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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

1215チバQ:2010/03/05(金) 12:20:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20100305-OYT8T00056.htm
輪島市長選7日告示
市勢衰退の危機人口3万人割れ目前
 輪島市長選は7日告示、14日投開票される。再選を目指す現職の梶文秋氏(61)(無所属)、新人の和菓子製造販売会社社長中浦政克氏(46)(同)が立候補を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。市政の課題と選挙の争点を探った。(山崎栄二)

■人口減少・高齢化



3月末で営業を終える「国民宿舎輪島荘」。提案型で売却先を公募している 2006年2月、合併により誕生した新輪島市は、3万4750人だった人口が4年間で2640人減少した。5年に1度の国勢調査でみると、05年までの5年間の1708人減を上回るペースで減り続けている。

 05年の国勢調査結果などから算出された推計人口(2月1日現在)は3万16人。「第1次市総合計画」で16年の人口として設定した3万人割れも目前だ。市企画課も「予想以上に減少が進んでいる」と嘆く。

 一方、人口に65歳以上が占める「高齢化率」は昨年4月1日現在で36・6%と、県内10市中、珠洲市に次ぎ2番目に高い。中でも門前地域は49・4%、黒島町地区では67・5%に達した。「人が減り空き家も増えて寂しいが、ここに住み続けたい」と門前地域の男性(86)は話す。定住促進とともに、高齢者が暮らしやすい環境整備が求められる。

■産業振興

 定住するには仕事が必要だが、主要産業の観光、漆器も不況の波にさらされている。昨年の観光客は、前年比4・6%減の108万8600人、宿泊客も同5・7%減の20万3700人だった。3月末には市直営の国民宿舎2か所が老朽化や利用者減、「宿泊は民間で」の考えから営業を終える。

 輪島塗も需要の低迷で08年は生産額65億円、従業員数1500人と、1991年のピーク時に比べ生産額で約3分の1、従業員は半分に落ち込んだ。「(輪島塗の工程で)職種のどこが欠けても産地として成立しない」(輪島漆器商工業協同組合)と危機感を募らせる。地場産業、観光振興に加え、企業誘致や農水産物加工による高付加価値化など、課題は山積するが不況下で先行きは見通せない。

■争点

 立候補を予定する両氏は手法や政策は異なるが、交流人口の拡大、雇用創出など目指す方向性に大きな差異はない。市梶氏は旧輪島市長を含めて3期の実績と経験を訴え、中浦氏は市民の暮らし重視の市政刷新を掲げている。

(2010年3月5日 読売新聞)

1216チバQ:2010/03/06(土) 11:51:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1266246995187_02/news/20100216-OYT8T00039.htm
多選
【1】擁立断念 自民に亀裂


推薦決定後の会合で、自民党県連会長の馳浩衆院議員(左)に笑いながら話しかける谷本氏(中央) 昨年12月、自民党県連の知事選に向けた独自候補擁立の動きは、大きな分岐点を迎えていた。

 「方針を明確にしないと、知事が県民から仕分けされますよ」。同月12日、県選出の自民党国会議員と知事の谷本正憲の懇談会の場で、退職金を返上すべきだと詰め寄る衆院議員の馳浩に、谷本は努めて冷静に応えていたが、体を小刻みに震わせ、いら立ちを隠せない様子だった。

 馳らによる「多選批判」は、独自候補擁立への布石とも見られたが、2日後の結論は「谷本推薦」で、結局、民主や社民など主要政党との相乗りで落ち着いた。「もう、知事選は終わったも同然」。多くの自民県議からそんな声が漏れた。

      ◇

 自民県連にとって、今回の知事選は、政権交代後初の大型選挙となり、7月の参院選を見据える上でも大切な一戦となるはずだった。ところが、県連内は、参院議員の岡田直樹を軸に独自候補の人選を進める「主戦派」と、谷本の推薦を主張する「現職派」に分裂した。

 主戦派は、建設業者を支持基盤とする議員が多い現職派を「知事と癒着して仕事をもらっている」と批判し、現職派も、金沢選出の若手に多い主戦派を「岡田を擁立し、参院選で後釜を狙うつもりだ」と陰口で応酬。かねて言われる“自分党”の負の側面をさらけ出し、党の足並みは乱れた。

 板挟みの岡田は、参院の議席を守るため、立候補を断念。議員協議会では、現職の推薦を全会一致で決めたものの主戦派の不満は収まっていない。ある県議が「もう、党を二つに割るしかない」と語るほど、県連内の亀裂は深まっている。

      ◇ 

 迷走の背景には、元首相の森喜朗の存在があったと多くの県議が指摘する。

 「森さんさえ首を縦に振れば、すぐに(岡田擁立で)話がまとまる」。主戦派の県議はその言動を注視したが、森は最後まで沈黙を貫いた。消極姿勢に非難の声も上がったが、森にも算段があった。

 全国最多に並ぶ5選目の選挙なのに、有権者側に反発の機運はない。加えて森は、岡田と親類の間柄にある。「私が出ろと言えば、民主は谷本さんを担ぎ、『石川が森の支配下に置かれる』とキャンペーンを張る。そういう事に自分から与(くみ)したくなかった」。森は当時の心境をそう語る。

 衆院選で惨敗したショックも尾を引いていた。政権交代から3か月余り。森は「まだ、民主への期待感が残っていた」と見ていた。「あの時、岡田君を立てても、党勢を巻き返すチャンスには必ずしもならなかった」

 しかし、その後、全国を揺るがした民主党幹部らのスキャンダルは、まだ収束していない。森は「今だったら、戦ったかもしれない」とも話す。

 党の存亡を懸けたこの時期の候補擁立断念に、主戦派は、党の存在感がさらに低下することを懸念。知事選の応援を利用し、参院選に出馬する岡田をPRしようと躍起になっている。(敬称略)

(2010年2月16日 読売新聞)

1217チバQ:2010/03/06(土) 11:52:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1266246995187_02/news/20100217-OYT8T00075.htm
【2】造反劇許し民主混乱


知事選で現職を推薦することを自治労県本部の高芳晴委員長(左)から伝えられる桑原氏 「結論ありきの議論だ。こんなところにおれんっ」。昨年12月6日、知事選候補を決める民主党県連常任幹事会の最中、県連顧問で元衆院議員の桑原豊は、席をけって部屋を飛び出した。

 民主県連は、5選を目指す谷本正憲の支持に傾いていた。雲行きが怪しくなったのは、参加者の1人から桑原氏を推す声が上がった時だ。県連代表の一川保夫は「出るなら、勝手に出まっし」と声を荒らげて議論を打ち切り、部屋にはとげとげしい空気が流れた。桑原氏が、知事選出馬を表明したのは5日後のことだった。

      ◇

 民主党県連が、自民党の先手を取って谷本支持を決めたのは、旧新生党系の県議会会派「新進石川」と合流したためだ。

 昨年8月の衆院選で民主躍進を支えたのは、金沢に固い地盤を持ち、幹事長の小沢一郎とのつながりも強い新進石川だった。党籍を持つ地方議員が少ない民主県連にとって、政権党として次の国政選挙を戦うには、小沢主導の合流話を飲むしかなかった。

 衆院選後、早々に谷本の続投支持を表明していた新進の合流が具体化した時点で、県連の谷本支持の流れは固まり、多選の是非はほとんど議論されなかった。桑原の造反の理由はそこにある。実際、党本部は知事の推薦を3選までと決めており、大義は桑原にある。

 だが、その大義の陰にも、新進の存在があった。桑原は元々、新進の幹部と折り合いが悪く、新進の民主入りには「理念や政策が、その場しのぎで、民主とは相いれない」と反対したが、今や、県連内での影響力をそがれかねない。「新進に好き勝手にさせる訳にはいかない」という対抗意識が、桑原に出馬を決意させたのだ。

      ◇ 

 桑原の戦略は、自らが委員長まで務めた自治労県本部の支援を取り付け、谷本支持を固めた上部組織「連合」の一角を切り崩すというものだった。

 だが、自治労の会合では、一部で同情論があがったものの、現職の推薦で決着。桑原は「草の根選挙」を余儀なくされた。そうした中、陣営が、集票の鍵と期待を寄せるのは、桑原の地元、七尾市周辺の支持者と、ライバル自民党内の批判票だ。

 桑原は1996年に衆院石川1区で初出馬した際、自民の推薦を受けている。昨年12月14日、自民県連が谷本推薦を決めた直後には、最後まで独自候補擁立にこだわった自民県議が、桑原陣営に電話を入れた。「こっちは駄目だった。後は頼む」。“アンチ谷本”の自民県議の間には、桑原への共感がある。

 一方、ある自民県議は苦しい胸の内も吐露する。「谷本氏が自分の選挙区に来ても、用事を作って応援演説はしないつもり。ただ、県連として推薦している以上、表立って桑原氏を支援することも出来ない」(敬称略)

(2010年2月17日 読売新聞)

1218チバQ:2010/03/06(土) 11:52:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1266246995187_02/news/20100218-OYT8T00128.htm
【3】47年で2人 「官選知事」感覚
 「1期目で悪いことをするのもいる。(4期目でも)私ほど清廉潔白な知事はいない」。2月定例県議会の一般質問で、知事選に出馬する元衆院議員・桑原豊の側近、民主党県議の沢田貞から、多選の弊害を追及された知事の谷本正憲は、答弁後、記者団にいら立ちをぶつけた。

 谷本が昨年9月に5選を目指して立候補を表明後、桑原や、一時は独自候補の擁立を検討した自民党県連の幹部が、多選批判を展開。人事の硬直化や知事のワンマン化、側近政治などを問題として挙げたが、実例に乏しく盛り上がりを欠いた。ある県議は谷本について、「官僚出身らしく、そつがなく、政策に大きな失点もない。攻める要素が見あたらなかった」と悔しさをにじませた。

     ◇

 石川では1963年以降、京都府出身で元内務官僚の中西陽一が8期、兵庫県出身の元自治官僚の谷本が4期と、半世紀にわたり県外出身の元官僚2人だけに県政を託してきた。当然、県民の間に多選に対する抵抗感は薄い。谷本についても、有権者からはせいぜい「飽きたね」(50歳代の女性経営者)という声が聞こえてくるくらいだ。

 背景には、官僚への信頼感が厚い、保守的な風土がある。ある県議は「石川には、知事は国から派遣されてくるものという、戦前の官選知事に近い感覚が残っている」と指摘する。「尾張から金沢入城を果たした前田利家公以来の伝統だ」。県民の間からは、そんな笑い話も聞こえる。

 「官僚統治」は、谷本県政の大きな特徴だ。県幹部に占める中央省庁からの出向者数は13人で、全国3位。知事と県選出の自民党国会議員との懇談会では、議員側から「石川県人はそんなにできが悪いのか」と出向者数を減らすよう求める意見もあがった。

 「県外出身者であることが有利に働いた」と見るのは、金沢大で助教授をしていたこともある、東北大准教授(政治意識論)の河村和徳だ。河村は「谷本氏は、県外出身で地元での利害が少なく、金沢、加賀、能登の3地域にバランス良く目配りできたため、県民の不満が出にくかった」と分析する。

 今回、知事に名乗りを上げる新人3候補はいずれも、県内出身だ。河村は「県内全域で支持を得るためには、公約が、出身地域への利益誘導と受け取られないような配慮が必要だ」と話す。

     ◇ 

 多選に寛容な石川の風土を意識してか、多選をあえて争点から外す候補予定者もいる。共産党が推薦する木村吉伸だ。

 立候補会見で記者団から多選について見解を問われた木村は「4期まで良くて、5期目が駄目というのはどうか。問われているのは、多選かどうかではなく、県政の中身」と述べた。

 木村陣営は、街頭で有権者にこう呼びかけている。「国政でも、自民党の開発優先に国民が怒り、政権交代が起こりました。県政でも政権交代を」

(敬称略)

(2010年2月18日 読売新聞)

1219チバQ:2010/03/06(土) 11:53:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1266246995187_02/news/20100220-OYT8T00523.htm
【4】批判聞かない懸念 拡大


浅野川の氾濫で、泥だらけになった金沢市並木町(2008年7月28日)  今月上旬、県庁で行われた現職の谷本正憲への推薦状の手渡し式で、県医師連盟委員長の小森貴は「すばらしい対応でした」と、県の能登半島地震での復旧対応を絶賛した。谷本のほおはほころびっぱなしだった。

 2007年3月の能登半島地震は、死者1人、負傷者338人、住宅全半壊2426戸の被害を出した。県はいち早く仮設住宅を作り、道路を復旧、全国から駆け付けた医師と地元医師との情報交換の橋渡しもし、被害を最小限に食い止めた。谷本県政の危機管理を語るうえで最大の成果とされるが、同じ危機管理でも全く評価の異なることもあった。



 08年7月、豪雨で浅野川が氾濫(はんらん)し、2381棟に被害が出た浅野川水害。住民は、県が管理する堤防の切れ目の閉鎖が遅れて被害が広がったと主張し、損害賠償を求めた。県は閉鎖の遅れは認めたが、「想定外の急激な水位上昇で、県に責任はない」と突っぱねた。

 交渉に行き詰まった住民側が再三求めたのが、補償の決定権を持つ知事との直接対話だった。しかし、知事は最後まで住民説明会に姿を見せず、住民70人が、県などを相手に1億6500万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、係争中だ。

 被災者の1人、小坂直樹(44)は、同11月に谷本が講師を務めた市民講座で「知事が、ほとんど現場に来ていないのはおかしい」と思いをぶつけたが、谷本は「住民の立場に立って対応しています」と不快感をあらわにした。小坂は「不利なことを言われると機嫌が悪くなるんだな」という印象を受けた。

 水害直後、地元選出の国会議員らは現場を視察し、住民の話にも耳を傾けた。小坂は「知事は、競り合わない選挙を続けているから、住民の声を聞かなくてもいいと思っているのか」と疑問を投げかける。



 「元々、人の話をよく聞かない」とも言われる谷本だが、当選を重ね、知事に声が届きにくくなったという声は、県庁内からも聞こえてくる。ある幹部は「16年やっている知事は誰よりも政策に詳しく、トップダウンでスピード感のある政策ができる反面、知識でかなわない職員が意見しにくい雰囲気がある」と話す。

 かつては職員が議論に加わった知事の予算案裁定も、知事に説明し了承を得るだけの場になった。知事に怒られるのを恐れて懸案に手を付けられず、対応が遅れたこともあったという。

 さらに、この幹部は「知事が話をする会合や講演で、知事に批判的な人が出席するとわかると、職員がその人物の参加を拒むこともある」とも証言。知事の心情に過剰反応する県職員の姿が浮かぶ。

 県議の間にも、懸念は広がる。ある自民県議は、こう打ち明ける。「このまま当選を重ねれば、我々の批判に耳を傾けなくなるのではないか。そうなれば、県議などいらなくなってしまう」(敬称略)

(2010年2月19日 読売新聞)

1220チバQ:2010/03/06(土) 11:53:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1266246995187_02/news/20100220-OYT8T00529.htm
【5】会見軽視 県庁に横行


記者会見の背景用に作られたパネルをお披露目する谷本知事(昨年11月19日、県庁で) 本紙を始め、朝日新聞、毎日新聞など全国メディアの記者が、石川に転任し、県庁を担当すると、まず、驚くことがある。知事が県政について見解を述べ、記者の質問に答える「定例記者会見」が存在しないことだ。全国47都道府県で、知事が月1回以上の割合で定例会見を開いていないのは石川だけだ。

 県庁の職員も、知事に倣っているふしがある。各都道府県は、独自の政策・事業を発表する際、担当部署が記者会見や説明会を開くのが通例だ。県民はもちろん、全国への情報発信も重要な時代。だが、石川では、資料を配布するだけのそっけなさだ。

 会見には、担当者が直接、記者に説明し、質疑を受けることで内容を誤解なく、的確に伝える狙いがある。何よりも、担当者が同じ説明を何人もの記者に繰り返す労力を減らすことになるのだが。

 人口が同規模の県と比較すると、秋田では2008年度、県職員による会見や説明会は115回、大分では170回行われているが、石川はわずかに30回だった。

 知事の谷本正憲は、職員による会見の少なさを問われ「子どもじゃあるまいし、各課で判断すべきこと。そんなことまで知事が口出ししたら、無気力な県政とそしりを浴びる」と話す。

 だが、職員の受け止め方は違う。ある幹部は「他県でそんなに県職員が会見しているとは知らなかった。職員が会見する発想自体がない」と驚き、別の幹部は「知事の思いと違うことを話せば、しかられる恐れがある。できれば、知事にやってほしい」と打ち明けた。

     ◇

 情報発信や公開の意識の薄さは、不祥事が起きた時にはっきり見て取れる。昨年10月、会計検査院の調査で県の不正経理が発覚した際、県総務部は「後で会見を開く」としたが、1か月後、「すでにほとんどの社に個別に内容を説明した」として、公式な会見を拒否。報道機関が猛反発し、数時間後、渋々、会見に応じた。

 また、昨年5月に県庁内で職員がパソコンソフトを違法にコピーしていた問題では、最後まで会見を開かなかった。こうした対応に、他県の広報担当は「危機管理として、責任者が公の場で説明するのが原則なのに」と驚きを隠さない。

 県の幹部は「上司に公の場で謝らせたくないという意識がある」と弁解する。知事のリーダーシップで職員の意識を変えなければ、変革はおぼつかない。

     ◇

 実は、谷本は「話好き」だ。石川の特産品や産業技術を企業関係者に自ら売り込む「トップセールス」にも熱心で、記者が廊下などで谷本を取り囲んで話を聞く「ぶら下がり取材」にも気さくに応じてはいる。

 だが、公式な記者会見を嫌うのはなぜか。谷本は「定例会見をしても質問がほとんど出ない。その分、ぶら下がりであらゆる質問にお答えしている。私ほど丁寧に対応している人はいない」と反論する。

 昨年11月の補正予算発表の会見では、県の事業を視覚的にアピールするため、各自治体でも流行中の「会見用背景パネル」がお披露目された。谷本は上機嫌でパネルの説明をしていたが、その後、パネルは3回しか使われていない。(敬称略)

<情報公開制度も消極姿勢目立つ>

 谷本県政では、県民への直接的な情報公開制度に関しても、消極姿勢が目立つ。全国市民オンブズマン連絡会議が1996年から、調査を続ける「全国情報公開度ランキング」。石川県は同年の第1回調査時に全国10位と高評価を得たが、2004年度以降は順位をずるずると下げ、07年度は全国41位となった。

 ランキングは、その時々の社会の関心事で採点項目が変わり、必ずしも“透明度”を正確に反映する訳ではない。それでも、連絡会議が07年11月、県に請求し公開された「退職者再就職状況」には、公的機関に「天下り」した元職員の情報があるだけで、民間企業への再就職組は公開されなかった。

 市民オンブズマン石川幹事の林木則夫は「昔ながらの資料の黒塗りの方がまだまし。隠した事実を隠そうとしている」と指摘する。

(2010年2月20日 読売新聞)

1221チバQ:2010/03/06(土) 19:51:40
輪島市長選
現職の梶文秋は元社民党の市議とのこと
wikiより
>梶文秋(かじ・ふみあき)2006年 - 1期目(但し旧・輪島市で1998年より2期務め、合併により失職。元社民党市議)

1222チバQ:2010/03/06(土) 20:02:06
桑原は輪島市長選に出れば良かったんじゃ?
と思ったが、七尾出身らしい。

中浦政克はどうなんだろ?
良玉であれば勝てそうな気がするが・・・

1223チバQ:2010/03/06(土) 21:30:54
http://mainichi.jp/area/mie/news/20100304ddlk24010319000c.html
10名張市長選:投票まで1カ月 課題山積の市政、2氏一騎打ちか /三重
 ◇訴え浸透へ、激しい前哨戦に
 任期満了(4月24日)に伴う名張市長選は28日告示、4月4日投開票される。これまでに現職で2期目の亀井利克氏(58)と新人の元国土交通省近畿運輸局次長、辻安治氏(52)が立候補を表明しており、無所属2氏による一騎打ちの公算が大きくなっている。同市では地域医療や財政難など多くの課題を抱えており、いかに訴えを有権者に浸透させるか、投票日まで1カ月となり、両陣営の激しい前哨戦が予想される。【宮地佳那子】

 ◇市長職集大成目指す−−亀井氏
 亀井氏は2月半ばの事務所開きで、「市長職の集大成として3期目を目指す」と宣言。市財政について、中央西土地区画整理事業の借入金返済などで、13年度には一般会計を単年度黒字化するとしている。

 2期目に実現するとしていた発達障害児のケアをする療育センター、小児救急を24時間365日受け入れる小児医療センターの構想では、小児科医増員のめどが立ち、11年度に設置可能としている。

 来年3月撤退の皇学館大名張学舎跡地については、近畿大学(東大阪市)と、工業高等専門学校(熊野市)誘致で「最終的な合意に向け努力している」と3月議会で答弁。高校の活性化、学生や教職員など600人の市内転入を見込んでいる。

 ◇知名度の向上を狙う−−辻氏
 市民団体が擁立した辻氏は2月末、買い物客らでにぎわうスーパー前で「市長が変われば、名張が変わる」と呼びかけるなど、知名度アップを狙う。マニフェストはないが、「市立病院の再生」など課題7項目をまとめたチラシを配った。

 施策としては、企業誘致などを念頭に、名阪国道直結道路の建設を強調。国、隣接県などとの交渉を含め、建設手法やルートは今後考えるという。

 市立病院については、産婦人科を新設し、市内の産科医の負担軽減、安心して子育てできる環境づくりを進めるとしている。

 皇学館大跡地については、近大との交渉を白紙化すると宣言。医療系専門学校などを誘致したいとしている。

 ◇「草の根」展開へ
 両氏とも支持政党はなく、「草の根選挙」を展開する。現在、ミニ集会やあいさつ回りなどをしている。

 前々回選(02年)で公認候補を出した共産党は現在、候補者擁立には至っていない。

 2日現在の選挙人名簿登録者数は6万7396人(男3万2200人、女3万5196人)。前回選(06年)の当日有権者数は6万6277人で投票率は55・87%だった。

〔伊賀版〕

1224チバQ:2010/03/07(日) 10:39:12
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2010030702000127.html
来年の愛知県知事選、民主が独自候補擁立へ
2010年3月7日 朝刊

 民主党愛知県連の新代表に就任する牧義夫衆院議員(愛知4区)は7日の定期大会で、政権交代後初となる来年2月の同県知事選に向け独自候補を擁立する方針を表明する。関係者への取材で明らかになった。県連トップがいち早く知事選への対応を明確にすることで、4選出馬をめぐる神田真秋知事(58)の判断や、県議会最大会派の自民党の出方が注目される。

 県連大会では2010年度の活動方針で、知事選について「情勢分析しながら擁立に取り組む」との方向を確認する見通し。関係者によると牧新代表は所信表明で「少しでも早い時期に独自候補を擁立し万全の態勢で選挙に臨みたい」などの趣旨で、さらに踏み込んだ発言をするという。

