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第23回参議院議員選挙(2013年)

1やおよろず ◆N22LLUydY2:2010/07/14(水) 08:06:13
第22回参議院議員選挙(2010年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/

1808チバQ:2013/06/05(水) 21:27:08
>>1804
露木はどゆ経路でみどりにたどり着いたんですかね?複雑怪奇で良くわからん

1809神奈川一区民:2013/06/05(水) 21:49:30
>>1808
確か、昨年の総選挙で日本未来の党公認で出馬、そして落選。
日本未来の党が昨年末に分裂した際、阿部知子氏とともに残留。
これからは推測だけど、
阿部知子氏がみどりの風に入党したのを期にみどりの風から出馬することにしたのかもしれない。
参院選後、日本未来の党はみどりの風に合流する予定ですしね。

1810名無しさん:2013/06/05(水) 21:59:49
2001年の再来と考えて置いた方が良さそうだな。岩手は分裂で、三重だと

172: 2013/06/03 23:42:55 qZRSFDRK [sage]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130603/stt13060323070010-n1.htm
参院選公示まで1カ月 与党、楽勝ムード引き締めに躍起

>自民党は選挙区、比例代表あわせて80人を擁立。「これで大体終わり」(石破茂幹事長)と宣言した

>自公は参院選で合計63議席以上を確保し、6年ぶりとなる過半数勢力の回復が目標だ。高支持率に支えられているが、石破氏の口グセは「無理は避ける」。
>自民党内では改選数2以上の複数区で複数擁立を求める声が強かったが、執行部は東京(改選数5)と千葉(同3)に限定した。

>執行部は「47都道府県で最低1人当選」との青写真を描き、「比例代表で15議席程度取れば、過半数の目標に達する」(選対幹部)とそろばんをはじく。

> 「改選1人区で民主党は取れて三重ぐらいだ…」民主党の閣僚経験者は最近こう語り、顔を曇らせた。

>自民党圧勝の臆測が飛び交う中、民主党に漂うのは悲壮感。1人区は全滅の危機もささやかれ、岡田克也前副総理のおひざ元、三重でも苦戦が伝えられる。

1811チバQ:2013/06/05(水) 22:49:39
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-05_50093
「社社共生」対「自公」 参院選へ共闘全力


政治 2013年6月5日 10時35分

(12時間14分前に更新)

 第23回参院選は、公示日として有力視される7月4日まで1カ月を切った。沖縄選挙区(定数1)では、事実上の一騎打ちを展開する現職の糸数慶子氏(65)、新人の安里政晃氏(45)が前哨戦を繰り広げている。国政選挙の参院選では、各政党の協力体制の枠組みが鍵を握る。今選挙は現職を支援する「社大、社民、共産、生活」と、新人を支える「自民、公明」の戦いとなりそうだ。県内8政党の動きをまとめた。

■4党で協力構築

糸数氏が無所属で出馬した前回2007年の参院選では、出身組織の社大を中心に「社民・社大・共産」の革新共闘を構築。参院で過半数獲得を狙う民主と、国民新・そうぞうも「反自公」の枠組みで結集した。選対事務所は「社・社・民」で運営し、共産、国民新は拠点を別に置きつつ協力した。

 一方で、社大党委員長として初めて国政選挙に出馬する今回は社大の公認候補となるため、前回の枠組みと微妙に異なる。推薦する社民、共産、生活はそれぞれ事務所を設置して個別に協力する形のブリッジ共闘となっているが、3党所属の県関係国会議員が選挙母体の共同代表を務めており、「全力で糸数氏を支えることには変わりはない」(共産幹部)としている。

■両氏と一線画す

 民主、そうぞうは今回、独自候補の擁立を模索しているため枠組みに加わる可能性は低く、一方で玉城デニー衆院議員が所属する生活が新たに加わった。

 民主を支える中心組織の連合沖縄は糸数氏の「支持・支援」を決定していることから、糸数氏の選挙母体幹部は「実動部隊の組織力としては前回にひけを取らない」としている。

 そうぞうは8日の役員会で独自候補を擁立するかどうか協議し、結論を出す方針。大阪維新の会との政策協定で普天間飛行場の辺野古移設に踏み切るなど「超現実路線」(幹部)を打ち出しており、県外(国外)移設を求める糸数、安里氏と一線を画している。

 民主も昨年から独自候補の擁立を模索し、党本部に複数の候補者を打診してきたが、認められていない。公示が迫っていることから、上里直司幹事長が近く党本部と協議し「6月中旬までには結論を出したい」(上里氏)考えだ。

■セット戦術展開

 自民は安里氏を公認し、公明も推薦を決めた。両党は沖縄選挙区では安里氏を支援し、比例区は公明県本が重点候補に位置づける公明公認の河野義博氏(35)の支持を訴えるセット戦術を展開。近年の国政選挙と同様に「自公協力」で臨む。

 安里氏、河野氏は7日に政策協定を締結する予定。自民県連、公明県本幹部も立ち会って署名し、選挙協力を本格化させる考えだ。

 政策協定には普天間飛行場の県外移設も盛り込まれる見通しで、自民県連、公明県本が県外で一致して選挙戦に挑む。

 安倍晋三政権が高支持率を維持する自民は、全国の1人区で優位を保っているが「沖縄選挙区が最も厳しい選挙になる」(県連幹部)とみており、安里氏の知名度拡大と政策浸透に全力を挙げる。

1812チバQ:2013/06/05(水) 22:54:36
http://www.asahi.com/area/mie/articles/MTW1306052500004.html
参院選公示まで「1カ月」
参院選の立候補予定者の話を聞く有権者たち=四日市市
 7月4日に想定されている参院選の公示まで1カ月を切った。三重選挙区(改選数1)では、これまでに現職1人と新顔4人の計5人が立候補を表明していて、本番に向けた前哨戦も次第に熱を帯びてきた。各陣営の訴えや動きを紹介する。


◆三重選挙区の立候補予定者


高橋千秋(56) 民現 〈元〉外務副大臣

吉川有美(39) 自新 〈元〉銀行員

深尾浩紹(50) 維新 経営大学院教授

中川民英(45) 共新 党県委員

小川俊介(41) 諸新 幸福実現党員


■民主・高橋氏 実績強調、危機感も


 4選をめざす民主現職の高橋千秋氏(56)は、過去の選挙よりも2カ月早い3月から活動を本格化させている。ミニ集会をすでに60回以上開き、社会保障制度や少子化問題に取り組んできた「現職の実績」を訴えてきた。民主県連会長の岡田克也元副総理はじめ国会議員の後援会や連合三重などの支援団体も、危機感から動きを強める。


 津、伊勢、松阪、桑名各市など主な駅前での朝立ちも続ける。3日朝は四日市市の近鉄富田駅前で、岡田氏や民主県議らと並んだ。高橋氏は「会う人会う人から『厳しい』と言われる。本気になって回るしかない」と話した。


■自民・吉川氏 民主の地盤 切り込む


 自民新顔の吉川有美氏(39)は1日、四日市市の決起大会で約1400人を集め、「安倍内閣で日本が変わろうとしているが、唯一、変わるのが難しいと思われているのが三重県。三重から日本を変える」と訴えた。県内を10ブロックに分けてきめ細かく支持を訴え、公示日までに全ブロックで決起大会を開き、支持拡大を図る。


 陣営幹部は「自民を押し上げる風が吹いているが、新顔の個人の名前を書いてもらうとなると、まだまだ厳しい」と話す。特に岡田氏の影響力が強く、民主支持層が強いとされる県北部での活動に力を注ぐ。


■維新・深尾氏 ネット利用し若い世代狙う


 日本維新の会新顔の深尾浩紹氏(50)は「日本の統治機構を変え、地方の力を生かせる国造りをしたい」と訴える。参院選で解禁されるインターネットを利用した選挙活動で若者層への働きかけを狙う。


 1日の四日市市の事務所開きでは、維新の会三重1区支部長の松田直久・前津市長が「維新はできたての政党。浮き沈みはあるが、政治に正面から向かっている証しだ。人材では負けない」とあいさつした。


■共産・中川氏 改憲やTPP反対姿勢訴え


 共産新顔の中川民英氏(45)は、年明けから街頭演説をほぼ毎日続けている。憲法改正反対や環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加反対に力を込め、「悪政を変えてほしいという声に応えたい」と訴える。


 4月下旬には、市田忠義・党書記局長を招き講演会も開いた。堀山清信選対部長は「津市を中心に知名度は上がった」と話す。今月8日には津市で事務所開きがある。


■小川氏、8日事務所開き


 諸派新顔で幸福実現党支部長の小川俊介氏(41)は、8日に四日市市で事務所開きをする。

1813チバQ:2013/06/05(水) 22:55:34
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW1306050100005.html
《2013参院選》現職2氏に新顔4氏挑む
  
■迫る公示、2議席の行方は


 7月4日が固まっている参院選の公示まで1カ月を切った。道選挙区(改選数2)は1998年から5回にわたり、民主党と自民党が議席を分け合ってきた。今も参院の議席数では第1党の民主と、昨年末の衆院選で勝利し、参院での「ねじれ」解消をめざす自民。道内では、両党の現職2人に新顔が割って入るかどうかが焦点になる。


   ◇


 昨年12月の衆院選で大敗した民主は、参院選に「党の再生」をかける。4選をめざす小川勝也氏(49)は、100万票を超す得票だった2007年とは状況が一変し、厳しい戦いを強いられている。


 参院選で掲げるのは「格差是正」「反TPP」「脱原発」「平和主義」。安倍政権の経済政策「アベノミクス」による円安は物価高をもたらし、特に年金生活者の負担が増えると批判する。さらに、自民・公明が衆院に続いて参院でも過半数を占めれば、憲法改正や原発再稼働につながると訴える。


 一方の自民は、安倍政権の高い支持率を追い風に、伊達忠一氏(74)が3選をめざす。4月1日に国会議員と道議など計66人による投票で、道連幹事長や道議長ら5人の中から立候補予定者に選ばれた。「衆参のねじれを解消し、安定した政権運営を」と訴える。


 しかし、選考を巡って不満もくすぶる。前回10年の参院選では、高齢を理由に現職の中川義雄氏(当時71歳)が選ばれなかった。今回の投票で伊達氏は過半数に満たなかったが、決選投票をしなかったことにも疑問の声がある。


 また、安倍晋三首相が環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加を決めたことで、農業団体が「裏切られた」と強く反発していることも不安材料だ。


 みんなの党の安住太伸(たかのぶ)氏(43)は元旭川市議で、前回の衆院選では道6区に立候補した。TPP参加賛成の立場で、「北海道の農業を本当に強い産業にする機会だ」と訴える。当初、日本維新の会から推薦を受ける予定だったが、維新の会共同代表の橋下徹・大阪市長の従軍慰安婦をめぐる発言がきっかけで両党の協力関係が解消された。だが、安住氏は道内の維新関係者との連携を模索している。


 共産党から立候補を予定しているのは森英士(つねと)氏(35)。元しんぶん赤旗記者で、「TPP参加阻止」「憲法改悪反対」「原発即時ゼロ」「消費税増税反対」を掲げ、「他党と違って、一貫してぶれていない」と強調する。安倍政権を「弱肉強食の危険な政治」と厳しく批判し、労働者の賃上げや医療、介護、福祉の拡充を訴える。


 新党大地は浅野貴博氏(35)を擁立する。浅野氏は、10年に党代表の鈴木宗男氏が受託収賄などの罪で実刑が確定したのに伴い、衆院議員に繰り上げ当選した。昨年の衆院選では道10区から立候補したが、落選した。


 同党は、過去3度の衆院選道比例ブロックで自民、民主に次ぐ得票実績がある。一貫して反TPPを訴え、自民、民主に不信感を持つ反TPP票の取り込みを狙う。


 このほか、幸福実現党から森山佳則氏(46)が立候補を予定。「中国、北朝鮮の脅威から日本の平和を守るため、憲法を改正して核武装を含めた抑止力を持つべきだ」と訴え、宗教法人「幸福の科学」の信者を中心に支持拡大を図る。


   ◇


■予想される顔ぶれ(敬称略)


小川勝也(49) 民主・現 〈元〉防衛副大臣

伊達忠一(74) 自民・現 内閣府副大臣

安住太伸(43) みんな・新 〈元〉旭川市議

森 英士(35) 共産・新 〈元〉しんぶん赤旗記者

浅野貴博(35) 大地・新 〈元〉衆院議員

森山佳則(46) 幸福・新 〈元〉幸福の科学支部長

1814チバQ:2013/06/05(水) 22:57:46
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2013/06/05082113010562.shtml
 県内トピックス (2013年6月5日更新)
長崎新聞



参議院選挙公示まで1カ月

ペーロン大会開会式にそろって参加した長崎選挙区の候補予定者(手前)。公示まで1カ月を切り活動が活発化している=長崎市内


7月4日に予定されている参院選の公示まで残り1カ月を切った。長崎選挙区(改選数1)は今のところ、再選を目指す民主党現職に自民党公認の前長崎市副市長ら新人3人が挑む構図。比例代表でも、県内から一定知名度がある3人が出馬を目指す。迫る本番を前に慌ただしさを増す各陣営だが、有権者の反応は鈍い。

  長崎選挙区 

 「参院議員の大久保です」

 「古賀です。前副市長です」

 2日朝、長崎市柿泊地区のペーロン大会会場に民主現職、大久保潔重(47)と自民新人、古賀友一郎(45)が顔をそろえた。最初に握手を交わしたが、その後並んで参加した開会式ではほとんど目を合わせることなく、静かに火花を散らす2人。しかし、握手を求める古賀に住民の一人が思わず尋ねた。「何の選挙ですか?」

 「参院選は難しい。衆院選なら盛り上がるんだが...」。古賀の後援会関係者は嘆く。衆院選に比べ、投票率などの面で関心の低さが指摘される参院選。とりわけ今回は自民が圧勝した昨年末の衆院選からまだ半年。大敗した側の大久保は「民主が受け皿になり得ていない」と読み解く。

 共産新人の党県委員会書記長、原口敏彦(51)は2日、東京・明治公園であった「原発ゼロを目指す中央集会」に参加。5日に長崎市で事務所開きを予定している。幸福実現新人の山田聖人(47)は精力的にあいさつ回りなどをこなす。

【比例代表】

 「退路を断ちたい思いもある」。4日午前、日本維新の会公認で出馬予定の浅田眞澄美(46)は県議の辞職願を提出した後、県庁で会見に臨んだ。党共同代表、橋下徹大阪市長の従軍慰安婦などをめぐる一連の発言の影響を問われると「全くないと言えないが、説明していきたい」と表情を引き締めた。

 2日夜、みどりの風から出馬予定の元農相、山田正彦(71)の大村市の事務所を、大久保と民主県連幹事長の高比良末男が訪問。山田は取材に「選挙協力について話した」と明かした。山田は衆院選前まで民主に所属。懇意の大久保を長崎選挙区で支援する意向を以前から語っていた。高比良は4日、「これから話を進める」とした。

 「中央集権体制を変えなければならない」。日本維新の会公認で出馬予定の前雲仙市長、奥村慎太郎(58)は4日朝、南島原市役所有家庁舎前で街頭演説。知名度の高い島原半島や諫早市などを中心に、浸透を図る。支援者の男性は語った。「これからですよ」

1815チバQ:2013/06/05(水) 22:59:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130605t51024.htm
参院選山形選挙区 「知事の恩返し」注視 初当選以来の支援
 夏の参院選山形選挙区(改選数1)で、吉村美栄子山形県知事の対応に注目が集まっている。吉村氏はこれまで、初当選した2009年知事選の「恩返し」を理由に、選挙で支援する候補を決めてきたとされる。今回はみどりの風現職舟山康江氏(47)が「恩返し」の対象になるとみられるが、県政運営への悪影響を懸念する声もあり、実際に舟山氏支援で動くかどうかは不透明だ。(山形総局・長門紀穂子)

 吉村氏は、09年知事選で支援を受けた国会議員らを、その後の選挙で支援している。
 知事選半年後の09年衆院選山形1区で民主党の鹿野道彦氏(元衆院議員)、10年の参院選山形選挙区で自民党の岸宏一氏(現参院議員)を応援し、当選に貢献した。昨年10月の酒田市長選では、落選した元民主党衆院議員の和嶋未希氏の支持を表明している。
 「知事の政治信条は『選挙で世話になった人には恩を返す』。残るのは舟山氏だけだ。知事個人は応援したいのではないか」と吉村氏の後援会幹部は類推する。
 舟山氏は07年参院選に民主党公認で出馬し、社民党と連合を加えた野党共闘の力で初当選した。今回も民主、社民、連合3者から支援を受けるが、政策の不一致を理由に昨年民主党を離党した点から、前回ほどの結束力は期待できないとの見方が陣営内にもある。
 それだけに「知事には応援してもらいたい。(応援が)あるのとないのでは大違い。舟山氏本人も応援をもらいたいのではないか」(舟山陣営関係者)と、吉村氏の支援待望論が出始めている。
 吉村氏の動向に神経をとがらせるのは、新人の大沼瑞穂氏(34)を擁立する自民党だ。
 09年知事選で吉村氏の敵に回った自民党だが、今年1月の知事選は独自候補の擁立を見送り、事実上、吉村氏の無投票再選を導いた。今は多くの党県議が、吉村氏と良好な関係を築いているとされる。
 ただ、吉村氏に距離を置く国会議員や県議は依然としており、緊張関係は解消していない。党県連の野川政文幹事長は「知事が仮に舟山氏支援に動けば、自民党との間に間違いなくしこりは残る」とけん制する。
 参院選対応に関する河北新報社の取材に、吉村氏は「微妙な時期なので、お話できない」と県秘書広報課を通じて回答した。昨年までと違い、自民党が政権与党で戦う選挙だけに、難しい判断を迫られているもようだ。
 吉村氏後援会の岡田久一会長は「県政運営を第一に考えると、今回は動きたくても動けないのではないか」と語った。
 山形選挙区は共産党の太田俊男氏(59)、幸福実現党の城取良太氏(36)の2新人も立候補を予定している。


2013年06月05日水曜日

1816チバQ:2013/06/05(水) 23:01:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130604-OYT8T01434.htm
[参院選]守る民主 攻める自民

 7月4日公示、同21日投開票の日程で行われる予定の参院選の公示まで、4日で1か月となった。秋田選挙区(改選定数1)には、民主党現職の松浦大悟氏(43)、自民党新人の中泉松司氏(34)、共産党新人の佐竹良夫氏(62)、幸福実現党新人の西野晃氏(36)の4人が立候補する見込みだ。安倍政権の高い支持率を追い風に自民が議席奪還を目指す一方、退潮傾向に歯止めをかけたい民主が議席の死守を目指すなど、各陣営は1か月後を見据えて着々と準備を進めている。

 松浦氏は各地で小集会を開いて支持を訴えてきたほか、5月には秋田市などで前原誠司・前国家戦略相ら閣僚経験者と演説会を開き、支持拡大を図っている。

 前回選に続き連合秋田から推薦を得た一方、前回選で推薦した社民党県連は自主投票を決定。ただ、同党県連幹部は、支持層の大半は松浦氏支持としている。

 松浦氏は「誰よりも地域を回り、地域の声を大切にしてきた。政治が光を当ててこなかった自殺対策にも取り組んできた。対話を通し『人を大事にする政治』の実現に力を尽くしたい」とコメントを出した。

 自民は昨年10月、県議2期目の中泉氏擁立を発表後、県政与党を占める同党県議の後援会などを足場に、各地で演説会を開くなど組織固めを進めている。

 5月18日には、同党の石破茂幹事長、小泉進次郎衆院議員が応援に来県した。公明党の推薦に加え、佐竹知事の支持表明も得て、知名度不足を補いたい考え。

 中泉氏は「衆参のねじれが政治の停滞を招く最大の要因。景気回復への期待感が高まっている中、実態に結びつけるには、ねじれ解消が不可欠。スピード感のある政治を訴えていきたい」と意気込む。

 佐竹氏は昨年12月の衆院選に続き、国政選は2度目の挑戦となる。

 これまで街頭演説や3〜50人の集会を重ね、政策の浸透と知名度向上を図ってきた。5月26日には小池晃・共産党副委員長とともに演説会を開き、支持を訴えた。また、農協などの組織も訪れ、国政への不満、要望などを聞き取っている。

 同党県委員会の米田吉正委員長は「アベノミクスによって燃料費が上がり、一斉休漁するなど、県内には弊害しか出ていない」と強調。自公政権に対峙(たいじ)できる存在として、佐竹氏への支持を呼びかけている。

 西野氏は2月に出馬を表明。県内での選挙初挑戦でもあり、支持者宅などで行われるミニ集会に参加して知名度の浸透に努めている。西野氏は「県民の働く場所を増やすため、交通網の整備を訴えていきたい」と話している。

(2013年6月5日 読売新聞)

1817チバQ:2013/06/05(水) 23:03:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20130604-OYT8T01535.htm
参院選 新人4人が争う公算

 参院選は、予定される7月4日の公示まで1か月を切った。同21日の投開票が予想される中、佐賀選挙区(改選定数1)には、民主党の元衆院議員秘書・青木一功(37)、自民党の元新聞記者・山下雄平(33)、共産党の党県常任委員・上村泰稔(48)、諸派の幸福実現党県本部副代表・中島徹(38)の4氏=参院党派の勢力順=が立候補する構えで、新人4人による争いの公算が大きくなっている。政権を奪還した自民党に対し、野党となった民主党は巻き返しを図る。共産党や幸福実現党もそれぞれ政策を訴え、支持拡大を目指している。(村岡経世、小山田昌人)

 民主党は、2007年に党公認で初当選した川崎稔参院議員(除籍処分)が昨年11月、消費税増税法案への対応を巡って不出馬を突然表明したため、候補者選定に入った。公募を行った一方で、「より広く人材を求めたい」として、複数の党関係者らにも出馬を求めた。しかし、承諾を得られず、4月末、公募に申し込んでいた青木氏の擁立で決着した。

 出遅れの挽回を図ろうと、県関係の同党の原口一博、大串博志両衆院議員(いずれも比例九州)が全面支援に回る。衆院選佐賀1、2区のそれぞれで根強い個人票を持つ両議員は、国会の合間を縫って県内に戻り、街頭演説や集会で青木氏と共にマイクを握って、知名度アップに協力する。

 青木氏は、支持母体の連合佐賀の推薦を得たほか、3年前の参院選佐賀選挙区では、県レベルで民主党候補を推薦した社民党からも支援を得られる見通し。

 大串議員は「負けたら自公政治に歯止めをかけられなくなる」と危機感をあらわにする。

 昨年12月の衆院選で政権与党に返り咲いた自民党は、6年前に失った議席の奪還を目指す。野党だった3年前は、県内JAグループの政治団体・県農政協議会が自主投票で、公明党も後援会単位での協力にとどまった。

 今回の参院選に備えては、候補者公募を実施し、昨年8月、他党に先駆けて山下氏の公認を決定。山下氏は、各地の農業や商工業者の会合などに精力的に顔を出す一方、後援会組織を県内10地区に設けた。公明党も推薦を決めた。

 推薦団体は、すでに県医師連盟や県建設業協会など約50を数える。農政協は、政府の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加表明を受けて、山下氏への推薦を一度は白紙に戻したが、再決定した。陣営は、地方の農業組織を回って理解を求めている。

 自民党県連の中倉政義幹事長は「各地区に浸透させるために、組織を根付かせなければならない」と表情を引き締める。

 共産党からは、昨年12月の衆院選佐賀2区に出馬した上村氏が立候補する。上村氏は、原子力発電所の再稼働阻止やTPP反対を主張し、他党との対立軸を鮮明にする。同党県委員会の平林正勝委員長は「県内に関係が深い課題を争点化しやすい状況」と強調する。

 幸福実現党の中島氏は4月に出馬を表明。幸福の科学の県内3支部を拠点として、浸透に力を注ぐ。8日には、佐賀市内で事務所開きを予定している。

(2013年6月5日 読売新聞)

