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新・大中華世界的話題

1とはずがたり:2015/08/21(金) 09:18:27
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/l50

468チバQ:2015/11/04(水) 21:42:47
http://www.sankei.com/world/news/151104/wor1511040026-n1.html
2015.11.4 13:15

「選挙に向けた政治操作だ」「民主主義に背く」 中台首脳会談で野党反発

ブログに書く1




4日、台北市内の民進党本部で開いた会合で、中台首脳会談を発表した馬英九総統を批判する蔡英文主席(中央)=田中靖人撮影
 【台北=田中靖人】台湾の毛治国行政院長(首相に相当)らは4日午前、立法院(国会)を訪れ、王金平立法院長(国会議長)に、馬英九総統と中国の習近平国家主席(共産党総書記)との7日の会談予定について報告した。行政府側は、要請があれば会談後、馬総統自身が立法院を訪れて報告する意向を示した。

 台湾では総統が立法院に報告を行う制度はなく、実現すれば極めて異例。王院長は報告を受け、中台首脳会談は「対等」の立場で行われるべきだなどとする声明を発表した。

 一方、野党からは反発の声が相次ぎ、最大野党、民主進歩党の報道官は声明で、来年1月の総統選まで約2カ月に迫った時期に会談が設定されたことに「誰もが選挙に影響を及ぼすための政治操作だと連想せざるを得ない」と批判。馬総統が会談を行う際には「国家の必要性と人民の支持、国会の監督」が必要だと述べていたことを挙げ、「民主主義に背き、人民は受け入れ難い」と指摘した。

 立法院前では数十人が抗議活動を行った。行政院から王院長への報告の際にも、野党の立法委員(国会議員)2人が抗議に押しかけた。

http://japan.cna.com.tw/news/achi/201511040004.aspx
<馬・習会談>台湾側は馬総統と政府関係者6人が出席へ
【両岸】 2015/11/04 12:44

(台北 4日 中央社)総統府は3日、馬英九総統が7日にシンガポールで中国大陸の習近平氏とトップ会談を行うと発表した。政府関係者によると会談はシャングリ・ラ ホテルで開かれ、曽永権総統府秘書長など6人も出席。メディア向けの記念撮影の後、約20分間にわたる非公開の会談を予定しているという。

馬総統は7日午前に台湾を出発し、正午ごろにシンガポールに到着して会談に臨む。会談後には双方が国際記者会見を行い、夕食会が開かれる。新華社通信は4日、中国大陸の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の張志軍主任の話として、「総統」など特定の肩書きではなく「先生(さん)」の呼称を使うと報道した。

総統府の陳以信報道官は3日、「いかなる取り決めにも署名せず、共同声明を発表することもない」と台湾海峡両岸の平和を強固にし、現状を維持したいとする会談の目的を発表した。

(謝佳珍/編集:齊藤啓介)

469チバQ:2015/11/04(水) 21:44:20
http://www.sankei.com/world/news/151103/wor1511030062-n1.html
2015.11.3 22:53
【南シナ海緊迫】
台湾の馬英九総統がスプラトリー諸島を訪問か 12月と地元紙





 3日付の台湾夕刊紙、聯合晩報は台湾当局者の話として、馬英九総統が12月10〜15日の間に、南シナ海で台湾が実効支配する南沙(英語名スプラトリー)諸島の太平島を訪問する計画があると報じた。

 台湾が同島で進めている埠頭新設などの改修工事が年末に完了する見通しとなっており、天候や国際情勢を判断した上で、現地での運用開始式典に出席する計画という。

 太平島の領有権を主張するフィリピンなど周辺国や、対立激化を懸念する米国の反対も予想され、実現するかは見通せない。

 太平島には2008年に民主進歩党の陳水扁氏が総統として初訪問、領有権をめぐる争いの棚上げなどを呼び掛けた。(共同)

470チバQ:2015/11/04(水) 21:45:30
http://toyokeizai.net/articles/-/91138
中台は、なぜ「史上初の首脳会談」を行うのか
11月7日に開催、馬英九最後のあがきか
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福田 恵介 :東洋経済 編集局記者 2015年11月04日
中国と台湾、初の首脳会談が行われることになった。台湾の馬英九総統(中国国民党)は11月4日未明、7日に中国の習近平主席とシンガポールで会談することを発表した。中台間の首脳会談は、1949年に国民党(中華民国)が中国大陸から台湾に逃れてから初めてのこととなる。

この時期に突然の首脳会談が発表されたことは、中台双方、特に馬総統にとって非常に微妙な出来事となりそうだ。2期8年の任期をまもなく終える馬総統にとっては、中華人民共和国トップと初めて会う総統として歴史に名を残したいという意識が、まずは強いのだろう。彼は2006年、台北市長時代に行った『週刊東洋経済』とのインタビューでも、「中国共産党とは太いパイプがある」とし、大陸との関係をアピールしていた。

一方、来年2016年1月に予定されている台湾総統選挙への援護としても、この首脳会談を利用したい思惑も当然あるだろう。現在、最大野党・民主進歩党(民進党)の蔡英文主席の優勢が伝えられている。

自身の名誉と総統選目当てだが効果薄い

与党国民党は馬英九政権8年間の成果などから苦戦を強いられており、10月には国民党主席で台湾北部・新北市の朱立倫市長を候補者に据えたばかり。しかも、すでに今年7月、党内の正当な手続きを経て候補者として選出した洪秀柱・立法院(国会)副院長を交代させるなど混乱も重なるなど、国民党不利の状況は変わらない。

これまでにも、馬総統が中国側に首脳会談を何回も提案してきたという噂は流れていた。それは「中台関係の安定を図るためにはトップ同士で話し合うのが最適であることを演出するため」とみずほ総合研究所中国調査室の伊藤信悟室長は指摘する。事実、馬総統は中国とのFTA(自由貿易協定)となる「両岸経済枠組み協定」(ECFA)を2010年に締結、経済面で大陸依存を強める台湾経済界とも協力しながら、大陸との関係改善を進めてきた経緯がある。

だが、7日の会談で何が出てくるかは不透明と言わざるをえない。馬総統側は「今回の会談では、協定への署名や協同声明の発表は行わない」としている。5日に台湾で記者会見を開いて会談の意義などを説明するというが、民進党など反政府側からは「中国に国民党の肩入れを行う屈辱外交」という反発がすでに出ている。

会談実施に中国側も応じたからには、両国に横たわるいくつかの前提条件がクリアされたのか、という疑問が湧く。それは、互いに政治主権を認めていない間柄であり、双方の首脳をどう呼ぶのかという呼称の問題、そして1992年に「一つの中国、各自解釈」で中台側が合意したとされる「92共識」(92年コンセンサス、92年合意)の解釈をどう行うのかという問題だ。特に92年コンセンサスについては、当事者である李登輝元総統などが「そんなものは存在しない」と否定する声がこれまでも根強く、逆に国民党が主導してこのコンセンサスを大陸政策に利用してきた経緯があり、これも台湾内での混乱と対立を引き起こしてきた。

習近平主席にとっても、現段階で台湾のトップと会うことは悪いことではない、という指摘が多い。本人も福建省書記を歴任してきたこともあり、台湾との関係改善(あるいは統一)には並々ならぬ意欲があるとされている。また、共産党トップとしても初の台湾との首脳会談という誰もやったことがない業績を上げることは、本人の権力固めにも有効に働く。

「初の会談」こそ意義がある?

一方で、来年の台湾総統選挙で優勢が伝えられている民進党候補が当選すれば、少なくとも4年間は台湾との首脳会談を行える可能性が極端に低くなる。大陸に目が向いている馬総統としては、在任中に歴史的イベントをやっておいたほうがいいという判断が働いたようだ。

先日中国が発表した第13次5カ年計画(2016〜2020年)の草案の中にも、「一つの中国、92年コンセンサスの原則、中台は一つの家族である」との前提で、中台相互に開放を進めながら、台湾人民や中小企業への利益になる経済運営を行うとの文言が含まれている。中国側が台湾に対して強硬な姿勢を示しても、現在の台湾では反発が強まるばかりであることは、中国側も認識している。そのため、特に経済において、習近平主席はこの草案に書かれている範囲内に留まる形で発言するのではないかとの観測もある。

471チバQ:2015/11/04(水) 21:46:49
http://mainichi.jp/select/news/20151105k0000m030058000c.html
ミャンマー:与党、防戦一方…民主化アピール届かず
毎日新聞 2015年11月04日 20時03分(最終更新 11月04日 21時32分)
◇8日総選挙

 【ヤンゴン春日孝之】ミャンマー総選挙(8日投票)で、テインセイン大統領が議長を務める与党「連邦団結発展党(USDP)」が選挙戦で防戦を強いられている。民政移管(2011年)以降の「着実な民主化改革」の成果をアピールするが、国民の反応は鈍い。しかも与党内で深刻な亀裂を抱えており、選挙戦を結束して戦えていないのが実情だ。

 大統領は10月29日に視察先で、ミャンマー民主化と前後した時期に中東諸国で「民主化」の動きが加速したことに言及。「私たちは無血で変革できたが、中東では流血の事態を招いた」と語り、その違いを「この国では一歩一歩慎重に改革を進めたからだ」と強調した。

 野党「国民民主連盟(NLD)」のアウンサンスーチー氏が「変革」のスローガンを掲げていることに「私たちは既に変革を成し遂げ、成熟した民主化プロセスを進んでいる。これ以上どんな変革が必要なのか。(極端に走れば)共産主義しかない」とも述べた。

 先月、ミャンマーを訪問した米国のローズ大統領副補佐官は記者会見で「一つの選挙を経てこの国の問題が全て解決するとは期待していない」と語り「民主化」には大統領と同様「相応の時間がかかる」との認識を示した。

 一方、USDPは今年8月の「党内クーデター」で、党の実権を握っていたシュエマン国会議長を指導部から追放。国軍との関係が緊密なテインセイン大統領と、シュエマン氏の派閥に分裂した形だ。シュエマン氏は排除の理由を「スーチー氏との連携だ」と認め「選挙後も協力関係を続ける」と明言した。

 USDPの有力議員で今回も上院に立候補したキンシュエ氏は選挙戦で「上院選では自分に、下院ではスーチー氏(のNLD候補)に投票を」と訴える。毎日新聞の取材に「USDP指導部(テインセイン派)は、個人と党の利益をてんびんにかけるなら党の利益を優先するよう指示する。その言葉に沿って、私は党の利益より国家の利益を優先する」と述べ、スーチー氏が主導する政権こそが国益だと主張した。

 キンシュエ氏はシュエマン氏と親族関係にあり、有数の政商だ。米国の経済制裁リストに名を連ねており、スーチー氏主導の政権が誕生すれば制裁が解除されるのでは、との思惑もあるとみられる。

 また、選挙で大規模な不正が行われるのではないかとの疑念の声が今も絶えない。村落部では政権の「末端」として動く村の役人や有力者、さらに仏僧の影響力が強く、選挙結果は予断を許さない。

472チバQ:2015/11/04(水) 22:04:02
http://www.j-cast.com/tv/2015/11/04249659.html
ミャンマー『アウン・サン・スー・チー政権』でどうなる?アジア最後のフロンティア
2015/11/ 4 11:33
半世紀にわたって軍が政権を握ってきたミャンマーの総選挙が8日(2015年11月)に行われる。かつて軍の激しい弾圧にさらされていたアウン・サン・スー・チー率いる野党・国民民主連盟(NLD)が、与党・連邦団結発展党(USDP)を圧倒する勢いだ。1991年にノーベル平和賞を授与されているスー・チーは国際的にはもちろん、国民的人気も高いが、今後の道のりはなかなか複雑らしい。キーワードは「経済」だ。
与党幹部は大規模集会で支持者にこう訴えた。「2010年に携帯電話を持っていた人はいましたか」
(支持者から「持っていません」の声)
幹部「今はどうですか」
(支持者から「持っています」)
7%成長続ける経済
11年に新憲法の下で発足した現在のテイン・セイン政権は、軍事政権の流れを組むとはいえ、経済の面では確実に成功している。これまでの5年間で毎年7%の経済成長を実現し、各国からは「アジア最後のフロンティア」と見られているのだ。
ミャンマーの政治・経済が専門の政策研究大の工藤年博教授)が言う。「たしかにこの5年間、USDPが経済成長を導いてきたという手腕はあります。ただ、これもこれまで50年間、軍事政権でマイナスだった経済の蓋をちょっと開けたからで、ある意味ではラッキーな時代でした。むしろ経済運営の手腕が問われるのは、この次の政権だと思います」
国谷裕子キャスター「スー・チーさんの人気は絶大と思いますが、より豊かな生活・賃金の上昇などを訴えているのでしょうか」
工藤教授「実はですね、スー・チーさんあまり現実的な利益のことを訴えていません。最大のポイントは『法の支配』ということで、具体的には軍支配からの脱却と国民の自律と行動というものです」
国谷「よく分からないですね」
工藤教授「たとえば、スー・チーさんが演説している際、聴衆から『あなたは私たちに何をしてくれるんですか』と聞かれると、『あなたが政府に何をしてくれと言わなくてもいい状況にしてあげます』と答えるんです。これは国民が自分たちの足で立って自分たちで選ぶ体制を作ってあげますということですが、ある意味では国民に厳しいことを言っているということでもあります」

日本企業も注目する総選挙
ミャンマーの総選挙後を注視しているのは国内外の経済界だ。選挙後を見据えた動きもすでに活発になってきている。ミャンマーの経済人も右往左往の真っ最中だが、日本の企業関係者もそれは同様だ。日本人ビジネスマンからは「NLDが結構議席を取ると思うんですが、それでまた今までの体制とガラっと変わるのはどうなのかなという不安があります」「政治が混乱すると、一般の人、とくに労働者が影響を受けると思っています。安定した政権・政治が一番だと思っています」などの声が上がっている。
国谷「日本の方々が心配しているのは何ですか」
工藤教授「スー・チーさんが軍事政権時代に『反ビジネス』と思われるようなことを時々言ってたんですね。たとえば『投資をしないでくれ、貿易もしないでくれ』、場合によっては『観光にも来ないでくれ』と言ってた時代もあるんです。それはそういった活動が軍事政権を支援してしまうからということなんですが、これが記憶に残っている人も多いと思います」
軍と二人三脚でやってきたミャンマー経済界が、新政権と協力的な関係を築くのかが注目点のようだ。

473チバQ:2015/11/04(水) 22:06:38
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/151104/cpd1511040500003-n1.htm
比大統領選、多種多様な立候補者 (1/3ページ)
2015.11.4 05:00
 来年5月のフィリピン大統領選挙に向けた立候補の届け出が、10月16日に締め切られた。選挙当日の投票用紙には、政治の名家の出身者から宇宙人の支援を受けた候補者まで、100人以上の名前が並ぶことになる。

 ◆人気首位は俳優の娘

 有力と目される候補者は、元投資銀行家で与党・自由党所属のマニュエル・ロハス内務自治大臣、経済の中心地マカティの市長を務めたジェジョマル・ビナイ副大統領、有名俳優の娘のグレース・ポー上院議員など。最新の世論調査ではポー議員が首位を走っている。

 元判事のミリアム・デフェンサー・サンチャゴ氏(70)も最終日に届け出。ステージ4の肺がんを克服し、3度目の大統領選挙に挑戦する準備が整ったと表明した。同氏はフェルディナンド・マルコス元大統領の独裁体制下で体制批判をした学生活動家に対し、保釈金の支払いを条件とする釈放を認めたことで、若手判事として名を上げた。しかし現在はフィリピンの政治の潮流が変わったとし、マルコス元大統領の息子であるフェルディナンド・マルコス・ジュニア氏を副大統領候補として大統領選挙に臨むことを発表している。

 現職のアキノ大統領は汚職撲滅、経済成長の加速、財政赤字の軽減で成果を上げており、次期大統領はこれらをさらに推し進めることが求められる。

 かつて「アジアの病人」といわれたフィリピンだが、2013年には世界銀行に「アジアの虎」と評価されるまでになった。人口約1億800万人の同国の経済成長率は、12年以降、年率平均6.6%を記録。1970年代以降で最も好調である。またアキノ政権下で国内総生産(GDP)の0.6%に相当する財政赤字の縮小に成功。欧州系大手格付け会社のフィッチ・レーティングスは2013年3月、同国の国債格付けを初めて投資適格級に引き上げた。

 フィリピンの選挙の候補者リストの長さは世界屈指である。同国では大統領選挙が6年に1度、地方選挙が3年に1度行われる。10年の総選挙では国政選挙および地方選挙の立候補者が300人以上に達し、各地区の投票用紙の長さは約2フィート(約61センチメートル)に達した。

 今回は大統領候補が130人で副大統領候補が19人。そして定数12の上院議員に172人が立候補した。同国では候補者がこのような大人数になることが珍しくない。10年の選挙で同国の選挙管理委員会が認めた候補者は、大統領候補が99人、副大統領候補が9人だった。

474チバQ:2015/11/04(水) 22:07:03
 ◆占いの啓示で出馬

 今回の候補者の中には、占いに従って政界を目指すことにしたと述べた者が数人含まれる。アラン・カレオン氏は宇宙人の支援を受けたと主張した。

 また同国の政治一族には米国などとは比較にならない力がある。フィリピンの経営大学院アジアン・インスティテュート・オブ・マネジメントのロナルド・メンドーサ教授(経済学)らが執筆した12年の研究によると、フィリピンでは政治一族とコネクションがある議員が70%にも及ぶ。この数字は米国では6%、アルゼンチンでは10%である。

 例えばパオロ・ベニグノ・アキノ上院議員はアキノ大統領のいとこであり、有力候補者のロハス大臣はマニュエル・ロハス元大統領の孫である。ビナイ副大統領の一族は30年近くにわたりマカティ市長を務めている。娘のアビゲイル・ビナイ氏は現職の下院議員で、次期市長に立候補している。息子のジェジョマル・ビナイ・ジュニア氏も同市市長を務めたが、10月に追放された。

 マルコス元大統領の妻であるイメルダ・マルコス氏は下院議員で、娘のアイミー・マルコス氏は北イロコス州知事である。両者とも再選を目指している。副大統領に立候補している息子のマルコス・ジュニア氏は、22年の大統領選を見据えている。

 その他、ボクサーのマニー・パッキャオ氏など政界を目指す有名人も多く、1998年に大統領に就任した俳優出身のジョセフ・エストラーダ氏の後を追っている。大統領選の有力候補の一人であるポー議員の父で俳優のフェルナンド・ポー・ジュニア氏は、2004年の大統領選挙に出馬したが、アロヨ元大統領に敗れ、その数カ月後に死去した。それ以外にもテレビ界や映画界の有名人が何人か上院議員に立候補している。

 フィリピンでは大統領と副大統領が独立して立候補するため、1992年の選挙以降、別の政党からの選出が続いている。現職のアキノ大統領とビナイ副大統領も別の政党に属しており、両者の長年の友好関係は政治的な力関係の前に崩れた。ビナイ氏はアキノ政権の政治的迫害や無策を批判し、大統領側はビナイ氏と同氏の息子の汚職疑惑を追及している。

 選挙管理委員会のアンドレス・バウティスタ委員長によると、若年層の支持を集めた候補が勝利に近づく見通し。同国の有権者数は5000万人を超え、18〜34歳がその約40%を占める。同委員長はまた、若者の使用が圧倒的に多いソーシャルメディアの活用が、次期選挙戦の流れを変える可能性があると指摘した。(ブルームバーグ Andreo Calonzo、Ditas Lopez)

475チバQ:2015/11/04(水) 22:09:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151105k0000m030061000c.html
<ミャンマー>国軍の民主化を支援…駐ミャンマー日本大使

20:07毎日新聞

<ミャンマー>国軍の民主化を支援…駐ミャンマー日本大使
ミャンマーの最大都市ヤンゴンの日本大使館で毎日新聞のインタビューに答える樋口建史大使=2015年11月3日、春日孝之撮影
(毎日新聞)
 【ヤンゴン春日孝之】ミャンマー総選挙を前に、樋口建史(たてし)・駐ミャンマー大使(62)が3日、最大都市ヤンゴンで毎日新聞のインタビューに応じた。選挙戦は与党「連邦団結発展党(USDP)」に対し、アウンサンスーチー氏の最大野党「国民民主連盟(NLD)」が優勢に進めている。大使は「結果にかかわらず、民主化を前進させる上で国軍の役割と責任が大きい」と強調。日本が進める国軍との防衛交流を通じ「国軍の民主化」を後押しする姿勢も示した。

 総選挙を受けて来春、国会で大統領選が実施される予定だ。憲法上、外国籍の息子がいるスーチー氏に大統領資格はないが、彼女が実権を握る政権が誕生する可能性がある。

 樋口大使は「国軍のミンアウンフライン最高司令官は『どんな選挙結果であろうと尊重する』と繰り返しており、(その言葉に)間違いはないと思う」と述べた。前々回(1990年)総選挙ではNLDが圧勝したが、当時の軍政はこの結果を無視し、政権に居座った。今回NLDが勝利しても政権がスムーズに移譲されるか不安視する声も出ている。

 大使は「民主化や経済発展の前提となる社会の秩序や平穏の維持に、国軍が果たすべき役割は重大だ」と指摘。「新たな政権になっても、互いに信頼関係を構築すべきだ」と求めた。

 最高司令官は憲法上、国家元首の大統領に相当する権限がある。国防、内務、国境の軍事・警察を統括する主要3閣僚を指名でき、「クーデター容認条項」とも呼ばれる規定で国家危急時には大統領に代わり国家の全権を掌握する。

 ミャンマー情勢が選挙を挟んで流動化する可能性について、大使は「現時点で直ちに大きな変化が起きるとの認識はない」と否定した。スーチー氏も遊説で「(軍政)当時と今では時代が違う」と力説している。

 この数年、日本の防衛省・自衛隊は国軍との交流を活発化。高官往来や人道支援・災害救援など民生分野での技術協力に力点を置く。大使は「国軍高官の意識や組織体質の変化を促し、民主主義国家における軍隊のあり方を伝えるのが主な狙いだ」と語り、選挙後も「国軍の民主化」支援を継続する方針を示した。

 総選挙では、テインセイン政権の「民主化」改革の成果も問われる。大使は「改革の方向性は正しく、着実に前進してきた」と評価する。その象徴として検閲廃止による報道の自由化、携帯電話の事業許可拡大に伴う携帯電話の普及を挙げ「国民一人一人が多様な意見を表明できることが、高い経済成長の原動力にもなっている」と説明。「日本は官民を挙げて民主化、経済改革、(内戦終結に向けた)国民和解の3本柱で切れ目のない支援を続ける」とも語った。

 ◇樋口建史(ひぐち・たてし)氏

 1978年、東大法学部卒後、警察庁入り。北海道警本部長、警察庁生活安全局長などを経て2011年、警視総監。13年に辞職して14年4月、警察官僚出身の異色大使としてミャンマーに赴任した。

476チバQ:2015/11/04(水) 22:20:21
http://www.sankei.com/world/news/151103/wor1511030060-n1.html
2015.11.3 22:45
【南シナ海緊迫】
ASEAN議長国マレーシア、米中板挟みで苦慮 米軍行動「歓迎」はフィリピンだけ

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(1/2ページ)

3日、ASEAN国防相非公式会合で発言するマレーシアのヒシャムディン国防相(手前中央)=共同
 【クアラルンプール=吉村英輝】3日に開幕した東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議で、議長国のマレーシアが、南シナ海問題の対応に苦慮している。米国と中国の板挟みとなり、共同宣言の作成も難航。対中で温度差があるASEAN加盟国をまとめるためにも「中立」をアピールしようと躍起だが、米中双方にいい顔をする「ご都合主義」が裏目に出て、反発を招きかねない。

 マレーシアのヒシャムディン国防相は3日、拡大会議に先立ち開かれたASEAN国防相非公式会合の冒頭、南シナ海問題を念頭に、「無用な紛争を未然に防ぐため、手を携えていくことがわれわれの責務だ」と結束を呼び掛けた。

 ただ、中国の人工島付近を米駆逐艦が航行したことへの賛否は「地域の安定を損ねるあらゆる行動を歓迎しない」とするだけで、直接の評価を避けている。ASEAN加盟国中、米国の示威行動を「歓迎」しているのはフィリピンのみだ。

 一方、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は、フィリピンの要求を一部認め、人工島を起点とした中国の「領海」主張について本格審理入りを決めるなど、日米が唱える海洋紛争の「法の支配」の流れは勢いを増している。ベトナムも国際法に基づく秩序維持には支持を表明している。

 マレーシアのメディアによると、ヒシャムディン氏は5日に中国の常万全国防相と会談後、カーター米国防長官と米軍の新型輸送機オスプレイで米空母を訪問する予定で、米中双方の顔色をうかがっている様子が見てとれる。

 南シナ海の領有権問題ではマレーシアも当事者であり、同国軍高官は中国の人工島建設を「不当な挑発行為」として反発している。腰の定まらない姿勢が続けば、大国に翻(ほん)弄(ろう)される事態が続きそうだ。

477チバQ:2015/11/04(水) 22:22:18
http://www.sankei.com/world/news/151104/wor1511040043-n1.html
2015.11.4 22:05
【南シナ海緊迫】
ASEANばらばら 南シナ海問題で分断の罠

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ASEAN拡大国防相会議で、記念写真に納まる中国の常万全国防相(中央)、中谷防衛相(右端)ら=4日、クアラルンプール近郊(新華社=共同)
 ASEAN拡大国防相会議は南シナ海問題をめぐって混乱し、共同宣言すら採択できず、ASEANの結束の乱れを露呈した。同問題で加盟国間に温度差があるASEANは、中国の“分断工作”により、腰砕けとなった形だ。

 「南シナ海は議題の一つにすぎない」「重要なのは紙より現実だ」。会議後に会見したマレーシアのヒシャムディン国防相は、議長として共同宣言をまとめられなかったことへの質問にこう答え、記者団に「(報道で)過熱しないよう」求めた。米国防総省高官はロイター通信に「中国による南シナ海の埋め立てや軍事拠点化といった重要な問題に言及しない共同宣言を出すぐらいなら、何もないほうがましだ」と指摘した。

 ただ、共同宣言の扱いはASEANに一任されている。文案の調整失敗は、全会一致を原則に結束してきたASEAN内に、中国による南シナ海での人工島造成と軍事拠点建設が「溝を作った」(米高官)意味合いも併せ持つ。

 ヒシャムディン氏は、今月下旬の東アジアサミットなど、「(ASEANが)安全保障で他国と協議するルートは他にもたくさんある」と強調したが、米中の緊張が高まるなか、ASEANの足並みの乱れは南シナ海情勢に一段と影を落とす。来年のASEAN議長国は親中派のラオス。中国と衝突するフィリピンやベトナムを納得させるかじ取りは、不安定さを増すとみられる。(クアラルンプール 吉村英輝)

478チバQ:2015/11/04(水) 22:30:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000105-mai-int
<ASEAN拡大国防相会議>共同宣言、採択見送り
毎日新聞 11月4日(水)21時0分配信