 候補者擁立は、党県議団が中心に人選を進める。知事選直後に県議選(定数104)を控えるため、知事選での独自色をアピールすることで党勢を拡大し、現有勢力(自民57、民主37)の逆転につなげたいとの思惑もある。同県知事選をめぐっては、前回07年に与野党相乗りが崩れ、民主党は現衆院議員の石田芳弘氏(64)を擁立したが、自民、公明両党が推す現職の神田氏が3選を果たした。多選批判を掲げる民主内には神田氏の4選を支持する声が少なく、前回に続き独自候補を擁立する「主戦論」が広がっている。

 民主愛知県連は昨年夏の衆院選で15小選挙区を全勝した。しかし、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長など党内で「政治とカネ」をめぐる問題が発覚。先月の長崎県知事選では、農林水産省出身の新人候補が敗れるなど一時の追い風ムードに陰りが出ている。

1225チバQ:2010/03/07(日) 15:06:15
>桑原豊氏(64)の応援に訪れたのは、衆院初当選同期の友人で同党副幹事長の生方幸夫衆院議員(62)
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001003070001
応援弁士が続々 各陣営、街頭で舌戦
2010年03月07日


 知事選は14日の投開票に向けて後半戦に入った。6日は県外から応援弁士が続々と駆けつけ、低投票率も懸念される選挙戦を盛り上げようと、有権者が多い金沢市周辺で声を張り上げた。


 無所属新顔で元民主党衆院議員の桑原豊氏(64)の応援に訪れたのは、衆院初当選同期の友人で同党副幹事長の生方幸夫衆院議員(62)=千葉6区。告示前、党県連に造反した桑原氏の応援をいったんは見送った生方氏だが、この日は「副幹事長でなく友人として」来県。JR金沢駅前などで「民主党の原則では3選を超す候補は推薦せず相乗りもしない。桑原さんこそ党の候補にふさわしいはず」と力説した。


 無所属現職の谷本正憲氏(64)=社民推薦、自民県連・公明県本部推薦、民主県連支持=の応援には、旧自治省同期入省組の井戸敏三・兵庫県知事(64)が駆けつけた。同市中心部での街頭演説や、民主党県連の集会でマイクを握った井戸氏は、5選を目指す谷本氏について「(当選)回数の問題ではなく柔軟な行動力、判断力を持ち続けているかが問われる。谷本氏に石川の未来を託してほしい」と呼びかけた。


 ほかの候補者も、県内を奔走して有権者へのアピールに余念がなかった。


 無所属新顔で元会社員の米村照夫氏(70)は金沢市中心部を歩き、財政再建などの持論を訴えた。


 無所属新顔で石川勤労者医療協会専務の木村吉伸氏(58)=共産推薦=は、午前中は穴水町、七尾市、志賀町を遊説。午後からは羽咋市や七尾市中心部、津幡町を選挙カーで巡り、20カ所以上で精力的に街頭演説を行った。

1226チバQ:2010/03/08(月) 21:47:14
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001003080001
輪島市長選 現新2氏届け出
2010年03月08日


中浦 政克氏 (46)


梶 文秋氏 (61)

◇地域振興など争点◇


 輪島市長選が7日告示され、菓子店社長で新顔の中浦政克氏(46)=無所属=と、再選を目指す現職の梶文秋氏(61)=無所属、自民・社民推薦、公明支持=の2人が立候補を届け出た。過疎と高齢化が深刻化する中、市政運営のあり方や地域経済の振興策などが争点となる。14日に投票、即日開票される。


 同市では、旧門前町との合併前の98年から、通算3期12年間、梶市政が続いてきた。合併から4年がたち、2007年3月に起きた能登半島地震からの復興もハード面は一段落した。新市のまちづくりを本格的に進めるうえで、市政を継続するのか、刷新すべきなのかが問われる。


 第一声で中浦氏は「この12年間、町の形は整ってきたが、生活の豊かさにつながっていない」と梶氏の多選を批判。梶氏は「観光業や地域を育てていくために、今後3、4年を大切にしなければならない」と市政の継続の必要性を訴えた。


 期日前投票は8〜13日の午前8時半から、輪島市役所では午後8時まで、同市門前総合支所では午後7時まで受け付ける。同市沖の舳倉島では9日午前11時から午後2時半まで(荒天の場合は順延)。7日現在の選挙人名簿登録者数は2万7499人。



        ☆           ☆


==輪島市長選候補者==


◇「市制変える」訴え◇中浦氏


 中浦氏は午前10時過ぎから、同市杉平町の選挙事務所前で出陣式を開いた。支援する元市議や市民ら約350人(主催者発表)を前に「輪島を変える」と市政の刷新を訴えた。


 出陣式では、後援会長で元市議会議長の田中孫右ヱ門氏が「相手候補の大きなやぐら(支援態勢)を壊し、輪島市のために中浦候補を当選させよう」と支持の拡大を求めた。中浦氏は市政の現状を「一部の政治家や団体のしがらみにまみれている」と批判。「資源を有効に生かし、市民一人一人に参画してもらってこの町の将来を豊かなものにしていく」と決意を述べた。


 中浦氏は具体的な施策として、市長報酬の30%削減や市の部長職の廃止、全国に「輪島応援団」をつくる交流市民登録制度の創設、輪島病院の医師不足解消などを挙げる。


◆「ふるさと生かす」◆梶氏


 梶氏は午前9時から、地元の同市鳳至町の住吉神社で必勝祈願祭と出陣式を開いた。国会議員や県議、各団体の代表ら約500人(主催者発表)らと気勢を上げた。


 応援演説に立った北村茂男衆院議員は「梶氏は震災復興で昼夜を分かたず、先陣を切ってきた。変わればいいというだけでは自治体の責任者の仕事はできない」と梶氏の実績を強調。梶氏は第一声で「輪島の未来づくりを成し遂げたいとの思いで、震災復興も町づくりと合わせて乗り越えてきた。市民のみなさんと、このふるさとを生かしていきたい」と訴えた。


 梶氏は、企業誘致の促進や観光人口の拡大、お年寄りの独り暮らし・夫婦世帯の見守り態勢の整備、水道未普及地域の解消などの政策を掲げている。

1227チバQ:2010/03/08(月) 21:55:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20100308-OYT8T00125.htm
輪島市長選2氏の争い
「継続か刷新か」争点
 輪島市長選が7日告示され、新人で和菓子製造販売会社社長中浦政克氏(46)、再選を目指す現職の梶文秋氏(61)(無所属=自民、社民推薦)の2人が立候補を届け出、一騎打ちの選挙戦に突入した。旧輪島市を含めると、3期12年に及ぶ現市政の継続か刷新かを主な争点に、2候補の舌戦がスタートした。

 同市杉平町の選挙事務所前での中浦氏の出陣式では、田中孫右ヱ門・選対本部長が「相手は大きなやぐら組だが、私たちの力で突き崩し、中浦候補を当選させよう」と訴えると、支持者から拍手がわき起こった。

 マイクを握った中浦氏は「この12年間でインフラ整備も進んだが、有効に生かされておらず、生活の豊かさにつながっていない」と指摘。そして「上意下達でなく、みなさん一人ひとりに参画していただき、将来を築く。輪島をしっかり変える」と力を込めた。その後、支持者らがガンバローを三唱し、遊説に出発した。

 梶氏は同市鳳至町の住吉神社で出陣式。推薦する自民党の国会議員や連合石川の上田弘志会長らが激励し、実績と経験をアピールした。山出保・金沢市長は「都市経営は楽じゃない」と能登半島地震からの復興や行財政改革の手腕をたたえてエールを送り、梶氏は「思いを訴えて駆け抜ける」と選挙カーで遊説をスタートした。

 夕方には「ふらっと訪夢」(旧輪島駅)前で「この厳しい局面で、新しい風だけで何かが変わることはない」と演説。新幹線金沢開業などを見据え、「この3、4年が大事な時期。(変化より)安定した市政運営を目指さなければ」と訴えた。

 投票は知事選と同じ14日、市内48か所で行われ、即日開票される。期日前投票は8日から13日まで市役所と門前総合支所で受け付け、9日には舳倉島でも予定されている。6日現在の有権者数は2万7499人。

(2010年3月8日 読売新聞)

1228チバQ:2010/03/09(火) 21:30:25
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001003030001
【チェックいしかわの課題】1.雇用・経済
2010年03月03日


8月末に閉鎖されるキリンビール北陸工場。約14万7千平方メートルの跡地利用はいまだに決まっていない=白山市竹松町

◆企業誘致頼みに限界◆


◇蜜月終わり 相次ぐ撤退・雇い止め◇


 先の見えない不況と雇用危機が県内でも続く。製造業頼みの南加賀や働き口の少ない能登地域の落ち込みは特に深刻だ。企業誘致を柱にしてきた県の産業戦略は、相次ぐ撤退で見直しを迫られている。


 「熊本工場に行くつもりだったが、80歳を超える父や家族全員に反対された」


 2月。みぞれが降るバイト先のガソリンスタンドで、志賀町の男性(50)は言った。


 男性は昨春、職を失った。同町内の「能登中核工業団地」にあった自動車部品製造工場で働いていたが、業績悪化で突然閉鎖。従業員百数十人のうち約20人が熊本工場に異動したが、地元を離れられない大半の人が退職した。


 ハローワークには数十回通ったが仕事は見つからない。失業保険とバイト代で大学生の子どもへ仕送りをするが、3月には失業保険も切れる。「バイトを続けるか迷う。県の雇用対策事業もあるようだが、自分で頑張るしかない」と話し、給油作業に戻った。


     ■


 県内の1月の有効求人倍率は0・48倍。世界同時不況が始まった2008年秋の半分以下だ。南加賀や能登は特に厳しく、石川労働局管内の有効求人倍率は金沢の0・59倍に対し、小松0・31倍、輪島0・33倍にとどまる。


 県は工場新設の補助金や固定資産税の優遇措置など、手厚い支援で企業の呼び込みを図ってきた。だが景気後退で、誘致企業が必ずしも雇用を保障しなくなってきた。


 「このままでは経営が立ちゆかない」


 昨年10月。キリンビール北陸工場(白山市)の閉鎖が発表された翌日、同社の松沢幸一社長が県庁を訪れ、硬い表情で知事に説明した。


 県が約2億円の補助金を出して93年に操業開始した同工場は雇用に加え、工場見学で観光にも貢献する「優等生」だった。しかしビール需要の低迷で撤退を決め、機密を理由に県や白山市に相談せず突如通告。期間従業員48人の契約も打ち切るとした。


 「跡地利用には責任を持ってかかわりたい」。頭を下げる松沢社長に、県側は厳しい言葉を投げかけた。


 「後ろ足で砂を掛けるような撤退は許されない」――。大企業と県の「蜜月」の終わりを印象づけた。


     ■


 最大の柱である「モノづくり」も曲がり角にある。


 建設機械最大手「コマツ」創業の地・南加賀は製造業の一大集積地だ。製造業の県内総生産に占める割合は22%と全国平均を上回る。だが輸出に依存する製造業は世界不況の直撃を受け、08年末、県内の大手工場が派遣労働者の雇い止めを相次いで表明。雇用不安は一気に広がった。


 コマツは小松市の工場を3月末に閉鎖、金沢市に移転する。事業集約の一環だが、小松市の空洞化はさらに進む。


 県は体質改善に本腰を入れ始めた。4月から実施の「産業革新戦略2010」は、大企業の下請け・孫請けだった中小企業の地力を強化し、独自の製品開発や販路開拓の支援などに比重を移す内容だ。


 県は「ビジネスのすそ野が広がり製造不況へのリスクも減る」と期待するが、同戦略は14年度までの長期プラン。雇用危機の“特効薬”はみあたらないのが現状だ。


(菊地直己、大畠正吾)

1229名無しさん:2010/03/09(火) 21:30:56
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001003040001
【チェックいしかわの課題】2.教育
2010年03月04日


演技実習をする演劇科の生徒たち。=1月19日、七尾市下町の県立七尾東雲高校

◆学ぶ環境 地域で格差◆


◇教員不足 負担に現場悲鳴◇


 深刻化する過疎や財政難が教育現場を直撃している。県教委は2000年度以降、能登を中心に12の県立高校を統廃合した。障害児教育では態勢強化に教職員数が追いつかず、現場から悲鳴が上がる。


 04年に開校した県立七尾東雲高校(七尾市)。特色は県内の高校で唯一設置されている「演劇科」だ。昨秋、全国の演劇ファンが集まった七尾市での「マクベス」公演に生徒たちがエキストラ出演した。「いい刺激になったし、地域も盛り上がった」と山口嘉一校長は話す。


 七尾商、七尾農、七尾工が統合した同校。教職員は全国でも珍しい学科のアピールに奔走し、富山、福井、岐阜の中学校にも足を運ぶ。


 しかし志願者は思うように伸びない。一般入試の出願倍率は08年度で0・73倍、09年度も0・85倍と定員割れ。再編で新たに開校した能登高校なども状況は厳しく、09年度に定員割れした11校中8校は能登地区の高校だった。


 県教委は「特色ある学校づくりで志願者数増を」とするが、過疎化で生徒数そのものが減る中、「特色」は決定打にならないのが現実だ。


 演劇科では約70人が学ぶが、学校の「実績」になる就職などでも、能登の高校に共通する過疎の壁に直面する。


 地元には企業が少なく、金沢周辺での求人開拓にも力を入れるが、「自宅通勤できない社員は住宅補助などにコストがかかる」と敬遠する企業も少なくない。「金沢の高校と同じようにはいかない」。山口校長は声を落とす。


 05年度の入試から「全県1学区制」が導入され、学校選びもシビアになった。企業訪問の強化を考えるなど生き残りに必死だ。


     ■         ■


 地域の拠点としての機能強化も求められる学校。だが、重くなる役割に見合う現場への支援は十分とはいえない。


 障害児教育の充実をうたい、盲・ろう・養護学校が法律上、障害種別を超えた「特別支援学校」に一本化されて3年。各学校は、一般の保護者や地域の学校などの相談にも「積極的な対応」を求められるようになった。


 だが、県内の盲・ろう・養護学校の教職員は、07年度は国の基準定数774人に対して697人で、充足率は全国ワースト3位。09年度は848人に対して730人とさらに低下した。


 「人は増えないのに仕事が増えた」。白山市内の養護学校の男性教諭はこぼす。


 「就職相談をしたい」「友達とのトラブルにどう対応すれば」――。学校には連日、問い合わせが相次ぐ。だが人手不足で専従の窓口を作れず、教諭がクラス担任と相談担当を兼務する学校が多い。


 こうした状況を「教育内容の低下につながる」と懸念する保護者や教職員らでつくる団体は、県教委に増員を要望し続けている。


 だが、県教委学校指導課は「財政にかかわる問題でもあり、すぐに増員は無理。経験者が増えて環境が整うまで頑張ってほしい」と話す。教職員の総数は最近の5年間で約300人減った。配置を担当する教職員課も慎重だ。


 「機能強化はいいが、このままでは生徒と向き合う時間がない」。現場の努力に頼るしかない現状に、教諭の表情は晴れない。


(加藤藍子)

1230名無しさん:2010/03/09(火) 21:31:34
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001003050001
【チェックいしかわの課題】3・医療
2010年03月05日





夜間にも続々と救急車が到着。24時間対応で重症患者などの対応をする救命救急センター=金沢市の県立中央病院

◆医師不足 募る危機感◆


◇救急拠点減り、県外搬送急増◇


 医師不足が深刻だ。人口当たりの医師数が全国平均を上回る石川県は「医療先進県」に見える。だが実態は、医師の大半が金沢周辺に集中。能登、南加賀では医師や救急現場の負担が増し、地域医療の根幹が揺らいでいる。


 昨年の暮れ。加賀市消防本部に119番の入電を知らせるサイレンが響いた。


 「胸が苦しい」。現場に到着した救急救命士(36)は、痛みを訴える60代の男性の容体を確認。救急病院の当番表を手に取り、すぐに搬送先を探し始めた。ところが、受け入れ可能な市内の病院がなかなか見つからない。


 「手術中」「医師不在で対応できない」――。搬送病院が見つからぬまま、時間だけが流れる。「容体急変の可能性もあり一刻を争う」。救命士は県境を越えた福井大付属病院(福井県永平寺町)へ連絡し、救急車を発進した。


 約30分の道のり。不安な表情で家族が付きそう中、高速道路を飛ばして病院に到着。待機していた医師に患者を引き継ぎ、救命士はようやく一息ついた。「だが、救急車が一台県外に出ると、市内の救急対応は手薄になる。急いで戻らなければなりません」
      ■          ■


 2008年の県内の人口10万人当たりの医師数は243人で、全国平均(213人)を上回る。だが、県内4つの医療圏で全国平均を上回ったのは、金沢市を含む石川中央だけ。能登北部や南加賀では平均を割り込むだけでなく、さらに減少傾向にある。


 拍車をかけたのは04年度に始まった臨床研修医制度だ。出身大学の医局が決めていた研修先を学生が自由に選べるようになった。県内に約100人いた研修医は、制度導入で半数程度に落ち込んだ。


 救急医療への影響も深刻だ。救急搬送を引き受ける県内の病院は、98年の60カ所から08年には48カ所まで減った。特に深刻なのが加賀市。09年の救急搬送約2500件のうち市内病院への搬送は7割で、県外搬送の件数は増加の一途だ。3年前には30件程度だった福井大学付属病院への搬送も、昨年は約250件にまで急増した。


      ■          ■


 「医師不足は深刻。将来見通しも暗い」「議論を繰り返すだけでは変わらない」


 1月28日、加賀市民病院で開かれた同市の地域医療審議会。病院関係者ら12人の委員は厳しい意見を交わした。


 加賀市など南加賀の救急体制の充実は、県の最優先課題の一つ。同市では旧加賀市と山中町の合併以降、市民病院と山中温泉医療センターのあり方をめぐる議論が続いてきた。両病院はこの5年ほどで常勤医が41人から35人に減少し、時間外診療の当直医1人の確保にも苦労している。


 07年には「2病院を機能分化した上で、救急医療を担う新病院を建設すべきだ」と同審議会が答申したが、市議会などでの議論は進まない。県も4月から、国の支援による約50億円の基金で地域医療再生計画を実施する。13年度までに医師確保、救急医療の充実などに取り組む予定だが、問題解消には時間もかかる。


 同審議会の席上、委員の一人は声を荒らげた。「いつまでも県外の病院が患者を受け入れてくれるとは限らない」。


(菊地直己、長田豊)

1231名無しさん:2010/03/09(火) 21:32:08
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001003060005
【チェックいしかわの課題】4・観光
2010年03月06日





「能登ふるさと博」では「ゆるキャラ」も盛り上げにひと役買った。和倉温泉などの観光客増を目指した催しだが、大きな効果は見えない=昨年7月、輪島市文化会館

◆温泉客減 支援に限界◆


◇新幹線開業、効果は不透明◇


 県内の温泉地が宿泊客の減少に苦しんでいる。倒産する旅館も後を絶たない。県は誘客に力を注ぐが、効果的な処方箋(せん)は見つからない。


 先月24日、加賀市の山代温泉にある旅館「松籟荘(しょうらいそう) 千味万彩」が約20億円の負債を抱えて事業停止した。


 「バブル期に団体客目当てで増改築し、大きな借金を抱える旅館は多い。次もあるだろう」。食材を納入していた同市・山中温泉の旅館が倒産し、多額の売掛金が未回収になったことがあるという男性(62)は予想する。


■          ■


 石川県は、「観光度指数」と呼ばれる人口100人当たりの年間宿泊者数で沖縄に次ぐ全国2位(09年1〜9月)。これを支えるのが城下町・金沢と、山代、山中、片山津、和倉などの温泉地だ。


 しかし、金沢市の宿泊者数(湯涌温泉を除く)が200万人を超え増加傾向なのに対し、温泉地は最盛期の半分から4分の1にまで激減。加賀の4湯では04年以降、20軒の旅館が消えた。


 構造的な温泉不況に追い打ちをかけるのが、「湯快リゾート」(本社・京都市)など県外資本の進出だ。破綻(はたん)した旅館を買い取り、8千円を切る年間統一料金で裕福なシニア層も呼び寄せる。


 「名古屋からの送迎バス代3千円を入れても1万円ちょっと。仲居はいないが、外国のホテルだと思えば気にならない」。山中温泉の同社ホテルに妻と2泊した金沢正明さん(71)は満足そうに語る。


 加賀温泉郷にある同社のホテルは9館。今春には和倉温泉にも初めて進出する。


 「旅館経営はビジネス。低価格以外でもしっかりやっている旅館はある。県は全体の誘客をどう伸ばすかという視点でやっている」。県観光交流局は側面支援が限界だという姿勢だ。


 石川県の観光消費額は約2600億円(08年度)と、繊維産業を上回る。その浮沈は旅館業だけでなく交通や農水産業の雇用にまで影響する。


 県が観光地のキャンペーンやイベントへの補助金などに費やすのは年間4億1千万円(09年度)。ただ、予算額は06年度から毎年減り続ける。


■          ■     


 「いま首都圏から来ている20万人を14年度の北陸新幹線開業で40万人に増やしたい」。和倉温泉旅館協同組合の田中道夫理事長代行(57)は、県に金沢から七尾までの足の確保への支援を求める。


 07年の能登半島地震から立ち直った同温泉だが、08年秋に不況が直撃。09年の入り込み客数は前年比10・6%減と温泉地で最も悪い数字だ。


 県は08年から祭りやイベントに「能登ふるさと博」の冠をつけ、県外客の誘致を進める。しかし、効果は「宿泊者の減少をやや緩和してくれた程度」(旅館経営者)と特効薬にはなっていない。


 新年度、県は北陸新幹線の金沢開業を観光振興に結びつけるための行動計画づくりに入る。ただ、「新幹線先進地」では一時的な観光ブームで終わったところもあり、実効性のある対策が必要だ。


 「新幹線はあくまで手段。観光客が何度も来てくれる自然や人を生かした地域づくりをどうやるか。県はこの手伝いをしてほしい」。山中温泉観光協会の上口(かみぐち)昌徳会長(78)はいう。


(大畠正吾)

1232名無しさん:2010/03/09(火) 21:32:43
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001003070002
【チェックいしかわの課題】5・交通
2010年03月07日


沿線の過疎化に悩むのと鉄道。悲願の金沢直通に向けて、2005年に新型車両を導入した=穴水駅

◆新幹線 期待と危うさ◆


◇地域の足 揺れる均衡◇


 2014年度末の金沢開業へ工事が進む北陸新幹線。金沢周辺では“観光特需”の期待が膨らむが、その陰で、地域交通網のバランスが崩れる危うさもはらんでいる。


 のと鉄道穴水駅は、七尾との約33キロを往復する第三セクターの拠点。かつては奥能登の鉄路の起点だったが、相次ぐ廃線で今は終着駅だ。


 ひとけのないホームで、鮮やかな青と白の車両が出発を待っていた。05年に導入した最高時速95キロの新型だ。路線内の制限時速は85キロだが、悲願のJR七尾線乗り入れ、金沢直通に備えて奮発した。