1818チバQ:2013/06/05(水) 23:03:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20130604-OYT8T01425.htm
参院選 4陣営臨戦モードへ

 7月21日投開票の日程で行われる予定の参院選は、公示(4日)まで1か月を切った。香川選挙区(改選定数1)では、これまでのところ現職、新人合わせて4人が立候補を表明。各陣営とも事務所開きを終え、臨戦ムードを高めている。

 立候補を予定しているのは、自民党新人で元日経新聞記者の三宅伸吾氏(51)、共産党新人で党県常任委員の田辺健一氏(31)、新人で幸福実現党員の中西利恵氏(50)、無所属現職で会社役員の植松恵美子氏(45)。

 3月に民主党を離党した植松氏は、4月下旬から県内各地で対話集会を開き、「反自民、非共産」の立ち位置をアピールしてきた。来年4月の消費税増税の見送りや新エネルギー産業の育成などの政策を説き、「地方の生活者の声を国会に届ける」と訴えている。

 先月25日の事務所開きには、実質的な支援を決めた民主党国会議員の姿があったが、初当選した2007年に共闘した社民党県連は自主投票を決めた。支持基盤の一部流動化は避けられないが、陣営幹部は「集会と街頭演説を軸に、できるだけ多くの有権者に会うことで支持を広げたい」。

 三宅氏は、6年前に失った議席の奪還を目指す自民党県連の公募で選ばれた。今年に入って活動を本格化させ、約80ある党の地域支部をほぼ回り終えた。企業・団体へのあいさつ回りも精力的にこなし、知名度アップに余念がない。

 先月11日に開かれた事務所開きでは、衆参両院の自民党国会議員らを前に「経済を立て直し、がいな(強い)日本をつくる」と訴えた。

 選対幹部は「衆参の『ねじれ』が解消され、政権が安定してこそ、地域の経済も良くなる。今回の選挙の意義を訴え、支持を呼びかけたい」と意気込む。

 田辺氏は、1日に高松市内で事務所開き。「若者の声を聞き、人間らしく働くことができる社会をつくる」と若さをアピールし、賃上げや雇用の拡大を訴えた。

 陣営は「候補者に近い世代への支持が広がっていると感じる。安倍政権の経済政策の問題点を問い、憲法改正への反対を呼びかけていきたい」と強調。街頭演説や集会に注力していく考えだ。

 中西氏は、2月に出馬を表明。県内6か所にある党の後援組織を軸に、消費増税の中止などの政策を訴えてきた。

 先月19日に高松市内で事務所開きを終え、今後は、街頭演説も重ねて浸透を急ぐ。

(2013年6月5日 読売新聞)

1819チバQ:2013/06/05(水) 23:05:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130604/elc13060423390000-n1.htm
自公の選挙協力、「埼玉発」の火種 公明新人推薦に自民現職が批判
2013.6.4 23:37 (1/2ページ)[自民党]
 7月4日公示が有力視される参院選を前に、候補者を擁立する埼玉選挙区(改選数3)をめぐる自民、公明両党間の軋轢(あつれき)が出た。発端は自民党から出馬する現職の古川俊治氏が3日、露骨に公明党や同党の支持母体の創価学会を批判したことにある。自民党内には古川氏への同情も少なくないが、執行部は4日、選挙協力に影響しかねないとして打ち消しに躍起となった。

 「ご迷惑をおかけしてすみません。自公の選挙協力に影響が出ないように、しっかりとやりましょう」

 自民党の石破茂幹事長は4日、都内のホテルで会談した公明党の井上義久幹事長に、こう陳謝した。

 3日、埼玉県庁で記者会見した古川氏は、党本部が公明新人の矢倉克夫氏に推薦を出したことを問われ、一気にまくし立てた。

 「自民党の支持者に『公明党に投票してほしい』と言うのは、有権者をバカにした話だ。たかが過半数を取るために責任政党がそんなことをしていいのか」

 矛先は公明党にも向け、「僕自身は公明党に入れたこともない。やっぱり創価学会は嫌いだ。まだ民主党の残党とか日本維新の会の一部と付いた方がいい」とまで口にした。

 公明党は、石破氏の陳謝を受けて矛を収めた形を取ったものの、不快感を隠せない。幹部は「埼玉以外の大半の選挙区で公明が自民候補に推薦を出していることを理解していない。子供じゃないのに『創価学会が嫌い』なんて記者会見で言うか?」とぶちまけた。

 公明党は全国47選挙区のうち40選挙区で41人の自民党立候補予定者に推薦を出した。片や、自民党が公明党の選挙区立候補予定者4人のうち推薦を出したのは矢倉氏1人。自民党執行部は、埼玉選挙区で公明党に貸しをつくることで両党の選挙協力をスムーズにするシナリオを描いていた。

 古川氏が所属する町村派の町村信孝会長が4月に古川氏を擁護し、執行部を批判したことがある。参院内にも矢倉氏の推薦を決めた石破氏への批判がくすぶる。しかし、脇雅史参院国対委員長は4日、古川氏を注意し、記者会見では「基本的に問題があるわけではなく、これから何かするような話ではない」と述べ、沈静化に必死だった。(加納宏幸)

1820チバQ:2013/06/05(水) 23:16:25
>>1808-1809
露木順一

こんな感じですね・・・

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/1382
11年6月 無所属で衆院選出馬表明

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/6344
12年11月 新党「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」が公認

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/6610
新党なんちゃらが、日本未来の党に合流

12月落選


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/5605-5610
2013年01月
日本未来の党と生活の党が分かれた後の、政治団体日本未来の党総会に出席

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/5745
2013年5月政治団体「日本未来の会」の阿部知子代表がみどりの風に合流

1821チバQ:2013/06/05(水) 23:20:01
阿部知子は未来の代表兼みどりの代表代行なのか これまた複雑

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306040017/
参院選 前開成町長の露木氏擁立へ、みどりの風/神奈川
2013年6月5日
 みどりの風は4日、今夏の参院選神奈川選挙区(改選定数4)に前開成町長の露木順一氏(57)を擁立する方針を固めた。5日の同党両院議員総会で決定する。

 露木氏は東大卒。NHK記者を経て1998年から開成町長を務め、4期目途中で2011年の県知事選に出馬し落選した。昨年の衆院選で、日本未来の党公認で17区から立候補したが敗れた。

 政治団体「日本未来の党」代表を務める、みどりの風の阿部知子代表代行(衆院比例南関東)は神奈川選挙区での候補者擁立の方針を示していた。

1822チバQ:2013/06/05(水) 23:24:07
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20130605ddlk20010042000c.html
’13参院選・信州:近づく公示 「指定席」狙う民・自 3新人含め、5人が立候補予定 /長野
毎日新聞 2013年06月05日 地方版

 7月4日公示、同21日投開票が確実となった参院選は、公示まで1カ月を切った。長野選挙区(改選数2)には今のところ、現新5人が立候補を予定している。自民は参院の過半数獲得を、民主は昨年の衆院選で大敗した党勢回復を目指し、それぞれ現職を擁立。過去5回は民主、自民が1議席ずつを分け合う「指定席」の一角を狙い、新人3人が支持拡大を図る。一方、第三極・みんなの党は候補者擁立が難航。井出庸生衆院議員が擁立に向け、選定作業を急ぐ。【参院選取材班】

 ◇党支持伸び悩み、「厳しい戦い」に−−民主・羽田氏
 昨年の衆院選では県内で現新3人が落選し、下野した民主。参院選を「党再生のための正念場」(北沢俊美県連代表)と位置付け、現職の羽田雄一郎・前国土交通相(45)が4期目を目指す。07年の前回選では得票率47・9%で他候補を圧倒したが、今回は伸び悩む政党支持率に「当選を確保するのが精いっぱいの厳しい戦い」(陣営幹部)と危機感を募らせる。「憲法96条を変えようとする(自民の)姑息(こそく)な手は絶対だめだ」と憲法改正を争点に掲げ、「参院でチェック機能を果たす」と訴える。

 ◇12年ぶりトップ当選を目指して−−自民・吉田氏
 昨冬の衆院選では3選挙区で議席を奪還した自民。現職で3期目を目指す県連会長の吉田博美氏(63)を擁立し、吉田氏にとって2001年の参院選以来、12年ぶりのトップ当選を目指す。

 党幹事長代理を務めるため、週末に合間を縫って県内入りし、支援者を精力的に回る。地盤の南信に加え、選対幹部を務める小坂憲次、若林健太両参院議員の後援会などを通じて全県での支持固めを進める。1日の事務所開きでは「国政の安定なしに景気回復はない」と訴え、景気対策を前面に押し出す。

 ◇「自共対決」掲げ、格差拡大を批判−−共産・唐沢氏
 共産新人の唐沢千晶氏(42)は昨年12月の立候補表明以降、街頭演説や支援者とのミニ集会をこなし、支持拡大を図ってきた。1日の演説会では「アベノミクスで格差はますます広がっている」と安倍晋三内閣を批判した。「自民に対抗できるのは共産だけ」として「自共対決」を掲げ、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に反対の立場から、旧来の自民支持層である農家などへも支援を呼びかけている。憲法96条の改正は「立憲主義を破壊する」と反対を主張する。

 ◇脱原発と護憲で「市民の力結集」−−無所属・神津氏

 国政初挑戦の無所属新人、神津ゆかり氏(46)は、脱原発と憲法改正反対を争点に掲げる。「今の憲法を生かし、大人たちが平和に対し本気になる動きを作りたい」と意気込む。10年参院選に続き選挙区で独自候補擁立を断念した社民県連が、5月に支援を決定。県労組会議も推薦を決めた。社民や労組の会合にもあいさつ回りをする一方、「市民の力を結集したい」として、県内各地でミニ集会を開き、浸透を図る。

 ◇あいさつ回りや街頭演説を展開−−諸派・味岡氏
 諸派新人の味岡淳二氏(54)は、支持者へのあいさつ回りや街頭演説などを展開し、支持拡大を図る。

 ◇みんなは単独候補擁立急ぐ
 昨冬の衆院選で県内初の議席を得たみんなの党。参院選ではみんなが候補を出し、日本維新の会が推薦する予定だったが、維新の橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言で白紙に。みんなの井出庸生衆院議員は「候補者選びは続ける」として、単独での候補擁立を急ぐ。

==============

 ◇参院選長野選挙区立候補予定者
羽田雄一郎 45 [元]国交相(3)民現

吉田博美  63 党幹事長代理(2)自現=[公]

唐沢千晶  42 党県委員     共新

神津ゆかり 46 フリー記者    無新

味岡淳二  54 幸福党県役員   諸新

1823チバQ:2013/06/06(木) 23:49:00
維vsみ、複数区で拡大…民主が改選第2党視野


 日本維新の会とみんなの党の参院選での選挙協力の解消で、改選定数が2以上の複数区や比例選で、民主党や自民党、共産党が「漁夫の利」を得るとの見方が強まっている。

 一方で、維新の会とみんなの党は互いに対抗馬を相次いで擁立する方針を示しており、第3極政党同士のつぶし合いは激しさを増す一方だ。

 ◆けんか

 「今週、来週と、続々と候補者を発表していく」

 みんなの党の浅尾慶一郎選挙対策委員長は5日の記者会見で、維新の会の候補がいる選挙区での積極的な候補擁立の考えを示した。

 維新の会とみんなの党は当初、参院選の25選挙区で互いの候補を推薦するなど選挙協力することで合意していたが、維新の会の橋下共同代表のいわゆる従軍慰安婦問題を巡る発言で解消となった。

 みんなの党が3日に福岡選挙区(改選定数2)への新人候補の擁立を発表し、両党間に対決が避けられないとの空気が強まった。みんなの党は、茨城選挙区(同2)、千葉選挙区(同3)でも近く維新の会に対抗する候補者の擁立を発表する予定だ。これに対し、維新の会も「売られたけんかは買う」(幹部)と、みんなの党の候補がいる愛知(同3)や埼玉(同3)で擁立を検討している。

 ◆うれしい誤算

 維新の会の失速までは劣勢が予想されていた民主党では、改選第2党が現実味を帯びてきた。改選定数2の「2人区」のうち、京都、兵庫、広島、静岡など7選挙区では、民主党と維新の会が自民党に次ぐ2議席目を争う構図で、民主党内では「議席確保の可能性が高まった」との声もある。

 静岡選挙区で改選を迎える榛葉賀津也議員は「『自民党に警笛を鳴らすのは民主党しかない』と、民主党を見直す声が増えてきた」と手応えを語る。民主党の中堅衆院議員も「こんなに早く維新の会の勢いが衰えるとは、うれしい誤算だ」と話す。

 ◆作戦奏功か

 自民党内では、千葉選挙区で、現職と新人の2人を擁立する強気の作戦が功を奏するのではないかとの期待感が高まっている。同選挙区は、維新の会の候補に対し、みんなの党も対抗馬を擁立する方針で、「第3極を支持する票が割れるのは確実だ」(自民党選対関係者)と見ているためだ。

 ただ、憲法改正に前向きな維新の会が惨敗すると、参院選後の改憲勢力の合計議席が、改正の発議要件となる「3分の2」に届かなくなる可能性もあり、憲法改正を目指す自民党内では「維新が負けすぎても困る」との声もある。

 ◆共産も存在感

 共産党は、沖縄を除く全選挙区と比例に計51人の候補者擁立を予定している。

 自民党などからは、「共産党が比例選などで議席を伸ばすのではないか」との予想もささやかれている。維新の会の失速で、第3極政党への期待がしぼんで投票率が下がった場合、全国で一定の組織票を持つ共産党が強みを発揮すると分析しているためだ。

 共産党の市田書記局長は5日、国会内で記者団に、「この10年間、『自民、民主にあらずんば政党にあらず』と、2大政党に苦しめられてきた。風を起こせる可能性は、かつてないほど満ちている」と語った。

(2013年6月6日08時07分 読売新聞)

1824チバQ:2013/06/06(木) 23:49:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20130605-OYT8T01309.htm?from=popin
<参院選>戦いの構図ほぼ固まる

 7月4日公示、21日投開票と見込まれる参院選。鹿児島選挙区(改選定数1)では、民主党がようやく立候補予定者を決め、自民党現職に新人4人が挑む戦いの構図がほぼ固まった。

 

◇現職に新人4人挑む◇

■民主党

 5月末、前衆院議員の皆吉稲生氏(62)の擁立を発表した。打越明司・党県連代表は「昨年の衆院選で県内の議席を失い、失敗してはならないと選出に時間を要した」と出遅れを認める。皆吉氏は「参院選は党再生の第一歩」と決意を示す。出身の連合鹿児島を軸に支援を広げたい考えだ。

 ■自民党

 2月、参院議員の尾辻秀久氏(72)のくら替え出馬を決定。公明党に加え、県農政連の推薦も決まった。農政連の推薦遅れは環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加が原因。尾辻氏は「TPPへの参加で経済が良くなるというのはまやかし。農村に失業者があふれる」と反対姿勢を貫く。

 ■共産党

 元西之表市議の野口寛氏(67)を擁立した。昨年の衆院鹿児島5区に続く出馬。野口氏はTPP、馬毛島(西之表市)への在日米軍空母艦載機離着陸訓練(FCLP)移転などに反対を唱え、街頭演説を継続。「党の方針と候補者の考えにズレがなく、一貫しているのが共産党」と訴える。

 ■日本維新の会

 昨年の衆院選では比例選での復活で県内初の議席を獲得。参院選は新人の岩重仁子氏(39)を擁立する。「脱既成政党」を唱え、県内初の女性国会議員を目指すが、橋下共同代表の「慰安婦発言」が尾を引く。岩重氏は街頭演説で知名度アップを図り、「政治システムを変える」と訴える。

 ■諸派

 幸福実現党県青年部長の松沢力氏(31)が、昨年の衆院鹿児島3区補選、衆院選鹿児島3区に続いて出馬。憲法改正による国防強化、川内原発の再稼働推進、消費税増税反対などを掲げる。今回選から解禁されるインターネットを使った選挙運動も駆使し、「若者の政治参加」を呼びかける。

(参院勢力順)

(2013年6月6日 読売新聞)

1825チバQ:2013/06/06(木) 23:57:29
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20130606150150001.html
非自民 松沢氏参入で混戦
 参院選の公示まで1カ月を切った。神奈川選挙区(改選数4)は元開成町長の露木順一氏(57)が5日、みどりの風公認での出馬を表明し、立候補予定者は11人になった。自民が優勢な情勢の中で、支持層が重なり合う「非自民」同士のせめぎ合いが早くも加速している。


 5月中旬、川崎市多摩区であった民主党衆院議員、笠浩史氏(9区=多摩区、麻生区)の後援会の役員会。みんなの党から立候補表明した前知事の松沢成文氏への対応が話題になった。


 笠氏は「(民主党現職の)牧山(弘恵)さんをよろしくお願いします」とあいさつ。役員会は「笠さんは民主党の議員なのだから、我々は民主党の候補を推すべきだ」という意見が大勢だったというが、後援会の立場は複雑だ。


 笠氏は知事選に転出した松沢氏の県議、衆院議員時代の地盤を引き継いだ。笠氏の後援会関係者によると、今でも役員の半数以上は松沢氏時代からの支援者だという。


 男性役員の一人は「牧山さんを支援するが、松沢さんに投票することもやむを得ない、という雰囲気だった」と明かす。自分自身も松沢氏に投票するつもりだ。


 女性役員は「夫は松沢、自分は牧山」と1票ずつ振り分けようと夫と話している。「牧山さんをよく知らないけど、9区で松沢さんより票が少ないと、笠さんの立場がなくなるから」


 5月下旬には松沢氏の元秘書の川崎市議が離党届を提出した。滝田孝徳・民主党県連幹事長は「動揺はない。我々の戦いをやっていくだけ」と話す。県連では、衆院の18小選挙区ごとに目標得票数を割り振った。「昨年の総選挙で落選した方々が組織的に動いてくれれば」と期待する。


 民主党県議時代の2003年、松沢氏の知事擁立の一翼を担った水戸将史氏にとっても、影響は大きい。「知名度と実績がある。トップ当選するくらいの勢いだ」と危機感を募らせる。


 従軍慰安婦をめぐる橋下徹共同代表の発言などで党勢が失速する中、7日には自らが主催する勉強会に党国会議員団代表の平沼赳夫氏を招く。平沼氏は拉致問題や尖閣問題などで強硬姿勢を主張する保守派の代表格。従来の支持層ではない保守層の取り込みを図るのが狙いだ。


 一方、「勝てる候補」(渡辺喜美代表)としてみんなの党の公認になった松沢氏。5月26日、藤沢駅前で行った初めての街頭演説は、受動喫煙防止法制定のアピールから始まった。


 「2期8年、(知事として)いろいろな改革を実施してきたが、受動喫煙防止で注目をいただいた。これを全国に広めたい」


 浅尾慶一郎政調会長は、同法の成立を党としての参院選のアジェンダ(公約)に掲げることも確約。争点化を狙う。


■予想される顔ぶれ(改選数4)

牧山弘恵 48 民現(1) 米国弁護士
島村大 52 自新   〈元〉日歯連理事長
佐々木さやか32 公新   弁護士
松沢成文 55 み新   〈元〉知事
畑野君枝 56 共元(1) 党中央委員
木村栄子 65 社新   〈元〉藤沢市議
露木順一 57 みど新   〈元〉開成町長
水戸将史 50 維現(1) 〈元〉県議
及川幸久 52 諸新   幸福実現党局長
溝口敏盛 66 諸新   〈元〉不動産会社員
笹谷広治 77 無新   壁材製造会社長

(敬称略、丸数字は当選回数)

1826チバQ:2013/06/06(木) 23:59:03
http://gendai.net/articles/view/syakai/142691
JAが自民をソデ 参院選「山形の乱」
【政治・経済】 Tweet
2013年6月3日 掲載
ウィークリーマンションFX セミナーエクセル講座タワーマンション光ファイバー 実現不可能な「『TPP6項目(重要5品目の関税維持・食の安全・ISD条項など)』の公約順守」という大ウソをついて参院選を乗り切ろうとしていた自民党。だが、ついに恐れていたことが起きた。JAグループの政治組織「山形県農協政治連盟」が、山形選挙区でみどりの風の現職の舟山康江議員を推薦することを決めたのだ。

 自民支援が当たり前の農政連が非自民候補を推すのは極めて異例。去年の総選挙で「TPP反対」を訴えて政権復帰しながら、手のひらを返すようにTPP交渉参加を表明した安倍政権に三くだり半を突き付けた形だ。

 さらに1日、自民党に“決定打”を与えるような集会が山形市内で開かれた。TPP反対集会に約350人が参加したのだが、その顔ぶれがすごい。

「主催した団体は、事務局がJA山形中央会にある“『TPP断固反対』山形県連絡会議”です。消費・商業・医療・建設・労働・農林水産の21団体から成り、受付には構成団体の『JAグループ山形』をはじめ、『山形県商工会連合会』『県医師会』『県土地改良事業団体連合会』などの名前がずらりと並んでいました。伝統的な自民党の支援団体が離反したことが一目瞭然でした」(ジャーナリスト・横田一氏)

 TPPに明確に反対する非自民候補をJAが推す“山形方式”が各地に広がれば、参院選の1人区がオセロゲームのように逆転する可能性は一気に高まる。自民圧勝なんて、一瞬で吹き飛ぶゾ。

1827チバQ:2013/06/07(金) 00:16:47
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/149755/
猪木出馬に佐竹雅昭氏も衝撃
2013年06月06日 07時00分 アントニオ猪木出馬に、最も衝撃を受けたのは自民党から比例代表で出馬する元K―1ファイターの佐竹雅昭氏(47)に違いない。佐竹氏がK―1に続き、主戦場としたPRIDEは、猪木がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、“師弟関係”にもあったからだ。

 参院選では支持層が重なる大ピンチだが、佐竹氏は「猪木さんは確実に当選されるでしょう。私は亀のように愚直に国民に夢を語っていくしかない」と既に気持ちの切り替えはできている。

 猪木は95年の参院選でもさわやか新党から出馬した高田延彦(51)と師弟対決となったが、ともに落選。国政を舞台に仁義なき戦いは繰り返される。


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1828神奈川一区民:2013/06/07(金) 11:00:10
みんな、比例選候補に渡辺代表の甥の美知太郎氏
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130606-OYT1T01726.htm?from=ylist
みんなの党は、今夏の参院選栃木選挙区(改選定数1)の公認候補に元・東京都新宿区議の沖智美氏(32)の擁立を内定した。
7日に栃木県庁で渡辺喜美代表らが同席して出馬を表明する。比例選候補として渡辺代表のおいで、渡辺幸子県議の夫、美知太郎氏(30)も擁立する。

沖氏は2011年4月、同区議選にみんな公認で初当選した。その後、同区選管に届けていた住所に居住実態がなかったとの指摘を受け、昨年11月に道義的な責任を取って辞職していた。
その後は、昨年末の衆院選で初当選した林宙紀議員(宮城1区選出)の秘書を務めていた。
みんなは県内外の人材から栃木選挙区の公認候補選考を進めていたが、日本維新の会との選挙協力を巡る混乱もあり、難航していた。

みんなの公認候補が内定したことで、同選挙区は民主党と自民党、共産党、幸福実現党と合わせ、5候補が戦う構図がほぼ固まった。
栃木選挙区には、主要政党からは民主現職の谷博之氏(69)、自民新人で前高根沢町長の高橋克法氏(55)、共産新人で同党県書記長の小池一徳氏(52)が出馬する予定だ。

1829名無しさん:2013/06/07(金) 11:35:38
舛添不出馬で陣容は固まった感じだな。

1830神奈川一区民:2013/06/07(金) 12:18:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130607/stt13060711040002-n1.htm
改革・舛添代表、参院選出馬せず 政界引退へ

