華奢な少女の姿は実に超現実的というか、悪夢的なものを感じてしまうマーシャであった。

503超ソビエト大戦:2010/06/01(火) 20:20:26 ID:6LiHdjEo0
ここでネタ切れ
ザイツェフとトゥルソフとソララトフも出したかった

504名無し三等陸士@F世界:2010/07/19(月) 23:39:44 ID:NXpcvD/k0
かなり上でガンパレネタが出てたのでちょっと妄想。お目汚しとも言う。
「ガンパレ日本がファンタジーに転移しました」
あのゲームは、元から対幻獣用に特化したりしてる上にファンタジーに片足突っ込んでる世界。
化け物相手は慣れたものである上に、非実体化なる反則をしない敵なら拠点を攻撃できるわけで。
大型幻獣のトンでも設定に目が行くけど、幻獣の強みって攻めなければ戦力を削られないことにあると思う。
猫神様とか小神族とかも換算に入れると、これで話を書くと日本優位になりそうかもね。

まあ人間国家を相手にした場合、あからさまに侵略者役よね、この日本。
某ゼロ魔が手元にあったので例えると、
韻龍の体細胞入手→培養→動物兵器化→先住魔法が使える雷電が量産されますた。とか。
メイジの魔力が遺伝するのは分かりきってるから、人造スクウェアメイジ(促成クローン)とか。
転移先への適応がエグイことこの上ないぜ!

505名無し三等陸士@F世界:2010/09/10(金) 06:47:55 ID:y8/u3xk60
ガングリフォンの日本が転移したら逆に日本が狂喜するだろうな
何しろあの世界の日本は第三次世界大戦でボコボコにされ
中国や米国とかのパシリにされ
異常気象のせいで食料が尽き、国民の三割が餓死とかいう
国として滅んでないのが不思議な状態だからな

第九条をスルーできる日本外人部隊もいるし
間違いなくヒャッハー状態になって食料求めて周りの国に侵攻をかけるだろう
物資の補給が問題になるだろうから最初にとことん相手を叩きのめして
こちらの強さを誤認させての交渉になるだろうな
そしてなによりも飛行可能な歩行戦車という厨二心をくすぐる素敵兵器を実用化しているのもいい
奴らはA-10と戦車を合体させたような兵器だからきっとドラゴン辺りとも渡り合えるだろう

506名無し三等陸士@F世界:2011/03/21(月) 07:07:26 ID:BdPcvWxs0
エースコンバット3の時代以降のゼネラルリソースかニューコムが転移したらファンタジー世界終了のお知らせなんだが
あいつらの科学は魔法にしか見えん
F住人「魔法技術はオカルトとか集団幻覚とか散々言われたが、俺らからしてみれば奴等のカガクの方がオカルトなんだが、何を言っているか(ry」

507名無し三等陸士@F世界:2011/06/02(木) 07:25:21 ID:XLW8mtGc0
ジャン・ハボックが主人公のアメトリス軍って別にいいよね?

508名無し三等陸士@F世界:2011/11/28(月) 22:47:58 ID:zvdxqyhE0
扶桑かつみの「帝国21世紀」の日本(大日本帝国)はこの場合あり?
(知らん人に説明すると第二次大戦で何もしなかった日帝がソヴィエトと組んで東側唯一の資本主義国としてアメリカとにらみ合う話です)
なんしろふつーに核兵器装備しちゃってるししかも実戦使用してる国だから、そらもう暴れまわってくれると思うんだよな。
もちろん海軍が後生大事に抱え込んでる我らが戦艦大和も大活躍。たぶん自衛隊以上の無双ぶりだろうな、と俺は現在妄想中。

509名無し三等陸士@F世界:2012/01/10(火) 22:01:14 ID:MhFYITes0
架空の日本で強いのってどこかな
まずゴジラ世界の自衛隊は強そう。
あとは地味に攻殻機動隊の自衛隊も異常な情報技術とサイボーグ化技術、
トリッキーな動きもできる多脚戦車と隙のない強さがありそう。

510名無し三等陸士@F世界:2012/01/11(水) 21:29:53 ID:zvdxqyhE0
ゴジラ世界はけっこー物理学的に無茶な兵器も出てきたからなw スーパーXとか。
後は…戦略自衛隊か、やっぱし。

511名無し三等陸士@F世界:2012/01/15(日) 01:04:58 ID:MhFYITes0
>>510
地味にメーサー戦車もやばいしな。
というかGフォースありならとんでもないことになる。
モゲラを作れる組織だからな。

512名無し三等陸士@F世界:2012/01/22(日) 12:10:13 ID:MhFYITes0

いくつかの辞書的なサイトからまとめたMOGERAのスペック

全高 : 120メートル
重量 : 16万トン


プラズマレーザーキャノン : 両目から発射される。
自動追尾式レーザー砲 : 両腕のドリルから発射される。
プラズマメーサーキャノン : MOGERA最強の武器。92式メーサー戦車の5倍の威力。
                 機体腹部から発射されるが、その際腹部の装甲が展開されるため使用時は無防備となる。
ドリルアタック : 改装後の武器。足のローラーで敵に接近し、口部のドリルで攻撃する。
スパイラルグレネードミサイル : 改装後の武器。両腕のドリル内部から発射され、ドリルのように高速回転しながら相手に突き刺さって破壊する。

合成ブルーダイヤコーティング装甲
ゴジラの熱線を跳ね返す蒼く光り輝く新技術。メカゴジラのダイヤモンド・コーティングよりも反射率が高い。

飛行速度:マッハ1(大気圏内)/マッハ44、秒速15キロ(大気圏外)
単機での宇宙進出能力を持ち、地球からアステロイドベルトまで数日で往復を行う
(地球上で戦闘に突入するであろうスペースゴジラに備えて補修・改装され、地上戦向けの機能を増強され、代償として宇宙進出能力を失う
 スパイラルグレネードミサイル はこの時追加された)

さらに上半身がランドモゲラーに、下半身がスターファルコンに分離可能

ランドモゲラーは地中をドリルで移動できる戦車
武装:バスタードリル、自動追尾式レーザー砲2門、地対空レーザーキャノン1門

スターファルコンはマッハ2.5で移動できる戦闘機。(大気圏外だと35で移動可)
武装:省電力メーサーバルカン砲2門





ファンタジーしてる場合じゃねぇだろこのスペック…

513名無し三等陸士@F世界:2012/01/22(日) 12:42:48 ID:zvdxqyhE0
しかも機龍にいたっては「絶対零度砲」なる科学的に訳がわからない兵器を積んでるからな…
ふつう光線が当たったら分子運動が激しくはなっても弱まるのはありえないだろJK

514名無し三等陸士@F世界:2012/01/22(日) 16:07:57 ID:p9u3SlFo0
機龍のダイヤモンド・コーティングって熱線で燃えないの?

