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架空の軍隊がファンタジー世界に召喚されますた 2

185タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/05/05(土) 00:27:24 ID:eImMvDlU0
4 創世暦987年 10月31日 エルスランド ガタムール高地 ガルデシア軍 第二防衛線

 <<こちらティグ1、始めるぞ>>
 <<よし、降下開始。予定通りにな>>
 <<目的地上空に到達。各隊、降下準備!>>

 輸送機のハッチが一斉に開き、空に兵士たちがばら撒かれていく。
 歩兵だけでなくパラシュートを取り付けられた車両群も輸送機から吐き出され、白い落下傘を咲かせた。
 ユーク陸軍の空挺部隊は敵の直上にも関わらず、急襲を仕掛ける。

 <<よし、行くぞ!>>
 <<止まるなよ!途中下車は無しだ!>>
 <<着陸したら重火器を最優先で確保しろ!>>

 数え切れないほどの落下傘がゆっくりと降下し、地上に取り付いた装甲車に空挺隊員が駆け込んでいく。
 重火器の入ったボックスに兵士が群がり、それぞれパンツァーファウストや重機関銃を取り出す。

 <<な・・・なんだアレは!?>>
 <<空から兵隊が降ってくるぞ>>
 <<落とせ!撃墜しろ!>>
 <<目標が小さすぎて狙えない!>>

 ガルデシア軍の魔道歩兵や魔道騎兵は空を覆わんばかりの落下傘を狙い撃とうとするが、目標が小さすぎて命中させることができない。
 発射点は空挺部隊から空中管制機に伝えられ、攻撃機の群れによって制圧される。
 ガルデシア側が有効な反撃を行えないうちに、空挺部隊は装備を整え、機甲部隊となって攻撃を仕掛けた。


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