したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

架空の軍隊がファンタジー世界に召喚されますた 2

137タイフーン ◆sePHxJrzaM:2007/03/21(水) 23:24:40 ID:eImMvDlU0
 ユーク機がAAMを放つが、魔道騎兵は背中から幾つもの火球を放出した。
 ミサイルは火球に吸い込まれ、魔道騎兵から逸れていく。
 
 <<フレアを使ったのか!?>>
 <<奴らフレアを使うぞ!機関砲でやれ!>>
 <<ほお、そちらではフレアというのか>>

 ユークパイロットたちは自分たちの圧倒的優位が崩されたことを知る。
 今まで彼らはガルデシアに無い技術で優位に立ち、戦いを続けてきた。
 だが今の敵は、"元の世界"と似通った戦い方をする。
 技術的な優位は無くなり、条件は同じに―――もしかすると悪くなっている。

 <<いいぞ。次だ>>
 <<へへっ。奴ら泡食ってるな>>
 <<IRSTだ!IRSTを使え!>>
 <<全機、火球をありっけぶちまけろ>>
 <<了解!>>
 
 混線の中で言葉を拾った魔道騎兵は火球を大量に放出し、ユークの最後の頼みであるIRSTをも封じ込めた。

 <<全て封じられた!くそ、ガルデシアもやる!>>
 <<なんてこった・・・奴ら強くなってる!>>
 <<案ずるな。目が二つあれば十分だ>>
 <<誰だ!?>>

 パイロットたちが唯一残された確認の方法―――視覚で辺りを見回すと、灰色に塗られたF-14Dの四機編隊が見えた。
 彼らはその姿に驚きと同時に、希望を覚える。

 <<目標を射程範囲内に捕捉。シュネー1より各機、槍を放て>>


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板