515名無し三等陸士@F世界:2012/01/22(日) 19:43:18 ID:MhFYITes0
>>513
超低温メーサー?みたいな冷凍ビーム兵器はモゲラが出てくるVSスペースゴジラの
次作、VSデストロイアが初出だから、
VSシリーズはそっち方面もカバーしているんだよな…
そこで出てくるスーパーX3は冷凍兵器もちなだけではなく
平成VSシリーズゴジラ最強の武器である赤色熱線を受けてもある程度耐えられる
(スーパーメカゴジラやスペースゴジラはこれくらって死んだ)という
超がつくほどの頑丈機体なんだよな。

というかスーパーX一号機の時点で動力が
プラズマ核融合反応トカマクタイプとは…

この日本ならドラゴンが超生物みたいなスペックでもなんとかなりそうだな。

516F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

517F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

518名無し三等陸士@F世界:2012/01/27(金) 23:27:30 ID:zvdxqyhE0
クリムゾンバーニングなアメリカが召喚されたら…ソ連の場合とあんまり変わりが無いか。

519F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

520名無し三等陸士@F世界:2012/02/12(日) 15:57:23 ID:x9XNcokk0
>>513
レーザー冷却とか…
やっぱ無理か。

521名無し三等陸士@F世界:2012/02/14(火) 00:54:34 ID:P52YIMqo0
帝国戦記の皆さんがF世界に召喚

522名無し三等陸士@F世界:2012/02/20(月) 13:03:38 ID:6qXlliPQ0
F世界と要っても物理法則まで違うと現代文明が地球同様に仕えエルとは限らないな
帝國召喚のアルフェイムなんか重力制御されてるっぽいし

523名無し三等陸士@F世界:2012/02/22(水) 16:45:01 ID:1GyWnmj20
架空の日本軍ならコマンドアンドコンカー レッドアラート3の旭日帝国が召喚されました、を見てみたい。
時代設定は1980年代辺りなのだが日本の文明の基盤は高度なナノテクノロジー。(なので資源が乏しくても何とかなるかな?)

なお、ヒトラーとアインシュタインが歴史改変で抹殺された世界なので核は兵器でも動力源でも存在しない。
ナチスドイツは最初から存在しなかった。

524名無し三等陸士@F世界:2012/02/22(水) 22:13:12 ID:qJ6WMSIk0
>>523
これ?

ttp://www.youtube.com/watch?v=LAXr-q8n1gw
Command & Conquer- Red Alert 3 (The Empire of the Rising Sun)

525名無し三等陸士@F世界:2012/02/23(木) 12:02:02 ID:1GyWnmj20
>>524
それ(笑)

そもそも『世界を導くのは資本主義でも共産主義でもなく武士道。我々が世界を導くのは天命』が理由でソビエトに宣戦する国家だし、
戦争の理由にはことかかないだろう。

526名無し三等陸士@F世界:2012/02/23(木) 19:45:37 ID:N1pwRby.0
最近、「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」って再放送されてるよね。
あの荒廃した世界、アニメであまり深く掘り下げずに終わったから、妄想しがいが有ると思うんだ。
荒廃つながりでAC3のDOVE支配する地下都市とか近くにあったり、ACVと陸続きとか…
現代国家だったら、多脚戦車の設定次第で互角に戦争したり人類の黄金期へ復興させたり

527名無し三等陸士@F世界:2012/02/23(木) 20:26:25 ID:GASfg1EI0
ttp://mypage.syosetu.com/2977/の交差する世界で召喚されてたなヘルベチア

528名無し三等陸士@F世界:2012/02/24(金) 16:47:56 ID:qNswyK0Q0
海が使い物にならない世界って、普通にアウトなんでは

529名無し三等陸士@F世界:2012/02/24(金) 17:59:23 ID:cu/wisPk0
どゆこと?

530名無し三等陸士@F世界:2012/02/24(金) 18:02:30 ID:N1pwRby.0
>>528
使いものにならないにもレベルが有ると思うよ。
例えば環球的には生態系が再構築されただけだとしても、
沿岸が汚染され近海魚業が不能かつ半島へ渡ることすら容易に出来ないレベルに
水上航行技術が衰退し遠洋漁業が不可能。半島も汚染され渡航しても無意味なら・・・

あれこの世界って世紀末覇者が走りまわってそう

531名無し三等陸士@F世界:2012/02/24(金) 18:37:58 ID:gvAnSmCw0
>>529
雨にもヤバい成分が混じってそう
比熱が変わるレベルの汚染だと気候変動も
沿岸に人が住めなかったり

532名無し三等陸士@F世界:2012/02/25(土) 08:54:29 ID:BceLscgk0
何?、ソラノオト世界って、そんなヤバスな世界設定なの?
原作・アニメ、ともに未視聴(OPをつべで、設定をウィキで
かるく見ただけ)な為、よく知らんかった…

533名無し三等陸士@F世界:2012/02/25(土) 14:52:31 ID:TwxNRfc60
何故か海からの害は描写無しなんだけどな
人類自体が汚染後の環境に適応した人種だけ生き残ったのかも知れん

534名無し三等陸士@F世界:2012/02/25(土) 16:31:05 ID:Wpx.h5/E0
なんかナウシカっぽいね

535F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

536名無し三等陸士@F世界:2012/02/27(月) 23:05:22 ID:zvdxqyhE0
ふと思ったが、AKIRA世界の日本が飛ばされたらどうなるだろう?
面白そうではあるんだが。

537名無し三等陸士@F世界:2012/02/27(月) 23:40:34 ID:/JYAA5OY0
明るい未来が見えない、マジで

538F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

539名無し三等陸士@F世界:2012/03/06(火) 18:10:32 ID:zvdxqyhE0
パトレイバー日本が転移したらと考えてみる。
…ゴーレムめがけてレボルバーカノンをぶっぱなす太田氏が見えてフイタw

540名無し三等陸士@F世界:2012/03/17(土) 06:35:39 ID:h178Dmmw0
いや、ゴーレム相手なら働く男の建機レイバーでガチに肉弾戦を希望
ワイバーン相手にグリフォンとかもロマンか

541名無し三等陸士@F世界:2012/03/17(土) 11:56:17 ID:31zqKti20
美術工芸品には荷が重くないか

542名無し三等陸士@F世界:2012/03/17(土) 13:56:51 ID:zvdxqyhE0
いちおう戦闘用だから無問題かと。
ただ、空中戦ができるかどうかはわからんな。「無理矢理飛んでる」イメージが強いから。

543名無し三等陸士@F世界:2012/03/23(金) 01:58:49 ID:yW0r0ub20
ゴジラの世界の日本が転移したらちょうど三式機龍が大活躍するな
異国の大使らに動いている姿を見せるだけで効果はてきめん

544名無し三等陸士@F世界:2012/03/23(金) 02:42:06 ID:zvdxqyhE0
向こうにもっとでかいドラゴンとかいないといいんだが

545名無し三等陸士@F世界:2012/03/24(土) 01:47:58 ID:XkZaDyV.0
>>540
いつ辺りの?
最新版だとしっかりはっきり
「レイバー?ああ、時代の仇花だね、あんな非効率なシロモノもうどこも使ってませんよ」
なんて言われちゃってますから、作中で(ノ∀`)
特車二課のみバビロンプロジェクトの時の功績で残存してるけどまさにお飾りでしか無いという。

546名無し三等陸士@F世界:2012/03/24(土) 02:21:45 ID:zvdxqyhE0
イメージとしては映画版その1ぐらいの感じだなあ。
そのぐらいの時期に転移してしまえば、混乱を乗り切った後には大規模工事の目があるわけで。
そうすれば21世紀に入っても、レイバーが生き残ってる日本になるかも…w

547名無し三等陸士@F世界:2012/03/25(日) 02:33:38 ID:Pk7IsCgk0
>>544
でもゴジラの皮膚と比べたら柔らかいだろうし放射線をまき散らすわけでもないし
あれゴジラ世界の日本って現実の日本と違ってゴジラの吐いた放射線を除染する技術はあるのかな?