 新党改革の舛添要一代表(64)=参院比例=は7日午前、国会内で記者会見し、7月の参院選には出馬せず、事実上、政界を引退する考えを表明した。

 舛添氏は「これまで立党以来3年近くいろいろ頑張ってきたが、残念ながら党勢拡大できなかった。代表としての私の責任だ。

 7月の終わりに参院議員としての満了する段階で党の代表を辞する。それと同時に参院選には立候補しないという方針だ」と述べた。

 舛添氏は平成13年の参院選に自民党公認で出馬し初当選、第一次安倍晋三内閣などで厚生労働相を務めた。

 22年に自民党を離党し新党改革を立ち上げた。現在2期目。

1831名無しさん:2013/06/07(金) 18:15:09
舛添要一は完全に追い詰められての引退だな
千葉や神奈川や東京やそのまま比例など色々検討したみたいだけど何処でも勝てそうになかったとのこと
あれだけの人気を集めた人が哀れさを諸行無常を感じる

1832名無しさん:2013/06/07(金) 19:05:16
組織が落ち目の時に唾吐いて出て行ったり 拾ってくれた主君を後ろから斬って他の組織に首を持っていくような中韓メンタルな奴には支持が集まらない。

1833とはずがたり:2013/06/07(金) 19:09:58
当選見込めないと判断したんでしょうねぇ。
今回立候補を取り止めて惨敗避けたことでまた機会見て立候補したそうな気もします。

1834チバQ:2013/06/07(金) 21:21:41
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130607-OYT1T01162.htm?from=ylist
舛添氏、復党模索…「党見捨てた」と自民反発

 新党改革の舛添代表は7日の記者会見で、改選を迎える夏の参院選に出馬せず、参院議員の任期満了後、代表も辞任する意向を表明した。


 ただ、政界引退は明言せず、2016年に予定される東京都知事選や、次期衆院選などへの出馬の可能性も取りざたされている。

 舛添氏は記者会見で、今後について、「(任期が)終わってからゆっくり考える」と述べた。関係者によると、舛添氏は夏の参院選で、自民党に復党した上で比例選に出馬することや、無所属で東京か神奈川選挙区から出馬することを模索したという。ただ、舛添氏は10年に自民党へ離党届を提出し、除名処分となっている。同党内に「苦しい野党時代に党を見捨てた」との反発があった。

(2013年6月7日20時58分 読売新聞)

1835チバQ:2013/06/07(金) 21:22:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20130606-OYT8T01463.htm
参院選 4氏動き活発化

 7月4日公示、同21日投開票と見込まれる参院選が近づいてきた。宮崎選挙区(改選定数1)には、自民党の長峯誠氏(43)と民主党の道休誠一郎氏(60)、共産党の来住一人氏(68)、幸福実現党の河野一郎氏(53)の4人(いずれも新人)が立候補を表明。安倍政権の高い支持率を追い風に、県内で衆参全議席の独占を狙う自民党に対し、巻き返しを図りたい民主党などの野党候補が挑む構図となりそうだ。

◇長峯氏、後援会組織作り

 「地方の思いをしっかりと国に届けたい」。4日夕、都城市の中心商店街で開かれた長峯氏の後援会事務所開き。支援者ら約100人を前に、長峯氏は同市長時代に取り組んだ未開通の都城志布志道路などに触れ、「国政の立場から精いっぱい力を尽くす」と加えた。

 長峯氏は元参院議員・基(もとい)氏(72)の長男。県議3期を経て2004年に当時の全国最年少で都城市長に当選した。昨年、自民党県連の参院候補者公募に応募、5人の中から選ばれ、同11月、任期途中で市長を退いた。12月の衆院選では自民の小選挙区3候補の応援に同行、年明け後も事業所巡りなどを繰り返す。「どの市町村も5回は入った」と長峯氏。国会議員元秘書の妻、恵さん(43)も各地を回っている。

 都城市長を8年務めた縁で市町村長らの支援も得て、合併前の旧市町村ごとに後援会組織を作った。宮崎市では20の地域自治区に後援会を設置。公明党の推薦も決まった。

 不安材料は7月にも政府が交渉に参加する環太平洋経済連携協定(TPP)だ。準組合員らを含めて約13万人を擁する県内最大の政治団体・農民連盟は交渉参加に反発。1月に出された長峯氏の推薦願を保留したままだ。安倍政権の支持率を後押ししてきた株価は下落傾向にあり、自民党県連の坂口博美幹事長は「今の有権者は風で動く傾向がある」と引き締めに躍起だ。

◇道休氏、無党派層浸透狙う

 「昨年の衆院選で厳しい判断が下された。再び地域から頑張ります」。5日午後、宮崎市下北方町の県道で、道休氏は小雨に打たれながら行き交う車に頭を下げ、ハンドマイクで訴えた。

 公示までに街頭演説1000回を目標に掲げ、公認が決まった4月以降、県内を巡回している。民主党県連の渡辺創幹事長は「さらに1万戸を訪問するなど、道休には100万歩を歩かせる。とにかく触れて知ってもらう」と知名度アップを重視。これまで2回立候補した宮崎2区以外での浸透と、無党派層の取り込みが鍵とみる。

 同党県連は昨年の衆院選で道休氏を含む県選出の2議席を失い、責任を取って代表が辞任。参院選の候補選びも手間取り、出遅れた感は否めない。非自民勢力の結束にも時間がかかっている。

 道休陣営は共闘を目指す社民党に配慮し、パンフレットに明記していた「憲法96条の見直しは必要」とする文言を修正することにした。社民県連の太田清海代表は「憲法改正について歩み寄れた。支持する流れになりつつある」として、8日の幹事会で対応を決める方針だ。

 連合宮崎の推薦に加え、社民党を支援する団体でつくる県労組会議も道休氏の支持を決定。渡辺幹事長は「共に歩む枠組みができればいい。有権者の反応も、どん底だった衆院選の時より徐々に良くなっている」と話す。

◇来住氏、安倍政権を批判

 共産党は、昨年の衆院選・宮崎3区に出馬した来住氏を擁立。前都城市議で、安倍政権を「米国追随と大企業優先」と批判、消費増税の反対やTPPの交渉参加反対を訴える。

 あいさつ回りでは各地の農協も重視し、TPPや憲法改正に反対する有権者の受け皿を目指している。同党県委員会の馬場洋光書記長は「安倍政権に真正面から対峙(たいじ)できるのは共産党だけだ」と強調する。

◇河野氏、毎朝つじ立ち

 幸福実現党は09年の衆院選で熊本4区から立候補した河野氏が出馬予定。支部長を務める宗教法人「幸福の科学」日向支部がある日向市を中心に毎朝つじ立ちを行い、支援者回りなどで浸透を目指す。「国防の強化や景気回復のための減税を」と訴える。

(2013年6月7日 読売新聞)
関連記事・情報

1836チバQ:2013/06/07(金) 21:24:41
http://gendai.net/news/view/107339
舛添氏、超ミジメな参院選不出馬の真相
【社会】2013年06月07日 15:00 更新
 新党改革代表の舛添要一氏が7日、記者会見で来月の参院選に出馬しないことを表明したが、その真相が見えてきた。舛添は直前まで、他党との合流、選挙区の変更など、当選できる道を模索してきた。しかし、どういうシミュレーションをしても当選できないことが分かり、今回の断念表明になったという。

 その理由について、自民党の関係者はこう言った。
「もちろん、自民党との合流も目指していましたよ。安倍首相とパイプがある新党改革の荒井広幸参院議員が動き回っていました。しかし、舛添さんはプライドが高く、合流には党首同士の合意が必要など、対等合併じゃなければイヤだ、みたいな態度だった。これには自民党も呆れていて、合流話が進まないうちにどんどん選挙区が埋まってしまった」

 気が付けば、どこから出ても勝てなくなっていたということなのだが、これで政界引退かというと違う。
「前回の都知事選も最後まで出馬を模索した。猪瀬知事に勝てないことが分かり、あきらめたのですが、都知事には未練がある。今回、参院選を断念したのも次の都知事選狙いの意味がある。失言でミソをつけた猪瀬知事は、もし、東京の五輪招致に失敗すれば、途中辞任もありえる。そうすれば、自分が出馬する。こんな皮算用があるみたいです」(舛添氏の関係者)

 64歳では政治家として、死に切れないか。

1837チバQ:2013/06/07(金) 21:25:59
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130607/1061156
「骨を埋める覚悟」みんな・沖氏が会見 参院選栃木選挙区
(6月7日 14:58)
 みんなの党の渡辺喜美代表は7日、県政記者クラブで記者会見し、7月の参院選栃木選挙区に元東京都新宿区議の沖智美氏(32)、比例代表に渡辺氏の秘書でおいの渡辺美知太郎氏(30)を公認候補として擁立すると発表した。栃木選挙区は自民、民主、みんな、共産の主要4党と諸派の幸福実現党の5党派で改選1議席を争う構図が固まった。

 会見に同席した沖氏は「栃木県は自然エネルギーの宝庫。脱原発を中心に自然エネルギーの普及促進を訴えたい。みんなの党の故郷の栃木にお嫁に行く気持ち、骨を埋める覚悟だ」などと抱負を語った。京都府出身。宇都宮市に住民票を移し、引っ越しも済ませたという。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1101930771/3337
沖氏「迷惑かけた」 新宿区議辞職

1838チバQ:2013/06/07(金) 21:26:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013060700659
参院茨城に新人=みんな
 みんなの党の渡辺喜美代表は7日、茨城県庁で記者会見し、7月の参院選茨城選挙区に新人でワイン製造業会社社長の石原順子氏(51)を擁立すると発表した。
 同選挙区でみんなは、日本維新の会の新人を推す予定だったが、同党との選挙協力解消に伴い、公認候補の擁立を決めた。(2013/06/07-15:16)

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1839チバQ:2013/06/07(金) 21:29:34
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20130607ddlk03010006000c.html
党奔政走:参院選・北上をめぐる攻防 関根陣営、透ける対抗心 平野陣営、県議らに焦りも /岩手
毎日新聞 2013年06月07日 地方版

 北上市で6日午前11時、夏の参院選岩手選挙区に生活の党が担ぎ出した関根敏伸氏(57)の後援会事務所開きが始まった。平日なのに支援者が多数かけつけた。ただ、後援会は参加者を約350人としたが、どう見ても300人以上はいない。1キロ離れた場所で5日前の土曜日、無所属で出馬する平野達男前復興相(59)の後援会が行った事務所開きには約200人が集まったとされる。地元が同じライバルに対抗心が透けて見えた。

 生活の小沢一郎代表を支える後援会連合会の小笠原直敏会長は、「100人ぐらいと思ったがこんなに集まるとは。関根さんの知名度不足への危機感を皆が共有しているのだろう」と顔を崩した。

    ◆

 3時間後、平野氏の北上の後援会事務所で県議3人が顔を合わせていた。3日の県議会民主党会派の議員総会で、平野氏支援のため離党表明した五日市王(おう)氏、党に残って支援する意向を伝えた渡辺幸貫氏、小田島峰雄氏だ。先に離党した佐々木一栄・党県連前顧問も姿を見せ、選挙態勢を1時間話し合った。

 国政選挙は県議の働きが肝心。渡辺氏は「やっと自分たちが駆けつけたばかり」と焦りを隠さなかった。公示とされる7月4日まで1カ月もない。

    ◆

 岩手選挙区で公認候補擁立を4月下旬にあきらめた社民党県連合合。社会党だった95年以来の決断だが、擁立論が再燃している。野党の統一候補を立てたかったが、民主と生活が独自候補を決めてしまって戦略は頓挫。自主投票にすれば不戦敗を意味する。それは避けたい。

 4日午後2時、北上川沿いにある盛岡市のビル4階。党県連合の常任幹事会に15人が集まった。切羽詰まった役員の一人は「小沢さんとの連携を感情論で話してはいられない」と同調を求めた。反原発など、社民に主張が最も近いのは生活。関根氏への相乗りを視野にした発言だが、組織内には小沢代表へのアレルギーが強い。

 関根氏は北上選挙区の前県議で、同選挙区選出の県議がいる社民が地元ライバルを応援することにも抵抗感がある。今回関根氏が落選して県議選に再挑戦した時、票を取られて議席が危うくなりそうだ。社民は定数48で3人の県議をなんとしても守りたい。

 2時間の話し合いで、細川光正幹事長が「独自候補擁立を含めて引き続き議論する」と締めくくったのがこの日の精いっぱいの結論だった。この迷走を「党の力不足」と表現する出席者もいた。

 福島瑞穂党首が来県する8日までに方針を固められればいいが、党幹部は「どんな選択をしても不満は残る」と表情は晴れない。【金寿英、浅野孝仁】

1840チバQ:2013/06/07(金) 21:32:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20130606/CK2013060602000108.html
<どっちだ13参院選かながわ> 待機児童ゼロ 手柄は
2013年6月6日

横浜市の民間による認可保育所「アメリカ山徳育こども園」。駅ビル内にあり、屋上の庭園を園庭にしている=同市中区で


 保育所に入れない児童を解消する横浜市の「待機児童ゼロ」達成について、参院選神奈川選挙区(改選数四)で戦う与野党の各陣営が、自らの実績や関与を強調している。一方、八月の横浜市長選に出馬する意向の林文子市長(67)は、与野党双方に「支援のおかげで実現できた」と感謝。全方位的な気配りを欠かさない。(参院選取材班)

 自民横浜市連が三日に開いた集会。市連会長の松本純衆院議員(63)は、安倍晋三首相が横浜市を参考に「二〇一七年度までに全国の待機児童をゼロにする」と表明したことを踏まえ「全国が横浜に注目している。国の方針を実現するため、林市長に先頭に立ってほしい」と持ち上げた。

 集会に出席した林市長は「自民の後押しで待機児童ゼロを実現した」と応じた。

 公明新人の佐々木さやか氏(32)も、実績を強調する一人。先月の集会では「この取り組みを進めてきたのも公明党。保育所経営への株式会社の参入も提案してきた」と訴えた。

 野党側でも、民主現職の牧山弘恵氏(48)が「今話題の横浜方式を全国に広げたい」と、推進姿勢をアピールしている。

 そもそも、待機児童ゼロを主導した林市長は、政権交代した〇九年夏の衆院選と同日実施になった横浜市長選で民主推薦を受け、自公が支援した候補者を破り初当選した。実現に向けた取り組みの大半も、民主政権時代に進められた。

 このため、四月の民主県連大会に出席した林市長は「待機児童の解消はなかなか進まなかった。民主政権のとき、大きな第一歩を踏み出してもらった」と強調。当時の国の後押しに感謝した。

 一方、「『市長は誰にでもいい顔をするのか』と、ある人たちからよく怒られる」ともこぼし、市長選を前に与野党間のバランスに腐心する様子をにじませた。

1841チバQ:2013/06/07(金) 21:38:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130607/elc13060721190002-n1.htm
自民、元女優の擁立取りやめ 暴力団との交際報道で
2013.6.7 21:15 [自民党]
 自民党は7日、夏の参院選比例代表に公認した新人の元女優、田島みわ氏(49)の擁立を取りやめる方針を固めた。

 党幹部によると、週刊新潮による暴力団関係者との交際報道を踏まえ、田島氏が自ら立候補を辞退する形を取り、週明けに公認を取り消す。

1842名無しさん:2013/06/07(金) 21:42:56
>>1832
後ろから斬られて満身創痍になった主君や組織員が
唾吐いて出て行くのは責められん
ミンスに残ってるのは味方を後ろから斬った連中とドン臭い連中だけ

1843チバQ:2013/06/07(金) 22:19:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chubu/news/20130606-OYT8T00192.htm
協力解消 維新に困惑 愛知 擁立か見送りか



街頭演説の後、聴衆と握手する参院選立候補予定者(2日、名古屋市中区で) すでに8人が立候補を表明し、混戦模様となっている愛知選挙区(改選定数3)は、「第3極」勢力が自民、民主両党の戦いに割って入る構図となりそうだ。その中で、日本維新の会が候補者を擁立するかどうかが決戦を前にした一つの焦点になっている。

 「愛知で候補者を出せるという話ではなかったのか」

 今月初旬、維新の会幹部は党県総支部の幹部に電話口でそう迫った。総支部幹部が「候補擁立を見送る場合もある」と不戦敗の可能性に触れたことに戸惑いを隠せなかったのだ。

 みんなの党が、維新の会共同代表・橋下徹のいわゆる従軍慰安婦問題を巡る発言などで選挙協力を解消したのは5月21日。愛知選挙区ではみんなの党新人・薬師寺道代(49)の擁立が決まっていた。協力解消を受け、維新の会幹事長・松井一郎(大阪府知事)らを中心に独自候補を擁立する「主戦論」が高まっている。

 そもそも、総支部内では他党候補を支援することに「抵抗があった」。このため、総支部が愛知だけでも選挙協力を解消できないか、党本部に働きかけていた経緯がある。昨年末の衆院選の比例選得票数が、みんなの党の約32万票に対し約59万票と「愛知では維新の会の知名度の方が高い」(総支部幹部)との自負もあった。

 しかし、橋下の発言で状況は一変し、党への逆風が吹き荒れている。総支部幹部が不戦敗に言及したのも、「女性の支持が離れ、女性候補の薬師寺氏との対決は厳しい」との判断があるとみられる。

 一方、維新の会共同代表の石原慎太郎は、名古屋市長の河村たかしが擁立した地域政党・減税日本の立候補予定者を支援してはどうかと党幹部に提案した。衆院選前に石原と河村が合意した維新の会への合流が橋下の反対で頓挫した経緯があり、党関係者は「石原さんは合流話の破談を今も申し訳なく思っているようだ」と解説する。

 主戦論と消極論に加え、減税日本への相乗り論まで飛び出し、維新の会の候補者擁立の動きは混沌(こんとん)としている。

■減税、混戦に勝機うかがう

 2日午後、名古屋市中区のJR金山駅前で減税日本の新人・宇田幸生(40)がマイクを握った。プロ野球地元球団の帽子をかぶったスーツ姿。同党を率いる河村と同じような身なりをしている。

 「気さくな40歳。中小零細企業の会社の息子として生まれ育ちました」

 聴衆を引きつけるための「つかみ」まで河村とそっくりだ。主張する政策も「国会議員の給与を市民並みに」「消費増税の凍結」と河村の主張を踏襲した。

 宇田は5月22日に出馬表明したばかりで知名度はほぼゼロ。4月の市長選で圧勝した河村の人気に活路を見いだそうとしており、「分身」としてのアピールに躍起だ。河村も毎週末、宇田と一緒に活動している。

 河村は昨年末の衆院選で擁立した候補が全員敗れ、国政への足がかりを失った。しかし、参院選は民主、自民両党が立候補予定者を1人ずつに絞ったことに加え、立候補予定者が乱立していることで勝機を感じている。「愛知選挙区は定数3。3人目でいい」。河村は最近口癖のようにそう繰り返し、国政進出への意欲をあらわにしている。

 (敬称略。この連載は志磨力、新良雅司、黒岩宏行、小山内晃、浜名恵子が担当しました)

(2013年6月6日 読売新聞)

1845沖縄無党派:2013/06/08(土) 02:55:27
http://shimpuoshirase.sblo.jp/article/68806593.html
維新政党・新風は7月4日公示予定の参議院選挙には候補者を比例代表に擁立せず、東京、千葉、神奈川の選挙区にのみ擁立することに決定しましたので、茲にお知らせ申し上げます。

1846名無しさん:2013/06/08(土) 18:34:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130608ddq041010016000c.html
選挙:参院選・岐阜選挙区 民主擁立へ 元国会議員秘書の新人

 民主党は7日、参院選に向け岐阜選挙区(改選数1)で、元国会議員秘書で会社役員の吉田里江氏(47)に出馬要請した。

 吉田氏が受諾したため、8日に開かれる党岐阜県連の常任幹事会で報告した上で、来週にも正式に公認候補となる見通し。

 吉田氏は2007?09年に自民党の丹羽雄哉衆院議員の秘書を務め、10年の参院選で茨城選挙区から、たちあがれ日本の公認候補として出馬し、落選した。

 民主党岐阜県連選対本部長の小見山幸治参院議員の秘書も一時期務めていた。

 民主党県連では候補者の擁立が難航したため、選定を党本部に一任していた。

 岐阜選挙区はいずれも新人で、自民党の大野泰正氏(54)▽共産党の鈴木正典氏(49)▽幸福実現党の加納有輝彦氏(52)??が出馬を表明し、吉田氏の擁立により候補者が出そろう見通し

1847チバQ:2013/06/08(土) 20:06:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130604ddlk46010685000c.html
「凪」の断面:参院選鹿児島選挙区/上 維新、民主 /鹿児島
毎日新聞 2013年06月04日 地方版

 ◇しぼむ熱、戻らぬ波
 日本維新の会共同代表・橋下徹の慰安婦発言が物議を醸し始めた5月中旬。鹿児島市内の事業所に掲示されていた維新のポスター5枚が、ひっそりとはがされた。ポスターには、マイクを握る橋下の写真が大きくあしらわれていた。隣には、参院選に出馬する新人、岩重仁子(さとこ)(39)の立て看板。

 「当面は様子を見たいと言われた」。陣営は発言の影響を認める。

 同26日の国政報告会でも維新離れは明らかだった。主催者は参加者数を800人としたが、1500ある座席は半分も埋まっていなかった。東国原英夫議員の講演が終わりかけた頃、後方の参加者が言葉を交わした。「今日は何のイベント?」「さあ」。総選挙直前に鹿児島中央駅前に1000人以上を集めた熱気は、消えていた。

     ◇

 岩重は3月の出馬表明以降「何周したか分からない」(陣営)ほど県内を回り、集会やつじ立ちを続けている。

 だが、地方組織のない維新が浸透するのは容易ではない。頼みの綱は、今回解禁されたネット選挙。陣営は4月から毎週、動画サイトでの番組配信を始めた。岩重自身が、立候補を決意した理由や主張を語る。ツイッターやフェイスブックでは行動予定やその時々の政治に対する思いを発信している。

 ツイッターのフォロワー数は、まだ140前後。陣営は「県内の人が少ない。もっと広がりがほしい」と危機感を募らせる。

     ◇

 野党第一党の民主が、新人の皆吉稲生(62)の擁立を発表したのは、公示の35日前。戻らぬ党勢を如実に示していた。

 表明が遅れ遅れになった理由を、県代表の打越明司は「維新との連携を模索した時期があったから」と説明する。無所属の候補者を民主、維新で応援する構図を描き、打越が交流のある維新の国会議員にも接触。だが、憲法観などのあまりの違いから党内で異論が上がり、共闘路線は崩壊。関係者は「自民の補完勢力としか思えない。協力は無理だった」。

 何人かは選考の俎上(そじょう)に乗ったが、実際には総選挙で落選した打越、皆吉、川内博史の3人以外に、カードはなかった。

     ◇

 「財界の大物から、離党しての出馬を求められた」。川内に近い複数の関係者が明かす。

 離党話を裏付けるかのように、川内の新しい選挙ポスターには民主党のマークやキャッチコピーが入っていない。落選直後から姶良などでつじ立ちしたことも、臆測を呼んだ。

 川内は「自分から離党することはない。参院選後も党が存続できるか分からず、刷り直すお金もないから、ロゴは入れなかっただけ」。

 決められない政治と内部分裂を野党転落後も解消できない民主。何とか皆吉に落ち着いたのは、かつて社民党に所属し、連合鹿児島副会長を務めた経歴から民主、社民、連合などでつくる「5者会議」での合意が得やすかったためだ。

 「相手の背中も見えていないが、これから全速力。護憲勢力を結集したい」と皆吉。打越も「これまでの倍のスピードで準備する」と意気込むが、短期間でどこまで戦えるかは、未知数だ。

(敬称略)

     ◇

 参院選の公示まで1カ月。自民・公明の政権与党側が再び大勝するのか。民主や維新が一矢報いるのか。共産や諸派は……。過去の選挙に比べ盛り上がりに欠け、「凪(なぎ)」ともいわれる鹿児島選挙区。5人の候補者の動きを中心に、その断面を追った。(山崎太郎、津島史人、土田暁彦が担当します)