 経営は苦しい。旧国鉄から分離された後、過疎化で穴水―輪島間と穴水―珠洲・蛸島間は廃線になった。その後も乗客の減少は止まらない。


 「住民の足を守るには、金沢から観光客を呼び込むほかない。新幹線は希望の光なんです」。それには、七尾と金沢をつなぐJR線への乗り入れが不可欠――。鷲嶽(わしたけ)勝彦社長(65)は力説する。


 だが、頼みとするJR七尾線の行方も不透明だ。


     ■          ■


 整備新幹線の開通後は、並行在来線をJRから分離するのが原則。県内の並行在来線(JR北陸線・金沢―富山県境)も県出資の三セクが経営する見通しだが、津幡で分かれる「枝線」・JR七尾線の扱いは明記されていない。県は「当然、JR西日本が引き続き運営する」(新幹線・交通対策監室)との立場だ。


 だが、JR西が採算の厳しい路線を「飛び地」で抱え続けるのも難しい。


 県も以前は「JR西が七尾線だけ営業するとは常識的に考えにくい」(05年2月県議会での知事答弁)としていたが、今は“原則論”に軸足を置く。県は並行在来線の赤字を10年間で25億円と試算。七尾線まで引き受ければ、さらに経営が苦しくなるからだ。


 「JR西が運営を続けても、最後は採算重視で廃線にしてしまうのでは」。七尾市の商工関係者は気をもむ。「JRとの駆け引きもわかるが、七尾線を永続的に残すにはどんな枠組みがいいのか、県は最優先で考えてほしい」


 三セクが設立されるのは金沢開業の2年前。議論に残された時間は多くない。


     ■          ■


 空の玄関口・小松空港にも暗雲が立ちこめる。県と地元でつくる「小松空港協議会」が08年に実施したアンケートでは、飛行機より北陸新幹線で東京へ行きたいと答えた利用者が4割に達した。県は「新幹線と航空便を組み合わせた新たな人の流れが生まれる」と地元に説明するが、新幹線の金沢開業で利用者の約8割を占める羽田便の乗客が減るのは避けられない。


 不況の影響も深刻だ。昨年就航した静岡便の平均搭乗率は4割を切り、減便や撤退もささやかれる。運航するフジドリームエアラインズは「ビジネス客が伸びず、特に小松からの利用が低調」と話す。


 1月末。並行在来線の負担軽減を求めた北陸新幹線沿線の4知事に三日月大造・国土交通政務官はくぎを刺した。


 「飛行機の便と新幹線、あれもほしい、これもほしいとはもうならない時代だ」


 財政難と競争の荒波にさらされる住民の足。生き残りは正念場を迎えている。


(矢代正晶、長田豊)


=終わり

1233チバQ:2010/03/09(火) 21:48:10
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/182
破たんの波 名門にも次々 厳冬の加賀温泉郷
2008年12月27日

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225487931/1696
【きしむ空港】第1部さまよう「地方の翼」(7)フロンティア 工夫こらし搭乗率アップ
2010.2.27 19:09
※能登空港

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/820
2010年1月23日04時23分 北國新聞
高速割引で「駅ナカ」苦戦 金沢百番街、県外客減で土産鈍く

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070808775/671
キリン閉鎖 地元に衝撃
来年8月
(2009年10月27日 読売新聞)

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3561
【いしかわフォーカス】並行在来線 今後は
2009年12月06日

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3174
七尾線は利用3割減 新幹線金沢開業10年後 県が並行在来線予測

1234チバQ:2010/03/09(火) 21:49:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20100306-OYT8T00014.htm
新幹線効果に競争の渦
観光客、工事受注…県外企業と争奪

 2014年度の金沢開業で大きな経済効果が期待される北陸新幹線だが、目の前に広がるのはバラ色の未来ばかりではない。県外企業も虎視たんたんとビジネスチャンスを狙っており、石川は激しい競争の渦に巻き込まれようとしている。

     ◇

 2月末、富山県高岡市の新幹線専用駅「新高岡駅」建設予定地の近くのバスターミナルから、1台の長距離バスが能登方面に向けて出発した。小矢部市の「イルカ交通」が昨年5月から運航を始めた高岡―和倉温泉の直通バスだ。


 新幹線開業後、首都圏からの観光客に、金沢の手前の高岡でバスに乗り換えてもらい、最短ルートで能登へ送り届けるのが狙いだ。今は1日1便だが、新幹線開業後はさらに便数を増やす計画で、金沢駅で降車予定の客をごっそり頂こうという思惑だ。

 富山西部の自治体や商工会議所は最近、県域を超え、能登や飛騨の自治体、企業と連携し、観光振興の動きを加速させている。「新高岡は新幹線がどれだけ止まるか決まっていない。集客をアップし、需要をJRにPRしなくては」。高岡商工会議所の幹部は、危機感をあらわにする。

 これに対し、石川県は「様々な動きを見極めながら……」と様子見の構え。一部県議からは「このままでは富山にやられる。石川は危機感がなさ過ぎる」と怒りの声も漏れる。



富山県高岡市から和倉温泉行きの直通バスに乗り込むグループ。片道1300円で結び、電車より安い。     ◇

 新幹線特需に生き残りをかける建設業界にも、不満と不安が渦巻く。富山県境―白山総合車両基地間の総事業費は3200億円。このうち、着工中の金沢―白山基地間の工事は計28社が受注した。だが、このうち県内企業はわずか9社。下請けも「富山や福井など県外業者ばかりで、地元企業にはなかなか仕事が回ってこない」(県内の建設業者)という。

 市道や下水管移設などの「付帯工事」は、地元業者の取り分となるが、数十億円規模にとどまる。その先の展望も見えない。建設業界関係者は「長野では、新幹線工事とオリンピックが終わった後、建設業者がバタバタつぶれた。明日は我が身」と表情を曇らせる。

     ◇

 ショックは、県民生活にも波及しそうだ。開業後、新幹線と並行に走る北陸線(金沢以東)の経営は、JRから第3セクターに移行される。これに伴い、JR本線から切り離され孤立化する七尾線(津幡―和倉温泉)の経営を危ぶむ声も聞かれる。

 JR西日本は「開業後も、七尾線は原則JRが運行するが、採算が不明で将来はわからない」と含みを持たせており、県や沿線自治体は、3セク移行の不安を抱く。先行事例では、運賃を値上げしているケースが多く、乗客の減少を招く恐れもある。県内では、JRから3セクに移行した能登線が2005年に廃線となった。

 七尾線沿線自治体の幹部はこう訴える。「車を持たない人や高齢者にとって、七尾線の役割は大きく、利益が出ないから切り離すというのはあり得ない。JRが継続経営できる仕組みをJR、県、沿線自治体で考えていかなければ」

 (鶴田裕介)

1235チバQ:2010/03/10(水) 12:18:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100309-00001278-yom-soci
日本一狭い舟橋村、人口最多更新…3千人目前
3月10日8時35分配信 読売新聞

 日本一面積が小さな自治体、富山県舟橋村の人口が9日現在で2996人となり、前年3月の2992人から4人増えて過去最多を更新した。

 村は目標としてきた3000人目と前後の人に記念品を贈る予定だ。

 村生活環境課によると、9日現在の内訳は、男性1463人、女性1533人の計2996人。2月末から男性4人、女性4人の計8人が純増。今月が出産予定の村民もいるといい、同課は「今月中旬から下旬に3000人を突破する可能性もある」としている。

 同村は、富山市中心部まで車で約30分と近く、地価が安いなどの利点もあり、1995年頃から若い子育て世代を中心に転入者が増え、99年に初めて2000人を突破した。

 平成の大合併で全国で最も狭い面積の自治体となった2006年に「日本一住みやすい村を目指す」として、行政が行き届きやすいとされる人口3000人程度の街づくりを目標に掲げてきた。

1236チバQ:2010/03/10(水) 22:42:26
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201003/CK2010031002100004.html?ref=rank
【河村vs市議会】
名古屋市長、議会改革案を提出 自民は百条委求め対抗
2010年3月10日

 名古屋市の河村たかし市長は9日の市議会2月定例会に、市議の定数・報酬の半減、政務調査費廃止の議会改革の3条例案を提出した。総務環境委員会で議論されるが、議会の抵抗感は強く、否決は必至だ。議会も「住民投票条例」など2件を議員提案し、議会の活性化をアピールした。

 自民は同日の本会議で、放課後児童対策「トワイライトスクール」の委託先の公募をめぐって、市長や経営アドバイザーが選定委員に圧力をかけた疑惑を指摘し、百条委員会の設置を求めた。「河村攻撃」の一手とする意図もあり、19日の本会議で設置が決まる可能性もある。議会と市長の対決は一層、緊張感が高まってきた。

 議会改革案は定数を75から38に、報酬は年1633万円から817万円に減らす。提案理由で、河村市長は「そもそも議員はボランティアであるべきだ。今の議会は党議拘束があり、1人1人の意思を反映していない」と述べた。

 議会側は「自らの信念の押しつけ。対立軸に浮上させようとしている」(公明・加藤武夫団長)など一蹴(いっしゅう)する構え。今定例会で、議会のルールを定めた「議会基本条例」を制定した上で、報酬、定数ともに「現状維持」を表明する意向だ。

 市長は今定例会を「正真正銘の関ケ原」と位置付ける。議会改革と並び、当初予算案の議論でも、議会側は「市民税10%減税」を手直しし、大幅修正に至る可能性もある。議会改革と減税に踏み込んだ場合、市長周辺は議会の解散請求(リコール)に向けた署名集めをちらつかせる。市長はリコールが成立した場合、自らも辞任して市長選に再出馬する考えを明言している。

 今回の百条委設置の動きに「たとえ市長に非がなくてもイメージが悪い。窮地に追い込まれた」(市幹部)との見方も出ている。

 百条委員会 地方自治体の事務に関する調査をする地方自治法100条に基づいた地方議会の特別委員会。関係者が証言を拒否した場合などに罰則を設けるなど強い調査権限を持つ。

1237チバQ:2010/03/10(水) 23:17:24
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001003100005
輪島市の課題探る 
2010年03月10日


道路が拡幅され、和風の町並みに統一された馬場崎通り。観光客を呼び込む魅力づくりが課題になっている=輪島市河井町

◆地域活性化 ハードル高く◆


 新顔と現職が激しい選挙戦を繰り広げている輪島市長選。過疎・高齢化が進み、若者の職場が少ないなど多くの課題を抱えた同市だが、不況や時代の変化で地場産業の低迷が続く。同市の展望をどう切り開くのか、14日の投開票日を前に現状や課題を考えた。


(金井信義)


 「買うてくだー」「見てってー」。市の中心部でほぼ毎日開かれる輪島朝市。農産物や魚介類などを売る露店が約200軒並び、売り手のおばちゃんたちのかけ声が飛ぶ。年間約80万人の人出でにぎわう県内屈指の観光地だ。


 しかし、朝市通りから南へ約300メートル離れた市の目抜き通り・馬場崎(ばんばざき)通りまで足を伸ばす観光客は少ない。「多くが朝市を見た後は車で移動してしまう。市内も歩いてほしいのに」。約40店でつくる馬場崎商店会の専務理事で漆器店「藹庵(あいあん)」を営む塩安愛子さん(58)は残念そうだ。


 通りは旧国鉄・輪島駅と朝市との間にあり、「ゼロの焦点」などの小説や映画で能登がたびたび描かれた1950年代後半には、列車待ちの人たちが通りまで並んだ。しかし、バスやマイカーの普及で人の流れが変わり、にぎわいも失われたという。


 県や市などが96年度から10年間かけて道路を拡幅し、歩道を新設。店主らも四季に合わせて店頭を飾り付け、音楽会やフリーマーケットを開くなどの取り組みを進めてきた。塩安さんは「多くの人に馬場崎通りを歩いてほしい。そのためには、商店会や各店の魅力をもっと高めていかなくては」と言う。


=生かし切れぬ“輪島”ブランド=


 第1次産業に加え、観光や漆器が主産業の輪島市にとって、多くの観光客を地元商店街などに呼び込み、地域経済の活性化を図ることは長年の懸案だ。10年前にまとめられた「市中心市街地活性化基本計画」でも観光客らの回遊性を高めることが目標とされ、ハード整備が進んできたが、大きな効果は上がっていない。


 市内への入り込み客数も伸び悩んでいる。同市観光課によると、08年の年間114万人は、旧国鉄のキャンペーンや石川さゆりのヒット曲「能登半島」にわいた1980年(約270万人)、バブル期の91年(255万人)の半分以下。観光客の減少に合わせるように、輪島塗の生産額も91年の約180億円から08年は約65億円にまで減った。


 今年5月からは輪島港への大型客船の寄港が相次ぐなどプラス材料もあるが、かつての勢いにはほど遠い。


       ◇           ◇


 観光や漆器産業が低迷する中、地域経済をどう活性化させるのか。市長選の候補者2人に共通するのは、農林水産業を生かした新産業づくりだ。3日の公開討論会で、新顔の中浦政克氏(46)は「輪島港は県内一の漁獲高を誇り、魚の種類も多い。こうした素材を輪島で加工する産業を育てていく」と主張。現職の梶文秋氏(61)も「土地の素材を商品化していくというのは全く同感」と応じ、「第1次産業から第3次産業までをつなげ、仕事を生み出すことが重要だ」と訴えた。


 しかし、特産品のブランド化や新産業の育成には課題も多い。七尾市特産の「沢野ごぼう」などのブランド化を手がけてきた金沢大学人間社会研究域の大友信秀教授(知的財産法)は「『輪島』の知名度は高いが、それだけでは他地域の特産品との競争に勝てない。輪島ならではの魅力や強みが必要だ。それが何かを見つめ直し、市全体のブランド化を図っていくことが重要になる」と指摘している。

1238名無しさん:2010/03/11(木) 02:41:37
>>1236の関連で
名古屋市アドバイザー、業者選定に口出し 河村氏も質問(1/2ページ)2010年3月7日8時9分
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 名古屋市の「トワイライトスクール」事業を新年度に受託する業者の選定で、河村たかし市長の支援者でもある市経営アドバイザーの女性(55)が、応募した民間団体の相談を受け、選定作業の最中に市の担当部署に選定方法を疑問視し、選定のやり直しを求める質問状を出していたことがわかった。最終選定直前には、河村市長が選定委員の一部を呼び、同様の質問をしていた。関係者からは「選定作業に介入する『圧力』と感じた」という声も出ている。

 質問状を出したのは、市非常勤特別職の経営アドバイザーを務める藤岡喜美子氏(福祉・行政経営担当)。NPO法人「市民フォーラム21・NPOセンター」事務局長で、河村市長の支援団体「河村サポーターズ」の世話人をしている。

 「トワイライトスクール」事業の公募には、市外郭団体「市教育スポーツ振興事業団」のほか、民間6団体が応募。市内の246校ごとに選定が行われ、1月25日と2月13日に選定委員7人による選定委員会が開かれた。企画書審査やプレゼンテーションなどがあり、同23日に最高点を取った事業団がすべての学校の事業を受託した。

 藤岡氏は、民間団体の一つ、一般社団法人「地域社会活性化推進協議会」から相談を受け、1月以降、メールや文書で市に繰り返し、質問状を送付。直接、担当部署を訪れたこともあったという。

 登記簿などによると、同会は、同事業の募集要項公表(昨年12月9日)後の1月6日に設立され、人材派遣会社の代表が理事長を務めている。ほかの民間団体は活動エリアにある学校を中心に1〜16校での事業に応募したが、同会は114校での事業で応募していた。
質問状は、同会の理事長が代表を務める派遣会社からトワイライトスクールの運営責任者が派遣されるのではないか、とただした選定委員の質問などを引き合いに、「選定委員の審査能力に問題があり、公平な審査が成立しているか疑わしい」などと市側に調査を要求。採点結果を見せるよう求めたほか、「疑義が事実ならば、再審査もしくは再公募の必要がある」と主張していた。

 河村市長も、最終選定委員会の2日前の2月11日、選定委員7人のうち5人を市長室に呼び、約1時間にわたって質問した。河村市長は「藤岡さんや地域の声を聞いて、(外郭団体がすべて受注するような)出来レースにならないよう面談をした。問題はない」と説明している。

 しかし、藤岡氏が事務局長を務めるNPO法人は、同会がトワイライト事業を受託することを前提に、同会などと共同で総務省の補助金交付事業(1億円)の受注を計画していたことも、朝日新聞の取材でわかった。藤岡氏は取材に対し、この計画を認めた上で、NPO法人と同会が利害関係者同士だったことを認めている。

 藤岡氏は「具体的な市への質問内容については守秘義務があるので答えられない」としながらも、業者の選定中に質問した点については「(応募した)複数の団体から相談を受けたので、その内容を市に伝えただけ。特定団体への利益誘導の意思は全くない」と話している。

     ◇

 〈トワイライトスクール事業〉放課後の児童を各小学校の空き教室などを活用して午後6時まで預かる、名古屋市独自の制度。新年度の総事業費は約20億円。市外郭団体「市教育スポーツ振興事業団」が市と随意契約を結び事業を独占してきたが、河村たかし市長の外郭団体改革の一環で、初めて民間団体も応募できるようになった。しかし、新年度も同事業団が受託した。選定委員には市教委幹部や小学校長が含まれ、「選定そのものが、教員OBが天下る事業団に有利な仕組みになっている」という批判が、市内部にもある。現在、事業団職員として校長や教頭のOBらが各校に1人派遣され、指導に当たっている。

     ◇

 〈名古屋市経営アドバイザー〉地方自治法で規定された「専門委員」。市長が委嘱し、名古屋市の場合、税理士や大学教授、会社経営者ら13人が就いている。専門分野を生かし、市の施策に助言をする。市の求めに応じて会議などに参加した際に、報酬として日額1万6150円が支払われる。河村市長就任から昨年12月までに、計67回の会議が開かれた。

1239チバQ:2010/03/11(木) 21:54:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20100310-OYT8T01250.htm
静岡市長選 早くも駆け引き
 10日の静岡市議会で、小嶋善吉市長の進退を問う質問が飛び出した。小嶋市長の2期目(合併後)の任期満了は2011年4月12日で、市長選は1年先。県都の顔を決める選挙に向けた駆け引きが早くも始まったようだ。

 10日の本会議で、松谷清氏(虹と緑)が「出馬を検討し始めているのではないか」と水を向けたのに対し、小嶋市長は「市長選まで1年間ある。今は新年度予算案を議決いただき、第2次総合計画を始動させたい」などと“模範解答”の答弁でかわした。

 一方で小嶋市長は、2009年12月の指定都市市長会の会長選で、名古屋市の河村たかし市長を会長候補として擁立し敗れたエピソードを披露し、「指定都市市長会は今の地方6団体の中で埋没しそう。会長選は8対10の惜敗で、市長会のメンバーも危機感を持っていることの表れだ。(政令市長の)意識を高めたという点では(河村市長の擁立は)良かった」と力を込めて述べる場面もあった。

 政令市長としての活動への自負や意欲を見せたとも受け取れる小嶋市長の言葉に、「指定都市市長会の話にわざわざ触れたということは、(市長選に)出たいのだろう」(市議の一人)との憶測も出ている。

(2010年3月11日 読売新聞)

1240チバQ:2010/03/12(金) 13:57:50
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031101000769.html
国交省幹部を副知事起用へ 新潟知事、関係修復狙い?
 新潟県の泉田裕彦知事が、副知事に国土交通省運輸安全政策審議官の大野裕夫氏(55)を起用する方針を固めたことが11日、分かった。知事は北陸新幹線の整備をめぐって国交省と対立し現在も協議を続けていることから、関係修復を進めて県の意向をより反映させる狙いがあるとみられる。

 開会中の県議会に提案、可決される見通し。これまで中央省庁から就任する副知事ポストは、総務省出身者が続いていた。自民党県連幹部は「新幹線整備でこじれた関係を修復させ、日本海側の拠点港湾選定や観光振興にもつなげたいのでは」と指摘している。

2010/03/11 18:42 【共同通信】

1241とはずがたり:2010/03/12(金) 14:32:58
>>1240
新潟港がらみが大きいんでしょうねぇ。与党の強みか
>自民党県連幹部は「新幹線整備でこじれた関係を修復させ、日本海側の拠点港湾選定や観光振興にもつなげたいのでは」と指摘している。

新潟港日本海側「拠点港」に 国交相視察
2010年02月24日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039862260/617
 日本海側初の「国選定拠点港」を目指す新潟港を、前原誠司国土交通相が28日に視察する方向で調整
が進んでいる。昨年11月の前原氏の発言をきっかけに拠点港化への期待が高まったが、その後の国の
動きは鈍い。前原氏に対し関係者は構想実現の「確約」を迫りたい考えだ。

拠点港湾整備構想:新潟港の拠点化、選定時期は「来年度中」 視察で国交相 /新潟
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039862260/621
 前原誠司国土交通相は28日、就任後初めて来県し、県や新潟市などから日本海側の拠点港に選ぶよう
求められている新潟港を視察した。視察後、選定する際には民営化も含めた港の効率的な運営も判断基準に
なるとの考えを明示。来年度中に選定する見通しを示した上で、「港湾法の改正も必要」と語り、港湾管理に企業の
参入が可能となる法改正を検討していることを明らかにした。

1242名無しさん:2010/03/13(土) 21:42:21
「放課後事業」業者決定の報告 市長、藤岡氏同席させる
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/100313_2.htm

名古屋市会追及
 名古屋市が小学校で行っている放課後児童対策「トワイライトスクール事業」の運営団体選定を巡り、河村たかし市長らが圧力をかけたと指摘されている問題で、河村市長が担当局から選定結果の報告を受ける際、公募に応じた団体と関係のあった市経営アドバイザー・藤岡喜美子氏を同席させていたことが、12日の市議会教育子ども委員会で明らかになった。

 市子ども青少年局によると、選定作業は1月25日と2月13日に行われ、同局幹部が同19日、市長室で、河村市長らに報告した。この日の委員会では、「利害関係者の藤岡氏が、経営アドバイザーの職責を使って結果を事前に知ったのは問題だ」などと、委員らから批判が相次いだ。

 河村市長は「藤岡氏にはアドバイザーの立場で同席してもらった。(利害関係者だったという指摘については)考えさせてほしい」と明確な返答を避けた。

 藤岡氏が事務局長を務めるNPO法人「市民フォーラム21・NPOセンター」のメンバーが、公募に参加した団体の理事を兼務。藤岡氏はこの団体から相談を受けて、運営団体の選定中に担当局へ質問状を出すなどしていたため、市議会が地方自治法に基づく調査特別委員会の設置を検討している。



(2010年3月13日 読売新聞)

1243名無しさん:2010/03/14(日) 03:20:52
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20100314103.htm

石川のニュース 【3月14日02時35分更新】 15日に新会派結成 金沢市議会、金沢民主分裂へ 保守系含め5人に

 金沢市議会第2会派・金沢民主(所属12人)が分裂し、一部メンバーが15日に新会派結成を届け出ることが濃厚となった。13日時点で、新会派には民主党生え抜きの3氏と保守系の2氏が参加する方向となっている。政権交代後、県議会会派・新進石川や金沢民主の保守系議員が加わった民主県連組織に亀裂が生じる結果となり、参院選県選挙区の戦いに影響が及ぶことは必至との見方も出ている。

 金沢市議会では24日まで21日間の日程で3月定例会が開催されている。市議会事務局によると、過去にも定例会中に1人会派の結成届が提出された例はあるが、数人規模の分裂、新会派結成は前代未聞という。

 関係者によると、金沢民主内ではかねて、民主生え抜き議員の間で、保守系幹部の会派運営などに不満が高まっていた。民主生え抜きの会派幹部は、民主県連と会派の板挟みになる状況が続き、3月定例会開会直後に離脱の意向を表明。他の生え抜き議員に加え、保守系幹部と一線を画す他の保守系議員も同調し、一時は離脱が7氏になるとの情報が流れた。

 こうした状況に対し、金沢民主の保守系議員と政治行動をともにしてきた新進石川のベテラン議員や、離脱の動きを見せる保守系議員の後援会幹部らが連日、離脱を思いとどまるよう説得に全力を挙げた。現時点で5氏の会派離脱の意思は固く、新進石川県議らはぎりぎりまで説得を継続する方針とされる。

 市議会内では自由民主が所属15人で第1会派となっており、金沢民主は7人で引き続き第2会派、新会派は所属5人で3番目の勢力となる見通し。しかし、金沢民主と新会派の溝を修復するのは容易ではないとみられ、県都の市議会の勢力図は流動化が避けられない情勢と言えよう。

1244とはずがたり:2010/03/14(日) 11:33:51
>>1243
う〜ん。。。
奥田にその辺の管理能力なさそうだなぁ。。
知事選も亀裂を助長したか?