 【バンコク岩佐淳士】東南アジア諸国連合(ASEAN)に日米中韓豪などを加えたASEAN拡大国防相会議が4日、マレーシアで開かれた。米中対立の緊張が高まる南シナ海情勢が焦点となったが、議論はまとまらず、予定されていた共同宣言の採択が見送られる異例の事態となった。中国の海洋進出を巡り、ASEANを取り込んでけん制を強めたい米国と、米国の「介入」を拒む中国とのあつれきが鮮明化した。

 ◇米中、南シナ海巡り対立

 会議にはASEANの各国防相と中谷元・防衛相、米国のカーター国防長官、中国の常万全国防相らが出席。ASEAN関係筋によると、議長国マレーシアが作成した共同宣言の草案では「航行の自由」の重要性が明記されていたが、南シナ海という言葉は使われていなかった。中国も当初は宣言案を受け入れる方針だったという。

 しかし、ロイター通信によると、米国などが「南シナ海」と盛り込むよう要求。人工島造成を進める中国へのけん制を強める狙いがあったとみられる。

 これに対し中国は「宣言から南シナ海に関するいかなる記述も削除するよう働きかけた」(米軍高官)といい、宣言がまとまらなかった。中国国防省は4日、採択されなかったことについて「既に宣言内容は合意していたのに一部の域外国が会議で議題とならなかった内容を盛り込もうとした」と、非難した。

 南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で10月下旬、米海軍艦艇が中国の人工島から12カイリ(約22キロ)内を航行する「航行の自由」作戦を開始。米中間の緊張が増すなか、ASEANは結束を示せずにいる。

 領有権問題を抱えるフィリピンやベトナムはASEAN各国に中国への強い姿勢を求めるが、多額の経済援助を受けるカンボジアやラオスは消極的だ。

 鍵を握るとみられるのが、それ以外の「中立国」だ。マレーシアは領有権問題を抱えながらも中国に配慮し続けていたが、中国艦船が近海に南下するようになり、米国に接近している。ヒシャムディン国防相は5日、米国のカーター国防長官の招きで米空母に搭乗し、両国の協力強化をアピールする。

 インドネシアも最北端のナツナ諸島などを巡り、中国の海洋進出に警戒を強めている。ただ、東南アジアのどの国も中国の経済的影響力は無視できない。タイ軍事政権はクーデターに理解を示す中国と緊密化している。

 ASEAN中立国は「米中のどちらの側にもつかない」と強調するが、米国が南シナ海問題で働きかけを強めることで、分断が深刻化する恐れがある。

479とはずがたり:2015/11/05(木) 08:11:55
【南シナ海緊迫】ASEANばらばら 南シナ海問題で分断の罠
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%80%90%E5%8D%97%E3%82%B7%E3%83%8A%E6%B5%B7%E7%B7%8A%E8%BF%AB%E3%80%91%EF%BD%81%EF%BD%93%EF%BD%85%EF%BD%81%EF%BD%8E%E3%81%B0%E3%82%89%E3%81%B0%E3%82%89-%E5%8D%97%E3%82%B7%E3%83%8A%E6%B5%B7%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%A7%E5%88%86%E6%96%AD%E3%81%AE%E7%BD%A0/ar-BBmOZPM
産経新聞 10 時間前

 ASEAN拡大国防相会議は南シナ海問題をめぐって混乱し、共同宣言すら採択できず、ASEANの結束の乱れを露呈した。同問題で加盟国間に温度差があるASEANは、中国の“分断工作”により、腰砕けとなった形だ。

 「南シナ海は議題の一つにすぎない」「重要なのは紙より現実だ」。会議後に会見したマレーシアのヒシャムディン国防相は、議長として共同宣言をまとめられなかったことへの質問にこう答え、記者団に「(報道で)過熱しないよう」求めた。米国防総省高官はロイター通信に「中国による南シナ海の埋め立てや軍事拠点化といった重要な問題に言及しない共同宣言を出すぐらいなら、何もないほうがましだ」と指摘した。

 ただ、共同宣言の扱いはASEANに一任されている。文案の調整失敗は、全会一致を原則に結束してきたASEAN内に、中国による南シナ海での人工島造成と軍事拠点建設が「溝を作った」(米高官)意味合いも併せ持つ。

 ヒシャムディン氏は、今月下旬の東アジアサミットなど、「(ASEANが)安全保障で他国と協議するルートは他にもたくさんある」と強調したが、米中の緊張が高まるなか、ASEANの足並みの乱れは南シナ海情勢に一段と影を落とす。来年のASEAN議長国は親中派のラオス。中国と衝突するフィリピンやベトナムを納得させるかじ取りは、不安定さを増すとみられる。(クアラルンプール 吉村英輝)

480とはずがたり:2015/11/05(木) 15:29:31
中国総領事ら比セブ島で銃撃され死傷…ロイター
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151022-OYT1T50027.html?from=yartcl_outbrain1
2015年10月22日 09時02分

 【台北=向井ゆう子】ロイター通信によると、フィリピン中部セブ島のレストランで21日、中国のセブ総領事と総領事館員2人が銃で撃たれた。

 館員2人は死亡、総領事も負傷した。地元警察はレストランにいた中華系の女を逮捕した。中国外務省は詳細を明らかにしていない。

481チバQ:2015/11/05(木) 22:22:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3065521
スー・チー氏、選挙で自党勝利なら「私が政権運営する」
2015年11月05日 14:06 発信地:ヤンゴン/ミャンマー
【11月5日 AFP】(一部更新)ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏(70)は5日、民政移管後初となる8日の総選挙で自身が党首を務める最大野党・国民民主連盟(NLD)が勝利した場合は、自らが新政権を運営すると宣言した。

 スー・チー氏は報道陣を前に、「私が政権を運営する。そしてNLDの方針に沿って働く人物が大統領になる」と述べた。

 軍政時代に施行されたミャンマーの現憲法には、外国籍の配偶者か子どもを持つ者の大統領就任を禁じる条項があり、これはスー・チー氏の大統領就任を阻止するために設けられたと考えられている。

 数十年にわたってミャンマーの民主化を求めて闘ってきたスー・チー氏の存在は同国政界のなかで抜きんでており、8日の選挙ではNLDが大勝するとみられている。

 多くの国民は、今回の選挙が同国でここ数十年行われた中では最も自由で公正なものとなることを望んでおり、野党の勝利によって、長年にわたり国の実権を握ってきた軍部の締め付けが緩む可能性もある。だが、やはり現行憲法によって、議会総議席の25%は軍代表に割り当てられる仕組みになっている。(c)AFP

482チバQ:2015/11/05(木) 22:30:47
http://www.sankei.com/world/news/151105/wor1511050009-n1.html
2015.11.5 08:16
【中台首脳会談】
「馬氏の遺産作り」「選挙に利用、未来を制限」野党反発

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4日、台北市内で、台湾の馬英九総統が中国の習近平国家主席と会談を行うことに反対する抗議デモの参加者ら (AP)
 【台北=田中靖人】台湾の馬英九総統と中国の習近平国家主席が会談するとの発表に対し、台湾の野党は4日、反発の声を上げた。台湾では、昨年末の統一地方選で馬政権下で依存が進んだ中国への不満が噴出。馬総統の任期満了が近づく中での首脳会談が、来年1月の総統選で与党、中国国民党に有利に働くかどうかは予断を許さない。

 台湾の行政院(内閣に相当)大陸委員会は4日、台湾側が昨年に続き、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場での会談を提案したが、中国側が拒否したため、シンガポールでの開催を提案したことを明らかにした。会談実現に向けた馬総統の意欲をうかがわせる。

 これに対し最大野党、民主進歩党の総統選候補者、蔡英文主席は「もうすぐ退任する総統が、個人の政治的評価のために台湾の未来を制限することは国民が絶対に許さない」と批判した。同党報道官も、会談は「選挙に影響を及ぼすための政治操作だ」と非難。また、馬総統が中台会談の際には「国家の必要性と人民の支持、国会の監督」を条件としていたことを挙げ、「民主主義に背き、受け入れがたい」と述べた。

 毛治国行政院長(首相)らはこの日、王金平立法院長(国会議長)に会談目的などを報告。王院長は与野党の代表を集めて説明会を開いたが、民進党など野党は欠席や退席で抗議の意思を表明した。立法院の外でも、新党「時代の力」の党員や支持者らが馬総統の罷免を求めるなどした。

 一方、総統府の曽永権秘書長(官房長官)は、要請があれば会談後、馬総統自身が立法院を訪れて報告する意向を表明した。台湾では、総統が立法院に報告を行う制度はない。実現すれば極めて異例となる措置で、「民意軽視」の批判をかわす狙いがあるとみられる。

483チバQ:2015/11/05(木) 22:41:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000032-jij_afp-int
中国1300万人の無戸籍児、一人っ子政策の「負の遺産」
AFP=時事 11月5日(木)17時23分配信

中国1300万人の無戸籍児、一人っ子政策の「負の遺産」
中国・北京の自宅で母親とともにAFPの取材に応じる、リー・シュエさん(右、2015年10月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】中国・北京(Beijing)生まれのリー・シュエ(Li Xue)さん(22)は、これまでずっと同市で暮らしてきたが、国家の観点からすれば、彼女は存在しないことになっている──。シュエさんは、同国の「一人っ子政策」に両親が違反したことで生まれた、全国に数百万人いるとされる「ブラックチルドレン(黒孩子)」、すなわち無戸籍児の一人だ。

 シュエさんには学校へ通ったり医療を受けたりする権利はなく、雇用契約の「しっかりした仕事」に就くこともできない。出生や身分を証明できる書類がないため、結婚はおろか、公共の図書館を利用する、電車に乗るといったことさえままならない。

「一人っ子政策」は特例を除き、夫婦が持てる子どもの数を1人に制限するというものだった。中国政府は10月29日、これまで極めて大きな議論を巻き起こしてきた同政策の廃止を発表した。今後は1組の夫婦に子ども2人までが認められるようになる。

 しかし、人工妊娠中絶や不妊手術を半ば強制するケースなど、同政策は、長期にわたり複雑な影響を多くの人々に与えてきた。

 シュエさんには、同じ両親から生まれ、正式な届け出を済ませた姉が1人いる。2人目の妊娠が判明した当時、両親は健康上の問題を理由に勤め先の工場から長期の休暇を取得していた。両親共に第2子は望んでいなかったが、母親の体力低下により人工妊娠中絶という選択肢はなかったという。

 同国には、中国語で「戸口(Hukou)」と呼ばれる、いわゆる戸籍のような市民登録システムがあり、基本的な公共サービスは、戸口に登録された居住地で受けることを原則としている。一人っ子政策に違反した家庭が、2人目以降の子を実子として認知し「戸口」の付与を受けるためには「社会養育費」を支払うことが求められた。

 当局はシュエさんの社会養育費として5000元(約9万5000円)を請求。2人合わせて月に100元(約1900円)の生活補助を受け取って生活していた両親からすれば、これは法外な額だ。しかも第2子妊娠が発覚したことで、母親は工場から解雇を言い渡されてしまった。

484チバQ:2015/11/05(木) 22:49:31
>>481
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000060-mai-asia
<ミャンマー>スーチー氏…NLD政権なら大統領の上に立つ
毎日新聞 11月5日(木)19時48分配信

<ミャンマー>スーチー氏…NLD政権なら大統領の上に立つ
自宅で記者会見するアウンサンスーチー氏=ヤンゴンで2015年11月5日、AP
 【ヤンゴン春日孝之】ミャンマー総選挙(8日投票)を前に、最大野党「国民民主連盟(NLD)」を率いるアウンサンスーチー氏は5日、最大都市ヤンゴンで記者会見し、NLDが選挙で勝って政権を握るなら「私が大統領の上に立つ」と述べた。憲法の規定で自身は大統領になる資格を持たないが、大統領を超越して実質的な国家元首になると宣言した形だ。

 スーチー氏は大統領候補について「NLDの方針に沿って取り組む人物を充てる。(それが誰か)今は言いたくない」と語った。

 「自らは首相になるつもりか?」との質問には、「(過去に)首相職は大統領の下だった。私は大統領の上。(新政権では)全ての重要な政策は私が決める。トップがそうするのは当然だ」と断言。いわば「かいらい」大統領を据えて政権運営する決意を示した。

 ただ、憲法規定にそうした地位はない。「違憲ではないか?」との問い掛けに、スーチー氏は「憲法に(禁止)規定がないので何の問題もない」との解釈を示した。

 スーチー氏はかねて「大統領になりたい」と繰り返してきたが、軍政期の2008年に制定された憲法の規定で、外国籍の息子がいるため大統領への道を閉ざされている。憲法にない「大統領を超越した地位」発言は、「憲法規定」を盾に大統領への道を阻む現政権や国軍への痛烈なしっぺ返しとも読み取れる。

 選挙戦は、テインセイン大統領率いる与党「連邦団結発展党(USDP)」に対してNLDが優勢。公正な選挙が行われるなら、NLDが政権を担う可能性を排除できない情勢になりつつある。

 前々回の総選挙(1990年)ではNLDが圧勝したが、当時の軍政はこの結果を無視し、政権に居座り続けた。「今回も(現政権は)権力を移譲しないのでは?」との問いに、スーチー氏は「過去の選挙と今は状況が全く違う。かつてのようなことが起きるとは思わない」と語り、圧勝すれば政権移譲が行われるとの見通しを示した。

485チバQ:2015/11/05(木) 22:50:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000565-san-cn
中台首脳会談 総統最有力候補の蔡英文氏、手続き批判も「当選したら会談排除しない」
産経新聞 11月5日(木)19時24分配信

 【台北=田中靖人】台湾の野党、民主進歩党の総統選候補者、蔡英文主席は5日、分断後初の中台首脳会談が7日に行われることに関連し、「もし当選したら排除しない」と述べ、来年1月の総統選で当選した場合、自身も中国の習近平国家主席と会談する可能性を示唆した。

 ただ、「公開、対等、政治的な話題に触れない」など「いくつかの条件が満たされた状況で」になると留保を付けた。蔡氏は中台の指導者の会談自体は「台湾社会は反対しない」とした上で、馬英九総統と習氏の会談は「社会の理解や合意」などの手続きの上で問題があると批判した。

 一方、与党、中国国民党の候補者、朱立倫主席は5日、外国メディアと会見し、首脳会談は「台湾を利するものだ」と評価。「大きな方向で民衆は肯定し、支持する」と述べた。ただ、自身の選挙戦への影響については回答を避けた。

487チバQ:2015/11/06(金) 00:43:15
http://mainichi.jp/select/news/20151106k0000m030070000c.html
ASEAN:南シナ海で韓国が米国支持の発言 中国は渋面
毎日新聞 2015年11月05日 20時53分

 【ソウル米村耕一】韓国の韓民求(ハン・ミング)国防相が4日にマレーシアで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議で「南シナ海では航行の自由が保障されるべきだ」と明言した。韓国内では「韓国防相が、中国が見る前で米国側に立った」(5日付朝鮮日報)と話題になっている。

 韓国メディアによると、韓国防相は、米国のカーター国防長官、中国の常万全国防相らが出席した会議で、「南シナ海での紛争の平和的解決と航行・上空飛行の自由が保障されなければならない」と演説した。朝鮮日報は1面に緊張した表情の韓氏、笑顔のカーター氏、渋面の常氏の写真3枚を並べて雰囲気を伝えている。

 また、聯合ニュースは論説で、「主権問題との理屈で中国が南シナ海の現状変更を追求するのは正しくない」と指摘。その上で「米中が対立する問題だからといって避けるのは、韓国が圧迫を受けるきっかけになるだけだ」と主張し、おおむね韓氏の発言を支持した。

 ただ、韓国内の報道では「中韓関係への影響が注目される」(CBSラジオ)などと懸念する声もある。中央日報は、その後に開かれた中韓国防相会談で、海空軍間のホットラインを設置しようという韓国の提案に中国が即答を避けた点に着目。「南シナ海問題に対する不満を示した可能性がある」と伝えている。

488チバQ:2015/11/06(金) 21:48:07
http://www.sankei.com/world/news/151106/wor1511060069-n1.html
2015.11.6 21:19
【ミャンマー総選挙】
スー・チー氏の政党、政権交代なるか、国軍の対応焦点 民政移管後初、8日に投票

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5日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで行われた国民民主連盟の街頭演説(共同)
 【ヤンゴン=吉村英輝】ミャンマーで8日、2011年の民政移管後初となる総選挙が行われる。同国の民主化の象徴であるアウン・サン・スー・チー氏率いる野党、国民民主連盟(NLD)の躍進が予想され、上下両院で過半数の議席を確保し、単独で政権交代を実現できるかが最大の焦点。また、スー・チー氏と長年対立し、同国の実権を今も握る国軍の選挙結果への対応も注目される。

 ミャンマーで6日、一般市民を対象とした期日前投票が始まった。スー・チー氏は5日の記者会見で、すでに行われた公務員など対象の期日前投票や在外投票で不正行為が相次いだと指摘。「自由で公正」な選挙が実施されるよう、テイン・セイン大統領の与党、連邦団結発展党(USDP)にクギを刺した。最大都市ヤンゴンでは、選挙運動中のNLD候補者が襲撃される事件も起きた。

 連邦選挙管理委員会は、数十年ぶりとなる同国の本格選挙に向け、多数の警官や警備員を導入する一方、海外から監視団を要請。日本からも笹川陽平・政府代表や、議員連盟(団長・中川正春衆院議員)ら監視団が6日までに現地入りし、8日の投開票に立ち会う。

 選挙では、上下両院(664議席)のうち25%は軍人枠のため、残る民選議席498議席が争われる。大統領は両院議員の全員投票で選ばれるため、NLDが単独で大統領を選出するには、民選議席の約67%にあたる333議席を獲得する必要がある。

 1990年に行われた約30年ぶりの複数政党制の総選挙ではNLDが圧勝したが、軍政は結果を無視しNLDへの政権移譲を拒否した。民政移管により状況は当時と大きく変化し、ミン・アウン・フライン司令官も、今回の選挙結果を「尊重する」と言明。米国は選挙結果の尊重を経済制裁解除の条件とするなど、国際社会の関与も強まった。

 ただ、国軍は内務、国防、国境の主要3大臣の任命権を保持し、「非常事態」には大統領から全権を引き継ぐとされる。NLDや国民から追い詰められると恐怖を抱いた国軍が、少数民族武装勢力との紛争が続いていることなどを理由に、合法的にクーデターに出ることは可能だ。

 スー・チー氏は5日、自身に対する長期の自宅軟禁など軍政時代の人権侵害への報復の意思はないとし、「和解が基本路線だ」と、国軍に呼びかけた。

489チバQ:2015/11/06(金) 21:50:19
http://diamond.jp/articles/-/81207
フィリピンで四つ巴の大統領選の火蓋が切って落とされた
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10月16日、来年5月に行なわれる総選挙に向けて、立候補が締め切られた。大統領から市町議会議員まで、その立候補者数は50万人にも及ぶという。元・フィリピン退職庁(PRA)ジャパンデスクで、現在は「退職者の ためのなんでも相談所」を運営する、フィリピン在住19年の志賀さんが、その現況をレポートします。

 来年5月9日に行なわれる総選挙の立候補受付が10月12日(月)に開始され、16日(金)に締め切られた。今回の注目は正副大統領の改選で、泡沫候補も含めて130人が立候補した。その他、上院議員の改選が12人、下院議員が293人、知事・副知事が81州、市長・副市長が144市、町長・副町長が1490町、それに加えて1634市町の議会など、約1万8千のポストが争われる。立候補者総数も50万人にのぼるものと推定されている。

 総選挙は3年ごとに行なわれるが、大統領の任期は6年で、一回おきに大統領選がある。なお、マルコス独裁政権の反省から大統領の再選は憲法で禁止されている。

 今回は現職のアキノ大統領の後継を争うものだが、アキノ大統領はマルコス独裁政権を崩壊に追いやった故コーリー・アキノ元大統領(英雄ニノイ・アキノの妻)の息子で、故アキノ元大統領の人気にあやかって2010年の選挙で当選した。

役者が揃った大統領候補者たち

 大統領選の本命は、現アキノ大統領の後継者のロハス前内務自治長官、前マカティ市長で現副大統領のビナイ氏、支持率1位の若手女性政治家のポー上院議員、さらに3度目の正直にかけるサンチャゴ上院議員の4人で、役者がそろった感がある。

 立候補が有力視されていたドテルテ・ダバオ市長は、ダバオ市長に立候補して大統領選を見送った。ちなみにドテルテ氏はダバオ市を長年支配し、その豪腕で現在の良好な治安を築き上げたダーティ・ハリーとして有名だ。

 アキノ大統領の後継者として立候補したロハス候補は、2010年の選挙ではアキノ現大統領と組んで副大統領に立候補した正統派だが、現副大統領で前マカティ市長のビナイに破れた。

 そのビナイ副大統領は、最近まで支持率1位を誇っていたが、現職市長時代に行なったとされる市庁舎建設をめぐる汚職の疑いで起訴が決定し、急速に支持率が落ち込んでいる。ビナイ側は選挙目的の政治的駆け引きだとして反発を強めている。

 ポー候補は2004年の選挙でアロヨ元大統領と争ったフェルナンド・ポーの娘で、支持率1位を誇るが、彼女も国籍の関係で立候補の資格がないとのクレームを受けている。

 4人目のサンチャゴ上院議員は、ラモス(1992年)およびエストラード(1998年)と2度の大統領選を戦った毒舌で有名な人気女性政治家だ。上院議員の前は入管の局長だった生え抜きだ。

副大統領候補には、マルコスの息子も

 副大統領選に立候補した一人が、上院議員のボンボン・マルコスだ。20年以上独裁を続けたマルコス元大統領の実の息子で、イロコス地方のラワグ市では、いまだ絶大の人気を誇る。母親のイメルダ・マルコスは現役の下院議員、姉のアイミーは知事と、政治家一家だ。イメルダ・マルコスはその美貌でマルコス政権を操ったとされる歴史上の人物で、今でも庶民には人望が厚い。

 そのほかの着目すべき候補者は、再選をねらうエストラーダ現マニラ市長で、リム前市長との因縁の一騎打ちとなっている。

 エストラーダは元映画俳優で政治家になる前まで、庶民の人気は圧倒的で政治でも映画ばりのパーフォーマンスを期待され、1998年に大統領に就任したが、2000年に不正蓄財疑惑により議会から弾劾され、任期半ばで退陣。その後終身刑の判決を受けたが、退陣劇の旗頭だったアロヨ元大統領の特赦で2007年に釈放された。2010年には再び大統領選に立候補し、落選したもののアキノ現大統領に次ぐ得票を獲得。

 そして2013年のマニラ市長選に出馬し、現職のリム市長を破ってマニラ市長に就任した。

 一方、対抗馬のリム前市長はNBI(国家捜査局)長官を経て、1992年にマニラ市長に当選。2期(6年)務めたあと、上院議員に鞍替えし2007年に再びマニラ市長に就任したが、2013年の選挙でエストラーダ現市長に敗れた。

 1992年の就任以来、ツーリスト・ベルトとして名を馳せたマニラ・エルミタ地区、デルピラール通りのゴーゴークラブを一掃し、有名なマニラの夜を破壊するという強権的な施策で不評(あるいは好評かもしれない)を呼んだ。

490チバQ:2015/11/06(金) 21:50:48
フィリピンの英雄・パッキャオは上院議員に立候補

 上院議員に立候補したのがパッキャオ下院議員だ。彼は議員というより、ボクシングの現役チャンピオンとして世界的に有名で、フィリピンの国民的英雄だ。つい先日も無敗のメイウエザーとの試合で僅差で破れ、7階級制覇を逃した。

 下院議員に立候補したアロヨ元大統領・下院議員は、1998年副大統領に就任し、2001年のエドサ2の政変で現職のエストラーダ元大統領を追放し、副大統領から大統領へと格上げされた。そして残りの3年間を務め、さらに2004年の大統領選挙に勝って、2010年まで、計9年間政権の座についていた。

 2004年の選挙では実際は対抗馬のフェルナンド・ポーが勝利したとのうわさだったが、その後、ポー氏が病死してうやむやになった。そして今回、娘のポーが大統領選に立候補し雪辱を果たそうとしている。

 アロヨはマカパガル元大統領の娘で国立大学の雄、University of Phillipineで経済博士号をとり、名門アテネオ大学の教員から通産省の局長となり、1992年、過去最高の得票で上院議員となった。その美貌と知性で国民的人気者だったが、9年間もの間、政権の座についていたせいか、汚職にまみれ、現アキノ政権により略奪罪で起訴され拘留中だ。今回の立候補は、下院議員として地位を利用して司法の追及を免れようとの目論見との見方がもっぱらだ。
文・撮影/志賀和民)

著者紹介:志賀和民(しが・かずたみ)
東京出身。東北大学大学院修了後、日揮(株)入社。シンガポールをかわきりに海外勤務を歴任。1989年日揮関連会社社長に就任しフィリピンに移住。2007年4月PASCO(サロン・デ・パスコ)取締役。

491チバQ:2015/11/06(金) 22:00:38
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151107k0000m030114000c.html
<ミャンマー>スーチー氏「元首」宣言 権威主義のジレンマ

21:40毎日新聞

 ミャンマーのアウンサンスーチー氏が5日、大胆な発言をした。総選挙(8日投票)を前に、大統領への道を憲法上阻まれた彼女が、自ら率いる野党「国民民主連盟(NLD)」が勝って政権を握れば「大統領の上に立つ」と公言した。

 憲法で「国家元首」と規定された大統領を超越し、重要政策は自分が決めるのだとも言った。そうしたポストが憲法で禁じられていないから問題はないという、舌を巻くようなレトリックだ。

 与党「連邦団結発展党(USDP)」は6日、「どこにそんな国があるのだ」(テイウー副議長)と猛反発した。今後のミャンマー情勢にどう影響するか、目が離せない。

 民政移管(2011年)後、スーチー氏は「民主化」改革に着手したテインセイン大統領と歴史的会談を果たし、政治家として歩み始めた。彼女は当時、大統領を「改革に真剣だ」と評価し、その人柄を「誠実で正直」とたたえていた。

 その大統領が12年にノーベル平和賞の有力候補となる。当時、スーチー氏とのインタビューでそのことを話題にすると「ふさわしいとは思わない。率直にノーです」と、平和賞受賞者の口から、決然とした拒絶が返ってきた。

 「自分がトップで、自分が決める」という姿勢は、NLDの組織運営にも通じる。今回のNLD候補者選定で末端党員から上がったリストに対し、軍政期に民主化闘争を率いた学生指導者コーコージー氏など有力者を除外した。彼は党員ではないが、NLDの大統領候補とも目された。スーチー氏は「申請が多く、党員も多数除外した」と釈明したが、有能な人物を抱えれば自分の立場が危うくなる、そんな心底を勘ぐられても仕方がない。

 彼女は「個人企業の最高経営責任者(CEO)」にも例えられる。トップダウンで物事が決まるNLDの体質を、国家に持ち込もうというのだろうか。

 スーチー氏が「民主主義」を口にする時、国民の「意思に従う」「意見に耳を傾ける」と繰り返すが、ある外交官はこう漏らす。「彼女に意見しようものなら大変。撃沈です」と。米紙ニューヨーク・タイムズはその権威主義的姿勢を「民主主義のパラドックス(逆説)」と表現した。