1848チバQ:2013/06/08(土) 20:07:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130605ddlk46010501000c.html
「凪」の断面:参院選鹿児島選挙区/中 自民 /鹿児島
毎日新聞 2013年06月05日 地方版

 ◇72歳、老兵の死地
 「決して油断をしてはいけない選挙だ」

 衆院議長を招いて5月に鹿児島市で行われた懇談会。自民現職の尾辻秀久(72)や各種団体の長らを前に、県連会長の森山裕は「油断」という言葉を3度強調した。

 総選挙で圧勝し、高支持率を維持するにもかかわらず、森山が引き締めに力を注ぐのには理由がある。森山が出馬した98年参院選。自民勝利とみられていたが、首相らの恒久減税に関する発言が二転三転し惨敗。首相は退陣に追い込まれた。

 ねじれ解消のためには苦い経験を繰り返してはならない。推薦を受ける企業や団体の数は400を超え、自民の地方議員、友好団体、公明などの支援を受けて磐石の組織選を構築したとはいえ、慢心は大敵なのだ。

     ◇

 現職の加治屋義人が高齢を理由に引退表明した時は74歳だった。その後継に選ばれたのは、2歳しか違わない尾辻だった。全国の選挙区立候補者の中で1、2を争う高齢。県連の公募には他に県議や鹿児島市議ら3人が名乗りを上げたが、自民関係者は「それでも最初からほとんど尾辻で決まっていた」と選考の内幕を明かす。

 理由は党本部の調査。県内ほとんどの市町村で、尾辻が候補者に選ばれた場合が最も勝つ確率が高いと出たという。友好団体からも尾辻を推す声が強かった。

 「勝てる候補」として選ばれた尾辻だが、実は今期限りの引退も考えていた。翻意の大きな要因は、新自由主義の脅威に対する危機感だった。

     ◇

 規制緩和、民営化、自由化を柱とする新自由主義は、経済、教育、医療などあらゆる分野に競争原理、市場原理を持ち込み、国力を高めようとする英米発の政策だ。その結果、一部の層だけが豊かになり、大多数の貧困層が生まれ、格差は世界規模で広がった。

 日本も例外ではない。小泉−竹中ラインが強力に推進した結果、日本を支えてきた「分厚い中間層」はやせ細り、大量の非正規労働者が生まれ、教育格差は広がり、国民皆保険すら環太平洋パートナーシップ協定(TPP)という米国発の新自由主義政策によって脅かされている。

     ◇

 一方の尾辻は、ドミニカ移民救済など社会的弱者に光を当てることを政治信条にしてきた「虫の目の政治家」。市場で生き残るものが正義であり、弱い者は淘汰(とうた)されるのが当然の新自由主義は受け入れられないばかりか、日本の美風や伝統、国柄を根こそぎ破壊するものでしかない。

 尾辻は会合で個々の政策を訴えることはほとんどなく「覚悟」「命も要らぬ」という言葉を度々使う。それは、例え相手が同じ自民党であってもTPPをはじめとする新自由主義政策には徹底抗戦するという決意の表れだ。父がかつて命懸けで米国と戦い太平洋に散ったように、薩摩の老兵も今回の選挙と最後の議員人生に自らの死地を見いだしている。(敬称略)

1849チバQ:2013/06/08(土) 20:07:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130606ddlk46010641000c.html
「凪」の断面:参院選鹿児島選挙区/下 幸福、共産 /鹿児島
毎日新聞 2013年06月06日 地方版

 ◇原発、憲法で独自色
 原子炉停止から丸2年が過ぎた薩摩川内市の川内原発。敷地のそばには、幸福実現党の立て看板。色あせたポスターが歳月を物語っていた。

 同党は昨年の衆院3区補選、総選挙で川内再稼働を明言、今年3月には鹿児島市内で推進パレードも催した。

 「安全性を高めた上で原発を活用することが日本経済にとって重要だ」

 今月1日。新人の松沢力(31)は、天文館での街頭演説で力を込めた。

 ただ、総選挙では大きな争点になった原発再稼働だが、今回はほとんど争点化されていない。

 一方、確実に争点になるのが憲法改正。自民はハードルの高い9条ではなく、改憲手続きを定めた96条から着手しようとしている。衆参各3分の2以上の賛成が必要なところを、2分の1に緩和しようというのが自民案だ。

 「自民は公明に配慮して9条改正には歯切れが悪い。手続き論の96条でなく、9条改正が必要な理由を我々は堂々と主張したい」と松沢。演説の傍らでスタッフが配っていたチラシには他に「国防強化」など歯切れのいい文言が並んでいた。

     ◇

 主張の明快さでは、共産も負けていない。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加反対、原発再稼働反対、消費増税反対、アメリカ言いなり反対……。わけても憲法改正反対については社民と並んで本家本元だ。

 新人の野口寛(67)は「自民の狙いは9条改正。改憲の自民か護憲の共産か、対立軸の分かりやすい選挙だ」と話す。

 保守的な鹿児島だが、改憲の動きに危機感を持つ人たちが新たな行動を始めた。共産幹部によれば、大隅や南薩地域で「九条の会」発足の動きがあるという。「日本の右傾化に反発するものだろう」

 もどかしさもある。昨年の総選挙。民主・自民批判票の受け皿になることをもくろんだが、第三極の乱立で埋没。再稼働反対の世論を党勢につなげきれなかった。

 今月2日、県庁前であった脱原発イベントに、野口をはじめ共産関係者の姿が多くあったのは、そうした反省を踏まえてのことだ。陣営は「再稼働阻止には政治の力が必要。参加者に『自分たちの主張と一番近いのは共産党なんだ』と感じてもらいたい」と話す。

     ◇

 ともに明快な公約や政策を掲げる両党。ブレのなさや独自色が強みだが、総選挙での得票率は幸福0・5%、共産3・7%(いずれも比例)にとどまった。“固定客”から先に支持をどう広げるのか。課題解決の答えは、なかなか見えてこない。(敬称略)

1850チバQ:2013/06/08(土) 20:09:04
http://mainichi.jp/area/news/20130605ddp041010021000c.html
2013参院選の現場:「政闘」を見る/1 自民 アベノミクスに命運
毎日新聞 2013年06月05日 西部朝刊

 ◇TPP、改憲…火種抱え 高支持率も「どうなるか」
 「自民党はちゃんと公約を守れ」「なんのために衆院選であれだけ支持したと思っているのか」

 5月28日、宮崎市内で開かれたJA宮崎中央の幹部会。参院宮崎選挙区(改選数1)に出馬予定の自民新人、長峯誠氏(43)から出ていた推薦願への対応を協議中、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を巡る自民の姿勢に怒りの声が上がった。

 原則として全品目の関税撤廃を目指すTPPに参加すれば、安い輸入農産物が押し寄せてくるのは確実だ。正・准組合員15万人を擁するJAグループ宮崎を母体とする政治団体・県農民連盟は昨年12月の衆院選で、小選挙区の自民候補3人から「TPP反対」の確約を取り付けた上で全面支援した。

 それだけに、政権奪取後の今年3月、安倍晋三首相がTPP交渉参加を表明したことは背信と映る。「不満があるどころじゃない。はらわたが煮えたぎっている」(農民連盟幹部)。同月、農民連盟は長峯氏の推薦願を保留にした。

 5月2日、自民佐賀県連の福岡資麿会長ら幹部6人が、JAグループ佐賀の政治団体、県農政協議会の中野吉実会長を訪ねた。農政協は4月、自民新人、山下雄平氏(33)への推薦を白紙撤回していた。理由はやはりTPPだった。

 「TPPを推進する結果になって申し訳ない」。農政協を訪れた福岡会長らは頭を下げ、改めて支援を求めた。約2週間後、推薦状と引き換えに山下氏が農政協側に渡した文書には「私のTPP反対の立場は変わりません」と明記してあった。自民の演説会に訪れたコメ農家の男性はこう漏らす。「選挙のアピールでしかない。また、だまされるよ」

 選挙戦における自民の「鬼門」はTPPだけではない。安倍首相が意欲を示す憲法改正についても、選挙協力を結ぶ公明党のアレルギーは強い。同党のある県議は「衆院選で大勝したからといって、安倍さんの鼻息が荒くなるのは歓迎しない」と懸念を示した。

 ただ、今のところは安倍政権への高い支持率を背景に、これらの火種は大きな炎になっていない。各陣営は余裕の表情を見せ、宮崎・長峯氏陣営の幹部も「農民票の行き先は自民しかない」と楽観。公共事業拡大に期待する建設業界に加え、地元自治体の首長からも全面的な支援を受ける。JA宮崎内からも「政権与党としての力は野党とは違う」「消去法で自民しかない」との声が漏れる。

 問題はアベノミクスへの期待が失望へと変化した時だ。株の急落や金利上昇、円安による輸入原材料の値上がりなど副作用が出始めた。地方選では与党候補の敗北も相次いでいる。アベノミクスが砂上の楼閣となれば一気に火種が噴出しかねず、ある陣営関係者は一抹の不安を口にした。「自民への支持は株価次第だが、今後どうなるか誰も予測がつかない。参院選までもつのか」=つづく

  ■   ■

 参院選(7月4日公示、21日投開票の見通し)が1カ月後に迫った。昨年12月の政権再交代後初の本格的な国政選挙となる。安倍政権への高い支持率をバックに自公は過半数を目指し、野党が挑む構図。九州・山口の選挙区に候補者擁立を予定する主な政党と陣営の決戦前夜を追った。

1851チバQ:2013/06/08(土) 20:09:45
http://mainichi.jp/area/news/20130606ddp041010015000c.html
2013参院選の現場:「政闘」を見る/2 民主 候補者擁立すら難航
毎日新聞 2013年06月06日 西部朝刊

 ◇改憲勢力拡大に対抗 野党共闘に望み託す
 5月11日夜、民主党山口県連の西嶋裕作幹事長は、同県山口市内の居酒屋で30代の男性と膝をつき合わせていた。「出てもらえないだろうか」。いつになく真剣な表情で参院選への出馬を促したが、男性は最後まで首を縦に振らなかった。「本当に焦っているんでしょう。でもタイミングが遅すぎる。落選後の保証もない」。元民主衆院議員の秘書を務めたこともある男性は、そう振り返る。

 安倍晋三首相の地元、山口県。民主は昨年12月の衆院選で全4選挙区に候補を擁立しながら全敗。今年4月の参院補選でも自民候補に2倍以上の票差で敗れた。惨敗ショックを引きずったまま、県連は会社員ら6人に参院選出馬を持ちかけたが、断られた。「負けると分かっている選挙に出る人なんかいない」。関係者からあきらめに近い言葉も漏れる。

 うそつき呼ばわりされて政権の座を失った民主が、衆院選大敗のダメージから立ち直れないのは他の選挙区も変わらない。長崎県連幹部は「信頼を失い、もう一度頑張れという声をもらえない」、福岡県連幹部も「業界団体の推薦が自民ばかりに行って、全然こっちに来ない」と嘆く。

 こうした状況を反映し、民主は九州・山口の9選挙区(福岡が改選数2の他は改選数1)のうち山口、沖縄でいまだ候補者を決められず、大分では擁立を断念。残る6選挙区も長崎、熊本の現職を除いて擁立が遅れ、何とか決まったのが衆院落選組3人と衆院議員の秘書1人。なり手がいなかった末の身内頼みともいえ、ある陣営関係者は「人を立てただけ。事実上の不戦敗」と自嘲気味に語る。

 自民の独り勝ちを危惧し、野党共闘に望みを託す動きもある。「頼久さんとは選挙の話も含めて意見交換をしている」と語るのは熊本選挙区から出馬予定の現職、松野信夫氏(62)。「頼久さん」とは日本維新の会国会議員団幹事長の松野頼久氏(衆院比例九州)で、衆院熊本1区を地元とする昨年の民主離党組だ。政党は分かれたものの、2人は親しいことで知られる。

 だが、現実は厳しい。維新ベテランで同4区選出の園田博之氏は参院選で自民候補予定者の支援を明言。信夫氏は「(維新票が来る)可能性はある」と秋波を送るが、「まとまっての支援にはなりにくい」と認める。

 やはり維新との連携を探った民主鹿児島県連では、維新側が独自候補を擁立し不調に終わった。「民主が参院選後もある保証はない」。前衆院議員からこんな発言も飛び出す民主に勝機はあるのか。

 「むき出しの国家主義が出てきている」。民主の細野豪志幹事長は5月18日の連合長崎の会合で、憲法改正を掲げる自民を相手にリベラル対保守の闘いに持ち込む戦略を描いてみせた。福岡県の陣営幹部を務める前衆院議員が語気を強める。「改憲勢力の拡大に危機感を持つ有権者は増えている。アベノミクスへの期待は大きいが、社会保障や景気対策など明確な対立軸を作り、民主が受け皿にならなければならない」=つづく

1852チバQ:2013/06/08(土) 20:10:21
http://mainichi.jp/area/news/20130607ddp041010019000c.html
2013参院選の現場:「政闘」を見る/3 維新、みんな 第三極旋風、今は嵐
毎日新聞 2013年06月07日 西部朝刊

 ◇蜜月「橋下発言」で一転 協力ご破算、票分散に危機感
 「何なんだこれは」。5月19日、みんなの党の渡辺喜美代表が日本維新の会との選挙協力解消に言及した直後、参院福岡選挙区(改選数2)から維新新人で出馬予定の吉田俊之氏(57)は動揺を隠せなかった。

 維新とみんなの選挙協力により、吉田氏もみんなからの推薦が決まっていた。「プラチナチケット」。吉田氏は統一候補の座をそう例えた。ところが5月13日、維新の橋下徹共同代表から従軍慰安婦を巡る発言が飛び出し、事態は急変。それでも、16日に国会で会ったみんなの江田憲司幹事長から「吉田君、一致してやるんだから頑張れよ」と声をかけられていただけに、まさかの「解消」だった。

 25日、知人の結婚式に出席していた吉田氏の携帯電話が鳴り、みんなが福岡選挙区に独自候補を擁立すると告げられた。「残念ですが、先生のお立場もありますので」。相手は個人的にも親しいみんな福岡県支部長の佐藤正夫衆院議員。そう答えるしかなかった。

 しかし、橋下発言への逆風と第三極の分裂で、吉田氏の情勢は厳しさを増している。陣営幹部も「目減りしたみんな票をどう積み上げ、(福岡選挙区の)二つの枠に入るかだ」と語る。「昨日の友は今日の敵。振り返らず前に行くしかない」という吉田氏は今月2日、佐藤氏の地元である北九州市で演説し、「一つのことで維新を嫌いにならないでください。(維新の)政策をご覧ください」と声を張り上げた。

 昨年12月の衆院選で、第三極旋風の中心だった維新は衆院第3党に躍進した。その後の世論調査でも、自民党に次ぐ2位の支持率を維持してきたが、橋下発言後の毎日新聞の世論調査では4%(今年4月は7%)に急落。九州・山口では地方組織もなく、苦しい前哨戦を強いられている。

 松野頼久、園田博之の両衆院議員を有し、九州の拠点であるはずの熊本県の維新も、橋下発言によってみんなとの協力関係がご破算に。独自候補の擁立も「難しい」(関係者)と半ば諦め気味だ。鹿児島選挙区(改選数1)に新人の岩重仁子氏(39)を擁立する鹿児島県の維新は5月26日、東国原英夫衆院議員を招いて鹿児島市内で集会を開いたが、1500席の半分も埋まらなかった。

 一方、維新とたもとを分かち、今月1日に福岡選挙区に新人の古賀輝生氏(49)の擁立を発表したみんな福岡県支部。票の分散が予想され、厳しい情勢は維新と変わらない。さらに、支部の幹部は「同じ第三極という目で維新と同一視されないか心配だ。橋下発言はいい迷惑だ」と深くため息をついた。

 衆院選で第三極に追い風をもたらした橋下氏。だが、みんなの佐藤氏は「橋下さんはけんかをして注目を集めてきたが、今回はけんか(の仕方)を誤った」と言い、橋下氏の存在が逆に大きなブレーキとなりつつある。「正直に言って風頼み。今、第三極には吹いていない」。維新の吉田陣営の幹部はこう漏らした。=つづく

1853チバQ:2013/06/08(土) 20:10:59
http://mainichi.jp/area/news/20130608ddp041010016000c.html
2013参院選の現場:「政闘」を見る/4止 共産、社民 問われる護憲の存在
毎日新聞 2013年06月08日 西部朝刊

 ◇政権と対決、好機に 正念場「王国」に期待
 「お金はかからないんですか」「炎上したらどうしますか」。5月下旬、福岡市博多区の共産党福岡県委員会の会議室。県内の地区幹部ら20〜60代の約70人が真剣な表情でパソコンに向かっていた。扱いに慣れていない参加者が多く、初歩的な質問も飛び交った。

 インターネットを活用した選挙運動(ネット選挙)が解禁される参院選。共産は各地で交流サイトのフェイスブックや短文投稿サイトのツイッターの講習会を開き、党員にネット選挙の活用術を伝授している。「これまで声が届かなかった無党派層や青年層の支持を広げたい」。福岡県委員会のネット選挙担当、木下紀男さん(66)は期待を込める。

 共産は沖縄を除く46選挙区に公認候補を擁立する予定。選挙区で票を掘り起こし、比例代表の5人全員当選を目標としている。頼りは全国各地の熱心な党員たちだ。ミニ集会やチラシ配りなどこまめな活動で知られるが、自宅にいながら一斉に情報を発信できるネット選挙は党員網の強みを生かせるチャンス。目指すはネットを使った草の根選挙だ。

 「憲法の全ての条項を守り抜く」。福岡選挙区(改選数2)に出馬予定の新人、真島省三氏(50)も4月下旬から、ブログとツイッターを駆使して情報発信を始めた。

 護憲を掲げる共産にとって、安倍晋三首相らが憲法改正を主張することも好機ととらえる。真島氏は「暴走する安倍政権に立ち向かえるのは共産しかない。参院選は自共対決と言っていい」と語気を強める。

 同じく護憲政党の社民党も参院選を正念場と位置づける。「大分で(候補者を)作らないで、どうするんですか」。大分選挙区(改選数1)の候補擁立が難航していた社民大分県連。内田淳一代表に今年3月、福島瑞穂党首が直接電話で尻をたたいた。

 社民の国会議員は衆参6人。今回改選の2人が落選すれば、政党要件の一つである「国会議員5人」を割り込み、崖っぷちといえる。村山富市元首相を生んだ社民大分は50人以上の地方議員を抱え、社民王国といわれるだけに期待は大きい。しかも、改憲や原発問題を争点とするなら、党の存在意義が問われる選挙でもある。

 白羽の矢が立ったのが農業法人代表の後藤慎太郎氏(38)。「そんな器ではない」と難色を示したが、「農業の厳しさを政治の場で訴えることが使命じゃないか」と説得された。後藤氏は「民主、連合と協力し、自民に対抗してほしい」と求め、社民推薦の無所属での出馬で決着した。

 推薦とはいえ、社民にとって沖縄を除く九州・山口で唯一の候補。「参院選の結果次第で改憲の動きが一気に広がりかねない。それを許すわけにはいかない」。王国から護憲政党の意地を見せようと、県連幹部は気を引き締める。【参院選取材班】=おわり

1854チバQ:2013/06/08(土) 20:29:23
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130604ddlk38010684000c.html
微風の力学:参院選公示まで1カ月/1 自民・井原巧氏陣営 /愛媛
毎日新聞 2013年06月04日 地方版

 参院選は7月4日公示、同21日投開票の日程が固まり、今月4日で公示まで残り1カ月となる。愛媛選挙区(改選数1)には自民、みんな、共産、幸福実現各党公認と無所属の新人5氏が出馬を表明。改選議席を持っていた友近聡朗氏(38)が昨年12月の衆院選に日本未来の党(現生活の党)から出馬(落選)して現職不在の中、前哨戦が始まったものの、ムードは高まっていない。戦いの構図と各陣営の内情を報告し、その背景に迫る。

 ◇「万全」風も組織も 「握手の強さ、今までと違う」
 「分け入っても分け入っても青い山。そういう心境でございます」。先月26日、松山市であった自民党新人の前四国中央市長、井原巧氏(49)の事務所開所式。日焼け顔の井原氏は種田山頭火の句を引いて、全県1区の広さを嘆いてみせた。

 もっとも、その嘆き節は優越感の裏返しでもある。2月26日の出馬表明後、すでに県内を2巡。共産党を除く主要政党の候補擁立がもたつく中、「独走」状態で駆け回った。

 追い風も吹いている。6年前の愛媛選挙区は自民党公認の元建設相、関谷勝嗣氏(75)が逆風にあえいで落選。しかし、今は昨年衆院選のような日本維新の会への風もなく、世論調査では政権復帰した自民党に支持が集まる。井原氏は「握手の強さが今まで経験した選挙とは少し違う」と手応えを感じている。

 これまで曲折がなかったわけではない。同党県連の擁立作業の当初、関谷氏が捲土(けんど)重来に強い意欲を示した。だが、イメージ刷新を図る県連は、高齢を理由に関谷氏を思いとどまらせ、公募を断行。地域支部から推薦された井原氏に白羽の矢を立てた。昨年4月に四国中央市長に3選され、任期を約3年残していた井原氏も、迷いを断ち切って決断した。

 井原氏の知名度は同市以外では高いとは言えず、その点は不安材料だった。元南海放送アナウンサーで前衆院議員の永江孝子・民主党県連代表(52)の出馬が取りざたされた5月下旬、井原陣営には「永江氏の全県的知名度は脅威」(西原進平・自民党県連幹事長)と警戒感も広がった。しかし、永江氏が党本部の方針でみんなの党新人の藤岡佳代子氏(47)に譲って辞退し、憂いは消えた。

 県議会で圧倒的多数を占める自民党県議27人が選対本部を固め、計88の地域・職域支部も活動。公明党も早々に井原氏推薦を決め、5月下旬から同党比例候補と合同集会を展開するなど後押しする。

 さらに井原氏の市長時代のつながりなどから、県内20市町の首長もこぞって応援。昨年の衆院選愛媛1区で維新候補を応援した中村時広知事も井原氏の事務所開所式に秘書を派遣し、支援の構えだ。中村知事は維新の橋下徹共同代表とは盟友だが、関係者は「知事は井原氏の実績を評価しているうえ、恩義がある。政党に基盤を持たずに臨んだ知事選で、県内首長をまとめて支援したのが井原氏だった」と解説する。

 全国的な追い風に、県内特有の事情も加わり、順調な戦いぶり。陣営幹部も自信たっぷりに豪語する。「今回ほど万全の態勢はない」【中村敦茂】

1855名無しさん:2013/06/08(土) 20:30:06
>>1847
川内は残ってるのが不思議な政治信条と党内の立ち位置
ここで「義理」を果たして落選後離党・国替えがあるかも

1856チバQ:2013/06/08(土) 20:30:17
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130605ddlk38010589000c.html
微風の力学:参院選公示まで1カ月/2 みんなの党と民主党 選挙協力は不透明 /愛媛
毎日新聞 2013年06月05日 地方版

 ◇急な藤岡氏擁立
 「皆さん、消費増税、どう思われますか。みんなの党は増税の前に無駄を省きます」。1日午後6時、松山市中心部の大街道。オレンジ色のシャツを着た女性が雨に濡れながらマイクで訴えたが、通行人の多くは横目で見ながら通り過ぎた。

 その2日前に同党公認で立候補を表明したみんなの党新人で元フリーアナウンサー、藤岡佳代子氏(47)の初の街頭演説。演説後、報道陣に対し「かなり出遅れてしまったが、これから全速力で走れば勝算も上がってくる」と力を込めた。

 同党にとって中四国の選挙区で初の公認候補で、県内地盤はないに等しい。日本維新の会の公募を辞退し、みんなの党の公募に応じた藤岡氏の急な擁立は、民主党本部との候補者調整によるものだ。

 「断念が他の1議席につながることを信じて、擁立を見送ります」。藤岡氏の出馬表明と同じ日、前衆院議員の永江孝子・民主党県連代表(52)は立候補断念を表明した。前日来県した細野豪志・同党幹事長から擁立見送りを通告されていた。