1245チバQ:2010/03/14(日) 17:41:21
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100311ddlk20010041000c.html
検証・第三の都市:’10上田市長選/上 地域医療 /長野
 旧丸子町、真田町、武石村との合併を経て人口約16万人を擁する上田市。県内で長野・松本両市に次ぐ「第三の都市」だ。合併4周年を迎え、市は「ゆりかごから成長期に入った」と強調するが、地域医療の再生や市街地活性化など課題は山積。いまだにその規模をもてあましている感すらある。市長選(21日告示、同28日投開票)を前に、上田市の現状を検証する。【光田宗義】

 ◇常勤医不足、深刻に 再生計画も道遠く
 「地域医療の再生は一番の課題。今回の計画は画期的で、願ってもないチャンスだ」

 5日午前、県庁で開かれた「上小地域医療再生計画」に基づく協定書調印式。国立病院機構・長野病院(上田市)や信州大、自治体の関係者らを前に、母袋創一・上田市長は胸を張った。

 この計画は、救急医療の強化▽周産期医療の確立▽医師確保−−などで、13年度までの数値目標を設定。国の交付金25億円を財源にした県の基金を活用する。この日の協定により、信大から地域の中核病院・長野病院へ医師数人を招き、行政の財政支援で診療と研究を行うことになったが、診療分野や研究内容など具体的な内容は決まっていない。

 昨秋、県内で計画が採択されたのは上小、上伊那2地域だけだった。これは上小の地域医療がいかに深刻かの裏返しだ。長野病院では、昭和大(東京都)が派遣していた産婦人科医4人を09年3月までに引き揚げ、常勤医は現在1人だけ。同病院はお産の取り扱いを休止した。危険性の高い異常分娩(ぶんべん)に対応できる病院は現在、域内にない。

 同病院は06年度以降、麻酔科の常勤医も不在だ。平日の日中は非常勤医2人が対応に当たっているが、夜間・休日の緊急手術では、1時間かけて来る信大の応援医師を待たねばならない。

 一方、夜間・休日の重症急患は長野病院のほか、域内の10病院(輪番病院)が交代制で受け入れている。だが「院長も当直に入って支えている状態」(市健康推進課)といい、各病院の負担軽減が急務だ。4月からは、医師会の協力で夜間の軽症者の診療を担当する「初期救急センター」が、上田市内に開設され、輪番病院との「すみ分け」で負担軽減を図る。

 長野病院も4月以降、信大の応援で、土曜の夜間と日曜を除き、麻酔医が24時間対応できる態勢を整える。

 しかし同病院が「麻酔科の態勢強化は第一歩だ」と強調するように、恒常的な医師不足はそう簡単に解消しそうにない。同病院の全診療科(19科)で04年ごろまで約50人いた常勤医は、現在36人に減った。医師不足を補う医療機関の連携など、課題は山積している。

 地域医療問題にも取り組む市民団体「うえだ百勇士会」の鈴木永代表(55)は「限られた資源・人材を生かすため、市民の側も関心を高める必要がある」と話す。市長選や市議選は、地域医療再生への道のりを考える機会になるだろう。

1246チバQ:2010/03/14(日) 17:42:12
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100312ddlk20010007000c.html
検証・第三の都市:’10上田市長選/中 中心市街地の活性化 /長野
 ◇大型施設「吉」とでるか 中小店誘客に課題
 かつて「上田に行く」という言葉があったという。30年ほど前、上田は盛り場を意味した。「うえだ原町一番街商店会」理事長、中村公彦さん(50)によると、郊外に住む市民でさえ、中心市街地へ出かける時はそう言うほど「ハレの場」だった。市街地で紳士服店を営む中村さんは懐かしさも込めて振り返る。「映画を見たり、買い物や食事をする人たちで街はにぎわっていた。それに比べて、今は人通りが激減したのを実感する」

 実際、市内15地点で平日の通行人の数は、89年度の5万3600人に対して、98年度は3万1300人と、大きく減少。08年度には2万2400人と半分以下になった。「市街地の周辺に、駐車場のある中・大型店ができたことが大きい」(市商工課)。中心市街地にある4商店街振興組合約250店舗のうち、今年1月時点で1割の28店が空き店舗だ。上田駅前の百貨店型店舗「リヴィン上田店」(74年開業)も、昨年3月末で閉店した。

 周辺部の量販店に押される中心市街地の活性化に向けて、市が目玉の一つに据えるのが、「交流・文化施設」(仮称)の建設計画だ。同市天神の日本たばこ産業(JT)工場跡地に、1700席を有する大ホールや美術館、公園などの複合施設をつくる計画で、建物の延べ床面積は約1万7000平方メートル。14年度のオープンを目指しており、市は「地域の魅力と活力を生むシンボルに」と強調する。

 総事業費は約135億円。国の合併特例債111億円やまちづくり交付金などを主な財源にし、市の負担見込み額は43億円とされる。

 10会場で行われた市民向けの説明会では、文化振興や活性化の面で計画に期待する声が上がる一方、市の財政負担や施設の規模に対する疑問、さらに「旧上田市エリアだけで合併特例債が111億円も使用されるのは納得できない」と、旧町村の住民らから反発も出た。

 同じJT工場跡地には来春、民間の大型商業施設「アリオ上田」(仮称)がオープンする予定だ。交流・文化施設とともに地域の新たな核として、長野や軽井沢、佐久などに流れていた客を引き寄せる効果が期待される。

 しかし大型施設だけに客が集中してしまっては、市街地の活性化などおぼつかないのも事実。「商店街は専門店の集まりで、客と密接な関係も築ける。大型店にない中小店の魅力向上が不可欠」と中村さんは言う。消費者のニーズに合った商品開発やインフラ整備も必要だ。にぎわいを取り戻す知恵が問われている。【光田宗義】

1247チバQ:2010/03/14(日) 17:42:45
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100313ddlk20010002000c.html
検証・第三の都市:’10上田市長選/下 観光振興 /長野
 ◇真田ブームに乗る 宿泊につなぐ策を
 戦国武将・真田幸村など、全国的に知名度が高い真田氏ゆかりの地・上田。城跡公園の目と鼻の先にある市観光会館の売店には、家紋である六文銭マークの入ったキーホルダーや巾(きん)着(ちゃく)、ストラップ、人形などが所狭しと並ぶ。幸村らを題材とした切り絵はがきも人気。今年度のグッズの売り上げは、昨年度の3割増しだという。10年来、店員を務める掛川澄子さん(58)は「若い女性がグループで来ることも多い。以前は30〜40代の男性客が主で、今のような状況は想像もできなかった」と話す。

 近年、ドラマやゲームなどをきっかけに戦国武将に強い関心を持つ「歴女(れきじょ)」がブームになった。例年50万〜60万人程だった城跡公園の観光客数は伸び始め、07年には94万人を突破。昨年は前年より46万人も多い142万人が訪れた。真田一族をモデルにした家族が登場するアニメ映画「サマーウォーズ」の公開も後押しし、数年で上田の知名度は飛躍的に高まった。

 従来の歴史ファン向けとは異なる真田ブームに乗り、新たな形の町おこしが始まった。原町一番街商店会は昨秋、可愛らしくキャラクター化した武将のデザインを公募。「真田幸丸(ゆきまる)」と名付けて売り出す。幸丸をあしらったTシャツやバッグ、マグカップなどの試作品も既に完成している。

 上田市も、観光客向けにおみやげ店や飲食店などの入る施設づくりを構想。また4月には、旧真田領にあたる群馬県沼田市などと連携して「真田街道推進機構」を設立し、誘客をバックアップする方針だ。

 しかし、同じ市内でも温度差はある。旧丸子町地域にあり、鹿教湯(かけゆ)温泉などで知られる「丸子温泉郷」は、昨年の観光客が約40万人止まりで、年60万人が訪れた90年代から減少傾向が続く。真田氏ゆかりの名所だけを見る日帰り客も多く、それ以外の観光地や宿泊施設には恩恵が少ないのだ。さらに、ブームが終息した後はどうなるのか?

 ブームを一過性に終わらせず、より経済効果を高めるには、「真田ブランド単体ではなく、他の観光資源とも連携して宿泊につなげる方策が必要」(長野経済研究所)になる。北陸新幹線の整備も踏まえて、上田が観光客の「通過点」に終わらないためだ。

 丸子地域では、真田ゆかりの地をPRしつつ「湯治場」「健康づくり」というこれまで培ったイメージを生かす方向に動いている。交通網の整備や観光ルートの開発など、市全体の観光振興に向けた課題は少なくない。【光田宗義】

1248チバQ:2010/03/14(日) 20:34:59
>>895
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20100314/CK2010031402000015.html?ref=rank
安曇野市の本庁舎建設計画で5候補地に課題
2010年3月14日


 2005年に5町村が対等合併して誕生した安曇野市で、市役所本庁舎の建設計画が進んでいる。現在は旧南安自治会館を本庁舎として利用しているが、手狭なため機能を8カ所に分散。それらを集約した新本庁舎建設は合併以来の懸案事項だ。市は2月に建設候補地を豊科地区の5カ所に絞り込んだ。5月中に建設地を選定する方針だが、都市計画法の用途変更手続きが必要など課題も多く、早期建設にこぎ着けるか注目される。

 「役所の効率化のため本庁舎は必要。既存施設を有効活用し、必要最小限の規模で建設する」。昨年10月の市長選で初当選した宮沢宗弘市長は、市民にこう訴えてきた。

 本庁舎建設は多額の費用が必要だが、市は、合併特例債を活用するため市の実質負担は4割程度で済むと見込んでいる。一方で、合併特例債を使うと15年度までに建設を完了しなければならず、時間の余裕はない。

 平林伊三郎前市長の時代に、審議会が本庁舎の規模や機能のほか、建設候補地として3カ所を絞り込み、昨年5月に答申している。

 しかし、同12月の改正農地法などの施行により、農地転用の基準が厳格化。3カ所いずれも期限内の建設が困難となり、市が新たな候補地として5カ所を選び直すという事態になった。

 2月に絞り込まれた候補地は、現在の本庁舎周辺、市豊科近代美術館周辺、市豊科プール周辺、市豊科総合支所周辺、東洋紡旧豊科工場周辺の5カ所。このうち、本庁舎周辺と近代美術館周辺、総合支所周辺の3カ所は、都市計画法による土地の用途変更や市街路計画の見直しが必要で、手続きに1年ほどかかる見通しだ。

 また、市は駐車場を含め2〜4ヘクタールほどの敷地面積を想定しているが、本庁舎周辺と近代美術館周辺、プール周辺の3カ所は用地が約1ヘクタールと狭い。東洋紡周辺は私有地のため、土地買収や代替地の補償などが必要となる。

 さまざまな課題が表面化する中でも、宮沢市長は早期建設に意欲的だ。現在、候補地周辺住民を対象とした説明を各地で行っている。住民の意見を取り入れながら、いかに実現させるか。新しいリーダーの手腕が問われている。

 (宿谷紀子)

1249チバQ:2010/03/15(月) 12:14:47
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001003150004
輪島市長選 梶さんが再選
2010年03月15日

■市政の継続を訴え■


 輪島市長選は14日投開票され、現職の梶文秋氏(61)=無所属、自民・社民推薦、公明支持=が、菓子店社長の新顔中浦政克氏(46)=無所属=を破り、再選を果たした。当日有権者数は2万7260人、投票率は78・26%(前回64・38%)だった。


 同市鳳至町の長徳寺には午後8時ごろから支持者らが詰めかけ、開票結果を待った。当選の知らせが入ると、支持者らから歓声や拍手が上がった。梶氏は「これからの4年間は輪島市にとって大変な道のり。皆さんにお返しできるよう、総仕上げのつもりで頑張りたい」と抱負を述べた。


 過疎・高齢化に加え、不況で主産業の観光や漆器業の低迷が続く状況の中で、まちづくりのあり方や地域経済の活性化、高齢者福祉の施策などが争点になった。


 梶氏は旧門前町との合併前の旧輪島市長から通算3期12年を務めた。今回の選挙では「多選が市民の閉塞(へいそく)感につながっている」「財政悪化を招いた」との批判にさらされたが、「この大事な時期に新顔に任せるわけにはいかない」と市政の継続を訴えてきた。


 昨年12月に立候補を表明し、各種団体や市議24人のうち23人の手厚い支援を受けた。知名度の高さに加え、告示後はきめ細かい運動で支持を固めてきた。


 中浦氏は「今の市政では市民の知恵が生かされていない。住民と行政の協働のまちづくりが必要だ」と現市政を批判。輪島に縁や興味のある人たちの「交流市民登録制度」などを提案し、企業経営の経験から財政再建や地域経済の活性化などを訴えたが、市政刷新には届かなかった。

1250チバQ:2010/03/15(月) 22:17:07
http://www.shinmai.co.jp/news/20100315/KT100315ASI000002000022.htm
県会議長に寺島氏選出 最大会派以外から39年ぶり
3月15日(月)


議長選立候補に当たりへ所信を表明する寺島義幸氏

 県会は15日午前の本会議で望月雄内議長の辞職願を許可した。これを受け、同日午後1時に再開した本会議で議長選を行い、第84代議長に第2会派の改革・緑新(10人)所属の寺島義幸氏(56)=佐久市・北佐久郡、5期目=を選出した。最大会派の自民党(18人)は候補擁立を見送った。県会議長が最大会派以外から選ばれるのは39年ぶり。

 議長選は立候補制で行い、寺島氏のみが届け出た。選出は昨年の前回選に続いて投票は行わず、全会一致の指名推選で行った。

 選出に先立って行われた所信表明会で、寺島氏は「県議会基本条例を踏まえ、常に改革意識を持ち、県民に開かれた県会づくりを進める」と述べた。県議の調査、提案活動の強化に向け、議会事務局の充実を図る考えも示した。

 県会は、同日午後の本会議で高橋宏副議長の辞職願を許可し、後任を選出する。正副議長の任期は、申し合わせで1年を基本としている。

1251とはずがたり:2010/03/15(月) 22:19:33
>>1250
自民党が引いたんでしょうかねぇ?

1252名無しさん:2010/03/16(火) 08:20:45
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20100316000000000009.htm

トリプル選か“選管恐々” 28日投開票の函南町
03/16 08:02

 28日投開票の町長選、県議補選、町議補選が迫る函南町。トリプル選挙となれば町史上初。本年度は国政選挙(衆院選、参院補選)と知事選が行われ、この上三つの選挙が加われば「選挙のグランドスラム達成」と同町の選挙担当者はユーモアを込めて表現する。町長選は、前副町長の森延彦氏(63)と前県議の千石貞幸氏(71)の新人の一騎打ちが濃厚となった。顔ぶれは異なるが、4年前の激戦再び―と火花を散らしている。
 町長選のいわばキーワードとなっているのが「46票差」。4年前の町長選での当落差だ。この結果を巡り、落選候補の陣営が町選管の選挙運営に瑕疵(かし)があったとして選挙の無効を求める異議申し立てを行い、棄却されるとさらに県選管に審査申し出を行う事態となった。町の担当者は「思い出したくない思い出」と振り返る。
 さらに、事態は当選候補陣営の選挙違反疑惑にまで飛び火した。区の幹部が推薦者を独断で特定し、区民に協力を求めるなどの事前運動があったとの指摘が挙がったのだ。同町総務課は「このようなことがないよう、今回は区長会などで早めの注意喚起をしている」と“火消し”に躍起だ。
 あれから4年、今でも町にはしこりが残り、いやが上にも選挙運営への緊張感は高まる。正確さに加え、速さも求められる開票作業。町では選挙年だった本年度、作業の効率を上げようと投票用紙読み取り分類機2台を購入した。さらに、1月にトリプル選挙を経験した裾野市と隣接する伊豆の国市が1台ずつ、分類機の貸し出しを申し出てくれたという。同課は「4台をフル活用して乗り越えます」と万全の体制で“決戦”に臨む。

1253チバQ:2010/03/17(水) 12:11:17
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000561003160001
振り返って(上)
2010年03月16日


告示後の遊説第一声で、県庁職員とガンバロー三唱をする谷本正憲知事=2月25日、県庁前広場

◆谷本陣営、首長ら競わす◆


 現職の谷本正憲氏(64)が5選を果たした。圧倒的な組織力で多選・相乗り批判をかわした選挙戦を振り返る。


◆桑原氏 多選弊害語れず◆


 知事選が告示された2月25日。出陣式を終えた谷本氏は最初の遊説先に県庁前広場を選んだ。


 「動員はせず、お知らせしただけ」(県幹部)だったが、部長や課長ら職員約100人が昼休みに駆けつけ、県職員出身の民主党県議の音頭で「ガンバロー」と拳を振り上げた。組織力と現職の威光をフル活用した、17日間の選挙戦が幕を開けた。


 「新幹線は新潟県知事が負担金を払う、払わないという話になった。国の事業でも、県が出してくれなかったら進まんわけです」


 今月8日、七尾市で開かれた谷本氏の決起集会。大ホールを埋め尽くした聴衆に武元文平市長が力説した。


 話題は富山県西部と結ぶ能越自動車道の整備促進。「実現して下さるのは谷本知事しかおりません」。今回から七尾後援会長に就任した武元氏が声を張り上げ、谷本氏が「新幹線が金沢に入るまでに」と応じた。七尾市は対立候補の桑原豊氏(64)の故郷。「(投票は)間違えのないように」。自民党県議が訴え、聴衆は拍手で応えた。


 今回は全市町長が谷本氏の後援会に参加。陣営は人集めや投票率、得票率を首長と議員に競わせ、低調な選挙戦を盛り上げようとした。


 「勝ち方や投票率も大事。何かで競争させないと人も票も集まらない」。陣営幹部は狙いを説明する。「知事も人間。たくさん集票した市町はものを頼みやすい」


     ◇


 「相手陣営は強烈で巨大で化け物」。桑原氏陣営は街頭で訴えた。多選反対を掲げて民主党県連に造反した桑原氏は、無党派層への浸透に活路を見いだすほかなかった。


 「街宣を見ましたが、今の県政との違いが見えない」。告示直前、インターネット上につぶやきを投稿できる「ツイッター」に質問が寄せられた。「何を変えるのかもう少し具体的にお願いします」。陣営は「詰めの段階です」と答えただけだった。


 桑原氏は訴えの大半を多選批判に費やしたが、具体的な弊害は挙げなかった。「私は多選そのものが悪いと見ていた。それをどう訴えていくのか、県民とずれがあった」。14日夜、桑原氏は「力不足だった」と振り返った。


     ◇


 投票率は前回より8ポイント強上昇。谷本氏の得票は微減し、谷本氏以外の候補者の得票は8万票以上増えた。


 「わからないねえ」。15日、批判票が増えたことを問われた谷本氏は答えた。「私の政策に賛同した方々のことを、まず考えなくちゃ」

1254チバQ:2010/03/17(水) 12:11:59
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000561003170001
2010知事選 いしかわ


振り返って(下)
2010年03月17日


民主、自民両党の国会議員らが駆けつけた谷本正憲知事の出陣式=2月25日、金沢市尾山町

◆相乗り民・自 見えた限界◆


 民主、自民両党が相乗りで現職の谷本正憲氏(64)を支えた知事選。全国的に相乗りや多選への風当たりが強くなるなか、両党県連は今夏の参院選をにらんだ思惑を優先させたが、水面下では駆け引きが激化。分裂の危機や都市部での批判票増加など、相乗り態勢の限界も見え始めた。


◆批判票集めた桑原氏◆


 政治決戦と位置づける参院選に照準を合わせる民主・自民の各県連は、勢力が伯仲する金沢では、遊説や合同の決起集会に参院選の立候補予定者を出さないことで合意。知事選での摩擦を避ける「紳士協定」を結んだ。


 しかし実際には、両党が金沢市内で谷本氏の演説会を別々に開き、立候補予定者の売り込みにしのぎを削った。


 自民党金沢支部が今月1日に開いた谷本氏の演説会。参院選で改選を迎える同党の岡田直樹参院議員(47)が「全県選挙は知事と参院だけだから、私は(大変さを)身をもってわかる」と、現職の立場をアピールした。6日には、民主党から立候補する新顔の元郵政官僚、西原啓氏(51)も党1区選対本部主催の演説会に登場。「民主党が掲げる地域主権を知事と一緒に頑張る」と気勢を上げた。


 金沢以外でも“暗闘”が繰り広げられた。11日の小松市の決起集会では、運営を仕切った自民党側が民主・自民の国会議員を招待。岡田氏は約1200人の前であいさつした。「西原さんは来られない。現職と新人の違いだ」と自民党県議。盤石のはずの「オール与党」も、裏では足並みの乱れが目立った。


     ◇


 谷本氏が得票を前回より減らし、反谷本票は倍増した今回の知事選。ほころびつつある相乗りは、政党の足元も揺るがした。


 民主党は知事の推薦を3期までに制限するが、県連は独自に谷本氏の「支持」を決めた。小沢一郎幹事長の求めで昨年秋に入党した保守系の県議会会派「新進石川」は、谷本知事の支持母体。県連はその意向を重視した。