 そんな彼女が政権運営を担っても、国軍の協力なしに政治は前に進まない。軍事・治安を統括する大臣ポストは最高司令官が任命する。彼女が「民主化の核心」と主張する軍人優位を規定する憲法の改正も、司令官の了解なしには不可能である。

 スーチー氏がよく口にする「政治は妥協」を実践できるなら道は開けるだろう。ただこの国には少数民族武装勢力との内戦に加え、仏教徒とイスラム教徒の宗教対立など混乱の火種にこと欠かない。

 選挙戦で与党の劣勢は明らかだ。テインセイン政権が進める「民主化」改革への評価はまちまちだが、政治、経済、社会のどの分野においても軍政期からの変容ぶりは「チェンジ(変革)」の言葉がふさわしいと思う。

 だが与党は、抑圧的な旧軍政の「負の遺産」を引き継いでいる。大統領の人望や政治手腕はともかく、大多数の人々の心には今も、軍政へのアレルギーが染みついている。

 だからこそ「反軍政」を命がけで貫いたスーチー氏が「変革」を叫ぶ時、人々は「軍政的なものと決別できる」と快哉(かいさい)し、バラ色の未来を思い描く。

 選挙が公正に行われるならNLDの政権奪取が現実味を帯びる。だが、来春に予定される政権移譲まで5カ月もある。この先、何が起こるか誰も予測はつかないだろう。与野党が大連立を組んでスーチー氏が政権に参画する姿が最良と思えるが、スーチー氏の性分はそれを許さない。そこに、この国のリスクとジレンマを感じる。【アジア総局長兼ヤンゴン支局長・春日孝之】

492とはずがたり:2015/11/06(金) 22:15:39
米艦「地域に緊張」、中国外相が電話会談で批判
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151106-OYT1T50136.html?from=ycont_navr_os
2015年11月06日 20時25分Tweet

 【北京=竹腰雅彦】中国外務省によると、中国の王毅ワンイー外相は6日、ケリー米国務長官と電話会談し、南シナ海・スプラトリー(南沙)諸島の中国の人工島12カイリ内での米艦艇の巡視活動について、「相互信頼を損ない、地域に緊張を引き起こしており、深刻な懸念を表明する」と批判した。

 王氏は「米国は、対話を通じて立場の違いを適切に管理する正しい道に戻るべきだ」とも述べ、巡視活動の継続を認めない立場を強調した。

中国人工島に11キロまで接近…米イージス艦長
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151105-OYT1T50102.html?from=yartcl_outbrain1
2015年11月06日 09時11分

 【クアラルンプール=今井隆】カーター米国防長官は5日、マレーシア・ボルネオ島沖の南シナ海を航行中の米空母「セオドア・ルーズベルト」に乗艦した。

 AP通信などが報じた。マレーシアのヒシャムディン国防相も同行した。南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島で人工島を建設し、軍事拠点化を進めようとする中国に圧力をかける狙いがある。

 空母にはイージス駆逐艦「ラッセン」が随伴しており、同艦の艦長は同行記者団に、10月27日の巡視活動では、中国が造成した人工島から6〜7カイリ(約11〜13キロ)の距離まで近づいたことを明らかにした。

493チバQ:2015/11/06(金) 23:57:39
>>483の続き 間違えて張ってた
7670 :チバQ :2015/11/05(木) 22:41:51
■天安門広場で陳情「学校へ行きたい」
 中国政府は昨年末の時点で、人口13億7000万人と発表している。しかし2010年の国勢調査で、シュエさんのような無戸籍児が1300万人に上るという実態が明らかになった。この数はポルトガルの全人口を上回る。

 シュエさんは幸い、8つ違いの姉のビン(Li Bin)さんから読み書きを教わることができた。しかし同年代の子どもたちが学校に行っている間、シュエさんが両親と繰り返し足を運んでいたのは役場だった。誰かが自分たちの嘆願を聞き入れてくれるかもしれないという、かすかな希望だけを頼りにしての行動だ。彼女は北京の天安門広場(Tiananmen Square)にも赴き、「学校へ行きたい」と書いたプラカードを掲げた。

 しかし、どこへ行っても無視され、起こした裁判も同様に無駄だったとシュエさんは話す。

 一方で、一人っ子政策の適用度合には地域差があり、中には両親が罰金を納めていない子どもに対しても「戸口」の付与するとの方針を示した自治体もあった。

 AFPはシュエさんの地元の警察当局に取材を申し込んだ。応対した男性職員は、「もしシュエさんが直接ここへ訴えて来れば、『戸口』の件は何とかできる」と語った。これに対しシュエさんは、「これまで22年間、政府がこんな規定やあんな決まりがある、法が改正されるなどと言うのを目にしてきたが、実際のところ何一つ変わらなかった」と肩を落とした。

■失ったもの

 シュエさんの父親は、昨年他界した。一家は現在、風呂なしの一軒家に2部屋を間借りして暮らしている。姉のビンさんも、家族を養うために16歳で学校を中退。最初はファストフード店で働き、後に電子機器企業に就職した。まとまりかけた結婚の話もあったが、家族の扶養義務が原因で破談になった。それでも、妹に対して怒りを覚えることはないという。

「私たちは皆、シュエを心から大事に思っている。彼女はもうすでに、沢山のもの失ってきたと思う。せめて家の中だけでも、温かみを感じてもらいたい。社会に一歩踏み出せば、温かみなど一切感じられないから」(姉のビンさん)

 シュエさんは最近、あるレストランで働き口を見つけた。ここでは身分証明証がないことに目をつぶってくれるという。

「生まれて初めて、私の実力、つまり身分ではなく能力に基づいて判断してもらえた。最高の気分」と語ったシュエさん。そして「でもこれは一時的な仕事です。将来ですか? 想像もできません」と続けた。【翻訳編集】 AFPBB News

494チバQ:2015/11/07(土) 00:00:06
http://www.sankei.com/politics/news/151106/plt1511060015-n1.html
2015.11.6 11:31

見送られた朴大統領との昼食会 安倍首相が蹴っていた…「おもてなし」がなかった裏側




(1/2ページ)

朴大統領主催の昼食会を蹴っていた安倍首相(左)(代表撮影・共同)
 ソウルで2日に行われた日韓首脳会談の全貌が明らかになってきた。安倍晋三首相は慰安婦問題で一切妥協せず、韓国側が取り引き材料にしようとした昼食会も蹴っていたのだ。当初、昼食会を催さない韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の「冷ややかさ」が報じられたが、実は、安倍首相の毅然とした姿勢の表れだった。初の首脳会談は、安倍首相の“完勝”に終わった観がある。(夕刊フジ)

 安倍首相は4日、自民党の谷垣禎一幹事長と官邸で会談した。

 谷垣氏の説明によると、安倍首相は慰安婦問題をめぐる日韓交渉について、「双方の基本的立場がかなり違うので、『年内』と切ると難しくなる」といい、年内の決着にこだわらない考えを示したという。

 その後、谷垣氏は首相発言について「『年内と切っちゃうと難しくなる』には私の解釈が入っている。首相が言ったのは、『全部期限を切ると苦しくなることがあり得る』ということだ」などと、ご丁寧に“補足説明”まで行った。要は、慰安婦問題の「年内妥結」という韓国側の要求を拒否したわけだ。

 安倍首相の姿勢は、朴氏との「昼食会なし」にも表れていた。

 実は、韓国側は外交当局者同士の事前折衝で、朴氏主催の昼食会などを交換条件に、慰安婦問題での「譲歩」を迫ってきたというのだ。当然、日本側はこれを拒み、安倍首相は周囲に「昼飯なんかで国益を削るわけにはいかない」と苦笑していた。

 昼食会を設定できず、逆に追い込まれた朴氏はどう出たのか。

 日韓首脳会談の終了後、朴氏は「これからどうされますか」と、安倍首相に聞いたという。ちょうど正午前だった。

 安倍首相は「焼き肉を食べに行きます」と答え、朴氏はけげんな表情で見送ったという。昼食会の予定は初めからなかったが、それでも朴氏が声をかけたのはなぜか。

 このやりとりを、産経新聞のコラム「ソウルからヨボセヨ」(5日掲載)で報じた名村隆寛ソウル特派員は「韓国人はとにかく食事で客をもてなす。客が満足するまでもてなしたがる。韓国の文化と言っていい。あくまでも想像だが、安倍首相を見送った朴大統領は、後味の悪さや寂しさを感じていたかもしれない」と分析している。

495チバQ:2015/11/07(土) 00:03:24
http://www.sankei.com/world/news/151106/wor1511060043-n1.html
2015.11.6 11:20

マハティール元首相聴取へ 名誉毀損でマレーシア警察 「現首相が汚職」と発言






マレーシアのマハティール元首相(ロイター=共同)
 マレーシアの警察が6日に名誉毀損(きそん)容疑で、マハティール元首相から任意で事情を聴く方針であることが分かった。マハティール氏の事務所が共同通信に明らかにした。同氏は首都クアラルンプールで8月末に行われたナジブ首相の退陣要求デモに参加、首相や与党に汚職があると発言していた。名誉毀損罪は最長で禁錮2年。

 マハティール氏の関係者によると、警察がクアラルンプール市内で同氏を聴取するという。ただ国民に人気の高いマハティール氏を立件すれば、ナジブ政権に世論の反発が高まる可能性があり、訴追は見送られるとの見方が強い。

 マハティール氏は8月30日、デモ会場でナジブ氏が政府系ファンドの資金約7億ドル(約850億円)を流用し、与党、統一マレー国民組織(UMNO)の議員や地方幹部に「賄賂として配った」と報道陣の前で話した。(共同)

496チバQ:2015/11/07(土) 08:20:17
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/151107/mcb1511070500014-n1.htm
ミャンマーあす総選挙 透明・公正、投資呼び込み 与野党は経済発展で一致 (1/3ページ)
2015.11.7 05:00
 ミャンマーでは8日、1990年の選挙以来、歴史的に最も重要な総選挙の日を迎える。2011年の民政移管後、現政権は経済・政治改革を実行して海外からの投資を呼び込み、東南アジアで最も安定した経済成長を遂げている国の一つになっている。選挙後も政情が安定し、次期政権が改革路線を継続できるかが今後の成長への鍵となる。

 ミャンマーのITベンチャー、ネックスのイエ・マイアット・ミン最高経営責任者(CEO、25)は「ミャンマーには計り知れないほど多くのビジネスチャンスがある。需要にあふれ、最初は競争を気にする必要はない独特な状況」と話す。

 ミャンマーでのこうした機会は、軍事政権が民政移管に合意し、経済制裁が緩和された過去4年間に形成された。市場開放により年間経済成長率は8%を上回り、不動産ブームや交通渋滞、急激な都市開発など経済的な利益をもたらした。14年の外国からの直接投資(FDI)額は09年比10倍に相当する41億ドル(約5000億円)に拡大した。

 ミャンマーでKFCのフランチャイズ権を持つ不動産開発会社、ヨマ・ストラテジック・ホールディングスのメルヴィン・パンCEOは「ミャンマーは50年余りにわたって機能停止に陥っていた。可能性は明らかだ。われわれは黄金時代に生きている」と述べた。

 ◆NLDが優勢

 ノーベル平和賞受賞者のアウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)は10年の前回選挙をボイコットしたが、今回選挙では同氏への絶大な人気を背景に勝利するとみられ、62年以来続く軍による支配が終了する可能性がある。

 政権交代もしくは分裂議会への移行はビジネスに悪影響を及ぼすとの見方もあるが、パンCEOは「全政党に恩恵をもたらす経済改革は一致した目標だ」と指摘した。とはいえ、投資、鉱業、知的財産、コンドミニアムの所有、仲裁に関する新たな法律や証券取引所など整備が必要なものはいまだに多い。

 政治リスクコンサルティング会社ユーラシア・グループのスペシャリスト、クリスチャン・ルイス氏は「投開票から1週間後に開会する議会で、与党は60日間の選挙期間中に棚上げしていた企業法や投資法などの法案を通過させようとするだろう」と語った。与党、連邦団結発展党(USDP)のキン・シュエ上院議員も「どの政党が政権を握っても、重要なのは経済の発展だ」と述べた。

 ミャンマーが直面する問題には不動産価格高騰など初めての課題のほか、粗末なインフラ環境、技術不足、汚職、不透明な規制など、発展途上国に見られる課題も含まれる。ミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)のルウィン共同事務総長は「どの政党が勝利しても、ビジネスにとって最も重要なのは公務員の大幅削減の継続と、長年投資を阻害してきた法律の抑制だ。煩雑な手続きや課税措置が多く、腐敗が蔓延(まんえん)している。国際的な制裁が問題ではなく、自身で首を絞めている」と指摘する。与野党とも、外資企業が直面する障害の一部を取り除く改正投資法案の通過を最優先事項に掲げている。

◆懸念は90年の再来

 投資家の前に立ちはだかる最大の懸念は、90年の総選挙の再来だ。NLDは地滑り的な勝利を収めたが、軍事政権が選挙結果を無効にし、同国は経済制裁を科されることになった。

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 パンCEOは、こうした事態は考え難いが、過去数年間の政治的不透明さが投資を妨げており、「投資家はより明確な兆候を待ち望んでいる。透明で公正な選挙が行われれば、投資家は安心する」との見方を示した。

 一方で、同CEOは強い高揚感に警戒を示している。隣国ベトナムは、80年代の市場開放から30年以上たっても経済規模はいまだにタイの半分程度にとどまっているからだ。「現実的に考えて、今後5年、10年後にバンコクにはならないだろう。ミャンマーの機会はきわめて大きいが、長期的な見通しで考えなければならない」と述べた。(ブルームバーグ Chris Blake、Andrew Davis)

497チバQ:2015/11/07(土) 08:21:31
https://www.nhk.or.jp/news/html/20151107/k10010297391000.html
ミャンマー選挙戦最終日 野党は失格を警戒
11月7日 5時20分

ミャンマー選挙戦最終日 野党は失格を警戒
総選挙が8日に迫ったミャンマーでは、6日が選挙戦最終日となりましたが、アウン・サン・スー・チー氏率いる野党は、選挙運動の期限を守らなかったなどとして候補者が失格にならないよう警戒し、運動を控えました。
民政への移管後初めてとなるミャンマーの総選挙は、旧軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党に対し、アウン・サン・スー・チー氏が率いる最大野党のNLD=国民民主連盟が優位に選挙戦を進めています。
最終日の6日、与党・USDPは最大都市ヤンゴンで集会を開き、「この4年間、橋や道路などを整備したのはUSDPだ。約束を必ず実行するわれわれを信じてほしい」と訴え、集まった人たちに投票を呼びかけました。
これに対して、野党・NLDは、選挙運動の期限を守らなかったとされることを警戒し、6日は運動を控え、各地区の担当者がスー・チー氏や候補者の看板を撤去したり、NLDのステッカーや旗を車などに飾っている支持者に投票が終わるまでは外すよう求めたりしていました。
総選挙を巡って、スー・チー氏は記者会見で、「自由で公正な選挙を実施する意欲が感じられない」と話すなど、選挙管理委員会が恣意(しい)的に候補者を失格にするのではないかと警戒しており、公正な選挙に対する懸念が依然として残っています。
大統領が投票呼びかけ
民主化の試金石となる総選挙を2日後に控え、ミャンマーのテイン・セイン大統領は6日、国営ラジオなどを通じて演説しました。
この中でテイン・セイン大統領は「今回の総選挙は、ミャンマーにとって歴史的かつ重要な変化だ」と述べ、すべての国民に対し、投票するよう呼びかけました。そのうえで、「国民の間に、選挙結果が認められるかどうか懸念があることは承知しているが、政府も軍も自由で公正な選挙の結果を尊重すると改めて強調したい」と述べました。
また、総選挙のあとには、すべての政治勢力による対話の場を設けるとして、次の政権が誕生するまでの間の政治の安定に努める考えを示しました。
ミャンマーでは、1990年の総選挙でアウン・サン・スー・チー氏が率いる野党が圧勝したものの、軍が選挙結果を無視して政権に居座った経緯があり、テイン・セイン大統領としては、総選挙を前に、国内および国際社会からのミャンマーの政治的な混乱に対する懸念の払拭(ふっしょく)に努めたものとみられます。

498チバQ:2015/11/07(土) 08:22:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201511/CK2015110702000124.html
ミャンマー総選挙 暮らし改善 NLDに期待

2015年11月7日 朝刊


6日、ミャンマーのヤンゴン中心部で、与党USDPの集会に参加した支持者たち(大橋洋一郎撮影)
写真
 【ヤンゴン=大橋洋一郎】ミャンマー総選挙は八日の投開票を前に、選挙運動が規定によって六日で終了した。最大都市ヤンゴンでは、与党・連邦団結発展党(USDP)の大規模集会が中心部であった一方、郊外のスラムでは最大野党・国民民主連盟(NLD)に暮らしの改善を期待する声が聞かれた。
 ヤンゴン北西部で縫製工場などが集まるラインターヤー地区。幹線道路沿いの湿地を挟んで五十メートルほど離れた砂利道の両側に、草ぶきの小屋が数百軒単位で立ち並ぶ。
 「与党も野党も、一度も選挙運動になんか来ていない」。ここに住む女性ミン・ミン・エイさん(44)は、少し不満そうに語った。
 エイさんは五年前、ミャンマー南部イラワジ地域からヤンゴンに家族五人で引っ越した。兄が建設作業員の仕事で稼ぐ日給八千チャット(約七百六十円)が頼りだ。最初は中心部にいたが、家賃が高騰して払えずスラムに移った。
 水道はなく、池の水をくんで使う。共同の小型発電機しかないため、電気が使えるのは午後十時まで。「今は何とか暮らしているけど、兄の仕事は不安定なので心配」と嘆く。縫製工場では女性も働けるが、十八〜三十歳という年齢制限があり、あきらめた。
 同じスラムに住むエイさんの友人は住民登録がなく、本来は選挙の投票もできない。しかし、与党USDPのメンバーになれば登録できるといわれ、従った。「でも、投票はNLDにする。アウン・サン・スー・チーさんならば、生活をよくしてくれると思う」
 USDPの大規模集会はヤンゴン中心部のサッカー場で夕方から開催。テイン・セイン大統領の巨大な写真がステージやゲートに掲げられ、シンボルカラーの緑のTシャツを着た支持者らが詰め掛けた。地元ジャーナリストによると、NLDが一日に同じ場所で開いた集会と比べ、参加者は半分に満たないという。
 NLDは最終日より一日早く五日夜に選挙運動を終えた。優勢が伝えられ余裕があることに加え、ある運動員は「選挙管理委員会が求める看板の撤去などを徹底し、後から難癖を付けられないようにするためだ」と説明した。

499チバQ:2015/11/07(土) 08:22:37
http://www.myanmar-news.asia/news_aLF5cOzezS.html
ミャンマー選挙、下院議長シュエ・マン氏の動向に注目
 2015年11月7日 08:00 



ネットでUSDPから追放説 USDPは否定 
ミャンマー連邦団結発展党(USDP)は、党首のシュエ・マン氏を党から追放したという説を否定した。11月4日、選挙目前に、USDPの広報がメディアに表明した。

この説は11月3日、オンライン上で発生した。党の中央議会でシュエ・マン氏を解雇するというものだったが、USDPではその日、会議はなかったという。

現在、シュエ・マン氏はUSDPの議長から外されている。しかし、下院と連合議会のスピーカーとして在籍している。

ミャンマーのローカルメディア、MizzimaとELEVENでは、シュエ・マン氏はまだUSDPのメンバーだとしている。USDPが、公式サイトやフェイスブックで事実として公表する予定だと報じている。

スーチー氏支持表明 すでに離党の報道も 
一方で、USDPの現議長であるU Htay Oo氏がBBCのレポーターに対し、シュエ・マン氏が2日前に離党したと述べた、という報道もあった。

シュエ・マン氏は、2011年まで、軍事政権で3番目に高い地位にあり、大統領候補でもあった。今回の選挙では、野党NLDのアウンサンスーチー氏への支持を表明している。

(画像:Mizzimaより)

500チバQ:2015/11/07(土) 08:23:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201511/CK2015110702000123.html
中台首脳会談 習氏総統選前に決断 「対等」条件で馬氏に配慮

2015年11月7日 朝刊


 【シンガポール=秦淳哉】歴訪中の中国の習近平国家主席は六日、シンガポールに到着。七日に台湾の馬英九総統と歴史的会談に臨む。外国首脳との会談に近い「対等」な条件で、馬氏との会談を決めた習氏。来年一月の台湾総統選では野党候補が勝利する可能性が高い。現在の安定した中台関係を維持するため、「時間切れ」を迎える前に会談を決断したとみられる。
 会談では習氏と馬氏は互いに相手の肩書を使わず、「さん(先生)」付けで呼ぶと決めている。会談後は、両氏が別々に会見を開く予定。中国にとって台湾はあくまで「地方政府」の位置付けであり、いずれも台湾側に配慮した形だ。
 中台閣僚は数年前から、首脳会談実現に向け模索を続けてきた。北京で昨年十一月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)が開かれた際も話は持ち上がったが、国際会議での会談は台湾を主権国家と認める形になり、中国側が難色を示した。その後も交渉を続けた結果、中台交渉の舞台に何度も使われたシンガポールが会談の場に選ばれた。
 中国はあくまで、首脳会談が「国内問題」との立場を貫いている。中国外務省の定例会見で関連の質問が出ても、報道官は「担当の台湾事務弁公室に聞いてほしい」とにべもない対応に終始。対外関係を扱う外務省の管轄外という姿勢だ。中国メディアは、毛沢東と〓介石が一九四五年に会談をした写真を掲載し、今回の会談を「大握手」と表現。国内問題としての歴史的意義を強調している。
 馬氏は五日、台北市内の会見で「両岸(中台)指導者の会談は、対話常態化に向けた第一歩となる。誰が総統になっても、この基礎の上に両岸関係を推進できる」と力説した。それは習氏の思いとも重なる。来年一月の台湾総統選で独立志向の強い野党・民進党の蔡英文主席が勝利しても、中台関係の流れを急激に変更できないよう、今回の首脳会談を重しとしたい思惑がある。
 ※〓はくさかんむりに將

501名無しさん:2015/11/07(土) 13:04:25
醜い最後の足掻きですね。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151107/k10010297611000.html
初の中台首脳会談へ 台湾馬総統が到着
11月7日 12時07分

中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が、1949年の中台分断後初めてとなる首脳会談を、7日午後、シンガポールで行います。これに先立って、馬総統は7日朝、「今回の会談を通じ、台湾海峡の平和をしっかりしたものとしたい」と述べ、会談の意義を強調しました。
中国の習近平国家主席と初めての首脳会談に臨む台湾の馬英九総統は、会談が行われるシンガポールに、日本時間の正午前、チャーター機で到着しました。
これに先立って、馬総統は7日朝、台北市内の空港で、「今回の会談を通じて、台湾海峡の平和をしっかりしたものとし、両岸の現状を維持したい」と述べ、会談の意義を強調しました。そのうえで、「両岸の指導者の会談を定例化することで、将来誰が総統になったとしても、この新たなプラットフォームで引き続き両岸関係を推進していけると思う」と述べ、首脳会談を定例化すべきだとの考えを示しました。
中台の首脳会談は、シンガポールのホテルで日本時間の7日午後4時から行われる予定です。今回の会談で、両首脳は「中国大陸と台湾はともに1つの中国に属する」という考え方が重要だと強調し、中台関係の平和的発展を確認することにしています。
中国の習主席には、南シナ海情勢などで風当たりが強まるなか、地域の緊張緩和に力を尽くしていると国際社会に印象づける思惑があるとみられます。
一方、台湾の馬総統は、2008年の就任以来進めてきた中国との関係強化の集大成にしたい考えとみられます。
また、来年1月の台湾総統選挙に影響を与えるとの指摘が出るなか、双方が「歴史的」だとする会談で具体的にどのようなことが話し合われるか注目されます。

502とはずがたり:2015/11/07(土) 22:07:04
南シナ海の米中対立がマレーシアに強いる「綱渡り」
軍事で米国、経済では中国と密接な関係を築いてきた国にも変化の兆し?
2015年11月5日(木)17時45分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/11/post-4072.php

各国の思惑が交差して──  11月4日、ASEAN拡大国防相会議では、南シナ海の言及をめぐり日米と中国が対立し、共同宣言の採択は見送られたが、その板挟みにあったのがホスト国であるマレーシアだ。写真は南シナ海スプラトリー諸島にある中国の人工島。5月代表撮影(2015年 ロイター)
 クアラルンプールで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議では、南シナ海の言及をめぐり日米と中国が対立し、共同宣言の採択は見送られたが、その板挟みにあったのがホスト国であるマレーシアだ。

 このことは、マレーシアと他の東南アジア諸国が中国と米国の間で、いかに難しい綱渡りを余儀なくされているかを物語っている。特に先週、米海軍の駆逐艦が南シナ海南沙(同スプラトリー)諸島に派遣され、中国が造成した人工島付近を航行してからはなおさらだ。

 マレーシア政府の統計によると、中国は同国最大の貿易相手国。フィリピンやベトナムなど同じく南シナ海で領有権を争う他の東南アジア諸国とは対照的に、マレーシアは大抵の場合、中国の軍事的進出に対する懸念は大したことではないように振る舞ってきた。

 だが米国防当局者らの話では、マレーシアは他の東南アジア諸国と同様、南シナ海における中国の海洋進出に対抗するため、米国の軍事的プレゼンス拡大を求めているという。

 「地域全体で求められているのが分かる。マレーシアがいい例だ」と、米国防総省高官は語った。

 カーター米国防長官は5日、米軍の原子力空母を視察するが、それにはマレーシアのヒシャムディン国防相が同行。カーター氏はマレーシア海軍も訪問する。

 両国はまた、海兵隊による合同軍事演習も来週に控えている。

 「他の分野でも合同軍事演習の招待を受けている。多くの活動が進行中だ」と、前述の米国防総省高官は述べた。

 マレーシアは、東南アジアを通過する米軍の艦船や航空機に補給などの支援を行う取り決めを長い間結んでおり、同国の港には米艦が頻繁に寄港している。

503とはずがたり:2015/11/07(土) 22:07:25
>>502-503

 米議会調査局(CRS)によると、マレーシアに寄港した米艦船数は2000年代初めにはほんのわずかだったが、2011年には年間30回以上と着実に増加している。

 マレーシアのある高官は今週、同国が中国寄りにも米国寄りにも見られてはいけないとし、「バランスを取らなければいけない」と匿名を条件に語った。

 ヒシャムディン国防相も今週、同地域外の国々が緊張を高めないことを望んでいるとし、「われわれは中国とも米国とも関わり続ける。実際に両国と関わっているという事実こそが、両国への明白なメッセージだ」と語った。