 みんなの党は日本維新の会と選挙協力を進めていたが、橋下徹・同党共同代表の従軍慰安婦をめぐる発言をきっかけに協力解消。民主党に改選数1の選挙区での候補者調整を持ちかけ、合意した。四国では愛媛を除く3県で民主党の公認・支援候補が立候補表明しており、四国で足場を築きたいみんなの党の意向が優先された。

 もっとも、「不戦敗」を招いたのは、民主党県連の候補擁立の遅れが原因だ。昨年12月の衆院選で永江氏ら県内現職3人全員が落選し、比例得票数約9万6000票は自民党の半分足らず。今夏の参院選に向けて誰もが尻込みし、しびれを切らした支持団体の連合愛媛が5月15日に永江氏に出馬要請するまで、不戦敗を示唆する党関係者もいた。

 候補者調整を実現させた両党だが、選挙協力は不透明だ。みんなの党県支部長の横山博幸県議は「政党間で調整を決めており、県支部としての単独行動は避けたい」。昨年4月に自身が民主党を離れた経緯もあり、協力呼び掛けには慎重だ。

 一方、永江氏は出馬断念の記者会見で「選挙協力は白紙。県レベルで協議の予定はない」と説明した。国政選挙の県内選挙区での擁立見送りは98年の結党以来初。同党関係者によると、そもそも結婚関連の著書もある藤岡氏に最初に出馬を打診したのは同党県連だったという。だが、一連の経緯で県連内部には藤岡氏への感情的なしこりも生まれた。深い傷を負い、参院選への姿勢も定まらない。【伝田賢史】

1857チバQ:2013/06/08(土) 20:31:09
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130606ddlk38010666000c.html
微風の力学:参院選公示まで1カ月/3 日本維新の会と3維新 蜜月から一転、勢力分裂 /愛媛
毎日新聞 2013年06月06日 地方版

 ◇不戦敗の期限迫る
 「取材は受けないって言っているだろ」

 6月2日、松山市道後姫塚の道後温泉にぎたつ会館。参院選愛媛選挙区をめぐり「擁立断念か?」と尋ねた記者に、会合に向かう途中だった日本維新の会県総支部代表の桜内文城衆院議員(比例四国)はいら立ちをあらわにした。

 同党の今井豊副代表と桜内氏らは4月15日、県庁で開いた県総支部設立発表の記者会見で、5月の大型連休明けにも公認候補発表の見通しを示していた。だが、それは実現しないまま、不戦敗の期限が迫っている。

 その記者会見の時点では、擁立候補のめどは立っていた。公募に応じた元アナウンサーの藤岡佳代子氏(47)の面接まで終えていたからだ。しかし、藤岡氏は資金難から一転辞退。みんなの党の公募に転じ、同党公認での出馬表明に至った。

 日本維新として手駒を失ったうえ、さらに県内維新系勢力の分裂も追い打ちをかける。

 「3派は自主的に各自が投票する。それだけです」。県議会議事堂で先月末にあった県内維新3団体による合同記者会見。愛媛維新の会代表の横田弘之県議は参院選の「自主投票」を表明した。

 密接な関係と見られていた日本維新と県内3維新。昨年12月の衆院選では、松山維新の会の池本俊英会長が松山市議を辞して日本維新公認で愛媛1区に立候補(落選)。みんなの党参院議員から日本維新に移り、同4区で出馬した桜内氏を、愛媛、西予両維新の会の議員たちが支援した。

 ところが、県総支部設立に絡み、両者間の亀裂が表面化した。横田氏が「桜内氏から事前の打診がなかった。連絡も取れない」と不信感を募らせれば、桜内氏も「(3維新は)党員ではない。党本部の決定に従って設立した県総支部について批判されるいわれはない」と応酬。3維新は先月中旬、県総支部に合流しないと相次いで表明した。

 党本部主導のやり方に地方が反発した−−。一見わかりやすい構図だが、それだけでは亀裂が深まった理由を説明し切れない。関係者の間には「背景に昨年の衆院選のしこりがある」との見方がある。4区では維新系議員の一部に、他候補支援の動きが見られた。3維新に近い中村時広知事は池本氏を全面支援した一方、桜内氏を応援しなかった。党本部関係者は「桜内氏は(3維新とは)組めないと言っていた」と明かす。

 同党は橋下徹共同代表の従軍慰安婦を巡る発言で、世論の逆風にもさらされる。昨年衆院選比例で県内約18万票あった維新票の行方は見えない。【伝田賢史、中村敦茂】

1858チバQ:2013/06/08(土) 20:32:01
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130607ddlk38010596000c.html
微風の力学:参院選公示まで1カ月/4止 共産など3党、無所属 社民、民主断念で自主投票へ /愛媛
毎日新聞 2013年06月07日 地方版

 ◇共産、対決軸で集票期待
 「自共対決が真の対決軸。党勢拡大の上げ潮を作り出そうではありませんか」。松山市内で4日にあった共産党新人の党県常任委員、植木正勝氏(60)の事務所開き。あいさつに立った林紀子・党県委員長は、約50人の支持者を前に党の存在感を強調した。

 政権陥落の民主党は勢いを失ったまま。日本維新の会も橋下徹共同代表の従軍慰安婦を巡る発言で失速した。近年は「2大政党」や「第三極」に注目が集まる中、存在感が薄れていた共産党だが、参院選では原発廃止や消費増税反対を明確に主張することで、自民批判票を取り込める期待がある。陣営幹部は「憲法改正やTPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加などでは民主も維新も自民と大差ない。自民か共産か。分かりやすい」と力を込める。

 同党県委員会が参院選愛媛選挙区の公認候補に、昨年12月の衆院選愛媛3区で落選した植木氏の擁立を発表したのは今年2月末。わずか2カ月での鞍替え、出馬表明した5人の中で最高齢などの点からは党の人材難も垣間見える。だが、石本憲一・県委員会書記長は「政策を訴える力があり、体力的な不利もない」と強調する。

 もう一つの老舗の革新政党・社民党県連は8日の常任幹事会で、同選挙区の自主投票を決める方向だ。3年前の前回に続いて比例に絞った戦いになるが、今回は民主党の擁立断念が響いている。

 永江孝子・同党県連代表(52)が出馬の意向だったが、みんなの党との党本部間の調整で断念。みんなの党の藤岡佳代子氏(47)に出馬を譲った。石川稔・社民党県連幹事長は「藤岡氏となると、ずいぶん遠くなった」とぼやき、政策に隔たりのあるみんなとの野党共闘には消極的だ。

 社民党県連は過去の国政選挙で民主党県連と共闘経験がある。10年参院選同選挙区で民主党から候補者引き抜きにあい、その後は関係が冷え込んでいたが、社民党県連幹部は「永江氏擁立なら、今回は政策協議に着く用意はあった」と明かす。だが、永江氏撤退でその芽も摘まれた。

 幸福実現党は他陣営に先駆けて2月6日に同党県本部副代表の森田浩二氏(53)の擁立を発表した。「国防強化」「消費増税中止」「四国電力伊方原発の即時再稼働」などを主張し、あいさつ回りや街頭活動に力を注いでいる。9日には松山市内で事務所を開き、党幹部も駆けつける。

 国政4度目の挑戦となる無所属新人の元塾講師、郡昭浩氏(52)は先月に出馬表明。「憲法改悪阻止」や選挙制度改革を掲げている。【橘建吾、中村敦茂】=おわり

1859チバQ:2013/06/08(土) 20:34:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130603ddq041010016000c.html
2013参院選・動き出す夏:/上 愛知選挙区 第三極乱立で火花 減税、河村人気狙い/みんな・維新、協力解消
毎日新聞 2013年06月03日 中部朝刊

 緊張からか表情が硬い。名古屋市の河村たかし市長率いる地域政党「減税日本」から参院選愛知選挙区(改選数3)に立候補予定の弁護士、宇田幸生氏(40)が日曜の5月26日、名古屋市中区の繁華街で街頭に立った。「生まれて初めて街頭でお話しする。庶民革命を河村市長と必ず実現する」

 減税は昨年12月の衆院選で日本未来の党に合流して戦い、候補者16人全員が落選した。しかし、4月の名古屋市長選では河村氏が圧勝。河村氏は「名古屋、愛知で庶民革命の橋頭堡(きょうとうほ)をつくる。3人目に滑り込めばいい」と意気軒高だ。

 候補者を立てる「第三極」は、減税だけではない。みんなの党は前回の参院選に続き、女性医師の薬師寺道代氏(49)を擁立。みどりの風は、名古屋市長選で河村氏を応援した平山誠氏(61)が比例から回る。さらに、昨年の衆院選比例代表の愛知県で3番目となる59万票を獲得した日本維新の会も、共同代表の橋下徹大阪市長の従軍慰安婦を巡る発言を機にみんなとの選挙協力が崩れたため、独自候補を模索する。

 みんなの渡辺喜美代表は維新を意識して「われわれは女性の尊厳を守る」と強調。一方、維新県総支部の幹部は「第三極躍進のため愛知ではみんなに譲ったのに、この期に及んでの選挙協力解消は裏切りだ」と対決姿勢を隠さない。みどり幹部は「参院選では河村氏の支援を期待していたけれど、今となっては……。乱立して第三極同士が戦っているのは皮肉だ」とぼやく。

 第三極のつばぜり合いを尻目に、既成政党は支持拡大を図る。民主の大塚耕平氏(53)は「第三極の乱立で自分の票が目減りしかねない」と警戒。5月31日朝、名古屋市中区の金山駅で街頭に立ち、聴衆と握手して回り、民主王国と呼ばれた愛知での議席死守に必死だ。元参院議員秘書の本村伸子氏(40)を擁立する共産は1998年以来の議席獲得を目指し、2日には約3000人を集め演説会を開いた。党県委員会幹部は「第三極と自民、民主はどこが違うのか。受け皿になるのは共産だ」と言う。社民は「存在感を示す」と、伊藤善規氏(64)を立てる。

 自民は県議の酒井庸行氏(61)を擁立し、公明の推薦を得た。自民県連幹部は「愛知は元から基盤が弱く、しっかりやる。第三極のごたごたに巻き込まれず、政権与党として堂々と戦う」と語り、100万票の得票を目指す。【井上直樹、駒木智一、高橋昌紀】

     ◇

 参院選は7月4日公示、同21日投開票の日程が確実になった。公示まで約1カ月。立候補予定者がほぼ出そろった東海3県の選挙区の動きを追った。

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 ◇愛知選挙区(改選数3)立候補予定者(敬称略)
大塚耕平(53) [元]副厚労相 民現

酒井庸行(61) 県議      自新

薬師寺道代(49)医師      み新

本村伸子(40) 党県常任委員  共新

平山誠 (61) 党国対委員長  風現

伊藤善規(64) 党県幹事長   社新

宇田幸生(40) 弁護士     諸新

中根裕美(38) 託児所副園長  諸新

1860チバQ:2013/06/08(土) 20:34:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130604ddq041010013000c.html
2013参院選・動き出す夏:/中 三重選挙区 民主王国、挑む自民 「逆風との戦いだ」/「議席奪還のチャンス」
毎日新聞 2013年06月04日 中部朝刊

 激戦を物語るように、参院選三重選挙区(改選数1)の立候補予定者3人が1日、三重県四日市市でそれぞれ決起集会や事務所開きなどで熱弁を振るった。

 「高橋さんはなくてはならない参院のリーダーの一人だが、アゲンストの風で大変苦労している」。岡田克也・前副総理は民主現職の高橋千秋氏(56)を招いた国政報告会であいさつし、最後にそろって深々と頭を下げた。

 高橋氏は「小泉旋風」が吹いた2001年選挙でも議席を守り、前回改選の07年には三重選挙区で過去最多の約53万票の得票で圧勝した。しかし、昨年の衆院選で、県内5小選挙区で民主の候補者が当選したのは岡田氏ら2人だった。危機感を強めた岡田氏は衆院選後、県連代表と選対本部長に就き、週末を中心に県内にとどまって陣頭指揮を執る。これまで全国の応援に飛び回り、自身の選挙でさえほとんど地元入りしなかった姿とは全く違う。支援する連合三重幹部は「逆風との戦いだ」と言う。

 民主王国が揺らぐ中、三重選挙区で5連敗中の自民は「議席奪還のチャンス」(水谷隆・県連幹事長)と攻勢をかける。新人の吉川有美氏(39)=公明推薦=は1日、約1400人を集めた決起集会で「三重は自民にとって大変厳しい地域。安倍政権になり、日本が変わろうとしている中で唯一変わることが難しいのがここ。三重が変われば日本が変わる」と声を張り上げた。県連は知名度を上げようと、公示までの毎週末、数百〜1000人以上の集会を開く方針だ。

 一方、日本維新の会の新人、深尾浩紹氏(50)は事務所開きで「他党とは巨象とアリの戦いになるが、三重から日本を変えたい」と訴え、前津市長の松田直久氏が党県総支部代表代行として支援に回る。共産は新人の中川民英氏(45)を擁立し、大嶽隆司・県委員長は「アベノミクスの効果を実感している人はいない。自民と大きく異なる政策をアピールしたい」。それぞれ、民主と自民の対決に割って入ろうとしている。【田中功一、谷口拓未】

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 ◇三重選挙区(改選数1)立候補予定者
高橋千秋(56) [元]副外相   民現

吉川有美(39) [元]銀行員   自新

中川民英(45) 党県委員     共新

深尾浩紹(50) 専門大院教授   維新

小川俊介(41) [元]幸福党役員 諸新

1861チバQ:2013/06/08(土) 20:35:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130605ddq041010010000c.html
2013参院選・動き出す夏:/下 岐阜選挙区 民主、候補決まらず 県連幹部「組織がガタガタ」
毎日新聞 2013年06月05日 中部朝刊

 「私たちが勝利してこそ真の意味での政権の安定がある。まなじりを決し戦い抜く」。1日に岐阜市内で開かれた自民党岐阜県連大会で、県連会長の古屋圭司国家公安委員長が支持者約1400人を前に奮起を促した。

 参院選岐阜選挙区(改選数1)で自民は、離党して日本維新の会から衆院議員にくら替えした藤井孝男氏の後任として、2月に県議の大野泰正(やすただ)氏(54)の擁立を決め、公明の推薦を得た。党副総裁を務めた故大野伴睦(ばんぼく)氏の孫で、父は元運輸相、母も元参院議員の政治家一族。若くして運輸相秘書官などを務め「いずれは国政に出る」とみられていた。陣営が唯一懸念するのは「伴睦を知っていても泰正の名前が浸透していない」こと。大野氏は支持団体へのあいさつ回りに力を入れる。

 岐阜選挙区は定数削減で改選数が2から1に減った。自民が着々と支持固めを図るのとは対照的に、民主は候補者擁立すらままならない。

 5月31日、東京・永田町の民主党本部。細野豪志幹事長から立候補を要請された前衆院議員の山田良司氏(52)は「お受けできない」と固辞した。

 改選を迎える平田健二参院議長(69)の引退を受け、県連は3月に候補者を発表するつもりだった。一時は県連代表の柴橋正直前衆院議員(33)が出馬の意向を固めたが、後援会の反対で断念した。

 党本部は県連から候補者選定を一任され、山田氏に白羽の矢を立てたが、その山田氏は昨年4月の同県下呂市長選を巡り、公職選挙法違反容疑で書類送検されていた。1月に不起訴処分となったが、一部の県議や支援団体が難色を示し、後援会の理解も得られなかった。

 1日の党県連の幹事会。柴橋氏は「必ず候補者を擁立する方針で最後まで頑張る」と悲痛な表情で訴えた。ある県連幹部は取材に対し「組織はガタガタ。どうしようもない」と深いため息をつく。

 共産は党県常任委員の鈴木正典氏(49)を擁立する。2日に岐阜市で開いた決起集会で松岡清党県委員長は「安倍政権にノーと言えるのは共産党だけ」と訴えた。民主の候補者選びが振り出しに戻る中、自民との対決姿勢を前面に掲げて票の掘り起こしを狙っている。【加藤沙波】

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 ■岐阜選挙区(改選数1)の立候補予定者

大野泰正 (54) 県議     自新

鈴木正典 (49) 党県常任委員 共新

加納有輝彦(52) 幸福党県役員 諸新

1862チバQ:2013/06/08(土) 20:37:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130605ddlk15010038000c.html
つながれ:若者と政治/上 無関心 不満なら声上げて /新潟
毎日新聞 2013年06月05日 地方版

 ◇前回衆院選、20代の投票率33.25%
 「選挙は行きましたか?」。昨年12月16日の衆院選投開票日の夜、新潟市内に住む運転手の30代男性は、若い女性客との雑談の中で聞いてみた。返ってきた言葉は「行くわけないじゃん。私が投票したって何も変わらない」。がっかりし、無責任だと思った。だが、仕方がないとも感じた。昨年11月、生活に困窮し生活保護を申請するまで、自分自身も政治には無関心だったからだ。

 男性は運送業で正規雇用の運転手として働くが、1日置きの16時間勤務で給料は完全歩合制。手取りは月8万〜13万円と安定しない。3年前に結婚した妻は重いぜんそくで仕事ができず、11歳から1歳9カ月の子供3人を抱える。以前から生活は苦しかったが、末娘が病気にかかって医療費がかさむようになり、いよいよ生活が立ちいかなくなった。生活保護は「できれば頼りたくない」と思っていたが、子どものためを考え、毎月十数万円程度を受給している。

 「結婚して、子供ができて、初めて気付く問題がある」。生活保護の申請を機に、男性は最低賃金法の勉強を始めた。必死で働いても生活が苦しい自分の現状に、人間が働きながら不自由ない生活をするには社会に何が必要かを考えるようになったからだ。

 労働法制の規制緩和や格差の拡大の問題を知り、ニュースを頻繁に読むようになった。そこで痛感したのが、これまで関係ないと思っていた政治が、自分の人生に深くかかわっていたことだった。

 男性は高校卒業後、経済的な余裕が無く就職するしかなかった。現在の職に就く前は派遣社員やアルバイトとして働いていた。正社員となった今も、時給に換算すれば最低賃金(新潟県で689円)に満たない。

 家計のやりくりに苦しむ両親の姿に、小学生の娘が「定時制高校に通って働く」と口にしたこともある。男性は「子供に必要なことはさせてやりたい。貧乏だから、子供も貧乏になる社会なんて良いわけがない」と語気を強めた。

 選挙にはこれまでも行っていたが、家族や友人の薦める投票先になんとなく入れていた。だが、今は自分の考えで決めるようになった。昨年末の衆院選は、格差の固定化が進む社会に歯止めをかけたいという思いを込めて一票を投じた。「不満があるなら、やるべきことをやってから。若者は声を上げなくてはいけない」。男性は自身を振り返り、言葉をかみしめた。

 そんな男性の思いとは裏腹に、若い世代の投票率は低迷している。県選挙管理委員会によると昨年末の衆院選では県内の20代の投票率は33・25%で、全体59・66%に比べ極端に低い。

   ◇   ◇

 参院選が近づいている。この選挙からネットを使った選挙運動が解禁され、政治が若者により身近になることが期待されている。若い世代が政治に関心を持ち、実際に参加していくにはどうすればいいか。なかなか結びつかない若者と政治の「つながり」を探る。【塚本恒】

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 連載「つながれ 若者と政治」への意見や感想を募集します。メールniigata@mainichi.co.jp、またはファクス(025・222・1517)まで。

1863チバQ:2013/06/08(土) 20:38:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130606ddlk15010003000c.html
つながれ:若者と政治/中 議員インターン じかに接し誤解解ける /新潟
毎日新聞 2013年06月06日 地方版

 ◇自ら「できること」考え行動
 新潟国際情報大情報文化学部=新潟市西区=の4年、石井太一郎さん(21)は2012年春に1カ月、民主党の「議員インターンシップ」に参加した。都内のユースホステルに宿泊して国会の議員会館に通い、受け入れ先となった神奈川県内選出の議員事務所で、主に書類の整理や電話対応の仕事をした。

 国会議員や地方議員の事務所で実際に業務を体験し、行政や議会について学ぶ議員インターン。国内では90年代後半から始まったとされ、若い世代と政治の現場をつなぐ貴重な機会として注目を集めている。

 石井さんがインターンに参加しようと思ったきっかけは、政治への疑問と不信感だ。11年2月、小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる裁判の初公判が東京地裁で開かれたニュースを見ていて、「政治家はウソつきで、どこかで金もうけばかりしてるんじゃないか」と思った。生の政治の現場を見て確かめてみようと思い立った。1年間アルバイトで貯金し、翌年の春休みにインターンシップに申し込んだ。

 驚いたのは、国会議員の多忙ぶりだ。平日、土日関係なく地元と東京を往復し、選挙区を回り、住民の話を聞いていた。石井さんが議員の視察や政策勉強会に同行することもあった。「常に目の下にくまを作っていた」と議員の姿を振り返る。

 政治や行政の仕組みも分かり、この経験を生かしたいと思った。そしてこれまで「政治と金」の問題ばかりに目が行き、政治家を誤解していたことに気づいた。

 しかし、インターンは大都市圏でこそ、政党が募集をかけたり、NPO法人が学生に議員を紹介するなどして学生側にも認知が広まっているが、地方では議員、学生ともに絶対数が少なく、ほとんど広がっていないのが現状だ。石井さんも県内の国会議員に県内の事務所での受け入れを依頼するメールを送ったが、断られた。「新潟でできれば、経済的な負担も少なくて済む。参加する学生も増えるのでは」と話す。

 石井さんは昨年10月、県内の観光政策について考える学生団体を結成した。インターン先で政策立案のための会議に参加したことで「自分だったら新潟で何ができるだろう」と考えたのがきっかけだ。同大や新潟大の学生約20人で県内各地の観光地を訪れ、若者向けの観光誘致策を検討する。今年度中に提言をまとめ、県観光協会に提出するという。

 インターンを経て、自ら行動を始めた石井さんは、「直接会って話が聞けたからこそ、政治を見る目が変わった。自分のように一人でも多くの若者が、政治と接して何かを感じてほしい」。そう願っている。【塚本恒】

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 連載「つながれ 若者と政治」への意見や感想を募集します。メールniigata@mainichi.co.jp、またはファクス(025・222・1517)で。

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1864チバQ:2013/06/08(土) 20:39:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130607ddlk15010074000c.html
つながれ:若者と政治/下 ネット選挙解禁 問われる向き合い方 /新潟
毎日新聞 2013年06月07日 地方版

 ◇候補者、行政も手探り
 若者と政治をつなぐにはどうすればいいか。政治家側や行政も、政治や選挙への関心が低い若者の心を捉えることに苦心している。ネット時代の今、若者にどう向き合うか、政治も問われている。

 先月25日、新潟市内でインターネット中継を伴なった政治討論会が開かれた。参院選に新潟選挙区で日本維新の会からの立候補予定者が主催し、新潟大の学生に参加を募った。

 壁にはスクリーンがつるされ、生中継されている討論会の映像が映し出された。活用したのは、動画投稿サービス「ニコニコ動画」で、視聴者が書き込んだコメントが映像にかぶせて流れる仕組みだ。教育や原発の問題など討論の内容に、「いい質問だ」「もっと分かりやすく話してほしい」などのコメントが寄せられ、現場にいなくとも討論に参加ができた。現場で参加した新潟大4年の小山亮太さん(21)は「もっと身近に政治の話をするのもありなのかな」と感想を話した。

 立候補予定者は「若い人は決まった支持政党や候補が無い。新人でも(支持拡大を)狙える層だ」と話し、古くからの地盤組織が無い選挙戦で、若者とつながりたい考えだ。ネット選挙の解禁は、若い世代に支持を広げるチャンスと見る。一方で、「本当に票につながるのか」と不安を吐露し、手探りでの活動をうかがわせた。

