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新・大中華世界的話題

504チバQ:2015/11/07(土) 23:41:43
http://mainichi.jp/select/news/20151108k0000m030080000c.html
ミャンマー:大統領「公正さ」強調 8日総選挙
毎日新聞 2015年11月07日 21時06分(最終更新 11月07日 23時01分)

 【ヤンゴン春日孝之】ミャンマーで8日、2011年に軍政から民政に移管して初めての総選挙(上院定数224、下院440)が行われる。与党「連邦団結発展党(USDP)」に最大野党「国民民主連盟(NLD)」が挑む構図で、選挙戦ではアウンサンスーチー氏率いるNLDが優勢を維持した。与党党首のテインセイン大統領は6日の演説で「政権も国軍も、選挙結果を尊重し受け入れる」と強調した。NLDが圧勝すれば「スーチー政権」が現実味を帯びる。

 テインセイン氏は「民主化改革を継続、加速させる上で歴史的に重要な総選挙」と位置づけ、「自由で公正な選挙になると信じる。国民の意思が反映される結果になるだろう」とも述べた。

 選挙を仕切る連邦選管の中立性に疑義が生じる中、メディアや外交官などの間では「公正な選挙が行われれば、NLDが勝利する」との見通しが大勢を占める。日本や米欧など国内外の約1万人の選挙監視員が入り、モニターする予定だ。

 選管のティンエー委員長は投票日を前に「私が(選挙結果を)どうだますか、みんなが注視している。私は公正な選挙に向けてベストを尽くす。その結果を受け入れられないなら、殺してくれていい」とまで発言。「公正を期す」と誓約した。

 軍政期の前々回総選挙(1990年)では、NLDが8割の議席を獲得したが、軍政は政権に居座り続けた。今回NLDが勝利した場合、スムーズな政権移譲が行われるか、不安視する声は絶えない。

 テインセイン氏は演説で「選挙後に全ての政治指導者が一堂に会し、政情の安定とスムーズな政権移行について話し合いたい」と語り、不安の払拭(ふっしょく)に努めた。2大政党の獲得議席が、それぞれ政権樹立のレベルに達しなかった場合、選挙後に多数派工作が活発化し、政情が流動化する可能性がある。

 ミャンマーは135の民族で構成する多民族国家。少数民族政党など多くの小政党が乱立し、上院選で72党、下院選で81党が候補を擁立した。総人口5100万余の4割は少数民族で、少数民族政党の躍進も予測される。

 ミャンマーでは「政情の安定化」を理由に、独立以来2回の軍事クーデターが起きている。だが、国軍のミンアウンフライン最高司令官は「どの政党が勝っても、私はその結果を受け入れる」と繰り返す。軍事クーデターの可能性について、英BBCに「個人的にクーデターは嫌いだ。(NLD政権に移行するとしても)そのつもりはない」と明言した。

 ただ、与党USDPも火種を抱えている。シュエマン国会議長が党指導部から排除された今年8月の「党内クーデター」以来、テインセイン派とシュエマン派の深刻な分裂状態にある。スーチー氏と連携するシュエマン氏はロイター通信に「選挙でNLDが過半数を得られなかったら、スーチー氏が政権を握るのを手助けする」とまで語っており、出馬しているシュエマン氏の当落いかんで与党内の抗争が再燃する可能性がある。

 【ことば】ミャンマー大統領の選出

 総選挙の結果を受けて来年招集される国会で選出する。まず、上下両院の軍人議員が合同で1人、両院の民選議員が各1人ずつ計3人の副大統領を選出。さらに、3人の中から全議員の投票で大統領を決める。「落選」した2人は副大統領にとどまる。


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