中国の哨戒活動
同地域で高まる安全保障問題、とりわけ中国の海洋進出にマレーシアがもっと注意を払うよう、ここ数年訴えてきたと、米国など西側の外交官らは語る。

 中国軍の艦船は、マレーシア領ボルネオ島のサラワク州沖にある曾母暗沙(同ジェームズ礁)付近で定期的に哨戒活動を行っている。

 衛星画像を見た外交官や専門家は、中国の巡視船がジェームズ礁の北方に位置する南康暗沙(同南ルコニア礁)でも半永久的なプレゼンスを維持しているとみる。

 「広範な安全保障問題、特に南シナ海におけるマレーシアの役割と重要性は、戦略上ますます高まっている」と、ある西側の外交官は指摘。「重要なのは、マレーシアが先頭に立ち中国と対立することを期待するのではなく、同国が正しいことを行うよう促すことだ」と語った。

 だが、当のマレーシアは中国を疎遠にしようとはしていない。同国はマラッカ海峡で9月、中国海軍と合同軍事演習を実施した。

 マレーシアは伝統的に、軍事的には米国と、経済的には中国と関係を築いてきたと、ラジャラトナム国際研究院(シンガポール)のシニアフェロー、Oh Ei Sun氏は指摘。

 しかし、9月に行われた中国との合同軍事演習や、米国などが主導する環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加は、マレーシアと米中との関係がいかに深化しているかを如実に示すものだと同氏は説明。「両国との間で綱渡りを強いられるため、ますます困難な仕事となる」との見方を示した。

 (Yeganeh Torbati記者、翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)

504チバQ:2015/11/07(土) 23:41:43
http://mainichi.jp/select/news/20151108k0000m030080000c.html
ミャンマー:大統領「公正さ」強調 8日総選挙
毎日新聞 2015年11月07日 21時06分(最終更新 11月07日 23時01分)

 【ヤンゴン春日孝之】ミャンマーで8日、2011年に軍政から民政に移管して初めての総選挙(上院定数224、下院440)が行われる。与党「連邦団結発展党(USDP)」に最大野党「国民民主連盟(NLD)」が挑む構図で、選挙戦ではアウンサンスーチー氏率いるNLDが優勢を維持した。与党党首のテインセイン大統領は6日の演説で「政権も国軍も、選挙結果を尊重し受け入れる」と強調した。NLDが圧勝すれば「スーチー政権」が現実味を帯びる。

 テインセイン氏は「民主化改革を継続、加速させる上で歴史的に重要な総選挙」と位置づけ、「自由で公正な選挙になると信じる。国民の意思が反映される結果になるだろう」とも述べた。

 選挙を仕切る連邦選管の中立性に疑義が生じる中、メディアや外交官などの間では「公正な選挙が行われれば、NLDが勝利する」との見通しが大勢を占める。日本や米欧など国内外の約1万人の選挙監視員が入り、モニターする予定だ。

 選管のティンエー委員長は投票日を前に「私が(選挙結果を)どうだますか、みんなが注視している。私は公正な選挙に向けてベストを尽くす。その結果を受け入れられないなら、殺してくれていい」とまで発言。「公正を期す」と誓約した。

 軍政期の前々回総選挙(1990年)では、NLDが8割の議席を獲得したが、軍政は政権に居座り続けた。今回NLDが勝利した場合、スムーズな政権移譲が行われるか、不安視する声は絶えない。

 テインセイン氏は演説で「選挙後に全ての政治指導者が一堂に会し、政情の安定とスムーズな政権移行について話し合いたい」と語り、不安の払拭(ふっしょく)に努めた。2大政党の獲得議席が、それぞれ政権樹立のレベルに達しなかった場合、選挙後に多数派工作が活発化し、政情が流動化する可能性がある。

 ミャンマーは135の民族で構成する多民族国家。少数民族政党など多くの小政党が乱立し、上院選で72党、下院選で81党が候補を擁立した。総人口5100万余の4割は少数民族で、少数民族政党の躍進も予測される。

 ミャンマーでは「政情の安定化」を理由に、独立以来2回の軍事クーデターが起きている。だが、国軍のミンアウンフライン最高司令官は「どの政党が勝っても、私はその結果を受け入れる」と繰り返す。軍事クーデターの可能性について、英BBCに「個人的にクーデターは嫌いだ。(NLD政権に移行するとしても)そのつもりはない」と明言した。

 ただ、与党USDPも火種を抱えている。シュエマン国会議長が党指導部から排除された今年8月の「党内クーデター」以来、テインセイン派とシュエマン派の深刻な分裂状態にある。スーチー氏と連携するシュエマン氏はロイター通信に「選挙でNLDが過半数を得られなかったら、スーチー氏が政権を握るのを手助けする」とまで語っており、出馬しているシュエマン氏の当落いかんで与党内の抗争が再燃する可能性がある。

 【ことば】ミャンマー大統領の選出

 総選挙の結果を受けて来年招集される国会で選出する。まず、上下両院の軍人議員が合同で1人、両院の民選議員が各1人ずつ計3人の副大統領を選出。さらに、3人の中から全議員の投票で大統領を決める。「落選」した2人は副大統領にとどまる。

505チバQ:2015/11/07(土) 23:42:49
http://www.asahi.com/articles/ASHC44QNWHC4ONFB00F.html
在日25年「民主化すれば帰りたい」 ミャンマー総選挙
本井宏人2015年11月7日19時06分
8日にあるミャンマーの総選挙を、25年間待ち続けた在日ミャンマー人がいる。愛知県一宮市に住むココラットさん(45)。軍事政権を逃れて1991年に来日後、一度も帰国を果たしていない。「母国の民主化が確かになれば、老いた両親に会いに帰れる」と選挙結果に望みを託す。

 ココラットさんはミャンマーの最大都市ヤンゴン出身。全ビルマ高校学生連盟の書記長だった90年の総選挙の日に反政府デモを理由に逮捕され、釈放後も監視を受けたため、翌91年にタイ経由で日本に逃れた。

 この時の総選挙では、アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)が大勝した結果を軍政が認めず、スーチー氏は計15年間の自宅軟禁を強いられた。「圧倒的な民意を受けて軍政は数年で滅び、すぐに帰国できると信じていた」とココラットさんは振り返る。

506チバQ:2015/11/07(土) 23:43:46
http://mainichi.jp/select/news/20151107k0000e030235000c.html
ミャンマー:副外相「軍部は結果を尊重」 8日総選挙
毎日新聞 2015年11月07日 15時00分(最終更新 11月07日 15時23分)
 ◇スーチー氏けん制も

 【ブリュッセル斎藤義彦】ミャンマーのタンチュー副外相が毎日新聞の取材に応じ、8日に行われる総選挙が「透明で公正に行われる」との自信を示し「どんな政党が優位に立っても、軍部は憲法を尊重し、その枠から出ない」と述べ、軍部が政権交代を尊重するとの見方を示した。一方、最大野党「国民民主連盟(NLD)」を率いるアウンサンスーチー氏が、NLDが政権を取った場合に「大統領の上に立つ」と述べた点について同氏が「憲法の枠内で活動すると確信している」とクギを刺した。

 副外相は6日までルクセンブルクで開かれたアジア欧州会議(ASEM)外相会議に出席し取材に応じた。

 副外相は「途上国では選挙に敗北することを受け入れるのが難しい例がある」と指摘した上で、ミャンマーの総選挙では欧州連合(EU)などからの選挙監視団が自由に活動している点をあげ「選挙は自由、公正になると確信している。世界に透明性を示すことになる」と述べた。

 軍政が1990年にNLDが圧勝した総選挙結果を受け入れず、政権に居座った過去について「当時と今はまったく違う。軍部は大多数の民意を反映するようになっている」と話し、選挙監視団の影響もあり、軍部が選挙結果を無視することはないとの認識を示した。副外相は「ミャンマーは新しい政治システムに向かって進んでおり、新制度により軍部は適切な地位にとどまることになる」との見解を示した。

 一方、スーチー氏が5日、勝利後に「大統領の上に立つ」と発言した点については「彼女は選挙戦で繰り返し憲法を引用し、憲法を尊重している。憲法の枠内で活動すると確信している」と述べ、同氏が軍部の優位を認めた憲法を越えない形で活動するようクギを刺した。副外相は職業外交官。ミャンマーでは軍の最高司令官が国防、内務、国境の主要3閣僚を指名しており、外務省は軍の意向をくんで活動している。

507チバQ:2015/11/07(土) 23:48:45
http://mainichi.jp/select/news/20151107k0000e040212000c.html
少数派「ロヒンギャ」:ミャンマー政権交代に期待 群馬
毎日新聞 2015年11月07日 12時12分

 「ミャンマーが民主化したら、戻って家族と暮らしたい」。8日に迫ったミャンマーの総選挙の行方に、少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」の人たちが期待を寄せている。群馬県館林市で暮らすムハマト・アドゥラさん(37)は西部ラカイン州出身。軍事政権の抑圧から逃れ、9年前に来日したが、不法滞在者が一時的に収容施設以外での生活ができる「仮放免許可」のままだ。難民認定される見通しもなく、生活が好転する兆しが見えず、母国の政権交代に望みを託す。

 仏教徒が大多数を占めるミャンマーで、ロヒンギャは「不法移民」とみなされている。移動や結婚の自由が厳しく制限され、ムハマトさんも強制労働に就かされてきたという。脱出したマレーシアで「人権に手厚い国」と耳にし、日本に渡った。

 しかし、難民認定や在留特別許可は得られず、収容施設に入れられた後、2007年8月に「仮放免」となった。移動は群馬県内に限られ、就労や国民健康保険加入はできない。仲間からの寄付に頼る生活で、「風邪をひいても病院に行けず、仕事がないから結婚もできない。日本での生活もラカイン州と同じ」とため息を漏らす。在日ビルマロヒンギャ協会によると、国内に約230人いるロヒンギャのうち、ムハマトさんと同じ「仮放免」は10人程度。多くが在留特別許可を得ているが、難民認定は数少なく、不安定な生活状況に置かれている人も少なくない。

 ミャンマーの総選挙は11年の民政移管後初めて。軍翼賛政党の連邦団結発展党(USDP)に対し、アウンサンスーチー氏が党首を務める最大野党・国民民主連盟(NLD)が優位に選挙戦を進める。だが、国内では仏教徒とイスラム教徒の暴動が各地で発生。ロヒンギャは今年に入ってIDカード(一時身分証明書)を無効とされ、選挙権も剥奪された。周辺国を目指して漂流する「ボートピープル」が相次ぎ、国際問題となっている。

 難民政策に詳しい滝沢三郎・東洋英和女学院大教授(国際関係論)は「ミャンマーで自国民と認められていない以上、帰すわけにもいかない。現地の情勢が悪化する中、在留特別許可を出すなど、人道的配慮が必要ではないか」と話している。【田ノ上達也】

509チバQ:2015/11/07(土) 23:51:09
http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070028-n1.html
2015.11.7 16:50
【中台首脳会談】
習・馬氏、1分半の歴史的握手 満面の笑みで記者団に手を振る

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会談前、握手する台湾の馬英九総統(左)と中国の習近平国家主席=シンガポール(ロイター)
 【シンガポール=田中靖人】予定の7日午後3時(日本時間同4時)より数分早く、中国の習近平国家主席は記者団に向かって右手から、台湾の馬英九総統は左手からそれぞれホテルの会談会場に入り、ゆっくりと、しかし、まっすぐに歩みよった。

 双方とも笑顔を浮かべながら、無言で握手。写真撮影の記者団の要望に応じる形で、左右にポーズを取った。

 習氏は中国共産党の党旗の赤色、馬氏は中国国民党の党旗の青色のネクタイ姿。約1分半の握手の後は、記者団に向かって手を振った。

 歴史的な瞬間を目撃しようと集まった記者団は約600人。両氏が握手会場の左袖に消えると、会場から歓声が上がった。

http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070029-n1.html
2015.11.7 17:17
【中台首脳会談】
習主席「両岸の中国人は自分の問題を解決する能力がある」 米の関与牽制

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歴史的会談に臨んだ中国の習近平国家主席(右から3番目)と台湾の馬英九総統=シンガポール(ロイター)
 【シンガポール=田中靖人】中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統は7日、シンガポールで1949年の中台分断後初となる歴史的な首脳会談を行った。

 習氏は会談冒頭で「両岸関係の歴史的な一ページを開いた」とあいさつ。「両岸の中国人には自分の問題を解決する能力と知恵がある」と述べ、米国などの台湾問題への関与を牽制した。

 馬氏は「現在の中台関係は49年以降で最も平和な時代」との認識を示した。

510チバQ:2015/11/07(土) 23:52:05
http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070027-n1.html
2015.11.7 14:45
【中台首脳会談】
歴史的会談は会場費も食事代も「割り勘」 互いのメンツ配慮 呼称も「さん」付けで対等演出

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(1/3ページ)

6日、シンガポールに到着した中国の習近平国家主席と彭麗媛夫人(新華社=共同)
 中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統による、1949年の分断後初の中台首脳会談が、「割り勘」で行われることが7日までに、明らかになった。「中台の指導者」の立場で会い、「さん」付けで呼び合うなど、「対等」をアピールする会談は、金銭面でも互いの“メンツ”に配慮したようだ。(北京 川越一)

     


 中国メディアが「習馬会」と呼ぶ歴史的な会談は、シンガポール市内の中心部、約6万平方メートルの広大な敷地に建つ最高級ホテル「香格里拉大酒店(シャングリラ・ホテル)」で行われる。

 同ホテルは、香港を本拠地とするホテルグループが運営。ホテルの公式サイトを通じて空室検索をすると、会談前日の6日夜は、最も安いデラックスルームで1泊約3万6千円。デラックススイートは1泊約13万円だった。

 香港メディアなどによると、台湾で対中政策を主管する行政院大陸委員会の呉美紅・副主任委員は、「会談の会場の費用は双方が折半する。会談の後の手軽な食事については、誰が誰をもてなすということではなく、みんなが一緒に食事を取る。それぞれが自分たちの食費を分担する」と表明した。

 中国国務院台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚級)は「会談後、両岸の指導者は晩餐を共にする」と述べるだけで費用については言及していないが、中国共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報(電子版)は、香港メディアを引用し、「習馬会の期間、両岸(中台)の指導者は夕食でAA制を実行する」と報じた。

     ◇

 「AA制」は日本語の「割り勘」を意味する。その語源には諸説ある。中国のポータルサイト「百度」によると、「代数平均」を意味する英語「Algebraic Average」の略という説と、役割を分担すると意訳される「Acting Appointment」の略という説がある。

 香港では「All Apart(全てを分ける)」の略と言われている。「A」がアルファベットの最初の文字であることから、「AA」は「最上位」の2人の対等な関係を表わすという説もある。

 “メンツ”を重んずる中国では会食の際、ホスト役や地位が高い人、年長者が支払いをするのが慣習となっている。友人同士でも順番におごるのが普通。飲食店でも「オレが払う」「いや、オレが払う」と張り合う姿がよく見かけられる。若い世代では広がりつつあるというが、未だに「AA制」が浸透しているとは言い難い。

 こうした慣習に、今回の中台首脳会談では「さん」づけで呼び合うとわざわざ公表したことを加味すると、「AA制」には「対等な関係」をアピールする狙いがうかがえる。

 行政院大陸委員会の夏立言・主任委員(閣僚)は4日の記者会見で、「8割以上の台湾民衆が、両岸の指導者が対等で尊厳を保ち、公開され透明な状況での会談を支持している」と述べている。会談実現を主導したとも伝えられる習氏側が、「AA制」の採用で譲歩した可能性も否定できない。

511名無しさん:2015/11/07(土) 23:53:12
>野党の民進党が勝利するようであれば、台湾の有権者が今回のトップ会談を受け入れない意思を示したといえよう。

強引すぎる解釈だろ

http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070039-n1.html
2015.11.7 19:47
【中台首脳会談】
習主席「偉大な中華民族の復興」演出 台湾民意を無視、中国主導の秩序構築へ第一歩

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(1/2ページ)

首脳会談に臨む中国の習近平国家主席(左)と台湾の馬英九総統=7日、シンガポール(共同)
 軍事的、政治的に長年対立してきた中国と台湾のトップが分断以来初めて、シンガポール市内のホテルで会談し、歴史的な握手を交わした。台湾問題の平和解決とアジア太平洋地域の安定に向け、一歩前進したとの意見もある。

 しかし近年、対外拡張と軍備増強を鮮明にしている習近平政権は、地域の安定よりも、中国の主導によりアジア太平洋地域に新しい秩序を作ることを目指している。馬英九氏との会談はその第一歩にすぎない。

 会談は習氏にとって“民族の復興”を演出する場でもあった。習氏は馬氏に「中華民族の偉大なる復興を共に図ろう」と呼びかけ、馬氏と「台湾も大陸も同じ中国に属しており、この事実を変えてはならない」という点で一致したという。

 習政権は「民族の悲願である国家の統一に向けて大きく前進した」と、国内向けにナショナリズムを煽(あお)る宣伝を続けるとみられる。南シナ海の島嶼(とうしょ)における一方的な領有権主張も、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の実効支配を目指すことも、習政権にとって“民族復興”の一環である。

 馬氏との会談を実現したことで自信を深めた習氏が、日本や東南アジアに対する軍事的圧力をさらに強め、周辺国の中国脅威がむしろ増大する可能性もある。

 また、会談は2300万人の台湾人の今後の運命を左右する重要なものだったにもかかわらず、準備段階から台湾の民意をほとんど無視する形で進められた。

 支持率が低迷し、任期も残りわずかの馬氏の今回の行動については、台湾で来年1月に行われる選挙で有権者が審判を下す。野党の民進党が勝利するようであれば、台湾の有権者が今回のトップ会談を受け入れない意思を示したといえよう。

512チバQ:2015/11/07(土) 23:53:40
http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070038-n1.html

513チバQ:2015/11/07(土) 23:54:24
http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070038-n1.html
2015.11.7 19:21
【中台首脳会談】
「最前線」だった地の酒、習主席はどう味わう? 馬総統、夕食会に込めたメッセージ

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首脳会談に臨む中国の習近平国家主席(左)と台湾の馬英九総統=7日、シンガポール(新華社=共同)
 台湾の馬英九総統は首脳会談後の夕食会に、中国大陸の福建省沖に浮かぶ台湾の離島、馬祖列島産の紹興酒と、金門島産のコーリャン酒を準備した。

 両島は冷戦期に要塞化され、中台の軍事対立の最前線だった。金門島は上陸戦や砲撃戦の舞台になった。馬祖は1994年までは一般の台湾人も訪問できなかった。2001年の「小三通」以降、中国大陸からも往来が認められ、現在は徐々に観光地化されている。

 馬総統は、馬祖産の紹興酒の古酒「老酒」を省略すると「馬酒」になるとして「わが家の酒だ」と呼んでいたという。酒は中台の緊張緩和の象徴として持ち込んだ。福建省での勤務が長かった習近平国家主席をもてなす狙いもある。

 双方が対等の地位で会談に臨んだことに配慮し、夕食は円卓。台湾側によると会場費などの費用も折半したという。(シンガポール 田中靖人)

http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070050-n1.html
2015.11.7 22:44
【中台首脳会談】
「握手」中継も…台湾総統の音声はカット 中国国営テレビ、民主主義への言及警戒?

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首脳会談を前に握手を交わす台湾の馬英九総統(左)と中国の習近平国家主席=7日、シンガポール(共同)
 中国国営中央テレビは7日、習近平国家主席と台湾の馬英九総統が握手した場面などを実況中継した。習氏の会談冒頭の発言は映像も音声も流したが、馬氏の発言は中継しなかった。馬氏が中台の実像や台湾の民主主義に言及することを警戒したとみられる。

 中央テレビは会談後の記者会見についても、中国幹部によるものは中継したが、馬氏が行った会見は中継しなかった。

 また、馬氏が台北で5日に記者会見した際の映像を流した際は、馬氏が左胸に付けていた「青天白日満地紅旗」のバッジにモザイクを入れた。

 中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」には「『歴史的会談』の半分しか見られなかった」「日頃(習指導部が)宣伝している『政治的自信』はどこにいった」などの書き込みがあった。(共同)

514チバQ:2015/11/07(土) 23:56:08
http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070031-n1.html
2015.11.7 18:00
【中台首脳会談】
習主席夫妻を厚遇したのに…シンガポール、思わぬ台湾の“乱入”にガッカリ?

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(1/2ページ)

6日、シンガポールに到着した中国の習近平国家主席と彭麗媛夫人(新華社=共同)
 中国の習近平国家主席の公式訪問を受けたシンガポールが、国花のラン「胡姫花(バンダ・ミス・ジョアキム)」の新品種に習氏と彭麗媛夫人の名前を付けることが7日までに明らかになり、中国メディアが「最高の礼遇」だと宣伝している。(北京 川越一)

国花・ランの新種に夫妻の名

 「胡姫花」はシンガポールの硬貨にも刻まれている国花。シンガポール国家公園局OBの陳偉利氏は中国共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報(電子版)に対し、「胡姫花は頑強な生命力を持つという特性を持っており、シンガポールと他国の友誼が長く続くことを代弁している」と語った。

 6日付の同紙(同)は「胡姫花」を「シンガポールと世界を結ぶ“声なき大使”」と呼び、「シンガポールが習主席と彭麗媛夫人の名前を胡姫花の新品種に付けることは、中国とシンガポールの友誼が、常に変わらないことを予示している」と主張した。

ダイアナ元妃からジャッキー・チェンまで

 もっとも同紙も伝えているように、シンガポールは1962年以降、「胡姫花」の新品種について、シンガポールを訪問した外国の元首やVIPらの名前を付けて歓待している。

 もともと「バンダ・ミス・ジョアキム」という英名自体、1890年当時、シンガポールに居住し、自身の庭園で「胡姫花」の栽培に成功したアルメニア人女性の名を冠したものとされている。

 中国のポータルサイトによると、これまでに南アフリカのマンデラ元大統領や英国のダイアナ元皇太子妃、サッチャー元英首相らの名前が命名されている。日本の皇室関係者の名前が付けられた品種もあるという。

 中国の朱鎔基元首相が1999年にシンガポールを訪問した際も、労安夫人の名前が新品種に付けられた。シンガポール側の“サービス”は要人に限らず、香港の映画スター、ジャッキー・チェン氏や、シンガポール出身の人気歌手、孫燕姿さんも、その恩恵を受けている。決して、習夫妻だけが特別待遇を受けているわけではない。

関係強化、世界にアピールのはずが…

 中国外務省は10月29日に、習氏のシンガポール訪問を正式に発表した。南シナ海問題で中国と東南アジア諸国との関係が悪化する中、数少ない「親中」とされるシンガポールとの関係を強化する狙いがあったと推測されている。

 一方、シンガポール側は、習氏とリー・シェンロン首相らとの会談を通じ、金融、教育、科学技術、都市整備といった分野での協力を推進することをもくろんでいたようだ。

 シンガポールのメディア関係者も中国紙に対し、「両国の国情には相違が大きいが、長きにわたり各領域で協力してきた項目は多い。さまざまなレベルでの交流も盛んだ。シンガポールは中国と手を携え、ともに21世紀の海上シルクロードを作り上げたいと願っている」と期待していた。

 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)によると、中台首脳会談が開かれる高級ホテルは3日になって、宿泊客に「昨日(2日)、当ホテルが極めて高いレベルの外交団の受け入れ先に選ばれた」と通知したという。

 割り込む形で設定された習氏と台湾の馬英九総統の歴史的会談に、国際社会の関心を完全に奪われた。

 シンガポール外務省の報道官は「中国本土と台湾の長年にわたる親友として、両指導者の会談の舞台となり、その手助けができることを喜んでいる」との声明を発表したが、それが本音なのかは分からない。

515チバQ:2015/11/07(土) 23:57:32
http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070044-n1.html
2015.11.7 20:47
【中台首脳会談】
台湾世論は賛否拮抗…根深い馬総統への不信感 本人は「歴史的な一里塚」と自賛

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 中台首脳会談に反対し、台湾総統府前で抗議するデモ参加者=7日、台北(共同)
 【シンガポール=田中靖人】台湾の馬英九総統は中台首脳会談について、「歴史的な一里塚だ」と意義を強調したが、来年1月の総統選まで約2カ月と迫った時期の会談には、台湾内部には賛否両論が出ている。

 台湾の有識者で作る団体「両岸政策協会」が6日公表した世論調査によると、中台の指導者の会談そのものへの「支持」は56・7%に上るが、今回の首脳会談に限れば、「賛成する」と答えた割合は43・9%にとどまった(「賛成しない」は32・2%)。同協会はこれらのデータについて、「馬総統への不信感」と分析している。

 「将来、誰が総統になっても、この新たなプラットホームの上に、両岸関係を推進し続ける機会はある」

 7日の会談前、馬総統は、任期終了まで7カ月を切った時点で会談を行うことへの批判にこう反論した。5日の内外記者会見では「台湾の次世代に有利なことを行わないのは(職務)怠慢になる」とも述べており、政治的遺産(レガシー)作りだとの批判を意識していることは確実だ。

 会談では、「一つの中国」という原則に基づき、馬政権下での中台交流の基礎となってきた「92年コンセンサス」を再確認した。来年1月の総統選で8年ぶりの政権奪還の可能性が高まっている野党、民主進歩党の蔡英文主席は、コンセンサスの存在自体を否定している。中台首脳はその意義を強調し、蔡氏にコンセンサスの受け入れを迫る狙いがある。

http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070049-n1.html
2015.11.7 22:41
【中台首脳会談】
蔡・民進党主席、馬総統に「失望」 民主主義・自由に触れなかったと指摘

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首脳会談を前に握手を交わす台湾の馬英九総統(左)と中国の習近平国家主席=7日、シンガポール(共同)
 来年1月の台湾総統選に出馬する最大野党、民主進歩党(民進党)の蔡英文主席は7日、シンガポールで中国の習近平国家主席との首脳会談に臨んだ台湾の馬英九総統について「失望した」とのコメントを発表した。

 馬氏が会談で、台湾の民主主義や自由、「中華民国(台湾)」の存在、台湾の将来に対する「台湾人の選択権」に触れなかったと指摘。首脳会談について「国際舞台上に政治的な枠組みを設け、将来の両岸(中台)関係における人民の選択を制限するものだ」と批判した。(共同)

516チバQ:2015/11/08(日) 00:14:30
http://mainichi.jp/select/news/20151108k0000m030095000c.html
中台首脳会談:49年の分断後初 「一つの中国」確認
毎日新聞 2015年11月07日 21時57分(最終更新 11月07日 23時54分)
 【シンガポール鈴木玲子、工藤哲】中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統は7日、シンガポールで約1時間にわたって会談した。中台首脳会談は1949年の分断後初めて。双方は「中国大陸と台湾が『一つの中国』に属する」との原則を認めたとされる「92年合意」の重要性を改めて強調し、来年1月の台湾総統選で優位に立つ独立志向の強い最大野党・民進党をけん制した。

 会談に先立ち、両氏は報道陣の前で笑みを浮かべながら1分以上握手を交わした。習氏は会談の冒頭、「両岸(中台)関係の66年は、いかなる力も同胞を離ればなれにすることができなかった。我々は兄弟であり、家族だからだ」とあいさつ。馬氏は「両岸関係は49年以来、最も平和で安定した段階にある」と応じた。

 中国側の記者会見によると、会談で習氏は「一つの中国」の原則を変えることはできないと強調。民進党が政権を奪還する可能性が強まっていることを念頭に、「台湾独立は両岸の平和と発展を損なう。両岸同胞は団結して反対しなければならない」と呼びかけた。