548名無し三等陸士@F世界:2012/03/27(火) 20:27:46 ID:39nz/KBM0
ラストエグザイルのギルドがF世界に転移

549名無し三等陸士@F世界:2012/03/28(水) 15:08:49 ID:1PP6RQH.0
虚構船団の文房具達がF世界に転移

550名無し三等陸士@F世界:2012/04/04(水) 01:06:37 ID:7qhXXXjoO
>>549
その虚航船団は萌え版か?
萌え版なんだな!?

551名無し三等陸士@F世界:2012/04/04(水) 16:21:24 ID:zvdxqyhE0
萌え版ってヤンデレ萌えか?w

552名無し三等陸士@F世界:2012/04/04(水) 17:50:12 ID:7qhXXXjoO
>>551
筒井康隆ムック見るか、『不良在庫』でぐぐれ

553名無し三等陸士@F世界:2012/04/04(水) 19:39:58 ID:zvdxqyhE0
ぐぐってみたらこんなのが出たが、これか?
ttp://www.geocities.jp/kasuga399/oebi_kyokousendan1.html

554名無し三等陸士@F世界:2012/04/04(水) 22:06:44 ID:7qhXXXjoO
うん、そう

555名無し三等陸士@F世界:2012/05/05(土) 16:18:52 ID:B.rs.Hi20
>>548
ギルド人はF世界人から天使やら神とやらで崇められてそう

556名無し三等陸士@F世界:2012/05/18(金) 17:59:50 ID:Rhj7pjfw0
キルゾーンのヘルガスト側が召還されるのが見てみたいな

557じんつう:2012/05/19(土) 20:26:53 ID:WOmggQnY0
ヘルガストって人間だよね?

558名無し三等陸士@F世界:2012/05/21(月) 00:19:17 ID:qJ6WMSIk0
ヘルガストは人間ですよ。
アルファ・ケンタウリに入植した人類の子孫ですから。

559名無し三等陸士@F世界:2012/07/07(土) 13:27:27 ID:9OAdRIA20
クジン人が異世界侵攻

560名無し三等陸士@F世界:2012/07/07(土) 21:25:21 ID:fuUXY1gs0
>>559 こう?

          ┏  ━ゝヽ''━.,,ハ,_,ハ,.━.从〆A!゚━━┓。
╋┓“〓┃  < ゝ\',冫。’  .;゙ ´∀`ミ/^l ..∠ _ ,'´ゝ.┃.       ●┃┃ ┃
┃┃_.━┛ヤ━━━━  ,-‐-y'"゙"''゙゙"´  | ..━━━━━━━━━ ━┛ ・ ・
       ∇  ┠─へ ヽ、,;' #´ ∀ `  ミ 冫そ _'´; ┨'゚,。
          .。冫▽ ,゚'<  ミ∩       つ;; 乙 / ≧  ▽
        。 ┃ ◇> ミ         ; 、'’ │   て く
          ┠─ム┼. ';,         ミ ゙》?∠─┨ ミo'’`
        。、゚`。、    i/ ;;,        ,;⊃ o。了、'' × o
       ○  ┃    `、,~ "∪"゙''''''''''"゙ .ヽ◇ ノ 。o┃
           ┗〆━┷ Z,' /┷━'o/ヾ。┷+\━┛,゛

561名無し三等陸士@F世界:2012/07/11(水) 16:32:06 ID:X7YVmOuU0
>>545
作者の押井守は大のロボット嫌いだからね
続編は絶望的だよ

562名無し三等陸士@F世界:2012/08/23(木) 07:36:32 ID:Modv4qOY0
押井は自分だけの功績だと思ってる馬鹿だから作っても駄目だろ。
他の誰かがやるなら売れるかもな

5631500円の人:2012/11/24(土) 12:55:32 ID:1jCCpKoo0
ここって架空の自衛隊でも良いのでしょうか?

564名無し三等陸士@F世界:2012/11/24(土) 14:12:01 ID:EylX4f3k0
>>563
ここでもいいですし、 「F世界との交流」「SSスレ(ラノベ)」でも大丈夫だと思いますよ。
ただ、ここのスレの作品は現代世界と関係がない本当の架空の軍隊ものがほとんどだったので、後者の2スレのうちのどちらかをお勧めします。

5651500円の人:2012/11/24(土) 15:12:28 ID:1jCCpKoo0
>>564
レスありがとうございます
参考になります

566名無し三等陸士@F世界:2012/11/24(土) 22:10:11 ID:qw95jBLg0
>>559
リングワールドでやれ

567名無し三等陸士@F世界:2013/06/10(月) 19:26:13 ID:hg5Fp1wMO
架空の軍隊と聞いて東宝自衛隊が一番に思い付くが、あれ超兵器が多すぎるのからなあ……
平成ガメラの、怪獣と交戦経験のある自衛隊なら、モンスターだらけのF世界でも即応できそうかな。

