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新・大中華世界的話題

478チバQ:2015/11/04(水) 22:30:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000105-mai-int
<ASEAN拡大国防相会議>共同宣言、採択見送り
毎日新聞 11月4日(水)21時0分配信

 【バンコク岩佐淳士】東南アジア諸国連合(ASEAN)に日米中韓豪などを加えたASEAN拡大国防相会議が4日、マレーシアで開かれた。米中対立の緊張が高まる南シナ海情勢が焦点となったが、議論はまとまらず、予定されていた共同宣言の採択が見送られる異例の事態となった。中国の海洋進出を巡り、ASEANを取り込んでけん制を強めたい米国と、米国の「介入」を拒む中国とのあつれきが鮮明化した。

 ◇米中、南シナ海巡り対立

 会議にはASEANの各国防相と中谷元・防衛相、米国のカーター国防長官、中国の常万全国防相らが出席。ASEAN関係筋によると、議長国マレーシアが作成した共同宣言の草案では「航行の自由」の重要性が明記されていたが、南シナ海という言葉は使われていなかった。中国も当初は宣言案を受け入れる方針だったという。

 しかし、ロイター通信によると、米国などが「南シナ海」と盛り込むよう要求。人工島造成を進める中国へのけん制を強める狙いがあったとみられる。

 これに対し中国は「宣言から南シナ海に関するいかなる記述も削除するよう働きかけた」(米軍高官)といい、宣言がまとまらなかった。中国国防省は4日、採択されなかったことについて「既に宣言内容は合意していたのに一部の域外国が会議で議題とならなかった内容を盛り込もうとした」と、非難した。

 南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で10月下旬、米海軍艦艇が中国の人工島から12カイリ(約22キロ)内を航行する「航行の自由」作戦を開始。米中間の緊張が増すなか、ASEANは結束を示せずにいる。

 領有権問題を抱えるフィリピンやベトナムはASEAN各国に中国への強い姿勢を求めるが、多額の経済援助を受けるカンボジアやラオスは消極的だ。

 鍵を握るとみられるのが、それ以外の「中立国」だ。マレーシアは領有権問題を抱えながらも中国に配慮し続けていたが、中国艦船が近海に南下するようになり、米国に接近している。ヒシャムディン国防相は5日、米国のカーター国防長官の招きで米空母に搭乗し、両国の協力強化をアピールする。

 インドネシアも最北端のナツナ諸島などを巡り、中国の海洋進出に警戒を強めている。ただ、東南アジアのどの国も中国の経済的影響力は無視できない。タイ軍事政権はクーデターに理解を示す中国と緊密化している。

 ASEAN中立国は「米中のどちらの側にもつかない」と強調するが、米国が南シナ海問題で働きかけを強めることで、分断が深刻化する恐れがある。


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