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架空の軍隊がファンタジー世界に召喚されますた 2
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:
364
:2007/08/31(金) 22:28:08 ID:13w2xdEI0
「先任伍長も興味があるんですか?なんならゲーム、アドバンスですけど貸しましょうか?」
柳が言う
「…いや、いい。…それにしても…このゲームはファンタジー風の三国志だな…。このルーアスってエルフ、大分強いな」
麻生保は攻略本に載っているキャラ紹介のページを見ながら言った
「先任伍長、実はルーアスは男のように見えますが女なんですよ」
「何?…には見えんな」
「ええ、でもゲーム中も男の用に振る舞うので、その助手のメーリンを仲間にして、あるイベントを起こさないと女って事が分からないって仕組みになってるんです」
「…あとから派なのに、良く知ってるな…」
「ええ、もう販売自体、大分経ってるので、もう第四部まで行きました」
「一部、二部ってあるのか、これは」
麻生保は驚いたように本を見た
「最大四部まであります。一部は連合軍VS魔王&帝国軍ですが、二部以降は、エルフ&妖精VS人間国家ってなりますから」
「奥が深いな…それ」
麻生保は、柳の長話に疲れたのか、段々関心がなくなってきた
「そろそろ飯に集中するからもういいか?」
麻生保は話を区切り、「えー」とかいう柳をいさめながらカレーを食べ始めた
二、三口、カレーを口に運ぶと、カシャというカメラのシャター音がした
みると、テーブルの向うに洋介と菊池、尾栗の三人と、今回みらいに乗ることになったフリージャーナリストの片桐がいた
おそらく、三人が話している時に、シャターを押したのだろう
なんの事はない、そう思い麻生保は食事を続けた
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