 だが、元同党衆院議員の桑原豊氏(64)が「多選容認は党是に反する」と造反すると、県連は対応に苦慮した。


 「民主党の中にも変な人がいる」。新進石川に連なる金沢市議らは桑原氏を攻撃したが、執行部は桑原氏を「役職停止処分」にとどめ、知事選前の党の分裂を避けた。


 支援組織を持たない桑原氏は10万を超える票を獲得。特に無党派層が多い金沢市で健闘し、谷本氏の得票率は前回より20ポイント近く落ちた。


 「民主党の変質を有権者は厳しくみている。参院選で勝つためにも、10万票の意味を県連は真剣に考えてほしい」。桑原氏陣営の幹部は指摘した。

1255チバQ:2010/03/17(水) 19:02:04
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/100317/szk1003170312005-n1.htm
静岡県議会、「自民改革会議」が第1会派へ
2010.3.17 03:10
 静岡県議会第2会派の「自民党県議団」(20人)に所属する県議のおよそ半数が会派を離脱し、同じ自民系の第3会派「自民改革会議」(18人)に合流する方針であることが16日、分かった。複数の関係者が明らかにした。いずれも自民党籍のまま会派を移る見通し。この異動については、19日に開く自民県連県議団会議で協議される見込みだ。

 関係者によると、自民党県議団を離れ、自民改革会議への合流を考えているのは10人前後。残る自民党県議団の一人は産経新聞の取材に「議長など議会人事や議会運営への不満」を理由に挙げた。

 県議会の第1会派は民主系の「平成21」(21人)だが、大量異動が実現すると、自民改革会議は昨年11月に自民党県議団から分裂して結成されて以来、初めて第1会派となり、自民系会派が4カ月ぶりに議会運営の中心に返り咲くことになる。

 自民系会派をめぐっては参院補選に敗北後の昨年11月、当時40人だった自民党県議団から18人が離脱して新会派の自民改革会議が結成された。きっかけは、川勝平太知事の県政運営に対する考え方の相違や空港部廃部条例案に関連する党議拘束への対応だった。

 その後、所属議員が首長選に進出するなどして、1月に第1会派の座を平成21に譲った。今回、会派異動を検討している議員らは平成21との正副議長人事などについての交渉に不満を持ったようだ。

 自民党県議団には川勝県政に肯定的な立場をとる議員も少なくない。一方で、自民改革会議は民主系の支援を受ける川勝知事とは距離を置いており、同じ自民系でありながら県政運営をめぐる温度差は明確にあった。

1256名無しさん:2010/03/19(金) 09:29:31
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100318ddlk23010227000c.html

トワイライトスクール:運営主体選定問題 藤岡氏、関与を否定−−市議会委 /愛知
 ◇参考人に招致
 名古屋市議会教育子ども委員会は17日、市経営アドバイザーの藤岡喜美子氏を参考人招致し、2月に行われたトワイライトスクール事業の運営主体選定に影響を及ぼしたかを尋ねた。藤岡氏は「公平な審査を行ったと公言できるよう市長にアドバイスしただけ」として関与を否定した。

 事業選定を巡っては、藤岡氏が「審査員の審査能力に問題がある」「(外郭団体の)財団が有利な状況だ」とする文書を河村たかし市長に提出したため、市長が選定期間中の2月11日に選考委員と面談して公正な審査を求めたことが明らかになっている。

 公募に応じたNPO法人には、藤岡氏が事務局長を務めるNPO法人の一員もいた。17日の委員会では委員から「NPOが(事業を)取れたら、という思いで話をしたのでは」と中立性を疑う質問が出たが、藤岡氏は「深い関係ではないし、市内のNPOの人はほとんど知っている」と特別な関係を否定した。【丸山進】

1257名無しさん:2010/03/19(金) 09:30:53
こんな有様で市議会の解散請求(リコール)なんて実現できるんでしょうか。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010031990085143.html

河村市長の支援団体世話人2氏が辞任 
2010年3月19日 08時51分

 河村たかし名古屋市長の支援団体「河村サポーターズ」の中心人物だった後房雄名古屋大大学院教授と同市経営アドバイザーの藤岡喜美子氏が、市長への不信感を理由に同団体の世話人を辞任したことが分かった。藤岡氏は市のアドバイザー職も辞任する意向。河村市長の市議会との対決姿勢に影響を与える可能性もあるが、市長周辺は強気の姿勢を崩していない。

 後氏と藤岡氏は、市の放課後児童対策「トワイライトスクール」の運営主体選定をめぐる疑惑が指摘されているNPO法人の代表理事と事務局長。

 後氏は河村市長のブレーンで市長選のマニフェスト作成にもかかわった。本紙の取材に「一連の騒動で(市長は)藤岡氏を擁護せず信頼できない」と話し、今後は市長と距離を置く姿勢を示した。

 サポーターズは、市議会の解散請求(リコール)に向けた署名集めの“実動部隊”として昨年11月に設立された。会員は1000人強。

 開会中の2月定例会で市長と議会の溝は深まっており、閉会後の署名集め開始は不可避だが、市長の周辺は「実際に動く人は昔からの支援者ら。署名集めへの影響はほとんどない」と話している。

 サポーターズでは、代表だった柳川喜郎・元岐阜県御嵩町長が今月上旬、病気を理由に辞任した。残る世話人は10人だが、当面は代表を置かない。

 また、藤岡氏はトワイライトスクールをめぐる疑惑について「一定の潔白は示せた」ため、経緯を取りまとめた報告書を週明けに市長に提出した後、市経営アドバイザーの辞表を提出する。

 市経営アドバイザーは地方自治法に基づく専門委員で市に意見、提言する。藤岡氏は行政経営と福祉分野を担当。藤岡氏の辞任で、市のアドバイザーは12人となる。

 <河村たかし市長の話>2人には大変お世話になり、感謝しております。私としては、何らかの疑惑があれば、ほっておくわけにはいかない。今後のためにも、引き続き(今回の疑惑の)全容解明に努めたい。議会改革、庶民革命は絶対に成し遂げますので。

(中日新聞)

1258名無しさん:2010/03/20(土) 06:33:12
>>1116>>1187-1190>>1252>>1255
吉田氏が無投票当選 田方郡県議補選
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100319000000000067.htm
2010/03/19
 県議の辞職に伴う田方郡選挙区(欠員1)の県議補選が19日午後5時、立候補の届け出が締め切られ、
新人で前函南町議の吉田有弘氏(57)=民主党公認=以外に届け出はなく、吉田氏の無投票当選が決まった。




函南町は細野の牙城とは言え、保守地盤で自民不戦敗はやや驚きです。函南町長選に忙殺され適当な人物が
立てられなかったのでしょうかね?
吉田氏は民主党公認で細野直系(かなり年上ですが)ですので、平成21(22議席)もしくは民主党・無所属クラブ
(4議席)に属すと考えられます。

1259チバQ:2010/03/20(土) 14:25:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20100319-OYT8T01189.htm
財政、不況・・・揺れる上田
市長・市議選あす告示
 上田市長選と上田市議選は21日に告示される。2006年3月に旧上田市、真田町、丸子町、武石村の4市町村が合併して生まれた16万都市・上田市。県内3番目の市が抱える課題を探った。(天沢正裕)

■交流・文化施設

「市の財政は必ずしも良くない。身の丈にあった大きさにしては」「県や北信越レベルの会議や集会ができる大きさが望ましい」――。9会場で計10回開かれた「交流・文化施設」の計画説明会では、市民から賛否それぞれの意見が出た。

 市は、2014年度の開館を目指している。「一流の公演を呼ぶには必要」(市交流・文化施設建設準備室)という1700席程度の大ホールに、市民ギャラリーも備えた美術館、文化講座や式典に使える多目的ホールなどが計画に盛り込まれている。

 計画地の日本たばこ産業上田工場跡地(上田市天神)は、JR上田駅西の千曲川沿いにあり、約20万平方メートルの敷地には、大型ショッピングセンター「アリオ上田」(仮称)や上田警察署新庁舎、住宅地の建設も予定されている。

 総事業費は135億円。市は、合併特例債やまちづくり交付金を利用することで、最終的な負担を43億円に抑えられると説明する。だが、試算では、施設の運営で年間3億1400万円の“赤字”が生じる。市債残高は、ピーク(03年度)より135億円減ったものの、687億円(08年度)あり、新たな負担を懸念する声も少なくない。「交流・文化施設整備について考える会」の倉石貞子代表(82)は「施設は必要だが、建設費や維持費を抑えて、教育や福祉にまわすべきだ」と訴える。

■地域医療

 上小地域の医療の中核、国立病院機構長野病院(上田市緑が丘)では以前、常勤医約50人の態勢を維持していた。だが、04年度の新医師臨床研修制度導入に伴い、大学病院が全国的に医師を引き揚げた頃から、同病院の医師も減り始め、今では36人。08年8月からは、お産の取り扱いを休止している。産科の人材を確保するため、上田地域広域連合と市は、長野病院に勤める産婦人科医への研究資金貸与や住宅手当支給、市産院に勤める助産師への研究資金貸与などの制度を設け、これまでに医師と助産師が1人ずつ制度を利用している。

 3月5日には、長野病院と信州大病院、上小地域の自治体が、医療研究や教育に関する協定を結んだ。長野病院は今年秋、院内に「地域医療教育センター」を設置し、信州大から派遣される指導医や後期研修医が診療の傍ら、研究にも従事できるようにする予定だ。同病院の野村俊正事務局長(55)は「ようやく自治体と医療機関が足並みをそろえて、第一歩を踏み出した」と話す。

■雇用

 製造業の多い上田市にとって、08年秋以降の世界同時不況の影響は大きかった。上田公共職業安定所(上田市天神)には今も、開所前から列ができる。今月上旬、同職安に来ていた市内の男性(47)の場合、昨年1月に勤め先の機械部品会社が倒産。その後は、工場でパートの仕事をしているが、契約が切れるたびに職安に足を運ぶ。「厳しい状況は一向に変わる気配がない」と表情はさえない。

 市は今年度、公園清掃などの非常勤職員を延べ175人採用した。昨年8月からは、離職者を雇用した企業に1人あたり30万円補助しており、106社で181人が新たに採用された。

 だが、上田職安管内の今年1月の有効求人倍率は0・33倍で県内で最低。08年秋以降、全国平均や県内平均を下回ったままだ。長引く不況への対応が、さらに求められている。

(2010年3月20日 読売新聞)

1260チバQ:2010/03/20(土) 22:21:17
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/100320/szk1003200257001-n1.htm
自民県議の会派離脱、動きなし 静岡
2010.3.20 02:57
 自民党県連県議団会議は19日開かれ、5月17日に開く党県連大会や県連役員の選考委員会の設置について協議した。一部議員が、県議会第2会派の「自民党県議団」を離脱して第3会派の「自民改革会議」に合流する問題は協議されず、議会や党役員人事が決まる5月中旬ごろまでに決着する見通しとなった。

 この日、両会派は県議団会議のほか、それぞれ議員総会を非公開で開いた。最終的に会派離脱に向けた動きはなかったが、水面下では離脱、合流に向けた動きがある模様だ。

 会議後、取材に対し、議員らは会派離脱問題に関して明言を避けた。自民党県議団から離脱の意向を示している議員の一人は「今夏の参院選をはじめとする政局を乗り切るためにも、党として両会派を統一すべきだ」と話した。

1261名無しさん:2010/03/24(水) 11:01:31
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001003240002

県財政めぐる意見書 民・自 互いに発案へ
2010年03月24日

 県議会(45人)の自民会派「県政自民クラブ」(30人)と民主系会派「県民クラブ」(7人)が、9年ぶりに同じ案件に対して異なる意見書案を25日の県議会に発案することがわかった。県財政についての意見書で、互いの政党を批判する内容。自民が、鳩山政権の政策を批判したことに民主が猛反発。「夏に参院選もあり、看過できない」と対案を用意した。
 自民の意見書案は鳩山首相を名指しして「行財政改革の努力を放棄し、一方的に地方に痛みを押しつけている」と主張。子ども手当や高校授業料の無償化での地方負担などを「政権が標榜(ひょう・ぼう)する地域主権を自ら否定するものだ」と批判。「地方財政の悪化を招く行為を慎む」ことを求めた。自民県連幹事長の猫田孝県議は「鳩山政権がやっていることはおかしい」と話す。
 これに対し、民主は「民主政権に批判的な文言が多い」と強く反発。対案では「小泉政権での『三位一体の改革』で地方は疲弊し、格差が拡大した」と指摘。現行の地方交付税などでは厳しい地方財政に対応できないとして、国庫補助金を民主が求める一括交付金に改めるように求めた。民主県連幹事長の伊藤正博県議は「対案は異例の措置だ。国への意見書は超党派で発案するのが慣例だったが、今回は見逃せない」。
 意見書案は県議会最終日の25日に議決され、過半数を占める自民会派の意見書案が採択される見込み。県議会事務局によると、同案件で異なる意見書案が発案されるのは、2001年6月の道路特定財源に関する意見書案以来という。(鷹見正之)

1262名無しさん:2010/03/24(水) 11:14:28
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20100324/CK2010032402000021.html?ref=rank

【岐阜】
民主系県民クラブ、意見書対案提出へ 自民の政権批判に対抗
2010年3月24日

 県議会の民主党系会派の県民クラブは23日、定例会最終日の25日に、自民党系の県政自民クラブが鳩山政権の政策を批判する意見書案を提出するのに対抗し、会派として初めて意見書の対案を出すことを決めた。参院選を控え、民主・自民の応酬が地方議会でも活発化してきた。

 自民クは最大会派で30人、県民クは第2会派で7人。勢力に差はあるが、文言を変えるなど会派間の調整で意見書案をまとめるのが通例だった。議会事務局によると、対案の提出に至るのは例がないという。

 今回、県民クが問題視するのは、自民クの「地方財政の安定等を求める意見書」と「地方の声を直接聞く仕組みの構築を求める意見書」の2案。

 自民クは「地方財政」で、国出先機関の地方移管で人件費の地方負担があるかのような首相発言を取り上げて「地方に痛みを押しつける」と批判。「地方の声」では、民主党が地方自治体の陳情先を党幹事長室に一本化していることに、地方の不満が多く、憲法で保障される請願権を脅かすと指摘する。

 県民クは「趣旨は理解できるが、あまりにストレートな政権批判で容認できない」(伊藤正博幹事長)と、対案を決定。地方財政に関して危機の要因を自民・小泉政権の三位一体改革だと強調し、地方の声を聞く「国と地方の協議の場」の法制化を急ぐよう求めるなど、民主の政策に沿った内容を盛り込む。

 参院選をにらみ、国会で展開されている自民・民主のつばぜり合いが県議会でも表面化した格好。他会派の議員は「自民は鳩山政権を、民主は小泉政権をそれぞれ批判し合っているだけ。参院選に向けた思惑もあるだろうが、国民・県民の方を向いていると言えるのか」と疑問を投げかけた。 (大橋洋一郎)

1263名無しさん:2010/03/24(水) 12:12:44
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20100324ddlk21010005000c.html

県議会:批判意見書の応酬 自民ク一部が鳩山政権 民主系県民クは小泉を /岐阜

 ◇あす提出へ

 県議会最大会派で自民党系の県政自民クラブの一部議員が、鳩山政権の政治姿勢や法案を批判する2件の意見書を25日の本会議に提出する準備を進めている。参院選を控え、地方から巻き返しを図る狙いとみられる。一方で民主党系の県民クラブは、小泉政権への批判を盛り込んだ意見書を同じ日に提出し、対抗する構え。

 県政自民クラブの議員が提出予定の「地方財政の安定等を求める意見書」は、鳩山政権が進める子ども手当や高校授業料無償化について、一部に地方の負担を残したことに異議を唱える。「地方の声を直接聞く仕組みの構築を求める意見書」は、民主党幹事長室への陳情一元化を批判。いずれも自民、公明両党の県議が賛同するとみられ、「地方の声」意見書は共産党の県議も賛同する見込み。

 これに対し、県民クラブ所属の7議員も、小泉政権批判を交えた「地方財政制度の抜本的な改革を求める意見書」と、国と地方の連携を求める「地方主権の確立に関する意見書」を提出予定。同クラブの伊藤正博代表は「かつては党派を超えて地方の声を国に届けようという姿勢が各会派にあったが、今では崩れつつある」と話している。【山田尚弘】

毎日新聞 2010年3月24日 地方版

1264名無しさん:2010/03/24(水) 16:53:45
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20100324ddlk21010011000c.html

二重計上:民主・自民の2県議、領収書をコピーし経費計上 /岐阜

 民主党県連幹事長の伊藤正博県議(59)と自民党県連政調会長の玉田和浩県議(66)が、08年分の政治資金収支報告書に添付した領収書のコピーを同年度の政務調査費(政調費)の収支報告書にも添付していた問題で、伊藤氏の事務所が二つの報告書に張った領収書のあて名を書き分けていたことが分かった。

 この問題では、伊藤氏は、後援会の政治資金収支報告書に機関紙の郵送費として添付した計69万1845円分の領収書のコピーを政調費収支報告書にも同じ名目で張り、約6割の41万5107円を政調費の支出と報告。県政報告のちらしの発行代9万6600円分の領収書のコピーも両報告書に添付していた。

 機関紙の郵送費は、政治資金収支報告書の領収書のあて名は後援会名の「伊藤まさひろを育てる会」とされていたが、政調費収支報告書の領収書は一部を消し「伊藤まさひろ」となっていた。伊藤氏は「後援会の名前のまま政調費を請求するのはまずいと事務員が判断したのだと思う。機関紙の内容から4割が政治資金、6割が政調費、ちらしは政調費とすべきだった」と話し、近く修正する方針。

 玉田氏は、政調費収支報告書と政治資金収支報告書の両方に、機関紙の発行代として、10万9725円分の振込受付書のコピーを添付しており、「数日中に修正する」としている。【山田尚弘】

毎日新聞 2010年3月24日 地方版

1265チバQ:2010/03/25(木) 12:12:05
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010032590103304.html
名古屋市改革 春の乱 市長と議会、再び激突
2010年3月25日 10時33分

修正された予算案に賛成し起立した議員ら。後方右は河村市長=24日午後、名古屋市議会


 河村たかし名古屋市長の公約だった恒久減税に、市議会は「1年だけ」とのくさびを打ち込んだ。「名古屋の恥だ。残る対抗策は市民の判断しかない」と気色ばむ河村市長。支援グループは24日、意を受けるように団結して市議会の解散請求(リコール)に必要な署名集めに取り掛かると宣言したが、有権者らからは市長と市議会双方に注文が相次いだ。

 24日の本会議で、2010年度予算案や議会改革条例案などを否定された河村市長。減税を10年度に限定する条例案が可決されると「世紀の大暴走だ」と語気を強めた。

 同日夕、河村市長を支援する6グループが記者会見。「ネットワーク河村市長」(仮称)を立ち上げ、団結して署名集めに向けた準備に入ると発表し、「市民と市議会の対立だ」と声を上げた。

 グループは、河村市長の後援会「ハトの会」や「河村サポーターズ」のほか、中小企業経営者や税理士でつくる団体などで、総勢1万人を超える。署名集めの実動部隊となる約1000人を確保しており、5月をめどに5000人に達した時点で着手するという。

 6グループは「ことごとく市長案を否定する市議会は不信任案を提出すべきだ。市民と市議会の対立だ」との共同声明を発表。ハトの会の長谷川守男会長は「減税や議会改革への市議会の対応を見て、立ち上がるしかないと思った」と話した。本会議を終えた河村市長は「改革には時間がかかる。市民がリコールに動きだしたのは大変いいこと」と、こわばりがちだった表情を緩ませた。

 一方、民主市議団の吉田伸五団長は「署名は簡単には集まらないでしょ」と冷静な反応。自民の桜井治幸団長は「任期満了まで1年しかないのに、どれだけの意味があるのか」とけん制した。

(中日新聞)

1266チバQ:2010/03/27(土) 09:37:26
>>1223
http://mainichi.jp/area/mie/news/20100324ddlk24010331000c.html
課題の深層:’10名張市長選を前に/上 地域医療 /三重
 ◇救急搬送、4病院「ノー」 医師不足著しく
 名張市長選が28日告示される。現職の亀井利克氏(58)と、新人で元国交省近畿運輸局次長の辻安治氏(52)が立候補を表明している。次期市長には、危機的状況にある救急輪番制や財政難などの問題解決が求められる。告示を前に、課題の深層を探った。【宮地佳那子】

 2月末の夜、名張市の40代女性は一緒にいた友人女性の突然の発作、手足の震えに救急車を呼んだ。すぐ到着したが、その日の2次救急輪番病院に受け入れが断られ、搬送先が決まらず、約30分も止まっていた。救急隊員に「なんとかしてよ」と思わず叫んだ。

 女性は「何軒か病院に電話していたみたい。救急隊員に怒りをぶつけたのは悪かったけど、その時は必死だった」と話す。結局、津市の病院に搬送された。友人は過呼吸で命に別条はなかったが、「他県での妊婦のたらい回しは聞いていたけど自分の町でもこんなことがあるなんて。いつ我が身に降りかかるかわからない」と不安がる。

 名張市栄町の無職、井上征紀さん(70)も深刻な経験をした。昨年4月の深夜、腹部に激しい痛みを感じ眠れず、翌朝午前9時の診察開始とともに近くの開業医に駆け込んだ。診断は急性胆のう炎。医師は「いつ、胆のうが破裂するかわからない。すぐに手術ができる病院に入院しないと大変なことになる」と告げた。

 医師は井上さんの目の前で、伊賀地域で設備の整った名張市立、伊賀市立上野総合市民など4病院に電話をした。しかし電話口ですべて「ノー」。ベッドが空いていないなどの理由だったという。

 伊賀地域をあきらめ、幸い奈良県の病院に空きを発見。即日入院し、手術後の5月末に退院した。井上さんは「財政難も医師不足もわかる。しかし患者はその時になったら、どうのこうの言っていられない」と訴える。

 名張市消防本部では、1日平均7、8回の救急搬送要請があり、救急車5台がすべて出動することもある。長谷川良行・警備第1室長(55)は「受け入れ先が決まらず、1時間以上現場にいることもある」と話す。患者をなだめながら、20以上の病院に電話したことも。大阪方面まで搬送するケースもある。

 しかし、救急搬送要請のうち、軽症者は約6割を占める。市は応急診療所の利用や、開業医への相談を薦めるが、井上さんは開業医の診察を受けるにも2時間待ち、「市は開業医に頼らずにきちんと対応して」と訴える。一方で、名張市立の医師は28人(02年)から、現在24人に減るなど伊賀地域の医師不足は著しく、時に36時間連続勤務する勤務医の疲弊も深刻だ。

 08年から続く輪番制が危機的な状況のなか、亀井氏は「公立病院で機能分担し、救急医療を担う急性期病院に医師を集める」、辻氏は「名張市立病院単独での救急医療を目指す」と主張する。市民が安心できる医療体制を、一刻も早く作らねばならない。

〔伊賀版〕

1267チバQ:2010/03/27(土) 09:37:56
http://mainichi.jp/area/mie/news/20100325ddlk24010330000c.html
課題の深層:’10名張市長選を前に/中 財政 /三重
 ◇土地区画整理事業で悪化 市民サービス縮小
 「歯医者に行くにも出費が痛い」。精神障害者保健福祉手帳2級の名張市内の40代男性は嘆いた。

