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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1280チバQ:2010/03/31(水) 21:23:30
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000141003260001
【攻防 知事との距離】


自民、割れて揺れて
2010年03月26日


自民党県議団の新年会に招かれ、あいさつする川勝平太知事=1月5日、静岡市内

 毎年恒例の自民党県議団新年会。1月5日夜、静岡市内のホテルに招かれた川勝平太知事(61)は、上機嫌であいさつのマイクを握った。


 「富士山の日の条例も皆様のおかげでできました。大変感謝しております」


 昨夏の知事選で、民主党の全面支援を受けた川勝知事は、自民党が推す坂本由紀子前参院議員と真っ向からぶつかった。県議会最大会派の自民党県議団が野党に転じた「政権交代」から半年足らず。この日の顔ぶれに、親知事路線をとる自民党県議団とたもとを分かった自民改革会議の議員の姿はなかった。


    ■


 新年会から約3週間後。県連元幹事長の中谷多加二県議(59)が地元浜松市天竜区で開いた後援会の集会で、川勝知事は熱弁をふるっていた。


 「天竜川を世界文化遺産にする運動を起こし、リニア新幹線が走ることが日本のためになる。中谷先生と一緒にプロジェクトを起こせる」


 昨年11月の会派分裂の際、当初は改革会議に加わる動きをみせていた中谷氏だが、結成当日に一転して数人の県議と自民党県議団に残った。「中山間地の振興に熱心な知事は地元で評判がいい。『反知事』と思われるのは困る」


 同じく後援会に知事を招いた中沢通訓県議(65)は、知事が新年度予算で、自民党がこだわる地域道路整備費と私学助成を前年度並みに維持したことに、「配慮」を感じ取った。来春に控える県議選は、民主系候補者が増え激戦が予想される。「親知事か反知事か、選挙の時にどちらが有利かは明らかだ」


    ■


 3月5日の県議会定例会。登壇した改革会議の大石哲司県議(70)は静岡空港をめぐる知事の対応を取り上げ、「知事の発言に違和感、危機感を感じている」と切り込んだ。会派設立の中心メンバーである大石氏は、空港部廃止や富士山の日条例でも知事に異論を唱えてきた。


 ただ、中谷氏らの残留により土壇場で少数派になった改革会議の存在感は薄れがちだ。「反知事ではなくあくまで是々非々」と主張する改革会議は、「知事の足を引っ張っていると思われては困る」(大石氏)と立ち位置に苦慮しているのも事実だ。知事との予算折衝では、同会議が「ふじのくにづくり全力投球を期待します」と書いたパネルを手渡す場面もあった。


 再質問に立った大石氏は「後世に残る空港を作るんだという知事の気持ちが伝わった。過去の経緯は今回で終わりにしたい」と述べたうえで、改革会議に対して知事が周囲で発言している「抵抗勢力」というレッテルを外すよう求めた。


 新しい正副議長や県連役員の選考を迎え、会派統一の提案も上がり始める中、知事とのスタンスの取り方は語られなくなった。昨年末の県連大会で、会派分裂を批判した矢岸克行・三島市支部長(62)は嘆く。


 「たとえ野党でも数の力をうまく使えば、知事から最大限の配慮を引き出せたはずなのに」


    ■


 間もなく川勝知事のもとでの新年度が始まる。就任以来約9カ月間、それぞれの思惑と共に知事との距離を巡る様々な「攻防」を繰り広げてきた人々がいた。


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