 投票率低下に悩む行政も若者への働きかけに力を入れ始めている。県選挙管理委員会は5月、大学生が選挙実務などに携わる「Niigata選挙カレッジ」を始めた。

 参加者は新潟大や県立大の学生10人。今夏の参院選では、選管とカレッジ生で選挙期間中に特設ホームページを作ったり、投票啓発イベントを企画するなどして若者感覚を取り入れようとしている。新潟大3年の井上貴寛さん(20)は「今度の参院選が初めての投票。その前に自分に何ができるだろうと考えた」と参加理由を語った。

 取り組みのきっかけは、総務省が設置した有識者らの研究会が昨年1月にまとめた、選挙の啓発事業についての報告書だ。若い世代の政治的無関心について「若者が若者に働きかける啓発グループの育成が必要」と指摘した。県選管の担当者は「どうすれば同世代が選挙に行こうと思うか、同じ若者だからこそ考えられることがある」と意義を話す。

 一方で、報告書は若者の政治参加の課題として「社会参加」を挙げる。政治への関心の低さは、実際に社会の活動に参加する体験の少なさがあると分析し、「社会的参加意欲が低い中では政治意識の高揚は望めない」と指摘する。【塚本恒】

1865チバQ:2013/06/08(土) 21:24:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130608ddlk09010031000c.html
2013参院選・栃木:みんな、県選挙区に沖氏擁立 各党陣容ほぼ固まる /栃木
毎日新聞 2013年06月08日 地方版

 みんなの党の渡辺喜美代表は7日、県庁で記者会見し、今夏の参院選栃木選挙区(改選数1)に、元東京都新宿区議で元衆院議員秘書の沖智美氏(32)を擁立すると発表した。人選が難航した末の候補者発表となったが、渡辺代表は「不戦敗というわけにはいかなかった」と述べ、巻き返しに自信を見せた。栃木選挙区の立候補予定者はこれで5人となり、陣容がほぼ固まった。

 沖氏は「現状では経済は成長せず、貧困の連鎖は防止できない。そんな政治を変えたい」と決意を語った。京都府出身の沖氏は府立峰山高を卒業し、会社員として勤務した後、2011年4月の統一地方選新宿区議選にみんなの党から立候補して初当選した。しかし、立候補時に提出した住民票の住所に居住実態がなかったことが議会で問題視され、12年11月、責任を取り議員を辞職。その後は同党の林宙紀衆院議員の公設秘書を務めていた。

 当初は「2月中」としていた候補者の発表が大きくずれ込んだみんなの党。渡辺代表は「何人にも声をかけたが、全国的に自民党が有利と言われていることから、本人がやる気でも周囲からの反対で(可能性が)ついえていた」と、理由を説明。10年の前回参院選に続き、候補者擁立が他党に後れを取ったが、「若い候補なので、20、30代に関心を持って投票所に足を運んでもらえれば決して負ける選挙ではない」と強調した。

 栃木選挙区には、民主党現職の谷博之氏(69)、自民党新人の高橋克法氏(55)、共産党新人の小池一徳氏(52)のほか、幸福実現党新人の杉浦満春氏(45)が既に立候補を表明している。

 また比例代表から、渡辺代表のおいで秘書の渡辺美知太郎氏(30)を擁立することも併せて発表した。主に県内を拠点に活動していくという。【岩壁峻】

1866チバQ:2013/06/08(土) 21:29:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130608ddlk02010048000c.html
2013参院選:公示まで1カ月切る 6人が出馬の様相 街頭演説、事務所開き活発 /青森
毎日新聞 2013年06月08日 地方版

 7月4日に公示される見通しとなった参院選が迫っている。青森選挙区(改選数1)では現職1人、新人5人の計6人が出馬の動きを見せており、各陣営の街頭演説や事務所開きなどの活動が活発だ。与党側が安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」を強調する一方、野党側は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や憲法改正への反対の争点化を狙う構図だ。【吉田勝、酒造唯、伊藤奈々恵、宮城裕也】

 出馬予定の6人は、生活の党現職の平山幸司氏(43)▽自民党新人で県議の滝沢求氏(54)▽みんなの党新人で元民放アナウンサーの波多野里奈氏(40)▽共産党の新人、党県書記長の吉俣洋氏(39)▽無所属新人で前県農協中央会長の工藤信氏(59)▽幸福実現党新人で幸福の科学職員の石田昭弘氏(54)。

 生活の平山氏は「県民局」単位での選対本部設置を進め、既に5カ所に設けた。TPPや消費増税などへの反対を強調し、1日の事務所開きでは「県選出の非自民の国会議員は私だけ」と訴え、「アベノミクスで地方が切り捨てられ格差は拡大する」と非自民の受け皿となる姿勢だ。社民県連から推薦を得る一方、TPP反対で一致する工藤氏に比例に回るよう持ちかけたが失敗。TPPに積極的な民主の推薦を得た工藤氏をけん制している。

 自民の滝沢氏は、衆院4小選挙区と職域支部に、それぞれ国会議員や県議らを本部長とする選対本部を設置する組織戦。公明党の推薦も得た。5月末に青森市内で開いた県連の政経セミナーはほぼ満席状態となるなど勢いを見せる。地元の八戸を固めつつ、津軽でも街頭演説を繰り返す。6日には比例候補の総決起大会で「青森を強く元気にしたい」と支援を求めた。陣営は「なんとしても『ねじれ』の解消を」と与党過半数の確保に躍起だ。

 みんな新人の波多野氏は、各地で街頭演説して党や自身の知名度アップをねらう。五所川原市では「特定の団体に頼らない政治を目指す」と国会議員や国家公務員の定数や給与削減などを訴えた。日本維新の会との協力も模索したが、維新の橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言で白紙に。昨年末の衆院選で青森1区で直接対決した維新の升田世喜男氏との連携もなくなった。波多野氏は「他党との連携にはこだわっていない」としている。

 共産の吉俣氏は4日に青森市内で事務所開きを行い、参加者約100人に「安倍政権の暴走から県民を守るため、対案を示して日本を切り開きたい」と述べ、TPP反対や原発即時ゼロなどを強調。「自公政権に正面から対峙(たいじ)しているのは共産党だけ」と「自共対決」の構図に持ち込もうとしている。5日には同市内でのTPP反対集会に同席。改憲の発議要件を引き下げる憲法96条改正にも反対し、反自民票の集約を図る狙いだ。

 無所属の工藤氏はTPP反対を前面に「農民党」を掲げる一方、公認を擁立できなかった民主党の推薦を受けた。民主県連は「公認並み」の支援の構えだが、連合青森はTPPなどの政策不一致などを理由に推薦を見送り、自主投票を決めた。民主県連は1日の常任幹事会で総合選対を設立。それに先立ち、田名部匡代県連代表らと工藤氏が初めてそろって街頭に立った。田名部氏は「TPPで何を守るかが見えない」と自公政権を批判した。

 幸福の石田氏も街頭演説などで支持拡大を図っている。

1867チバQ:2013/06/08(土) 21:41:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130608ddlk02010051000c.html
2013参院選:生活・横山氏が離党、無所属新人の工藤氏支援のため /青森
毎日新聞 2013年06月08日 地方版

 生活の党の前衆院議員、横山北斗氏(49)は7日、党本部に離党届を提出した。今夏の参院選で、無所属新人で出馬予定の前県農協中央会長の工藤信氏(59)を支援するためとしている。

 横山氏によると、以前から工藤氏に参院選での協力を持ちかけられていた一方、横山氏を支持する地方議員からも離党をうながす声があったという。離党の理由について、横山氏は「昨年12月の衆院選で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対で工藤氏にお世話になっており、今回は応援するのが当然。(同党参院議員の)平山幸司氏に(衆院選で)応援してもらったことはない」と話している。

 民主党県連は工藤氏を推薦しており、横山氏は「昔の(民主党)県連の仲間と一緒にやれればいいという考えはある」と述べ、民主党との連携にも含みをもたせた。

 横山氏は民主党衆院議員だった昨年7月、消費増税法案などに反対し、平山氏らとともに離党。昨年末の衆院選で青森1区から日本未来の党(当時)から出馬し落選した。【酒造唯】

1868チバQ:2013/06/08(土) 21:47:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130607ddm005010182000c.html
2013参院選:維新、やまぬ逆風 初の資金パーティー、動員で「満員」
毎日新聞 2013年06月07日 東京朝刊

 日本維新の会は6日、東京都内のホテルで2012年9月の結党以来初の政治資金パーティーを開催した。橋下徹共同代表(大阪市長)は「改革政党の原点に立ち戻る」と宣言。憲法改正や統治機構改革などを掲げて参院選に臨む考えを強調した。だが党内では「人集めに苦労した」とのぼやきが聞かれ、立候補辞退も相次ぐなど橋下氏の従軍慰安婦を巡る発言による党のダメージは深く、浮上のきっかけを見いだすのは容易ではなさそうだ。【阿部亮介、村上尊一】

 橋下氏はパーティーで石原慎太郎共同代表と対談。自らの慰安婦発言の正当性を主張し「改革をやるために突破していく。力を与えていただきたい」と訴えた。会場は約3500人(主催者発表)の参加者で埋め尽くされた。党が支持率回復を狙い、5日に比例代表からの擁立を正式発表したアントニオ猪木氏を紹介。壇上で「1・2・3・ダー」のかけ声を張り上げ、会場を盛り上げた。

 だが党勢の低迷に歯止めはかかっていない。ある維新議員は「パーティー券がなかなか売れず、地元から大量動員した」と打ち明ける。参院選を巡っては、党の公認が決定していた元衆院議員が橋下氏の発言を理由に比例代表での出馬を辞退するなど、計3人が立候補を辞退した。党幹部は「さらに『離脱者』が増える可能性はある」と頭を抱える。

 「マスコミは寄ってたかって批判してくる」。橋下氏とともに6日午前、首相官邸を訪れた松井一郎幹事長(大阪府知事)がぼやくと、安倍晋三首相は「私も第1次内閣の時はマスコミにやられた」と応じた。橋下、松井両氏は会談で、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ訓練の八尾空港(大阪府八尾市)での受け入れを表明。高支持率に支えられる政府との「蜜月ぶり」をアピールした。だが、地元・八尾市は反発を強め、劣勢の立て直しにはつながっていない。

 他党からは「維新が掲げる地域主権の姿勢と矛盾している」(みんなの党幹部)などの批判が噴出している。

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1869チバQ:2013/06/08(土) 22:00:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013060800209
原発再稼働派、動き活発=参院選への影響懸念も−自民
 原発の早期再稼働を目指す動きが自民党内で活発化してきた。背景には、電力各社や、運転停止の長期化で地域経済への影響を懸念する地元自治体の強い期待がある。しかし、東京電力福島第1原発事故は収束とは程遠いのが現状。党内には、参院選を控えたこの時期に再稼働に傾斜し過ぎれば、世論の反発を招くとの懸念もある。
 「(再稼働を)大きな世論の流れにしていかないといけない」。再稼働推進派の自民党有志でつくる「電力安定供給推進議員連盟」が6日に開いた会合で、会長の細田博之幹事長代行はこう強調した。
 議連は5月14日に発足。中心メンバーは、細田氏(衆院島根1区)のほか、大島理森前副総裁(衆院青森3区)や高木毅国対筆頭副委員長(衆院福井3区)ら地元に原発がある議員が占めている。発足当初は約70人だったが、徐々に数を増やし、7日現在は98人となっている。
 6日の会合では、出席者から「原子力をもう一度きっちり根付かせる必要がある」「原子力規制委員会は安全審査をスピードアップすべきだ」といった意見が相次いだ。議連は26日の会期末ごろに中間提言をまとめ、党執行部と政府に提出する方針だ。
 政府が成長戦略素案に再稼働方針を盛り込むなど、安倍晋三首相が再稼働に前向きなことも、議連の動きを勢いづかせる要因となっている。
 ただ、福島では多くの周辺住民がなお避難生活を強いられ、第1原発は汚染水や地下水の処理など難しい課題を抱えている。自民党福島県連は参院選の地域版公約に「県内の原発廃炉」を掲げる構えで、議連の空気とは大きな開きがある。
 党政調幹部の一人は「参院選を戦う上で議連の動きはマイナスだ。全体として票が減る」と戸惑い気味。「福島が収束してもいないのに日本の原発が世界一安全と言えるわけがない。調子に乗っているのではないか」。党内からはこんな声も漏れている。(2013/06/08-15:23)

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1870名無しさん:2013/06/08(土) 22:00:55
>政治への関心の低さは、実際に社会の活動に参加する体験の少なさがあると分析し

違う違う。「人と話をする時、政治と宗教とプロ野球の話はタブー」という暗黙の了解があるからだ。
もっとも政治に参加しなくても政府に頼らずに自力で生きていこうというスタイルであればそれでいい。
問題なのは投票に行かない癖に政府に注文付ける甘ったれや自分の投票した政党の行いに後で文句を付ける無責任野郎の存在。

1871アーバン:2013/06/08(土) 22:04:41
まさか、たちあがれ日本からとは・・・

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130608/201306081民主、吉田氏擁立へ 参院選岐阜、元国会議員秘書
2013年06月08日10:21
写真:民主、吉田氏擁立へ 参院選岐阜、元国会議員秘書
吉田里江氏
 民主党は7日、夏の参院選の岐阜選挙区(改選数1)に、元国会議員秘書で、英国国立ウェールズ大学MBA専任講師の新人吉田里江氏(47)=名古屋市西区=を擁立する方針を固めた。党県連は8日の常任幹事会で擁立を確認、党本部が11日にも公認決定する。

 吉田氏は名古屋市出身。民主を離れた鈴木克昌衆院議員(比例東海)、自民の丹羽雄哉元厚相(衆院茨城6区)の秘書を経て、3年前の参院選茨城選挙区にたちあがれ日本から出馬して落選。2011年まで1年間、小見山幸治参院議員の政策秘書をした。3人の母親で、都内で海外インターンシップ紹介会社を経営している。

 県連の参院選選対本部長で、吉田氏を推した小見山氏は取材に「キャリアを持つ女性が、子育てしながら多方面に活躍できる生き方を体現してきた逸材」と選定理由を語った。

 岐阜選挙区では、民主出身の現職平田健二参院議長(69)が3月に引退を表明。県内外の複数の元衆院議員らに出馬を打診、要請したが実らず、候補者選定が難航していた。

 同選挙区では自民は新人で県議の大野泰正氏(54)、共産は新人で県常任委員の鈴木正典氏(49)の擁立を決定。新人で政治団体「幸福実現党」県本部政調会長の加納有輝彦氏(52)が出馬表明している。

021_20202.shtml

1872チバQ:2013/06/08(土) 22:11:22
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306070014/
舛添氏が参院選不出馬、県内選挙区の構図固まる/神奈川
2013年6月8日
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 新党改革の舛添要一代表(64)は7日の記者会見で、改選を迎える夏の参院選に立候補しないと表明した。理由として「立党以来、3年近く頑張ったが、党勢を拡大できなかった。責任を取る」と述べた。政党は存続する。

◆「台風の目」去り安どの声

 新党改革の舛添要一代表が夏の参院選に出馬しないと表明したことで、神奈川選挙区の構図がほぼ固まった。抜群の知名度で集票力も高いと目されていた舛添氏の不出馬宣言により、神奈川選挙区には「台風の目」が去ったような雰囲気さえ漂った。

 自民党県連の小此木八郎選対本部長代行(衆院3区)は「不出馬は意外」とした上で、「うちの候補は新人。誰かの去就で一喜一憂している場合でない」。みんなの党の浅尾慶一郎選対委員長(4区)も「誰が出ようと出まいと、こちらの活動をするだけ。プラスマイナスの話ではない」と、冷静な受け止めを口にした。

 だが、「勢いに乗る自民や松沢成文前知事(みんなの党)は余裕だろう」(公明党県本部幹部)との見方が少なくない中、舛添氏の動向は当落に直結する脅威だと考える陣営もあった。

 舛添氏の周辺は「どの世論調査を見ても、神奈川でも東京でも勝てた。しかし、神奈川で出ると公明が落ち、東京だと自民の2人目が落ちる可能性があった。連携をしてきた自公との関係が崩れる」と背景を説明。その上で、「優に勝てるのに今回は引いたことで、将来の可能性が広がった。英断だった。勇退もしない」と語った。

 公明党県本部の上田勇代表(6区)は「情勢が厳しいことに変わりはないが、本音を言えば(舛添氏が出れば)さらに読みにくくなる懸念があった」と吐露し、民主党県連の金子洋一代表(参院神奈川選挙区)も「出馬すれば強敵だと考えていた」。

 日本維新の会県総支部の松田学副代表(衆院比例南関東)は「維新は逆風が厳しい。(舛添氏が)出る出ないにかかわらず、理解を得るよう頑張っていきたい」と語った。

1873チバQ:2013/06/09(日) 10:43:22
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-09_50257
儀間光男氏を参院比例擁立「そうぞう」維新


政治 2013年6月9日 09時44分

(57分前に更新)

 7月の参院選に向け、候補者の検討を進めてきた政党そうぞう(下地幹郎代表)は8日夜、役員会を開き、比例区に前浦添市長で党最高顧問の儀間光男氏(69)を擁立する方針を確認した。9日の拡大役員会で正式決定し、儀間氏に出馬を打診する。そうぞうと政策協定を結んだ大阪維新の会の橋下徹代表が共同代表を務める、日本維新の会から出馬する見通しだ。

 儀間氏は浦添市議、県議、県議会議長、浦添市長を歴任したベテランで、政治家としての実績と知名度を評価した。

 儀間氏は1943年、伊是名村出身。東京農業大卒。73年から浦添市議2期、80年から県議4期、92年には県議会議長に就任した。2001年浦添市長に初当選。3期務め、今年2月の市長選で現職の松本哲治氏に敗れた。(吉田央)

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/3043-3046
【浦添市長選】松本哲治氏が当選2013年2月10日

1874名無しさん:2013/06/09(日) 10:45:12
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-09_50257
儀間光男氏を参院比例擁立「そうぞう」維新

 7月の参院選に向け、候補者の検討を進めてきた政党そうぞう(下地幹郎代表)は8日夜、役員会を開き、比例区に前浦添市長で党最高顧問の儀間光男氏(69)を擁立する方針を確認した。

 9日の拡大役員会で正式決定し、儀間氏に出馬を打診する。そうぞうと政策協定を結んだ大阪維新の会の橋下徹代表が共同代表を務める、日本維新の会から出馬する見通しだ。

 儀間氏は浦添市議、県議、県議会議長、浦添市長を歴任したベテランで、政治家としての実績と知名度を評価した。

 儀間氏は1943年、伊是名村出身。東京農業大卒。73年から浦添市議2期、80年から県議4期、92年には県議会議長に就任した。2001年浦添市長に初当選。3期務め、今年2月の市長選で現職の松本哲治氏に敗れた。


紛らわしいけど「そうぞう」の候補を「維新」から出馬させるみたいね。

1875チバQ:2013/06/09(日) 10:48:06
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/06/08/kiji/K20130608005969350.html
元吉本芸人富山氏 また維新から出馬
 元お笑い芸人の富山泰庸氏(42)が、参院選比例代表に維新から出馬する。

 11日に出馬会見を行う。吉本興業所属のコンビ「大蛇が村にやってきた」のツッコミとして活動後、昨年12月の衆院選で神奈川16区に同党から出馬。3万8058票を獲得したが、自民党の義家弘介氏らに敗れた。
.[ 2013年6月8日 06:00

1876名無しさん:2013/06/09(日) 11:45:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000043-mailo-l03
民主県連:五日市氏の離党届受理 2県議の平野氏支援、静観 /岩手

 民主党県連は8日、盛岡市で常任幹事会を開き、五日市王県議(二戸選挙区)の離党届を受理することを決めた。

 五日市氏は3日の県議会民主党会派の議員総会で、同党を除籍され夏の参院選岩手選挙区(改選数1)に無所属で立候補を予定する平野達男前復興相(59)を支援する意向を表明し、離党届を提出していた。
 階(しな)猛県連代表は「残念だが本人の意思は固いので受理した」と話した。
 また、県連所属の渡辺幸貫(奥州選挙区)、小田島峰雄(花巻選挙区)の両県議が党にとどまったまま平野氏を支援することについて、
階氏は「正直納得していないが原因は党を離れた平野氏であり、一概に県議を責められない」と述べた

1877名無しさん:2013/06/09(日) 11:47:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000042-mailo-l03
’13参院選・岩手:社民は自主投票に /岩手

 社民党県連合は8日、盛岡市で選対会議を開き、夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で他党との協力を見送り自主投票とすることを決めた。
これで県内主要政党の参院選対応がおおむね固まった。

 同党は4月の選対会議で独自候補を擁立しない方針を決定。今回の会議では擁立の声も再燃したが、
「既に県内には6人の立候補予定者がいる。これ以上増えても自民党を利するだけ」(伊沢昌弘・県連合代表)と改めて断念。
一時は、脱原発など政策面で共通点の多い生活の党との連携も模索したが、県連合内には同党の小沢一郎代表への反発も根強く、「組織が割れることはやらない」(同)と見送られた。
 また、同日には福島瑞穂党首が県内入り。盛岡市内での講演会後、取材に対して「県連合の判断を尊重したい」と述べた。

1878名無しさん:2013/06/09(日) 15:55:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000236-mailo-l44
2013参院選おおいた:自民と公明、選挙協力確認 /大分

 今夏の参院選で大分選挙区(改選数1)に自民党から立候補予定の現職の礒崎陽輔氏(55)と公明党県本部(竹中万寿夫代表)が8日、大分市のホテルで、選挙協力を確認する協定書に調印した。

 協定は、選挙区で礒崎氏、比例代表では公明から九州を地盤に立候補する新人、河野義博氏(35)の当選に向けて互いに協力し合う内容。
 竹中代表はあいさつで「(形式は礒崎氏との協定だが)実質的には自民党、公明党で協力していくお互いの気持ちを確認しました」と話した。
 自民党の比例代表としては、大分が地盤で県連会長の現職、衛藤晟一氏(65)も立候補の予定。
 6年前の選挙で、自民党は公明党への配慮から衛藤氏が大分で選挙活動しないことにしていた。
 衛藤氏は今回、大分でも運動する予定。竹中代表は「衛藤氏は(自民の比例代表候補の)31人のうちの1人で、とやかくいう立場にない」と話した。

1879チバQ:2013/06/09(日) 18:51:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1369232484109_02/news/20130522-OYT8T01507.htm
13参院選 始動
攻める「自民」守る「生活」

 狙いは、「落下傘」のイメージ払拭だった。

 19日午前、西和賀町内のスーパーの前に立った自民党新人の田中真一氏は、思い出話から演説を始めた。

 「幼少期には毎年、夏休みに遊びに来ていた。スキーの資格も取った。私の原点は、ここ西和賀です」

 東京出身で慶大ラグビー部前監督という経歴の田中氏だが、旧湯田町(現西和賀町)の鉱山を大正から昭和に経営した「田中鉱業」創設者の子孫にあたる。陣営幹部は「主に高齢の方から『ああ、あの田中鉱業の』と反応がある」と手応えを語る。

 〈20年余りの雪辱を果たすまたとない好機〉。県連の千葉伝幹事長は14日、力の入った談話を発表した。生活の党の小沢一郎代表(衆院4区)が自民党を割った1993年以来、参院岩手選挙区で6連敗中の同党県連は、安倍内閣の高支持率という追い風に乗り、かつてないほど勝利に近づいている。

 ただ、現職の平野達男氏の支援を一時模索した県連内では「党本部主導で田中氏に決められた。淡々とやるだけ」(県議)との声が漏れるなど、選挙戦に臨む姿勢には温度差も出ている。

 93年の党分裂で組織が弱体化する中、自前の後援会で選挙を勝ち抜いてきたベテラン県議らは「自分党」とも言われる。党への依存度が低く、地力がある反面、県連の結束力の欠如につながり、国政選挙に弱い一因にもなってきた。

