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新・大中華世界的話題
547
:
名無しさん
:2015/11/10(火) 20:44:05
>>546
蔡英文氏への異例の厚遇
そこで国民党が臨時党大会まで開いて、五年前の新北市長選で、当の蔡英文女史を破った“エース”朱立倫を担ぎ出したわけである。これまで立候補を固辞してきたとはいえ、朱立倫ならば、圧倒的な国民党の資金力を背景に、大逆転もあり得る、と踏んだのだ。前回の総統選で国民党が見せたTVのネガティブキャンペーンの効果は絶大だった。これから短期集中で、民進党への不安感を煽る戦略をとれば、「逆転も夢ではない」ということだろう。
日本では、まったく無関心だが、安全保障面からいっても、台湾総統選の結果は日本にはかりしれないほど大きな影響を与える。理由はいうまでもなく中国である。
大陸への接近を志向する国民党が「次の総統」を取った場合、台湾がさまざまな面で中国に歩み寄り、結果的に呑みこまれる可能性は高い。つまり、事実上の「統一」である。
台湾が中国に呑みこまれれば、東シナ海の勢力範囲は大きく変わるため、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を「核心的利益」、つまり「自国の領土」と表現し、「必要ならば、自国の領土を武力で守る準備はできている」と広言する中国がどう出て来るかは、自明だろう。
すでに、沖縄の翁長雄志知事が今年四月、訪中した際、李克強首相が会うという“破格の厚遇”を受けたことは、沖縄からの「米軍基地排除」と「琉球独立」に対する中国の強い意欲が背景にあることは確かだろう。
しかし、安倍首相も負けてはいない。十月六日に訪日した蔡英文女史を実弟・岸信夫衆院議員に案内させて地元山口に招待し、さらには都内で“密会”するなど、異例の厚遇を与えたのだ。米国も、今年五月に訪米した蔡女史をマケイン上院軍事委員会委員長をはじめ、錚々たるメンバーが迎え、多国間軍事演習への台湾の参加を促す意向まで示した。そして、蔡女史の顔が『タイム』誌の表紙を飾るほどの反響を呼んだのである。
日米は、すでに民進党の蔡女史を支援し、中国の東アジアでの“力による現状変更”の戦略と真っ向から戦う意志を鮮明にしているのである。一方、中国は国民党を勝たせるために、あらゆる戦略を打ち出すだろう。
今後の東アジアの運命を左右する台湾総統選の動向に、無関心ではいられない。
門田隆将(ノンフィクション作家)
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