568名無し三等陸士@F世界:2014/01/20(月) 10:14:38 ID:wpnS8r4UO
『緑の地球が危ないぞ』


『EDFの出動だ』


『地球を守護する戦士達』


『宇宙人どもやっつけろ』


EDF讃歌より。成立年月日不明。

569名無し三等陸士@F世界:2014/04/14(月) 15:53:52 ID:.XpOPxyI0
社会主義のアメリカ帝国とか出してえ

570外パラサイト:2015/11/12(木) 20:42:02 ID:rrOxNttA0
投下します

571カレアントの異世界戦争:2015/11/12(木) 20:43:16 ID:rrOxNttA0
南歴185X年9月30日・シーポ連邦・ティアサレカ共和国・ライタメ
真綿めいた断雲が浮かぶ晴れ渡った空を、1機のグリスラ2型輸送機が飛んでいた。
グリスラ2型は旧ソ連のアントノフAn-2に似た単発固定脚の大型複葉機で、機体に施されたやたら派手派手しい塗装と大描きされた識別記号が、この機体が政府の要人輸送機であることを表している。
その旅客機の無駄に豪勢な客室でせっせと書類整理をしているのはシーポ連邦の最高権力者、マタロ・スワチミキ国家主席その人であった。
国家の最高意思決定機関である人民評議会において、公式にはスワチミキと他の評議員との間に上下関係は無いとされている。
だが実際は、スワチミキの決定に異を唱えることは政治的自爆であると同時に物理的自殺に等しい。
これは評議会における公然の秘密である。
まことスワチミキこそシーポ連邦を隅々まで掌握した共産党による一党独裁体制の頂点に立つ男であり、新たな姿を得て蘇った現代の皇帝であった。
冷酷非情な独裁者ではあるが、同時にスワチミキは怠惰や放蕩とは無縁の男でもあった。
靴職人の家庭の3男として生まれ、極貧の中で苦労して育ったスワチミキは、世間の荒波に揉みに揉まれた成長の過程で誰にも負けない冷酷さと狡猾さを身につけ、共産党に入党するやいなや血なまぐさい非合法活動の中でその才能を開花させる。
そして革命を成功させてからは血も涙もない謀略で昨日までの同志の悉くを葬り去り、遂に国家主席となった筋金入りのテロリストであった。
他人に厳しく、それ以上に自分に厳しい仕事の鬼、それが彼、スワチミキという男でなのである。
こうして旅客機のキャビンで揺られている今も、「1秒が金」と言わんばかりに次々にカバンから取り出した書類に目を通し、「認可」、「再検討」、「却下」と不二精機(株)のおにぎりマシンめいた速さと正確さで仕分けていったスワチミキは一枚の書簡を見て眉を顰め、一読したソレをクシャクシャに丸めて放り投げる。
そのとき、足元の床で腹這いになっていたコーギー犬ほどの大きさの真っ黒なトカゲがサッと頭をあげ、口からオレンジ色の炎を吐いた。
そして火の玉となって落下する主席あての書簡だったモノをパクリと飲み込む。
この黒のスプレー缶でリペイントしたサバクツノトカゲめいたミニチュア地底怪獣こそスワチミキのペット兼シークレットサービス、<溶岩トカゲ>と俗称される魔法生物であり、「いけねえ、これじゃただの仮想戦記だ」と場当たり的にねじ込まれたファンタジー要素であった。
メメタア!
そしてたった今、火トカゲに美味しくいただかれたのはドルカヴ人民共和国大首領ツレ・クマンタ(正式な肩書は中央委員会総書記だが本人は大首領と呼ばれる事を好んでいた、事実上の命令である)からのからの親書であり、その内容は例によってシーポ連邦正規軍の派遣要請であった。
6月25日の開戦以来、味方の損害を度外視しての猛攻でルケン軍を半島の南端に押し込んだドルカヴ軍だったが、カレアントの援軍を得て頑強に抵抗するノタリ橋頭保を落とすことはできなかった。
9月15日には戦線後方の要衝トロペキにカレアント軍が奇襲上陸を敢行、戦力を増強して橋頭保から出撃したルケン・カレアント(アメリカおよび南大陸義勇兵含む)混成軍との挟撃によりドルカヴ野戦軍主力は大打撃を受けて敗走、9月最後の週にはもとの国境線が脅かされるまでになっていた。
ちなみに空挺部隊を含む上陸軍を指揮したのはアメリカ人のマシュー・B・リッジウェイ中将、機甲部隊を主体とした橋頭保からの反撃を指揮したのはやはりアメリカ人のウォルトン・H・ウォーカー中将である。
「無能者め」
スワチミキは鼻を鳴らした。
実際ドルカヴ軍が壊滅を免れた最大の要因は“政治”であった。

572カレアントの異世界戦争:2015/11/12(木) 20:44:44 ID:rrOxNttA0
軍事音痴っぷりではクマンタと甲乙つけ難いルケン民国のレッシ大統領は、ルケン軍総司令官の肩書をタテに半島派遣軍の戦争指導に大々的に介入し、現場の指揮系統を実に頻繁に混乱させたのである。
シーポ〜ドルカヴ間にそのような問題は全くなかった。
スワチミキが「パンダの正体は墨を塗ったシロクマだ」と言えば、クマンタは「アッハイ」と答えるしかなかったのである。
スワチミキのクマンタ評は「虚栄心と猜疑心ばかり強くて胆力の欠片もない小物、威勢よく命令を叫ぶだけで軍事的才覚を全く欠いたハナクソほどの値打ちもない男」であった。
そのハナクソ以下の存在が偉大なる革命闘士スワチミキに対して対等な立場で援助を要求するなど、これを不遜と言わずして何と言おう。
スワチミキは荒ぶった心を鎮めるため、1枚の写真を手にとった。
シーポ連邦ではまだ研究段階にある総天然色写真には、やたらボディラインを強調したぴっちりボディスーツを着て扇情的なポーズを取った、ナイスバディな猫耳美女が写っている。
それはルネリア半島で捕えたカレアント軍兵士から押収したカレアント公国国家元首レミナ・カンレアク女王のブロマイドであった。
イーストマン・コダックのカラーフィルムをプリントしたタテ1.5インチ、ヨコ1インチの写真の中で、竜騎兵用の革のライダースーツを着てカレアントの国産軽攻撃機Kf-01の主翼の上に立ったレミナは風防に右手を乗せ、セクシーにくびれた腰を軽く捻って背筋を反らし、挑発的な表情でカメラに向かって胸を突き出し、見事なまでの球形を形作った二つの膨らみを見せつけている。
(ちなみに没になったネガではツナギのジッパーをヘソまで下げていた)
スワチミキは写真をじっと見つめた、そして――

ペンを置いたスワチミキは大きく深呼吸をしながら立ち上がった。
おだやかな日曜日の午後、多くの人民がゆったりと余暇を過ごすなか、ここ首都ノチプラのスタムデヴ通り28街区に建つ国家主席公邸の執務室で、スワチミキはいつものように書類の山と格闘していたのだが、どうやら小休止をとることにしたようだ。
理想社会実現のため24時間戦う鋼鉄の男にも息抜きは必要なのである。
大理石の床の上を歩くスワチミキの靴音が公邸内に響き渡る。
日曜日は使用人にも休みを与えているので公邸内にいる“人間”はスワチミキただ一人である。
スワチミキは四方を石壁に囲まれた座敷牢めいた部屋の前に立ち、鋼鉄の扉を開ける。
寒々しい石牢の中では荒縄で緊縛されたレミナ・カンレアクが天井から吊り下げられていた。
力なく頭を垂れ、耳と尻尾をぐったりと寝かせたレミナは当然のごとく全裸だ。
カレアレク宮殿陥落の際、スワチミキの特命を受けた特別奇襲部隊に生け捕りにされたレミナは密かにノチプラに移送され、公邸内で飼育されていたのである。
なぜ裸なのかって?犬猫が服を着るなんておかしいと思いませんかあなた。
虐待を受け消耗しきっていても輝くばかりに美しいその裸体を、独裁者の爬虫類めいた視線がねっとりと視姦する。
両手首を天井に、両足首を床に繋がれたレミナに抵抗の術はない。
無駄と知りつつ身を捩る度たゆんたゆん揺れる魅惑の猫おっぱいと、不気味に笑う国家主席の顔が近い。
レミナは憎悪を込めて睨んだ。
「……殺しなさい」
はい、「クッコロ」頂きました。
「そんなことはせんよ、せっかく手に入れた玩具だ」

