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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1281チバQ:2010/03/31(水) 21:24:02
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000141003290002
【攻防 知事との距離】


理想掲げ民間混乱
2010年03月27日


JR沼津駅高架事業をめぐる推進、反対両派の市民が知事を挟んで訴えた=1月23日、沼津市原の松蔭寺

 浜松市天竜区で2月に開かれた知事広聴会。「高い建物を建てる必要はない。家と庭が一体となったここはドリームランドになる」。川勝平太知事が熱っぽく語る中山間地の将来性に、180人の地元住民は聴き入った。


 観光と農林政策に力を入れる川勝知事は、広聴会のために高齢化や過疎化が進む地域に足を運ぶことが多い。知事と直接言葉を交わした地元自治会連合会長の和田節男さん(70)は「知事は神的な存在だったが、こうして対談できるのはすばらしい」と、知事の「理想郷づくり」を手放しで称賛した。


 一方、その理想に振り回される人たちがいる。県が打ち出したJR沼津駅北側のコンベンション施設建設計画。事業提案を担う「大和ハウス工業」の担当者は今年初め、県職員の言葉に耳を疑った。


 「知事がマンションは必要ないと言っている」


 同社は、県が求める会議場やホテルと一緒にマンション建設も提案し、昨年3月に採用された。ところが、知事が代わった途端、見直しを迫られた。東海地震の可能性から「マンション型の住まい方が反省される」。それが理由と説明された。


 「相談に応じていく」とする同社だが、これまでの準備作業は根本から見直さなくてはならず、来年度中に予定していた着工は1年ほどずれ込みそうだ。


    ■


 理想を掲げ、行動に移す。そんな知事の姿勢が人気を呼ぶ一方で、経済界からは理想と現実のズレを危ぶむ声が出始めている。


 沼津市内の名刹(めいさつ)松蔭寺で1月23日、川勝知事をはさんで、JR沼津駅高架事業をめぐる推進、反対両派の地元住民計20人が向かい合った。現役知事が直接地権者らの声に耳を傾けるのは、1988年に事業が提案されて以来初めてのことだった。


 長い住民対立の原因となったのは、高架化に伴って移転する貨物駅の土地収用問題。ところが、知事が突如掲げた「新貨物駅不要論」に従えば、障害は一気に減る。「すばらしい意見」(推進派)、「しがらみのない知事」(反対派)。知事を持ち上げる意見が両派から相次いだ。


 納得できないのが、貨物駅を使うJR貨物だ。


 JR貨物の国内貨物シェアは0・7%で、沼津駅の取扱量はJR貨物全体の300分の1にすぎないから不要。こんな知事の論法に、同社の小林正明社長は「沼津駅は東部地域500社の荷物を扱い、トラックでは運べない物もある。比率が低くても十分地域に貢献している」と反論。高架化を進める県の求めに応じて移転を決めた経緯を強調した。


 ある経済人は知事の姿勢に危機感を抱く。「学者さんで理念先行だ。言っちゃってからやろうというところもあり過去の経緯も無視する」


    ■


 この春、県内の企業トップらでつくる県経営者協会は、知事と定期の懇話会を立ち上げる。知事と直接的なパイプを持つ経済人がほとんどいないとされる中、業界の声をいつでも伝えられる関係を築くのがねらいだ。


 松浦康男会長(68)はくぎを刺す。「知事の話を聴くのではない。私たちの話を聴いてもらう場にする」


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