 習氏は経済面にも言及。中国の「一帯一路」(陸と海のシルクロード経済圏)構想に台湾が積極的に参加し、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に妥当な形で加盟することを歓迎するとも表明した。

 馬氏は、両岸関係の担当閣僚間で緊急を要する重要議題を話し合うためのホットラインを設置することを提案。中国側によると、習氏も、双方の交流や対話、政治的な信頼の構築を進め、誤解を避けるために設置することが可能との考えを示し、基本的に同意した。

 会談後に記者会見した馬氏は、中国が台湾に向けて配備したミサイルの撤去を習氏に求めたと明らかにした。習氏は「(ミサイルは)台湾人民に向けたものではない」と答えたという。馬氏は「両岸の指導者が初めてこの問題に言及した。台湾人民の憂慮を重視してくれると思う」と述べた。

 中台は分断後も50年代から60年代にかけて激しい戦火を交えてきた。関係改善が進んだとはいえ、今も中国は台湾海峡をはさんだ沿岸部にミサイルを配備。台湾は依然として中国の軍事的脅威に直面しており、首脳会談は歴史の大きな転換を象徴する効果がある。

 台湾メディアによると、会談後に夕食会が約1時間開かれ、円卓で習氏と馬氏が隣り合って座った。中華料理に合わせて台湾側が準備したのは金門島特産のコーリャン酒と馬祖島の老酒。金門島はかつて中国側が激しい砲撃を加えた。激戦地の酒をくみ交わし、平和と安定の重要性をアピールしたとみられる。

 一方、民進党の総統候補でもある蔡英文主席は7日、首脳会談について「大多数の台湾人は私と同様に失望したと思う。将来の両岸関係についての台湾人の選択を制限するものだ」と指摘し、馬氏を批判した。

 ◇首脳会談のポイント

・両岸(中台)関係の平和と発展を確認

・「一つの中国」について解釈は互いに委ねるとする「92年合意」を確認

・習近平氏は台湾独立の動きを強くけん制

・馬英九氏は台湾向けのミサイル撤去を要請

・閣僚級のホットライン設置で合意

 【ことば】92年合意

 中国と台湾の交流窓口機関が1992年に香港での協議で交わしたとされる合意。中国大陸と台湾がともに「一つの中国」に属することを認めつつ、その解釈は中台それぞれに委ねるとしており、中国について共産党は「中華人民共和国」、国民党は「中華民国」と解釈する。両党は「一つの中国」が中台交流の基礎と位置付けているが、台湾の独立を党綱領に掲げる野党・民進党は合意そのものを認めていない。

517チバQ:2015/11/08(日) 15:52:24
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080031-n1.html
2015.11.8 13:49

韓国行政自治相が辞意 総選挙出馬か





 韓国の鄭宗燮行政自治相は8日、ソウルで記者会見し辞意を表明した。鄭氏は来春の総選挙への立候補が取り沙汰されているが、出馬の意思は明言せず、進退への観測が飛び交う現状を「望ましくないと考え、辞意表明を決断した」と説明。「後任が決まるまでは責任を全うする」とも述べた。(共同)

518チバQ:2015/11/08(日) 15:53:39
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080009-n1.html
2015.11.8 05:15
【ミャンマー総選挙】
政策は無風?有権者も気にせず…民主化争った2大政党、審判迫る

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選挙事務所で取材に応じる、無所属のミャンマー下院議員女性候補、ニョ・ニョ・ティン氏(48)(吉村英輝撮影)
 【ヤンゴン=吉村英輝】8日投開票されるミャンマー総選挙はアウン・サン・スー・チー党首を前面に出した野党、国民民主連盟(NLD)が、民政移管後の実績をアピールした軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)を引き離す展開だ。「民主化」のあり方を2大政党が争う陰で、政策論議は実らなかったとの指摘も出ている。

 6日に終了した選挙戦で、NLD候補は「投票先はNLD」と連呼。守勢のUSDPは動員をかけ「緩やかな民主化」を訴えたが、盛り上がりに欠けた感がある。

 最大都市ヤンゴンのバハン郡区で、無所属で立候補した下院の女性議員、ニョ・ニョ・ティン氏(48)は、今回の選挙の意義を「軍政への不満を自由に感情表現できる点」とする一方、「政策は争われず、有権者はそれを気にすらしない」と指摘。対立候補への中傷違反などにふれ、「候補や政党が法律を知らなさすぎる」とも話した。

 同氏は2大政党の陰で「どぶ板」選挙を展開。日本の横浜国立大学で博士号を取得し、東京の国連大学などで研究を続けた政治学者で、NLDやUSDPの対立候補5人と競う。

 2010年の前回選挙でヤンゴン管区地方議会の議員に当選し、議員約120人中女性議員6人の一人になった。しかし、「議論はほぼなく、静かな議会に驚いた」という。議会制民主主義の未熟を痛感する。

 1988年のミャンマー民主化運動の学生グループの一員で、NLD創設時からの幹部。ただ、今回はNLDから出馬を希望したが除外された。

 今回、現地メディアも初めて本格的に選挙を報道し、新聞各紙は軍政時代には厳しい検閲対象だったスー・チー氏の写真を連日1面に掲載した。

519チバQ:2015/11/08(日) 15:56:16
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080021-n1.html
2015.11.8 10:39

北朝鮮の李乙雪元帥が死去 革命第1世代、94歳






北朝鮮の李乙雪元帥(テレビ画面)
 北朝鮮の故金日成主席が率いた抗日武装闘争に参加した革命第1世代、李乙雪元帥が7日、肺がんのため死去した。94歳。朝鮮中央通信が8日伝えた。革命第1世代を象徴する人物だが最近は公の場での活動はみられず、北朝鮮の権力構造に影響はないとみられる。

 金正恩第1書記を委員長とする国家葬儀委員会が構成され、11日に国葬が営まれる。

 朝鮮中央通信によると、李氏は1921年、咸鏡北道金策市生まれ。37年に朝鮮人民革命軍に入り、伝令兵として抗日武装闘争を戦ったとしている。95年に元帥の称号が与えられた。

 朝鮮労働党中央委員会や党中央軍事委員会などが出した「訃告」は「李乙雪氏の生涯は、祖国と人民のために献身的に闘争した主体型革命家の一生だった」とたたえた。(共同)

520チバQ:2015/11/08(日) 15:56:53
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080020-n1.html
2015.11.8 10:29
【中台首脳会談】
「嘘つき!」…記者会見場で叫ぶ台湾人ジャーナリスト 馬英九総統は目線合わさず

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7日、中台首脳会談の後、記者団の質問に答える台湾の馬英九総統(田中靖人撮影)
 【シンガポール=田中靖人】分断後初の中台首脳会談後の記者会見は、中台それぞれの雰囲気を表す会見となった。会見場は、中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が握手を交わしたホール。両氏が会談場所に移った後、椅子が並べられ、会見場に変わった。

 会談後、まず会見したのは、中国側。国務院(政府)で対台湾政策を主管する台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚級)が1人で会見場に立ち、習近平国家主席の発言を中心に報告した。質疑応答も、まずは座席に座れず立ち見だった国営新華社通信の記者が指名され、会談の歴史的意義について質問。張氏は準備していたかのように、6点意義を延々と説明した。

 その後、香港、台湾の記者がそれぞれ質問したところで会見は終了。納得のいかない台湾人ジャーナリストが大声を上げたが、張氏は笑顔で「30分間しかないので」と断って会場を後にした。実際の会見時間は約25分間だった。

 一方、その後、同じ場所で台湾側は、馬英九総統を筆頭に、首脳会談に参加した7人がテーブルに一列に並んで会見に臨んだ。双方が「指導者」の地位で行った会談だったが、テーブル上の名札には「中華民国」の「国旗」のデザインとともに「総統」などの官職名が書かれていた。

 馬総統が習主席の印象も含めて会見の様子を説明した後、最初の質問は「総統の任期は近く終わるが、次の総統に何を期待するか」と厳しい質問。その後も、「会談の目標を達成できたと思うのか」などと批判的な質問が相次いだが、馬総統はやや疲れた表情を見せながらも、それぞれ答えていた。

 途中から、指名されない台湾人ジャーナリストが「会談で中華民国の存在を正視せよと言ったのか」「嘘つき」などと何度も叫んだが、誰も制止するでもなく、司会者も総統も見向きもせず会見が続き、質問は12問に及んだ。馬総統は最終的に、別の質問者に答える形で、ジャーナリストに反論したが、最後まで目線は合わせなかった。

521チバQ:2015/11/08(日) 15:57:26
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080029-n1.html
2015.11.8 11:57
【中台首脳会談】
尖閣めぐる争い「避けられない」 馬英九総統、習近平氏に伝える

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7日、中台首脳会談の後、記者団の質問に答える台湾の馬英九総統(田中靖人撮影)
 シンガポールでの習近平・中国国家主席との首脳会談を終えた台湾の馬英九総統は8日未明、台湾に戻った。馬氏は台湾への機上で「当初の目標はおおむね達成した」と記者団に語った。中央通信社が伝えた。

 会談で馬氏は、ミサイルなど中国の軍事的脅威に対する台湾側の懸念を伝え、習氏が「台湾を狙ったものではない」と説明。馬氏は「十分満足しているわけではないが(事態改善へ)一つのきっかけをつくった」と述べた。

 会談後の習氏との夕食会では、沖縄県・尖閣諸島周辺の漁業権をめぐり一昨年に日本と調印した取り決め(協定)にも触れたと明らかにした上で、尖閣諸島の主権をめぐる争いは「避けられない」と習氏に伝えたことなどを明らかにした。

 習氏に「中華民国憲法は台湾独立を認めていない」と述べ、「中華民国」という言葉に触れたと強調した。(共同)

522とはずがたり:2015/11/08(日) 16:35:13

【中台首脳会談】習主席、台湾提案に「ゼロ回答」 主導権ガッチリ…“アメとムチ”政策強める
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%80%90%E4%B8%AD%E5%8F%B0%E9%A6%96%E8%84%B3%E4%BC%9A%E8%AB%87%E3%80%91%E7%BF%92%E4%B8%BB%E5%B8%AD%E3%80%81%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%8F%90%E6%A1%88%E3%81%AB%E3%80%8C%E3%82%BC%E3%83%AD%E5%9B%9E%E7%AD%94%E3%80%8D-%E4%B8%BB%E5%B0%8E%E6%A8%A9%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%AA%E2%80%A6%E2%80%9C%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%81%A8%E3%83%A0%E3%83%81%E2%80%9D%E6%94%BF%E7%AD%96%E5%BC%B7%E3%82%81%E3%82%8B/ar-CC53Zi#page=2
産経新聞 8時間前

 【シンガポール=矢板明夫】習近平氏と馬英九氏の中台トップ会談で、中国は最も確認したかった「一つの中国」についての言質を台湾側から引き出したが、台湾側が提案した「台湾向けのミサイルの撤去」などの具体的に事項について、中国側はほとんど回答しなかった。

 台湾側が「対等な立場」と繰り返し強調した会談は、ほぼ中国ペースで進められたといえる。

 この日の会談で、習氏は台湾独立志向の民進党を批判した。その上で、中台の統一問題について「歴史に対し、民族に対し、責任ある態度で正しい選択をすべきだ」とも述べた。あたかも馬氏に説教したかのようだった。

 中国は2000年ごろから、台湾民衆の反中感情が高まるのを警戒し、経済、文化分野を中心に交流を進めてきたが、政治的分野については介入してこなかった。しかし今回、中台トップ会談が実現したことで、習政権はこれまでの政策を改め、台湾への統一工作を加速するとみられる。

 中国側が今回の会談の成果を生かすためには、引退後の馬氏の台湾における影響力を温存することが必要だ。今後、台湾の親中国勢力に対し利権を配分するといった形で懐柔し、独立勢力に対し経済的な制裁を加えるなど“アメとムチ”政策をますます鮮明化していくとみられる。

【中台首脳会談】「このタイミングとは…」「尖閣で連携も」 日本、中国の台湾取り込み警戒
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E4%B8%AD%E5%8F%B0%E9%A6%96%E8%84%B3%E4%BC%9A%E8%AB%87%E3%80%91%E3%80%8C%E3%81%93%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%A8%E3%81%AF%E2%80%A6%E3%80%8D%E3%80%8C%E5%B0%96%E9%96%A3%E3%81%A7%E9%80%A3%E6%90%BA%E3%82%82%E3%80%8D-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%80%81%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E5%8F%96%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF%E8%AD%A6%E6%88%92/ar-CC4uVr#page=2
産経新聞 17時間前

 政府高官は7日、中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統による分断後初の首脳会談を受け、「新たな中台関係は1回の会談で決まるほど簡単ではなく、今後の推移を注視したい」と述べ、中台双方の情勢や関係改善への動きを慎重に分析する考えを示した。

 外務省幹部は「両岸のトップが顔を合わせたことは非常に重要」と評価し、中台間の緊張緩和を期待する。ただ、「共産党による一党支配の中国と、民主主義を進める台湾とでは、経済的な友好は進められても互いに譲れない立場だ」との見方を示す。

 一方、官邸筋は来年1月に台湾で総統選が行われることから、「このタイミングで会談を開いた中台双方の思惑を見定める必要がある」とし、中国の台湾取り込みに警戒感を示す。

 さらに尖閣諸島(沖縄県石垣市)について、台湾も中国とともに領有権を主張していることから、「中韓は歴史認識で共闘した。尖閣をめぐる中台の連携を警戒する必要がある」と語る自民党中堅議員もいる。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は4日の記者会見で、中台関係について「当事者間の直接対話で平和的に解決することを期待する」との立場を示している。

523とはずがたり:2015/11/08(日) 16:35:59
【中台首脳会談】「嘘つき!」…記者会見場で叫ぶ台湾人ジャーナリスト 馬英九総統は目線合わさず
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%80%90%E4%B8%AD%E5%8F%B0%E9%A6%96%E8%84%B3%E4%BC%9A%E8%AB%87%E3%80%91%E3%80%8C%E5%98%98%E3%81%A4%E3%81%8D%EF%BC%81%E3%80%8D%E2%80%A6%E8%A8%98%E8%80%85%E4%BC%9A%E8%A6%8B%E5%A0%B4%E3%81%A7%E5%8F%AB%E3%81%B6%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E4%BA%BA%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88-%E9%A6%AC%E8%8B%B1%E4%B9%9D%E7%B7%8F%E7%B5%B1%E3%81%AF%E7%9B%AE%E7%B7%9A%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%95%E3%81%9A/ar-CC5c8o#page=2
産経新聞 5 時間前

 【シンガポール=田中靖人】分断後初の中台首脳会談後の記者会見は、中台それぞれの雰囲気を表す会見となった。会見場は、中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が握手を交わしたホール。両氏が会談場所に移った後、椅子が並べられ、会見場に変わった。

 会談後、まず会見したのは、中国側。国務院(政府)で対台湾政策を主管する台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚級)が1人で会見場に立ち、習近平国家主席の発言を中心に報告した。質疑応答も、まずは座席に座れず立ち見だった国営新華社通信の記者が指名され、会談の歴史的意義について質問。張氏は準備していたかのように、6点意義を延々と説明した。

 その後、香港、台湾の記者がそれぞれ質問したところで会見は終了。納得のいかない台湾人ジャーナリストが大声を上げたが、張氏は笑顔で「30分間しかないので」と断って会場を後にした。実際の会見時間は約25分間だった。

 一方、その後、同じ場所で台湾側は、馬英九総統を筆頭に、首脳会談に参加した7人がテーブルに一列に並んで会見に臨んだ。双方が「指導者」の地位で行った会談だったが、テーブル上の名札には「中華民国」の「国旗」のデザインとともに「総統」などの官職名が書かれていた。

 馬総統が習主席の印象も含めて会見の様子を説明した後、最初の質問は「総統の任期は近く終わるが、次の総統に何を期待するか」と厳しい質問。その後も、「会談の目標を達成できたと思うのか」などと批判的な質問が相次いだが、馬総統はやや疲れた表情を見せながらも、それぞれ答えていた。

 途中から、指名されない台湾人ジャーナリストが「会談で中華民国の存在を正視せよと言ったのか」「嘘つき」などと何度も叫んだが、誰も制止するでもなく、司会者も総統も見向きもせず会見が続き、質問は12問に及んだ。馬総統は最終的に、別の質問者に答える形で、ジャーナリストに反論したが、最後まで目線は合わせなかった。

524チバQ:2015/11/08(日) 20:02:25
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080041-n1.html
2015.11.8 16:32
【ミャンマー総選挙】
30カ国の国際監視団はどうみた? 地元NGOも9000人で監視






ミャンマーの最大都市ヤンゴン郊外の投票所で、投票状況をチェックする日本政府の選挙監視団メンバーら=8日(共同)
 8日のミャンマー総選挙では、日本を含む約30カ国と国際機関からの計約千人が投開票に不正がないか監視した。ミャンマーが外国から大規模な監視団を受け入れたのは初めて。これに加え、地元非政府組織(NGO)などの約9千人も監視。組織的不正が発覚すれば混乱が起きかねず、選挙の推移を注意深く見守った。

 日本政府の監視団は8日早朝、最大都市ヤンゴン郊外の農村に設けられた投票所を視察。監視員らは、投票の秘密が守られているか、妨害行為はないか、政党の立会人はいるかなどの項目を、チェックシートに一つ一つ書き込んでいた。

 投票箱の前には長蛇の列ができ、有権者の関心の高さをうかがわせた。日本監視団の代表は「期日前投票を含め、これまでは順調に進んでいる印象。自由で公正な選挙を実現したいとの選管の意思を感じた」と話した。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080049-n1.html
2015.11.8 18:32
【ミャンマー総選挙】
スー・チー氏が70歳で初の投票 表情硬く取材に応じず






8日、総選挙が実施されたミャンマーの最大都市ヤンゴンで、投票するアウン・サン・スー・チー氏(ゲッティ=共同)
 8日のミャンマー総選挙は、野党、国民民主連盟(NLD)党首アウン・サン・スー・チー氏にとって、70歳にして初の投票の機会となった。多くの報道陣が待ち構える中、最大都市ヤンゴンの自宅近くにある小学校を訪れて票を投じた。

 軍事政権下の1990年と2010年の総選挙では自宅軟禁されていた。自身が当選した12年の補選では、スー・チー氏の自宅がある地区は補選の対象選挙区ではなかったため投票していない。

 8日、有権者として訪れた投票所での表情は硬く、取材にも応じなかった。

 投票後、自分が候補となっているヤンゴン郊外の選挙区、コームーを訪問。投票所では支持者らに囲まれながら状況を視察し、声援を送る市民に、ほほ笑み返していた。(共同)

525チバQ:2015/11/08(日) 20:03:12
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080056-n1.html
2015.11.8 19:50
【ミャンマー総選挙】
スー・チー氏野党が大勝確実 開票始まる、沸き立つ「勝利!」の声






総選挙が実施されたミャンマーの最大都市ヤンゴンで投票するアウン・サン・スー・チー氏=8日、(ゲッティ=共同)
 【ヤンゴン=吉村英輝】ミャンマー総選挙は8日午後4時(日本時間同6時半)、投票が締め切られ、開票が始まった。2011年の民政移管後、初めての総選挙で、早ければ同日夜にも大勢が判明する。アウン・サン・スー・チー氏(70)率いる野党、国民民主連盟(NLD)の大勝が確実で、政権交代に向け、どこまで議席を伸ばすかが焦点。

 最大都市ヤンゴンのバハン郡区にある小学校の投票所。8日午前9時前、投票に訪れたスー・チー氏の車が横付けされると、内外のメディアが殺到して車を囲むなど、注目の高さを示した。

 待ち構えていた多くの支持者からは「勝利、勝利!」の声がわき上がった。

 スー・チー氏は、1990年と2010年の総選挙では自宅軟禁下にあり、自身が当選した12年の補選は自宅の選挙区が補選対象でなかったため、今回が初の投票。厳しい表情のまま投票用紙を投じ、指に投票済みのインクを付けた。

 投票後、スー・チー氏は、車で約1時間半離れた自身の選挙区、コー・ムー地区へ移動。視察に訪れた投票所では、登録有権者は約4600人だが、約70人分の名前が名簿に見つからず、ボランティアが確認作業に追われていた。

 NLDに投票したという運転手のコー・マン・ウーさん(55)は、「スー・チーは、貧しいこの選挙区をあえて選んだ人物。軍人支配が終われば、資源が多く若いミャンマーは、もっと豊かになる」と語った。

 スー・チー氏はその後、自らの財団が設立したホテル向け職業訓練学校に立ち寄り、生徒らと記念撮影に収まるなどし、声援を送る市民らに笑顔を見せた。ただ、取材陣の問いかけには一切、応えなかった。

 一方、ヤンゴン市内各地の投票所は、開始時間の午前6時前から行列ができるなど、期待の高さをうかがわせた。多くの有権者が早めに投票を済ませたとみられ、午後は人影もまばらとなった投票所が多かった。

 混雑のため投票ができない事態を防ごうと、選挙管理委員会は午後4時までに投票所に入れば、投票を認める措置をとった。

 ミャンマーの国会は、上下両院定数計664議席の4分の1は軍人議員に割り当てられており、残る498議席が民選議員枠。今回、選管は、武装勢力活動地域で7議席分の投票中止を決めており、計491議席が改選対象となる。大統領は、上下両院議員の全員投票で選ばれるため、NLDは両院の過半数を押さえれば、政権を主導できることになる。

 NLDがボイコットした2010年の前回総選挙で大勝した軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)を率いるテイン・セイン大統領の任期は、来年3月末まで。今回の選挙結果を受けて来年1月末までに召集される新国会は、それまでに大統領の選出投票を行う予定だ。

 1990年の総選挙では、NLDが圧勝したが、軍が結果を無視した。テイン・セイン大統領は7日の演説で、「政府と国軍は、自由で公正な選挙結果を尊重する」と述べた。

 選管によると、人口約5100万人のうち、有権者数は約3400万人。投票所は4万6千カ所。上下両院と地方議会で、計約6千人の候補者が、91政党からや無所属で出馬した。

526チバQ:2015/11/08(日) 20:04:35
>>306の軍事パレードで司会してた
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080051-n1.html
2015.11.8 19:10
【北朝鮮情勢】
最側近のはずの崔竜海氏が葬儀委から外れる 「不手際で更迭」?観測も





 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の故金日成主席が率いた抗日武装闘争に参加した革命第1世代、李乙雪(リ・ウルソル)元帥が7日、肺がんのため94歳で死去した。金正恩第1書記を委員長とする国家葬儀委員会の名簿を同通信が8日報じたが、金第1書記の最側近で朝鮮労働党の崔竜海(チェ・リョンヘ)書記(政治局員)の名前は含まれなかった。

 朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長ら指導部が名を連ねる中、崔氏が外れた理由は不明。韓国の聯合ニュースは、何らかの不手際による更迭など「身の上に変動が起きた可能性がある」と伝えた。

 崔氏は9月、中国の抗日戦争勝利記念行事に出席し、10月には訪朝した中国共産党の劉雲山政治局常務委員と会談。ラヂオプレス(RP)によると、崔氏の動静報道は10月22日の体育大会の開幕式出席が最後で、同31日付の労働新聞は崔氏の寄稿を掲載していた。(共同)

527チバQ:2015/11/08(日) 20:05:06
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080042-n1.html
2015.11.8 17:19

台湾の馬総統と非公式会談、シンガポール首相「今夜、お茶を飲んだ」





 シンガポールのリー・シェンロン首相は7日夜、自身のフェイスブックで、シンガポールを訪問した台湾の馬英九総統と面会したことを明らかにした。フェイスブックの写真では、2人は上着を着ておらず、リー氏はノーネクタイ姿。非公式の会談であることをうかがわせている。

 リー氏は「馬英九総統と今夜、お茶を飲んだ。(中台首脳)会談がうまくいってうれしい。これによって、地域により強固な安定と繁栄がもたらされることを望む」と書き込んだ。

 シンガポールは中国と台湾の「中立地」として、7日の中台首脳会談の会場を提供した。(共同)

528チバQ:2015/11/08(日) 23:23:57
そいや、貼ってなかった気がするので
ゴールデンウイークにミャンマーに行ってきたときの写真
http://s1.gazo.cc/up/161333.jpg
1:NLDの党本部。小さい・・・一候補者の選挙事務所か!?ってレベルです
http://s1.gazo.cc/up/161334.jpg
2:売ってたTシャツ。半年たちますが まだ一度も着てない・・・
http://s1.gazo.cc/up/161335.jpg
3:そして まさかの偶然 ご本人登場ってやつ。
  僕が暗殺犯だったら暗殺できただろってレベルの近さです。
  御付きの人だけで、SPとか居なかったんですけど大丈夫なんですかね?