 「福祉の理想郷」を目指してきた市は08年8月まで、1〜3級の精神障害者の医療費を全額助成してきた。しかし財政難のため、同9月から条件を見直し、昨年9月からは2、3級は、自己負担額の半額を支払わなければならなくなった。男性は低所得のため自立支援医療もあり、精神障害の通院負担は月1250円までだが、歯科治療など、精神通院以外の医療費が家計に響くようになった。

 財政悪化は、このほか、ごみ袋の有料化などさまざまな形で市民サービスの縮小となって表れた。

 その原因の一つは、100億円以上を投じた近鉄名張駅周辺開発の「中央西土地区画整理事業」だ。94年、1平方メートルあたり10万8500円で売却を見込み、鴻之台・希央台地区などで保留地計約2・2ヘクタールを整備。08年に完了したが、いまだに一般販売保留地(当初計49区画、約1・6ヘクタール)の17区画に「売地」の看板が立つ。値崩れが続き、それらが全部売れても、赤字は12億円以上になる見込み。希央台2の保留地を購入した30代の女性は、子どもが高校生になり、家が手狭になったため、07年12月に市内から移り住んだ。しかし地区の一戸建て入居者は数軒にとどまり、「周りの家が少なくてさみしい」とこぼす。

 亀井利克市長は02年の就任早々、「財政非常事態宣言」を出し、財政立て直しを急いだ。実質公債費比率はわずかに改善したが、財政調整基金残高は10年度当初予算で2億3287万円になり、県内ワーストクラス。市立病院の赤字も追い打ちをかける。景気後退による業績や雇用の悪化で、法人市民税収は前年度当初比約21・6%減という。

 一方で昨年、旧長瀬小にヤマト運輸のコールセンターを誘致するなど、明るい兆しもある。亀井市長は3選へ向け「3年以内に500人以上の雇用を創出する」と訴え、新人の辻安治氏は「名阪国道直結道路の開設」を主張し、企業誘致や観光振興を狙う。

 皇学館大学社会福祉学部の岩崎利彦准教授(経済学)は「収入がないため、いきなりサービスを減らすというのはおかしい。サービス充実のためなら負担増は仕方ないという市民もいる。まずは情報公開して、市民にサービスを選択させなくてはならない」と指摘する。「財政難という言葉で市民に不安をあおっている」という声もある中、まずは財政の中身を市民にわかりやすく知らせる責任もある。【宮地佳那子】

〔伊賀版〕

1268チバQ:2010/03/27(土) 09:38:24
http://mainichi.jp/area/mie/news/20100326ddlk24010320000c.html
課題の深層:’10名張市長選を前に/下 皇学館跡地問題 /三重
 ◇撤退で揺れる福祉現場 学生パワー確保難しく
 「このままだと廃業する」

 名張市上本町の「よってだーこ4号店」代表で、皇学館大学名張学舎の社会福祉学部3年、増亦覚さん(21)は、学舎が撤退する来年3月に同店は閉店せざるを得ないと話す。

 よってだーこは、名張地区まちづくり推進協議会が管理し、ボランティアらが運営する住民交流施設で、旧町に9店ある。4号店では同学部生計11人が、週2、3回喫茶店を営業。昨年は地域住民、観光客など計約200人が立ち寄った。今年2月からは毎月「マージャン大会」もしている。

 同じく同学部生が運営する5号店(榊町)では、地域の知的障害児らを対象に年7、8回活動してきた。6月には七夕飾りを、10、11月の「隠(なばり)街道市」では、みたらし団子をつくった。撤退を前に、参加学生は前年度から半減したが、同店総括の2年、西村千明さん(20)は「他の活動もあり両立が難しい。でも保護者も楽しみにしてくれているので、やめるわけにはいかない」という。

 市内の複合福祉施設「はなの里・第2はなの里」でも、これまで同大卒業生4人を採用、学生アルバイトも雇ってきた。4号店では第2はなの里に、喫茶店の出張もしている。福本房生・はなの里施設長(67)は「学生は思いが強く、一生懸命やってくれている」と撤退を残念がる。

 小学校にも撤退は影響する。比奈知小の学童クラブ「ともがき」は、05年の設立当初から同学部生を毎年、バイト採用してきた。卒業などで辞める場合も、後輩を紹介するなどして安定して採用できた。共働きの家庭が増え、学童希望者は増えるばかり。西野道子指導員(59)は「学生は体力も理解もあって、子どもたちと思い切り遊んでくれる。撤退後はどう人を確保しようか困っている」と話す。

 同学舎では現在550人が学んでおり、卒業生は来年3月に計2232人になる見込み。多額の税金を投入した同学舎の跡地に、亀井利克市長は近畿大学工業高等専門学校(熊野市)の誘致を進めており、「産官民学の連携による地域活性化が期待できる」と力説。辻安治氏は「近大高専がふさわしいか、最終的には住民の意見を聞いて決めたい」としている。

 4号店では、4月からは名張小に出向き、勉強を教えたりするボランティアを企画している。増亦さんは「最後の年、悔いのないようにしたい」と話す。少子高齢化が著しい同市で、地域活性化に貢献してきた皇学館なしに今後の福祉政策をどうするのか、考えていかねばならない。【宮地佳那子】

〔伊賀版〕

1269チバQ:2010/03/27(土) 09:41:52
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1116734086/1211
皇学館大:社会福祉学部、名張から撤退 「地元に貢献」関係者驚き /三重
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1116734086/1425
大学が消える:皇学館撤退 跡地利用、近大と交渉へ−−名張市 /三重

1270名無しさん:2010/03/28(日) 21:57:37
近藤浩のポスターを見たんですが、
活動再開なのかなあ

1271名無しさん:2010/03/29(月) 00:38:45
>>1252(`・ω・´)っ
函南町長選挙
森延彦8785票自民・連合
千石貞幸8093票民主系
 
確定
 
※連合=民主支持母体

1272チバQ:2010/03/29(月) 12:53:38
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100329ddlk20010144000c.html
選挙:小川村長選 伊藤氏が初当選 2票差で大日方氏破る /長野
 任期満了に伴う小川村長選は28日投開票され、新人で元衆院議員秘書の伊藤博文氏(61)=無所属=が、現職の大日方茂木氏(63)=同=を破って初当選を果たした。当日有権者数は2680人(男1274人、女1406人)で、投票率は90・07%。無投票は12票。

 伊藤氏は昨年12月の出馬表明以降、前回村長選で自立か合併かで揺れた同村の「融和と発展」を主張。農業振興公社の設立による自主財源確保などを掲げて、支持を広げた。前回35票差で初当選した大日方氏は1期目の村財政健全化などの実績を強調し、若者定住住宅建設などの地域活性化策を訴えたが及ばなかった。【小田中大】

==============

 ◇小川村長選開票結果=選管最終発表
当 1202 伊藤博文  61 無新

  1200 大日方茂木 63 無現

==============

 ◇小川村長略歴
伊藤博文(いとう・ひろふみ) 61 無新(1)

 農業[歴]毎日新聞記者▽衆院議員政策秘書▽亜大

1273チバQ:2010/03/29(月) 18:40:31
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001003290008
函南町長に森氏当選
2010年03月29日

 函南町長選と町議補選(被選挙数1)は28日投開票され、無所属新顔で元副町長の森延彦氏(63)=自民党町支部、連合静岡など推薦=が、無所属新顔で元県議の千石貞幸氏(71)を破って初当選した。当日有権者数は3万1312人で、町長選の投票率は54・39%(前回54・22%)。


 森氏は、前町長の路線を継承しつつ、政策として子育て支援や中心市街地活性化、文化・スポーツ振興などを訴えた。県職員時代に都市計画畑に長く携わった実績を強調し、「東駿河湾環状道路の完成が見えた今は、街づくりの最大のチャンス」と主張した。


 地元JAや建設業団体、企業労組など多くの団体からも推薦を受けた。また、地区単位に張り巡らせた組織を生かし、支持を広めた。


 千石氏は、団体推薦などを一切断り、草の根選挙を展開。計画中の図書館・子育て支援センター複合施設などのハコモノ計画見直しなどを訴えたが、一歩及ばなかった。

1274チバQ:2010/03/29(月) 18:43:12
>>1245-1247>>1259
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001003290003
現職の母袋氏が再選―上田市長選
2010年03月29日


 上田市長、市議選(定数31)は28日投票され、即日開票の結果、市長選は現職の母袋創一氏(57)=無所属、民、自、公推薦=が、ともに新顔で無所属の上小労連議長西沢弘行氏(62)と、旅館経営今井和昭氏(78)を破り、再選を果たした。投票率は62・04%だった。36人が立候補した市議選も深夜まで開票作業が続いた。当日有権者数は12万8481人。(鈴木基顕)


 再選を決めた母袋氏は、同市中央東の選挙事務所で、集まった支持者らに「4年間しっかりと足元を見つめ、未来に向けて新上田市を示していきたい。医療、観光などの課題に広域で議論し解決していきたい」と語った。


 母袋氏は、旧上田市長として初当選。合併後の新市長1期を「揺籃期(よう・らん・き)」、再選後の2期目を「成長・発展期」と位置づけた。「『上田』の創造と挑戦」をキャッチフレーズに掲げ、これまでの実績を背景に「生活快適都市」「健康元気都市」「文化の薫る創造都市」の実現などを訴えた。


 民主、自民、公明各党の推薦に加え、後援会組織も市内に約150支部を設けるなど、幅広い支持を背景に、優位に選挙戦を進めた。


 西沢陣営は、現市政に批判的な市民らでつくる「ほっとハート上田」と、上小労連や共産党などが参加する「明るい上田市政をつくる市民の会」を母体に、無党派層への浸透を目指した。交流・文化施設計画の凍結、見直しなど、現市政に対する批判票の取り込みを狙った。「市民力を生かした市政」などと訴えたが、立候補表明が告示約1カ月前と出遅れたことなどが響いた。


 今井氏は、観光振興による地域経済の活性化などを訴えたが、支持を広げることが出来なかった。


 市議選には現職23人と新顔13人、党派別では民主2、公明4、共産4、無所属26の計36人が争った。投票率は62・04%だった。




 ●小川村長には新顔の伊藤氏


 小川村長選は28日投開票され、新顔で元衆院議員秘書の伊藤博文氏(61)=無所属=が、現職の大日方茂木氏(63)=同=を破り、初当選した。当日有権者数は2680人、投票率は90・07%(前回90・97%)だった。


 伊藤氏は「村民の融和を図りたい」と訴え、支持を広げた。大日方氏は福祉の充実を訴えたが、及ばなかった。



 ●山形村新議員決まる


 山形村議選(定数12)は28日に投開票があり、新議員が決まった。当日有権者数は6872人、投票率は73・06%(前回74・61%)だった。

1275名無しさん:2010/03/29(月) 22:33:03
>>1272(`・ω・´)っちょw一票の重みでしょうね。
票の再集計とか求めてもおかしくないレベルですが。。

1276名無しさん:2010/03/30(火) 10:27:08
>>1273
仙石氏は県議当選後に県議会の民主系会派である平成21に入りませんでした。
「民主党は連合の支援を受けているのが気に入らない。」とも公言していました。
その結果、連合は森氏を推薦。
仙石氏は民主と一線を引いた事が良かったのかどうかは判りませんが、よくあれだけの得票をしたものです。

1277チバQ:2010/03/30(火) 12:15:18
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100330ddlk20010008000c.html
選挙:小川村長選 2票差で落選、大日方氏陣営が異議申し立てへ /長野
 わずか2票差で新人の伊藤博文氏(61)が現職の大日方茂木氏(63)に競り勝った小川村長選(28日投開票)は、一夜明けた29日、敗れた大日方氏陣営が「疑問票の扱いに異議がある」と主張。30日にも村選管に異議を申し立て、票の数え直しを求める意向だ。35票差だった前回選に続いて、村を二分した村長選の結果をめぐって、混乱が起きている。

 村選管によると、28日夜の開票作業の終盤に、判別が難しい疑問票2票だけを残して、伊藤氏と大日方氏が1200票で並んだ。両氏陣営の各1人と村選管の1人の立会人計3人が票を確認。2対1で「2票とも伊藤氏の票」と判定し、伊藤氏を当選としたという。

 しかし大日方氏陣営の立会人は「納得できない」と反発し、29日に辞任。同日の村選管の選挙会では別の立会人を選び、伊藤氏に当選証書を出す異例の事態になった。

 問題の2票について大日方氏陣営の関係者は「ミミズの様な字でとても読めない」と主張。他の伊藤氏の得票にも疑いがあるとして数え直しを求めている。一方、伊藤氏陣営から立会人になった男性は「(疑問票が)どちらの候補かと聞かれれば明らかに伊藤氏だ」と話す。伊藤氏本人は「これだけの小差なので異議申し立てが出るのは仕方ない。選管の適切な判断を待ち、これを宿命ととらえて村の融和を図りたい」と静観している。

 公職選挙法は、当選の判定に異議がある場合、当選告示から14日以内に文書で異議申し立てをすると定め、選管は30日以内に回答する努力義務がある。【小田中大】

1278チバQ:2010/03/30(火) 21:31:35
2006年 小林村長選挙 
2006年03月26日投票
1327 大日方 茂木 新
1292 鎌倉 晨弥  現

1279名無しさん:2010/03/31(水) 07:04:21
政界のドルジも不出馬宣言ですね

1280チバQ:2010/03/31(水) 21:23:30
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000141003260001
【攻防 知事との距離】


自民、割れて揺れて
2010年03月26日


自民党県議団の新年会に招かれ、あいさつする川勝平太知事=1月5日、静岡市内

 毎年恒例の自民党県議団新年会。1月5日夜、静岡市内のホテルに招かれた川勝平太知事(61)は、上機嫌であいさつのマイクを握った。


 「富士山の日の条例も皆様のおかげでできました。大変感謝しております」


 昨夏の知事選で、民主党の全面支援を受けた川勝知事は、自民党が推す坂本由紀子前参院議員と真っ向からぶつかった。県議会最大会派の自民党県議団が野党に転じた「政権交代」から半年足らず。この日の顔ぶれに、親知事路線をとる自民党県議団とたもとを分かった自民改革会議の議員の姿はなかった。


    ■


 新年会から約3週間後。県連元幹事長の中谷多加二県議(59)が地元浜松市天竜区で開いた後援会の集会で、川勝知事は熱弁をふるっていた。


 「天竜川を世界文化遺産にする運動を起こし、リニア新幹線が走ることが日本のためになる。中谷先生と一緒にプロジェクトを起こせる」


 昨年11月の会派分裂の際、当初は改革会議に加わる動きをみせていた中谷氏だが、結成当日に一転して数人の県議と自民党県議団に残った。「中山間地の振興に熱心な知事は地元で評判がいい。『反知事』と思われるのは困る」


 同じく後援会に知事を招いた中沢通訓県議(65)は、知事が新年度予算で、自民党がこだわる地域道路整備費と私学助成を前年度並みに維持したことに、「配慮」を感じ取った。来春に控える県議選は、民主系候補者が増え激戦が予想される。「親知事か反知事か、選挙の時にどちらが有利かは明らかだ」


    ■


 3月5日の県議会定例会。登壇した改革会議の大石哲司県議(70)は静岡空港をめぐる知事の対応を取り上げ、「知事の発言に違和感、危機感を感じている」と切り込んだ。会派設立の中心メンバーである大石氏は、空港部廃止や富士山の日条例でも知事に異論を唱えてきた。


 ただ、中谷氏らの残留により土壇場で少数派になった改革会議の存在感は薄れがちだ。「反知事ではなくあくまで是々非々」と主張する改革会議は、「知事の足を引っ張っていると思われては困る」(大石氏)と立ち位置に苦慮しているのも事実だ。知事との予算折衝では、同会議が「ふじのくにづくり全力投球を期待します」と書いたパネルを手渡す場面もあった。


 再質問に立った大石氏は「後世に残る空港を作るんだという知事の気持ちが伝わった。過去の経緯は今回で終わりにしたい」と述べたうえで、改革会議に対して知事が周囲で発言している「抵抗勢力」というレッテルを外すよう求めた。


 新しい正副議長や県連役員の選考を迎え、会派統一の提案も上がり始める中、知事とのスタンスの取り方は語られなくなった。昨年末の県連大会で、会派分裂を批判した矢岸克行・三島市支部長(62)は嘆く。


 「たとえ野党でも数の力をうまく使えば、知事から最大限の配慮を引き出せたはずなのに」


    ■


 間もなく川勝知事のもとでの新年度が始まる。就任以来約9カ月間、それぞれの思惑と共に知事との距離を巡る様々な「攻防」を繰り広げてきた人々がいた。

1281チバQ:2010/03/31(水) 21:24:02
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000141003290002
【攻防 知事との距離】


理想掲げ民間混乱
2010年03月27日


JR沼津駅高架事業をめぐる推進、反対両派の市民が知事を挟んで訴えた=1月23日、沼津市原の松蔭寺

 浜松市天竜区で2月に開かれた知事広聴会。「高い建物を建てる必要はない。家と庭が一体となったここはドリームランドになる」。川勝平太知事が熱っぽく語る中山間地の将来性に、180人の地元住民は聴き入った。


 観光と農林政策に力を入れる川勝知事は、広聴会のために高齢化や過疎化が進む地域に足を運ぶことが多い。知事と直接言葉を交わした地元自治会連合会長の和田節男さん(70)は「知事は神的な存在だったが、こうして対談できるのはすばらしい」と、知事の「理想郷づくり」を手放しで称賛した。


 一方、その理想に振り回される人たちがいる。県が打ち出したJR沼津駅北側のコンベンション施設建設計画。事業提案を担う「大和ハウス工業」の担当者は今年初め、県職員の言葉に耳を疑った。


 「知事がマンションは必要ないと言っている」


 同社は、県が求める会議場やホテルと一緒にマンション建設も提案し、昨年3月に採用された。ところが、知事が代わった途端、見直しを迫られた。東海地震の可能性から「マンション型の住まい方が反省される」。それが理由と説明された。


 「相談に応じていく」とする同社だが、これまでの準備作業は根本から見直さなくてはならず、来年度中に予定していた着工は1年ほどずれ込みそうだ。


    ■


 理想を掲げ、行動に移す。そんな知事の姿勢が人気を呼ぶ一方で、経済界からは理想と現実のズレを危ぶむ声が出始めている。


 沼津市内の名刹(めいさつ)松蔭寺で1月23日、川勝知事をはさんで、JR沼津駅高架事業をめぐる推進、反対両派の地元住民計20人が向かい合った。現役知事が直接地権者らの声に耳を傾けるのは、1988年に事業が提案されて以来初めてのことだった。


 長い住民対立の原因となったのは、高架化に伴って移転する貨物駅の土地収用問題。ところが、知事が突如掲げた「新貨物駅不要論」に従えば、障害は一気に減る。「すばらしい意見」(推進派)、「しがらみのない知事」(反対派)。知事を持ち上げる意見が両派から相次いだ。


 納得できないのが、貨物駅を使うJR貨物だ。


 JR貨物の国内貨物シェアは0・7%で、沼津駅の取扱量はJR貨物全体の300分の1にすぎないから不要。こんな知事の論法に、同社の小林正明社長は「沼津駅は東部地域500社の荷物を扱い、トラックでは運べない物もある。比率が低くても十分地域に貢献している」と反論。高架化を進める県の求めに応じて移転を決めた経緯を強調した。


 ある経済人は知事の姿勢に危機感を抱く。「学者さんで理念先行だ。言っちゃってからやろうというところもあり過去の経緯も無視する」


    ■


 この春、県内の企業トップらでつくる県経営者協会は、知事と定期の懇話会を立ち上げる。知事と直接的なパイプを持つ経済人がほとんどいないとされる中、業界の声をいつでも伝えられる関係を築くのがねらいだ。


 松浦康男会長(68)はくぎを刺す。「知事の話を聴くのではない。私たちの話を聴いてもらう場にする」

1282チバQ:2010/03/31(水) 21:24:32
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000141003290003
【攻防 知事との距離】


首長の思惑、空転
2010年03月28日


こども入院費助成について、川勝知事(左)に各市町同等の助成を求める小嶋・静岡市長(中央)と鈴木・浜松市長=1月22日、県庁

 突然の方針転換に、静岡市は「政権交代」が起きた現実を思い知らされた。今年初め、川勝平太知事は老朽化した県営草薙体育館(静岡市駿河区)を隣地へ建て替える意向を表明した。


 静岡市は2008年、JR東静岡駅北側の市有地に同体育館の代替施設として多目的アリーナの誘致を表明。要望書を受け取った石川嘉延前知事の反応に「手応え」を感じると、必要な条例改正も一気に進めていた。


 「事前に我々に話がなく、はなはだ遺憾だ」。アリーナ構想の転換を突きつけられた小嶋善吉市長(62)は2月下旬、地元選出の牧野聖修・民主党衆院議員(64)をパイプ役に伴い知事との会談に臨んだ。新たに建設費の一部を市が負担する「譲歩案」を持ちかけ、再考を迫った。だが、知事は首を縦に振らなかった。


 そもそもアリーナ構想は、静岡市が旧清水市との合併に伴って市の新庁舎を東静岡に移転するという計画が行き詰まった末に浮上した。知事はそうした「過去の経緯」を、「アリーナ構想には、明確なグランドデザインが感じられない」とばっさり。代わりに、同じ場所に大学や研究機関を集中させる「大学街」構想を描いてみせた。


    ■


 独自の理念を掲げて政策を推し進める川勝知事だが、市町との連携不足も露呈している。


 知事のマニフェストに沿って新年度から始める子ども入院費の市町助成。市町からは、中学生までの助成拡大に賛同する一方で、件数が圧倒的に多い通院費が対象から外れたことや所得制限を設けたために市町の業務が煩雑になることへの不満が根強い。


 厳しい財政事情のなか、対象拡大は市町の負担も伴うのに、県から方針が説明されたのは予算編成作業が進んでいた昨年12月下旬。すでに独自に小学2年までの助成拡大を決めていた熱海市は、さらなる負担増は厳しいとして県の方針には乗れないと判断した。結果的に市町間で格差が生じることになった。


 県市長会会長の小嶋市長は「市町の負担が伴う施策だ。事前にもっと話し合いの場を持たないといけない」と苦言を呈する。


    ■


 一方で、川勝知事のスタイルを好意的に受け止める首長もいる。県はこども入院費助成にあたって、当初は政令指定都市の静岡、浜松両市を助成対象から外していた。ところが、両市長が「市民は、他の市の市民同様、同じ県民税を払っている」と見直しを求めると、知事は、すぐに6分の1の補助率をつける譲歩を見せた。理由は、「子ども第一主義」を掲げ、乳幼児や児童に手厚い施策を実践する鈴木康友・浜松市長(52)らの姿勢に基づく主張に賛同したからだという。


 以前から知事と親交のある鈴木市長は言う。「これまでは、すべて県の指示の下だった。今は、やりとりができる。納得さえしてもらえれば対応は早い」

1283チバQ:2010/03/31(水) 21:25:00
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000141003290004
【攻防 知事との距離】


きしむ県職員・議員
2010年03月29日


就任して間もない川勝知事(左)のあいさつを受ける平成21の幹部たち=2009年7月16日、県庁

 5日、県職員を名乗る匿名の投書が自民党県議団の吉川雄二県議(58)のもとに届いた。「知事は職員の能力を低位に見ている。職員が知事に振り回されてあちこちでつぶれています」


