したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1259チバQ:2010/03/20(土) 14:25:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20100319-OYT8T01189.htm
財政、不況・・・揺れる上田
市長・市議選あす告示
 上田市長選と上田市議選は21日に告示される。2006年3月に旧上田市、真田町、丸子町、武石村の4市町村が合併して生まれた16万都市・上田市。県内3番目の市が抱える課題を探った。(天沢正裕)

■交流・文化施設

「市の財政は必ずしも良くない。身の丈にあった大きさにしては」「県や北信越レベルの会議や集会ができる大きさが望ましい」――。9会場で計10回開かれた「交流・文化施設」の計画説明会では、市民から賛否それぞれの意見が出た。

 市は、2014年度の開館を目指している。「一流の公演を呼ぶには必要」(市交流・文化施設建設準備室)という1700席程度の大ホールに、市民ギャラリーも備えた美術館、文化講座や式典に使える多目的ホールなどが計画に盛り込まれている。

 計画地の日本たばこ産業上田工場跡地(上田市天神)は、JR上田駅西の千曲川沿いにあり、約20万平方メートルの敷地には、大型ショッピングセンター「アリオ上田」(仮称)や上田警察署新庁舎、住宅地の建設も予定されている。

 総事業費は135億円。市は、合併特例債やまちづくり交付金を利用することで、最終的な負担を43億円に抑えられると説明する。だが、試算では、施設の運営で年間3億1400万円の“赤字”が生じる。市債残高は、ピーク(03年度)より135億円減ったものの、687億円(08年度)あり、新たな負担を懸念する声も少なくない。「交流・文化施設整備について考える会」の倉石貞子代表(82)は「施設は必要だが、建設費や維持費を抑えて、教育や福祉にまわすべきだ」と訴える。

■地域医療

 上小地域の医療の中核、国立病院機構長野病院(上田市緑が丘)では以前、常勤医約50人の態勢を維持していた。だが、04年度の新医師臨床研修制度導入に伴い、大学病院が全国的に医師を引き揚げた頃から、同病院の医師も減り始め、今では36人。08年8月からは、お産の取り扱いを休止している。産科の人材を確保するため、上田地域広域連合と市は、長野病院に勤める産婦人科医への研究資金貸与や住宅手当支給、市産院に勤める助産師への研究資金貸与などの制度を設け、これまでに医師と助産師が1人ずつ制度を利用している。

 3月5日には、長野病院と信州大病院、上小地域の自治体が、医療研究や教育に関する協定を結んだ。長野病院は今年秋、院内に「地域医療教育センター」を設置し、信州大から派遣される指導医や後期研修医が診療の傍ら、研究にも従事できるようにする予定だ。同病院の野村俊正事務局長(55)は「ようやく自治体と医療機関が足並みをそろえて、第一歩を踏み出した」と話す。

■雇用

 製造業の多い上田市にとって、08年秋以降の世界同時不況の影響は大きかった。上田公共職業安定所(上田市天神)には今も、開所前から列ができる。今月上旬、同職安に来ていた市内の男性(47)の場合、昨年1月に勤め先の機械部品会社が倒産。その後は、工場でパートの仕事をしているが、契約が切れるたびに職安に足を運ぶ。「厳しい状況は一向に変わる気配がない」と表情はさえない。

 市は今年度、公園清掃などの非常勤職員を延べ175人採用した。昨年8月からは、離職者を雇用した企業に1人あたり30万円補助しており、106社で181人が新たに採用された。

 だが、上田職安管内の今年1月の有効求人倍率は0・33倍で県内で最低。08年秋以降、全国平均や県内平均を下回ったままだ。長引く不況への対応が、さらに求められている。

(2010年3月20日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板