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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1282チバQ:2010/03/31(水) 21:24:32
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000141003290003
【攻防 知事との距離】


首長の思惑、空転
2010年03月28日


こども入院費助成について、川勝知事(左)に各市町同等の助成を求める小嶋・静岡市長(中央)と鈴木・浜松市長=1月22日、県庁

 突然の方針転換に、静岡市は「政権交代」が起きた現実を思い知らされた。今年初め、川勝平太知事は老朽化した県営草薙体育館(静岡市駿河区)を隣地へ建て替える意向を表明した。


 静岡市は2008年、JR東静岡駅北側の市有地に同体育館の代替施設として多目的アリーナの誘致を表明。要望書を受け取った石川嘉延前知事の反応に「手応え」を感じると、必要な条例改正も一気に進めていた。


 「事前に我々に話がなく、はなはだ遺憾だ」。アリーナ構想の転換を突きつけられた小嶋善吉市長(62)は2月下旬、地元選出の牧野聖修・民主党衆院議員(64)をパイプ役に伴い知事との会談に臨んだ。新たに建設費の一部を市が負担する「譲歩案」を持ちかけ、再考を迫った。だが、知事は首を縦に振らなかった。


 そもそもアリーナ構想は、静岡市が旧清水市との合併に伴って市の新庁舎を東静岡に移転するという計画が行き詰まった末に浮上した。知事はそうした「過去の経緯」を、「アリーナ構想には、明確なグランドデザインが感じられない」とばっさり。代わりに、同じ場所に大学や研究機関を集中させる「大学街」構想を描いてみせた。


    ■


 独自の理念を掲げて政策を推し進める川勝知事だが、市町との連携不足も露呈している。


 知事のマニフェストに沿って新年度から始める子ども入院費の市町助成。市町からは、中学生までの助成拡大に賛同する一方で、件数が圧倒的に多い通院費が対象から外れたことや所得制限を設けたために市町の業務が煩雑になることへの不満が根強い。


 厳しい財政事情のなか、対象拡大は市町の負担も伴うのに、県から方針が説明されたのは予算編成作業が進んでいた昨年12月下旬。すでに独自に小学2年までの助成拡大を決めていた熱海市は、さらなる負担増は厳しいとして県の方針には乗れないと判断した。結果的に市町間で格差が生じることになった。


 県市長会会長の小嶋市長は「市町の負担が伴う施策だ。事前にもっと話し合いの場を持たないといけない」と苦言を呈する。


    ■


 一方で、川勝知事のスタイルを好意的に受け止める首長もいる。県はこども入院費助成にあたって、当初は政令指定都市の静岡、浜松両市を助成対象から外していた。ところが、両市長が「市民は、他の市の市民同様、同じ県民税を払っている」と見直しを求めると、知事は、すぐに6分の1の補助率をつける譲歩を見せた。理由は、「子ども第一主義」を掲げ、乳幼児や児童に手厚い施策を実践する鈴木康友・浜松市長(52)らの姿勢に基づく主張に賛同したからだという。


 以前から知事と親交のある鈴木市長は言う。「これまでは、すべて県の指示の下だった。今は、やりとりができる。納得さえしてもらえれば対応は早い」


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