 若手県議の1人は訴える。「参院選は岩手の潮流を変えるチャンス。県連も変わらなければならない」

 一方、生活の党は、持ち前の組織力を生かした手堅い選挙を展開する。小沢氏が岩手選挙区で新人を擁立するのは9年ぶりのことだ。

 関根敏伸氏は17日夜、小沢氏の本拠地の奥州市水沢区を訪れ、小沢後援会の幹部40人に「国政で役割を果たしたい」と決意表明した。県連幹部は「まずは衆院4区をしっかり固め、全県に広げていく」と態勢構築を急ぐ。

 北上選出で前県議の関根氏の擁立は、県外出身者を立てた自民、民主両党との違いを際立たせ、北上市を地盤とする平野氏の動きににらみを利かせる意図がある。他党は「オーソドックスだが最も有効な戦術」(民主党県連幹部)と警戒心を募らせる。

 だが、小沢氏にかつての勢いはなく、生活の党は県内でも安泰ではない。

 それを象徴するのが、小沢氏に師事する達増知事の発言だ。国政志向が強いとされる達増氏は従来、「在任は2期8年が望ましい」と公言してきたが、今年に入ってからは「先のことは白紙」と、2年後の知事選への3選出馬をにおわせ始めた。

 小沢氏側近は「次期衆院選まで3〜4年は、雌伏の時が続く。反転攻勢の足場として、それまで知事を他党に渡すわけにいかない」と解説する。県内に幅広い支持基盤を持つ達増氏の今の役割は、党勢拡大のための「攻め」よりも「守り」――というわけだ。

 先の衆院選の結果が振るわなかった小沢氏らにとって、参院選は県内での影響力を占う正念場となる。もし敗れれば、「王国」はいよいよ剣が峰に立たされる。

◆各党「当選ライン下がる」 最多 出馬6人の見込み

 参院選岩手選挙区(改選定数1)に過去最多の6人の出馬が見込まれることで、各党とも「当選ラインは下がる」と見ている。

 2001年以降では、いずれも小沢一郎氏が支援する候補が30万〜40万票台で当選した。ただ、07年に43万7814票で圧勝した平野達男氏は小沢氏と決別し、民主党からも除籍(除名)されて無所属となったため、この票は三方に分散することになる。

 直近2回で10万票台にとどまった自民党は、全国的な追い風による票の上積みを目指すが、県連幹部は「東日本大震災後の参院選のため、復興相の実績がある平野氏に票が流れるだろう」と指摘。「当選ラインは20万票前後の可能性がある」との見方が出ている。

 一方、投票率は下落傾向にある。インターネットによる選挙活動が解禁されるため、若年層の関心が高まることが期待されているものの、投票率を押し上げる効果は不透明だ。

 一般的に、投票率が低い選挙は組織力が強い党に有利になるとされる。岩手選挙区の場合、組織力の面では長年にわたって県内に地盤を築いてきた小沢氏が率いる生活の党が先んじている。

(2013年5月23日 読売新聞)

1880チバQ:2013/06/09(日) 18:51:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1369232484109_02/news/20130523-OYT8T01574.htm
13参院選 始動
苦境「民主」くすぶる不満

 寂しい出席率が、党の苦境を物語っていた。

 18日夜、盛岡市内のすし店で開かれた民主党県連の食事会。新人の吉田晴美氏は集まった議員らにお酌して回ったが、県議12人のうち5人は欠席した。

 低迷する党勢に加え、県連の中核だった平野達男氏が離脱したことで、親しい県議の中では平野氏を支援する動きも出始めている。出席者の1人は、「吉田氏と会うのが気まずいと考えて欠席した人もいただろう」と推し量った。

 「連合の皆さんのお力添えがあって、戦っていけると思っています」

 吉田氏は17日午後、連合岩手に推薦依頼状を持参し、深々と頭を下げた。山形出身で地縁のない吉田氏は連合票が頼みの綱だ。連合岩手の砂金文昭会長は「近日中に推薦を決定したい」と支援を約束した。

 県連内では、連合系県議を中心に「吉田氏の当選に全力を挙げるべきだ」との筋論があるのに対し、「なぜ吉田氏なのか」と、階猛代表(衆院1区)主導で「落下傘」を擁立した経緯への不満もくすぶる。

 党を除籍(除名)された平野氏への支援は反党行為に当たる可能性が高い。他党からは「平野氏側につく県議の本音は、2年後の県議選に向けて民主党の『泥舟』から逃げたいということだ」(自民党県連)との見方も出ており、分裂を回避できるかどうか、民主党県連は難しい局面を迎えている。

 「心配をかけたが、無所属で大いに頑張りたいので協力を頼みます」

 平野氏は19日、地元の北上市で開かれた後援会の会議冒頭でそう呼びかけると、支持者回りのため足早に会場を後にした。平野氏は4月下旬に〈復興の最前線に立つ〉と題した54ページの国政報告書を作成し、前復興相としての取り組みを訴えて歩いている。

 2007年参院選で60%以上という高得票率で再選した平野氏だが、当時は小沢一郎氏(衆院4区)の強力な支援があった。今回、平野氏が無所属出馬を決断したのは、小沢氏の後ろ盾を失い、民主党に逆風が吹く中で、勢いに乗る自民党の支援を期待したからだ。

 しかし、自民党が独自候補を擁立したことで、全国政党の支援は望めなくなった。2期の実績と知名度でどこまで戦えるのか。平野後援会幹部も「大きな不安がある」とこぼす。

 県議会内では、地域政党いわてに平野氏の支援を模索する動きが出ている。同党は盛岡市や一関市などに地盤を持ち、連携が実現すれば票の流れに与える影響は小さくない。無所属出馬という平野氏の選択の余波を、各陣営とも読みかねているのが現状だ。

 共産党新人の菊池幸夫氏は19日昼、盛岡駅前で約10分間マイクを握り、「憲法9条が大きな分かれ目に立っている」と声を上げた。同党は憲法改正反対や経済政策などで政権批判票の受け皿を目指す。

 野党統一候補を目指していた社民党県連は、民主、生活両党の擁立で「前提が崩れた」(幹部)として、対応を再協議中だ。同党は、現党名になった後の98年以降、岩手選挙区に候補を立て続けている。過去3回ではそれぞれ5万票前後を獲得しており、今後の動向が注目される。

 幸福実現党は、新人の高橋敬子氏を擁立する。



 小沢系候補に自民党が挑むという構図が長らく定番だった岩手選挙区。前回参院選からの3年間で、その構図は一気に複雑化した。自民か非自民か、政党か無所属か。そして、「小沢王国」の行方は――。筋書きのない戦いは、まだ始まったばかりだ。

 (この企画は、小坂一悟が担当しました)

(2013年5月24日 読売新聞)

1881チバQ:2013/06/09(日) 18:54:13
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130609-OYT1T00334.htm?from=ylist
落下傘候補に反発、前復興相支援で民主県連分裂

 民主党岩手県連は8日、政調会長の五日市王県議(二戸選挙区)が提出していた離党届を受理した。

 離党は、党を除籍(除名)され、夏の参院選岩手選挙区(改選定数1)に無所属で出馬する現職の平野達男前復興相(59)を支援するため。県議会会派にはとどまる。残りの民主県議11人のうち2人も平野氏支援を公言しており、参院選で同県連は事実上の分裂選挙となる。

 民主党県連は五日市氏の慰留を続けていたが、翻意は難しいとして8日の常任幹事会で受理を決めた。階猛県連代表(衆院1区)は決定後、「原因は平野さんが離党の意思を示したからで、一概に県議を責められない」と淡々と述べた。政調会長には新たに高橋元県議(北上選挙区)を充てた。

 民主党は同選挙区で、新人の吉田晴美氏(41)を擁立することを決めているが、県外からの“落下傘候補”に「全力で応援する県議は少ない」(県連幹部)との声が根強い。県連では、代表代行の渡辺幸貫県議(奥州選挙区)と小田島峰雄県議(花巻選挙区)が、離党はしないものの、平野氏を支援することを公言している。

(2013年6月9日17時11分 読売新聞)

1882チバQ:2013/06/09(日) 19:17:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1367415447296_02/news/20130501-OYT8T01425.htm
参院選石川2013 構図
自民「王国」復活を懸け

■「追い風」



多くの出席者であふれた自民党県連の政経パーティー。参院選で「王国復活」を目指す(金沢市内のホテルで)  「ここは石川県で一番広い会場と聞いている。これほど多くの人が集まったのは初めてではないでしょうか」――。金沢市内のホテルで4月下旬に開かれた自民党県連の政経パーティー。来賓の谷本知事は、会場を埋め尽くす参加者を前に、自民をそう持ち上げた。

 谷本知事は1994年に「非自民・非共産」勢力の擁立で当選。今も一定の距離を置く。「やはり与党になると違う」。知事の発言を聞いたある自民県議は、参加者であふれる会場を満足げに見渡した。

 昨年末の衆院選で、自民は県内3小選挙区で全勝。今回の参院選は、民主党の一川保夫氏に僅差で敗れた6年前の雪辱戦だ。同時に、県内の国政全議席を独占する「自民王国」の復活を目指す戦いでもある。

 追い風は感じている。安倍政権の経済政策「アベノミクス」が着実に進み、高い内閣支持率を維持。奥田敬和元運輸相の流れをくみ、民主の実動部隊としてフル回転していた県議会会派「新進石川」が衆院選惨敗を引き金に事実上解散するなどの民主側の混乱もあり、「引き締めを図るのも難しい」(県連幹部)と楽観ムードさえ漂う。

 自民が擁立した新人の山田修路氏(59)は加賀市出身。東大法学部を卒業後、農水省に入省し、水産庁長官などを歴任した。

 安倍政権が決めたTPP(環太平洋経済連携協定)交渉への参加を巡り、JAなど農業団体の参院選対応が全国的に注目される中、JA県中央会の安田舜一郎会長が連合後援会長に就任。県内各地のJAや県漁協も推薦を決めた。3月末には参院選から解禁される「ネット選挙」の勉強会も開き、浮動票対策も余念がない。

■拭えぬ不安

 着々と足場固めは進んでいるが、有権者への訴えには不安材料もある。新人だけに知名度不足は否めず、県連内には政治家としての「押しの強さ」の不足を懸念する声も聞かれる。

 主要な争点になるとみられるTPP問題では農家などの反発も予想される。JAなどの推薦は取り付けたが、政権与党の候補としてTPPへの対応をどう説明し、組合員らに支持を広げていくかの対応も迫られる。

 組織内を覆う楽観論を警戒してか、県連の紐野義昭幹事長は、昨年末の衆院選で繰り返した言葉を言い聞かせるように口にする。

 「おごることなく、高ぶることなく、侮ることなく」(加藤哲大)

(2013年5月2日 読売新聞)

1883チバQ:2013/06/09(日) 19:17:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1367415447296_02/news/20130502-OYT8T01435.htm
参院選石川2013 構図
民主、議席死守に全力

■「背水の陣」 「石川県選出の国会議員が自民党だけになるのは許されない」――。4月20日に金沢市で開かれた民主党県連常任幹事会。再選を目指す一川保夫氏(71)は声を張り上げた。



常任幹事会で参院選に向けてガンバロー三唱する民主党県連幹部たち(4月20日、金沢市内で)  民主は昨年の衆院選で県内全3小選挙区で全敗、北陸3県でも国会議員は大臣経験のある一川氏だけになった。参院選は文字通りの「背水の陣」となる。

 28日に行われた山口県での参院補選は元法相の民主系候補が惨敗したが、党県連幹部は「首相のお膝元で当然の結果。風はいつ変わるか分からない」と冷静。支持母体の連合石川の推薦も取り付けた。一川氏は「今起きている問題は自民党政権時代の積み残しだ」と自民批判を強め、支持基盤の立て直しに躍起となる。

■一枚岩に懸念 一方、県連内では「一枚岩で戦えるかが鍵」との声も。背景には、国政選挙などで強さを発揮してきた県議会会派「新進石川」が内紛の末に事実上解散、その後遺症への懸念がある。

 同会派は、奥田敬和・元運輸相の流れをくみ、旧新進党解党後の1998年に結成。奥田元運輸相の地盤だった金沢市を中心に、県内政界で勢力を誇示してきた。

 解散の要因は、過去の選挙で中心的な存在だった宇野邦夫県議の衆院選を巡る奔放な発言とされ、宇野県議を除く7人の県議が会派を離脱。宇野県議は民主を離党し、自民が擁立した山田修路氏(59)の支援を表明した。県連内には身内の切り崩しに警戒感が募る。

 これまで国政選の県内選挙区で支援を受けていた社民党との関係修復も課題だ。社民は昨年の衆院選で、民主の候補擁立が難航していた石川2区に小選挙区制導入後、初の独自候補を立てた。その後、民主が別の候補を擁立し“共倒れ”した経緯がある。

 社民県連の清水文雄幹事長は「党員に衆院選のしこりは残っている」と打ち明け、先月21日の県連定期大会でも選挙協力に「民主は衆院の2区を巡る動きについて謝罪が必要」とくぎを刺した。

 共産党は、党県くらし・福祉対策委員長の亀田良典氏(64)、幸福実現党は「幸福の科学」研修施設講師の宮元智氏(53)を擁立した。日本維新の会などの「第3極」に候補擁立の動きはないが、維新関係者は「憲法改正や教育改革などで政策が違いすぎる」と民主支援には否定的だ。

 民主陣営は支持基盤の再点検など課題を抱えながらの前哨戦を進めるが、元衆院議員の近藤和也県連代表は総合選対本部設置にあたりこう訴えた。

 「安倍政権の支持率は高いが、郵政選挙の時のようにメッキはいずれはがれ落ちる。一人ひとりが逆風をはねのける信念を持ち、逆転勝利に向け頑張ろう」

(益田耕平)

(2013年5月3日 読売新聞)

1884チバQ:2013/06/09(日) 20:17:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chubu/news/20130604-OYT8T00195.htm?from=popin
参院選「序章」<上> ねじれ解消三重に照準



決起集会で気勢を上げる大勢の人たち(1日夜、三重県四日市市で)=稲垣政則撮影 ■自民、民主牙城に攻勢

 夏の参院選の焦点は自民、公明両党が参院でも過半数を制し、衆院との「ねじれ」を解消できるかどうかだ。全国に31ある改選定数1の「1人区」での勝敗が鍵となりそうだが、中でも三重選挙区は自民党にとって有数の難関といえる。

 「三重県は大変厳しい地域。安倍政権になって、この三重が変われば日本が変わる」。1日夜、四日市市で開かれた参院選の決起大会。立候補を予定している自民党新人・吉川有美(39)が約1400人の支援者を前に声を張り上げた。

 同選挙区は前副総理の民主党・岡田克也のおひざ元で、「民主王国」とも言われる。自民党は2000年以降、補選も含めて民主党公認・推薦候補に5連敗中。元首相の小泉純一郎が「小泉旋風」を巻き起こした01年でも勝てなかった。

 ただ、「風向きが変わってきている」とも陣営は感じている。11年4月の知事選では党が推薦した鈴木英敬が民主党推薦の前津市長を破った。昨年末の衆院選では民主党の衆院議員が6人から2人に激減し、逆に自民党は3から5に議席を増やした。安倍首相の経済政策「アベノミクス」も今のところ追い風だ。

 課題は吉川の知名度不足だ。政権交代後も候補者選びは難航し、元プロスポーツ選手や弁護士らの名前が浮かんでは消えた。東京の銀行に勤めていた桑名市出身の吉川に決まったのは3月末。昨年8月に4選出馬を決めた民主党の高橋千秋(56)に大きく後れを取った。

 自民党県連幹事長の水谷隆は、安倍政権の高支持率が続く中でも警戒を緩めない。「陰りがあるとはいえ、岡田氏が君臨する民主の牙城であることに変わりはない」

 ■愛知はアベノミクス前面に

 安倍政権の高支持率の背景には好調な経済政策がある。愛知選挙区(改選定数3)に出馬予定の自民党新人・酒井庸行(61)はそれを最大限に活用する戦略だ。

 「アベノミクスの『3本の矢』が動き始め、経済も良くなっている。地方でも実感できるようにしたい」

 2日にJR名古屋駅前で行った街頭演説。約10分の演説時間の3分の2以上を経済政策に割いたのは、経済対策が最大の争点になるとの思いが強いためだ。株価は乱高下を繰り返し、円安のマイナス面も指摘され始めているが、「だからこそ政治を安定させることが必要だ」と訴える。

 しかし、安倍政権の高支持率は、皮肉にも酒井陣営の懸念材料となっている。

 同選挙区は過去3回の参院選で民主党は2議席、自民党は1議席を確保してきた。自民党の圧勝ムードが高まれば、「結果は見えている」と有権者が投票しなかったり、第3極に票が流れたりする可能性もある。

 自民党は昨年末の衆院選で無党派層を取り込み、圧勝につなげた。今回もこの勢いで「トップ当選を目指す」(県連会長・藤川政人)だけに投票率の行方は気になるところだ。酒井も「投票率の低下が心配だ。経済政策を最大の争点に関心を高めていきたい」と語った。(敬称略)

            ◇

 参院選は7月4日公示、21日投開票の日程で実施される見通しだ。先の衆院選で圧勝した与党の勢いが続くのか、野党が巻き返すのか。1か月後に決戦を控えた各陣営の動きを探る。

(2013年6月4日 読売新聞)

1885チバQ:2013/06/09(日) 20:18:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chubu/news/20130605-OYT8T00214.htm?from=popin
参院選「序章」<中> 逆風苦しむ民主

岐阜、不戦敗の危機
 安倍政権の高支持率が続く中、民主党が逆風に苦しんでいる。昨年末の衆院選での歴史的惨敗から起死回生を狙うはずの参院選だが、東海3県の各陣営にも重苦しい空気が漂っている。



民主党岐阜県連の幹事会であいさつする柴橋正直代表(左、1日、岐阜市で)  「きょうまでに候補擁立が決定できなかったことをおわびしたい」。1日に岐阜市内で開かれた民主党岐阜県連の幹事会。県連代表で前衆院議員の柴橋正直は居並ぶ県連幹部を前に頭を下げた。

 岐阜選挙区(改選定数1)の候補者が公示予定日が1か月に迫っても決まらない。そんな異常事態に柴橋は厳しい表情を見せた。


 立候補予定者の選定を巡っては、昨年秋の公募で決まらず、その後も衆院選落選組などの名前が取り沙汰されては消えた。5月には柴橋まで県連の出馬要請を断り、同月末には前衆院議員で県連顧問の山田良司が党本部の要請を固辞する泥沼に陥っている。

 背景には、今回から同選挙区が改選定数1の「1人区」となるという事情がある。民主党は1998年の結党以降、過去5回の参院選で議席を確保してきた。改選2議席を自民党など保守系の候補と分け合ってきた構図だ。

 しかし、1人区になることでそうした「ぬるま湯」は過酷な生き残りの場となる。加えて党勢の衰えに歯止めが利かず、「立候補しても勝ち目がない」と消極的な雰囲気が広がっているとみられる。

 柴橋は1日の幹事会で、「県連が心を一つにして候補者を立てたい」と、あくまでも擁立にこだわる考えを強調した。県連内には「不戦敗だけは避けなければならない」と悲壮感も漂っている。

■愛知 組合の支持離れ懸念

 三重県四日市市の郊外にある市民センター。100人弱で満員となる会議室で1日昼、前副総理の岡田克也がマイクを握った。

 「これ以上自民党に勝たせてはならない。支持率が低く厳しい選挙だが、自民党に代わって政権を担える政党は民主党しかない」

 岡田は、三重選挙区(同1)で4選を目指す民主党現職・高橋千秋(56)の選対本部長として陣頭指揮を執る。この日も桑名市と四日市市で計4回、国政報告会を開いて高橋への支援を呼びかけた。

 高橋は6年前、同選挙区で過去最高の約52万8000票を獲得し、自民党候補には約23万5000票差をつけた。しかし、今回は自民党の勢いもあり事情は異なる。「三重で勝てないようではどの選挙区でも勝てない」と繰り返す岡田。普通電車しか止まらない小さな駅にも足を運び、自ら早朝のチラシ配りを行うほどで、なりふり構わぬ応援ぶりに周囲は驚きを隠さない。

 民主党の退潮に伴って足元も揺らぎ始めている。支援を受けてきた労働組合の支持離れがその一つだ。

 愛知選挙区(同3)で3選を目指す大塚耕平(53)は6年前、連合愛知の全面支援を受け、自民党候補に約15万票差をつけてトップ当選を果たした。しかし、昨年末の衆院選での敗因については無党派層の支持離れだけでなく、「トヨタ労組を中心とする労働組合の民主離れもあった」(連合幹部)との指摘も聞こえる。

 労組出身の党県連幹部は打ち明ける。「アベノミクスでトヨタなどの収益は大幅に改善した。組合員も『民主党を支援する理由がなくなった』と言っている」

(敬称略)

(2013年6月5日 読売新聞)

1886チバQ:2013/06/09(日) 20:19:14
>>1843が下
>>1885は古新聞で民主擁立済

1887チバQ:2013/06/09(日) 20:20:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130609ddlk29010334000c.html
選挙:参院選・奈良選挙区 吉川、大西氏に絞り出馬を要請−−民主党県連 /奈良
毎日新聞 2013年06月09日 地方版

 民主党県連は8日、役員会と常任幹事会を開き、参院選奈良選挙区(改選数1)について、前衆院議員の吉川政重氏と大西孝典氏に絞って出馬要請を続けることを決めた。

 前川清成・県連代表は記者団に対し、「党外の新人の擁立は事実上不可能になった」とし、吉川氏と大西氏について「2人のうちどちらかに決心していただきたい」と語った。期限については「県連幹事長と相談したい」と述べるにとどめ、候補者未定のまま県選管が10日に開く立候補予定者向けの説明会を迎えることがほぼ確実になった。【伊澤拓也】

1888チバQ:2013/06/09(日) 22:13:07
>>1846>>1871
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/5966
参院選’10茨城:たちあがれ日本、元衆院議員秘書・吉田氏を擁立 /茨城
5月27日11時37分配信 毎日新聞

http://senkyo.mainichi.jp/news/20130609ddq041010004000c.html
選挙:参院選・岐阜選挙区 戦いの構図固まる 4新人、1議席争う
毎日新聞 2013年06月09日 中部朝刊

 夏の参院選岐阜選挙区は、民主党岐阜県連が8日、会社社長の新人、吉田里江氏(47)の擁立を決めたことで、戦いの構図が固まった。定数削減で改選数が2から1に減り、民主、自民、共産、幸福実現の各党の4新人が1議席を争う。

 8日に開かれた民主党県連の会合後の記者会見で、吉田氏は「国づくりの道筋となる政策を持っているのが民主党。県民の皆さんが一番幸せになるには民主党の政策を実現するしかない」と語り、働く女性の雇用安定や子育て支援などを訴えていく考えを示した。

 岐阜選挙区には、いずれも新人で、自民党の大野泰正氏(54)▽共産党の鈴木正典氏(49)▽幸福実現党の加納有輝彦氏(52)−−が既に立候補を表明。一方で民主党は候補者擁立が難航し、県連が党本部に選定を一任していた。柴橋正直代表は「ここからが全力疾走。持てる力を十二分に発揮し、県民の皆さんにしっかりと訴えていきたい」と語った。

 自民党県連の猫田孝幹事長は「相手が誰であれ、今まで通り気を引き締めて、しっかり自分たちのペースで戦っていく」。また、共産党県委員会の松岡清委員長も「安倍政権の暴走を止め、国民の暮らしと平和を守れるのは共産党しかない」と改めて決意を述べた。【加藤沙波】

1889アーバン:2013/06/10(月) 12:35:20
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20130610-1140526.html
山本太郎は選挙区から出馬

 今夏の参院選に出馬する俳優山本太郎(38)は、選挙区からの立候補が確実になった。山本と協力関係にある緑の党は9日、都内で臨時総会を開き、全国比例区10人と兵庫選挙区1人の立候補予定者を発表。山本を比例名簿に加えなかった。山本は先月27日、市民集会に既存政党の国会議員を招き、「新たな政治団体で統一比例名簿を作りたい」と共闘の呼び掛けを行っていた。各政党は山本を含めた統一名簿作りに難色を示したことに加え、山本が緑の党以外から支持を受ける見通しはなく、比例区からの立候補は難しくなった。無所属で東京選挙区から出馬するとみられる。