573カレアントの異世界戦争:2015/11/12(木) 20:45:35 ID:rrOxNttA0
スワチミキは12インチの長さに切ったゴムホースを手にすると、レミナの右の乳房を強く打った。
ビシィッ!
「うっ…く!」
食いしばった歯の隙間から押し殺した悲鳴が漏れる。
「カレアントのケモノ女は本当に重宝する」
今度は左だ!
バシィッ!
「手荒く扱っても簡単には壊れん」
再びの右!
ビシィィッ!!
「ストレス解消にはもってこいだ」
左!右!左!右!
バシィィッ!!ビシィィッ!!バシィィッ!ビシィィッ!!
ブルブルと乳房が波打ち、痛みが引く間もなく次の痛みが塗り重ねられていく。
痛みは蓄積され、灼けるような感覚となってレミナを苦しめる。
「悲鳴をあげろ!豚のような!」
スワチミキは鬼の形相でレミナの乳を、尻を、太腿を打ち据える。
全身から脂汗を流し、グラマラスな肢体をくねらせて悶える亡国の女王の口から、遂に悲痛な叫びが迸った。
「はうっ、くぁああっ!」

――などと楽しい空想にふけって気分を入れ替えたスワチミキは次の書類を取り出した。
それは半島に派遣した観戦武官からの報告書で、内容は開戦から最近までの航空戦の実情を大雑把に纏めたものだった。
スワチミキは顔をあげ、窓の外を飛ぶ小型機に目を向けた。
実際時速132キロの巡航速度でのんびりと飛ぶ旅客機の周囲では、Nukk3戦闘機12機が速度差を吸収するためのジグザグ飛行を行いながら前後左右をガッチリと固めている。
安全が200%保証された国内の視察旅行といえど、全人民の太陽にして父たる国家主席の乗った旅客機を護衛無しで飛ばすわけにはまいらぬのである。
さて、Nukk3である。
このフランスのモラン・ソルニエMS406によく似た単発単座の戦闘機は、デビュー以来戦闘機一筋の職人イラチ・ヌクレンポが主導するヌクレンポ航空機設計局が開発した機体で、シーポ連邦の国情に合わせた木金混合の簡素な機体構造を持ち、安価で量産性に優れ、性能も悪くなかったため大量に生産され、人民解放軍戦闘機師団の主力となっている。
もちろん友好国にも多数の機体が供与され、ドルカヴ軍操縦士の乗るNukk3も半島上空で戦っているのだが、その戦績はあまりよろしくない。
報告書は航空戦における敗北の主たる原因としてドルカヴ軍飛行士の練度不足を挙げるとともに、Nukk3自体も明らかに性能不足であると唯物論的率直さで明言している。
特に操縦教官としてドルカヴ軍に派遣され、自身も6回の空中戦に参加したシーポ空軍大尉の供述内容が引用された部分では、「Nukk3がカレアント戦闘機(実際はアメリカ製なのだが)に対し空中における機動性で大幅に劣っていることは明らかで、この点は直ちに改善されなければならない」と結論付けていた。
現在ヌクレンポ設計局では現行のNukk3のエンジン出力と武装を強化した発展型のNukk3bisと、機体設計を全面的に改めたNukk4の2機種の開発が平行して進められている。

574カレアントの異世界戦争:2015/11/12(木) 20:46:49 ID:rrOxNttA0
報告書を読み終えたスワチミキはこの両機の実用化を可能な限り急がせよう、何なら特別高等警察に指示して設計局の若手を2〜3人逮捕させ、現場に活を入れるのもいいかと考え、早速命令書を作りはじめる。
ちなみにこの4日後に逮捕され、矯正農場送りになった若いテストパイロット兼設計技師見習いの中に、のちにシーポ空軍第2位の女性エースとなるティロ・キニアムがいた。
そうこうしているうちに若い頃は南方郵便航路で飛んでいたという顔はいかついがロマンチストなベテランパイロットが操縦するグリスラ2型は高度を下げ、ライタメ郊外にある第603戦車工廠に併設された未舗装の滑走路に危なげなくアプローチを決めた。
飛行機を降りたスワチミキは工場長の挨拶もそこそこに試験場に足を運ぶ。
そこには完成したばかりの最新鋭戦車、三七式改先行量産型1号車の姿があった。
三七式との目立った変更点は50口径7パリ(約89ミリ)砲を搭載し、装甲を強化した三人用の大型砲塔を採用したことで、砲塔デザインを一新したため旧型とはまるっきり別物の印象を受ける。
スワチミキと取り巻きが見守る中、試験場では真新しい三七式改がエンジンを唸らせ、高速回転する履帯で土砂を巻き上げながらテストコースを爆走している。
「見たところそれほど鈍くはなっていないようだね」
「もとの三七式が快速戦車としては水準以上の出来でしたから」
工場長と言葉を交わしながら満足そうに見守るスワチミキの目の前で、三七式改は地響きを立てながらテストコースに設けられた障害物を乗り越えていく。
「さあいよいよだぞ」
爆走する三七式改の砲塔内では、車長のサロバ・テピータが砲手のスラ・リコフに声をかけた。
色々と問題のあるシーポ連邦ではあるが、少なくともジェンダーに関しては完全な平等社会が実現されている。
シーポ連邦ではやる気と才能があれば女性でもメンマ職人や温泉採掘技師や狙撃兵や戦闘機パイロットになることができる。
そしてもちろん戦車乗りにも。
19歳のスラは華奢な見た目によらず鋼鉄の肝っ玉と鷹の目と電算機めいた三次元空間把握・解析能力を持つ、第603戦車工廠のあるライタメ軍管区でも選りすぐりの戦車砲術のスペシャリストなのだ。
砲手席に腰掛けたスラは照準器を覗き込み、ディーゼルエンジンの振動に加え、生産工程削減のため制振用のゴムを省略した全金属製転輪と履帯の摩擦音で気も狂わんばかりに喧しい車内で静かに集中力を高めていく。
三七式改には改良されたトーションバーサスペンションが取り付けられているが、それでも急停車してから車体の動揺が完全に収まるまでには4〜6秒を要する。
国家主席の視察日程が決まって以来、サロバ以下のクルーは連日血の滲むような特訓を続けた。
一日に400発以上の砲弾を発射して戦車と戦車砲のクセを身体で覚えたスラは、テストコース内の決められた位置なら600メートル離れた標的に停車から2秒で初弾を命中させられるまでになっていた。
「いくよ!」
こちらも女性の小柄な操縦手、クレオ・メジーナが操行レバーを思い切り引いて履帯をロックする。
停車から一瞬の間をおいて火を吹いた7パリ砲から飛び出した砲弾は、604メートル離れた位置に置かれた廃トラックを見事に吹き飛ばした。
「素晴らしい」
パチパチと短い拍手で戦車兵の技量を讃えたスワチミキは工場長に尋ねた。
「量産計画はどうなっているかね」
「12月までに600輌を完成させる予定です」
「1000輌だ」
「ええ!?ちょっとそれは…」
「できるね?」
「アッハイ」
スワチミキが次の目的地に向かって飛び立ったあと、副工場長は言った。
「いいんですか安請け合いして?」
「できなきゃ家族ともども矯正農場行きの列車に乗るまでだ、私も君もな」
工場長は弱々しく笑った。