 前日の県議会。吉川氏は知事肝いりの「富士山の日」の休日化に教育現場が戸惑っていることを指摘していた。「真に議論を尽くしたか。チーム川勝はピッチャーからキャッチャー、監督まで本人がやっている」


 川勝知事に率いられ、同時に支える県職員は約4万人。ぎくしゃくした関係はなかなか解消されない。


 川勝知事は昨年7月の就任直後、石川嘉延前知事が日本航空と結んだ福岡便搭乗率保証の見直し問題に直面した。日航撤退阻止こそが最重要と考えた幹部職員は、航空機の小型化や減便を知事に進言していた。だが、知事自身の意向はうかがい知れなかった。


 同年8月末に実現した西松遥社長(当時)とのトップ会談。2人きりの話し合いで、西松氏は小型化で県の支払額を抑える案を示してきた。ところが、知事は「倫理的におかしい」と応じず、抜本的な見直しにこだわった。経営再建にあえぐ日航が静岡空港撤退を決めたのは、それから間もなくのことだ。


 空港政策は「迷走」を続けた。2月に踏み切った日航福岡便の緊急支援策は、全日空などから「不公平だ」と集中砲火を浴び、他社にも広げると、今度は販売時期を逸した場当たり的対応だと、旅行会社にまで反発が広がった。


 記者会見で対応を問われた知事は「企画部の仕事。ちょっと萎縮(いしゅく)しているようですね」と、ひとごとのような口ぶりで答えた。県と協議を続けてきた航空会社の幹部は、県職員の変貌(へんぼう)ぶりを嘆く。「こちらが提言しても知事に聞かないと判断できないとか、知事のご意向だからという言葉をよく聞くようになった」


    ■


 知事選で、県議会最大勢力の自民党を向こうに回し、川勝知事を支援した民主党系会派平成21は、今年に入って自民分裂で最大会派にのぼりつめた。ところが、知事が就任直後に民主党県連幹部と重ねていた朝食会は、最近は「知事多忙」などを理由に開かれなくなった。


 沼津市選出で同会派の植松明義県議(55)は、地元の鉄道高架化事業を「市民の悲願」と訴えてきた。ところが、大きく議論の方向性を変えた「貨物駅不要論」について、知事から同会派に事前の相談はなかった。推進派の市民からは「もっと存在感を示してくれ」とはっぱをかけられるが、「知事は事業自体は推進するとも言っている」と答えるばかりだ。


    ■


 この4月、知事の特命事項を担う「知事戦略室」が発足する。川勝知事はこれまでの施策展開を「唐突と思われる誤解があった」としたうえで、「戦略室に来れば川勝が何を考えているかすぐわかる」と強調する。


 だが、県幹部の表情はさえない。「戦略室という前に、知事に苦言を言える職員や議員がいないことが問題だ」=おわり
(この連載は阪田隼人、後藤遼太、山田知英が担当しました)

1284名無しさん:2010/03/31(水) 21:57:05
http://shizuoka21.com/index.php
田方郡選挙区の県議会議員補欠選挙において『吉田有弘』氏が無投票当選し、会派平成21に入会しました。
会派平成21は、所属議員22人となりました。

>>1190
静岡県議会(定数74)会派(2010年3月29日現在)

22 平成21             ※民主党18、民主党推薦2(岩瀬護、野澤義雄)、社民党推薦2(野澤洋、岡本信也)
20 自由民主党          
18 自民改革会議        
 6 公明党              
 4 民主党・無所属クラブ  ※民主党3、民主党推薦1(大石裕之)
 1 日本共産党          
 1 無所属              ※保守系1(大岡敏孝)

 2 欠員                ※佐野康輔(静岡市駿河区、自民)辞職および山村利男(藤枝市・志太郡、自民)死去によるもの

1285あか:2010/04/01(木) 03:36:38
とにかく、末端労働者を助けるのは共産党しかないよ。

1286名無しさん:2010/04/02(金) 11:58:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100329-00000081-mailo-l23
選挙:東海市議選 新議員決まる /愛知
3月29日11時17分配信 毎日新聞

 任期満了(31日)に伴う東海市議選(定数24)は28日投開票が行われ、新議員が決まった。投票率は過去最低の53・94%だった。当日有権者数は男4万3669人、女3万9865人の8万3534人。【河部修志】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇東海市議選開票結果(定数24−28)
当 3013 工藤政明  41 無新(1)
当 2565 斉藤誠   56 無現(3)
当 2065 米山カヨ子 60 公現(4)
当 1999 真下敏彦  57 無現(3)
当 1980 石丸喜久雄 50 公現(3)
当 1971 神野久美子 54 公現(3)
当 1947 辻井タカ子 61 共現(4)
当 1892 早川彰   70 無現(4)
当 1860 加藤菊信  54 無現(4)
当 1833 川崎一   53 無現(2)
当 1813 早川直久  54 無現(2)
当 1785 蔵満秀規  45 無新(1)
当 1630 田中雅章  65 無現(2)
当 1575 蟹江孝信  59 無新(1)
当 1574 安井弘子  62 共新(1)
当 1504 笹本洋   46 無現(2)
当 1495 粟野文子  61 無現(3)
当 1493 本田博信  69 無現(3)
当 1493 東川春近  63 公現(3)
当 1459 井上正人  56 無現(3)
当 1413 村瀬進治  60 無現(3)
当 1304 足立光則  56 無現(2)
当 1209 阿部健雄  66 無現(4)
当 1204 佐野義一  55 無現(3)
  1035 村瀬晃代  57 無新
   627 村上昭三  52 無新
   548 成田修三  60 無新
   184 松尾好晴  48 無新
 =選管最終発表

3月29日朝刊

1287チバQ:2010/04/03(土) 15:49:06
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001003270001
原発の町二分し激戦 おおい町長選
2010年03月27日

 原発のまちの明日と合併効果をどう描くかが問われるおおい町長選は28日、町内22カ所で投票、午後9時から同役場で開票される。新顔で町商工会長の古池久候補(49)と3選をめざす現職の時岡忍候補(72)が町を二分する激戦を繰り広げ大詰めの支持拡大に懸命だ。


 23日朝の出陣式。時岡候補は冒頭、「昨年11月、宣戦布告のような状態で相手候補の立候補(の意向)を聞きました。熟慮を重ねた結果、相手候補にまちづくりを任せるわけにはいかないと立候補を決意した」。東に400メートルの距離にある古池候補の選挙事務所の出陣式では、古池候補が「若い人の力で新しいおおい町を」と声を張り上げていた。大書した「世代交代は時の風」の看板がかかる。


 古池氏は、旧大飯町長を1999年まで無投票で3期務めた古池和広氏(80)の長男だ。その後を禅譲されたとされるのが収入役で仕えた時岡氏。元助役の和広氏も同様な形で就任した経緯があり、大飯地域では3年前の「出直し選挙」まで、7期連続で無投票だった。背景には、関西電力大飯原発立地をめぐり71年、町長リコール運動が起きて町が二分した二の舞いは避けたいとの空気がある。


 そして、「禅譲」の話は、今回も昨年11月下旬に持ち上がった。結局、決裂する形となり、両氏は12月に相次いで立候補を表明。選対幹部や建設会社、役場元幹部の離合集散を伴う激戦となった。町議の支持模様もほぼ半々だ。


 「世代交代」を掲げる古池陣営は、若い運動員を中心に支持を訴え、親類筋のつても頼りに選挙戦を展開。時岡陣営は「政策と経験はうちの方が上」と強調し、中高年層や築いてきた後援会地盤を固めるのに懸命だ。両陣営は25、26日には、大飯地域と名田庄地域の同じ会場で、日にちを前後させて個人演説会を開き、動員力を競った。


 投票は大飯地域は午前7時〜午後8時、名田庄地域は午前7時〜午後7時。


http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100329/CK2010032902000025.html
おおい町長に時岡氏3選 「まちづくりに全力注ぐ」
2010年3月29日

3選を果たし、笑顔で支持者と握手して喜び合う時岡忍氏(右)=おおい町本郷の選挙事務所で


 おおい町長選は28日、投開票され、無所属で現職の時岡忍氏(72)=本郷=が、無所属新人で町商工会長の古池久氏(49)=岡安=を大差で破り、3選を果たした。当日有権者数は7043人。投票率は86・44%で、前回(2007年)を2・99ポイント下回った。

 同町本郷の選挙事務所に「当選確実」の知らせが届くと、支持者から一斉に拍手と歓声が沸き起こった。

 姿を見せた時岡氏は花束を贈られ、「厳しい戦いでした。当選は皆さまの支援のおかげです」と笑顔で支持者らに感謝。「任期を全うし、活気あふれるまちづくりに全力を注ぎたい」と、力強く抱負を語った。

 「世代交代」を前面に掲げた古池氏との選挙戦は、当初競り合いも予想された。時岡氏は旧大飯町長時代も含む約10年間の実績を強みに、医療、福祉の充実などを訴え、幅広い層から支持を集めた。

 時岡氏は1999年に旧大飯町の町長選で初当選。その後、06年の合併選挙で初代町長に当選、翌年の出直し町長選で再選を果たした。

 (岩本旭人)

◇おおい町長選開票結果

当 3,872 時岡忍72 無現<3>

  2,175 古池久49 無新 

  全票終了

1288チバQ:2010/04/03(土) 15:59:30
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20100403/CK2010040302000010.html
両陣営「鍵は高投票率」 名張市長選ラストスパート
2010年4月3日

 名張市長選は4日の投票日まであと1日。無所属新人の辻安治候補(52)と3期目を目指す無所属現職の亀井利克候補(58)の両陣営は、最後の追い込みに懸命だ。旧町、農村部、団地の各地域で浸透を図るが、大きな争点が見当たらないこともあり有権者の関心はいまひとつ。投票率が注目される。

 旧町の主婦(58)は「地元から候補者が出たので結構盛り上がっていると思う」と話す。両候補の個人演説会とも出席していないが「両候補者の主張を選挙公報などで読み、誰に投票するか考えたい」と話し、投票には絶対行くという。

 農村部の農業男性(80)は「田舎の人は義理堅いから、どちらの演説会にも出席している」。このため、選挙に関心があるように見えても「実際は盛り上がりに欠けるのでは」と話す。盛り上がらない理由を男性は「財政が苦しいからどちらが市長になっても何もできない。すぐにできる夢を語れないから」と分析する。

 団地に住む女性(28)は「あまり関心はなかったが、市内のあちこちで両陣営の支持者から投票を頼まれ」興味が出てきたという。自宅周辺でも両陣営の運動員の姿を見かけるようになり、投票には「行くかどうしようか」考え中だ。

 過去の市長選の投票率は、市長が交代した前々回は66・51%、3人が立候補した4年前の前回は55・87%だった。今回は現職、新人の一騎打ちだが、両陣営とも「勝利の鍵は前回を上回る投票率」といい、地域を回って支持を呼び掛ける地道な運動を続けている。

 期日前投票は初日が前回と同じ128人だったが、4日目が終わった段階では前回を955人上回る2647人が投票を済ませた。しかし、市選管は「期日前投票が多くても投票率アップに結び付くとは限らない」と話し「必ず投票を」と呼び掛けている。 

 (川合正夫)

1289名無しさん:2010/04/03(土) 20:11:21
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201004/CK2010040202000190.html
【河村vs市議会】
柳川氏が再び市長支持 支援者勉強会で講師
2010年4月2日

 議会との対立が続く名古屋市の河村たかし市長の支援者らは1日、同市内で、市長から距離を置いていた柳川喜郎・元岐阜県御嵩町長を講師役とする勉強会を開き、次期市議選で“河村党”からの出馬を目指す候補予定者らも参加した。

 柳川氏は3月上旬、健康問題を理由に市長の支援団体代表を辞任。しかし柳川氏とは意見が異なるとされる後房雄名古屋大大学院教授らが別の問題で市長と決裂したため、再び市長支持に戻ったとみられる。

 柳川氏は「市長がこけたら、改革の目がつぶれてしまう」と話し、今後は助言役として支えるという。

 一方、支援者らの間では、5月上旬にも始める議会の解散請求(リコール)に向けた署名活動が法的な理由から7月以降に延期される可能性が浮上した。

 地方自治法は、参院選などを控える場合、任期満了の60日前からリコールの署名活動ができないと規定。参院の任期満了は7月25日で、署名を中断するか参院選後とする必要があるためだ。

 仮に必要な署名が集まっても、解散までにはさらに数カ月が必要。市議の任期満了である来年4月に近づくことから、リコール自体を疑問視する声が上がりかねないという。

1290チバQ:2010/04/05(月) 21:13:59
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040501000266.html
菅原文太さんが名古屋市長支援 市議会解散に力
 河村たかし・名古屋市長の支援団体の連合体「ネットワーク河村市長」の応援団長に、俳優の菅原文太さん(76)が就任することが5日分かった。この団体は住民直接請求による市議会の解散に向けた準備を進めており、知名度の高い菅原さんの支援を得て、市民にアピールする狙いがある。

 河村たかし事務所によると、河村市長は今年2月、菅原さんのラジオ番組に出演。市長の議会改革の理念に菅原さんが共感し、活動を支援することになった。

 名古屋市議会では、市議の定数と報酬を半減する条例案などをめぐり、市長と議会側が対立。支援団体は議会解散を目指し、解散請求に必要な約36万5千人の署名集めを担う「受任者」5千人を募集しているが、現時点で応じているのは1200人程度。

 事務所関係者は「政治的にしがらみのない菅原さんの支援を運動のイメージアップにつなげたい」としている。

2010/04/05 12:01 【共同通信】

1291チバQ:2010/04/06(火) 12:17:51
>>1277
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20100405-OYT8T01139.htm
小川村長選 あす全票再点検
 小川村選挙管理委員会は5日、現職の大日方茂木氏陣営から異議申し立てがあった村長選について、全票の再点検を7日午前9時半から役場で行うと決定した。

 再点検には、村長選を争った現新2陣営から各3人以内が立会人として参加するが、票には触れず、選管事務局が確認するのを見守る。村選管は、再点検作業後すぐに申立書に対する結論を出すことにしている。

 県選管などによると、県内では2003年8月に県議選上伊那郡選挙区(定数3)で1票差で次点となった候補側から異議が出て再点検が行われたことがある。その際は、異議は棄却された。

(2010年4月6日 読売新聞)

1292チバQ:2010/04/06(火) 19:37:20
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100406dde012010014000c.html
特集ワイド:名古屋、ドロ沼の対決 解散へリコール運動
 ◇議会定数半減、議員報酬半分
 世は太平の春。7月に参院選を迎える永田町を除けば、花見気分一色か。いや実は、すでに天下分け目の戦を始めた街がある。列島の要、名古屋だ。何が起きたのか。約10カ月ぶりに訪ねると、「どえりゃあこと」になっていた。【根本太一】

 ◇河村市長「市民をナメとるで」/市議「話にならない、ひきょうだ」
 ◇不信任決議で反撃も
 「皆さん、これはもう暴挙ですよ。市民をナメとるで。当たり前の政治を名古屋から作っていくために、ぜひとも皆さんに立ち上がってもらいたいんですわ。名古屋をデモクラシー、民主主義の発祥の地にしてちょうよ」

 ティファニー、ルイ・ヴィトンといった高級ブランド店が並ぶ中区栄。東京でいえば銀座の繁華街で河村たかし市長が声を張り上げる。ネクタイを締めてはいるが、プロ野球・中日ドラゴンズの帽子にスニーカー。「何としても辞職してもらわにゃいかんのです」

 小沢一郎民主党幹事長のことかと思いきや、配られているビラにびっくり。名古屋市議会の解散を求めて、なんと市長自らがリコール運動の先頭に立っていた。「選挙で改めて信を問うべきなんですわ」。どうしちゃったの?

 ■

 名古屋では、昨年末の市議会で全国初の市民税10%減税条例が成立し、4月1日にスタートした。さらには選挙で選ばれた一般市民がボランティア議員となり、税の使い道を決める「地域委員会」も8モデル地区で始まっている。

 「市民が直接、地元自治のあり方を議論し決める。地域委員会は民主主義の『つくしんぼ』。減税は、役所も民間並みに血のにじむ行財政改革の努力を行うという、極めて単純な理屈です」。いずれも昨年6月に市庁舎でインタビューした際、河村市長が熱っぽく語った肝いり施策だ。

 その、市長の夢の条例案を通した議会を解散させるというのだから、尋常ではない。ビラ配りのスタッフが経緯を説明する。「3月の議会で『減税は10年度限り』と決められ、追加で予定していた地域委員会の実施予算も全額削除されたんですよ」。すべてが水泡に帰したというのだ。

 市長はさらに議員報酬(年額1633万円)と市議会の定数(75)を半減する「議会改革」条例案も提出したが、あっさり否決された。「減税をやめたら来年度からは実質220億円分の増税ですわ。それで議員さんは政務調査費も入れたら年間2400万円ももらっとる」。市長自身は年約2600万円の市長給与を800万円に減額済みだ。

 地方自治法に基づき、リコールの住民投票実施に必要な36万5000人分の署名集めが目下の運動。胸の内には、昨春の市長選で51万票を獲得した強みがある。解散すれば賛同する市民に市議選に立候補してもらい、自らも辞職しダブル選に持ち込む方針だ。「ボランティアが議員本来の姿。自分の権益しか考えていない連中はいらんのです」

1293チバQ:2010/04/06(火) 19:37:36


 市庁舎近くの名城公園では、ソメイヨシノが満開だった。家康がここに築城を始めたのは1610年。街は今年「開府400年」にわく。バンクーバー五輪では浅田真央さんら地元が育てた選手が大活躍し、うたげに花を添えた。

 一方で、2月に発表された愛知県内の完全失業者(09年)は18万2000人と、県が調査を始めた83年以来、最悪。男性の失業者は前年比7割も増加した。400年前に呉服商から出発した百貨店「松坂屋」は8月、JR名古屋駅前の店を閉める。

 こんな時に市長と市議会が戦を始めていいのか。河村市長は、衆院議員を連続5期務めた民主党員。市長選でも推薦を取り付けた。ならば民主の市議に聞いてみよう。

 「河村さんは行政のトップとしては強弱が激しすぎる」と現在6期目の吉田伸五市議団長。「自分の考えがすべて正しいと思っている。言うことをきかない人は排除する。話になりませんよ」。人格攻撃とは、亀裂はかなり深い。

 「議員報酬は1割カット中だし、保険、年金、党への負担金やらで半分は天引きされる。残りで、暮らしと議員活動に交際費。市長も国会議員だったから、知っているはず。額で市民に訴えるって、ひきょうですよ」

 議員定数の半減には「行政が一方的に強くなる。市長が好き勝手に動きたいんでしょ。減税も『市民サービスを削らない』『借金は増やさない』との条件付きで決めたのに、新年度予算案では、約束がほごにされた」。それで「今回は1年限り。来年度については仕切り直す」という。

 「リコールが成立したなら市長が自前の候補を立てるというのは、反党行為ですよ。推薦の取り消しも検討しなければなりませんし、その延長線上には不信任決議だって可能性はあり得ます」。ここまで対決姿勢が強いとは。折り合いはつかないものか。

 「河村さんは理想を追うのはいいが、性急すぎます」と話すのは、ジャーナリストの大谷昭宏さんだ。「互いに意地の張り合い。暗礁に乗り上げている。改革案は逆戻り、先延ばし。これでは米軍普天間飛行場の移設問題と同じですよ。結局、市民が翻弄(ほんろう)されている」

 大谷さんは裁判員裁判制度のように、無作為で抽出した一般市民で審議会を組織し、定数や議員報酬のたたき台を作ってみては、と提案する。「恨みっこなしでね。だっていきなり半分って言われたら誰だって嫌でしょう。けりがつきませんよ。改革するなら一歩一歩少しずつ。これこそトヨタ方式だと思います」

 なるほど、そういう妙案もあるのだろう。だが「給料が高いから議員が職業、稼業に化けている。何期も続けて市民の目線から遠ざかる。市議会が市民の意見の縮図でなくなっとる」が河村市長の持論。「夢 あきらめない」が信条だ。すんなり矛を収めるとはみられていない。

 それにしても市長の人気は高い。自転車で街頭演説に繰り出した3月末には、取り囲んだ支持者らが「頑張って」。女子高生は携帯電話のカメラで次々記念撮影をねだってくる。「おう未来の有権者。減税やめて得するのは誰? 役人ですよ。無駄な金を使えるから」。握手攻めにあって上機嫌である。

 だが、どこか迫力がないと感じるのは気のせいか。昨年に会った時のオーラのような雰囲気がないのだ。「河村さん、疲れてるみたいだね」。市長の個人事務所近くにある焼き肉店の女性経営者(70)も心配そうだ。「4、5日前にふらっと来たら、まゆ毛に白髪あったもの」。サムゲタン(鶏や朝鮮ニンジンのスープ)を出したら2杯も飲んで「元気がでたわ」と帰っていったという。市長の掲げる「庶民革命」はどこへ向かうのか。キムチと一緒に流し込んだホッピーが、やけに苦かった。

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1294チバQ:2010/04/07(水) 21:53:15
岩手に次ぐ民主党王国化してますね
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100407ddlk25010412000c.html
選挙:知事選 自民、候補擁立見送りへ 県連、数人に要請も不調で /滋賀
 自民党県連が7月19日任期満了の知事選への候補擁立を見送る方向で調整に入ったことが6日、党関係者への取材で分かった。県内外の複数の政治家らに出馬を打診したが、いずれも不調に終わったという。近く役員会を開き、再選を目指す嘉田由紀子知事(59)への対応方針を話し合う。

 関係者によると、大津市内で同日あった県連役員会で、県議らが知事選への対応を協議。県連幹部が、有力視していた国会議員を含む数人に出馬を要請したが不調に終わり、「申し上げられる人はいない」と報告した。県議からは「新たな候補を見つけるのは困難」という声が出たという。県連は近く開く役員会で、嘉田知事を支持するか自主投票とするかを協議する。

 分裂していた県議会の自民党会派は1日に合流し、知事選と参院選に向けた協議を始めたばかり。知事選には、嘉田知事が再選出馬を表明したほか、共産党などでつくる「明るい滋賀県政をつくる会」が候補擁立を進めている。【安部拓輝】

1295チバQ:2010/04/07(水) 21:57:14
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/100407/szk1004070258004-n1.htm
自民会派、再び統一へ 正副議長ポスト獲得目指す 静岡
2010.4.7 02:54
 一部議員が会派を離脱する動きがある静岡県議会第2会派の「自民党県議団」(森竹治郎代表、19人)の議員総会が6日、静岡市内のホテルで開かれ、再び自民2つの会派の統一を目指し、自民党が正副議長ポストを獲得する方針を決めた。

 同県議団は、これまで議会人事の選考などに不満を示していた一部議員が「自民改革会議」(大場勝男代表、18人)に合流する構えを見せていた。

 総会は18人が出席(1人欠席)して開かれ、最終的に「自民党が正副議長などの人事を獲得するには両会派が再び統一すべきだ」との意見が相次ぎ、統一会派を目指す方針でまとまった。

