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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1246チバQ:2010/03/14(日) 17:42:12
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100312ddlk20010007000c.html
検証・第三の都市:’10上田市長選/中 中心市街地の活性化 /長野
 ◇大型施設「吉」とでるか 中小店誘客に課題
 かつて「上田に行く」という言葉があったという。30年ほど前、上田は盛り場を意味した。「うえだ原町一番街商店会」理事長、中村公彦さん(50)によると、郊外に住む市民でさえ、中心市街地へ出かける時はそう言うほど「ハレの場」だった。市街地で紳士服店を営む中村さんは懐かしさも込めて振り返る。「映画を見たり、買い物や食事をする人たちで街はにぎわっていた。それに比べて、今は人通りが激減したのを実感する」

 実際、市内15地点で平日の通行人の数は、89年度の5万3600人に対して、98年度は3万1300人と、大きく減少。08年度には2万2400人と半分以下になった。「市街地の周辺に、駐車場のある中・大型店ができたことが大きい」(市商工課)。中心市街地にある4商店街振興組合約250店舗のうち、今年1月時点で1割の28店が空き店舗だ。上田駅前の百貨店型店舗「リヴィン上田店」(74年開業)も、昨年3月末で閉店した。

 周辺部の量販店に押される中心市街地の活性化に向けて、市が目玉の一つに据えるのが、「交流・文化施設」(仮称)の建設計画だ。同市天神の日本たばこ産業(JT)工場跡地に、1700席を有する大ホールや美術館、公園などの複合施設をつくる計画で、建物の延べ床面積は約1万7000平方メートル。14年度のオープンを目指しており、市は「地域の魅力と活力を生むシンボルに」と強調する。

 総事業費は約135億円。国の合併特例債111億円やまちづくり交付金などを主な財源にし、市の負担見込み額は43億円とされる。

 10会場で行われた市民向けの説明会では、文化振興や活性化の面で計画に期待する声が上がる一方、市の財政負担や施設の規模に対する疑問、さらに「旧上田市エリアだけで合併特例債が111億円も使用されるのは納得できない」と、旧町村の住民らから反発も出た。

 同じJT工場跡地には来春、民間の大型商業施設「アリオ上田」(仮称)がオープンする予定だ。交流・文化施設とともに地域の新たな核として、長野や軽井沢、佐久などに流れていた客を引き寄せる効果が期待される。

 しかし大型施設だけに客が集中してしまっては、市街地の活性化などおぼつかないのも事実。「商店街は専門店の集まりで、客と密接な関係も築ける。大型店にない中小店の魅力向上が不可欠」と中村さんは言う。消費者のニーズに合った商品開発やインフラ整備も必要だ。にぎわいを取り戻す知恵が問われている。【光田宗義】


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