575カレアントの異世界戦争:2015/11/12(木) 20:48:22 ID:rrOxNttA0
47分後、スワチミキはライタメの南112キロに位置するレクセタメの秘密農業試験場にいた。
ここは政府の極秘実験が行われている農場であり、その存在は厳重に秘匿されている。
スワチミキが見守るなか、広大な農地に停車したごつい装軌式トラクターが黒煙を噴いて動き出す。
トラクターのケツにはワイヤーが繋がれていて、前進するトラクターに引かれたワイヤーが、畑に埋まった耕作物をボコボコとゴボウ抜きにしていく。
それは全身緑色をした、筋骨たくましい全裸の成人男性であった。
おおブッダ!
秘密農業試験場の実態は、魔法生物フルーネを用いた恐怖の人間農場であった!
美しい女性の姿をしていることで知られるフルーネは、植物でありながら高度な知性と動物に劣らぬ行動能力を持ち、シーポ連邦をはじめとしたムノベス大陸の森林地帯に広く自生している。
思想教育によって倫理観をオミットされた国立魔術アカデミーの俊英たちは、大量に捕獲したフルーネに魔術的生体改造を施し、人間の男性との交配で孕ませた種子にさらに魔術的加工を加え、それを畑に植えて栽培することで比較的均質な人的資源を大量かつ短時間で“収穫”するシステムを作り上げたのだ。
ナムアミダブツ!
なんたる非道!
「この試験場では今月までに18300体の“兵役用素体”が収穫されています」
白衣を着た技官が片手に持ったクリップボードに目をやりながら、隣に立つスワチミキに説明を続けている。
「リエチトラの第2、第3試験場と合わせれば12月までに12個師団分の素体を用意できます」
「よろしい、非常によろしい」
スワチミキは上機嫌で頷いた。
「それでは<交配場>へご案内します」
白衣の技官に扇動され、スワチミキ一行は鉄条網に囲まれた平屋の建物に向かう。
建物の中には異様な光景が広がっていた。
東京ドームほどの広さの屋内には、いずれ劣らぬ整った顔立ちと豊満な肢体、緑の髪と緑の肌を持つ全裸の美女がみっちりと詰まっていた。
その全てが非道な改造手術を施された種付け用のフルーネである。
金属製の柵に両手を繋がれ、両膝をついた姿勢で固定された植物美女に下半身を剥き出しにした男たちが挑みかかり、むっちりと実った媚尻を抱えて激しく前後している。
肉と肉がぶつかり合うパンパンという乾いた音と、肉と粘膜が擦れ合う粘っこい水音、そして緑の女たちがあげる悩ましい艶声が混然一体となり、悪夢めいたアトモスフィアをいやがうえにも盛り上げる。
波打つ緑の髪とのたうつ緑の女体、ブルンブルンと荒ぶる豊満な胸果実の群れを眺めているうちに、スワチミキも段々と昂ぶってきた。
「現在のところ兵役用の♂型が90%、種付け用の♀型が10%の比率となっています」
白衣の技官は一行を、隣接した下町の公設市場ほどの大きさの建物へと案内する。
そこにはまだあどけなさの残る顔立ちのフルーネが20体ほど監禁されていた。
「ここに収容しているのは収穫した直後の個体で交配場に送る前に2週間ほど成熟させます」
「なるほど、“生娘”というわけだな」
「ハイ、受精器官が未成熟なだけで“女”としては十二分に使えます」
見ればどのフルーネも僅かに青硬さを残した体つきで、これはこれでその筋の人間にはたまらない。
スワチミキは時計を見て飛行機の時間を確認すると、頭頂部からアホ毛が1本飛び出したフルーネを選び、腕を掴んで引き寄せた。
「30分ほどベッドを借りるぞ」

576外パラサイト:2015/11/12(木) 20:53:02 ID:rrOxNttA0
投下終了

オマケ ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=53518089

577名無し三等陸士@F世界:2015/11/17(火) 20:38:32 ID:yvkC6Nw.0
正にブッダも恐れぬ諸行!
狂惨主義か!?

T-34-85クラスの登場か、ソ連の最盛期生産数月産1300には届かんが十分凄いな・・・
カレアントには荷が重いか?エロゲー展開か?私は一向にかまw

シーポ連邦は慰安婦に困らんな(お目目グルグル) 性風俗が発展しちゃうのか、機密指定か・・・

次回投下も期待させて貰います!(・∀・)

578ヨークタウン ◆.EC28/54Ag:2015/12/05(土) 00:19:57 ID:RFdlCuco0
遅ればせながら、投稿乙であります。
この国家元首。非情ながらも出来る人間のようですね。
敵で厄介なのは頭が回り、程よい行動力を持つ奴ですから、シーポ連邦相手に
この後も苦戦を強いられそうだ。

しかし、シーポ連邦は海軍も有しているのかな。
海軍があれば、アイオワ級やデ・モイン級でしゃぶり尽くしたい物です(外道

579名無し三等陸士@F世界:2016/01/04(月) 18:53:37 ID:slWvxhaw0
他人の戦争に、自分たちだけ真面目に戦争をする意味がわからない
どんな魔術的拘束をはめられているか、はたまたどんな人質を取られているかの説明が無いと
どんなクズぶりで、どんなクズすぎる手で、ヘイトを貯めても暴発させられないのかを

>>578
全部、シホット以下のルケンのクズどもがフレンドリーファイヤで台無しにしてくれるような気がする
1話も、敵弾よりも、味方に下劣な目的で打つときだけ当たる弾が怪しい

580外パラサイト:2016/01/11(月) 15:16:21 ID:rrOxNttA0
投下します

581外パラサイト:2016/01/11(月) 15:17:13 ID:rrOxNttA0
「ザッケンナコラ――――――――――ッ!」
お花畑に出かけたくなるくらいよく晴れたある日、カレアレク宮殿に野獣の咆哮が木霊した。
もっとも宮殿内で野獣を飼っているワケではない、正確には怒り狂ったミレナ・カンレアクの野獣の如き叫びである。
「あのホモ野郎!梅毒で色キチのコミュニストのビチグソがぁ――――――――――ッッ!」
例によってレッシ大統領からの書簡―その内容は「お前らが頼りないせいでルネリア半島から追い出されそうだどうしてくれる、カレアントは責任を取ってルケン亡命政府を受け入れて王宮を明け渡すべき」という身勝手極まりないものだった―を一読して怒髪天を突いたカンレアク女王はミニスカートとオーバーニーソックスの間の絶対領域も悩ましい(サービスその1)ナイスバディを独楽のように旋回させ、鍛え抜かれた四肢をもって室内の家具を破壊していく。
「こっちは10年越しの大戦争をやっとのことで終わらせて動員解除の真っ最中だったのよ!いきなり異世界に呼び出されて戦えって言われて一日二日で戦時体制に戻せるワケないでしょーがっ!」
カレアントが<こちらの世界>に召喚されて一か月と二週間が経過していた。
訳も分からないうちに「とにかく助けてくれ」と泣きつかれ、持ち前の義侠心から参戦を決意したカレアント軍はルケン民国軍がまるでアテにならないため、戦線の崩壊を食い止めるべく大隊から連隊規模の部隊を五月雨式に派兵している。
間の悪いことに<こちらの世界>に召喚されたときのカレアントは対シホールアンル戦争終結後しばらく平和が続いたこともあって動員解除を進めている最中であり、陸海空軍の総兵力は最盛期の五分の一以下に削減されていたうえ、実戦で鍛えられた将兵の多くは除隊して町や田舎や森の中に帰っていた。
幸い余剰兵器の大半は「壊すのも手間だし第一勿体無い」というミレナの言葉により破棄されることはなかったものの、多くは野ざらしに近い状態であり再整備には多大の時間と労力が必要だった。
戦力の逐次投入は下策であることは百も承知だが、再招集に応じた予備役兵を大急ぎで再装備して用意出来次第半島に投入せざるを得ないカレアント軍は、兵力で勝るドルカヴ人民共和国軍の怒涛の攻勢の前にルネリア半島の戦場で後退に次ぐ後退を重ねていたのである。
自国軍のふがいなさを棚に上げ、カレアントの事情など知ったことではないとばかりに非難の言葉を浴びせてくるルケン政府の態度を思えば、ミレナが爆発するのも無理はない。
周囲に控える侍従や親衛隊員は横倒しにしたテーブルを盾にして吠え狂う女王の狂態をただ見守るだけ。
やりたいようにやらせてストレスを発散させたほうが早く落ち着くことを、女王との付き合い方を熟知する彼ら彼女らは心得ていた。
それにしても「シャーマン戦車が乗っても大丈夫」という触れ込みでアメリカから取り寄せた最高級事務机を「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」とドスの効いたシャウトを放ちながら空手チョップで“解体”していく女王陛下というのもいかがなものであろうか。
「ハーッ、ハーッ、ハーッ……」
疲れ切ったミレナが動きを止めたところで親衛隊員の一人が素早く沈静効果のあるジコン茶を差し出す。
大きく息をつく度に、シャツを盛り上げるマスクメロンの如き二つの膨らみがたゆんたゆんと扇情的に揺れた(サービスその2)。
「アリガト、落ち着いたわ」
お茶を飲み干したミレナはかーべータンの152ミリ榴弾を喰らったかような室内の惨状に目をやり、ちょっとだけ「またやっちゃったか」という表情を浮かべると、すぐさま自信に満ちた女王の顔を取り戻す。
「ココは“少し”散らかってるから場所を移しましょう」