529チバQ:2015/11/08(日) 23:32:16
http://www.afpbb.com/articles/-/3065878
ミャンマー総選挙の投票終了、今後考えられる4つのシナリオ
2015年11月08日 20:33 発信地:ヤンゴン/ミャンマー

【11月8日 AFP】8日に行われた歴史的なミャンマー総選挙は、同日午後4時(日本時間同日午後6時半)に投票が締め切られたが、開票作業に数日かかる可能性がある。ただ、作業が終わった後、最も起こる公算が大きい結果はどのようなものだろうか。可能性の高いシナリオを次に挙げる。

1.アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏の野党が、圧倒的過半数を獲得

 これは、長い間軍事政権によって自宅軟禁下に置かれ、仲間は政治犯として投獄され、その間、国の経済が停滞するのを見てきたスー・チー氏にとって理想のシナリオだろう。

 圧倒的過半数を獲得すれば、来年初めに予定される議会での大統領選出で、スー・チー氏が党首を務める最大野党・国民民主連盟(NLD)が大幅に優位になる。これを実現するには、NLDが今選挙で争われる491議席の67%を勝ち取る必要がある。

 これとは対照的に、軍を後ろ盾とする与党・連邦団結発展党(USDP)は、今選挙で争われる議席の33%を獲得すれば過半数を確保する。なぜならミャンマーの軍政下で制定された憲法規定に沿って、議席の4分の1は軍に任命された人物に割り当てられる。こうした議員は、USDPと連携する可能性が高い。

 また、外国籍の配偶者か子どもを持つ人物は、現憲法上、大統領になる資格を認められていないため、スー・チー氏は勝利しても大統領にはなれない。この憲法規定は、英国籍の息子2人を持つスー・チー氏の大統領就任を阻止するために設けられたと考えられている。

2.与野党とも過半数を獲得できない

 これがミャンマーで起きた場合、政治的駆け引きや連立に向けた動きが激しくなりそうだ。

 NLDは下院で過半数を獲得する可能性がある一方で、上院で多数を占めるのは難しいかもしれない。その場合スー・チー氏は、連立相手を模索する必要が出てくる。最も有力とみられる相手は、ミャンマーの少数民族を代表する政党だ。

 一方、USDPも少数民族政党との連立を検討する可能性はある。ただ、少数民族が何十年も軍事政権と戦闘を続けてきた事実を考慮すると、この案はUSDPにとって一段と困難なものとなる。

3. NLDが敗北、USDPが勝利

 自由公正な選挙が行われた場合、NLDが大敗すると予想する向きはほとんどいない。ただ、第三者による出口調査が行われず、選挙に関する統計も不足しているため、スー・チー氏の人気が実際に得票や獲得議席に反映されるかどうかを判断するのは非常に難しい。

4.最悪のシナリオ:社会の混乱

 政情不安定が続いているミャンマーの歴史や、軍が都合の悪い票を無視してきたこれまでの経緯を踏まえると、国内情勢が不安定化し、内紛に発展する可能性も排除できない。

 選挙で不正があったとする主張、またはその証拠が明らかになった場合、このシナリオが現実になる公算は大きくなる。(c)AFP

530チバQ:2015/11/08(日) 23:35:07
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080060-n1.html
2015.11.8 20:38
【ミャンマー総選挙】
日本の援助で消えない「投票の目印」 あいさつ代わりに指見せ合いも






中部マンダレーで総選挙の投票後にインクの付いた小指を見せる女性=8日、ミャンマー(ロイター=共同)
 8日のミャンマー総選挙では、投票を済ませた有権者の小指に目印のインクが付けられた。二重投票による不正を防止する目的で、日本などの援助で各投票所にインクを配備。街中では、あいさつ代わりに指を見せ合う姿があちこちで見られた。

 日本政府関係者によると、48時間消えない特殊な紺色のインクという。最大都市ヤンゴンの投票所を訪れた会社員女性(33)は「あまり選挙を経験したことがないので、ささいなことでもうれしくなる」と話した。フェイスブックに指を見せる写真を投稿する市民も多かった。

 一方、慣れない投票に戸惑う有権者もいた。投票用紙にスタンプを押す方法だが、二度押しすると無効になるなど規定が細かい。ヤンゴンの大学講師(37)は「スタンプが薄かったが、もう一度押したら無効になるからそのまま投票した。有効票として数えてもらえるか心配」と話した。(共同)

531チバQ:2015/11/08(日) 23:48:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151108-00000543-san-asia
ミャンマー総選挙 スー・チー氏野党が大勝確実 開票始まる
産経新聞 11月8日(日)19時56分配信

 【ヤンゴン=吉村英輝】ミャンマー総選挙は8日午後4時(日本時間同6時半)、投票が締め切られ、開票が始まった。2011年の民政移管後、初めての総選挙で、早ければ同日夜にも大勢が判明する。アウン・サン・スー・チー氏(70)率いる野党、国民民主連盟(NLD)の大勝が確実で、政権交代に向け、どこまで議席を伸ばすかが焦点。

 最大都市ヤンゴンのバハン郡区にある小学校の投票所。8日午前9時前、投票に訪れたスー・チー氏の車が横付けされると、内外のメディアが殺到して車を囲むなど、注目の高さを示した。

 待ち構えていた多くの支持者からは「勝利、勝利!」の声がわき上がった。

 スー・チー氏は、1990年と2010年の総選挙では自宅軟禁下にあり、自身が当選した12年の補選は自宅の選挙区が補選対象でなかったため、今回が初の投票。厳しい表情のまま投票用紙を投じ、指に投票済みのインクを付けた。

 投票後、スー・チー氏は、車で約1時間半離れた自身の選挙区、コー・ムー地区へ移動。視察に訪れた投票所では、登録有権者は約4600人だが、約70人分の名前が名簿に見つからず、ボランティアが確認作業に追われていた。

 NLDに投票したという運転手のコー・マン・ウーさん(55)は、「スー・チーは、貧しいこの選挙区をあえて選んだ人物。軍人支配が終われば、資源が多く若いミャンマーは、もっと豊かになる」と語った。

 スー・チー氏はその後、自らの財団が設立したホテル向け職業訓練学校に立ち寄り、生徒らと記念撮影に収まるなどし、声援を送る市民らに笑顔を見せた。ただ、取材陣の問いかけには一切、応えなかった。

 一方、ヤンゴン市内各地の投票所は、開始時間の午前6時前から行列ができるなど、期待の高さをうかがわせた。多くの有権者が早めに投票を済ませたとみられ、午後は人影もまばらとなった投票所が多かった。

 混雑のため投票ができない事態を防ごうと、選挙管理委員会は午後4時までに投票所に入れば、投票を認める措置をとった。

 ミャンマーの国会は、上下両院定数計664議席の4分の1は軍人議員に割り当てられており、残る498議席が民選議員枠。今回、選管は、武装勢力活動地域で7議席分の投票中止を決めており、計491議席が改選対象となる。大統領は、上下両院議員の全員投票で選ばれるため、NLDは両院の過半数を押さえれば、政権を主導できることになる。

 NLDがボイコットした2010年の前回総選挙で大勝した軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)を率いるテイン・セイン大統領の任期は、来年3月末まで。今回の選挙結果を受けて来年1月末までに召集される新国会は、それまでに大統領の選出投票を行う予定だ。

 1990年の総選挙では、NLDが圧勝したが、軍が結果を無視した。テイン・セイン大統領は7日の演説で、「政府と国軍は、自由で公正な選挙結果を尊重する」と述べた。

 選管によると、人口約5100万人のうち、有権者数は約3400万人。投票所は4万6千カ所。上下両院と地方議会で、計約6千人の候補者が、91政党からや無所属で出馬した。

532チバQ:2015/11/09(月) 20:35:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151109/k10010299471000.html
ミャンマー総選挙 野党“政権交代に十分な議席確保”
11月9日 18時56分

ミャンマー総選挙 野党“政権交代に十分な議席確保”
8日に投票が行われたミャンマーの総選挙は、選挙管理委員会の開票結果の発表がほとんど進んでいません。こうしたなか、アウン・サン・スー・チー氏が率いる野党NLD=国民民主連盟はNHKの取材に対し、政権獲得に十分な数の議席を確保できる見通しだと自信を示しました。
8日に投票が行われたミャンマーの総選挙は、4年前の民政移管のあと初めて行われたもので、軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党に対し、民主化運動を率いてきたアウン・サン・スー・チー氏の野党NLD=国民民主連盟が挑む形となっています。
ミャンマーの選挙管理委員会は、日本時間の午後5時半、開票結果の発表を開始しましたが、まだほとんど進んでいません。
野党NLDの幹部で選挙対策の責任者であるウィン・テイン氏は、9日、NHKのインタビューに応じ、各地の開票所に派遣した立会人からの報告に基づく独自集計の結果として、「全国で70%以上の議席を獲得した。すでに政権獲得に十分な数の議席を確保できたと考えている」と述べ、政権交代を実現することに自信を示しました。
スー・チー氏も9日、支持者を前に行った演説で、「正式な発表はまだですが、選挙の結果は皆さんの思っているようになるでしょう」と述べ、勝利に自信を示しました。
一方、与党USDPのテイ・ウー党首代行はロイター通信に対し、「われわれは敗れた。最終結果はまだはっきりとはわからないが、選挙結果は受け入れる」と述べて、与党がNLDに敗北したことを認めました。

534チバQ:2015/11/09(月) 20:39:49
http://www.sankei.com/world/news/151109/wor1511090014-n1.html
2015.11.9 13:15
【ミャンマー総選挙】
スー・チー氏の野党NLD優勢 選管、開票状況の発表を延期


8日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで投票所を訪れたアウン・サン・スー・チー氏(ロイター)
 【ヤンゴン=吉村英輝】ミャンマーで8日、総選挙の投開票が行われた。地元メディアは、開票が進むほとんどの選挙区で、アウン・サン・スー・チー氏(70)率いる野党、国民民主連盟(NLD)の「優勢」を伝えている。NLDは独自調査に基づき、一部の選挙区での同党候補の当選確実を発表した。

 連邦選挙管理委員会は9日午前に予定された開票状況に関する発表を同日午後6時(日本時間同8時半)に延期した。2011年の民政移管後初となった総選挙は、NLDの党勢拡大は確実とみられるなか、同党が単独で大統領を選出できるだけの議席を獲得し政権奪取できるかが焦点だ。

 8日夜、最大都市ヤンゴンにあるNLD本部前は、支持者らで埋まり「勝ったぞ」との歓喜の連呼に包まれた。

 全土で4万以上の投票所が設けられ、人口約5100万人のうち、有権者数は約3400万人。高い投票率が見込まれる。

 スー・チー氏も8日朝、ヤンゴンの自宅近くで自宅軟禁の解除から初めて投票した。5日の会見では、政権を奪還した場合、自身が「大統領より上の存在になる」と語り、国政の運営に意欲を示した。

 軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)は、現職閣僚など幹部の落選見通しが伝えられ劣勢。ただ、テイン・セイン大統領は7日の演説で、「政府と国軍は、自由で公正な選挙結果を尊重する」とした。

 ミャンマーの国会は、上下両院定数計664議席の4分の1が軍人に割り当てられ、残る498議席が民選議員枠。武装勢力活動地域で7議席の投票が中止されたため、計491議席が改選対象となる。

535チバQ:2015/11/09(月) 20:58:03
アウン・サン・スー・チーと表記するマスコミ 日経 産経 読売 東京 NHK AFP
アウンサンスーチーと表記するマスコミ 朝日 毎日
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%BC
名前について[編集]
アウンサンスーチーの名前は、父親の名前(アウンサン)に、父方の祖母の名前(スー)と母親の名前(キンチー)から一音節ずつ取って、付けられたものである。
ミャンマーに住むビルマ民族は性別に関係なく姓を持たない。アウンサンスーチーの「アウンサン」も姓や父姓ではなく、個人名の一部分に過ぎない。彼女の名前は「アウンサンスーチー」で、原語では分割することはない。したがって、彼女のことを「スー・チー」「スーチー」などと呼ぶのは誤りとなる。ただし日本の新聞や報道などでは便宜上短い表記を使うことがほとんどとなっている。日本の大手メディアでは毎日新聞が1996年から、朝日新聞が2012年から「アウンサンスーチー」と表記しているがそれ以外は「アウン・サン・スー・チー」と表記している。
なおビルマ人は、通常、年配の女性につける「女史」に相当する敬称「ドー」(Daw) をつけて「ドー・アウンサンスーチー」と呼ぶ。また、親しみを込めて「ドー・スー」ということもある。

536チバQ:2015/11/09(月) 20:58:29
http://www.sankei.com/world/news/151109/wor1511090014-n1.html
2015.11.9 13:15
【ミャンマー総選挙】
スー・チー氏の野党NLD優勢 選管、開票状況の発表を延期

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8日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで投票所を訪れたアウン・サン・スー・チー氏(ロイター)
 【ヤンゴン=吉村英輝】ミャンマーで8日、総選挙の投開票が行われた。地元メディアは、開票が進むほとんどの選挙区で、アウン・サン・スー・チー氏(70)率いる野党、国民民主連盟(NLD)の「優勢」を伝えている。NLDは独自調査に基づき、一部の選挙区での同党候補の当選確実を発表した。

 連邦選挙管理委員会は9日午前に予定された開票状況に関する発表を同日午後6時(日本時間同8時半)に延期した。2011年の民政移管後初となった総選挙は、NLDの党勢拡大は確実とみられるなか、同党が単独で大統領を選出できるだけの議席を獲得し政権奪取できるかが焦点だ。

 8日夜、最大都市ヤンゴンにあるNLD本部前は、支持者らで埋まり「勝ったぞ」との歓喜の連呼に包まれた。

 全土で4万以上の投票所が設けられ、人口約5100万人のうち、有権者数は約3400万人。高い投票率が見込まれる。

 スー・チー氏も8日朝、ヤンゴンの自宅近くで自宅軟禁の解除から初めて投票した。5日の会見では、政権を奪還した場合、自身が「大統領より上の存在になる」と語り、国政の運営に意欲を示した。

 軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)は、現職閣僚など幹部の落選見通しが伝えられ劣勢。ただ、テイン・セイン大統領は7日の演説で、「政府と国軍は、自由で公正な選挙結果を尊重する」とした。

 ミャンマーの国会は、上下両院定数計664議席の4分の1が軍人に割り当てられ、残る498議席が民選議員枠。武装勢力活動地域で7議席の投票が中止されたため、計491議席が改選対象となる。

537チバQ:2015/11/09(月) 20:59:57
http://mainichi.jp/select/news/20151109k0000e030171000c.html
ミャンマー:最大野党NLD 出口調査8割以上の支持獲得
毎日新聞 2015年11月09日 13時12分(最終更新 11月09日 13時23分)

 【ヤンゴン春日孝之】ミャンマー総選挙は8日、投開票が行われた。2011年の民政移管以降初めての総選挙。集計作業は9日も続いているが、地元メディアはアウンサンスーチー氏(70)率いる最大野党「国民民主連盟(NLD)」の優勢を刻々と伝えている。政権交代を目指すNLDが議席をどこまで伸ばせるかが最大の焦点だ。

 地元メディアによると、NLDのニャンウィン報道官は8日夜、「圧勝できそうだ」と自信を示した。選管は9日午前9時(日本時間同11時半)、最初の中間集計を発表する予定だったが、午後6時に延期となった。

 投票は8日午前6時から午後4時まであり、地元イレブンメディアグループが報じる出口調査の結果などによると、NLDが8割以上の支持を獲得。テインセイン大統領率いる与党「連邦団結発展党(USDP)」を大きく引き離している。USDPの党内抗争で大統領と対立するシュエマン国会議長は9日早朝、フェイスブックで自身の敗北を認め、NLDの対立候補に祝意を送った。

 選挙では上下両院の計664議席のうち、国軍最高司令官が任命する166議席を除く民選枠の498議席が改選対象。NLDが軍人枠を含めた議席の過半数(民選枠の3分の2超)を獲得すれば、単独で政権奪取が可能となる。

 スーチー氏は8日午前9時前、最大都市ヤンゴンの投票所に姿を見せ、約500人の報道陣が詰めかける中、1票を投じた。NLDは1990年の前々回総選挙で約8割の議席を獲得して圧勝したが、当時の軍政は政権を譲らなかった。10年の前回総選挙はボイコットしており、四半世紀を経て、政権獲得のチャンスが再び巡ってきた。

 ヤンゴンの投票所では各地で早朝から長蛇の列ができた。午前4時半から並んでNLD候補に投票したというIT技師のソーニゲトゥエさん(23)は「軍政時代に比べいろんな面で状況は改善したが、スーチーさんが政権を握ればもっと良くなるはずだ」と語った。

 各国の政財界は総じてテインセイン政権の着実な「民主化」改革を評価するが、選挙速報を見る限り「チェンジ(変革)」を訴えるスーチー氏への国民の待望論が圧倒しそうな勢いだ。

 テインセイン氏は8日、首都ネピドーで記者団に「(与党が敗北すれば)私は有権者の意思を受け入れる。誰がこの国を率いようと、最も重要なのは国家を安定させ、発展させることだ」と述べた。

 ミャンマーは62年の軍事クーデター以降、事実上の軍政が半世紀に及んだ。今も国軍の政治的影響力は極めて大きい。だが国軍のミンアウンフライン最高司令官は8日、記者団に「NLDの勝利が国民の意思なら、私はそれを受け入れる」と語り、大統領と同様、NLD政権を容認する姿勢を改めて示した。

 ミャンマーの人口は約5100万人。有権者は18歳以上の3000万人超だが、かねて有権者リストに名前の記載漏れが大量に見つかるなど、選管の中立性や事務能力にも疑義が向けられた。ただ投票当日、懸念された「大きな混乱」はなかった。

 米国のケリー国務長官は8日、ミャンマー総選挙に関する声明を発表し「(軍人枠が残っているなど)選挙制度に構造的な不備がある」と指摘しつつも「民主主義の実現へと歩みを進めた」と評価した。

538チバQ:2015/11/09(月) 21:07:05
>下院選で前党首のシュエ・マン下院議長が敗北したのに続き、テー・ウー共同党首も下院で自身の議席を失ったことを認めた。
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-151109X539.html
スー・チー氏野党、圧勝の勢い=与党敗北認める―ミャンマー総選挙

20:44時事通信

 【ヤンゴン時事】8日投票が行われたミャンマー総選挙は、9日も開票作業が続いた。地元メディアが伝えた非公式集計などによると、アウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党・国民民主連盟(NLD)が票を伸ばし、NLDが圧勝する勢いを示している。

 スー・チー氏は9日午前、最大都市ヤンゴンのNLD本部で選挙後初めて支持者を前に演説。「選挙結果は正式に確認されていないが、結果はみんな分かっていると思う」と述べ、勝利に自信を示した。一方、政権与党・連邦団結発展党(USDP)のテー・ウー共同党首はロイター通信に対し、「われわれは敗れた。結果を受け入れる」と総選挙での敗北を事実上認めた。

 NLDのウィン・テイン中央執行委員はAFP通信に対し、「全土で議席の70%以上を獲得できる情勢だ」と述べ、過半数確保は可能だとの見通しを示した。最終結果が確定するには一定の時間がかかるとみられている。

 NLDは上院(定数224)と下院(同440)のうち、国軍司令官が指名する166の軍人議席を除いた民選議席の約67%を押さえれば、両院全体の過半数に届き、政権交代が可能となる。

 テイン・セイン大統領のUSDPは厳しい戦いを強いられている。地元メディアによると、下院選で前党首のシュエ・マン下院議長が敗北したのに続き、テー・ウー共同党首も下院で自身の議席を失ったことを認めた。

539チバQ:2015/11/09(月) 21:11:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3065955
スー・チー氏野党、7割超の議席獲得を宣言 ミャンマー総選挙
2015年11月09日 16:52 発信地:ヤンゴン/ミャンマー
【11月9日 AFP】(一部更新、写真追加)ミャンマーで8日行われた民政移管後初となる総選挙で、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏率いる最大野党・国民民主連盟(NLD)は9日、獲得議席数が改選対象議席の70%を超える見込みだと発表した。実現すれば、軍を後ろ盾とする与党からの政権奪取が可能になる。

 NLDの広報を担当するウィン・テイン(Win Htein)氏は、AFPに対し「われわれは全土で70%以上の議席を獲得する見込みだ。ただし、選挙管理委員会の公式発表はまだ出ていない」と述べた。

 NLDが改選対象の67%を獲得すれば、議会の過半数を占め、軍が任命する議席25%を合わせても与党・連邦団結発展党(USDP)の勢力を上回る。

 一方、同日に最大都市ヤンゴン(Yangon)のNLD本部バルコニーから支持者らにあいさつしたスー・チー氏はやや慎重で、ミャンマーでの歴史的な選挙におけるNLD勝利を示唆しながらも、結論付けるのは時期尚早だとの見方を示した。

 スー・チー氏は笑みをたたえつつ、NLDの候補者たちを「祝福するのは、今ではない」と述べた後、「わたしが口にしなくても、ミャンマーの人びとは選挙の結果を予測できているでしょう」と付け加えた。

 NLDが総選挙に参加するのは25年ぶりで、8日の投票終了後には優勢との見通しに支持者らが夜通し熱狂し踊る姿が見られた。(c)AFP/Hla-Hla HTAY

540チバQ:2015/11/09(月) 21:53:59
http://www.asahi.com/articles/ASHC95GBZHC9UHBI02G.html
スーチー氏野党、過半数の確保が焦点 ミャンマー総選挙
ヤンゴン=五十嵐誠、ネピドー=古谷祐伸2015年11月9日21時35分
 ミャンマーの総選挙が8日、投開票された。地元メディアによると、25年ぶりに参加したアウンサンスーチー氏の野党・国民民主連盟(NLD)の躍進が確実な情勢だ。半世紀にわたって国軍の政治支配が続いてきた同国で民主化が大きく進む期待が高まっている。

 今回は2011年の軍政からの民政移管後で初めての総選挙。上下両院(定数664)の25%を占める軍人枠を除く民選枠(同498)のうち、武装勢力の支配地域があり、治安上の理由で中止された下院の七つの小選挙区を除く491の小選挙区で投票があった。

 90超の政党が参加したが、選挙戦は軍政が創設した与党・連邦団結発展党(USDP)とNLDの争いだ。12年の補欠選挙で43議席中41議席を得たNLDが、民選枠の3分の2超を得て、国会全体の過半数を占めるかに注目が集まっている。

 選挙管理委員会は9日午後、結果が確定した下院12選挙区のすべてでNLD候補が当選したと発表した。地元メディアなどによると、各地でNLD候補がUSDP候補を上回る票を得ており、テーウー党首代行や閣僚などUSDPの大物候補が相次いで落選確実になった。

 NLD幹部は9日午前、記者団に「これまでのところ(NLDが)7割の票を得ている」と述べた。スーチー氏は9日午前、NLD本部前で演説し、「結果は皆、わかっていると思う」と勝利に自信を見せた。与党関係者も朝日新聞に「大敗だ」と劣勢を認めた。

残り:413文字/全文:1015文字

541チバQ:2015/11/10(火) 07:57:54
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100005-n1.html
2015.11.10 00:23
【ミャンマー総選挙】
スー・チー氏を待ち受ける3つの課題

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ヤンゴンの国民民主連盟本部前で演説する同党党首のアウン・サン・スー・チー氏(右下)=9日(共同)
 【ヤンゴン=吉村英輝】ミャンマーの総選挙は、野党、国民民主連盟(NLD)が勝利する見通しとなり、政権奪取の現実味が増してきた。ただ、現政権は大統領を筆頭に元軍幹部が主要ポストを占め、国政経験がほとんどないNLDが政権を担うには、長期間対立してきた国軍とも「和解」して人材登用などで協力することが必要。大統領候補の擁立や少数民族対策など、NLDを率いるアウン・サン・スー・チー氏の眼前には問題が山積している。

 
◇大統領候補 誰を擁立

 「大統領より上の存在になる」。NLDを率いるアウン・サン・スー・チー氏は、外国メディアなどとの5日の記者会見で、政権を奪取した場合について、こう応じた。

 スー・チー氏は、NLD内での権力集中を進め、今選挙の候補者名簿からも有力者を排除したとされる。同党が同氏の「個人商店」と揶揄(やゆ)されるゆえんだ。ただ、軍政時代にできた憲法規定により、2人の子供が英国籍のため大統領になれない。

 このため、軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)の有力者、シュエ・マン下院議長は、自身の大統領就任と引き換えに、連立などNLD主導の政権への協力をスー・チー氏に約束したとされるが、落選。同議長が国軍や政府内に持つ基盤を活用する選択肢はなくなった。

 新政権発足に向けた大統領候補の調整は、新議会発足後の来年2月に本格化するとみられるが、大統領や閣僚などを務められる人材は党内に「見当たらない」(外交筋)。候補者名簿も「スー・チー氏の頭の中にしかない」(同)とされる。

 国政運営経験がほとんどないスー・チー氏だが、「私が政策を決める」とも豪語している。あからさまにかいらいの大統領を使って実権を握れば、批判は免れない。

 
◇少数民族 和平交渉は

 首都ネピドーで10月15日、テイン・セイン政権と和平交渉を進めていた少数民族武装勢力15組織のうち、8組織が停戦協定に署名した。英国の分割統治による「負の遺産」で、1948年の完全独立から続く内戦の終結へ、一定の実績を残した。署名式には内外の有力者が証人として呼ばれ、スー・チー氏も招待されたが、出席しなかった。「和平合意は正当な政権と行われるべき」との理由だったという。

542チバQ:2015/11/10(火) 07:58:17
 少数民族対策は、スー・チー氏の父で独立運動を主導したアウン・サン将軍も尽力し、志半ばで暗殺された経緯がある。スー・チー氏も意欲を示すテーマだ。

 国軍と対立してきたスー・チー氏は、多数派のビルマ族ながら、少数民族武装勢力から一定の信頼を得ていたとされる。だが、今回選挙で、NLDは調整すると約束していたこれら少数民族地域にも候補者を擁立し、「反感を買ってしまった」(政府関係者)。

 和平交渉は今後、北部カチン州のカチン独立軍(KIA)など、より難しい相手にシフトする。一方、国軍と戦闘を続ける中国系少数民族コーカン族の武装勢力などは、交渉から排除されたまま。総選挙では少数民族政党も躍進しているもようで、武装勢力も発言力を増した格好だ。新政権は難しい対応を迫られそうだ。

 
◇国軍と和解 どう実現

 NLD関係者によると、スー・チー氏は投票終了後の8日夜、党幹部らに「期日前投票などの確認を徹底するように」と指示したという。事前の投票は、国内でもやむを得ない事情と判断された場合に認められたが、任務にあたる国軍の兵士などの多くが、この対象となった。

 連邦選挙管理委員会は、欧州連合(EU)などからの監視団から、軍施設内の投票状況の調査を求められながら、「機密」を理由に一時、拒否した。また、軍出身のティン・エイ選挙管理委員長は先月13日、総選挙の延期を突然提案し、NLDが「USDPの劣勢を盛り返すための時間稼ぎだ」と猛反発して撤回させるなど、国軍や選管との関係は良好とはいえない。

 1990年の総選挙ではNLDが圧勝しながら、軍政は結果を無視した。ミン・アウン・フライン司令官は選挙前、結果を「尊重する」とする一方、「外国勢力を利する勢力に投票すべきでない」とも発言。国軍が「非常事態」と判断すれば、合法的にクーデターを起こすこともできる。

 かつての怨念(おんねん)から軍出身者を冷遇するととられれば、軍ばかりか、出身者や関係者が多い政府内のサボタージュも招きかねない。国軍は、今後のスー・チー氏の出方を注意深く見ているもようだ。

543チバQ:2015/11/10(火) 07:58:57
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100006-n1.html
2015.11.10 00:31
【ミャンマー総選挙】
民主化の勝利に国民歓喜 半世紀続いた軍事政権に終止符 

ブログに書く1




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9日、ミャンマー・ヤンゴンの国民民主連盟(NLD)本部前に集まったアウン・サン・スー・チー党首の支持者ら(ロイター)
 【ヤンゴン=吉村英輝】実質的な軍事政権が半世紀にわたり続いたミャンマーで、ようやく民主的な選挙が実現した。投票所に駆け付けた人々は政治的自由をかみしめ、国の未来を託す1票を投じた。政権交代が現実味を増した中、有権者の視線は、民主化の象徴で国政での指導力発揮に意欲を燃やすアウン・サン・スー・チー氏(70)に集まっている。

 総選挙で躍進を果たした野党の国民民主連盟(NLD)を率いるスー・チー氏は8日朝、ヤンゴンの自宅近くの学校で投票。1990年と2010年の総選挙では自宅軟禁下にあり、自身が当選した12年の補選は自宅の選挙区が補選対象でなかったため、今回が初の投票機会となった。

 投票所には内外のメディアが殺到して注目の高さを示し、待ち構えていた多くの支持者からは「勝利、勝利」の声がわき上がった。ただ、スー・チー氏は厳しい表情を崩さず、メディアからの問いかけにも応じなかった。
 投票後、スー・チー氏は車で約1時間半離れた自身の選挙区に移動。NLDに投票したという不動産業の男性(55)は、「スー・チーは貧しいこの選挙区をあえて選んだ人物。軍人支配が終われば、資源が多く若いミャンマーは、もっと豊かになる」と語った。

 各地の投票所は、開始時間の午前6時前から行列ができた。投票のため故郷に帰った人も多く、普段は渋滞するヤンゴン市内も閑散とした。有権者名簿の誤りなど一部の問題は起きたが、暴力や監視活動の妨害など、懸念された大きな混乱はなかったもようだ。

 ヤンゴン中心部のNLD本部前には、開票が始まってから続々と支持者が詰めかけた。NLDの優勢が確実となった9日昼、スー・チー氏がNLD本部に姿を現すと、群衆は「母なるスー・チー」と連呼した。

 だが、スー・チー氏とNLDが勝利しても、国内外から信頼される安定した政権づくりや国軍との和解など、課題も横たわる。スー・チー氏は党本部のバルコニーから「威厳と良心をもって行動していこう」と支持者らに呼びかけた。

544とはずがたり:2015/11/10(火) 13:21:38
前駐韓大使がすべてを語る、日韓関係が悪化した本当のワケ
http://diamond.jp/articles/-/80708
週刊ダイヤモンド編集部 2015年10月27日

――「韓国人は反日」というイメージを日本人の多くは持っていますが、実際に韓国人は本当に日本を嫌っているのでしょうか?