 会合後、森代表は「統一への方向性が出たのは一歩前進。近く自民改革会議と統一会派の実現に向けた話し合いをする」と述べた。

 両会派は23日に正副議長を含む議会人事の選考委員会を開く予定だが、人選などをめぐり、統一会派の実現までは紆余(うよ)曲折が予想される。

1296チバQ:2010/04/07(水) 22:49:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20100406-OYT8T01305.htm
津幡町長選に3新人 現町政継承、刷新巡り舌戦
 津幡町長選と同町議補選は6日、告示された。前町議前田幸子氏(64)、前県議矢田富郎氏(60)、元町議で会社役員大西幸一氏(60)の新人3氏がいずれも無所属で立候補を届け出た。現町政の継承か刷新かを巡る三つどもえの戦いがスタートした。

 民主党県連から推薦を受ける前田氏は、同町清水の事務所前で出陣式を行い、近藤和也衆院議員らが応援に駆けつけた。場外舟券売り場(ボートピア)の建設に反対する前田氏は「町民に情報が伝えられていない。ボートピア問題は象徴的な一例」とし、「町民主役の町政を目指す」と訴えた。

 矢田氏は、引退する村隆一町長の後継として立候補。同町庄の住吉神社で行われた出陣式では、谷本知事、北村茂男衆院議員や岡田直樹参院議員らが次々と矢田氏への支持を訴えた。矢田氏は「町民の夢を共有しながら、実現のために一歩一歩前進していきたい」と第一声を上げた。

 「2氏だけでは受け止めきれない民意がある」として立候補した大西氏は、同町北中条の事務所前で出陣式。「マグマのようにたまった不平、不満を私にぶつけてください」と声を上げた。公約として、中学3年生までの医療費無料化を柱に、町長の報酬カットや議員定数削減などを掲げた。

 前田氏の町議辞職による町議補選には、いずれも無所属で、前町議の会社代表宮本真晴氏(64)、新人の会社役員荒井克氏(55)が立候補した。

 投票は町長選、町議補選ともに11日午前7時から午後8時まで、町内13か所で行われ、午後9時10分から同町加賀爪の福祉センター大ホールで即日開票される。5日現在の有権者数は、2万9049人。

(2010年4月7日 読売新聞)

1297チバQ:2010/04/08(木) 12:17:50
http://www.shinmai.co.jp/news/20100408/KT100407ATI090039000022.htm
小川村長選・伊藤氏当選変わらず 異議申し出棄却
4月8日(木)


 3月28日に投開票した上水内郡小川村長選をめぐり、2票差で落選した現職の大日方茂木氏(63)陣営からの異議申し出を受けて、村選挙管理委員会は7日、投票用紙の再点検を村役場で行った。審理の結果、新人の伊藤博文氏(61)が当選した選挙結果は変わらない−として、申し出を棄却した。

 選管の決定書によると、再点検の結果、精査が必要とされた票が17票あったものの、すべてが「開票結果と一致する」と判断。伊藤氏1202票、大日方氏1200票、無効12票の選挙結果は変わらず、当選は有効とした。

 棄却決定を受け大日方氏陣営は今後、対応を協議する。不服がある場合、県選管への審査申し立ても可能だが、大日方氏自身は取材に「選管の判定なので、後援会の皆さんにも従ってほしい」と述べた。同氏の任期は9日まで。

 一方、伊藤氏は「ほっとしたし、村を背負う責任の大きさも感じた。身が引き締まる思いだ」と話した。

 再点検は村選管の独自判断で実施。非公開で、選管委員4人や村職員のほか、大日方氏陣営と、当選した伊藤氏陣営からそれぞれ3人が立会人として出席し、無効票を含む全2414票をあらためて確認した。

1298チバQ:2010/04/11(日) 14:36:56
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20100411/CK2010041102000016.html
松本氏に知事選出馬打診 ちひろ美術館長
2010年4月11日

 夏の知事選(8月31日任期満了)で、絵本画家の故・いわさきちひろさんの長男で安曇野ちひろ美術館(松川村)や県信濃美術館(長野市)の館長を務める松本猛氏(58)=安曇野市=は10日、出馬に向けて複数から打診を受けていることを明らかにした。

 松本氏は「いろんな立場の方から声がかかったことは事実」と認めた上で「簡単に考えられることではなく、すぐに結論は出せない。現時点では白紙」と述べた。

 出馬を打診した関係者は「美術館長としての経営力も備え、県民に方向性を指し示せるリーダーシップがある」と説明した。

 松本氏は東京都出身で、1997年に安曇野ちひろ美術館を設立し、2002年から県信濃美術館長。東京芸大卒。

 知事選で村井仁知事は進退を明らかにしていない。

1299チバQ:2010/04/11(日) 14:37:48
http://www.shinmai.co.jp/news/20100411/a-4.htm
夏の知事選へ新人擁立、複数の動き
4月11日(日)
 夏の知事選に向け、新人擁立を目指す複数の動きが表面化してきた。県民有志が、元副知事で3月まで政府の行政刷新会議事務局次長を務めた阿部守一氏(49)=横浜市=を招いて意見交換を始めた一方、経済人らの別のグループは県信濃美術館(長野市)館長の松本猛氏(58)=安曇野市=に立候補を打診。いずれも出馬意思を固めるには至っていないものの、政党側もこうした動きに関心を示す。
 再選出馬に意欲的との見方が強い現職の村井仁氏(73)の去就表明のタイミングも展開を左右しそうだ。

1300チバQ:2010/04/11(日) 21:36:57
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001004110001
珠洲市長選 落合市議も立候補表明
2010年04月11日


 5月16日に告示される珠洲市長選に同市議の落合誓子氏(63)が10日、無所属で立候補すると表明した。落合氏は民主党珠洲市支部長を務めているが、近く辞任して、幅広い市民の支持を訴えていくという。再選を目指す現職の泉谷満寿裕氏(45)がすでに立候補を表明しており、選挙戦になる見通しとなった。


 記者会見した落合氏は「この4年間、地域振興が全く進んでいない。(珠洲原発をめぐる)政争が去っても、議会軽視など以前の市政より悪くなった」と現市政を批判。「原発立地をつぶした一人として、(自分には)新たな振興策を提示する責任があると決断した。交流・定住人口を増やしたい」と述べた。


 落合氏は、珠洲原発計画に反対する市民運動の中心メンバーで1991年に市議に初当選し、現在5期目。会見には民主党の近藤和也衆院議員や、自民党珠洲市支部の安用寺伯文・青年局長らが同席した。

1301チバQ:2010/04/12(月) 21:39:59
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/nagano/100412/ngn1004122104000-n1.htm
長野県小川村 “伊藤博文”に託す 2票差当選の新村長 しこり消せるか?
2010.4.12 21:04

村政への方針が盛り込まれたカードを手にする伊藤博文村長=小川村役場 長野県北部に位置し、郷土食「おやき」の生産が盛んな人口3000人余りの小川村。3月28日の村長選で、わずか2票差で現職の大日方(おびなた)茂木(しげき)氏(63)を破り、新人の伊藤博文氏(61)が当選を果たしたが、その後投票用紙の再点検など混乱が続いた。12日に初登庁した伊藤氏が選挙で村を二分した“しこり”を解消できるのか注目が集まる。

 「僅(きん)差(さ)で予想もしなかった選挙結果。融和を訴えてきたが、やり遂げないといけない」と伊藤氏。初登庁後の報道陣の取材に村民間の不信感を取り除く意欲を示した。

 小川村は過去に何度も村の民意が二分されてきた。特に平成18年の村長選では合併でなく自立を訴えた大日方氏が当時の現職村長に35票差で勝利。20年の住民投票でも100票差で長野市との合併に反対で自立の道を選ぶ民意が選ばれた。

 二分するような選挙結果が相次いだため村内の男性(63)は「選挙の度、住民の間にしこりができた」と話す。激戦ゆえに不信感も大きく、今回の大日方氏の敗戦も前回選挙のしこりを解消できなかったことが原因との見方もある。

 選挙後に「疑問票の扱いに異議がある」と投票票用紙の再点検を求めた大日方陣営は村選管の棄却決定に従ったが、わだかまりは消えない。「今でも放心状態。“伊藤博文”は忘れない名前だけど、なじみのない人に投票するなんて考えられない」と大日方氏支持の女性(70)は不満を口にする。

 ただ、伊藤氏はあくまで自信をみせる。「あまりにもきれいに二つに分かれたリンゴも、上手に戻せば無傷のリンゴに戻せるのでないか」(太田明広)

1302ぐらもん:2010/04/13(火) 00:44:18
>>1298
出るとすれば共産からでしょうね。

1303とはずがたり:2010/04/13(火) 02:02:08
>>1302
新党日本というか康夫ちゃんはどうでしょうか?乗れないでしょうかね?

1304名無しさん:2010/04/13(火) 17:09:25
津幡町長に矢田氏 新人対決、2人に大差
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20100413102.htm

 任期満了に伴う津幡町長選は11日、投開票が行われ、無所属新人で前石川県議の矢田富郎氏(60)=同町庄=が1万1851票を獲得し、初当選した。いずれも無所属新人で前町議の前田幸子氏(64)=同町清水=は5255票、元町議の大西幸一氏(60)=同町北中条=は988票。投票率は63・87%だった。

 現職の村隆一町長の引退表明を受け、支持者の出馬要請に応えた矢田氏は町政の継続・発展を掲げ、告示前に70カ所以上でミニ集会を開くなど、支持基盤を固めた。

 前田氏は競艇場外舟券売り場に反対する市民グループ「風」などの支援、民主党県連の推薦を受けたが、及ばなかった。大西氏は出遅れが響いた。

 矢田氏の任期は4月25日から4年間。当選証書付与式は13日、町役場で行われる。

1305ぐらもん:2010/04/13(火) 21:23:08
>>1302
松本氏の父親は共産党の松本善明元衆議院議員。またいわさきちひろも戦後共産党に入党して
亡くなるまで熱心な党員として活動してきた人です。松本氏が共産党員かどうかは分かりませんが
そのような背景がある人を田中康夫が支持するとは思えないのです。
新党日本からなら衆院選にも出馬した小林峰一氏を出すのでは?

1306とはずがたり:2010/04/13(火) 23:18:23
共産党と康夫ちゃんは康夫ちゃんが連合と喧嘩してから仲良しではなかったでしたっけ?最終的に喧嘩しちゃったんでしたっけ?

1307ぐらもん:2010/04/13(火) 23:50:19
>>1306
共産党と田中康夫は確かに長野県知事時代は良好な関係ではありましたが共産が田中康夫を
勝手連的に支援してきたように見えます。田中康夫が共産を支援したことはないように記憶しています。

1308チバQ:2010/04/15(木) 22:56:37
間違えて近畿スレに張ってた・・・
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100414-OYT8T00092.htm
分庁舎6つ核はどこに
魚沼市案に議会反発 費用優先に利便性求める声


本庁舎の候補とされた魚沼市・湯之谷庁舎。築11年と、6庁舎の中では一番新しい(魚沼市大沢で) 合併後に行政機能を旧市町村の各役所に分散する「分庁舎方式」を採用した魚沼市と燕市で、機能集約を図るための本庁舎のあり方が焦点となっている。魚沼市では、市の示した現庁舎の増築案に議会側が反発し、新庁舎建設を決めた燕市では一部に不満がくすぶる。利便性の向上と、財政負担の抑制の両立が課題となっている。

 「将来のまちづくりを考えれば、ほかの庁舎が妥当なのではないか」。魚沼市議会で8日開かれた、庁舎再編整備調査特別委員会。市が提示した、湯之谷庁舎を核とする庁舎再編案に、市議側から反論が相次いだ。

 2004年、6町村合併で誕生した魚沼市は、分庁舎方式を採用。市長室を小出庁舎に設ける一方、議会を約4キロ・メートル離れた広神庁舎に置くなどした結果、機能が分散された。庁舎間は最大約22キロ・メートル離れている。

 各庁舎は築後11〜31年が経過。合併協定書では新庁舎の建設が盛り込まれていたが、08年秋の市長選で、現在の大平悦子市長が建設反対を掲げて当選。公約に沿う形で市は今回、湯之谷庁舎を増改築した上で本庁舎として機能を集約させる再編案をまとめた。

 市側の試算では、新たに用地を取得して庁舎を建設すると約30億円かかるのに対し、増改築で対応する場合は、湯之谷が約15億円と最も安く済むことから候補地となった。合併特例債など国の財政支援策を活用することで、実際の負担は約9億円となる見込みだ。

 ただ8日の特別委では、「湯之谷庁舎一帯は、雪崩危険個所に指定されている」「湯之谷は郊外にあるので不便だ」などの異論が続出。多少経費がかさんでも、人口分布から見て最もバランスのとれた、市の「重心」に位置する広神庁舎か、中心市街地にある小出庁舎を利用すべきだとの意見が大勢で、市は今後、各庁舎の増改築費用を精査するとともに、各地で市民説明会を予定する。早ければ6月議会までに本庁舎とする庁舎を決めたい考えだ。

 燕市は3庁舎(吉田、燕、分水)による分庁舎方式を採用。05年の合併協定書で本庁舎の新設に合意し、07年から具体的な構想策定を始めた。市は、建設理由として、現在の3庁舎はいずれも建設から40年以上がたち老朽化していることや、機能分散による住民サービスの低下などを挙げる。

 燕市吉田西太田の水田地帯に、地上4階、延べ床面積約1万1000平方メートルの庁舎を建設、市民の利用出来る広場やバスロータリーも併設する計画で、総事業費約43億円のうち、合併特例債などを除いた市の実支出は16億円を見込む。

 市の担当者は、「財政支援の受けられる合併後10年以内に庁舎を完成させることで、負担を出来る限り少なく出来る」と説明する。

 ただ反対意見もあり、一部の市議は、「市の財政は厳しく、深刻な経済不況の中、市民の理解を得られない」と計画の一時凍結を主張。市は、建設予定地の取得造成を終えており、11年度から建設に着手する方針だが、新市長に就任する鈴木力氏は事業費の圧縮も検討する意向を示している。

     ◆

 県内の合併自治体ではこのほか、佐渡市と五泉市が合併時に新庁舎の建設を計画。だが、財政面などの理由でいずれも現段階で具体的なめどは立っていない。

 一方、「本庁舎方式」とした新発田市は、築44年の現庁舎が手狭となり、教育や農林関係等の部署が支所などに移転した。「事実上、分庁舎に近い状態」(担当者)といい、新庁舎の建設を計画している。有識者や市民らによる委員会を近く発足し、今年度中に具体的な構想を策定する方針だ。

(2010年4月14日 読売新聞)

1309名無しさん:2010/04/16(金) 01:31:00
>>1307
リコールのとき勝手連支援→与党ヅラ→県議議席増→ウマー!→早苗ちゃん20万票
ではなかったっけ

1310チバQ:2010/04/18(日) 21:49:30
ナベシュウの6区で民主が取りましたね
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100417ddlk22010220000c.html
選挙:河津町長選 あす投票 /静岡
 任期満了に伴う河津町長選は18日投票され、即日開票される。立候補しているのは、7選を目指す現職、桜井泰次氏(75)と前町議会議長の新人、相馬宏行氏(50)=民主党県連推薦=の無所属2人。最終盤まで激しい選挙戦を展開している。

 投票は午前7時〜午後6時まで町内11カ所で行われる。開票作業は午後7時から町役場で始まり、夜には大勢が判明する見通し。

 12日現在の選挙人名簿登録者数は6940人(男3311人、女3629人)。【中村隆】

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 ◇河津町長選立候補者(届け出順)
桜井泰次(さくらい・たいじ) 75 無現(6)

 ホテル経営[歴]町議5期▽県町村会長▽日大経

相馬宏行(そうま・ひろゆき) 50 無新

 建築業[歴]町議3期▽町監査委員▽下田北高


http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8803558.html
河津町長選挙 相馬氏初当選
(静岡県)任期満了に伴う河津町長選挙は開票の結果、新人で元町議の相馬宏行さん(50)が2972票を獲得し、現職の桜井泰次さんを391票差で破って初当選を果たした。相馬さんは長期政権の弊害を指摘し、町政刷新の必要性を訴え支持を集めた。
[ 4/18 20:41 静岡第一テレビ]

1311名無しさん:2010/04/20(火) 15:22:12
http://www.shinmai.co.jp/news/20100420/KT100420ASI000007000022.htm
県知事選は8月8日投票 県選管が決定。参院選で変更も
4月20日(火)

 県選挙管理委員会(松葉邦男委員長)は20日午前の定例会で、8月31日の任期満了に伴う知事選の日程を、7月22日告示、8月8日投開票と決めた。ただ、国会が会期延長した場合の状況によっては変更があり得る−と確認。参院選と知事選の「ダブル選挙」となる可能性も残した。

 公職選挙法の規定などから、知事選の投票日は8月1日、8日、15日、22日、29日の五つが検討対象となったが、この日の委員会では「お盆を避けると、8日が無難」との意見でまとまった。参院選は今のところ7月11日の投開票が有力視されているが、6月16日までの国会会期が16日以上延長された場合は、参院選が8月にずれ込みダブル選挙となる可能性が出てくる。

 知事選では今のところ、立候補表明した人はいないが、県民有志のグループなどの間で、新人擁立を模索する動きが複数ある。現職の村井仁氏(73)は16日の定例記者会見で、立候補するかどうかについて「適切なタイミングを選んで申し上げたいと思っている」と述べている。

 一方、知事選の実施に伴い、県議選佐久市・北佐久郡区(欠員1)と安曇野市区(同)、下伊那郡区(同)の補欠選挙は7月30日告示、8月8日投開票の日程で行う。県会では長野市区の高島陽子氏(41)が参院選県区(改選定数2)に民主党から立候補を表明しており、5月上旬にも県議を辞職する方針。辞職すれば長野市区は欠員1となり、今回日程が決まった3選挙区とともに補選が実施される。

1312チバQ:2010/04/21(水) 12:18:43
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20100421/CK2010042102000011.html
元副知事・阿部氏に出馬要請へ 知事選で県政連絡協検討
2010年4月21日

 8月の知事選をめぐり、市民団体の「県政連絡協議会」(宮坂雄平会長)が、元副知事の阿部守一氏(49)=横浜市=への出馬要請を検討していることが分かった。長野市内で27日に開く拡大役員会で要請を正式決定する見通し。

 阿部氏は本紙の取材に「長野県が良い県になってほしいという強い思いはある」と意欲をにじませる一方、「そういう話(出馬要請)は直接聞いていない」と述べた。

 阿部氏は2001年1月、総務省から県企画局長に就き、同年10月、田中康夫前知事が副知事に選任した。04年7月に副知事を退任し、同省退職後は横浜市副市長などを務め、今年3月下旬まで政府の行政刷新会議事務局次長を務めた。

 協議会幹部は「田中前知事の元で、悪いところも良いところも見てきた。県民目線の県政運営ができる人」と説明した。

 同協議会は、会社社長や医師、弁護士ら約80人で構成。06年の前回知事選は村井仁知事を推したが、側近だった県参事の自殺問題などに「説明責任が果たされていない」(幹部)として今回は支持しないという。

 知事選では、県信濃美術館長などを務める松本猛氏(58)=安曇野市=が複数から出馬の打診を受けている。現職の村井知事は16日の会見で「適切なタイミングを選んで申し上げたい」として態度を明らかにしていない。

 (大平樹)

◆知事選8月8日投票
 県選管は20日の定例会で、知事選(8月31日任期満了)の日程を7月22日告示、8月8日投開票とすることを決めた。ただ、国会の会期延長などで参院選が8月にずれ込む場合には、参院選と知事選の「同日選」を視野に日程を変更する可能性もある。

 公選法では、知事選は任期満了日の30日前までに行うと規定。8月の日曜日の1、8、15、22、29日が投票日候補だが、委員から「お盆を避けた方が良い」との意見があり、8日を選んだ。

 一方、参院選は「7月11日投開票」が有力。しかし、国会が会期末の6月16日からずれ込んだ場合は、知事選と同日選になることも考えられる状況だ。

 知事選に合わせ、県議の補欠選も7月30日告示、8月8日投開票の日程で行うことも決定。実施されるのは「下伊那」「佐久市・北佐久郡」「安曇野市」の3選挙区(被選挙数はいずれも1)で、参院選長野選挙区に出馬を表明した高島陽子県議が5月上旬にも辞職する見込みのため、欠員1となる長野市選挙区でも行われる見通しだ。

 (小柳津心介)

1313チバQ:2010/04/22(木) 21:53:52
http://www.asahi.com/politics/update/0422/TKY201004220369.html
いわさきちひろさんの長男・松本猛氏、長野知事選出馬へ2010年4月22日18時59分

 7月22日告示、8月8日投開票の長野県知事選で、安曇野ちひろ美術館(長野県松川村)の館長で絵本研究家の松本猛氏(59)が22日、長野市内で報道各社に対し「チャンスをいただけることはありがたい。僕の語ったことが県政に何らかの影響を与えられると期待している」と述べ、立候補の意向を明らかにした。松本氏は東京都出身で、絵本画家の故いわさきちひろさんと、元共産党衆院議員松本善明さんの長男。

 現職の村井仁知事(73)は現段階で、態度を明らかにしていない。

1314チバQ:2010/04/23(金) 22:35:07
http://www.shinmai.co.jp/news/20100423/KT100422ATI090017000022.htm
白鳥氏リード、野口氏追い上げ 伊那市長選終盤情勢
4月23日(金)


 無所属新人2氏が争う伊那市長選は、25日の投開票まであと2日に迫った。信濃毎日新聞社が期日前投票を済ませた有権者を対象に実施した出口調査や取材を総合すると、前副市長の白鳥孝氏(54)=西箕輪中条=が告示前からのリードを保ち、信大名誉教授の野口俊邦氏(67)=西町=が追い上げを図る展開となっている。新人同士の戦いで態度を決めかねている有権者もおり、両陣営とも終盤の追い込みに全力を挙げる。

 白鳥氏は、自民党衆院5区支部長の宮下一郎氏の支援を受け、同党支持層をほぼ固めたほか、自主投票の公明党支持層も取り込む。無党派層にも浸透を見せている。告示後は街頭演説で行財政改革などの実績を強調。引退する小坂樫男市長の応援も受け、市全域に設けた後援会組織の引き締めを図っている。

 野口氏は、支援組織に加わる共産党支持層で白鳥氏を上回っているほか、民主党支持層でも白鳥氏と並ぶ支持を得ている。ただ、無党派層には食い込み切れていない。遊説や街頭演説では、市政への住民参加推進などを主張。現市政への批判票掘り起こしを狙い、ビラの配布や電話作戦で支持上積みを目指す。

 3市町村合併に伴う2006年の前回選は無投票で、市議選のみが投票となった。今回は市長選と市議選がともに選挙戦となり、投票率は前回市議選の69・42%を上回るとの見方が多い。

 期日前投票者数は22日までの4日間で計3850人。前回市議選の同期間の約1・5倍となっている。


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