582カレアントの異世界戦争:2016/01/11(月) 15:18:18 ID:rrOxNttA0
「じゃあ始めて頂戴」
女王執務室から2ブロックほど離れた会議室で、着席したミレナは円卓を囲んだ閣僚たちを見回した。
円卓の上には木の実やら干し肉やらチョコバーやらを山盛りにした皿がいくつも並んでいる。
人生を楽しむことを自重しないカレアント人は、国家の命運を左右する重要会議の席でもおやつは欠かさないのだ。
ちなみにチョコバーとアイスクリームは女王の肝いりで対シホールアンル戦争中から国産化が進められていたりする。
分厚い書類の束を手にして眼鏡をかけた猿顔の閣僚が立ち上がった。
「まず“この世界”のおおまかな成り立ちについてこれまでに判明した事実をご説明いたします」
カレアント公国が召喚―より正確かつあからさまな表現をするなら“拉致”―された<こちらの世界>は、西のムノベス、東のセボンジという二大陸と周辺の島々で構成されている。
科学文明は地球基準でおおむね1930年代後半から40年代前半といったところだが、科学で実現不可能な分野を補完する形で魔法文明も存続している。
この辺りはアメリカの影響で機械文明化が進んだ<元の世界>に似ていなくもないが、厄介なのは<こちらの世界>の文明国家の構成員が全てヒト種で占められているということだった。
エルフとダークエルフは辺境に追いやられ、砂漠の遊牧民かエスキモーのような生活を強いられている。
獣人に至っては百と十三年前に“絶滅”していた。
<こちらの世界>の歴史書には獣人は劣等種族であるが故に滅亡したと記されているが、実際は獣人の純朴さにつけ込んだヒト種が裏切りとだまし討ちを重ねて滅ぼしたのである。
「つまり<こちらの世界>では私たちは対等な取引相手とは見なされないということね?」
「よくて奴隷、下手をすると家畜でしょうな」
「ザッケンナコラーッ!」
「スッゾオラーッ!」
激昂する閣僚たち。
ミレナほどあからさまに暴力的ではないとはいえ、カレアント人の沸点はおしなべて低い。
勢い余って脱衣&マッスルポーズを決める閣僚もいる。
お前らとりあえずもちつけ。
「ハイハイ、暴れるのは会議が終わってから!」
すでに暴れるだけ暴れてスッキリしている女王が声を張り上げて場を収める。
「では続きはワタクシが」
いち早く理性を取り戻した狸顔の閣僚が説明を引き継ぐ。
「我々を拉致――もとい、召喚したルケン民国、そしてルケン民国と交戦状態にあるドルカヴ人民共和国はもともと<ルネリア王国>という一つの国家でした」
だが二十年前、西の隣国スバルヘで赤色革命が起こり、皇帝一族を処刑してシーポ社会主義連邦共和国の建国を宣言すると、これに呼応するかのようにルネリア国内でも共産ゲリラの活動が活発化する。
ルネリア王家は海を隔てた西の大国セフンテに援助を要請、ルネリア国内の共産ゲリラは当然のごとくシーポ連邦に支援を求め、共産主義VS資本主義というどこかで見たような対立軸に沿ったゴタゴタが一年半ほど続いたあと、ルネリア半島を均等に二分して大陸側にドルカヴ人民共和国、海側にルケン民国が成立したのが五年前のことである。
それからの五年間は国境を挟んでの挑発合戦こそあったものの、シーポ連邦とセフンテ連合王国という二つの大国の力の均衡によっておおむね平和は保たれていた。
保たれていたのであるが、半年前に事態が急変した。

