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新・大中華世界的話題

471チバQ:2015/11/04(水) 21:46:49
http://mainichi.jp/select/news/20151105k0000m030058000c.html
ミャンマー:与党、防戦一方…民主化アピール届かず
毎日新聞 2015年11月04日 20時03分(最終更新 11月04日 21時32分)
◇8日総選挙

 【ヤンゴン春日孝之】ミャンマー総選挙(8日投票)で、テインセイン大統領が議長を務める与党「連邦団結発展党(USDP)」が選挙戦で防戦を強いられている。民政移管(2011年)以降の「着実な民主化改革」の成果をアピールするが、国民の反応は鈍い。しかも与党内で深刻な亀裂を抱えており、選挙戦を結束して戦えていないのが実情だ。

 大統領は10月29日に視察先で、ミャンマー民主化と前後した時期に中東諸国で「民主化」の動きが加速したことに言及。「私たちは無血で変革できたが、中東では流血の事態を招いた」と語り、その違いを「この国では一歩一歩慎重に改革を進めたからだ」と強調した。

 野党「国民民主連盟(NLD)」のアウンサンスーチー氏が「変革」のスローガンを掲げていることに「私たちは既に変革を成し遂げ、成熟した民主化プロセスを進んでいる。これ以上どんな変革が必要なのか。(極端に走れば)共産主義しかない」とも述べた。

 先月、ミャンマーを訪問した米国のローズ大統領副補佐官は記者会見で「一つの選挙を経てこの国の問題が全て解決するとは期待していない」と語り「民主化」には大統領と同様「相応の時間がかかる」との認識を示した。

 一方、USDPは今年8月の「党内クーデター」で、党の実権を握っていたシュエマン国会議長を指導部から追放。国軍との関係が緊密なテインセイン大統領と、シュエマン氏の派閥に分裂した形だ。シュエマン氏は排除の理由を「スーチー氏との連携だ」と認め「選挙後も協力関係を続ける」と明言した。

 USDPの有力議員で今回も上院に立候補したキンシュエ氏は選挙戦で「上院選では自分に、下院ではスーチー氏(のNLD候補)に投票を」と訴える。毎日新聞の取材に「USDP指導部(テインセイン派)は、個人と党の利益をてんびんにかけるなら党の利益を優先するよう指示する。その言葉に沿って、私は党の利益より国家の利益を優先する」と述べ、スーチー氏が主導する政権こそが国益だと主張した。

 キンシュエ氏はシュエマン氏と親族関係にあり、有数の政商だ。米国の経済制裁リストに名を連ねており、スーチー氏主導の政権が誕生すれば制裁が解除されるのでは、との思惑もあるとみられる。

 また、選挙で大規模な不正が行われるのではないかとの疑念の声が今も絶えない。村落部では政権の「末端」として動く村の役人や有力者、さらに仏僧の影響力が強く、選挙結果は予断を許さない。


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