したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

新・大中華世界的話題

560チバQ:2015/11/10(火) 22:19:28
http://jp.wsj.com/articles/SB12239780145041894104204581346222417222868
ミャンマー総選挙で知るべき5つのポイント
ミャンマー西部ラカイン州の投票所で投票する男性 ENLARGE
ミャンマー西部ラカイン州の投票所で投票する男性 PHOTO: MYAT THU/AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES
2015 年 11 月 10 日 09:11 JST
 ミャンマーで8日、民政移管後初となる総選挙が実施された。今回の選挙は、同国が軍事政権から民政主導による民主主義的なシステムにどの程度移行したかを見る上で重要な指標。ミャンマーの総選挙について知るべき5つのポイントをあらためて整理した。

1. 不完全な選挙

 ミャンマーの憲法では、議席の4分の1(つまり25%)が軍の最高司令官が選出する軍人に割り当てられているため、国民が民主的に選出できるのは議席の75%に限られる。さらにロヒンギャなどのイスラム系少数民族は同国の選挙史上初めて選挙権を奪われることになった。今年に入り、政府がこうした民族の身分証明書を廃止し、選挙権を取り消したためだ。

広告

2. 2大政党の対決

 選挙では、候補者6000人以上を抱える90以上の政党が争った。基本的には、軍政の流れを組む与党の連邦団結発展党(USDP)の支配基盤に、アウン・サン・スー・チー氏が率いる最大野党の国民民主連盟(NLD)が挑む構図だ。2012年の連邦議会の補欠選挙では、NLDが44議席中43議席を獲得したが、アナリストは選挙実施前、今回の結果がこれほど決定的ではない可能性も指摘していた。

3. 大統領選ではない

 選挙は、660人から成るミャンマー議会の構成を決めるが、大統領を決めるものではない。同国の政治制度では、大統領は国民が直接選出するのではなく、選挙で選出された議員によって11月以降に選ばれる。新しい大統領を選ぶ最終期限は来年の3月。

4. スー・チー氏は大統領になれない

 最大野党NLDはこの選挙で大幅に議席を伸ばすとみられるが、2人の息子が外国籍であるスー・チー氏は、現憲法の規定では大統領になれない。ただ、明確な大統領候補がいないため、11月の選挙後に長期の駆け引きが繰り広げられる公算が大きい。

5. 経済にもたらす影響

 組閣と議会の大統領選出にかかる時間が長くなれば長くなるほど、経済に及ぶ潜在的影響は大きくなる。ミャンマーはここ最近、インフレ率の上昇と通貨安に苦慮している。投資家の中には、投資を決めたり増やしたりする前に、同国の方向性を確認したいと思っている人もいる。不透明な駆け引きの時間が長くなれば、他に目を向ける投資家が増える可能性がある。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板