583カレアントの異世界戦争:2016/01/11(月) 15:19:27 ID:rrOxNttA0
行き過ぎた自由主義経済によって貧富の差がシャレにならないくらい拡大したセフンテでは国民の九割以上を占める貧乏人の不満度が高まり、国内は気化したガソリンが艦内に充満した珊瑚海海戦のレキシントンみたいな状況になっていた。
そこに首都マプチークで失業者のデモに軍隊が発砲するという特大の火花が投じられたのである。
暴動は瞬く間にセフンテ十六州に拡大、事実上の内戦状態に陥ってしまった。
泡を喰ったのがルケン民国である。
一応自前の軍隊を持ってはいたものの、その実態は張り子の虎であった。
機甲兵力としてはセフンテから輸入したヘリック・ダーリ社製T03戦車があるが、これは我々の世界でも第二次大戦前に流行した二人乗りの豆戦車で、武装は機関銃と対戦車ライフルが一丁ずつ、装甲は当たり所によってはライフル弾にも貫通されるというシロモノである。
航空戦力としてはやはりセフンテのメダコリヤ社から購入した単発複座の多用途機Dk42を保有していた。
これは「一機で戦闘機と軽爆撃機を兼ねるうえ財布にも優しい優秀機」という触れ込みだが、しょせん二流メーカーが小国向けに開発した機体であり、その性能は練習機に毛が生えた程度のものでしかない。
そのうえ軍も役所も汚職の巣窟なので、せっかく買った重装備も中抜き&共食い整備によってあっという間に使い物にならなくなってしまう。
シーポ連邦から優良装備を潤沢に供給されたうえ、スターリンと毛沢東が超神合体したような恐怖政治によって練度はともかく鉄の規律と旺盛な戦意―その原動力は自分たちより“いい暮らし”をしている者に対する怒りである―を持った人民軍を作り上げたドルカヴ共和国とは実に対照的である。
ドルカヴ軍が国境を突破して南下してきたとき、ルケン軍装甲車両の稼働率は四割以下、空軍機の稼働率に至っては二割以下という数字を上げればその情けなさがお分かりいただけるだろう。
セフンテの内乱によって同盟国の援軍を当てにできなくなったルケン民国は大いに焦った。
ルネリア半島統一の野望に燃えるドルカヴ共和国の独裁者クマンタがこの機に乗じて軍を動かすであろうことは確定的に明らかである。
このピンチにルケン民国が取った手段は「頼れる味方がいないなら他所の世界から引っ張ってこよう」というものであった。
どこまでも他力本願な連中である。
かくしてカレアント公国はある日突然ルネリア半島東方海上に転移させられた。
地理的にはルネリア半島が朝鮮半島で、日本列島の位置にカレアントがあるとイメージしていただきたい。
これらの情報は主に陸軍情報部第5課の工作員たちがルケン国内における立ち読みや古紙回収などの危険な諜報活動によって収集したものである。
これまでカレアント首脳部が交渉相手としてきたルケン民国の行政官たちは要求だけは多いが情報は出し惜しみするわ約束ははぐらかすわと、誠意の欠片も見せない態度を貫いていた。
そこで女王の下知を受けた陸軍情報部第五課は特命調査班をルネリア半島派遣軍に紛れ込ませ、独自の情報収集を始めたのである。
「なるほど厄介な状況ですなあ」
そう発言した出席者中唯一のアメリカ人に、ミレナは殊勝な顔で頭を下げた。
「申し訳ありませんディヨー提督、わが国の面倒ごとに巻き込んでしまって」
「お気になさらず、こうなったら一蓮托生ですよ」
モートン・ディヨー中将は鷹揚に頷いた。
アメリカ・カレアント相互防衛協定に基づく軍事援助の一環としてカレアント海軍に譲渡される戦艦サウスダコタと随伴の小艦隊を率いるディヨーがクズツォネフに到着したのはカレアントが転移するちょうど前日だった。
艦隊は転移直後に起こった潮位の急激な変化によって岸壁に激突したサウスダコタが船体を損傷、駆逐艦三隻が陸(おか)に乗り上げるといった被害を受けている。

584カレアントの異世界戦争:2016/01/11(月) 15:20:46 ID:rrOxNttA0
「海軍工廠からの報告ではサウスダコタの修理は今週末には完了するそうよ、艦(フネ)を預かってもらえるかしら?」
「感謝の極みにございます」
根っからの大砲屋であるディヨーはまた実戦で16インチ砲をぶっ放す機会を得たことであからさまに昂ぶっている。
「いっそルケン民国を武力で占領したほうが話が早いのでは?」
そう発言したのは北大陸での戦功が認められて陸軍大臣に就任したばかりのフェルデス・イードランク。
普段は温厚だがここぞというときには猛牛のごとき迫力を見せる漢である。
その言葉に我が意を得たりと頷く閣僚も少なくない。
最初はかつて自分たちもアメリカに同じことをした―主犯はミスリアルだが―という負い目もあり、ルケン民国に対して同情的なカレアント政府だったが、相手のクズっぷりが分かるにつれ同情は嫌悪に、そして怒りへと急速に変化していった。
今では「ドルカヴ共和国を打倒してルネリア半島を統一したら元の世界に送り返す」というレッシ大統領の言葉なぞカレアント政府の誰も信用していない。
なにしろ「戦争中で忙しい」と言って合意文書の調印すら拒んでいるのだ。
一瞬心を動かされたミレナだが、すぐに考えを改める。
「流石にソレは不味いわ」
残念ながら<こちらの世界>では「獣人も亜人もダイオウグソクムシも、みな平等に価値が無い」という価値観がスタンダードである。
一時のノリと勢いに任せて召喚主を武力でいてこましてしまえば「飼い主に牙を剥く狂犬」と見なされ、周辺諸国から寄って集って袋叩きにされかねない。
そして当然ながらカレアントにはこの世界全てを敵に回して勝ち抜くだけの国力はない。
対シホールアンル戦争中から女王が先頭に立ち国策として工業化を推進した結果、自国軍が保有する米式装備-軍艦や装甲車両や航空機-の整備と補修、および消費する燃料弾薬の製造はどうにか自力で賄えるようになってはいるものの、無線機の真空管やエンジンの点火プラグといった核心技術は未だアメリカからの現物輸入に頼っている。
そのアメリカの存在しない異世界に来てしまったカレアント軍は転移前に輸入した戦略物資の備蓄が尽き、<こちらの世界>に対するアドバンテージである―といってもせいぜい3年から5年の技術的優位だが―機械化された軍隊が機能しなくなる前にどうにかして元の世界に戻る方策を独力で探り出すか、最悪こちらの世界で独立国家としての主権の維持を助けてくれるような同盟国を見つけなければならない。
「つまり当面はルケン民国の要請に答えて戦いを続けながら情報収集を続けるということですな」
持病の腰痛をおして会議に出席したカラマンボ元帥が一同を代表して意見を纏めた。
「貴女の役目は重大よ」
カンレアク女王は円卓の対面に座る狐耳の美女に鋭い視線を投げかけた。
健康的なお色気を振りまく猫耳女王とは対照的に、黙って夜の繁華街に立っているだけで軽犯罪法違反になりそうなインモラルなアトモスフィアを纏うその美女は、他の閣僚がエキサイトする中で氷のごとき落ち着きを保っている。
「私たちを元の世界に送り返すことは出来るのか?それが不可能ならこちらの世界で味方になってくれそうな国はどこか?“どんな手を使っても”いいから調べ上げて頂戴」
「よろこんで」
カレアント諜報機関のボスにしてミレナの次に怒らせてはいけない人物として知られるリヒテリ・ハイアウォサは「微笑む毒蛇」という異名の由来となった、見るもの全てをゾッとさせるあの有名な笑顔を浮かべた。

585カレアントの異世界戦争:2016/01/11(月) 15:21:44 ID:rrOxNttA0
投下終了

オマケ ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=54661506

586名無し三等陸士@F世界:2016/01/13(水) 17:10:32 ID:il6lVK620
投下乙です。
この作品のノリとネタに毎度笑わせられるw

厳しくヒドイw戦いに参加するカレアントに黙祷(´・ω・`)

587ヨークタウン ◆.EC28/54Ag:2016/03/06(日) 00:22:52 ID:xxTn6KSs0
投下お疲れさまであります!
カレアントの同盟国が問題ありすぎて、かなりヤバイですね・・・
ミレナを始めとするカレアント側首脳部も大いに苦労するばかり。

それにしても、サウスダコタがカレアントに来ていましたか!
サウスダコタは本編で活躍したガチムチな英傑艦。
そして、ディヨー提督は対マオンド戦でアイオワ級2隻を用いてゾンビ集団殲滅に
貢献した歴戦の猛者ですから、この戦争でもまたやってくれそうですな。

カレアントに来た米艦艇は他にも(クリーブランド級軽巡等)いそうな予感ですが、果たして・・・
次回も楽しみにしています!

588F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き


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