?今でも世論調査をすれば、5割〜6割くらいの人が「日本を嫌い」と答えます。数字だけ見ると「反日」ということになるのですが、嫌いの程度はずいぶん昔と変わっているように感じます。

?かつて1980年代までは、日韓の間で教科書などの歴史問題が起きると、日本人は韓国の街を歩けない位、危険な状況でした。

?しかし、今は街を歩いていても危害を加えられるようなことはありません。大使として駐韓していた時、私はよくテレビに出ていたので街中で韓国人に声をかけられることがあったのですが、せいぜい「独島(竹島)問題はこれからどうなるんだ」と聞かれるくらい。現在は、心の底から日本を嫌っている人は少ないと思います。

?ただ、韓国社会において反日という前提はこれからも変わらないでしょう。教育もメディアもこれまで反日一本で通してきたので、韓国が日本を客観的に見られないという点は問題だと思います。

――ネットメディアの普及も反日報道に影響を与えていますか。

?悪い影響を与えていますね。ネットは特に内容が過激です。何でも反日報道にしようとしているように感じます。

?例えば、こんなことがありました。ある日、ネットメディアの記者が日本大使館前に陣取っていたのです。実はその日、大使館では天皇誕生日などの節目に行うレセプションの開催日だったのですが、そこに韓国の議員の誰が現れるかをチェックしていたのです。

?そして、出席した議員はネットで記事にされることで、「親日派」のレッテルを貼られます。それ以降、会合へ参加する議員の数も減ってしまいました。プライベートで自宅に招けば来てくれるのですが、公の場で会うのは困難になりました。

――今後も反日報道は増え続けるのでしょうか。

?メディア自身が変わるというのは難しいと思います。ただ、朴槿恵大統領の対日姿勢が変われば報道内容も変わると思います。

?メディアは国民感情に合わせるしかありません。しかし、大統領は国民感情を変えられます。国民の対日感情というのは、時の政権によって大きく変化します。

?例えば、親日派の金大中政権時(98年〜03年)は日韓関係も良かったのです。

?02年に開催された日韓ワールドカップでは、日韓両国が双方を応援していましたよね。でも、仮に今、同じワールドカップがあったらどうでしょう。韓国では日本をたたけ、といって日本が負ければ盛り上がるでしょうね。

545とはずがたり:2015/11/10(火) 13:21:57
>>544-545
?最近は朴槿恵大統領も、安倍晋三首相の70周年談話に一定の評価を与えるなど、強硬だった対日外交を緩めつつあります。

?それに伴い、メディアにも「日韓関係を重視せよ」といった報道が目立つようになって来ました。大統領が日本との関係を改善しようとすれば、マスコミが背中を押す事はできるのです。

―日本人の感情は急激に悪化しているように感じます。

?間違いなくここ数年で悪化しましたね。嫌韓にも2つあって、1つはメディアの報道を通して嫌韓感情が煽られ、韓国に対する理解が浅いながらも何となく嫌っているタイプです。

?もう1つは、これまで日韓関係の改善を願って、歴史を勉強するなど真剣に行動をしてきた人が、韓国の強硬な姿勢にうんざりし出したパターン。

?嫌韓感情の悪化も、メディアの責任が大きいと思います。特にタブロイド紙や週刊誌では、事実ではないことも過激な見出しと共に掲載されています。

?例えば、韓国経済が今にも崩壊するかのような記事がありますが、あまりに現実とかけ離れています。確かに、中国の減速による輸出の鈍化や、セウォル号の事故、中東呼吸器症候群(MERS)の影響による国内消費の冷え込みなどで、韓国経済は厳しい状況にあります。しかし、崩壊するようなレベルでは到底ない。

?新書がベストセラーになったように嫌韓と書けば売れるんでしょうけど、国民感情の悪化に拍車をかけていると思います。

――当面、日韓関係はこのまま冷え込んだままなのでしょうか。

?確かに、ここ数年の日韓関係は最悪でした。ただ、11月の頭に開催される日中韓首脳会談の際には、日韓二国だけでの首脳会談も同時開催される可能性が高く、少しずつ関係改善の方向に向かう予兆はあります。

?ましてや、韓国は環太平洋経済連携協定(TPP)に参加したがっています。そうなると、当然、日本に対しての強硬姿勢を続けるのは難しく、自然と日韓関係の回復に向かわざるを得ない状況が整いつつあります。

?ただし、強調しておきたいのは、日韓関係で重要なのは国民感情だということです。両国の軽率な行動が、国民感情の悪化に繋がり、ひいては、関係悪化の引き金になってしまう恐れがある。日韓政府はそのことを肝に銘じて、外交政策にあたる必要があるでしょう。

546名無しさん:2015/11/10(火) 20:42:41
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151110-00010000-will-pol
「台湾総統選」が持つ意味【門田隆将】
WiLL 11月10日(火)18時7分配信

朱立倫に候補者をすげ替えた国民党の真意
さすが東アジアの「運命を決する」とも言うべき、選挙である。異例の経過を辿る台湾総統選が興味深い。
 十月十七日、台湾の与党国民党は臨時党大会を開き、「総統選候補」を洪秀柱・立法院副院長(67)から朱立倫・国民党主席(54)=新北市長=にすげ替えた。投開票は来年「一月十六日」であり、その三カ月前に与党公認候補が代わるという前代未聞の事態である。
 しかし、私は、なりふり構わぬこのやり方に、さもありなん、と思っている。それは、この選挙が文字通りの「生き残り」を賭けたものだからだ。生き残りとは、狭義には、国民党という存在の生き残りであり、広い意味では、台湾、そして日本を含む東アジアの民主主義の今後にもかかわるのではないか、と思っている。
 来年の台湾総統選は、一体、どんな意味を持つのか。「蔡英文vs朱立倫」という激突が何を意味するのか、少し考えてみたい。
 洪秀柱女史が、なぜ国民党の総統候補を降ろされたのかは、直接的には、もちろん支持率の低迷である。しかし、重要なのは、その支持率低迷の原因となった彼女の発言だ。
「最終的には、中国との統一が必要だ。ただし、統一するのは私たち中華民国だ」
 洪女史は、こんな発言を繰り返し、支持層に困惑を広げた。なぜなら、「国力」からいっても中国との統一が台湾中心になるわけがないからである。しかし、いずれにしても、彼女の発言から、国民党の本音が「中台統一」に向かっていることが、あらためて明らかになったのだ。
 台湾のおよそ七割の人々が中国との関係で「現状維持」を望んでいることは、これまでの各種世論調査で示されてきた通りだ。民主主義が存在しない中国と一緒になりたくはないが、さりとて台湾独立へ向かえば、中国の軍事侵攻を呼ぶ。そこで、「現状維持」という策が最も支持を集めているのである。
 繰り返された洪女史の発言に焦ったのは、総統選との「同日選挙」で当落が決まる立法院の国民党候補者たちだ。七割の有権者を敵にまわしては、自分たちが“壊滅”してしまう。台湾の立法院で、与党国民党が全体の三分の一以下に落ち込めば、民進党による「憲法改正」が現実問題として浮上してくる。
 つまり、それは長く台湾を支配してきた「国民党」の終焉を意味するのである。

547名無しさん:2015/11/10(火) 20:44:05
>>546

蔡英文氏への異例の厚遇
そこで国民党が臨時党大会まで開いて、五年前の新北市長選で、当の蔡英文女史を破った“エース”朱立倫を担ぎ出したわけである。これまで立候補を固辞してきたとはいえ、朱立倫ならば、圧倒的な国民党の資金力を背景に、大逆転もあり得る、と踏んだのだ。前回の総統選で国民党が見せたTVのネガティブキャンペーンの効果は絶大だった。これから短期集中で、民進党への不安感を煽る戦略をとれば、「逆転も夢ではない」ということだろう。
 日本では、まったく無関心だが、安全保障面からいっても、台湾総統選の結果は日本にはかりしれないほど大きな影響を与える。理由はいうまでもなく中国である。
 大陸への接近を志向する国民党が「次の総統」を取った場合、台湾がさまざまな面で中国に歩み寄り、結果的に呑みこまれる可能性は高い。つまり、事実上の「統一」である。
 台湾が中国に呑みこまれれば、東シナ海の勢力範囲は大きく変わるため、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を「核心的利益」、つまり「自国の領土」と表現し、「必要ならば、自国の領土を武力で守る準備はできている」と広言する中国がどう出て来るかは、自明だろう。
 すでに、沖縄の翁長雄志知事が今年四月、訪中した際、李克強首相が会うという“破格の厚遇”を受けたことは、沖縄からの「米軍基地排除」と「琉球独立」に対する中国の強い意欲が背景にあることは確かだろう。
 しかし、安倍首相も負けてはいない。十月六日に訪日した蔡英文女史を実弟・岸信夫衆院議員に案内させて地元山口に招待し、さらには都内で“密会”するなど、異例の厚遇を与えたのだ。米国も、今年五月に訪米した蔡女史をマケイン上院軍事委員会委員長をはじめ、錚々たるメンバーが迎え、多国間軍事演習への台湾の参加を促す意向まで示した。そして、蔡女史の顔が『タイム』誌の表紙を飾るほどの反響を呼んだのである。
 日米は、すでに民進党の蔡女史を支援し、中国の東アジアでの“力による現状変更”の戦略と真っ向から戦う意志を鮮明にしているのである。一方、中国は国民党を勝たせるために、あらゆる戦略を打ち出すだろう。
 今後の東アジアの運命を左右する台湾総統選の動向に、無関心ではいられない。

門田隆将(ノンフィクション作家)

548名無しさん:2015/11/10(火) 21:19:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151110-00000121-jij-cn
「ミャンマー民主化」に関心=ネットで話題に―中国
時事通信 11月10日(火)17時2分配信

 【北京時事】ミャンマー総選挙でアウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党・国民民主連盟(NLD)が圧勝し、政権交代の可能性が強まったことを受け、共産党支配体制が続く中国の改革・民主派の知識人らの間でミャンマー情勢に関心が高まっている。
 特にインターネット上では「中国にとってミャンマーは隣国であり、手本でもある」(中国誌「東方歴史評論」サイト)など、軍政から民主派政権に転換が進むミャンマーに関する話題が広がっている。
 「今回は流血もなく、平和的な転換だ。強靱(きょうじん)なスー・チー氏の功績によるが、テイン・セイン大統領やその背後の軍人勢力の包容力にも感謝すべきだ」「数えるほどしかない他の独裁専制国家も啓示を受けるよう望む」。中国のネット上ではこうした意見が目立っている。

549名無しさん:2015/11/10(火) 21:27:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151109-00000055-dal-ent
インリン、突然立ち退き求められパニック 祖国の習慣にカルチャーショック
デイリースポーツ 11月9日(月)15時16分配信

 台湾の台北市在住のタレント、インリン・オブ・ジョイトイ(39)が、居住するマンションの大家から突然立ち退きを迫られ、困惑していることを9日、ブログで訴えた。

 インリンは「毎日物件探しをしてます」と書き出し、その理由を「今住んでるマンションの大家さんが急にこの部屋を売却するというので『出てってください』だって」と説明した。

 いきなり立ち退き通告されたものらしく、「とにかく!あまりにも突然すぎて…ちょっとパニクってます」と、一昨年に生まれた双子を含む3児を抱えて、インリンは立ち往生しているようだ。

 台湾に生まれて10歳で日本移住、結婚を期に祖国へ戻ったインリン。「こういうことって台湾ではよくあるらしいっていうから…本当にカルチャーショックをうけてます!!台湾人の私が自分の国にカルチャーショックです」と、祖国の知らなかった習慣にショックを受けている。

 賃貸契約の解除に、日本では契約期間満了の1年前から6カ月前までに更新拒絶通知を出さなければならない。また期間の定めがない場合でも、正当事由があることを前提に、解約申し入れから6カ月後でないと解約できない。

550名無しさん:2015/11/10(火) 22:00:46
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151109-00010008-jisin-ent
http://amd.c.yimg.jp/amd/20151109-00010008-jisin-000-1-view.jpg
ネットで有名な“整形手術”写真のモデルが激白──「この写真で人生を潰された」
女性自身 11月9日(月)12時0分配信

ここに親子5人の微笑ましい姿を捉えた1枚の写真がある。両親は目は大きく鼻筋も通った美形だが、子供3人はどちらに似ても似つかない……インターネット上では非常に有名な写真であるため、目にしたことがある方も多いのではないだろうか。

これは台湾にある美容外科の広告写真だ。「あなたが唯一心配しなければならないことは、子供たちにどう説明するかどうかだ」と文字が入れられている。整形手術で外見を美しく変えることは出来ても、遺伝子は変わらないというメッセージが込められているのだろう。母親役を務めたモデルのハイディ・イエは、この広告写真の仕事で人生とキャリアが潰されたとBBCの取材に対して語っている。

「私が整形をしたことがないと、誰も信じてくれなくなりました。クライアントは必ず、君はあの写真の女性なのかと尋ねるのです。この写真が出回った後、私がもらった仕事は小さな広告一つきりです」

契約書によるとこの写真は「印刷媒体においてのみ、特定のクリニックが独占して使用する」ということが明記されている。しかし、イエは広告代理店JWTが別のクリニックの宣伝にも使用したと主張する。人目に触れる機会が増えた結果、写真はインターネットにアップロードされ、イエの意志に反して全世界に広まってしまったのだ。

「みんな、この写真が真実だと思っているんです。私の当時の恋人でさえ、整形なのかと訊いてきました。もうモデルでいたくない。見られたくないんです」

イエは前述のJWTと、契約を交わしてないにも関わらず写真を使用したクリニックを相手取り訴訟を起こすことを考えているという。しかし、JWT側も写真の著作権を所有していることを主張しており、謝罪を要求してイエを告訴する予定であるとか。「インターネットは誰にも制御できません。写真がどれだけの人が見て、どれほどの影響を及ぼすか、そしてどう使われるのかなど予想もつかないことなのです」と、JWTはBBCに対してコメントしている。

551チバQ:2015/11/10(火) 22:01:37
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E159379.html
中台トップ会談は逆効果だった――国民党への支持率低下

18:44ニューズウィーク日本版

 中台トップ会談後、国民党の支持率が下がり、野党民進党への支持率が上昇している。会談そのものが与えた視覚的インパクトと、北京政府寄りの国民党に対する支持率は別物で、総統選には逆効果だったことが判明した。

トップ会談そのものへの関心と国民党への支持は別物

 11月8日(12:41配信)の本コラム「中台トップ会談の結果――台湾国民は大陸を選ぶのか日米を選ぶのか?」では、11月7日夜に出た調査結果に基づいて分析したが、11月9日11:42に台湾で公表されたデーターと比較すれば、会談は逆効果であったことが明確になりつつある。

 11月7日夜の時点では、台湾のYahoo奇摩のネットアンケート結果しか出ていなかった。したがって筆者はそのデータと台湾からの直接の声をお伝えした。それによれば68%がトップ会談自身に興味を示し、肯定的だったのは事実だ。

 しかし、本コラムの読者で台湾の方たちから、「Yahoo奇摩は国民党寄りのウェブサイトだ」というご批判を頂いた。その傾向が若干あることは否定できない。

 客観的に台湾のウェブ検索市場を見てみると、「Google台湾が50.5%」で、「Yahoo奇摩が48.3%」、中国大陸の「Baiduが0.1%」だ。Googleが中国当局による検閲を嫌って中国大陸から撤退したのは、まだ記憶に新しい。それに比べてYahooは、そこそこに大陸当局と妥協しながら経営しているので、本コラムの台湾人読者が仰る通り、台湾Yahooが北京政府に対して「やや妥協的」であるという傾向にあるのは否めない。しかしイデオロギー的色彩が非常に鮮明であるかというと、そうとも思えない。

 Yahoo奇摩は2006年に「奇摩(kimo、キモ)ステーション」というウェブサイトをYahoo Taiwanが買収して誕生した検索ウェブサイトである。

 筆者が前回のコラムでご紹介したアンケート結果は、「中台トップ会談自身をどのように評価するか」に関するデータだった。あの握手の場面自身は、当然、世界の耳目を集めたことは事実だろう。だから68%という数値をはじき出したものと判断する。

 さらにYahoo奇摩の動きは素早かったので、7日の夜中に書いたコラムでは、そのデータを使用する以外になかったことをご理解いただきたい。

 しかし、あの握手により、台湾国民が国民党支持に傾いたかというと、これは全く逆で、国民党への支持率も、同党総統候補者に対する支持率も低下していることが判明した。

 責任上、今回は、9日に発表された「国民党&総統候補支持率」と「民進党&総統候補支持率」に関して、ご紹介する。

民進党支持率が上昇し、国民党支持率が低下した

 11月9日に台湾の「三立新聞」が「馬習会談後の支持率変化に関する民調(民意調査)」の結果に関して発表した(前回のコラムにも書いたが、馬習会談とは「7日にシンガポールで行われた馬英九・習近平会談」のことを指す)。

 民意調査はネットアンケートと多少異なり、電話取材など、かなり信憑性の高い調査に基づいている。7日の夜に発表されたのは、あくまでもネットユーザーによるネット・アンケートなので、着実性においては三立の民意調査には及ばない。それでも一定の傾向は示しているので、以下に示す三立の民意調査結果と比較しながら、考察を試みる。

552名無しさん:2015/11/10(火) 22:01:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151108-00000510-san-cn
中台首脳会談 「嘘つき!」…記者会見場で叫ぶ台湾人ジャーナリスト 馬英九総統は目線合わさず
産経新聞 11月8日(日)10時34分配信

 【シンガポール=田中靖人】分断後初の中台首脳会談後の記者会見は、中台それぞれの雰囲気を表す会見となった。会見場は、中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が握手を交わしたホール。両氏が会談場所に移った後、椅子が並べられ、会見場に変わった。

 会談後、まず会見したのは、中国側。国務院(政府)で対台湾政策を主管する台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚級)が1人で会見場に立ち、習近平国家主席の発言を中心に報告した。質疑応答も、まずは座席に座れず立ち見だった国営新華社通信の記者が指名され、会談の歴史的意義について質問。張氏は準備していたかのように、6点意義を延々と説明した。

 その後、香港、台湾の記者がそれぞれ質問したところで会見は終了。納得のいかない台湾人ジャーナリストが大声を上げたが、張氏は笑顔で「30分間しかないので」と断って会場を後にした。実際の会見時間は約25分間だった。

 一方、その後、同じ場所で台湾側は、馬英九総統を筆頭に、首脳会談に参加した7人がテーブルに一列に並んで会見に臨んだ。双方が「指導者」の地位で行った会談だったが、テーブル上の名札には「中華民国」の「国旗」のデザインとともに「総統」などの官職名が書かれていた。

 馬総統が習主席の印象も含めて会見の様子を説明した後、最初の質問は「総統の任期は近く終わるが、次の総統に何を期待するか」と厳しい質問。その後も、「会談の目標を達成できたと思うのか」などと批判的な質問が相次いだが、馬総統はやや疲れた表情を見せながらも、それぞれ答えていた。

 途中から、指名されない台湾人ジャーナリストが「会談で中華民国の存在を正視せよと言ったのか」「嘘つき」などと何度も叫んだが、誰も制止するでもなく、司会者も総統も見向きもせず会見が続き、質問は12問に及んだ。馬総統は最終的に、別の質問者に答える形で、ジャーナリストに反論したが、最後まで目線は合わせなかった。

553チバQ:2015/11/10(火) 22:01:56
三立の民意調査による結果:

1.馬習会談後、民進党の総統候補者・蔡英文氏の支持率が46.7%にまで達し、初めて45%を越えた。一方、国民党の総統候補者・朱立倫氏の支持率は19.0%と会談前より低下し、ますます支持率の差をつけた。

2.しかし、馬習会談が両岸(中台)の平和に寄与したか否かに関しては、43.3%の台湾国民が「寄与した」と回答し、36.7%が寄与していないと回答している。

3.馬習会談前と会談後の支持率の変化(カッコ内は会談前の支持率)

民進党の総統候補・蔡英文:46.7%(41.6%)

国民党の総統候補・朱立倫:20.7%(19.0%)

親民党の総統候補・宋楚瑜:10.4%(11.4%)

(親民党は第二野党で、当選する確率は非常に少ないので省略してきた)

4.馬習会談は「国民党にダメージを与えた」と回答した者の割合は、回答者の中の37.9%に達し、「国民党に有利になった」(33.6%)を上回っている。

5.両岸(中台)トップが面会することを常態化することを「支持する」は58.6%で、「支持しない」は20.4%だった。

6.最後に、「馬習会談における馬英九総統の態度をどう思うか?」という質問に対して、26.4%が満足、34.9%が不満足、38.7%が「何とも言えない」という結果が出ている。

「三立新聞」のウェブサイトが公表した民意調査の結果は、以上だ。

「6」に関しては、Yahoo奇摩の質問と少しだけニュアンスが異なっているものの、たしかに満足か否かに関する値は異なる。したがってネットユーザーがクリックした調査結果か、統計的有効性を考慮に入れたランダム・サンプリングによる調査なのかという違いもあろうが、各報道媒体の「イデオロギー的色彩」に影響を受けている可能性も、否定できない。これは、どの国でも同じ事情にあるだろう。

 それにしても、「5」に関してだが、このデータが、Yahoo奇摩の調査結果傾向と、そう大きくは変わっていないことは注目に値する。

 これは何を意味しているかというと、やはり、あの握手の場面は、国共分裂後66年ぶりの両政府トップの握手であっただけに、インパクトは大きかったのだろうことが推論される。

 しかしそれにより、北京政府寄りの国民党にとって有利に働いたか否かということになると、「逆効果だった」ということが明確になっているということが、現段階では結論されよう。

 今後、それがどの方向に動いていくかに関してはなお、しばらくの静観が必要とされる。

 不屈の精神で闘い続けたミャンマーのアウンサンスーチー女士が率いる最大野党のNLD(国民民主連盟)が、総選挙において圧勝する勢いだ。

 人類は最終的には民主主義に向かって動いていく。

 来年の台湾の総統選においても、その人類の掟が生きていることを祈らずにはいられない。


[執筆者]
遠藤 誉

1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など著書多数。近著に『毛沢東 日本軍と共謀した男』

※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

遠藤 誉(東京福祉大学国際交流センター長)

554チバQ:2015/11/10(火) 22:08:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151110-00000121-jij-cn
「ミャンマー民主化」に関心=ネットで話題に―中国
時事通信 11月10日(火)17時2分配信

 【北京時事】ミャンマー総選挙でアウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党・国民民主連盟(NLD)が圧勝し、政権交代の可能性が強まったことを受け、共産党支配体制が続く中国の改革・民主派の知識人らの間でミャンマー情勢に関心が高まっている。
 特にインターネット上では「中国にとってミャンマーは隣国であり、手本でもある」(中国誌「東方歴史評論」サイト)など、軍政から民主派政権に転換が進むミャンマーに関する話題が広がっている。
 「今回は流血もなく、平和的な転換だ。強靱(きょうじん)なスー・チー氏の功績によるが、テイン・セイン大統領やその背後の軍人勢力の包容力にも感謝すべきだ」「数えるほどしかない他の独裁専制国家も啓示を受けるよう望む」。中国のネット上ではこうした意見が目立っている。

555チバQ:2015/11/10(火) 22:10:27
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100034-n1.html
2015.11.10 21:19
【スー・チー氏の挑戦】
ミャンマーは「アジア最後のフロンティア」、米中、日本の思惑絡み合う

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ヤンゴンの国民民主連盟本部前で演説する同党党首のアウン・サン・スー・チー氏(右下)=9日(共同)
 【ヤンゴン=吉村英輝】総選挙後のミャンマーは、外交面でも注目を集めている。旧軍政の流れをくみ中国と関係が深かったが、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が政権を握れば、民主化を支援する米欧の関与が強まる見通しだ。ただ、中国もスー・チー氏に接近するなど危機感を強めている。地政学的要衝であるミャンマーは、経済開発でも「アジア最後のフロンティア」とされ、関係の深い日本にも影響が出そうだ。

 「世界の友人からの理解と協力が必要だ」

 歴史的な総選挙から約1年前の昨年11月14日。ミャンマーを訪問したオバマ米大統領との会談に臨んだスー・チー氏は共同記者会見で、そう強調した。

 スー・チー氏が新政権を担った場合、最も支援を期待するのが米国だ。悲劇のノーベル平和賞受賞者の知名度は米国内で高く、ミャンマー民主化はオバマ政権の「実績」の一つだ。

 米国は、1990年代から続ける経済制裁解除の条件のひとつに選挙の成功を挙げてきた。解除されれば、米企業の進出のみならず、米国内での活動への悪影響を恐れ及び腰だった日本などの投資も本格化し、経済成長を加速できる。

 ただ、ケリー米国務長官は、民政移管後初の選挙の実現を「重要な前進」と歓迎する一方、イスラム教徒少数民族ロヒンギャの権利向上なども求めた。スー・チー氏が国内世論に配慮し、同問題と距離を置き続けることは難しくなる。

 他方、中国は、ミャンマーをインド洋に抜ける地政学的に重要な隣国とし、旧軍政を支え続けた。政権交代を視野に今年、スー・チー氏を中国に初めて公式訪問させるなど接近。凍結中の中国による北部ダム開発の再開などにも理解を求めているが、親米のNLDとの関係構築は難しい。

 現政権は10月15日、少数武装勢力8組織と停戦協定を結んだが、署名に応じたのは和平交渉を進めた15組織の半分にとどまった。中国は、中国国境周辺の勢力に署名しないよう圧力をかけ影響力温存も図ったとされる。スー・チー氏と国軍との距離に付け入り、暗に内戦をあおって揺さぶりをかける可能性もある。

 署名式には、国境を接する大国の中国、インド、タイと並び、日本の代表も招かれた。軍政時代から中立的な立場で少数民族地域への支援を続けてきた日本財団など、民間の「草の根活動」が評価されたためだ。

 日本製品の需要も高く、最大都市ヤンゴンの南東約20キロで今年9月に開業した「ティラワ経済特区」は、中国や韓国との共同開発計画が覆され日本連合の一括受注となるなど、「日本の独壇場で他国のねたみはすごい」(日系企業関係者)と指摘される。ミャンマーの安定と成長は、経済力と軍事力に物を言わせ東南アジアへの進出を強める中国への抑止力にもなる。

