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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1283チバQ:2010/03/31(水) 21:25:00
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000141003290004
【攻防 知事との距離】


きしむ県職員・議員
2010年03月29日


就任して間もない川勝知事(左)のあいさつを受ける平成21の幹部たち=2009年7月16日、県庁

 5日、県職員を名乗る匿名の投書が自民党県議団の吉川雄二県議(58)のもとに届いた。「知事は職員の能力を低位に見ている。職員が知事に振り回されてあちこちでつぶれています」


 前日の県議会。吉川氏は知事肝いりの「富士山の日」の休日化に教育現場が戸惑っていることを指摘していた。「真に議論を尽くしたか。チーム川勝はピッチャーからキャッチャー、監督まで本人がやっている」


 川勝知事に率いられ、同時に支える県職員は約4万人。ぎくしゃくした関係はなかなか解消されない。


 川勝知事は昨年7月の就任直後、石川嘉延前知事が日本航空と結んだ福岡便搭乗率保証の見直し問題に直面した。日航撤退阻止こそが最重要と考えた幹部職員は、航空機の小型化や減便を知事に進言していた。だが、知事自身の意向はうかがい知れなかった。


 同年8月末に実現した西松遥社長(当時)とのトップ会談。2人きりの話し合いで、西松氏は小型化で県の支払額を抑える案を示してきた。ところが、知事は「倫理的におかしい」と応じず、抜本的な見直しにこだわった。経営再建にあえぐ日航が静岡空港撤退を決めたのは、それから間もなくのことだ。


 空港政策は「迷走」を続けた。2月に踏み切った日航福岡便の緊急支援策は、全日空などから「不公平だ」と集中砲火を浴び、他社にも広げると、今度は販売時期を逸した場当たり的対応だと、旅行会社にまで反発が広がった。


 記者会見で対応を問われた知事は「企画部の仕事。ちょっと萎縮(いしゅく)しているようですね」と、ひとごとのような口ぶりで答えた。県と協議を続けてきた航空会社の幹部は、県職員の変貌(へんぼう)ぶりを嘆く。「こちらが提言しても知事に聞かないと判断できないとか、知事のご意向だからという言葉をよく聞くようになった」


    ■


 知事選で、県議会最大勢力の自民党を向こうに回し、川勝知事を支援した民主党系会派平成21は、今年に入って自民分裂で最大会派にのぼりつめた。ところが、知事が就任直後に民主党県連幹部と重ねていた朝食会は、最近は「知事多忙」などを理由に開かれなくなった。


 沼津市選出で同会派の植松明義県議(55)は、地元の鉄道高架化事業を「市民の悲願」と訴えてきた。ところが、大きく議論の方向性を変えた「貨物駅不要論」について、知事から同会派に事前の相談はなかった。推進派の市民からは「もっと存在感を示してくれ」とはっぱをかけられるが、「知事は事業自体は推進するとも言っている」と答えるばかりだ。


    ■


 この4月、知事の特命事項を担う「知事戦略室」が発足する。川勝知事はこれまでの施策展開を「唐突と思われる誤解があった」としたうえで、「戦略室に来れば川勝が何を考えているかすぐわかる」と強調する。


 だが、県幹部の表情はさえない。「戦略室という前に、知事に苦言を言える職員や議員がいないことが問題だ」=おわり
(この連載は阪田隼人、後藤遼太、山田知英が担当しました)


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