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新・大中華世界的話題

529チバQ:2015/11/08(日) 23:32:16
http://www.afpbb.com/articles/-/3065878
ミャンマー総選挙の投票終了、今後考えられる4つのシナリオ
2015年11月08日 20:33 発信地:ヤンゴン/ミャンマー

【11月8日 AFP】8日に行われた歴史的なミャンマー総選挙は、同日午後4時(日本時間同日午後6時半)に投票が締め切られたが、開票作業に数日かかる可能性がある。ただ、作業が終わった後、最も起こる公算が大きい結果はどのようなものだろうか。可能性の高いシナリオを次に挙げる。

1.アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏の野党が、圧倒的過半数を獲得

 これは、長い間軍事政権によって自宅軟禁下に置かれ、仲間は政治犯として投獄され、その間、国の経済が停滞するのを見てきたスー・チー氏にとって理想のシナリオだろう。

 圧倒的過半数を獲得すれば、来年初めに予定される議会での大統領選出で、スー・チー氏が党首を務める最大野党・国民民主連盟(NLD)が大幅に優位になる。これを実現するには、NLDが今選挙で争われる491議席の67%を勝ち取る必要がある。

 これとは対照的に、軍を後ろ盾とする与党・連邦団結発展党(USDP)は、今選挙で争われる議席の33%を獲得すれば過半数を確保する。なぜならミャンマーの軍政下で制定された憲法規定に沿って、議席の4分の1は軍に任命された人物に割り当てられる。こうした議員は、USDPと連携する可能性が高い。

 また、外国籍の配偶者か子どもを持つ人物は、現憲法上、大統領になる資格を認められていないため、スー・チー氏は勝利しても大統領にはなれない。この憲法規定は、英国籍の息子2人を持つスー・チー氏の大統領就任を阻止するために設けられたと考えられている。

2.与野党とも過半数を獲得できない

 これがミャンマーで起きた場合、政治的駆け引きや連立に向けた動きが激しくなりそうだ。

 NLDは下院で過半数を獲得する可能性がある一方で、上院で多数を占めるのは難しいかもしれない。その場合スー・チー氏は、連立相手を模索する必要が出てくる。最も有力とみられる相手は、ミャンマーの少数民族を代表する政党だ。

 一方、USDPも少数民族政党との連立を検討する可能性はある。ただ、少数民族が何十年も軍事政権と戦闘を続けてきた事実を考慮すると、この案はUSDPにとって一段と困難なものとなる。

3. NLDが敗北、USDPが勝利

 自由公正な選挙が行われた場合、NLDが大敗すると予想する向きはほとんどいない。ただ、第三者による出口調査が行われず、選挙に関する統計も不足しているため、スー・チー氏の人気が実際に得票や獲得議席に反映されるかどうかを判断するのは非常に難しい。

4.最悪のシナリオ:社会の混乱

 政情不安定が続いているミャンマーの歴史や、軍が都合の悪い票を無視してきたこれまでの経緯を踏まえると、国内情勢が不安定化し、内紛に発展する可能性も排除できない。

 選挙で不正があったとする主張、またはその証拠が明らかになった場合、このシナリオが現実になる公算は大きくなる。(c)AFP


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