 [2013年6月10日8時49分 紙面から]

1890名無しさん:2013/06/10(月) 17:56:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061000522
参院比例に経済評論家=維新

 日本維新の会は10日、参院選比例代表に新人で経済評論家の藤巻健史氏(63)を擁立すると発表した

1891名無しさん:2013/06/10(月) 17:56:53
http://www.asahi.com/politics/update/0610/NGY201306100008.html
維新も愛知選挙区に擁立へ 第3極乱立の様相 参院選


 日本維新の会は10日、7月の参院選愛知選挙区(改選数3)に、党愛知県総支部政調会長の近藤浩氏(52)を擁立する方針を固めた。

 近藤氏は比例区で同党公認が内定していたが、選挙区にくら替えする。これで、愛知選挙区への立候補予定者は9人となった。

 10日昼、党副総務会長の藤井孝男衆院議員と愛知県総支部代表の重徳和彦衆院議員が国会内で会談し、近藤氏の擁立方針を確認した。

 近藤氏も立候補の意向を党本部に伝えている。

 愛知選挙区では、すでに8人が立候補を表明。県総支部内では、新たに候補者を擁立しても第三極同士で票の奪い合いになりかねないとして、擁立に慎重な考えが強かった。

 重徳氏は8日、名古屋市での県総支部会合後、「第三極同士で争うことの意義を有権者がどれほど持っているか疑問」などと候補者擁立を見送る可能性も示していた。

 これに対し、党本部側は大都市圏で比例票を掘り起こすために選挙区での候補者擁立は欠かせないと判断。最終的に県総支部も党本部の意向に従った。

 近藤氏は愛知県議を経て、2003年の衆院愛知4区に自民党公認で出馬。比例東海ブロックで復活当選したが、公職選挙法違反容疑で逮捕され、議員辞職した。

 昨年末の衆院選では維新から比例東海ブロックに立候補し、落選した。

 愛知選挙区にはこの他、民主党現職の大塚耕平氏(53)、自民党新顔の酒井庸行(やすゆき)氏(61)、みんなの党新顔の薬師寺道代氏(49)、共産党新顔の本村伸子氏(40)、

 社民党新顔の伊藤善規氏(64)、みどりの風現職の平山誠氏(61)、減税日本新顔の宇田幸生(こうせい)氏(40)、幸福実現党新顔の中根裕美氏(38)が立候補を予定している。

1892名無しさん:2013/06/10(月) 18:11:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061000631
参院比例に11新人=共産

 共産党は10日、7月の参院選比例代表の2次公認候補11人を発表した。いずれも新人。
 候補者は次の通り(敬称略)。
 浅賀由香(33)▽池内沙織(30)▽井沢孝典(62)▽江上博之(58)▽大西理(47)▽木村賢治(62)
▽小高洋(32)▽武田良介(33)▽辻源巳(41)▽村上信夫(49)▽山本陽子(59)

1893名無しさん:2013/06/10(月) 23:40:24
チバさん、いつも記事貼りありがとん
( ^ω^ )感謝してるよん♪

1894チバQ:2013/06/11(火) 00:04:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130611/elc13061100010000-n1.htm
【2013参院選】
自民、盤石な選挙戦の影で 業界団体が復権
2013.6.11 00:00 (1/3ページ)
 自民党は、7月4日の公示が予想される参院選に向け、安倍晋三首相(党総裁)への高い支持率や野党共闘の破綻という追い風を受けている。それでも、盤石な選挙を支えるのは風よりも組織だ。党員数が減退傾向にある中、伝統的な支持基盤の業界団体は影響力を増している。ただ、業界団体の「復権」は、参院選後の首相の政権運営に影を落としかねない。(水内茂幸)

 「政権への支持率がそのまま得票に結びつくわけではない。緊張感を持って選挙に臨みたい」

 自民党の石破茂幹事長は10日、官邸での政府・与党連絡会議でこう訴えた。

 石破氏が引き締めを図ったのは、選挙区、比例代表のいずれでも有利に戦いを進めていることの裏返しだ。参院選の目標は、自民、公明両党で過半数勢力を回復するため必要な63議席。党幹部は「選挙区で44議席、比例で18議席の合計62議席は取れる」とそろばんをはじく。

自民党が野党に転落すると民主党になびいた業界団体は、自民党との復縁に懸命だ。3年前の参院選では民主党候補を支援した日本医師連盟や日本歯科医師連盟も、今回は自民党から組織内候補を擁立する。

 小泉政権の郵政民営化後、自民党と敵対していた全国郵便局長会(全特)も「昨年の改正郵政民営化法の施行で小泉改革の見直しに一区切りついた」(幹部)とし、今回は柘植芳文前会長を自民党の組織内候補として擁立した。業界団体の回帰が自民党の好調ぶりを後押ししている。

 「日本薬剤師会が創立以来120年の長きにわたり薬学と薬業の進歩、発展を図り、国民の健康の増進に多大な貢献をしたことに深く敬意を表します」

 首相は9日、日本薬剤師会が都内で開いた創立120周年記念式典に出席し、こうあいさつした。薬剤師会の政治団体、日本薬剤師連盟は比例代表で出馬する首相側近の衛藤晟一首相補佐官、新人で薬剤師の木村隆次氏を推薦している。

 一方で薬剤師会は、安倍政権の成長戦略で注目される一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売の原則解禁に抵抗してきた。

 「解禁を認めると、街の薬局が滅びる」「安全性が一番重要だ」−。自民党が政府の成長戦略を議論するため開いた10日の合同会議では、原則解禁への異論が相次いだ。結局、高市早苗政調会長が一任を取り付けたが、公然と政府方針への批判が出たことは、党内で業界団体の存在感が強まったことの証左といえる。

 自民党幹部によると、ピーク時(平成3年)に約547万人だった党員数は、2度の政権転落などで6分の1以下の約80万人に落ち込んだ。市町村合併で地方議員も減少している。

 

しかも、野党共闘の不発で投票率の低下が予想されるため、比例代表の当選ラインは3年前の約10万8千票から「8万票以下に下がる」(幹部)とされる。

 業界団体が組織内候補の当選に向けて活発に動く素地ができ、参院選を「親の仇」とする首相も業界の組織力を無視はできない。

 自民党は業界の力を借りて、参院選公示までに選挙区候補者のポスターを衆院300選挙区に各1千枚貼る目標も立てた。比例代表の組織内候補が選挙区の票の積み上げにも貢献する「勝利の方程式」が復活しつつある。逆にいえば、参院選後は、政権の経済政策「アベノミクス」に業界団体が圧力をかける可能性が高まる。

 民主党は自民党を「政官業癒着の構造が復活した」と批判する。アベノミクスと業界団体の主張をどう調和させるかが、本格政権を目指す首相の課題となる。

1895名無しさん:2013/06/11(火) 00:04:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130610/stt13061019320005-n1.htm
維新と対決「覚悟」参院選埼玉、愛知で みんなの渡辺代表
2013.6.10 19:30

 報道陣の質問に答えるみんなの党の渡辺代表=愛媛県庁
 みんなの党の渡辺喜美代表は10日、松山市で記者会見し、日本維新の会が参院選埼玉、愛知両選挙区(いずれも改選数3)に候補者擁立を目指していることに関し「選挙協力を解消した時から覚悟していたことで、正々堂々と戦う」と述べた。

 両党は埼玉、愛知でみんなの党に候補者を一本化する予定だった。

 一方、日本維新との協力を前提にみんなの党が候補擁立を決めた宮城(改選数2)と山梨(改選数1)両選挙区に関し、渡辺氏は「現地レベルで一致していれば本部がわざわざ壊すことはない」と協力関係の継続を容認する考えを示した。

1896名無しさん:2013/06/11(火) 00:07:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130610ddh041010008000c.html
選挙:参院選・愛知選挙区 維新、近藤氏擁立へ 県支部と午後調整
毎日新聞 2013年06月10日 中部夕刊

 日本維新の会が参院選愛知選挙区(改選数3)に、元衆院議員の近藤浩氏(52)の擁立を検討していることがわかった。10日午後に党幹部と県支部幹部が会談し、最終調整する。

 維新は当初、みんなとの選挙協力で同選挙区の候補者擁立を見送る方針だったが、共同代表の橋下徹大阪市長の従軍慰安婦を巡る発言を受け、選挙協力が解消された。このため、比例代表で立候補予定の近藤氏を同選挙区に回す方向で調整に入った。一方で、「戦うべき相手は政府与党で、第三極同士がもめている時ではない」と慎重論もある。

 近藤氏は2003年の衆院選で自民党から愛知4区(名古屋市瑞穂区など)に立候補し、比例で復活当選したが公職選挙法違反容疑(買収)で逮捕され議員辞職した。04年に懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が確定した。

 同選挙区ではほかに、民主と自民、みんな、共産、社民、みどりの風、減税日本などが候補者の擁立を進めている。【駒木智一】

1897名無しさん:2013/06/11(火) 00:10:26
http://www.asahi.com/politics/update/0610/NGY201306100008.html
維新も愛知選挙区に擁立へ 第3極乱立の様相 参院選[PR]

 日本維新の会は10日、7月の参院選愛知選挙区(改選数3)に、党愛知県総支部政調会長の近藤浩氏(52)を擁立する方針を固めた。近藤氏は比例区で同党公認が内定していたが、選挙区にくら替えする。これで、愛知選挙区への立候補予定者は9人となった。

 10日昼、党副総務会長の藤井孝男衆院議員と愛知県総支部代表の重徳和彦衆院議員が国会内で会談し、近藤氏の擁立方針を確認した。近藤氏も立候補の意向を党本部に伝えている。

 愛知選挙区では、すでに8人が立候補を表明。県総支部内では、新たに候補者を擁立しても第三極同士で票の奪い合いになりかねないとして、擁立に慎重な考えが強かった。重徳氏は8日、名古屋市での県総支部会合後、「第三極同士で争うことの意義を有権者がどれほど持っているか疑問」などと候補者擁立を見送る可能性も示していた。

 これに対し、党本部側は大都市圏で比例票を掘り起こすために選挙区での候補者擁立は欠かせないと判断。最終的に県総支部も党本部の意向に従った。

 近藤氏は愛知県議を経て、2003年の衆院愛知4区に自民党公認で出馬。比例東海ブロックで復活当選したが、公職選挙法違反容疑で逮捕され、議員辞職した。昨年末の衆院選では維新から比例東海ブロックに立候補し、落選した。

 愛知選挙区にはこの他、民主党現職の大塚耕平氏(53)、自民党新顔の酒井庸行(やすゆき)氏(61)、みんなの党新顔の薬師寺道代氏(49)、共産党新顔の本村伸子氏(40)、社民党新顔の伊藤善規氏(64)、みどりの風現職の平山誠氏(61)、減税日本新顔の宇田幸生(こうせい)氏(40)、幸福実現党新顔の中根裕美氏(38)が立候補を予定している。

1898名無しさん:2013/06/11(火) 00:15:15
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130609-OYT1T00341.htm?from=ylist
候補統一崩れ…参院岩手、社民は初の自主投票

 社民党岩手県連は参院選岩手選挙区で、1996年の同党発足以来初めて、独自候補を立てずに自主投票とすることを、同市内で開いた総合選対会議で決めた。

 同県連は4月下旬、独自候補を擁立せず、憲法改正に慎重な野党との統一候補擁立を目指すことを決定した。しかし、民主党と生活の党がそれぞれ公認候補を擁立したことから、「統一候補の前提が崩れ、白紙になった」(社民党県連幹部)として自主投票とした。

 5月下旬には、民主、生活両党の県連からそれぞれ推薦要請を受けていた。

 民主党県連の階代表は「推薦を頂きたかったが、自主投票は民主党にも門戸が開かれていると思う」と述べ、生活の党県連の佐々木順一幹事長は「安倍自公政権に対抗しうる政治勢力の形成に向け、その一翼を担っていただくことを期待する」とコメントした。

(2013年6月10日09時10分 読売新聞)

1899名無しさん:2013/06/11(火) 00:16:30
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130610-OYT1T00823.htm?from=blist
共産、参院比例選候補11人追加を発表

 共産党は10日、参院比例選に追加で11人の候補を擁立すると発表した。

 すでに発表した5人と合わせ、比例選候補は計16人となった。(敬称略)

 浅賀由香(33)新▽池内沙織(30)新▽井沢孝典(62)新▽江上博之(58)新▽大西理(47)新▽木村賢治(62)新▽小高洋(32)新▽武田良介(33)新▽辻源巳(41)新▽村上信夫(49)新▽山本陽子(59)新

(2013年6月10日18時35分 読売新聞)

1900名無しさん:2013/06/11(火) 12:14:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061100350
中津川氏が出馬辞退−維新

 7月の参院選で日本維新の会の比例代表候補に決まっていた新人の中津川博郷元衆院議員(64)が出馬辞退の意向を固め、
党幹部に伝えたことが、11日分かった。中津川氏は取材に対し、「維新の他候補の支援に回るため、出馬を見送る」と述べた

1901名無しさん:2013/06/11(火) 21:19:00
民主党県連 選挙区は自主投票 比例区は出馬辞退
http://www.qab.co.jp/news/2013061143872.html

参議院選の候補者擁立を模索してきた民主党県連は、沖縄選挙区の候補者擁立を断念し、比例区候補に内定していた喜納昌吉代表も出馬を辞退すると発表しました。

民主党県連の上里幹事長は党本部と協議してきた経緯を説明。

6月7日、党本部から自公の過半数阻止に向け、野党間で選挙協力が必要だとして、沖縄選挙区での擁立は見送るという方針が伝えられ、県連は独自候補の擁立を断念したということです。

また、比例区候補に内定していた喜納代表についても、党本部が難色を示したとされ、10日に県連内で協議した結果、喜納代表も比例区出馬を辞退することになりました。

民主党県連は、選挙区は自主投票にすることを決定しました。

1902名無しさん:2013/06/11(火) 23:15:07
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013061101002521.html
山本太郎氏が東京選挙区から出馬 脱原発の俳優、参院選で

 脱原発の活動を続ける俳優の山本太郎氏(38)は11日、東京都大田区で開かれた集会で、夏の参院選には東京選挙区から無所属で立候補すると表明した。

 山本氏は「(東京電力福島第1原発事故の影響で)東京は放射能に汚染されているから、自分の主張が有権者にも受け入れられやすい」などと訴えた。

 山本氏は5月27日に参院選への出馬を表明。脱原発や反TPP(環太平洋連携協定)の主張が一致する政党との共闘を目指していた。

1903チバQ:2013/06/11(火) 23:58:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130611ddm005010085000c.html
2013参院選:野党共闘、まき直し 維新失速、民主・みんな軸に
毎日新聞 2013年06月11日 東京朝刊

 7月の参院選に向け、いったん破綻していた民主党を軸にした野党の選挙協力が進んでいる。政権との距離があいまいだった日本維新の会が橋下徹共同代表の従軍慰安婦問題を巡る発言で失速し、維新以外の野党が結束しやすくなった。ただ共闘できる選挙区は一部にとどまり、「非自民勢力」の結集にはほど遠い。【笈田直樹】

 民主、みんな両党は5月24日、両党の候補者が未定の選挙区で候補者調整を行うことで合意し、改選数1の「1人区」についても候補者のすみ分けを進めることで一致した。民主党の細野豪志幹事長は同29日に松山市を訪問し、愛媛選挙区での擁立見送りを決めた。一方でみんなは新人擁立を決定。民主がみんなに譲る形ですみ分けた。両党は今後、和歌山、富山などで候補者調整を検討する。

 維新は橋下氏が安倍晋三首相と会談するなど政権への接近を強めている。維新と協力してきたみんなは対自民で協力する基本線に沿い、民主に足場を切り替えた。民主党は社民、みどりの風の両党とも一部選挙区での選挙協力で合意した。大分選挙区で社民系新人の支援を決定。社民は県連レベルでは宮崎選挙区などで民主候補を支援する。みどりとは山形、島根両選挙区でみどりの現職を支援し、現職候補者を擁立している長崎選挙区でみどりの支援を受ける。

 ただ民主党内では、比例代表での票の掘り起こしに向け「一本化しても勝てない選挙区では互いに候補を立てた方がいい」(幹部)との思惑もくすぶる。維新以外の野党がすべてまとまっている状況でもない。生活の党は、小沢一郎代表の地元・岩手選挙区で民主党と競合。生活は社民、みどり両党と選挙協力を進めるが、両党と民主党の接近に「生活外しだ」(幹部)とのいらだちも強める。共産党も沖縄を除く全選挙区で候補者を擁立する方針だ。

1904チバQ:2013/06/11(火) 23:59:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130611ddlk03010005000c.html
党奔政走:参院選、事実上の選挙戦 顔売り込みに躍起 慌ただしく企業・支援者回り /岩手
毎日新聞 2013年06月11日 地方版

 盛岡市菜園1の「川徳」向かいにあるビルの1階。繁華街の一角で、参院選岩手選挙区(改選数1)に自民党公認で出馬予定の田中真一氏(46)の後援会が事務所を構える。

 10日午前11時半ごろ、その前で自民の衆院議員、高橋比奈子氏が慌ただしくセダンの車のトランクに選挙用ポスターを詰め込んでいた。企業回りに出発するところ。「お昼前までに行かないと」と言ったところに田中氏が急ぎ足で事務所から出てきた。「会いに行かなければならないところがたくさんありますから」。それだけ言い残し、汗をぬぐって足早に助手席に乗り込んだ。事実上の選挙戦はとっくに始まっている。

     ◆

 盛岡市中央通3にあるオフィス街のビル。4階には民主党県連の事務所が入る。この1階では9日、党公認の吉田晴美氏(41)の後援会が事務所開きをした。階(しな)猛県連代表は集まった記者に「これから尻あがりに支援の輪が広がっていくよう活動を強化したい」と語った。

 10日午後4時、パーテーションや会議用のテーブルなどが置かれた約230平方メートルのフロアにいるのは県連職員ら男性3人のみ。隅で何やら話し込んでいた。

 吉田氏はこの日、軽米町や二戸市などで街頭に立ち、顔を売る活動に徹した。山形県出身で、他の立候補予定者に比べて知られていない。党県議には「(落下傘なので)復興を訴えても説得力がない。あちこち連れて回りにくい」との声もある。

     ◆

 関根敏伸氏(57)を擁立する生活の党は10日、小沢一郎代表の11日正午過ぎから12日午後3時の県内予定を公表した。盛岡を中心に業界団体や農協、生協、社民党県連合を10分刻みで巡る。関根氏は同行せず、一関市などで街頭に立ち、企業回りもする。「手分けした方が効果的」と党県連の職員。

 一方、小沢氏の側近として知られる達増拓也知事は10日の定例記者会見で、参院選への対応について「今のところ念力を発することにとどめている」と話した。妻の陽子氏は昨年の衆院選岩手1区で落選後も政治活動を続け、現在は関根氏や関根氏の妻と、支援者回りをしている。達増氏は「妻がいろいろ活動しているので、食事の支度や皿洗いを自分でする形で、支えるというか手伝う」。【安藤いく子、金寿英】

1905チバQ:2013/06/12(水) 00:19:53
http://www.at-s.com/news/detail/696028599.html
みんなの党が擁立模索 参院選静岡選挙区
(2013/6/11 8:30)

 みんなの党(渡辺喜美代表)が7月に行われる参院選の静岡選挙区で候補者擁立を模索していることが10日、明らかになった。有力候補として、県西部在住の30代の歯科医療関係者の女性が挙がっているという。同党は参院選で日本維新の会との選挙協力を目指していたが基本方針や政策面などの調整が付かずに頓挫。静岡選挙区でも「比例はみんな、選挙区は維新」との連携をもくろんだが、連携の不調を踏まえ最終的に独自候補擁立の可能性を探ることになった。
 みんなの党関係者によると、候補者擁立の方針は固まっているが具体的には確定していない。早ければ今週中にも、面接や党幹部による選考などで絞り込みを進めるという。

1906チバQ:2013/06/12(水) 00:28:39
http://mainichi.jp/select/news/20130612k0000m010122000c.html
公明:自民に強気 推薦小出し、選挙協力次々と条件
毎日新聞 2013年06月12日 00時17分

 7月の参院選に向け、公明党が自民党に強気の姿勢を打ち出し始めた。選挙協力で次々条件をつきつけ、発言力を増している。改憲で安倍晋三首相と共同歩調を取る日本維新の会が、橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言で失速したことも後押ししている。

 「成長戦略は言わば設計図。その通り施工する政治の力が十分でないことを与党は自覚しないといけない」。山口那津男代表は11日の記者会見で、参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」の克服には一層の自公協力が不可欠との考えを強調した。

 両党は、自民党が、自民党も公認候補を擁立している「競合区」の埼玉選挙区(改選数3)で公明候補を推薦する代わりに、公明党は候補を立てない43選挙区で自民候補を推薦することですでに合意している。

 しかし実際には、公明党は推薦を小出しにした。推薦する条件に県レベルで比例票の「見返り」の確約を求め、6日まで6回に分けそれぞれ1〜17人を推薦。党幹部は「協力がまとまった順に推薦した。無条件で出すわけがない」と明かす。11日現在でも京都、兵庫の2府県で推薦が出ていない。

 公明党の強気の一因が維新のつまずきだ。維新は改憲で共通する首相と接近し、公明党内では一時、参院選後の「公明外し」への警戒感も高まった。しかし、維新の失速後は、「参院選後も自民党は公明党を頼らざるを得ない」という自信を深めている。井上義久幹事長は5月27日の大阪市の講演で「自民、維新、みんなの3党で(改憲の発議要件の)3分の2を満たすことはないが、公明党が入れば十分ありえる。公明党が大きな影響を及ぼす」と語った。首相が持論の改憲を目指すなら、公明党に配慮しないわけにはいかないというけん制だ。自民党幹部は「公明党には勝てない」と漏らす。

 公明党は参院選の獲得議席が2001年の13から04年の11、07年の9、10年は9議席と頭打ちで「自民党は公明党を補完勢力としかみていない」(幹部)との不満がくすぶっている。山口氏は9日のNHKの番組で「比例も含めて(改選議席)10議席を確保し、さらに11議席を目指したい」と失地回復にかける意欲を強調しており、選挙本番に向けてさらにアピールを強める気配だ。【福岡静哉】

1907沖縄無党派:2013/06/12(水) 13:41:05
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130612/CK2013061202000052.html
参院選選挙区説明会に11陣営

 七月四日公示、二十一日投開票が有力になっている参院選で、県選管は十一日、愛知選挙区(改選数三)の立候補予定者説明会を県議会議事堂で開いた。擁立を検討中の陣営も含めて十一陣営が出席し、主要政党がしのぎを削る全国有数の激戦区になりそうだ。
 インターネットを使った選挙運動が解禁される初の国政選挙。県選管の小川宏嗣委員長は「ネットの利用が可能になって、非常に関心の集まる選挙になる。公職選挙法に定められた範囲内で、明るくきれいな選挙になるようお願いしたい」と呼び掛けた。
 県選管の担当者が、電子メールでの選挙活動は候補者と政党に限られることなど、ネット利用の注意事項などを説明した。
 愛知選挙区に立候補を表明しているのは、民主現職の大塚耕平氏(53)、自民新人の酒井庸行(やすゆき)氏(61)、みんなの党新人の薬師寺道代氏(49)、共産新人の本村伸子氏(40)、みどりの風現職の平山誠氏(61)、社民新人の伊藤善規氏(64)、減税日本新人の宇田幸生(こうせい)氏(40)、幸福実現党員で新人の中根裕美氏(38)、諸派新人の身玉山宗三郎氏(39)の九陣営。
 この日は、擁立が決まっている日本維新の会新人の近藤浩氏(52)や、候補者未定の生活の党の二陣営も出席した。


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