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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1268チバQ:2010/03/27(土) 09:38:24
http://mainichi.jp/area/mie/news/20100326ddlk24010320000c.html
課題の深層:’10名張市長選を前に/下 皇学館跡地問題 /三重
 ◇撤退で揺れる福祉現場 学生パワー確保難しく
 「このままだと廃業する」

 名張市上本町の「よってだーこ4号店」代表で、皇学館大学名張学舎の社会福祉学部3年、増亦覚さん(21)は、学舎が撤退する来年3月に同店は閉店せざるを得ないと話す。

 よってだーこは、名張地区まちづくり推進協議会が管理し、ボランティアらが運営する住民交流施設で、旧町に9店ある。4号店では同学部生計11人が、週2、3回喫茶店を営業。昨年は地域住民、観光客など計約200人が立ち寄った。今年2月からは毎月「マージャン大会」もしている。

 同じく同学部生が運営する5号店(榊町)では、地域の知的障害児らを対象に年7、8回活動してきた。6月には七夕飾りを、10、11月の「隠(なばり)街道市」では、みたらし団子をつくった。撤退を前に、参加学生は前年度から半減したが、同店総括の2年、西村千明さん(20)は「他の活動もあり両立が難しい。でも保護者も楽しみにしてくれているので、やめるわけにはいかない」という。

 市内の複合福祉施設「はなの里・第2はなの里」でも、これまで同大卒業生4人を採用、学生アルバイトも雇ってきた。4号店では第2はなの里に、喫茶店の出張もしている。福本房生・はなの里施設長(67)は「学生は思いが強く、一生懸命やってくれている」と撤退を残念がる。

 小学校にも撤退は影響する。比奈知小の学童クラブ「ともがき」は、05年の設立当初から同学部生を毎年、バイト採用してきた。卒業などで辞める場合も、後輩を紹介するなどして安定して採用できた。共働きの家庭が増え、学童希望者は増えるばかり。西野道子指導員(59)は「学生は体力も理解もあって、子どもたちと思い切り遊んでくれる。撤退後はどう人を確保しようか困っている」と話す。

 同学舎では現在550人が学んでおり、卒業生は来年3月に計2232人になる見込み。多額の税金を投入した同学舎の跡地に、亀井利克市長は近畿大学工業高等専門学校(熊野市)の誘致を進めており、「産官民学の連携による地域活性化が期待できる」と力説。辻安治氏は「近大高専がふさわしいか、最終的には住民の意見を聞いて決めたい」としている。

 4号店では、4月からは名張小に出向き、勉強を教えたりするボランティアを企画している。増亦さんは「最後の年、悔いのないようにしたい」と話す。少子高齢化が著しい同市で、地域活性化に貢献してきた皇学館なしに今後の福祉政策をどうするのか、考えていかねばならない。【宮地佳那子】

〔伊賀版〕


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