 各国の思惑が絡み合うなか、最大の実力者となりそうなスー・チー氏はどんな外交をみせるのか。その判断は世界も揺さぶる。

556チバQ:2015/11/10(火) 22:10:54
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100007-n1.html
2015.11.10 05:05
【産経抄】
江戸幕府をほうふつ 暗躍、ミャンマーの「柳生一族」 11月10日





(1/2ページ)
 ミャンマーでは長年、軍事政権が続いてきた。と、書いても、日本人にはピンとこない。この国を何度も訪れている作家の高野秀行さんは、江戸幕府に見立ててきた。かつて、立法、行政、司法の一切の権利を握っていた武士に当たるのが、ミャンマーの軍人というわけだ。

 ▼最近まで維持してきた、鎖国政策も、幕府をほうふつとさせる。2004年に訪れたとき、どこに行くにも謎の男たちがついてきた。高野さんは、監視役だとにらんだ。送り込んだのは、幕府のために暗躍した柳生一族のような情報機関である(『ミャンマーの柳生一族』集英社文庫)。

 ▼そのミャンマーが、今や「東南アジア最後のフロンティア」ともてはやされ、外資の参入が相次いでいる。「開国」のきっかけとなったのは、11年の軍政から民政への移管である。以来初めてとなる総選挙は大きな混乱もなく、無事に投開票が行われた。

 ▼結果は、民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チー氏(70)率いる最大野党、国民民主連盟(NLD)が大勝利のもようである。現大統領と、国軍の最高司令官は、選挙結果を受け入れる意思を明らかにしている。

 ▼ただ、実際に国軍が権力を手放し、「大政奉還」や「維新」が実現するかどうかは、予断を許さない。いずれにしても、スー・チー氏と、自身を長く自宅軟禁に追い込んだ国軍との「和解」が、焦点となる。

 ▼高野さんによると、監視役の男たちは意外にも、人なつっこくて、かなりドジな連中だった。酒の席では口が軽くなり、政治の話題でも本音を漏らした。「スー・チーは軍と、いっしょに政府を作らなければいけないよ」。彼らは、歴史的な選挙の結果を受けて、民主化の実現に手応えを感じているだろうか。

557チバQ:2015/11/10(火) 22:11:19
http://mainichi.jp/select/news/20151111k0000m030096000c.html
ミャンマー総選挙:野党「議席3分の2」…政権交代濃厚
毎日新聞 2015年11月10日 21時15分(最終更新 11月10日 21時23分)

 【ヤンゴン春日孝之】ミャンマー総選挙で、アウンサンスーチー氏(70)率いる最大野党「国民民主連盟(NLD)」は10日、独自集計の結果、NLDが政権交代に必要な議席を超えて「圧勝」していると公表した。スーチー氏らNLD幹部はこの日、政権構想に向けた会合を早くも開いた。だが、連邦選挙管理委員会の最終発表までは時間がかかるとみられ、公式結果の行方を注視している。

◇選管発表遅れる

 NLDが今回、国会(上下両院)の改選498議席のうち3分の2超(333議席以上)を獲得し、その後政局が順調に動けば、来年2〜3月の国会で予定される大統領選で独自候補が当選するのは確実となる。

 NLD開票集計責任者のテインウー氏は毎日新聞に対し、10日午後2時(日本時間同4時半)現在で、NLDは上下両院で406議席を獲得、政権奪取に必要な333議席を大きく超えたと公表した。

 選管の中間集計では、NLDの確定議席は下院88議席中、78議席。テインセイン大統領(71)率いる与党「連邦団結発展党(USDP)」は5議席にとどまり、現職閣僚の落選の報が相次ぐなど惨敗の様相だ。

 選管は当初、最終結果の公表を今月15日までと予定していたが、その後「2週間以内」と修正した。

 NLDは10日、最大都市ヤンゴンのスーチー氏の自宅で中央執行委員会の会合を開いた。ニャンウィン報道官によると、会合では「圧勝」を踏まえ、スムーズな政権移行、新政権の陣容などを議論したという。

 来年の国会で実施される大統領選では、上下両院の軍人議員が1人、両院の民選議員が各1人ずつ計3人の副大統領を選出。この中から全議員の投票で大統領を決める。NLDの集計では、NLDが上下両院とも副大統領を選出できるだけの議席を獲得している。

 ミャンマーは半世紀に及んだ軍支配、さらに2011年の民政移管に伴う移行政権を経て、本格的な「民主政権」の時代を迎える可能性が出ている。

 スーチー氏は英国籍の息子がいるため憲法上、大統領資格がない。今月5日に「大統領の上に立つ」と宣言して波紋を広げたが、10日、英BBCの取材に「バラはどんな名前で呼んでも香りはよい」というシェークスピアの「ロミオとジュリエット」の中の有名なセリフを引き合いに「大統領」の肩書には関係なく、自分が国家を率いるのだと改めて決意を示した。

 NLDの会合後、別の報道官ウィンティン氏は、記者団に「選管は(開票結果の公表を)意図的に遅らせている。細工か何かしたいのかもしれない」と語り、選管の作為の可能性に警戒感を示した。テインセイン大統領もミンアウンフライン国軍最高司令官も「選挙結果を受け入れる」と表明しているが、選管がどんな最終結果を発表するか国民は固唾(かたず)をのんで注視している。

558チバQ:2015/11/10(火) 22:11:41
http://mainichi.jp/select/news/20151110k0000e030156000c.html
ミャンマー:「スーチー!」NLD勝利見通しでお祭り騒ぎ
毎日新聞 2015年11月10日 10時04分(最終更新 11月10日 12時43分)
 ミャンマー総選挙は開票作業が進み、アウンサンスーチー氏率いる野党、国民民主連盟(NLD)が勝利する見通しが9日夜、一段と高まった。最大都市ヤンゴンのNLD本部前では、幹線道路を埋め尽くした1000人規模の支持者が歌い、踊り、喜びを爆発させた。

 屋外に設けられた大型スピーカーが、NLDのテーマソングを繰り返し大音量で流す。「国民のリーダーは世界に知れ渡ったあの人しかいない」との歌詞にラップ調の軽やかなリズムがかぶさる。

 シンボルカラーの赤い服を着て、頬にペイントをした支持者が、歓声を上げながら手拍子を打ち、コンサート会場のような熱気に包まれた。

 通りかかったバスから窓を開け「スーチー!」と叫ぶ若い男性、路上で誰彼なしに握手し合う人たち--。特設の大型スクリーンがスーチー氏の映像を流すと、興奮は最高潮に達した。

 元陸軍兵士の男性、ミンサンさん(71)は、目に涙をため「幸せすぎて身震いする」と語った。(共同)

559チバQ:2015/11/10(火) 22:12:54
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20151110-00000027-ann-int
外国企業進出・広がる格差…記者が見たミャンマー
テレビ朝日系(ANN) 11月10日(火)17時4分配信
 ミャンマーの総選挙は、アウン・サン・スー・チー氏が率いる野党が圧勝する勢いです。ヤンゴンなどの都市部だけではなく、地方でも順調に議席を獲得しています。ミャンマーのヤンゴンから報告です。ここは軍政化時代は、報道陣が入って取材することさえも許されていませんでした。

 (小林理記者報告)
 (Q.取材を通じてどのような街の変化を感じた?)
 ミャンマーというと、かつての軍事政権、そしてアウン・サン・スー・チー氏の軟禁などといったイメージがあるかと思います。そして、取材に対しても非常に厳しい制限が与えられるのではないかというイメージがあるかと思います。ただ、これまで10日間ほど取材を続けてきましたが、取材制限を受けることは一度もありませんでした。そして、地元メディアも自由に取材して自由に報道しています。そうした意味で、かつての軍事政権時代と比べれば真逆の状態、非常に自由になっているといえます。そして、街中を歩くと外国の企業の看板も数多くみられました。特にヤンゴンの中心部では、家電メーカーや車のメーカーなど真新しいショールームがいくつもありました。また、駐在している企業の人に話を聞くと、「日本食や日本の商品などを手に入れるのに困ったことはほとんどない」と話していました。一方で、急激な成長の裏で格差が広がっています。高級な外国製品や輸入車などを手に入れる企業家らが出てきている一方で、急激に物価が高騰し、多くの市民の生活が圧迫されている現状もあります。そうした意味でも、スー・チー氏が率いるNLD(国民民主連盟)が政権を取ったとしても、非常に難しい課題を突き付けられることになるといえます。
 (Q.現在の選挙の開票状況は?)
 NLDはヤンゴンなど都市部でこれまで開票作業が終えた議席のうち9割以上を獲得したという情報が入っています。地方の少数民族が多く住んでいる地域でも8割から7割の議席を獲得したという情報が入ってきています。この勢いだと、過半数を超えられるような勢いで議席を獲得している状況です。

560チバQ:2015/11/10(火) 22:19:28
http://jp.wsj.com/articles/SB12239780145041894104204581346222417222868
ミャンマー総選挙で知るべき5つのポイント
ミャンマー西部ラカイン州の投票所で投票する男性 ENLARGE
ミャンマー西部ラカイン州の投票所で投票する男性 PHOTO: MYAT THU/AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES
2015 年 11 月 10 日 09:11 JST
 ミャンマーで8日、民政移管後初となる総選挙が実施された。今回の選挙は、同国が軍事政権から民政主導による民主主義的なシステムにどの程度移行したかを見る上で重要な指標。ミャンマーの総選挙について知るべき5つのポイントをあらためて整理した。

1. 不完全な選挙

 ミャンマーの憲法では、議席の4分の1(つまり25%)が軍の最高司令官が選出する軍人に割り当てられているため、国民が民主的に選出できるのは議席の75%に限られる。さらにロヒンギャなどのイスラム系少数民族は同国の選挙史上初めて選挙権を奪われることになった。今年に入り、政府がこうした民族の身分証明書を廃止し、選挙権を取り消したためだ。

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2. 2大政党の対決

 選挙では、候補者6000人以上を抱える90以上の政党が争った。基本的には、軍政の流れを組む与党の連邦団結発展党(USDP)の支配基盤に、アウン・サン・スー・チー氏が率いる最大野党の国民民主連盟(NLD)が挑む構図だ。2012年の連邦議会の補欠選挙では、NLDが44議席中43議席を獲得したが、アナリストは選挙実施前、今回の結果がこれほど決定的ではない可能性も指摘していた。

3. 大統領選ではない

 選挙は、660人から成るミャンマー議会の構成を決めるが、大統領を決めるものではない。同国の政治制度では、大統領は国民が直接選出するのではなく、選挙で選出された議員によって11月以降に選ばれる。新しい大統領を選ぶ最終期限は来年の3月。

4. スー・チー氏は大統領になれない

 最大野党NLDはこの選挙で大幅に議席を伸ばすとみられるが、2人の息子が外国籍であるスー・チー氏は、現憲法の規定では大統領になれない。ただ、明確な大統領候補がいないため、11月の選挙後に長期の駆け引きが繰り広げられる公算が大きい。

5. 経済にもたらす影響

 組閣と議会の大統領選出にかかる時間が長くなれば長くなるほど、経済に及ぶ潜在的影響は大きくなる。ミャンマーはここ最近、インフレ率の上昇と通貨安に苦慮している。投資家の中には、投資を決めたり増やしたりする前に、同国の方向性を確認したいと思っている人もいる。不透明な駆け引きの時間が長くなれば、他に目を向ける投資家が増える可能性がある。

561チバQ:2015/11/10(火) 22:51:36
>>546-547
> 大陸への接近を志向する国民党が「次の総統」を取った場合、台湾がさまざまな面で中国に歩み寄り、結果的に呑みこまれる可能性は高い。つまり、事実上の「統一」である。
突飛な想像力ですな

562チバQ:2015/11/10(火) 22:59:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015111000545
崔竜海氏、弔問も姿見せず=失脚説強まる-北朝鮮


韓国の仁川アジア大会閉会式に出席した北朝鮮の崔竜海労働党書記=2014年10月(EPA=時事)
 【ソウル時事】10日付の北朝鮮労働党機関紙・労働新聞は、7日に死去した李乙雪・党中央委員の弔問に党や内閣などの幹部が訪れたと報じたが、失脚説が出ている崔竜海党書記の名前は挙げられなかった。崔氏は、李氏死去に伴って設置された国家葬儀委員会の名簿に含まれなかった。弔問にも姿を見せなかったことで、失脚説が一層強まりそうだ。
 弔問した幹部には、序列2位の金永南最高人民会議常任委員長や朴奉珠首相のほか、金己男氏ら党書記も名を連ねた。韓国の鄭成長・世宗研究所統一戦略研究室長は「党指導部メンバーが名を連ねる中、崔氏が入っていないのは、解任をさらに強く裏付けるものだ」と指摘した。(2015/11/10-14:44)

563チバQ:2015/11/10(火) 23:00:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015111000803
上海副市長を「重大規律違反」で調査=自由貿易試験区トップ兼務-中国


 【北京時事】中国共産党中央規律検査委員会は10日、上海市の艾宝俊副市長(55)を「重大な規律違反」で調査していると発表した。艾氏は、規制緩和のモデル地区で多くの日本企業が進出している「上海自由貿易試験区」のトップである管理委員会主任を兼務。汚職容疑とみられる。
 艾氏は鉄鋼大手・宝鋼集団社長などを経て2007年に副市長に就任。中国初の自由貿易試験区が13年9月に発足し、同試験区管理委主任に就いた。今年3月には同試験区管理委常務副主任だった戴海波・上海市副秘書長や宝鋼集団副社長(共に当時)が調査を受けている。
 習近平総書記(国家主席)は12年11月の就任以降、反腐敗闘争を強化しているが、上海市高官が摘発されたのは初。31省・自治区・直轄市で高官の摘発がないのは北京市だけとなった。(2015/11/10-18:48)

564名無しさん:2015/11/10(火) 23:04:38
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%B8%BB%E5%B8%AD%E7%99%BA%E8%A8%80%E3%81%AB%E4%B8%8D%E5%BF%AB%E6%84%9F%EF%BC%9D%E5%8D%97%E3%82%B7%E3%83%8A%E6%B5%B7%E3%81%A7%E3%80%8C%E4%BA%8C%E6%9E%9A%E8%88%8C%E3%80%8D%E2%80%95%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0/ar-CCbgey
中国主席発言に不快感=南シナ海で「二枚舌」―ベトナム

 【ハノイ時事】中国の習近平国家主席による南シナ海領有権に関する最近の発言に対し、ベトナムで不快感が高まっている。ベトナムを5、6の両日訪問した際に、領有権をめぐる対立を回避する姿勢を示した一方、7日のシンガポールでの演説では「古くから中国の領土」と主張したためだ。メディアは「二枚舌」(トイチェ紙)と厳しく批判している。

 ベトナム政府によれば、習主席とグエン・フー・チョン共産党書記長は5日の会談で、南シナ海問題が両国関係に悪影響を及ぼさないよう「適切に処理」することで合意。習主席は「平和と安定の維持に努力する」と語ったとされる。ベトナム国会での6日の演説でも、両国間の問題では対話を通じた解決を目指す考えを表明した。

 その翌日、シンガポールという「南シナ海問題と(直接には)無関係の国」(トイチェ紙)で、友好ムードに水を差すような発言が出たことに、メディアは「化けの皮が剥がれた」(ペトロ・タイムズ紙)と反発。中国の主張は身勝手として、国際法に従うよう訴えている。

 ベトナム政府高官や外務省は、習主席のシンガポールでの演説に関してコメントしていない。

565名無しさん:2015/11/10(火) 23:05:32
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151110-00010000-fsight-int
歴史的「中台トップ会談」の勝者はだれか?
新潮社 フォーサイト 11月10日(火)10時31分配信

 満面の笑みを浮かべた台湾の馬英九総統は、いささか硬い表情の中国の習近平国家主席と握手を交わしたあと、とっさにスーツの前ボタンをさっと外し、世界から集まった数百人の記者団に手を大きく振った。筋肉質で胸板の厚い馬氏はスーツが破れてしまうことを心配したからで、馬氏はボタンを外したまま、会談の会場に向かった。

■60秒以上続いた握手

「中台分断後初」とされた歴史的な中台トップ会談で、馬氏の高揚ぶりは目立った。冒頭の公開発言の予定はそれぞれ5分。習氏は「我々は、血は水よりも濃い家族である」と使い慣れた決まり文句を淡々と語り、4分30秒できっちり語り終えた。一方、馬氏の話は5分で終わらなかった。仕切り役のシンガポール側は、発言途中で報道陣をシャングリラ・ホテル「Island Ballroom 」から追い出した。発言は結局、6分以上続いた。馬氏の話には、中国の古典『尚書』からの引用「非知之艱、行之惟艱」(知るに易く、行うに難し)など漢学教養がふんだんに盛り込まれ、中華民族主義者・馬英九の「中華の本家は我が中華民国にあり」という意気込みが伝わってきた。

 そんな馬氏と、「中華民族の復興」を掲げる習氏との相性が悪いはずはない。会談後、馬氏は習氏を「現実的で、柔軟で、率直だった」と最大限持ち上げた。60秒以上続いた握手について「気持ち良かった。2人とも力一杯握った」とも。2人は食事中、抗日戦争の話を語り合った。習氏が、ミズーリ号で降伏文書に調印した日本の要人は誰だったか思い出せずにいると、馬氏が「重光葵ですよ」と教えるというやり取りで盛り上がったという。

 会談を無事に乗り切るため、習氏は「台湾独立反対」「1つの中国原則(一中原則)」「台湾は中国の領土」といった台湾側を刺激する発言は控え、馬氏も「中華民国」や「1つの中国には中台別々の解釈がある(一中各表)」という中国側に耳障りな部分に言及しなかった。そのうえで、それぞれが会談後の会見で、こうした言うべきことを補完して述べる、という形式を取ったので、馬氏が一方的に譲歩したという解釈は、いささか不公平かもしれない。

■「被動」から「主動」へ

 それにしても、中国側が「習馬会」、台湾側が「馬習会」と呼ぶ中台トップ会談の開催が4日に公表されて以来、最も強く印象づけられたのは馬総統の元気さだった。台湾での事前記者会見では1時間半かけて50人の記者の質問をさばいた。支持率が低迷を始めた2010年以来、その表情は曇る一方だったので、こんなにハイで嬉々とした馬氏を見るのは本当に久しぶりである。

 ただ、馬氏の個人的満足とは別に、中国と台湾、どちらが多くを得たかと言えば、文句なく中国ではないだろうか。その理由を考えてみたい。

 筆者にはいささか後悔の念がある。中台トップ会談の実現を予感しながら、そのタイミングはすでに失われたと判断していた。馬氏が会談を熱望しているのは周知の事実だったが、中国側の反応は鈍かった。昨年11月のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)での会談を、中国側が国際会議の場は望ましくない、と断った。金門島での会談も議論に上ったが実現しなかった。今年春、中国側を取材すると、答えは「場所、タイミングさえ合えばまだ可能性はある」というものだったが、私は単に拒否のための口実ではないかと受け取っていた。

 なぜなら、馬英九の支持率は10%前後に低迷し、来年5月には新しい総統の座が民進党の蔡英文主席に転がり込むことは確実視されている。馬氏は中国にとって中台関係の雪解けを演出した「恩人」ではあるが、冷徹な中国はそれだけではレームダック化した馬氏にトップ会談というプレゼントは渡さないと考えたからだ。しかし、中国の判断は違った。いまがチャンスだと考えたのだ。

 その理由を、台湾政策に通じる中国の研究者はこう語る。

「この習馬会で、我々は、被動(受け)から、主動(攻め)へ局面を転換できた」

 その意味は深い。この2年、台湾では、中国とのサービス貿易協定に反対するひまわり運動が成功を収め、地方選挙では国民党が空前の大敗を喫し、総統選挙は民進党の優勢が明らか。台湾に対し、「善意」という名の利益提供を続けてきた中国にとっては、台湾政策の根本を揺るがすような、目の当たりにしたくはない事態の連続であった。

566名無しさん:2015/11/10(火) 23:05:39
>>565

■米国への一撃

 中国は受け身の立場に追い込まれた。特に、民進党の総統選候補、蔡英文主席が、今年の5月末と10月初旬、米国と日本を相次いで訪問し、米国では国務省ビルのなかに招き入れられ、日本では安倍首相と「偶然」に会ったとされる。日米の民進党への厚遇は中国の指導部にもかなり衝撃を与えたはずだ。

 結果的には、この時期にトップ会談を持ってくるのは、なかなか巧妙な一手であったと言えるだろう。もともと中台トップ会談は、歴史的に常に中国が希望し、台湾が拒むという構図だったが、台湾が希望し、中国が応じたという構図に、関係が逆転してしまった。それは、残り任期半年の馬氏に対し、残り任期が最大7年ある習氏の時間的優位がもたらした部分である。

 中国にとって大きかったのは、米中関係の悪化、日米同盟の強化、南シナ海問題での反中連合の形成など苦しい現実のなかで、中国と台湾の連携をアピールできたことであり、台湾の自立重視にシフトした米国に一撃を加えた思いではないだろうか。南シナ海問題についても、台湾は東沙諸島と、南沙諸島最大の太平島を実効支配している。馬氏は南シナ海問題を今回議題にしなかったことを明らかにしており、米国と台湾の分断に成功した形になった。

 一方、馬氏が今回、中国側の誘いに乗った背景を分析することは難しくない。馬氏個人の熱望と、国民党の選挙対策という2つのレベルで、中国と利害が合致したのである。馬氏にとっては、中台トップ会談を成し遂げ、中台改善を政権の基軸としてきた自らの2期8年間に美しい句点を打ちたいという思いは、本人がいくら否定しても、すでに衆目の一致するところだ。会談の実現により、馬氏の2期8年の中台改善という歴史的任務が完成したとアピールできる。

 現在の選挙情勢では国民党は総統選敗北の可能性が濃く、立法院でも過半数を民進党に奪われかねない。中台トップ会談の実現は国民党の対中融和路線の功績であるとアピールできる。総統選の逆転はほぼ不可能だが、同日の立法委員選挙では民進党の単独過半数を阻止する希望が出たと見る向きもある。実際、民進党は今回の問題でいささか受けに回った。蔡英文氏は、中台トップ会談開催のニュースに対して、「急襲された」と『LINE』でつぶやいた。もし想定内ならば、こうした言葉は出ないだろう。その後も民進党のコメントには揺れが見られ、事前の準備不足を感じさせた。

■「馬英九」と「中国」の勝利

 この中台トップ会談に対して、「台湾世論の反発が激しくなる」という分析も一部でなされているが、果たしてそうだろうか。少なくとも、台湾の人々の気持ちは、(1)トップ会談の実現は悪いことではない(2)その内容は100%満足できるものではなかったが、台湾の利益が大きく損なわれたわけではなかった、というあたりではないか。メディアの各種世論調査でも、数字にばらつきはあるものの、全体に会談への支持は不支持を上回っており、ひまわり運動のときの全民挙げた抗議とは状況が違っている。任期切れ間際の馬氏が現段階で「できること」を台湾世論が見切っている面もあるだろう。また、「台湾は台湾、中国は中国」とはっきり分けて考える人がマジョリティになった台湾では、「1つの中国」を掲げ合う国民党と共産党の「歴史的」な会談を、確かに重要なものとは認めつつ、気分的には「今さら」と距離を置くようなムードもある。

 会談では、双方が「1つの中国」を前提とした「1992年合意」を確認したことが最大の目玉になった。ただ、中台はもともと2008年から「1992年合意」をもとに交流を開始しており、今回はその成果を両指導者が追認したに過ぎない。中国の国務院台湾事務弁公室と台湾の大陸委員会という政府機関同士のホットラインの設置や、中国の台湾に向けたミサイル撤去、国際機関への参加なども議論したが、過去に論じられてきたテーマで、それほど新味のある話ではない。何より、今回の会談は非公式の意見交換であり、一切の合意文書はなく、2016年以降の新政権下における中台関係の将来を法的に拘束するものではない。まさに「会うこと自体に意味がある」という会談だったのである。

 今回のトップ会談で最も利益を得た個人は、歴史的任務を達成したと認定された馬氏だ。「国」として利益を得たのは中国である。米国のアジア戦略に楔を打ち込み、台湾を「1つの中国の枠」に押しとどめるかどうかの攻防で、守勢から攻勢に転じることができた。しかし、だからといって、この会談によって中台の距離が近づき、台湾の人々の心中で進んでいる「脱中国」が止まるわけではない。台湾総統には会っても、その方策を、中国はまだ見つけられていない。


ジャーナリスト・野嶋剛

Foresight(フォーサイト)|国際情報サイト
http://www.fsight.jp/

567名無しさん:2015/11/10(火) 23:07:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151109-00000105-jij-cn
中台首脳会談、評価二分=「関係変化なし」45%―台湾紙
時事通信 11月9日(月)18時14分配信

 【台北時事】9日付の台湾紙・聯合報が掲載した世論調査によると、7日にシンガポールで開かれた中台首脳会談での馬英九総統について、37.1%が「満足」とする一方、33.8%が「不満足」と回答した。
 台湾内で、中国の習近平国家主席と「一つの中国」を確認した会談内容に対する評価が二分している状況を示した。
 年齢別では、40〜59歳の48%が「満足」と答えたのに対し、40歳以下の世代での「満足」は29%。「不満足」が41%に上り、若い世代の低評価が目立った。
 首脳会談後の中台関係については、「変わらない」が44.8%と最も多く、「良くなる」は28.0%、「悪くなる」は7.7%だった。
 また来年1月の総統選挙で最大野党・民進党の蔡英文主席が当選した場合、蔡主席と習主席の首脳会談について賛成するかどうか尋ねたところ、67.0%が「賛成」と答え、「賛成しない」は8.6%だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151109-00000063-reut-n_ame
台湾総統選、野党・民進党の蔡英文主席が支持率リード=世論調査
ロイター 11月9日(月)18時10分配信

[台北 9日 ロイター] - 9日公表された世論調査によると、来年1月の台湾総統選に出馬する最大野党、民主進歩党(民進党)の蔡英文主席は48.6%の支持を集めた。一方、与党・国民党の候補者である朱立倫主席の支持率は21.4%だった。7日に歴史的な中台首脳会談が開かれたが、野党候補がリードする情勢に変化はなかった。

世論調査は8日、台湾の有識者らで作る両岸政策協会が1014人を対象に実施した。

同協会が行った10月半ばの調査では蔡氏の支持率が45.2%だった。朱氏は以前の調査で21.9%だった。

同協会のメンバーは9日の記者会見で、週末に開かれた「台湾の馬英九総統と中国の習近平国家主席の首脳会談は、台湾総統選に介入することが狙いではなく、馬総統退陣後の両岸(中台)関係を方向づけるためのものだ」と述べた。

蔡氏は首脳会談を批判し、馬総統が台湾の自由と民主主義について直接言及しなかったことに失望したとコメントした。

8日の世論調査では、馬総統が首脳会談で台湾の主権や利益を守り、主張したと思うか、という質問に対し、回答者の32.9%がそう思うと答え、46.8%はそう思わないと答えた。


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