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新・大中華世界的話題

507チバQ:2015/11/07(土) 23:48:45
http://mainichi.jp/select/news/20151107k0000e040212000c.html
少数派「ロヒンギャ」:ミャンマー政権交代に期待 群馬
毎日新聞 2015年11月07日 12時12分

 「ミャンマーが民主化したら、戻って家族と暮らしたい」。8日に迫ったミャンマーの総選挙の行方に、少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」の人たちが期待を寄せている。群馬県館林市で暮らすムハマト・アドゥラさん(37)は西部ラカイン州出身。軍事政権の抑圧から逃れ、9年前に来日したが、不法滞在者が一時的に収容施設以外での生活ができる「仮放免許可」のままだ。難民認定される見通しもなく、生活が好転する兆しが見えず、母国の政権交代に望みを託す。

 仏教徒が大多数を占めるミャンマーで、ロヒンギャは「不法移民」とみなされている。移動や結婚の自由が厳しく制限され、ムハマトさんも強制労働に就かされてきたという。脱出したマレーシアで「人権に手厚い国」と耳にし、日本に渡った。

 しかし、難民認定や在留特別許可は得られず、収容施設に入れられた後、2007年8月に「仮放免」となった。移動は群馬県内に限られ、就労や国民健康保険加入はできない。仲間からの寄付に頼る生活で、「風邪をひいても病院に行けず、仕事がないから結婚もできない。日本での生活もラカイン州と同じ」とため息を漏らす。在日ビルマロヒンギャ協会によると、国内に約230人いるロヒンギャのうち、ムハマトさんと同じ「仮放免」は10人程度。多くが在留特別許可を得ているが、難民認定は数少なく、不安定な生活状況に置かれている人も少なくない。

 ミャンマーの総選挙は11年の民政移管後初めて。軍翼賛政党の連邦団結発展党(USDP)に対し、アウンサンスーチー氏が党首を務める最大野党・国民民主連盟(NLD)が優位に選挙戦を進める。だが、国内では仏教徒とイスラム教徒の暴動が各地で発生。ロヒンギャは今年に入ってIDカード(一時身分証明書)を無効とされ、選挙権も剥奪された。周辺国を目指して漂流する「ボートピープル」が相次ぎ、国際問題となっている。

 難民政策に詳しい滝沢三郎・東洋英和女学院大教授(国際関係論)は「ミャンマーで自国民と認められていない以上、帰すわけにもいかない。現地の情勢が悪化する中、在留特別許可を出すなど、人道的配慮が必要ではないか」と話している。【田ノ上達也】


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