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架空の軍隊がファンタジー世界に召喚されますた 2

373364:2007/08/31(金) 22:30:11 ID:13w2xdEI0
「問題?」
ウォーズは不思議そうに言う。

「はい、では例えを一つしましょう。
その世界は、非常に効果的な情報伝達体制が整っている世界です。
その国は、ひょっとしたら、戦争をしているのかも知れない。もしくはその世界になくてはならない国かも知れない。また、その国がなければとある小国が滅んでしまうかも知れない。
つまり、重要な国が一つでも欠けたら、その世界はどうなるでしょうか?」

「それは…混乱状態に陥るだろうな…。あまり想像ができんが…だが、完成すればとても美しいパズルがあり、そのパズルのたった一つのピースがなければその美しさは失う。という例えでいいのか?」

「まぁ、そっちの方が分かり易いかもしれません。
とにかく、召喚により、その世界のバランスが少なからず崩れるという事です。
やるべき事をやって戻った時にはそこは廃墟しかなかった…という事は我々として全力で避けたいのです。
その分、小さければ国ではなく、その国の軍隊、それも一部の部隊です。
海を選んだのは、制海権がなければどうしようもならないという監督の指示です。
それに、海軍はその世界の技術のレベルを示しているとの事だそうです。
お分かり頂けましたか?」
最後はやや投げやりな口調で言ったが、ウォーズはどうやら納得したようだった。

「うむ、分かった。では引き続き作業を進めてほしい」
「はい」
メーリンは深く頭を下げた。
そこには、エルフらしい謙虚な姿があった。


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