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新・大中華世界的話題
1
:
とはずがたり
:2015/08/21(金) 09:18:27
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/l50
546
:
名無しさん
:2015/11/10(火) 20:42:41
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151110-00010000-will-pol
「台湾総統選」が持つ意味【門田隆将】
WiLL 11月10日(火)18時7分配信
朱立倫に候補者をすげ替えた国民党の真意
さすが東アジアの「運命を決する」とも言うべき、選挙である。異例の経過を辿る台湾総統選が興味深い。
十月十七日、台湾の与党国民党は臨時党大会を開き、「総統選候補」を洪秀柱・立法院副院長(67)から朱立倫・国民党主席(54)=新北市長=にすげ替えた。投開票は来年「一月十六日」であり、その三カ月前に与党公認候補が代わるという前代未聞の事態である。
しかし、私は、なりふり構わぬこのやり方に、さもありなん、と思っている。それは、この選挙が文字通りの「生き残り」を賭けたものだからだ。生き残りとは、狭義には、国民党という存在の生き残りであり、広い意味では、台湾、そして日本を含む東アジアの民主主義の今後にもかかわるのではないか、と思っている。
来年の台湾総統選は、一体、どんな意味を持つのか。「蔡英文vs朱立倫」という激突が何を意味するのか、少し考えてみたい。
洪秀柱女史が、なぜ国民党の総統候補を降ろされたのかは、直接的には、もちろん支持率の低迷である。しかし、重要なのは、その支持率低迷の原因となった彼女の発言だ。
「最終的には、中国との統一が必要だ。ただし、統一するのは私たち中華民国だ」
洪女史は、こんな発言を繰り返し、支持層に困惑を広げた。なぜなら、「国力」からいっても中国との統一が台湾中心になるわけがないからである。しかし、いずれにしても、彼女の発言から、国民党の本音が「中台統一」に向かっていることが、あらためて明らかになったのだ。
台湾のおよそ七割の人々が中国との関係で「現状維持」を望んでいることは、これまでの各種世論調査で示されてきた通りだ。民主主義が存在しない中国と一緒になりたくはないが、さりとて台湾独立へ向かえば、中国の軍事侵攻を呼ぶ。そこで、「現状維持」という策が最も支持を集めているのである。
繰り返された洪女史の発言に焦ったのは、総統選との「同日選挙」で当落が決まる立法院の国民党候補者たちだ。七割の有権者を敵にまわしては、自分たちが“壊滅”してしまう。台湾の立法院で、与党国民党が全体の三分の一以下に落ち込めば、民進党による「憲法改正」が現実問題として浮上してくる。
つまり、それは長く台湾を支配してきた「国民党」の終焉を意味するのである。
547
:
名無しさん
:2015/11/10(火) 20:44:05
>>546
蔡英文氏への異例の厚遇
そこで国民党が臨時党大会まで開いて、五年前の新北市長選で、当の蔡英文女史を破った“エース”朱立倫を担ぎ出したわけである。これまで立候補を固辞してきたとはいえ、朱立倫ならば、圧倒的な国民党の資金力を背景に、大逆転もあり得る、と踏んだのだ。前回の総統選で国民党が見せたTVのネガティブキャンペーンの効果は絶大だった。これから短期集中で、民進党への不安感を煽る戦略をとれば、「逆転も夢ではない」ということだろう。
日本では、まったく無関心だが、安全保障面からいっても、台湾総統選の結果は日本にはかりしれないほど大きな影響を与える。理由はいうまでもなく中国である。
大陸への接近を志向する国民党が「次の総統」を取った場合、台湾がさまざまな面で中国に歩み寄り、結果的に呑みこまれる可能性は高い。つまり、事実上の「統一」である。
台湾が中国に呑みこまれれば、東シナ海の勢力範囲は大きく変わるため、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を「核心的利益」、つまり「自国の領土」と表現し、「必要ならば、自国の領土を武力で守る準備はできている」と広言する中国がどう出て来るかは、自明だろう。
すでに、沖縄の翁長雄志知事が今年四月、訪中した際、李克強首相が会うという“破格の厚遇”を受けたことは、沖縄からの「米軍基地排除」と「琉球独立」に対する中国の強い意欲が背景にあることは確かだろう。
しかし、安倍首相も負けてはいない。十月六日に訪日した蔡英文女史を実弟・岸信夫衆院議員に案内させて地元山口に招待し、さらには都内で“密会”するなど、異例の厚遇を与えたのだ。米国も、今年五月に訪米した蔡女史をマケイン上院軍事委員会委員長をはじめ、錚々たるメンバーが迎え、多国間軍事演習への台湾の参加を促す意向まで示した。そして、蔡女史の顔が『タイム』誌の表紙を飾るほどの反響を呼んだのである。
日米は、すでに民進党の蔡女史を支援し、中国の東アジアでの“力による現状変更”の戦略と真っ向から戦う意志を鮮明にしているのである。一方、中国は国民党を勝たせるために、あらゆる戦略を打ち出すだろう。
今後の東アジアの運命を左右する台湾総統選の動向に、無関心ではいられない。
門田隆将(ノンフィクション作家)
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